JPH1140545A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH1140545A JPH1140545A JP9194198A JP19419897A JPH1140545A JP H1140545 A JPH1140545 A JP H1140545A JP 9194198 A JP9194198 A JP 9194198A JP 19419897 A JP19419897 A JP 19419897A JP H1140545 A JPH1140545 A JP H1140545A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホール形成工程を有する半導体装置製造の際
に、ホール形成の条件出しが容易で、かつホール形成に
際し必要とする側壁傾斜角度のみを制御できるようにし
て、接続孔等とするホールについてこれを容易にしかも
適正に形成でき、良好な接続配線構造を得られる半導体
装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 基板311の一方の面に成膜した絶縁膜
にエッチングによりホールを形成する工程を有し、絶縁
膜をエッチングしてホールを形成する際に、基板の他方
の面に冷却ガス302,303を、適宜ガス圧力制御可
能に、場合によっては複数個所にガス圧力を独立に制御
可能にして与える、半導体装置の製造方法。
に、ホール形成の条件出しが容易で、かつホール形成に
際し必要とする側壁傾斜角度のみを制御できるようにし
て、接続孔等とするホールについてこれを容易にしかも
適正に形成でき、良好な接続配線構造を得られる半導体
装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 基板311の一方の面に成膜した絶縁膜
にエッチングによりホールを形成する工程を有し、絶縁
膜をエッチングしてホールを形成する際に、基板の他方
の面に冷却ガス302,303を、適宜ガス圧力制御可
能に、場合によっては複数個所にガス圧力を独立に制御
可能にして与える、半導体装置の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関する。特に、半導体装置の製造に際し、絶縁膜
にホールを形成するためのエッチング工程を改良した半
導体装置の製造方法に関するものである。本発明は、絶
縁膜にホールを形成する工程を有する各種の半導体装置
の製造の場合に汎用することができ、たとえば、多層配
線間の接続をとるためのヴィアホールを形成する際に利
用することができる。
方法に関する。特に、半導体装置の製造に際し、絶縁膜
にホールを形成するためのエッチング工程を改良した半
導体装置の製造方法に関するものである。本発明は、絶
縁膜にホールを形成する工程を有する各種の半導体装置
の製造の場合に汎用することができ、たとえば、多層配
線間の接続をとるためのヴィアホールを形成する際に利
用することができる。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体装置の分野においては、た
とえばVLSI等に見られるように半導体装置の高集積
化及び高性能化が進展するに伴い、デバイスチップ上で
配線部分が占める割合が増大する傾向にある。このため
のチップ面積の大幅な増大を防止する手段として、多層
配線が必須の技術となって来ている。
とえばVLSI等に見られるように半導体装置の高集積
化及び高性能化が進展するに伴い、デバイスチップ上で
配線部分が占める割合が増大する傾向にある。このため
のチップ面積の大幅な増大を防止する手段として、多層
配線が必須の技術となって来ている。
【0003】多層配線構造にあっては、配線層間の接続
をとるために、接続孔としてヴィアホールが形成され、
ここに配線プラグが形成されて、接続がなされるように
なっている。配線プラグの代表的な形成方法を、図10
ないし図13に示す。
をとるために、接続孔としてヴィアホールが形成され、
ここに配線プラグが形成されて、接続がなされるように
なっている。配線プラグの代表的な形成方法を、図10
ないし図13に示す。
【0004】図10の構造は、基板の一方の面の下地1
01(下地層間膜、または下層配線)上に、メタル配線
102を形成し、さらにその上に反射防止膜103を介
して層間絶縁膜104を形成したものである。この層間
絶縁膜104にホールを形成して、上下の配線間の接続
をとるためのヴィアホールとする。すなわち、フォトレ
ジスト105をパターニングして形成し、これをマスク
として絶縁膜104をエッチングして図11のようにホ
ールを形成する。次いで、図12のように、ポリシリコ
ンやブランケットタングステン等の配線プラグ材料10
7を基板全面に、ヴィアホールへも埋め込みながら成膜
し、その後、たとえば全面エッチバックを行い、ヴィア
ホール内にのみ配線プラグ材料107を残して、図13
に示す配線プラグ構造を得る。
01(下地層間膜、または下層配線)上に、メタル配線
102を形成し、さらにその上に反射防止膜103を介
して層間絶縁膜104を形成したものである。この層間
絶縁膜104にホールを形成して、上下の配線間の接続
をとるためのヴィアホールとする。すなわち、フォトレ
ジスト105をパターニングして形成し、これをマスク
として絶縁膜104をエッチングして図11のようにホ
ールを形成する。次いで、図12のように、ポリシリコ
ンやブランケットタングステン等の配線プラグ材料10
7を基板全面に、ヴィアホールへも埋め込みながら成膜
し、その後、たとえば全面エッチバックを行い、ヴィア
ホール内にのみ配線プラグ材料107を残して、図13
に示す配線プラグ構造を得る。
【0005】この配線プラグの埋め込み状態を左右する
のが、ヴィアホールの形状である。形成されたホールの
側壁に良好な傾斜(テーパ)が形成されていないと、配
線プラグ材料107のステップカバレッジ不足による配
線間の接続不良が重大な問題となってくる。したがっ
て、配線プラグの良否を左右するのは、ヴィアホールの
形状、特に側壁の傾斜角度である。
のが、ヴィアホールの形状である。形成されたホールの
側壁に良好な傾斜(テーパ)が形成されていないと、配
線プラグ材料107のステップカバレッジ不足による配
線間の接続不良が重大な問題となってくる。したがっ
て、配線プラグの良否を左右するのは、ヴィアホールの
形状、特に側壁の傾斜角度である。
【0006】これまで、ヴィアホールの側壁に良好な傾
斜角度を形成する条件を見出すには、多大の時間とコス
ト(特に材料費)が必要であった。なぜなら、この傾斜
角度はホール形成時の雰囲気圧力やガス流量によって制
御できるが、これら圧力やガス流量を変化させると、他
の条件、特に、エッチングレートの面内均一性(以下適
宜、単に「均一性」と略称することもある)が変化する
ので、良好な均一性をも保ちつつ、圧力やガス流量の最
適条件を見出すには、幾度も実験を繰り返さなければな
らなかったからである。
斜角度を形成する条件を見出すには、多大の時間とコス
ト(特に材料費)が必要であった。なぜなら、この傾斜
角度はホール形成時の雰囲気圧力やガス流量によって制
御できるが、これら圧力やガス流量を変化させると、他
の条件、特に、エッチングレートの面内均一性(以下適
宜、単に「均一性」と略称することもある)が変化する
ので、良好な均一性をも保ちつつ、圧力やガス流量の最
適条件を見出すには、幾度も実験を繰り返さなければな
らなかったからである。
【0007】この問題は、とりわけ、圧力やガス流量の
変化により、均一性等の他の条件が変化しやすい装置に
ついて、重大である。たとえば、電極間隔が狭い型式の
平行平板型反応性イオンエッチング装置たとえば電極間
隔が12mm以下のいわゆる狭電極(ナローギャップ)
型イオンエッチング装置は、電極間隔が狭いため、圧力
やガス流量を変更すると、プラズマの密度や分布が変化
し、エッチングレート面内均一性が大きく変化してしま
う。このようなナローギャップ型イオンエッチング装置
では、良好な均一性を保つと同時に、形成するホールの
側壁傾斜角度を合わせ込むことは技術的に困難なため、
最適条件を見出すには不可避的に、幾度も実験を繰り返
す必要がある。
変化により、均一性等の他の条件が変化しやすい装置に
ついて、重大である。たとえば、電極間隔が狭い型式の
平行平板型反応性イオンエッチング装置たとえば電極間
隔が12mm以下のいわゆる狭電極(ナローギャップ)
型イオンエッチング装置は、電極間隔が狭いため、圧力
やガス流量を変更すると、プラズマの密度や分布が変化
し、エッチングレート面内均一性が大きく変化してしま
う。このようなナローギャップ型イオンエッチング装置
では、良好な均一性を保つと同時に、形成するホールの
側壁傾斜角度を合わせ込むことは技術的に困難なため、
最適条件を見出すには不可避的に、幾度も実験を繰り返
す必要がある。
【0008】上記したナローギャップ型イオンエッチン
グ装置で顕著なように、良好な均一性と同時に、形成す
るホールの側壁傾斜角度を合わせ込むことが困難なの
は、基本的に、ホールの側壁傾斜角度は圧力で容易に変
えられるが、一方、均一性は圧力に対して変化しやすい
ためである。ナローギャップ型イオンエッチング装置で
