JPH1145201A - コンピュータシステム、同システムにおけるデータアクセス処理方法および記録媒体 - Google Patents

コンピュータシステム、同システムにおけるデータアクセス処理方法および記録媒体

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JPH1145201A
JPH1145201A JP10048366A JP4836698A JPH1145201A JP H1145201 A JPH1145201 A JP H1145201A JP 10048366 A JP10048366 A JP 10048366A JP 4836698 A JP4836698 A JP 4836698A JP H1145201 A JPH1145201 A JP H1145201A
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JP
Japan
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computer
server computer
data
server
mobile
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JP10048366A
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Atsuyoshi Kawaura
淳義 川浦
Kazuhiko Isoda
一彦 磯田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH1145201A publication Critical patent/JPH1145201A/ja
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    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F21/60Protecting data
    • G06F21/62Protecting access to data via a platform, e.g. using keys or access control rules
    • G06F21/6218Protecting access to data via a platform, e.g. using keys or access control rules to a system of files or objects, e.g. local or distributed file system or database
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2221/00Indexing scheme relating to security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F2221/21Indexing scheme relating to G06F21/00 and subgroups addressing additional information or applications relating to security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同一サーバリソースを複数のクライアントコン
ピュータが更新しようとしたときのアクセス競合によっ
て生じるデータの矛盾を回避できるようにし、モバイル
用途のネットワークコンピュータの実現に適したコンピ
ュータシステムを提供する。 【解決手段】ネットワークコンピュータ12,13から
サーバ11上の同一のリソースに対してアクセスしよう
とした場合、そのアクセスに更新が含まれていた場合で
も、アクセス競合回避部22,25の働きにより、デー
タに矛盾が発生するといった事態の発生を防止すること
ができ、複数のクライアントコンピュータ12,13と
サーバ11との間で更新対象データについての整合性を
確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モバイル環境で使
用可能なネックワークコンピュータの実現に好適なコン
ピュータシステムに関し、特に、サーバ上のリソースに
対するアクセスの競合を回避できるように改良すると共
に、モバイルコンピュータの利用者に、必要とするファ
イルの把握や同期確保、およびサーバコンピュータとの
接続状態などを意識させることなくサーバコンピュータ
で管理されるファイルを使用した処理を行なわせること
のできるコンピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータに代わっ
て、ネットワークコンピュータ(NC:Network
Computer)と称される新しいコンピュータア
ーキテクチャが開発され始めている。
【0003】このネットワークコンピュータは、ネット
ワークの使用を前提としたものであり、データ処理に必
要なプログラムおよびデータのすべてはネットワークを
介してサーバコンピュータからダウンロードされる。こ
れにより、ネットワークコンピュータとして機能するそ
れぞれのクライアントコンピュータには、プログラムや
データを持つ必要が無くなるため、オペレーティングシ
ステム(OS)やアプリケーションプログラムのアップ
デート等に柔軟に対応できるようになり、結果としてマ
シン管理コストのドラスティックな軽減が可能となる。
【0004】しかし、ネットワークコンピュータは前述
のようにネットワーク接続による運用を前提としたもの
であり、モバイル環境での使用については考慮されてな
いのが通常である。このため、ネットワークに接続され
ていないオフライン状態であっても、ネットワーク接続
されたオンライン状態と同様な業務を行うことができる
新たなネットワークコンピュータの開発が望まれてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにモバイル環
境でも使用可能なネットワークコンピュータを実現する
ためには、オフライン状態での作業に必要となるサーバ
リソースの写しを保持するローカルストレージをネット
ワークコンピュータ内に設け、そのローカルストレージ
を利用してネットワークコンピュータが動作できるよう
にすることが必要となる。
【0006】この場合、オフライン状態でもオンライン
状態でも同一業務が行えるようにするためには、サーバ
リソースとローカルストレージ内のリソースとの同期が
とられていなければならない。このため、サーバとネッ
トワークコンピュータとの間でリソースのダウンロード
およびアップロードを行って、互いのデータ内容の整合
性を確保することが必要となる。
【0007】しかし、複数のネットワークコンピュータ
からサーバ上の同一のリソースに対してアクセスしよう
とした場合、そのアクセスに更新が含まれていると、デ
ータに矛盾が発生するという問題が生じる。
【0008】特に、ローカルストレージ内のリソースを
用いることによってモバイル環境でも動作可能に構成さ
れたネットワークコンピュータの場合には、ネットワー
ク接続されてないオフライン状態で長い間使用されるこ
ともあり、後にネットワーク接続して同期処理を行うま
での間にサーバ上のデータなどのリソースが他のネット
ワークコンピュータなどによって更新されているという
事態が生じやすい。この場合、もしそのまま同期処理を
行うと、ネットワークコンピュータ間でのデータの整合
性が崩れてしまうことになる。
【0009】また、従来より、モバイル環境を支援する
ための方法として、パーソナルコンピュータなどにおい
てはブリーフケース方式と呼ばれるファイルの同期技術
が知られている。
【0010】このブリーフケース方式は、たとえばデス
クトップ型のパーソナルコンピュータなどで一元管理さ
れるファイルを、内容の一貫性を保ちつつ、携行が容易
で通信機能を有するパーソナルコンピュータ(以下、モ
バイルコンピュータという)で使用するような場合に使
用されるものである。
【0011】しかし、このブリーフケース方式では、複
製元コンピュータ(前述の場合は、デスクトップ型のパ
ーソナルコンピュータ)において、ユーザが明示的にフ
ァイルの複製(または複製を作成するファイルの一覧)
をブリーフケースと称される引渡し用の領域に格納し、
また、モバイルコンピュータでデータを更新した後に
は、複製元コンピュータのファイルとモバイルコンピュ
ータのファイルの内容を一致させるために、明示的にフ
ァイルの整合性確保を指示する必要があった。
【0012】このため、ブリーフケース方式では、たと
えば出先などに置かれたモバイルコンピュータを用いる
場合など、利用者それぞれが、必要となるすべてのファ
イルを常に把握していなければならない。また、利用者
それぞれは、ファイルの一貫性を保つために、モバイル
コンピュータのファイルの状態と複製元コンピュータの
ファイルの状態とを常に把握していなければならないと
いう問題がある。
【0013】一方、前述のネットワークコンピュータで
は、一般に、必要なファイルやプログラムなどは、サー
バコンピュータの管理者によって、利用者それぞれが意
識しなくてもよいように、各利用者に対応させて適切に
準備されるため、オンライン状態においては、利用者
は、ネットワークに接続されているコンピュータを用い
て、必要となるファイルやプログラムなどをサーバコン
ピュータから自動的にもってきて実行することが可能で
ある。しかし、この方式は、ネットワークコンピュータ
がサーバに常にネットワーク接続されていることを前提
としたものであり、モバイル用途のネットワークコンピ
ュータには不向きである。
【0014】本発明は上述の実情に鑑みてなされたもの
であり、データの矛盾の発生を防止できるようにし、モ
バイル用途のネットワークコンピュータの実現に適した
コンピュータシステム、および同システムで使用される
データアクセス処理方法並びに記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0015】また、本発明は、利用者が必要となるファ
イルの把握や同期の確保、およびサーバコンピュータと
の接続状態などを意識させることなく、サーバコンピュ
ータで管理されるファイルを使用した処理を行なわせる
ことのできるコンピュータシステムを提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、サーバコンピュータと、データ処理に必
要なプログラムおよびデータをネットワークを介して前
記サーバコンピュータからダウンロードして動作する複
