JPH1144057A - 断熱屋根の構造 - Google Patents

断熱屋根の構造

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JPH1144057A
JPH1144057A JP9204398A JP9204398A JPH1144057A JP H1144057 A JPH1144057 A JP H1144057A JP 9204398 A JP9204398 A JP 9204398A JP 9204398 A JP9204398 A JP 9204398A JP H1144057 A JPH1144057 A JP H1144057A
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heat insulating
heat
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宏平 澤田
Makoto Karusawa
誠 軽沢
Shunichi Fujimoto
俊一 藤本
Minoru Murayama
稔 村山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱材の浮上を阻止し、施工性を高め、か
つ、断熱材の機能を長期にわたって良好に維持する。 【解決手段】 梁や母屋のような構造材1,1間に断熱
材3を支持する複数本のジョイナー6,6を架設し、ジ
ョイナー6の支持片6b,6b、及び構造材1上に天井
材となる断熱材3の外周部を載置し、断熱材3の上方に
金属製の折板屋根材4を葺設した断熱屋根の構造であ
る。ジョイナー6を断面ハット形に形成し、構造材1に
位置決め具30を固定し、位置決め具30をジョイナー
6に固定し、ジョイナー6の頂部に押さえ具31を嵌着
して押さえ具31にて断熱材3を押さえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱屋根の構造に
関し、詳しくは、梁や母屋のような構造材間に断熱材を
支持する複数本のジョイナーを架設し、ジョイナーの支
持片、及び構造材上に天井材となる断熱材の外周部を載
置し、断熱材の上方に金属製の折板屋根材を葺設した断
熱屋根の構造に関し、更に詳しくは、断熱材の浮上を阻
止し、施工性を高め、かつ、断熱材の機能を長期にわた
って良好に維持しようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図17に示すように、梁や母屋の
ような構造材1,1間に断熱材3を支持する複数本のジ
ョイナー6,6を架設し、ジョイナー6の支持片6b,
6b、及び構造材1上に天井材となる断熱材3の外周部
を載置し、断熱材3の上方に金属製の折板屋根材4を葺
設した断熱屋根の構造においては、上記ジョイナー6は
構造材1に溶接され、断熱材3の外周部がジョイナー6
の支持片6b,6b及び構造材1上に載置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、断熱材3は
ジョイナー6の支持片6b及び構造材1の上に載置され
ているのみであるから、断熱材3が風にて持ち上げら
れ、施工が妨げられたり、施工後における台風時等の強
風で、天井材の断熱材3が浮上されて外れる虞があり、
また、ジョイナー6の高さが低いこともあって、ジョイ
ナー6の曲げ強度が弱く、このため、ジョイナー6を長
さ方向の途中で吊具32にて吊下げる必要がある等とい
う問題があった。
【0004】また、天井材となる断熱材3の下面に結露
が生じるなどして湿気が付着し、これが断熱材3の内部
に浸透し、断熱機能の劣化を早め、更に、断熱素材を結
合するバインダーの経時変化等によりバインダー機能が
劣化し、微細な断熱素材が塵埃となって落下し、また、
断熱のための空気を囲繞して保持している断熱材3自体
には遮音及び防音機能が乏しく、更に、天井材としての
外観を高め難い等という問題があった。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、断熱材の浮上を
阻止し、施工性を高め、かつ、断熱材の機能を長期にわ
たって良好に維持し、断熱屋根において有利にする断熱
