JPH1140524A - 基板処理装置 - Google Patents
基板処理装置Info
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- JPH1140524A JPH1140524A JP19568497A JP19568497A JPH1140524A JP H1140524 A JPH1140524 A JP H1140524A JP 19568497 A JP19568497 A JP 19568497A JP 19568497 A JP19568497 A JP 19568497A JP H1140524 A JPH1140524 A JP H1140524A
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- cleaning
- brush
- spring
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板が厳密に水平に保持されていない場合で
あっても、基板の全表面を十分に洗浄することができる
基板処理装置を提供する。 【解決手段】 洗浄ブラシ50は、ベアリング52によ
って上下方向に移動自在に保持されるとともに、バネ5
3およびエアシリンダ55によって基板Wに対する押圧
力が最適となるように調整されている。また、バネ59
をブラシ軸54の底部とブラシ保持部材58との間に設
けている。バネ59のストロークを傾斜した基板Wの回
転による上下動の幅よりも大きな値にするとともに、バ
ネ59の振動数が基板Wの回転数よりも大きくなるよう
なバネ定数を有するバネ59を使用している。このよう
にすれば、ブラシ60の振動が基板Wの傾斜による上下
動に追随することが可能となり、基板Wに未洗浄部分を
生じる可能性がなくなり、基板Wの全表面を十分に洗浄
することができる。
あっても、基板の全表面を十分に洗浄することができる
基板処理装置を提供する。 【解決手段】 洗浄ブラシ50は、ベアリング52によ
って上下方向に移動自在に保持されるとともに、バネ5
3およびエアシリンダ55によって基板Wに対する押圧
力が最適となるように調整されている。また、バネ59
をブラシ軸54の底部とブラシ保持部材58との間に設
けている。バネ59のストロークを傾斜した基板Wの回
転による上下動の幅よりも大きな値にするとともに、バ
ネ59の振動数が基板Wの回転数よりも大きくなるよう
なバネ定数を有するバネ59を使用している。このよう
にすれば、ブラシ60の振動が基板Wの傾斜による上下
動に追随することが可能となり、基板Wに未洗浄部分を
生じる可能性がなくなり、基板Wの全表面を十分に洗浄
することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体基板や液
晶ガラス基板などの薄板状基板(以下、「基板」と称す
る)を回転させて洗浄処理を行う基板処理装置に関す
る。
晶ガラス基板などの薄板状基板(以下、「基板」と称す
る)を回転させて洗浄処理を行う基板処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、上記基板に対しては、レジスト
塗布、露光、現像などの諸処理が順次施されて、所望の
基板処理が行われる。この際に、基板にパーティクルな
どが付着して汚染されていると、処理済み基板の特性が
著しく劣化するため、上記のような基板処理装置は、洗
浄ブラシなどの洗浄手段を使用して、基板を洗浄する。
塗布、露光、現像などの諸処理が順次施されて、所望の
基板処理が行われる。この際に、基板にパーティクルな
どが付着して汚染されていると、処理済み基板の特性が
著しく劣化するため、上記のような基板処理装置は、洗
浄ブラシなどの洗浄手段を使用して、基板を洗浄する。
【0003】基板に対する洗浄処理は、水平に保持した
基板を回転させつつ当該回転中の基板に洗浄ブラシを当
接させるとともに、洗浄ブラシを基板の主面に沿って平
行に移動させることにより行っていた。
基板を回転させつつ当該回転中の基板に洗浄ブラシを当
接させるとともに、洗浄ブラシを基板の主面に沿って平
行に移動させることにより行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、洗浄処理に
際し、基板を厳密に水平に保持することは極めて困難で
あり、特に基板の周縁部を機械的に保持するタイプの基
