JPH1139024A - 設備診断結果解析装置及び設備診断結果解析プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

設備診断結果解析装置及び設備診断結果解析プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH1139024A
JPH1139024A JP21258197A JP21258197A JPH1139024A JP H1139024 A JPH1139024 A JP H1139024A JP 21258197 A JP21258197 A JP 21258197A JP 21258197 A JP21258197 A JP 21258197A JP H1139024 A JPH1139024 A JP H1139024A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いずれのトラップを正常または異常と判定す
るのかを設定する。 【解決手段】 表示画面上に表示された各診断結果のう
ち、異常と見なしたい判定結果のチェック欄41、4
1、・・・に、チェックマークを入力する。また、休止
状態にあるトラップや未点検のトラップについても、こ
れらを異常トラップの中に含みたい場合には、それぞれ
に対応するチェック欄42、42に、チェックマークを
入力する。これによって、上記各チェックマークが入力
されたトラップのみが、不良トラップとして取り扱われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば蒸気プラン
トの配管系に設けられているスチームトラップ等のよう
な各種設備を診断して得た診断結果を解析する設備診断
結果解析装置に関し、特に、上記解析をコンピュータに
よって実現する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記スチームトラップは、蒸気プラント
の配管系に発生する復水や凝縮水(ドレイン)を、蒸気
を逃すことなく、自動的に排出させる自力弁である。こ
のようなトラップは、通常、一つのプラントに対して複
数台設置されるが、もし、このトラップに、例えば蒸気
漏れや弁が作動しない等の異常が生じると、プラントの
稼動効率が低下するだけでなく、場合によってはプラン
ト全体に異常を来すということも十分に起こり得る。従
って、このような不具合を未然に防ぐために、各トラッ
プが正常に動作しているかどうかを定期的に診断すると
共に、その診断結果を集計及び解析することによって、
プラント全体から見た各トラップの保全管理に努める必
要がある。
【0003】そこで、上記トラップを診断するトラップ
診断装置、及びこの診断装置による各トラップの診断結
果を集計及び解析する解析装置として、従来、例えば図
4に示すようなものがある。同図において、1が、図示
しないトラップを診断するのに使用する携帯型の診断装
置で、2が、解析装置、3は、これら各装置1及び3間
を互いに接続するための専用ケーブルである。なお、ケ
ーブル3は、診断装置1による各トラップの診断結果
を、解析装置2側に転送する際に使用するものであっ
て、診断装置1によって各トラップを診断する際には、
診断装置1は、このケーブル3(解析装置2)から取り
外して使用される。
【0004】この図4の各構成要素のうち、診断装置1
は、トラップに蒸気漏れが生じたとき、これに伴ってト
ラップ(筐体)自体に超音波振動が発生すること、そし
て、その振動の大きさ、即ち振動レベルと、そのときの
トラップ自体の表面温度(詳しくは、この表面温度から
トラップ内の飽和水蒸気温度を推定し、更にこの飽和水
蒸気温度を飽和水蒸気圧力に換算して得たトラップ内の
蒸気圧力)とが、蒸気漏洩量に相関することを利用し
て、上記振動レベルと表面温度とから、トラップに蒸気
漏れが生じているか否か、また、蒸気漏れが生じている
場合にはその漏れの程度はどれくらいかを、自動的に判
定するものである。
【0005】これを実現するために、この診断装置1
は、上記振動レベルと表面温度とを検出するためのプロ
ーブ11と、このプローブ11から出力される検出信号
を処理して上記蒸気漏れの有無及び漏れの程度を自動的
に判定する装置本体12と、これら両者を互いに接続す
るケーブル11aとで構成されている。
【0006】このうち、プローブ11は、その先端に、
上記振動(レベル)を検出するための図示しない振動検
出器と、上記表面温度を検出するための図示しない温度
検出器とを内蔵している。これら各検出器は、診断対象
であるトラップの筐体表面にプローブ11の先端を押し
