JPH1142402A - 濾過装置 - Google Patents
濾過装置Info
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- JPH1142402A JPH1142402A JP9217192A JP21719297A JPH1142402A JP H1142402 A JPH1142402 A JP H1142402A JP 9217192 A JP9217192 A JP 9217192A JP 21719297 A JP21719297 A JP 21719297A JP H1142402 A JPH1142402 A JP H1142402A
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 効率良く濾過することが可能であり、かつ、
圧縮気体による弊害を解消すると共に、濾過性能の向上
を図った信頼性に優れた濾過装置を提供する。 【解決手段】 ごみ取り手段8のケースの上部から浮上
油回収手段9を構成する滞留槽9cの下部とを結ぶ配管
によって経路S5を形成している。
圧縮気体による弊害を解消すると共に、濾過性能の向上
を図った信頼性に優れた濾過装置を提供する。 【解決手段】 ごみ取り手段8のケースの上部から浮上
油回収手段9を構成する滞留槽9cの下部とを結ぶ配管
によって経路S5を形成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油水混合した濾過
対象流体の濾過を行う濾過装置に関するものである。
対象流体の濾過を行う濾過装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、水あるいは洗浄剤を含んだ洗
浄液の再利用や排水処理を行うために用いられる濾過装
置に、精密濾過膜や限外濾過膜を利用した膜利用型濾過
手段を採用しているものがある。
浄液の再利用や排水処理を行うために用いられる濾過装
置に、精密濾過膜や限外濾過膜を利用した膜利用型濾過
手段を採用しているものがある。
【0003】これは、油滴の大きさよりもはるかに小さ
な微細孔を有する膜を透過させて濾過対象となる油分を
含んだ洗浄液の濾過を行い、油と水を分離して油分の含
まない洗浄液を得るものである。
な微細孔を有する膜を透過させて濾過対象となる油分を
含んだ洗浄液の濾過を行い、油と水を分離して油分の含
まない洗浄液を得るものである。
【0004】以下に、従来技術に係る濾過装置につい
て、図2を参照して説明する。図2は従来技術に係る濾
過装置の概略構成図である。
て、図2を参照して説明する。図2は従来技術に係る濾
過装置の概略構成図である。
【0005】図に示したように、濾過装置100は、洗
浄対象となるワークWに付着した汚れや油分を除去(洗
浄槽101の内部に水と洗浄剤を主成分とする洗浄液L
を入れ、その中にワークWを浸漬して、超音波や攪拌、
振動といった物理作用により、汚れや油分を除去)し
て、洗浄に要した洗浄液Lを濾過するものである。
浄対象となるワークWに付着した汚れや油分を除去(洗
浄槽101の内部に水と洗浄剤を主成分とする洗浄液L
を入れ、その中にワークWを浸漬して、超音波や攪拌、
振動といった物理作用により、汚れや油分を除去)し
て、洗浄に要した洗浄液Lを濾過するものである。
【0006】すなわち、この洗浄槽101の中に次々と
連続的にワークWを投入すると、洗浄槽101内の洗浄
液Lの油分濃度が上昇して、ワークWに対する洗浄能力
が低下するので、濾過装置100によって洗浄槽101
内の洗浄液Lを洗浄して洗浄能力を回復させるものであ
る。
連続的にワークWを投入すると、洗浄槽101内の洗浄
液Lの油分濃度が上昇して、ワークWに対する洗浄能力
が低下するので、濾過装置100によって洗浄槽101
内の洗浄液Lを洗浄して洗浄能力を回復させるものであ
る。
【0007】洗浄槽101内の濾過対象流体を濾過する
際には、まず、濾過対象流体をバッファタンク102を
介した後にポンプ103の力によって循環経路Kを循環
させる。
際には、まず、濾過対象流体をバッファタンク102を
介した後にポンプ103の力によって循環経路Kを循環
させる。
【0008】そこで、循環経路K内に設けられた膜利用
型濾過手段104により、濾過対象流体はクロスフロー
されて、濾過された流体は経路S1によって洗浄槽10
1へと戻される。
型濾過手段104により、濾過対象流体はクロスフロー
されて、濾過された流体は経路S1によって洗浄槽10
1へと戻される。
