JPH1141966A - モータ制御装置およびこのモータ制御装置が適用された洗濯機ならびにモータ制御方法 - Google Patents
モータ制御装置およびこのモータ制御装置が適用された洗濯機ならびにモータ制御方法Info
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- JPH1141966A JPH1141966A JP9194518A JP19451897A JPH1141966A JP H1141966 A JPH1141966 A JP H1141966A JP 9194518 A JP9194518 A JP 9194518A JP 19451897 A JP19451897 A JP 19451897A JP H1141966 A JPH1141966 A JP H1141966A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】回転体に駆動力が急激に与えられることによる
打撃音の発生を抑えること。 【解決手段】モータ14の回転数が目標回転数に到達す
ると、ゼロクロスカウンタ41およびモータアップダウ
ンフラグ33がリセットされる。その後、ゼロクロスカ
ウンタ41の値が6に達するまでは、トライアック22
の導通角が徐々に大きくされる。そして、ゼロクロスカ
ウンタ41の値が6になった後は、トライアック22の
導通角が一定にされて、モータ14に一定量の電力が供
給され続ける。また、モータアップダウンフラグ33が
リセットされてから所定時間が経過すると、ゼロクロス
カウンタ41がリセットされて、その後ゼロクロスカウ
ンタ41の値が10になるまで、トライアック22の導
通角が徐々に小さくされる。そして、ゼロクロスカウン
タ41の値が11になると、トライアック22の導通角
が0°に設定される。
打撃音の発生を抑えること。 【解決手段】モータ14の回転数が目標回転数に到達す
ると、ゼロクロスカウンタ41およびモータアップダウ
ンフラグ33がリセットされる。その後、ゼロクロスカ
ウンタ41の値が6に達するまでは、トライアック22
の導通角が徐々に大きくされる。そして、ゼロクロスカ
ウンタ41の値が6になった後は、トライアック22の
導通角が一定にされて、モータ14に一定量の電力が供
給され続ける。また、モータアップダウンフラグ33が
リセットされてから所定時間が経過すると、ゼロクロス
カウンタ41がリセットされて、その後ゼロクロスカウ
ンタ41の値が10になるまで、トライアック22の導
通角が徐々に小さくされる。そして、ゼロクロスカウン
タ41の値が11になると、トライアック22の導通角
が0°に設定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、洗濯機に備えら
れたモータの駆動制御に特に好適なモータ制御装置およ
びモータ制御方法に関する。また、この発明は、このモ
ータ制御装置を備えた洗濯機に関する。
れたモータの駆動制御に特に好適なモータ制御装置およ
びモータ制御方法に関する。また、この発明は、このモ
ータ制御装置を備えた洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯機には、パルセータおよび脱水槽を
回転させるためのモータが備えられており、このモータ
を所定の回転数で回転させるために、モータの駆動を制
御することが一般に行われている。モータが所定の回転
数で回転するように駆動制御する場合としては、次のよ
うな場合を例示することができる。洗濯機の中には、特
に布痛みを生じやすい衣類を脱水する際に、通常の脱水
時よりも脱水槽の回転数を下げて脱水を行う、いわゆる
低速脱水を実行するものがある。そして、この低速脱水
を行う場合には、モータが予め定められた低回転数で回
転するように駆動制御される。
回転させるためのモータが備えられており、このモータ
を所定の回転数で回転させるために、モータの駆動を制
御することが一般に行われている。モータが所定の回転
数で回転するように駆動制御する場合としては、次のよ
うな場合を例示することができる。洗濯機の中には、特
に布痛みを生じやすい衣類を脱水する際に、通常の脱水
時よりも脱水槽の回転数を下げて脱水を行う、いわゆる
低速脱水を実行するものがある。そして、この低速脱水
を行う場合には、モータが予め定められた低回転数で回
転するように駆動制御される。
【0003】また、洗濯機に備えられるモータとしては
単相誘導モータが広く採用されており、この単相誘導モ
ータは、接続される交流電源の周波数によって最高回転
数が変動する。たとえば、脱水時において、50Hzの
交流電源に接続された場合に脱水槽を最高1000rp
mで回転させるモータは、60Hzの交流電源に接続さ
れると、脱水槽を最高1200rpmで回転させる。し
たがって、たとえば50Hzの交流電源に接続される場
合を基準として設計された洗濯機が、60Hzの交流電
源に接続されて使用されると、モータが適正な回転数以
上で回転し、パルセータや脱水槽の回転が速くなって、
洗濯物の布痛みやパルセータや脱水槽の劣化を招くおそ
れがある。
単相誘導モータが広く採用されており、この単相誘導モ
ータは、接続される交流電源の周波数によって最高回転
数が変動する。たとえば、脱水時において、50Hzの
交流電源に接続された場合に脱水槽を最高1000rp
mで回転させるモータは、60Hzの交流電源に接続さ
れると、脱水槽を最高1200rpmで回転させる。し
たがって、たとえば50Hzの交流電源に接続される場
合を基準として設計された洗濯機が、60Hzの交流電
源に接続されて使用されると、モータが適正な回転数以
上で回転し、パルセータや脱水槽の回転が速くなって、
洗濯物の布痛みやパルセータや脱水槽の劣化を招くおそ
れがある。
【0004】そこで、60Hzの交流電源に接続された
場合には、上述のような不具合が生じるのを防止するた
めに、モータが50Hzの交流電源に接続された場合と
同じ回転数で回転するように駆動制御される。モータを
目標回転数で回転させるための先行技術の1つとして
は、モータ回転数が目標回転数よりも高い第1回転数に
達した時点でモータをオフし、目標回転数よりも低い第
2回転数まで下がった時点でモータをオンする方法が挙
げられる。この方法では、モータの回転数が、第1回転
数と第2回転数との間で上下しつつ、結果として目標回
転数付近で保たれる。
場合には、上述のような不具合が生じるのを防止するた
めに、モータが50Hzの交流電源に接続された場合と
同じ回転数で回転するように駆動制御される。モータを
目標回転数で回転させるための先行技術の1つとして
は、モータ回転数が目標回転数よりも高い第1回転数に
達した時点でモータをオフし、目標回転数よりも低い第
2回転数まで下がった時点でモータをオンする方法が挙
げられる。この方法では、モータの回転数が、第1回転
数と第2回転数との間で上下しつつ、結果として目標回
転数付近で保たれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の先行
技術では、脱水時において、モータをオフ状態から急激
に回転させた時に「コン」という衝撃音が発生して、洗
濯機の使用者に不快感を与えることがあった。この衝撃
音が生じる理由は種々考えられるが、その理由の1つと
しては、モータがオンされた瞬間に、モータの駆動力が
脱水槽に急激に作用することが考えられる。
技術では、脱水時において、モータをオフ状態から急激
に回転させた時に「コン」という衝撃音が発生して、洗
濯機の使用者に不快感を与えることがあった。この衝撃
音が生じる理由は種々考えられるが、その理由の1つと
しては、モータがオンされた瞬間に、モータの駆動力が
脱水槽に急激に作用することが考えられる。
【0006】このような打撃音の発生を防止するため
に、モータの位相を制御して、モータ回転数を徐々に立
ち上げるようにすることが考えられる。しかしながら、
モータの回転数を徐々に立ち上げても、上述の打撃音は
完全に消えないうえ、位相制御によってモータの回転数
を制御した場合には、新たにモータの電磁音が発生する
おそれがあり、使用者にますます不快感を与えてしま
う。
に、モータの位相を制御して、モータ回転数を徐々に立
ち上げるようにすることが考えられる。しかしながら、
モータの回転数を徐々に立ち上げても、上述の打撃音は
完全に消えないうえ、位相制御によってモータの回転数
を制御した場合には、新たにモータの電磁音が発生する
おそれがあり、使用者にますます不快感を与えてしま
う。
【0007】そこで、この発明の目的は、回転体に駆動
力が急激に与えられることによる打撃音の発生により、
使用者に不快感を与えることなく、モータを目標回転数
で回転させることができるモータ制御装置およびモータ
制御方法を提供することである。また、この発明の他の
目的は、使用者に雑音による不快感を与えることなく、
モータを目標回転数で回転させることができる洗濯機を
提供することである。
力が急激に与えられることによる打撃音の発生により、
使用者に不快感を与えることなく、モータを目標回転数
で回転させることができるモータ制御装置およびモータ
制御方法を提供することである。また、この発明の他の
目的は、使用者に雑音による不快感を与えることなく、
モータを目標回転数で回転させることができる洗濯機を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明は、回転体を回転させるための
駆動力を発生するモータを制御する装置であって、 交
流電源からモータへの電力供給経路に設けられて、モー
タに供給される電力を調整するためにオン/オフ制御さ
れるトライアック素子と、モータの回転数を検出するた
めの回転数検出手段と、回転数検出手段によって検出さ
れたモータ回転数に基づいて、トライアック素子の導通
角を設定する導通角設定手段と、導通角設定手段によっ
て設定された導通角に対応したタイミングで、トライア
ック素子をオンするためのゲート信号をトライアック素
子に与えるゲート信号出力手段とを備え、上記導通角設
定手段は、モータ回転数が予め設定された回転数に達し
てからの所定期間、トライアック素子の導通角を所定角
度まで徐々に大きくなるように設定する回転数ダウン手
段と、上記所定期間の経過後、モータ回転数が上記予め
設定された回転数に達するまでの間、トライアック素子
の導通角を徐々に小さくなるように設定する回転数アッ
プ手段とを含むことを特徴とするモータ制御装置であ
る。
めの請求項1記載の発明は、回転体を回転させるための
駆動力を発生するモータを制御する装置であって、 交
流電源からモータへの電力供給経路に設けられて、モー
タに供給される電力を調整するためにオン/オフ制御さ
れるトライアック素子と、モータの回転数を検出するた
めの回転数検出手段と、回転数検出手段によって検出さ
れたモータ回転数に基づいて、トライアック素子の導通
角を設定する導通角設定手段と、導通角設定手段によっ
て設定された導通角に対応したタイミングで、トライア
ック素子をオンするためのゲート信号をトライアック素
子に与えるゲート信号出力手段とを備え、上記導通角設
定手段は、モータ回転数が予め設定された回転数に達し
てからの所定期間、トライアック素子の導通角を所定角
度まで徐々に大きくなるように設定する回転数ダウン手
段と、上記所定期間の経過後、モータ回転数が上記予め
設定された回転数に達するまでの間、トライアック素子
の導通角を徐々に小さくなるように設定する回転数アッ
プ手段とを含むことを特徴とするモータ制御装置であ
る。
【0009】請求項1記載の構成によれば、モータ回転
数が予め設定された回転数に達してから所定時間が期間
するまでは、トライアックの導通角が所定角度まで徐々
に大きくされる。そして、トライアックの導通角が所定
角度まで大きくされた後は、トライアックの導通角が所
定角度に設定されて、モータに一定量の電力が供給され
続ける。
数が予め設定された回転数に達してから所定時間が期間
するまでは、トライアックの導通角が所定角度まで徐々
に大きくされる。そして、トライアックの導通角が所定
角度まで大きくされた後は、トライアックの導通角が所
定角度に設定されて、モータに一定量の電力が供給され
続ける。
【0010】これにより、モータ回転数が予め設定され
た回転数に達した後、モータの回転数は徐々に低下する
が、モータが完全に停止してしまうといったことはな
い。したがって、所定期間の経過後に、モータの回転数
を上げるためにモータへ供給する電力を大きくしても、
モータの駆動力が回転体に急激に作用することはない。
ゆえに、モータの駆動力が回転体に急激に作用すること
による打撃音の発生を抑えることができる。
た回転数に達した後、モータの回転数は徐々に低下する
が、モータが完全に停止してしまうといったことはな
い。したがって、所定期間の経過後に、モータの回転数
を上げるためにモータへ供給する電力を大きくしても、
モータの駆動力が回転体に急激に作用することはない。
ゆえに、モータの駆動力が回転体に急激に作用すること
による打撃音の発生を抑えることができる。
【0011】また、トライアックの導通角が徐々に大き
くされるので、モータに供給される電圧の位相と電流の
位相とに大きなずれが生じることがなく、モータに供給
される電力量が少なくなり過ぎるといった不具合を生じ
るおそれが少ない。さらに、所定期間が経過した後は、
トライアック素子の導通角が徐々に小さくされて、モー
タへの供給電力が徐々に増やされる。これにより、モー
タの駆動力は回転体に徐々に伝達されるので、モータの
駆動力が回転体に急激に作用することによる打撃音の発
生をさらに効果的に抑えることができる。
くされるので、モータに供給される電圧の位相と電流の
位相とに大きなずれが生じることがなく、モータに供給
される電力量が少なくなり過ぎるといった不具合を生じ
るおそれが少ない。さらに、所定期間が経過した後は、
トライアック素子の導通角が徐々に小さくされて、モー
タへの供給電力が徐々に増やされる。これにより、モー
タの駆動力は回転体に徐々に伝達されるので、モータの
駆動力が回転体に急激に作用することによる打撃音の発
生をさらに効果的に抑えることができる。
【0012】請求項2記載の発明は、回転数検出手段に
よって検出されるモータ回転数が、上記予め設定された
回転数に達した時点からの経過時間を計測するタイマを
さらに備え、上記所定期間は、上記タイマによって計測
される所定時間であることを特徴とする請求項1記載の
モータ制御装置である。請求項2記載の構成によれば、
モータの回転数を上げるための制御は、モータの回転数
が予め定める回転数に達してから所定時間が経過するご
とに開始されるので、たとえ回転体に駆動力が急激に作
用することによる打撃音が発生する場合であっても、そ
の打撃音は定期的に発生する。したがって、この打撃音
による不快感を与えるおそれを少なくすることができ
る。
よって検出されるモータ回転数が、上記予め設定された
回転数に達した時点からの経過時間を計測するタイマを
さらに備え、上記所定期間は、上記タイマによって計測
される所定時間であることを特徴とする請求項1記載の
モータ制御装置である。請求項2記載の構成によれば、
モータの回転数を上げるための制御は、モータの回転数
が予め定める回転数に達してから所定時間が経過するご
とに開始されるので、たとえ回転体に駆動力が急激に作
用することによる打撃音が発生する場合であっても、そ
の打撃音は定期的に発生する。したがって、この打撃音
による不快感を与えるおそれを少なくすることができ
る。
【0013】請求項3記載の発明は、上記導通角設定手
段は、トライアックの導通角を90°を含む所定角度範
囲以外の角度に設定することを特徴とする請求項1また
は請求項2記載のモータ制御装置である。請求項3記載
の構成によれば、トライアックの導通角が、90°付近
の所定角度範囲内の角度には設定されない。これによ
り、トライアックが位相角90°付近で導通されること
による電磁音の発生を抑えることができる。
段は、トライアックの導通角を90°を含む所定角度範
囲以外の角度に設定することを特徴とする請求項1また
