JPH1141827A - 組電池の充電装置、放電装置及び充放電装置 - Google Patents
組電池の充電装置、放電装置及び充放電装置Info
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- JPH1141827A JPH1141827A JP9214115A JP21411597A JPH1141827A JP H1141827 A JPH1141827 A JP H1141827A JP 9214115 A JP9214115 A JP 9214115A JP 21411597 A JP21411597 A JP 21411597A JP H1141827 A JPH1141827 A JP H1141827A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 充電エネルギーの無駄な消費を避けることが
できるとともに、小型かつ低コストで、しかも単電池の
過充電のみならず過放電をも防止して、組電池の効率的
な充電並びに放電を可能とする。 【解決手段】 複数の単電池1A〜1Nは直列接続され
て組電池CBを構成している。各単電池の充電状態ない
し放電状態を各電圧計からの電圧信号で知ることができ
る。組電池CBの充電中に、制御回路4はスイッチング
回路5により、単電池1A〜1Nのうち過充電間近にな
ったものに補充電電池2を切換接続して当該単電池1A
〜1Nの過充電を防止する。また、組電池CBの放電中
に、制御回路4はスイッチング回路5により、単電池1
A〜1Nのうち過放電間近になったものに補充電電池2
を切換接続して、当該単電池1A〜1Nの過放電を防止
する。
できるとともに、小型かつ低コストで、しかも単電池の
過充電のみならず過放電をも防止して、組電池の効率的
な充電並びに放電を可能とする。 【解決手段】 複数の単電池1A〜1Nは直列接続され
て組電池CBを構成している。各単電池の充電状態ない
し放電状態を各電圧計からの電圧信号で知ることができ
る。組電池CBの充電中に、制御回路4はスイッチング
回路5により、単電池1A〜1Nのうち過充電間近にな
ったものに補充電電池2を切換接続して当該単電池1A
〜1Nの過充電を防止する。また、組電池CBの放電中
に、制御回路4はスイッチング回路5により、単電池1
A〜1Nのうち過放電間近になったものに補充電電池2
を切換接続して、当該単電池1A〜1Nの過放電を防止
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は組電池の充電装置、
放電装置及び充放電装置に関し、特に、組電池を構成す
る各単電池の、容量のバラツキによる過充電や過放電を
生じることがなく、組電池の充電や放電を効率的に行う
ことができる充電装置等に関するものである。
放電装置及び充放電装置に関し、特に、組電池を構成す
る各単電池の、容量のバラツキによる過充電や過放電を
生じることがなく、組電池の充電や放電を効率的に行う
ことができる充電装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気自動車等の開発が精力的に行
われるようになり、これに使用される二次電池として、
小型で大容量のリチウムイオン電池等が注目されてい
る。ところで、このような二次電池を電気自動車等の電
源として使用する場合には、単電池を複数直列に接続し
て組電池とすることにより所望の電圧値を得ている。し
かし、リチウムイオン電池等は製造時やその後の使用履
歴等によって容量にバラツキを生じやすく、組電池を一
体として充電あるいは放電させると、容量の小さい単電
池が過充電あるいは過放電となって性能低下を招くとい
う問題があった。
われるようになり、これに使用される二次電池として、
小型で大容量のリチウムイオン電池等が注目されてい
る。ところで、このような二次電池を電気自動車等の電
源として使用する場合には、単電池を複数直列に接続し
て組電池とすることにより所望の電圧値を得ている。し
かし、リチウムイオン電池等は製造時やその後の使用履
歴等によって容量にバラツキを生じやすく、組電池を一
体として充電あるいは放電させると、容量の小さい単電
池が過充電あるいは過放電となって性能低下を招くとい
う問題があった。
【0003】そこで、例えば特開平5−64377号公
報では、各単電池の端子電圧よりその充電状態を検出
し、単電池のうち少なくとも一つが満充電になった場合
には組電池への充電を停止するようにした充電装置が提
案されている。しかし、この充電装置では、容量の小さ
い単電池によって組電池全体の充電が制限されるため
に、容量の大きい他の単電池が十分に充電されず、充電
能力が十分に生かされないという問題がある。
報では、各単電池の端子電圧よりその充電状態を検出
し、単電池のうち少なくとも一つが満充電になった場合
には組電池への充電を停止するようにした充電装置が提
案されている。しかし、この充電装置では、容量の小さ
い単電池によって組電池全体の充電が制限されるため
に、容量の大きい他の単電池が十分に充電されず、充電
能力が十分に生かされないという問題がある。
【0004】これを解決するために、例えば特開平8−
213055号公報に記載の充電装置では、各単電池に
並列に分流回路を設け、単電池の一つが満充電になる
と、これを迂回するように分流回路に充電電流を流し
て、他の単電池への充電を続行できるようにしている。
しかし、この充電装置では、充電電流の一部を迂回させ
るために分流回路内に設けた抵抗で充電エネルギーが無
駄に消費されるという問題がある。
213055号公報に記載の充電装置では、各単電池に
並列に分流回路を設け、単電池の一つが満充電になる
と、これを迂回するように分流回路に充電電流を流し
て、他の単電池への充電を続行できるようにしている。
しかし、この充電装置では、充電電流の一部を迂回させ
るために分流回路内に設けた抵抗で充電エネルギーが無
駄に消費されるという問題がある。
【0005】一方、特開平7−335266号公報に
は、各単電池にスイッチング回路を介してそれぞれ補充
電電池を接続し、単電池が過充電間近になった場合には