屋根の構造を提供しようとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、梁や母屋のような構造材1,1間に断熱材3を支持
する複数本のジョイナー6,6を架設し、ジョイナー6
の支持片6b,6b、及び構造材1上に天井材となる断
熱材3の外周部を載置し、断熱材3の上方に金属製の折
板屋根材4を葺設した断熱屋根の構造であって、ジョイ
ナー6を断面ハット形に形成し、構造材1に位置決め具
30を固定し、位置決め具30をジョイナー6に固定
し、ジョイナー6の頂部に押さえ具31を嵌着して押さ
え具31にて断熱材3を押さえて成ることを特徴とする
ものである。
【0007】請求項2の発明においては、位置決め具3
0をジョイナー6の内部に挿入して頂部片6cに固定具
13にて固定して成ることを特徴とするものである。請
求項3の発明においては、梁や母屋のような構造材1,
1間に断熱材3を支持する複数本のジョイナー6,6を
架設し、ジョイナー6の支持片6b,6b、及び構造材
1上に天井材となる断熱材3の外周部を載置し、断熱材
3の上方に金属製の折板屋根材4を葺設した断熱屋根の
構造であって、ジョイナー6を断面ハット形に形成し、
構造材1に位置決め具30を固定し、位置決め具30を
ジョイナー6の対向する縦片6a,6a間に嵌入し、ジ
ョイナー6の頂部に押さえ具31を嵌着して押さえ具3
1にて断熱材3を押さえて成ることを特徴とするもので
ある。
【0008】請求項4の発明においては、ジョイナー6
は、対向する縦片6a,6a間の間隔が下方程狭くなっ
ていることを特徴とするものである。請求項5の発明に
おいては、位置決め具30は板状でジョイナー6の上部
に嵌入されていることを特徴とするものである。請求項
6の発明においては、断熱材3の下面には防湿層3aが
形成されて成ることを特徴とするものである。
【0009】(作用)請求項1の構成においては、断熱
材3を押さえるためにジョイナー6の頂部に押さえ具3
1を嵌着するのであり、その分、ジョイナー6の高さを
高くするのであり、高さが高くなったジョイナー6は上
下方向の曲げ強度を高めることができ、従来のように吊
具にて補強しなくてもよく、このため施工性を高めるの
である。しかも、ジョイナー6の支持片6a,6bに載
置した断熱材は、ジョイナー6に嵌着される押さえ具3
1にて押さえ、ジョイナー6,6間に支持する断熱材3
が風により浮上されるのを防止することができ、また、
気密性を高めることができるのである。
【0010】請求項2の構成においては、ジョイナー6
の固定をドリルビスのような固定具13によって上から
の作業で楽におこなえる。請求項3の構成においては、
構造材1に固定した位置決め具30を断面ハット形のジ
ョイナー6に嵌入して固定具13で固定することで、ジ
ョイナー6の位置決めを容易におこなえる。ジョイナー
6の高さは断熱材3の厚さよりも充分に高くて、ジョイ
ナー6の撓み強度を高め、従来のように、ジョイナー6
を吊下げるための吊具が不要になり、施工性を高める。
ジョイナー6の支持片6bに載置した断熱材3は、ジョ
イナー6に嵌着される押さえ具31にて押さえ、ジョイ
ナー6,6間に支持する断熱材3が風により浮上される
のを防止する。又、気密性を高める。
【0011】請求項4の構成においては、位置決め具3
0をジョイナー6の対向する縦片6a,6a間に嵌入す
ることで、位置決め具30を有効に利用して、ジョイナ
ー6の浮上を阻止することができ、ジョイナー6に支持
される断熱材3が風により浮上されるのを防止すること
ができる。また、天井裏において、ジョイナー6の縦片
6a,6a間の間隔が少なくなって、見栄えを良くする
ことができる請求項5の構成においては、位置決め具3
0によりジョイナー6及び断熱材3の浮上を強力に阻止
することができ、しかも、位置決め具30は板状である
から、ジョイナー6を傾けて位置決め具30に嵌着させ
ることができ、施工を容易におこなえる。
【0012】請求項6の構成においては、断熱材3の下
面の防湿層3aにて結露が断熱材3の内部に浸透するの
を防止でき、断熱機能を長期にわたって維持することが
でき、更に、経時変化によりバインダーの劣化が生じて
も断熱素材がごみとなって落下するのを阻止でき、遮音
及び防音機能を高めることができ、かつ、外観も高め、
しかも、断熱材3の浮上を阻止して保持する際に、断熱