はプラズマを封じ込め、均一で高速なエッチングを行う
が、圧力を変えた場合は、封じ込めているプラズマの密
度や分布が変化するため、電極間隔も変えないと均一で
高密度なプラズマを形成することができなくなり、エッ
チレートの低下や、均一性の悪化を招いてしまう。ま
た、ガス流量に対しても、ガス流量を一定にして圧力を
上げると、ガスのレジデントタイムが長くなり、反応生
成物であるたとえばCFx,COなどが被エッチング材
である半導体ウェハ等に堆積したり、もしくはプラズマ
中で再解離してエッチングを不均一にするなどの悪影響
を及ぼすことがある。
グ装置で顕著なように、良好な均一性と同時に、形成す
るホールの側壁傾斜角度を合わせ込むことが困難なの
は、基本的に、ホールの側壁傾斜角度は圧力で容易に変
えられるが、一方、均一性は圧力に対して変化しやすい
ためである。ナローギャップ型イオンエッチング装置で
はプラズマを封じ込め、均一で高速なエッチングを行う
が、圧力を変えた場合は、封じ込めているプラズマの密
度や分布が変化するため、電極間隔も変えないと均一で
高密度なプラズマを形成することができなくなり、エッ
チレートの低下や、均一性の悪化を招いてしまう。ま
た、ガス流量に対しても、ガス流量を一定にして圧力を
上げると、ガスのレジデントタイムが長くなり、反応生
成物であるたとえばCFx,COなどが被エッチング材
である半導体ウェハ等に堆積したり、もしくはプラズマ
中で再解離してエッチングを不均一にするなどの悪影響
を及ぼすことがある。
【0009】上述したように、ホールの側壁傾斜角度を
合わせ込む場合、圧力を単独で変更するだけでは、望ま
しい条件は得られない。このように、上述した圧力やガ
ス流量を変化させて条件を得る従来の手法では、ホール
たとえばヴィアホール形成時の条件出しを行う場合、圧
力、電極間隔、ガス流量をすべて考慮しながら、面内均
一性及びホールの側壁傾斜角度を同時に合わせ込まなく
てはならず、これには多くの時間とコスト、さらには経
験を必要としていたものである。
合わせ込む場合、圧力を単独で変更するだけでは、望ま
しい条件は得られない。このように、上述した圧力やガ
ス流量を変化させて条件を得る従来の手法では、ホール
たとえばヴィアホール形成時の条件出しを行う場合、圧
力、電極間隔、ガス流量をすべて考慮しながら、面内均
一性及びホールの側壁傾斜角度を同時に合わせ込まなく
てはならず、これには多くの時間とコスト、さらには経
験を必要としていたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ホール
形成工程を有する従来の半導体装置製造技術では、ホー
ルの側壁傾斜角度を合わせ込んで最適条件を得るには、
多くの時間とコスト等を要していた。本発明は、このよ
うな従来技術の問題点を解決して、ホール形成の条件出
しを行う場合に、必要とする側壁傾斜角度のみを制御で
きるようにして、他に影響を与えることを極力排し、容
易にしかも適正にホール形成を実現でき、よって良好な
接続配線構造を得られる半導体装置の製造方法を提供す
ることを目的とする。
形成工程を有する従来の半導体装置製造技術では、ホー
ルの側壁傾斜角度を合わせ込んで最適条件を得るには、
多くの時間とコスト等を要していた。本発明は、このよ
うな従来技術の問題点を解決して、ホール形成の条件出
しを行う場合に、必要とする側壁傾斜角度のみを制御で
きるようにして、他に影響を与えることを極力排し、容
易にしかも適正にホール形成を実現でき、よって良好な
接続配線構造を得られる半導体装置の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
の製造方法は、上記目的を達成するため、基板の一方の
面に成膜した絶縁膜にエッチングによりホールを形成す
る工程を少なくとも有する半導体装置の製造方法におい
て、上記絶縁膜をエッチングしてホールを形成する際
に、基板の他方の面に冷却ガスを与えることを特徴とす
るものである。
の製造方法は、上記目的を達成するため、基板の一方の
面に成膜した絶縁膜にエッチングによりホールを形成す
る工程を少なくとも有する半導体装置の製造方法におい
て、上記絶縁膜をエッチングしてホールを形成する際
に、基板の他方の面に冷却ガスを与えることを特徴とす
るものである。
【0012】この発明によれば、上記冷却ガスを基板面
に与えるガス圧力を制御することにより、形成するホー
ルの形状制御を行うことができる。これは、エッチング
特性に不都合を及ぼすような他の要因に影響は与えず、
よって、他のエッチング特性を悪化させずに、ホールの
側壁傾斜角度を制御することができる。
に与えるガス圧力を制御することにより、形成するホー
ルの形状制御を行うことができる。これは、エッチング
特性に不都合を及ぼすような他の要因に影響は与えず、
よって、他のエッチング特性を悪化させずに、ホールの
側壁傾斜角度を制御することができる。
【0013】たとえば、上記冷却ガスを、基板全体の温
度を均一に制御できるように、あるいは、基板の着目し
た個所の温度制御を選択的に行えるように基板に与える
ように構成して、形成するホールの側壁傾斜角度を制御
するようにできる。また冷却ガスを、基板の少なくとも
2個所、たとえば基板のセンターとエッジとの少なくと
も2個所に2系統で与え、かつ与える冷却ガスの圧力
は、各与えられる個所で独立して制御できるように構成
して、着目する個所での独立の制御により、ホールの側
壁傾斜角度のみを、制御するように構成できる。
度を均一に制御できるように、あるいは、基板の着目し
た個所の温度制御を選択的に行えるように基板に与える
ように構成して、形成するホールの側壁傾斜角度を制御
するようにできる。また冷却ガスを、基板の少なくとも
2個所、たとえば基板のセンターとエッジとの少なくと
も2個所に2系統で与え、かつ与える冷却ガスの圧力
は、各与えられる個所で独立して制御できるように構成
して、着目する個所での独立の制御により、ホールの側
壁傾斜角度のみを、制御するように構成できる。
【0014】また、基板は、単極式静電チャックにより
支持し、この単極式静電チャックの基板支持電極は、エ
ッチング中冷却するようにして、ウェハ基板全体を冷却
し、かつ、着目する個所をさらに上記のように温度制御
して、ホールの形状制御を達成できる。
支持し、この単極式静電チャックの基板支持電極は、エ
ッチング中冷却するようにして、ウェハ基板全体を冷却
し、かつ、着目する個所をさらに上記のように温度制御
して、ホールの形状制御を達成できる。
【0015】エッチング時のエッチング用のガスとし
て、少なくともF原子を含有するガスと、Arと、N2
との混合ガスを、好ましく用いることができる。なお、
エッチングガスは、被エッチング材の材質等の条件で、
適宜選定すべきであることは、当然である。
て、少なくともF原子を含有するガスと、Arと、N2
との混合ガスを、好ましく用いることができる。なお、
エッチングガスは、被エッチング材の材質等の条件で、
適宜選定すべきであることは、当然である。
【0016】本発明は、エッチング装置として、電極間
隔が12mm以下の平行平板型反応性イオンエッチング
装置、いわゆるナローギャップ型イオンエッチング装置
を、毎葉式で用いる場合についても、従来のような煩瑣
な条件出しを要さないので、容易に、しかも適正なホー
ル形成技術として用いることができる。
隔が12mm以下の平行平板型反応性イオンエッチング
装置、いわゆるナローギャップ型イオンエッチング装置
を、毎葉式で用いる場合についても、従来のような煩瑣
な条件出しを要さないので、容易に、しかも適正なホー
ル形成技術として用いることができる。
【0017】本発明は、絶縁膜に形成するコンタクトホ
ール、ヴィアホール、その他接続孔等の各種のホール形
成について、利用できる。
ール、ヴィアホール、その他接続孔等の各種のホール形
成について、利用できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態例につい
て、図面を参照して、具体的に説明する。ただし、当然
のことではあるが、本発明は、以下の実施の形態例によ
り限定を受けるものではない。
て、図面を参照して、具体的に説明する。ただし、当然
のことではあるが、本発明は、以下の実施の形態例によ
り限定を受けるものではない。
【0019】実施の形態例1 以下に説明する本実施の形態例は、微細で集積化された
半導体装置の製造の際、多層配線構造について絶縁膜に
ヴィアホールを形成するエッチングにおいて、毎葉式ナ
ローギャップ型RIE装置(特に図1に示す構造のエッ
チング装置)を用いる場合に、本発明を具体化したもの
である。この実施の形態例では、エッチング中に、He
を用いたウェーハ裏面(配線形成面と逆の面)冷却ガス
により、基板ウェーハを冷却するようにした。また、エ
ッチングガスは、CHF3 ,CF4 を主に使用し、ウェ
ーハ裏面の冷却ガスの圧力は、基板センター、エッジに
与え、それぞれを独立して制御するようにした。なお本
例では冷却ガスはウェーハ裏面を冷やしたのち、チャン
バーに入るので、使用する系でエッチングに影響を与え
るガス(たとえばここではN2 )は使用できないが、エ
ッチングに影響を与えない不活性なガスであれば冷却ガ
スとして使用でき、たとえばAr等は使用可能である。