当該単電池に補充電電池を接続して過充電を防止するよ
うにした充電装置が提案されている。しかし、この充電
装置では、補充電電池が各単電池にそれぞれ設けられる
から、装置全体の大型化とコストアップが避けられない
という問題がある。
は、各単電池にスイッチング回路を介してそれぞれ補充
電電池を接続し、単電池が過充電間近になった場合には
当該単電池に補充電電池を接続して過充電を防止するよ
うにした充電装置が提案されている。しかし、この充電
装置では、補充電電池が各単電池にそれぞれ設けられる
から、装置全体の大型化とコストアップが避けられない
という問題がある。
【0006】なお、組電池の放電が進行すると、前述し
たように最も容量の小さい単電池が過放電を生じるおそ
れがあるが、上記各公報に記載の従来の充電装置には、
これの解決を示唆するところはない。
たように最も容量の小さい単電池が過放電を生じるおそ
れがあるが、上記各公報に記載の従来の充電装置には、
これの解決を示唆するところはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、以
上の問題点を解決しようとするもので、充電エネルギー
の無駄な消費を避けることができるとともに、小型かつ
低コストで、しかも単電池の過充電あるいは過放電の少
なくとも一つを防止して、組電池の効率的な充電あるい
は放電の少なくとも一つを可能とした組電池の充電装
置、放電装置及び充放電装置を提供することを目的とす
る。
上の問題点を解決しようとするもので、充電エネルギー
の無駄な消費を避けることができるとともに、小型かつ
低コストで、しかも単電池の過充電あるいは過放電の少
なくとも一つを防止して、組電池の効率的な充電あるい
は放電の少なくとも一つを可能とした組電池の充電装
置、放電装置及び充放電装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明に係る充電装置は、直列接続されて組電
池(CB)を構成する複数の単電池(1A〜1N)と、
複数の単電池(1A〜1N)の各電池容量のばらつきを
吸収する容量を有する一つの補充電電池(2)と、各単
電池(1A〜1N)の充電状態を検出する充電状態検出
手段(3A〜3N)と、組電池(CB)の充電中に、単
電池(1A〜1N)のうち過充電間近になったものに補
充電電池(2)を切換接続する充電時切換接続手段
(4,5,ステップ103)とを具備している。
め、本第1発明に係る充電装置は、直列接続されて組電
池(CB)を構成する複数の単電池(1A〜1N)と、
複数の単電池(1A〜1N)の各電池容量のばらつきを
吸収する容量を有する一つの補充電電池(2)と、各単
電池(1A〜1N)の充電状態を検出する充電状態検出
手段(3A〜3N)と、組電池(CB)の充電中に、単
電池(1A〜1N)のうち過充電間近になったものに補
充電電池(2)を切換接続する充電時切換接続手段
(4,5,ステップ103)とを具備している。
【0009】本発明の充電装置において、組電池の充電
時には、容量にバラツキのある単電池のうち、最も容量
の小さい単電池が最初に過充電間近になる。そこで、こ
の過充電間近になった単電池に補充電電池が接続される
と、単電池から補充電電池へ電流が供給されて当該単電
池の電圧が低下し、過充電間近の状態が解消される。続
いて他の単電池が過充電間近になると当該単電池に補充
電電池が順次切換接続されて次々に過充電間近の状態が
解消される。この状態で組電池への充電が進行し、全て
の単電池が満充電になると充電が終了する。このように
本発明の充電装置は、過充電間近になった単電池から補
充電電池へ電流を流すことにより過充電を避けるもので
あるから、過充電間近になった単電池を迂回するように
充電電流を分流回路へ流す従来装置に比して、分流回路
内での充電エネルギーの無駄な消費が避けられる。本発
明では、各単電池の容量一杯まで充電がなされるから、
容量の大きい単電池が未充電になることはなく、電池容
量に無駄を生じない。また、組電池への充電電流を絞る
必要がないから、組電池全体として充電時間を短縮する
ことができる。さらに、過充電間近になった単電池に対
して、一つの補充電電池を切換接続するようにしたか
ら、補充電電池を各単電池にそれぞれ設ける従来装置に
比して、装置全体が小型になるとともにコスト低減も実
現される。
時には、容量にバラツキのある単電池のうち、最も容量
の小さい単電池が最初に過充電間近になる。そこで、こ
の過充電間近になった単電池に補充電電池が接続される
と、単電池から補充電電池へ電流が供給されて当該単電
池の電圧が低下し、過充電間近の状態が解消される。続
いて他の単電池が過充電間近になると当該単電池に補充
電電池が順次切換接続されて次々に過充電間近の状態が
解消される。この状態で組電池への充電が進行し、全て
の単電池が満充電になると充電が終了する。このように
本発明の充電装置は、過充電間近になった単電池から補
充電電池へ電流を流すことにより過充電を避けるもので
あるから、過充電間近になった単電池を迂回するように
充電電流を分流回路へ流す従来装置に比して、分流回路
内での充電エネルギーの無駄な消費が避けられる。本発
明では、各単電池の容量一杯まで充電がなされるから、
容量の大きい単電池が未充電になることはなく、電池容
量に無駄を生じない。また、組電池への充電電流を絞る
必要がないから、組電池全体として充電時間を短縮する
ことができる。さらに、過充電間近になった単電池に対
して、一つの補充電電池を切換接続するようにしたか
ら、補充電電池を各単電池にそれぞれ設ける従来装置に
比して、装置全体が小型になるとともにコスト低減も実
現される。
【0010】本第2発明に係る放電装置は、直列接続さ
れて組電池(CB)を構成する複数の単電池(1A〜1
N)と、少なくとも一つの補充電電池(2)と、各単電
池(1A〜1N)の放電状態を検出する放電状態検出手
段(3A〜3N)と、組電池(CB)の放電中に、単電
池(1A〜1N)のうち過放電間近になったものに補充
電電池(2)を切換接続する放電時切換接続手段(4,
5,ステップ204)とを具備している。
