JPH1145340A - 温度計符号化を用いた高速パターン認識マンハッタン距離計算 - Google Patents

温度計符号化を用いた高速パターン認識マンハッタン距離計算

Info

Publication number
JPH1145340A
JPH1145340A JP10172197A JP17219798A JPH1145340A JP H1145340 A JPH1145340 A JP H1145340A JP 10172197 A JP10172197 A JP 10172197A JP 17219798 A JP17219798 A JP 17219798A JP H1145340 A JPH1145340 A JP H1145340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vector
input
feature vector
thermometer code
manhattan distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10172197A
Other languages
English (en)
Inventor
Rodney Gauk L
エル・ロドニー・ゴーク
Wei Han I
イー−ウェイ・ハン
Lee Deeley
デ−レイ・リー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motorola Solutions Inc
Original Assignee
Motorola Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Motorola Inc filed Critical Motorola Inc
Publication of JPH1145340A publication Critical patent/JPH1145340A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Character Discrimination (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウエアの処理効率を高めた高速パター
ン認識を提供する。 【解決手段】 パターン照合では、2つのパターンが異
なる度合いを測定する「距離関数」の計算を必要とす
る。この計算には、「差の絶対値の和」または「マンハ
ッタン距離」関数を用いる。短い成分を有するベクトル
のための高速マンハッタン距離関数を実行すると、入力
特徴ベクトルおよび既知の特徴ベクトルを温度計符号形
態に変換する。次に、2つの温度計符号ベクトルのXO
Rを取ることにより、これらの差を計算する。次に、X
ORの結果における値「1」のビットを数えることによ
り、マンハッタン距離を算出する。2つの温度計符号ベ
クトルをビット・スライス形態で格納することにより、
並列計算の利用が可能となる。二進符号特徴ベクトルを
ビット・スライス形態で格納することにより、必要なメ
モリ量を減らし、二進符号から温度計符号への変換を利
用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、パター
ン認識方法および装置に関し、更に特定すれば、高速マ
ンハッタン距離法(fast Manhattan Distance method)に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】パターン認識の用途では、2つのパター
ンが相違する度合いを測定する「距離関数」の計算を頻
繁に必要とする。例えば、未知のパターンを分類するに
は、この未知のパターンから「辞書」の中にあるあらゆ
る既知のパターン、即ち、「テンプレート」までの距離
を測定し、最も近いテンプレートを選択することによっ
て行うことができる。各テンプレートは、既知の「パタ
ーン・クラス」を表す。選択されたテンプレートのクラ
スが、パターン照合処理の結果となる。実際のパターン
認識アルゴリズムはこれよりも大幅に複雑であるが、既
知のパターンおよび未知のパターン間の距離関数の計算
に、実行時間の大部分を消費することは、尚も共通して
いる。また、既知のパターンの辞書が使用メモリの大部
分を占めることも共通している。その結果、距離関数を
高速に計算し、しかもパターン辞書をメモリ内に簡潔に
格納可能とするが、多くの場合重要となる。
【0003】典型的に、各パターンは、「特徴(featur
e) 」または「エレメント」と呼ばれる多数の成分を含
むベクトルである。一般的に用いられている距離関数
は、「差の絶対値の和」であり、「マンハッタン距離(M
anhattan Distance)」としても知られている。これを計
算するには、2つのパターン・ベクトルの対応するエレ
メント間の差の絶対値を合計する。したがって、既知の
ベクトルK[1,...,n]および入力ベクトルI
[1,...,n]間の距離は、以下の式で表される。
【0004】
