JPH1142193A - 清掃具、該清掃具に使用される取っ手および払拭布 - Google Patents
清掃具、該清掃具に使用される取っ手および払拭布Info
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- JPH1142193A JPH1142193A JP15991798A JP15991798A JPH1142193A JP H1142193 A JPH1142193 A JP H1142193A JP 15991798 A JP15991798 A JP 15991798A JP 15991798 A JP15991798 A JP 15991798A JP H1142193 A JPH1142193 A JP H1142193A
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Abstract
いて、その着脱が容易に行え、製造コストが低く、狭く
埃の取り難い所の掃除に適した清掃具の提供。 【解決手段】ヒンジ12を介して開閉可能に連結した2
つの部材(挟着片11等)からなる払拭布着脱部10
と、該払拭布着脱部の一端または両端に結合された把持
部20とからなる清掃具の取っ手1。該取っ手に装着す
るためのシート状または平坦なチューブ状で両縁部に切
り込みまたは切り抜きを入れた払拭布2。取っ手1の払
拭布着脱部10を先端のヒンジ12を介して開閉可能に
連接した2枚の挟着片11等の2つの部材により構成
し、該2つの部材を閉じることにより払拭布2を挟んで
なる清掃具。
Description
使用される取っ手および払拭布に関し、より詳しくは、
取っ手に対して払拭布を着脱するタイプの手持ち式の清
掃具、該清掃具を構成する取っ手および払拭布に関する
ものである。
掃具は、例えば実公平4−20384号公報に開示され
ている。該公報に記載された清掃具は、二股の音叉状に
形成されている取っ手の先端部分に払拭布を取りつける
ようになっている。払拭布は、中央部分に固定用の小さ
なベルトを縫い付けた細い帯状のキャンバス地と、各々
が該キャンバス地の幅より長い多数の紐を前記キャンバ
ス地の長手方向に対して垂直に並べて縫着してなる房状
部とから構成される帯状物の左右両端をそれぞれ中央に
向かって折り重ねた状態で、重なり部分のキャンバス地
の両縁を長手方向に縫合することにより、キャンバス地
の両端部を、開口の向かい合った袋状とし、取っ手の装
着部分としている。このような払拭布は、その袋状装着
部分が外側となるようにU字状にし、各袋状装着部分の
開口部に取っ手の先端を一本ずつ差し込むことにより取
っ手に装着される。また、それだけでは払拭布が取っ手
から外れるおそれがあるので、払拭布の外側中央部に縫
い付けたベルトを取っ手に設けたフックに引っ掛けて留
めるようにしている。
掃具は、取っ手に対する払拭布の着脱が煩わしいうえ、
取っ手および払拭布の構造が非常に複雑で製造コストが
高いという問題があった。また、払拭布の房状部を構成
する紐が二重になっていて、しかもそれが取っ手の先端
の音叉状部分に沿って二列に並んでいるので、嵩高く窓
用ブラインドの隙間のような、狭くて埃の取りにくい箇
所を掃除するのには適していなかった。従って、本発明
は、取っ手に対して払拭布を着脱するタイプの清掃具に
おいて、その着脱が容易に行えるようにするとともに、
取っ手と払拭布の構造を簡単にして製造コストを低く抑
え、さらに狭くて埃の取りにくい箇所を掃除するの適し
た清掃具の提供を課題としてなされたものである。
の清掃具、該清掃具に使用される取っ手および払拭布に
関するものである。 (1)ヒンジを介して開閉可能に連結した2つの部材か
らなる払拭布着脱部と、該払拭布着脱部の少なくとも一
端に結合された把持部とからなる清掃具の取っ手。 (2)2つの部材の一方が、他方の部材に対して、ヒン
ジを軸として両方向に回転可能である上記(1)記載の
清掃具の取っ手。 (3)把持部が払拭布着脱部に対して一体に、または連
結手段を介して結合されている上記(1)または(2)
