JPH1145661A - 平面表示基板の製造方法および平面表示基板製造装置 - Google Patents

平面表示基板の製造方法および平面表示基板製造装置

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JPH1145661A
JPH1145661A JP9203417A JP20341797A JPH1145661A JP H1145661 A JPH1145661 A JP H1145661A JP 9203417 A JP9203417 A JP 9203417A JP 20341797 A JP20341797 A JP 20341797A JP H1145661 A JPH1145661 A JP H1145661A
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flat display
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glass substrate
manufacturing
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JP9203417A
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Noriyoshi Araki
宣義 荒木
Ryuzo Nashimoto
柳三 梨本
Toshio Shiga
俊夫 志賀
Yasuhiro Kawashima
康弘 川島
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Hitachi Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス基板の搬送時における撓み量を低減す
ることが可能な技術を提供すること。 【解決手段】 平面表示基板の加工処理を行う複数台の
加工手段を有し、前記平面表示基板を1枚ずつ各加工手
段に搬送して所定の加工処理を順次行う平面表示基板の
製造方法であって、前記加工手段を所定のグループに分
け、該各グループ間に前記平面表示基板を縦姿勢で巡回
させるステップと、各グループ内で各加工手段間に前記
平面表示基板を縦姿勢で巡回させるステップと、前記各
加工手段間を巡回している平面表示基板から所定の平面
表示基板を前記加工手段に搬送するステップとからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面表示基板の製
造方法および平面表示基板製造装置に関し、特に、液晶
表示装置もしくはプラズマ表示装置等の平面表示基板を
製造工程間および主要製造装置間に当該表示装置基板を
搬送するための搬送装置に適用して有効な技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の平面表示基板製造装置である液晶
表示基板製造装置では、図14に示すように、基板材料
1401であるガラス基板を洗浄および乾燥するステッ
プ1と、たとえば、スパッタ法で第1膜(2a)を成膜
した後、回転塗布法で第1膜(5a)のホトレジストを
成膜するステップ2と、露光および現像によってホトレ
ジストパターンを形成するステップ3と、パターンが正
常に形成できたかを検査するステップ4と、イオンミー
リング法によってパターンを形成した後図示しない酸素
プラズマ法によってレジストパターンを除去するステッ
プ5と、形成したパターンの検査を行うステップ6とか
らなり、以上のプロセスを繰り返して行うことによっ
て、第2膜(2b,5b)のパターン形成を行ってい
た。さらには、平面表示基板の製造としては、ガラス基
板に前述の手順で所定のパターンを形成した後、組立お
よび次工程加工を行うステップ7と、完成した表示基板
を入庫する等のステップ8とからなっていた。
【0003】このように、従来の平面表示基板の製造で
は、ガラス基板面に蒸着・スパッタ等の物理的作製法で
成膜・パターン形成を行う工程と、スプレー・塗布等の
化学的作製法で成膜・パターン形成を行う工程とを組み
合わせた製造工程を繰り返すことによって、平面表示基
板に必要なパターンを基板表面上に形成していた。した
がって、真空内で成膜・パターン形成等を行う物理的製
造装置と、溶剤等の化学薬品で成膜・パターン形成を行
う化学的製造装置とでは、装置を設置する作業環境管理
等の安全性の面から、一般的には、それぞれの製造装置
は異なる部屋に配置されていた。
【0004】図15は、従来の物理的製造装置と化学的
製造装置との配置場所の一例を説明するための図であ
り、特に、図15(a)は建屋の1階(一床面)に全て
の製造装置を配置した場合であり、図15(b)は建屋
の1階と2階とでそれぞれ装置の配置を分けたすなわち
二床面を使用した場合である。このように、従来では、
物理的製造装置室と化学的製造装置室と関連する材料の