数のクライアントコンピュータとを含むコンピュータシ
ステムにおいて、前記サーバコンピュータ上の同一リソ
ースを複数のクライアントコンピュータが更新しようと
したときのアクセス競合によって生じるデータの矛盾を
回避し、前記更新対象のデータの整合性を確保する競合
回避手段を具備することを特徴とする。
【0017】このコンピュータシステムにおいては、複
数のネットワークコンピュータからサーバ上の同一のリ
ソースに対してアクセスしようとした場合、そのアクセ
スに更新が含まれていた場合でも、競合回避手段の働き
により、データに矛盾が発生するといった事態の発生を
防止することができ、複数のクライアントコンピュータ
とサーバコンピュータとの間で更新対象データについて
の整合性を確保することができる。
【0018】特に、ローカルストレージ内のリソースを
用いることによってモバイル環境で動作可能なネットワ
ークコンピュータの場合には、ネットワーク接続されて
ないオフライン状態で長い間使用されることもあり、後
にネットワーク接続して同期処理を行うまでの間にサー
バ上のデータなどのリソースが他のネットワークコンピ
ュータなどによって更新されているという事態が生じや
すいが、競合回避手段を用いることにより、データの矛
盾が生じさせずに同期処理を行うことができるので、オ
フライン状態でもオンライン状態でも同一業務を継続し
て行うことが可能となる。
【0019】前記競合回避手段は、前記サーバコンピュ
ータ上のリソースについてそれをダウンロードして使用
しているクライアントコンピュータが存在するか否かを
管理し、使用中のリソースについては他のクライアント
コンピュータへのデータ更新を目的としたダウンロード
を禁止する手段を含むことを特徴とする。このように使
用中のリソースについてはそれをいわゆるロック状態と
して、他のクライアントコンピュータへのデータ更新を
目的としたダウンロードを禁止することにより、競合に
よるデータ矛盾の発生を確実に防止できる。
【0020】また、前記競合回避手段は、前記サーバコ
ンピュータ上に設けられ、各リソースのデータ更新時刻
を管理する手段と、前記各クライアントコンピュータ上
に設けられ、前記サーバコンピュータからリソースをダ
ウンロードしたときのデータ更新時刻と、前記サーバコ
ンピュータ上で管理されている現在のデータ更新時刻と
に基づいて、前記サーバコンピュータ上のリソースがそ
のダウンロード後に他のクライアントコンピュータによ
って更新されているか否かを判別し、その判別結果に基
づいて前記サーバコンピュータ上のリソースに対する更
新処理を制御する手段を具備することを特徴とする。
【0021】この構成により、データ更新時刻を用いた
制御が可能となり、使用中のリソースをロックすること
なく、競合によるデータ矛盾の発生を確実に防止できる
ようになる。
【0022】また、本発明は、前述した第2の目的を達
成するために、モバイルコンピュータに複写されるファ
イルの一覧を保持するブリーフケースについて、モバイ
ルコンピュータの利用者が設定する利用者用に加えて、
サーバコンピュータのファイル管理者が設定する管理者
用を新たに設けたものである。この利用者用および管理
者用の2つのブリーフケースは、一対で利用者それぞれ
に対応して設けられる。
【0023】すなわち、本発明においては、管理者用の
ブリーフケースをファイル管理者が設定することによっ
て、利用者それぞれに、自分の業務に必要となるプログ
ラムファイルやデータファイルを意識させることを不要
とし、一方では、ある程度熟練した利用者に対しては、
利用者用のブリーフケースを設定させることによって、
付加的なカスタマイズを可能としている。
【0024】また、本発明は、サーバコンピュータとモ
バイルコンピュータとが接続されたときに、管理者用お
よび利用者用のブリーフケースで保持されるファイル一
覧で示されたファイルの整合性確保のための同期処理を
行うようにしたものであり、また、サーバコンピュータ
とモバイルコンピュータとが接続された状態のときに、
予め定められた期間ごと、または要求に応じて、管理者
用および利用者用のブリーフケースで保持されるファイ
ル一覧で示されたファイルに関する整合性を確保するた
めの同期処理を行うようにしたものである。
【0025】すなわち、本発明においては、サーバコン
ピュータで管理されるファイルとモバイルコンピュータ
に複写されたファイルとの間の同期確保を利用者に意識
させることを不要とする。
【0026】また、本発明は、サーバコンピュータとモ
バイルコンピュータとが未接続の状態のときに、サーバ
コンピュータ上で管理されるファイルに代えてモバイル
コンピュータに複写されたファイルを使用するようにし
たものである。
【0027】すなわち、本発明においては、サーバコン
ピュータと接続された状態のときと未接続の状態のとき
とで、その操作になんらの違いも生じさせないために、
利用者にサーバコンピュータとの接続状態を意識させる
ことがない。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を説明する。
【0029】(第1実施形態)図1には、本発明の第1
実施形態に係るネットワークコンピュータのシステム構
成が示されている。
【0030】ネットワークコンピュータ(NC)12
は、オペレーティングシステムやアプリケーションプロ
グラムなどのデータ処理に必要なプログラムおよびデー
タの全てをLAN10や公衆網などのネットワークを介
してサーバコンピュータ11からダウンロードして動作
するものであり、オフィス内においては、ネットワーク
コンピュータ(NC)12はLAN10に接続した状態
で使用される(オフィスモード)。また、外出時には、
ネットワークコンピュータ(NC)12は、基本的には
サーバコンピュータ11とは非接続の状態で使用される
が(モバイルモード)、必要に応じて公衆網を介してP
PP(Point to Point Protoco
l)によりサーバコンピュータ11にリモート接続する
こともできる(PPPモード)。
【0031】サーバコンピュータ11は、そのクライア
ントマシンとなる各ネットワークコンピュータ(NC)
12に対してプログラムやデータなどのリソースを提供
するものであり、それらリソースはディスク装置21で
蓄積および管理されている。
【0032】ネットワークコンピュータ(NC)12
は、オフライン状態での業務遂行を可能にするために、
ローカルストレージ23を備えている。このローカルス
トレージ23には、サーバコンピュータ11上のプログ
ラムおよびデータなどのリソースの写しであるレプリカ
が格納される。どのリソースをネットワークコンピュー
タ(NC)12にレプリカとしてダウンロードするか
は、サーバコンピュータ11上の同期リストによって管
理されている。
【0033】ここで、同期リストとは、サーバコンピュ
ータ11とネットワークコンピュータ(NC)12のロ
ーカルストレージ23との間でデータの整合性を維持す
るために行われるデータ同期処理の対象となるファイル
を管理対象のネットワークコンピュータ毎に記述したも
のであり、この同期リストにより、各ネットワークコン
ピュータ毎に同期処理を行うことが必要なファイル名な
どが管理される。各ネットワークコンピュータに対応す
る同期リストは、管理者用同期リストと、利用者用同期
リストを持つ。管理者は、利用者に与えたいファイルの
一覧を管理者用同期リストに記し、ネットワークコンピ
ュータの利用者は、自ら同期を取りたいファイルを利用
者用同期リストに記す。
【0034】ネットワークコンピュータ(NC)12へ
のレプリカのダウンロード時には、同期リストの写しで
あるレプリカリストも一緒にダウンロードされ、ローカ
ルストレージ23に格納される。このローカルストレー
ジ23上のレプリカを用いることにより、ネットワーク
コンピュータ(NC)12は、サーバアクセス無しで動
作することができる。なお、ローカルストレージ23と
しては、フラッシュメモリカードやハードディスクなど
が用いられる。
【0035】サーバコンピュータ11からネットワーク
コンピュータ(NC)12にダウンロードされるOSに
は、サーバアクセスを伴いながら動作する通常のネット
ワークオペレーションモードでネットワークコンピュー
タ(NC)12を制御するコネクテッド処理機能と、ロ
ーカルストレージ23を用いることによるオフライン状
態での業務遂行を可能にするディスコネクテッド処理機
能とが用意されている。
【0036】さらに、このOSの中には、同期処理を行
う同期処理部24と、アクセス競合回避処理部25とが
設けられている。同期処理部24は、オフライン状態で
もオンライン状態でもネットワークコンピュータ(N
C)12上で同一業務を継続して行えるようにするため
に、サーバコンピュータ11との間のリソースのダウン
ロード/アップロードによって、サーバリソースとロー
カルストレージ23内のリソースとの同期をとる。この
同期処理は、ネットワークコンピュータ(NC)12の
ログイン時やログアウト時に実行される。
【0037】また、アクセス競合回避処理部25は、サ
ーバコンピュータ22のアクセス競合回避処理部22と
共同して、サーバコンピュータ11上の同一リソースを
複数のネットワークコンピュータが更新しようとしたと
きのアクセス競合によって生じるデータの矛盾を回避す
るための衝突回避処理を行う。このアクセス競合回避処
理部25は本システム内の全てのネットワークコンピュ
ータに装備されている。これにより、同一のサーバリソ
ースに対する更新要求を含む複数のネットワークコンピ
ュータからのアクセスが競合した場合であっても、それ
によってデータの矛盾が生じるのを防止でき、ネットワ
ークコンピュータそれぞれとサーバコンピュータ11と
の間のデータの整合性を確保することが可能となる。
【0038】また、デスクトップ型ネットワークコンピ
ュータ(デスクトップNC)13は、ネットワーク接続
された環境でのみ使用されるものであり、ネットワーク
コンピュータ(NC)12と比較すると、ローカルスト
レージを持たない点が異なる。このデスクトップ型ネッ
トワークコンピュータ(デスクトップNC)13にも、
前述のアクセス競合回避処理部が設けられている。
【0039】次に、本実施形態のネットワークコンピュ
ータ(NC)12が有する基本動作モードについて説明
する。
【0040】オンライン状態での動作を前提とするネッ
トワークオペレーションモードは、使用するネットワー
クの種類により、LANモード(オフィスモード)と、
PPP(Point to Point Protoc
ol)モードに分けられる。PPPモードは、電話網、
ISDN網、PHS網などの公衆網を介してサーバ11
にリモートアクセスする場合に使用される。
【0041】一方、オフライン状態での動作を前提とす