【数1】 特徴のサイズは、異なる用途では異なり、用途によって
は極端に短い場合もあり得る。また、用途によっては、
2ビット無符号の特徴の長いベクトルを処理するため
に、効率的な解法が必要な場合がある。
【0005】短い数値に算術計算を行う最も一般的な従
来技術の方法は、各数値を目標の機械のALUの幅に拡
張し、拡張した数値を一度に1つずつ(あるいは、単一
命令多データ[SIMD]プロセッサ(single-instruct
ion-multiple-data processor)の場合には、処理素子即
ちPE当たり1つ)処理するというものである。例え
ば、2ビット符号なしの特徴には、各々、14個の0を
前に追加して、16ビット符号なし整数を形成し、16
ビット算術演算論理装置(ALU:arithmetic logic u
nit )において処理する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術の方法に
は、2つの弱点がある。第1に、高位ビット(この場合
では、16ビットの内14ビット)が無駄であるので、
コンピュータの算術演算回路,レジスタ,およびデータ
経路の使用が非常に非効率的となる。第2に、処理のた
めに用いられるアンパック・データ・フォーマット(unp
acked data format)および効率的なメモリ利用に必要な
パック・データ・フォーマット間には、基本的な不整合
がある。既知のパターン辞書をアンパック形態で格納す
ると(例えば、各2ビットの特徴に対して、恐らく8ビ
ットまたは16ビットを用いる)、処理は単純明解であ
る(何故なら、伸長が不要なので)が、メモリの消費は
必要量よりも数倍多くなる。この追加のメモリが、組込
型システム(embedded system) では法外な費用増となる
可能性がある。一方、辞書をより簡潔に格納すると、各
絶対値−差−および−蓄積処理に先立つデータ・アンパ
ック処理(data unpacking operation)によって、実行時
間が長くなる。これら相反する要因が複合化して、処理
用ハードウエアの使用効率は既に低下しており、その結
果処理が容認できない程遅くなる場合がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に、大量の
エレメントで表現され、各エレメントが少数のビットで
表現されるパターンを処理する場合に適している。これ
らの用途では、各エレメントは、2ビットまたは3ビッ
ト量で表現することができる。本発明は、処理システム
が許すあらゆるデータ・サイズのベクトルに、エレメン
トをパックするので便利である。その結果、単純なプロ
セッサが、数個のエレメントを平行して処理するように
見える。また、既知のパターン・ベクトルも、同様に、
記憶装置内にパックすることができ、しかも使用に先立
つ操作は最少または不要となる。開示する方法は高速で
あり、特定のデータ・プロセッサのデータ経路サイズに
容易に合わせることができ、既知ベクトルを小さなメモ
リに効率的に格納可能とするものである。
【0008】本発明の特徴および利点は、以下の詳細な
説明を添付図面に関連付けることにより、一層明確に理
解されよう。図面において、同様の参照番号は、同様の
および対応する部分を引用する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、ここに開示する発明によ
るパターン処理方法100を、フロー・チャート形態で
示す。
【0010】具体的に図1を参照すると、方法100は
ステップ102において開始され、ここで、既知のパタ
ーンのライブラリと照合すべきパターンを獲得する。こ
のパターンは、マイクロフォン,ビデオ・カメラ,光学
スキャナ,ペン・スタイラス(pen stylus)等の出力とす
ることができる。次に、方法100は、ステップ104
において、獲得したパターンを特徴付ける特徴(featur
e) を抽出する。ステップ104の出力は、抽出された
特徴、即ち、入力ベクトルを特徴付けるエレメントを含
むベクトルである。典型的に、特定形式のパターン(漢
字、英語等)、およびパターンをサンプリングする特定
の媒体(光学スキャナ,マイクロフォン等)によって、
特徴付けを行う特徴(characteristic feature)を抽出す
るために用いられる基準が決定される。漢字の特徴抽出
アルゴリズムの一例について、図2および図3に関連付
けて以下で説明する。次に、方法100は、入力ベクト
ルを、既知パターンの辞書からの1つ以上の既知ベクト
ルと比較する。方法100は、これらの2つの間の「距
離」即ち非類似度(dissimilarity) に値を割り当てる。
マンハッタン距離関数は、2つのベクトル間の非類似度
の尺度として有用なものの1つである。最後に、方法1
00は、ステップ108において、入力ベクトルに最も
類似するパターンを選択する。
【0011】図2は、英単語の"other" に対応する漢字
200を示す。漢字は、その難度の観点および言語を使
用する人口の観点双方から、パターン認識の課題として
は特に重要である。図2に示すように、漢字は、比較的