記載の清掃具の取っ手。 (4)払拭布着脱部と把持部とが連結されてなる清掃具
の取っ手であって、上記払拭布着脱部はヒンジを介して
開閉可能に連接した2枚の挟着片を備え、該2枚の挟着
片を閉じた状態で払拭布が保持される清掃具の取っ手。 (5)把持部が2つの把持片からなり、各把持片が、各
挟着片の反ヒンジ側端部に連接固定されている上記
(4)記載の清掃具の取っ手。 (6)把持部が1つの把持片からなり、2枚の挟着片の
一方が反ヒンジ側端部において上記把持片と連接固定さ
れている上記(4)記載の清掃具の取っ手。 (7)ヒンジが、挟着片を表裏2方向へ折り畳み可能で
ある上記(5)または(6)記載の清掃具の取っ手。 (8)挟着片を開いた状態で少なくとも払拭布の両端部
を仮止めする仮止め手段を備えている上記(4)ないし
(7)のいずれかに記載の清掃具の取っ手。 (9)2枚の挟着片を閉じた状態に保持する保持手段を
備えている上記(4)ないし(8)のいずれかに記載の
清掃具の取っ手。 (10)払拭布着脱部に対する払拭布の滑りを防止する
滑り防止手段を備えている上記(1)ないし(9)のい
ずれかに記載の清掃具の取っ手。 (11)滑り防止手段が、払拭布に係止する面状ファス
ナーである上記(10)記載の清掃具の取っ手。 (12)ヒンジに、払拭布に係止するか、または払拭布
を貫通する針状突起が形成されている上記(1)ないし
(11)のいずれかに記載の清掃具の取っ手。 (13)払拭布着脱部と把持部が別素材により形成され
た上記(1)ないし(12)のいずれかに記載の清掃具
の取っ手。 (14)払拭布着脱部と把持部が二色成形法により形成
された上記(13)記載の清掃具の取っ手。 (15)払拭布着脱部が把持部よりも柔軟な素材により
形成された上記(13)または(14)記載の清掃具の
取っ手。 (16)シート状または平坦なチューブ状で、両縁部に
多数の切り込みまたはくり抜きを有する、上記(1)な
いし(15)のいずれかに記載の取っ手に装着するため
の清掃具の払拭布。 (17)上記(1)ないし(15)のいずれかに記載の
取っ手に上記(16)記載の払拭布を装着してなる清掃
具。
ジを介して開閉可能に連結した2つの部材からなる払拭
布着脱部と、該払拭布着脱部の少なくとも一端に結合さ
れた把持部とからなるが、このように構成することによ
り、2つの部材間に払拭布を挟んだ状態で保持して清掃
具とすることができることを特徴とする。この取っ手に
装着する払拭布には、シート状または平坦なチューブ状
で、両縁部に多数の、好ましくはそれぞれが概略平行な
切り込みまたはくり抜きを有するものを使用することが
できる。ここで払拭布の両縁部への切り込みまたはくり
抜きは、払拭布が取っ手に装着された際に該取っ手の長
手方向に対して垂直ないしはそれに近い角度で設けられ
ることが好ましく、これにより、清掃具の使用時、房状
ないしそれに近似する形状が提示される。シート状払拭
布は、両縁部の切り込みまたはくり抜き部分同士が重な
るように二つに畳み、その間に払拭布着脱部を挟むよう
に、取っ手に位置を合わせるか、畳まずに広げたまま位
置を合わせてから払拭布着脱部を構成する2つの部材を
閉じることにより、取っ手に装着できる。平坦なチュー
ブ状払拭布はチューブ内に払拭布着脱部を挿入して取っ
手に位置を合わせ、上記と同様に二つに畳み、または畳
まずに、払拭布着脱部の2つの部材を閉じることによ
り、取っ手に装着できる。また、払拭布には、払拭布着
脱部を通すスリット等を設けることにより、取っ手に対
する払拭布の位置決めが容易になされ、取っ手への装着
後の払拭布の落下を防止することができる。払拭布は取
っ手に対して1枚のみを装着しても、また2枚以上の複
数枚を重ねて装着してもよい。このように、本発明にお
いては、開いた払拭布着脱部の2つの部材と払拭布とを
適当に配置してから、該部材を閉じるだけで、払拭布を
取っ手に簡単に装着することができるので、組み立て作
業の煩わしさがない。また、取っ手が払拭布着脱部の2
つの部材をヒンジで開閉可能にした簡単な構造であり、
払拭布もまた両縁部に切り込みやくり抜きを入れたシー
