JPH1143639A - インクジェットインク組成物 - Google Patents

インクジェットインク組成物

Info

Publication number
JPH1143639A
JPH1143639A JP10153012A JP15301298A JPH1143639A JP H1143639 A JPH1143639 A JP H1143639A JP 10153012 A JP10153012 A JP 10153012A JP 15301298 A JP15301298 A JP 15301298A JP H1143639 A JPH1143639 A JP H1143639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
ink
siloxane
surfactant
ink composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10153012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4173579B2 (ja
JPH1143639A5 (ja
Inventor
Robert Paul Held
ポール ヘルド ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPH1143639A publication Critical patent/JPH1143639A/ja
Publication of JPH1143639A5 publication Critical patent/JPH1143639A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4173579B2 publication Critical patent/JP4173579B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00—Inks
    • C09D11/30—Inkjet printing inks
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00—Inks
    • C09D11/30—Inkjet printing inks
    • C09D11/38—Inkjet printing inks characterised by non-macromolecular additives other than solvents, pigments or dyes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異物によって汚染された疎水性の面を有する
被記録媒体に対して印刷を行うことを可能とさせるよう
な、表面張力が低く、かつ濡れ性が改善されたインクジ
ェットインクを提供。 【解決手段】 インクジェットインクは、少なくとも一
つのシロキサン界面活性剤と、[R(f)Q]n A(式
中、R(f)は炭素原子数が6ないし22の過フルオロ
アルキル基、Qは二価の架橋基、Aは水溶性基、さらに
nは1または2)で表される少なくとも一つの弗化界面
活性剤とを含有し、さらに、少なくとも一つのシロキサ
ンの含有量は、界面活性剤混合物全体の重量にもとづい
て、15ないし75重量%である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタ用の水性インクに関するもので、特に疎水性の面
に対するインクの濡れ(ウェッティング)を改善するた
めに界面活性剤からなる混合物を含有させたインクジェ
ットプリンタ用水性インクに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット方式の印刷は、電気的信
号に応じて紙、織物、透明フィルム等の被記録媒体にイ
ンク滴を付着させるノンインパクトな印刷方法である。
このインクジェット方式は、比較的に騒音が少なく低コ
ストで動作し、かつ高品質の出力を提供する。このこと
から、例えばコンピュータの出力手段として使用される
プリンタとしては、他の種類のプリンタよりもインクジ
ェットプリンタが普及している。インクジェットプリン
タ用の着色剤としては染料および顔料が使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、染料系のイン
クは顔料系のインクに比べて一般に色彩(カラー)特性
の点で優れているけれども、いくつかの解決すべき課題
を有する。すなわち、染料は一般に水溶性であり、被記
録媒体にプリントされた後に乾燥したとしてもそのよう
な水溶性の性質は保持されたままである。したがって、
染料系のインクは耐水性を必要とする用途や高光安定性
が求められる用途には向いていない。一方、顔料は好ま
しい着色剤であり、顔料分散は耐凝集(フロキュレーシ
ョン)性および耐沈殿性を示す。
【0004】グラフィックアート産業では、ビニル等の
疎水性の被記録媒体の面にインクジェット方式の印刷技
術によりグラフィックスを描くことが一般に行われてい
る。しかし、ビニル系の被記録媒体の表面には、シリコ
ンオイル、ビニル可塑剤等の異物が含まれている。よっ
て、水性インクはこのような面に対しては濡れ性を示す
ことが困難であるため、溶媒系のインクが一般に使用さ
れる。
【0005】したがって、従来から屋外の標識等に一般
に使用され、かつ異物によって汚染された疎水性の面を
有する被記録媒体に対して印刷を行うことを可能とさせ
るような、表面張力が低く、かつ濡れ性が改善されたイ
ンクジェット印刷用の水性インクが求められている。
【0006】本発明は従来の課題を解決し、異物によっ
て汚染された疎水性の面を有する被記録媒体に対して印
刷を行うことを可能とさせるような、表面張力が低く、
かつ濡れ性が改善されたインクジェット印刷用の水性イ
ンク〔以下、単にインクジェットインクともいう)を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にもとづくインクジェット印刷用の水性イン
ク組成物(以下、単にインクジェットインク組成物とも
いう)は、(a)水性キャリア媒体と、(b)着色剤
と、(c)インク組成物の全重量にもとづいて、2.5
ないし6重量%の界面活性剤混合物とを有し、界面活性
剤混合物は、(i)少なくとも一つのシロキサン界面活
性剤と、(ii)一般式:
【0008】
【化9】
【0009】(式中、R(f)は炭素原子数が6ないし
22の過フルオロアルキル基、Qは二価の架橋基、Aは
水溶性基、さらにnは1または2)で表される少なくと
も一つの弗化界面活性剤とを含有し、さらに、少なくと
も一つのシロキサンの含有量は、界面活性剤混合物全体
の重量にもとづいて、15ないし75重量%であること
を特徴とする。
【0010】好ましくは、界面活性剤組成物の含有量
は、インク組成物の全重量にもとづいて、3ないし4.
5重量%である。
【0011】好ましくは、少なくとも一つのシロキサン
界面活性剤は、(i)一般式:
【0012】
【化10】
【0013】(式中、R′=メチル、R′′=炭化水素
鎖、およびR1 =エチレン酸化物の場合はH、プロピレ
ン酸化物の場合はCH3 )で表されるポリエステル修飾
シロキサンと、(ii)一般式:
【0014】
【化11】
【0015】(式中、R′はx価である炭化水素基、R
およびR′′は一価の炭化水素基、R′′′はアルキル
基およびR2 Si基からなる群から選択される基、x≧
1、y≧3、n=2〜4、1≦a≧3x、およびz≧
2)で表され、各々の共重合体がシロキサン重合体と少
なくとも1種類のオキシアルキレン重合体とを含み、少
なくとも1種類のオキシアルキレン重合体は、ブロック
共重合体全体の重量で5ないし95%である非イオン性
シロキサンポリオキシアルキレン共重合体と、(iii )
ブロック共重合体であって、(1)一般式:
【0016】
【化12】
【0017】(式中、Rは1ないし22個の炭素原子を
有し、かつ一価の炭化水素基と2価の炭化水素基とから
なる群から選択される基であり、さらにb=1ないし3
であり、シロキサンブロックは少なくとも一つのR基は
2価の炭化水素基である少なくとも一つのシロキサン単
位を含む)で表される少なくとも一つのシロキサン単位
と、(2)一般式:
【0018】
【化13】
【0019】(式中、R′は2ないし10個の炭素原子
を含むアルキレン基であり、シロキサンブロックとオキ
シアルキレンブロックとは二価の炭化水素基によって結
合している)で表される少なくとも2つのオキシアルキ
レン基を含む少なくとも一つのオキシアルキレンブロッ
クとからなるブロック共重合体と、からなる群から選択
される。さらに好ましくは、シロキサン界面活性剤は、
ブロック共重合体からなる混合物を含む非イオン性シロ
キサンポリオキシアルキレン共重合体であり、ブロック
共重合体の各々の共重合体は、シロキサン重合体と3つ
のオキシアルキレン重合体との組み合わせを有し、さら
に各共重合体は、一般式:
【0020】
【化14】
【0021】(式中、R、R′、およびR′′は一価の
炭化水素基、p、q、およびrは各々が少なくとも1で
ある整数、n=2ないし4、さらにz≧2)で表され
る。あるいは、さらに好ましくは、シロキサン界面活性
剤は、一般式:
【0022】
【化15】
【0023】(式中、R′は炭素原子数が1ないし4の
アルキル基、xは4ないし60、a+b=1ないしx、
さらにa≧b)で表される。あるいは、さらに好ましく
はシロキサン界面活性剤は、一般式:
【0024】
【化16】
【0025】(式中、Rは水素または炭素原子数が1な
いし4のアルキル基、aは1ないし30、bは0ないし
30、x+y=4ないし60でx3 yおよびy3 1)で
表される。
【0026】上記界面活性剤混合物は、好ましくは45
ないし55重量%シロキサン界面活性剤を含む。
【0027】また、上記Qは、好ましくは炭素数が10
未満であるアルキル、アラルキル、アルキルアリール、
またはアリールのジラジカルである。ここで、ジラジカ
ルは、好ましくはS、O、およびNからなる群から選択
されるヘテロ原子を含む。
【0028】上記水溶性基であるAは、エーテル、エス