多数のストロークから成り、各々比較的高い空間的自由
度を有する。
【0012】図3は、図2に示した文字の画素アレイ表
現300を表したものである。ここでは、"other" の漢
字の光学画像が、二進値の12x12マトリクスに変換
されている。12x12マトリクス内の各位置は、画像
内の対応する空間位置即ち画素を表す。特定のマトリク
ス位置における1は、当該マトリクス位置に割り当てら
れた特定の空間点における、暗い画素(即ち、文字を形
成するインク・トレースの存在)を示す。逆に、特定の
マトリクス位置において0があるのは、当該マトリクス
位置に割り当てられた特定の空間点における、明るい画
素(即ち、インク・トレースがない)を示す。経験的
に、画像の領域の縁から、予め設定された境界内の数点
における最初の1までの距離をサンプルすることは、有
効な特徴抽出技法であることがわかっている。特徴抽出
ステップ104(図1に示す)の処理を例示する目的の
ために、表現300は、左縁から右方向に4画素以内の
2点までの距離、右縁から左方向に4画素以内の2点ま
での距離、上縁から4画素以内の2点までの距離、およ
び下縁から上方向に4画素内の2点までの距離をサンプ
ルする。図示した方法は、インク・トレースが縁(即
ち、最初の画素)上には決して存在しないことを想定し
ており、存在する場合はそれを無視する。更に、4画素
の境界内にインク・トレースが検出されない場合、0の
距離を記録する。かかる方法は、8つの2ビットの特徴
即ちエレメントから成る、パターン・ベクトルを生成す
る。図示の例では、入力ベクトル(x1,x2,x3,
x4,y1,y2,y3,y4)が値(3,1,0,
2,3,2,0,1)を有する。
【0013】本発明の一実施例は、「温度計符号(therm
ometer code)」の使用を基本とする。温度計符号の基本
的な考え方は新しいものではない。実際に、デジタル・
バー・グラフ表示を読むときはいつでも温度計符号の使
用が見られる。表示のセグメントは、表示されている量
の温度計符号表現のビットに対応する。例えば、2ビッ
ト符号なし二進整数は、以下のように、3ビット温度計
符号に対応する。
【0014】
【表1】 同様に、3ビット符号なし二進整数は、以下のように、
7ビット温度計符号に対応する。
【0015】
【表2】 一般的に、符号なし整数xのnビットの温度計符号表現
は、n−x個の0、およびそれに続くx個の1を含む。
【0016】また、オフセット温度計符号を用いて、負
数や、0以外のどこかから開始する区間の範囲の数値を
処理することも可能である。例えば、区間[−2,+
6]の中の整数は、以下のオフセット温度計符号によっ
て表すことができる。
【0017】
【表3】 一般的に、値xのnビット・オフセット温度計符号表現
は、n−x+s個の0、およびそれに続くx−s個の1
を含み、ここでsは区間の開始値(上述の例では、−
2)である。
【0018】図4は、図1に示したステップ106の第
1実施例400をフロー・チャート形態で示す。概略的
に、第1実施例400は、2つのベクトル、即ち、入力
ベクトルおよび既知ベクトル間のマンハッタン距離を計
算し、その際これら2つのベクトルのパックされた温度
計符号表現間のハミング距離を計算する。最初に、第1
実施例400は、ステップ402およびステップ404
において、それぞれ、入力ベクトルおよび既知ベクトル
を温度計符号フォーマットに変換する。ステップ40
2,404の一方または双方は、入力ベクトルまたは既
知ベクトルが既に温度計符号フォーマットになっている
場合、省略することができる。ステップ402およびス
テップ404については、図5に関連付けて以下で更に
詳細に説明する。次に、ステップ406において、2つ
のベクトルの温度計符号表現のXORを取る。XORを
取った結果における1の数を数える。これは、2つのベ
クトルの対応するエレメント間の距離の絶対値の和を示
す。最後に、第1実施例400は、ステップ410にお
いて、入力ベクトルと比較すべき既知ベクトルがまだあ
るか否かについて判定を行う。入力ベクトルと比較すべ
きパターンが未だある場合、第1実施例400はステッ
プ404に戻り、追加のパターンを用いて処理を継続す
る。入力ベクトルと比較すべきパターンがもはやない場
合、第1実施例400は終了する。
【0019】図5は、図4に示したステップ402また
はステップ404の図式表現を示す。ここでは、16個
の2ビット符号なし二進量を、温度計符号フォーマット
の16個の3ビット量に変換する。16個の2ビット量
は、「ビット・スライス(bit-slice) 」される。即ち、
各量の最下位ビット(LSB)は各々B0 に格納され
る。同様に、各量の最上位ビット(MSB)は各々B1
に格納される。好適実施例では、B0 およびB1 は、そ
の幅が第1実施例400を実行する処理システムのデー
タ経路に等しい。その結果、処理システムは、第1実施
例400を1回繰り返す毎に、16回のエレメント変換
および比較を行うことができる。実施例によっては、い
ずれかの処理システムの単一のレジスタに格納可能な
