JPH114564A - 廃モータの処理方法 - Google Patents
廃モータの処理方法Info
- Publication number
- JPH114564A JPH114564A JP11781498A JP11781498A JPH114564A JP H114564 A JPH114564 A JP H114564A JP 11781498 A JP11781498 A JP 11781498A JP 11781498 A JP11781498 A JP 11781498A JP H114564 A JPH114564 A JP H114564A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- copper wire
- copper
- waste motor
- waste
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 廃モータを容易に銅と鉄とに分離して、純度
の高い銅及び鉄を安価かつ迅速に回収できるようにした
廃モータの処理方法を提供する。 【解決手段】 廃モータ1を熱処理することにより該モ
ータ1のステータ2に装着された銅線6に付着した樹脂
を燃焼または軟化する工程と、該ステータ2を回転軸に
略直角で該ステータ2内の銅線6を切断出来る面で切断
する工程と、銅線6をステータ2から分離する工程から
なる。
の高い銅及び鉄を安価かつ迅速に回収できるようにした
廃モータの処理方法を提供する。 【解決手段】 廃モータ1を熱処理することにより該モ
ータ1のステータ2に装着された銅線6に付着した樹脂
を燃焼または軟化する工程と、該ステータ2を回転軸に
略直角で該ステータ2内の銅線6を切断出来る面で切断
する工程と、銅線6をステータ2から分離する工程から
なる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物となったモ
ータ(廃モータ)の処理方法に係り、特に廃モータから
銅線を単独で取出すことにより、純度の高い銅、及び銅
を含まない純度の高い鉄を簡単に回収できるようにした
廃モータの処理方法に関する。
ータ(廃モータ)の処理方法に係り、特に廃モータから
銅線を単独で取出すことにより、純度の高い銅、及び銅
を含まない純度の高い鉄を簡単に回収できるようにした
廃モータの処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】廃モータは、一般に埋立処分されていた
が、地球資源の枯渇と環境問題、更には埋立地不足か
ら、埋立処分を廃止して、リサイクルすることが強く望
まれている。ここに、鉄の塊のくず鉄と同様に、廃モー
タを製鉄所で処理することも行われているが、廃モータ
にあっては、この内部の銅成分(コイル)が鉄の純度を
悪くしてしまうため、そのままの状態で製鉄所で処分す
ると銅が混入した純度の悪いリサイクル鉄となってしま
う。
が、地球資源の枯渇と環境問題、更には埋立地不足か
ら、埋立処分を廃止して、リサイクルすることが強く望
まれている。ここに、鉄の塊のくず鉄と同様に、廃モー
タを製鉄所で処理することも行われているが、廃モータ
にあっては、この内部の銅成分(コイル)が鉄の純度を
悪くしてしまうため、そのままの状態で製鉄所で処分す
ると銅が混入した純度の悪いリサイクル鉄となってしま
う。
【0003】これを防止するため、廃モータを分解して
鉄と銅に分離し、鉄と銅とを個別に回収(処理)するこ
とも考えられるが、このように廃モータを分解するため
には、多数の人手が必要となって採算が合わず、このた
め、一般には行われていないのが現状である。
鉄と銅に分離し、鉄と銅とを個別に回収(処理)するこ
とも考えられるが、このように廃モータを分解するため
には、多数の人手が必要となって採算が合わず、このた
め、一般には行われていないのが現状である。
【0004】なお、廃家電製品(例えば冷蔵庫)等の廃
棄製品に付属しているモータを取外し、これを別の家電
製品等に組み込んで廃モータの再利用を図る動きもある
が、このように再利用しようとしても、中古品との感情
等のため、その利用先も限られてしまう。
棄製品に付属しているモータを取外し、これを別の家電
製品等に組み込んで廃モータの再利用を図る動きもある
が、このように再利用しようとしても、中古品との感情
等のため、その利用先も限られてしまう。
【0005】このため、廃モータを冷凍状態にした後、
これを破砕機で低温脆性破砕させて銅と鉄とに分離し、