保管室および製造装置の保守室とは、それぞれ異なる部
屋に分けて配置されていた。
【0005】したがって、従来の平面表示基板の製造装
置では、ガラス基板上に所定の膜もしくはパターンを形
成する各製造装置と共に、各部屋に配置された製造装置
間および各部屋間にガラス基板を搬送する搬送装置も平
面表示基板の信頼性およびコストに重要な位置を占めて
いた。
【0006】次に、図16に従来の主要搬送装置を用い
た基板搬送システムの全体概要を説明するための図を示
し、以下、図16に基づいて、従来の基板搬送システム
について説明する。ただし、図16は製造装置160
1,1602,1603間を数種の搬送装置で接続し、
ガラス基板を連続的に搬送処理する製造工程の代表レイ
アウト配置の一例を示すものである。
【0007】この基板搬送システムは、ガラス基板16
04を複数枚収納するカセットホルダ1605a,16
05b、カセットホルダ1605a,1605bからガ
ラス基板1604を移載する移載ロボット1606a,
1606b、搬送位置決め装置1607a,1607b
および製造装置1601,1602,1603間の搬送
を行う搬送装置1608,1609で構成されており、
その基本動作は、まず、カセットホルダ1605aに収
納したガラス基板1604を移載ロボット1606aで
矢印で示す方向に移動することによって、搬送位置決め
装置1607aに移載する。次に、位置決め装置160
7aが移載されたガラス基板1604を位置決めした後
に、ガラス基板1604は製造装置1601に投入され
た後、搬送装置1608によって製造装置1602に投
入され、その後搬送装置1609によって製造装置16
03に投入されて所定の加工が施された後に、搬送位置
決め装置1607bによって位置決めがなされる。この
ガラス基板1604は、矢印で示すように、移載ロボッ
ト1606bによってカセットホルダ1605bに収納
されていた。この後、このカセットホルダ1605bに
収納されたガラス基板1604は、図示しない搬送装置
によって、カセットホルダ1605bごと次工程に搬送
されていた。このように、従来はガラス基板をカセット
ホルダに収納し、該カセットホルダごと主要装置間を移
載するいわゆる「Cassete to Casset
e方式(以下、C・C搬送もしくはC・C搬送システム
と記す)」でガラス基板を製造していた。
【0008】次に、図17にこのC・C搬送システムに
おけるカセットホルダの概略構成を説明するための図を
示し、以下、図17に基づいて、カセットホルダの構成
について説明する。ただし、図17において、特に、図
17(a)はカセットホルダの上面図であり、図17
(b)はカセットホルダの側面図を示す。
【0009】カセットホルダ1605は、図17
(a),(b)に示すように、枠台1701と基板16
04を保持する保持桟1702とからなり、枠台170
1の内側部分の左右対称となる位置に、対となる保持桟
1702を複数組設けた構造であった。この保持桟17
02の形状としては、たとえば、図17(c)に示すよ
うに、L字型あるいは図17(d)に示すようにV字型
の桟でガラス基板1604の両端部分を保持する構造と
なっていた。このとき、ガラス基板1604の寸法に対
する保持桟1702の間隔および保持桟1702のピッ
チ間隔は、たとえば、一対の保持桟1702で保持され
たガラス基板1604の撓み量、および、ガラス基板1
604の取り出しおよび収納(図17(c)中に示す矢
印a1,a2方向への移動)を行う移載ロボット160
6の精度等を考慮した寸法であった。
【0010】一方、C・C搬送システムにおけるガラス
基板1604の移動形態(搬送形態)は、図18(a)
に示すように、カセットホルダ1605による単位が最
小量であり、たとえば、図15(b)に示すように、製
造工程を二階床面で配置・構成する場合には、図18
(b)に示すように、複数個のカセットホルダ1605
を積み重ねてワゴン台車やエレベータ等で移動(搬送)
し、一時保管をする場合においても積み重ねをするとい
う方法で行われていた。
【0011】次に、図19に成膜後のガラス基板の構造
を説明するための図を、図20に移載ロボットを説明す
るための図を示し、以下、図19および図20に基づい
て、移載ロボットについて説明する。ただし、図19に
おいて、図19(a)は成膜後のガラス基板の斜視図で
あり、図19(b)はガラス基板の断面図を示す。ま
た、図20において、図20(a)は移載ロボットの動
作を説明するための図であり、図20(b)は移載ロボ
ットのマニホールド部分の拡大図であり、図20(c)
はガラス基板が撓んだ時の状態を説明するための図であ
る。
【0012】カセットホルダ1605からガラス基板1
604を取り出す、あるいは、カセットホルダ1605
にガラス基板1604を収納する際に、移載ロボット1
606によって移載されるガラス基板1604は、通
常、図19(a)に示すように、所定の膜1901が成
膜されているので、移載ロボット1606が保持するこ
