JPH1145304A - 医療支援システム - Google Patents
医療支援システムInfo
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- JPH1145304A JPH1145304A JP21592497A JP21592497A JPH1145304A JP H1145304 A JPH1145304 A JP H1145304A JP 21592497 A JP21592497 A JP 21592497A JP 21592497 A JP21592497 A JP 21592497A JP H1145304 A JPH1145304 A JP H1145304A
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- Japan
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- data
- medical
- support system
- network
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種医療機関やそれらの患者が医療に関する
データを相互に利用でき、全体の医療サービスを格段に
向上させることができるシステムを提供する。 【解決手段】 少なくとも各種医療機関21〜23で作
成される患者の医療データを広域ネットワーク24を介
して伝送してデータ管理機関25で集中管理するように
し、各種医療機関21〜23や患者等26からの要求に
応じて上記医療データを提供するようにすることによ
り、互いに独立した各種医療機関や患者等に対してネッ
トワークを利用した医療サービスを提供することができ
るようにし、医療に関するデータを相互に利用すること
で、例えばグループ診療や医療データの分析等が行いや
すくなるようにする。
データを相互に利用でき、全体の医療サービスを格段に
向上させることができるシステムを提供する。 【解決手段】 少なくとも各種医療機関21〜23で作
成される患者の医療データを広域ネットワーク24を介
して伝送してデータ管理機関25で集中管理するように
し、各種医療機関21〜23や患者等26からの要求に
応じて上記医療データを提供するようにすることによ
り、互いに独立した各種医療機関や患者等に対してネッ
トワークを利用した医療サービスを提供することができ
るようにし、医療に関するデータを相互に利用すること
で、例えばグループ診療や医療データの分析等が行いや
すくなるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療サービス等の
向上を図るための医療支援システムに関するものであ
る。
向上を図るための医療支援システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、医療費の抑制や医療サービスの向
上への要求が高まる中、医療分野で高度な情報処理技術
を取り込む動きが拡大している。例えば、患者の受付を
コンピュータ端末で行い、診察の結果、投薬や検査が必
要と判断した場合にそれらのオーダーを端末に入力する
と、その情報が調剤部や検査部に伝えられ、薬や検査の
準備が進められる。また、そのような診療の内容を端末
に入力することにより、診療報酬を自動で計算するとい
ったシステムが一例として挙げられる。
上への要求が高まる中、医療分野で高度な情報処理技術
を取り込む動きが拡大している。例えば、患者の受付を
コンピュータ端末で行い、診察の結果、投薬や検査が必
要と判断した場合にそれらのオーダーを端末に入力する
と、その情報が調剤部や検査部に伝えられ、薬や検査の
準備が進められる。また、そのような診療の内容を端末
に入力することにより、診療報酬を自動で計算するとい
ったシステムが一例として挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
医療システムは、一病院内に限られた施設内ネットワー
クであり、そのほとんどは、上述の例のように単に医療
事務をシステム化したものに過ぎなかった。すなわち、
医師や検査機関等の医療行為自体を支援すべくシステム
化したものはほとんどなかった。
医療システムは、一病院内に限られた施設内ネットワー
クであり、そのほとんどは、上述の例のように単に医療
事務をシステム化したものに過ぎなかった。すなわち、
医師や検査機関等の医療行為自体を支援すべくシステム
化したものはほとんどなかった。
【0004】なお、患者宅に専用の端末を置いて病院の
ホストコンピュータとネットワーク接続することによっ
て行う在宅健康診断システムや、大病院間をISDN回
線で結んで顕微鏡画像などを伝送することによって行う
遠隔診断システムなどが利用されつつあるが、何れも専
用線によって特定の施設間を結んだだけのクローズドな
ネットワークに過ぎず、また、その診断結果をシステム
としてその後の医療に役立てる仕組みは持っていなかっ
た。
ホストコンピュータとネットワーク接続することによっ
て行う在宅健康診断システムや、大病院間をISDN回
線で結んで顕微鏡画像などを伝送することによって行う
遠隔診断システムなどが利用されつつあるが、何れも専
用線によって特定の施設間を結んだだけのクローズドな
ネットワークに過ぎず、また、その診断結果をシステム
としてその後の医療に役立てる仕組みは持っていなかっ
た。
【0005】したがって、このような従来の医療システ
ムによっては必ずしも医療レベルの向上は図られず、医
療サービスの向上が革新的に図られている訳ではなかっ
た。また、大病院に比べて地域の小さな医院や診療所で
は医療水準が低いことが多く、そのため患者が大病院に
集中してしまうなどの問題もあった。
ムによっては必ずしも医療レベルの向上は図られず、医
療サービスの向上が革新的に図られている訳ではなかっ
た。また、大病院に比べて地域の小さな医院や診療所で
は医療水準が低いことが多く、そのため患者が大病院に
集中してしまうなどの問題もあった。
【0006】本発明はこのような実情に鑑みて成された
ものであり、互いに独立した病院・医院・診療所および
それらの患者を含む地域住民が医療に関するデータを相
互に利用でき、個人病院や小規模病院も含めて全体の医
療サービスを格段に向上させることができるシステムを
提供することを目的とする。
ものであり、互いに独立した病院・医院・診療所および
それらの患者を含む地域住民が医療に関するデータを相
互に利用でき、個人病院や小規模病院も含めて全体の医
療サービスを格段に向上させることができるシステムを
提供することを目的とする。
【0007】その際、医療という特殊な分野にはそれ特
有の様々な制約があるので、それを満たしたシステムを
提供する必要があるが、そのようなシステムを個々の病
院や診療所等で構築するのは設備投資費等の面で困難で