しかる後に、銅と鉄とを個別に処理するようにした廃モ
ータの処理方法が開発されている。
これを破砕機で低温脆性破砕させて銅と鉄とに分離し、
しかる後に、銅と鉄とを個別に処理するようにした廃モ
ータの処理方法が開発されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、廃モー
タを低温脆性破壊させて破砕する際に、一旦鉄と銅とが
混合し、しかる後に銅と鉄とに分離して処理するように
した従来例にあっては、廃モータを極低温の冷凍状態に
するための資材が必要であるばかりでなく、破砕機も必
要となる。しかも銅と鉄とを分離するのに、磁力選別、
風力選別等の工程が必要であり、全体としての工程が複
雑となって、エネルギーが多量に消費される上、手間も
かかり、かなり処理コストの高いものになってしまうと
考えられる。又、上記に述べたごとく、鉄と銅とが一旦
混合してしまうので、その分離にいろいろと手間をかけ
ても、結局、純度よく分離するのが困難である。
タを低温脆性破壊させて破砕する際に、一旦鉄と銅とが
混合し、しかる後に銅と鉄とに分離して処理するように
した従来例にあっては、廃モータを極低温の冷凍状態に
するための資材が必要であるばかりでなく、破砕機も必
要となる。しかも銅と鉄とを分離するのに、磁力選別、
風力選別等の工程が必要であり、全体としての工程が複
雑となって、エネルギーが多量に消費される上、手間も
かかり、かなり処理コストの高いものになってしまうと
考えられる。又、上記に述べたごとく、鉄と銅とが一旦
混合してしまうので、その分離にいろいろと手間をかけ
ても、結局、純度よく分離するのが困難である。
【0007】本発明は上記事情に鑑みて為されたもの
で、廃モータを容易に銅と鉄とに分離して、純度の高い
銅及び鉄を安価かつ迅速に回収できるようにした廃モー
タの処理方法を提供することを目的とする。
で、廃モータを容易に銅と鉄とに分離して、純度の高い
銅及び鉄を安価かつ迅速に回収できるようにした廃モー
タの処理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の廃モータの処理
方法は、廃モータを熱処理することにより該モータのス
テータに装着された銅線に付着した樹脂を燃焼または軟
化する工程と、該ステータを回転軸に略直角で該ステー
タ内の銅線を切断出来る面で切断する工程と、前記銅線
を前記ステータから分離する工程とからなる廃モータの
処理方法である。
方法は、廃モータを熱処理することにより該モータのス
テータに装着された銅線に付着した樹脂を燃焼または軟
化する工程と、該ステータを回転軸に略直角で該ステー
タ内の銅線を切断出来る面で切断する工程と、前記銅線
を前記ステータから分離する工程とからなる廃モータの
処理方法である。
【0009】これにより、銅線に付着した樹脂が炭化又
は軟化した状態でステータに装着された銅線を切断し
て、ループ状であった銅線を、U字型状の各々の銅線に
することで、離脱容易となった銅線をステータから容易
に分離することができる。即ち、U字型の断片にするこ
とによって、絡み合うことなしに、ステータの溝から簡
単に脱落せしめることができる。
は軟化した状態でステータに装着された銅線を切断し
て、ループ状であった銅線を、U字型状の各々の銅線に
することで、離脱容易となった銅線をステータから容易
に分離することができる。即ち、U字型の断片にするこ
とによって、絡み合うことなしに、ステータの溝から簡
単に脱落せしめることができる。
【0010】前記樹脂を燃焼又は軟化する工程を、前記
ステータを切断する工程に先立って、廃モータに熱処理
を施すことによって行うことが好ましく、これにより、
廃モータを切断後、直ちに振動等を与えることで、ステ
ータから銅線を分離することができる。
ステータを切断する工程に先立って、廃モータに熱処理
を施すことによって行うことが好ましく、これにより、
廃モータを切断後、直ちに振動等を与えることで、ステ
ータから銅線を分離することができる。
【0011】前記廃モータの熱処理を、無酸素或いは低
酸素雰囲気(酸素量0〜5%)で行うことが好ましく、
これにより、銅線が酸化してしまうことを防止すること
ができる。
酸素雰囲気(酸素量0〜5%)で行うことが好ましく、
これにより、銅線が酸化してしまうことを防止すること
ができる。
【0012】前記銅線を前記ステータから分離する工程
を、ステータの切断面をマグネットチャックなどで固定
し、このマグネットチャックを上側にした状態でステー
タに振動又は衝撃を与えることによって行うことが好ま