るディスコネクトオペレーションモードは前述のモバイ
ルモードをサポートするためのものであり、サーバリソ
ースのレプリカを使用することを前提とする。このモバ
イルモードで使用されるレプリカが記録されたローカル
ストレージ23の記憶領域をデイパックと呼ぶ。すなわ
ち、デイパックとは、ローカルストレージ23内にあ
り、ユーザがモバイルモードでネットワークコンピュー
タ(NC)12を使用するために必要なプログラムおよ
びデータの記憶領域である。
【0042】モバイルモードで必要なプログラムおよび
データのレプリカをサーバコンピュータ11からデイパ
ックに予めダウンロードしておくことにより、ネットワ
ークオペレーションモード(オフィスモードまたはPP
Pモード)で行われていた作業をディスコネクトオペレ
ーションモードに移行しても継続して行うことが可能と
なる。
【0043】このように、ネットワークオペレーション
モードでもオフライン作業への移行に備えて、プログラ
ムおよびデータのプリフェッチのためにデイパックを使
用する場合がある。このプリフェッチのためのダウンロ
ード動作は、同期処理の初期処理として実行される。
【0044】したがって、本ネットワークコンピュータ
(NC)12の動作モードは、以下の4通りが考えられ
る。
【0045】(1)LAN&デイパックモード (2)LANモード(デイパックは使用しない) (3)デイパックモード (4)PPP&デイパックモード (5)PPPモード(デイパックは使用しない) オフィスモードは、(1)と(2)に分けられる。外出
時には(3)〜(5)が使用できるが、通常は(3)ま
たは(4)だけが使用され、(5)は使用されない。
【0046】これら接続モードの遷移の様子を図2に示
す。
【0047】ネットワークコンピュータ(NC)12が
電源オフ状態から電源オンされるか、あるいは電源オン
状態でリセットされると、OSによる初期化処理(シス
テムスタート)が開始される。ネットワークコンピュー
タ(NC)12がその動作に必要な環境をサーバ11か
ら獲得するためのログイン処理時には、ネットワークコ
ンピュータ(NC)12の画面上にログインダイアログ
が画面表示され、そのログインダイアログ上で、使用す
るオペレーションモードの選択が行われる。使用される
オペレーションモードは、前述の“オフィスモード”と
“モバイルモード”とに大別される。
【0048】“オフィスモード”はLANの使用が可能
であるオフィスでの使用を想定したモードである。“オ
フィスモード”が選択されると、接続モードは、LAN
モードまたはLAN&デイパックモードを遷移する。
【0049】“モバイルモード”はLANの使用が不可
能な、外出先での使用を想定したモードである。“モバ
イルモード”が選択されると、接続モードは、デイパッ
クモードまたはPPP&デイパックモードを遷移する。
【0050】これらの状態遷移および使用モードの選択
のための機構はOS初期化処理に組み込まれている。
【0051】以下、接続モードの遷移について具体的に
説明する。
【0052】(a) LANモードでのデイパックの使
用について LANモードで、ユーザが所有権を持つデイパックが存
在すれば、自動的に、LAN&デイパックモードにな
る。そのユーザが所有権を持つデイパックが存在するに
もかかわらず、LANモードになることはない。
【0053】LANモードでは、デイパックの所有権の
獲得または放棄を行うことができる。
【0054】・デイパックの所有権の放棄 LAN&デイパックモードでは、いつでもデイパックの
所有権の放棄を行うことができる。デイパックの所有権
を放棄すれば、LANモードに移行する。
【0055】・デイパックの所有権の獲得 LANモードで、誰の所有権もないデイパックが存在す
れば、そのデイパックの所有権を獲得することができ
る。デイパックの所有権を獲得すれば、LAN&デイパ
ックモードに移行する。
【0056】(b) デイパックモードでのPPPの使
用について デイパックモードでは、いつでもPPPの使用を開始す
ることができる。PPPの使用を開始すると、PPP&
デイパックモードに移行する。
【0057】逆に、PPP&デイパックモードでは、い
つでもPPPの使用を終了することができる。PPPの
使用を終了すると、デイパックモードに移行する。
【0058】(c) PPPモードは使わない。
【0059】PPPモードは、使わないものとする。
【0060】PPP接続するためには、ダイアルアップ
のための各種の設定情報が必要になる。PPPモードに
入るためには、この情報をオペレータが直接、入力しな
ければならなくなる。
【0061】一方、PPP&デイパックモードの場合に
は、デイパック使用モードからの遷移となるため、ダイ
アルアップのための設定情報をデイパックに格納してお
くことが可能である。この情報は、事前にサーバに設定
しておくことができる。
【0062】モバイル用途を考えたときにPPPの利用
は、デイパック前提に制限しても問題ないと考えられ
る。
【0063】(d) ログインの時のモード移行 ログイン時には、LAN使用モードかデイパック使用モ
ードかのどちらかを選択可能とする。LAN使用モード
が選択された場合、そのユーザの使用権があるデイパッ
クが存在すれば、LAN&デイパックモードに移行す
る。
【0064】デイパック使用モードでは、PPP&デイ
パックモードに移行することが可能である。
【0065】ログイン時にLAN使用モードを選択する
のは、LANが使用できるオフィスにいる時を想定して
いるため、“オフィスモード”と呼ぶ。一方、デイパッ
クモードを選択するのは、LANが使用できない、外出
中の使用を想定しているため、“モバイルモード”と呼
ぶ。
【0066】ログイン時にオペレータは、使用モードと
して、“オフィスモード”か“モバイルモード”かを選
択して使用を開始する。
【0067】(e) リセットと電源断 全てのモードから、リセットと電源断が可能である。リ
セットは、OSのデータ部を初期化し、システム初期化
ルーチンを実行するものである。電源断は、ハードウェ
ア的な電源OFFである。
【0068】次に、図3のフローチャートを参照して、
OS起動時の処理の流れを説明する。
【0069】ネットワークコンピュータ12が電源オン
またはそのリブートのための操作が行われると、ネット
ワークコンピュータ12のROMに格納されたブートプ
ログラムがスタートする。このROMのブートプログラ
ムは、まず、フラッシュメモリなどから構成されるロー
カルストレージ23にOSが保存されているか否かを調
べる(ステップS101)。
【0070】ローカルストレージ23にOSが保存され
ている場合には、そのローカルストレージ121からO
Sがブートされる(ステップS102)。一方、ローカ
ルストレージ23にOSが保存されてない場合には、R
OMのブートプログラムは、DHCP(Dynamic
Host Configuration Proto
col)によって、OS名、IPアドレスおよびOS起
動に最低限必要なブート環境をサーバコンピュータ11
から自動取得した後、TFTP(Trivial Fi
le Transfer Protocol)により、
サーバコンピュータ11からブートローダをロードして
そのブートローダに制御を渡す(ステップS103,S
104)。
【0071】ブートローダは、NFS(Network
File System)により、サーバコンピュー
タ11からOSをロードしてそのブートを行う(ステッ
プS105)。これにより、OSの初期化処理が開始さ
れる(ステップS106)。この初期化処理では、OS
が使用するネットワーク環境の設定などが行われる。
【0072】このようにして環境設定処理が行われた
後、使用モード選択処理(ステップS107)が行われ
る。
【0073】この使用モード選択処理では、まず、OS
により、所有権の設定されたデイパックの存在の有無や
LAN10が使用可能か否かなどの判定が行われ、この
結果に基づいて使用モードのデフォルト値が決定され、
そのデフォルト値がネットワークコンピュータ(NC)
12のログインダイアログ画面上に表示される。この使
用モード選択処理では、まず、所有権が設定されたデイ
パックを含むローカルストレージが存在するか否かが調
べられる。所有権が設定されたデイパックを含むローカ
ルストレージが存在するならば、使用モードのデフォル
ト値を“モバイルモード”に設定する。次に、DHCP
のDISCOVERパケットをブロードキャストし、そ
れに対するOFFERパケットの受信の有無によって、
LANの使用が可能か否かが調べられる。OFFERパ
ケットが受信されるとLAN使用が可能な環境であると
判断され、使用モードのデフォルト値が“オフィスモー
ド”に切り替えられる。このように、デイパックとして
使用できるローカルストレージが存在する場合には、L
AN使用が可能か否かに応じて、“モバイルモード”ま
たは“オフィスモード”がデフォルト値としてログイン
ダイアログに表示される。また、ログインダイアログ上
でユーザによって明示的に使用モードの設定変更が行わ
れた場合には、ユーザによって指示されたモードに変更
される。そして、ログインダイアログ上のOKボタンが
押されると、現在のモードに確定されて、その設定のた
めの処理が開始される。そして、その使用モードを示す
インジケータが画面表示される。一方、ローカルストレ
ージが存在しないか、あるいはローカルストレージは存
在するもののそのデイパックに所有権が設定されてない
場合には、デフォルトのモードが決定されないまま、L
ANの使用が可能か否かが調べられる。LAN使用が可
能な環境であると判断された場合には、使用モードのデ
フォルト値が“オフィスモード”に設定される。そし
て、“オフィスモード”がデフォルト値としてログイン
ダイアログに表示され、“モバイルモード”は無効化さ
れる。このように、ローカルストレージが存在しない
か、あるいはローカルストレージは存在するもののその
デイパックに所有権が設定されてない場合には、基本的
に“オフィスモード”が選択されることになる。
【0074】使用モード選択処理にて使用モードが選択
されると、ログインダイアログで入力されたユーザ名お
よびパスワード等に基づいてユーザ認証処理が行われる
(ステップS108,S110)。ユーザ認証処理が成
功すると、“オフィスモード”が選択されている場合に
は、デイパックの所有の有無に基づいて接続モードがL
ANモードまたはLAN&デイパックモードに設定され
る(ステップS109)。一方、“モバイルモード”が
選択されている場合には、ユーザによるPPP接続操
作、切断操作に応じて、デイパックモードとPPP&デ
イパックモード間を遷移する。
【0075】次に、図1のネットワークコンピュータシ
ステムの基本的な運用形態について説明する。
【0076】図1のネットワークコンピュータシステム
