JPH1142028A - プラスチック製水槽 - Google Patents
プラスチック製水槽Info
- Publication number
- JPH1142028A JPH1142028A JP20332397A JP20332397A JPH1142028A JP H1142028 A JPH1142028 A JP H1142028A JP 20332397 A JP20332397 A JP 20332397A JP 20332397 A JP20332397 A JP 20332397A JP H1142028 A JPH1142028 A JP H1142028A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water tank
- surface layer
- resin
- transparent thermoplastic
- optical semiconductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】汚れが少なくかつ傷つきにくいプラスチック製
水槽を提供する。 【解決手段】光半導体を含む表面層でプラスチック製水
槽表面を被覆する。
水槽を提供する。 【解決手段】光半導体を含む表面層でプラスチック製水
槽表面を被覆する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は汚れが少なくかつ傷
つきにくいプラスチック製水槽に関する。
つきにくいプラスチック製水槽に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境意識の高まりや趣味の多様
化、精神的休息目的、はたまたインテリアなど様々な理
由で、魚や水草を家庭で育てる趣味を持つ人が増えてい
る。またこれらの趣味を持つ人の増加に相乗して各地の
水族館がリニューアルしたり、巨大水族館の新設が相次
いでいる。
化、精神的休息目的、はたまたインテリアなど様々な理
由で、魚や水草を家庭で育てる趣味を持つ人が増えてい
る。またこれらの趣味を持つ人の増加に相乗して各地の
水族館がリニューアルしたり、巨大水族館の新設が相次
いでいる。
【0003】これらの動きに特徴的なことは、従来の人
の中に水がある状況から、水の中に人がいるという状況
への変化である。その最も顕著な変化は水槽に現れてい
る。従来水槽というとガラス製の立方体形の単純なもの
であった。ところが近年の水槽は、軽量化とデザインの
自由度からプラスチック製水槽に急激に変わってきてい
る。プラスチック製であれば、これまで難しかった曲面
形状や接着、様々な加工が自由に施せるので、光と組み
合わせた水のオブジェ風に水槽をデザインできるなど、
より水の中に人がいるという状況を創造することが可能
なのである。
の中に水がある状況から、水の中に人がいるという状況
への変化である。その最も顕著な変化は水槽に現れてい
る。従来水槽というとガラス製の立方体形の単純なもの
であった。ところが近年の水槽は、軽量化とデザインの
自由度からプラスチック製水槽に急激に変わってきてい
る。プラスチック製であれば、これまで難しかった曲面
形状や接着、様々な加工が自由に施せるので、光と組み
合わせた水のオブジェ風に水槽をデザインできるなど、
より水の中に人がいるという状況を創造することが可能
なのである。
【0004】現在この水槽に用いられる透明プラスチッ
クといえば、透明性、外観の美麗さからアクリル樹脂が
多く用いられているが、特に耐衝撃性を必要とされる部
位にはポリカーボネート樹脂が用いられている。この水
槽は、常に鑑賞者の目にさらされている部品であり、か
つ商品イメージ、特に好感度に大きな影響を与える外観
上重要な部品であるため、その美麗さが求められる部品
なのである。また水槽の中の魚や水草にとっては、外界
からの刺激を遮断するための重要な部品である。
クといえば、透明性、外観の美麗さからアクリル樹脂が
多く用いられているが、特に耐衝撃性を必要とされる部
位にはポリカーボネート樹脂が用いられている。この水
槽は、常に鑑賞者の目にさらされている部品であり、か
つ商品イメージ、特に好感度に大きな影響を与える外観
上重要な部品であるため、その美麗さが求められる部品
なのである。また水槽の中の魚や水草にとっては、外界
からの刺激を遮断するための重要な部品である。
【0005】現在これらプラスチック製水槽の気になる
点として数多く指摘を受けていることは汚れやすい、傷
つきやすいということである。水槽であるため常に水に
接しており、水垢の他に魚の糞や餌、はたまた水草など
で水槽の表面は汚れやすい状況にある。そこで汚れ除去