当てることによって、上記振動レベルと表面温度とをそ
れぞれ検出し、これらに応じた検出信号を出力する。そ
して、この検出信号は、ケーブル11aを介して、装置
本体12に供給される。
【0007】装置本体12は、上記検出信号を増幅器1
3で増幅した後、これをA/D変換器14でディジタル
化して得た所謂トラップの診断データが入力されるCP
U15を有している。このCPU15は、入力された診
断データに含まれる上記振動レベルと表面温度との情報
を、例えばROMやRAM構成の記憶部16内に予め記
憶されている蒸気漏洩量との相関関係に基づく相関デー
タに従って処理する。これによって、上記診断対象であ
るトラップに蒸気漏れが生じているか否か、また蒸気漏
れが生じている場合にはその漏れの程度はどれくらいか
を判定し、その判定結果を、例えば液晶パネル構成の表
示部17に表示すると共に、一旦、記憶部16内に記憶
(保存)する。
【0008】ところで、上記CPU15による判定結果
としては、例えば次のようなものがある。即ち、トラッ
プの蒸気漏れがひどく、殆ど蒸気が噴きっ放しの状態に
ある場合には、CPU15は、「フキッパナシ(Blowin
g) 」という判定結果を下す。そして、この「フキッパ
ナシ」の状態に比べて蒸気漏れの程度は小さいものの、
それでもトラップから蒸気が漏れているという場合に
は、その漏れの程度に応じて、それぞれ「モレダイ(Lea
k/Large)」、「モレチュウ(Leak/Midium) 」及び「モレ
ショウ(Leak/Small)」という判定結果を下す。また、ト
ラップが殆ど作動していないような場合には、「フンヅ
マリ(Blocked) 」という判定結果を下す。更に、トラッ
プから正常にドレインが排出されない等により、トラッ
プ内にドレインが溜まり過ぎて、トラップ自体の温度が
異常に低下している場合には、「イジョウテイオン(Low
Temperature) 」という判定結果を下す。また、温度調
節式トラップにおいて、その温度が予め設定した温度か
ら外れている場合には、「オンドフリョウ(Fail Adjus
t) 」という判定結果を下す。そして、上記各判定結果
のいずれにも当てはまらず、特にトラップに異常を見出
さない場合に、「セイジョウ(Good)」という判定結果を
下す。
【0009】なお、トラップの診断作業に或る程度の経
験を有する作業者であれば、トラップに蒸気漏れが生じ
ているときに、その原因がどこにあるのか、例えばトラ
ップ本体や蓋から漏れているのか、或いはトラップ内の
パッキン(ガスケット)から漏れているのかを、経験に
より判断することができる。そこで、この診断装置1に
おいては、上記各判定結果以外に、蒸気がトラップの本
体または蓋から漏れていることを表わす「ホンタイモレ
(Leak Body) 」という判定結果と、蒸気がトラップ内の
パッキンから漏れていることを表わす「パッキンモレ(L
eak Gasket) 」という判定結果とを、例えば複数の押し
ボタン(キー)構成の操作部18から手動により入力で
きるよう構成されている。また、この操作部18から
は、未だ診断を行なっていないトラップについて、「ミ
テンケン(Not Checked) 」というメッセージを、そし
て、現在休止状態にあるトラップについて、「キュウシ
(Not in Service)」というメッセージを、それぞれ上記
各判定結果に代えて手動入力することもできる。
【0010】そして、CPU15は、上記各メッセージ
を含む各判定結果を記憶部16に保存する際には、これ
ら各判定結果(Results) と共に、例えば図5に示すよう
に、各トラップの管理番号(Trap)と型式名(Model) 、及
び各トラップを診断した日付(Inspected Date)を保存す
る。
【0011】上記のように、診断装置1による各トラッ
プの診断が終了した後、この診断装置1を、上述した図
4に示すように、ケーブル3を介して、解析装置2と接
続する。そして、診断装置1による各トラップの診断結
果、即ち上記記憶部16に保存したデータを、入出力イ
ンターフェース(以下、I/Oと言う。)回路19及び
ケーブル3を介して、解析装置2側に転送する。
【0012】一方、解析装置2は、図4に示すように、
CPU(中央演算処理装置)21と、このCPU21に
接続された操作部22、表示部23、記憶部24及びI
/O回路25とから成るもので、ハードウェア的には、
例えばパーソナルコンピュータにより構成されている。
なお、記憶部24内には、プラントに設けられている各
トラップの詳細なデータ、例えば各トラップの管理番号
や型式名、製造会社、用途、蒸気圧力、設置日等の様々
なデータが予め記憶されている。また、この記憶部24