【0009】また、膜利用型濾過手段104によって濾
過されなかった濾過対象流体は再び循環経路Kを循環す
る。
過されなかった濾過対象流体は再び循環経路Kを循環す
る。
【0010】このように、濾過対象流体が循環経路Kを
循環するにつれて流体中の油成分濃度が高くなってい
き、流量制御弁105によって油成分濃度が高くなった
濾過対象流体は、経路S2およびS3へと導かれ、それ
ぞれ、ごみ取り手段106、浮上油回収手段107を通
った後に再び循環経路Kへと戻される。
循環するにつれて流体中の油成分濃度が高くなってい
き、流量制御弁105によって油成分濃度が高くなった
濾過対象流体は、経路S2およびS3へと導かれ、それ
ぞれ、ごみ取り手段106、浮上油回収手段107を通
った後に再び循環経路Kへと戻される。
【0011】ここで、ごみ取り手段106では液中の比
較的大きな浮遊物(ごみ)を取り除くものであり、浮上
油回収手段107では極細繊維構造体で形成されるコア
レッサーフィルター107aに液を透過させて湯滴径を
大きくさせて、濃縮された油分を上部に浮き上がらせて
油分のみを外部に排出させるものである。
較的大きな浮遊物(ごみ)を取り除くものであり、浮上
油回収手段107では極細繊維構造体で形成されるコア
レッサーフィルター107aに液を透過させて湯滴径を
大きくさせて、濃縮された油分を上部に浮き上がらせて
油分のみを外部に排出させるものである。
【0012】以上のように、濾過対象流体を効率良く濾
過して、洗浄槽101内の洗浄液Lの洗浄能力を維持し
ていた。
過して、洗浄槽101内の洗浄液Lの洗浄能力を維持し
ていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0014】上述の洗浄槽101内の濾過対象流体が各
経路を流動する際には、空気などの気体を伴って流動し
ている。
経路を流動する際には、空気などの気体を伴って流動し
ている。
【0015】そこで、経路S2を流動する際に、ごみ取
り手段106において、気体(空気)が溜まってしま
い、以下のような問題があった。
り手段106において、気体(空気)が溜まってしま
い、以下のような問題があった。
【0016】ごみ取り手段106部においては、圧力が
発生する部分であるが、運転を停止すると常圧に戻っ
て、溜まった気体は膨張して圧縮気体として存在するこ
とになる。
発生する部分であるが、運転を停止すると常圧に戻っ
て、溜まった気体は膨張して圧縮気体として存在するこ
とになる。
【0017】そのため、まず、本装置でいわゆる逆洗を
行う場合には、洗浄槽101の下流側の入口弁108を
開いておき、浮上油回収手段107の排油弁109を開
くが、この時に、ごみ取り手段106部に圧縮気体があ
ると、必要以上の循環液が、洗浄槽101に戻ってしま
ったり、廃油タンク110に排出されてしまったりして
いた。
行う場合には、洗浄槽101の下流側の入口弁108を
開いておき、浮上油回収手段107の排油弁109を開
くが、この時に、ごみ取り手段106部に圧縮気体があ
ると、必要以上の循環液が、洗浄槽101に戻ってしま
ったり、廃油タンク110に排出されてしまったりして
いた。
【0018】また、通常の装置の停止時においては、入
口弁108や透過弁111を閉じて圧力を保持した後に
運転を停止することによって、上述のように必要以上の
循環液が、洗浄槽101に戻ってしまったり、廃油タン
ク110に排出されてしまったりすることを防止できる
が、装置の停止中にバルブを開くと液体が噴出するなど
のおそれがあった。
口弁108や透過弁111を閉じて圧力を保持した後に
運転を停止することによって、上述のように必要以上の
循環液が、洗浄槽101に戻ってしまったり、廃油タン
ク110に排出されてしまったりすることを防止できる
が、装置の停止中にバルブを開くと液体が噴出するなど
のおそれがあった。
【0019】そこで、透過弁111を開いて圧力を逃が
すと、膜利用型濾過手段104内に流れがないままに濾
過されるため膜の目詰まりが発生しまっていた。
すと、膜利用型濾過手段104内に流れがないままに濾
過されるため膜の目詰まりが発生しまっていた。
【0020】以上のように、ごみ取り手段106内に気
体が溜まると、様々な弊害をもたらしていた。
体が溜まると、様々な弊害をもたらしていた。
【0021】また、上述のように、浮上油回収手段10
7に備えられたコアレッサーフィルター107aを透過
させる構成においては、コアレッサーフィルター107
aが閉塞すると浮上油回収手段107内に液を流入させ