は請求項2記載のモータ制御装置である。請求項3記載
の構成によれば、トライアックの導通角が、90°付近
の所定角度範囲内の角度には設定されない。これによ
り、トライアックが位相角90°付近で導通されること
による電磁音の発生を抑えることができる。
【0014】請求項4記載の発明は、洗濯水を溜めるこ
とのできる洗濯槽と、洗濯槽内に回転自在に配置された
パルセータと、脱水すべき洗濯物を収容することのでき
る脱水槽と、パルセータおよび脱水槽を回転駆動するた
めのモータと、モータの回転を制御するモータ制御手段
とを含み、上記モータ制御手段としては、請求項1ない
し請求項3のいずれかに記載のモータ制御装置が適用さ
れていることを特徴とする洗濯機である。
とのできる洗濯槽と、洗濯槽内に回転自在に配置された
パルセータと、脱水すべき洗濯物を収容することのでき
る脱水槽と、パルセータおよび脱水槽を回転駆動するた
めのモータと、モータの回転を制御するモータ制御手段
とを含み、上記モータ制御手段としては、請求項1ない
し請求項3のいずれかに記載のモータ制御装置が適用さ
れていることを特徴とする洗濯機である。
【0015】請求項4記載の構成によれば、請求項1な
いし請求項3のいずれかに記載のモータ制御装置が適用
されているので、脱水槽およびパルセータにモータの駆
動力が急激に作用することによる打撃音が発生するおそ
れが少ない洗濯機とすることができる。また、請求項2
記載のモータ制御装置が適用された場合には、たとえ打
撃音が発生する場合であっても、その打撃音は定期的に
発生するので、使用者に洗濯機に対する不信感を与える
おそれが少なくすることができる。
いし請求項3のいずれかに記載のモータ制御装置が適用
されているので、脱水槽およびパルセータにモータの駆
動力が急激に作用することによる打撃音が発生するおそ
れが少ない洗濯機とすることができる。また、請求項2
記載のモータ制御装置が適用された場合には、たとえ打
撃音が発生する場合であっても、その打撃音は定期的に
発生するので、使用者に洗濯機に対する不信感を与える
おそれが少なくすることができる。
【0016】請求項5記載の発明は、回転体を回転させ
るための駆動力を発生するモータを制御する方法であっ
て、モータの回転数を検出するステップと、モータ回転
数が予め設定された回転数に達してからの所定期間、モ
ータの回転数を徐々に低下させるステップと、上記所定
期間が経過してからモータ回転数が上記予め設定された
回転数に再び達するまでの間、モータの回転数を徐々に
上昇させるステップとを含むことを特徴とするモータ制
御方法である。
るための駆動力を発生するモータを制御する方法であっ
て、モータの回転数を検出するステップと、モータ回転
数が予め設定された回転数に達してからの所定期間、モ
ータの回転数を徐々に低下させるステップと、上記所定
期間が経過してからモータ回転数が上記予め設定された
回転数に再び達するまでの間、モータの回転数を徐々に
上昇させるステップとを含むことを特徴とするモータ制
御方法である。
【0017】請求項5記載の方法によれば、モータの回
転数が予め設定された回転数に達すると、モータ回転数
が徐々にダウンするようにモータが制御される。また、
モータ回転数をダウンさせるための制御が開始されてか
ら所定期間が経過した時点で、モータの制御が、モータ
回転数をアップさせるための制御に切り換えられて、モ
ータの回転数が徐々に上げられる。
転数が予め設定された回転数に達すると、モータ回転数
が徐々にダウンするようにモータが制御される。また、
モータ回転数をダウンさせるための制御が開始されてか
ら所定期間が経過した時点で、モータの制御が、モータ
回転数をアップさせるための制御に切り換えられて、モ
ータの回転数が徐々に上げられる。
【0018】これにより、モータの駆動力は回転体に徐
々に伝達されるので、モータの駆動力が回転体に急激に
作用することによる打撃音の発生を抑えることができ
る。また、トライアックの導通角を制御することによっ
てモータの回転数を制御するのではなく、たとえば、電
源電圧のゼロクロスに同期してトライアックに入力され
るゲート信号の信号幅を徐々に長くするように制御する
方法であれば、位相制御を行うことによるモータからの
電磁音の発生を抑えることができる。
々に伝達されるので、モータの駆動力が回転体に急激に
作用することによる打撃音の発生を抑えることができ
る。また、トライアックの導通角を制御することによっ
てモータの回転数を制御するのではなく、たとえば、電
源電圧のゼロクロスに同期してトライアックに入力され
るゲート信号の信号幅を徐々に長くするように制御する
方法であれば、位相制御を行うことによるモータからの
電磁音の発生を抑えることができる。
【0019】請求項6記載の発明は、モータの回転数が
上記予め設定された回転数に達した時点からの経過時間
を計測開始するステップをさらに含み、上記所定期間
は、上記経過時間の計測が開始されてからの所定時間で
あることを特徴とする請求項5記載のモータ制御方法で
ある。請求項6記載の方法によれば、モータの回転数を
上げるための制御は、モータの回転数が予め定める回転
数に達してから所定時間が経過するごとに開始されるの
で、回転体に駆動力が急激に作用することによる打撃音
が発生する場合であっても、その打撃音は定期的に発生
する。したがって、この打撃音による不快感を与えるお
それを少なくすることができる。
上記予め設定された回転数に達した時点からの経過時間
を計測開始するステップをさらに含み、上記所定期間
は、上記経過時間の計測が開始されてからの所定時間で
あることを特徴とする請求項5記載のモータ制御方法で
ある。請求項6記載の方法によれば、モータの回転数を
上げるための制御は、モータの回転数が予め定める回転
数に達してから所定時間が経過するごとに開始されるの
で、回転体に駆動力が急激に作用することによる打撃音
が発生する場合であっても、その打撃音は定期的に発生
する。したがって、この打撃音による不快感を与えるお
それを少なくすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る全自動洗濯機の構成を簡略化し
て示す側面断面図である。この全自動洗濯機は、上面に
開口を有する箱型のハウジング1によって、その外観が
構成されている。ハウジング1内には、スプリング付の
吊り棒(図示せず)でハウジング1から吊り下げられた
外槽2と、外槽2内に設けられた内槽3とが備えられて
いる。内槽3には、ハウジング1の上面開口を介して洗
濯物を収容することができる。また、内槽3には多数の
小孔3aが形成されており、内槽3に供給された洗濯水
が外槽2に溜められるようになっている。
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る全自動洗濯機の構成を簡略化し
て示す側面断面図である。この全自動洗濯機は、上面に
開口を有する箱型のハウジング1によって、その外観が
構成されている。ハウジング1内には、スプリング付の
吊り棒(図示せず)でハウジング1から吊り下げられた
外槽2と、外槽2内に設けられた内槽3とが備えられて
いる。内槽3には、ハウジング1の上面開口を介して洗
濯物を収容することができる。また、内槽3には多数の
小孔3aが形成されており、内槽3に供給された洗濯水
が外槽2に溜められるようになっている。
【0021】外槽2の上方には、洗濯に使用する洗剤を
入れておくための洗剤収容部4が形成されている。洗剤
収容部4には、一端がハウジング1の上面に突出した給
水路5の他端が接続されている。給水路5のハウジング
1の上面に突出した部分には、たとえば図外の水道蛇口
から延びた給水ホース6が接続されている。また、給水
路5の途中部には、たとえば電磁弁で構成された給水弁
7が介在されている。この構成により、給水弁7が開か
れると、図外の水道蛇口から水道水が給水ホース6およ
び給水路5を通って洗剤収容部4に供給される。洗剤収
容部4に供給された水道水は、洗剤収容部4に入れられ
た洗剤とともに内槽3へ流れ込み、外槽2に溜められ
る。
入れておくための洗剤収容部4が形成されている。洗剤
収容部4には、一端がハウジング1の上面に突出した給
水路5の他端が接続されている。給水路5のハウジング
1の上面に突出した部分には、たとえば図外の水道蛇口
から延びた給水ホース6が接続されている。また、給水
路5の途中部には、たとえば電磁弁で構成された給水弁
7が介在されている。この構成により、給水弁7が開か
れると、図外の水道蛇口から水道水が給水ホース6およ
び給水路5を通って洗剤収容部4に供給される。洗剤収
容部4に供給された水道水は、洗剤収容部4に入れられ
た洗剤とともに内槽3へ流れ込み、外槽2に溜められ
る。
【0022】外槽2の底部には、外槽2に溜められた洗
濯水を機外へ排出するための排水口8が形成されてい
る。この排水口8には、ハウジング1外へと延びる排水
管9が接続されている。排水管9の途中部には、たとえ
ば図示しないトルクモータによって開閉される排水弁1
0が配設されており、この排水弁10が開かれると、外
槽2内に溜められた洗濯水が排水管9を通って機外へ排
出される。
濯水を機外へ排出するための排水口8が形成されてい
る。この排水口8には、ハウジング1外へと延びる排水
管9が接続されている。排水管9の途中部には、たとえ
ば図示しないトルクモータによって開閉される排水弁1
0が配設されており、この排水弁10が開かれると、外
槽2内に溜められた洗濯水が排水管9を通って機外へ排
出される。
【0023】内槽3は洗濯槽と脱水槽とを兼ねたもので
あり、上記したように、その周面には多数の微細な脱水
孔(小孔)3aが形成されている。内槽3の底部には、
外槽2内に溜められた洗濯水を攪拌して水流を発生させ
るためのパルセータ11が設けられている。内槽3およ
びパルセータ11は、外槽2の下方に設けられた軸受部
12の出力軸13によって、正逆回転可能に支持されて
いる。
あり、上記したように、その周面には多数の微細な脱水
孔(小孔)3aが形成されている。内槽3の底部には、
外槽2内に溜められた洗濯水を攪拌して水流を発生させ
るためのパルセータ11が設けられている。内槽3およ
びパルセータ11は、外槽2の下方に設けられた軸受部
12の出力軸13によって、正逆回転可能に支持されて
いる。
【0024】ハウジング1の底部には、内槽3およびパ
ルセータ11を回転させるための駆動力を発生するモー
タ14と、モータ14の回転力を軸受部12に伝えるた
めの駆動伝達機構15とが備えられている。駆動伝達機
構15には、モータ14の出力軸16に固定された小プ
ーリ17と、軸受部12の入力軸18の下端に固定され
た大プーリ19と、小プーリ17および大プーリ19に
掛け渡されたベルト20とが含まれている。モータ14
の回転力は、小プーリ17およびベルト20を介して大
プーリ19に伝えられ、さらに入力軸18を介して軸受
部12に伝達される。
ルセータ11を回転させるための駆動力を発生するモー
タ14と、モータ14の回転力を軸受部12に伝えるた
めの駆動伝達機構15とが備えられている。駆動伝達機
構15には、モータ14の出力軸16に固定された小プ
ーリ17と、軸受部12の入力軸18の下端に固定され
た大プーリ19と、小プーリ17および大プーリ19に
掛け渡されたベルト20とが含まれている。モータ14
の回転力は、小プーリ17およびベルト20を介して大
プーリ19に伝えられ、さらに入力軸18を介して軸受
部12に伝達される。
【0025】また、内槽3およびパルセータ11を個別
に駆動できるように、軸受部12にはクラッチ(図示せ
ず)が内蔵されており、軸受部12の出力軸13は二重
シャフトで構成されている。たとえば、洗いおよびすす
ぎ時には、モータ14の駆動力が軸受部12を介してパ
ルセータ11に伝達されて、パルセータ11が正逆回転
される。脱水時には、モータ14の駆動力が内槽3およ
びパルセータ11の両方に伝達されて、内槽3およびパ
ルセータ11が高速で一方向に回転され、内槽3内の洗
濯物が遠心力により脱水される。
に駆動できるように、軸受部12にはクラッチ(図示せ
ず)が内蔵されており、軸受部12の出力軸13は二重
シャフトで構成されている。たとえば、洗いおよびすす
ぎ時には、モータ14の駆動力が軸受部12を介してパ
ルセータ11に伝達されて、パルセータ11が正逆回転
される。脱水時には、モータ14の駆動力が内槽3およ
びパルセータ11の両方に伝達されて、内槽3およびパ
ルセータ11が高速で一方向に回転され、内槽3内の洗
濯物が遠心力により脱水される。
【0026】図2は、この全自動洗濯機の電気的構成を
示すブロック図であり、特にモータ14の駆動に関する
部分が示されている。モータ14は、トライアック2
2,23を介して商用交流電源21に直列に接続されて
おり、モータ14、商用交流電源21およびトライアッ
ク22,23によって直列回路が構成されている。具体
的には、モータ14および右回転用トライアック22が
商用交流電源21に直列に接続されて、モータ14を右
回転させるための回路が構成されている。また、モータ
14および左回転用トライアック23が商用交流電源2
1に直列に接続されて、モータ14を左回転させるため
の回路が構成されている。なお、参照符号24は、交流
電源21からの電圧を平滑化するコンデンサである。
示すブロック図であり、特にモータ14の駆動に関する
部分が示されている。モータ14は、トライアック2
2,23を介して商用交流電源21に直列に接続されて
おり、モータ14、商用交流電源21およびトライアッ
ク22,23によって直列回路が構成されている。具体
的には、モータ14および右回転用トライアック22が
商用交流電源21に直列に接続されて、モータ14を右
回転させるための回路が構成されている。また、モータ
14および左回転用トライアック23が商用交流電源2
1に直列に接続されて、モータ14を左回転させるため
の回路が構成されている。なお、参照符号24は、交流
電源21からの電圧を平滑化するコンデンサである。
【0027】また、交流電源21には、交流電源21か
らモータ14に印加される交流電圧のゼロクロス点を検
出してゼロクロス信号を出力するゼロクロス検出回路2
5が、モータ14と並列に接続されている。ゼロクロス
検出回路25からのゼロクロス信号は、洗濯機各部の動
作を制御するためのマイクロコンピュータ26に入力さ
れるようになっている。マイクロコンピュータ26は、
ゼロクロス検出回路25から入力されるゼロクロス信号
に基づいて、トライアック22,23に所定のタイミン
グでゲート信号を与えることにより、トライアック2
2,23のオン/オフを制御する。
らモータ14に印加される交流電圧のゼロクロス点を検
出してゼロクロス信号を出力するゼロクロス検出回路2
5が、モータ14と並列に接続されている。ゼロクロス
検出回路25からのゼロクロス信号は、洗濯機各部の動
作を制御するためのマイクロコンピュータ26に入力さ
れるようになっている。マイクロコンピュータ26は、
ゼロクロス検出回路25から入力されるゼロクロス信号
に基づいて、トライアック22,23に所定のタイミン
グでゲート信号を与えることにより、トライアック2
2,23のオン/オフを制御する。
【0028】交流電源21にはさらに、5V電源回路2
7がモータ14と並列に接続されており、この5V電源
回路27によって、交流電源21からの交流電圧(たと
えば100V)が直流の5Vに下げられて、マイクロコ
ンピュータ26に駆動電圧として印加されるようになっ
ている。また、マイクロコンピュータ26には、モータ
14がたとえば1/2回転するごとに1パルスを出力す
る回転センサ28が接続されている。回転センサ28
は、たとえば、モータ14の出力軸16または小プーリ
17に固定されたマグネット(図示せず)と、このマグ
ネットが近傍を通過するごとにオンになるリードスイッ
チ(図示せず)で構成することができる。
7がモータ14と並列に接続されており、この5V電源
回路27によって、交流電源21からの交流電圧(たと
えば100V)が直流の5Vに下げられて、マイクロコ
ンピュータ26に駆動電圧として印加されるようになっ
ている。また、マイクロコンピュータ26には、モータ