テル、アミド、およびスルフォンアミドからなる群から
選択される基である。
【0029】上記弗化界面活性剤は、水性キャリア媒体
中で、25℃で少なくとも0.01%の溶解度を有す
る。あるいは、上記弗化界面活性剤は、ポリエチレング
リコールを有するテロマーBモノエーテルである。ある
いは、上記弗化界面活性剤は、ポリエチレングリコール
を有するフルオロアルキルアルコール置換モノエーテル
であってもよい。
【0030】上記着色剤は、顔料と重合体分散剤とを含
む顔料分散である。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明は、インクジェットプリン
タ、特にピエゾ方式およびエアブラシ方式のインクジェ
ットプリンタに特に適したインクジェットインク組成物
を提供する。要するに、本発明にもとづくインク組成物
は、水溶性のキャリア媒体と、着色剤と、所定の界面活
性剤からなる混合物とを含有する。また、界面活性剤は
所定の比率でもってインク組成物に含有されている。こ
のようなインク組成物からなるインクは、特定のインク
ジェットプリンタの要求に適合するものであり、光安定
性、拭き取り(スミア)耐性、粘性、表面張力、高光学
濃度、および耐クラスト性(crust resistance)をバラ
ンスよく提供する。以下、本発明にもとづくインクジェ
ットインク組成物に含有される個々の成分について詳細
に説明する。
【0032】(イ)水性キャリア媒体(Aqueous Carrie
r Medium) 水性キャリア媒体は、水、あるいは水と少なくとも一種
類の水溶性有機溶媒との混合物である。適当な混合物
は、特定の用途に応じて選択されるもので、例えば所望
の表面張力および粘性、選択された着色剤、インクの乾
燥時間、さらにインクが印刷される被記録媒体の種類に
応じて選択される。選択可能な水溶性有機溶媒の例は、
米国特許第5,085,698号に開示されている。水
と多価アルコール、例えばジエチレングリコールとの混
合物が水溶性キャリア媒体として好ましい。もし水と水
溶性溶媒との混合物を用いるならば、水溶性溶媒の含有
量(すなわち、70ないし5%)とのバランスから水の
含有量を約30ないし約95%とする。好ましくは、水
溶性キャリア媒体は水に対して60ないし95重量%と
する。さらに、水性キャリア媒体は選択された着色剤の
種類に応じてインク組成物の全重量で70ないし99.
8%を成す。好ましくは、水性キャリア媒体は、有機顔
料が選択された場合は94ないし99.8%、無機顔料
が選択された場合は70ないし99.8%、さらに染料
が選択された場合は80ないし99.8%を成す。
【0033】(ロ)着色剤(Colorants ) 着色剤は、染料または顔料分散(pigment dispersion)
のいずれかである。顔料分散は、顔料と重合体状分散体
とからなる。「染料(dye )」という用語は、印刷プロ
セス中のある点で可溶化または可能化し始める着色剤を
意味する。また、「顔料(pigment )」という用語は、
印刷プロセス全体を通じて不溶性である着色剤を意味す
る。本発明の組成物に使用される着色剤としては顔料が
好ましい。
【0034】(ハ)顔料(Pigments) 有用な顔料は、幅広い範囲の有機顔料および無機顔料を
単独で、あるいは組み合わせたものである。顔料の粒子
はインクジェットプリンタ内、特に直径が10μmない
し50μmである吐出口内をインクが自由に流れるほど
に十分に小さい。また、粒径はインクの寿命全体にわた
って重要である顔料分散安定性に影響を与える。微粒子
であることによって生ずるブラウン運動は、粒子の沈殿
を防ぐことに貢献するであろう。また、小さな粒子を用
いることで色の濃さを最大とすることが求められてい
る。本発明に有用な粒径は、約0.005μmないし1
5μm、好ましくは0.005ないし0.5μm、さら
に好ましくは0.01ないし0.3μmである。
【0035】選択された顔料を、乾燥した状態で、ある
いは湿った状態(すなわち、圧縮した塊)で使用するこ
とができる。圧縮した塊の状態では、顔料はそれが乾燥
した状態にある限りにおいて凝集しない。したがって、
インクを調製するプロセスでの脱凝集を必要としてはい
けない。本発明を実施する上で使用される代表的な乾燥
およびプレスケーク顔料は、1992年2月4日発行の
米国特許第5,085,698号に開示されている。
【0036】金属または金属酸化物の微粒子もまた本発
明を実施する上で使用することができる。例えば、金属
および金属酸化物は磁気性のインクジェットインクを調
製するのに適している。微粒子サイズの酸化物、例えば
シリカ、アルミナ、二酸化チタン等を選択してもよい。
さらに、微細金属粒子、例えば銅、鉄、スチール、アル
ミニウム、および合金を適当な用途に対して選択するこ
とができる。
【0037】有機顔料の場合、ほとんどのインクジェッ
ト印刷の用途に対してインク全体の重量でインクは約3
0重量%の顔料を含むことができる。しかし、一般には
インク全体の重量で1ないし15重量%、好ましくは約
1ないし8重量%である。無機顔料を選択する場合、無
機顔料は有機顔料に比べて比重が大きいので、有機顔料
を用いるインクと比較して無機顔料を用いるインクは顔
料含有率が高くなる傾向にあり、重量百分率で約50%
相当とすることができる。
【0038】(ニ)分散剤(Dispersant) 本発明を実施する上で好適な重合分散剤としては、ラン
ダム重合体および構造重合分散剤、例えばブロック共重
合体、枝分かれ重合体、またはグラフト重合体が挙げら
れる。重合体は、アニオン系、カチオン系、または非イ
オン系である。ランダム重合体は、構造重合体として着
色剤分散を安定化させる効果を示さないので、好ましく
はない。しかし、水安定性のための親水性部分と着色剤
と相互作用するための疎水性部分との両方を有し、また
分散安定性に貢献する平均分子量を有するランダム重合
体は、本発明を実施する上で効果的に使用することがで
きる。そのような重合分散剤は米国特許第4,597,
794号に開示されている。
【0039】本発明を実施する上で好適なブロック重合
体は、AB、BAB、およびABC型構造である。疎水
性のブロックと親水性のブロックとを有し、また分散安
定性に貢献する均衡のとれたブロックサイズを有するブ
ロック重合体は、本発明を実施する上で有利である。官
能基を疎水性ブロック(着色剤が結合するブロック)に
組み込むことができ、それによって分散安定性を改善す
るために重合分散剤と着色剤との間の特異的相互作用を
よりいっそう強化される。これらの重合体の詳細は、米
国特許第5,085,698号および第5,272,2
01号、さらに1993年8月25日に発行された欧州
特許出願第0 556 649 A1号に開示されてい
る。有用なグラフト重合体のいくつかは、米国特許第
5,231,131号に開示されている。
【0040】重合体の量は、該重合体の構造、分子量、
および他の特性、さらにインク組成物の他の成分に依存
する。本発明を実施する上で選択される分散剤重合体の
平均分子量は、40,000未満、好ましくは20,0
00未満、より好ましくは2,000ないし10,00
0の範囲内である。
【0041】重合分散剤の含有量は、インク組成物の全
重量にもとづいて0.1ないし25重量%、好ましくは
0.1ないし8重量%である。もし重合分散剤の含有量
がこの範囲よりも高い場合、所望のインク粘度を維持す
るのが困難となろう。分散安定性は、十分な重合体が存
在する場合、悪影響を受けるであろう。
【0042】(ホ)染料(Dyes) 本発明で有用な染料として、アニオン性、カチオン性、
両性、および非イオン性の染料が挙げられる。水不溶性
染料である分散染料もまた、本発明で有用である。その
ような染料は当業者によく知られている。アニオン性の
染料は、着色アニオンを生ずる水溶液に含まれるもの
で、カチオン性の染料は着色カチオンを生ずる水溶液に
含まれる。一般に、アニオン性の染料にはカルボン酸ま
たはスルホン酸基がイオン部分として含まれる。カチオ
ン性の染料は通常、第四窒素基を含む。
【0043】両性の染料は、溶液pHの関数としてアニ
オン性、カチオン性、または両方の電荷を持つものであ
ってもよい。ある種の非イオン性の染料は水性インクに
使用される十分な水溶性を有する。水性キャリア媒体に
おける溶解性に乏しい染料は、顔料として処理され、以
下に示すような方法で分散されて水性インクに使用され
る。
【0044】上記した染料のすべてが一般にそれらの最
終用途によって分類される。本発明において有用な染料
の種類としては、酸性染料、塩基性染料、直接染料、食
品染料、分散染料、媒染染料、建染め(バット)染料、
溶剤染料、および反応染料が挙げられる。このような種
類の染料はいずれも1種類以上の独特な官能基を有す
る。これらの官能基は、当業者に既知のものであり、例
えばニトロソ化合物、ニトロ化合物、アゾ化合物、スチ
ルベン化合物、トリアリルメタン化合物、キサンテン化
合物、キノリン化合物、チアゾール化合物、アジン化合
物、オキサジン化合物、チアジン化合物、アミノケトン
化合物、アントラキノン化合物、インジゴイド化合物お
よびフタロシアニン化合物、ジフェニルメタン化合物、
アクリジン化合物、キノリン化合物、メチンまたはポリ
メチン化合物、インダミンまたはインドフェニル化合物
を挙げることができる。
【0045】インク組成物に使用される染料の色および
量は、主として選択の関数(function of choice)であ
り、まずはじめに該インクによって達成される印刷時に
求める色、染料の純度、染料の濃さに依存する。低濃度
の染料は、適当な色の鮮やかさを与えるものではないか
もしれない。高濃度の場合はプリントヘッド性能不良ま
たは不適格な暗い色を生ずる可能性がある。染料は、イ
ンクの全重量に対して0.01ないし20重量%、好ま
しくは0.05ないし8重量%、より好ましくは0.1
ないし5重量%含まれる。
【0046】(へ)界面活性剤混合物(Surfactant Mix
ture) 本発明のインクは、(i)少なくとも一種類のシロキサ
ン界面活性剤と、(ii)少なくとも一種類のフッ素化界
面活性剤とを本質的に含む。界面活性剤混合物は、イン
ク組成物の全重量にもとづいて2.5ないし56重量