ることができなくなってしまっていた。
7に備えられたコアレッサーフィルター107aを透過
させる構成においては、コアレッサーフィルター107
aが閉塞すると浮上油回収手段107内に液を流入させ
ることができなくなってしまっていた。
【0022】さらに、コアレッサーフィルター107a
を透過させる構成では、浮上油回収手段107内部に固
形粒子を導くことができず、固形粒子を排出することが
できなかった。
を透過させる構成では、浮上油回収手段107内部に固
形粒子を導くことができず、固形粒子を排出することが
できなかった。
【0023】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、効率
良く濾過することが可能であり、かつ、圧縮気体による
弊害を解消すると共に、濾過性能の向上を図った信頼性
に優れた濾過装置を提供することにある。
ためになされたもので、その目的とするところは、効率
良く濾過することが可能であり、かつ、圧縮気体による
弊害を解消すると共に、濾過性能の向上を図った信頼性
に優れた濾過装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、クロスフロータイプの膜利用型濾
過手段と、該膜利用型濾過手段に油水混合した濾過対象
流体を一方向に循環させる循環経路と、該循環経路内で
濃縮された濾過対象流体の油成分を分離して回収する浮
上油回収手段と、前記循環経路内で濃縮された濾過対象
流体中のごみを取るごみ取り手段と、前記循環経路内で
濃縮された濾過対象流体を前記浮上油回収手段に流入
し、再び循環経路内に流出する経路と、前記循環経路内
で濃縮された濾過対象流体を前記ごみ取り手段に流入
し、再び循環経路内に流出する経路と、前記ごみ取り手
段内の気体を該ごみ取り手段内の流体と共に前記浮上油
回収手段に導く経路と、を備えたことを特徴とする。
に本発明にあっては、クロスフロータイプの膜利用型濾
過手段と、該膜利用型濾過手段に油水混合した濾過対象
流体を一方向に循環させる循環経路と、該循環経路内で
濃縮された濾過対象流体の油成分を分離して回収する浮
上油回収手段と、前記循環経路内で濃縮された濾過対象
流体中のごみを取るごみ取り手段と、前記循環経路内で
濃縮された濾過対象流体を前記浮上油回収手段に流入
し、再び循環経路内に流出する経路と、前記循環経路内
で濃縮された濾過対象流体を前記ごみ取り手段に流入
し、再び循環経路内に流出する経路と、前記ごみ取り手
段内の気体を該ごみ取り手段内の流体と共に前記浮上油
回収手段に導く経路と、を備えたことを特徴とする。
【0025】したがって、循環経路内で濃縮された濾過
対象流体が直接浮上油回収手段に流入されるので、油成
分が効率良く回収され、また、ごみ取り手段内の気体は
浮上油回収手段に導かれるので気体が溜まってしまうこ
ともなく、さらに、ごみ取り手段内の流体も浮上油回収
手段に導かれるので、流体中の固体粒子も溜まってしま
うこともなく、浮上油回収手段に導く経路が塞がれてし
まった場合にも流体は浮上油回収手段に流れる。
対象流体が直接浮上油回収手段に流入されるので、油成
分が効率良く回収され、また、ごみ取り手段内の気体は
浮上油回収手段に導かれるので気体が溜まってしまうこ
ともなく、さらに、ごみ取り手段内の流体も浮上油回収
手段に導かれるので、流体中の固体粒子も溜まってしま
うこともなく、浮上油回収手段に導く経路が塞がれてし
まった場合にも流体は浮上油回収手段に流れる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0027】図1を参照して、本発明の実施の形態に係
る濾過装置について説明する。
る濾過装置について説明する。
【0028】図1は本発明の実施の形態に係る濾過装置
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【0029】図に示したように、濾過装置1は、洗浄対
象となるワークWに付着した汚れや油分を除去(洗浄槽
2の内部に水と洗浄剤を主成分とする洗浄液Lを入れ、
その中にワークWを浸漬して、超音波や攪拌、振動とい
った物理作用により、汚れや油分を除去)して、洗浄に
要した洗浄液Lを濾過するものである。
象となるワークWに付着した汚れや油分を除去(洗浄槽
2の内部に水と洗浄剤を主成分とする洗浄液Lを入れ、
その中にワークWを浸漬して、超音波や攪拌、振動とい
った物理作用により、汚れや油分を除去)して、洗浄に
要した洗浄液Lを濾過するものである。
【0030】すなわち、この洗浄槽2の中に次々と連続