ただし、冷却ガスが、閉システムでチャンバーに影響を
与えない構成にすることも可能であり、その場合は各種
の冷却ガスを適宜用いることができる。
半導体装置の製造の際、多層配線構造について絶縁膜に
ヴィアホールを形成するエッチングにおいて、毎葉式ナ
ローギャップ型RIE装置(特に図1に示す構造のエッ
チング装置)を用いる場合に、本発明を具体化したもの
である。この実施の形態例では、エッチング中に、He
を用いたウェーハ裏面(配線形成面と逆の面)冷却ガス
により、基板ウェーハを冷却するようにした。また、エ
ッチングガスは、CHF3 ,CF4 を主に使用し、ウェ
ーハ裏面の冷却ガスの圧力は、基板センター、エッジに
与え、それぞれを独立して制御するようにした。なお本
例では冷却ガスはウェーハ裏面を冷やしたのち、チャン
バーに入るので、使用する系でエッチングに影響を与え
るガス(たとえばここではN2 )は使用できないが、エ
ッチングに影響を与えない不活性なガスであれば冷却ガ
スとして使用でき、たとえばAr等は使用可能である。
ただし、冷却ガスが、閉システムでチャンバーに影響を
与えない構成にすることも可能であり、その場合は各種
の冷却ガスを適宜用いることができる。
【0020】本例では、本発明を適用する結果、他のエ
ッチング特性(たとえば均一性)を悪化させないで、ヴ
ィアホールの側壁傾斜角度を、上記ウェーハ裏面の冷却
ガス圧力のみで制御することができる。冷却の程度によ
り、次に説明するように堆積膜の形成が制御され、これ
によりホールの側壁傾斜角度の制御が可能となるからで
ある。適宜冷却ガス圧力を高くして冷却効率を高め、基
板もしくは着目する基板部分の温度を下げ、あるいは逆
に冷却ガス圧力を低くして冷却効率を低めるなどの操作
によって、所望の制御を実現できる。
ッチング特性(たとえば均一性)を悪化させないで、ヴ
ィアホールの側壁傾斜角度を、上記ウェーハ裏面の冷却
ガス圧力のみで制御することができる。冷却の程度によ
り、次に説明するように堆積膜の形成が制御され、これ
によりホールの側壁傾斜角度の制御が可能となるからで
ある。適宜冷却ガス圧力を高くして冷却効率を高め、基
板もしくは着目する基板部分の温度を下げ、あるいは逆
に冷却ガス圧力を低くして冷却効率を低めるなどの操作
によって、所望の制御を実現できる。
【0021】この、ヴィアホールの側壁傾斜角度の制御
の作用について、以下図2ないし図4を参照して説明す
る。各図中、符号104はヴィアホールを開口すべき層
間絶縁膜であり、たとえば酸化膜である。105はヴィ
アホール形成のためのマスクとするパターニングされた
フォトレジストである。
の作用について、以下図2ないし図4を参照して説明す
る。各図中、符号104はヴィアホールを開口すべき層
間絶縁膜であり、たとえば酸化膜である。105はヴィ
アホール形成のためのマスクとするパターニングされた
フォトレジストである。
【0022】側壁傾斜角度の制御は、具体的には、ウェ
ーハ裏面の冷却ガス圧力の制御により冷却能を変動させ
てウェーハ基板の温度を変化させる。これにより側壁に
堆積する反応生成物の量が変化して、側壁傾斜角度を制
御できる。
ーハ裏面の冷却ガス圧力の制御により冷却能を変動させ
てウェーハ基板の温度を変化させる。これにより側壁に
堆積する反応生成物の量が変化して、側壁傾斜角度を制
御できる。
【0023】たとえば、CHF3 ,CF4 を用いて酸化
膜をエッチングすると、反応生成物としてフロロカーボ
ン系の物質(CFx)が堆積する。図2にエッチング初
期段階の状態を示す。図2ないし図4中、エッチング作
用を呈するFラジカル(またはFイオン)粒子を模式的
に符号202で示し、反応生成物を模式的に符号203
で示し、堆積膜を模式的に符号201で示す。そもそも
CF4 はプラズマ中で、CF,CF2 ,CF3 ,Fに解
離するが、実際には、CFxラジカル、Fラジカルが解
離と再結合とを繰り返して定常状態に達している。そこ
へCHF3 のHが割り込みFラジカルと反応するため、
CFxラジカルと再結合するためのFラジカルの量が減
少する。その結果、CFはCF2 に、CF2 はCF
3 に、CF3はCF4 に戻ることができなくなり、定
常状態と比較すると、CFやCF2 が増加する。
膜をエッチングすると、反応生成物としてフロロカーボ
ン系の物質(CFx)が堆積する。図2にエッチング初
期段階の状態を示す。図2ないし図4中、エッチング作
用を呈するFラジカル(またはFイオン)粒子を模式的
に符号202で示し、反応生成物を模式的に符号203
で示し、堆積膜を模式的に符号201で示す。そもそも
CF4 はプラズマ中で、CF,CF2 ,CF3 ,Fに解
離するが、実際には、CFxラジカル、Fラジカルが解
離と再結合とを繰り返して定常状態に達している。そこ
へCHF3 のHが割り込みFラジカルと反応するため、
CFxラジカルと再結合するためのFラジカルの量が減
少する。その結果、CFはCF2 に、CF2 はCF
3 に、CF3はCF4 に戻ることができなくなり、定
常状態と比較すると、CFやCF2 が増加する。
【0024】これらCFやCF2 は、原子価が4の炭素
原子にフッ素原子が1個または2個しか結合していない
ため、不対電子が2個以上余り、互いに反応して重合し
一般的にフロロカーボン膜を形成する。このフロロカー
ボン膜はウェーハの基板温度が低いほど、堆積速度が速
くなる。この現象はプラズマCVD等でも確認されてお
り、基板(側面)表面上の活性種の吸着量が増大するた
めと推定されている。このフロロカーボン膜はエッチン
グの際、すべてを分解することができず、側壁にはこれ
が残留するため、図3(エッチング中の状態を示す)に
示すよう堆積膜201によりにホール底の面積が小さく
なり、最終的には図4のように傾斜角度がついたような
形状になる。
原子にフッ素原子が1個または2個しか結合していない
ため、不対電子が2個以上余り、互いに反応して重合し
一般的にフロロカーボン膜を形成する。このフロロカー
ボン膜はウェーハの基板温度が低いほど、堆積速度が速
くなる。この現象はプラズマCVD等でも確認されてお
り、基板(側面)表面上の活性種の吸着量が増大するた
めと推定されている。このフロロカーボン膜はエッチン
グの際、すべてを分解することができず、側壁にはこれ
が残留するため、図3(エッチング中の状態を示す)に
示すよう堆積膜201によりにホール底の面積が小さく
なり、最終的には図4のように傾斜角度がついたような
形状になる。
【0025】したがって、側壁傾斜角度のみを制御する
場合、フロロカーボン膜の堆積速度を変化させることに
より、該側壁傾斜角度のみの制御が可能となる。この堆
積速度は、基板温度により変化するので、被エッチング
ウェーハについて基板温度を変更することで、かかる側
壁傾斜角度のみの制御が可能となるのである。基板温度
は、基板を支持している下部電極の温度、及びウェーハ
裏面冷却ガスにより変化させることができるが、下部電
極は一般に装置外部のチラー等で温度制御しているた
め、温度変更に時間がかかる。一方、ウェーハ冷却ガス
は、その冷却圧力をパラメータで設定できるため、即座
に変更することが可能である。
場合、フロロカーボン膜の堆積速度を変化させることに
より、該側壁傾斜角度のみの制御が可能となる。この堆
積速度は、基板温度により変化するので、被エッチング
ウェーハについて基板温度を変更することで、かかる側
壁傾斜角度のみの制御が可能となるのである。基板温度
は、基板を支持している下部電極の温度、及びウェーハ
裏面冷却ガスにより変化させることができるが、下部電
極は一般に装置外部のチラー等で温度制御しているた
め、温度変更に時間がかかる。一方、ウェーハ冷却ガス
は、その冷却圧力をパラメータで設定できるため、即座
に変更することが可能である。
【0026】以下、具体的に、図面を参照して、本実施
の形態例について説明する。まず、本実施の形態例で用
いたエッチング装置である毎葉式ナローギャップ型RI
E装置について、図1を参照して説明する。
の形態例について説明する。まず、本実施の形態例で用
いたエッチング装置である毎葉式ナローギャップ型RI
E装置について、図1を参照して説明する。
【0027】この装置は、高周波電源から、上部電極3
05及び下部電極304(ウェーハ支持用のサセプタを
なす)に、380MHzのRFバイアスを印加し、高密
度プラズマを形成している。符号310はプロセスガス
の導入を示す矢印、308,309は、それぞれ第1,
第2のガス拡散板を示すものである。エッチング中は、
下部電極304が上下することによって(矢印312に
より上下駆動を示す)、上下電極305,304間を十
数mmにし、なおかつ石英リング306,307により
プラズマを封じ込める機構になっている。エッチング中
の基板ウェーハ311(たとえば8インチウェーハ)
は、下部電極304上に、単極式静電チャックにて固定
される。ウェーハの冷却機構は、下部電極304にウェ
ーハ裏面冷却ガス302,303の2系統を備え、これ
はウェーハ311のセンターとエッジをそれぞれ独立し
て制御している。下部電極304は、それ自体の温度制
御用として、下部電極冷却用冷媒配管301を用いて、
冷媒(たとえば商品名:フロリナートとして市販される
フッ素系冷媒)を循環させて下部電極304を冷却する