内には、上記診断装置1から送られてくるデータを集計
及び解析するための解析プログラムも記憶されている。
【0013】即ち、この解析装置2によれば、上記診断
装置1から送られてくるデータは、I/O回路25を介
して、CPU21に入力される。CPU21は、この入
力されたデータを、記憶部24内に記憶された解析プロ
グラムに従って集計及び解析する。なお、この解析プロ
グラムによれば、CPU21は、記憶部24内に記憶さ
れている上記各トラップの詳細データを参照しながら上
記集計及び解析を行うことによって、例えばトラップの
不良率や、不良トラップからの蒸気漏れによる損失等を
導出する。そして、CPU21は、これらの各集計及び
解析結果を、表示部23に表示したり、或いは記憶部2
4に記憶したり、更には図示しないプリンタ等の周辺機
器に出力したりする。
【0014】従って、この解析装置2による集計及び解
析結果から、プラント全体から見た各トラップの稼動状
況を把握することができるので、例えば修理や交換を必
要とするであろうトラップを予測する等、 各トラップを
保全管理する上で、的確な対策を講じることができる。
【0015】ところで、この従来の解析装置2(解析プ
ログラム)においては、上記診断装置1から送られてく
るデータに含まれる各トラップの診断結果(判定結果)
のうち、上述した「ミテンケン」及び「キュウシ」を除
いて、「セイジョウ」と判定されたトラップのみを正常
なトラップと見なしている。そして、これ以外のトラッ
プ、即ち「フキッパナシ」、「モレダイ」、「モレチュ
ウ」、「モレショウ」、「フンヅマリ」、「イジョウテ
イオン」、「オンドフリョウ」、「ホンタイモレ」及び
「パッキンモレ」と判定されたトラップについては、全
て不良(異常)トラップと見なして、上記集計及び解析
を行なうようプログラムされている。従って、この従来
の解析装置2によれば、上記診断装置1によって診断さ
れた各トラップは、それぞれ自動的に、次の表1に基づ
いて、良否判定(正常及び異常(不良)のどちらか一方
に分類)される。
【0016】
【表1】
【0017】即ち、上記良否判定によれば、不良と判定
されたトラップの中には、例えば「フキッパナシ」や
「モレダイ」等と判定されたトラップのように、蒸気漏
れの程度が大きいトラップもあれば、例えば「モレチュ
ウ」や「モレショウ」等と判定されたトラップのよう
に、僅かな蒸気漏れによって不良と判定されたトラップ
も含まれることになる。
【0018】しかし、いずれの状況にあるトラップを不
良と見なすのか、或いはいずれのトラップを修理や交換
の対象とするのかは、プラントを運営する者によって、
それぞれ異なることがある。例えば、トラップに蒸気漏
れが生じていたとしても、その蒸気漏れによってプラン
ト全体の稼動効率は低下するものの、この蒸気漏れが、
プラントによって生産される生産物に対して、何らかの
影響を及ぼすことは殆どない。従って、プラントの運営
者によっては、上記「モレチュウ」や「モレショウ」等
のように漏れの程度が比較的に少ないトラップについて
は、これらを不良と判定したり、或いは修理や交換の対
象としたくない場合がある。よって、いずれのトラップ
を不良と見なすのか、或いは修理や交換の対象とするの
かについては、本来、基本的には、プラントの運営者側
の運営方針に基づいて定めるのが望ましい。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】即ち、本発明が解決し
ようとする問題点は、上記従来技術によれば、各トラッ
プの良否判定が、表1に従って、自動的に成されるた
め、プラントの運営者によっては、それぞれの運営方針
に沿ったトラップの保全管理を実現できないことがある
という点である。
【0020】そこで、本発明は、プラントの運営者側に
おいて、トラップの良否判定基準を独自に定めることに
よって、それぞれの運営方針に基づいくトラップの保全
管理を実現することのできる設備診断結果解析装置を提
供することを目的とする。また、この装置をコンピュー
タによって実現するための設備診断結果解析プログラム
を記録した記録媒体を提供することも、本発明の目的と
するところである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、設備
を構成する複数の機器をそれぞれ診断して得た診断結果
であって、予め定めた複数種類の診断結果を、それぞれ
少なくとも第1及び第2の判定種別を含む複数の判定種
別のいずれかに任意に分類する分類手段と、この分類手
段によって上記各判定種別にそれぞれ分類された結果を
集計及び解析する解析手段と、を具備するものである。
【0022】なお、ここで言う上記第1及び第2の判定