とができる範囲が限定される。すなわち、移載ロボット
1606が保持できる位置は、図中のa1,a2,a3
で示す成膜が行われていない領域の裏面側に限定されて
いた。このため、移載ロボット1606はマニホールド
2001でこの領域の裏面側を保持してガラス基板16
04の移載を行っていた。
【0013】次に、図20(a),(b)に基づいて、
移載ロボットによるガラス基板の移載動作を説明する。
移載ロボット1606は、図示しない制御駆動部に連動
している主軸2002と、該主軸2002の上端部分に
設けたアーム2003と、該アーム2003の先端部分
に設けたマニホールド2001とから構成されていた。
このマニホールド2001には、図20(b)に示すよ
うに、複数個の吸盤2004が設けられており、この吸
盤2004に接続される図示しない真空吸着装置のON
/OFFによって、ガラス基板の吸着および解除を制御
していた。このため、ガラス基板1604の移載では、
まず、図示しない作業者等がガラス基板1604の成膜
面(表面)側が下向きに収納されたカセットホルダ16
05を昇降台2005にセットし、該昇降台2005が
所定位置にまで上昇する(図中の(1)の位置)。次
に、移載ロボット1606はアーム2003を前進させ
た後(図中の(2)の位置)、主軸2002を下降させ
ることによってマニホールド2001に配置した吸盤2
004をガラス基板1604に密着させる(図中の
(3)の位置)。次に、移載ロボット1606は、図示
しない真空吸着装置を動作させることによってマニホー
ルド2001にガラス基板1604を保持した後、主軸
2002が上昇させることによって保持したガラス基板
1604を保持桟1702から持ち上げる(図中の
(4)の位置)。次に、移載ロボット1606は、主軸
2002を180°回転させることによってガラス基板
1604を搬送装置2006の側に移動した後(図中の
(6)の位置)、アーム2003を180°回転してガ
ラス基板1604の表裏を反転させ、その後に主軸20
02を下降させた後に真空を開放することによって、ガ
ラス基板1604を搬送装置2006にまで搬送してい
た(図中の(7)の位置)。ここで、搬送装置2006
がガラス基板1604を図示しない次の製造装置にまで
搬送していた。
【0014】以上の動作を繰り返し実行することによっ
て、昇降台2005にセットしたカセットホルダ160
5から取り出したガラス基板1604を次の製造装置に
まで1枚ずつ搬送していた。
【0015】次に、図21にローラー搬送装置の概略構
成を説明するための図を示し、以下図21に基づいて、
従来のローラー搬送装置について説明する。ただし、図
21(a)はローラー搬送装置の上面図であり、図21
(b)はローラー搬送装置の側面図である。
【0016】このローラー搬送装置2101は、枠台2
102、ローラー2103を回転駆動する駆動モータ2
104および各ローラー2103に駆動力を伝達する第
1および第2のベルト2105a,2105bで構成さ
れており、枠台2102の上部に2つの基台枠2106
a,2106bを設け、該基台枠2106a,2106
bの内側左右にシャフトで接続された複数個のL字型ロ
ーラー2103が固定されている。また、このシャフト
にはプーリー2107が設けられており、この各プーリ
ー2107が第2のベルト2105bで接続されると共
に、駆動モータ2104と複数個のローラー2103の
内の1つのローラーのプーリー2107とが第1のベル
ト2105aで接続されている。したがって、駆動モー
タ2104の駆動力(回転力)は、まず、第1のベルト
2105aを介して複数個の内の1つのローラー210
3に伝達された後、この駆動力が第2のベルト2105
bを介して各ローラー2103に伝達されるので、駆動
モータ2104の回転/停止によってローラー上に載置
されたガラス基板1604の搬送を制御していた。この
ように、ローラー搬送装置は、各ローラー2103の回
転量を制御することによって、ガラス基板1604の搬
送を行っていた。
【0017】次に、図22にシャトル搬送装置の概略構
成を説明するための図を示し、以下、図22に基づい
て、従来のシャトル搬送装置について説明する。ただ
し、図22(a)はシャトル搬送装置の上面図であり、
図22(b)はシャトル搬送装置の側面図を示す。
【0018】シャトル搬送装置2201は、図22
(a),(b)から明らかなように、枠台2202、基
台枠2203a,2203bを基準に設けたシャトル動
作するレール2204a,2204bおよび該レール2
204a,2204bを駆動する第1および第2のシリ
ンダ2205,2206で構成され、この基台枠220
3a,2203bと水平に配置されたレール2204
a,2204bにはシャフトで接続される2つのスライ
ドアーム2207を介して、基台ベース2208が接続
されている。また、このスライドアーム2207には、
第1のシリンダ2205が接続されており、該第1のシ