材3の端部下面を損傷するのを回避でき、断熱材3の浮
上を阻止して保持する構成において有利となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳述する。図1は実施の形態1の一部破断した
斜視図、図2は施工状態で、軒棟方向とは直交する方向
の概略側断面図である。H形鋼が母屋のような構造材1
として軒棟方向とは直交する方向に長く、かつ、軒棟方
向に間隔を隔てて多数本が架設されている。図1に示す
ように、構造材1の上に略U字状で上部の両端に連結片
30a,30aを延出した鉄板製の位置決め具30が、
断熱材3の巾寸法に相当する例えば1000又は500
mm程度のピッチで溶接にて固定されている。位置決め
具30の固定はビス止め等種々の手段がある。
【0014】ジョイナー6は断面ハット形に形成され、
対向する縦片6a,6a間の間隔が中間まで下方程狭く
なり、中間から下方が略平行になっている。ジョイナー
6は軒棟方向に間隔を隔てた構造材1,1間に架設され
ている。ジョイナー6の高さは断熱材3の厚さよりも充
分に高くしてある。しかして、ジョイナー6を構造材
1,1間に架設する際に、位置決め具30がジョイナー
6の内部に挿入されるように架設するのであり、ドリル
ビスのような固定具13にてジョイナー6の頂部片6c
と連結片30aとを固定するのである。この場合、位置
決め具30の全部又は一側部のみをジョイナー6に挿入
するようにしてもよい。
【0015】次に、断熱材3の外周部が、ジョイナー6
の支持片6b,6b、及び構造材1に載置される。構造
材1の長さ方向に隣接する断熱材3,3同士は逆T字状
の継ぎ目ジョイナー(図示せず)にて接続されている。
ジョイナー6の頂部には、略逆U字状で両側に押さえ片
31a,31aを形成した押さえ具31を嵌着して、断
熱材3を押さえて、天井材を葺設するのである。押さえ
具31は、断熱材3の厚さの変更に応じて高さの異なる
ものを使用するものである。
【0016】しかして、押さえ具31にてジョイナー6
の浮上を阻止するのであり、ジョイナー6に支持される
断熱材3が風により浮上されるのを阻止するのである。
また、ジョイナー6の高さは断熱材3の厚さよりも充分
に高くて、ジョイナー6の撓み強度を高めていて、従来
のように、ジョイナー6を吊下げるための吊具が不要に
なり、施工性を高めるものである。
【0017】押さえ具31はジョイナー6に比べて短く
したが、ジョイナー6のように長尺にしてもよいもので
ある。タイトフレーム8の頂部には受金具9がボルト1
0にて固定され、裏面に断熱層12を裏打ちした折板屋
根材4の両端部が受金具9に嵌合して葺設されるのであ
る。
【0018】断熱材3の下面には、塩化ビニルのような
合成樹脂フィルム、アルミ箔のような金属箔、金属薄板
等で防湿性を有する防湿層3aが積層されている。そし
て、断熱材3は、グラスウール、ロックウール、無機質
材で形成された多孔質板、木毛セメント板、他の木質材
などのものがあるが、他の周知なものであってもよいも
のである。そして、防湿層3aは断熱材3の上面に付設
して、サンドイッチパネル状にしてもよいものであり、
このような構成によれば、断熱材3の天井裏における結
露及び吸湿を防止でき、断熱材3の断熱機能の劣化を回
避できるものである。
【0019】このように、断熱材3の下面に防湿層3a
を形成することで、防湿層3aにて結露が断熱材3の内
部に浸透するのを防止でき、断熱機能を長期にわたって
維持することができるのである。更に、経時変化により
バインダーの劣化が生じても断熱素材がごみとなって落
下するのを阻止でき、遮音及び防音機能を高めることが
でき、かつ、外観も高めるものである。しかも、断熱材
3の浮上を阻止して保持する際に、断熱材3の端部下面
を損傷するのを回避でき、断熱材3の浮上を阻止して保
持する構成において有利となるものである。
【0020】図3は他の施工形態を示していて、位置決
め具30に対してジョイナー6を深く被せているもので
ある。図4は実施の形態2を示し、同図(a)は一部破
断した斜視図、同図(b)は要部の正面図である。但
し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態1と共通
であり、共通する部分については同一の符号を付して説