14がたとえば1/2回転するごとに1パルスを出力す
る回転センサ28が接続されている。回転センサ28
は、たとえば、モータ14の出力軸16または小プーリ
17に固定されたマグネット(図示せず)と、このマグ
ネットが近傍を通過するごとにオンになるリードスイッ
チ(図示せず)で構成することができる。
【0029】マイクロコンピュータ26は、各部の動作
を制御するためのプログラムが記憶されたROM29、
ROM29に記憶されたプログラムを実行する際のワー
クエリアとして機能するRAM30および各部の動作時
間を計測するタイマ31を内蔵している。ROM29に
は、上記した制御プログラムの他に、後述する脱水制御
処理で使用される位相データテーブル32が格納されて
いる。位相データテーブル32は、モータ14の回転数
をアップまたはダウンさせる時のゲート信号の出力タイ
ミングがテーブル化されたものであり、その一例は図3
に示されている。位相データテーブル32は、50Hz
Up時データテーブル、60HzUp時データテーブ
ル、50HzDown時データテーブルおよび60Hz
Down時データテーブルの4つのデータテーブルを含
んでいる。
を制御するためのプログラムが記憶されたROM29、
ROM29に記憶されたプログラムを実行する際のワー
クエリアとして機能するRAM30および各部の動作時
間を計測するタイマ31を内蔵している。ROM29に
は、上記した制御プログラムの他に、後述する脱水制御
処理で使用される位相データテーブル32が格納されて
いる。位相データテーブル32は、モータ14の回転数
をアップまたはダウンさせる時のゲート信号の出力タイ
ミングがテーブル化されたものであり、その一例は図3
に示されている。位相データテーブル32は、50Hz
Up時データテーブル、60HzUp時データテーブ
ル、50HzDown時データテーブルおよび60Hz
Down時データテーブルの4つのデータテーブルを含
んでいる。
【0030】50HzUp時データテーブルおよび60
HzUp時データテーブルは、電源周波数がそれぞれ5
0Hzおよび60Hzの場合において、モータ14の回
転数をアップさせる際に用いられるテーブルである。5
0HzUp時データテーブルおよび60HzUp時デー
タテーブルのアドレスX(X=1〜10)が指定される
と、その指定されたアドレスに格納されたデータ(トラ
イアック22,23の導通角)が出力される。
HzUp時データテーブルは、電源周波数がそれぞれ5
0Hzおよび60Hzの場合において、モータ14の回
転数をアップさせる際に用いられるテーブルである。5
0HzUp時データテーブルおよび60HzUp時デー
タテーブルのアドレスX(X=1〜10)が指定される
と、その指定されたアドレスに格納されたデータ(トラ
イアック22,23の導通角)が出力される。
【0031】50HzDown時データテーブルおよび
60HzDown時データテーブルは、電源周波数がそ
れぞれ50Hzおよび60Hzの場合において、モータ
14の回転数をダウンさせる際に用いられるテーブルで
ある。50HzDown時データテーブルおよび60H
zDown時データテーブルのアドレスX(X=1〜
5)が指定されると、その指定されたアドレスに格納さ
れたデータ(トライアック22,23の導通角)が出力
される。
60HzDown時データテーブルは、電源周波数がそ
れぞれ50Hzおよび60Hzの場合において、モータ
14の回転数をダウンさせる際に用いられるテーブルで
ある。50HzDown時データテーブルおよび60H
zDown時データテーブルのアドレスX(X=1〜
5)が指定されると、その指定されたアドレスに格納さ
れたデータ(トライアック22,23の導通角)が出力
される。
【0032】RAM30には、後述する脱水制御処理に
おいて使用されるフラグ33〜38およびカウンタ39
〜41が含まれている。モータアップダウンフラグ33
は、モータ14の回転数をアップさせるかダウンさせる
かを表す。モータアップダウンフラグ33がセットされ
ている場合には、モータ14の回転数を下げるための制
御が行われ、リセットされている場合には、モータ14
の回転数を上げるための制御が行われる。
おいて使用されるフラグ33〜38およびカウンタ39
〜41が含まれている。モータアップダウンフラグ33
は、モータ14の回転数をアップさせるかダウンさせる
かを表す。モータアップダウンフラグ33がセットされ
ている場合には、モータ14の回転数を下げるための制
御が行われ、リセットされている場合には、モータ14
の回転数を上げるための制御が行われる。
【0033】Hz判定フラグ34は、交流電源21の周
波数が50Hzであるか60Hzであるかを表すフラグ
であり、50Hzの場合にセットされ、60Hzの場合
にはリセットされる。モータ右フラグ35は、モータ1
4を右回転させるか否かを表すフラグであり、モータ1
4を右回転させる場合にセットされる。また、モータ左
回転フラグ36は、モータ14を左回転させるか否かを
表すフラグであり、モータ14を左回転させる場合にセ
ットされる。なお、脱水行程においては、モータ右フラ
グ35のみがセットされて、モータ左フラグ36がセッ
トされることはない。
波数が50Hzであるか60Hzであるかを表すフラグ
であり、50Hzの場合にセットされ、60Hzの場合
にはリセットされる。モータ右フラグ35は、モータ1
4を右回転させるか否かを表すフラグであり、モータ1
4を右回転させる場合にセットされる。また、モータ左
回転フラグ36は、モータ14を左回転させるか否かを
表すフラグであり、モータ14を左回転させる場合にセ
ットされる。なお、脱水行程においては、モータ右フラ
グ35のみがセットされて、モータ左フラグ36がセッ
トされることはない。
【0034】回転割込キャンセルフラグ37は、図6に
示す回転割込処理において使用されるフラグであり、モ
ータ14の回転数が所定の最低回転数(この実施形態で
は60rpm)に達したか否かを表す。回転割込キャン
セルフラグ37は、モータ14の回転数が上記最低回転
数以下の場合にセットされ、上記最低回転数以上でセッ
トされる。
示す回転割込処理において使用されるフラグであり、モ
ータ14の回転数が所定の最低回転数(この実施形態で
は60rpm)に達したか否かを表す。回転割込キャン
セルフラグ37は、モータ14の回転数が上記最低回転
数以下の場合にセットされ、上記最低回転数以上でセッ
トされる。
【0035】回転割込スタートフラグ38は、図6に示
す回転割込処理において新たな回転幅データが取得され
た場合にセットされるフラグであり、このフラグがセッ
トされたことに応答して、図7に示す回転数処理が開始
される。モータダウン時間カウンタ39は、モータアッ
プダウンフラグ33がセットされてからの時間を計測す
るためのカウンタである。回転アップカウンタ40は、
図7に示す回転数処理において、モータ14の回転数が
予め定める目標回転数以上であることが検出された回数
を表すカウンタである。また、ゼロクロスカウンタ41
は、ゼロクロス検出回路25からゼロクロス信号が入力
された回数を表すカウンタである。
す回転割込処理において新たな回転幅データが取得され
た場合にセットされるフラグであり、このフラグがセッ
トされたことに応答して、図7に示す回転数処理が開始
される。モータダウン時間カウンタ39は、モータアッ
プダウンフラグ33がセットされてからの時間を計測す
るためのカウンタである。回転アップカウンタ40は、
図7に示す回転数処理において、モータ14の回転数が
予め定める目標回転数以上であることが検出された回数
を表すカウンタである。また、ゼロクロスカウンタ41
は、ゼロクロス検出回路25からゼロクロス信号が入力
された回数を表すカウンタである。
【0036】また、タイマ31には、図9〜図11に示
す位相制御処理において使用される位相タイマ42、図
6に示す回転割込処理において使用される回転幅タイマ
43および図8に示す時間カウント処理において使用さ
れる0.1秒タイマ44が含まれている。図4は、マイ
クロコンピュータ26によって実行される制御動作の一
例を示すフローチャートである。
す位相制御処理において使用される位相タイマ42、図
6に示す回転割込処理において使用される回転幅タイマ
43および図8に示す時間カウント処理において使用さ
れる0.1秒タイマ44が含まれている。図4は、マイ
クロコンピュータ26によって実行される制御動作の一
例を示すフローチャートである。
【0037】全自動洗濯機に電源が投入されると、マイ
クロコンピュータ26は、RAM30およびタイマ31
の初期設定を行う(ステップS1)。この初期設定で
は、RAM30内の各フラグ34〜38および各カウン
タ39〜41がそれぞれリセットされ、位相タイマ4
2、回転幅タイマ43および0.1秒タイマ43がそれ
ぞれリセットされる。
クロコンピュータ26は、RAM30およびタイマ31
の初期設定を行う(ステップS1)。この初期設定で
は、RAM30内の各フラグ34〜38および各カウン
タ39〜41がそれぞれリセットされ、位相タイマ4
2、回転幅タイマ43および0.1秒タイマ43がそれ
ぞれリセットされる。
【0038】RAM30およびタイマ31の初期設定が
終了すると、マイクロコンピュータ26によって、交流
電源21の周波数が50Hzであるか60Hzであるか
が判別される(ステップS2)。そして、交流電源21
の周波数が50Hzである場合には、Hz判定フラグに
1がセットされ(ステップS3)、60Hzである場合
にはHz判定フラグに0がセットされる(ステップS
4)。
終了すると、マイクロコンピュータ26によって、交流
電源21の周波数が50Hzであるか60Hzであるか
が判別される(ステップS2)。そして、交流電源21
の周波数が50Hzである場合には、Hz判定フラグに
1がセットされ(ステップS3)、60Hzである場合
にはHz判定フラグに0がセットされる(ステップS
4)。
【0039】その後、たとえばハウジング1(図1参
照)の上面手前側に配置された操作部(図示せず)が操
作されて、スタート信号がマイクロコンピュータ26に
入力されると(ステップS5でYES)、マイクロコン
ピュータ26は、ROM30に記憶されたプログラムに
従って、洗い行程、すすぎ行程および脱水行程を含む一
連の洗濯動作を実行する(ステップS6)。
照)の上面手前側に配置された操作部(図示せず)が操
作されて、スタート信号がマイクロコンピュータ26に
入力されると(ステップS5でYES)、マイクロコン
ピュータ26は、ROM30に記憶されたプログラムに
従って、洗い行程、すすぎ行程および脱水行程を含む一
連の洗濯動作を実行する(ステップS6)。
【0040】図5〜11は、脱水行程時におけるモータ
14の制御の流れを示すフローチャートである。図5を
参照して、図4に示すステップS6で洗濯動作が進み、
脱水行程が開始されると、モータ右フラグ35および回
転割込キャンセルフラグ37がセットされるとともに、
ゼロクロスカウンタ41に10がセットされる(ステッ
プT1)。モータ右フラグ35、回転割込キャンセルフ
ラグ37およびゼロクロスカウンタ41以外のフラグお
よびカウンタは、すべてリセット(クリア)される。
14の制御の流れを示すフローチャートである。図5を
参照して、図4に示すステップS6で洗濯動作が進み、
脱水行程が開始されると、モータ右フラグ35および回
転割込キャンセルフラグ37がセットされるとともに、
ゼロクロスカウンタ41に10がセットされる(ステッ
プT1)。モータ右フラグ35、回転割込キャンセルフ
ラグ37およびゼロクロスカウンタ41以外のフラグお
よびカウンタは、すべてリセット(クリア)される。
【0041】また、脱水行程が開始されると、排水弁1
0(図1参照)が開けられるとともに、排水弁10が開
けられてからの経過時間の計測が開始される。そして、
排水弁10が開成されてから10秒間が経過すると(ス
テップT2でYES)、以下に説明する脱水制御処理が
実行される(ステップT3)。脱水制御処理には、図6
に示す回転割込処理、図7に示す回転数処理、図8に示
す時間カウント処理および図9〜図11に示す位相制御
処理が含まれており、これらの各処理は、マイクロコン
ピュータ26によって並行して行われる。
0(図1参照)が開けられるとともに、排水弁10が開
けられてからの経過時間の計測が開始される。そして、
排水弁10が開成されてから10秒間が経過すると(ス
テップT2でYES)、以下に説明する脱水制御処理が
実行される(ステップT3)。脱水制御処理には、図6
に示す回転割込処理、図7に示す回転数処理、図8に示
す時間カウント処理および図9〜図11に示す位相制御
処理が含まれており、これらの各処理は、マイクロコン
ピュータ26によって並行して行われる。
【0042】まず、図6を参照して、回転割込処理につ
いて説明する。回転割込処理は、モータ14が1/2回
転するのに要する時間を、モータ14の回転数に対応す
る回転幅データとして取得するための処理である。この
回転割込処理は、回転数検出手段の機能に相当してい
る。回転割込処理が開始されると、マイクロコンピュー
タ26によって、モータ14の回転数が所定の最低回転
数(たとえば60rpm)に達したか否かを表す回転割
込キャンセルフラグ37の状態が調べられる(ステップ
P1)。この回転キャンセルフラグ37は、図5のステ
ップT1でセットされているから、モータ14の回転開
始直後では回転キャンセルフラグ37が1であると判断
されて、ステップP2に進む。
いて説明する。回転割込処理は、モータ14が1/2回
転するのに要する時間を、モータ14の回転数に対応す
る回転幅データとして取得するための処理である。この
回転割込処理は、回転数検出手段の機能に相当してい
る。回転割込処理が開始されると、マイクロコンピュー
タ26によって、モータ14の回転数が所定の最低回転
数(たとえば60rpm)に達したか否かを表す回転割
込キャンセルフラグ37の状態が調べられる(ステップ
P1)。この回転キャンセルフラグ37は、図5のステ
ップT1でセットされているから、モータ14の回転開
始直後では回転キャンセルフラグ37が1であると判断
されて、ステップP2に進む。
【0043】ステップP2では、回転幅データに初期値
として0.5秒がセットされて、この回転幅データがR
AM30に記憶される。回転幅データは、モータ14が
1/2回転するのに要する時間であり、初期値としてセ
ットされる0.5秒は、所定の最低回転数60rpmに
対応した値である。回転幅データに0.5秒がセットさ
れると、回転割込キャンセルフラグ37がリセットされ
て(ステップP3)、回転幅タイマ43に0.5秒がセ
ットされる(ステップP4)。そして、この回転幅タイ
マ43がスタートされる(ステップP5)。
として0.5秒がセットされて、この回転幅データがR
AM30に記憶される。回転幅データは、モータ14が
1/2回転するのに要する時間であり、初期値としてセ
ットされる0.5秒は、所定の最低回転数60rpmに
対応した値である。回転幅データに0.5秒がセットさ
れると、回転割込キャンセルフラグ37がリセットされ
て(ステップP3)、回転幅タイマ43に0.5秒がセ
ットされる(ステップP4)。そして、この回転幅タイ
マ43がスタートされる(ステップP5)。
【0044】ステップP6およびP7では、回転幅タイ
マ43の残時間およびモータ14の回転状態が常に監視
されている。つまり、ステップP6では、回転幅タイマ
43がタイムアップか否かが判断され、回転幅タイマ4
3がタイムアップしていない場合には(ステップP6で
NO)、ステップP7でモータ14が1/2回転したか
否かが判断される。モータ14が1/2回転したか否か
の判断は、回転センサ28からの検出パルスの入力に基
づいて判断される。
マ43の残時間およびモータ14の回転状態が常に監視
されている。つまり、ステップP6では、回転幅タイマ
43がタイムアップか否かが判断され、回転幅タイマ4
3がタイムアップしていない場合には(ステップP6で
NO)、ステップP7でモータ14が1/2回転したか
否かが判断される。モータ14が1/2回転したか否か
の判断は、回転センサ28からの検出パルスの入力に基