種別とは、例えば正常及び異常(不良)のことを言う。
【0023】即ち、本請求項1に記載の発明によれば、
上記各診断結果を、それぞれ正常及び異常のいずれに分
類するのかを、分類手段によって、任意に、例えば設備
を運営する者の運営方針に基づいて、定める。そして、
解析手段は、この分類手段によって分類された結果を、
集計及び解析する。
【0024】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の設備診断結果解析装置において、上記各診断結
果を、上記各機器として、配管設備に設けられた複数の
トラップを診断して得た結果とするものである。
【0025】なお、上記トラップとは、例えば蒸気プラ
ントの配管系に設けられるスチームトラップ、或いは圧
縮空気やガス等の配管系に設けられるエアトラップやガ
ストラップ等のことを言う。
【0026】請求項3に記載の発明は、設備を構成する
複数の機器を診断して得た診断結果を、コンピュータに
よって解析するための設備診断結果解析プログラムを記
録した記録媒体であって、上記各診断結果が予め複数種
類定めらており、これら各診断結果を、それぞれ少なく
とも第1及び第2の判定種別を含む複数の判定種別のい
ずれかに任意に分類させる分類手順と、この分類手順に
よって上記各判定種別にそれぞれ分類された結果を集計
及び解析させる解析手順と、をコンピュータに実行させ
る設備診断結果解析プログラムを記録したものである。
【0027】なお、上記記録媒体としては、例えばフレ
キシブル・ディスク(FD)や、ハードディスク、磁気
テープ、CD−ROM、光磁気(MO)ディスク、或い
はDVD(ディジタル・バーサタイル・ディスク)、更
には紙テープ等がある。また、ここで言う上記第1及び
第2の判定種別とは、例えば正常及び異常(不良)のこ
とを言う。
【0028】即ち、本請求項3に記載の発明によれば、
コンピュータは、分類手順に従って、上記各診断結果
を、それぞれ正常及び異常のいずれに分類するのかを、
任意に、例えば設備を運営する者の運営方針に基づい
て、決定する。そして、コンピュータは、この分類手順
に基づいて分類した結果を、解析手順に基づいて、集計
及び解析する。即ち、本請求項3に記載の発明の記録媒
体に記録された設備診断結果解析プログラムをコンピュ
ータに実行させることによって、上記請求項1に記載の
発明の設備診断結果解析装置と同様の作用を奏する。
【0029】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明の設備診断結果解析プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体において、上記各診断結
果を、上記各機器として、配管設備に設けられた複数の
トラップを診断して得た結果数のトラップを診断するも
のである。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明に係る設備診断結果解析装
置を、例えば上述したスチームトラップを診断して得た
結果を解析する装置に応用する場合の実施の形態につい
て、その一例を図1から図3を参照して説明する。な
お、本実施の形態の解析装置は、上述した図4に示す診
断装置1の診断結果を集計及び解析するものであって、
ハードウェア的には、上記図4における解析装置2と同
様に、例えばパーソナルコンピュータによって構成され
ており、記憶部24内に記憶されている解析プログラム
のみ異なる。従って、本実施の形態のハードウェア的な
構成については、上記図4をそのまま利用すると共に、
上記従来技術と同様な部分については、その詳細な説明
を省略する。ただし、本実施の形態においては、操作部
22は、例えばキーボード及びマウスにより構成されて
おり、表示部23は、例えばCRT(陰極線管)或いは
LCD(液晶表示装置)構成とされている。
【0031】即ち、本実施の形態の解析装置2において
は、CPU21は、上記解析プログラムに従って、次の
ように動作する。
【0032】CPU21は、まず、上記集計及び解析を
実行する前に、例えば図1に示すような画面を、表示部
23に表示する。この画面は、上述した診断装置による
各判定結果のうち、いずれを不良(異常)と見なすのか
を選択する画面である。なお、この画面上の左側上方に
表示されている矢印40は、カーソルであり、このカー
ソル40は、操作部22を構成するマウスの操作によ
り、この画面上を自由に移動できる。
【0033】同図に示すように、この画面上には、上述
した「フキッパナシ(Blowing) 」、「モレダイ(Leak/La