明は省略する。
【0021】本実施の形態においては、構造材1の上に
チャンネル材の嵩上げ材7が全長に溶接され、嵩上げ材
7に断熱材3の巾寸法に相当する例えば1000又は5
00mm程度のピッチで鉄板製の位置決め具30がドリ
ルビスにて止めされている。嵩上げ材7の高さは断熱材
3の厚さに略等しいか低くてもよい。嵩上げ材7の上に
はタイトフレーム8をボルト等にて固定するのであり、
嵩上げ材7の高さを断熱材3の厚みに相当する高さにす
ることで、標準のタイトフレーム8を使用できるのであ
る。
【0022】図6及び図7は実施の形態3を示し、図6
(a)は施工状態で、軒棟方向とは直交する方向の概略
側断面図、同図(b)は部分拡大概略側面図、図7
(a)は軒棟方向とは直交する方向に施工された構造材
1上の位置決め具30にジョイナー6を位置決めする状
態の斜視図、同図(b)は動作説明図である。H形鋼が
母屋のような構造材1として軒棟方向とは直交する方向
に長く、かつ、軒棟方向に間隔を隔てて多数本が架設さ
れている。図6(a)に示すように、構造材1の上にチ
ャンネル材の嵩上げ材7が全長に溶接され、嵩上げ材7
に断熱材3の巾寸法に相当する例えば1000又は50
0mm程度のピッチで鉄板製の位置決め具30がボルト
止めもしくは溶接にて固定されている。嵩上げ材7の高
さは断熱材3の厚さに略等しいか低くてもよい。そし
て、断熱材3の厚さに相当する高さの嵩上げ材7を使用
することで、標準仕様のタイトフレーム8が使用できる
ものである。
【0023】ジョイナー6は断面ハット形に形成され、
対向する縦片6a,6a間の間隔が下方程狭くなってい
る。ジョイナー6は軒棟方向に間隔を隔てた構造材1,
1間に架設されている。ジョイナー6の高さは断熱材3
の厚さよりも充分に高くしてある。しかして、ジョイナ
ー6を位置決め具30に嵌入し、ジョイナー6を軒棟方
向とは直交する方向の位置決めおこなうのであり、この
場合、図6(b)に示すように、ジョイナー6を傾ける
ことで、容易に嵌合ができるのである。
【0024】次に、断熱材3の外周部が、ジョイナー6
の支持片6b,6b、及び構造材1に載置される。構造
材1の長さ方向に隣接する断熱材3,3同士は逆T字状
の継ぎ目ジョイナー(図示せず)にて接続されている。
ジョイナー6の頂部には、略逆U字状で両側に押さえ片
31a,31aを形成した押さえ具31を嵌着して、断
熱材3を押さえて、天井材を葺設するのである。押さえ
具31は、断熱材3の厚さの変更に応じて高さの異なる
ものを使用するものである。
【0025】嵩上げ材7の上にはタイトフレーム8をボ
ルト等にて固定するのであり、嵩上げ材7の高さを断熱
材3の厚みに相当する高さにすることで、標準のタイト
フレーム8を使用できるのである。しかして、構造材1
に固定した位置決め具30を断面ハット形のジョイナー
6の対向する縦片6a,6a間に嵌入することで、ジョ
イナー6の軒棟方向とは直交する方向の位置決めをおこ
なうのである。この場合、ジョイナー6は、対向する縦
片6a,6a間の間隔が下方程狭くなっていて、ジョイ
ナー6の浮上を効果的に阻止するのであり、ジョイナー
6に支持される断熱材3が風により浮上されるのを阻止
するのである。また、ジョイナー6の高さは断熱材3の
厚さよりも充分に高くて、ジョイナー6の撓み強度を高
めていて、従来のように、ジョイナー6を吊下げるため
の吊具が不要になり、施工性を高めるものである。
【0026】図8及び図9は実施の形態4を示し、断熱
材3が25mmの厚さのものの場合の施工形態を示して
いて、位置決め具30は断面略逆ハット形に折曲げら
れ、位置決め具30の先端をジョイナー6内の上部に嵌
入したものである。図10及び図11は実施の形態5を
示し、断熱材3が50mmの厚さのものの場合の施工形
態を示していて、嵩上げ材7も高さも50mmのものを
使用し、平板状の位置決め具30を嵩上げ材7にビス止
め、又は、溶接するものである。
【0027】図12は実施の形態6を示し、ジョイナー
6の縦片6a,6aを鉛直方向に略平行にし、縦片6
a,6aの上端部に突曲部6c,6cを形成したもので
ある。このように、縦片6a,6aを略平行に形成する
場合においても、縦片6a,6a間に嵌入した位置決め
具30によってジョイナー6の位置決めがおこなえるの
であり、ジョイナー6を位置決め具30に容易に嵌着さ