づいて判断される。
【0045】モータ14が回転開始された直後など、モ
ータ14の回転数が最低回転数60rpm以下よりも小
さい場合には、モータ14が1/2回転する前に回転タ
イマ43がタイムアップし(ステップP6でYES)、
回転割込キャンセルフラグ37がセットされる(ステッ
プP8)。そして、この回転割込処理がリターンして、
ステップP1で回転割込キャンセルフラグ37の状態が
再び調べられる。このとき、回転割込キャンセルフラグ
37は1にされているから、その後はステップP2〜P
8の処理が実行される。
ータ14の回転数が最低回転数60rpm以下よりも小
さい場合には、モータ14が1/2回転する前に回転タ
イマ43がタイムアップし(ステップP6でYES)、
回転割込キャンセルフラグ37がセットされる(ステッ
プP8)。そして、この回転割込処理がリターンして、
ステップP1で回転割込キャンセルフラグ37の状態が
再び調べられる。このとき、回転割込キャンセルフラグ
37は1にされているから、その後はステップP2〜P
8の処理が実行される。
【0046】こうしてステップP1〜P8の処理が繰り
返されるうちに、モータ14の回転数が最低回転数60
rpm以上に達すると、回転幅タイマ43が0.5秒を
計測する間に(ステップP6でNO)、回転センサ28
からの検出パルスがマイクロコンピュータ26に入力さ
れる。すると、ステップP7の判断が肯定されて、回転
割込キャンセルフラグ37がリセットされたまま、この
回転割込処理がリターンする。その後、回転割込処理が
再び開始されると、回転割込キャンセルフラグ37はリ
セットされたままであるから、ステップP1では回転割
込キャンセルフラグが0であると判断されて、ステップ
P1からステップP9に進む。
返されるうちに、モータ14の回転数が最低回転数60
rpm以上に達すると、回転幅タイマ43が0.5秒を
計測する間に(ステップP6でNO)、回転センサ28
からの検出パルスがマイクロコンピュータ26に入力さ
れる。すると、ステップP7の判断が肯定されて、回転
割込キャンセルフラグ37がリセットされたまま、この
回転割込処理がリターンする。その後、回転割込処理が
再び開始されると、回転割込キャンセルフラグ37はリ
セットされたままであるから、ステップP1では回転割
込キャンセルフラグが0であると判断されて、ステップ
P1からステップP9に進む。
【0047】ステップP9では、回転幅データ(モータ
14の回転数)が取得されたことを表す回転割込スター
トフラグ38がセットされる。次いで、回転センサ28
から検出パルスがマイクロコンピュータ26に入力され
た時点での回転幅タイマの残時間が0.5秒から差し引
かれ、これにより得られた値が回転幅データとしてRA
M30に格納される(ステップP10)。すなわち、ス
テップP10では、モータ14が1/2回転するのに要
した時間が、回転幅データとしてRAM30に格納され
る。
14の回転数)が取得されたことを表す回転割込スター
トフラグ38がセットされる。次いで、回転センサ28
から検出パルスがマイクロコンピュータ26に入力され
た時点での回転幅タイマの残時間が0.5秒から差し引
かれ、これにより得られた値が回転幅データとしてRA
M30に格納される(ステップP10)。すなわち、ス
テップP10では、モータ14が1/2回転するのに要
した時間が、回転幅データとしてRAM30に格納され
る。
【0048】その後、ステップP4で回転幅タイマに
0.5秒が再びセットされ、ステップP5〜P7で、
0.5秒以内にモータ14が1/2回転するか否かが調
べられる。そして、0.5秒以内にモータ14が1/2
回転すると、このときにモータ14が1/2回転するの
に要した時間が、新たな回転幅データとしてRAM30
に格納される。
0.5秒が再びセットされ、ステップP5〜P7で、
0.5秒以内にモータ14が1/2回転するか否かが調
べられる。そして、0.5秒以内にモータ14が1/2
回転すると、このときにモータ14が1/2回転するの
に要した時間が、新たな回転幅データとしてRAM30
に格納される。
【0049】このようにして回転割込処理が繰り返し実
行されることにより、モータ14の回転数に対応する回
転幅データが、モータ14が60rpm以上の回転数で
1/2回転されるごとに取得される。図7に示す回転数
処理は、モータ14の回転数が予め定める目標回転数に
達したか否かを検出するための処理であり、上述した回
転割込処理(図6参照)において新たな回転幅データが
取得されて、回転割込スタートフラグ38がセットされ
るごとに実行される。
行されることにより、モータ14の回転数に対応する回
転幅データが、モータ14が60rpm以上の回転数で
1/2回転されるごとに取得される。図7に示す回転数
処理は、モータ14の回転数が予め定める目標回転数に
達したか否かを検出するための処理であり、上述した回
転割込処理(図6参照)において新たな回転幅データが
取得されて、回転割込スタートフラグ38がセットされ
るごとに実行される。
【0050】図7を参照して、上述した回転割込処理で
回転割込スタートフラグ38が1に書き換えられると、
ステップU1で回転割込スタートフラグ38がセットさ
れたことが検出されて、ステップU2に進み、回転割込
スタートフラグ38がリセットされる。そして、目標回
転幅データとして、予め定める目標回転数に対応した値
がRAM30に格納される(ステップU3)。
回転割込スタートフラグ38が1に書き換えられると、
ステップU1で回転割込スタートフラグ38がセットさ
れたことが検出されて、ステップU2に進み、回転割込
スタートフラグ38がリセットされる。そして、目標回
転幅データとして、予め定める目標回転数に対応した値
がRAM30に格納される(ステップU3)。
【0051】次いで、マイクロコンピュータ26は、R
AM30に格納された目標回転幅データと上述した回転
割込処理で取得された回転幅データとを比較して、回転
幅データが目標回転幅データ以下であるか否かを判別す
る(ステップU4)。回転幅データが目標回転幅データ
よりも大きい場合には(ステップU4でNO)、モータ
14の回転数が目標回転数に達していないと判断され、
ステップU10にスキップして、RAM30の回転アッ
プカウンタ40がクリアされる。そして、この回転数処
理がリターンする。
AM30に格納された目標回転幅データと上述した回転
割込処理で取得された回転幅データとを比較して、回転
幅データが目標回転幅データ以下であるか否かを判別す
る(ステップU4)。回転幅データが目標回転幅データ
よりも大きい場合には(ステップU4でNO)、モータ
14の回転数が目標回転数に達していないと判断され、
ステップU10にスキップして、RAM30の回転アッ
プカウンタ40がクリアされる。そして、この回転数処
理がリターンする。
【0052】その後、モータ14が1/2回転して、上
述した回転割込処理で回転割込スタートフラグが1に書
き換えられと、この回転数処理が再び実行される。こう
して回転数処理が繰り返し実行されている間に、モータ
14の回転数が目標回転数に到達し、回転幅データが目
標回転幅データ以下になると、ステップU4で回転幅デ
ータが目標回転幅データ以下であるか否かの判断が肯定
されて、ステップU5で回転アップカウンタ40がイン
クリメントされる。
述した回転割込処理で回転割込スタートフラグが1に書
き換えられと、この回転数処理が再び実行される。こう
して回転数処理が繰り返し実行されている間に、モータ
14の回転数が目標回転数に到達し、回転幅データが目
標回転幅データ以下になると、ステップU4で回転幅デ
ータが目標回転幅データ以下であるか否かの判断が肯定
されて、ステップU5で回転アップカウンタ40がイン
クリメントされる。
【0053】ステップU6では、回転アップカウンタ4
0のカウント値が調べられて、カウント値が3以上か否
かが判別される。このとき、回転アップカウンタ40の
カウント値は1であるから、ステップU6の判別が否定
されて、この回転数処理はリターンする。回転数処理が
さらに繰り返し実行されて、回転幅データが目標回転幅
データ以下であることが3回連続して検出されると、ス
テップU6で回転アップカウンタ40の値が3以上か否
かの判別が肯定される。そして、ステップU7の処理に
進み、モータアップダウンフラグ33がセットされる。
その後、ステップU8でモータダウン時間カウンタ39
がクリアされ、ステップU9でゼロクロスカウンタ41
がクリアされて、ステップU10で回転アップカウンタ
40がクリアされた後、この回転数処理がリターンす
る。
0のカウント値が調べられて、カウント値が3以上か否
かが判別される。このとき、回転アップカウンタ40の
カウント値は1であるから、ステップU6の判別が否定
されて、この回転数処理はリターンする。回転数処理が
さらに繰り返し実行されて、回転幅データが目標回転幅
データ以下であることが3回連続して検出されると、ス
テップU6で回転アップカウンタ40の値が3以上か否
かの判別が肯定される。そして、ステップU7の処理に
進み、モータアップダウンフラグ33がセットされる。
その後、ステップU8でモータダウン時間カウンタ39
がクリアされ、ステップU9でゼロクロスカウンタ41
がクリアされて、ステップU10で回転アップカウンタ
40がクリアされた後、この回転数処理がリターンす
る。
【0054】次に、図8を参照して、時間カウント処理
について説明する。時間カウント処理は、上述した回転
数処理(図7参照)でモータアップダウンフラグ33が
セットされてからの経過時間が、所定時間(この実施形
態では2秒間)に達した時点で、モータアップダウンフ
ラグ33をリセットするための処理である。
について説明する。時間カウント処理は、上述した回転
数処理(図7参照)でモータアップダウンフラグ33が
セットされてからの経過時間が、所定時間(この実施形
態では2秒間)に達した時点で、モータアップダウンフ
ラグ33をリセットするための処理である。
【0055】時間カウント処理は、脱水が行われている
間、常に実行される処理であり、マイクロコンピュータ
26に内蔵された0.1秒タイマ44が用いられる。時
間カウント処理が開始されると、0.1秒タイマ44に
0.1秒がセットされて(ステップV1)、この0.1
秒タイマ44がスタートされる(ステップV2)。そし
て、この0.1秒タイマ44がタイムアップすると(ス
テップV3でYES)、モータアップダウンフラグ33
の状態が調べられる(ステップV4)。
間、常に実行される処理であり、マイクロコンピュータ
26に内蔵された0.1秒タイマ44が用いられる。時
間カウント処理が開始されると、0.1秒タイマ44に
0.1秒がセットされて(ステップV1)、この0.1
秒タイマ44がスタートされる(ステップV2)。そし
て、この0.1秒タイマ44がタイムアップすると(ス
テップV3でYES)、モータアップダウンフラグ33
の状態が調べられる(ステップV4)。
【0056】モータアップダウンフラグ33は、上述し
たように、モータ14の回転数が予め定める目標回転数
に達して、図7に示す回転数処理においてセットされる
まではリセット状態である。したがって、モータ14の
回転数が目標回転数に達するまでは、ステップV4でモ
ータアップダウン33がリセットされていると判断され
て、この時間カウント処理がリターンする。
たように、モータ14の回転数が予め定める目標回転数
に達して、図7に示す回転数処理においてセットされる
まではリセット状態である。したがって、モータ14の
回転数が目標回転数に達するまでは、ステップV4でモ
ータアップダウン33がリセットされていると判断され
て、この時間カウント処理がリターンする。
【0057】モータ14の回転数が目標回転数に達する
と、モータアップダウンフラグ33がセットされるか
ら、ステップV4からステップV5に進み、モータダウ
ン時間カウンタ39がインクリメントされる。そして、
ステップV6で、モータダウン時間カウンタ39の値が
20よりも大きいか否かが調べられる。モータダウン時
間カウンタ39の値が20に達するまでは、この時間カ
ウント処理がリターンする。
と、モータアップダウンフラグ33がセットされるか
ら、ステップV4からステップV5に進み、モータダウ
ン時間カウンタ39がインクリメントされる。そして、
ステップV6で、モータダウン時間カウンタ39の値が
20よりも大きいか否かが調べられる。モータダウン時
間カウンタ39の値が20に達するまでは、この時間カ
ウント処理がリターンする。
【0058】時間カウント処理が繰り返し行われて、モ
ータダウン時間カウンタ39の値が20よりも大きくな
ると、ステップV6でモータダウン時間カウンタ39の
値が20よりも大きいか否かの判断が肯定されて、ステ
ップV7でゼロクロスカウンタ41がリセットされる。
そして、モータアップダウンフラグ33がリセットされ
て(ステップV8)、この時間カウント処理がリターン
する。
ータダウン時間カウンタ39の値が20よりも大きくな
ると、ステップV6でモータダウン時間カウンタ39の
値が20よりも大きいか否かの判断が肯定されて、ステ
ップV7でゼロクロスカウンタ41がリセットされる。
そして、モータアップダウンフラグ33がリセットされ
て(ステップV8)、この時間カウント処理がリターン
する。
【0059】このように、時間カウント処理では、図7
に示す回転数処理においてモータアップダウンフラグ3
3がセットされてからの経過時間が監視されており、モ
ータアップダウンカウンタ33がセットされてから2秒
間が経過すると、モータアップダウンフラグ33がリセ
ットされる。図9〜図11に示す位相制御処理は、トラ
イアック22,23に与えるゲート信号の出力タイミン
グおよび出力時間を制御するための処理であり、交流電
源21からの交流電圧(以下、単に「電源電圧」とい
う。)がゼロクロスする度に実行される。
に示す回転数処理においてモータアップダウンフラグ3
3がセットされてからの経過時間が監視されており、モ
ータアップダウンカウンタ33がセットされてから2秒
間が経過すると、モータアップダウンフラグ33がリセ
ットされる。図9〜図11に示す位相制御処理は、トラ
イアック22,23に与えるゲート信号の出力タイミン
グおよび出力時間を制御するための処理であり、交流電
源21からの交流電圧(以下、単に「電源電圧」とい
う。)がゼロクロスする度に実行される。
【0060】具体的に説明すると、マイクロコンピュー
タ26は、まずステップE1で、ゼロクロス検出回路2
5からゼロクロス信号が入力されたか否かを判断する。
このステップE1でゼロクロス信号の入力が検知される
までは、ステップE2以降の処理が実行されず、この位
相制御処理がリターンする。ゼロクロス検出回路25か
らマイクロコンピュータ26にゼロクロス信号が入力さ
れると、ゼロクロスカウンタ41がインクリメントされ
る(ステップE2)。脱水行程の開始時には、ゼロクロ
スカウンタ41に10がセットされているので、このと
きゼロクロスカウンタ41は10から11に書き換えら
れることになる。その後、マイクロコンピュータ26に
よって、モータ14の回転数が予め定める目標回転数に
達したか否かを表すモータアップダウンフラグ33の状
態が調べられる(ステップE3)。
タ26は、まずステップE1で、ゼロクロス検出回路2
5からゼロクロス信号が入力されたか否かを判断する。
このステップE1でゼロクロス信号の入力が検知される
までは、ステップE2以降の処理が実行されず、この位
相制御処理がリターンする。ゼロクロス検出回路25か
らマイクロコンピュータ26にゼロクロス信号が入力さ
れると、ゼロクロスカウンタ41がインクリメントされ
る(ステップE2)。脱水行程の開始時には、ゼロクロ
スカウンタ41に10がセットされているので、このと
きゼロクロスカウンタ41は10から11に書き換えら
れることになる。その後、マイクロコンピュータ26に
よって、モータ14の回転数が予め定める目標回転数に
達したか否かを表すモータアップダウンフラグ33の状
態が調べられる(ステップE3)。
【0061】モータアップダウンフラグ33は脱水行程