ある。したがって本発明は、個々の病院や診療所等での
負担を大きくすることなく、上述のような医療サービス
の向上を図るシステムを提供できるようにすることをも
目的とする。
有の様々な制約があるので、それを満たしたシステムを
提供する必要があるが、そのようなシステムを個々の病
院や診療所等で構築するのは設備投資費等の面で困難で
ある。したがって本発明は、個々の病院や診療所等での
負担を大きくすることなく、上述のような医療サービス
の向上を図るシステムを提供できるようにすることをも
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の医療支援システ
ムは、少なくとも各種医療機関に設置される端末と、デ
ータ管理機関に設置されるホストとがネットワークを介
して接続された医療支援システムであって、少なくとも
上記各種医療機関で作成される患者の医療データを、上
記ネットワークを介して伝送して上記データ管理機関で
集中管理するようにし、上記各種医療機関からの要求に
応じて上記医療データを提供するようにしたことを特徴
とする。
ムは、少なくとも各種医療機関に設置される端末と、デ
ータ管理機関に設置されるホストとがネットワークを介
して接続された医療支援システムであって、少なくとも
上記各種医療機関で作成される患者の医療データを、上
記ネットワークを介して伝送して上記データ管理機関で
集中管理するようにし、上記各種医療機関からの要求に
応じて上記医療データを提供するようにしたことを特徴
とする。
【0009】本発明の他の特徴とするところは、一般宅
等に設置される端末をも上記ネットワークに接続し、一
般利用者からの要求によっても上記医療データを提供す
るようにしたことを特徴とする。
等に設置される端末をも上記ネットワークに接続し、一
般利用者からの要求によっても上記医療データを提供す
るようにしたことを特徴とする。
【0010】本発明のその他の特徴とするところは、上
記患者の医療データに加えて、上記各種医療機関の業務
データを上記データ管理機関で集中管理するようにした
ことを特徴とする。
記患者の医療データに加えて、上記各種医療機関の業務
データを上記データ管理機関で集中管理するようにした
ことを特徴とする。
【0011】本発明のその他の特徴とするところは、上
記データ管理機関のホストは、上記各種医療機関および
一般宅等から送られてくる認証用データに基づいて利用
者の認証を行う認証手段と、上記認証手段による認証結
果に基づいて、認証された利用者に対してあらかじめ利
用を定めたデータのみを提供するように制御するデータ
利用制御手段とを備えたことを特徴とする。
記データ管理機関のホストは、上記各種医療機関および
一般宅等から送られてくる認証用データに基づいて利用
者の認証を行う認証手段と、上記認証手段による認証結
果に基づいて、認証された利用者に対してあらかじめ利
用を定めたデータのみを提供するように制御するデータ
利用制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】ここで、例えば上記認証手段は、上記デー
タ管理機関にて集中管理されているデータの利用につい
て、あらかじめ定めた利用権限のある利用者および利用
者グループを認証し、上記データ利用制御手段は、上記
認証手段により認証された利用者および利用者グループ
に対して、あらかじめ利用を定めたデータのみを提供す
るように制御する。
タ管理機関にて集中管理されているデータの利用につい
て、あらかじめ定めた利用権限のある利用者および利用
者グループを認証し、上記データ利用制御手段は、上記
認証手段により認証された利用者および利用者グループ
に対して、あらかじめ利用を定めたデータのみを提供す
るように制御する。
【0013】本発明のその他の特徴とするところは、少
なくとも上記データ管理機関と上記ネットワークとのイ
ンタフェース部分に、第三者による不正侵入を防止する
ための侵入防止手段を設けたことを特徴とする。
なくとも上記データ管理機関と上記ネットワークとのイ
ンタフェース部分に、第三者による不正侵入を防止する
ための侵入防止手段を設けたことを特徴とする。
【0014】本発明のその他の特徴とするところは、上
記データ管理機関にて集中管理されるデータをネットワ
ークを介して伝送する際に、暗号化を施して伝送するよ
うにする暗号化手段を設けたことを特徴とする。
記データ管理機関にて集中管理されるデータをネットワ
ークを介して伝送する際に、暗号化を施して伝送するよ
うにする暗号化手段を設けたことを特徴とする。
【0015】本発明のその他の特徴とするところは、上
記データ管理機関のホストは、集中管理すべきデータを
暗号化して集中データ貯蔵装置に貯蔵するようにしたこ
とを特徴とする。
記データ管理機関のホストは、集中管理すべきデータを
暗号化して集中データ貯蔵装置に貯蔵するようにしたこ
とを特徴とする。
【0016】本発明のその他の特徴とするところは、上
記データ管理機関にて集中管理されるデータに対して所
定の属性情報を付与する属性付与手段を備え、上記属性
付与手段により付与された属性情報を利用してデータの
貯蔵および提供を管理するようにしたことを特徴とす
る。
記データ管理機関にて集中管理されるデータに対して所
定の属性情報を付与する属性付与手段を備え、上記属性
付与手段により付与された属性情報を利用してデータの
貯蔵および提供を管理するようにしたことを特徴とす
る。
【0017】例えば、上記データ管理機関にて集中管理
されるデータは複数のレイヤ構造を有し、データの更新
毎に更新日付を含む属性情報を付与して異なるレイヤに
記録し、同じ属性を持つレイヤに対しては再度の記録を
禁止するようにするとともに、属性の一部が同一である
レイヤを関連付けて提供するようにしても良い。
されるデータは複数のレイヤ構造を有し、データの更新
毎に更新日付を含む属性情報を付与して異なるレイヤに
記録し、同じ属性を持つレイヤに対しては再度の記録を
禁止するようにするとともに、属性の一部が同一である
レイヤを関連付けて提供するようにしても良い。
【0018】本発明のその他の特徴とするところは、上
記各種医療機関に、上記データ管理機関にて集中管理さ
れるデータの一部を貯蔵するデータ貯蔵装置を設けたこ
とを特徴とする。この場合において、上記各種医療機関
と上記ネットワークとのインタフェース部分に第三者に
よる不正侵入を防止するための侵入防止手段を設けても
良い。
記各種医療機関に、上記データ管理機関にて集中管理さ
れるデータの一部を貯蔵するデータ貯蔵装置を設けたこ
とを特徴とする。この場合において、上記各種医療機関
と上記ネットワークとのインタフェース部分に第三者に
よる不正侵入を防止するための侵入防止手段を設けても
良い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本実施形態による医療支