れて組電池(CB)を構成する複数の単電池(1A〜1
N)と、少なくとも一つの補充電電池(2)と、各単電
池(1A〜1N)の放電状態を検出する放電状態検出手
段(3A〜3N)と、組電池(CB)の放電中に、単電
池(1A〜1N)のうち過放電間近になったものに補充
電電池(2)を切換接続する放電時切換接続手段(4,
5,ステップ204)とを具備している。
【0011】本発明の放電装置において、組電池の放電
時には、容量にバラツキのある単電池のうち、最も容量
の小さい単電池が最初に過放電間近になる。そこで、こ
の過放電間近になった単電池に補充電電池が接続される
と、補充電電池から単電池へ電流が供給されて当該単電
池の電圧が上昇し、過放電間近の状態が解消される。続
いて他の単電池が過放電間近になると当該単電池に補充
電電池が順次切換接続されて次々に過放電間近の状態が
解消される。この状態で組電池の放電が進行し、全ての
単電池が放電完了になると放電が終了する。本発明によ
れば、各単電池の容量一杯まで放電がなされるから、容
量の大きい単電池が未放電になることはなく、電池容量
に無駄を生じない。また、過放電間近になった単電池に
対して、少なくとも一つの補充電電池を切換接続するよ
うにしたから、装置全体が小型になるとともにコスト低
減も実現される。
時には、容量にバラツキのある単電池のうち、最も容量
の小さい単電池が最初に過放電間近になる。そこで、こ
の過放電間近になった単電池に補充電電池が接続される
と、補充電電池から単電池へ電流が供給されて当該単電
池の電圧が上昇し、過放電間近の状態が解消される。続
いて他の単電池が過放電間近になると当該単電池に補充
電電池が順次切換接続されて次々に過放電間近の状態が
解消される。この状態で組電池の放電が進行し、全ての
単電池が放電完了になると放電が終了する。本発明によ
れば、各単電池の容量一杯まで放電がなされるから、容
量の大きい単電池が未放電になることはなく、電池容量
に無駄を生じない。また、過放電間近になった単電池に
対して、少なくとも一つの補充電電池を切換接続するよ
うにしたから、装置全体が小型になるとともにコスト低
減も実現される。
【0012】本第3発明に係る充放電装置は、直列接続
されて組電池(CB)を構成する複数の単電池(1A〜
1N)と、少なくとも一つの補充電電池(2)と、各単
電池(1A〜1N)の充電状態を検出する充電状態検出
手段(3A〜3N)と、組電池(CB)の充電中に、単
電池(1A〜1N)のうち過充電間近になったものに補
充電電池(2)を切換接続する充電時切換接続手段
(4,5,ステップ103)と、各単電池(1A〜1
N)の放電状態を検出する放電状態検出手段(3A〜3
N)と、組電池(CB)の放電中に、単電池(1A〜1
N)のうち過放電間近になったものに補充電電池(2)
を切換接続する放電時切換接続手段(4,5,ステップ
204)とを具備している。本発明の充放電装置におい
ては、既に説明した充電装置と放電装置において得られ
る作用、効果の両方を得ることができる。
されて組電池(CB)を構成する複数の単電池(1A〜
1N)と、少なくとも一つの補充電電池(2)と、各単
電池(1A〜1N)の充電状態を検出する充電状態検出
手段(3A〜3N)と、組電池(CB)の充電中に、単
電池(1A〜1N)のうち過充電間近になったものに補
充電電池(2)を切換接続する充電時切換接続手段
(4,5,ステップ103)と、各単電池(1A〜1
N)の放電状態を検出する放電状態検出手段(3A〜3
N)と、組電池(CB)の放電中に、単電池(1A〜1
N)のうち過放電間近になったものに補充電電池(2)
を切換接続する放電時切換接続手段(4,5,ステップ
204)とを具備している。本発明の充放電装置におい
ては、既に説明した充電装置と放電装置において得られ
る作用、効果の両方を得ることができる。
【0013】なお、単電池と補充電電池との間に昇圧手
段(7)を設ければ、単電池から補充電電池への電流供
給、あるいは補充電電池から単電池への電流供給を、よ
り効率的に行うことができる。
段(7)を設ければ、単電池から補充電電池への電流供
給、あるいは補充電電池から単電池への電流供給を、よ
り効率的に行うことができる。
【0014】さらに、補充電電池(2A,2B)を複数
設けて、単電池から補充電電池へ電流を供給する際には
補充電電池を互いに並列に接続し、補充電電池から単電
池へ電流を供給する際には補充電電池を互いに直列に接
続する構成としても、単電池から補充電電池への電流供
給、あるいは補充電電池から単電池への電流供給を、よ
り効率的に行うことができる。
設けて、単電池から補充電電池へ電流を供給する際には
補充電電池を互いに並列に接続し、補充電電池から単電
池へ電流を供給する際には補充電電池を互いに直列に接
続する構成としても、単電池から補充電電池への電流供
給、あるいは補充電電池から単電池への電流供給を、よ
り効率的に行うことができる。
【0015】なお、上記各手段のカッコ内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
ものである。
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
ものである。
【0016】
(第1実施形態)図1には充放電装置の概略全体構成を
示す。充放電装置はリチウムイオン電池等の単電池1
A,1B,1C,…,1Nを多数直列接続した組電池C
Bを有し、組電池CBから延びる充放電線Lにはメイン
スイッチ41と電流センサ42が設けられている。組電
池CBを充電する場合には図の破線で示すように充電電
源61から充放電線Lに電流が供給され、一方、組電池
CBが放電する場合には、充放電線Lから図の鎖線で示
すように負荷62へ電流が供給される。充電電源61の
作動はCPUを内蔵した制御回路4からの信号により制
御される。メインスイッチ41は制御回路4からの信号
によって開閉作動させられ、また、制御回路4は電流セ
ンサ42の検出信号を取り込んで、組電池CBが放電中
であるか否かを判定する。
示す。充放電装置はリチウムイオン電池等の単電池1