リンダ2205の伸縮動作によって、レール2204
a,2204bを上下動させることができる。一方、基
台ベース2208には枠台2202に固定された第2の
シリンダ2206が接続されており、該第2のシリンダ
2206の伸縮動作によって基台ベース2208を搬送
方向に沿って移動させることができる。したがって、た
とえば、図22(a)の(A1)の位置にガラス基板1
604が搬送されたならば、まず、第1のシリンダ22
05が動作して、シャフトによって接続されるスライド
アーム2207の一端側を基台ベース2208の上面上
でスライドさせることにより、スライドアーム2207
の他端側に接続されるレール2204a,2204bを
連動して上昇させる。次に、この状態で第2のシリンダ
2206を動作させることによって、基台ベース220
8を搬送方向に前進させた後、第1のシリンダ2205
を伸ばしてレール2204a,2204bを下降させ
る。次に、第2のシリンダ2206を縮めることによっ
て、レール2204a,2204bを基台ベース220
8ごと元の位置に戻すことによって、ガラス基板160
4を図22(a)の(A2)の位置に移動していた。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0020】現在の主流となっているブラウン管を用い
た表示装置の大型化に伴い、平面表示装置に対する大型
化の要求も大きくなっており、たとえば、液晶表示基板
では大きさが650×560mm、厚さが0.7mmの
ガラス基板が使用されている。しかしながら、このよう
な大きさのガラス基板をカセットホルダに格納した場合
には、図17(b)に示すように、自重のためにガラス
基板1604が大きく撓んでしまい、前述した大きさの
ガラス基板ではその撓み量が14mmにもなっている。
このため、今後、ガラス基板が更に大型化した場合に
は、この撓み量がさらに大きくなってしまうので、ガラ
ス基板表面に形成したパターンが断線する、移載ロボッ
トによる十分な吸着ができないすなわち吸着ミスを起こ
す、あるいは、カセットホルダの移動時に桟からガラス
基板が外れてしまい他のガラス基板と接触してしまう等
の不具合が発生してしまうという問題があった。また、
このために、液晶表示基板自身の信頼性が低下してしま
うという問題があった。
【0021】また、従来の液晶表示基板製造装置では、
メモリ等の半導体を製造する製造装置と同様に、各製造
装置と共に搬送装置もガラス基板の大きさに適合するよ
うに製造されていたので、製造するガラス基板の大きさ
を変更する場合には、液晶表示基板製造装置を構成する
全装置を同時に変更しなければならず、変更に要する時
間すなわち製造装置の停止時間が大きくなり、液晶表示
基板の製造単価を上昇させてしまうという問題があっ
た。
【0022】さらには、従来の液晶表示基板製造装置で
は、図21,22に示すように、各搬送装置はガラス基
板を直線的に搬送することを基調としているので、図1
6に示すように、複数台の製造装置からなる各工程内で
も直線を基調とする配置が行われていた。また、C・C
搬送システムでは、搬送中のガラス基板の形態は常に横
向きであった。このため、C・C搬送システムを用いた
従来の液晶表示基板製造装置では、全製造装置の床面積
に占める搬送装置の割合が大きくなってしまうので、更
にガラス基板面積を拡大するためには液晶表示基板の製
造工場の建屋を大きくしなければならず、液晶表示基板
の製造コストが上昇してしまうという問題があった。ま
た、図15(b)に示すように、各製造工程ごとに製造
装置を建屋の複数階に分散して配置するという方法もあ
るが、この場合には、カセットホルダによるガラス基板
の搬送量が増加してしまうと共に、製造装置の効率的な
配置を行うことができないので、製造効率を低下させて
しまうという問題があった。
【0023】また、従来の液晶表示基板製造装置におけ
る各工程内での製造装置の配置は、各製造装置と各搬送
装置とが直接接続されていた。すなわち、従来の液晶表
示基板製造装置では、各工程内での処理は一連の処理と
されていたので、たとえば、図16に示す製造装置16
02までの処理で製造を中断するということが考えられ
ていなかった。このため、各製造装置の保守点検あるい
は装置異常等で一台の製造装置を停止しなければならな
い場合でも、1ライン分の製造装置の全てを停止しなけ
ればならず、生産性が大きく低下してしまうという問題
があった。
【0024】また、各搬送装置の内部には各製造装置で
使用する溶剤、圧縮空気および電気等を供給するための
排管および配線等が通っていると共に、各搬送装置の側
面は鉄板等によって覆われている。このため、従来では
搬送装置に故障等の不具合が生じた場合には、上面側す
なわちローラーが設置されている側から作業者が作業を
行わなければならなかったので、作業効率が非常に低下
してしまい、生産性が大きく低下してしまうという問題
があった。
【0025】基板サイズがさらに大型化した場合には、