しく、これにより、銅線をステータの振動で自然落下さ
せて収集することができる。
を、ステータの切断面をマグネットチャックなどで固定
し、このマグネットチャックを上側にした状態でステー
タに振動又は衝撃を与えることによって行うことが好ま
しく、これにより、銅線をステータの振動で自然落下さ
せて収集することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。この実施の形態は、図1に示す廃
モータ1を処理する例を示すもので、この廃モータ1
は、一般のモータと同様に、ケーシング2、ステータ
(固定子)3及びロータ(回転子)4とから主に構成さ
れ、ステータ3はケーシング2で覆われているととも
に、ロータ4の中心にはモータ軸5が挿通されている。
を参照して説明する。この実施の形態は、図1に示す廃
モータ1を処理する例を示すもので、この廃モータ1
は、一般のモータと同様に、ケーシング2、ステータ
(固定子)3及びロータ(回転子)4とから主に構成さ
れ、ステータ3はケーシング2で覆われているととも
に、ロータ4の中心にはモータ軸5が挿通されている。
【0014】ここに、前記ステータ3には、重ね巻や波
巻等、巻き方は異なるが、モータ軸5に平行してループ
を形成する多数の銅線(コイル)6が巻き付けられ、一
般に樹脂を流し込みモールディングすることによってス
テータ3に固定されている。
巻等、巻き方は異なるが、モータ軸5に平行してループ
を形成する多数の銅線(コイル)6が巻き付けられ、一
般に樹脂を流し込みモールディングすることによってス
テータ3に固定されている。
【0015】この廃モータ1を処理するにあたっては、
先ず、第1の工程として、この廃モータ1に熱処理を施
して、銅線6に付着しているワニス等の樹脂を炭化或い
は焼失させてボロボロの状態にする。
先ず、第1の工程として、この廃モータ1に熱処理を施
して、銅線6に付着しているワニス等の樹脂を炭化或い
は焼失させてボロボロの状態にする。
【0016】また、例えば廃モータ1にアルミ製のスロ
ットバー、エンドリング、冷却用翼等のアルミ製品が含
まれている場合には、アルミの融点600℃以上の温
度、例えば700℃に廃モータ1を加熱する。これによ
って、銅線6に付着して樹脂を炭化、或いは焼失させて
ボロボロの状態にするとともに、アルミを溶融させ、こ
の溶融したアルミをステータ3とロータ4との間に入り
込ませて、両者3,4を一体化することができる。な
お、アルミが含まれていないものにあっては、例えば3
00℃以上に廃モータ1を加熱して、銅線6に付着して
いる樹脂を炭化、或いは焼失させてボロボロの状態にす
るようにしてもよい。
ットバー、エンドリング、冷却用翼等のアルミ製品が含
まれている場合には、アルミの融点600℃以上の温
度、例えば700℃に廃モータ1を加熱する。これによ
って、銅線6に付着して樹脂を炭化、或いは焼失させて
ボロボロの状態にするとともに、アルミを溶融させ、こ
の溶融したアルミをステータ3とロータ4との間に入り
込ませて、両者3,4を一体化することができる。な
お、アルミが含まれていないものにあっては、例えば3
00℃以上に廃モータ1を加熱して、銅線6に付着して
いる樹脂を炭化、或いは焼失させてボロボロの状態にす
るようにしてもよい。
【0017】ここに、例えば、酸素が0%〜5%前後存
在する低酸素雰囲気で、廃モータ1を450℃以上に加
熱することにより、銅線6の酸化を防止しつつ、銅線6
に付着している樹脂をガス化させ炭化物とすることがで
きる。
在する低酸素雰囲気で、廃モータ1を450℃以上に加
熱することにより、銅線6の酸化を防止しつつ、銅線6
に付着している樹脂をガス化させ炭化物とすることがで
きる。
【0018】このような低酸素の熱ガスは、例えば空気
比が1.0以下のガス化炉で廃棄物をガス化した後、そ
のガスを溶融炉で1300℃以上の超高温となるように
低空気比燃焼させることによって得ることができる。即
ち、廃棄物をガス化したガスには酸素が殆どなく、また
空気比1.2〜1.4といった低空気比燃焼を行う溶融炉
の出口ガスには酸素が5%前後しかないため、このよう
な廃モータを熱処理する熱ガスとして使用するのに好適
である。
比が1.0以下のガス化炉で廃棄物をガス化した後、そ
のガスを溶融炉で1300℃以上の超高温となるように
低空気比燃焼させることによって得ることができる。即
ち、廃棄物をガス化したガスには酸素が殆どなく、また
空気比1.2〜1.4といった低空気比燃焼を行う溶融炉
の出口ガスには酸素が5%前後しかないため、このよう