はオペレーティングシステムやアプリケーションプログ
ラムなど必要なリソースをサーバ11で集中管理し、必
要な時に必要なリソースをLAN10や公衆網などのネ
ットワークを介して、サーバ11からネットワークコン
ピュータ12,13にダウンロードし動作する。データ
を更新する場合は、処理結果をサーバ11側にアップロ
ードする。従って、これらネットワークコンピュータ1
2,13は、通常は、図4に示すように、常にネットワ
ークに接続され、サーバと通信できる環境での使用が前
提となる。
【0077】一方、モバイル環境で使用する場合など
は、LANや公衆網などのネットワークに接続されてい
ない状態であることが考えられる。そのため、モバイル
用途で利用されるネットワークコンピュータ(NC)1
2については、前述のようにフラッシュメモリーカード
やハードディスクなどから構成されるローカルストレー
ジ23を備え付け、オンライン状態の時に図5に示され
ているようにサーバ11から必要なリソースをダウンロ
ードして、ストレージ23内にレプリカを作成する。こ
れによって、ネットワーク非接続のオフライン状態に移
行した時でもオンライン状態と同等な処理を行うことを
可能としている。また、オフライン状態でもオンライン
状態でも同一処理を継続して行えるようにするために
は、サーバリソースとレプリカ間の同期がとれていなけ
ればならない。この同期処理のため、同期処理部24に
よってリソースのダウンロード/アップロードが行われ
る。
【0078】ここで、ダウンロード/アップロードで問
題となるのが、複数のネットワークコンピュータから同
一のサーバリソースに対して同時にアクセスした際の、
データ更新の衝突によるデータの矛盾の問題である。こ
こで、その例を挙げる。
【0079】図6に示されているように、サーバ11上
のあるリソースXを、デスクトップNC(NC−A)1
3が更新しようとしてダウンロードしたとする。同じリ
ソースXを別のNC12(NC−B)がやはり更新しよ
うとしてダウンロードする。この場合、これらNC1
2,13がアップロードする順番によって、サーバ11
上のXのデータ内容が決まってしまう。つまり、後から
アップロードしたデータが残ることになる。
【0080】このようなアクセス競合によるデータの矛
盾は、NCによるダウンロード/アップロードに限った
ものでは無く、図7に示すように、NCが使用するリソ
ースを、サーバ11上のプログラムで操作する場合、他
の計算機から操作する場合にも、同じ問題が発生する。
【0081】本実施形態では、図8に示されているよう
に、サーバコンピュータ11にアクセス競合回避部22
を設けていると共に、各ネットワークコンピュータ1
2,13にもアクセス競合回避部25を設けており、こ
れによりアクセス競合によるデータの矛盾の発生を防止
している。
【0082】以下、アクセス競合回避部の具体例につい
て説明する。
【0083】なお、以下に説明するアクセス競合回避機
能は、あくまでも一つの実施形態であり、本発明はこの
実施形態に限定されるものでは無い。
【0084】1.データのロック/アンロック データを更新する場合に、図9(A)に示されているよ
うに、ダウンロードする前にデータに対してロックをか
ける。ロックが掛かっているデータに対しては、他のN
C/ソフトウェアはアクセスすることは出来ない。ロッ
クのメカニズムの実装は、OSのセマフォ機構を用いて
も良いし、データを管理している領域(例えばファイル
を管理しているディスク上の領域)にロック中という印
をつけても良い。
【0085】データの更新が完了した時点で、図9
(B)に示されているように、アンロックをする。アン
ロック後は他のNC/ソフトウェアがアクセスすること
が可能となる。
【0086】この方法では、アンロックが行われない
と、永遠にロックが掛かったままになってしまう恐れが
ある。これを避けるためには、ロックに一定の期限を設
けるなどの手段を採用することがより好ましい。
【0087】ロック処理の方法として、サーバ11のア
クセス競合回避部22にセマフォを用いた場合における
クライアント側の処理を図10のフローチャートに示
す。
【0088】この場合、デスクトップ型のネットワーク
コンピュータ13の場合はそのリソースダウンロード機
構に前述のアクセス競合回避部として図10の手順が組
み込まれ、また、ネットワークコンピュータ(NC)1
2の場合には、同期処理部24の中に前述のアクセス競
合回避部25として図10の手順が組み込まれることに
なる。
【0089】各ネットワークコンピュータは、データ更
新の目的でサーバ11からリソースをダウンロードしよ
うとするとき、まず、そのリソースに対するロック要求
をサーバ11に発行する(ステップS201)。
【0090】このロック要求がサーバ11によって正常
に受け付けられてデータのロックが成功すると(ステッ
プS202)、ネットワークコンピュータは、ロックし
たデータをダウンロードし、そのデータを用いた処理を
行う(ステップS204,S205)。この後、データ
処理によって変更それたデータ内容をサーバ11にアッ
プロードしてサーバ11上のデータを更新し(ステップ
S206)、そしてその更新したデータに対するアンロ
ック要求をサーバ11に発行する(ステップS20
7)。
【0091】一方、ロック要求がサーバ11によって正
常に受け付けられずにロックが成功しなかった場合に
は、ロック不可時処理ルーチン(ステップS203)が
行われ、そこで、ユーザにエラーを通知してユーザの意
志で再試行などしてもらう、あるいは、ある時間ウェイ
トした後でロックからの処理を再試行する、などの処理
が行われる。
【0092】なお、ローカルストレージ23を有するネ
ットワークコンピュータ12の場合には、常にネットワ
ーク接続されているとは限らないので、データのダウン
ロード後に一旦オフライン状態に移行してその状態でデ
ータ処理を行い、その後、再びオンライン状態に移行し
たときに同期化処理のためにデータのアップロードを行
うという運用も考えられる。
【0093】次に、図11および図12のフローチャー
トを参照して、サーバ11側の処理について説明する。
【0094】なお、サーバ11においては、個々のデー
タに対応するセマフォが用意されている。このセマフォ
は、データを作成した際に静的に準備してもかまわな
い。また、データに対してロック要求が来た際にダイナ
ミックに作成し、アンロック時に削除する方式を利用す
ることもできる。
【0095】図11に示されているように、サーバ11
は、ロック要求を受け取ると、まず、該当するデータに
対応するセマフォを見つけ、そのセマフォに対してロッ
ク状態に移行するためのP操作を行う(ステップS30
1,S302)。ここでは、ノーウェイトモードによる
制御が用いられ、ロック中のデータに対するアクセス要
求やロック要求に対しては即座にエラーが返される。
【0096】P操作が正常に終了すると、サーバ11
は、ロック要求を発行したネットワークコンピュータに
対してロック成功を通知し(ステップS303,S30
4)、またP操作が正常に行われなかった場合にはサー
バ11は、ロック要求を発行したネットワークコンピュ
ータに対してロック不可を通知する(ステップS30
3,S305)。
【0097】アンロック要求を受け取った場合には、図
12に示されているように、サーバ11は、まず、アン
ロック要求されたデータに対応するセマフォを見つけ、
そのセマフォに対してロック解除のためのV操作を行う
(ステップS401,S402)。そして、アンロック
要求を発行したネットワークコンピュータに対してアン
ロック成功を通知する(ステップS403)。
【0098】このように使用中のリソースについてはそ
れをロック状態として、他のクライアントコンピュータ
へのデータ更新を目的としたダウンロードを禁止するこ
とにより、競合によるデータ矛盾の発生を確実に防止で
きる。
【0099】2.データ更新日時によるチェック 各ネットワークコンピュータは、データをダウンロード
する際に、データ更新日時(通常はファイルの更新日
時)も同時にダウンロードする。データをアップロード
する際は、ダウンロード時のデータ更新日時とサーバ1
1上の最新のデータ更新日時とを比較する。両者が一致
すれば、自分がダウンロードしたデータが最新のデータ
であり、そのデータの更新が以降行われていないことに
なる。したがって、この場合には、自分のデータをアッ
プロードする限りでは、データの整合性は保たれてい
る。一方、両者が一致しない場合には、他者がサーバ1
1上の該当するデータを更新したことを意味するので、
データ整合性を確保するためには自分のデータをアップ
ロードすることはできないが、この時にどのようにする
かは、様々な方法がある。例をいくつか挙げると、この
ような状況を利用者に伝えてアップロードするか否かを
利用者に問い合わせる、別のファイルにアップロードす
るように利用者に指示する、等である。
【0100】このようなデータ更新時刻を用いた制御の
様子を図13に示す。
【0101】図13(A)に示されているように、サー
バ11上の同一データをネットワークコンピュータ(N
C−A)13と(NC−B)12がダウンロードする。
このとき、サーバ11上で管理されているデータ更新時
刻(12:00)も同時にダウンロードされる。
【0102】この後、図13(B)に示されているよう
に、ネットワークコンピュータ(NC−A)13は、ダ
ウンロードしたデータを用いてデータ処理を行い、その
更新データをサーバ11にアップロードしようとして、
ダウンロードしたときのデータ更新時刻と、サーバ11
上で管理されている最新のデータ更新時刻とを比較し、
両者の一致の有無を調べる。ここでは、両者は一致する
ので、通常通りに更新データのアップロードが行われ
る。このアップロードによって、サーバ11上の該当す
るデータの更新が行われ、そのデータ更新時刻も最新の
値(13:00)に変更される。
【0103】この後、図13(C)に示されているよう
に、ネットワークコンピュータ(NC−B)12は、更
新したデータをアップロードしようとして、ダウンロー
ドしたときのデータ更新時刻と、サーバ11上で管理さ
れている最新のデータ更新時刻とを比較し、両者の一致
の有無を調べる。ここでは、両者は一致しないので、前
述したように、アップロードするか否かを利用者に問い
合わせる、別のファイルにアップロードするように利用
者に指示する、などの制御が行われる。
【0104】図14には、データ更新日時によるチェッ
クを用いた場合のクライアント側の処理フローが示され
ている。
【0105】この場合、デスクトップ型のネットワーク
コンピュータ13の場合はそのリソースダウンロード/
アップロード機構に前述のアクセス競合回避部として図
14の手順が組み込まれ、また、ネットワークコンピュ