構造となっている。エッチング中、基板ウェーハ311
は下部電極304上に静電的に吸着支持されるので、基
板ウェーハ311は下部電極304にほぼ密着するが、
基板ウェーハ311の裏面には設定したガス圧にて冷却
ガス302,303が与えられるので、図示では明瞭に
は現れないが、基板ウェーハ311と下部電極304と
の間は、ガスが逃げられる僅かな隙間が生じている。
05及び下部電極304(ウェーハ支持用のサセプタを
なす)に、380MHzのRFバイアスを印加し、高密
度プラズマを形成している。符号310はプロセスガス
の導入を示す矢印、308,309は、それぞれ第1,
第2のガス拡散板を示すものである。エッチング中は、
下部電極304が上下することによって(矢印312に
より上下駆動を示す)、上下電極305,304間を十
数mmにし、なおかつ石英リング306,307により
プラズマを封じ込める機構になっている。エッチング中
の基板ウェーハ311(たとえば8インチウェーハ)
は、下部電極304上に、単極式静電チャックにて固定
される。ウェーハの冷却機構は、下部電極304にウェ
ーハ裏面冷却ガス302,303の2系統を備え、これ
はウェーハ311のセンターとエッジをそれぞれ独立し
て制御している。下部電極304は、それ自体の温度制
御用として、下部電極冷却用冷媒配管301を用いて、
冷媒(たとえば商品名:フロリナートとして市販される
フッ素系冷媒)を循環させて下部電極304を冷却する
構造となっている。エッチング中、基板ウェーハ311
は下部電極304上に静電的に吸着支持されるので、基
板ウェーハ311は下部電極304にほぼ密着するが、
基板ウェーハ311の裏面には設定したガス圧にて冷却
ガス302,303が与えられるので、図示では明瞭に
は現れないが、基板ウェーハ311と下部電極304と
の間は、ガスが逃げられる僅かな隙間が生じている。
【0028】本例では、ヴィアホールの形成に、本発明
を適用する。ここで用いるサンプルは、図10に示した
構造のものである。基板の一方の面に形成した下地10
1(下地層間膜、または下層配線)上に、メタル配線1
02として、アルミニウム系材料配線特にAl−Cu合
金(たとえばAl−1wt%Cu合金)を形成し、さら
にその上に反射防止膜103としてTiN膜等を形成す
る。その後、層間絶縁膜104としてSiO2 をたとえ
ば減圧CVD法で900nm厚で形成したのち、i線ス
テッパーを用いてフォトレジスト105を0.5μm径
にパターン加工する。以上で図10の構造とする。概略
工程としてはその後、フォトレジスト105をマスクと
して絶縁膜104をエッチングし、図11のようにヴィ
アホールを開口する。図11はヴィアホール開口後、レ
ジストを除去した状態を示す。さらにホール内にたとえ
ばスパッタ法によりTiN/Ti(膜厚:70/30n
m)からなる密着層106を、Tiコリメートスパッタ
法などにより形成し、次いで図12のように、ここでは
ブランケットタングステンを配線プラグ材料107とし
てこれを基板全面に、ヴィアホールへも埋め込みながら
600nm厚で形成する。そしてこの配線プラグ材料1
07(ブランケットタングステン)を全面エッチバック
して、ヴィアホール内にのみ配線プラグ材料107を残
して、図13に概略を示す配線プラグ構造を得る。
を適用する。ここで用いるサンプルは、図10に示した
構造のものである。基板の一方の面に形成した下地10
1(下地層間膜、または下層配線)上に、メタル配線1
02として、アルミニウム系材料配線特にAl−Cu合
金(たとえばAl−1wt%Cu合金)を形成し、さら
にその上に反射防止膜103としてTiN膜等を形成す
る。その後、層間絶縁膜104としてSiO2 をたとえ
ば減圧CVD法で900nm厚で形成したのち、i線ス
テッパーを用いてフォトレジスト105を0.5μm径
にパターン加工する。以上で図10の構造とする。概略
工程としてはその後、フォトレジスト105をマスクと
して絶縁膜104をエッチングし、図11のようにヴィ
アホールを開口する。図11はヴィアホール開口後、レ
ジストを除去した状態を示す。さらにホール内にたとえ
ばスパッタ法によりTiN/Ti(膜厚:70/30n
m)からなる密着層106を、Tiコリメートスパッタ
法などにより形成し、次いで図12のように、ここでは
ブランケットタングステンを配線プラグ材料107とし
てこれを基板全面に、ヴィアホールへも埋め込みながら
600nm厚で形成する。そしてこの配線プラグ材料1
07(ブランケットタングステン)を全面エッチバック
して、ヴィアホール内にのみ配線プラグ材料107を残
して、図13に概略を示す配線プラグ構造を得る。
【0029】この場合本例では、図10のサンプルを、
以下の条件でエッチングすることにより、図5(a)の
形状を得た。 (条件1) 装置:ナローギャップ型イオンエッチング装置 ガス:CHF3 /CF4 /Ar/N2 =35/50/4
00/20sccm 圧力:160Pa RFパワー:1400W 電極間隔:11mm 下部電極温度:0℃ ウェーハ裏面冷却用Heガス圧力:(センター/エッ
ジ)=10/26.6hPa
以下の条件でエッチングすることにより、図5(a)の
形状を得た。 (条件1) 装置:ナローギャップ型イオンエッチング装置 ガス:CHF3 /CF4 /Ar/N2 =35/50/4
00/20sccm 圧力:160Pa RFパワー:1400W 電極間隔:11mm 下部電極温度:0℃ ウェーハ裏面冷却用Heガス圧力:(センター/エッ
ジ)=10/26.6hPa
【0030】本例ではこのエッチングによって、ヴィア
ホールの側壁傾斜角度401が、85°であり、ヴィア
ホール底部の径が、0.30μmであるホール構造が得
られた。また、絶縁膜104(酸化膜)のエッチレート
の面内均一性は、±8%であった。この後、前記した手
順にしたがって、ホール内にTiN/Ti(膜厚:70
/30nm)からなる密着層106(Tiコリメートス
パッタ法)、ブランケットタングステンからなる配線プ
ラグ材料107を600nm形成し、これを全面エッチ
バックして、配線プラグを形成したところ、図5(b)
に示すように、本実施の形態例によって、良好な配線プ
ラグ形成が実現できた。このように本例によれば、本発
明を適用したことにより、基板ウェーハ裏面に与える冷
却ガス圧力のみの単独制御で、側壁傾斜角度制御がで
き、よって、低コスト、短時間で、側壁傾斜角度を合わ
せ込むことが可能となる。また、良好な配線プラグを形
成することが可能になる。
ホールの側壁傾斜角度401が、85°であり、ヴィア
ホール底部の径が、0.30μmであるホール構造が得
られた。また、絶縁膜104(酸化膜)のエッチレート
の面内均一性は、±8%であった。この後、前記した手
順にしたがって、ホール内にTiN/Ti(膜厚:70
/30nm)からなる密着層106(Tiコリメートス
パッタ法)、ブランケットタングステンからなる配線プ
ラグ材料107を600nm形成し、これを全面エッチ
バックして、配線プラグを形成したところ、図5(b)
に示すように、本実施の形態例によって、良好な配線プ
ラグ形成が実現できた。このように本例によれば、本発
明を適用したことにより、基板ウェーハ裏面に与える冷
却ガス圧力のみの単独制御で、側壁傾斜角度制御がで
き、よって、低コスト、短時間で、側壁傾斜角度を合わ
せ込むことが可能となる。また、良好な配線プラグを形
成することが可能になる。
【0031】なお本例では、ヴィアホール底部の径が
0.30μmであり、エッチング変換差が−0.2μm
となった。底部の径が小さくなると、単位面積当たりの
電気抵抗が大きくなるため、電気的信頼性が低下する傾
向がもたらされることがあるので、良好な配線プラグ形
成が実現できる側壁傾斜角度を保ち、なおかつ、エッチ
ング変換差を可能な限り小さくできる条件が望ましいと
言える。
0.30μmであり、エッチング変換差が−0.2μm
となった。底部の径が小さくなると、単位面積当たりの
電気抵抗が大きくなるため、電気的信頼性が低下する傾
向がもたらされることがあるので、良好な配線プラグ形
成が実現できる側壁傾斜角度を保ち、なおかつ、エッチ
ング変換差を可能な限り小さくできる条件が望ましいと
言える。
【0032】実施の形態例2 本実施の形態例は、実施の形態例1と同様、ヴィアホー
ルの形成に、本発明を適用する。その他、以下特に説明
する条件以外については、たとえば使用するエッチング
装置等の構成については、実施の形態例1と同様であ
る。
ルの形成に、本発明を適用する。その他、以下特に説明
する条件以外については、たとえば使用するエッチング
装置等の構成については、実施の形態例1と同様であ
る。
【0033】ここで用いるサンプルは、実施の形態例1
と同じく、図10に示した構造のものである。基板の一
方の面に形成した下地101(下地層間膜、または下層
配線)上に、メタル配線102として、アルミニウム系
材料配線特にAl−Cu合金を形成し、さらにその上に
反射防止膜103としてTiN膜等を形成する。その
後、層間絶縁膜104としてSiO2 をたとえば減圧C
VD法で900nm厚で形成したのち、i線ステッパー
を用いてフォトレジスト105を0.5μm径にパター
ン加工する。以上で図10の構造とする。概略工程とし