援システムの一構成例を示すブロック図であり、図2
は、当該本実施形態の医療支援システムを利用した医療
サービス提供のイメージを示す図である。
に基づいて説明する。図1は、本実施形態による医療支
援システムの一構成例を示すブロック図であり、図2
は、当該本実施形態の医療支援システムを利用した医療
サービス提供のイメージを示す図である。
【0020】図2に示すように、本実施形態では、小規
模な医院やクリニック21、大規模な入院病院や専門病
院22、専門検査機関23などの様々な医療機関で作成
される患者の医療データ(診療記録、検査データ等)や
医院・病院等の業務データ(医薬品・消耗品の入出庫や
使用、検査機器の利用計画のデータ等)を、オープンネ
ットワーク24を介して単一の医療支援サービス機関2
5に伝送し、データベースとして集中管理する。
模な医院やクリニック21、大規模な入院病院や専門病
院22、専門検査機関23などの様々な医療機関で作成
される患者の医療データ(診療記録、検査データ等)や
医院・病院等の業務データ(医薬品・消耗品の入出庫や
使用、検査機器の利用計画のデータ等)を、オープンネ
ットワーク24を介して単一の医療支援サービス機関2
5に伝送し、データベースとして集中管理する。
【0021】そして、医療支援サービス機関25では、
上述した各種医療機関21〜23、一般住民や患者2
6、または自治体等27からの要求に応じて、データベ
ース化されたデータの一部あるいは全部をオープンネッ
トワーク24を介して要求元に伝送することにより、後
述するような住民支援サービス、医院支援サービス、医
療評価サービスなどの各種サービスを提供する。
上述した各種医療機関21〜23、一般住民や患者2
6、または自治体等27からの要求に応じて、データベ
ース化されたデータの一部あるいは全部をオープンネッ
トワーク24を介して要求元に伝送することにより、後
述するような住民支援サービス、医院支援サービス、医
療評価サービスなどの各種サービスを提供する。
【0022】このように、本実施形態では、医療事務に
関するデータだけでなく、様々な医療機関から提供され
る医療行為そのものに関するデータ(特に投薬記録、診
療記録、検査データ等の患者データ)をオープンネット
ワークを使って1つの機関で集中的に管理し、それを要
求に応じて提供するようにしている。したがって、互い
に独立した病院、医院、診療所、検査機関等およびそれ
らの患者を含む地域住民が、医療に関するデータを相互
に容易に利用することができるようになる。
関するデータだけでなく、様々な医療機関から提供され
る医療行為そのものに関するデータ(特に投薬記録、診
療記録、検査データ等の患者データ)をオープンネット
ワークを使って1つの機関で集中的に管理し、それを要
求に応じて提供するようにしている。したがって、互い
に独立した病院、医院、診療所、検査機関等およびそれ
らの患者を含む地域住民が、医療に関するデータを相互
に容易に利用することができるようになる。
【0023】これにより、例えば、一個人に対して複数
の病院等(医師)が協力して診療を行うグループ診療で
のデータ交換を容易にしたり、様々な病院や検査機関等
で作成された医療データを分析することによって最良の
治療方法を早期に発見したりすることができる。また、
特定の病院での特定の病気に対する治療方法、あるいは
その治療に使われたリソースが適切であったかどうか等
の客観的な評価も行うことができ、医療レベルの向上に
資することができる。さらに、小規模な診療所等では得
難い最先端の医療情報も当該診療所等で簡単に得ること
ができ、地域医療水準の底上げを図ることができる。
の病院等(医師)が協力して診療を行うグループ診療で
のデータ交換を容易にしたり、様々な病院や検査機関等
で作成された医療データを分析することによって最良の
治療方法を早期に発見したりすることができる。また、
特定の病院での特定の病気に対する治療方法、あるいは
その治療に使われたリソースが適切であったかどうか等
の客観的な評価も行うことができ、医療レベルの向上に
資することができる。さらに、小規模な診療所等では得
難い最先端の医療情報も当該診療所等で簡単に得ること
ができ、地域医療水準の底上げを図ることができる。
【0024】ただし、本実施形態の医療支援システム
は、医療分野の特殊性から以下に述べるような様々な要
件を満足する必要がある。すなわち、 患者のプライバシーと業務上の秘密の保護 患者の診療記録や検査データはプライバシーに係るもの
であり、誰でも自由に参照できるべきものではない。ま
た、例えば患者本人が参照する場合でも、医師だけが知
っていて本人が知るべきでない情報もあるので、そのよ
うな業務上の秘密は守られるべきである。
は、医療分野の特殊性から以下に述べるような様々な要
件を満足する必要がある。すなわち、 患者のプライバシーと業務上の秘密の保護 患者の診療記録や検査データはプライバシーに係るもの
であり、誰でも自由に参照できるべきものではない。ま
た、例えば患者本人が参照する場合でも、医師だけが知
っていて本人が知るべきでない情報もあるので、そのよ
うな業務上の秘密は守られるべきである。
【0025】 システムおよびデータのセキュリティ
の確保 外部からの侵入によるプログラムおよびデータの改ざん
や、伝送中のデータの盗聴や改ざんを有効に防止する必
要がある。 システムの信頼性の確保 システムの停電やトラブル等によって当該医療支援シス
テムを利用した医療行為が停止するのは望ましくないた
め、それらの異常発生時にも対応できる機能が必要であ
る。
の確保 外部からの侵入によるプログラムおよびデータの改ざん
や、伝送中のデータの盗聴や改ざんを有効に防止する必
要がある。 システムの信頼性の確保 システムの停電やトラブル等によって当該医療支援シス
テムを利用した医療行為が停止するのは望ましくないた
め、それらの異常発生時にも対応できる機能が必要であ
る。
【0026】 システムの応答性の確保 ネットワークの混雑時の応答遅れや、大量のデータ伝送
による時間遅れによって医療行為に遅延をきたすのは、
特に緊急時などには致命傷となりかねないので有効に防
止する必要がある。以上のような様々な要求を満たすべ
く、また、医療行為を効率的に行えるようにしてサービ
スの向上を図るべく、本実施形態の医療支援システムで
は図1に示すような構成としている。以下、図1につい
て説明する。
による時間遅れによって医療行為に遅延をきたすのは、
特に緊急時などには致命傷となりかねないので有効に防
止する必要がある。以上のような様々な要求を満たすべ
く、また、医療行為を効率的に行えるようにしてサービ
スの向上を図るべく、本実施形態の医療支援システムで
は図1に示すような構成としている。以下、図1につい
て説明する。
【0027】図1に示すように、病院・医院・診療所な
どの各種の医療施設(以下、医院・診療所等と記す)2