せることができて、施工性を高めるものである。そし
て、突曲部6c,6cに押さえ具31を嵌め込むもので
ある。
【0028】図13は実施の形態7を示し、ジョイナー
6の対向する縦片6a,6a間の間隔が下方程狭くな
り、上端部に突曲部6c,6cを形成したものである。
図14(a)は、嵩上げ材7の高さを30mmとして断
熱材3の厚さに一致させ、嵩上げ材7に位置決め具30
を図9のように曲成して、位置決め具30の先端をジョ
イナー6の内方上部に嵌入するようにするものである。
同図(b)は嵩上げ材7をなくしたものである。
【0029】図15及び図16は実施の形態8を示し、
位置決め具30を断面略逆U字状に形成し、この略逆U
字状部30bをジョイナー6の縦片6a,6a間に嵌入
して、ジョイナー6の位置決めをおこなうとともに、ジ
ョイナー6への位置決め具30の嵌入を容易におこなえ
るようにしたものである。尚、実施の形態においては、
折板屋根材4に断熱層12を裏打ちしたが、断熱層12
はなくてもよいものである。
【0030】又、位置決め具30は、予め、構造材1に
固定しておいてもよいが、ジョイナー6の割付をおこな
い、位置決め具30をジョイナー6に嵌入した後、位置
決め具30を構造材1に固定するようにしてもよいもの
である。又、ジョイナー6の支持片6bの先端部は上方
に曲げて、いわゆる「のさ」6eを形成してあり、断熱
材3との接触性を高め、かつ、支持片6bの先端に錆び
が発生しても先端の切り口が見え難くしてある。そし
て、図7(c)のように、ジョイナー6の外周面にポリ
ウレタンフォームやガラス繊維シート等の断熱層6dを
積層して、ジョイナー6の結露を防止するようにしても
よいものである。そして、ジョイナー6の形状は図7
(c)(d)やその他、変更することができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明においては、ジョイナー
を断面ハット形に形成し、構造材に位置決め具を固定
し、位置決め具をジョイナーに固定し、ジョイナーの頂
部に押さえ具を嵌着して押さえ具にて断熱材を押さえて
いるから、断熱材を押さえるためにジョイナーの頂部に
押さえ具を嵌着するのであり、その分、ジョイナーの高
さを高くするのであり、高さが高くなったジョイナーは
上下方向の曲げ強度を高めることができ、従来のように
ジョイナーの高さが低くて上下方向に撓みやすくて吊具
にて補強しなくてもよく、このため施工性を高めること
ができ、しかも、ジョイナーの支持片に載置した断熱材
は、ジョイナーに嵌着される押さえ具にて押さえ、ジョ
イナー間に支持する断熱材が風により浮上されるのを防
止することができ、また、気密性を高めることができる
という利点がある。
【0032】請求項2の発明においては、位置決め具を
ジョイナーの内部に挿入して頂部片に固定具にて固定し
てあるから、請求項1の効果に加えて、ジョイナーの固
定をドリルビスのような固定具によって上からの作業で
楽におこなえるという利点がある。請求項3の発明にお
いては、ジョイナーを断面ハット形に形成し、構造材に
位置決め具を固定し、位置決め具をジョイナーの対向す
る縦片間に嵌入し、ジョイナーの頂部に押さえ具を嵌着
して押さえ具にて断熱材を押さえているから、構造材に
固定した位置決め具を断面ハット形のジョイナーに嵌入
することで、ジョイナーの位置決めを容易におこなえ、
かつ、ジョイナーの高さは断熱材の厚さよりも充分に高
くて、ジョイナーの撓み強度を高めることができ、従来
のように、ジョイナーを吊下げるための吊具が不要にな
り、施工性を高めることができ、しかも、ジョイナーの
支持片に載置した断熱材は、ジョイナーに嵌着される押
さえ具にて押さえ、ジョイナー間に支持する断熱材が風
により浮上されるのを防止することができ、また、気密
性を高めることができるという利点がある。
【0033】請求項4の発明においては、ジョイナー
は、対向する縦片間の間隔が下方程狭くなっているか
ら、位置決め具をジョイナーの対向する縦片間に嵌入す
ることで、位置決め具を有効に利用して、ジョイナーの
浮上を阻止することができ、ジョイナーに支持される断
熱材が風により浮上されるのを防止することができ、ま
た、天井裏において、ジョイナーの縦片間の間隔が少な
くなって、見栄えをよくすることができるという利点が