ータ(NC)12の場合には、同期処理部24の中に前
述のアクセス競合回避部25として図14の手順が組み
込まれることになる。また、サーバ11には、各データ
のデータ更新時刻を管理する機能と、ネットワークコン
ピュータからの要求に対してデータ更新時刻を通知する
機能が組み込まれる。
【0106】各ネットワークコンピュータは、まず、サ
ーバ11からデータをダウンロードし、そしてそのデー
タに対応するデータ更新時刻(update−time
A)をサーバ11から入手する(ステップS501,S
502)。この後、ダウンロードしたデータを用いたデ
ータ処理を行う(ステップS503)。これによりデー
タが更新されると、そのアップロードに先だって、ま
ず、ネットワークコンピュータは、サーバ11から該当
するデータについての最新のデータ更新時刻(upda
te−timeB)を入手し、この最新のデータ更新時
刻(update−timeB)とダウンロード時に入
手したデータ更新時刻(update−timeA)と
を比較する(ステップS504,S505)。両者が一
致しているならば、更新データのアップロードを行い
(ステップS506,S507)、不一致であれば、デ
ータ更新衝突時処理(ステップS508)を行う。デー
タ更新衝突時処理では、前述のように、アップロードす
るか否かを利用者に問い合わせる、別のファイルにアッ
プロードするように利用者に指示する、などの制御が行
われる。
【0107】なお、本第1実施形態のシステムにおける
同期処理およびアクセス競合回避処理の手順を実行する
コンピュータプログラムを記録媒体に記録しておけば、
そのコンピュータプログラムを通常のクライアント/サ
ーバモデルのコンピュータシステムに適用するだけで、
本実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0108】(第2実施形態)以下、本発明の第2実施
形態について説明する。
【0109】図15は、本発明の第2実施形態に係るモ
バイルコンピューティングシステムの機能ブロック図で
ある。
【0110】図15に示したように、このモバイルコン
ピューティングシステムでは、利用者のモバイルコンピ
ュータとして用いられるネットワークコンピュータ(N
C)101が、必要に応じてサーバコンピュータ120
とネットワーク140を介して接続される。
【0111】ネットワークコンピュータ101は、オペ
レーティングシステム104によってシステム全体の制
御が司られ、このオペレーティングシステム104下で
ブリーフケース管理アプレット102やブラウザ103
などのデスクトップ環境アプリケーションが動作する。
また、このネットワークコンピュータ101は、不揮発
性の記憶装置112を備えており、この不揮発記憶装置
112内に、サーバコンピュータ120から複写(プリ
フェッチ)したファイル(プリフェッチファイル11
3)を格納する。このプリフェッチファイル113は、
第1実施形態のレプリカに相当するものである。
【0112】オペレーティングシステム104はサーバ
コンピュータ120からダウンロードされるものであ
り、サーバコンピュータ120との接続状態に関わらず
に動作するために、キャッシュ管理部105を有してな
る。このキャッシュ管理部105は、キャッシュNfs
(Network file system)クライア
ント106、キャッシュHttp(Hyper tex
t transferprotocol)クライアント
107、Webキャッシュ管理部108、プリフェッチ
更新管理部109、不揮発記憶装置管理部110からな
り、不揮発記憶装置管理部110は、さらにURL(U
niform resource locator)名
前管理部111を含んでなる。そして、この実施形態の
ネットワークコンピュータ101側での特徴は、プリフ
ェッチ更新管理部109が、サーバコンピュータ120
との接続時に、利用者に意識させることなく、プリフェ
ッチファイル113の同期を確保する点にある。
【0113】一方、サーバコンピュータ120は、共有
ファイル122と非共有(あるいは読込み専用)ファイ
ル123とを管理しており、また、ネットワークコンピ
ュータ101にプリフェッチさせるファイルの一覧を示
すブリーフケース130を管理者設定用127と利用者
設定用128とを対にして利用者それぞれに対応させて
管理する。このブリーフケース130は第1実施形態の
同期リストに相当するものである。
【0114】また、サーバコンピュータ120は、アー
カイブツール121、衝突解決ツール124、Http
デーモン125、Nfsデーモン126およびブリーフ
ケース管理サーバ129を備えてなる。そして、この実
施形態のサーバコンピュータ120側での特徴は、ブリ
ーフケース130として管理者設定用127を加えた点
にある(これによって、利用者は、業務に必要なプログ
ラムファイルやデータファイルなどを認識する必要がな
くなる)。
【0115】さらに、この実施形態のシステム全体での
特徴は、衝突解決ツール124をサーバコンピュータ1
20側のみに設けた点にある(これによって、ネットワ
ークコンピュータ101側の処理負担およびプログラム
などのシステム資源を軽減することが可能となる)。
【0116】この実施形態のモバイルコンピューティン
グシステムでは、ネットワークコンピュータ101とサ
ーバコンピュータ120とが接続された状態(以下、コ
ネクト状態という)において、ネットワークコンピュー
タ101は、キャッシュNfsクライアント106がN
fsデーモン126と通信することによってファイルへ
アクセスする。また、キャッシュHttpクライアント
107がHttpデーモン125と通信することによっ
てWebページを表示する。
【0117】以下、この実施形態のモバイルコンピュー
ティングシステムの動作原理を順を追って説明する。
【0118】(1)準備 管理者は、サーバコンピュータ120において、予め共
有ファイル122から各利用者ごとの非共有な部分ある
いは読込み専用のファイル123を切出しておく。ま
た、管理者は、業務などで必要となるHttpやアプレ
ットファイルをアーカイブ・ツール121を用いて意味
のある単位でアーカイブしておく。
【0119】(2)登録 管理者は、利用者に与えたいファイルへのリンク情報
を、その利用者に対応して設けられた管理者設定用12
7のブリーフケースに登録する。また、利用者は、使用
したいファイルへのリンク情報を、ブリーフケース管理
アプレット102により、ブリーフケース管理サーバ1
29を経由して、自分に対応して設けられた利用者設定
用128のブリーフケースに登録する。
【0120】(3)プリフェッチ ネットワークコンピュータ101のプリフェッチ更新管
理部109は、コネクト時において、管理者設定用12
7および利用者設定用128からなるブリーフケース1
30を走査し、不揮発記憶装置112に未反映のファイ
ルが存在した場合に、キャッシュNfsクライアント1
06によってそのファイルを読込み、不揮発記憶装置1
12に書き込む(プリフェッチファイル113)。ま
た、URL名と不揮発記憶装置112上の名前とは、U
RL名前管理部111によって対応づけられる。そし
て、不揮発記憶装置112とブリーフケース130との
同期が取られると、ネットワークコンピュータ101は
ディスコネクト可能状態(Owned Clean)と
なる。なお、この時点で、外部から明示的にディスコネ
クトを指示してもよい。
【0121】(4)ディスコネクテッド・オペレーショ
ン ディスコネクテッド状態では、ネットワークコンピュー
タ101は、キャッシュNfsクライアント106やキ
ャッシュHttpクライアント107がネットワーク1
40にデータを流す前に、キャッシュ管理部105の制
御によって不揮発記憶装置112が試される。また、U
RL名(Nfsのファイル名を含む)と不揮発記憶装置
112上の名前とは、URL名前管理部111によって
対応づけられる。なお、URL名の対応には、Http
デーモン125のシミュレーションも伴なう。
【0122】(5)更新されたファイルの同期(整合
性)確保 ネットワークコンピュータ101がリコネクトされる
と、プリフェッチ更新管理部109は、不揮発記憶装置
112のプリフェッチファイル113が、更新されたこ
とによってブリーフケース130のリンク先のファイル
よりも新しくなっていないか判断し、もし新しくなって
いた場合には、不揮発記憶装置112のプリフェッチフ
ァイル113をブリーフケース130のリンク先に書込
む。そして、不揮発記憶装置112とブリーフケース1
30との間の同期処理によって整合性が確保されると、
ネットワークコンピュータ101はディスコネクト可能
状態(Owned Clean)となる。
【0123】(6)新規作成および削除に対する整合性
確保 ネットワークコンピュータ101において新規作成(ま
たは削除)されたファイルもしくはディレクトリが存在
すると、プリフェッチ更新管理109は、ブリーフケー
ス130のリンク先にそのファイルもしくはディレクト
リを作成(または削除)する。
【0124】以上のように、本実施形態のモバイルコン
ピューティングシステムでは、管理者が、管理者設定用
127のブリーフケース130に利用者それぞれが必要
とするファイルを登録することにより、利用者は、業務
に必要なプログラムファイルやデータファイルなどを認
識する必要がなくなる。また、コネクト時に、プリフェ
ッチ更新管理部109が、プリフェッチファイル113
とブリーフケース130のリンク先のファイルとの間の
同期を取るため、利用者は、ファイルの整合性を意識す
る必要がない。さらに、ディスコネクト時には、キャッ
シュ管理部105が、キャッシュNfsクライアント1
06やキャッシュHttpクライアント107の各種要
求に対して、不揮発記憶装置112を用いた処理を代理
するプロキシ機能を有するため、利用者は、サーバコン
ピュータ120との接続状態を意識することなく操作が
行なえることになる。
【0125】なお、(2)登録、(5)更新されたファ
イルの整合性確保のための同期、および(6)新規作成
および削除の同期は、並列に実行可能である。また、ネ
ットワークコンピュータ101側の処理負担およびプロ
グラムなどのシステム資源を軽減するために、共有ファ
イル122と非共有(あるいは読込み専用)ファイル1
23との間の衝突の解決は、アプリケーションに依存し
た衝突解決ツール124によって行なう。この衝突解決
ツール124の起動は、サーバ管理者によって適宜に、
あるいはサーバが所定のタイミングで自動的に行なう。
なお、この衝突解決ツールは第1実施形態のアクセス競
合回避部に対応している。
【0126】図16には、ディレクトリをブリーフケー
ス130に登録する際のメッセージの例が示されてい