1,22、専門の検査機関23、および患者・一般利用
者などの一般宅(以下、患者等と記す)26のそれぞれ
には、本システムで使用する端末10,15,18が夫
々備えられる。これらの端末は、医療支援サービス機関
25に対して様々な指示や要求あるいは各施設で作成さ
れた医療データや業務データを送ったり、それに応じて
当該医療支援サービス機関25から送られてくるデータ
などを参照したりするのに使用される。
どの各種の医療施設(以下、医院・診療所等と記す)2
1,22、専門の検査機関23、および患者・一般利用
者などの一般宅(以下、患者等と記す)26のそれぞれ
には、本システムで使用する端末10,15,18が夫
々備えられる。これらの端末は、医療支援サービス機関
25に対して様々な指示や要求あるいは各施設で作成さ
れた医療データや業務データを送ったり、それに応じて
当該医療支援サービス機関25から送られてくるデータ
などを参照したりするのに使用される。
【0028】医院・診療所等21,22の端末10と患
者等26の端末18には認証用入力装置11,19が夫
々接続される。患者、医師、看護婦その他の医療関係者
等の利用者は、それぞれ独自の認証用のICカードを持
ち、そのカード情報によって認証が行われる。ICカー
ドに加えてパスワードを入力することにより認証を行う
ようにしても良い。
者等26の端末18には認証用入力装置11,19が夫
々接続される。患者、医師、看護婦その他の医療関係者
等の利用者は、それぞれ独自の認証用のICカードを持
ち、そのカード情報によって認証が行われる。ICカー
ドに加えてパスワードを入力することにより認証を行う
ようにしても良い。
【0029】図1の例では、利用者の認証は、医院・診
療所等21,22および患者等26から広域ネットワー
ク24を介して送られてくる上記カード情報に基づい
て、医療支援サービス機関25の認証装置2にて行う
が、第三者認証(CA)を使うこともできる。なお、上
記ICカードは、例えば患者の場合、病院等で発行され
る診察券の情報に所定の付加情報を加えて構成すること
が可能である。
療所等21,22および患者等26から広域ネットワー
ク24を介して送られてくる上記カード情報に基づい
て、医療支援サービス機関25の認証装置2にて行う
が、第三者認証(CA)を使うこともできる。なお、上
記ICカードは、例えば患者の場合、病院等で発行され
る診察券の情報に所定の付加情報を加えて構成すること
が可能である。
【0030】そして、本実施形態では、あらかじめ定め
た利用権限のある利用者および利用者グループの認証結
果に基づいて、システムの利用(医療支援サービス機関
25の集中データ貯蔵装置7で集中管理されている医療
データや業務データへのアクセスや、アプリケーション
装置4における各種アプリケーションの利用)を承認す
る。ここで、認証される利用者には少なくともデータの
保有者、他人が保有するデータの利用者、匿名データの
利用者の3種類があり、データベースのデータへのアク
セスは、データの保有者単位およびデータの項目単位で
制御する。
た利用権限のある利用者および利用者グループの認証結
果に基づいて、システムの利用(医療支援サービス機関
25の集中データ貯蔵装置7で集中管理されている医療
データや業務データへのアクセスや、アプリケーション
装置4における各種アプリケーションの利用)を承認す
る。ここで、認証される利用者には少なくともデータの
保有者、他人が保有するデータの利用者、匿名データの
利用者の3種類があり、データベースのデータへのアク
セスは、データの保有者単位およびデータの項目単位で
制御する。
【0031】すなわち、集中データ貯蔵装置7に貯蔵さ
れた医療データおよび業務データの利用について、貯蔵
データ利用制御装置5は、認証装置2で認証された利用
者および利用者グループに対して、あらかじめ定めたデ
ータのみを供給するように制御する。つまり、患者、担
当医、グループ診療のメンバー、看護婦等の利用者の区
別に応じて、様々な項目で成る医療データおよび業務デ
ータの中からアクセス可能なデータや項目を制御する。
このような制御は、例えば貯蔵データ利用制御装置5に
備えられたテーブル情報に基づいて行う。
れた医療データおよび業務データの利用について、貯蔵
データ利用制御装置5は、認証装置2で認証された利用
者および利用者グループに対して、あらかじめ定めたデ
ータのみを供給するように制御する。つまり、患者、担
当医、グループ診療のメンバー、看護婦等の利用者の区
別に応じて、様々な項目で成る医療データおよび業務デ
ータの中からアクセス可能なデータや項目を制御する。
このような制御は、例えば貯蔵データ利用制御装置5に
備えられたテーブル情報に基づいて行う。
【0032】例えば、ある患者またはその担当医として
認証されたときは、その患者に関するデータのみにアク
セスできるように制御する。また、グループ診療を行う
ときは、グループ診療のメンバーとして認証された医師
に対しては、他の医師が保有するデータであっても提供
するように制御する。なお、患者とその担当医、それに
グループ診療する医者との間で合意が得られれば、グル
ープ診療医としていつでも登録が可能である。また、医
療データ等を利用して一般的な統計データをとりたいと
き等は、患者や担当医の名前にはアクセスできないが、
それ以外の必要な医療データにはアクセスできるように
制御する。
認証されたときは、その患者に関するデータのみにアク
セスできるように制御する。また、グループ診療を行う
ときは、グループ診療のメンバーとして認証された医師
に対しては、他の医師が保有するデータであっても提供
するように制御する。なお、患者とその担当医、それに
グループ診療する医者との間で合意が得られれば、グル
ープ診療医としていつでも登録が可能である。また、医
療データ等を利用して一般的な統計データをとりたいと
き等は、患者や担当医の名前にはアクセスできないが、
それ以外の必要な医療データにはアクセスできるように
制御する。
【0033】また、上述したように、集中データ貯蔵装
置7で集中管理される医院・診療所等21,22や検査
機関23からの医療データや業務データは、プライバシ
ーに係るものであり、非常に重要なデータであるので、
他人に盗まれたり改ざんされたりするのを防ぐ必要があ
る。そのため、本実施形態では、オープンな広域ネット
ワーク24に接続された医療支援サービス機関25に対
して不正利用者が簡単に侵入できないようにするため
に、ネットワークの入口部分に侵入防止装置1を設けて
いる。侵入防止装置1としては、例えばインターネット
のファイアウォール、プロキシ、アプリケーション・ゲ
ートウェイなどの手段を用いることが可能である。
置7で集中管理される医院・診療所等21,22や検査
機関23からの医療データや業務データは、プライバシ
ーに係るものであり、非常に重要なデータであるので、
