JPH1140015A - 電気機器のインターロック装置 - Google Patents

電気機器のインターロック装置

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JPH1140015A
JPH1140015A JP19018297A JP19018297A JPH1140015A JP H1140015 A JPH1140015 A JP H1140015A JP 19018297 A JP19018297 A JP 19018297A JP 19018297 A JP19018297 A JP 19018297A JP H1140015 A JPH1140015 A JP H1140015A
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Minoru Kobayashi
稔 小林
Mitsuharu Okuno
満晴 奥野
Hideo Nojiri
秀夫 野尻
Kazumi Nakatani
一三 中谷
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より簡易な構造で二重投入防止を行なうこと
ができ、組付けに高い位置精度の要求されない電気機器
のインターロック装置を提供する。 【解決手段】 回転方向へ付勢され、一面にトリガピン
12が突設された歯車11と、これと同軸的に固設され
たカム13と、蓄勢状態にある歯車11の回転を止め、
また、放勢させる投入トリガ31と、カム13に駆動さ
れ、歯車11の放勢時に投入トリガ31の回転を阻止す
るカムレバー51と、これに応じてカムレバー51の回
転を阻止し、また、カムレバー51との係合を解除する
引外しトリガ32と、これに応じて接点65,65の投
入/引外しをする投入/引外しレバー61とを備えてい
る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遮断器等の電気機
器に用いられるインターロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、閉鎖配電盤内に収納された引出
機器には気中遮断器等の遮断器が備えられており、この
ような遮断器においては、過電流が閉路内を流れる等の
異常時に、速やかに異常回路のみを切り離して被害を最
小限にするとともに、引出機器の外側に設けられた投入
ボタン又は投入レバーを手動で操作することによっても
投入/引外しが行えるようになっている。
【0003】ところが、操作者が誤って投入状態におい
て、再び投入ボタン又は投入レバーを操作する、即ち二
重投入を行なうことにより、接点の投入/引外しが連続
して行われるために接点を破損する虞があり、この二重
投入を防止するインターロック装置が既に実用化されて
いる。
【0004】例えば、特開昭57−165928号公報
に開示されているインターロック装置は、図5の如き構
成であり、図5は、接点92の引外し状態を示してい
る。また、図6は、投入ボタン70を押すことにより接
点92が投入された投入状態を示し、図7は、図6の投
入状態からカム80を矢符方向(反時計方向)へ回転さ
せて引外し状態と同一回転位置に復帰させ、投入ボタン
70を押すことにより再び引外し状態にするための準備
段階である投入リセット状態を示す。
【0005】図5において、70は、その背面にボタン
保持板70aを垂直に設けられた板状の投入ボタンであ
り、ボタン保持板70aは、投入ボタン70の中心部か
らオフセットした位置で図示しない電気機器の側壁の内
部に回動自在に設けられた軸72に固定されている。ま
た、ボタン保持板70aの端部近傍には、軸72と平行
な軸74に回動自在に枢支された二重投入防止板73が
設けられている。
【0006】そして、操作者が、投入ボタン70を軸7
2周りに反時計方向へ回転すべく押すのに伴って、二重
投入防止板73が、その一端と側壁の一部との間に設け
られたコイルばねからなる復帰ばね75に引っ張られ
て、主リンク91に当接しながら時計方向へ回転する。
そして、投入ボタン70と同一の軸72を有する投入支
え76に設けられたピン77を二重投入防止板73が反
時計方向に押し、投入支え76とカム80の外周近傍に
軸支されたローラ84との係合を解除する。
【0007】この状態にてカム80は、同一のクランク
軸81に固定されたクランク82の凸部と前記側板の一
部との間に設けられたコイルばねからなる投入ばね83
