JPH114445A - 画像符号化装置および方法 - Google Patents

画像符号化装置および方法

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JPH114445A
JPH114445A JP15367197A JP15367197A JPH114445A JP H114445 A JPH114445 A JP H114445A JP 15367197 A JP15367197 A JP 15367197A JP 15367197 A JP15367197 A JP 15367197A JP H114445 A JPH114445 A JP H114445A
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JP15367197A
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Goro Kato
吾郎 加藤
Masami Nakagawa
昌巳 中川
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Sony Corp
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Sony Corp
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 VBVバッファを破綻させずに複数の映像素
材を切り替え可能となるように、画像データを符号化す
る。 【解決手段】 画像符号化装置10による1パス目の符
号化の後、ホストコンピュータ1は、VBVバッファを
シミュレートしながら、複数の映像素材の切り替えによ
ってVBVバッファが破綻しないように、各ピクチャ毎
の目標符号量を決定して、その目標符号量に従って、画
像符号化装置10に2パス目の符号化を行わせる。画像
符号化装置10は、ホストコンピュータ1より与えられ
た目標符号量に対して発生符号量が下回るように目標符
号量を修正し、修正後の目標符号量に従って、符号化処
理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを符号
化する画像符号化装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量のディジタルデータを記録
可能な光ディスクであるDVD(ディジタル・バーサタ
イル・ディスクまたはディジタル・ビデオ・ディスク)
が実用化されている。DVDのうち、ビデオデータ等を
記録するDVDビデオでは、MPEG(Moving Picture
Experts Group)2規格で圧縮された画像データを記録
するようになっている。
【0003】MPEG2規格では、符号化方式として双
方向予測符号化方式が採用されている。この双方向予測
符号化方式では、フレーム内符号化、フレーム間順方向
予測符号化および双方向予測符号化の3つのタイプの符
号化が行われ、各符号化タイプによる画像は、それぞれ
Iピクチャ(intra coded picture )、Pピクチャ(pr
edictive coded picture)およびBピクチャ(bidirect
ionally predictive coded picture)と呼ばれる。ま
た、I,P,Bの各ピクチャを適切に組わあせて、ラン
ダムアクセスの単位となるGOP(Group of Picture)
が構成される。
【0004】MPEG規格のようにピクチャ毎にビット
発生量が異なる符号化方法では、得られるビットストリ
ームを適切に伝送、復号して画像を得るためには、画像
復号化装置における入力バッファ内のデータ占有量を、
画像符号化装置側で把握していなければならない。そこ
で、MPEG規格では、画像復号化装置における入力バ
ッファに対応する仮想的なバッファであるVBV(Vi
deo Buffering Verifier)バッ
ファを想定し、画像符号化装置側では、VBVバッファ
を破綻、つまりアンダフローやオーバフローさせないよ
うに、ストリームを生成しなければならないようになっ
ている。以上のことは、圧縮符号化された放送素材を伝
送するDVB(ディジタル・ビデオ・ブロードキャス
ト)システムにおいても同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、DVDで
は、シームレス(継ぎ目なし)に、異なる撮影方向から
の複数の画像のいずれかを選択的に再生可能とするマル
チアングル機能が用意されている。また、DVBシステ
ムにおいては、本編の放送素材中に、コマーシャル映像
(以下、CMと記す。)を挿入して、伝送する場合があ
る。このようなマルチアングル機能やCM挿入を実現す
るには、複数の映像素材に対応する複数のストリームを
切り替える必要がある。ところが、この場合、複数のス
トリームの各々はVBVバッファを破綻させずに符号化
されていたとしても、ストリームの接続の仕方によって
は、VBVバッファを破綻させる場合があるという問題
点があった。
【0006】上記問題点について、図7を参照して詳し
く説明する。図7(a)は、ある映像素材に対応するス
トリームAのVBVバッファのデータ占有量(以下、V
BVバッファ占有量と言う。)の変化の一例を表したも
のであり、図7(b)は、他の映像素材に対応するスト
リームBのVBVバッファ占有量の変化の一例を表した
ものである。このようなストリームAとストリームB
を、接続点(以下、スプライス点と言う。)SPにおい
て接続した場合には、接続後に、図7(c)に示したよ
うにVBVバッファがアンダフローしたり、逆にオーバ
フローしたりする場合がある。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、復号化装置側の入力バッファに対応