量、またはデータ・バス上を伝達可能な量よりも、各パ
ターン毎に処理するエレメントの方が多い場合もある。
これらの場合、ステップ410の前に判断ステップを設
けてステップ402に戻るようにして、いくつかの断片
に区分されたベクトルの処理に対処すればよい。
【0020】2ビット符号なし二進表現を3ビット温度
計符号表現に変換する場合、B0 のI番目のビットおよ
びB1 のI番目のビットを論理的に結合し、T0 のI番
目のビット、T1 のI番目のビット、およびT2 のI番
目のビットを発生する。ここで、Iは0ないし15の範
囲の整数インデックスである。温度計符号エレメントも
ビット・スライスされる。即ち、各量の各LSBをT0
に格納し、各量の各中間ビットをT1 に格納し、各量の
各MSBをT2 に格納する。T0 はB0 とB1のビット
毎の論理ORである。T1 はB1 と等しい。T2 は、B
0 とB1 のビット毎の論理ANDである。
【0021】図5は2ビット符号なし二進表現から3ビ
ット温度計符号表現への変換を示すが、開示する発明
は、これよりもサイズが大きいデータ幅でも動作可能で
ある。当業者は、より大きなサイズのデータをより大き
なサイズの温度計符号に変換することができよう。逆
に、データは、ビット・スライスする必要がない。これ
らの場合、エレメントの温度計符号表現は単独に処理可
能であり、あるいは線型的にメモリ素子にパックするこ
とができる。後者の場合、5つの3ビット量(Aないし
E)を、1つの16ビット・レジスタにパックすること
ができ、無駄なビットは1つのみである(A1,A2,
A3,B1,B2,B3,C1,C2,C3,D1,D
2,D3,E1,E2,E3,X)。ここでは、上述の
変換アルゴリズムを修正し、個々の温度計ビットを特定
のビット位置に配置しなければならない。
【0022】図6は、開示する発明の説明において有用
な例を図式形態で示す。ここでは、十進数(3,1,
3,1,0,0,1,2)という入力ベクトルを十進数
(1,3,0,1,2,3,2,1)という既知ベクト
ルと比較する。これら2つのベクトル間の正しいマンハ
ッタン距離は、
【0023】
【数2】 で表され、十進数の14となる。
【0024】図7は、図6に示したデータを用いた、図
4に示した第1実施例400の処理を図式形態で示す。
ここでは、8つの入力エレメントを8つの既知エレメン
トと比較する。上述のように、T0 ,T1 ,T2 は各
々、各エレメントの温度計符号表現の異なる1ビットを
含む。これら8つのエレメント対のXORを取り、中間
結果を生成する。この中間結果は、対応するエレメント
間の差の絶対値を表す。図示の例では、XORの結果
は、(11100100),(11101111),
(00101100)となる。XORの結果における1
の数を数えて、2つのベクトル間のマンハッタン距離を
判定する。この例では、1の数は14個であり、図6と
の関連で先に述べた数に等しい。
【0025】図8は、図1に示したステップ106の第
2実施例800を、フロー・チャート形態で示す。概略
的に、第2実施例800は、排他的論理和論理演算(X
OR)を用いることによって、2つのベクトル、即ち、
入力ベクトルおよび既知ベクトル間のマンハッタン距離
を計算するものである。この論理演算は、2つの場合を
除いて、ベクトル全てに渡って合計した、2つのベクト
ル間の差の絶対値を正確に判定する。次いで、これら2
つの場合を識別し、正しいベクトルを以前の結果に適用
する。最後に、個々のXOR結果を合計することによ
り、2つのベクトルの対応するエレメント間の差の絶対
値の和を計算する。
【0026】2ビット二進エレメントから成るベクトル
を考えると、2つの対応するエレメント間の差の絶対値
は、2つの場合を除いて、2つのエレメントについて実
行したXOR演算に等しい。XOR演算は、2つのエレ
メントが(01,10)または(10,01)に等しい
場合、2つのエレメント間の差の絶対値に等しくならな
い。これら2つの場合、XORを取った出力は、正しい
マンハッタン距離は(01)の代わりに、正しくないベ
クトル・エレメント(11)を生成する。したがって、
このXOR出力のMSBを0に変化させ、正しい距離
(01)を生成しなければならない。以下で説明するよ
うに、第2実施例800はこれらエラー状態を検出し、
最終結果を出力する前に、それらを補正するものであ
る。
【0027】引き続き図8を参照する。最初に、ステッ
プ802において、入力ベクトルのMSBの、同じエレ
メントの対応する最下位ビット(LSB)とのXORを
取る。この中間結果は、入力ベクトルにおいて、(0
1)または(10)という形態のエレメントを識別す
る。この中間結果は以下で用いる。次に、ステップ80
4において、入力ベクトルおよび既知ベクトルのXOR
を取る。この結果から、上述の2つの場合を除いて、入
力ベクトルおよび既知ベクトルの対応するエレメント間
の距離の絶対値が生成される。
【0028】ステップ806において、第2実施例80
0は、XOR計算値がマンハッタン距離とは異なる2つ