に引っ張られて、反時計方向へ回転する。そして、引外
し機構100により引外し機構100の方向へ付勢さ
れ、カム80の外周に当接するローラ状の先端部を有す
る棒状の主リンク91をカム80の大径部が押し、主リ
ンク91の基端部に繋げられたリンク機構90が、主リ
ンク91の長手方向の動作に応じて接点92を投入し、
図6に示す如き投入状態にする。
【0008】投入後において、クランク軸81に設けら
れた図示しない外部駆動装置を動作させることにより、
収縮した投入ばね83の引張力に抗してクランク軸81
を更に時計方向に回転させ、カム80及びクランク82
を図5に示した周方向位置に戻す。このとき、カム80
は、その大径部にて押しつつ、再びローラ84及びピン
77の係合により回転を拘束され、図7に示す如き投入
リセット状態となる。
【0009】そして、操作者が、再び投入ボタン70を
軸72周りに反時計方向へ回転すべく押すのに伴って、
二重投入防止板73が時計方向へ回転し、そのピン77
との係合端をピン77のカム80側に入り込ませる。次
いで、操作者が、押している投入ボタン70を離すのに
伴って、投入ボタン70に設けられたコイルばねからな
る復帰ばね71が収縮し、投入ボタン70が時計方向へ
回転するとともに、二重投入防止板73がピン77を押
して投入支え76を反時計方向へ回転させ、ローラ84
及びピン77の係合を解除して、再び図5に示した如き
引外し状態となる。
【0010】図6に示した投入状態において、操作者が
誤って投入ボタン70を再び押した場合、二重投入防止
板73のピン77との係合部は、ピン77及びカム80
の間にあるため、投入ボタン70が反時計方向に回転す
るの伴って、二重投入防止板73は、ピン77を押すこ
となく、復帰ばね75によって時計方向へ回転する。こ
れにより、投入ボタン70が押された状態において、カ
ム80が外部駆動装置により反時計方向へ駆動されて
も、再びピン77がローラ84と係合してカム80の回
転を停止させるので、二重投入の防止となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上の如く、従来のイ
ンターロック装置における二重投入の防止は、投入ボタ
ン70を回転させるとともに、投入ボタン70に同体的
に設けられた二重投入防止板73を移動及び回転させる
ことにより行われるため、二重投入防止板73と、これ
に係合するピン77及びピン77を保持する投入支え7
6との位置関係に高い精度が要求され、また、組付時の
精密な位置調整が必須となっていた。
【0012】また、特に二重投入防止板73は、引外し
状態において主リンク5を正確な長手方向位置に押さえ
つける作用をなすため、主リンク5との位置精度には、
より高精度な取付けが要求される。
【0013】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、投入ボタン70を押すことにより、投入支え7
6を動作させる伝動経路の間に介在していた二重投入防
止板73を廃し、また、ピン77を保持している投入支
え76の軸72,二重投入防止板73を軸支している軸
74等の引外し状態,投入状態,又は投入リセット状態
によって変動する支点を廃し、二重投入防止板73が行
なう二重投入の防止と、主リンク5が行なう接点の開閉
とを兼用して、単一部材からなるカムレバーに行なわせ
ることにより、より簡易な構造で二重投入防止を行なう
ことができ、また、組付けに高い位置精度が要求されな
い電気機器のインターロック装置を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る電気機器
のインターロック装置は、所定の回転方向へ付勢され、
その一面にトリガピンが突設された円盤状の回転体と、
該回転体と同軸的に固設されたカムと、前記トリガピン
に係合して蓄勢状態にある前記回転体の回転を阻止し、
回転動作して前記トリガピンとの係合を解除することに
より放勢させる投入トリガと、前記カムの回転軸と平行
な軸に揺動自在に設けられ、前記カムに回転駆動される
とともに、前記回転体の放勢時に前記投入トリガに係合
して該投入トリガの回転を阻止するカムレバーと、該カ
ムレバーが前記投入トリガに係合するのに応じて前記カ
ムレバーに係合して前記カムレバーの回転を阻止し、回
転動作して前記カムレバーとの係合を解除する引外しト
リガと、前記カムレバーの回転動作に応じて接点の投入
及び引外しを行なう投入/引外し手段とを備えているこ
とを特徴とする。
【0015】第2発明に係る電気機器のインターロック