する仮想的バッファを破綻させずに複数の映像素材を切
り替え可能となるように、画像データを符号化すること
ができるようにした画像符号化装置および方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像符号
化装置は、目標符号量に応じて条件を変えて、入力画像
データを符号化する符号化手段と、画像符号化装置によ
って符号化された画像データを復号化する画像復号化装
置側の入力バッファに対応する仮想的バッファに関し
て、他の映像素材との切り替え点以後については、切り
替え点における仮想的バッファのデータ占有量を一定値
とし、切り替え点に達する際には、映像素材の切り替え
によって仮想的バッファが破綻しないように、切り替え
点における仮想的バッファのデータ占有量が一定値に対
して所定の関係を有する値となるように目標符号量が与
えられ、切り替え点に達する際に、切り替え点における
仮想的バッファのデータ占有量が一定値に対して所定の
関係を有する値となるように、符号化手段による発生符
号量に応じて、与えられた目標符号量を修正して、修正
後の目標符号量に従って、符号化手段を制御する符号化
制御手段とを備えたものである。
【0009】請求項6記載の画像符号化方法は、符号化
された画像データを復号化する画像復号化装置側の入力
バッファに対応する仮想的バッファに関して、他の映像
素材との切り替え点以後については、切り替え点におけ
る仮想的バッファのデータ占有量を一定値とし、切り替
え点に達する際には、映像素材の切り替えによって仮想
的バッファが破綻しないように、切り替え点における仮
想的バッファのデータ占有量が一定値に対して所定の関
係を有する値となるように目標符号量が与えられ、切り
替え点に達する際に、切り替え点における仮想的バッフ
ァのデータ占有量が一定値に対して所定の関係を有する
値となるように、発生符号量に応じて、与えられた目標
符号量を修正する目標符号量修正手順と、この目標符号
量修正手順による修正後の目標符号量に応じて条件を変
えて、入力画像データを符号化する符号化手順とを含む
ものである。
【0010】請求項1記載の画像符号化装置では、符号
化制御手段に対して、他の映像素材との切り替え点以後
については、切り替え点における仮想的バッファのデー
タ占有量を一定値とし、切り替え点に達する際には、切
り替え点における仮想的バッファのデータ占有量が一定
値に対して所定の関係を有する値となるように目標符号
量が与えられ、この符号化制御手段によって、切り替え
点に達する際に、切り替え点における仮想的バッファの
データ占有量が一定値に対して所定の関係を有する値と
なるように、符号化手段による発生符号量に応じて、与
えられた目標符号量が修正され、修正後の目標符号量に
従って符号化手段が制御され、符号化手段によって、修
正後の目標符号量に応じて条件を変えて、入力画像デー
タが符号化される。
【0011】請求項6記載の画像符号化方法では、目標
符号量修正手順によって、他の映像素材との切り替え点
以後については、切り替え点における仮想的バッファの
データ占有量を一定値とし、切り替え点に達する際に
は、切り替え点における仮想的バッファのデータ占有量
が一定値に対して所定の関係を有する値となるように目
標符号量が与えられ、切り替え点に達する際に、切り替
え点における仮想的バッファのデータ占有量が一定値に
対して所定の関係を有する値となるように、発生符号量
に応じて、与えられた目標符号量が修正され、符号化手
順によって、修正後の目標符号量に応じて条件を変え
て、入力画像データが符号化される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施の形態に係る画像符号化装置の概略の構成を示すブ
ロック図である。
【0013】本実施の形態に係る画像符号化装置10
は、入力画像データS1 を入力し、圧縮符号化のための
前処理等を行うエンコーダ制御部11と、このエンコー
ダ制御部11の出力データを入力し、ピクチャ毎にピク
チャタイプに応じた符号化方法によって圧縮符号化し
て、圧縮画像データS2 を出力する符号化手段としての
エンコーダ13と、エンコーダ制御部11の出力データ
に基づいて動きベクトルを検出し、エンコーダ13に送
る動き検出回路14と、エンコーダ制御部11から出力
されるイントラACデータS3 と動き検出回路14から
出力されるME残差データS4 とエンコーダ13から出
力される発生ビット量データS5 とを入力し、エンコー
ダ13を制御する符号化制御手段としての符号化制御部
15とを備えている。画像符号化装置10には、ホスト
コンピュータ1が接続されるようになっている。
【0014】なお、イントラACとは、Iピクチャにお
いて、8×8画素のDCT(離散コサイン変換)ブロッ
ク内の各画素の画素値とDCTブロック内の画素値の平
均値との差分の絶対値の総和として定義され、絵柄の複
雑さを表すものと言える。イントラACデータS3 は、
このイントラACを表すデータである。また、ME残差
とは、簡単に言うと、動き予測誤差をピクチャ全体につ
いて絶対値和あるいは自乗和したものであり、ME残差
データS4 は、ME残差を求めるためのデータであり、
後で詳しく説明する。
【0015】符号化制御部15は、互いにバス19を介
して接続されたCPU(中央処理装置)16,ROM
(リード・オンリ・メモリ)17およびRAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)18を有するコンピュータによ
って構成され、CPU16が、RAM18をワーキング
エリアとして、ROM17に格納された画像符号化制御
用プログラムを実行することによって、後述する符号化
制御部15における各機能を実現するようになってい
る。ROM17は、IC(集積回路)でもよいし、IC
カードでもよいし、ハードディスク,フロッピィディス
ク等の磁気ディスクを記録媒体とする記憶装置でもよい