板保持部を使用した場合にその傾向が強い。そして、基
板が水平に保持されていない場合は以下のような問題を
生じる。
際し、基板を厳密に水平に保持することは極めて困難で
あり、特に基板の周縁部を機械的に保持するタイプの基
板保持部を使用した場合にその傾向が強い。そして、基
板が水平に保持されていない場合は以下のような問題を
生じる。
【0005】図3は、従来の基板洗浄処理を説明するた
めの図である。図示の如く、基板Wは水平方向から傾い
て基板保持部90に保持されている。なお、同図は、理
解を容易にするため基板Wを水平方向から極端に傾けて
描いている。
めの図である。図示の如く、基板Wは水平方向から傾い
て基板保持部90に保持されている。なお、同図は、理
解を容易にするため基板Wを水平方向から極端に傾けて
描いている。
【0006】図3(a)に示すように、基板Wの標準的
高さよりも基板Wの洗浄ブラシ95の位置する側が高く
なる状態においては、基板Wの主面が洗浄ブラシ95を
押し上げることとなる。一方、図3(a)の状態から基
板Wが180゜回転した図3(b)の状態においては、
基板Wの標準的高さよりも基板Wの洗浄ブラシ95の位
置する側が低くなり、基板Wの主面は洗浄ブラシ95か
ら離れようとする。
高さよりも基板Wの洗浄ブラシ95の位置する側が高く
なる状態においては、基板Wの主面が洗浄ブラシ95を
押し上げることとなる。一方、図3(a)の状態から基
板Wが180゜回転した図3(b)の状態においては、
基板Wの標準的高さよりも基板Wの洗浄ブラシ95の位
置する側が低くなり、基板Wの主面は洗浄ブラシ95か
ら離れようとする。
【0007】一般に、洗浄ブラシ95は押圧手段(図示
省略)によって上方から押圧されており、上記のように
洗浄ブラシ95の位置における基板Wの高さが変化した
としても洗浄ブラシ95の基板Wに対する押付圧力が一
定になるように当該押圧手段が洗浄ブラシ95に対する
押圧を自動調整している。
省略)によって上方から押圧されており、上記のように
洗浄ブラシ95の位置における基板Wの高さが変化した
としても洗浄ブラシ95の基板Wに対する押付圧力が一
定になるように当該押圧手段が洗浄ブラシ95に対する
押圧を自動調整している。
【0008】しかしながら、通常、基板Wは1000r
pmから2000rpmの回転数で高速回転されてい
る。すなわち、図3(a)の状態と図3(b)の状態と
が極めて短い周期で交互に繰り返されることとなる。
pmから2000rpmの回転数で高速回転されてい
る。すなわち、図3(a)の状態と図3(b)の状態と
が極めて短い周期で交互に繰り返されることとなる。
【0009】このようになると、上記の自動調整が基板
Wの回転に伴う上下動に追随することが不可能となり、
洗浄ブラシ95の基板Wに対する押付圧力を一定に維持
することができなくなる。そして、洗浄ブラシ95が基
板Wの表面に対してバウンドするようになり、洗浄処理
結果に不具合を生じるようになる。
Wの回転に伴う上下動に追随することが不可能となり、
洗浄ブラシ95の基板Wに対する押付圧力を一定に維持
することができなくなる。そして、洗浄ブラシ95が基
板Wの表面に対してバウンドするようになり、洗浄処理
結果に不具合を生じるようになる。
【0010】図4は、このようにして生じた従来の洗浄
処理結果の不具合の一例を示す図である。図示のよう
に、基板Wのうち未洗浄部分WRが存在しており、この
部分については当然パーティクルなどの汚染が除去され
ていない。
処理結果の不具合の一例を示す図である。図示のよう
に、基板Wのうち未洗浄部分WRが存在しており、この
部分については当然パーティクルなどの汚染が除去され
ていない。
【0011】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、基板が厳密に水平に保持されていない場合であ
っても、基板の全表面を十分に洗浄することができる基
板処理装置を提供することを目的とする。
であり、基板が厳密に水平に保持されていない場合であ
っても、基板の全表面を十分に洗浄することができる基
板処理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、基板を回転させつつ洗浄処理を
行う基板処理装置であって、(a) 前記基板を保持して回
転させる回転台と、(b)回転中の前記基板の主面と当接
あるいは近接して、前記基板を洗浄する洗浄具と、(c)