%、好ましくは3.0ないし4.5重量%の量で存在す
る。
【0047】(ト)シロキサン界面活性剤(Siloxane S
urfactant ) シロキサン界面活性剤は、以下の(i)、(ii)、およ
び(iii )からなる群から選択される。
【0048】(i)一般式:
【0049】
【化17】
【0050】(式中、R′=メチル、R′′=炭化水素
鎖、およびR1 =エチレン酸化物の場合はH、プロピレ
ン酸化物の場合はCH3 )で表されるポリエステル修飾
シロキサン。
【0051】ポリシロキサンのポリエステル修飾は、側
鎖の投入を通じてシリコン主鎖構造の修飾によって行う
ことができる。種々のタイプおよび側鎖の数の投入を通
じて、相溶性を改善または修飾することができる。ポリ
エーテル修飾(構造ダイアグラムにおいてXからY)に
対するジメチル基の相互関係または比率は、相溶性の度
合いの制御を可能とする。このことは、表面表力に影響
を及ぼす。ポリエステル鎖はエチレン酸化物(EO)お
よび/またはプロピレン酸化物(PO)である。PEO
は親水性が高く、一方でPPOは疎水性であり、PEO
とPPOとの比率の制御はシリコン添加物全体の極性の
度合いを制御することができる。
【0052】(ii)シロキサン重合体と少なくとも1種
類のオキシアルキレン重合体とを含む非イオン性シロキ
サンポリオキシアルキレン共重合体。少なくとも1種類
のオキシアルキレン重合体は、共重合体全体の重量で5
ないし95%である。この共重合体の一般式は、
【0053】
【化18】
【0054】(式中、R′はx価である炭化水素基、R
およびR′′は一価の炭化水素基、R′′′はアルキル
基およびR2 Si基からなる群から選択される基、xは
少なくとも1の値の整数、yは少なくとも3の値の整
数、nは2ないし4の値の整数、aは少なくとも1で、
かつ3x未満の値の整数、さらにzは少なくとも2の値
の整数)で表される。
【0055】一般にシロキサンは約500から10,0
00の平均分子量を有し、少なくとも1種類のオキシア
ルキレン重合体は各々平均分子量が500ないし6,0
00である。
【0056】上記化合物(ii)は、米国特許第2,83
4,748号(Bailey & O'Connor)に開示されてい
る。この文献の開示内容を本明細書の一部をなすものと
して援用する。
【0057】好ましい非イオン性シロキサンポリオキシ
アルキレン共重合体は、各々の共重合体が一つのシロキ
サン重合体と3つのオキシアルキレン重合体との組み合
わせかなる共重合体の混合物であり、各々の共重合体は
以下の一般式で表せる。
【0058】
【化19】
【0059】(式中、R、R′、およびR′′′は一価
の炭化水素基、p、q、およびrは各々が少なくとも1
の値の整数、nは2ないし4の値の整数、さらにzは少
なくとも2の値の整数)。
【0060】特に好ましいタイプ(ii)の化合物は、以
下の式を有する。
【0061】
【化20】
【0062】(式中、xは4ないし60、a+b=1な
いしx、およびa≧b)。
【0063】(iii )ブロック共重合体であって、
(1)式:、
【0064】
【化21】
【0065】(式中、Rは1ないし22個の炭素原子を
有し、かつ一価の炭化水素基と2価の炭化水素基とから
なる群から選択される基であり、さらにb=1ないし3
であり、少なくとも一つのR基は2価の炭化水素基)で
表される1種類のシロキサンと、(2)式:
【0066】
【化22】
【0067】(式中、R′は2ないし10個の炭素原子
を含むアルキレン基であり、シロキサンとオキシアルキ
レンブロックとは二価の炭化水素基によって結合してい
る)で表される少なくとも2つのオキシアルキレン基を
含む少なくとも一つのオキシアルキレンブロックと、を
有する。
【0068】上記化合物(iii )は、米国特許第3,3
05,504号(Huntington)に開示されており、この
開示内容を本明細書の一部として援用する。
【0069】特に好ましいタイプ(iii )の化合物は、
以下の式で表される。
【0070】
【化23】
【0071】式中、Rは水素または炭素数が1ないし4
のアルキル基、aは1ないし30、bは0ないし30、
x+y=4ないし60で、x≧yおよびy≧1である。
【0072】適当なシロキサン界面活性剤は、BYK界
面活性剤としてBYK−ケミー社(BYK-Chemie, Wallin
gford, CT )、さらにシルウェット(登録商標:Silwe
t)界面活性剤としてユニオンカーバイド社(Union Car
bide Corp., Danbury, CT)から入手可能である。
【0073】好ましいシロキサン界面活性剤としては、
ポリエーテル修飾ジメチルシロキサンおよび非イオン性
シリコングリコール共重合体が挙げられる。
【0074】シロキサン界面活性剤は、界面活性剤の全
重量にもとづいて、10ないし75%、好ましくは25
ないし65%、さらに好ましくは30ないし60%の量
でもって存在する。1種類以上のシロキサン界面活性剤
を単一の相からなる液体である限り使用する前に混合す
ることが可能である。
【0075】(ト)弗化界面活性剤(Fluoriated Surfa
ctant ) 本発明の界面活性剤は、以下の式を有する。
【0076】
【化24】
【0077】式中、R(f)は炭素原子の数が6ないし
22である過フルオロアルキル基;Qは2価の架橋基;
Aは水溶性基;nは1または2である。架橋するQ基は
炭素数の数が10未満であるアリール、アルキル、アラ
ルキル、またはアルキルアリールのジラジカルであって
もよく、S、O,およびN等のヘテロ原子を含むもので
あってもよい。架橋するQ基と水溶性のA基との間の結
合は、エーテル,エステル、アミド、またはスルホアミ
ド結合であり、使用条件下で安定している。水溶性のA
基は、−(OCH2 CH2 )x 、式中xは1ないし1
2;−COOMおよび−SO3 M、式中Mは水素、アン
モニウム、アミン、またはリチウム、ナトリウム、カリ
ウム等のアルカリ金属;−PO4 (Z)y 、式中yは1
〜2、Zは水素、アンモニウム、アミン、またはリチウ
ム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属;−NR3
X、式中R3 は炭素原子数が1ないし4のアルキル基で
あり、またXはハロゲン化物、アセテート、およびスル
ホネート,さらに他の水溶性の両性イオン基からなる基
から選択されるアニオン性の対イオンである。好ましく
は、水溶性基は8ないし9モノマー単位以下のエチレン
酸化物基である。なぜなら、よりいっそう単位が大きい
と効果が落ちるからである。過フルオロアルキル基と水
溶性基との寸法間のバランスは、全体として界面活性剤
が所望の水性キャリア媒体での溶解度が25℃で少なく
とも0.01%、好ましくは25℃で少なくとも0.0
5%である。
【0078】適当なフッ素化界面活性剤は、ゾニール
(Zonyl :登録商標)としてイー・アイ・デュポン・ド
ゥ・ヌムール・アンド・カンパニーから市販されてお
り、またフルオラド(Fluorad :登録商標)としてスリ
ー・エム社(3M Company)から市販されている。これら
は、単独でも、あるいは組み合わせても使用することが
できる。選択された特定の界面活性剤は、インクに含ま
れる他の成分、さらにそれに隣接して印刷されたインク
の特性に応じて変化するであろう。沈殿または凝集を避
ける上で、選択されたフッ素化界面活性剤のイオン的特
徴はインクに含まれる他の成分と共溶性を示すことが重
要である。
【0079】適当なフッ素化界面活性剤のいくつかの例
を表1に示す。
【0080】
【表1】
【0081】弗化界面活性剤は、印刷される疎水性の面
に対して効果的な濡れを与えるために、界面活性剤混合
物の前重量にもとづいて、22ないし85重量%、好ま
しくは43ないし71重量%、さらに好ましくは45な
いし55重量%の量でもって存在することができる。選
択された濃度は、インク系、弗化界面活性剤の効率、コ
ンパニオンインク(companion ink(s))の特性、さらに
意図された媒体によって変化するであろう。一般に、十
分な弗化界面活性剤を添加して疎水性媒体表面の濡れを
適当なものにする。
【0082】好ましい弗化界面活性剤として、ポリエチ
レングリコールを有するフルオロアルキルアルコール置
換モノエステルとポリエチレングリコールを有するテロ
マーBモノエーテルとが挙げられる。
【0083】界面活性剤の混合物は、インク組成物の全
重量にもとづいて、2.5ないし6重量%、好ましくは
3.0重量%ないし4.5重量%の量でもって存在す
る。混合物中の表面活性剤は、混合物が疎水性表面の濡
れを十分なものにするように選択される。
【0084】(チ)他の成分 本発明にもとづいて、種々のタイプの添加剤を用いるこ
とで特定の用途に合わせてインク組成物の特性を最適化
することができよう。当業者によく知られているよう
に、殺虫剤をインクに含ませることで微生物の繁殖を抑
えることができる。また、EDTA等の金属イオン封鎖
剤を含ませることで、重金属不純物の有害な影響を排除
することができよう。他の既知の添加剤、例えば湿潤
剤、合体剤、粘度調整剤、あるいは他のアクリル重合体
または非アクリル重合体を添加して所望のインク組成物
の種々の特性を改善するようにしてもよい。
【0085】(リ)インク配合物 インクの調製は、選択された不溶性の着色剤、例えば顔
料および分散体を水性キャリア媒体に予混合し、続いて
該着色剤を分散または脱凝集することによって行う。こ
の工程は、水平小型ミル(horizontal mini mill)、ボ
ールミル(ballmill )、磨砕機で行うことができる。
あるいは、混合物を、水性キャリア媒体中の着色剤の均
一分散体を作るために、少なくとも100psiの液圧
で液体ジェットインタラクションチャンバーにある複数
のノズルに通過させることで達成することができよう。
【0086】もし染料が着色剤として使用されるなら
ば、分散剤が存在せず、また顔料の脱凝集の必要性もな
い。染料系のインクは、分散用の器具を用いるよりもむ
しろ十分に攪拌できる容器で調製する。
【0087】一般に、インクジェット用のインクは濃縮
したかたちで作ることが望まれており、それによって製