し、CD(コンパクトディスク)−ROM等の光ディス
クを記録媒体とする記憶装置でもよいし、その他の種類
の記録媒体を用いる記憶装置でもよい。
【0016】ホストコンピュータ1は、符号化制御部1
5のCPU16より発生ビット量データS5 と符号化難
易度データS6 とを受け、CPU16に対して目標符号
量データS7 を送るようになっている。
【0017】図2は、図1に示した画像符号化装置10
の詳細な構成を示すブロック図である。この図に示した
ように、エンコーダ制御部11は、入力画像データS1
を入力し、符号化する順番に従ってピクチャ(Iピクチ
ャ,Pピクチャ,Bピクチャ)の順番を並べ替える画像
並べ替え回路21と、この画像並べ替え回路21の出力
データを入力し、フレーム構造かフィールド構造かを判
別し、判別結果に応じた走査変換および16×16画素
のマクロブロック化を行う走査変換・マクロブロック化
回路22と、この走査変換・マクロブロック化回路22
の出力データを入力し、IピクチャにおけるイントラA
Cを算出し、イントラACデータS3 を符号化制御部1
5に送ると共に、走査変換・マクロブロック化回路22
の出力データをエンコーダ13および動き検出回路14
に送るイントラAC演算回路23とを備えている。
【0018】エンコーダ13は、エンコーダ制御部11
の出力データと予測画像データとの差分をとる減算回路
31と、この減算回路31の出力データに対して、DC
Tブロック単位でDCTを行い、DCT係数を出力する
DCT回路32と、このDCT回路32の出力データを
量子化する量子化回路33と、この量子化回路33の出
力データを可変長符号化する可変長符号化回路34と、
この可変長符号化回路34の出力データを一旦保持し、
ビットストリームからなる圧縮画像データS2として出
力するバッファメモリ35と、量子化回路33の出力デ
ータを逆量子化する逆量子化回路36と、この逆量子化
回路36の出力データに対して逆DCTを行う逆DCT
回路37と、この逆DCT回路37の出力データと予測
画像データとを加算して出力する加算回路38と、この
加算回路38の出力データを保持し、動き検出回路14
から送られる動きベクトルに応じて動き補償を行って予
測画像データを減算回路31および加算回路38に出力
する動き補償回路39とを備えている。バッファメモリ
35は、可変長符号化回路34より発生されるビット量
を表す発生ビット量データS5 を符号化制御部15に送
るようになっている。
【0019】動き検出回路14は、エンコーダ制御部1
1の出力データに基づいて、圧縮符号化の対象となるピ
クチャの注目マクロブロックと、参照されるピクチャに
おいて注目マクロブロックとの間の画素値の差分の絶対
値和あるいは自乗和が最小となるマクロブロックを探し
て、動きベクトルを検出して動き補償回路39に送るよ
うになっている。また、動き検出回路14は、動きベク
トルを求める際に、最小となったマクロブロック間にお
ける画素値の差分の絶対値和あるいは自乗和を、ME残
差データS4 として符号化制御部15に送るようになっ
ている。
【0020】符号化制御部15は、動き検出回路14か
らのME残差データS4 をピクチャ全体について足し合
わせた値であるME残差を算出するME残差計算部41
と、このME残差計算部41によって算出されたME残
差とイントラAC演算回路23からのイントラACデー
タS3 とに基づいて、ピクチャの符号化の難易度を表す
符号化難易度を算出し、符号化難易度データS6 をホス
トコンピュータ1に送る符号化難易度計算部42と、バ
ッファメモリ35からの発生ビット量データS5 に基づ
いて、ホストコンピュータ1からの目標符号量データS
7 によって与えられる目標符号量を修正する目標符号量
修正部44と、エンコーダ13における発生符号量が目
標符号量修正部44によって修正された後の目標符号量
となるように量子化回路33における量子化特性値に対
応する量子化インデックスを決定し、量子化回路33に
送る量子化インデックス決定部45とを備えている。
【0021】ここで、符号化難易度について説明する。
符号化難易度は、ピクチャの符号化の難易度を表すもの
であるが、これは、同じ画質を保つために必要なデータ
量の比率と言い換えることができる。符号化難易度を数
値化する方法は種々考えられるが、本実施の形態では、
IピクチャについてはイントラACを用いて符号化難易
度を求め、PピクチャおよびBピクチャについてはME
残差を用いて符号化難易度を求めることとしている。前
述のように、イントラACは絵柄の複雑さを表し、ME
残差は映像の動きの速さおよび絵柄の複雑さを表し、こ
れらは符号化の難易度と強い相関があることから、イン
トラACやME残差を変数とする一次関数等により、イ
ントラACやME残差から符号化難易度を算出すること
が可能である。
【0022】次に、本実施の形態に係る画像符号化装置
の動作について説明する。なお、以下の説明は、本実施
の形態に係る画像符号化方法の説明を兼ねている。
【0023】始めに、画像符号化装置10の基本的な動
作について説明する。入力画像信号S1 は、まず、エン
コーダ制御部11の画像並べ替え回路21に入力され
る。画像並べ替え回路21は、符号化する順番に従って
ピクチャの順番を並べ替える。画像並べ替え回路21の
出力画像データは、走査変換・マクロブロック化回路2
2に入力される。走査変換・マクロブロック化回路22
は、フレーム構造かフィールド構造かを判別し、判別結
果に応じた走査変換およびマクロブロック化を行う。走
査変換・マクロブロック化回路22の出力データは、イ
ントラAC演算回路23に入力される。イントラAC演
算回路23は、Iピクチャの場合には、イントラACを
算出してイントラACデータS3 を符号化制御部15に
送る。また、走査変換・マクロブロック化回路22の出
力データは、イントラAC演算回路23を経て、エンコ