トまたは平坦なチューブからなる簡単な構造であるか
ら、製造コストを低く抑えることができる。さらに、払
拭布としてはシート状または平坦なチューブ状のものを
用いているため、窓用ブラインドの隙間等の狭い箇所の
掃除も容易である。
の2つの部材の一方を、他方の部材に対して、ヒンジを
軸として両方向に回転可能であるようにすることによ
り、どちらの方向に閉じても同様に払拭布を装着するこ
とができ、使用性が非常に向上する。一方、把持部は払
拭布着脱部に対して一体に形成されても、また連結手段
を介して結合されてもよく、多様な製品形態をとること
ができる。さらに、払拭布着脱部を構成する2つの部材
を開いた状態で払拭布を仮止めする手段や、それらを閉
じた状態に保持する手段等を備えていてもよく、これら
の手段は上記部材または把持部に設けても、また別部材
を用いてもよい。
部と把持部とが連結されてなる清掃具の取っ手であっ
て、上記払拭布着脱部はヒンジを介して開閉可能に連接
した2枚の挟着片を備え、該2枚の挟着片を閉じた状態
で払拭布が保持される。該態様において、把持部を2つ
の把持片により構成し、その各把持片を各挟着片の反ヒ
ンジ側端部に連接固定したり、把持部を1つの把持片に
より構成し、2枚の挟着片の一方を反ヒンジ側端部にお
いて上記把持片と連接固定したりすることができる。前
者(把持片が2つ)の場合、両把持片を持って挟着片を
開閉すればよく、後者(把持片が1つ)の場合、把持片
に固定されていない挟着片と把持片とを持って開閉すれ
ばよい。また、上記2つの把持片からなる把持部の場
合、連接した把持片と挟着片を1枚の平坦な板状にして
おけば、挟着片をヒンジにより表裏どちら向きに閉じて
も払拭布を挟むことが可能となる。一方、1つの把持片
からなる把持部の場合もまた、取っ手の先端部分にヒン
ジが位置するので、前者と同様に挟着片をどちら向きに
閉じても払拭布を挟むことができる。上記態様におい
て、挟着片を開いた状態で少なくとも払拭布の両端部を
仮止めする仮止め手段を備えていることが好ましい。こ
れにより、開いた挟着片を閉じる際に払拭布の位置がず
れるのを防止できる。この構成は特に複数枚の払拭布を
重ねて使用する場合に効果的である。さらに、上記態様
において、2枚の挟着片を閉じた状態に保持する保持手
段を備えていることが好ましい。これにより、清掃具の
使用中に挟着片が誤って開いてしまうことを防止でき
る。
対する払拭布の滑りを防止する滑り防止手段を備えてい
ることが好ましい。この滑り防止手段としては、挟着片
の合わせ面に設ける互いに噛み合う凹凸や、払拭布と係
止する面状ファスナー等を挙げることができる。このよ
うな滑り防止手段を設けておくことにより、清掃具の使
用中に払拭布の位置がずれてしまうのを防止できる。こ
のような位置ずれは、ヒンジに、払拭布に係止するか、
または払拭布を貫通する針状突起を形成することによっ
ても防止できる。本発明の取っ手は、払拭布着脱部と把
持部が別素材を用いて、例えば二色成形法により形成す
ることができる。この場合、払拭布着脱部を把持部より
も柔軟な素材により形成することにより、清掃中に取っ
手が被払拭部材を傷めるのを防止することができる。こ
れは、特に、窓用ブラインド等の傷つきやすい箇所の掃
除のための清掃具として好ましい手段である。
て説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
について説明する。図1は本発明の清掃具の取っ手1の
分解斜視図である。取っ手1は、払拭布着脱部10と、
2枚の把持片20a,20bからなる把持部20とから
構成されている。払拭布着脱部10はスチレン共重合体
等のエラストマーを射出成形したもので、長方形の板状
の2枚の挟着片11を縦に並べ、その間を薄肉のヒンジ
12により連接している。この薄肉のヒンジ12によ
り、挟着片11は表裏2方向に折り畳み可能となってい
る。各挟着片11のヒンジ側端部には、表裏両面ともに
小さな突条(滑り防止手段)13が形成されている。こ
の突条13は、挟着片11の一方に2本、他方に3本形
成されており、互いに位相をずらして配置されている。