の場合を識別する。論理的に、ステップ806は、エラ
ー補正ベクトルEバーを計算する。ここで、
【0029】
【数3】 となる。
【0030】上記式における第1および第2XOR演算
は、ステップ804において行われる。上記式における
第3のXOR演算はステップ802において行われる。
【0031】ステップ808において、エラー補正ベク
トルEバーと、入力ベクトルのMSB、I1とのXOR
を取る。上述のように、結果のMSBビットのいくつか
を論理0に変更する。次に、第2実施例800は、ステ
ップ810において、ベクトル・エレメント対間の個々
の差を合計する。2ビット二進方式の場合、第2実施例
800は、結果のMSB間の1の数を数え、結果のLS
B間の1の数を数え、これら2つの数を、それらのビッ
ト桁数(bit significance)の値と乗算する。2ビット二
進方式の場合、MSB間の1の数を2と乗算し、LSB
間の1の数を単純に加算する。ステップ808では、こ
れら2つの数を加算し、マンハッタン距離を生成する。
【0032】最後に、第2実施例800は、ステップ8
12において、入力ベクトルと比較すべき既知ベクトル
が未だあるか否かについて判定を行う。入力ベクトルと
比較すべきパターンが未だある場合、第2実施例800
はステップ804に戻り、追加のパターンを用いて処理
を継続する。入力ベクトルと比較すべきパターンがもは
やない場合、第2実施例800は終了する。
【0033】図9は、図6に示したデータを用いた、図
8に示した第2実施例の処理を、図式形態で示す。先の
説明から、2つのベクトル間の正しいマンハッタン距離
は、
【0034】
【数4】 で求められ、十進数の14であることを思い出された
い。入力ベクトルのMSBおよびLSBは、それぞれ、
二進数の(10100001)および(1111001
0)である。既知のベクトルのMSBおよびLSBは、
それぞれ、二進数の(01001110)および(11
010101)である。最初に、第2実施例800は、
MSBおよびLSBが入力ベクトルの各エレメントにお
いて異なる場合を判定する。上述のように、入力ベクト
ルのMSBおよびLSB間でXOR演算を行うことによ
って、この関数が得られる。この例では、入力ベクトル
の排他的論理和関数は(01010011)となる。第
2、第4、第7、および第8エレメントが、潜在的な問
題箇所である。何故なら、これらのエレメントは(0
1)または(10)のいずれかに対応するからである。
【0035】次に、第2実施例800は、入力ベクトル
および既知ベクトルのXORを取ることによって、2つ
のベクトルの「ほぼ正しい」差を生成する。この例で
は、これら2つのベクトルのXORは、(111011
11),(00100111)となる。次に、第2実施
例800は、正しくないエレメントがどれであるのかを
突き止める。最初に、第2実施例800は、現在の結果
のMSBおよびLSBのANDを取る。この例では、中
間結果ベクトル(11101111),(001001
11)のMSBおよびLSBのAND関数は、(001
00111)となる。ここでは、第3エレメントおよび
第6ないし第8エレメントが、中間結果としての(1
1)に対応するので、これらのエレメントは潜在的な問
題箇所である。補正する必要のある中間結果は、値(1
1)を有し、その入力ベクトル・エレメントが(01)
または(10)のいずれかのものである。したがって、
先に生成したベクトル(00100111)およびベク
トル(01010011)のANDを取って、補正ベク
トルEバー(00000011)を生成する。この補正
ベクトルを、中間結果(11101111)のMSBと
XORを取り、最後の2ビットを2つの論理0に変更す
る。その結果、入力ベクトルおよび既知ベクトルの補正
後の差は、(11101100),(0010011
1)となる。
【0036】次に、第2実施例800は、補正した差ベ
クトルにおける1を数え、それらの桁数に応じて1に重
み付けを行う。この例では、MSB部分に5つの1があ
り、LSB部分には4つの1がある。MSB部分の1
に、LSB部分の1よりも2倍の重み付けを行うことに
より、最終的な正しいマンハッタン距離である14が得
られる。
【0037】図10は、汎用コンピュータ20を示すブ
ロック図である。汎用コンピュータ20は、コンピュー
タ・プロセッサ22,およびバス26によって接続され
たメモリ24を有する。メモリ24は、DRAM,SR
AM,ROM,FLASH,EEPROM,およびバブ
ル・メモリのような、比較的高速な機械読み取り可能媒
体を含む。更に、バスには、二次記憶装置30,外部記
憶装置32,モニタ34のような出力装置,キーボード
(マウス付き)36のような入力装置,およびプリンタ
38が接続されている。二次記憶装置30は、ハード・
ディスク・ドライブ,磁気ドラム,およびバブル・メモ
リのような機械読み取り可能媒体を含む。外部記憶装置
32は、フロッピ・ディスク,リムーバブル・ハード・
ドライブ,磁気テープ,CD−ROM,および他のコン
ピュータをも含み、通信ラインを介して接続することが