ーダ13および動き検出回路14に送られる。
【0024】Iピクチャの場合には、エンコーダ13で
は、減算回路31において予測画像データとの差分をと
ることなく、エンコーダ制御部11の出力データをその
ままDCT回路32に入力してDCTを行い、量子化回
路33によってDCT係数を量子化し、可変長符号化回
路34によって量子化回路33の出力データを可変長符
号化し、バッファメモリ35によって可変長符号化回路
34の出力データを一旦保持し、圧縮画像データS2
して出力する。また、逆量子化回路36によって量子化
回路33の出力データを逆量子化し、逆DCT回路37
によって逆量子化回路36の出力データに対して逆DC
Tを行い、逆DCT回路37の出力画像データを加算回
路38を介して動き補償回路39に入力して保持させ
る。
【0025】Pピクチャの場合には、エンコーダ13で
は、動き補償回路39によって、保持している過去のI
ピクチャまたはPピクチャに対応する画像データと動き
検出回路14からの動きベクトルとに基づいて予測画像
データを生成し、予測画像データを減算回路31および
加算回路38に出力する。また、減算回路31によっ
て、エンコーダ制御部11の出力データと動き補償回路
39からの予測画像データとの差分をとり、DCT回路
32によってDCTを行い、量子化回路33によってD
CT係数を量子化し、可変長符号化回路34によって量
子化回路33の出力データを可変長符号化し、バッファ
メモリ35によって可変長符号化回路34の出力データ
を一旦保持し圧縮画像データS2 として出力する。ま
た、逆量子化回路36によって量子化回路33の出力デ
ータを逆量子化し、逆DCT回路37によって逆量子化
回路36の出力データに対して逆DCTを行い、加算回
路38によって逆DCT回路37の出力データと予測画
像データとを加算し、動き補償回路39に入力して保持
させる。
【0026】Bピクチャの場合には、エンコーダ13で
は、動き補償回路39によって、保持している過去およ
び未来のIピクチャまたはPピクチャに対応する2つの
画像データと動き検出回路14からの2つの動きベクト
ルとに基づいて予測画像データを生成し、予測画像デー
タを減算回路31および加算回路38に出力する。ま
た、減算回路31によって、エンコーダ制御部11の出
力データと動き補償回路39からの予測画像データとの
差分をとり、DCT回路32によってDCTを行い、量
子化回路33によってDCT係数を量子化し、可変長符
号化回路34によって量子化回路33の出力データを可
変長符号化し、バッファメモリ35によって可変長符号
化回路34の出力データを一旦保持し圧縮画像データS
2 として出力する。なお、Bピクチャは動き補償回路3
9に保持させない。
【0027】なお、バッファメモリ35は、可変長符号
化回路34より発生されるビット量を表す発生ビット量
データS5 を符号化制御部15に送る。
【0028】符号化制御部15は、発生ビット量データ
5 をホストコンピュータ1に送ると共に、後述する1
パス目の符号化においては、符号化難易度計算部42に
よって符号化難易度を算出し、この符号化難易度を表す
符号化難易度データS6 をホストコンピュータ1に送
る。また、符号化制御部15は、後述する2パス目の符
号化においては、目標符号量修正部44によって、ホス
トコンピュータ1より目標符号量データS7 として与え
られる目標符号量を修正し、量子化インデックス決定部
45によって、エンコーダ13における発生符号量が目
標符号量修正部44によって修正された後の目標符号量
となるように量子化回路33における量子化特性値に対
応する量子化インデックスを決定し、量子化回路33に
送る。
【0029】本実施の形態に係る画像符号化装置10
は、固定レート方式の符号化と可変レート方式の符号化
の双方に適用可能である。DVDのような蓄積メディア
に記録するデータの符号化では、可変レート方式を採用
する。固定レート方式の符号化では、VBVバッファを
破綻、つまりアンダフローやオーバフローさせないよう
に符号化を行う。これに対し、可変レート方式の符号化
では、VBVバッファへのデータ送信を最大レートで行
い、VBVバッファが満たされている場合は送信を停止
することができる。図3は、可変レート方式の符号化に
おけるVBVバッファ占有量の変化の一例を示したもの
である。この図に示したように、可変レート方式の符号
化の場合、VBVバッファが満たされている場合は送信
を停止することができるので、固定レート方式の場合と
異なり、符号51で示したようなオーバフローは発生し
ない。しかし、発生符号量が目標符号量以上となってし
まった場合には、固定レート方式の場合と同様に、VB
Vバッファのアンダフローは発生する。
【0030】本実施の形態では、DVDにおけるマルチ
アングル機能やDVBにおけるCM挿入を実現するため
に、画像符号化装置10を用いて、他の映像素材と切り
替え可能な映像素材に対応する画像データを符号化す
る。DVDにおけるマルチアングル機能では、複数のス
トリームの切り替えは、アングルポイントと呼ばれる部
分で行われる。このアングルポイントは、例えばGOP
の先頭である。このアングルポイントで、ストリームを
切り替えるときには、VBVバッファを破綻させないよ
うにしなければならない。DVBにおけるCM挿入の場
合も同様に、複数のストリームの切り替えるときには、
VBVバッファを破綻させないようにしなければならな
い。
【0031】ここで、図7を参照して、ストリームの切
り替え時にVBVバッファを破綻させない条件について
説明する。ここで、図7(a),(b)に示したよう
に、ストリームA,Bをあるスプライスポイント(本発
明における切り替え点に対応する。)SPで切り替える
ものとし、スプライスポイントSPにおける各ストリー
ムA,BのVBVバッファ占有量をそれぞれ、VBV
OCA ,VBVOCB とする。また、VBVOCB から、次の