前記基板に対する前記洗浄具の押圧力を付与する押圧力
付与手段と、(d)前記基板の主面のうち少なくとも前記
洗浄具による洗浄位置に洗浄液を供給する洗浄液供給手
段と、を備え、弾性部材を介して前記洗浄具と前記押圧
力付与手段とを接続している。
め、請求項1の発明は、基板を回転させつつ洗浄処理を
行う基板処理装置であって、(a) 前記基板を保持して回
転させる回転台と、(b)回転中の前記基板の主面と当接
あるいは近接して、前記基板を洗浄する洗浄具と、(c)
前記基板に対する前記洗浄具の押圧力を付与する押圧力
付与手段と、(d)前記基板の主面のうち少なくとも前記
洗浄具による洗浄位置に洗浄液を供給する洗浄液供給手
段と、を備え、弾性部材を介して前記洗浄具と前記押圧
力付与手段とを接続している。
【0013】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係る基板処理装置において、前記弾性部材をバネとし
ている。
に係る基板処理装置において、前記弾性部材をバネとし
ている。
【0014】また、請求項3の発明は、請求項1または
請求項2の発明に係る基板処理装置において、前記弾性
部材の復元力定数を前記基板の回転数よりも前記弾性部
材の振動数が大きくなるような値としている。
請求項2の発明に係る基板処理装置において、前記弾性
部材の復元力定数を前記基板の回転数よりも前記弾性部
材の振動数が大きくなるような値としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
実施の形態について詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明に係る基板処理装置を示す
概略構成図である。この基板処理装置は、基板を回転さ
せつつ洗浄処理を行う回転式基板洗浄装置(スピンスク
ラバ)である。
概略構成図である。この基板処理装置は、基板を回転さ
せつつ洗浄処理を行う回転式基板洗浄装置(スピンスク
ラバ)である。
【0017】スピンチャック(回転台)20の上面には
複数のピン23が立設されており、当該複数のピン23
によって基板Wの周縁部を把持して基板Wを水平姿勢に
保持する。また、スピンチャック20の下面側中央には
回転軸21を垂設しており、当該回転軸21の下端は図
示を省略するモータに接続されている。そして、モータ
の回転は回転軸21を介してスピンチャック20に伝達
され、スピンチャック20に保持された基板Wが鉛直方
向の軸21aの周りに回転されることとなる。
複数のピン23が立設されており、当該複数のピン23
によって基板Wの周縁部を把持して基板Wを水平姿勢に
保持する。また、スピンチャック20の下面側中央には
回転軸21を垂設しており、当該回転軸21の下端は図
示を省略するモータに接続されている。そして、モータ
の回転は回転軸21を介してスピンチャック20に伝達
され、スピンチャック20に保持された基板Wが鉛直方
向の軸21aの周りに回転されることとなる。
【0018】水平姿勢に保持された基板Wは、スピンチ
ャック20によって回転されつつ、洗浄液吐出ノズル3
0から洗浄液の供給を受け、洗浄ブラシ50の回動動作
によって洗浄される。洗浄ブラシ50は、基板Wに当接
あるいは近接した高さ位置においてブラシアーム40に
よって保持されている。ブラシアーム40の端部はその
下方にアーム軸41を垂設しており、さらに当該アーム
軸41の下端はパルスモータ45に接続されている。従
って、パルスモータ45の回転は、アーム軸41を介し
てブラシアーム40、さらには洗浄ブラシ50に伝達さ
れる。このときにパルスモータ45の正または逆回転に
ともなって、洗浄ブラシ50は軸41aを回動軸とする
回動動作を行い、所定の回動軌跡に従って基板の主面と
平行に移動することとなる。なお、ブラシアーム40お
よび洗浄ブラシ50の構成についてはさらに後述する。
ャック20によって回転されつつ、洗浄液吐出ノズル3
0から洗浄液の供給を受け、洗浄ブラシ50の回動動作
によって洗浄される。洗浄ブラシ50は、基板Wに当接
あるいは近接した高さ位置においてブラシアーム40に
よって保持されている。ブラシアーム40の端部はその
下方にアーム軸41を垂設しており、さらに当該アーム
軸41の下端はパルスモータ45に接続されている。従
って、パルスモータ45の回転は、アーム軸41を介し
てブラシアーム40、さらには洗浄ブラシ50に伝達さ
れる。このときにパルスモータ45の正または逆回転に