他人に盗まれたり改ざんされたりするのを防ぐ必要があ
る。そのため、本実施形態では、オープンな広域ネット
ワーク24に接続された医療支援サービス機関25に対
して不正利用者が簡単に侵入できないようにするため
に、ネットワークの入口部分に侵入防止装置1を設けて
いる。侵入防止装置1としては、例えばインターネット
のファイアウォール、プロキシ、アプリケーション・ゲ
ートウェイなどの手段を用いることが可能である。
【0034】また、外部からの侵入によって集中データ
貯蔵装置7内のデータが不正に使用されるのを防止する
だけでなく、広域ネットワーク24を使っての伝送中の
データの盗聴や改ざんを有効に防止する必要もある。そ
のため、本実施形態では、医療支援サービス機関25、
医院・診療所等21,22、検査機関23、患者等26
のそれぞれに、データの暗号化および復号化を行う暗号
装置3,12,16,20を備えている。そして、医療
データや業務データを暗号化して伝送することにより、
伝送路上での盗聴や改ざんを防ぐようにしている。
貯蔵装置7内のデータが不正に使用されるのを防止する
だけでなく、広域ネットワーク24を使っての伝送中の
データの盗聴や改ざんを有効に防止する必要もある。そ
のため、本実施形態では、医療支援サービス機関25、
医院・診療所等21,22、検査機関23、患者等26
のそれぞれに、データの暗号化および復号化を行う暗号
装置3,12,16,20を備えている。そして、医療
データや業務データを暗号化して伝送することにより、
伝送路上での盗聴や改ざんを防ぐようにしている。
【0035】すなわち、医療データや業務データの発生
源である医院・診療所等21,22や検査機関23は、
当該発生したデータを暗号化して広域ネットワーク24
に伝送し、医療支援サービス機関25に供給する。な
お、暗号化は対称キーにより行い、その対象キーは非対
称キーによる暗号化で伝送する。医療支援サービス機関
25では、受け取った医療データ等をアプリケーション
装置4にて利用できるようにするために、暗号装置3に
おいて元のデータに復号化する。
源である医院・診療所等21,22や検査機関23は、
当該発生したデータを暗号化して広域ネットワーク24
に伝送し、医療支援サービス機関25に供給する。な
お、暗号化は対称キーにより行い、その対象キーは非対
称キーによる暗号化で伝送する。医療支援サービス機関
25では、受け取った医療データ等をアプリケーション
装置4にて利用できるようにするために、暗号装置3に
おいて元のデータに復号化する。
【0036】アプリケーション装置4は、電子カルテシ
ステムやグループ診療システム、医療情報の問合せシス
テム、あるいは診療報酬計算システム等の各種アプリケ
ーションを備えている。例えば、電子カルテシステムの
アプリケーションでは、検査機関23での検査データに
ついて、検査機関23からの受信時に属性情報(検査機
関の識別コードや受付番号、日時、頁番号等)を付与す
る。なお、投薬記録や診療記録の書かれたカルテの医療
データについては、医院・診療所等21,22での入力
時に属性情報(患者の識別コード、医師・医院の識別コ
ード、日時、頁番号等)が付与される。この属性情報
は、例えば貯蔵データ利用制御装置5にて医療データ等
の提供を制御する際に利用される。
ステムやグループ診療システム、医療情報の問合せシス
テム、あるいは診療報酬計算システム等の各種アプリケ
ーションを備えている。例えば、電子カルテシステムの
アプリケーションでは、検査機関23での検査データに
ついて、検査機関23からの受信時に属性情報(検査機
関の識別コードや受付番号、日時、頁番号等)を付与す
る。なお、投薬記録や診療記録の書かれたカルテの医療
データについては、医院・診療所等21,22での入力
時に属性情報(患者の識別コード、医師・医院の識別コ
ード、日時、頁番号等)が付与される。この属性情報
は、例えば貯蔵データ利用制御装置5にて医療データ等
の提供を制御する際に利用される。
【0037】そして、このようにして属性の付与された
医療データおよび業務データを集中データ貯蔵装置7に
貯蔵する。このとき、本実施形態では、データ暗号装置
8を用いて医療データ等を暗号化して貯蔵する。これに
より、侵入防止装置1を設けたにも拘らず万が一医療支
援サービス機関25に不正侵入された場合でも、貯蔵さ
れているデータは暗号化されているので、簡単には参照
できないようにすることができるというメリットがあ
る。
医療データおよび業務データを集中データ貯蔵装置7に
貯蔵する。このとき、本実施形態では、データ暗号装置
8を用いて医療データ等を暗号化して貯蔵する。これに
より、侵入防止装置1を設けたにも拘らず万が一医療支
援サービス機関25に不正侵入された場合でも、貯蔵さ
れているデータは暗号化されているので、簡単には参照
できないようにすることができるというメリットがあ
る。
【0038】以上とは逆に、医療支援サービス機関25
から医療データ等を伝送するときにも暗号化する。すな
わち、利用者である患者等26および医院・診療所等2
1,22からの要求に応じて、集中データ貯蔵装置7に
貯蔵されているデータをデータ暗号装置8で復号化して
抽出し、それを暗号装置3で暗号化して広域ネットワー
ク24上に伝送する。あるいは、必要に応じて、抽出し
たデータをアプリケーション装置4に供給して、その処
理結果を暗号装置3で暗号化して広域ネットワーク24
上に伝送する。
から医療データ等を伝送するときにも暗号化する。すな
わち、利用者である患者等26および医院・診療所等2
1,22からの要求に応じて、集中データ貯蔵装置7に
貯蔵されているデータをデータ暗号装置8で復号化して
抽出し、それを暗号装置3で暗号化して広域ネットワー
ク24上に伝送する。あるいは、必要に応じて、抽出し
たデータをアプリケーション装置4に供給して、その処
理結果を暗号装置3で暗号化して広域ネットワーク24
上に伝送する。
【0039】本実施形態ではさらに、正当な利用権限を
持つ利用者であると認証された場合でも、既に作成され
た過去の診療記録等のデータが不正に改変されることを
阻止するために、アプリケーション上にそのための手段
を設けている。すなわち、データの作成、修正、追加、
削除などを行ったときには、その記録を自動生成して残
しておくようにする。例えば、修正や削除を行う場合
に、前のデータを消去することなく行うようにする(前
のデータ上に二重線を引いて新たなデータを追記する要
領)。
持つ利用者であると認証された場合でも、既に作成され
た過去の診療記録等のデータが不正に改変されることを
阻止するために、アプリケーション上にそのための手段
を設けている。すなわち、データの作成、修正、追加、
削除などを行ったときには、その記録を自動生成して残
しておくようにする。例えば、修正や削除を行う場合
に、前のデータを消去することなく行うようにする(前