装置は、第1発明の電気機器のインターロック装置にお
いて、カムレバーは、その一端に前記カムレバーの回転
軸と平行に設けられたインターロックピンを備え、接点
の投入状態にて前記インターロックピンを投入トリガに
係合して該投入トリガの回転を阻止し、接点の引外し状
態では係合を解除すべくなしてあることを特徴とする。
【0016】第3発明に係る電気機器のインターロック
装置は、第1又は第2発明の電気機器のインターロック
装置において、前記投入トリガの回転軸の位置とカムレ
バー又はインターロックピンが前記投入トリガに係合す
る位置との距離は、前記投入トリガの回転軸の位置と前
記投入トリガが前記トリガピンに係合する位置との距離
よりも長いことを特徴とする。
【0017】第4発明に係る電気機器のインターロック
装置は、第3発明の電気機器のインターロック装置にお
いて、投入トリガは、トリガピンと係合する側に凸な屈
曲部を備え、引外し状態にて前記屈曲部の凹側にインタ
ーロックピンが非接触にて位置し、投入状態にて前記イ
ンターロックピンが前記屈曲部の先端部分に係合すべく
なしてあることを特徴とする。
【0018】第1,第2,第4発明においては、引外し
状態では、インターロックピンは投入トリガを係止して
いないので、投入トリガを回転動作することにより、投
入トリガ及びトリガピンの係合を解除し、回転体及びカ
ムが回転してカムレバーを動作して接点の投入が行われ
る。このとき、カムにより動作されたカムレバーは、引
外しトリガに係合して回転位置を保持されて投入状態を
維持する。そして、投入状態において、再び投入トリガ
が回転動作しようとした場合、カムレバーとともに回転
動作を拘束されているインターロックピンが投入トリガ
の回転動作を阻止するので、二重投入を防止することが
できる。また、投入状態から外部駆動装置により、回転
体を回転して蓄勢するとともに、カムを回転してカムレ
バーへの動作を停止することにより投入リセット状態と
なり、引外しトリガのカムレバーとの係合を解除するの
に伴って、投入/引外し手段を動作させて接点の引外し
を行なうことができる。
【0019】以上の如く、同軸的に設けられた回転体及
びカムと、カムに動作されるカムレバーと、カムレバー
に設けられてカムレバーとともに回転動作するインター
ロックピンとを投入トリガ及び引外しトリガで起動させ
る構成したので、二重投入防止板を廃することができ、
また、引外し状態,投入状態,又は投入リセット状態に
よって変動する支点を廃し、二重投入防止板が行なう二
重投入の防止と、主リンク5が行なう接点の開閉とを兼
用して、インターロックピンを固定したカムレバーに行
なわせることにより、より簡易な構造で二重投入防止を
行なうことができる。
【0020】第3発明においては、投入トリガの回転軸
の位置と、カムレバー又はインターロックピンが投入ト
リガに係合する位置との距離は、投入トリガの回転軸の
位置と、投入トリガがトリガピンに係合する位置との距
離よりも遠くしてあるので、投入トリガ及びトリガピン
の取付位置の遊び量に対して、投入トリガ及びインター
ロックピンの取付位置の遊び量は大きくとれるため、こ
れらの部材の組付けに高い位置精度が要求されない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る電
気機器のインターロック装置の要部の構成を示す斜視図
であり、接点65,65の引外し状態を示している。図
2は、図1の引外し状態から投入ボタン41を押して接
点65,65を投入した投入状態を示し、図3は、図2
の投入状態から歯車11及びカム13を矢符方向(反時
計方向)へ回転させて引外し状態と同一回転位置に復帰
させ、引外しボタン43を押すことにより再び引外し状
態にするための準備段階である投入リセット状態を示
す。
【0022】図において、14は、図示しない箱形をな
す電気機器の側壁の内側に、その両端部にて揺動自在に
軸支された水平な軸であり、軸14上には、モータ及び
ギヤを組み合わせてなる外部駆動装置に歯合する歯車1
1が固設され、この歯車11から軸方向へ適長離隔させ
た位置には、長径方向に偏心した楕円状のカム13が、
その最大径部を略水平方向に向けて固設されている。ま
た、歯車11のカム13側の面には、カム13の最大径
部から時計方向へ約135°ずれて、適宜の長さを有す
るトリガピン12が垂直に設けられている。
【0023】軸14の前側の少し高い位置には、軸14
と平行な軸33が、その両端部を前記側壁の内側に固定