の開始時にリセットされているから、脱水行程開始直後
には、ステップE3でモータアップダウンフラグが0で
あると判別されて、次にステップE4でゼロクロスカウ
ンタ41が10よりも大きいか否かが判断される。ゼロ
クロスカウンタ41は、ステップE2で11に書き換え
られているから、このときステップE4の判断は肯定さ
れてステップE5に進み、ゼロクロスカウンタ41が1
0に書き換えられる。その後、RAM30に設けられた
On開始時間メモに、ゲート信号の出力開始時間として
0が格納される(ステップE6)。ゲート信号の出力開
始時間とは、電源電圧がゼロクロスしてからゲート信号
の出力を開始するまでの時間のことであり、以下では、
このゲート信号の出力開始時間のことを、単に「On開
始時間」という。
の開始時にリセットされているから、脱水行程開始直後
には、ステップE3でモータアップダウンフラグが0で
あると判別されて、次にステップE4でゼロクロスカウ
ンタ41が10よりも大きいか否かが判断される。ゼロ
クロスカウンタ41は、ステップE2で11に書き換え
られているから、このときステップE4の判断は肯定さ
れてステップE5に進み、ゼロクロスカウンタ41が1
0に書き換えられる。その後、RAM30に設けられた
On開始時間メモに、ゲート信号の出力開始時間として
0が格納される(ステップE6)。ゲート信号の出力開
始時間とは、電源電圧がゼロクロスしてからゲート信号
の出力を開始するまでの時間のことであり、以下では、
このゲート信号の出力開始時間のことを、単に「On開
始時間」という。
【0062】ステップE6でOn開始時間メモにOn開
始時間が格納されると、図10のステップE7の処理に
進み、ステップE7〜E13で、ゲート信号の出力が開
始されてからゲート信号の出力が停止されるまで時間
(以下、「On出力時間」という。)が、RAM30に
設けられたOn出力時間メモに格納される。具体的に説
明すると、ステップE7では、マイクロコンピュータ2
6によってHz判定フラグ34の状態が調べられる。H
z判定フラグ34がセットされている場合(電源周波数
が50Hzの場合)には、On開始時間メモに格納され
ているOn開始時間が、周波数50Hzの電源電圧の位
相がゼロクロスから90°まで進むのに要する時間(以
下、「50Hzの90°データ」という。)よりも短い
か長いかが判断される(ステップE8)。そして、On
開始時間が50Hzの90°データよりも短い場合に
は、周波数50Hzの電源電圧の位相がゼロクロスから
95°まで進むのに要する時間からOn開始時間を差し
引いた時間が、On出力時間としてRAM30に設けら
れたOn出力時間メモに格納される(ステップE9)。
また、On開始時間が50Hzの90°データよりも長
い場合には、周波数50Hzの交流電圧の位相が5°進
むのに要する時間が、On出力時間としてOn出力時間
メモに格納される(ステップE10)。
始時間が格納されると、図10のステップE7の処理に
進み、ステップE7〜E13で、ゲート信号の出力が開
始されてからゲート信号の出力が停止されるまで時間
(以下、「On出力時間」という。)が、RAM30に
設けられたOn出力時間メモに格納される。具体的に説
明すると、ステップE7では、マイクロコンピュータ2
6によってHz判定フラグ34の状態が調べられる。H
z判定フラグ34がセットされている場合(電源周波数
が50Hzの場合)には、On開始時間メモに格納され
ているOn開始時間が、周波数50Hzの電源電圧の位
相がゼロクロスから90°まで進むのに要する時間(以
下、「50Hzの90°データ」という。)よりも短い
か長いかが判断される(ステップE8)。そして、On
開始時間が50Hzの90°データよりも短い場合に
は、周波数50Hzの電源電圧の位相がゼロクロスから
95°まで進むのに要する時間からOn開始時間を差し
引いた時間が、On出力時間としてRAM30に設けら
れたOn出力時間メモに格納される(ステップE9)。
また、On開始時間が50Hzの90°データよりも長
い場合には、周波数50Hzの交流電圧の位相が5°進
むのに要する時間が、On出力時間としてOn出力時間
メモに格納される(ステップE10)。
【0063】一方、Hz判定フラグ34がリセットされ
ている場合(電源周波数が60Hzの場合)には、ステ
ップE7からステップE11に進み、On開始時間メモ
に格納されたOn開始時間が、周波数60Hzの電源電
圧の位相がゼロクロスから90°まで進むのに要する時
間(以下、「60Hzの90°データ」という。)より
も長いか短いかが判断される。そして、On開始時間が
60Hzの90°データよりも短い場合には、周波数6
0Hzの電源電圧の位相がゼロクロスから95°まで進
むのに要する時間からOn開始時間を差し引いた時間
が、On出力時間としてRAM30に設けられたOn出
力時間メモに格納される(ステップE12)。また、O
n開始時間が60Hzの90°データよりも長い場合に
は、周波数60Hzの電源電圧の位相が5°進むのに要
する時間が、On出力時間としてOn出力時間メモに格
納される(ステップE13)。
ている場合(電源周波数が60Hzの場合)には、ステ
ップE7からステップE11に進み、On開始時間メモ
に格納されたOn開始時間が、周波数60Hzの電源電
圧の位相がゼロクロスから90°まで進むのに要する時
間(以下、「60Hzの90°データ」という。)より
も長いか短いかが判断される。そして、On開始時間が
60Hzの90°データよりも短い場合には、周波数6
0Hzの電源電圧の位相がゼロクロスから95°まで進
むのに要する時間からOn開始時間を差し引いた時間
が、On出力時間としてRAM30に設けられたOn出
力時間メモに格納される(ステップE12)。また、O
n開始時間が60Hzの90°データよりも長い場合に
は、周波数60Hzの電源電圧の位相が5°進むのに要
する時間が、On出力時間としてOn出力時間メモに格
納される(ステップE13)。
【0064】たとえば、交流電源21の周波数がたとえ
ば60Hzである場合を想定すると、On開始時間メモ
に記憶されているOn開始時間は0であるから、ステッ
プE11でOn開始時間は60Hzの90°データより
も短いと判断されて、ステップE12で周波数60Hz
の電源電圧の位相がゼロクロスから95°になるのに要
する時間からOn開始時間(=0)を差し引いた時間
が、On出力時間として設定される。
ば60Hzである場合を想定すると、On開始時間メモ
に記憶されているOn開始時間は0であるから、ステッ
プE11でOn開始時間は60Hzの90°データより
も短いと判断されて、ステップE12で周波数60Hz
の電源電圧の位相がゼロクロスから95°になるのに要
する時間からOn開始時間(=0)を差し引いた時間
が、On出力時間として設定される。
【0065】このようにして、On開始時間メモおよび
On出力時間メモにそれぞれOn開始時間およびOn出
力時間が格納されると、図8のステップE14に進み、
位相タイマ42にOn開始時間メモに格納されているO
n開始時間がセットされて、この位相タイマ42がスタ
ートされる(ステップE15)。このとき、On開始時
間メモにはOn開始時間として0が格納されているか
ら、位相タイマ42には0がセットされて、位相タイマ
42はスタート直後にタイムアップする(ステップE1
6)。そして、位相タイマ42のタイムアップが検出さ
れると、右回転用トライアック22へのゲート信号の入
力が開始される(ステップE17,18)。すなわち、
脱水行程開始直後では、電源電圧のゼロクロスとほぼ同
時に右回転用トライアック22にゲート信号が入力開始
されて、モータ14が右回りに回転開始する。
On出力時間メモにそれぞれOn開始時間およびOn出
力時間が格納されると、図8のステップE14に進み、
位相タイマ42にOn開始時間メモに格納されているO
n開始時間がセットされて、この位相タイマ42がスタ
ートされる(ステップE15)。このとき、On開始時
間メモにはOn開始時間として0が格納されているか
ら、位相タイマ42には0がセットされて、位相タイマ
42はスタート直後にタイムアップする(ステップE1
6)。そして、位相タイマ42のタイムアップが検出さ
れると、右回転用トライアック22へのゲート信号の入
力が開始される(ステップE17,18)。すなわち、
脱水行程開始直後では、電源電圧のゼロクロスとほぼ同
時に右回転用トライアック22にゲート信号が入力開始
されて、モータ14が右回りに回転開始する。
【0066】また、脱水行程以外の行程において、モー
タ右フラグ35がリセットされている場合には、ステッ
プE17からステップE19に進み、モータ左フラグ3
6の状態が調べられる。そして、モータ左フラグ36が
セットされていれば、左回転用トライアック23へのゲ
ート信号の入力が開始されて(ステップE20)、モー
タ14が左回りに回転開始する。
タ右フラグ35がリセットされている場合には、ステッ
プE17からステップE19に進み、モータ左フラグ3
6の状態が調べられる。そして、モータ左フラグ36が
セットされていれば、左回転用トライアック23へのゲ
ート信号の入力が開始されて(ステップE20)、モー
タ14が左回りに回転開始する。
【0067】ステップE18で右回転用トライアック2
2へのゲート信号の入力が開始されると、On出力時間
メモに格納されているOn出力時間が位相タイマ42に
新たにセットされて(ステップE21)、この位相タイ
マ42が再スタートされる(ステップE22)。そし
て、ステップE22で再スタートされた位相タイマがタ
イムアップすると(ステップE23でYES)、トライ
アック22に入力されているゲート信号がオフされて
(ステップE24)、この位相制御処理がリターンす
る。
2へのゲート信号の入力が開始されると、On出力時間
メモに格納されているOn出力時間が位相タイマ42に
新たにセットされて(ステップE21)、この位相タイ
マ42が再スタートされる(ステップE22)。そし
て、ステップE22で再スタートされた位相タイマがタ
イムアップすると(ステップE23でYES)、トライ
アック22に入力されているゲート信号がオフされて
(ステップE24)、この位相制御処理がリターンす
る。
【0068】その後は、図7に示す回転数処理におい
て、モータ回転数が予め定める目標回転数に到達したこ
とが検知されて、モータダウンフラグが0に書き換えら
れるまで、マイクロコンピュータ26にゼロクロス信号
が入力される度に、上述したステップE1〜24の位相
制御処理が行われる。このように、脱水行程が開始され
てからモータ14の回転数が予め定める目標回転数に達
するまでは、On開始時間が0に設定されて、ゲート信
号が、電源電圧のゼロクロスと同時にトライアック22
に入力開始されて、交流電圧の位相角が95°になった
時点でオフされる。その結果、図12に示すように、モ
ータ14が最大トルクで立ち上げられて、モータ14の
回転数が急峻に上昇する。
て、モータ回転数が予め定める目標回転数に到達したこ
とが検知されて、モータダウンフラグが0に書き換えら
れるまで、マイクロコンピュータ26にゼロクロス信号
が入力される度に、上述したステップE1〜24の位相
制御処理が行われる。このように、脱水行程が開始され
てからモータ14の回転数が予め定める目標回転数に達
するまでは、On開始時間が0に設定されて、ゲート信
号が、電源電圧のゼロクロスと同時にトライアック22
に入力開始されて、交流電圧の位相角が95°になった
時点でオフされる。その結果、図12に示すように、モ
ータ14が最大トルクで立ち上げられて、モータ14の
回転数が急峻に上昇する。
【0069】モータ14の回転速度が速くなり、モータ
14の回転数が予め定める目標回転数に達すると、上述
したように、回転数処理でモータアップダウンフラグ3
3が1に書き換えられる。そして、その後にマイクロコ
ンピュータ26にゼロクロス信号が入力されて、図9に
示す位相制御処理が実行されると、回転数処理のステッ
プU9でクリアされたゼロクロスカウンタ41の値がス
テップE2でインクリメントされる。そして、ステップ
E3でモータアップダウンフラグ33がセット状態であ
ると判別されて、処理がステップE3からステップE2
5へと進む。
14の回転数が予め定める目標回転数に達すると、上述
したように、回転数処理でモータアップダウンフラグ3
3が1に書き換えられる。そして、その後にマイクロコ
ンピュータ26にゼロクロス信号が入力されて、図9に
示す位相制御処理が実行されると、回転数処理のステッ
プU9でクリアされたゼロクロスカウンタ41の値がス
テップE2でインクリメントされる。そして、ステップ
E3でモータアップダウンフラグ33がセット状態であ
ると判別されて、処理がステップE3からステップE2
5へと進む。
【0070】ステップE25では、ゼロクロスカウンタ
41の値が調べられて、ゼロクロスカウンタ41の値が
5よりも大きいか否かが判断される。このとき、ゼロク
ロスカウンタ41は、ステップE2で1に書き換えられ
ているので、ステップP25でゼロクロスカウンタが5
よりも大きいか否かの判断は否定される。そして、ステ
ップE26で、図3に示す位相データテーブルに与える
べきアドレス値Xとしてゼロクロスカウンタの値(=
1)が設定される。
41の値が調べられて、ゼロクロスカウンタ41の値が
5よりも大きいか否かが判断される。このとき、ゼロク
ロスカウンタ41は、ステップE2で1に書き換えられ
ているので、ステップP25でゼロクロスカウンタが5
よりも大きいか否かの判断は否定される。そして、ステ
ップE26で、図3に示す位相データテーブルに与える
べきアドレス値Xとしてゼロクロスカウンタの値(=
1)が設定される。
【0071】ステップE26で位相データテーブルのア
ドレス値Xが設定されると、マイクロコンピュータ26
によって、Hz判定フラグの状態が調べられる(ステッ
プE27)。そして、交流電源21の周波数が50Hz
である場合には、位相データテーブル32に含まれる5
0HzDown時データテーブルからアドレスXに対応
するデータ(トライアック22.23の導通角)が読み
出されて、読み出されたデータに対応する時間がOn開
始時間メモに格納される(ステップE28)。また、交
流電源21の周波数が60Hzの場合には、位相データ
テーブル32に含まれる60HzDown時データテー
ブルからアドレスXに対応するデータが読み出されて、
読み出されたデータに対応する時間がOn開始時間メモ
に格納される(ステップE29)。
ドレス値Xが設定されると、マイクロコンピュータ26
によって、Hz判定フラグの状態が調べられる(ステッ
プE27)。そして、交流電源21の周波数が50Hz
である場合には、位相データテーブル32に含まれる5
0HzDown時データテーブルからアドレスXに対応
するデータ(トライアック22.23の導通角)が読み
出されて、読み出されたデータに対応する時間がOn開
始時間メモに格納される(ステップE28)。また、交
流電源21の周波数が60Hzの場合には、位相データ
テーブル32に含まれる60HzDown時データテー
ブルからアドレスXに対応するデータが読み出されて、
読み出されたデータに対応する時間がOn開始時間メモ
に格納される(ステップE29)。
【0072】このとき、ゼロクロスカウンタ41の値は
1であるから、たとえば、交流電源21の周波数が60
Hzの場合には、図3に示す60HzDown時データ
テーブルからアドレス1に対応するデータ20°が読み
出される。そして、読み出されたデータ20°に対応す
るOn開始時間が、On開始時間メモに格納される。ス
テップE24でOn開始時間がOn開始時間メモに格納
されると、図10のステップE7〜13の処理が行われ
て、On開始時間に応じたOn出力時間が、On出力時
間メモに格納される。つまり、On開始時間がデータ2
0°に基づいて設定された場合には、On開始時間が6
0Hzの90°データよりも小さいので、On出力時間
メモには、周波数60Hzの交流電圧の位相がゼロクロ
スから95°になるのに要する時間からOn開始時間
(データ20°に対応する時間)を差し引いた時間が格
納される。