rge)」、「モレチュウ(Leak/Midium) 」、「モレショウ
(Leak/Small)」、「フンヅマリ(Blocked) 」、「イジョ
ウテイオン(Low Temperature) 」、「オンドフリョウ(F
ail Adjust) 」、「ホンタイモレ(Leak Body) 」及び
「パッキンモレ(Leak Gasket) 」と判定された各トラッ
プを、異常トラップ(Failed Traps Include)と見なす
か否かを設定するためのチェック欄41、41、・・・
が、各判定結果にそれぞれ対応して表示されている。ま
た、これら各判定結果以外にも、プラントの運営者側に
おいて任意に設定できる判定項目「CustomCod」も設け
られている。
【0034】ここで、例えば「フキッパナシ(Blowing)
」と判定されたトラップを不良と見なすよう設定する
場合には、同図に示すように、マウス操作により「フキ
ッパナシ(Blowing) 」に対応する(「Blowing 」という
表示の左横方に表示された)チェック欄41上にカーソ
ル40を移動させて、マウスの左ボタンを1回押下し、
即ちクリックする。これによって、このチェック欄41
に、「フキッパナシ(Blowing) 」と判定されたトラップ
を不良と見なすよう設定された旨を表わすチェックマー
クが入力される。
【0035】これと同様に、他にも不良と見なしたい判
定結果がある場合には、それに対応するチェック欄41
上にカーソル40を移動させて、マウスの左ボタンをク
リックすることによって、そのチェック欄41にチェッ
クマークを入力する。なお、同図は、「フキッパナシ(B
lowing) 」、「モレダイ(Leak/Large)」、「フンヅマリ
(Blocked) 」、「イジョウテイオン(Low Temperature)
」、「オンドフリョウ(Fail Adjust) 」、「ホンタイ
モレ(Leak Body) 」及び「パッキンモレ(Leak Gasket)
」と判定されたトラップを不良と見なすよう設定した
例を示す。
【0036】また、この画面には、上述した「ミテンケ
ン(Not Checked Traps) 」というトラップ、及び「キュ
ウシ(Not in Service Traps)」というトラップを、それ
ぞれ上記不良トラップと見なすか否かを設定するための
チェック欄42、42も設けられている。即ち、これら
「ミテンケン(Not Checked Traps) 」というトラップ、
及び「キュウシ(Not in Service Traps)」というトラッ
プを、不良トラップとして取り扱いたい場合には、上記
各チェック欄41、41、・・・と同様に、それぞれの
チェック欄42、42に、チェックマークを入力する。
なお、上記各チェック欄41、41、・・・及び42、
42に、一度入力したチェックマークを取り消す場合に
は、再度、そこにカーソル40を移動させて、マウスの
左ボタンをクリックすればよい。
【0037】上記のように、不良と見なしたい判定結果
を選択(希望のチェック欄41、41、・・・及び4
2、42へのチェックマークの入力)した後、次に、画
面右側上方に表示された「OK(了解)」ボタン43を
押下する(詳しくは、このボタン43上にカーソル40
を移動させて、マウスの左ボタンをクリックする)と、
これ以降、CPU21は、上記選択された判定結果のト
ラップのみを不良トラップとして取り扱う。即ち、上記
選択が成されていない(チェック欄41、41、・・・
及び42、42にチェックマークが入力されていない)
判定結果のトラップについては、これを全て正常なトラ
ップとして取り扱う。
【0038】従って、例えば上述した図4に示す診断装
置1による各トラップの診断結果を、上記図1の設定条
件に基づいて良否判定して、これを一覧(リスト)表示
すると、例えば図2に示すようになる。即ち、「オンド
フリョウ(Fail Adjust) 」と判定された管理番号「00
005」番のトラップと、「モレダイ(Leak/Large)」と
判定された管理番号「0007」番のトラップとについ
ては、不良(Failed)と見なされているが、「モレチュウ
(Leak/Midium) 」と判定された管理番号「00003」
番のトラップと、「モレショウ(Leak/Small)」と判定さ
れた管理番号「00009」番のトラップについては、
正常(Good)と見なされる。なお、同図において、「Appl
icatin」とあるのは、各トラップの用途を表わし、「$
Loss」というのは、蒸気漏れを生じているトラップによ
る損失額を表わしている。
【0039】なお、上記図1の画面表示において、画面
右側に表示されている「Default (標準設定)」ボタン
44を押下した場合、CPU21は、自動的に標準設定