造プロセスおよび装置の効率を最大限にする。濃縮され
たインクジェットインクは、インクジェットプリント装
置で使用する際に適当な濃度に希釈される。希釈は、水
および(または)適当な溶媒を添加することで行う。希
釈することで、インクを特定の用途に合わせて所定の粘
度、色、色調、飽和密度、およびプリント領域付着量に
調製する。
【0088】(ヌ)インク特性 噴射速度、インク滴の分離長(separation length )、
インク滴サイズ、流れ安定性がインクの表面張力および
粘性によって著しく悪影響を受ける。インクジェットプ
リント装置で使用するのに適当な顔料系インクジェット
インクは、約15dye/cmから約70dye/c
m、好ましくは15dye/cmから約35dyne/
cmの範囲内の表面張力を有するものでなければならな
い。許容できる粘度は20cP以下であり、好ましくは
約1.0cPから約15.0cPまでの範囲内である。
インクは、吐出状態の幅広い範囲に対応可能な物理的特
性、すなわちサーマル式のインクジェットプリント装置
の駆動電圧およびパルス幅、ドロップオンデマンド方式
の装置またはコンティニュアス方式の装置のいずれか一
方のピエゾ素子の駆動周期、さらにノズルの形状および
寸法を有する。このような物理的特性は、種々のインク
ジェットプリンタ、例えばコンティニュアス、ピエゾ電
気式ドロップオンデマンド、およびサーマルまたはバブ
ルジェット式ドロップオンデマンド、エアブラシ式、さ
らにバルブジェット式のプリンタが挙げられる。インク
は長期間にわたる優れた保存安定性を有し、さらにイン
クジェット装置内で目詰まりを生ずることはない。紙、
織物、フィルム等の被記録媒体へのインクの固定は、加
熱することで重合体ラテックスを合体させることによっ
て素早くかつ正確に実行することができる。
【0089】
【実施例】以下、本発明を実施例にもとづいてより詳細
に説明するが、もちろん本発明は以下の実施例に限定さ
れるものではない。また、実施例において部およびパー
セントは特に断りのない限り重量部および重量%を示
す。
【0090】<重合体配合物1>ここでは、BZMA/
/MAA13//10ブロック共重合体の調製を説明す
る。
【0091】12リットル容量のフラスコに機械的攪拌
機、N2インレット、乾燥試験官アウトレット、および
追加のファンネルを備えた。このフラスコにテトラヒド
ロフランTHFを3750g、さらにp−キシレンを
7.4g充填した。触媒としてテトラブチルアンモニウ
ムm−クロロベンゾエートをアセトニトリルに加えてな
る1.0M溶液を3.0ml添加した。開始剤として
1,1−ビス(トリメチルシロキシン)−2−メチルプ
ロペン、291.1g(1.25M)を注入した。フィ
ードI[1.0Mテトラブチルアンモニウムm−クロロ
ベンゾエート含有アセトニトリル溶液3.0ml]を開
始し、180分にわたって添加した。フィードII[ト
リメチルシリルメタクリレート、1975g(12.5
M)]を0.0分で開始し、35分にわたって添加し
た。100分経過後にフィードIIが完了した〔99%
を上回るモノマーが反応した)。フィードIII[ベン
ジルメタクリレート、2860g(16.3M)を開始
し、30分にわたって添加した。
【0092】400分の時点で、720gのメタノール
を上記溶液に添加し、さらに蒸留を始めた。蒸留の第1
段階では、1764.0gの材料を除去した。つぎによ
り多くのメタノール304.0gを添加し、2255.
0 gの材料がさらに蒸留された。それは49.7%固
形物であった。
【0093】重合体の組成は、BZMA//MAA 1
3//10であった。この分子量はMn=2966であ
った。
【0094】<重合体配合物2>ここでは、ブチルメタ
クレート/メチルメタクリレート//メタクリル酸AB
ブロック重合体(10/5//10)ブロック共重合体
の調製を説明する。
【0095】12リットル容量のフラスコに攪拌機、温
度計、N2インレット、乾燥管アウトレット、さらに追
加のファンネルを備えた。テトラヒドロフラン(TH
F)3027gおよびp−キシレン6.2gをフラスコ
に充填した。触媒として、1.0Mテトラブチルアンモ
ニウムm−クロロベンゾエート含有アセトニトリル溶液
を2.5ml添加した。開始剤として1,1−ビス(ト
リメチルシロキシ)−2−メチルプロペン、234.4
gを注入した。フィードI(1.0Mテトラブチルアン
モニウムm−クロロベンゾエート含有アセトニトリル溶
液2.5ml)を開始し、150分まで添加した。フィ
ードII[トリメチルシリルメタクリレート、1580
g]を0.0分で開始し、30分にわたって添加した。
120分経過後にフィードIIが完了した〔99%を上
回るモノマーが反応した)。フィードIII[ブチルメ
タクリレート1425gおよびメチルメタクリレート5
03g)を開始し、30分にわたって添加した。320
分の時点で、620gの乾燥メタノールを上記溶液に添
加して蒸留を開始した。蒸留の第1段階では、125
0.0gの材料をフラスコから除去した。I−プロポア
ノール1182gを添加した。蒸留を続けて、合計27
92gの溶媒を除去した。
【0096】これによって、Mn=2780のブチルメ
タクリレート/メチルメタクリレート//メタクリル酸
ABブロック重合体(10/5//10)が得られた。
【0097】<黒色(ブラック)顔料分散濃縮物>黒色
顔料分散を、100gの重合体2と200gのFW−1
8顔料(DegussaCorp., Allendale, NJ)と200gの
ジエチレングリコールとを混合することによって調製し
た。この予混合物を二本ロール機(Model XJF-S2637 Ad
alet Manufacturing Co., Cleveland OH)に装填し、4
5分間にわたって処理した。一本のロールの温度を15
0℃に保ち、他方のロールの温度をそれよりも約10℃
低くした。これによって、50%顔料、25%重合体
(P/D比=2.1)、および25%ジエチレングリコ
ールを含む顔料分散が得られた。
【0098】上記のようにして調製された1200gの
顔料分散を、2−ジメチルアミノエタノール96.2g
と脱イオン水2704gとを攪拌しながら混合すること
によって、2−ジメチルアミノエタノールを中和剤とし
て用いる水性顔料濃縮物を調製した。
【0099】生成した顔料濃縮物は、15%の顔料を含
んでいた。
【0100】<黄色(イエロー)顔料分散濃縮物>黄色
顔料分散濃縮物は、305.4gの重合体Iと、18
3.3gのY−128顔料(シバ(Ciba)から市販され
ているジアゾイエロー(Diazo Yellow) 8GNと、64g
のジエチレングリコールとを混合することによって調製
した。予混合物を二本ロール機(Model XJF-S2637 Adal
et Manufacturing Co., Cleveland OH)に装填し、45
分間にわたって処理した。一本のロールの温度を150
℃に保ち、他方のロールの温度をそれよりも約10℃低
くした。これによって、45.82%顔料、38.18
%重合体(P/D比=1.2/1)、および16%ジエ
チレングリコールを含む顔料分散が得られた。
【0101】上記のようにして調製された1809.9
gの顔料分散を、2−ジメチルアミノエタノール21
7gと脱イオン水1973.1gとを攪拌しながら混合
することによって、2−ジメチルアミノエタノールを中
和剤として用いる水性顔料濃縮物を調製した。
【0102】生成した顔料濃縮物は、15%の顔料を含
んでいた。
【0103】<マゼンタ顔料分散濃縮物>マゼンタ顔料
分散は、272gの重合体Iと、204gのPR−12
2顔料(Quindo Magenta 122, BASF)と、66gのジエ
チレングリコールとを混合することによって調製した。
予混合物を二本ロール機(Model XJF-S2637 Adalet Man
ufacturing Co., Cleveland OH)に装填し、45分間に
わたって処理した。一本のロールの温度を150℃に保
ち、他方のロールの温度をそれよりも約10℃低くし
た。これによって、51%顔料、34%重合体(P/D
比=1.5/1)、および15%ジエチレングリコール
を含む顔料分散が得られた。
【0104】上記のようにして調製された1809.9
gの顔料分散を、2−ジメチルアミノエタノール217
gと脱イオン水1973.1gとを攪拌しながら混合す
ることによって、2−ジメチルアミノエタノールを中和
剤として用いる水性顔料濃縮物を調製した。
【0105】生成した顔料濃縮物は、15%の顔料を含
んでいた。
【0106】<シアン顔料分散濃縮物>シアン顔料分散
は、144gの重合体1と、216gのPB15:3顔
料(Endurophthal Blue GF BT-617-D )と、40gのジ
エチレングリコールとを混合することによって調製し
た。予混合物を二本ロール機(Model XJF-S2637 Adalet
Manufacturing Co., Cleveland OH)に装填し、45分
間にわたって処理した。一本のロールの温度を150℃
に保ち、他方のロールの温度をそれよりも約10℃低く
した。これによって、54%顔料、36%重合体(P/
D比=1.5/1)、および10%ジエチレングリコー
ルを含む顔料分散が得られた。
【0107】上記のようにして調製された1809.9
gの顔料分散を、2−ジメチルアミノエタノール217
gと脱イオン水1973.1gとを攪拌しながら混合す
ることによって、2−ジメチルアミノエタノールを中和
剤として用いる水性顔料濃縮物を調製した。
【0108】生成した顔料濃縮物は、15%の顔料を含
んでいた。
【0109】<インク配合物1>以下の成分を攪拌混合
することによってインクを調製した。
【0110】
【表2】
【0111】<インク配合物2>以下の成分を攪拌混合
することによってインクを調製した。
【0112】
【表3】
【0113】<インク配合物3>以下の成分を攪拌混合
することによってインクを調製した。
【0114】
【表4】
【0115】<インク配合物4>以下の成分を攪拌混合
することによってインクを調製した。
【0116】
【表5】
【0117】<インク配合物5>以下の成分を攪拌混合
することによってマゼンタインクを調製した。