1であるから、たとえば、交流電源21の周波数が60
Hzの場合には、図3に示す60HzDown時データ
テーブルからアドレス1に対応するデータ20°が読み
出される。そして、読み出されたデータ20°に対応す
るOn開始時間が、On開始時間メモに格納される。ス
テップE24でOn開始時間がOn開始時間メモに格納
されると、図10のステップE7〜13の処理が行われ
て、On開始時間に応じたOn出力時間が、On出力時
間メモに格納される。つまり、On開始時間がデータ2
0°に基づいて設定された場合には、On開始時間が6
0Hzの90°データよりも小さいので、On出力時間
メモには、周波数60Hzの交流電圧の位相がゼロクロ
スから95°になるのに要する時間からOn開始時間
(データ20°に対応する時間)を差し引いた時間が格
納される。
【0073】その後、図8のステップE14〜24の処
理が行われて、右回転用トライアック22に、On開始
時間メモおよびOn出力時間メモにそれぞれ記憶された
On開始時間およびOn出力時間に基づくタイミングで
ゲート信号が入力される。つまり、トライアック22に
入力されるゲート信号が、周波数60Hzの電源電圧の
位相角20°に対応する時間でオンされて、電源電圧の
位相角95°に対応する時間でオフされる。その結果、
脱水行程開始直後に比べてトライアック22にゲート信
号が与えられるタイミングが遅くなるので、図13
(b)に示すように、モータ14に供給される電力が少
なくなる。
理が行われて、右回転用トライアック22に、On開始
時間メモおよびOn出力時間メモにそれぞれ記憶された
On開始時間およびOn出力時間に基づくタイミングで
ゲート信号が入力される。つまり、トライアック22に
入力されるゲート信号が、周波数60Hzの電源電圧の
位相角20°に対応する時間でオンされて、電源電圧の
位相角95°に対応する時間でオフされる。その結果、
脱水行程開始直後に比べてトライアック22にゲート信
号が与えられるタイミングが遅くなるので、図13
(b)に示すように、モータ14に供給される電力が少
なくなる。
【0074】図11のステップE14〜24の処理が行
われた後、この位相制御処理がリターンして、ステップ
E1でゼロクロス信号の入力が検知されると、ステップ
E2でゼロクロスカウンタ41がインクリメントされ
て、ゼロクロスカウンタ41の値が2になる。その後、
ステップE26でアドレスXに2が設定されて、上述し
たステップE27以降の処理が行われる。これにより、
ゼロクロスカウンタ41の値が2の場合には、トライア
ック22に入力されるゲート信号が、周波数60Hzの
電源電圧の位相角40°に対応する時間でオンされて、
電源電圧の位相角95°に対応する時間でオフされる。
われた後、この位相制御処理がリターンして、ステップ
E1でゼロクロス信号の入力が検知されると、ステップ
E2でゼロクロスカウンタ41がインクリメントされ
て、ゼロクロスカウンタ41の値が2になる。その後、
ステップE26でアドレスXに2が設定されて、上述し
たステップE27以降の処理が行われる。これにより、
ゼロクロスカウンタ41の値が2の場合には、トライア
ック22に入力されるゲート信号が、周波数60Hzの
電源電圧の位相角40°に対応する時間でオンされて、
電源電圧の位相角95°に対応する時間でオフされる。
【0075】このようにして、位相制御処理が繰り返し
実行されて、ゼロクロスカウンタ41の値が5になる
と、ステップE26でアドレスXに5が設定される。そ
して、60HzDown時データテーブルからアドレス
5に対応するデータ135°が読み出されて、データ1
35°に対応する時間がOn開始時間とされる。また、
このときOn開始時間が60Hzの90°データよりも
長いから、周波数60Hzの交流電圧の位相が5°進む
のに要する時間がOn出力時間として設定される。その
後、トライアック22に入力されるゲート信号が、周波
数60Hzの電源電圧の位相角が135°に対応する時
間でオンされて、電源電圧の位相角140°に対応する
時間でオフされる(ステップE14〜24)。
実行されて、ゼロクロスカウンタ41の値が5になる
と、ステップE26でアドレスXに5が設定される。そ
して、60HzDown時データテーブルからアドレス
5に対応するデータ135°が読み出されて、データ1
35°に対応する時間がOn開始時間とされる。また、
このときOn開始時間が60Hzの90°データよりも
長いから、周波数60Hzの交流電圧の位相が5°進む
のに要する時間がOn出力時間として設定される。その
後、トライアック22に入力されるゲート信号が、周波
数60Hzの電源電圧の位相角が135°に対応する時
間でオンされて、電源電圧の位相角140°に対応する
時間でオフされる(ステップE14〜24)。
【0076】この後、さらにゼロクロス信号がマイクロ
コンピュータ26に入力されて、位相制御処理が開始さ
れると、ステップE2でゼロクロスカウンタ41の値が
インクリメントされて6になる。すると、ステップE2
5でゼロクロスカウンタ41の値が5よりも大きいか否
かの判断が肯定されて、処理がステップE25からステ
ップE30に進み、ゼロクロスカウンタ41の値が5に
書き換えられる。
コンピュータ26に入力されて、位相制御処理が開始さ
れると、ステップE2でゼロクロスカウンタ41の値が
インクリメントされて6になる。すると、ステップE2
5でゼロクロスカウンタ41の値が5よりも大きいか否
かの判断が肯定されて、処理がステップE25からステ
ップE30に進み、ゼロクロスカウンタ41の値が5に
書き換えられる。
【0077】次いで、Hz判定フラグ34の状態が調べ
られて(ステップE31)、Hz判定フラグ34がリセ
ットされている場合には、周波数50Hzの交流電圧の
位相がゼロクロスから140°になるのに要する時間
が、On開始時間としてRAM30のOn開始時間メモ
に格納される(ステップE32)。また、Hz判定フラ
グ34がセットされている場合には、周波数60Hzの
交流電圧の位相がゼロクロスから135°になるのに要
する時間が、On開始時間としてRAM30のOn開始
時間メモに格納される(ステップE33)。
られて(ステップE31)、Hz判定フラグ34がリセ
ットされている場合には、周波数50Hzの交流電圧の
位相がゼロクロスから140°になるのに要する時間
が、On開始時間としてRAM30のOn開始時間メモ
に格納される(ステップE32)。また、Hz判定フラ
グ34がセットされている場合には、周波数60Hzの
交流電圧の位相がゼロクロスから135°になるのに要
する時間が、On開始時間としてRAM30のOn開始
時間メモに格納される(ステップE33)。
【0078】つまり、ゼロクロスカウンタ41の値が6
になると、ゼロクロスカウンタ41の値をアドレスXと
して位相データテーブル32から読み出したデータに基
づいてOn開始時間を設定するのではなく、周波数60
Hzの交流電圧の位相がゼロクロスから135°になる
のに要する時間がOn開始時間として設定される。言い
換えれば、ゼロクロスカウンタ41の値が6になると、
それ以降は、ゲート信号が一定の位相角135°でオン
されて、一定の位相角140°でオフされる。その後、
モータ14の回転数を下げるために行われる上述の制御
処理は、モータ14の回転数が予め定める目標回転数に
到達した後、所定時間(たとえば2秒間)が経過するま
で続けられる。
になると、ゼロクロスカウンタ41の値をアドレスXと
して位相データテーブル32から読み出したデータに基
づいてOn開始時間を設定するのではなく、周波数60
Hzの交流電圧の位相がゼロクロスから135°になる
のに要する時間がOn開始時間として設定される。言い
換えれば、ゼロクロスカウンタ41の値が6になると、
それ以降は、ゲート信号が一定の位相角135°でオン
されて、一定の位相角140°でオフされる。その後、
モータ14の回転数を下げるために行われる上述の制御
処理は、モータ14の回転数が予め定める目標回転数に
到達した後、所定時間(たとえば2秒間)が経過するま
で続けられる。
【0079】上述の制御処理によれば、図13(a)に
示すように、ゼロクロスカウンタ41の値が6に達する
までは、電源電圧がゼロクロスする度にトライアック2
2の導通角が徐々に大きくされる。その結果、モータ1
4に供給される電力量が少なくなり、図12に示すよう
に、モータ14の回転数が徐々に低下する。そして、ゼ
ロクロスカウンタ41の値が6になった後は、トライア
ック22の導通角が一定にされて、モータ14に一定量
の電力が供給され続ける。
示すように、ゼロクロスカウンタ41の値が6に達する
までは、電源電圧がゼロクロスする度にトライアック2
2の導通角が徐々に大きくされる。その結果、モータ1
4に供給される電力量が少なくなり、図12に示すよう
に、モータ14の回転数が徐々に低下する。そして、ゼ
ロクロスカウンタ41の値が6になった後は、トライア
ック22の導通角が一定にされて、モータ14に一定量
の電力が供給され続ける。
【0080】したがって、モータ14の回転数は徐々に
低下するが、モータ14が完全に停止してしまうといっ
たことはないので、その後に、モータ14の回転数を上
げるためにモータ14へ供給する電力を大きくしても、
モータ14の駆動力が内槽3に急激に作用することによ
る打撃音を発生するおそれが少ない。また、図13
(b)に示す従来のモータ制御のように、トライアック
22の導通角を0°から140°に突然変更した場合に
は、モータ14に供給される電圧の位相と電流の位相と
が大きくずれてしまう。その結果、トライアック22の
導通角によっては、モータ14に供給される電流量(電
力量)が非常に少なくなってしまう。
低下するが、モータ14が完全に停止してしまうといっ
たことはないので、その後に、モータ14の回転数を上
げるためにモータ14へ供給する電力を大きくしても、
モータ14の駆動力が内槽3に急激に作用することによ
る打撃音を発生するおそれが少ない。また、図13
(b)に示す従来のモータ制御のように、トライアック
22の導通角を0°から140°に突然変更した場合に
は、モータ14に供給される電圧の位相と電流の位相と
が大きくずれてしまう。その結果、トライアック22の
導通角によっては、モータ14に供給される電流量(電
力量)が非常に少なくなってしまう。
【0081】この実施形態にかかる位相制御処理では、
図13(b)に示すように、トライアック22の導通角
が0°から徐々に大きくされて、最終的にトライアック
22の導通角が140°(50Hz)または135°
(60HZ)にされる。これにより、電圧の位相と電流
の位相とに大きなずれが生じることがないので、モータ
14に供給される電力量が少なくなり過ぎるといったこ
とが防止される。
図13(b)に示すように、トライアック22の導通角
が0°から徐々に大きくされて、最終的にトライアック
22の導通角が140°(50Hz)または135°
(60HZ)にされる。これにより、電圧の位相と電流
の位相とに大きなずれが生じることがないので、モータ
14に供給される電力量が少なくなり過ぎるといったこ
とが防止される。
【0082】また、本願発明者は、0°から180°ま
での様々な導通角に対応したタイミングでトライアック
22をオンさせる実験を重ねた結果、電源電圧の位相角
が90°前後の時にトライアック22にゲート信号を与
えると、モータ14から電磁音が発生するという結果を
得た。そこで、この実施形態にかかる位相制御処理で
は、図3または図13(a)を参照して明らかなよう
に、たとえば電源周波数が60Hzの場合を例に挙げる
と、ゼロクロスカウンタ41の値が2の時には、トライ
アック22の導通角が20°に設定され、ゼロクロスカ
ウンタ41の値が3の時には、トライアック22の導通
角が110°に設定される。つまり、トライアック22
の導通角が、90°付近の一定範囲内の角度に設定され
ないようになっている。これにより、トライアック22
が位相角90°付近で導通されることに起因する電磁音
の発生を抑えることができる。
での様々な導通角に対応したタイミングでトライアック
22をオンさせる実験を重ねた結果、電源電圧の位相角
が90°前後の時にトライアック22にゲート信号を与
えると、モータ14から電磁音が発生するという結果を
得た。そこで、この実施形態にかかる位相制御処理で
は、図3または図13(a)を参照して明らかなよう
に、たとえば電源周波数が60Hzの場合を例に挙げる
と、ゼロクロスカウンタ41の値が2の時には、トライ
アック22の導通角が20°に設定され、ゼロクロスカ
ウンタ41の値が3の時には、トライアック22の導通
角が110°に設定される。つまり、トライアック22
の導通角が、90°付近の一定範囲内の角度に設定され
ないようになっている。これにより、トライアック22
が位相角90°付近で導通されることに起因する電磁音
の発生を抑えることができる。
【0083】なお、この実施形態では、上述したステッ
プE25〜E33の処理が、回転数ダウン手段の機能に
相当している。ところで、従来のモータ制御では、モー
タ回転数が目標回転数に到達した後、モータ回転数を下
げるための制御が実行されて、モータ回転数が所定の下
限回転数まで下がった時点で、再びモータ回転数を上げ
るための制御が実行される。したがって、この従来のモ
ータ制御では、モータ回転数が所定の下限回転数まで下
がるのに要する時間が一定ではないから、たとえば、モ
ータへの通電を開始した際にモータの駆動力が脱水槽に
急激に作用して生じる打撃音が不規則に現れてしまう。
すると、脱水動作中に打撃音が突然発生して、使用者は
洗濯機に対して不信感を抱いてしまう。
プE25〜E33の処理が、回転数ダウン手段の機能に
相当している。ところで、従来のモータ制御では、モー
タ回転数が目標回転数に到達した後、モータ回転数を下
げるための制御が実行されて、モータ回転数が所定の下
限回転数まで下がった時点で、再びモータ回転数を上げ
るための制御が実行される。したがって、この従来のモ
ータ制御では、モータ回転数が所定の下限回転数まで下
がるのに要する時間が一定ではないから、たとえば、モ
ータへの通電を開始した際にモータの駆動力が脱水槽に
急激に作用して生じる打撃音が不規則に現れてしまう。
すると、脱水動作中に打撃音が突然発生して、使用者は
洗濯機に対して不信感を抱いてしまう。
【0084】そこで、この実施形態に係る脱水制御処理
では、図8に示す時間カウント処理において、モータ1
4の回転数を下げるための制御が開始されてからの時間
が監視されており、所定時間(たとえば2秒間)が経過
した時点で、上述のモータ回転数を下げるための制御処
理が終了されて、モータ14の回転数を上げるための制
御処理が行われる。これにより、たとえモータ14の駆
動力が脱水槽に作用する際に打撃音が発生しても、この
打撃音は定期的に発生するから、使用者が不信感を抱く
おそれを少なくすることができる。このことは、この実
施形態の特徴の1つである。
では、図8に示す時間カウント処理において、モータ1
4の回転数を下げるための制御が開始されてからの時間
が監視されており、所定時間(たとえば2秒間)が経過
した時点で、上述のモータ回転数を下げるための制御処
理が終了されて、モータ14の回転数を上げるための制
御処理が行われる。これにより、たとえモータ14の駆
動力が脱水槽に作用する際に打撃音が発生しても、この
打撃音は定期的に発生するから、使用者が不信感を抱く
おそれを少なくすることができる。このことは、この実
施形態の特徴の1つである。
【0085】具体的に説明する。上述したように、時間
カウント処理(図8参照)において、モータアップダウ
ンフラグ33がセットされてから所定時間が経過したこ
とが検出されると、モータアップダウンフラグ33およ
びゼロクロスカウンタ41がリセットされる。そして、
その後に、ゼロクロス信号がマイクロコンピュータ26
に入力されて、図9〜図11に示す位相制御処理が開始
されると、ステップE2でゼロクロスカウンタが0から
1にされる。また、ステップE3では、モータアップダ
ウンフラグ33がリセットされていると判断される。そ
して、処理はステップE4に進み、ゼロクロスカウンタ