されており、細幅板状をなす投入トリガ31が、その上
側の半分部分の略中央にて厚み方向に軸33を貫通され
て揺動自在に枢支されている。投入トリガ31の略中央
部には、トリガピン12と軸方向位置を一致させてトリ
ガピン12に係合するラッチ部31aが、トリガピン1
2側へ突出して設けられている。また、投入トリガ31
の下側半分部分は、前記引出機器の後方へ凸な屈曲部と
なっている。
【0024】軸33上であり、カム13と軸方向位置を
一致させて、投入トリガ31と略同一の長さを有する細
幅板状をなす引外しトリガ32が、投入トリガ31と上
端を一致させ、その上側の半分部分の略中央にて厚み方
向に軸33を貫通されて揺動自在に枢支されており、引
外しトリガ32の下端から前方に亘る部分には、欠落さ
せた段付部32aが設けられている。
【0025】投入トリガ31の上端前側には、投入トリ
ガ31の上端部を後方へ押して、投入トリガ31を軸3
3周りに時計方向へ回転させる投入ボタン41が設けら
れており、この投入ボタン41に付設された電磁石42
へ通電することにより、投入ボタン41を後方へ移動す
ることができるようになっている。なお、電磁石42
は、図示しない電源及びスイッチに接続されており、操
作者がスイッチをオンとすることにより、電磁石42に
通電するようにしてある。また、投入ボタン41に対向
して投入トリガ31の上端後側には、コイルばねからな
る復帰ばね34が設けられており、投入ボタン41によ
り時計方向へ回転された投入トリガ31を反対方向へ付
勢して初期位置に復帰させるようにしてある。
【0026】投入トリガ31と同様に、引外しトリガ3
2の上端後側には、引外しトリガ32の上端部を前方へ
押して、引外しトリガ32を軸33周りに反時計方向へ
回転させる引外しボタン43が設けられており、この引
外しボタン43に付設された電磁石44へ通電すること
により、引外しボタン43を前方へ移動することができ
るようになっている。なお、電磁石44は、図示しない
電源及びスイッチに接続されており、操作者がスイッチ
をオンとすることにより、電磁石44に通電するように
してある。また、引外しトリガ32の下端後側には、コ
イルばねからなる復帰ばね35が設けられており、引外
しボタン43により反時計方向へ回転された引外しトリ
ガ32を反対方向へ付勢して初期位置に復帰させるよう
にしてある。
【0027】トリガピン12が設けられた歯車11の面
とは逆の面上であり、トリガピン12と周方向位置を一
致させた位置には、支持棒21がその一端を軸14と平
行な軸周りの揺動自在に枢支され、その他端をカム13
の最大径部から時計方向に約90°の方向となる下方に
向けて配置されている。この支持棒21の中途部には、
円盤状の圧縮板22がその中央部にて支持棒21を貫通
して固定され、支持棒21は、圧縮板22から更に軸方
向へ適長離隔した位置にて、圧縮板22と同径の円盤状
をなす保持板23の中央に設けられた適宜の大きさの孔
に貫通している。圧縮板22及び保持板23の間には、
コイルばねからなる投入ばね24が、その内径部に支持
棒21を挿通して設けられ、前述の歯車11の回転位置
においては圧縮板22に圧縮され、蓄勢状態となってい
る。
【0028】軸14の後側の少し低い位置には、軸14
と平行な軸52がその両端部を前記側壁の内側に揺動自
在に設けられており、カム13と軸方向位置を一致させ
て、2つの細幅板を軸14の軸方向に適長離隔させて並
設してなるカムレバー51が、その一端を軸52に固定
され、他端を前方へ向けて配置されている。カムレバー
51の2つの細幅板の間であり、カム13の直下の部分
には、軸14と平行な軸周りの回動自在に枢支されたカ
ムローラ53が設けられている。また、カムレバー51
の前記他端は、引外しトリガ32の前側の位置まで延設
されており、この端部には、軸14と平行なインターロ
ックピン54が、カムレバー51の2つの細幅板の間を
貫通して設けられている。インターロックピン54は、
投入トリガ31側に突出し、その先端部は、投入トリガ
31の屈曲部まで延びている。
【0029】軸52の後方の少し低い位置には、軸14
と平行な軸62がその両端部を前記側壁の内側に揺動自
在に設けられ、この軸62により、下側が膨らんだ形状
をなす投入/引外しレバー61が、その略中央部にて支
持されている。投入/引外しレバー61は、その前端部
の上面にてカムローラ53に当接し、この前端部の下面
に設けられたコイルばねからなる引外しばね63によ
り、投入/引外しレバー61を軸62周りに時計方向へ