スプライスポイントSPまでにストリームBが利用する
VBVバッファの深さをDB とする。このとき、次の式
(1)を満たしている場合には、いかなる場合でも、V
BVバッファを破綻させずにストリームの切り替えが可
能となる。
【0032】VBVOCA =VBVOCB …(1)
【0033】また、可変レート方式の符号化の場合に
は、オーバフローの心配がないので、次の式(2)を満
たすことで、VBVバッファを破綻させずにストリーム
の切り替えが可能となる。
【0034】VBVOCA ≧DB …(2)
【0035】なお、実際には、ストリームBが利用する
VBVバッファの深さは、実際に符号化してみなければ
分からないので、DB の値は、ストリームBが利用可能
なVBVバッファの深さとする。また、簡易的には、D
B ≒VBVOCB として、式(2)の代わりに、以下の式
(2´)を用いてもよい。
【0036】VBVOCA ≧VBVOCB …(2´)
【0037】次に、いわゆる2パスエンコード方式によ
る符号化を行って、DVDのマルチアングル機能を実現
する場合を例にとって、本実施の形態に係る画像符号化
装置10の動作について具体的に説明する。なお、2パ
スエンコード方式とは、画像符号化装置10において、
量子化スケールを一定にして、1回目(1パス目)の符
号化を行って、ホストコンピュータ1によって、ピクチ
ャの符号化の難易度を表す符号化難易度(Difficulty)
等の情報を収集し、その情報を基に、ピクチャ毎に目標
符号量を決定して、その目標符号量に従って2回目(2
パス目)の符号化を行う方式である。この場合、本実施
の形態では、ホストコンピュータ1は、VBVバッファ
をシミュレートしながら、式(1)または式(2)を満
たすように、ピクチャ毎の目標符号量を計算する。DV
Dの場合には、可変レート方式の符号化を行うので、式
(2)を満たせばよい。
【0038】ホストコンピュータ1は、どのスプライス
ポイントSPでも、式(2)を満たすようにするため
に、図4にVBVバッファ占有量の変化の一例を挙げた
ように、まず、スプライスポイントSP以後について
は、スプライスポイントSPにおけるVBVバッファ占
有量を一定値VC として、以後の目標符号量を計算す
る。また、ホストコンピュータ1は、スプライスポイン
トSPに達する際には、スプライスポイントSPにおけ
るVBVバッファ占有量が一定値VC に対して所定の関
係(式(2)を満たす場合には、VBVバッファ占有量
が一定値VC を越えるような関係)を有する値となるよ
うに、目標符号量を計算する。なお、一定値VC は、例
えばVBVバッファの全容量の2/3にする等、適宜に
設定可能である。
【0039】ここで、図5を参照して、本実施の形態に
おける2パスエンコード方式の符号化処理について説明
する。この処理では、まず、ホストコンピュータ1に対
して符号化の条件を入力、設定する初期化を行い(ステ
ップS101)、次に、画像符号化装置10において、
量子化スケールを一定にして1パス目の符号化を行っ
て、符号化難易度を測定する。符号化難易度は、図2に
おける符号化難易度計算部42によって求められ、符号
化難易度データS6 として、ホストコンピュータ1に与
えられる。次に、ホストコンピュータ1は、ピクチャタ
イプの割り当てを行い(ステップS103)、更に、各
ピクチャに対するビットの配分(目標符号量の算出)を
行う(ステップS104)。次に、ホストコンピュータ
1は、目標符号量データS7 によってピクチャ毎の目標
符号量を画像符号化装置10に与え、画像符号化装置1
0によって、2パス目の符号化を行い(ステップS10
5)、得られた圧縮画像データをモニタ装置によって表
示してプレビューを行って(ステップS106)、画質
のチェックを行い(ステップS107)、画質が良けれ
ば(OK)、オーサリングに必要なデータをまとめる等
の後処理を行って(ステップS110)、画像符号化作
業を終了する。画質のチェックにおいて、画質が良くな
ければ(NG)、部分的にエンコードの条件を変更する
ことによって部分的に画質を変更するカスタマイズを行
い(ステップS108)、更に、これに応じて各ピクチ
ャに対するビットの再配分を行って(ステップS10
9)、ステップS105に戻って、再度2パス目の符号
化を行う。
【0040】ここで、ホストコンピュータ1におけるビ
ットの配分(目標符号量の算出)の処理の一例について
説明する。この処理では、符号化難易度に応じて符号化
処理の目標符号量を設定するが、始めに、事前に設定さ
れた重み付けテーブルに従って、連続して符号化処理可
能な画像データのブロック(以下、エンコードユニット
と言う。)毎に、符号化難易度に対して重み付けを行う
ことが可能である。ホストコンピュータ1は、シームレ
スなマルチアングル機能を実現するエンコードユニット
の対応するGOP間で、符号化難易度の最大値を順次検
出して配列することにより、シームレスなマルチアング
ル機能を実現するエンコードユニットに対して共通の符
号化難易度を設定する。これにより、結果的に対応する
エンコードユニット間でデータ量が等しくなる。
【0041】次に、ホストコンピュータ1は、各GOP
単位の符号化難易度に応じて、実際に割り当て可能な符
号量を、各GOPに配分し、更に、各GOPにおいて、
各ピクチャの符号化難易度に応じて目標符号量を各ピク
チャに配分する。このようにして、シームレスなマルチ
アングル機能においては、共通化された符号化難易度に
よって、対応するGOPに同一の目標符号量が割り当て
られた後、各GOPを構成する各ピクチャの符号化難易
度に応じて、この同一の目標符号量が順次各ピクチャに
配分される。
【0042】次に、ホストコンピュータ1は、VBVバ
ッファをシミュレートしながら、VBVバッファがアン
ダフローしないようにピクチャ毎の目標符号量を補正す
る。更に、ホストコンピュータ1は、例えばGOP単位