な廃モータを熱処理する熱ガスとして使用するのに好適
である。
【0019】次に、図1に示すように、廃モータ1の両
端を一対のチャック10でケーシング2の外側から把持
して該廃モータ1を移動不能に固定する。この時、廃モ
ータ1の外径Dの寸法を予め測定しておくことにより、
使用するチャック10を選定する。
端を一対のチャック10でケーシング2の外側から把持
して該廃モータ1を移動不能に固定する。この時、廃モ
ータ1の外径Dの寸法を予め測定しておくことにより、
使用するチャック10を選定する。
【0020】この状態で、鋸盤、グラインダカッタ、突
切バイト等の切断器具11で、ステータ3の長さ方向に
沿ったほぼ中央のモータ軸5に直角な切断線12に沿っ
て、即ち、ステータ3に巻き付けた銅線6をそのループ
の長さ方向の略中央部で切断するように、廃モータ1を
半廃モータ1a,1bに切断する。この時、前述のよう
に、ステータ3とロータ4とを溶融したアルミで一体化
しておけば、ロータ4の回転を防止することができる。
切バイト等の切断器具11で、ステータ3の長さ方向に
沿ったほぼ中央のモータ軸5に直角な切断線12に沿っ
て、即ち、ステータ3に巻き付けた銅線6をそのループ
の長さ方向の略中央部で切断するように、廃モータ1を
半廃モータ1a,1bに切断する。この時、前述のよう
に、ステータ3とロータ4とを溶融したアルミで一体化
しておけば、ロータ4の回転を防止することができる。
【0021】次に、図2に示すように、切断後の半廃モ
ータ1a,1bを各チャック10で把持したまま、これ
らの切断面を平板状のマグネットチャック13に当接さ
せてステータ3及びロータ4を吸着させ、この状態で、
図3に示すように、チャック10をマグネットチャック
13から引き離す方向に移動させることにより、ケーシ
ング2を除去する。
ータ1a,1bを各チャック10で把持したまま、これ
らの切断面を平板状のマグネットチャック13に当接さ
せてステータ3及びロータ4を吸着させ、この状態で、
図3に示すように、チャック10をマグネットチャック
13から引き離す方向に移動させることにより、ケーシ
ング2を除去する。
【0022】そして、図4に示すように、マグネットチ
ャック13が上側に位置するようにして、銅受け皿14
の上方まで搬送し、マグネットチャック13自体を起振
させるか、或いはステータ3に衝撃を与えることによ
り、ステータ3を振動させる。すると、銅線6は、ルー
プの端部が下方を向いたU字型状態で個々に引き離され
ているため、同図に示すように、各半ループ状の銅線6
がステータの溝に引っかからずに簡単に銅受け皿14内
に次々に落下する。尚、モータの切断は、モータの回転
軸と直角以外に、ステータに巻き付けられた銅線6が2
つのU字型に分けられれば、直角でなくてもよい。又、
切断面は必ずしも略中央部でなくても、銅線6が存在し
ていて切断できる部分であればよい。
ャック13が上側に位置するようにして、銅受け皿14
の上方まで搬送し、マグネットチャック13自体を起振
させるか、或いはステータ3に衝撃を与えることによ
り、ステータ3を振動させる。すると、銅線6は、ルー
プの端部が下方を向いたU字型状態で個々に引き離され
ているため、同図に示すように、各半ループ状の銅線6
がステータの溝に引っかからずに簡単に銅受け皿14内
に次々に落下する。尚、モータの切断は、モータの回転
軸と直角以外に、ステータに巻き付けられた銅線6が2
つのU字型に分けられれば、直角でなくてもよい。又、
切断面は必ずしも略中央部でなくても、銅線6が存在し
ていて切断できる部分であればよい。
【0023】このようにして、銅受け皿14内に落下し
た銅線6と、他のケーシング2、ステータ3及びロータ
4といった鉄とを分離するのであり、これにより、銅と
鉄とを個別に分離した状態で処理して、純粋な銅と鉄と
を回収することができる。
た銅線6と、他のケーシング2、ステータ3及びロータ
4といった鉄とを分離するのであり、これにより、銅と
鉄とを個別に分離した状態で処理して、純粋な銅と鉄と
を回収することができる。
【0024】なお、この実施の形態では、廃モータ1の
ケーシング2を除去する例を示しているが、例えば、大
型モータの場合等、このケーシング2の除去が困難な場
合には、先ずケーシング2の両端部を切断して銅線6を
露出し、両端を把持した状態でケーシング2及びステー
タ3をその長さ方向に沿ったほぼ中央で切断するように
しても良い。
ケーシング2を除去する例を示しているが、例えば、大
型モータの場合等、このケーシング2の除去が困難な場