る。図16に示したように、ディレクトリをブリーフケ
ース130に登録する場合においては、次の3種類が選
択できる。また、この選択については、利用者および管
理者がシステム属性として既定値を与えることによっ
て、その問い合わせを省略することも可能である。
【0127】(1)そのディレクトリのみ(1層目の
み)の登録 (2)サブディレクトリの内容を含む登録 (3)ディレクトリの名前空間のみの登録 また、図17には、ファイルをブリーフケース130に
登録する際のメッセージの例が示されている。図17に
示したように、ファイルをブリーフケース130に登録
する場合においては、次の2種類が選択できる。また、
この選択については、利用者および管理者がシステム属
性として既定値を与えることによって、その問い合わせ
を省略することも可能である。
【0128】(1)該当ファイルのみの登録 (2)該当ファイルとそのディレクトリの名前空間との
登録 図18にブリーフケース130内に保持されるファイル
属性、および図19に不揮発記憶装置112内に保持さ
れるファイル属性を示す。
【0129】次に、図20乃至図22を参照して、この
実施形態のプリフェッチ更新管理部109の動伴手順を
説明する。
【0130】ネットワークコンピュータ101がサーバ
コンピュータ120と接続された状態にあるとき、プリ
フェッチ更新管理部109は、予め定められた動作タイ
ミングが訪れるまで、または動作要求があるまで待機し
(図20のステップC1)、動作タイミングの到来また
は動作要求があると、自動同期処理を実行する(図20
のステップC2)。そして、これらの実行が終了する
と、プリフェッチ更新管理部109は、次の動作タイミ
ングの到来または動作要求を再度待機する。
【0131】図21は、自動同期処理の動作を示すフロ
ーチャートである。ここでは、ブリーフケースに直接に
登録されたファイルの整合性をとる。
【0132】プリフェッチ更新管理部109は、不揮発
記憶装置(LS)112内の最上位に位置する全ファイ
ルを抽出する。またブリーフケース(BC)に登録され
た全ファイルを抽出する(図21のステップA1)。抽
出された全てのファイルに対して、不揮発記憶装置(L
S)上のファイルの状態と、ブリーフケース先(BC
先)のファイルの状態から、次の場合分けされた処理を
行う。
【0133】(1)不揮発記憶装置(LS)上にファイ
ルが存在するが、対応するファイルがブリーフケース
(BC)に登録されていないかブリーフケース先(BC
先)にファイルが存在しない場合、不揮発記憶装置(L
S)からそのファイルを削除する(図21のステップA
2)。
【0134】(2)ブリーフケース先(BC先)にファ
イルが存在するが、不揮発記憶装置(LS)上にファイ
ルが存在しない場合、ブリーフケース先(BC先)のフ
ァイルを不揮発記憶装置(LS)ヘダウンロードする
(図21のステップA3)。
【0135】(3)ブリーフケース先(BC先)のファ
イルが不揮発記憶装置(LS)上のファイルよりも新し
い場合、ブリーフケース先(BC先)のファイルを不揮
発記憶装置(LS)ヘダウンロードする(図21のステ
ップA4)。
【0136】(4)ブリーフケース先(BC先)のファ
イルが不揮発記憶装置(LS)上のファイルよりも古い
場合、不揮発記憶装置(LS)上のファイルをブリーフ
ケース先(BC先)へアップロードする(図21のステ
ップA5)。
【0137】同様にプリフェッチ更新管理部109は、
不揮発記憶装置(LS)112内の最上位に位置する全
ディレクトリを抽出する。またブリーフケース(BC)
に登録された全ディレクトリを抽出する(図21のステ
ップA6)。抽出された全てのディレクトリに対して、
不揮発記憶装置(LS)上のディレクトリの状態と、ブ
リーフケース先(BC先)のディレクトリの状態から、
次の揚合分けされた処理を行う。
【0138】(1)不揮発記憶装置(LS)上にディレ
クトリが存在するが、対応するディレクトリがブリーフ
ケース(BC)に登録されていないかブリーフケース先
(BC先)のディレクトリが存在しない場合、不揮発記
憶装置(LS)上からそのディレクトリ以下を削除する
(図21のステップA7)。
【0139】(2)ブリーフケース先(BC先)にディ
レクトリが存在するが、不揮発記憶装置(LS)上にデ
ィレクトリが存在しない場合、そのディレクトリを不揮
発記憶装置(LS)へ作成し(図21のステップA
8)、そのディレクトリを指定して、指定ディレクトリ
の自動整合処理を行う(図21のステップA9)。
【0140】(3)その他の場合、その抽出されたディ
レクトリを指定して、指定ディレクトリの自動整合処理
を行う(図21のステップA9)。
【0141】図22は、指定ディレクトリの自動同期処
理の動作を示すフローチャートである。ここでは、プリ
ーフケースへのディレクトリ登録によって、間接的に登
録されたファイルの整合性をとる。
【0142】プリフェッチ更新管理部109は、不揮発
記憶装置(LS)112の指定ディレクトリ(dir)
内の全ファイルを抽出する。またブリーフケース先(B
C先)の指定ディレクトリ(dir)内の全ファイルを
抽出する(図22のステップB1)。抽出された全ての
ファイルに対して、不揮発記憶装置(LS)上のファイ
ルの状態と、ブリーフケース先(BC先)のファイルの
状態から、次の場合分けされた処理を行う。
【0143】(1)不揮発記憶装置(LS)上にファイ
ルが存在するが、ブリーフケース先(BC先)にファイ
ルが存在しない場合、不揮発記憶装置(LS)上のファ
イルをブリーフケース先(BC先)ヘアップロードする
(図22のステップB2)。
【0144】(2)ブリーフケース先(BC先)にファ
イルが存在するが、不揮発記憶装置(LS)上にファイ
ルが存在しない場合、ブリーフケース先(BC先)のフ
ァイルを不揮発記憶装置(LS)ヘダウンロードする
(図22のステップB3)。ただし、指定ディレクトリ
(dir)がブリーフケースに存在してDirName
属性の場合には、ファイル情報だけをダウンロードしフ
ァイルの実体はダウンロードしない。
【0145】(3)ブリーフケース先(BC先)のファ
イルが不揮発記憶装置(LS)上のファイルよりも新し
い場合、ブリーフケース先(BC先)のファイルを不揮
発記憶装置(LS)ヘダウンロードする(図22のステ
ップB4)。ただし、指定ディレクトリ(dir)がブ
リーフケースに存在してDirName属性の場合に
は、ファイル情報だけをダウンロードしファイルの実体
はダウンロードしない。
【0146】(4)ブリーフケース先(BC先)のファ
イルが不揮発記憶装置(LS)上のファイルよりも古い
場合、不揮発記憶装置(LS)上のファイルをブリーフ
ケース先(BC先)ヘアップロードする(図22のステ
ップB5)。
【0147】同様にプリフェッチ更新管理部109は、
不揮発記憶装置(LS)112上の指定ディレクトリ
(dir)内の全サブディレクトリを抽出する。またブ
リーフケ一ス先(BC先)の指定ディレクトリ(di
r)内の全サブディレクトリを抽出する(図22のステ
ップB6)。抽出された全てのサブディレクトリに対し
て、この不揮発記憶装置(LS)上のサブディレクトリ
の状態と、ブリーフケース(BC)先のサブディレクト
リの状態から、次の場合分けされた処理を行う。
【0148】(1)不揮発記憶装置(LS)上にサブデ
ィレクトリが存在するが、ブリーフケ一ス先(BC先)
にサブディレクトリが存在しない場合、ブリーフケース
先(BC先)にサブディレクトリを作成する(図22の
ステップB7)。その後、指定ディレクトリ(dir)
がブリーフケースに存在するDir属性でないならば、
そのサブディレクトリを指定しで再帰的に、指定ディレ
クトリの自動同期処理を行う(図22のステップB
8)。
【0149】(2)ブリーフケース先(BC先)にサブ
ディレクトリが存在するが、不揮発記憶装置(LS)上
にサブディレクトリが存在しない場合、不揮発記憶装置
(LS)にサブディレクトリを作成する(図22のステ
ップB9)。その後、指定ディレクトリ(dir)がブ
リーフケースに存在するDir属性でないならば、その
サブディレクトリを指定して再帰的に、指定ディレクト
リの自動整合処理を行う(図22のステップB8)。
【0150】(3)その他の場合、指定ディレクトリ
(dir)がブリーフケースに存在するDir属性でな
いならば、抽出したサブディレクトリを指定して再帰的
に、指定ディレクトリの自動同期処理を行う(図22の
ステップB8)。
【0151】このように、プリフェッチ更新管理部10
9が、管理者設定用127および利用者設定用128か
らなるブリーフケースに基づいて、プリフェッチファイ
ル113を適切に更新管理することにより、利用者は、
どのファイルが必要なのかを把握する必要がなく、かつ
その整合性をも意識する必要がなくなる。
【0152】なお、本第2実施形態に記載したモバイル
コンピューティングシステムに適用されるファイルの同
期確保方法は、コンピュータに実行させることのできる
プログラムとして磁気テープ、光ディスクおよび半導体
メモリなどの記録媒体に格納して頒布することが可能で
ある。
【0153】また、第1および第2実施形態の技術は適
宜組み合わせて使用することができることはもちろんで
ある。
【0154】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一データに対する更新を伴うアクセスの競合によって
データの矛盾が発生するという事態の発生を防止できる
ようになり、モバイル用途のネットワークコンピュータ
の実現に適したコンピュータシステムを提供できる。
【0155】また、本発明によれば、たとえばネットワ
ークコンピュータなどをモバイルコンピュータとして用
いる利用者それぞれが、自分の業務に必要となるプログ
ラムファイルやデータファイルなどを意識させることを
不要とし、また、サーバコンピュータで管理されるファ
イルとモバイルコンピュータに複写されたファイルとの
間の同期を意識させることを不要とする。さらに、サー
バコンピュータと接続された状態のときと未接続の状態
のときとでその操作になんらの違いも生じさせないため
に、利用者にサーバコンピュータとの接続状態を意識さ
せることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るネットワークコン
ピュータシステムのシステム構成を示すブロック図。
【図2】同第1実施形態のシステムに設けられたネット
ワークコンピュータの動作モードの遷移を示す図。
【図3】同第1実施形態のシステムに設けられたネット
ワークコンピュータのOS起動時の動作を説明するフロ
ーチャート。
【図4】同第1実施形態のシステムの基本動作の一例を
示すブロック図。
【図5】同第1実施形態のシステムの基本動作の他の例