当該ガラス基板を収納するカセットホルダの大きさも大
型化すると共に、このカセットホルダの洗浄を行う洗浄
装置等の付帯設備も大型化するので、さらに、製造装置
の設置床面積が大きくなってしまうという問題もあっ
た。
【0026】本発明の目的は、ガラス基板の搬送時にお
ける撓み量を低減することが可能な技術を提供すること
にある。
【0027】本発明の他の目的は、各製造装置の変更に
伴う製造ラインの停止時間を短縮することが可能な技術
を提供することにある。
【0028】本発明のその他の目的は、ガラス基板の搬
送効率を向上することが可能な技術を提供することにあ
る。
【0029】本発明のその他の目的は、製造装置の効率
的な配置を行うことが可能な技術を提供することにあ
る。
【0030】本発明のその他の目的は、搬送装置の保守
点検等にかかる時間を短縮することが可能な技術を提供
することにある。
【0031】本発明のその他の目的は、1台の製造装置
の故障に伴う生産効率の低下を小さくすることが可能な
技術を提供することにある。
【0032】本発明のその他の目的は、ガラス基板の変
更に伴う付帯設備の変更を最小限にすることが可能な技
術を提供することにある。
【0033】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0034】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0035】(1)平面表示基板の加工処理を行う複数
台の加工手段を有し、前記平面表示基板を1枚ずつ各加
工手段に搬送して所定の加工処理を順次行う平面表示基
板の製造方法であって、前記加工手段を所定のグループ
に分け、該各グループ間に前記平面表示基板を縦姿勢で
巡回させるステップと、各グループ内で各加工手段間に
前記平面表示基板を縦姿勢で巡回させるステップと、前
記各加工手段間を巡回している平面表示基板から所定の
平面表示基板を前記加工手段に搬送するステップとから
なる。
【0036】(2)前述した(1)に記載の平面表示基
板の製造方法において、前記平面表示基板の周辺部を額
縁状の保持部材で保持し、該保持した状態で前記平面表
示基板を巡回させる。
【0037】(3)平面表示基板の加工処理を行う複数
台の加工手段を有し、前記平面表示基板を1枚ずつ各加
工手段に搬送して各加工処理を順次行う平面表示基板製
造装置において、前記加工手段を所定のグループに分
け、該各グループ間に前記平面表示基板を縦姿勢で巡回
させる第1の巡回搬送手段と、各グループ内で各加工手
段間に前記平面表示基板を縦姿勢で巡回させる第2の巡
回搬送手段と、前記第1の巡回搬送手段と前記第2の巡
回搬送手段との間で前記平面表示基板の移載を行う第1
の移載手段と、前記第2の巡回搬送手段と前記加工手段
との間で前記平面表示基板の移載を行う第2の移載手段
とを具備する。
【0038】(4)前述した(3)に記載の平面表示基
板製造装置において、前記平面表示基板を周辺部分から
保持する額縁状の基板保持手段を具備し、該基板保持手
段で前記平面表示基板を保持したままで巡回させる。
【0039】(5)前述した(4)に記載の平面表示基
板製造装置において、前記第1および第2の巡回手段
は、前記基板保持手段の移動経路を規制する移動経路規
制手段を具備する。
【0040】(6)前述した(5)に記載の平面表示基
板製造装置において、前記移動経路規制手段は、前記平
面表示基板を縦姿勢で搬送する第1の領域と、前記第1
および第2の移載手段の近傍における姿勢が所定の角度
となるようなねじり量を有する第2の領域とからなる。
【0041】(7)前述した(5)に記載の平面表示基
板製造装置において、前記移動経路規制手段は、前記第
1および第2の移載手段の近傍における前記平面表示基
板の姿勢を前記基板保持手段ごと変角させる変角手段を
具備する。
【0042】(8)前述した(5)ないし(7)の内の
いずれか1項に記載の平面表示基板製造装置において、
前記基板保持手段は、扁平額縁形状の額縁枠と、該額縁
枠の内側に設けた4以上の保持部材とからなる。
【0043】(9)前述した(8)に記載の平面表示基
板製造装置において、前記基板保持手段は、前記額縁枠
の一方の側に開口部を覆う保護板を具備する。
【0044】(10)前述した(3)ないし(9)の内
のいずれか1項に記載の平面表示基板製造装置におい
て、前記第1および第2の移載手段は、前記平面表示基
板の移動速度に同期して当該平面表示基板の移載を行う
手段である。
【0045】(11)前述した(3)ないし(10)の
内のいずれか1項に記載の平面表示基板製造装置におい
て、前記第1および第2の巡回搬送手段は、前記平面表
示基板を一時的に収納する収納手段を具備する。
【0046】前述した(1)、(2)の手段によれば、
平面表示基板の製造において、たとえば、加工手段を工
程ごとの所定のグループに分け、搬送装置がこの各グル
ープ間に平面表示基板を縦姿勢で巡回させるステップ