的にワークWを投入すると、洗浄槽2内の洗浄液Lの油
分濃度が上昇して、ワークWに対する洗浄能力が低下す
るので、濾過装置1によって洗浄槽2内の洗浄液Lを洗
浄して洗浄能力を回復させるものである。
的にワークWを投入すると、洗浄槽2内の洗浄液Lの油
分濃度が上昇して、ワークWに対する洗浄能力が低下す
るので、濾過装置1によって洗浄槽2内の洗浄液Lを洗
浄して洗浄能力を回復させるものである。
【0031】まず、装置全体の概略を説明する。
【0032】洗浄槽2内の濾過対象流体を濾過する際に
は、まず、濾過対象流体をバッファタンク4を介した後
にポンプ5の力によって循環経路Kを循環させる。
は、まず、濾過対象流体をバッファタンク4を介した後
にポンプ5の力によって循環経路Kを循環させる。
【0033】そこで、循環経路K内に設けられた膜利用
型濾過手段6により、濾過対象流体はクロスフローされ
て、濾過された流体は経路S1によって洗浄槽2へと戻
される。
型濾過手段6により、濾過対象流体はクロスフローされ
て、濾過された流体は経路S1によって洗浄槽2へと戻
される。
【0034】また、膜利用型濾過手段6によって濾過さ
れなかった濾過対象流体は再び循環経路Kを循環する。
れなかった濾過対象流体は再び循環経路Kを循環する。
【0035】このように、濾過対象流体が循環経路Kを
循環するにつれて流体中の油成分濃度が高くなってい
き、流量制御弁7によって油成分濃度が高くなった濾過
対象流体は、経路S2およびS3へと導かれ、それぞ
れ、ごみ取り手段8、浮上油回収手段9を通った後に再
び循環経路Kへと戻される。
循環するにつれて流体中の油成分濃度が高くなってい
き、流量制御弁7によって油成分濃度が高くなった濾過
対象流体は、経路S2およびS3へと導かれ、それぞ
れ、ごみ取り手段8、浮上油回収手段9を通った後に再
び循環経路Kへと戻される。
【0036】経路S2およびS3は、膜利用型濾過手段
6の高圧側である入口側から低圧側である出口側へと接
続されているので、ポンプ5のみで各経路へ濾過対象流
体を流動させることが可能である。
6の高圧側である入口側から低圧側である出口側へと接
続されているので、ポンプ5のみで各経路へ濾過対象流
体を流動させることが可能である。
【0037】次に、各部について詳しく説明する。
【0038】まず、循環経路Kおよび膜利用型濾過手段
6について説明する。
6について説明する。
【0039】循環経路Kにおいては、膜利用型濾過手段
6の他、絞り弁10、圧力スイッチ11、一次側圧力計
12、あるいは、二次側圧力計13などが備えられてい
る。
6の他、絞り弁10、圧力スイッチ11、一次側圧力計
12、あるいは、二次側圧力計13などが備えられてい
る。
【0040】そして、循環経路Kには気体(空気)を抜
くための経路S4が接続されており、この経路S4には
開閉弁14が設けられている。
くための経路S4が接続されており、この経路S4には
開閉弁14が設けられている。
【0041】膜利用型濾過手段6は、多数本の中空糸膜
を束ねたものを限外濾過膜として用いた中空糸膜モジュ
ールを使用することができ、ポンプ5にて供給された濾
過対象流体(例えば50〜200ppm)を中空糸膜の
膜壁の内側表面に対して平行に流し、その時の濾過対象
流体の一部が膜壁を透過して濾過され透過液(0〜1p
pm)を得ることができ(クロスフロータイプ)、経路
S1によって洗浄槽2へと戻される。
を束ねたものを限外濾過膜として用いた中空糸膜モジュ
ールを使用することができ、ポンプ5にて供給された濾
過対象流体(例えば50〜200ppm)を中空糸膜の
膜壁の内側表面に対して平行に流し、その時の濾過対象
流体の一部が膜壁を透過して濾過され透過液(0〜1p
pm)を得ることができ(クロスフロータイプ)、経路
S1によって洗浄槽2へと戻される。
【0042】なお、クロスフロータイプとは、膜利用型
濾過手段を長期間運転可能とするために、中空糸膜モジ
ュールを濾過対象となる洗浄液の循環経路に設けて、常
に膜に対して平行の流れをつくって膜表面の汚染やつま
りを最小限にするものである。
濾過手段を長期間運転可能とするために、中空糸膜モジ
ュールを濾過対象となる洗浄液の循環経路に設けて、常
に膜に対して平行の流れをつくって膜表面の汚染やつま
りを最小限にするものである。
【0043】一方、濾過されなかった液体は、循環経路
Kを再び循環して、循環するにつれて濃縮されていく
(油成分が高くなっていく)。
Kを再び循環して、循環するにつれて濃縮されていく
(油成分が高くなっていく)。