できる。二次記憶装置30および外部記憶装置32間に
おいてここで定めた区別は、主に本発明を記載する際の
都合によるものである。したがって、これらの装置間に
は、かなりの機能的重複があることは認められよう。パ
ターン照合,特徴抽出,および特徴化ソフトウエアのよ
うなコンピュータ・ソフトウエア33の実行可能バージ
ョン、およびユーザ・プログラムは、外部記憶装置32
から読み取り、直接メモリ34にロードして実行する
か、あるいはメモリ34にロードし実行する前に、二次
記憶装置30に格納することが可能である。
【0038】この明細書に含まれる前述の説明および図
は、本発明に関連する利点の多くを例証するものであ
る。特に、2つの高速マンハッタン距離方法は、小エレ
メントのパターン認識の問題に有用であることが明らか
となっている。これら2つの方法は、独立して用いるこ
とも、組み合わせて用いることも可能である。本発明に
ついて、その特定実施例を参照しながら、説明し図示し
たが、本発明がこれら代表的な実施例に限定されること
を意図するものではない。本発明の精神から逸脱するこ
となく、変更や改造が可能であることを、当業者は認め
よう。例えば、温度計符号の実施例は、3ビット位置を
超えての拡張も容易に行うことができる。したがって、
本発明は、特許請求の範囲に該当する改造および変更を
全て含むことを意図するものである。
【0039】請求項の要素および段階には番号および/
または文字が付されているが、これは読解および理解に
役立てるためのみに与えられたものである。したがっ
て、番号付けおよび/または符号付け自体が、請求項に
おける要素および/または段階の順序を示すことを意図
する訳ではなく、そのような順序を示すと見做すべきで
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】開示した発明によるパターン処理方法を示すフ
ロー・チャート。
【図2】英単語の"he"に対応する漢字を示す図。
【図3】図2に示した文字の画素アレイ表現を示す図。
【図4】図1に示した一ステップの第1実施例を示すフ
ロー・チャート。
【図5】図4に示した一ステップを示す図。
【図6】開示した発明の説明に有用な一例を示す図。
【図7】図6に示したデータを用いた、図4に示した第
1実施例の処理を示す図。
【図8】図1に示した一ステップの第2実施例を示すフ
ロー・チャート。
【図9】図6に示したデータを用いた、図8に示した第
2実施例の処理を示す図。
【図10】本発明を実施する際に利用する汎用コンピュ
ータを示すブロック図。
【符号の説明】
20 汎用コンピュータ 22 コンピュータ・プロセッサ 24 バス 26 バス 30 二次記憶装置 32 外部記憶装置 34 モニタ 36 入力装置 38 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デ−レイ・リー アメリカ合衆国テキサス州オースチン、シ ニック・バルフ・ドライブ9605

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力特徴ベクトルおよび既知の特徴ベクト
    ル間のマンハッタン距離を計算する方法であって: A)前記入力特徴ベクトルを入力温度計符号ベクトルに
    変換する段階(402); B)前記既知の特徴ベクトルを既知の温度計符号ベクト
    ルに変換する段階(404); C)前記入力温度計符号ベクトルと前記既知の温度計符
    号ベクトルのXORを取ることによって、差ベクトルを
    計算する段階(406);および D)前記差ベクトル内のビット数を数えて、マンハッタ
    ン距離を計算する段階(408);から成ることを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】入力温度計符号ベクトルおよび既知の温度
    計符号ベクトル間のマンハッタン距離を計算する方法で
    あって: A)前記入力温度計符号ベクトルと前記既知の温度計符
    号ベクトルのXORを取ることによって、差ベクトルを
    計算する段階(406);および B)前記差ベクトル内のビット数を数えて、マンハッタ
    ン距離を計算する段階(408);から成ることを特徴
    とする方法。
  3. 【請求項3】入力特徴ベクトルおよび既知の特徴ベクト
    ル間のマンハッタン距離を計算するデータ処理システム
    (20)であって: A)前記入力特徴ベクトルを入力温度計符号ベクトルに
    変換する手段(402); B)前記既知の特徴ベクトルを既知の温度計符号ベクト
    ルに変換する手段(404); C)前記入力温度計符号ベクトルと前記既知の温度計符
    号ベクトルのXORを取ることによって、差ベクトルを
    計算する手段(406);および D)前記差ベクトル内のビット数を数えて、マンハッタ
    ン距離を計算する手段(408);から成ることを特徴
    とするデータ処理システム(20)。
  4. 【請求項4】入力特徴ベクトルおよび既知の特徴ベクト