のため清掃作業が欠かすことができないが、作業が大変
であるばかりか、掃除によって水槽表面に傷が付くため
次第に外観上の美麗さが失われてしまい問題である。
点として数多く指摘を受けていることは汚れやすい、傷
つきやすいということである。水槽であるため常に水に
接しており、水垢の他に魚の糞や餌、はたまた水草など
で水槽の表面は汚れやすい状況にある。そこで汚れ除去
のため清掃作業が欠かすことができないが、作業が大変
であるばかりか、掃除によって水槽表面に傷が付くため
次第に外観上の美麗さが失われてしまい問題である。
【0006】最近では清掃時の傷つき防止のため、表面
硬化処理を施した水槽が検討されているが、汚れ防止に
は効果がなく未だ開発途上なのである。
硬化処理を施した水槽が検討されているが、汚れ防止に
は効果がなく未だ開発途上なのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は汚れが
少なくかつ傷つきにくいプラスチック製水槽を提供する
ことである。
少なくかつ傷つきにくいプラスチック製水槽を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明者らは鋭意検討の結果、光半導体を含む表面層で
水槽表面を被覆することによって光触媒作用により前記
課題が同時に解決できることを見いだし本発明を完成す
るに至った。すなわち本発明は、透明熱可塑性樹脂から
なり、光半導体を含む表面層で被覆されたプラスチック
製水槽である。また該光半導体を含む表面層がアナター
ゼ型酸化チタン及びシリコーン系樹脂からなることを特
徴とする前述のプラスチック製水槽である。
本発明者らは鋭意検討の結果、光半導体を含む表面層で
水槽表面を被覆することによって光触媒作用により前記
課題が同時に解決できることを見いだし本発明を完成す
るに至った。すなわち本発明は、透明熱可塑性樹脂から
なり、光半導体を含む表面層で被覆されたプラスチック
製水槽である。また該光半導体を含む表面層がアナター
ゼ型酸化チタン及びシリコーン系樹脂からなることを特
徴とする前述のプラスチック製水槽である。
【0009】また該透明熱可塑性樹脂がアクリル樹脂も
しくはポリカーボネート樹脂である前述のプラスチック
製水槽である。以下、本発明を詳細に説明する。本発明
で用いられる透明熱可塑性樹脂としては、例えば、アク
リル樹脂、ポリカーボネート樹脂、硬質塩化ビニル樹
脂、スチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリフェ
ニレンエーテル系樹脂、軟質塩化ビニル樹脂、塩化ビニ
リデン樹脂、フッ素系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ
ウレタン樹脂板が挙げられるが、特に透明性に優れたア
クリル樹脂、耐衝撃性や難燃性に優れたポリカーボネー
ト樹脂が好ましい。
しくはポリカーボネート樹脂である前述のプラスチック
製水槽である。以下、本発明を詳細に説明する。本発明
で用いられる透明熱可塑性樹脂としては、例えば、アク
リル樹脂、ポリカーボネート樹脂、硬質塩化ビニル樹
脂、スチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリフェ
ニレンエーテル系樹脂、軟質塩化ビニル樹脂、塩化ビニ
リデン樹脂、フッ素系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ
ウレタン樹脂板が挙げられるが、特に透明性に優れたア
クリル樹脂、耐衝撃性や難燃性に優れたポリカーボネー
ト樹脂が好ましい。
【0010】これら透明熱可塑性樹脂には必要に応じて
紫外線吸収剤、酸化防止剤、帯電防止剤、熱安定剤、光
安定剤、難燃剤、離型剤、界面活性剤、分散剤、滑剤、
アンチブロッキング剤、光拡散剤、着色剤、無機フィラ
ー、ガラス繊維、架橋剤、可塑剤、有機架橋体などの各
種添加剤を配合させていてもよい。本発明で用いられる
光半導体としては、例えば酸化チタン、酸化錫、酸化亜
鉛、三酸化鉄、三酸化ビスマスなどの金属酸化物が挙げ
られる。この中でも酸化チタンが化学的に安定で特に好
ましい。また酸化チタンにはアナターゼ型とルチル型の
2種があり、いずれの型を用いても構わないが、アナタ
ーゼ型酸化チタンはゾルの形で容易に入手できるので好
ましい。
紫外線吸収剤、酸化防止剤、帯電防止剤、熱安定剤、光
安定剤、難燃剤、離型剤、界面活性剤、分散剤、滑剤、
アンチブロッキング剤、光拡散剤、着色剤、無機フィラ
ー、ガラス繊維、架橋剤、可塑剤、有機架橋体などの各
種添加剤を配合させていてもよい。本発明で用いられる
光半導体としては、例えば酸化チタン、酸化錫、酸化亜