で、式(2)を満たすように、ピクチャ毎の目標符号量
を補正する。
【0043】2パス目の符号化時において、画像符号化
装置10では、上述のようにしてホストコンピュータ1
によって決定され、与えられるピクチャ毎の目標符号量
に従って、符号化処理を行う。しかし、実際の発生符号
量は、目標符号量に対して誤差を持ってしまうため、ホ
ストコンピュータ1のシミュレート通りのVBVバッフ
ァ占有量の軌跡を再現することはない。ここで、常に、
目標符号量よりも発生符号量が小さい場合には、式
(2)を満たすことになるため、問題はないが、逆に、
目標符号量よりも発生符号量が大きい場合には、VBV
バッファのアンダフローの原因となり得る。そこで、本
実施の形態では、画像符号化装置10は、式(2)を満
たすように、図6の流れ図に示した動作を行う。
【0044】この動作では、まず、符号化制御部15
が、以下の式(3)で定義される総誤差の初期値を0と
し、次のスプライスポイントまでのピクチャ数を設定す
る(ステップS201)。
【0045】 総誤差=総目標符号量−総発生符号量 …(3)
【0046】次に、符号化制御部15の目標符号量修正
部44が、ホストコンピュータ1より目標符号量を取得
する(ステップS202)。次に、目標符号量修正部4
4は、総誤差が0以上か否かを判断する(ステップS2
03)。総誤差が0以上であれば(Y)、ステップS2
05へ進む。総誤差が0以上でなければ(N)、目標符
号量修正部44が、以下の式(4)に従って、目標符号
量を修正して(ステップS204)、ステップS205
へ進む。
【0047】 修正後の目標符号量=修正前の目標符号量−|総誤差|/残りのピクチャ数 …(4)
【0048】つまり、与えられた目標符号量に対する発
生符号量の超過分を、残りのピクチャに分け、各ピクチ
ャに分けられた超過分を各ピクチャに与えられた目標符
号量より減算して、修正後の目標符号量を算出する。
【0049】次に、ステップS205では、修正後の目
標符号量を、目標符号量修正部44より量子化インデッ
クス決定部45に与え、量子化インデックス決定部45
によって、エンコーダ13における発生符号量が目標符
号量修正部44によって修正された後の目標符号量とな
るように量子化回路33における量子化特性値に対応す
る量子化インデックスを決定し、量子化回路33に送っ
て、1ピクチャの符号化を行う。
【0050】次に、目標符号量修正部44が、発生符号
量を取得し(ステップS206)、総誤差を計算し(ス
テップS207)、残りのピクチャ数を1減らす(ステ
ップS208)。次に、符号化制御部15は、残りのピ
クチャ数が0より大きいか否かを判断し(ステップS2
09)、大きい場合(Y)にはステップS202に戻
り、大きくない場合(N)には符号化処理を終了する。
【0051】以上のような図6に示した処理により、総
目標符号量に対して総発生符号量が下回るように目標符
号量が修正され、結果的に、総目標符号量に対して総発
生符号量が下回って、スプライスポイントにおいて式
(2)を満たすか、あるいは、総目標符号量に対する総
発生符号量の超過分を許容誤差範囲内に収めることが可
能となる。
【0052】なお、隣接するスプライスポイント間に複
数のGOPがある場合には、図6に示した動作は、スプ
ライスポイントの直前のGOPについてのみ行うように
してもよい。
【0053】以上説明したように、本実施の形態では、
どのスプライスポイントSPでも、式(2)を満たすよ
うにするために、まず、ホストコンピュータ1によっ
て、スプライスポイントSP以後については、スプライ
スポイントSPにおけるVBVバッファ占有量を一定値
C として、以後の目標符号量を計算し、スプライスポ
イントSPに達する際には、スプライスポイントSPに
おけるVBVバッファ占有量が一定値VC に対して所定
の関係(VBVバッファ占有量が一定値VC を越えるよ
うな関係)を有する値となるように、目標符号量を計算
し、画像符号化装置10の符号化制御部15に与える。
本実施の形態では、更に、実際の発生符号量は目標符号
量に対して誤差を持ってしまうことを考慮して、画像符
号化装置10の符号化制御部15では、スプライスポイ
ントSPにおけるVBVバッファ占有量が一定値VC
対して所定の関係(VBVバッファ占有量が一定値VC
を越えるような関係)を有する値となるように、発生符
号量に応じて、与えられた目標符号量を修正して、修正
後の目標符号量に従って、符号化を行わせる。このよう
にして、本実施の形態によれば、例えばDVDにおいて
可変レート方式の符号化によってマルチアングル機能を
実現する場合のように複数の映像素材を切り替え可能と
する場合に、VBVバッファを破綻させずに複数の映像
素材を切り替え可能となるように、画像データを符号化
することができ、画質の劣化を最小限に抑えて再生でき
るストリームを生成することができる。
【0054】また、本実施の形態によれば、与えられた
目標符号量に対する発生符号量の超過分を、少なくとも
スプライスポイントに達する前の所定数のピクチャに分
け、各ピクチャに分けられた超過分を各ピクチャに与え
られた目標符号量より減算して、修正後の目標符号量を
算出するようにしたので、特定のピクチャの画質の劣化
を防止することができる。
【0055】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れず、例えば以下で説明するような種々の変更が可能で
ある。
【0056】まず、図6のステップS204における目
標符号量の修正では、与えられた目標符号量に対する発
生符号量の超過分を、残りの全てのピクチャに均等に分
けるようにしていた。しかし、MPEG規格のような予
測符号化を行う場合には、全体的に画質を保全するため
には予測される側のピクチャ(IピクチャやPピクチ
ャ)に対して多めの符号量を割り当てることが有効であ
る。そこで、各ピクチャに超過分を分ける割合をピクチ