【0118】
【表6】
【0119】(実施例1)インク配合物1からインク試
料1ないし4を用意し、これらの試料をバジャーモデル
(Badger Model)200エアブラシ噴霧器(Badger ir
Brush Co., Franklin Park, IL)を用いて接着剤裏付け
ビニルシート(Meyercord, Marking FilmsDivision, Ca
rolstream, IL)の表面に厚さが約1ないし5μmとな
るようにして均一に塗布した。ビニルシート面上に形成
されたインク膜の濡れ特性について試料の観察を行っ
た。インク1および2から得られたインク膜は、膜の凝
集またはノンウエットによって生ずる非均一的な膜形成
であるためビニルシート面に対する濡れは十分なもので
はなかった。インク4から得られたインク膜は、ビニル
シート面に対する濡れがかろうじてあるか、あるいはた
いへん乏しいものであった。インク試料3は良好な膜形
成がなされてビニルシート面に対する濡れが十分にあっ
た。
【0120】(実施例2)インク配合物2からインク試
料1ないし5を用意し、これらの試料を実施例1と同様
にしてエアブラシ噴霧器を用いてビニルシート面に塗布
した。ビニルシート面上に形成されたインク膜の濡れ特
性について試料の観察を行った。インク1および2から
得られたインク膜は、膜の凝集またはノンウエットによ
って生ずる非均一的な膜形成であるためビニルシート面
に対する濡れは十分なものではなかった。インク4から
得られたインク膜は、最終シート面に対する濡れがかろ
うじてあるか、あるいはたいへん乏しいものであった。
インク試料3および5は良好な膜形成がなされてビニル
シート面に対する濡れが十分にあった。
【0121】(実施例3)インク配合物2からインク試
料1ないし3を用意し、これらの試料を実施例1と同様
にしてエアブラシ噴霧器を用いてビニルシート面に塗布
した。ビニルシート面上に形成されたインク膜の濡れ特
性について試料の観察を行った。すべてのインク膜がビ
ニルシート面に対して均一に形成された。
【0122】(実施例4)インク配合物4からインク試
料1ないし4を用意し、これらの試料を実施例1と同様
にしてエアブラシ噴霧器を用いてビニルシート面に塗布
した。ビニルシート面上に形成されたインク膜の濡れ特
性について試料の観察を行った。インク1、2および4
から得られたインク膜は、膜の凝集またはノンウエット
によって生ずる非均一的な膜形成であるためビニルシー
ト面に対する濡れは十分なものではなかった。インク3
は良好な膜形成がなされてビニルシート面に対する濡れ
が十分にあった。
【0123】(実施例5)インク配合物5を試料として
実施例1と同様にしてエアブラシ噴霧器を用いてビニル
シート面に塗布した。その結果、良好な膜形成がなされ
てビニルシート面に対する濡れが十分にあった。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異物によって汚染された疎水性の面を有する被記録媒体
に対して印刷を行うことを可能とさせるような、表面張
力が低く、かつ濡れ性が改善されたインクジェット印刷
用の水性インク組成物を提供することが可能となる。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットインク組成物であって、 (a)水性キャリア媒体と、 (b)着色剤と、 (c)インク組成物の全重量にもとづいて、2.5ない
    し6重量%の界面活性剤混合物とを有し、 前記界面活性剤混合物は、 (i)少なくとも一つのシロキサン界面活性剤と、 (ii)一般式: 【化1】 (式中、R(f)は炭素原子数が6ないし22の過フル
    オロアルキル基、Qは二価の架橋基、Aは水溶性基、さ
    らにnは1または2)で表される少なくとも一つの弗化
    界面活性剤とを含有し、さらに、 前記少なくとも一つのシロキサンの含有量は、前記界面
    活性剤混合物全体の重量にもとづいて、15ないし75
    重量%であることを特徴とするインクジェットインク組
    成物。
  2. 【請求項2】 前記界面活性剤組成物の含有量は、イン
    ク組成物の全重量にもとづいて、3ないし4.5重量%
    であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェッ
    トインク組成物。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも一つのシロキサン界面活
    性剤は、 (i)一般式: 【化2】 (式中、R′=メチル、R′′=炭化水素鎖、およびR
    1 =エチレン酸化物の場合はH、プロピレン酸化物の場
    合はCH3 )で表されるポリエステル修飾シロキサン
    と、 (ii)一般式: 【化3】 (式中、R′はx価である炭化水素基、RおよびR′′
    は一価の炭化水素基、R′′′はアルキル基およびR2
    Si基からなる群から選択される基、x≧1、y≧3、
    n=2〜4、1≦a≧3x、およびz≧2)で表され、
    各々の共重合体がシロキサン重合体と少なくとも1種類
    のオキシアルキレン重合体とを含み、前記少なくとも1
    種類のオキシアルキレン重合体は、ブロック共重合体全
    体の重量で5ないし95%である非イオン性シロキサン
    ポリオキシアルキレン共重合体と、 (iii )ブロック共重合体であって、 (1)一般式:、 【化4】 (式中、Rは1ないし22個の炭素原子を有し、かつ一
    価の炭化水素基と2価の炭化水素基とからなる群から選
    択される基であり、さらにb=1ないし3であり、シロ
    キサンブロックは少なくとも一つのR基は2価の炭化水
    素基である少なくとも一つのシロキサン単位を含む)で
    表される少なくとも一つのシロキサン単位と、 (2)一般式: 【化5】 (式中、R′は2ないし10個の炭素原子を含むアルキ
    レン基であり、シロキサンブロックとオキシアルキレン
    ブロックとは二価の炭化水素基によって結合している)
    で表される少なくとも2つのオキシアルキレン基を含む
    少なくとも一つのオキシアルキレンブロックとからなる
    ブロック共重合体と、からなる群から選択されることを
    特徴とする請求項1に記載のインクジェットインク組成
    物。
  4. 【請求項4】 前記シロキサン界面活性剤は、ブロック
    共重合体からなる混合物を含む非イオン性シロキサンポ
    リオキシアルキレン共重合体であり、前記ブロック共重
    合体の各々の共重合体は、シロキサン重合体と3つのオ
    キシアルキレン重合体との組み合わせを有し、さらに各
    共重合体は、 一般式: 【化6】 (式中、R、R′、およびR′′は一価の炭化水素基、
    p、q、およびrは各々が少なくとも1である整数、n
    =2ないし4、さらにz≧2)で表されることを特徴と
    する請求項3に記載のインクジェットインク組成物。
  5. 【請求項5】 前記シロキサン界面活性剤は、一般式: 【化7】 (式中、R′は炭素原子数が1ないし4のアルキル基、
    xは4ないし60、a+b=1ないしx、さらにa≧
    b)で表されることを特徴とする請求項3に記載のイン
    クジェットインク組成物。
  6. 【請求項6】 前記シロキサン界面活性剤は、一般式: 【化8】 (式中、Rは水素または炭素原子数が1ないし4のアル
    キル基、aは1ないし30、bは0ないし30、x+y
    =4ないし60でx3 yおよびy3 1)で表されること
    を特徴とする請求項3に記載のインクジェットインク組
    成物。
  7. 【請求項7】 前記界面活性剤混合物は、45ないし5
    5重量%シロキサン界面活性剤を含むことを特徴とする
    請求項1に記載のインクジェットインク組成物。
  8. 【請求項8】 前記Qは、炭素数が10未満であるアル
    キル、アラルキル、アルキルアリール、またはアリール
    のジラジカルであることを特徴とする請求項1に記載の
    インクジェットインク組成物。
  9. 【請求項9】 前記ジラジカルは、S、O、およびNか
    らなる群から選択されるヘテロ原子を含むことを特徴と
    する請求項8に記載のインクジェットインク組成物。
  10. 【請求項10】 前記水溶性基であるAは、エーテル、
    エステル、アミド、およびスルフォンアミドからなる群
    から選択される基であることを特徴とする請求項1に記
    載のインクジェットインク組成物。
  11. 【請求項11】 前記弗化界面活性剤は、前記水性キャ
    リア媒体中で、25℃で少なくとも0.01%の溶解度
    を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェ
    ットインク組成物。
  12. 【請求項12】 前記弗化界面活性剤は、ポリエチレン
    グリコールを有するテロマーBモノエーテルであること
    を特徴とする請求項1に記載のインクジェットインク組
    成物。
  13. 【請求項13】 前記弗化界面活性剤は、ポリエチレン
    グリコールを有するフルオロアルキルアルコール置換モ
    ノエーテルであることを特徴とする請求項1に記載のイ
    ンクジェットインク組成物。
  14. 【請求項14】 前記着色剤は、顔料と重合体分散剤と
    を含む顔料分散であることを特徴とする請求項1に記載
    のインクジェットインク組成物。
JP15301298A 1997-06-02 1998-06-02 インクジェットインク組成物 Expired - Lifetime JP4173579B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/867,373 1997-06-02
US08/867,373 US5852075A (en) 1997-06-02 1997-06-02 Surfactant system for ink jet inks for printing on hydrophobic surfaces