と、各グループ内で各加工手段間に平面表示基板を縦姿
勢で巡回させるステップと、各加工手段間を巡回してい
る平面表示基板から所定の平面表示基板を加工手段に搬
送するステップとからなることによって、平面表示基板
の撓みが発生しやすい横姿勢で搬送する必要が無くなる
ので、搬送中の平面表示基板の撓み量を低減することが
できる。
【0047】また、平面表示基板を縦姿勢で搬送するこ
とによって、全製造装置に占める搬送装置の設置床面積
を減少させることができるので、製造装置の効率的な配
置を行うことができる。
【0048】さらには、平面表示基板の周辺部を額縁状
の保持部材で保持して巡回させることによって、巡回中
の平面表示基板の撓み量をさらに減少させることができ
るので、搬送中に生じる信号線の断線等を防止できる。
したがって、平面表示基板の信頼性を向上することがで
きる。また、断線等が原因となる不良品数すなわち平面
表示基板の製造歩留まりを向上することができるので、
平面表示基板の生産効率を向上することができる。
【0049】前述した(3)〜(10)の手段によれ
ば、加工手段をたとえば製造工程ごとに所定のグループ
に分け、第1の巡回手段が該各グループ間に平面表示基
板を縦姿勢で巡回させ、第2の巡回手段が各グループ内
で各加工手段間に平面表示基板を縦姿勢で巡回させてお
き、第1の移載手段が第1の巡回搬送手段と第2の巡回
搬送手段との間で平面表示基板の移載を行い、第2の移
載手段が第2の巡回搬送手段と加工手段との間で平面表
示基板の移載を行うことによって、搬送中の平面表示基
板が占める床面積を減少させることができるので、全製
造装置に占める搬送中の平面表示基板の占める床面積を
減少させることができる。したがって、各加工手段の配
置を自由に設定することができる。また、各グループご
とに平面表示基板の搬送を制御することができるので、
第1および第2の巡回搬送手段の保守点検等にかかる時
間を短縮することができる。さらには、各加工手段の変
更に伴う製造ラインの停止時間を短縮することができ
る。
【0050】また、縦姿勢で平面表示基板を搬送するこ
とによって、搬送中の平面表示基板の撓み量をさらに減
少させることができるので、搬送中に生じる信号線の断
線等を防止できる。したがって、平面表示基板の信頼性
を向上することができる。また、断線等が原因となる不
良品数すなわち平面表示基板の製造歩留まりを向上する
ことができるので、平面表示基板の生産効率を向上する
ことができる。
【0051】さらには、従来の平面表示基板製造装置の
搬送装置にように平面表示基板の大きさに搬送装置の大
きさを合わせる必要がないので、容易に大きめの平面表
示基板の搬送を想定した搬送装置を設置しておくことが
できるので、平面表示基板の大きさを変更した場合であ
ってもこの変更に伴う搬送装置の変更をなくすことがで
きる。また、平面表示基板を格納するカセットホルダが
必要なくなるので、平面表示基板の大きさを変更した場
合であっても、カセットホルダの洗浄装置等の付帯設備
の変更を最小限に押さえることができる。平面表示基板
を格納するカセットホルダが必要なくなるので、平面表
示基板をカセットホルダへ格納する作業が不要となるの
で、平面表示基板の搬送効率を向上することができる。
【0052】ここで、第1および第2の巡回搬送手段に
格納手段を配置することによって、たとえば、加工手段
の1台に故障等が発生したならば、故障した加工装置以
前の加工装置が加工した平面表示基板をこの格納手段に
格納しながら、故障した加工手段よりも後の加工手段に
は、当該格納手段に格納してあった平面表示基板を供給
することによって、故障した加工装置以外を停止させる
ことなく平面表示基板の製造を行うことができる。した
がって、加工手段の故障に伴う生産効率の低下を小さく
することができる。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、発明の実
施の形態(実施例)とともに図面を参照して詳細に説明
する。
【0054】なお、発明の実施の形態を説明するための
全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
【0055】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1の平面基板製造装置である液晶表示基板製造装置の
概略構成を説明するための図であり、100は第1の搬
送装置(第1の巡回搬送手段)、101は第2の搬送装
置(第2の巡回搬送手段)、102は第1の製造装置
(加工手段)、103は第2の製造装置(加工手段)、
104は第3の製造装置(加工手段)、105は基板着
脱装置、106は基板ホルダに保持されたガラス基板、
107は基板ホルダ(基板保持手段)、110aは第1
のレール(移動経路規制手段)、110bは第2のレー
ル(移動経路規制手段)、111はトロール、112は
支柱、113は支柱サポート、114はトロール駆動装