ャタイプに応じて変えて、予測される側のピクチャに対
して多めの符号量を割り当てるようにしてもよい。ここ
で、各ピクチャに超過分を分ける割合をピクチャタイプ
に応じて変える方法の一例を挙げる。この方法では、I
ピクチャについては超過分の減算を行わない。また、P
ピクチャとBピクチャに対しては、超過分を分ける割合
に対応する係数CP ,CB を設定する。そして、図6の
ステップS204では、Pピクチャについては、以下の
式(5)に従って、修正後の目標符号量を算出する。
【0057】修正後の目標符号量=修正前の目標符号量
−CP ・|総誤差|/残りのピクチャ数 …(5)
【0058】同様に、図6のステップS204では、B
ピクチャについては、以下の式(6)に従って、修正後
の目標符号量を算出する。
【0059】修正後の目標符号量=修正前の目標符号量
−CB ・|総誤差|/残りのピクチャ数 …(6)
【0060】そして、CP =1.0、CB =1.4のよ
うに、CB をCP よりも大きくすれば、予測される側の
ピクチャであるPピクチャでは、Bピクチャに比べて、
修正前の目標符号量より減算される符号量が減り、よっ
て、割り当てられる符号量が多めに保たれ、全体的に画
質の劣化を防止することができる。
【0061】なお、各ピクチャに超過分を分ける割合を
ピクチャタイプに応じて変えて修正後の目標符号量を算
出する方法は、式(5),(6)に限らず、種々変更可
能である。
【0062】また、演算の際に桁落ち等で考慮して、1
ピクチャ当たりで差し引く超過分を繰り上げることによ
って、修正後の目標符号量を控え目にし、総発生符号量
が総目標符号量を越えないようにするのが好ましい。
【0063】また、本実施の形態は、固定レート方式の
符号化の場合にも適用可能である。固定レート方式の符
号化の場合には、VBVバッファのオーバフローも起こ
してはならないので、スプライスポイントでは、式
(1)を満たさなければならない。この場合、ホストコ
ンピュータ1は、式(1)を満たすように目標符号量を
決定して、画像符号化装置10の符号化制御部15に与
える。符号化制御部15では、可変レート方式の場合と
同様の処理を行って、目標符号量に対して発生符号量が
下回るように目標符号量を修正し、且つ与えられた目標
符号量に対する発生符号量の不足分を補うためのダミー
データ“0”を生成し、ビットストリームに埋め込むス
タッフィングを行うことで、式(1)を満たすことが可
能となる。これにより、固定レート方式の符号化を行う
場合にも、例えばDVBにおけるCM挿入の場合のよう
に、VBVバッファを破綻させずに複数の映像素材をシ
ームレスに切り替え可能となるように画像データを符号
化することができ、画質の劣化を最小限に抑えて再生で
きるストリームを生成することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし5
のいずれかに記載の画像符号化装置または請求項6ない
し10のいずれかに記載の画像符号化方法によれば、他
の映像素材との切り替え点以後については、切り替え点
における仮想的バッファのデータ占有量を一定値とし、
切り替え点に達する際には、映像素材の切り替えによっ
て仮想的バッファが破綻しないように、切り替え点にお
ける仮想的バッファのデータ占有量が一定値に対して所
定の関係を有する値となるように目標符号量が与えら
れ、切り替え点に達する際に、切り替え点における仮想
的バッファのデータ占有量が一定値に対して所定の関係
を有する値となるように、発生符号量に応じて、与えら
れた目標符号量を修正し、修正後の目標符号量に応じて
条件を変えて、入力画像データを符号化するようにした
ので、復号化装置側の入力バッファに対応する仮想的バ
ッファを破綻させずに複数の映像素材を切り替え可能と
なるように、画像データを符号化することができるとい
う効果を奏する。
【0065】また、請求項2または3記載の画像符号化
装置あるいは請求項7または8記載の画像符号化方法に
よれば、与えられた目標符号量に対する発生符号量の超
過分を、少なくとも切り替え点に達する前の所定数のピ
クチャに分け、各ピクチャに分けられた超過分を各ピク
チャに与えられた目標符号量より減算して、修正後の目
標符号量を算出するようにしたので、更に、特定のピク
チャの画質の劣化を防止することができるという効果を
奏する。
【0066】また、請求項3記載の画像符号化装置また
は請求項8記載の画像符号化方法によれば、各ピクチャ
に超過分を分ける割合をピクチャタイプに応じて変える
ようにしたので、更に、全体的な画質の劣化を防止する
ことが可能となるという効果を奏する。
【0067】また、請求項4または5記載の画像符号化
装置あるいは請求項9または10記載の画像符号化方法
によれば、与えられた目標符号量に対して発生符号量が
下回るように、与えられた目標符号量を修正するように
したので、更に、より確実に仮想的バッファの破綻を防
止することができるという効果を奏する。
【0068】また、請求項5記載の画像符号化装置また
は請求項10記載の画像符号化方法によれば、与えられ
た目標符号量に対する発生符号量の不足分を補うための
ダミーデータを生成するようにしたので、更に、固定レ
ート方式の符号化を行う場合にも、仮想的バッファを破
綻させずに複数の映像素材をシームレスに切り替え可能
となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る画像符号化装置の
概略の構成を示すブロック図である。
【図2】図1における画像符号化装置の詳細な構成を示
すブロック図である。
【図3】可変レート方式の符号化におけるVBVバッフ
ァ占有量の変化の一例を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態におけるVBVバッファ
占有量の変化の一例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態における2パスエンコー