【0044】次に、濃縮された濾過対象流体が流入する
経路S2およびS3について説明する。
経路S2およびS3について説明する。
【0045】なお、経路S2およびS3は膜利用型濾過
手段6の入口側から出口側へと、並列に接続されてお
り、流量制御弁7や絞り弁9iによって各経路S2およ
びS3への流量が制御される。
手段6の入口側から出口側へと、並列に接続されてお
り、流量制御弁7や絞り弁9iによって各経路S2およ
びS3への流量が制御される。
【0046】経路S2には、ワインドフィルターユニッ
ト81により構成されるごみ取り手段8が設けられてい
る。
ト81により構成されるごみ取り手段8が設けられてい
る。
【0047】また、ワインドフィルターユニット81に
は、一次側圧力計82、弁83、二次側圧力計84を有
している。
は、一次側圧力計82、弁83、二次側圧力計84を有
している。
【0048】なお、ワインドフィルターとは、表面上に
無数の孔を備えた芯に、糸(例えばポリプロピレン糸)
を幾重にも巻き付けたもので構成されており、流体を糸
の外側から芯の内側へと濾過することで、比較的大きな
浮遊物(ごみ)を取り除くものである。
無数の孔を備えた芯に、糸(例えばポリプロピレン糸)
を幾重にも巻き付けたもので構成されており、流体を糸
の外側から芯の内側へと濾過することで、比較的大きな
浮遊物(ごみ)を取り除くものである。
【0049】また、ごみ取り手段8としては、ストレー
ナーとすることも可能である。
ナーとすることも可能である。
【0050】経路S3には、浮上油回収手段9が設けら
れている。
れている。
【0051】この浮上油回収手段9は、油粗粒化手段で
あるコアレッサーフィルター9bを設けたタイプであ
り、このコアレッサーフィルター9bは滞留槽9c内に
設けられている。
あるコアレッサーフィルター9bを設けたタイプであ
り、このコアレッサーフィルター9bは滞留槽9c内に
設けられている。
【0052】この極細繊維構造体であるコアレッサーフ
ィルター9bに濾過対象流体を透過させることによっ
て、油滴径を大きくし比重差分離を促進させている。
ィルター9bに濾過対象流体を透過させることによっ
て、油滴径を大きくし比重差分離を促進させている。
【0053】また、滞留槽9c内の上側の所定位置に
は、フロートスイッチ9dを設けており、このフロート
スイッチ9dにて浮上した油と水との界面を感知する。
は、フロートスイッチ9dを設けており、このフロート
スイッチ9dにて浮上した油と水との界面を感知する。
【0054】なお、界面検知が困難な条件の場合には、
タイマーにより一定時間毎に排出するようにしている。
タイマーにより一定時間毎に排出するようにしている。
【0055】さらに、滞留槽9cの上方には濃縮液にお
ける浮上した油を外部に排出するための排出配管9eを
接続しており、その排出配管9eにはバルブ9fを設け
ている。
ける浮上した油を外部に排出するための排出配管9eを
接続しており、その排出配管9eにはバルブ9fを設け
ている。
【0056】なお、バルブ9fはモーターバルブが好ま
しい。
しい。
【0057】これは、スプリングによる開閉バルブであ
ると油がスプリング部などにつまって開閉が確実に行わ
れない可能性があるからである。
ると油がスプリング部などにつまって開閉が確実に行わ
れない可能性があるからである。
【0058】また、排出口9a側には廃油を溜めるタン
ク9gが設けられており、そのタンク9g内の上側所定
位置にはフロートスイッチ9hを設けている。
ク9gが設けられており、そのタンク9g内の上側所定
位置にはフロートスイッチ9hを設けている。
【0059】さらに、絞り弁9i、浮上油回収手段9の
一次側圧力計9k、浮上油回収手段9の二次側圧力計9
jなども設けている。
一次側圧力計9k、浮上油回収手段9の二次側圧力計9
jなども設けている。
【0060】次に、戻し経路S1について説明する。
【0061】この経路S1には逆止弁15を設けてお
り、逆止弁15の上流側および下流側にはそれぞれソレ
ノイドバルブ16,17を設けており、ソレノイドバル
ブ17により洗浄槽2に戻す量を制御している。
り、逆止弁15の上流側および下流側にはそれぞれソレ
ノイドバルブ16,17を設けており、ソレノイドバル
ブ17により洗浄槽2に戻す量を制御している。
【0062】ソレノイドバルブ16は、図中別枠で詳細
を示したように、3方向バルブで、その3方向バルブは
エアー源、外部(大気)、戻し経路S1に接続されてい
る配管のα部に対してそれぞれ接続されている。