ある。
【0034】請求項5の発明においては、位置決め具は
板状でジョイナーの上部に嵌入されているから、位置決
め具によりジョイナー及び断熱材の浮上を強力に阻止す
ることができ、しかも、位置決め具は板状であるから、
ジョイナーを傾けて位置決め具に嵌着させることがで
き、施工を容易におこなえるという利点がある。請求項
6の発明においては、断熱材の下面には防湿層が形成さ
れているから、断熱材の下面の防湿層にて結露が断熱材
の内部に浸透するのを防止でき、断熱機能を長期にわた
って維持することができ、更に、経時変化によりバイン
ダーの劣化が生じても断熱素材がごみとなって落下する
のを阻止でき、遮音及び防音機能を高めることができ、
かつ、外観も高め、しかも、断熱材の浮上を阻止して保
持する際に、断熱材の端部下面を損傷するのを回避で
き、断熱材の浮上を阻止して保持する構成において有利
となるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の一部破断した斜視図で
ある。
【図2】同上の概略断面図である。
【図3】同上の他の施工状態の要部の正面図である。
【図4】同上の実施の形態2を示し、(a)は一部破断
した斜視図、(b)は要部の正面図である。
【図5】同上の施工状態の概略断面図である。
【図6】同上の実施の形態3を示し、(a)は概略側断
面図、(b)は部分拡大概略断面図である。
【図7】(a)は同上の位置決め具にジョイナーが嵌合
する作用を示す斜視図、(b)は動作を示す説明図、
(c)はジョイナーの他例の説明図、(d)はジョイナ
ーの更に他例の概略断面図である。
【図8】同上の実施の形態4を示す側断面図である。
【図9】同上の正断面図である。
【図10】同上の実施の形態5を示す側断面図である。
【図11】同上の正断面図である。
【図12】同上の実施の形態6を示す側断面図である。
【図13】同上の実施の形態7を示す側断面図である。
【図14】(a)(b)は各々位置決め具の他例を示す
斜視図である。
【図15】同上の実施の形態8を示す側断面図である。
【図16】同上の正断面図である。
【図17】従来例を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 構造材 3 断熱材 3a 防湿層 4 折板屋根材 6 ジョイナー 6a 縦片 6b 支持片 6f 頂部片 13 固定具 30 位置決め具 31 押さえ具 1 構造材 3 断熱材 3a 防湿層 6 ジョイナー 6a 縦片 6b 支持片 6f 頂部片 13 固定具 30 位置決め具 31 押さえ具
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、梁や母屋のような構造材1,1間に断熱材3を支持
する複数本のジョイナー6,6を架設し、ジョイナー6
の支持片6b,6b、及び構造材1上に天井材となる断
熱材3の外周部を載置し、断熱材3の上方に金属製の折
板屋根材4を葺設した断熱屋根の構造であって、断面ハ
ット形のジョイナー6は対向する縦片6a,6a間の間
隔が下方程狭く形成してあり、ジョイナー6を固定手段
にて構造材に固定し、ジョイナー6の頂部に押さえ具3
1を嵌着して押さえ具31にて断熱材3を押さえて成る
ことを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】請求項2の発明においては、ジョイナー6
の下半部における対向する縦片6a,6aは略平行にし
て成ることを特徴とするものである。請求項3の発明に
おいては、構造材1に位置決め具30を固定し、位置決
め具30をジョイナー6の内部に挿入して頂部片6cに
固定具13にて固定して成ることを特徴とするものであ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】請求項4の発明においては、構造材1に位
置決め具30を固定し、位置決め具30をジョイナー3
aの上半部の対向する縦片6a,6a間に嵌入して成る
ことを特徴とするものである。請求項5の発明において
は、断熱材の下面には防湿層3aが形成されて成ること
を特徴とするものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】(作用)請求項1の構成においては、断熱