また、各挟着片11の反ヒンジ側の端面には、各把持片
20a,20bを連接固定するための開口14が形成さ
れている。開口14は、奥に幅広の係止部14aを備え
ている。把持片20a,20bは、ポリプロピレンを射
出成形した細長い板状の部材で、それぞれ先端部に、挟
着片11の開口14に挿入固定される薄い連結片21が
形成されている。この連結片21は、先端の左右両側に
鍔21aを有し、中央に切欠き21bが設けられてい
る。連結片21は、挟着片11の開口14に挿入すると
き、鍔21aの先端部の外寸が小さくなるように弾性変
形し、鍔21aが開口14の係止部14aに達すると元
の形状に戻って、把持片20a,20bが挟着片11か
ら簡単には抜けなくなる。一方、各把持片20a,20
bは、挟着片11,11を開いた状態で払拭布(後述)
の両端部を仮止めする手段として、連結片21の後方位
置に、それぞれ略三角形の押さえ片22を2枚ずつ有し
ている。各押さえ片22は把持片20a,20bの本体
にヒンジ22aを介して折り曲げ可能に連接しており、
各把持片20a,20bに設けられた2枚の押さえ片2
2は、把持片20a,20bを長手方向の中心線の回り
で180度回転させたときに、一方が他方と同じ形状、
同じ配置を呈するようになっている。各押さえ片22は
把持片20a,20bの本体との合わせ面にピン22b
を有し、把持片20a,20bは、押さえ片22との合
わせ面に、該ピン22bが嵌合するエックス(X)形状
の凹部23を有している。該凹部23の裏側は座ぐり2
4になっている。また、押さえ片22は、それぞれ先端
側に、払拭布を押さえるための数個の小さな突起22c
を有している。一方の把持片20aの後端部には貫通穴
25が形成されている。また、他方の把持片20bの後
端部には、該貫通穴25と嵌合するボス26が表裏両面
に形成されている。従って、ボス26は挟着片11をヒ
ンジ12で表裏どちらの向きに折り畳んだ場合でも、貫
通穴25と嵌合する。貫通穴25とボス26により、2
枚の挟着片11を閉じた状態に保持する保持手段が構成
されている。
る払拭布2を示す平面図である。この払拭布2には、一
般に化学ぞうきんと呼ばれるシート状ワイパーを用いて
おり、上下両縁部にほぼ平行な多数の切り込み2aを入
れている。シート状ワイパーの材質、構成等は何ら制限
されないが、例えば親水性繊維(レーヨン,綿等)と疎
水性繊維(ポリエステル,ポリオレフィン等)を積層し
てなるワイパー、例えばレーヨン/ポリエステル/レー
ヨンの3層構造のもの等が使いやすく、好ましい。ま
た、埃を捕集しやすくするため、上記ワイパーに適宜鉱
物油、植物油、シリコーン油等を含浸させてもよい。多
数の切り込み2aの形状は任意であるが、埃の捕集性、
使用性等の点から、切り込みの間隔を0.5〜2.0c
m、深さを3.0〜8.0cm程度にするのが好まし
い。
装着する手順を概略的に示す斜視図である。まず、図3
に示すように、挟着片11,11を開いた取っ手1の上
に、払拭布2を仮想線で示すように広げて載置する。こ
のとき、払拭布2は、その中心線C1 を取っ手の中心線
C2 から少しずらして置き、両端部を、ピン22bが上
を向いた側の押さえ片22の下に通しておく。次に、押
さえ片22を矢印Aで示す方向へ折り曲げてピン22b
を凹部23に嵌め込み、払拭布2を取っ手1に仮止めす
る。そして、これと並行して取っ手1を図4に示すよう
に中心線C2 の回りで90度回す方向へ起こしながら、
払拭布2をほぼ中心線C1 の位置で2つに折り畳んで、
挟着片11,11を挟むようにする。さらに、残った2
つの押さえ片22も図4に矢印Bで示す方向に折り曲げ
て、挟着片11,11の反対側の面でも払拭布2を仮止
めする。最後に、2枚の挟着片11,11をヒンジ12
で折り曲げ、両把持片20a,20bの後端部を合わせ
てボス26を貫通穴25に嵌め込むことにより、清掃具
の組み立てが完了する(図5)。
手順に沿って、開いた挟着片11に払拭布2を載せてか
ら挟着片11を閉じるだけで、簡単に素早く組み立てる
ことができ、組み立て作業の煩わしさがない。また、図