を示すブロック図。
【図6】同第1実施形態のシステムにおけるアクセス競
合の一例を示す図。
【図7】同第1実施形態のシステムにおけるアクセス競
合の他の例を示す図。
【図8】同第1実施形態のシステムにアクセス競合回避
機能を組み込んだ様子を示す図。
【図9】同第1実施形態のシステムに適用されるアクセ
ス競合回避機能の原理を説明するための図。
【図10】同第1実施形態のシステムにセマフォによる
アクセス競合回避機能を適用した場合におけるネットワ
ークコンピュータの処理手順を示すフローチャート。
【図11】同第1実施形態のシステムにおけるサーバコ
ンピュータのロッキング処理手順を示すフローチャー
ト。
【図12】同第1実施形態のシステムにおけるサーバコ
ンピュータのアンロッキング処理手順を示すフローチャ
ート。
【図13】同第1実施形態のシステムに適用されるデー
タ更新時刻によるアクセス競合回避機能の原理を説明す
るための図。
【図14】同第1実施形態のシステムのネットワークコ
ンピュータによって実行されるデータダウンロード/ア
ップロード処理の手順を示すフローチャート。
【図15】本発明の第2実施形態に係るモバイルコンピ
ューティングシステムの機能ブロック図。
【図16】同第2実施形態のディレクトリをブリーフケ
ースに登録する際のメッセージの例を示す図。
【図17】同第2実施形態のファイルをブリーフケース
に登録する際のメッセージの例を示す図。
【図18】同第2実施形態のブリーフケース内に保持さ
れるファイル属性を示す図。
【図19】同第2実施形態の不揮発記憶装置内に保持さ
れるファイル属性を示す図。
【図20】同第2実施形態のプリフェッチ更新管理部の
主要な動作手順を説明するためのフローチャート。
【図21】同第2実施形態のブリーフケースに直接指定
されたファイルに関するプリフェッチ更新管理部の動作
手順を説明するためのフローチャート。
【図22】同第2実施形態のブリーフケースに間接指定
されたファイルに関するプリフェッチ更新管理部の動作
手順を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
11…サーバコンピュータ 12…モバイル用途のネットワークコンピュータ 13…デスクトップネットワークコンピュータ 21…ディスク装置 22…アクセス競合回避部 23…ローカルストレージ 24…同期処理部 25…アクセス競合回避部 101…ネットワークコンピュータ 102…ブリーフケース管理アプレット 103…ブラウザ 104…オペレーティングシステム 105…キャッシュ管理部 106…キャッシュNfsクライアント 107…キャッシュHttpクライアント 108…Webキャッシュ管理部 109…プリフェッチ更新管理部 110…不揮発記憶装置管理部 111…URL名前管理部 112…不揮発記憶装置 113…プリフェッチファイル 120…サーバコンピュータ 121…アーカイブツール 122…共有ファイル 123…非共有(あるいは読込み専用)ファイル 124…衝突解決ツール 125…Httpデーモン 126…Nfsデーモン 127…管理者用ブリーフケース 128…利用者用ブリーフケース 129…ブリーフケース管理サーバ 130…ブリーフケース 140…ネットワーク。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバコンピュータと、データ処理に必
    要なプログラムおよびデータをネットワークを介して前
    記サーバコンピュータからダウンロードして動作する複
    数のクライアントコンピュータとを含むコンピュータシ
    ステムにおいて、 前記サーバコンピュータ上の同一リソースを複数のクラ
    イアントコンピュータが更新しようとしたときのアクセ
    ス競合によって生じるデータの矛盾を回避し、前記更新
    対象のデータの整合性を確保する競合回避手段を具備す
    ることを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記競合回避手段は、 前記サーバコンピュータ上のリソースについてそれをダ
    ウンロードして使用しているクライアントコンピュータ
    が存在するか否かを管理し、使用中のリソースについて
    は他のクライアントコンピュータへのデータ更新を目的
    としたダウンロードを禁止する手段を含むことを特徴と
    する請求項1記載のコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記競合回避手段は、 前記サーバコンピュータ上に設けられ、各リソースのデ
    ータ更新時刻を管理する手段と、 前記各クライアントコンピュータ上に設けられ、前記サ
    ーバコンピュータからリソースをダウンロードしたとき
    のデータ更新時刻と、前記サーバコンピュータ上で管理
    されている現在のデータ更新時刻とに基づいて、前記サ
    ーバコンピュータ上のリソースがそのダウンロード後に
    他のクライアントコンピュータによって更新されている
    か否かを判別し、その判別結果に基づいて前記サーバコ
    ンピュータ上のリソースに対する更新処理を制御する手
    段を具備することを特徴とする請求項1記載のコンピュ
    ータシステム。
  4. 【請求項4】 前記複数のクライアントコンピュータに
    は、 データ処理に必要なプログラムおよびデータをネットワ
    ークを介してサーバコンピュータからダウンロードし、
    そのダウンロードしたプログラムおよびデータの一部を
    蓄積するローカル記憶装置を使用することにより、前記
    サーバコンピュータに対するアクセス無しで動作可能に
    構成されたモバイル型のネットワークコンピュータが含
    まれており、 前記モバイル型のネットワークコンピュータは、前記サ
    ーバコンピュータと前記ローカル記憶装置との間のリソ
    ース内容の同期を確保するために、前記サーバコンピュ
    ータからのリソースのダウンロード、および前記サーバ
    コンピュータ上のデータ更新のための前記サーバコンピ
    ュータへのリソースのアップロードを行う同期処理手段
    を含むことを特徴とする請求項1記載のコンピュータシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記サーバコンピュータではリソース毎
    にその更新時刻が管理されており、 前記同期処理手段は、 前記リソースのアップロードを行うとき、前記サーバコ
    ンピュータからリソースをダウンロードしたときのデー
    タ更新時刻と、前記サーバコンピュータ上で管理されて
    いる現在のデータ更新時刻とに基づいて、前記サーバコ
    ンピュータ上のリソースがダウンロード後に他のクライ
    アントコンピュータによって更新されているか否かを判
    別し、その判別結果に基づいて前記サーバコンピュータ
    上のリソースに対する更新処理を制御することを特徴と
    する請求項4記載のコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記複数のクライアントコンピュータ
    は、前記サーバコンピュータとLANを介して接続され
    た第1のクライアントコンピュータと、前記サーバコン
    ピュータと公衆網を介して接続された第2のクライアン
    トコンピュータとを含むことを特徴とする請求項1記載
    のコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 サーバコンピュータと、データ処理に必
    要なプログラムおよびデータをネットワークを介して前
    記サーバコンピュータからダウンロードして動作する複
    数のネットワークコンピュータとを含むコンピュータシ
    ステムにおいて、 前記サーバコンピュータ上の同一リソースを複数のネッ
    トワークコンピュータが更新しようとしたときのアクセ
    ス競合によって生じるデータの矛盾を回避し、前記更新
    対象のデータの整合性を確保する競合回避手段を具備す
    ることを特徴とするコンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 前記複数のネットワークコンピュータに
    は、 データ処理に必要なプログラムおよびデータをネットワ
    ークを介してサーバコンピュータからダウンロードし、
    そのダウンロードしたプログラムおよびデータの一部を
    蓄積するローカル記憶装置を使用することにより、前記
    サーバコンピュータに対するアクセス無しで動作可能に
    構成されたモバイル型のネットワークコンピュータが含
    まれていることを特徴とする請求項7記載のコンピュー
    タシステム。
  9. 【請求項9】 前記複数のネットワークコンピュータ
    は、前記サーバコンピュータとLANを介して接続され
    た第1のネットワークコンピュータと、前記サーバコン
    ピュータと公衆網を介して接続された第2のネットワー
    クコンピュータとを含むことを特徴とする請求項7記載
    のコンピュータシステム。
  10. 【請求項10】 サーバコンピュータと、データ処理に
    必要なプログラムおよびデータをネットワークを介して
    前記サーバコンピュータからダウンロードして動作する
    複数のクライアントコンピュータとを含むコンピュータ
    システムにおけるデータアクセス処理方法であって、 前記サーバコンピュータ上の同一リソースを複数のクラ
    イアントコンピュータが更新しようとしたときのアクセ
    ス競合によってデータの矛盾を生じないように、前記サ
    ーバコンピュータ上のリソースを管理し、 前記更新対象のデータに対するアクセスを制御すること
    により、前記更新対象のデータの整合性を確保すること
    を特徴とするデータアクセス処理方法。
  11. 【請求項11】 前記サーバコンピュータ上のリソース
    についてそれをダウンロードして使用しているクライア
    ントコンピュータが存在するか否かを管理し、 使用中のリソースについては他のクライアントコンピュ
    ータへのデータ更新を目的としたダウンロードを禁止す
    ることを特徴とする請求項10記載のデータアクセス処
    理方法。
  12. 【請求項12】 前記サーバコンピュータ上で各リソー
    スのデータ更新時刻を管理し、 前記クライアントコンピュータから前記サーバコンピュ
    ータへのリソースのアップロードを行うとき、そのリソ
    ースについての前記サーバコンピュータからダウンロー