付勢して、投入/引外しレバー61及びカムローラ53
の接触が保持される。また、投入/引外しレバー61の
後端部には、一端を図示しない端子に接続された棒状の
導体64が、その中途にて軸62と平行な軸周りの揺動
自在に枢支されており、導体64の他端には、接点65
が設けられている。この接点65に適長離隔して、いま
ひとつの接点65と、別の図示しない端子に接続されて
いる導体64とが対向配置されており、以上の状態にお
いて接点65,65は、図1に示す如き引外し状態とな
っている。
【0030】この引外し状態において、操作者が電磁石
42に接続されているスイッチをオンとすることによ
り、投入ボタン41が投入トリガ31を後方へ押して軸
33周りに時計方向へ回転させ、ラッチ部31a及びト
リガピン12の係合を解除する。これに伴って、蓄勢さ
れていた投入ばね24が、歯車11を時計方向へ約90
°回転させるとともに、カム13を時計方向へ回転さ
せ、カム13の最大径部にてカムローラ53を下方へ押
してカムレバー51を反時計方向へ回転させる。そし
て、カムレバー51が押し下げられることにより、カム
レバー51の2つの細幅板の間にあるインターロックピ
ン54の基端部が、引外しトリガ32の段付部32aに
係合して、カムレバー51の時計方向への回転が阻止さ
れるとともに、引外しトリガ32が復帰ばね35に付勢
されて段付部32aとインターロックピン54の基端部
との係合を保持する。
【0031】また、インターロックピン54の先端部
は、投入トリガ31の下端部であるインターロック部3
1bに当接し、投入トリガ31の時計方向への回転を阻
止するとともに、カムレバー51の反時計方向への回転
により、カムローラ53が投入/引外しレバー61を引
外しばね63に抗して反時計方向へ回転させ、接点6
5,65を図2に示す如き投入状態にする。
【0032】図2の投入状態において、外部駆動装置に
より歯車11を反時計方向へ回転させるのに伴って、ト
リガピン12がラッチ部31aに係合し、投入ばね24
が蓄勢されて図3に示す如き投入リセット状態となる。
このとき、カム13が反時計方向に回転されてカムロー
ラ53から離隔するが、段付部32aがインターロック
ピン54の基端部と係合しているので、カムレバー61
は動作しない。
【0033】図3の投入リセット状態において、操作者
が、電磁石44に接続されているスイッチをオンとする
ことにより、引外しボタン43が引外しトリガ32を反
時計方向へ回転し、段付部32aとインターロックピン
54の基端部との係合を解除する。これに伴って、蓄勢
されていた引外しばね63が、投入/引外しレバー61
を時計方向へ回転させ、再び接点65,65を図1に示
す如き引外し状態にする。
【0034】図2に示した如き投入状態において、操作
者が誤って電磁石42のスイッチをオンとした場合、こ
れに伴って、投入ボタン41により後方へ押され、軸3
3周りに時計方向へ回転される投入トリガ31は、イン
ターロック部31bにてインターロックピン54に回転
を阻止されているため、二重投入が防止される。
【0035】図4は、投入トリガ31,トリガピン1
2,インターロックピン54の位置関係を示す一部側断
面図である。図示の如く、軸33からトリガピン12及
び係合するラッチ部31aまでの距離に対して、軸33
からインターロックピン54に係止されるインターロッ
ク部31bまでの距離は約2倍であり、投入状態におい
て、投入ボタン41が移動して投入トリガ31を時計方
向へ回転させた場合においても、ラッチ部31a及びト
リガピン12の遊び量に対して、インターロック部31
bは約2倍の移動量を要する。従って、インターロック
部31bとインターロックピン54の取付位置及び各部
材の加工に高い精度を要求されない。
【0036】また、カムレバー51の回転動作により、
投入/引外しレバー61及び引外しばね63が、接点6
5,65の投入/引外しを行なう構成としたが、カムレ
バー51の回転動作を接点65,65の投入/引外しに
変換できる構成であればよく、例えば、リンク機構を利
用することもできる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係る電気機器
のインターロック装置においては、同軸的に設けられた
回転体及びカムと、カムに動作されるカムレバーと、カ
ムレバーに設けられてカムレバーとともに回転動作する
インターロックピンとを投入トリガ及び引外しトリガで
起動させる構成したので、二重投入防止板を廃すること