3および図4に示すように挟着片を開いた状態で払拭布
2を取っ手1に仮止めするようにしているので、図5の
組み立て状態に移行するときに払拭布2の位置がずれて
しまうことがなく、組み立て作業のやり直しはほとんど
不要である。そのうえ、組み立てが完了すると挟着片1
1のヒンジ側端部に形成した突条13同士が噛み合い、
その間に払拭布2が挟まれるので、清掃具の使用中に払
拭布2の位置がずれることもない。また、上記の清掃具
においては、取っ手1と払拭布2がともに簡単な構成で
あるから、製造上のコストを低く抑えることが可能であ
るうえ、払拭布2にシート状ワイパーを用いているた
め、窓用ブラインドの隙間等の狭い箇所を掃除するのも
容易である。さらには、挟着片11を把持片20a,2
0bよりも柔軟なエラストマー材料から形成しているこ
とと、挟着片11が払拭布2に覆われて表面に出ないよ
うになっていることにより、使用中に窓用ブラインド等
の被払拭側の部材を傷める恐れも少ない。なお、払拭布
着脱部10と把持部20は、各成形材料を別の色にして
デザイン性を高めることもでき、把持部20は、持ちや
すくするために梨地加工を施したり、丸みをもたせて成
形したり、清潔さを保つために抗菌加工を施してもよ
い。また、払拭布着脱部10と把持部20は、上記第1
実施例のように別々に成形するのではなく、二色成形法
(2つの材料を用いて同時に成形する方法)を用いて一
体に成形してもよい。挟着片11の内側および/または
外側に払拭布2がずれてしまわないように、払拭布2と
係合する面状ファスナーを取りつけておくこともまた好
ましい。
2実施例について、図6を用いて説明する。この実施例
の取っ手3は、払拭布着脱部30と把持部40とがポリ
プロピレンから一体に成形されている。そして、払拭布
着脱部30は、2枚の挟着片31a,31bをヒンジ3
2で開閉可能に連接した構成で、その一方31aが、反
ヒンジ側の端部において把持片41と連接している。把
持片41と連接した挟着片31aの基端部には、表裏両
面にピン33が形成され、他方の挟着片31bには、こ
のピン33が嵌合するX形状の貫通穴34が形成されて
いて、これらにより、挟着片31a,31bを閉じた状
態に保持する手段が構成されている。また、各挟着片3
1a,31bには、払拭布4の滑り防止手段として、一
定間隔で連続して配置した斜め向きの突条35が表裏両
面に形成されている。なお、この突条35は、両挟着片
31a,31bを閉じたときに互いに重ならない位置に
配置されている。図示の例では、払拭布4は、幅を挟着
片31a,31bの片方の長さと同程度にしたものを用
いており、両縁部には第1実施例と同様に複数の切り込
み4aが形成されているこの払拭布4は、把持片41に
連接した挟着片31aを挟むように配置し、両挟着片3
1a,31bを閉じるだけで、取っ手に簡単に取りつけ
ることができる。また、払拭布4を取っ手3に取りつけ
た後は、挟着片31a,31bが外れたり、払拭布4が
ずれたりする不具合はなく、第1実施例の清掃具と同様
に、窓用ブラインドの隙間等のような狭い箇所でも容易
に掃除することができる。なお、この例は第1実施例よ
りもさらに構成が簡単であるため、より一層のコストダ
ウンを図ることができる。
の分解斜視図を用いて説明する。この取っ手5の払拭布
着脱部50は、図1の例とほぼ同じく、2枚の挟着片5
1,51がヒンジ52で折り曲げ可能に連接され、反ヒ
ンジ側の端部に開口54を有しているが、突条53の向
きと、反ヒンジ側の端部にも突条55が2本ずつ形成さ
れている点で、図1の例とは異なっている。把持部60
の各把持片61は、先端に鍔62aを有する連結片62
を有しているが、本実施例では把持部60と払拭布着脱
部50とを挿入嵌合した後、取外し可能とするための連
結片62への中央の切欠き(図1の21b)は形成して
いない。また、図1において仮止め手段として示した押
さえ片22はこの把持片61には形成されておらず、別
体の押さえ部材63を用いるようにしている。把持片6
1は、後端の一部と先端のごくわずかな部分を除く領域
が、厚さの薄い押さえ部材用位置調整部64として形成