とし、例えば「フキッパナシ(Blowing) 」、「モレダイ
(Leak/Large)」、「モレチュウ(Leak/Midium) 」、「モ
レショウ(Leak/Small)」、「フンヅマリ(Blocked) 」、
「イジョウテイオン(Low Temperature) 」、「オンドフ
リョウ(Fail Adjust)」、「ホンタイモレ(Leak Body)
」及び「パッキンモレ(Leak Gasket) 」の各チェック
欄41、41、・・・にチェックマークを入力する。こ
れによって、これら各判定結果は、全て不良と見なさ
れ、即ち上述した従来技術と同様の良否判定が行われ
る。
【0040】また、上記「Default 」ボタン44の下方
に表示されている「Cancel(取り消し)」ボタン45を
押下すると、CPU21は、この画面上で行った各判定
結果の選択処理を実行しないまま、この画面表示を終了
する。そして、この「Cancel」ボタン45の下方に表示
されている「Help(ヘルプ)」ボタン46を押下する
と、この図1の画面の表示内容を説明したヘルプ画面が
表示される。
【0041】以上、本実施の形態における解析プログラ
ムによって制御されるCPU21の動作を状態遷移図で
表わすと、例えば図3のようになる。即ち、上記解析プ
ログラムを実行すると、CPU21は、まず、アイドル
状態100に入る。このアイドル状態100において
は、CPU21は、上記解析プログラムの初期画面、例
えばこれからどのような集計及び解析を行うのかを選択
するメニュー選択画面を、表示部23に表示する。
【0042】このアイドル状態100において、操作部
22により上記図1の表示画面を表示部23に表示させ
る旨の命令を与えると、CPU21は、選択処理200
に遷移し、これによって、上記図1の画面を表示部23
に表示する。そして、この選択処理200において、上
述したようにマウス操作により希望の判定結果、即ち不
良と判定したい判定結果のチェック欄41、41、・・
・及び42、42にチェックマークを入力する。
【0043】そして、この図1の表示画面による各選択
が終了した後、「OK」ボタン43を押下すると、CP
U21は、更新処理210に遷移して、上記図1の表示
画面で成された設定内容を記憶して、アイドル状態10
0に戻る。
【0044】そして、このアイドル状態100におい
て、操作部22により、何らかの集計及び解析を開始す
る旨の命令を与えると、CPU21は、解析処理300
に遷移する。そして、CPU21は、この解析処理30
0において、上記図1の表示画面で成された(更新処理
210において記憶された)設定内容に基づいて各トラ
ップを良否判定した上で、例えば上述した図2に示す一
覧を表示部23に表示したり、或いはこの一覧に基づい
てトラップの不良率等を導出して、その導出結果を表や
グラフにより表示部23に表示したりする。なお、これ
ら各種集計及び解析が終了すると、CPU21は、解析
処理300を抜けて、アイドル状態100に戻る。
【0045】なお、CPU21が、上記選択処理200
にあるとき、上記「Default 」ボタン44を押下する
と、CPU21は、標準設定処理220に遷移して、上
述した標準設定を実行した後、選択処理200に戻る。
【0046】また、CPU21が、選択処理200にあ
るとき、上記「Cancel」ボタン45を押下すると、CP
U21は、この選択処理200から、直接アイドル状態
100に戻る。
【0047】そして、CPU21が、選択処理200に
あるとき、上記「Help」ボタン46を押下すると、CP
U21は、ヘルプ処理230に遷移して、上述したヘル
プ画面を表示する。なお、CPU21が、このヘルプ処
理230にあるとき、操作部22から、上記ヘルプ画面
を終了する旨の命令を与えれば、CPU21は、選択処
理200に戻る。
【0048】上記のように、本実施の形態によれば、各
トラップを診断して得た診断結果を、それぞれ正常及び
異常のいずれと見なすのかを、プラントを運用する者が
自由に設定できる。従って、各トラップの良否判定が勝
手に決められてしまうという上述した従来技術とは異な
り、運営者の運営方針に沿った各トラップの保全管理を
実現できる。
【0049】なお、本実施の形態においては、スチーム
トラップを診断した結果を解析する場合について説明し
たが、スチームトラップに限らず、エアトラップやガス
トラップ等の他のトラップを診断した結果を解析する場
合についても、本発明を応用できる。勿論、これらのト
ラップに限らず、例えばバルブや回転機等の他の機器を
診断する場合についても、本発明を適用できる。
【0050】また、本実施の形態と同様の作用及び効果