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPH1143639A true JPH1143639A (ja) 1999-02-16
JPH1143639A5 JPH1143639A5 (ja) 2005-10-06
JP4173579B2 JP4173579B2 (ja) 2008-10-29

Family

ID=25349670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15301298A Expired - Lifetime JP4173579B2 (ja) 1997-06-02 1998-06-02 インクジェットインク組成物

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5852075A (ja)
EP (1) EP0882770B1 (ja)
JP (1) JP4173579B2 (ja)
DE (1) DE69834599T2 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000063724A (ja) * 1998-08-24 2000-02-29 Xerox Corp インクジェット印刷プロセス
JP2003003102A (ja) * 2001-03-21 2003-01-08 Hewlett Packard Co <Hp> グラフィックアートインクジェット画像プリンタ用インクセット
JP2004510028A (ja) * 2000-09-28 2004-04-02 ヒューレット・パッカード・カンパニー 市販のオフセット媒体及びオフセットインクと併用される水性インクジェットインク
US6874881B2 (en) 2001-08-22 2005-04-05 Canon Kabushiki Kaisha Ink, ink cartridge, recording unit, ink jet recording method, ink jet recording apparatus and method for stabilizing ink discharge
JP2005320541A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Agfa Gevaert Nv 放射線−硬化可能なインキ−ジェット印刷
WO2006028267A1 (ja) 2004-09-08 2006-03-16 Canon Kabushiki Kaisha 被覆微粒子、分散微粒子、被覆微粒子の製造方法、インク、記録方法及び記録画像
WO2006030930A1 (en) * 2004-09-13 2006-03-23 Ricoh Company, Ltd. Recording ink, ink cartridge, ink record, inkjet recording apparatus, and inkjet recording method
US7029109B2 (en) 2001-08-22 2006-04-18 Canon Kabushiki Kaisha Ink, ink set, ink jet recording method, ink jet recording apparatus, recording unit and ink cartridge
US7055943B2 (en) 2001-08-22 2006-06-06 Canon Kabushiki Kaisha Ink set for ink-jet recording, recording unit, ink-jet recording apparatus and ink-jet recording method
US7241333B2 (en) 2003-12-12 2007-07-10 Canon Kabushiki Kaisha Ink-jet recording method, ink-jet ink, ink-jet recording unit, ink cartridge for ink-jet recording and ink-jet recording apparatus
US7267716B2 (en) 2003-02-20 2007-09-11 Canon Kabushiki Kaisha Aqueous ink, image recorded using said aqueous ink and method for forming said image
US7303620B2 (en) 2003-05-02 2007-12-04 Canon Kabushiki Kaisha Water-based ink, and image formation method and recorded image using the ink
US7314276B2 (en) 2003-12-12 2008-01-01 Canon Kabushiki Kaisha Ink-jet recording method, ink-jet ink, ink-jet recording unit, ink cartridge for ink-jet recording and ink-jet recording apparatus
JP2008214612A (ja) * 2007-02-09 2008-09-18 Canon Inc 液体組成物、画像形成方法、カートリッジ、記録ユニット、及びインクジェット記録装置
US7455400B2 (en) 2003-05-02 2008-11-25 Canon Kabushiki Kaisha Aqueous fluorescent ink, image recording method and recorded image
US8083338B2 (en) 2004-05-06 2011-12-27 Agfa Graphics N.V. Radiation-curable ink-jet printing
JP2014077072A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Seiko Epson Corp インク組成物および画像形成方法
JP2018127580A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 日信化学工業株式会社 インク組成物及び印刷物