合には、先ずケーシング2の両端部を切断して銅線6を
露出し、両端を把持した状態でケーシング2及びステー
タ3をその長さ方向に沿ったほぼ中央で切断するように
しても良い。
【0025】また、前記ステータを切断する工程を、廃
モータをケーシングごと切断して行うか、またはステー
タをケーシングから抜き出すか、もしくは、ケーシング
の一部を切断し銅線を露出することが好ましく、これに
より、この切断を、鋸盤やグラインドカッタ等によっ
て、容易且つ迅速に行うことができる。
モータをケーシングごと切断して行うか、またはステー
タをケーシングから抜き出すか、もしくは、ケーシング
の一部を切断し銅線を露出することが好ましく、これに
より、この切断を、鋸盤やグラインドカッタ等によっ
て、容易且つ迅速に行うことができる。
【0026】また、前記ステータを切断する工程を、ケ
ーシングの両端またはステータの両端をチャックで把持
して行うことが好ましく、これにより、廃モータまたは
ステータをチャックで移動不能に固定することができ
る。
ーシングの両端またはステータの両端をチャックで把持
して行うことが好ましく、これにより、廃モータまたは
ステータをチャックで移動不能に固定することができ
る。
【0027】また、上記一連の工程をロボットを用い
て、自動的に処理することも勿論可能である。
て、自動的に処理することも勿論可能である。
【0028】更に、樹脂を炭化する工程で、アルミ材質
が溶解して、ステータ・ロータ間に固着することで、例
えば鋸盤によるステータ及びロータの切断に際して、ロ
ータを回転不能な状態で切断できる。これにより、切断
作業が容易となる。
が溶解して、ステータ・ロータ間に固着することで、例
えば鋸盤によるステータ及びロータの切断に際して、ロ
ータを回転不能な状態で切断できる。これにより、切断
作業が容易となる。
【0029】前記樹脂を軟化する工程を、銅線を露出さ
せた後に空気中で加熱することによって行うことも可能
であり、これにより、この工程を、樹脂が軟化する程度
の比較的低い温度で、簡単に行うことができる。
せた後に空気中で加熱することによって行うことも可能
であり、これにより、この工程を、樹脂が軟化する程度
の比較的低い温度で、簡単に行うことができる。
【0030】図5は、他の実施の形態を示すものであ
る。前述のようにして、廃モータ1を半廃モータ1a,
1bに切断した後、この各半廃モータ1a,1bをその
ステータ3を介して該ステータ3の断面形状に沿った中
空円筒状のマグネットチャック15で吸着保持し、各半
廃モータ1a,1bを下向きにした状態にする。この状
態で、マグネットチャック15の中空部に配置したピス
トン16を下降させることにより、各半廃モータ1a,
1bのケーシング2とロータ4とを同時に除去する。し
かる後、上記と同様に、ステータ3に振動を与えて、銅
線6を落下収集する。
る。前述のようにして、廃モータ1を半廃モータ1a,
1bに切断した後、この各半廃モータ1a,1bをその
ステータ3を介して該ステータ3の断面形状に沿った中
空円筒状のマグネットチャック15で吸着保持し、各半
廃モータ1a,1bを下向きにした状態にする。この状
態で、マグネットチャック15の中空部に配置したピス
トン16を下降させることにより、各半廃モータ1a,
1bのケーシング2とロータ4とを同時に除去する。し
かる後、上記と同様に、ステータ3に振動を与えて、銅
線6を落下収集する。
【0031】なお、この時に使用されるマグネットチャ
ック15は、前述と同様に、廃モータ1の外径Dを予め
測定することによって選定される。
ック15は、前述と同様に、廃モータ1の外径Dを予め
測定することによって選定される。
【0032】なお、上記実施の形態にあっては、ステー
タの切断に先立って、ステータを構成する銅線に付着し
た樹脂を燃焼又は軟化するようにした例を示している
が、ステータを切断した後、ステータを熱処理すること
でこれに付着した樹脂を燃焼又は軟化させて銅線をステ
ータから分離することもできる。
タの切断に先立って、ステータを構成する銅線に付着し
た樹脂を燃焼又は軟化するようにした例を示している
が、ステータを切断した後、ステータを熱処理すること
でこれに付着した樹脂を燃焼又は軟化させて銅線をステ
ータから分離することもできる。
【0033】即ち、例えば前記と同様にして、廃モータ
をケーシングごと切断し該ケーシングを除去して銅線を
露出させた後、或いはステータをケーシングから取出し
て該ステータを切断した後、ステータの銅線に付着して
いる樹脂が軟化する温度、例えば300〜500℃まで