を奏するのであれば、上述した図3に示す状態遷移図以
外の制御手順によって、CPU21の動作を制御するよ
う、解析プログラムを設計してもよい。
【0051】そして、本実施の形態における解析装置2
の機能を、診断装置1側に設けてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明のうち請求項1に
記載の発明の設備診断結果解析装置によれば、各機器を
診断して得た各診断結果を、それぞれ正常及び異常のい
ずれに分類するのかを、任意に、例えば設備を運営する
者の運営方針に基づいて定めることができる。そして、
この任意に分類された結果が、集計及び解析される。従
って、各トラップの良否判定が勝手に決められてしまう
という上述した従来技術とは異なり、各機器を正常及び
異常のいずれと見なすのかを、設備の運営者自信が自由
に決めることができるので、運営者の運営方針に沿った
各機器の保全管理を実現できるという効果がある。
【0053】請求項2に記載の発明の設備診断結果解析
装置によれば、診断対象としてトラップを診断した結果
を解析する場合においても、上記請求項1に記載の発明
と同様の効果が得られる。
【0054】請求項3に記載の発明の設備診断結果解析
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体によれば、この記録媒体に記録された設備診断結果
解析プログラムをコンピュータに実行させることによっ
て、上記請求項1に記載の発明の設備診断結果解析装置
と同様の作用を奏する。よって、上記請求項1に記載の
発明と同様の効果が得られる。
【0055】請求項4に記載の発明の設備診断結果解析
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体によれば、診断対象としてトラップを診断した結果
を解析する場合においても、この記録媒体に記録された
設備診断結果解析プログラムをコンピュータに実行させ
ることによって、上記請求項3に記載の発明と同様の効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画面表示例を表
わす図である。
【図2】同実施の形態における集計及び解析結果の一例
を表わす図である。
【図3】同実施の形態におけるCPUの動作を概念的に
表わす状態遷移図である。
【図4】同実施の形態及び従来技術の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図5】同実施の形態及び従来技術における診断装置か
ら解析装置側に転送されるデータの内容を表わす概念図
である。
【符号の説明】
1 診断装置 2 診断結果解析装置(コンピュータ) 21 CPU(分類手段、解析手段) 22 操作部 23 表示部 24 記憶部 200 選択処理 300 解析処理

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設備を構成する複数の機器をそれぞれ診
    断して得た診断結果であって、予め定めた複数種類の診
    断結果を、それぞれ少なくとも第1及び第2の判定種別
    を含む複数の判定種別のいずれかに任意に分類する分類
    手段と、 この分類手段によって上記各判定種別にそれぞれ分類さ
    れた結果を集計及び解析する解析手段と、を具備する設
    備診断結果解析装置。
  2. 【請求項2】 上記各診断結果が、上記各機器として、
    配管設備に設けられた複数のトラップを診断して得た結
    果である請求項1に記載の設備診断結果解析装置。
  3. 【請求項3】 設備を構成する複数の機器をそれぞれ診
    断して得た診断結果であって、予め定めた複数種類の診
    断結果を、それぞれ少なくとも第1及び第2の判定種別
    を含む複数の判定種別のいずれかに任意に分類させる分
    類手順と、 この分類手順によって上記各判定種別にそれぞれ分類さ
    れた結果を集計及び解析させる解析手順と、をコンピュ
    ータに実行させる設備診断結果解析プログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  4. 【請求項4】 上記各診断結果が、上記各機器として、
    配管設備に設けられた複数のトラップを診断して得た結
    果である請求項3に記載の設備診断結果解析プログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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