され、この位置調整部64の先端位置に3本の突条65
が形成されている。押さえ部材63は側面視大略コの字
形の部材で、2枚の押さえ面63a,63bがヒンジ部
63cで開閉可能につながれている。ヒンジ部63cに
は、把持片61の押さえ部材用位置調整部64の断面形
状とほぼ同じ形状の開口63dが形成されている。ま
た、押さえ面63a,63bの内面には、払拭布を押さ
える3本の突条63eと、押さえ面63a,63b同士
を閉じた状態に保持するための突起63fと穴63gが
形成されている。突起63fおよび穴63gが把持片6
1の外に位置するように、押さえ面63a,63bは一
部が広がった形状になっている。この押さえ部材63
は、把持片61に対して後端から圧入して取りつけるこ
とにより、位置調整部64の範囲内において矢印D方向
にスライドさせることができる(図では左側の押さえ部
材63を閉じた状態で示しているが、押さえ部材63は
開いた状態にするとスライド容易になる)。押さえ部材
63は、位置調整部64の先端側において、開口63d
と噛み合う突条65を選択することにより位置調整でき
る。そして、押さえ部材63を適宜位置調整した後は、
第1実施例の説明の際に図3ないし図5を用いて説明し
たものとほぼ同様にして払拭布を取っ手5に押さえ部材
63により仮止めしながら簡単に取りつけることがで
き、第1実施例の場合と同様の効果を得ることができ
る。
た実施例に限定されるものではなく、その他、種々の態
様で実施することができる。例えば、仮止め手段は、図
8および図9に示すように変形することもできる。図8
は、図1に示した押さえ片22を半分の幅に形成し、先
端側の小さな突起22cをなくした押さえ片27を仮止
め手段とした例である。第1実施例においては、図5に
示すように清掃具を組み立てたときに、挟着片11,1
1の内面で2枚の押さえ片22が重なるために把持片2
0a,20bの間に比較的大きな隙間が生じていたが、
図8に示すような押さえ片27とすることにより、それ
らの重なりがなくなるため、その隙間を半分にすること
ができる。図9は、押さえ片28をヒンジ28aで挟着
片11の方へ向かって折り畳み可能なアーム状に形成し
て、その先端に形成した突起28bを、挟着片11に形
成した貫通穴15に嵌合するようにした例である。この
ようにすれば、突起28bを貫通穴15に挿入するとき
に払拭布2も一緒に押し込まれるので、取っ手1に対す
る払拭布2の仮止めがより確実となる。払拭布の位置ず
れを防止するための手段の他の変形例として、図1にお
いて仮想線で示した両挟着片11の間のヒンジ12に形
成した針状の突起16が挙げられる。この突起16は、
図5に示すように清掃具を組み立てたときに、払拭布2
を貫通するか、または係止するようにしておくとよく、
これにより清掃具の使用中の払拭布2の位置ずれがほと
んど生じなくなる。また、図10の(I)に示すよう
に、一対の挟着片11間のヒンジ12にU字状の切り込
み16bを形成しておいて、(II)に示すように、払
拭布2を一対の挟着片11間に挟着した際に、U字状の
切り込み16bによって形成される突起16aを外方に
突出させ、この突起16aが払拭布2に係止するように
してもよい。その他、払拭布2の仮止め手段として設け
た押さえ片22,27,28および押さえ部材63や、
挟着片11を閉じた状態に保持する保持手段として設け
た貫通穴25およびボス26や、払拭布2の滑り防止手
段として設けた突条13などは、適宜形状を変更するこ
とができる。
拭布2を2つに畳んで挟着片11を挟むようにしてから
挟着片11を閉じ、払拭布2の切り込みを入れた部分
(房)が把持片20a,20bの片側だけに出る例につ
いて説明したが、払拭布2を開いたまま挟着片11を閉
じて、房が把持片20a,20bの両側に出るようにし
て使用してもよい。また、払拭布は2枚またはそれ以上
を重ねて使用したり、図11に示す切り込み2a’を入
れた払拭布2’のように2枚分が連続したものを中心線
C3 で折り重ねて使用してもよい。さらに別の払拭布の
形態を次に説明する。まず、図12の(I)には、取っ