ともなって、洗浄ブラシ50は軸41aを回動軸とする
回動動作を行い、所定の回動軌跡に従って基板の主面と
平行に移動することとなる。なお、ブラシアーム40お
よび洗浄ブラシ50の構成についてはさらに後述する。
【0019】また、回転式基板洗浄装置には洗浄液吐出
ノズル30が設けられている。洗浄液吐出ノズル30
は、洗浄液を基板Wの主面上に供給する機能を有してい
る。このときに、洗浄液は、基板Wの主面のうち少なく
とも洗浄ブラシ50による洗浄位置には供給されてい
る。ここで、「少なくとも洗浄ブラシ50による洗浄位
置に洗浄液が供給される」場合とは、洗浄液が洗浄ブラ
シ50の洗浄位置に直接着液する場合の他、前記洗浄位
置以外の位置に着液した後基板W上を流れて該洗浄位置
に到達する場合も含む。なお、洗浄液吐出ノズル30は
単に洗浄液を供給する機能を有するものに限定されず、
少なくとも洗浄ブラシ50による洗浄位置に洗浄液を供
給する機能を有しておれば、より洗浄効果を高める超音
波振動子を備えた超音波洗浄ノズルや高圧で洗浄液を吐
出する高圧洗浄ノズルであってもよい。
ノズル30が設けられている。洗浄液吐出ノズル30
は、洗浄液を基板Wの主面上に供給する機能を有してい
る。このときに、洗浄液は、基板Wの主面のうち少なく
とも洗浄ブラシ50による洗浄位置には供給されてい
る。ここで、「少なくとも洗浄ブラシ50による洗浄位
置に洗浄液が供給される」場合とは、洗浄液が洗浄ブラ
シ50の洗浄位置に直接着液する場合の他、前記洗浄位
置以外の位置に着液した後基板W上を流れて該洗浄位置
に到達する場合も含む。なお、洗浄液吐出ノズル30は
単に洗浄液を供給する機能を有するものに限定されず、
少なくとも洗浄ブラシ50による洗浄位置に洗浄液を供
給する機能を有しておれば、より洗浄効果を高める超音
波振動子を備えた超音波洗浄ノズルや高圧で洗浄液を吐
出する高圧洗浄ノズルであってもよい。
【0020】また、洗浄処理中における基板Wの周辺に
はカップ10が設けられている。カップ10は、洗浄処
理中における基板Wからの洗浄液の飛散を防止するとと
もに、洗浄処理後の洗浄液を回収する機能を有してい
る。
はカップ10が設けられている。カップ10は、洗浄処
理中における基板Wからの洗浄液の飛散を防止するとと
もに、洗浄処理後の洗浄液を回収する機能を有してい
る。
【0021】次に、洗浄ブラシ50について説明する。
図2は、ブラシアーム40および洗浄ブラシ50の要部
断面図である。ブラシアーム40の先端内部には、エア
シリンダ55とバネ53とベアリング52とが設けられ
ている。洗浄ブラシ50のブラシ軸54は、ブラシアー
ム40の先端内部に挿嵌され、ベアリング52によって
案内されて、その先端は押圧部材57に固設されてい
る。押圧部材57は、バネ53によって鉛直方向上向き
への力を受けるとともに、ブラシアーム40に固設され
たエアシリンダ55のピストン56によって下向きに押
圧されている。ここで、バネ53は洗浄ブラシ50の重
量を支えるために設けられており、エアシリンダ55は
洗浄ブラシ50の基板Wに対する押圧力を付与するため
に設けられている。すなわち、洗浄ブラシ50は、ベア
リング52によって上下方向に移動自在に保持されると
ともに、バネ53およびエアシリンダ55によって基板
Wに対する押圧力が最適となるように調整されている。
図2は、ブラシアーム40および洗浄ブラシ50の要部
断面図である。ブラシアーム40の先端内部には、エア
シリンダ55とバネ53とベアリング52とが設けられ
ている。洗浄ブラシ50のブラシ軸54は、ブラシアー
ム40の先端内部に挿嵌され、ベアリング52によって
案内されて、その先端は押圧部材57に固設されてい
る。押圧部材57は、バネ53によって鉛直方向上向き
への力を受けるとともに、ブラシアーム40に固設され
たエアシリンダ55のピストン56によって下向きに押
圧されている。ここで、バネ53は洗浄ブラシ50の重
量を支えるために設けられており、エアシリンダ55は
洗浄ブラシ50の基板Wに対する押圧力を付与するため
に設けられている。すなわち、洗浄ブラシ50は、ベア
リング52によって上下方向に移動自在に保持されると
ともに、バネ53およびエアシリンダ55によって基板
Wに対する押圧力が最適となるように調整されている。
【0022】洗浄ブラシ50は、ブラシ軸54とブラシ
60とブラシ保持部材58とバネ59とで構成されてい
る。ブラシ60はブラシ保持部材58の底部に固設され