てはその後、フォトレジスト105をマスクとして絶縁
膜104をエッチングし、図11のようにヴィアホール
を開口する。図11はヴィアホール開口後、レジストを
除去した状態を示す。さらにホール内にたとえばスパッ
タ法によりTiN/Ti(膜厚:70/30nm)から
なる密着層106を、Tiコリメートスパッタ法などに
より形成し、次いで図12のように、ここではブランケ
ットタングステンを配線プラグ材料107としてこれを
基板全面に、ヴィアホールへも埋め込みながら600n
m厚で形成する。そしてこの配線プラグ材料107(ブ
ランケットタングステン)を全面エッチバックして、ヴ
ィアホール内にのみ配線プラグ材料107を残して、図
13に概略を示す配線プラグ構造を得る。
と同じく、図10に示した構造のものである。基板の一
方の面に形成した下地101(下地層間膜、または下層
配線)上に、メタル配線102として、アルミニウム系
材料配線特にAl−Cu合金を形成し、さらにその上に
反射防止膜103としてTiN膜等を形成する。その
後、層間絶縁膜104としてSiO2 をたとえば減圧C
VD法で900nm厚で形成したのち、i線ステッパー
を用いてフォトレジスト105を0.5μm径にパター
ン加工する。以上で図10の構造とする。概略工程とし
てはその後、フォトレジスト105をマスクとして絶縁
膜104をエッチングし、図11のようにヴィアホール
を開口する。図11はヴィアホール開口後、レジストを
除去した状態を示す。さらにホール内にたとえばスパッ
タ法によりTiN/Ti(膜厚:70/30nm)から
なる密着層106を、Tiコリメートスパッタ法などに
より形成し、次いで図12のように、ここではブランケ
ットタングステンを配線プラグ材料107としてこれを
基板全面に、ヴィアホールへも埋め込みながら600n
m厚で形成する。そしてこの配線プラグ材料107(ブ
ランケットタングステン)を全面エッチバックして、ヴ
ィアホール内にのみ配線プラグ材料107を残して、図
13に概略を示す配線プラグ構造を得る。
【0034】この場合本例では、図10のサンプルを、
以下の条件でエッチングすることにより、図6(a)の
形状を得た。 (条件2) 装置:ナローギャップ型イオンエッチング装置 ガス:CHF3 /CF4 /Ar/N2 =35/50/4
00/20sccm 圧力:160Pa RFパワー:1400W 電極間隔:11mm 下部電極温度:0℃ ウェーハ裏面冷却用Heガス圧力:(センター/エッ
ジ)=6.7/17.3hPa
以下の条件でエッチングすることにより、図6(a)の
形状を得た。 (条件2) 装置:ナローギャップ型イオンエッチング装置 ガス:CHF3 /CF4 /Ar/N2 =35/50/4
00/20sccm 圧力:160Pa RFパワー:1400W 電極間隔:11mm 下部電極温度:0℃ ウェーハ裏面冷却用Heガス圧力:(センター/エッ
ジ)=6.7/17.3hPa
【0035】本例ではこのエッチングによって、ヴィア
ホールの側壁傾斜角度402が、87°であり、ヴィア
ホール底部の径が、0.40μmであるホール構造が得
られた。本例では、実施の形態例1に比べて側壁傾斜角
度が垂直に近くなったため、底部の径も、実施の形態例
1よりも大きめの0.40μmとなったのである。ま
た、絶縁膜104(酸化膜)のエッチレートの面内均一
性は、±7.5%であった。この後、前記した手順にし
たがって、ホール内にTiN/Ti(膜厚:70/30
nm)からなる密着層106(Tiコリメートスパッタ
法)、ブランケットタングステンからなる配線プラグ材
料107を600nm形成し、これを全面エッチバック
して、配線プラグを形成したところ、図6(b)に示す
ように、本実施の形態例によって、良好な配線信頼性が
十分に保証できる配線プラグ形成が実現できた。このよ
うに本例によれば、本発明を適用したことにより、基板
ウェーハ裏面に与える冷却ガス圧力のみの単独制御で、
側壁傾斜角度制御ができ、よって、低コスト、短時間
で、側壁傾斜角度を合わせ込むことが可能となる。ま
た、良好な配線プラグを形成することが可能になる。
ホールの側壁傾斜角度402が、87°であり、ヴィア
ホール底部の径が、0.40μmであるホール構造が得
られた。本例では、実施の形態例1に比べて側壁傾斜角
度が垂直に近くなったため、底部の径も、実施の形態例
1よりも大きめの0.40μmとなったのである。ま
た、絶縁膜104(酸化膜)のエッチレートの面内均一
性は、±7.5%であった。この後、前記した手順にし
たがって、ホール内にTiN/Ti(膜厚:70/30
nm)からなる密着層106(Tiコリメートスパッタ
法)、ブランケットタングステンからなる配線プラグ材
料107を600nm形成し、これを全面エッチバック
して、配線プラグを形成したところ、図6(b)に示す
ように、本実施の形態例によって、良好な配線信頼性が
十分に保証できる配線プラグ形成が実現できた。このよ
うに本例によれば、本発明を適用したことにより、基板
ウェーハ裏面に与える冷却ガス圧力のみの単独制御で、
側壁傾斜角度制御ができ、よって、低コスト、短時間
で、側壁傾斜角度を合わせ込むことが可能となる。ま
た、良好な配線プラグを形成することが可能になる。
【0036】実施の形態例3 本実施の形態例は、実施の形態例1と同様、ヴィアホー
ルの形成に、本発明を適用する。その他、以下特に説明
する条件以外については、たとえば使用するエッチング
装置等の構成については、実施の形態例1と同様であ
る。
ルの形成に、本発明を適用する。その他、以下特に説明
する条件以外については、たとえば使用するエッチング
装置等の構成については、実施の形態例1と同様であ
る。
【0037】ここで用いるサンプルは、実施の形態例1
と同じく、図10に示した構造のものである。基板の一
方の面に形成した下地101(下地層間膜、または下層
配線)上に、メタル配線102として、アルミニウム系
材料配線特にAl−Cu合金を形成し、さらにその上に
反射防止膜103としてTiN膜等を形成する。その
後、層間絶縁膜104としてSiO2 をたとえば減圧C
VD法で900nm厚で形成したのち、i線ステッパー
を用いてフォトレジスト105を0.5μm径にパター
ン加工する。以上で図10の構造とする。概略工程とし
てはその後、フォトレジスト105をマスクとして絶縁
膜104をエッチングし、図11のようにヴィアホール
を開口する。図11はヴィアホール開口後、レジストを
除去した状態を示す。さらにホール内にたとえばスパッ
タ法によりTiN/Ti(膜厚:70/30nm)から
なる密着層106を、Tiコリメートスパッタ法などに
より形成し、次いで図12のように、ここではブランケ
ットタングステンを配線プラグ材料107としてこれを
基板全面に、ヴィアホールへも埋め込みながら600n
m厚で形成する。そしてこの配線プラグ材料107(ブ
ランケットタングステン)を全面エッチバックして、ヴ
ィアホール内にのみ配線プラグ材料107を残して、図
13に概略を示す配線プラグ構造を得る。
と同じく、図10に示した構造のものである。基板の一
方の面に形成した下地101(下地層間膜、または下層
配線)上に、メタル配線102として、アルミニウム系
材料配線特にAl−Cu合金を形成し、さらにその上に
反射防止膜103としてTiN膜等を形成する。その
後、層間絶縁膜104としてSiO2 をたとえば減圧C
VD法で900nm厚で形成したのち、i線ステッパー
を用いてフォトレジスト105を0.5μm径にパター
ン加工する。以上で図10の構造とする。概略工程とし
てはその後、フォトレジスト105をマスクとして絶縁
膜104をエッチングし、図11のようにヴィアホール
を開口する。図11はヴィアホール開口後、レジストを
除去した状態を示す。さらにホール内にたとえばスパッ
タ法によりTiN/Ti(膜厚:70/30nm)から
なる密着層106を、Tiコリメートスパッタ法などに
より形成し、次いで図12のように、ここではブランケ
ットタングステンを配線プラグ材料107としてこれを
基板全面に、ヴィアホールへも埋め込みながら600n
m厚で形成する。そしてこの配線プラグ材料107(ブ
ランケットタングステン)を全面エッチバックして、ヴ
ィアホール内にのみ配線プラグ材料107を残して、図
13に概略を示す配線プラグ構造を得る。
【0038】この場合本例では、図10のサンプルを、
以下の条件でエッチングすることにより、図7(a)の
形状を得た。 (条件3) 装置:ナローギャップ型イオンエッチング装置 ガス:CHF3 /CF4 /Ar/N2 =50/75/8
00/20sccm 圧力:70Pa RFパワー:1100W 電極間隔:10mm 下部電極温度:0℃ ウェーハ裏面冷却用Heガス圧力:(センター/エッ
ジ)=10/26.6hPa
以下の条件でエッチングすることにより、図7(a)の
形状を得た。 (条件3) 装置:ナローギャップ型イオンエッチング装置 ガス:CHF3 /CF4 /Ar/N2 =50/75/8
00/20sccm 圧力:70Pa RFパワー:1100W 電極間隔:10mm 下部電極温度:0℃ ウェーハ裏面冷却用Heガス圧力:(センター/エッ
ジ)=10/26.6hPa
【0039】本例ではこのエッチングによって、ヴィア
ホールの側壁傾斜角度501が、86°であり、ヴィア