A,1B,1C,…,1Nを多数直列接続した組電池C
Bを有し、組電池CBから延びる充放電線Lにはメイン
スイッチ41と電流センサ42が設けられている。組電
池CBを充電する場合には図の破線で示すように充電電
源61から充放電線Lに電流が供給され、一方、組電池
CBが放電する場合には、充放電線Lから図の鎖線で示
すように負荷62へ電流が供給される。充電電源61の
作動はCPUを内蔵した制御回路4からの信号により制
御される。メインスイッチ41は制御回路4からの信号
によって開閉作動させられ、また、制御回路4は電流セ
ンサ42の検出信号を取り込んで、組電池CBが放電中
であるか否かを判定する。
【0017】各単電池1A〜1Nには電圧計3A,3
B,3C,…,3Nが並列に接続され、各電圧計3A〜
3Nからの電圧信号は制御回路4に入力している。リチ
ウムイオン電池等では電池容量と電池電圧がほぼ比例関
係にあるから、上記電圧信号によって制御回路4は各単
電池1A〜1Nの充電状態あるいは放電状態を簡易かつ
正確に知ることができる。もちろん、電圧計以外によっ
て充電状態を知ることも可能である。単一の補充電電池
2が設けられ、この補充電電池2と各単電池1A〜1N
との間に充電時と放電時の切換接続手段たるスイッチン
グ回路5が介設されている。スイッチング回路5は制御
回路4からの信号により後述のように切換作動させられ
て、補充電電池2を各単電池1A〜1Nへ必要に応じて
選択的に接続する。補充電電池2には並列に電圧計31
が接続されて、その電圧信号が制御回路4へ入力してい
る。制御回路4はこの電圧信号によって補充電電池2の
充電状態を知ることができる。
B,3C,…,3Nが並列に接続され、各電圧計3A〜
3Nからの電圧信号は制御回路4に入力している。リチ
ウムイオン電池等では電池容量と電池電圧がほぼ比例関
係にあるから、上記電圧信号によって制御回路4は各単
電池1A〜1Nの充電状態あるいは放電状態を簡易かつ
正確に知ることができる。もちろん、電圧計以外によっ
て充電状態を知ることも可能である。単一の補充電電池
2が設けられ、この補充電電池2と各単電池1A〜1N
との間に充電時と放電時の切換接続手段たるスイッチン
グ回路5が介設されている。スイッチング回路5は制御
回路4からの信号により後述のように切換作動させられ
て、補充電電池2を各単電池1A〜1Nへ必要に応じて
選択的に接続する。補充電電池2には並列に電圧計31
が接続されて、その電圧信号が制御回路4へ入力してい
る。制御回路4はこの電圧信号によって補充電電池2の
充電状態を知ることができる。
【0018】図2は、単電池1A,1Bの部分につい
て、スイッチング回路5をさらに詳細に示したものであ
る。スイッチング回路5は、各単電池1A,1Bの正極
と補充電電池2の正極を結ぶ各一対のFETスイッチ5
1A,52Aおよび51B,52Bと、各単電池1A,
1Bの負極と補充電電池2の負極を結ぶ各一対のFET
スイッチ53A,54Aおよび53B,54Bとで構成
されている。各一対のFETスイッチ51A〜54Bは
直列に接続されており、これらFETスイッチ51A〜
54Bの内部にはその端子間を結ぶようにダイオード素
子55,56が形成されて、ダイオード素子55,56
は互いにアノード側で接続されている。なお、電流セン
サ42の信号は実際には図示するようにアンプ43で増
幅された後に制御回路4へ入力している。
て、スイッチング回路5をさらに詳細に示したものであ
る。スイッチング回路5は、各単電池1A,1Bの正極
と補充電電池2の正極を結ぶ各一対のFETスイッチ5
1A,52Aおよび51B,52Bと、各単電池1A,
1Bの負極と補充電電池2の負極を結ぶ各一対のFET
スイッチ53A,54Aおよび53B,54Bとで構成
されている。各一対のFETスイッチ51A〜54Bは
直列に接続されており、これらFETスイッチ51A〜
54Bの内部にはその端子間を結ぶようにダイオード素
子55,56が形成されて、ダイオード素子55,56
は互いにアノード側で接続されている。なお、電流セン
サ42の信号は実際には図示するようにアンプ43で増
幅された後に制御回路4へ入力している。
【0019】このような構成の充放電装置の作動を、制
御回路4内CPUの処理手順を示す図3、図4のフロー
チャートを参照して以下に説明する。図3は充電作動時
のもので、ステップ101で、メインスイッチ41を閉
じるとともに、充電電源61に充電開始を指令して組電
池CBを充電する。充電が進行すると、容量の最も小さ
い単電池1A〜1Nが過充電間近になる。過充電間近か
否かは電圧計3A〜3Nからの電圧信号で検出する。ス
テップ102,103では過充電間近となった単電池1
A〜1Nにスイッチング回路5によって補充電電池2を
並列に接続する。例えば単電池1Aが過充電間近になっ
ている場合には、FETスイッチ51A,54Aを導通
作動させる。これにより、単電池1AからFETスイッ
チ52Aのダイオード素子56、補充電電池2、FET
スイッチ53Aのダイオード素子55へと電流が流れ、
単電池1Aの電圧が下降して、過充電間近の状態が解消
される。
御回路4内CPUの処理手順を示す図3、図4のフロー
チャートを参照して以下に説明する。図3は充電作動時
のもので、ステップ101で、メインスイッチ41を閉
じるとともに、充電電源61に充電開始を指令して組電
池CBを充電する。充電が進行すると、容量の最も小さ
い単電池1A〜1Nが過充電間近になる。過充電間近か
否かは電圧計3A〜3Nからの電圧信号で検出する。ス
テップ102,103では過充電間近となった単電池1
A〜1Nにスイッチング回路5によって補充電電池2を
並列に接続する。例えば単電池1Aが過充電間近になっ
ている場合には、FETスイッチ51A,54Aを導通
作動させる。これにより、単電池1AからFETスイッ
チ52Aのダイオード素子56、補充電電池2、FET
スイッチ53Aのダイオード素子55へと電流が流れ、
単電池1Aの電圧が下降して、過充電間近の状態が解消
される。
【0020】この状態で、続いて例えば単電池1Bが過
充電間近になると、FETスイッチ51A,54Aに代
えて、FETスイッチ51B,54Bが導通作動させら