空気中で熱処理して、しかる後に銅線をステータから引
き抜くことによって、銅線を分離することができる。
をケーシングごと切断し該ケーシングを除去して銅線を
露出させた後、或いはステータをケーシングから取出し
て該ステータを切断した後、ステータの銅線に付着して
いる樹脂が軟化する温度、例えば300〜500℃まで
空気中で熱処理して、しかる後に銅線をステータから引
き抜くことによって、銅線を分離することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ステータを切断するとともに、このステータを構成する
銅線に付着した樹脂を燃焼または軟化させるといった、
比較的簡単な操作で銅線のみを分離することができる。
これによって、多くの人手をかけたり、それ程高価な設
備を必要とすることなく、容易に銅と鉄とに分離して、
純度の高い銅及び鉄を安価かつ迅速に回収することがで
きる。
ステータを切断するとともに、このステータを構成する
銅線に付着した樹脂を燃焼または軟化させるといった、
比較的簡単な操作で銅線のみを分離することができる。
これによって、多くの人手をかけたり、それ程高価な設
備を必要とすることなく、容易に銅と鉄とに分離して、
純度の高い銅及び鉄を安価かつ迅速に回収することがで
きる。
【図1】本発明の1つの実施の形態を示す廃モータをチ
ャックで把持した状態の断面図。
ャックで把持した状態の断面図。
【図2】同じく、各半廃モータをマグネットチャックで
吸着保持した状態での断面図。
吸着保持した状態での断面図。
【図3】同じく、ケーシングを除去する状態を示す断面
図。
図。
【図4】同じく、銅線を自然落下させて収集している状
態を示す断面図。
態を示す断面図。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す各半廃モータを
他のマグネットチャックで吸着した状態の断面図。
他のマグネットチャックで吸着した状態の断面図。
1 廃モータ 3 ステータ 4 ロータ 6 銅線 10 チャック 11 切断器具 12 切断線 13,15 マグネットチャック
フロントページの続き (72)発明者 中野 亮次 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 宮坂 俊文 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原電産内 (72)発明者 中谷 一郎 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内
Claims (5)
- 【請求項1】 廃モータを熱処理することにより該モー
タのステータに装着された銅線に付着した樹脂を燃焼ま
たは軟化する工程と、該ステータを回転軸に略直角で該
ステータ内の銅線を切断出来る面で切断する工程と、前
記銅線を前記ステータから分離する工程とからなること
を特徴とする廃モータの処理方法。 - 【請求項2】 前記廃モータに熱処理を施すことによっ
て、前記樹脂を燃焼又は軟化する工程を、前記ステータ
を切断する工程の後に行うことを特徴とする請求項1に
記載の廃モータの処理方法。 - 【請求項3】 前記廃モータの熱処理を、無酸素或いは
低酸素雰囲気で行うことを特徴とする請求項1又は2に
記載の廃モータの処理方法。 - 【請求項4】 前記銅線を前記ステータから分離する工
程を、ステータの切断面を上側にした状態でステータに
振動又は衝撃を与えることによって行うことを特徴とす
る請求項1乃至3のいずれかに記載の廃モータの処理方
法。 - 【請求項5】 前記銅線を前記ステータから分離する工
程を、銅線をつかみ、ステータから抜き出すことを特徴
とする請求項1乃至4のいずれかに記載の廃モータの処
理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11781498A JPH114564A (ja) | 1997-04-16 | 1998-04-13 | 廃モータの処理方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11440397 | 1997-04-16 | ||
| JP9-114403 | 1997-04-16 | ||