を示したように、3方向バルブで、その3方向バルブは
エアー源、外部(大気)、戻し経路S1に接続されてい
る配管のα部に対してそれぞれ接続されている。
【0063】このソレノイドバルブ16によって、膜利
用型濾過手段6の逆洗時には、エアー源により経路S1
を介して膜利用型濾過手段6内にエアーを流入し、逆洗
終了時にはエアーを外部に流出して逆洗にて使用された
エアーを抜くようにしている。
用型濾過手段6の逆洗時には、エアー源により経路S1
を介して膜利用型濾過手段6内にエアーを流入し、逆洗
終了時にはエアーを外部に流出して逆洗にて使用された
エアーを抜くようにしている。
【0064】次に、洗浄槽2から循環経路Kへの供給経
路S0について説明する。
路S0について説明する。
【0065】この供給経路S0には荒いごみなどを取り
除くストレナー41を内部に備えたバッファタンク4を
設けている。
除くストレナー41を内部に備えたバッファタンク4を
設けている。
【0066】このバッファタンク4は、膜利用型濾過手
段6の逆洗時に濃縮液を溜めるものであると共に、洗浄
槽2が供給経路S0より下側にある場合の装置立ち上げ
時の呼び水入れである。
段6の逆洗時に濃縮液を溜めるものであると共に、洗浄
槽2が供給経路S0より下側にある場合の装置立ち上げ
時の呼び水入れである。
【0067】また、バッファタンク4には圧力計42お
よび弁43を設けている。
よび弁43を設けている。
【0068】次に、本実施の形態の特徴である経路S5
について説明する。
について説明する。
【0069】本実施の形態においては、ごみ取り手段8
のケースの上部から浮上油回収手段9を構成する滞留槽
9cの下部とを結ぶ配管によって経路S5を形成してい
る。
のケースの上部から浮上油回収手段9を構成する滞留槽
9cの下部とを結ぶ配管によって経路S5を形成してい
る。
【0070】そして、この配管に、弁や絞りを設けた
り、あるいは、配管の口径の選定によって流量を設定す
ることができ、ワインドフィルターユニット81への圧
力を所定の圧力に保持することができ、経路S2に比べ
て流量を少量にして、ごみ取り手段8としての機能を維
持することができる。
り、あるいは、配管の口径の選定によって流量を設定す
ることができ、ワインドフィルターユニット81への圧
力を所定の圧力に保持することができ、経路S2に比べ
て流量を少量にして、ごみ取り手段8としての機能を維
持することができる。
【0071】このように、経路S5を設けることによっ
て、ごみ取り手段8内の気体(空気)は、ごみ取り手段
8内の流体と共に、浮上油回収手段9へ送られて、排出
口9aより排出されるので、気体が溜まってしまうこと
が防止され、圧縮気体による様々な弊害を防止すること
ができる。
て、ごみ取り手段8内の気体(空気)は、ごみ取り手段
8内の流体と共に、浮上油回収手段9へ送られて、排出
口9aより排出されるので、気体が溜まってしまうこと
が防止され、圧縮気体による様々な弊害を防止すること
ができる。
【0072】したがって、装置の運転開始時にフィルタ
の空気抜き操作が不要となり、また、逆洗時に流体の逆
流する量が減少し、さらに、装置の停止時におけるフィ
ルタ交換などのバルブ開放する場合の液体の噴出も防止
できる。
の空気抜き操作が不要となり、また、逆洗時に流体の逆
流する量が減少し、さらに、装置の停止時におけるフィ
ルタ交換などのバルブ開放する場合の液体の噴出も防止
できる。
【0073】また、経路S5を設けることによって、コ
アレッサーフィルター9bが閉塞してしまった場合にお
いても、濾過対象流体を浮上油回収手段9へと導くこと
ができるので浮上油回収の機能を維持することができ
る。
アレッサーフィルター9bが閉塞してしまった場合にお
いても、濾過対象流体を浮上油回収手段9へと導くこと
ができるので浮上油回収の機能を維持することができ
る。
【0074】さらに、経路S5により流体により固形粒
子も同時に送ることができ、排出口9aにより固形粒子
も排出することができる。
子も同時に送ることができ、排出口9aにより固形粒子
も排出することができる。
【0075】
【発明の効果】本発明は、循環経路内で濃縮された濾過
対象流体を直接浮上油回収手段に流入するので、油成分
を効率良く回収することができ、また、ごみ取り手段内
の気体を浮上油回収手段に導くので気体が溜まってしま
うこともなく、圧縮気体による弊害を防止することがで
き、さらに、ごみ取り手段内の流体と共に流体中の固体
粒子も溜まってしまうこともなく、浮上油回収手段に導
く経路が塞がれてしまった場合にも流体を浮上油回収手