のデータ上に二重線を引いて新たなデータを追記する要
領)。
【0040】このことを実現するための具体的な手法と
して、例えば、1つの医療データに対して複数のレイヤ
を与え、各レイヤには1回しかデータを書き込めないよ
うにする手法が挙げられる。つまり、データの修正等を
行う場合は、既にデータの書き込まれているレイヤとは
別のレイヤ上で修正等を行い、データが書き込まれる度
にそのときの属性を各レイヤ毎に付与するようにする
(これにより、患者名等は同じでも日時等の属性は各レ
イヤ毎に異なる)。そして、全く同じ属性のレイヤに対
しては書込みを受け付けないようにすることで、過去の
データを完全に残しつつ修正等を行えるようにする。
して、例えば、1つの医療データに対して複数のレイヤ
を与え、各レイヤには1回しかデータを書き込めないよ
うにする手法が挙げられる。つまり、データの修正等を
行う場合は、既にデータの書き込まれているレイヤとは
別のレイヤ上で修正等を行い、データが書き込まれる度
にそのときの属性を各レイヤ毎に付与するようにする
(これにより、患者名等は同じでも日時等の属性は各レ
イヤ毎に異なる)。そして、全く同じ属性のレイヤに対
しては書込みを受け付けないようにすることで、過去の
データを完全に残しつつ修正等を行えるようにする。
【0041】このように構成する場合、集中データ貯蔵
装置7への医療データ等の貯蔵は、記録内容の追加、修
正等を属性で区分けして行う。そして、貯蔵された医療
データ等を読み出すときは、属性の一部が同一である記
録を関連付けて提供できるようにする。例えば、患者名
と担当医名が同じものについては、特定の患者が特定の
医師にかかったときのカルテとして、それを日付順に読
み出して提供する。さらに、本実施形態では、日付自体
を不正に改変できないようにするために、時刻受信装置
6で標準時刻を受信し、システムの時刻を一元化してい
る。
装置7への医療データ等の貯蔵は、記録内容の追加、修
正等を属性で区分けして行う。そして、貯蔵された医療
データ等を読み出すときは、属性の一部が同一である記
録を関連付けて提供できるようにする。例えば、患者名
と担当医名が同じものについては、特定の患者が特定の
医師にかかったときのカルテとして、それを日付順に読
み出して提供する。さらに、本実施形態では、日付自体
を不正に改変できないようにするために、時刻受信装置
6で標準時刻を受信し、システムの時刻を一元化してい
る。
【0042】次に、本実施形態では、医療支援サービス
機関25での停電やネットワークトラブル等の障害発生
時にも当該医療支援システムが利用できるような予備的
手段として、医院・診療所等21,22の端末10に対
して利用者側データ貯蔵装置13を備え、集中データ貯
蔵装置7に貯蔵する医療データおよび業務データの一部
を当該利用者側データ貯蔵装置13にも貯蔵し、医療行
為の利用に供するようにしている。
機関25での停電やネットワークトラブル等の障害発生
時にも当該医療支援システムが利用できるような予備的
手段として、医院・診療所等21,22の端末10に対
して利用者側データ貯蔵装置13を備え、集中データ貯
蔵装置7に貯蔵する医療データおよび業務データの一部
を当該利用者側データ貯蔵装置13にも貯蔵し、医療行
為の利用に供するようにしている。
【0043】利用者側データ貯蔵装置13に貯蔵するデ
ータは、例えば直近の医療データである。この場合、利
用者側データ貯蔵装置13と集中データ貯蔵装置7とで
貯蔵内容に違いがでてくる(利用者側データ貯蔵装置1
3では属性の異なるレイヤが集中データ貯蔵装置7より
1つ多くなる)ので、利用後に集中データ貯蔵装置7に
送るようにする。このようにすれば、医療支援サービス
機関25が異常発生によって動かなくなっても、利用者
側データ貯蔵装置13に蓄えられているデータを使って
医療行為を継続することができる。
ータは、例えば直近の医療データである。この場合、利
用者側データ貯蔵装置13と集中データ貯蔵装置7とで
貯蔵内容に違いがでてくる(利用者側データ貯蔵装置1
3では属性の異なるレイヤが集中データ貯蔵装置7より
1つ多くなる)ので、利用後に集中データ貯蔵装置7に
送るようにする。このようにすれば、医療支援サービス
機関25が異常発生によって動かなくなっても、利用者
側データ貯蔵装置13に蓄えられているデータを使って
医療行為を継続することができる。
【0044】また、本実施形態では、集中データ貯蔵装
置7に貯蔵されているデータが何らかの障害によって消
滅してしまったり、トラブルに見舞われた場合にも対応
できるように、データベースを二重化して更新のログを
保存し、故障時に完全な復元ができるようにしている。
置7に貯蔵されているデータが何らかの障害によって消
滅してしまったり、トラブルに見舞われた場合にも対応
できるように、データベースを二重化して更新のログを
保存し、故障時に完全な復元ができるようにしている。
【0045】上記利用者側データ貯蔵装置13は、ネッ
トワークにおける応答遅れ等に対処するための手段とし
ても利用される。例えば、X線画像や超音波データなど
の医療画像データはデータ量が膨大であり、伝送に時間
がかかるので、医療支援サービス機関25から医院・診
療所等21,22の利用者側データ貯蔵装置13に必要
な医療画像等を先送りして貯蔵しておくことにより、そ
こから医療画像等を迅速に取り出して利用することがで
きるようになる。
トワークにおける応答遅れ等に対処するための手段とし
ても利用される。例えば、X線画像や超音波データなど
の医療画像データはデータ量が膨大であり、伝送に時間
がかかるので、医療支援サービス機関25から医院・診
療所等21,22の利用者側データ貯蔵装置13に必要
な医療画像等を先送りして貯蔵しておくことにより、そ
こから医療画像等を迅速に取り出して利用することがで
きるようになる。
【0046】このように、医院・診療所等21,22に
おいても秘密事項に係る重要なデータが貯蔵されている
ので、外部からの侵入に対して防御するために、侵入防
止装置14を設けている。なお、検査機関23には侵入
防止装置も認証用入力装置もないが、これは、検査機関
23には重要なデータが貯蔵されておらず、また、検査
機関23から医療支援サービス機関25へのデータ利用
要求は基本的にはないことを想定したものである。
おいても秘密事項に係る重要なデータが貯蔵されている
ので、外部からの侵入に対して防御するために、侵入防
止装置14を設けている。なお、検査機関23には侵入
防止装置も認証用入力装置もないが、これは、検査機関
23には重要なデータが貯蔵されておらず、また、検査
機関23から医療支援サービス機関25へのデータ利用
要求は基本的にはないことを想定したものである。
【0047】なお、上述のように、X線画像や超音波デ
ータはデータ量が膨大であるので、これらのデータを検
査機関23から伝送する際は、広域ネットワーク24を