れ、単電池1BからFETスイッチ52Bのダイオード
素子56、補充電電池2、FETスイッチ53Bのダイ
オード素子55へと電流が流れて、単電池1Bの電圧が
下降し、過充電間近の状態が解消される。このように、
過充電間近になった単電池1A〜1Nに順次補充電電池
2を切換接続することによって、各単電池1A〜1Nの
過充電が避けられる。ステップ104で、全ての単電池
1A〜1Nが満充電になったことが確認されると、ステ
ップ105で充電電源61の作動を停止させ、スイッチ
ング回路5内の全てのFETスイッチを開くとともに、
メインスイッチ41を開く。
充電間近になると、FETスイッチ51A,54Aに代
えて、FETスイッチ51B,54Bが導通作動させら
れ、単電池1BからFETスイッチ52Bのダイオード
素子56、補充電電池2、FETスイッチ53Bのダイ
オード素子55へと電流が流れて、単電池1Bの電圧が
下降し、過充電間近の状態が解消される。このように、
過充電間近になった単電池1A〜1Nに順次補充電電池
2を切換接続することによって、各単電池1A〜1Nの
過充電が避けられる。ステップ104で、全ての単電池
1A〜1Nが満充電になったことが確認されると、ステ
ップ105で充電電源61の作動を停止させ、スイッチ
ング回路5内の全てのFETスイッチを開くとともに、
メインスイッチ41を開く。
【0021】このような充電作動の結果を図5に示す。
図は単電池を1A〜1Hの8個設けた例であり、単電池
1Eの電池容量が最も大きい。充放電装置の上記充電作
動により、各単電池1A〜1Hは図の斜線で示すよう
に、その容量一杯に充電されて満充電の状態になる。そ
して、各単電池1A〜1Hの、最大の電池容量との差容
量S1〜S7を加算した容量に対応する電荷が補充電電
池2に蓄えられる。したがって、補充電電池2としては
差容量S1〜S7を加算した容量以上の容量を有する電
池を使用する。
図は単電池を1A〜1Hの8個設けた例であり、単電池
1Eの電池容量が最も大きい。充放電装置の上記充電作
動により、各単電池1A〜1Hは図の斜線で示すよう
に、その容量一杯に充電されて満充電の状態になる。そ
して、各単電池1A〜1Hの、最大の電池容量との差容
量S1〜S7を加算した容量に対応する電荷が補充電電
池2に蓄えられる。したがって、補充電電池2としては
差容量S1〜S7を加算した容量以上の容量を有する電
池を使用する。
【0022】一方、充放電装置による放電作動時には、
図4のステップ201でメインスイッチ41を閉じ、組
電池CBから負荷62へ電流を供給する。放電が進行す
ると、最も容量の小さい単電池1A〜1Nが下限電圧に
達して過放電間近になる。そこで、ステップ202,2
03では、負荷62への放電が休止していることを電流
センサ42の検出信号で確認した後、単電池1A〜1N
が過放電間近か否かを判断し、続くステップ204で、
過放電間近となった単電池1A〜1Nにスイッチング回
路5によって補充電電池2を並列に接続する。単電池1
A〜1Nが所定電圧まで回復するとスイッチング回路5
の接続を断つ。例えば単電池1Aが過放電間近になって
いる場合には、FETスイッチ52A,53A(図2)
を導通作動させる。これにより、補充電電池2からFE
Tスイッチ51Aのダイオード素子55、単電池1A、
FETスイッチ54Aのダイオード素子56へと電流が
流れ、単電池1Aの電圧が所定電圧まで上昇して、過放
電間近の状態が解消される。その後、FETスイッチ5
2A,53Aを非導通とする。
図4のステップ201でメインスイッチ41を閉じ、組
電池CBから負荷62へ電流を供給する。放電が進行す
ると、最も容量の小さい単電池1A〜1Nが下限電圧に
達して過放電間近になる。そこで、ステップ202,2
03では、負荷62への放電が休止していることを電流
センサ42の検出信号で確認した後、単電池1A〜1N
が過放電間近か否かを判断し、続くステップ204で、
過放電間近となった単電池1A〜1Nにスイッチング回
路5によって補充電電池2を並列に接続する。単電池1
A〜1Nが所定電圧まで回復するとスイッチング回路5
の接続を断つ。例えば単電池1Aが過放電間近になって
いる場合には、FETスイッチ52A,53A(図2)
を導通作動させる。これにより、補充電電池2からFE
Tスイッチ51Aのダイオード素子55、単電池1A、
FETスイッチ54Aのダイオード素子56へと電流が
流れ、単電池1Aの電圧が所定電圧まで上昇して、過放
電間近の状態が解消される。その後、FETスイッチ5
2A,53Aを非導通とする。
【0023】負荷62への放電が休止している時に、今
度は例えば単電池1Bが過放電間近になっていることを
確認すると、FETスイッチ52B,53Bが導通作動
させられ、補充電電池2からFETスイッチ51Bのダ
イオード素子55、単電池1B、FETスイッチ54B
のダイオード素子56へと電流が流れて、単電池1Bの
電圧が所定電圧まで上昇し、過放電間近の状態が解消さ
れる。その後、FETスイッチ52B,53Bを非導通
とする。このように、過放電間近になった単電池1A〜
1Nに順次補充電電池2を切換接続することによって、
各単電池1A〜1Nが過放電になることが避けられる。
ステップ205で、全ての単電池1A〜1Nが放電完了
になっていることを確認すると、ステップ206でメイ
ンスイッチ41を開き、放電作動を終了する。なお、単
電池1A〜1Nの放電状態を確認するのは、本実施形態
におけるように、負荷62への放電が休止している時に
のみ行う方が良い。その理由は、放電電流が流れている
と単電池1A〜1Nの端子電圧が変動して、放電状態を
正確に判定できないことがあるからである。また、放電
が休止しているか否かは、電流センサ42による以外
に、単電池1A〜1Nの電圧変化パターンから検出する
こともできる。
度は例えば単電池1Bが過放電間近になっていることを
確認すると、FETスイッチ52B,53Bが導通作動
させられ、補充電電池2からFETスイッチ51Bのダ
イオード素子55、単電池1B、FETスイッチ54B
のダイオード素子56へと電流が流れて、単電池1Bの