ており、所定の押圧力にて基板Wに当接され、当該基板
W上のパーティクルなどの汚染を除去する機能を有して
いる。また、バネ59はブラシ軸54の底部とブラシ保
持部材58との間に設けられている。すなわち、本発明
に係る基板処理装置においては図示のように、エアシリ
ンダ55とブラシ60とは剛体のみによって接続されて
いるのではなく、弾性を有するバネ59を介して接続さ
れている。
60とブラシ保持部材58とバネ59とで構成されてい
る。ブラシ60はブラシ保持部材58の底部に固設され
ており、所定の押圧力にて基板Wに当接され、当該基板
W上のパーティクルなどの汚染を除去する機能を有して
いる。また、バネ59はブラシ軸54の底部とブラシ保
持部材58との間に設けられている。すなわち、本発明
に係る基板処理装置においては図示のように、エアシリ
ンダ55とブラシ60とは剛体のみによって接続されて
いるのではなく、弾性を有するバネ59を介して接続さ
れている。
【0023】既述したように、基板Wはスピンチャック
20によって水平姿勢に保持されるように構成されてい
るが、このときに厳密には水平姿勢に保持されていない
場合もある。特に、本実施形態のように、基板Wの周縁
部を把持する形式のスピンチャック20を使用する場合
には、基板Wを水平姿勢に保持するのが困難な場合が多
い。このような状態で基板Wを回転させると、基板Wの
回転中心以外の部分では上下動を繰り返すことになる。
そして、基板Wに当接するブラシ60も、基板Wから繰
り返し圧力を受け、やがてバネ59が単振動を行うよう
になる。
20によって水平姿勢に保持されるように構成されてい
るが、このときに厳密には水平姿勢に保持されていない
場合もある。特に、本実施形態のように、基板Wの周縁
部を把持する形式のスピンチャック20を使用する場合
には、基板Wを水平姿勢に保持するのが困難な場合が多
い。このような状態で基板Wを回転させると、基板Wの
回転中心以外の部分では上下動を繰り返すことになる。
そして、基板Wに当接するブラシ60も、基板Wから繰
り返し圧力を受け、やがてバネ59が単振動を行うよう
になる。
【0024】一般に、単振動の振動数は次式によって表
される。
される。
【0025】
【数1】
【0026】この式において、νは振動数、kは復元力
定数(ここではバネ59のバネ定数)、mは質量(ここ
ではブラシ60の質量とブラシ保持部材58の質量の
和)を示している。数1から明らかなように、バネ59
の振動数は、バネ59のバネ定数およびブラシ60の質
量とブラシ保持部材58の質量との和によって定められ
る値である。ここで、本実施形態における基板処理装置
ではブラシ60の質量およびブラシ保持部材58の質量
は一定の値に定められているため、バネ59の振動数は
バネ59のバネ定数によって決定される。
定数(ここではバネ59のバネ定数)、mは質量(ここ
ではブラシ60の質量とブラシ保持部材58の質量の
和)を示している。数1から明らかなように、バネ59
の振動数は、バネ59のバネ定数およびブラシ60の質
量とブラシ保持部材58の質量との和によって定められ
る値である。ここで、本実施形態における基板処理装置
ではブラシ60の質量およびブラシ保持部材58の質量
は一定の値に定められているため、バネ59の振動数は
バネ59のバネ定数によって決定される。
【0027】ところで、基板Wの回転数は通常1000
rpm〜2000rpmである。また、基板Wの回転中
心以外の部分が傾斜によって上下動する振動数も基板W
の回転数と同じ値となる。そして、バネ59の振動数が
基板Wの回転数よりも小さい場合は、ブラシ60の振動
が基板Wの傾斜による上下動に追随しなくなり、基板W
に未洗浄部分を生じる原因ともなる(図4参照)。
rpm〜2000rpmである。また、基板Wの回転中
心以外の部分が傾斜によって上下動する振動数も基板W
の回転数と同じ値となる。そして、バネ59の振動数が
基板Wの回転数よりも小さい場合は、ブラシ60の振動
が基板Wの傾斜による上下動に追随しなくなり、基板W
に未洗浄部分を生じる原因ともなる(図4参照)。
【0028】そこで、本発明に係る基板処理装置におい
ては、バネ59のストロークを基板Wの傾斜による上下
動の幅よりも大きな値にするとともに、バネ59の振動
数が基板Wの回転数よりも大きくなるようなバネ定数を
有するバネ59を使用している。このようにすれば、ブ
ラシ60の振動が基板Wの傾斜による上下動に追随する