| JP11781498A JPH114564A (ja) | 1997-04-16 | 1998-04-13 | 廃モータの処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH114564A true JPH114564A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=26453153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11781498A Pending JPH114564A (ja) | 1997-04-16 | 1998-04-13 | 廃モータの処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH114564A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7342343B2 (en) | 2002-10-08 | 2008-03-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Stator and resolving method and device thereof |
| JP2010528571A (ja) * | 2007-05-18 | 2010-08-19 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 積層電気絶縁部分を含む電気装置構成要素を修復する方法および前記部分を含む電気装置構成要素 |
| JP2014050296A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Hitachi Ltd | 表面磁石型交流駆動同期モータから磁石を回収する方法およびその装置 |
| JP2014124577A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Mitsubishi Materials Corp | 自動車用モータの分解方法 |
| JP2014151308A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Nippon Steel & Sumikin Engineering Co Ltd | Pcb含有廃棄物の減容装置及びpcb含有廃棄物の減容方法 |
| KR20210144308A (ko) * | 2020-05-22 | 2021-11-30 | 주식회사 풍성메탈 | 모터 권선코일 분리장치 |
| CN113977808A (zh) * | 2021-11-25 | 2022-01-28 | 重庆市科诚电机制造有限公司 | 一种电机废旧定子的橡胶分离回收装置 |
-
1998
- 1998-04-13 JP JP11781498A patent/JPH114564A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7342343B2 (en) | 2002-10-08 | 2008-03-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Stator and resolving method and device thereof |
| US7340821B2 (en) | 2002-10-08 | 2008-03-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Stator and resolving method and device thereof |
| US7495365B2 (en) | 2002-10-08 | 2009-02-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Stator and resolving method and device thereof |
| JP2010528571A (ja) * | 2007-05-18 | 2010-08-19 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 積層電気絶縁部分を含む電気装置構成要素を修復する方法および前記部分を含む電気装置構成要素 |
| KR101424313B1 (ko) * | 2007-05-18 | 2014-08-04 | 이 아이 듀폰 디 네모아 앤드 캄파니 | 라미네이트 전기 절연 부품을 포함하는 전기 장치 구성요소를 개장하기 위한 방법 및 상기 부품을 포함하는 전기 장치 구성요소 |