Families Citing this family (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6102998A (en) * 1998-03-30 2000-08-15 Hewlett-Packard Company Ink-jet inks and method for printing the same
US6087416A (en) * 1998-07-22 2000-07-11 E.I. Du Pont De Nemours And Company Aqueous pigmented ink jet inks for printing on vinyls
US6541538B1 (en) * 1998-08-26 2003-04-01 Westvaco Corporation Resin for ink-jet printing ink
US6231654B1 (en) 1999-04-30 2001-05-15 Macdermid Acumen, Inc. Ink composition and a method of making the ink composition
US6532871B1 (en) 2000-01-27 2003-03-18 Kodak Polychrome Graphics Llc Method of controlling image resolution on a substrate using an autophobic fluid
US6436180B1 (en) * 2000-03-31 2002-08-20 Hewlett-Packard Company Color ink composition for graphic art ink jet image printers
US7884953B1 (en) * 2000-06-02 2011-02-08 Mars Incorporated High resolution ink-jet printing on edibles and products made
US6461418B1 (en) 2000-09-28 2002-10-08 Hewlett-Packard Company Aqueous ink jet inks for use with commercial offset media and offset ink
US6394575B1 (en) * 2001-01-31 2002-05-28 Hewlett-Packard Company Inkjet airbrush system
US6528557B2 (en) 2001-02-02 2003-03-04 Xerox Corporation Inks comprising linear Asbs‘A’ block copolymers of alkylene oxide and siloxane
US6613815B2 (en) 2001-02-02 2003-09-02 Xerox Corporation Inks comprising linear ABSCS′B′A′or BASCS′A′B′alkylene oxide/siloxane block copolymers
US6786957B2 (en) 2002-01-22 2004-09-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Aqueous ink-jet inks for printing on commercial offset coated media
US7338988B2 (en) * 2002-11-12 2008-03-04 Rohm And Haas Company Aqueous inkjet ink composition
US7105585B2 (en) * 2003-09-25 2006-09-12 Flint Ink Corporation UV cure ink jet ink for nonporous substrates
US20050073564A1 (en) * 2003-10-02 2005-04-07 Sarma Deverakonda S. Process and compositions for printing
US7696262B2 (en) 2003-12-19 2010-04-13 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Wetting agent combinations for inkjet printing
US20050282931A1 (en) 2004-06-22 2005-12-22 Chao-Jen Chung Polymeric binders for ink jet inks
US7638561B2 (en) * 2004-06-22 2009-12-29 Rohm And Haas Company Aqueous inkjet ink composition
CN101014671A (zh) * 2004-09-08 2007-08-08 佳能株式会社 颜料、颜料的制备方法、颜料分散体、颜料分散体的制备方法、记录用油墨、记录方法以及记录图像
TW200628566A (en) * 2004-10-12 2006-08-16 Rohm & Haas Polymeric emulsions for ink jet inks
JP4711172B2 (ja) * 2005-02-25 2011-06-29 セイコーエプソン株式会社 インク組成物
US8142005B2 (en) * 2005-05-09 2012-03-27 Fujifilm Dimatix, Inc. Ink jet printing system
JP2007307885A (ja) * 2005-11-04 2007-11-29 Ricoh Co Ltd 画像処理方法、記録物、プログラム、画像処理装置、画像形成装置及び画像形成システム、画像形成方法及びインク
US20070115325A1 (en) * 2005-11-21 2007-05-24 Konica Minolta Holdings, Inc. Ink-jet ink and ink-jet recording method
JP2007211081A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットインク及びインクジェット記録方法
US20080146820A1 (en) * 2006-12-15 2008-06-19 Axel Hans-Joachim Herzog Phosphate fluorosurfactant and siloxane surfactant
US7964552B2 (en) * 2006-12-15 2011-06-21 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fluorosurfactant with disproportionate effect
US8258203B2 (en) * 2006-12-21 2012-09-04 E I Du Pont De Nemours And Company Inkjet ink, ink set and method of using same
US8052269B2 (en) * 2007-01-30 2011-11-08 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Jettable inks with reduced frothing
US8013051B2 (en) 2007-02-09 2011-09-06 Canon Kabushiki Kaisha Liquid composition, image forming method, cartridge, recording unit and ink jet recording apparatus
US7918928B2 (en) 2007-02-09 2011-04-05 Canon Kabushiki Kaisha Pigment ink, ink jet recording method, ink cartridge, recording unit and ink jet recording apparatus
JP5171131B2 (ja) * 2007-06-29 2013-03-27 富士フイルム株式会社 インクジェットインク及びその製造方法、カラーフィルタ及びその製造方法、表示装置、並びに機能膜の形成方法
US7932306B2 (en) * 2007-12-12 2011-04-26 E. I. Du Pont De Nemours And Company Amphoteric dispersants and their use in inkjet inks
US8500266B2 (en) * 2008-11-20 2013-08-06 E I Du Pont De Nemours And Company AB block copolymer dispersants having an ink vehicle soluble block
US8256884B2 (en) * 2009-04-01 2012-09-04 E I Du Pont De Nemours And Company Ink jet ink and ink set
US8686089B2 (en) 2009-07-15 2014-04-01 E I Du Pont De Nemours And Company Crosslinking pigment dispersion on diblock polymeric dispersants
US8591021B2 (en) 2009-07-15 2013-11-26 E I Du Pont De Nemours And Company Method of printing using ink jet inks comprising a crosslinking pigment dispersion based on diblock polymeric dispersants
EP2454333B1 (en) 2009-07-15 2015-09-09 E. I. du Pont de Nemours and Company An aqueous ink jet ink comprising a crosslinking pigment dispersion based on diblock polymeric dispersants
JP2013511605A (ja) 2009-11-23 2013-04-04 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 構造化ビニルポリマー分散剤に基づく架橋顔料分散系
US9045661B2 (en) 2009-11-23 2015-06-02 E I Du Pont De Nemours And Company Method of preparing cross-linked colorant dispersions
WO2012054052A1 (en) * 2010-10-22 2012-04-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Oxide pigment dispersion for inkjet ink
US20140045975A1 (en) 2011-04-29 2014-02-13 E I Du Pont De Nemours And Company Method of preparing cross-linked colorant dispersions
JP2013199114A (ja) * 2012-02-24 2013-10-03 Canon Inc 画像記録方法
IN2015DN01912A (ja) 2012-09-14 2015-08-07 Hewlett Packard Development Co
CN104449043A (zh) * 2014-12-18 2015-03-25 无锡伊诺永利文化创意有限公司 一种用于哑光户外广告的喷绘墨水
GB201511791D0 (en) * 2015-07-06 2015-08-19 Phillips Charles Composition and methods for the control of arthropods
JP7364675B2 (ja) 2018-11-17 2023-10-18 インターナショナル イメージング マテリアルズ, インコーポレーテッド 屋外用耐久性インクジェットインク
EP3828242A1 (en) 2019-11-29 2021-06-02 TIGER Coatings GmbH & Co. KG Aqueous inkjet ink and use thereof
EP3828241A1 (en) * 2019-11-29 2021-06-02 TIGER Coatings GmbH & Co. KG Aqueous pigment concentrate, aqueous inkjet ink and use thereof
EP4309908A1 (en) 2022-07-21 2024-01-24 TIGER Coatings GmbH & Co. KG Method and set for overcoating a printed substrate