材3を押さえるためにジョイナー6の頂部に押さえ具3
1を嵌着するのであり、その分、ジョイナー6の高さを
高くするのであり、高さが高くなったジョイナー6は上
下方向の曲げ強度を高めることができ、従来のように吊
具にて補強しなくてもよく、このため施工性を高めるの
である。しかも、ジョイナー6の支持片6a,6bに載
置した断熱材3は、ジョイナー6に嵌着される押さえ具
31にて押さえ、ジョイナー6,6間に支持する断熱材
3が風により浮上されるのを防止することができ、ま
た、気密性を高めることができるのである。更に、断面
ハット形のジョイナー6は対向する縦片6a,6a間の
間隔が下方程狭く形成してあり、ジョイナー6の頂部に
押さえ具31を嵌着して押さえ具31にて断熱材3を押
さえることによって、縦片6a,6a間の間隔が下方程
狭く形成してある断面ハット形のジョイナー6の頂部に
押さえ具31を嵌着することで断熱材3を押さえること
ができ、天井材を葺設することができるものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項2の構成においては、ジョイナー6
の下半部における対向する縦片6a,6aは略平行にな
っていて、略平行となっている縦片6a,6aに断熱材
3の端面を当接する。請求項3の構成においては、ジョ
イナー6の固定をドリルビスのような固定具13によっ
て上からの作業で楽におこなえる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項4の構成においては、構造材1に位
置決め具30を固定し、位置決め具30をジョイナー6
の上半部の対向する縦片6a,6a間に嵌入すること
で、ジョイナー6の位置決めを容易におこなえる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】請求項5の構成においては、断熱材3の下
面には防湿層3aが形成されていることで、断熱材3の
下面の防湿層3aにて結露が断熱材3の内部に浸透する
のを防止でき、断熱機能を長期にわたって維持すること
ができ、更に、経時変化によりバインダーの劣化が生じ
ても断熱素材がごみとなって落下するのを阻止でき、遮
音及び防音機能を高めることができ、かつ、外観も高
め、しかも、断熱材3の浮上を阻止して保持する際に、
断熱材3の端部下面を損傷するのを回避でき、断熱材3
の浮上を阻止して保持する構成において有利となる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明においては、断面ハット
形のジョイナーは対向する縦片間の間隔が下方程狭く形
成してあり、ジョイナーを固定手段にて構造材に固定
し、ジョイナーの頂部に押さえ具を嵌着して押さえ具に
て断熱材を押さえているから、断熱材を押さえるために
ジョイナーの頂部に押さえ具を嵌着するのであり、その
分、ジョイナーの高さを高くするのであり、高さが高く
なったジョイナーは上下方向の曲げ強度を高めることが
でき、従来のようにジョイナーの高さが低くて上下方向
に撓みやすくて吊具にて補強しなくてもよく、このため
施工性を高めるのである。しかも、ジョイナーの支持片
に載置した断熱材は、ジョイナーに嵌着される押さえ具
にて押さえ、ジョイナー間に支持する断熱材が風により
浮上されるのを防止することができ、また、気密性を高
めることができるという利点がある。更に、断面ハット
形のジョイナーは対向する縦片間の間隔が下方程狭く形
成してあるから、ジョイナーの頂部に押さえ具を嵌着し
て押さえ具にて断熱材を押さえることによって、縦片間
の間隔が下方程狭く形成してある断面ハット形のジョイ
ナーの頂部に押さえ具を嵌着することで断熱材を押さえ
ることができ、天井材を葺設することができるという利
点がある。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】請求項2の発明においては、ジョイナーの
下半部における対向する縦片は略平行になっているか
ら、請求項1の効果に加えて、略平行となっている縦片
に断熱材の端面を当接することができる。請求項3の発
明においては、構造材に位置決め具を固定し、位置決め
具をジョイナーの内部に挿入して頂部片に固定具にて固
定しているから、請求項1の効果に加えて、ジョイナー