鉛、三酸化鉄、三酸化ビスマスなどの金属酸化物が挙げ
られる。この中でも酸化チタンが化学的に安定で特に好
ましい。また酸化チタンにはアナターゼ型とルチル型の
2種があり、いずれの型を用いても構わないが、アナタ
ーゼ型酸化チタンはゾルの形で容易に入手できるので好
ましい。
【0011】本発明ではこの光半導体が汚れ防止上重要
な役割をもつ。つまりこれら光半導体の光触媒作用によ
ってプラスチック製水槽表面に活性酸素の薄膜をつくる
ことが汚れ防止の機構で、この活性酸素膜がプラスチッ
ク製水槽表面に付着しようとする汚れを分解し、表面を
清浄に保つ効果があるのである。本発明の光半導体を含
む表面層は、前述のアナターゼ型酸化チタン及びシリコ
ーン系樹脂からなるものが好ましく、例えば、テトラエ
トキシシラン、テトライソプロポキシシラン、テトラn
−プロポキシシラン、テトラブトキシシラン、テトラメ
トキシシラン、等のテトラアルコキシシラン、それらの
加水分解物であるシラノール又は平均分子量4,000
以下のポリシロキサンと、アナターゼ型酸化チタンゾル
との混合物を水槽表面に塗布し、必要に応じて加水分解
させてシラノールを形成した後、加熱してシラノールを
脱水縮重合に付すことにより作成することができる。
な役割をもつ。つまりこれら光半導体の光触媒作用によ
ってプラスチック製水槽表面に活性酸素の薄膜をつくる
ことが汚れ防止の機構で、この活性酸素膜がプラスチッ
ク製水槽表面に付着しようとする汚れを分解し、表面を
清浄に保つ効果があるのである。本発明の光半導体を含
む表面層は、前述のアナターゼ型酸化チタン及びシリコ
ーン系樹脂からなるものが好ましく、例えば、テトラエ
トキシシラン、テトライソプロポキシシラン、テトラn
−プロポキシシラン、テトラブトキシシラン、テトラメ
トキシシラン、等のテトラアルコキシシラン、それらの
加水分解物であるシラノール又は平均分子量4,000
以下のポリシロキサンと、アナターゼ型酸化チタンゾル
との混合物を水槽表面に塗布し、必要に応じて加水分解
させてシラノールを形成した後、加熱してシラノールを
脱水縮重合に付すことにより作成することができる。
【0012】水槽表面への被覆方法としては、いわゆる
ディッピングやスプレーコート、ロールコート、スピン
コート、フローコートなどが挙げられ、いずれを用いて
も構わない。前述の混合物を加熱する際の温度は塗布す
る水槽の使用材質、つまり透明熱可塑性樹脂によって異
なるが、透明熱可塑性樹脂のガラス転移温度−10℃以
下で行わなければ透明熱可塑性樹脂が熱変形してしまい
問題である。均一な表面層を形成するためにはより高温
が必要だが、低温で長時間加熱することでも形成可能で
ある。
ディッピングやスプレーコート、ロールコート、スピン
コート、フローコートなどが挙げられ、いずれを用いて
も構わない。前述の混合物を加熱する際の温度は塗布す
る水槽の使用材質、つまり透明熱可塑性樹脂によって異
なるが、透明熱可塑性樹脂のガラス転移温度−10℃以
下で行わなければ透明熱可塑性樹脂が熱変形してしまい
問題である。均一な表面層を形成するためにはより高温
が必要だが、低温で長時間加熱することでも形成可能で
ある。
【0013】光半導体を含む表面層は水槽表面に形成さ
れ、そのときの層厚みは0.1〜100μmが好まし
い。これは0.1μm未満の層厚みは形成困難であり、
逆に100μmを越える厚みでは強度低下を引き起こす
ためである。本発明でいうプラスチック製水槽とは、家
庭用の小型水槽、店装ディスプレー用の水槽といった比
較的小型のものから、水族館などに設置されている大型
の水槽や公共施設等に設置されている水槽などを挙げる
ことができる。
れ、そのときの層厚みは0.1〜100μmが好まし
い。これは0.1μm未満の層厚みは形成困難であり、
逆に100μmを越える厚みでは強度低下を引き起こす
ためである。本発明でいうプラスチック製水槽とは、家
庭用の小型水槽、店装ディスプレー用の水槽といった比
較的小型のものから、水族館などに設置されている大型
の水槽や公共施設等に設置されている水槽などを挙げる
ことができる。
【0014】これら水槽のうち比較的小型のものは、一
般的に透明熱可塑性樹脂を射出成形することによって作
製される。この時、水槽への表面層の被覆は後加工によ
って被覆処理を施しても良いし、射出成形と同時に被覆
処理を施してもよい。またあらかじめ板状に成形された
透明熱可塑性樹脂板から熱成形や切削、接着加工等によ
って水槽を作製しても良い。このときも水槽への表面層
の被覆は、作製した水槽に後加工で被覆処理を施しても
良いし、あらかじめ透明熱可塑性樹脂板に表面層の被覆
処理を施した後、水槽を前述の方法で作製しても良い。
般的に透明熱可塑性樹脂を射出成形することによって作