ホール底部の径が、0.38μmであるホール構造が得
られた。また、絶縁膜104(酸化膜)のエッチレート
の面内均一性は、±7.5%であった。この後、前記し
た手順にしたがって、ホール内にTiN/Ti(膜厚:
70/30nm)からなる密着層106(Tiコリメー
トスパッタ法)、ブランケットタングステンからなる配
線プラグ材料107を600nm形成し、これを全面エ
ッチバックして、配線プラグを形成したところ、図7
(b)に示すように、本実施の形態例によって、良好な
配線信頼性が十分に保証できる配線プラグ形成が実現で
きた。このように本例によれば、本発明を適用したこと
により、基板ウェーハ裏面に与える冷却ガス圧力のみの
単独制御で、側壁傾斜角度制御ができ、よって、低コス
ト、短時間で、側壁傾斜角度を合わせ込むことが可能と
なる。また、良好な配線プラグを形成することが可能に
なる。
ホールの側壁傾斜角度501が、86°であり、ヴィア
ホール底部の径が、0.38μmであるホール構造が得
られた。また、絶縁膜104(酸化膜)のエッチレート
の面内均一性は、±7.5%であった。この後、前記し
た手順にしたがって、ホール内にTiN/Ti(膜厚:
70/30nm)からなる密着層106(Tiコリメー
トスパッタ法)、ブランケットタングステンからなる配
線プラグ材料107を600nm形成し、これを全面エ
ッチバックして、配線プラグを形成したところ、図7
(b)に示すように、本実施の形態例によって、良好な
配線信頼性が十分に保証できる配線プラグ形成が実現で
きた。このように本例によれば、本発明を適用したこと
により、基板ウェーハ裏面に与える冷却ガス圧力のみの
単独制御で、側壁傾斜角度制御ができ、よって、低コス
ト、短時間で、側壁傾斜角度を合わせ込むことが可能と
なる。また、良好な配線プラグを形成することが可能に
なる。
【0040】実施の形態例4 本実施の形態例は、実施の形態例1と同様、ヴィアホー
ルの形成に、本発明を適用する。その他、以下特に説明
する条件以外については、たとえば使用するエッチング
装置等の構成については、実施の形態例1と同様であ
る。
ルの形成に、本発明を適用する。その他、以下特に説明
する条件以外については、たとえば使用するエッチング
装置等の構成については、実施の形態例1と同様であ
る。
【0041】ここで用いるサンプルは、実施の形態例1
と同じく、図10に示した構造のものである。基板の一
方の面に形成した下地101(下地層間膜、または下層
配線)上に、メタル配線102として、アルミニウム系
材料配線特にAl−Cu合金を形成し、さらにその上に
反射防止膜103としてTiN膜等を形成する。その
後、層間絶縁膜104としてSiO2 をたとえば減圧C
VD法で900nm厚で形成したのち、i線ステッパー
を用いてフォトレジスト105を0.5μm径にパター
ン加工する。以上で図10の構造とする。概略工程とし
てはその後、フォトレジスト105をマスクとして絶縁
膜104をエッチングし、図11のようにヴィアホール
を開口する。図11はヴィアホール開口後、レジストを
除去した状態を示す。さらにホール内にたとえばスパッ
タ法によりTiN/Ti(膜厚:70/30nm)から
なる密着層106を、Tiコリメートスパッタ法などに
より形成し、次いで図12のように、ここではブランケ
ットタングステンを配線プラグ材料107としてこれを
基板全面に、ヴィアホールへも埋め込みながら600n
m厚で形成する。そしてこの配線プラグ材料107(ブ
ランケットタングステン)を全面エッチバックして、ヴ
ィアホール内にのみ配線プラグ材料107を残して、図
13に概略を示す配線プラグ構造を得る。
と同じく、図10に示した構造のものである。基板の一
方の面に形成した下地101(下地層間膜、または下層
配線)上に、メタル配線102として、アルミニウム系
材料配線特にAl−Cu合金を形成し、さらにその上に
反射防止膜103としてTiN膜等を形成する。その
後、層間絶縁膜104としてSiO2 をたとえば減圧C
VD法で900nm厚で形成したのち、i線ステッパー
を用いてフォトレジスト105を0.5μm径にパター
ン加工する。以上で図10の構造とする。概略工程とし
てはその後、フォトレジスト105をマスクとして絶縁
膜104をエッチングし、図11のようにヴィアホール
を開口する。図11はヴィアホール開口後、レジストを
除去した状態を示す。さらにホール内にたとえばスパッ
タ法によりTiN/Ti(膜厚:70/30nm)から
なる密着層106を、Tiコリメートスパッタ法などに
より形成し、次いで図12のように、ここではブランケ
ットタングステンを配線プラグ材料107としてこれを
基板全面に、ヴィアホールへも埋め込みながら600n
m厚で形成する。そしてこの配線プラグ材料107(ブ
ランケットタングステン)を全面エッチバックして、ヴ
ィアホール内にのみ配線プラグ材料107を残して、図
13に概略を示す配線プラグ構造を得る。
【0042】この場合本例では、図10のサンプルを、
以下の条件でエッチングすることにより、図8(a)の
形状を得た。 (条件4) 装置:ナローギャップ型イオンエッチング装置 ガス:CHF3 /CF4 /Ar/N2 =50/75/8
00/20sccm 圧力:70Pa RFパワー:1100W 電極間隔:10mm 下部電極温度:0℃ ウェーハ裏面冷却用Heガス圧力:(センター/エッ
ジ)=6.7/17.3hPa
以下の条件でエッチングすることにより、図8(a)の
形状を得た。 (条件4) 装置:ナローギャップ型イオンエッチング装置 ガス:CHF3 /CF4 /Ar/N2 =50/75/8
00/20sccm 圧力:70Pa RFパワー:1100W 電極間隔:10mm 下部電極温度:0℃ ウェーハ裏面冷却用Heガス圧力:(センター/エッ
ジ)=6.7/17.3hPa
【0043】本例ではこのエッチングによって、ヴィア
ホールの側壁傾斜角度502が、87°であり、ヴィア
ホール底部の径が、0.40μmであるホール構造が得
られた。また、絶縁膜104(酸化膜)のエッチレート
の面内均一性は、±7%であった。この後、前記した手
順にしたがって、ホール内にTiN/Ti(膜厚:70
/30nm)からなる密着層106(Tiコリメートス
パッタ法)、ブランケットタングステンからなる配線プ
ラグ材料107を600nm形成し、これを全面エッチ
バックして、配線プラグを形成したところ、図8(b)
に示すように、本実施の形態例によって、良好な配線信
頼性が十分に保証できる配線プラグ形成が実現できた。
このように本例によれば、本発明を適用したことによ
り、基板ウェーハ裏面に与える冷却ガス圧力のみの単独
制御で、側壁傾斜角度制御ができ、よって、低コスト、
短時間で、側壁傾斜角度を合わせ込むことが可能とな
る。また、良好な配線プラグを形成することが可能にな
る。
ホールの側壁傾斜角度502が、87°であり、ヴィア
ホール底部の径が、0.40μmであるホール構造が得
られた。また、絶縁膜104(酸化膜)のエッチレート
の面内均一性は、±7%であった。この後、前記した手
順にしたがって、ホール内にTiN/Ti(膜厚:70
/30nm)からなる密着層106(Tiコリメートス
パッタ法)、ブランケットタングステンからなる配線プ
ラグ材料107を600nm形成し、これを全面エッチ
バックして、配線プラグを形成したところ、図8(b)
に示すように、本実施の形態例によって、良好な配線信
頼性が十分に保証できる配線プラグ形成が実現できた。
このように本例によれば、本発明を適用したことによ
り、基板ウェーハ裏面に与える冷却ガス圧力のみの単独
制御で、側壁傾斜角度制御ができ、よって、低コスト、
短時間で、側壁傾斜角度を合わせ込むことが可能とな
る。また、良好な配線プラグを形成することが可能にな
る。
【0044】実施の形態例5 本実施の形態例は、実施の形態例1と同様、ヴィアホー
ルの形成に、本発明を適用する。その他、以下特に説明
する条件以外については、たとえば使用するエッチング
装置等の構成については、実施の形態例1と同様であ
る。
ルの形成に、本発明を適用する。その他、以下特に説明
する条件以外については、たとえば使用するエッチング
装置等の構成については、実施の形態例1と同様であ
る。
【0045】ここで用いるサンプルは、実施の形態例1
と同じく、図10に示した構造のものである。基板の一
方の面に形成した下地101(下地層間膜、または下層
配線)上に、メタル配線102として、アルミニウム系
材料配線特にAl−Cu合金を形成し、さらにその上に
反射防止膜103としてTiN膜等を形成する。その
後、層間絶縁膜104としてSiO2 をたとえば減圧C
VD法で900nm厚で形成したのち、i線ステッパー
を用いてフォトレジスト105を0.5μm径にパター
ン加工する。以上で図10の構造とする。概略工程とし
てはその後、フォトレジスト105をマスクとして絶縁
膜104をエッチングし、図11のようにヴィアホール
を開口する。図11はヴィアホール開口後、レジストを
除去した状態を示す。さらにホール内にたとえばスパッ
タ法によりTiN/Ti(膜厚:70/30nm)から
なる密着層106を、Tiコリメートスパッタ法などに
より形成し、次いで図12のように、ここではブランケ
ットタングステンを配線プラグ材料107としてこれを