    ドしたときのデータ更新時刻と、前記サーバコンピュー
    タ上で管理されている現在のデータ更新時刻とを比較す
    ることにより、前記サーバコンピュータ上の該当するリ
    ソースがそのダウンロード後に他のクライアントコンピ
    ュータによって更新されているか否かを判別し、その判
    別結果に基づいて前記サーバコンピュータ上のリソース
    に対する更新処理を制御することを特徴とする請求項1
    0記載のデータアクセス処理方法。
  13. 【請求項13】 サーバコンピュータと、データ処理に
    必要なプログラムおよびデータをネットワークを介して
    前記サーバコンピュータからダウンロードして動作する
    複数のネットワークコンピュータとを含むコンピュータ
    システムにおけるデータアクセス処理方法であって、 前記サーバコンピュータ上の同一リソースを複数のネッ
    トワークコンピュータが更新しようとしたときのアクセ
    ス競合によってデータの矛盾を生じないように、前記サ
    ーバコンピュータ上のリソースを管理し、 前記更新対象のデータに対するアクセスを制御すること
    により、前記更新対象のデータの整合性を確保すること
    を特徴とするデータアクセス処理方法。
  14. 【請求項14】 前記複数のネットワークコンピュータ
    には、 データ処理に必要なプログラムおよびデータをネットワ
    ークを介してサーバコンピュータからダウンロードし、
    そのダウンロードしたプログラムおよびデータの一部を
    蓄積するローカル記憶装置を使用することにより、前記
    サーバコンピュータに対するアクセス無しで動作可能に
    構成されたモバイル型のネットワークコンピュータが含
    まれていることを特徴とする請求項13記載のデータア
    クセス処理方法。
  15. 【請求項15】 サーバコンピュータと、データ処理に
    必要なプログラムおよびデータをネットワークを介して
    前記サーバコンピュータからダウンロードして動作する
    複数のクライアントコンピュータとを含むコンピュータ
    システムで使用されるコンピュータプログラムが記録さ
    れた記録媒体であって、 前記コンピュータプログラムは、 前記サーバコンピュータ上の同一リソースを複数のクラ
    イアントコンピュータが更新しようとしたときのアクセ
    ス競合によってデータの矛盾を生じないように、前記サ
    ーバコンピュータ上のリソースを管理し、 前記更新対象のデータに対するアクセスを制御すること
    により、前記更新対象のデータの整合性を確保すること
    を特徴とする記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記コンピュータプログラムは、 前記サーバコンピュータ上のリソースについてそれをダ
    ウンロードして使用しているクライアントコンピュータ
    が存在するか否かを管理する手順と、 使用中のリソースについては他のクライアントコンピュ
    ータへのデータ更新を目的としたダウンロードを禁止す
    る手順とを含むことを特徴とする請求項15記載の記録
    媒体。
  17. 【請求項17】 前記コンピュータプログラムは、 前記サーバコンピュータ上で各リソースのデータ更新時
    刻を管理する手順と、 前記クライアントコンピュータから前記サーバコンピュ
    ータへのリソースのアップロードを行うとき、そのリソ
    ースについての前記サーバコンピュータからダウンロー
    ドしたときのデータ更新時刻と、前記サーバコンピュー
    タ上で管理されている現在のデータ更新時刻とを比較す
    ることにより、前記サーバコンピュータ上の該当するリ
    ソースがそのダウンロード後に他のクライアントコンピ
    ュータによって更新されているか否かを判別し、その判
    別結果に基づいて前記サーバコンピュータ上のリソース
    に対する更新処理を制御する手順とを含むことを特徴と
    する請求項15記載の記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記サーバコンピュータと、データ処
    理に必要なプログラムおよびデータをネットワークを介
    して前記サーバコンピュータからダウンロードして動作
    する複数のネットワークコンピュータとを含むコンピュ
    ータシステムで使用されるコンピュータプログラムが記
    録された記録媒体であって、 前記コンピュータプログラムは、 前記サーバコンピュータ上の同一リソースを複数のネッ
    トワークコンピュータが更新しようとしたときのアクセ
    ス競合によってデータの矛盾を生じないように、前記サ
    ーバコンピュータ上のリソースを管理し、 前記更新対象のデータに対するアクセスを制御すること
    により、前記更新対象のデータの整合性を確保すること
    を特徴とする記録媒体。
  19. 【請求項19】 サーバコンピュータで管理されるファ
    イルが個々のモバイルコンピュータに複写されて使用さ
    れるモバイルコンピュータシステムにおいて、 前記サーバコンピュータに、 前記モバイルコンピュータに複写されるファイルの一覧
    を保持するブリーフケースを前記ファイルの管理者用と
    前記モバイルコンピュータの利用者用とで対にして前記
    モバイルコンピュータそれぞれに対応させて設けたこと
    を特徴とするモバイルコンピュータシステム。
  20. 【請求項20】 前記サーバコンピュータとモバイルコ
    ンピュータとが接続されたときに、前記管理者用および
    利用者用のブリーフケースで保持されるファイル一覧で
    示されたファイルに関する前記サーバコンピュータとモ
    バイルコンピュータとの間の整合性を確保する同期処理
    手段をさらに具備してなることを特徴とする請求項19
    記載のモバイルコンピュータシステム。
  21. 【請求項21】 前記同期処理手段は、前記サーバコン
    ピュータとモバイルコンピュータとが接続された状態の
    ときに、予め定められた期間ごと、または要求に応じ
    て、前記管理者用および利用者用のブリーフケースで保
    持されるファイル一覧で示されたファイルに関する前記
    サーバコンピュータ上とモバイルコンピュータとの間の
    整合性を確保するための同期処理を行うことを特徴とす
    る請求項19記載のモバイルコンピュータシステム。
  22. 【請求項22】 前記ブリーフケースが保持する前記フ
    ァイル一覧は、ディレクトリを含んでなり、 前記ディレクトリは、前記モバイルコンピュータへの複
    写の形態として、ディレクトリの名前空間のみ、そのデ
    ィレクトリのみ、またはサブディレクトリすべてのいず
    れかが識別可能に設定されることを特徴とする請求項1
    9、20または21記載のモバイルコンピュータシステ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記サーバコンピュータとモバイルコ
    ンピュータとが未接続の状態のときに、前記サーバコン
    ピュータ上で管理されるファイルに代えて前記モバイル
    コンピュータに複写されたファイルを使用するファイル
    代理手段をさらに具備してなることを特徴とする請求項
    19、20、21または22記載のモバイルコンピュー
    タシステム。
  24. 【請求項24】 前記サーバコンピュータに、 ファイル更新に関する衝突を解決する衝突解決手段を設
    けたことを特徴とする請求項19、20、21、22ま
    たは23記載のモバイルコンピュータシステム。
  25. 【請求項25】 サーバコンピュータで管理されるファ
    イルが個々のモバイルコンピュータに複写されて使用さ
    れるモバイルコンピュータシステムであって、前記サー
    バサーバコンピュータに、前記モバイルコンピュータに
    複写されるファイルの一覧を保持するブリーフケースが
    前記ファイルの管理者用と前記モバイルコンピュータの
    利用者用とで対にして前記モバイルコンピュータそれぞ
    れに対応させて設けられるモバイルコンピュータシステ
    ムに適用されるファイルの整合性確保方法において、 前記サーバコンピュータとモバイルコンピュータとが接
    続されたときに、前記管理者用および利用者用のブリー
    フケースで保持されるファイル一覧で示されたファイル
    に関する前記サーバコンピュータ上とモバイルコンピュ
    ータとの間の整合性を確保するための同期処理を行うス
    テップと、 前記サーバコンピュータとモバイルコンピュータとが接
    続された状態のときに、予め定められた期間ごと、また
    は要求に応じて、前記管理者用および利用者用のブリー
    フケースで保持されるファイル一覧で示されたファイル
    に関する前記サーバコンピュータ上とモバイルコンピュ
    ータとの間の整合性を確保するための同期処理を行うス
    テップとからなることを特徴とするファイルの整合性確
    保方法。
  26. 【請求項26】 サーバコンピュータで管理されるファ
    イルが個々のモバイルコンピュータに複写されて使用さ
    れ、前記サーバコンピュータに、前記モバイルコンピュ
    ータに複写されるファイルの一覧を保持するブリーフケ
    ースが前記ファイルの管理者用と前記モバイルコンピュ
    ータの利用者用とで対にして前記モバイルコンピュータ
    それぞれに対応させて設けられるモバイルコンピュータ
    システム上でファイルの整合性を確保するための同期処
    理を行うプログラムであって、 前記サーバコンピュータとモバイルコンピュータとが接
    続されたときに、前記管理者用および利用者用のブリー
    フケースで保持されるファイル一覧で示されたファイル
    に関する前記サーバコンピュータ上とモバイルコンピュ
    ータとの間の同期を確保し、 前記サーバコンピュータとモバイルコンピュータとが接
    続された状態のときに、予め定められた期間ごと、また
    は要求に応じて、前記管理者用および利用者用のブリー
    フケースで保持されるファイル一覧で示されたファイル
    に関する前記サーバコンピュータ上とモバイルコンピュ
    ータとの間の同期を確保するように前記モバイルコンピ
    ュータシステムを動作させるプログラムを記録したコン
    ピュータ読取り可能な記録媒体。
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