製される。この時、水槽への表面層の被覆は後加工によ
って被覆処理を施しても良いし、射出成形と同時に被覆
処理を施してもよい。またあらかじめ板状に成形された
透明熱可塑性樹脂板から熱成形や切削、接着加工等によ
って水槽を作製しても良い。このときも水槽への表面層
の被覆は、作製した水槽に後加工で被覆処理を施しても
良いし、あらかじめ透明熱可塑性樹脂板に表面層の被覆
処理を施した後、水槽を前述の方法で作製しても良い。
【0015】一方水族館のような場所で使われる大型の
水槽の場合は、あらかじめ成形された板厚が厚い透明熱
可塑性樹脂板に、あらかじめ表面層の被覆処理を施して
おき、水族館で組み立て及び接着加工を行い水槽を作製
するのが作業性上良い。水槽の形状に制限はなく、表面
層を施された水槽を後加工によって切削、接着加工して
もよいし、印刷や各種表面加工がなされていてもよい。
またデザインも自由で平面でも曲面でもかまわない。
水槽の場合は、あらかじめ成形された板厚が厚い透明熱
可塑性樹脂板に、あらかじめ表面層の被覆処理を施して
おき、水族館で組み立て及び接着加工を行い水槽を作製
するのが作業性上良い。水槽の形状に制限はなく、表面
層を施された水槽を後加工によって切削、接着加工して
もよいし、印刷や各種表面加工がなされていてもよい。
またデザインも自由で平面でも曲面でもかまわない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に実施例、比較例を用いて本
発明の効果をさらに具体的に説明するが、本発明はこれ
らにより何ら制限されるものではない。なお実施例、比
較例中の傷付防止性能はJIS K 7204に準拠し
てサンプルを摩耗輪によって摩耗した後、摩耗されたサ
ンプルをJIS K 7105に準拠してヘーズ(曇
価)を測定することによって評価した。
発明の効果をさらに具体的に説明するが、本発明はこれ
らにより何ら制限されるものではない。なお実施例、比
較例中の傷付防止性能はJIS K 7204に準拠し
てサンプルを摩耗輪によって摩耗した後、摩耗されたサ
ンプルをJIS K 7105に準拠してヘーズ(曇
価)を測定することによって評価した。
【0017】このとき摩耗輪はJIS R 6210に
準じたGC150Hの摩耗輪を用い、試験荷重500
g、試験回転速度60rpm、試験回転数100回転で
摩耗した。またヘーズ(曇価)は摩耗によるサンプルの
曇り具合を評価する値で、全光線透過率に対する拡散光
線率の割合を示しており、ヘーズの値が高いほど曇って
いる、つまり削れやすい傷つきやすいことを意味する。
その値が10%を越えると傷が目立つ。
準じたGC150Hの摩耗輪を用い、試験荷重500
g、試験回転速度60rpm、試験回転数100回転で
摩耗した。またヘーズ(曇価)は摩耗によるサンプルの
曇り具合を評価する値で、全光線透過率に対する拡散光
線率の割合を示しており、ヘーズの値が高いほど曇って
いる、つまり削れやすい傷つきやすいことを意味する。
その値が10%を越えると傷が目立つ。
【0018】
【実施例1】アナターゼ型酸化チタンゾル(石原産業製
商品名;STS−11)とコロイダルシリカゾル(日
産化学製 商品名;スノーテックスO)を混合し、スプ
レーコート法により板厚10mmのアクリル樹脂板(旭
化成工業製 商品名;デラグラス)の両面に塗布し、8
0℃の温度で4時間加熱硬化させることによって酸化チ
タンとシリコーン系樹脂からなる表面層で被覆されたア
クリル樹脂板を得た。この表面層が被覆されたアクリル
樹脂板から切削及び接着加工によって家庭用の小型水槽
を得た。
商品名;STS−11)とコロイダルシリカゾル(日
産化学製 商品名;スノーテックスO)を混合し、スプ
レーコート法により板厚10mmのアクリル樹脂板(旭
化成工業製 商品名;デラグラス)の両面に塗布し、8
0℃の温度で4時間加熱硬化させることによって酸化チ
タンとシリコーン系樹脂からなる表面層で被覆されたア
クリル樹脂板を得た。この表面層が被覆されたアクリル
樹脂板から切削及び接着加工によって家庭用の小型水槽
を得た。
【0019】この水槽を被覆している光半導体を含む表
面層の厚みは、光学顕微鏡による観察の結果、両面とも
に約4μmであった。このようにして得られた水槽から
切り出したサンプルについて、前述の方法で傷付防止性
能を評価したところヘーズ値は約5%と低く、傷が付き
にくくなっていることが確認された。
面層の厚みは、光学顕微鏡による観察の結果、両面とも
に約4μmであった。このようにして得られた水槽から
切り出したサンプルについて、前述の方法で傷付防止性
能を評価したところヘーズ値は約5%と低く、傷が付き
にくくなっていることが確認された。