ができ、また、引外し状態,投入状態,又は投入リセッ
ト状態によって変動する支点を廃し、二重投入防止板が
行なう二重投入の防止と、主リンク5が行なう接点の開
閉とを兼用して、インターロックピンを固定したカムレ
バーに行なわせることにより、より簡易な構造で二重投
入防止を行なうことができる。
【0038】また、前記投入トリガの回転軸の位置と、
カムレバー又はインターロックピンが投入トリガに係合
する位置との距離は、前記投入トリガの回転軸の位置
と、前記投入トリガが前記トリガピンに係合する位置と
の距離よりも長くしてあるので、投入トリガ及びトリガ
ピンの取付位置の遊び量に対して、投入トリガ及びイン
ターロックピンの取付位置の遊び量は大きくとれ、これ
らの部材の組付けに高い位置精度が要求されない等、本
発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電気機器のインターロック装置
の要部の構成を示す斜視図である(引外し状態)。
【図2】 本発明に係る電気機器のインターロック装置
の要部の構成を示す斜視図である(投入状態)。
【図3】 本発明に係る電気機器のインターロック装置
の要部の構成を示す斜視図である(投入リセット状
態)。
【図4】 投入トリガ,トリガピン,及びインターロッ
クピンの位置関係を示す一部側断面図である。
【図5】 従来の電気機器のインターロック装置の要部
の構成を示す模式図である(引外し状態)。
【図6】 従来の電気機器のインターロック装置の要部
の構成を示す模式図である(投入状態)。
【図7】 従来の電気機器のインターロック装置の要部
の構成を示す模式図である(投入リセット状態)。
【符号の説明】
11 歯車、12 トリガピン、13 カム、24 投
入ばね、31 投入トリガ、31a ラッチ部、31b
インターロック部、32 引外しトリガ、32a 段
付部、51 カムレバー、54 インターロックピン、
61 投入/引外しレバー、65 接点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 一三 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の回転方向へ付勢され、その一面に
    トリガピンが突設された円盤状の回転体と、該回転体と
    同軸的に固設されたカムと、前記トリガピンに係合して
    蓄勢状態にある前記回転体の回転を阻止し、回転動作し
    て前記トリガピンとの係合を解除することにより放勢さ
    せる投入トリガと、前記カムの回転軸と平行な軸に揺動
    自在に設けられ、前記カムに回転駆動されるとともに、
    前記回転体の放勢時に前記投入トリガに係合して該投入
    トリガの回転を阻止するカムレバーと、該カムレバーが
    前記投入トリガに係合するのに応じて前記カムレバーに
    係合して前記カムレバーの回転を阻止し、回転動作して
    前記カムレバーとの係合を解除する引外しトリガと、前
    記カムレバーの回転動作に応じて接点の投入及び引外し
    を行なう投入/引外し手段とを備えていることを特徴と
    する電気機器のインターロック装置。
  2. 【請求項2】 カムレバーは、その一端に前記カムレバ
    ーの回転軸と平行に設けられたインターロックピンを備
    え、接点の投入状態にて前記インターロックピンを投入
    トリガに係合して該投入トリガの回転を阻止し、接点の
    引外し状態では係合を解除すべくなしてあることを特徴
    とする請求項1記載の電気機器のインターロック装置。
  3. 【請求項3】 前記投入トリガの回転軸の位置とカムレ
    バー又はインターロックピンが前記投入トリガに係合す
    る位置との距離は、前記投入トリガの回転軸の位置と前
    記投入トリガが前記トリガピンに係合する位置との距離
    よりも長いことを特徴とする請求項1又は2記載の電気
    機器のインターロック装置。
  4. 【請求項4】 投入トリガは、トリガピンと係合する側
    に凸な屈曲部を備え、引外し状態にて前記屈曲部の凹側
    にインターロックピンが非接触にて位置し、投入状態に
    て前記インターロックピンが前記屈曲部の先端部分に係
    合すべくなしてあることを特徴とする請求項3記載の電
    気機器のインターロック装置。
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