手を挿入するためのスリットを設けたタイプの払拭布6
を示す。切り込み2aの形状は図2に示すものと概略同
様であるが、切り込み2aのない中央部に該切り込み2
aと概略平行な2本の切り込みからなるスリット2b,
2bを左右両端部に設けてある。この払拭布6を、例え
ば図1に示す取っ手と概略等しいが、把持片20a’,
20bの両面に梨地加工Sが施してある取っ手1’に装
着して清掃具とした状態を図12の(II)に示す。ス
リット2b間のEで示した部分が挟着片11の露出部と
なるように、取っ手1の挟着片11をスリット2bに通
しているため、払拭布の位置ずれや脱落がさらに防止さ
れる。スリット2bは各々1本のみ設けてもよい。図1
3の(I)には、払拭布7の上下両縁部に切り込みでは
なく、傾斜した楕円形のくり抜き2cを概略平行に多数
設けた払拭布7を示す。また、この払拭布7には図12
におけるスリット2b,2bの代わりに、円形のくり抜
き2b’,2b’を左右両端部に設けてある。この払拭
布7を、図13の(II)に示す取っ手8に装着する。
この取っ手8は図6に示したタイプの把持部が1つの部
材からなるものであり、その把持部80は円柱状ですべ
り止めのための隆起部80aを平行にいくつか配設し、
該把持部80の先端は円柱を半分に縦裂した形状の挟着
片81a,81bがヒンジ82を介して連接され、該ヒ
ンジ82は挟着片を一方向のみに回転可能としている。
挟着片81a,81bはそれぞれの合わせ面の貫通穴8
4とピン83とで閉じた状態に保持され、円柱状の払拭
布着脱部81が形成される。また、挟着片81a,81
bの合わせ面には、払拭布のずれ等を防止するための梨
地が施している。上記挟着片81a,81bを開いた状
態で払拭布7のくり抜き2b’に通し、挟着片を挟むよ
うに払拭布を二つに折り畳んだ後、ピン83を貫通穴8
4に嵌合して挟着片を閉じ合わせると、図13の(II
I)に示す清掃具とすることができる。切り込みにより
形成される房形態とは異なる払拭部が多数のくり抜き2
cにより形成され、上記の清掃具と同様の除塵作用が得
られ、取っ手1を円形のくり抜き部2b’に通している
ため、払拭布の位置ずれや脱落がさらに防止される。ま
た、把持部80が円柱状で、すべり止めを付してあるた
め非常に使用性が良好で、挟着片81a,81bが一方
向のみの開閉ではあるが、片面が丸みを帯びているた
め、払拭布の装着が容易で、しかも組み立て後は全体に
角部がないため、被清掃部を傷め難い。さらに別の払拭
布の態様を図14の(I)に示す。この払拭布9は平坦
なチューブ状のシート状ワイパーからなり、その上下両
縁部には概略平行な多数の切り込み9aを設けてある。
この払拭布9の取っ手への装着は、図14の(II)に
示すように、まず取っ手1”をチューブ状の払拭布9の
中央部に挿入して、そのまま、または図3に示すように
中心線から下方に少しずらして挿入し、該中心線で払拭
布9の上半分を折り畳んで切り込みによる房部が重なる
ようにした後に、ヒンジ12”を介して挟着片11”,
11”を閉じ合わせ、そして把持片20a”,20b”
を閉じ合わせて行う。折り畳んだ場合の組み立て後の清
掃具は図5に示すものとほぼ同一な片側に房部が存在す
るものであり、また、折り畳まずに組み立てた場合、両
側に存在する清掃具となる。平坦なチューブ状の払拭布
を使用する場合もまた、構造が簡単であり、取っ手への
装着が容易である。さらに、払拭布がチューブ状である
ため、上下両縁にフリーの端部がなく、取っ手からの脱
落がより確実に防止される。
掃具は、取っ手に対する払拭布の着脱が極めて容易であ
り、しかも取っ手および払拭布の構造を簡単であり製造
コストが低く、さらに窓用ブラインドの隙間等の狭くて
埃の取りにくい箇所の掃除を容易に行うことができる。
す分解斜視図である。
ある。
る際の第1段階を示す斜視図である。
る際の第2段階を示す斜視図である。
た清掃具を示す斜視図である。
す斜視図である。
す分解斜視図である。
例を示す斜視図である。
変形例を示す斜視図である。
みを形成した変形例を示す要部斜視図であり、(II)