置、点線で示す矢印はトロール111と各製造装置10
2,104との基板ホルダに保持されたガラス基板10
6の移動経路を示す。ただし、製造装置103と基板着
脱装置105との間に示す点線の矢印は、ガラス基板1
06のみの移動経路を示す。
【0056】図1において、第1の搬送装置100は、
液晶表示基板の製造装置の内で、各工程(グループ)間
に巡回してガラス基板106を搬送する搬送装置であ
り、その構成は後述する第2の搬送装置と同じとなる。
【0057】第2の搬送装置101は、各工程内におい
て、各製造装置(主要製造装置間)102,103,1
04間に巡回してガラス基板を搬送する搬送装置であ
り、巡回経路となるレール110aと、該レール110
aを移動するトロール111と、該トロール111の動
力源となるトロール駆動装置114と、レールを所定の
位置に支える支柱112および支柱サポート113とか
ら構成される。
【0058】製造装置102,103,104は、それ
ぞれガラス基板に対する各種成膜処理あるいはエッチン
グ処理等を行う周知の製造装置であり、本実施の形態に
おいては、製造装置102,104は、たとえば、基板
ホルダ107に保持されたままのガラス基板を加工(処
理)することが可能な装置であり、製造装置103はエ
ッチング装置等のようにガラス基板を基板ホルダ107
から外す必要がある製造装置である。
【0059】基板着脱装置105は、基板ホルダ107
にガラス基板106を保持させるあるいは基板ホルダ1
07からガラス基板106を外すための装置であり、構
成の詳細については後述する。
【0060】基板ホルダ107に保持されたガラス基板
106は、1枚づつ枚葉で保持された状態のガラス基板
を示しており、本実施の形態では、1枚づつ基板ホルダ
107で保持した状態で搬送を行うと共に、搬送時のガ
ラス基板106の姿勢は縦姿勢となる。なお、基板ホル
ダ107の構造については、後に詳述する。
【0061】第1のレール110aは、各工程内の製造
装置間を巡回するようにループ状に配置されており、そ
の断面形状は当該レール110aに嵌合するトロール1
11の移動方向がレール110aの延在方向にのみ規制
されるように、たとえば、平板状の形状となっている。
また、この第1のレール110aは、図1(b)に示す
ように、各製造装置102,103,104の上部に配
置されている。一方、第2のレール110bは液晶基板
の各製造工程間を巡回するようにループ状に配置されて
おり、その断面形状は第1のレール110aと同じ形状
である。なお、第1および第2のレール110a,11
0bとトロール111との関係についての詳細は後述す
る。
【0062】トロール111は、基板ホルダに保持され
たガラス基板106を1枚づつ枚葉に第1および第2の
レール110a,110bに沿って搬送する手段であ
り、本実施の形態においては、トロール111は基板ホ
ルダに保持されたガラス基板106を保持するアームを
有する構造となっている。また、このトロール111に
保持されるガラス基板106の管理法としては、たとえ
ば、一番はじめの成膜工程においてガラス基板106上
に四角形を複数個並べた認識用のパターンを設けてお
き、各工程の一番最初の加工装置あるいは主要加工装置
ごとにこの認識用パターンを書き換えるレーザ装置と、
この認識パターンを読み取る周知の読み取り装置とによ
って各加工装置およびトロール111で搬送されるガラ
ス基板106を管理する。なお、トロール111につい
ての詳細は後述する。
【0063】支柱112および支柱サポート113は、
第1および第2のレールを固定するための周知の支柱お
よび支柱サポートであり、支柱112は建屋の床面およ
び天井のどちらに固定してもよく、本実施の形態1では
天井に固定する。
【0064】トロール駆動装置114は、たとえば、周
知のモータと該モータの駆動力をトロール111に伝達
するための周知のワイヤとからなり、このトロール駆動
装置111は各ループを描くレールごとに独立してい
る。また、該ワイヤは、たとえば、周知の滑車等を用い
てそれぞれのレールに沿って配置されており、このワイ
ヤと所定のトロール111とを接続すると共に、各トロ
ール111をリンク棒で接続しておくことによって、各
トロール111をそれぞれのレールに沿って移動させ
る。
【0065】また、本実施の形態1の液晶基板製造装置
においては、第1あるいは第2のレール110a,11
0bと各装置102,103,104,105との間で
の基板ホルダに保持されたガラス基板106の受け渡し
には、受け渡し対象となるトロール111の移動速度に
同期して受け渡しを行う周知の図示しない移載装置(第
1および第2の移載手段)を用いる。
【0066】次に、図1に基づいて、本発明の実施の形
態の液晶基板製造装置におけるガラス基板の搬送手順に
ついて説明する。
【0067】本製造装置へのガラス基板106の投入手
順は、従来の製造装置と同様であり、たとえば、従来と
同様の構成の図示しない移載装置によって納入形態であ