| JP2014050296A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Hitachi Ltd | 表面磁石型交流駆動同期モータから磁石を回収する方法およびその装置 |
| JP2014124577A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Mitsubishi Materials Corp | 自動車用モータの分解方法 |
| JP2014151308A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Nippon Steel & Sumikin Engineering Co Ltd | Pcb含有廃棄物の減容装置及びpcb含有廃棄物の減容方法 |
| KR20210144308A (ko) * | 2020-05-22 | 2021-11-30 | 주식회사 풍성메탈 | 모터 권선코일 분리장치 |
| CN113977808A (zh) * | 2021-11-25 | 2022-01-28 | 重庆市科诚电机制造有限公司 | 一种电机废旧定子的橡胶分离回收装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5110181B2 (ja) | 希土類磁石素材回収システム | |
| US4362276A (en) | Process and apparatus for recovering metal and plastic from insulated wire | |
| JP6489372B2 (ja) | 樹脂被覆銅線から銅を回収する方法 | |
| CN102594037B (zh) | 马达的再利用方法 | |
| JPH114564A (ja) | 廃モータの処理方法 | |
| JP4820423B2 (ja) | 使用済機器からネオジウム磁石を回収する方法及び該方法で回収又はリサイクルされたネオジウム磁石 | |
| EP0872321B1 (en) | Method for processing discarded electric motors | |
| KR20130099568A (ko) | 난분리성 금속/폴리머 복합체 폐기물로부터 금속을 분리하는 방법 | |
| JP5864386B2 (ja) | 表面磁石型交流駆動同期モータから磁石を回収する方法およびその装置 | |
| JP5337778B2 (ja) | 永久磁石の回収方法およびそのための装置 | |
| JP2018186584A (ja) | モータのリサイクル方法 | |
| JP2017176995A (ja) | 金属電線からの金属回収方法および金属分回収システム | |
| JP5887844B2 (ja) | 圧縮機の解体装置および解体方法 | |
| JP2001334247A (ja) | 廃品モータの解体処理方法 | |
| JP2742670B2 (ja) | 使用済みスチール缶の処理方法 | |
| JP3309899B2 (ja) | アルミニウム切断切粉の回収方法および装置 | |
| EP4542835A1 (en) | Method and device for disassembling a rotor assembly | |
| KR100892774B1 (ko) | 재생금속 가공장치 | |
| JP3425786B2 (ja) | Snメッキ鋼材からSnメッキを剥離する方法 | |
| JP6978905B2 (ja) | 衣服のリサイクル装置及び方法 | |
| JPH1025523A (ja) | 巻線から銅を回収する方法 | |
| JP2024520332A (ja) | 部品から超硬合金体を抽出するための方法および装置 | |
| JP2026002671A (ja) | モータのリサイクル方法 | |
| CN112845493B (zh) | 一种碳纤维回收装置及碳纤维回收方法 | |
| US20240195271A1 (en) | Winding separation method |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050119 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050125 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050524 |