介することなく、データ伝送装置9,17を用いて専用
線を介して伝送することも可能である。専用線を使うこ
とにより、伝送中のデータの盗聴や改ざんはある程度防
止される。
ータはデータ量が膨大であるので、これらのデータを検
査機関23から伝送する際は、広域ネットワーク24を
介することなく、データ伝送装置9,17を用いて専用
線を介して伝送することも可能である。専用線を使うこ
とにより、伝送中のデータの盗聴や改ざんはある程度防
止される。
【0048】以上詳しく説明したように、本実施形態に
よれば、医院・診療所等21,22や検査機関23で作
成された医療データや業務データを広域ネットワーク2
4を介して伝送することによって1つの医療支援サービ
ス機関25で集中的に管理し、それを利用者からの要求
に応じて提供するようにしている。
よれば、医院・診療所等21,22や検査機関23で作
成された医療データや業務データを広域ネットワーク2
4を介して伝送することによって1つの医療支援サービ
ス機関25で集中的に管理し、それを利用者からの要求
に応じて提供するようにしている。
【0049】したがって、互いに独立した病院、医院、
診療所、検査機関等およびそれらの患者を含む地域住民
間で医療に関するデータを相互に容易に利用することが
できる。これにより、例えば、個人病院や小規模病院を
含む各種医療機関に対してオープンネットワークを利用
した医療支援サービスを提供したり、地域医療データの
収集と医療改善への情報提供サービスを行ったりするこ
とができ、医療レベルと医療サービスを格段に向上させ
ることができるようになる。
診療所、検査機関等およびそれらの患者を含む地域住民
間で医療に関するデータを相互に容易に利用することが
できる。これにより、例えば、個人病院や小規模病院を
含む各種医療機関に対してオープンネットワークを利用
した医療支援サービスを提供したり、地域医療データの
収集と医療改善への情報提供サービスを行ったりするこ
とができ、医療レベルと医療サービスを格段に向上させ
ることができるようになる。
【0050】例えば、医院間あるいは医院と病院間の共
同診断治療を行いやすくしたり、診断治療の客観的な評
価を行うことができるようになる。また、医療支援サー
ビス機関25において、患者の記録管理(電子カル
テ)、薬品・消耗品等の在庫管理や発注管理、診療報酬
計算、検査・投薬・入院等のオーダーと進捗管理、検査
データ・診断画像データ等の管理などの病院業務を代行
するサービスを提供することができ、医院や病院では診
断や治療等に専念することができるようになる。
同診断治療を行いやすくしたり、診断治療の客観的な評
価を行うことができるようになる。また、医療支援サー
ビス機関25において、患者の記録管理(電子カル
テ)、薬品・消耗品等の在庫管理や発注管理、診療報酬
計算、検査・投薬・入院等のオーダーと進捗管理、検査
データ・診断画像データ等の管理などの病院業務を代行
するサービスを提供することができ、医院や病院では診
断や治療等に専念することができるようになる。
【0051】さらに、一般利用者に投薬記録等の医療情
報や医療機関情報を提供したり、医療・医療機関に関す
るコンサルティングを行ったりすることができる。ま
た、地域の病気の動向の迅速な分析、対症薬等の所要予
測などを行うことができるだけでなく、地域の医療特性
の分析を容易に行うことができるようになる。
報や医療機関情報を提供したり、医療・医療機関に関す
るコンサルティングを行ったりすることができる。ま
た、地域の病気の動向の迅速な分析、対症薬等の所要予
測などを行うことができるだけでなく、地域の医療特性
の分析を容易に行うことができるようになる。
【0052】また、本実施形態によれば、個々の医院・
診療所等21,22や患者等26では、医療分野特有の
厳しい条件を満たすシステムを構築しなくても済む。す
なわち、そのようなシステムの構築は医療支援サービス
機関25が行えばよく、医院・診療所等21,22や患
者等26では医療支援サービス機関25から配られるソ
フトウェアを使うだけで良いので、本システムを利用す
るに当たっての投資を少なく抑えることができるという
メリットも有する。
診療所等21,22や患者等26では、医療分野特有の
厳しい条件を満たすシステムを構築しなくても済む。す
なわち、そのようなシステムの構築は医療支援サービス
機関25が行えばよく、医院・診療所等21,22や患
者等26では医療支援サービス機関25から配られるソ
フトウェアを使うだけで良いので、本システムを利用す
るに当たっての投資を少なく抑えることができるという
メリットも有する。
【0053】なお、医療データや業務データを集中デー
タ貯蔵装置7で集中管理することにより、少なくとも医
院・診療所等21,22において、グループ診療でのデ
ータ交換や検査データの分析が容易になる等のメリット
を有するので、患者等26は必ずしもシステム内に含め
なくても良い。ただし、患者等26からもアクセス可能
としておけば、医療サービスをより向上させることがで
きるので好ましい。
タ貯蔵装置7で集中管理することにより、少なくとも医
院・診療所等21,22において、グループ診療でのデ
ータ交換や検査データの分析が容易になる等のメリット
を有するので、患者等26は必ずしもシステム内に含め
なくても良い。ただし、患者等26からもアクセス可能
としておけば、医療サービスをより向上させることがで
きるので好ましい。
【0054】
【発明の効果】本発明は上述したように、少なくとも各
種医療機関で作成される患者の医療データをネットワー
クを介して伝送してデータ管理機関で集中管理するよう
にし、各種医療機関からの要求に応じて医療データを提
供するようにしたので、互いに独立した各種医療機関に
対してネットワークを利用した医療サービスを提供する
ことができる。これにより、医療に関するデータを相互
に利用することで、例えばグループ診療や医療データの
分析等が行いやすくなり、医療レベルと医療サービスを
格段に向上させることができる。しかも、個々の医療機
関では医療分野特有の厳しい条件を満たすシステムを構
築しなくても済むので、本システムを利用するに当たっ
ての投資を少なく抑えることができる。
種医療機関で作成される患者の医療データをネットワー
クを介して伝送してデータ管理機関で集中管理するよう
にし、各種医療機関からの要求に応じて医療データを提
供するようにしたので、互いに独立した各種医療機関に
対してネットワークを利用した医療サービスを提供する
ことができる。これにより、医療に関するデータを相互
に利用することで、例えばグループ診療や医療データの
分析等が行いやすくなり、医療レベルと医療サービスを
格段に向上させることができる。しかも、個々の医療機
関では医療分野特有の厳しい条件を満たすシステムを構
築しなくても済むので、本システムを利用するに当たっ
ての投資を少なく抑えることができる。