基板全面に、ヴィアホールへも埋め込みながら600n
m厚で形成する。そしてこの配線プラグ材料107(ブ
ランケットタングステン)を全面エッチバックして、ヴ
ィアホール内にのみ配線プラグ材料107を残して、図
13に概略を示す配線プラグ構造を得る。
と同じく、図10に示した構造のものである。基板の一
方の面に形成した下地101(下地層間膜、または下層
配線)上に、メタル配線102として、アルミニウム系
材料配線特にAl−Cu合金を形成し、さらにその上に
反射防止膜103としてTiN膜等を形成する。その
後、層間絶縁膜104としてSiO2 をたとえば減圧C
VD法で900nm厚で形成したのち、i線ステッパー
を用いてフォトレジスト105を0.5μm径にパター
ン加工する。以上で図10の構造とする。概略工程とし
てはその後、フォトレジスト105をマスクとして絶縁
膜104をエッチングし、図11のようにヴィアホール
を開口する。図11はヴィアホール開口後、レジストを
除去した状態を示す。さらにホール内にたとえばスパッ
タ法によりTiN/Ti(膜厚:70/30nm)から
なる密着層106を、Tiコリメートスパッタ法などに
より形成し、次いで図12のように、ここではブランケ
ットタングステンを配線プラグ材料107としてこれを
基板全面に、ヴィアホールへも埋め込みながら600n
m厚で形成する。そしてこの配線プラグ材料107(ブ
ランケットタングステン)を全面エッチバックして、ヴ
ィアホール内にのみ配線プラグ材料107を残して、図
13に概略を示す配線プラグ構造を得る。
【0046】この場合本例では、図10のサンプルを、
以下の条件でエッチングすることにより、図9(a)の
形状を得た。 (条件5) 装置:ナローギャップ型イオンエッチング装置 ガス:CHF3 /CF4 /Ar/N2 =50/75/8
00/20sccm 圧力:70Pa RFパワー:1100W 電極間隔:10mm 下部電極温度:0℃ ウェーハ裏面冷却用Heガス圧力:(センター/エッ
ジ)=6.7/13.3hPa
以下の条件でエッチングすることにより、図9(a)の
形状を得た。 (条件5) 装置:ナローギャップ型イオンエッチング装置 ガス:CHF3 /CF4 /Ar/N2 =50/75/8
00/20sccm 圧力:70Pa RFパワー:1100W 電極間隔:10mm 下部電極温度:0℃ ウェーハ裏面冷却用Heガス圧力:(センター/エッ
ジ)=6.7/13.3hPa
【0047】本例ではこのエッチングによって、ヴィア
ホールの側壁傾斜角度503が、88°であり、ヴィア
ホール底部の径が、0.44μmであるホール構造が得
られた。また、絶縁膜104(酸化膜)のエッチレート
の面内均一性は、±7.5%であった。この後、前記し
た手順にしたがって、ホール内にTiN/Ti(膜厚:
70/30nm)からなる密着層106(Tiコリメー
トスパッタ法)、ブランケットタングステンからなる配
線プラグ材料107を600nm形成し、これを全面エ
ッチバックして、配線プラグを形成したところ、図9
(b)に示すように、本実施の形態例によって、良好な
配線信頼性が十分に保証できる配線プラグ形成が実現で
きた。このように本例によれば、本発明を適用したこと
により、基板ウェーハ裏面に与える冷却ガス圧力のみの
単独制御で、側壁傾斜角度制御ができ、よって、低コス
ト、短時間で、側壁傾斜角度を合わせ込むことが可能と
なる。また、良好な配線プラグを形成することが可能に
なる。
ホールの側壁傾斜角度503が、88°であり、ヴィア
ホール底部の径が、0.44μmであるホール構造が得
られた。また、絶縁膜104(酸化膜)のエッチレート
の面内均一性は、±7.5%であった。この後、前記し
た手順にしたがって、ホール内にTiN/Ti(膜厚:
70/30nm)からなる密着層106(Tiコリメー
トスパッタ法)、ブランケットタングステンからなる配
線プラグ材料107を600nm形成し、これを全面エ
ッチバックして、配線プラグを形成したところ、図9
(b)に示すように、本実施の形態例によって、良好な
配線信頼性が十分に保証できる配線プラグ形成が実現で
きた。このように本例によれば、本発明を適用したこと
により、基板ウェーハ裏面に与える冷却ガス圧力のみの
単独制御で、側壁傾斜角度制御ができ、よって、低コス
ト、短時間で、側壁傾斜角度を合わせ込むことが可能と
なる。また、良好な配線プラグを形成することが可能に
なる。
【0048】上記説明した実施の形態例3〜5は、前記
実施の形態例1,2とは、ガス比や、圧力、パワー等の
条件が全く異なっているが、ウェーハ裏面のガス圧力の
変更により、絶縁膜(酸化膜)のエッチレートの面内均
一性はさほど変化せず、側壁傾斜角度のみが変わってい
る。すなわち、このことから、どのようなエッチング条
件においても、ウェーハ裏面のガス圧力は、酸化膜エッ
チレートの面内均一性を保ちつつ、ヴィアホールの側壁
傾斜角度のみ変更できるパラメータであると言える。
実施の形態例1,2とは、ガス比や、圧力、パワー等の
条件が全く異なっているが、ウェーハ裏面のガス圧力の
変更により、絶縁膜(酸化膜)のエッチレートの面内均
一性はさほど変化せず、側壁傾斜角度のみが変わってい
る。すなわち、このことから、どのようなエッチング条
件においても、ウェーハ裏面のガス圧力は、酸化膜エッ
チレートの面内均一性を保ちつつ、ヴィアホールの側壁
傾斜角度のみ変更できるパラメータであると言える。
【0049】以上、本発明を5つの具体的実施の形態例
によって説明したが、前述したとおり本発明は上記具体
的な実施の形態例に限定を受けるものではなく、たとえ
ばプラズマ源や装置構成、被エッチングサンプル構造、
エッチングガスその他プロセス条件等は、本発明の範囲
で適宜選択できるものであることは、言うまでもない。
によって説明したが、前述したとおり本発明は上記具体
的な実施の形態例に限定を受けるものではなく、たとえ
ばプラズマ源や装置構成、被エッチングサンプル構造、
エッチングガスその他プロセス条件等は、本発明の範囲
で適宜選択できるものであることは、言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体装置の製造方法によれば、ホール形成工程を有する半
導体装置製造の際に、ホール形成の条件出しが容易で、
かつホール形成に際し必要とする側壁傾斜角度のみを制
御できるようにして、他に影響を与えることを極力排し
て、接続孔等とするホールについてこれを容易にしかも
適正に形成でき、よって良好な接続配線構造を得られる
半導体装置の製造方法を提供することができる。
体装置の製造方法によれば、ホール形成工程を有する半
導体装置製造の際に、ホール形成の条件出しが容易で、
かつホール形成に際し必要とする側壁傾斜角度のみを制
御できるようにして、他に影響を与えることを極力排し
て、接続孔等とするホールについてこれを容易にしかも
適正に形成でき、よって良好な接続配線構造を得られる
半導体装置の製造方法を提供することができる。
【図1】 本発明の実施の形態例で用いるエッチング装
置(ナローギャップ型RIE装置)のチャンバー構造を
示す概略構成図である。
置(ナローギャップ型RIE装置)のチャンバー構造を
示す概略構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態例の作用説明図である
(1)。
(1)。
【図3】 本発明の実施の形態例の作用説明図である
(2)。
(2)。
【図4】 本発明の実施の形態例の作用説明図である
(3)。
(3)。
【図5】 実施の形態例1の配線プラグ構造を示す断面
図であり、(a)はホールエッチング後の構造を示し、
(b)は配線プラグ材料のエッチバック後の構造を示
す。
図であり、(a)はホールエッチング後の構造を示し、
(b)は配線プラグ材料のエッチバック後の構造を示
す。
【図6】 実施の形態例2の配線プラグ構造を示す断面
図であり、(a)はホールエッチング後の構造を示し、
(b)は配線プラグ材料のエッチバック後の構造を示
す。
図であり、(a)はホールエッチング後の構造を示し、
(b)は配線プラグ材料のエッチバック後の構造を示
す。
【図7】 実施の形態例3の配線プラグ構造を示す断面
図であり、(a)はホールエッチング後の構造を示し、
(b)は配線プラグ材料のエッチバック後の構造を示
す。
図であり、(a)はホールエッチング後の構造を示し、
(b)は配線プラグ材料のエッチバック後の構造を示
す。
【図8】 実施の形態例4の配線プラグ構造を示す断面
図であり、(a)はホールエッチング後の構造を示し、
(b)は配線プラグ材料のエッチバック後の構造を示
す。
図であり、(a)はホールエッチング後の構造を示し、
(b)は配線プラグ材料のエッチバック後の構造を示
す。
【図9】 実施の形態例5の配線プラグ構造を示す断面
図であり、(a)はホールエッチング後の構造を示し、
(b)は配線プラグ材料のエッチバック後の構造を示
す。
図であり、(a)はホールエッチング後の構造を示し、
(b)は配線プラグ材料のエッチバック後の構造を示
す。
【図10】 ヴィアホール形成の一般的工程をを示す断
面図である(1)。
面図である(1)。
【図11】 ヴィアホール形成の一般的工程をを示す断
面図である(2)。
面図である(2)。
【図12】 ヴィアホール形成の一般的工程をを示す断