ド方式の符号化処理を示す流れ図である。
【図6】本発明の一実施の形態における画像符号化装置
の動作を示す流れ図である。
【図7】ストリームの接続によってVBVバッファが破
綻する場合について説明するための説明図である。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ、10…画像符号化装置、11
…エンコーダ制御部、13…エンコーダ、14…動き検
出回路、15…符号化制御部、16…CPU、44…目
標符号量修正部、45…量子化インデックス決定部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の映像素材と切り替え可能な映像素材
    に対応する画像データを符号化する画像符号化装置であ
    って、 目標符号量に応じて条件を変えて、入力画像データを符
    号化する符号化手段と、 画像符号化装置によって符号化された画像データを復号
    化する画像復号化装置側の入力バッファに対応する仮想
    的バッファに関して、他の映像素材との切り替え点以後
    については、切り替え点における仮想的バッファのデー
    タ占有量を一定値とし、切り替え点に達する際には、映
    像素材の切り替えによって仮想的バッファが破綻しない
    ように、切り替え点における仮想的バッファのデータ占
    有量が前記一定値に対して所定の関係を有する値となる
    ように目標符号量が与えられ、切り替え点に達する際
    に、切り替え点における仮想的バッファのデータ占有量
    が前記一定値に対して所定の関係を有する値となるよう
    に、前記符号化手段による発生符号量に応じて、与えら
    れた目標符号量を修正して、修正後の目標符号量に従っ
    て、前記符号化手段を制御する符号化制御手段とを備え
    たことを特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記符号化手段は、入力画像データをピ
    クチャ毎にピクチャタイプに応じた符号化方法によって
    符号化し、 前記符号化制御手段は、与えられた目標符号量に対する
    発生符号量の超過分を、少なくとも切り替え点に達する
    前の所定数のピクチャに分け、各ピクチャに分けられた
    超過分を各ピクチャに与えられた目標符号量より減算し
    て、修正後の目標符号量を算出することを特徴とする請
    求項1記載の画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記符号化制御手段は、各ピクチャに超
    過分を分ける割合を、ピクチャタイプに応じて変えるこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記符号化制御手段は、与えられた目標
    符号量に対して発生符号量が下回るように、与えられた
    目標符号量を修正することを特徴とする請求項1記載の
    画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記符号化制御手段は、与えられた目標
    符号量に対する発生符号量の不足分を補うためのダミー
    データを生成することを特徴とする請求項4記載の画像
    符号化装置。
  6. 【請求項6】 他の映像素材と切り替え可能な映像素材
    に対応する画像データを符号化する画像符号化方法であ
    って、 符号化された画像データを復号化する画像復号化装置側
    の入力バッファに対応する仮想的バッファに関して、他
    の映像素材との切り替え点以後については、切り替え点
    における仮想的バッファのデータ占有量を一定値とし、
    切り替え点に達する際には、映像素材の切り替えによっ
    て仮想的バッファが破綻しないように、切り替え点にお
    ける仮想的バッファのデータ占有量が前記一定値に対し
    て所定の関係を有する値となるように目標符号量が与え
    られ、切り替え点に達する際に、切り替え点における仮
    想的バッファのデータ占有量が前記一定値に対して所定
    の関係を有する値となるように、発生符号量に応じて、
    与えられた目標符号量を修正する目標符号量修正手順
    と、 この目標符号量修正手順による修正後の目標符号量に応
    じて条件を変えて、入力画像データを符号化する符号化
    手順とを含むことを特徴とする画像符号化方法。
  7. 【請求項7】 前記符号化手順は、入力画像データをピ
    クチャ毎にピクチャタイプに応じた符号化方法によって
    符号化し、 前記目標符号量修正手順は、与えられた目標符号量に対
    する発生符号量の超過分を、少なくとも切り替え点に達
    する前の所定数のピクチャに分け、各ピクチャに分けら
    れた超過分を各ピクチャに与えられた目標符号量より減
    算して、修正後の目標符号量を算出することを特徴とす
    る請求項6記載の画像符号化方法。
  8. 【請求項8】 前記目標符号量修正手順は、各ピクチャ
    に超過分を分ける割合を、ピクチャタイプに応じて変え
    ることを特徴とする請求項7記載の画像符号化方法。
  9. 【請求項9】 前記目標符号量修正手順は、与えられた
    目標符号量に対して発生符号量が下回るように、与えら
    れた目標符号量を修正することを特徴とする請求項6記
    載の画像符号化方法。
  10. 【請求項10】 与えられた目標符号量に対する発生符
    号量の不足分を補うためのダミーデータを生成する手順
    を含むことを特徴とする請求項9記載の画像符号化方
    法。
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