の固定をドリルビスのような固定具によって上からの作
業で楽におこなえるという利点がある。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】請求項4の発明においては、構造材に位置
決め具を固定し、位置決め具をジョイナーの上半部の対
向する縦片間に嵌入してあるから、請求項1の効果に加
えて、ジョイナーの位置決めを容易におこなえる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】請求項5の発明においては、断熱材の下面
には防湿層が形成されているから、断熱材の下面の防湿
層にて結露が断熱材の内部に浸透するのを防止でき、断
熱機能を長期にわたって維持することができ、更に、経
時変化によりバインダーの劣化が生じても断熱素材がご
みとなって落下するのを阻止でき、遮音及び防音機能を
高めることができ、かつ、外観も高め、しかも、断熱材
の浮上を阻止して保持する際に、断熱材の端部下面を損
傷するのを回避でき、断熱材の浮上を阻止して保持する
構成において有利となるという利点がある。
フロントページの続き (72)発明者 村山 稔 大阪市中央区高麗橋2丁目3番7号 大同 建材工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梁や母屋のような構造材間に断熱材を支
    持する複数本のジョイナーを架設し、ジョイナーの支持
    片及び構造材上に天井材となる断熱材の外周部を載置
    し、断熱材の上方に金属製の折板屋根材を葺設した断熱
    屋根の構造であって、ジョイナーを断面ハット形に形成
    し、構造材に位置決め具を固定し、位置決め具をジョイ
    ナーに固定し、ジョイナーの頂部に押さえ具を嵌着して
    押さえ具にて断熱材を押さえて成ることを特徴とする断
    熱屋根の構造。
  2. 【請求項2】 位置決め具をジョイナーの内部に挿入し
    て頂部片に固定具にて固定して成ることを特徴とする請
    求項1記載の断熱屋根の構造。
  3. 【請求項3】 梁や母屋のような構造材間に断熱材を支
    持する複数本のジョイナーを架設し、ジョイナーの支持
    片、及び構造材上に天井材となる断熱材の外周部を載置
    し、断熱材の上方に金属製の折板屋根材を葺設した断熱
    屋根の構造であって、ジョイナーを断面ハット形に形成
    し、構造材に位置決め具を固定し、位置決め具をジョイ
    ナーの対向する縦片間に嵌入し、ジョイナーの頂部に押
    さえ具を嵌着して押さえ具にて断熱材を押さえて成るこ
    とを特徴とする断熱屋根の構造。
  4. 【請求項4】 ジョイナーは、対向する縦片間の間隔が
    下方程狭くなっていることを特徴とする請求項3記載の
    断熱屋根の構造。
  5. 【請求項5】 位置決め具は板状でジョイナーの上部に
    嵌入されていることを特徴とする請求項3又は4記載の
    断熱屋根の構造。
  6. 【請求項6】 断熱材の下面には防湿層が形成されて成
    ることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の
    断熱屋根の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009079449A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Panasonic Corp 断熱装置およびそれを用いた工場
JP2010185219A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Gantan Beauty Ind Co Ltd 建築物の外装構造
JP2012132200A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Takenaka Komuten Co Ltd 屋根構造
JP2023082728A (ja) * 2021-12-03 2023-06-15 株式会社仲井 シート保持具、屋根構造及び屋根構造の構築方法

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