ことが可能となり、基板Wに未洗浄部分を生じる可能性
はない。
ては、バネ59のストロークを基板Wの傾斜による上下
動の幅よりも大きな値にするとともに、バネ59の振動
数が基板Wの回転数よりも大きくなるようなバネ定数を
有するバネ59を使用している。このようにすれば、ブ
ラシ60の振動が基板Wの傾斜による上下動に追随する
ことが可能となり、基板Wに未洗浄部分を生じる可能性
はない。
【0029】以上の内容を換言すれば、本発明に係る基
板処理装置においてはエアシリンダ55とブラシ60と
をバネ定数の大きいバネ59を介して接続し、当該バネ
59の振動によって基板Wの傾斜による上下動を吸収
し、基板Wに未洗浄部分が発生するのを防止していると
言える。
板処理装置においてはエアシリンダ55とブラシ60と
をバネ定数の大きいバネ59を介して接続し、当該バネ
59の振動によって基板Wの傾斜による上下動を吸収
し、基板Wに未洗浄部分が発生するのを防止していると
言える。
【0030】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、この発明は上記の例に限定されるものではない。
例えば、スピンチャック20は基板Wの周縁部を複数の
ピン23によって機械的に把持する方式に限らず、基板
Wを真空吸着保持する方式であってもよい。もっとも、
上述したように、真空吸着方式よりも基板Wの周縁部を
複数のピン23によって機械的に把持する方式の方が基
板Wを水平姿勢に保持することが困難であるため、本発
明による効果をより得られやすい。
たが、この発明は上記の例に限定されるものではない。
例えば、スピンチャック20は基板Wの周縁部を複数の
ピン23によって機械的に把持する方式に限らず、基板
Wを真空吸着保持する方式であってもよい。もっとも、
上述したように、真空吸着方式よりも基板Wの周縁部を
複数のピン23によって機械的に把持する方式の方が基
板Wを水平姿勢に保持することが困難であるため、本発
明による効果をより得られやすい。
【0031】また、バネ59を設ける位置は図2に示す
位置に限定されるものではなく、エアシリンダ55とブ
ラシ60とをバネ59を介して接続するような位置に設
けていればよい。
位置に限定されるものではなく、エアシリンダ55とブ
ラシ60とをバネ59を介して接続するような位置に設
けていればよい。
【0032】さらに、上記実施形態においてはバネ59
を使用して基板Wの傾斜による上下動を吸収していた
が、これはバネに限定されるものではなく、振動数が基
板Wの回転数よりも大きくなるような復元力定数を有す
る弾性部材、例えばゴムなどを使用してもよい。
を使用して基板Wの傾斜による上下動を吸収していた
が、これはバネに限定されるものではなく、振動数が基
板Wの回転数よりも大きくなるような復元力定数を有す
る弾性部材、例えばゴムなどを使用してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
弾性部材を介して洗浄具と押圧力付与手段とを接続して
いるため、基板が厳密に水平に保持されていない場合で
あっても、当該弾性部材の振動によって基板の傾斜によ
る上下動を吸収することができ、基板に未洗浄部分が発
生するのを防止して全表面を十分に洗浄することができ
る。
弾性部材を介して洗浄具と押圧力付与手段とを接続して
いるため、基板が厳密に水平に保持されていない場合で
あっても、当該弾性部材の振動によって基板の傾斜によ
る上下動を吸収することができ、基板に未洗浄部分が発
生するのを防止して全表面を十分に洗浄することができ
る。
【図1】本発明に係る基板処理装置を示す概略構成図で
ある。
ある。
【図2】図1の基板処理装置のブラシアームおよび洗浄
ブラシの要部断面図である。
ブラシの要部断面図である。
【図3】従来の基板洗浄処理を説明するための図であ
る。
る。
【図4】従来の基板洗浄処理結果の一例を示す図であ
る。
る。
20 スピンチャック 30 洗浄液吐出ノズル 40 ブラシアーム 45 パルスモータ 50 洗浄ブラシ 54 ブラシ軸 55 エアシリンダ 58 ブラシ保持部材 59 バネ
Claims (3)
- 【請求項1】 基板を回転させつつ洗浄処理を行う基板
処理装置であって、 (a) 前記基板を保持して回転させる回転台と、 (b) 回転中の前記基板の主面と当接あるいは近接して、
前記基板を洗浄する洗浄具と、 (c) 前記基板に対する前記洗浄具の押圧力を付与する押