電圧が所定電圧まで上昇し、過放電間近の状態が解消さ
れる。その後、FETスイッチ52B,53Bを非導通
とする。このように、過放電間近になった単電池1A〜
1Nに順次補充電電池2を切換接続することによって、
各単電池1A〜1Nが過放電になることが避けられる。
ステップ205で、全ての単電池1A〜1Nが放電完了
になっていることを確認すると、ステップ206でメイ
ンスイッチ41を開き、放電作動を終了する。なお、単
電池1A〜1Nの放電状態を確認するのは、本実施形態
におけるように、負荷62への放電が休止している時に
のみ行う方が良い。その理由は、放電電流が流れている
と単電池1A〜1Nの端子電圧が変動して、放電状態を
正確に判定できないことがあるからである。また、放電
が休止しているか否かは、電流センサ42による以外
に、単電池1A〜1Nの電圧変化パターンから検出する
こともできる。
【0024】このような放電作動の結果を図5で説明す
ると、過放電間近になった単電池1A〜1D,1F〜1
Hに補充電電池2からその都度電流が供給されて過放電
が防止される結果、放電時の各単電池1A〜1D,1F
〜1Hの容量は見掛け上、最も容量の大きい単電池1E
と同一になり、放電完了は全ての単電池1A〜1Hでほ
ぼ同時となる。したがって、放電作動終了時に各単電池
に残電荷を生じることがないから、残電荷を生じたまま
再充電を行うことによる電池劣化を避けることができ
る。
ると、過放電間近になった単電池1A〜1D,1F〜1
Hに補充電電池2からその都度電流が供給されて過放電
が防止される結果、放電時の各単電池1A〜1D,1F
〜1Hの容量は見掛け上、最も容量の大きい単電池1E
と同一になり、放電完了は全ての単電池1A〜1Hでほ
ぼ同時となる。したがって、放電作動終了時に各単電池
に残電荷を生じることがないから、残電荷を生じたまま
再充電を行うことによる電池劣化を避けることができ
る。
【0025】なお、本実施形態において、FETスイッ
チ51A〜54Bに代えて、リレー等を使用することも
できる。
チ51A〜54Bに代えて、リレー等を使用することも
できる。
【0026】(第2実施形態)図6に示すように、スイ
ッチング回路5と補充電電池2との間に昇圧回路7を設
けると、充放電装置が充電作動している際の単電池1A
〜1Nから補充電電池2への充電、あるいは充放電装置
が放電作動している際の補充電電池2から単電池1A〜
1Nへの充電を効率的に行うことができる。すなわち、
昇圧回路7は、補充電電池2の正極へ至る給電線L1中
に直列接続されたFETスイッチ71A、コイル78、
およびFETスイッチ71Bと、上記給電線L1と補充
電電池2の負極から延びる給電線L2との間に接続され
たコンデンサ72,73、およびFETスイッチ71
C,71Dとにより構成されている。そして、FETス
イッチ71A,71B内のダイオード素子74,75は
そのアノードがコイル78の一端および他端にそれぞれ
接続され、FETスイッチ71C,71D内のダイオー
ド素子76,77はそのアノードが給電線L2に接続さ
れている。なお、上記各FETスイッチ71A〜71D
は制御回路4からの出力信号によって以下に説明するよ
うに導通作動させられる。
ッチング回路5と補充電電池2との間に昇圧回路7を設
けると、充放電装置が充電作動している際の単電池1A
〜1Nから補充電電池2への充電、あるいは充放電装置
が放電作動している際の補充電電池2から単電池1A〜
1Nへの充電を効率的に行うことができる。すなわち、
昇圧回路7は、補充電電池2の正極へ至る給電線L1中
に直列接続されたFETスイッチ71A、コイル78、
およびFETスイッチ71Bと、上記給電線L1と補充
電電池2の負極から延びる給電線L2との間に接続され
たコンデンサ72,73、およびFETスイッチ71
C,71Dとにより構成されている。そして、FETス
イッチ71A,71B内のダイオード素子74,75は
そのアノードがコイル78の一端および他端にそれぞれ
接続され、FETスイッチ71C,71D内のダイオー
ド素子76,77はそのアノードが給電線L2に接続さ
れている。なお、上記各FETスイッチ71A〜71D
は制御回路4からの出力信号によって以下に説明するよ
うに導通作動させられる。
【0027】充放電装置の充電作動時に、例えば単電池
1Aが過充電間近になると、第1実施形態で説明したよ
うに、FETスイッチ51A,54Aが導通作動させら
れる。この状態で、FETスイッチ71Aを導通作動さ
せ、かつFETスイッチ71Dを所定周波数でスイッチ
ング作動させると、昇圧回路はDC−DCコンバータと
して機能して、単電池1Aの電圧が昇圧されて補充電電
池2へ印加される。これにより、単電池1Aと補充電電
池2の電圧差が小さい場合にも補充電電池2への充電が
効率的に行われる。
1Aが過充電間近になると、第1実施形態で説明したよ
うに、FETスイッチ51A,54Aが導通作動させら
れる。この状態で、FETスイッチ71Aを導通作動さ
せ、かつFETスイッチ71Dを所定周波数でスイッチ
ング作動させると、昇圧回路はDC−DCコンバータと
して機能して、単電池1Aの電圧が昇圧されて補充電電
池2へ印加される。これにより、単電池1Aと補充電電
池2の電圧差が小さい場合にも補充電電池2への充電が
効率的に行われる。
【0028】一方、充放電装置の放電作動時に、例えば
単電池1Aが過放電間近になると、第1実施形態で説明
したように、FETスイッチ52A,53Aが導通作動
させられる。この状態で、FETスイッチ71Bを導通
作動させ、かつFETスイッチ71Cを所定周波数でス
イッチング作動させると、昇圧回路はDC−DCコンバ
ータとして機能して、補充電電池2の電圧が昇圧されて
単電池1Aへ印加される。これにより、補充電電池2と
単電池1Aの電圧差が小さい場合にも単電池1Aへの充
電が効率的に行われる。
単電池1Aが過放電間近になると、第1実施形態で説明
したように、FETスイッチ52A,53Aが導通作動
させられる。この状態で、FETスイッチ71Bを導通
作動させ、かつFETスイッチ71Cを所定周波数でス
イッチング作動させると、昇圧回路はDC−DCコンバ