    ル間のマンハッタン距離を計算する方法であって: A)前記既知の特徴ベクトルの最上位部からの各エレメ
    ントと、前記入力特徴ベクトルの最上位部とのXORを
    取り、暫定的最終ベクトルを生成する段階(802); B)前記既知の特徴ベクトルの最下位部からの各エレメ
    ントと、前記入力特徴ベクトルの最下位部とのXORを
    取り、最下位最終ベクトルを生成する段階(804); C)前記暫定的最終ベクトルにおいて、あらゆる特殊な
    場合を突き止める段階(806); D)前記暫定的最終ベクトルにおける前記あらゆる特殊
    な場合を補正し、最上位最終ベクトルを生成する段階
    (808); E)前記最上位最終ベクトルにおける1ビットの数を数
    え、最上位ビット・カウントを生成する段階(81
    0); F)前記最下位最終ベクトルにおける1ビットの数を数
    え、最下位ビット・カウントを生成する段階(81
    0);および G)前記最下位ビット・カウントと、前記最上位ビット
    ・カウントを2倍した数とを加算し、マンハッタン距離
    を生成する段階(810);から成ることを特徴とする
    方法。
  5. 【請求項5】入力特徴ベクトルおよび既知の特徴ベクト
    ル間のマンハッタン距離を計算するデータ処理システム
    (20)であって: A)前記入力特徴ベクトルの最上位部からの各エレメン
    トと、前記入力特徴ベクトルの最下位部からの対応する
    エレメントとのXORを取り、中間入力ベクトルを生成
    する手段(802); B)前記既知の特徴ベクトルの最上位部からの各エレメ
    ントと、前記入力特徴ベクトルの最上位部とのXORを
    取り、暫定的最終ベクトルを生成する手段(804); C)前記既知の特徴ベクトルの最下位部からの各エレメ
    ントと、前記入力特徴ベクトルの最下位部とのXORを
    取り、最下位最終ベクトルを生成する段階(804); D)前記中間入力ベクトルからの各エレメントと、前記
    暫定的最終ベクトルからの対応するエレメントおよび前
    記最下位最終ベクトルからの対応するエレメントとのA
    NDを取り、エラー・ベクトルを生成する手段(80
    6); E)前記暫定的最終ベクトルからの各エレメントと、前
    記エラー・ベクトルからの対応するエレメントとのXO
    Rを取り、前記最上位最終ベクトルを生成する手段(8
    08); F)前記最上位最終ベクトルにおける1ビットの数を数
    え、最上位ビット・カウントを生成する手段(81
    0); G)前記最下位最終ベクトルにおける1ビットの数を数
    え、最下位ビット・カウントを生成する手段(81
    0);および H)前記最下位ビット・カウントと、前記最上位ビット
    ・カウントを2倍した数を加算し、マンハッタン距離を
    生成する手段(810);から成ることを特徴とするデ
    ータ処理システム(20)。
JP10172197A 1997-06-06 1998-06-03 温度計符号化を用いた高速パターン認識マンハッタン距離計算 Pending JPH1145340A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US870926 1986-06-05
US870927 1992-04-20
US87092797A 1997-06-06 1997-06-06
US87092697A 1997-06-06 1997-06-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1145340A true JPH1145340A (ja) 1999-02-16

Family

ID=27128177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10172197A Pending JPH1145340A (ja) 1997-06-06 1998-06-03 温度計符号化を用いた高速パターン認識マンハッタン距離計算

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPH1145340A (ja)
CN (1) CN1201956A (ja)
TW (1) TW363175B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1369793A1 (en) * 2002-06-06 2003-12-10 President of Hiroshima University Parallel associative memory
CN105957113A (zh) * 2016-04-18 2016-09-21 昂纳自动化技术(深圳)有限公司 基于曼哈顿网络的任意连通域的水平内接矩形算法及装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1369793A1 (en) * 2002-06-06 2003-12-10 President of Hiroshima University Parallel associative memory