圧力付与手段と、 (d) 前記基板の主面のうち少なくとも前記洗浄具による
洗浄位置に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、を備
え、 前記洗浄具は弾性部材を介して前記押圧力付与手段と接
続されていることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の基板処理装置において、 前記弾性部材はバネであることを特徴とする基板処理装
置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の基板処理
装置において、 前記弾性部材の復元力定数を、前記基板の回転数よりも
前記弾性部材の振動数が大きくなるような値とすること
を特徴とする基板処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19568497A JPH1140524A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 基板処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19568497A JPH1140524A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 基板処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1140524A true JPH1140524A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16345288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19568497A Pending JPH1140524A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 基板処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1140524A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100523628B1 (ko) * | 2003-02-04 | 2005-10-25 | 동부아남반도체 주식회사 | 브러쉬 클리너의 지지로울러 |
| KR100871548B1 (ko) | 2003-12-30 | 2008-12-01 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 화학기계적 연마장비의 헤드아암 밸런스 측정용 지그장치 및 측정 방법 |
| JP2023501132A (ja) * | 2019-11-01 | 2023-01-18 | ラム リサーチ コーポレーション | シャワーヘッドを洗浄するためのシステムおよび方法 |
| CN117960637A (zh) * | 2022-10-27 | 2024-05-03 | 株式会社斯库林集团 | 刷子及具备所述刷子的衬底处理装置 |
-
1997
- 1997-07-22 JP JP19568497A patent/JPH1140524A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100523628B1 (ko) * | 2003-02-04 | 2005-10-25 | 동부아남반도체 주식회사 | 브러쉬 클리너의 지지로울러 |
| KR100871548B1 (ko) | 2003-12-30 | 2008-12-01 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 화학기계적 연마장비의 헤드아암 밸런스 측정용 지그장치 및 측정 방법 |
| JP2023501132A (ja) * | 2019-11-01 | 2023-01-18 | ラム リサーチ コーポレーション | シャワーヘッドを洗浄するためのシステムおよび方法 |
| CN117960637A (zh) * | 2022-10-27 | 2024-05-03 | 株式会社斯库林集团 | 刷子及具备所述刷子的衬底处理装置 |
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