ータとして機能して、補充電電池2の電圧が昇圧されて
単電池1Aへ印加される。これにより、補充電電池2と
単電池1Aの電圧差が小さい場合にも単電池1Aへの充
電が効率的に行われる。
【0029】本実施形態によっても第1実施形態と同様
の効果があるとともに、単電池が全て満充電に近くな
り、あるいは単電池が全て放電完了に近くなって、補充
電電池との電圧差が小さくなっても、充放電装置の充電
作動あるいは放電作動が良好に行われる。
の効果があるとともに、単電池が全て満充電に近くな
り、あるいは単電池が全て放電完了に近くなって、補充
電電池との電圧差が小さくなっても、充放電装置の充電
作動あるいは放電作動が良好に行われる。
【0030】(第3実施形態)補充電電池の容量を十分
大きくしておけば、充放電装置の充電作動時における単
電池から補充電電池への充電は十分な電圧差の下で良好
に行われる。しかし、この場合でも、充放電装置の放電
作動時には、その最終段階で補充電電池と単電池の電圧
差が殆ど無くなるため、補充電電池から単電池への充電
が良好になされないおそれがある。そこでこれを解決す
るために、例えば図7に示すような回路が採用できる。
大きくしておけば、充放電装置の充電作動時における単
電池から補充電電池への充電は十分な電圧差の下で良好
に行われる。しかし、この場合でも、充放電装置の放電
作動時には、その最終段階で補充電電池と単電池の電圧
差が殆ど無くなるため、補充電電池から単電池への充電
が良好になされないおそれがある。そこでこれを解決す
るために、例えば図7に示すような回路が採用できる。
【0031】すなわち、図7において、補充電電池2
A,2Bは二個設けられており、それぞれに電圧センサ
31A,31Bが付設されている。補充電電池2A,2
Bの間には外付けのダイオード82BとFETスイッチ
81Bが直列に接続されており、上記ダイオード82B
とFETスイッチ81B内のダイオード素子84とは互
いのアノード同士が接続されている。また、給電線L1
と補充電電池2Bとの間にはFETスイッチ81Aとダ
イオード82Aが直列接続されるとともに、補充電電池
2Aと給電線L2との間にはFETスイッチ81Cとダ
イオード82Cが直列接続されている。FETスイッチ
81A,81C内のダイオード素子83,85とダイオ
ード82A,82Cとはそれぞれ互いにアノード同士が
接続されている。他の回路構成は第1実施形態と同一で
ある。なお、FETスイッチ81A〜81Cは制御回路
4の出力信号によって導通作動させられる。
A,2Bは二個設けられており、それぞれに電圧センサ
31A,31Bが付設されている。補充電電池2A,2
Bの間には外付けのダイオード82BとFETスイッチ
81Bが直列に接続されており、上記ダイオード82B
とFETスイッチ81B内のダイオード素子84とは互
いのアノード同士が接続されている。また、給電線L1
と補充電電池2Bとの間にはFETスイッチ81Aとダ
イオード82Aが直列接続されるとともに、補充電電池
2Aと給電線L2との間にはFETスイッチ81Cとダ
イオード82Cが直列接続されている。FETスイッチ
81A,81C内のダイオード素子83,85とダイオ
ード82A,82Cとはそれぞれ互いにアノード同士が
接続されている。他の回路構成は第1実施形態と同一で
ある。なお、FETスイッチ81A〜81Cは制御回路
4の出力信号によって導通作動させられる。
【0032】このような充放電装置において、充電作動
時に、例えば単電池1Aが過充電間近になると、第1実
施形態で説明したように、FETスイッチ51A,54
Aが導通作動させられるとともに、FETスイッチ81
A,81Cが導通作動させられる。これにより、補充電
電池2A,2Bは互いに並列状態となって単電池1Aに
接続され、十分な容量となった両補充電電池2A,2B
に単電池1Aから効率的に電流が流れ込んで、単電池1
Aの過充電が未然に防止される。
時に、例えば単電池1Aが過充電間近になると、第1実
施形態で説明したように、FETスイッチ51A,54
Aが導通作動させられるとともに、FETスイッチ81
A,81Cが導通作動させられる。これにより、補充電
電池2A,2Bは互いに並列状態となって単電池1Aに
接続され、十分な容量となった両補充電電池2A,2B
に単電池1Aから効率的に電流が流れ込んで、単電池1
Aの過充電が未然に防止される。
【0033】充放電装置の放電作動時において、例えば
単電池1Aが過放電間近になると、第1実施形態で説明
したように、FETスイッチ52A,53Aが導通作動
させられるとともに、FETスイッチ81Bが導通作動
させられる。これにより、補充電電池2A,2Bは互い
に直列状態となって単電池1Aに接続される。直列接続
により電圧が2倍になるから、放電作動の最終段階にお
いても補充電電池2A,2Bと単電池1Aの電圧差は十
分大きく保たれ、補充電電池2A,2Bから単電池1A
へ効率的に電流が流れ込んで、単電池1Aの過放電が未
然に防止される。
単電池1Aが過放電間近になると、第1実施形態で説明
したように、FETスイッチ52A,53Aが導通作動
させられるとともに、FETスイッチ81Bが導通作動
させられる。これにより、補充電電池2A,2Bは互い
に直列状態となって単電池1Aに接続される。直列接続
により電圧が2倍になるから、放電作動の最終段階にお
いても補充電電池2A,2Bと単電池1Aの電圧差は十
分大きく保たれ、補充電電池2A,2Bから単電池1A
へ効率的に電流が流れ込んで、単電池1Aの過放電が未
然に防止される。
【0034】(第4実施形態)上記各実施形態における
スイッチング回路5中のFETスイッチ51A,52A
の直列接続に代えて、図8に示すように、FETスイッ
チ51A,52Aにそれぞれダイオード素子57,58
を新たに直列接続し、これらFETスイッチ51A、5
2Aとダイオード素子57,58の各組を並列的に接続
する構成としても良い。ダイオード素子57はFETス
イッチ51Aの内部ダイオード55と互いにアノード側
が接続される。また、ダイオード素子58はFETスイ
ッチ51Bの内部ダイオード56と互いにアノード側が