段に導いて、浮上油回収の機能を維持することができ、
濾過性能が向上し、信頼性が向上する。
対象流体を直接浮上油回収手段に流入するので、油成分
を効率良く回収することができ、また、ごみ取り手段内
の気体を浮上油回収手段に導くので気体が溜まってしま
うこともなく、圧縮気体による弊害を防止することがで
き、さらに、ごみ取り手段内の流体と共に流体中の固体
粒子も溜まってしまうこともなく、浮上油回収手段に導
く経路が塞がれてしまった場合にも流体を浮上油回収手
段に導いて、浮上油回収の機能を維持することができ、
濾過性能が向上し、信頼性が向上する。
【図1】図1は本発明の実施の形態に係る濾過装置の概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】図2は従来技術に係る濾過装置の概略構成図で
ある。
ある。
1 濾過装置 2 洗浄槽 5 ポンプ 6 膜利用型濾過手段 8 ごみ取り手段 9 浮上油回収手段 K 循環経路 S1,S2,S3,S4,S5 経路
Claims (1)
- 【請求項1】クロスフロータイプの膜利用型濾過手段
と、 該膜利用型濾過手段に油水混合した濾過対象流体を一方
向に循環させる循環経路と、 該循環経路内で濃縮された濾過対象流体の油成分を分離
して回収する浮上油回収手段と、 前記循環経路内で濃縮された濾過対象流体中のごみを取
るごみ取り手段と、 前記循環経路内で濃縮された濾過対象流体を前記浮上油
回収手段に流入し、再び循環経路内に流出する経路と、 前記循環経路内で濃縮された濾過対象流体を前記ごみ取
り手段に流入し、再び循環経路内に流出する経路と、 前記ごみ取り手段内の気体を該ごみ取り手段内の流体と
共に前記浮上油回収手段に導く経路と、を備えたことを
特徴とする濾過装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21719297A JP3539147B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21719297A JP3539147B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 濾過装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1142402A true JPH1142402A (ja) | 1999-02-16 |
| JP3539147B2 JP3539147B2 (ja) | 2004-07-07 |
Family
ID=16700308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21719297A Expired - Fee Related JP3539147B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 濾過装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3539147B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016129308A1 (ja) * | 2015-02-09 | 2016-08-18 | 住友電気工業株式会社 | 水処理システム及び水処理方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103861376B (zh) * | 2014-03-26 | 2015-06-24 | 杨继新 | 事故油收集处理装置 |
-
1997
- 1997-07-28 JP JP21719297A patent/JP3539147B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016129308A1 (ja) * | 2015-02-09 | 2016-08-18 | 住友電気工業株式会社 | 水処理システム及び水処理方法 |
| JPWO2016129308A1 (ja) * | 2015-02-09 | 2017-11-16 | 住友電気工業株式会社 | 水処理システム及び水処理方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3539147B2 (ja) | 2004-07-07 |
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