【0055】また、本発明の他の特徴によれば、一般宅
等に設置される端末をもネットワークに接続し、一般利
用者からの要求によっても医療データを提供するように
したので、各種医療機関だけでなく、それらの患者を含
む地域住民に対してもネットワークを利用した医療サー
ビスを提供することができ、医療サービスを更に向上さ
せることができる。
等に設置される端末をもネットワークに接続し、一般利
用者からの要求によっても医療データを提供するように
したので、各種医療機関だけでなく、それらの患者を含
む地域住民に対してもネットワークを利用した医療サー
ビスを提供することができ、医療サービスを更に向上さ
せることができる。
【図1】本発明の一実施形態である医療支援システムの
一構成例を示すブロック図である。
一構成例を示すブロック図である。
【図2】本実施形態の医療支援システムを利用した医療
サービス提供のイメージを示す図である。
サービス提供のイメージを示す図である。
1,14 侵入防止装置 2 認証装置 3,12,16,20 暗号装置 4 アプリケーション装置 5 貯蔵データ利用制御装置 6 時刻受信装置 7 集中データ貯蔵装置 8 データ暗号装置 9,17 データ伝送装置 10,15,18 端末 11,19 認証用入力装置 13 利用者側データ貯蔵装置 24 広域ネットワーク(オープンネットワーク)
Claims (12)
- 【請求項1】 少なくとも各種医療機関に設置される端
末と、データ管理機関に設置されるホストとがネットワ
ークを介して接続された医療支援システムであって、 少なくとも上記各種医療機関で作成される患者の医療デ
ータを、上記ネットワークを介して伝送して上記データ
管理機関で集中管理するようにし、上記各種医療機関か
らの要求に応じて上記医療データを提供するようにした
ことを特徴とする医療支援システム。 - 【請求項2】 一般宅等に設置される端末をも上記ネッ
トワークに接続し、一般利用者からの要求によっても上
記医療データを提供するようにしたことを特徴とする請
求項1に記載の医療支援システム。 - 【請求項3】 上記患者の医療データに加えて、上記各
種医療機関の業務データを上記データ管理機関で集中管
理するようにしたことを特徴とする請求項1または2に
記載の医療支援システム。 - 【請求項4】 上記データ管理機関のホストは、上記各
種医療機関および一般宅等から送られてくる認証用デー
タに基づいて利用者の認証を行う認証手段と、 上記認証手段による認証結果に基づいて、認証された利
用者に対してあらかじめ利用を定めたデータのみを提供
するように制御するデータ利用制御手段とを備えたこと
を特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の医療支
援システム。 - 【請求項5】 上記認証手段は、上記データ管理機関に
て集中管理されているデータの利用について、あらかじ
め定めた利用権限のある利用者および利用者グループを
認証し、 上記データ利用制御手段は、上記認証手段により認証さ
れた利用者および利用者グループに対して、あらかじめ
利用を定めたデータのみを提供するように制御すること
を特徴とする請求項4に記載の医療支援システム。 - 【請求項6】 少なくとも上記データ管理機関と上記ネ
ットワークとのインタフェース部分に、第三者による不
正侵入を防止するための侵入防止手段を設けたことを特
徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の医療支援シ
ステム。 - 【請求項7】 上記データ管理機関にて集中管理される
データをネットワークを介して伝送する際に、暗号化を
施して伝送するようにする暗号化手段を設けたことを特
徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の医療支援シ
ステム。 - 【請求項8】 上記データ管理機関のホストは、集中管
理すべきデータを暗号化して集中データ貯蔵装置に貯蔵
するようにしたことを特徴とする請求項1〜7の何れか
1項に記載の医療支援システム。 - 【請求項9】 上記データ管理機関にて集中管理される
データに対して所定の属性情報を付与する属性付与手段
を備え、 上記属性付与手段により付与された属性情報を利用して
データの貯蔵および提供を管理するようにしたことを特
徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の医療支援シ
ステム。 - 【請求項10】 上記データ管理機関にて集中管理され
るデータは複数のレイヤ構造を有し、データの更新毎に
更新日付を含む属性情報を付与して異なるレイヤに記録
し、同じ属性を持つレイヤに対しては再度の記録を禁止
するようにするとともに、属性の一部が同一であるレイ
ヤを関連付けて提供するようにしたことを特徴とする請
求項9に記載の医療支援システム。 - 【請求項11】 上記各種医療機関に、上記データ管理
機関にて集中管理されるデータの一部を貯蔵するデータ
貯蔵装置を設けたことを特徴とする請求項1〜8の何れ
か1項に記載の医療支援システム。 - 【請求項12】 上記各種医療機関と上記ネットワーク
とのインタフェース部分に第三者による不正侵入を防止
するための侵入防止手段を設けたことを特徴とする請求
項11に記載の医療支援システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21592497A JPH1145304A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 医療支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21592497A JPH1145304A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 医療支援システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1145304A true JPH1145304A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16680525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21592497A Withdrawn JPH1145304A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 医療支援システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1145304A (ja) |
Cited By (81)
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