接続される。ダイオード素子57,58としてショット
キーダイオードなどのオン抵抗の小さい素子を使用する
ことが可能となり、スイッチング回路5における電流の
損失をより小さくすることができる。この回路は他のF
ETスイッチ53A,54A,51B〜54Bなどにも
適用できる。
スイッチング回路5中のFETスイッチ51A,52A
の直列接続に代えて、図8に示すように、FETスイッ
チ51A,52Aにそれぞれダイオード素子57,58
を新たに直列接続し、これらFETスイッチ51A、5
2Aとダイオード素子57,58の各組を並列的に接続
する構成としても良い。ダイオード素子57はFETス
イッチ51Aの内部ダイオード55と互いにアノード側
が接続される。また、ダイオード素子58はFETスイ
ッチ51Bの内部ダイオード56と互いにアノード側が
接続される。ダイオード素子57,58としてショット
キーダイオードなどのオン抵抗の小さい素子を使用する
ことが可能となり、スイッチング回路5における電流の
損失をより小さくすることができる。この回路は他のF
ETスイッチ53A,54A,51B〜54Bなどにも
適用できる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明の組電池の充電装
置、放電装置及び充放電装置によれば、充電エネルギー
の無駄な消費を避けることができるとともに、小型かつ
低コストであり、しかも組電池を構成する単電池の過充
電および過放電を防止して、組電池の効率的な充電並び
に放電が可能となる。
置、放電装置及び充放電装置によれば、充電エネルギー
の無駄な消費を避けることができるとともに、小型かつ
低コストであり、しかも組電池を構成する単電池の過充
電および過放電を防止して、組電池の効率的な充電並び
に放電が可能となる。
【図1】本発明の第1実施形態を示す、充放電装置の概
略ブロック構成図である。
略ブロック構成図である。
【図2】充放電装置の要部回路図である。
【図3】充電作動時の制御回路のフローチャートであ
る。
る。
【図4】放電作動時の制御回路のフローチャートであ
る。
る。
【図5】充放電装置の作動を説明する概念的グラフであ
る。
る。
【図6】本発明の第2実施形態を示す、充放電装置の要
部回路図である。
部回路図である。
【図7】本発明の第3実施形態を示す、充放電装置の要
部回路図である。
部回路図である。
【図8】本発明の第4実施形態を示す、充放電装置の要
部回路図である。
部回路図である。
1A,1B,1C,…,1N…単電池、2,2A,2B
…補充電電池、3A,3B,3C,…,3N…電圧計
(充電状態検出手段、放電状態検出手段),4…制御回
路(充電時切換接続手段、放電時切換接続手段),5…
スイッチング回路(充電時切換接続手段、放電時切換接
続手段),CB…組電池。
…補充電電池、3A,3B,3C,…,3N…電圧計
(充電状態検出手段、放電状態検出手段),4…制御回
路(充電時切換接続手段、放電時切換接続手段),5…
スイッチング回路(充電時切換接続手段、放電時切換接
続手段),CB…組電池。
Claims (3)
- 【請求項1】 直列接続されて組電池を構成する複数の
単電池と、 前記複数の単電池の各電池容量のばらつきを吸収する容
量を有する一つの補充電電池と、 前記各単電池の充電状態を検出する充電状態検出手段
と、 前記組電池の充電中に、前記単電池のうち過充電間近に
なったものに前記補充電電池を切換接続する充電時切換
接続手段と、 を具備する組電池の充電装置。 - 【請求項2】 直列接続されて組電池を構成する複数の
単電池と、 少なくとも一つの補充電電池と、 前記各単電池の放電状態を検出する放電状態検出手段
と、 前記組電池の放電中に、前記単電池のうち過放電間近に
なったものに前記補充電電池を切換接続する放電時切換
接続手段とを具備する組電池の放電装置。 - 【請求項3】 直列接続されて組電池を構成する複数の
単電池と、 少なくとも一つの補充電電池と、 前記各単電池の充電状態を検出する充電状態検出手段
と、 前記組電池の充電中に、前記単電池のうち過充電間近に
なったものに前記補充電電池を切換接続する充電時切換
接続手段と、 前記各単電池の放電状態を検出する放電状態検出手段
と、 前記組電池の放電中に、前記単電池のうち過放電間近に
なったものに前記補充電電池を切換接続する放電時切換
接続手段とを具備する組電池の充放電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9214115A JPH1141827A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 組電池の充電装置、放電装置及び充放電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9214115A JPH1141827A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 組電池の充電装置、放電装置及び充放電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1141827A true JPH1141827A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16650489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9214115A Pending JPH1141827A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 組電池の充電装置、放電装置及び充放電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1141827A (ja) |
-
1997
- 1997-07-23 JP JP9214115A patent/JPH1141827A/ja active Pending
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