US7203382B2 (en) 2002-06-06 2007-04-10 President Of Hiroshima University Pattern matching and pattern recognition system, associative memory apparatus, and pattern matching and pattern recognition processing method
CN105957113A (zh) * 2016-04-18 2016-09-21 昂纳自动化技术(深圳)有限公司 基于曼哈顿网络的任意连通域的水平内接矩形算法及装置
CN105957113B (zh) * 2016-04-18 2020-12-08 昂纳工业技术(深圳)有限公司 基于曼哈顿网络的任意连通域的水平内接矩形算法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW363175B (en) 1999-07-01
CN1201956A (zh) 1998-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3637923B2 (ja) 処理装置を作動させる方法
US5572207A (en) Method and apparatus for numeric-to-string conversion
CN111666442B (zh) 一种图像检索方法、装置及计算机设备
US20170192747A1 (en) Information processing apparatus and decimal number conversion method
US7685213B2 (en) Conversion of floating-point numbers from binary into string format
US20100095099A1 (en) System and method for storing numbers in first and second formats in a register file
CN117540382A (zh) 一种恶意代码检测方法、装置、电子设备及存储介质
JP2001222410A (ja) 除算器
US8078658B2 (en) ASCII to binary decimal integer conversion in a vector processor
JPH1145340A (ja) 温度計符号化を用いた高速パターン認識マンハッタン距離計算
US5850346A (en) System for embedding hidden source information in three-dimensional computer model data
US20060155796A1 (en) System and methods for large-radix computer processing
US8482529B2 (en) Computer input system and input method thereof
US20060253521A1 (en) High-Speed Integer Multiplier Unit Handling Signed and Unsigned Operands and Occupying a Small Area
Mitra et al. Niblack binarization on document images: area efficient, low cost, and noise tolerant stochastic architecture
CN113064841B (zh) 一种数据存储方法、处理方法、计算设备及可读存储介质
JP2018097864A (ja) リーディングゼロ予想
US6834293B2 (en) Vector scaling system for G.728 annex G
CN116166217A (zh) 执行浮点操作的系统和方法
CN120973969A (zh) 一种图片查重方法、数据库、装置、可读存储介质及系统
JP3120551B2 (ja) コード変換装置
RU2276805C2 (ru) Способ и устройство для выделения целой и дробных компонент из данных с плавающей точкой
CN1981259B (zh) 创建符号图案的方法、由此获得的符号图案、找到这种符号图案中的位置的方法和系统及执行该方法的计算机程序产品
US5381380A (en) Divide circuit having high-speed operating capability
US5751623A (en) Digital computer for adding and subtracting