面図である(3)。
面図である(3)。
【図13】 ヴィアホール形成の一般的工程をを示す断
面図である(4)。
面図である(4)。
101・・・下地(下地層間膜または下地配線)、10
2・・・メタル配線、103・・・反射防止膜、104
・・・絶縁膜(ホールを形成すべき層間絶縁膜、SiO
2 等)、105・・・フォトレジスト、106・・・密
着層、107・・・配線プラグ形成材料、201・・・
堆積膜、202・・・Fラジカル(Fイオン)、203
・・・反応生成物、301・・・下部電極冷却用冷媒配
管、302・・・基板(ウェーハ)裏面冷却ガス(基板
センター用)、303・・・基板(ウェーハ)裏面冷却
ガス(基板エッジ用)、304・・・下部電極(基板支
持電極)、305・・・上部電極、311・・・基板
(ウェーハ)、401・・・実施の形態例1における側
壁傾斜角度、402・・・実施の形態例2における側壁
傾斜角度、501・・・実施の形態例3における側壁傾
斜角度、502・・・実施の形態例4における側壁傾斜
角度、503・・・実施の形態例4における側壁傾斜角
度。
2・・・メタル配線、103・・・反射防止膜、104
・・・絶縁膜(ホールを形成すべき層間絶縁膜、SiO
2 等)、105・・・フォトレジスト、106・・・密
着層、107・・・配線プラグ形成材料、201・・・
堆積膜、202・・・Fラジカル(Fイオン)、203
・・・反応生成物、301・・・下部電極冷却用冷媒配
管、302・・・基板(ウェーハ)裏面冷却ガス(基板
センター用)、303・・・基板(ウェーハ)裏面冷却
ガス(基板エッジ用)、304・・・下部電極(基板支
持電極)、305・・・上部電極、311・・・基板
(ウェーハ)、401・・・実施の形態例1における側
壁傾斜角度、402・・・実施の形態例2における側壁
傾斜角度、501・・・実施の形態例3における側壁傾
斜角度、502・・・実施の形態例4における側壁傾斜
角度、503・・・実施の形態例4における側壁傾斜角
度。
Claims (9)
- 【請求項1】 基板の一方の面に成膜した絶縁膜にエッ
チングによりホールを形成する工程を少なくとも有する
半導体装置の製造方法において、 上記絶縁膜をエッチングしてホールを形成する際に、基
板の他方の面に冷却ガスを与えることを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項2】 上記冷却ガスを与える際のガス圧力を制
御することにより、形成するホールの形状制御を行うこ
とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項3】 上記冷却ガスは、上記基板の少なくとも
2個所に与え、かつ与える冷却ガスの圧力は、各与えら
れる個所で独立して制御できることを特徴とする請求項
1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 上記冷却ガスは、上記基板のセンターと
エッジとの少なくとも2個所に2系統で与えられること
を特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 上記エッチング中の基板は、単極式静電
チャックにより支持することを特徴とする請求項1に記
載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 上記単極式静電チャックの基板支持電極
は、エッチング中冷却されていることを特徴とする請求
項3に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 上記ホールのエッチング時に、エッチン
グ用のガスとして、少なくともF原子を含有するガス
と、Arと、N2 とを用いることを特徴とする請求項1
に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 上記エッチングに用いるエッチング装置
は、電極間隔が12mm以下の平行平板型反応性イオン
エッチング装置であることを特徴とする請求項1に記載
の半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 上記絶縁膜に形成されるホールは、基板
に形成された2層以上の配線層について、配線層間の接
続をとるヴィアホールであることを特徴とする請求項1
に記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9194198A JPH1140545A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9194198A JPH1140545A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1140545A true JPH1140545A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16320592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9194198A Pending JPH1140545A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1140545A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003500865A (ja) * | 1999-05-27 | 2003-01-07 | ステアーグ シーヴイディー システムズ リミテッド | 冷却されるウィンドウ |
| JP2004259826A (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-16 | Hitachi High-Technologies Corp | プラズマ処理装置 |
| JP2004327507A (ja) * | 2003-04-22 | 2004-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
| JP2007287902A (ja) * | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Hitachi High-Technologies Corp | ドライエッチング方法 |
| US7390751B2 (en) * | 2004-12-22 | 2008-06-24 | Dongbu Electronics Co., Ltd. | Dry etching method and apparatus for performing dry etching |
| US11984304B2 (en) | 2021-04-12 | 2024-05-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for plasma etching |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP9194198A patent/JPH1140545A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003500865A (ja) * | 1999-05-27 | 2003-01-07 | ステアーグ シーヴイディー システムズ リミテッド | 冷却されるウィンドウ |
| JP2004259826A (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-16 | Hitachi High-Technologies Corp | プラズマ処理装置 |
| JP2004327507A (ja) * | 2003-04-22 | 2004-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
| US7390751B2 (en) * | 2004-12-22 | 2008-06-24 | Dongbu Electronics Co., Ltd. | Dry etching method and apparatus for performing dry etching |
| JP2007287902A (ja) * | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Hitachi High-Technologies Corp | ドライエッチング方法 |
| US11984304B2 (en) | 2021-04-12 | 2024-05-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for plasma etching |
| US12211672B2 (en) | 2021-04-12 | 2025-01-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for plasma etching |
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