41の値が10よりも大きいか否かが判断される。この
とき、ゼロクロスカウンタ41の値は1であるから、ス
テップE4の判断は否定されて、ステップE34でアド
レスXにゼロクロスカウンタ41の値(=1)が設定さ
れる。
カウント処理(図8参照)において、モータアップダウ
ンフラグ33がセットされてから所定時間が経過したこ
とが検出されると、モータアップダウンフラグ33およ
びゼロクロスカウンタ41がリセットされる。そして、
その後に、ゼロクロス信号がマイクロコンピュータ26
に入力されて、図9〜図11に示す位相制御処理が開始
されると、ステップE2でゼロクロスカウンタが0から
1にされる。また、ステップE3では、モータアップダ
ウンフラグ33がリセットされていると判断される。そ
して、処理はステップE4に進み、ゼロクロスカウンタ
41の値が10よりも大きいか否かが判断される。この
とき、ゼロクロスカウンタ41の値は1であるから、ス
テップE4の判断は否定されて、ステップE34でアド
レスXにゼロクロスカウンタ41の値(=1)が設定さ
れる。
【0086】アドレスXにゼロクロスカウンタ41の値
が設定されると、マイクロコンピュータ26は、Hz判
定フラグの状態を調べる(ステップE35)。そして、
交流電源21の周波数が50Hzである場合には、位相
データテーブル32に含まれる50HzUp時データテ
ーブルからアドレスXに対応するデータを読み出して、
読み出したデータに対応する時間をOn開始時間メモに
格納する(ステップE36)。また、交流電源21の周
波数が60Hzの場合には、マイクロコンピュータ26
は、位相データテーブル32に含まれる60HzUp時
データテーブルからアドレスXに対応するデータを読み
出して、読み出したデータに対応する時間をOn開始時
間メモに格納する(ステップE37)。
が設定されると、マイクロコンピュータ26は、Hz判
定フラグの状態を調べる(ステップE35)。そして、
交流電源21の周波数が50Hzである場合には、位相
データテーブル32に含まれる50HzUp時データテ
ーブルからアドレスXに対応するデータを読み出して、
読み出したデータに対応する時間をOn開始時間メモに
格納する(ステップE36)。また、交流電源21の周
波数が60Hzの場合には、マイクロコンピュータ26
は、位相データテーブル32に含まれる60HzUp時
データテーブルからアドレスXに対応するデータを読み
出して、読み出したデータに対応する時間をOn開始時
間メモに格納する(ステップE37)。
【0087】このときゼロクロスカウンタ41の値は1
であるから、たとえば、交流電源21の周波数が60H
zの場合を想定すると、図3に示す60HzUp時デー
タテーブルからアドレス1に対応するデータ134°が
読み出される。そして、読み出されたデータ134°に
対応する時間が、On開始時間メモに格納される。On
開始時間がOn開始時間メモに格納されると、図10の
ステップE7〜13の処理が行われ、On開始時間に応
じてOn出力時間が決定されて、決定されたOn出力時
間がOn出力時間メモに格納される。
であるから、たとえば、交流電源21の周波数が60H
zの場合を想定すると、図3に示す60HzUp時デー
タテーブルからアドレス1に対応するデータ134°が
読み出される。そして、読み出されたデータ134°に
対応する時間が、On開始時間メモに格納される。On
開始時間がOn開始時間メモに格納されると、図10の
ステップE7〜13の処理が行われ、On開始時間に応
じてOn出力時間が決定されて、決定されたOn出力時
間がOn出力時間メモに格納される。
【0088】こうしてOn開始時間およびOn出力時間
が、それぞれOn開始時間メモおよびOn出力時間メモ
に格納されると、図8のステップE14〜24の処理が
行われて、右回転用トライアック22に、On開始時間
メモおよびOn出力時間メモにそれぞれ記憶されたOn
開始時間およびOn出力時間に基づくタイミングでゲー
ト信号が入力される。つまり、この場合には、トライア
ック22に入力されるゲート信号が、周波数60Hzの
電源電圧の位相角134°に対応する時間でオンされ
て、電源電圧の位相角139°に対応する時間でオフさ
れる。
が、それぞれOn開始時間メモおよびOn出力時間メモ
に格納されると、図8のステップE14〜24の処理が
行われて、右回転用トライアック22に、On開始時間
メモおよびOn出力時間メモにそれぞれ記憶されたOn
開始時間およびOn出力時間に基づくタイミングでゲー
ト信号が入力される。つまり、この場合には、トライア
ック22に入力されるゲート信号が、周波数60Hzの
電源電圧の位相角134°に対応する時間でオンされ
て、電源電圧の位相角139°に対応する時間でオフさ
れる。
【0089】この後、さらにゼロクロス信号がマイクロ
コンピュータ26に入力されて、位相制御処理が開始さ
れると、ステップE2でゼロクロスカウンタ41の値が
インクリメントされて2にされて、ステップE3以降の
処理が実行される。このようにして、モータ14の回転
数を上げるための位相制御処理が繰り返し行われて、ス
テップE2でゼロクロスカウンタ41が11になると、
ステップE4でゼロクロスカウンタ41の値が10より
も大きいか否かの判断が肯定されて、処理がステップE
4からステップE5に進み、ゼロクロスカウンタ41の
値が10に書き換えられる。そして、ステップE6で、
On開始時間メモに0が格納された後、ステップE6〜
E24の処理が行われる。これにより、ゲート信号が、
電源電圧のゼロクロスと同時にトライアック22に入力
開始されて、電源電圧の位相角が95°になった時点で
オフされる。
コンピュータ26に入力されて、位相制御処理が開始さ
れると、ステップE2でゼロクロスカウンタ41の値が
インクリメントされて2にされて、ステップE3以降の
処理が実行される。このようにして、モータ14の回転
数を上げるための位相制御処理が繰り返し行われて、ス
テップE2でゼロクロスカウンタ41が11になると、
ステップE4でゼロクロスカウンタ41の値が10より
も大きいか否かの判断が肯定されて、処理がステップE
4からステップE5に進み、ゼロクロスカウンタ41の
値が10に書き換えられる。そして、ステップE6で、
On開始時間メモに0が格納された後、ステップE6〜
E24の処理が行われる。これにより、ゲート信号が、
電源電圧のゼロクロスと同時にトライアック22に入力
開始されて、電源電圧の位相角が95°になった時点で
オフされる。
【0090】その後、モータ14の回転数を上げるため
の制御処理は、モータ14の回転数が予め定める目標回
転数に到達して、図7に示す回転数処理において、モー
タアップダウンフラグ33が再びセットされるまで繰り
返し実行される。このようにモータ14の回転数を上げ
るための位相制御処理では、図14に示すように、ゼロ
クロスカウンタ41の値が10になるまでは、トライア
ック22の導通角が徐々に小さくされて、モータ14へ
の供給電力が少しずつ増やされる。そして、ゼロクロス
カウンタ41の値が11になると、トライアック22の
導通角が0°に設定されて、電源電圧のゼロクロスと同
時にゲート信号がトライアック22に入力開始されて、
モータ14が最大トルクで回転される。
の制御処理は、モータ14の回転数が予め定める目標回
転数に到達して、図7に示す回転数処理において、モー
タアップダウンフラグ33が再びセットされるまで繰り
返し実行される。このようにモータ14の回転数を上げ
るための位相制御処理では、図14に示すように、ゼロ
クロスカウンタ41の値が10になるまでは、トライア
ック22の導通角が徐々に小さくされて、モータ14へ
の供給電力が少しずつ増やされる。そして、ゼロクロス
カウンタ41の値が11になると、トライアック22の
導通角が0°に設定されて、電源電圧のゼロクロスと同
時にゲート信号がトライアック22に入力開始されて、
モータ14が最大トルクで回転される。
【0091】これにより、図12に示すように、モータ
14の回転数を上げるための制御が開始されてからしば
らくの間は、モータ14の回転数が緩やかに上昇する。
したがって、モータ14の駆動力は内槽3に徐々に伝達
されるので、モータ14の駆動力が内槽3に急激に作用
することによる打撃音の発生をさらに効果的に抑えるこ
とができる。
14の回転数を上げるための制御が開始されてからしば
らくの間は、モータ14の回転数が緩やかに上昇する。
したがって、モータ14の駆動力は内槽3に徐々に伝達
されるので、モータ14の駆動力が内槽3に急激に作用
することによる打撃音の発生をさらに効果的に抑えるこ
とができる。
【0092】また、モータ14の回転数を上げるための
制御処理は、モータ14の回転数が目標回転数に達し
て、モータ14の回転数を下げるための制御処理が開始
されてから2秒間が経過するごとに開始されるので、た
とえ内槽3に大きな回転力が急激に作用することによる
打撃音が発生しても、その打撃音は定期的に発生する。
したがって、この洗濯機の使用者が、打撃音が突然発生
することによる不快感を抱くおそれを少なくすることが
できる。
制御処理は、モータ14の回転数が目標回転数に達し
て、モータ14の回転数を下げるための制御処理が開始
されてから2秒間が経過するごとに開始されるので、た
とえ内槽3に大きな回転力が急激に作用することによる
打撃音が発生しても、その打撃音は定期的に発生する。
したがって、この洗濯機の使用者が、打撃音が突然発生
することによる不快感を抱くおそれを少なくすることが
できる。
【0093】さらに、たとえば電源周波数が60Hzの
場合を例に挙げると、図3または図14を参照して明ら
かなように、ゼロクロスカウンタ41の値が7の時に
は、トライアック22の導通角が110°に設定され、
ゼロクロスカウンタ41の値が8の時には、トライアッ
ク22の導通角が60°に設定されている。つまり、ト
ライアック22の導通角が、90°付近の一定範囲内の
角度に設定されないようになっている。したがって、ト
ライアック22が位相角90°付近で導通されることに
よる電磁音の発生を抑えることができる。
場合を例に挙げると、図3または図14を参照して明ら
かなように、ゼロクロスカウンタ41の値が7の時に
は、トライアック22の導通角が110°に設定され、
ゼロクロスカウンタ41の値が8の時には、トライアッ
ク22の導通角が60°に設定されている。つまり、ト
ライアック22の導通角が、90°付近の一定範囲内の
角度に設定されないようになっている。したがって、ト
ライアック22が位相角90°付近で導通されることに
よる電磁音の発生を抑えることができる。
【0094】なお、この実施形態では、上述したステッ
プE34〜E37の処理が、回転数アップ手段の機能に
相当している。図15は、この発明の第2の実施形態に
係るモータの制御について説明するためのタイミングチ
ャートである。上述の第1の実施形態では、トライアッ
ク22の導通角を制御することにより、モータ回転数を
調整している。これに対し、この第2の実施形態では、
トライアック22に与えるゲート信号は電源電圧のゼロ
クロスに同期して出力されて、トライアック22の導通
角が制御されず、ゲート信号の信号幅を徐々に変化させ
ることによって、モータ14に供給する電力量を制御し
てモータ回転数を調整している。
プE34〜E37の処理が、回転数アップ手段の機能に
相当している。図15は、この発明の第2の実施形態に
係るモータの制御について説明するためのタイミングチ
ャートである。上述の第1の実施形態では、トライアッ
ク22の導通角を制御することにより、モータ回転数を
調整している。これに対し、この第2の実施形態では、
トライアック22に与えるゲート信号は電源電圧のゼロ
クロスに同期して出力されて、トライアック22の導通
角が制御されず、ゲート信号の信号幅を徐々に変化させ
ることによって、モータ14に供給する電力量を制御し
てモータ回転数を調整している。
【0095】以下、図2および図15を参照して、第2
の実施形態に係るモータ制御について、特にモータ14
の回転数を上げる際の制御を取り上げて説明する。脱水
行程中にモータ14の回転数が目標回転数に到達してか
ら所定時間(たとえば2秒間)が経過すると、RAM3
0に含まれているゼロクロスカウンタ41がリセットさ
れた後、モータ14の回転数を上げるための制御が開始
される。そして、ゼロクロス検出回路25からマイクロ
コンピュータ26にゼロクロス信号が入力されると、ゼ
ロクロスカウンタ41が1にされて、ゲート信号の出力
が開始される(t1)。
の実施形態に係るモータ制御について、特にモータ14
の回転数を上げる際の制御を取り上げて説明する。脱水
行程中にモータ14の回転数が目標回転数に到達してか
ら所定時間(たとえば2秒間)が経過すると、RAM3
0に含まれているゼロクロスカウンタ41がリセットさ
れた後、モータ14の回転数を上げるための制御が開始
される。そして、ゼロクロス検出回路25からマイクロ
コンピュータ26にゼロクロス信号が入力されると、ゼ
ロクロスカウンタ41が1にされて、ゲート信号の出力
が開始される(t1)。
【0096】その後、たとえば2パルスのゼロクロス信
号がマイクロコンピュータ26に入力されて、ゼロクロ
スカウンタ41のカウント値が3になると、トライアッ
ク22へのゲート信号の出力が停止される(t2)。こ
れにより、トライアック22が時間(t2−t1)だけ
オンされて、モータ14に波形W1の電圧が印加され
る。
号がマイクロコンピュータ26に入力されて、ゼロクロ
スカウンタ41のカウント値が3になると、トライアッ
ク22へのゲート信号の出力が停止される(t2)。こ
れにより、トライアック22が時間(t2−t1)だけ
オンされて、モータ14に波形W1の電圧が印加され
る。
【0097】そして、時間t2でゲート信号がオフされ
てから、たとえば4パルスのゼロクロス信号が入力され
て、ゼロクロスカウンタ41のカウント値が7になる
と、ゲート信号の出力が再び開始される(t3)。そし
て、ゼロクロスカウンタ41の値が11になると、トラ
イアック22に入力されているゲート信号の出力が停止
される(t4)。これにより、モータ14には、波形W
2の電圧が印加される。
てから、たとえば4パルスのゼロクロス信号が入力され
て、ゼロクロスカウンタ41のカウント値が7になる
と、ゲート信号の出力が再び開始される(t3)。そし
て、ゼロクロスカウンタ41の値が11になると、トラ
イアック22に入力されているゲート信号の出力が停止
される(t4)。これにより、モータ14には、波形W
2の電圧が印加される。
【0098】次いで、ゼロクロスカウンタ41のカウン
ト値が15になると、ゲート信号の出力が再び開始され
(t5)、ゼロクロスカウンタ41の値が21になる
と、ゲート信号の出力が停止される(t6)。これによ
り、モータ14には、波形W3の電圧が印加される。そ
の後、マイクロコンピュータ26に4パルスのゼロクロ
ス信号が入力されて、ゼロクロスカウンタ41のカウン
ト値が25になると(t7)、モータ14の回転数が予
め定める目標回転数に到達するまでゲート信号が出力さ
れ続ける。
ト値が15になると、ゲート信号の出力が再び開始され
(t5)、ゼロクロスカウンタ41の値が21になる
と、ゲート信号の出力が停止される(t6)。これによ
り、モータ14には、波形W3の電圧が印加される。そ
の後、マイクロコンピュータ26に4パルスのゼロクロ
ス信号が入力されて、ゼロクロスカウンタ41のカウン
ト値が25になると(t7)、モータ14の回転数が予
め定める目標回転数に到達するまでゲート信号が出力さ
れ続ける。
【0099】そして、モータ14の回転数が目標回転数
に到達した後は、モータ14の回転数を下げるための制
御が所定時間(たとえば2秒間)だけ行われる。モータ
14の回転数を下げるための制御では、ゲート信号が連
続して出力されている状態から、ゲート信号の信号幅が
徐々に短くなるように制御されて、モータ14の回転数
が緩やかに低下する。
に到達した後は、モータ14の回転数を下げるための制
御が所定時間(たとえば2秒間)だけ行われる。モータ
14の回転数を下げるための制御では、ゲート信号が連