【0020】また、この得られたプラスチック製水槽で
魚を飼育したところ、100日間掃除していなくても水
槽の外観はほとんど変わらず、汚れが少ないことが実際
に確認された。
魚を飼育したところ、100日間掃除していなくても水
槽の外観はほとんど変わらず、汚れが少ないことが実際
に確認された。
【0021】
【比較例1】表面層を設けずに実施例1と同じ板厚10
mmのアクリル樹脂板(旭化成工業製 商品名;デラグ
ラス)そのものを切削及び接着加工することによって実
施例1同様の家庭用小型水槽を得、実施例1と同様の評
価を行った。その結果、この水槽から切り出したサンプ
ルについて、実施例1同様の方法で傷付防止性能を評価
したところヘーズ値は約35%と非常に高く、摩耗輪に
よって激しく傷が付き、透明性が失われていることが確
認された。
mmのアクリル樹脂板(旭化成工業製 商品名;デラグ
ラス)そのものを切削及び接着加工することによって実
施例1同様の家庭用小型水槽を得、実施例1と同様の評
価を行った。その結果、この水槽から切り出したサンプ
ルについて、実施例1同様の方法で傷付防止性能を評価
したところヘーズ値は約35%と非常に高く、摩耗輪に
よって激しく傷が付き、透明性が失われていることが確
認された。
【0022】また、このプラスチック製水槽で実施例1
同様実際に魚を飼育したところ、30日経たないうちに
水槽内面が餌や糞で汚れてくることが確認された。
同様実際に魚を飼育したところ、30日経たないうちに
水槽内面が餌や糞で汚れてくることが確認された。
【0023】
【発明の効果】本発明により汚れが少なくかつ傷が付き
にくいプラスチック製水槽を提供することができ、今後
更にプラスチック製水槽の需要増加が期待できる。
にくいプラスチック製水槽を提供することができ、今後
更にプラスチック製水槽の需要増加が期待できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 透明熱可塑性樹脂からなり、光半導体を
含む表面層で被覆されたプラスチック製水槽。 - 【請求項2】 上記光半導体を含む表面層が、アナター
ゼ型酸化チタンおよびシリコーン系樹脂からなることを
特徴とする請求項1記載のプラスチック製水槽。 - 【請求項3】 上記透明熱可塑性樹脂がアクリル樹脂も
しくはポリカーボネート樹脂である請求項1記載のプラ
スチック製水槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20332397A JPH1142028A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | プラスチック製水槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20332397A JPH1142028A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | プラスチック製水槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1142028A true JPH1142028A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16472122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20332397A Pending JPH1142028A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | プラスチック製水槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1142028A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005171663A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Asahi Glass Co Ltd | 建築用パネル材 |
-
1997
- 1997-07-29 JP JP20332397A patent/JPH1142028A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005171663A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Asahi Glass Co Ltd | 建築用パネル材 |
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