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51137506A (en) * 1975-05-22 1976-11-27 Konishiroku Photo Ind Composition of ink for ink jet recording
US4399443A (en) * 1981-01-14 1983-08-16 Konishiroku Photo Industry Co., Ltd. Ink composition and method for ink jet recording
JPS59161470A (ja) * 1983-03-05 1984-09-12 Canon Inc 記録液およびそれを用いたインクジエット記録方法
IT1196759B (it) * 1983-11-22 1988-11-25 Kurt Emil Guido Bier Vernice a base acquosa
US4762875A (en) * 1984-03-26 1988-08-09 Gold Marvin H Water based printing inks for plastic and metal surfaces
US4762865A (en) * 1984-03-26 1988-08-09 Gold Marvin H Epoxy coatings for computer hard disks and metal coil decoration and protection
JPS6215270A (ja) * 1985-07-15 1987-01-23 Canon Inc 記録液及びそれを用いた記録方法
JPS62273226A (ja) * 1986-05-20 1987-11-27 Nippon Soda Co Ltd 無電解メッキ用光硬化性レジスト樹脂組成物
JP2747910B2 (ja) * 1988-06-09 1998-05-06 パイロットインキ株式会社 筆記板用水性マーキングペンインキ
US5019166A (en) * 1989-06-22 1991-05-28 Xerox Corporation Thermal ink jet compositions
US5328504A (en) * 1989-08-09 1994-07-12 Seiko Epson Corporation Image recording ink
WO1991007470A1 (fr) * 1989-11-21 1991-05-30 Seiko Epson Corporation Encre pour impression a jet d'encre
JP2899088B2 (ja) * 1990-08-31 1999-06-02 キヤノン株式会社 インクジェット用インク及びその製造方法、かかるインクを用いたインクジェット記録方法
US5211747A (en) * 1991-05-16 1993-05-18 Xerox Corporation Ink jet ink compositions containing desizing agents
WO1993003103A1 (en) * 1991-08-09 1993-02-18 Minnesota Mining And Manufacturing Company Water-based chemical compositions
WO1993005118A1 (de) * 1991-09-09 1993-03-18 Chemische Fabrik Budenheim Rudolf A. Oetker Zusammensetzung mit integrierten intumeszierenden eigenschaften
US5683849A (en) * 1991-10-22 1997-11-04 Nippon Carbide Kogyo Kabushiki Kaisha Colored toner for developing electrostatic images
US5169437A (en) * 1991-10-24 1992-12-08 Hewlett-Packard Company Water based ink compositions exhibiting reduced crusting, clogging and kogation
US5462592A (en) * 1992-06-09 1995-10-31 Ricoh Company, Ltd. Aqueous ink composition
EP0606490B1 (en) * 1992-07-02 1998-05-27 Seiko Epson Corporation Intermediate transfer type ink jet recording method
US5512623A (en) * 1992-07-21 1996-04-30 The Gillette Company Permanent aqueous marker inks
US5750592A (en) * 1992-08-04 1998-05-12 Seiko Epson Corporation Ink composition for ink jet recording
US5344872A (en) * 1993-02-19 1994-09-06 Eastman Chemical Company Ink compositions containing certain methacrylates
US5441561A (en) * 1993-02-23 1995-08-15 Fuji Xerox Co., Ltd. Ink-jet recording ink and ink-jet recording methods thereof
US5447562A (en) * 1993-03-30 1995-09-05 Canon Kabushiki Kaisha Ink, ink-jet recording method making use of the ink, instrument provided with the ink and production method of the ink
JPH07331141A (ja) * 1994-06-03 1995-12-19 Brother Ind Ltd 記録用インク
JPH07331147A (ja) * 1994-06-13 1995-12-19 Brother Ind Ltd 記録用インク
US5443628B1 (en) * 1994-08-08 1998-06-09 Videojet Systems Int High temperature jet printing ink
US5512089A (en) * 1994-08-23 1996-04-30 Scitex Digital Printing, Inc. Process of making aqueous pigmented ink-jet ink with improved machine runnability
DE69501767T2 (de) * 1994-09-27 1998-10-15 Mitsubishi Chem Corp Russ enthaltende Aufzeichnungsflüssigkeit und Verfahren zu ihrer Herstellung
JPH08290648A (ja) * 1995-04-21 1996-11-05 Seiko Epson Corp インクジェット記録方法

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000063724A (ja) * 1998-08-24 2000-02-29 Xerox Corp インクジェット印刷プロセス
JP2004510028A (ja) * 2000-09-28 2004-04-02 ヒューレット・パッカード・カンパニー 市販のオフセット媒体及びオフセットインクと併用される水性インクジェットインク
JP2003003102A (ja) * 2001-03-21 2003-01-08 Hewlett Packard Co <Hp> グラフィックアートインクジェット画像プリンタ用インクセット
US7029109B2 (en) 2001-08-22 2006-04-18 Canon Kabushiki Kaisha Ink, ink set, ink jet recording method, ink jet recording apparatus, recording unit and ink cartridge
US6874881B2 (en) 2001-08-22 2005-04-05 Canon Kabushiki Kaisha Ink, ink cartridge, recording unit, ink jet recording method, ink jet recording apparatus and method for stabilizing ink discharge
US7055943B2 (en) 2001-08-22 2006-06-06 Canon Kabushiki Kaisha Ink set for ink-jet recording, recording unit, ink-jet recording apparatus and ink-jet recording method
US7267716B2 (en) 2003-02-20 2007-09-11 Canon Kabushiki Kaisha Aqueous ink, image recorded using said aqueous ink and method for forming said image
US7455400B2 (en) 2003-05-02 2008-11-25 Canon Kabushiki Kaisha Aqueous fluorescent ink, image recording method and recorded image
US7303620B2 (en) 2003-05-02 2007-12-04 Canon Kabushiki Kaisha Water-based ink, and image formation method and recorded image using the ink
US7731346B2 (en) 2003-12-12 2010-06-08 Canon Kabushiki Kaisha Ink-jet recording method, ink-jet ink, ink-jet recording unit, ink cartridge for ink-jet recording and ink-jet recording apparatus
US7241333B2 (en) 2003-12-12 2007-07-10 Canon Kabushiki Kaisha Ink-jet recording method, ink-jet ink, ink-jet recording unit, ink cartridge for ink-jet recording and ink-jet recording apparatus
US7314276B2 (en) 2003-12-12 2008-01-01 Canon Kabushiki Kaisha Ink-jet recording method, ink-jet ink, ink-jet recording unit, ink cartridge for ink-jet recording and ink-jet recording apparatus
US7959280B2 (en) 2003-12-12 2011-06-14 Canon Kabushiki Kaisha. Ink-jet recording method, ink-jet ink, ink-jet recording unit, ink cartridge for ink-jet recording and ink-jet recording apparatus
JP2005320541A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Agfa Gevaert Nv 放射線−硬化可能なインキ−ジェット印刷
US8083338B2 (en) 2004-05-06 2011-12-27 Agfa Graphics N.V. Radiation-curable ink-jet printing
WO2006028267A1 (ja) 2004-09-08 2006-03-16 Canon Kabushiki Kaisha 被覆微粒子、分散微粒子、被覆微粒子の製造方法、インク、記録方法及び記録画像
US7364770B2 (en) 2004-09-08 2008-04-29 Canon Kabushiki Kaisha Coated fine particles and method for producing coated fine particles by reverse Diels-Alder reaction
US7699457B2 (en) 2004-09-13 2010-04-20 Ricoh Company, Ltd. Recording ink, ink cartridge, ink record, inkjet recording apparatus, and inkjet recording method
WO2006030930A1 (en) * 2004-09-13 2006-03-23 Ricoh Company, Ltd. Recording ink, ink cartridge, ink record, inkjet recording apparatus, and inkjet recording method
JP2008214612A (ja) * 2007-02-09 2008-09-18 Canon Inc 液体組成物、画像形成方法、カートリッジ、記録ユニット、及びインクジェット記録装置
JP2014077072A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Seiko Epson Corp インク組成物および画像形成方法
JP2018127580A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 日信化学工業株式会社 インク組成物及び印刷物

Also Published As

Publication number Publication date
EP0882770A1 (en) 1998-12-09
EP0882770B1 (en) 2006-05-24
DE69834599D1 (de) 2006-06-29
US5852075A (en) 1998-12-22
JP4173579B2 (ja) 2008-10-29
DE69834599T2 (de) 2006-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4173579B2 (ja) インクジェットインク組成物
EP0509109B1 (en) Aqueous pigmented inks for ink jet printers
EP0974626B1 (en) Aqueous pigmented ink jet inks for printing on vinyls
US6329446B1 (en) Ink composition
EP0851011B1 (en) Ink jet inks containing emulsion polymer additives stabilized with structured polymers
JP2714482B2 (ja) 水性のインクジェット用インクの浸透剤
EP0780450B1 (en) Aqueous ink compositions containing amide anti-curl agent
US5221334A (en) Aqueous pigmented inks for ink jet printers
JP3069543B2 (ja) インクジェットインク組成物
JP2602404B2 (ja) 水性インク組成物
JP3122405B2 (ja) インクジェットインク
US6299941B1 (en) Process of painting with inks with colored resin emulsion particles
JP2002371105A (ja) 複合着色剤ポリマー粒子
US5518534A (en) Ink set and process for alleviating bleed in printed elements
EP0924272A1 (en) Mottle improvement in aqueous pigmented ink jet inks
US5851590A (en) Ink jet inks containing polyacrylamides
JPH08209051A (ja) アルコール混合物を含有するインクジェット用インク
JP3207838B2 (ja) スターポリマー添加剤含有インクジェット用インキ
EP0999243B1 (en) Alkoxysilane binders as additives in ink jet inks
JP2002363470A (ja) インクジェットインク組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050526

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050526

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070710

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071010

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071015

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080718

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080814

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120822

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120822

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130822

Year of fee payment: 5

EXPY Cancellation because of completion of term