続して出力されている状態から、ゲート信号の信号幅が
徐々に短くなるように制御されて、モータ14の回転数
が緩やかに低下する。
【0100】このように、第2実施形態に係るモータ制
御では、ゲート信号の出力/停止は、ゼロクロス信号の
オン/オフに同期して制御される。すなわち、この第2
実施形態に係るモータ制御では、トライアック22の導
通角は制御されない。ゆえに、位相制御によってモータ
14の回転数を制御した場合のように、モータ14から
電磁音が発生することがない。
御では、ゲート信号の出力/停止は、ゼロクロス信号の
オン/オフに同期して制御される。すなわち、この第2
実施形態に係るモータ制御では、トライアック22の導
通角は制御されない。ゆえに、位相制御によってモータ
14の回転数を制御した場合のように、モータ14から
電磁音が発生することがない。
【0101】また、モータ14の回転数を上げる際に、
最初からゲート信号が連続して出力されるのではなく、
t1〜t7の間はゲート信号が断続的に出力されて、ゲ
ート信号の信号幅が徐々に長くなるように制御される。
これにより、モータ14に供給される電力が徐々に増え
て、モータ14の回転数が緩やかに上昇する。したがっ
て、モータ14の駆動力は内槽3に徐々に伝達されるの
で、モータ14の駆動力が内槽3に急激に作用すること
による打撃音の発生を抑えることができる。
最初からゲート信号が連続して出力されるのではなく、
t1〜t7の間はゲート信号が断続的に出力されて、ゲ
ート信号の信号幅が徐々に長くなるように制御される。
これにより、モータ14に供給される電力が徐々に増え
て、モータ14の回転数が緩やかに上昇する。したがっ
て、モータ14の駆動力は内槽3に徐々に伝達されるの
で、モータ14の駆動力が内槽3に急激に作用すること
による打撃音の発生を抑えることができる。
【0102】この発明の2つの実施形態の説明は以上の
通りであるが、この発明は上述の2つの実施形態に限定
されるものではない。たとえば、上述の第1の実施形態
では、モータの回転数をアップまたはダウンさせる制御
処理について、図3に示す具体的な数値(トライアック
の導通角)を例に挙げて説明したが、図3に示す数値は
単なる一例であって適宜に変更されるとよい。すなわ
ち、第1の実施形態に係る位相制御処理の特徴の1つ
は、モータの回転数が目標回転数に達してから所定時間
が経過するまでは、モータの回転数を徐々に下げるよう
に制御し、所定時間が経過した後、モータ回転数が目標
回転数に達するまでは、モータの回転数を徐々に上げる
ように制御する点にある。したがって、この特徴を満た
してさえいれば、上述の実施形態において具体的に例示
した数値が変更されてもよい。
通りであるが、この発明は上述の2つの実施形態に限定
されるものではない。たとえば、上述の第1の実施形態
では、モータの回転数をアップまたはダウンさせる制御
処理について、図3に示す具体的な数値(トライアック
の導通角)を例に挙げて説明したが、図3に示す数値は
単なる一例であって適宜に変更されるとよい。すなわ
ち、第1の実施形態に係る位相制御処理の特徴の1つ
は、モータの回転数が目標回転数に達してから所定時間
が経過するまでは、モータの回転数を徐々に下げるよう
に制御し、所定時間が経過した後、モータ回転数が目標
回転数に達するまでは、モータの回転数を徐々に上げる
ように制御する点にある。したがって、この特徴を満た
してさえいれば、上述の実施形態において具体的に例示
した数値が変更されてもよい。
【0103】また、上述の各実施形態では、モータ回転
数が目標回転数に達してからの所定時間(たとえば2秒
間)が経過した時点で、モータ回転数を下げるための制
御からモータ回転数を上げるための制御に切り換えられ
るのが好ましいとしているが、たとえばモータの回転数
が所定回転数まで下がった時点で、モータ回転数を下げ
るための制御からモータ回転数を上げるための制御に切
り換えられてもよい。
数が目標回転数に達してからの所定時間(たとえば2秒
間)が経過した時点で、モータ回転数を下げるための制
御からモータ回転数を上げるための制御に切り換えられ
るのが好ましいとしているが、たとえばモータの回転数
が所定回転数まで下がった時点で、モータ回転数を下げ
るための制御からモータ回転数を上げるための制御に切
り換えられてもよい。
【0104】上述の各実施形態では、脱水行程時におけ
るモータの制御について具体的に説明したが、この発明
にかかるモータ制御装置およびモータ制御方法は、洗い
行程またはすすぎ行程など、脱水行程時以外の洗濯行程
におけるモータの制御に適用されてもよい。さらに、こ
の発明が全自動洗濯機に適用される場合について説明し
たが、いわゆる二槽式洗濯機にも適用可能である。ま
た、洗濯機以外であっても、交流電源から電力が供給さ
れて、回転体を回転させるための駆動力を発生するモー
タが備えられている装置であれば、この発明を適用する
ことが可能である。
るモータの制御について具体的に説明したが、この発明
にかかるモータ制御装置およびモータ制御方法は、洗い
行程またはすすぎ行程など、脱水行程時以外の洗濯行程
におけるモータの制御に適用されてもよい。さらに、こ
の発明が全自動洗濯機に適用される場合について説明し
たが、いわゆる二槽式洗濯機にも適用可能である。ま
た、洗濯機以外であっても、交流電源から電力が供給さ
れて、回転体を回転させるための駆動力を発生するモー
タが備えられている装置であれば、この発明を適用する
ことが可能である。
【0105】
【発明の効果】請求項1および5記載の発明によれば、
モータの駆動力が回転体に急激に作用することによる打
撃音の発生を抑えることができる。請求項2および6記
載の発明によれば、たとえモータの駆動力が回転体に急
激に作用することによる打撃音が発生したとしても、そ
の打撃音は定期的に発生されるから、人に不快感を与え
るおそれが少ない。
モータの駆動力が回転体に急激に作用することによる打
撃音の発生を抑えることができる。請求項2および6記
載の発明によれば、たとえモータの駆動力が回転体に急
激に作用することによる打撃音が発生したとしても、そ
の打撃音は定期的に発生されるから、人に不快感を与え
るおそれが少ない。
【0106】請求項3記載の発明によれば、トライアッ
クが位相角90°付近で導通されることによる電磁音の
発生を抑えることができる。請求項4記載の発明によれ
ば、脱水槽およびパルセータにモータの駆動力が急激に
作用することによる打撃音が発生するおそれが少ない洗
濯機とすることができる。また、請求項2記載のモータ
制御装置が備えられている場合には、たとえ打撃音が発
生する場合であっても、その打撃音は定期的に発生する
ので、使用者に洗濯機に対する不信感を与えるおそれが
少なくすることができる。
クが位相角90°付近で導通されることによる電磁音の
発生を抑えることができる。請求項4記載の発明によれ
ば、脱水槽およびパルセータにモータの駆動力が急激に
作用することによる打撃音が発生するおそれが少ない洗
濯機とすることができる。また、請求項2記載のモータ
制御装置が備えられている場合には、たとえ打撃音が発
生する場合であっても、その打撃音は定期的に発生する
ので、使用者に洗濯機に対する不信感を与えるおそれが
少なくすることができる。
【図1】この発明の一実施形態に係る全自動洗濯機の構
成を簡略化して示す側面断面図である。
成を簡略化して示す側面断面図である。
【図2】この全自動洗濯機の電気的構成を示すブロック
図であり、特にモータの制御に関連する部分が示されて
いる。
図であり、特にモータの制御に関連する部分が示されて
いる。
【図3】ROMに記憶された位相データテーブルの一例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】マイクロコンピュータによって実行される制御
動作の一例を示すフローチャートである。
動作の一例を示すフローチャートである。
【図5】脱水行程時における制御の流れを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】回転割込処理の流れを示すフローチャートであ
る。
る。
【図7】回転数処理の流れを示すフローチャートであ
る。
る。
【図8】時間カウント処理の流れを示すフローチャート
である。
である。
【図9】位相制御処理の流れを示すフローチャートであ
る。
る。
【図10】位相制御処理の流れを示すフローチャートで
ある。
ある。
【図11】位相制御処理の流れを示すフローチャートで
ある。
ある。
【図12】モータの回転数の経時変化を示す図である。
【図13】モータ回転数を下げるための制御処理が実行
されている時の電流および電圧波形を示す図である。
されている時の電流および電圧波形を示す図である。
【図14】モータ回転数を下げるための制御処理が実行
されている時の電流および電圧波形を示す図である。
されている時の電流および電圧波形を示す図である。
【図15】この発明の他の実施形態に係るモータの制御
について説明するためのタイミングチャートである。
について説明するためのタイミングチャートである。
3 内槽 11 パルセータ 14 モータ 21 交流電源 22,23 トライアック 25 ゼロクロス検出回路 26 マイクロコンピュータ 28 回転センサ 29 ROM 30 RAM 31 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 靖 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 村上 穂幸 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】回転体を回転させるための駆動力を発生す
るモータを制御する装置であって、 交流電源からモータへの電力供給経路に設けられて、モ
ータに供給される電力を調整するためにオン/オフ制御
されるトライアック素子と、 モータの回転数を検出するための回転数検出手段と、 回転数検出手段によって検出されたモータ回転数に基づ
いて、トライアック素子の導通角を設定する導通角設定
手段と、 導通角設定手段によって設定された導通角に対応したタ
イミングで、トライアック素子をオンするためのゲート
信号をトライアック素子に与えるゲート信号出力手段と
を備え、 上記導通角設定手段は、モータ回転数が予め設定された
回転数に達してからの所定期間、トライアック素子の導
通角を所定角度まで徐々に大きくなるように設定する回
転数ダウン手段と、上記所定期間の経過後、モータ回転
数が上記予め設定された回転数に達するまでの間、トラ
イアック素子の導通角を徐々に小さくなるように設定す
る回転数アップ手段とを含むことを特徴とするモータ制
御装置。 - 【請求項2】回転数検出手段によって検出されるモータ
回転数が、上記予め設定された回転数に達した時点から
の経過時間を計測するタイマをさらに備え、 上記所定期間は、上記タイマによって計測される所定時
間であることを特徴とする請求項1記載のモータ制御装
置。 - 【請求項3】上記導通角設定手段は、トライアックの導
通角を90°を含む所定角度範囲以外の角度に設定する
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のモータ
制御装置。 - 【請求項4】洗濯水を溜めることのできる洗濯槽と、 洗濯槽内に回転自在に配置されたパルセータと、 脱水すべき洗濯物を収容することのできる脱水槽と、 パルセータおよび脱水槽を回転駆動するためのモータ
と、 モータの回転を制御するモータ制御手段とを含み、 上記モータ制御手段としては、請求項1ないし請求項3
のいずれかに記載のモータ制御装置が適用されているこ
とを特徴とする洗濯機。 - 【請求項5】回転体を回転させるための駆動力を発生す
るモータを制御する方法であって、 モータの回転数を検出するステップと、 モータ回転数が予め設定された回転数に達してからの所
定期間、モータの回転数を徐々に低下させるステップ
と、 上記所定期間が経過してからモータ回転数が上記予め設
定された回転数に再び達するまでの間、モータの回転数
を徐々に上昇させるステップとを含むことを特徴とする
モータ制御方法。 - 【請求項6】モータの回転数が上記予め設定された回転
数に達した時点からの経過時間を計測開始するステップ
をさらに含み、 上記所定期間は、上記経過時間の計測が開始されてから
の所定時間であることを特徴とする請求項5記載のモー
タ制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19451897A JP3462721B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19451897A JP3462721B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1141966A true JPH1141966A (ja) | 1999-02-12 |
| JP3462721B2 JP3462721B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=16325876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19451897A Expired - Fee Related JP3462721B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3462721B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009100589A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Oriental Motor Co Ltd | 位相制御装置 |
| CN106612090A (zh) * | 2015-10-19 | 2017-05-03 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 食品料理机及用于食品料理机的电机转速控制装置和方法 |
| CN108336939A (zh) * | 2017-01-19 | 2018-07-27 | 尼得科电机有限公司 | 用于使用和控制永磁交流电动机的系统和方法 |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP19451897A patent/JP3462721B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009100589A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Oriental Motor Co Ltd | 位相制御装置 |
| CN106612090A (zh) * | 2015-10-19 | 2017-05-03 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 食品料理机及用于食品料理机的电机转速控制装置和方法 |
| CN106612090B (zh) * | 2015-10-19 | 2023-10-27 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 食品料理机及用于食品料理机的电机转速控制装置和方法 |
| CN108336939A (zh) * | 2017-01-19 | 2018-07-27 | 尼得科电机有限公司 | 用于使用和控制永磁交流电动机的系统和方法 |
| CN108336939B (zh) * | 2017-01-19 | 2023-03-24 | 尼得科电机有限公司 | 用于使用和控制永磁交流电动机的系统和方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3462721B2 (ja) | 2003-11-05 |
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