は(I)に示す変形例に係る取っ手に払拭布を装着した
状態を示す要部断面図である。
である。
係る払拭布の一例を示す平面図であり、(II)は
(I)に示す払拭布を装着した清掃具の斜視図である。
係る払拭布の一例を示す平面図であり、(II)は
(I)の払拭布を装着する取っ手の斜視図であり、(I
II)は(I)に示す払拭布を(II)に示す取っ手に
装着した清掃具の平面図である。
拭布の一例を示す斜視図であり、(II)は(I)に示
す払拭布を装着して清掃具を組み立てる状態を示す平面
図である。
持片 22,27,28 押さえ片(仮止め手段) 25 貫通穴(保持手段) 26 ボス(保持手段) 33,83 ピン(保持手段) 34,84 貫通穴(保持手段) 63 押さえ部材(仮止め手段)
Claims (17)
- 【請求項1】 ヒンジを介して開閉可能に連結した2つ
の部材からなる払拭布着脱部と、該払拭布着脱部の少な
くとも一端に結合された把持部とからなる清掃具の取っ
手。 - 【請求項2】 2つの部材の一方が、他方の部材に対し
て、ヒンジを軸として両方向に回転可能である請求項1
記載の清掃具の取っ手。 - 【請求項3】 把持部が払拭布着脱部に対して一体に、
または連結手段を介して結合されている請求項1または
2記載の清掃具の取っ手。 - 【請求項4】 払拭布着脱部と把持部とが連結されてな
る清掃具の取っ手であって、 上記払拭布着脱部はヒンジを介して開閉可能に連接した
2枚の挟着片を備え、該2枚の挟着片を閉じた状態で払
拭布が保持される清掃具の取っ手。 - 【請求項5】 把持部が2つの把持片からなり、各把持
片が、各挟着片の反ヒンジ側端部に連接固定されている
請求項4記載の清掃具の取っ手。 - 【請求項6】 把持部が1つの把持片からなり、2枚の
挟着片の一方が反ヒンジ側端部において上記把持片と連
接固定されている請求項4記載の清掃具の取っ手。 - 【請求項7】 ヒンジが、挟着片を表裏2方向へ折り畳
み可能である請求項5または6記載の清掃具の取っ手。 - 【請求項8】 挟着片を開いた状態で少なくとも払拭布
の両端部を仮止めする仮止め手段を備えている請求項4
ないし7のいずれか1項に記載の清掃具の取っ手。 - 【請求項9】 2枚の挟着片を閉じた状態に保持する保
持手段を備えている請求項4ないし8のいずれか1項に
記載の清掃具の取っ手。 - 【請求項10】 払拭布着脱部に対する払拭布の滑りを
防止する滑り防止手段を備えている請求項1ないし9の
いずれか1項に記載の清掃具の取っ手。 - 【請求項11】 滑り防止手段が、払拭布に係止する面
状ファスナーである請求項10記載の清掃具の取っ手。 - 【請求項12】 ヒンジに、払拭布に係止するか、また
は払拭布を貫通する針状突起が形成されている請求項1
ないし11のいずれか1項に記載の清掃具の取っ手。 - 【請求項13】 払拭布着脱部と把持部が別素材により
形成された請求項1ないし12のいずれか1項に記載の
清掃具の取っ手。 - 【請求項14】 払拭布着脱部と把持部が二色成形法に
より形成された請求項13記載の清掃具の取っ手。 - 【請求項15】 払拭布着脱部が把持部よりも柔軟な素
材により形成された請求項13または14記載の清掃具
の取っ手。 - 【請求項16】 シート状または平坦なチューブ状で、
両縁部に多数の切り込みまたはくり抜きを有する、請求
項1ないし15のいずれか1項に記載の取っ手に装着す
るための清掃具の払拭布。 - 【請求項17】 請求項1ないし15のいずれか1項に
記載の取っ手に請求項16記載の払拭布を装着してなる
清掃具。
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|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-05-25 JP JP15991798A patent/JP4013095B2/ja not_active Expired - Fee Related
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