る発泡スチロールのケースから格納されているガラス基
板を取り出す。次に、この移載装置は、取り出したガラ
ス基板106に基板ホルダ107をはめるために、図示
しない基板着脱装置にこの取り出したガラス基板106
を移載する。ガラス基板106を投入された図示しない
移載装置は、このガラス基板106を基板ホルダ107
にはめた後、該移載装置が工程間を巡回する第2のレー
ル110bのトロール111に当該ガラス基板106を
取り付ける。このときのガラス基板106の管理、すな
わち、当該ガラス基板106が各レールのどの位置にあ
るか、あるいは、どの工程の製造装置によってどのよう
な加工処理が行われているかの管理については、たとえ
ば、以下に示す手順によって行う。たとえば、移載装置
に設けた図示しない基板ID識別装置によって基板ID
を読み取り、該基板IDと各レール上を移動するトロー
ル111移動量を制御する図示しないトロール駆動装置
制御手段とに基づいて、図示しない加工状況管理手段が
搬送中および加工中のガラス基板106の位置情報を管
理する。
【0068】第2のレール110bのトロール111に
搬送されたガラス基板106が、a1で示す位置に到達
すると、図示しないトロール駆動制御手段の出力に基づ
いて製造装置102に設けた図示しない移載装置が当該
ガラス基板106を製造装置102に移載する。製造装
置102はこのガラス基板106に所定の処理を施した
後、該移載装置がこのガラス基板106すなわち基板ホ
ルダ107に保持されたガラス基板106を第1のレー
ル110aに配置されるトロール111がa2に示す位
置に到達したときに移載する。次に、このガラス基板1
06がa3で示す位置に到達したならば、基板脱着装置
105に設けた移載装置がガラス基板106をこの基板
脱着装置105に移載する。ここで、基板脱着装置10
5は、移載されたガラス基板106から基板ホルダ10
7を外した後、ガラス基板106のみを製造装置103
に移載して、製造装置103で所定の処理を行う。処理
後のガラス基板106は、再び、基板脱着装置105に
移載された後、この装置によって基板ホルダ107を装
着された後、a4で示す位置の第1のレール110aの
トロール111に移載される。このガラス基板がa5で
示す位置に到達したならば、製造装置104に設けた図
示しない移載装置がこのガラス基板106を製造装置1
04に移載する。次に、このガラス基板106は、製造
装置104で所定の処理を施された後、図示しない移載
装置によって、処理後のガラス基板106をトロール1
11がa6で示す位置に到達したときに第1のレール1
10aに移載する。
【0069】ただし、この場合の移載状態、すなわち、
製造装置102,103および基板脱着装置105に設
けた図示しない移載装置にガラス基板106を移載する
ときのガラス基板106の角度は、図2(a)に示すよ
うに、第1および第2のレール110a,110bのね
じり量の大きさおよび高さで可変することによって、移
載装置もしくは移載される側である製造装置102,1
04および基板脱着装置105に適した角度および位置
でのガラス基板の移載を行うことができる。たとえば、
図2(a)のA部(第2の領域)に示すように、レール
のねじり量を90°とすることによって、ガラス基板1
06を床面に対して水平に保持して移載する、あるい
は、C部(第1の領域)に示すように、通常の搬送高さ
であるB部(第1の領域)に対して、低い位置でガラス
基板106の移載を行うことができる。ただし、標準の
搬送形態としては、図2のB部に示すように、床面に対
してガラス基板106を垂直姿勢に保持すると共に、進
行方向と水平になるように保持する場合がガラス基板に
かかる加重および搬送に伴うスペースの点で最も適して
いることはいうまでもない。
【0070】トロール111が図2(a)のA部にある
場合のレールとトロール111との関係は、図2(b)
に示すA部のa−a’での断面図から明らかなように、
トロール111に設けた4個の車輪201でレール(た
とえば、第1のレール110a)を挟み込んでいる。し
たがって、レールのねじり量によって、トロール111
の角度すなわちアーム202に固定するガラス基板10
6の角度を任意に設定することが可能となる。また、こ
のときのレールの断面形状は、車輪201の断面形状に
沿う形状とすることによって、レールのねじり量にした
がったトロール111の角度を実現できる。また、図2
(c)はトロール111がB部に到達した時の断面図で
あり、この場合においても図2(b)に示すように、レ
ールを車輪201で挟み込んでおくことによって搬送中
のガラス基板106が進行方向に対してふらつくことを
防止できる。
【0071】次に、図3および図4に本実施の形態1の
基板ホルダの概略構成を説明するための図を、図5およ
び図6に本実施の形態1の基板ホルダの詳細な構成を説
明するための図を示し、以下、図3〜6に基づいて、基
板ホルダの構成を説明する。ただし、図3(a),図5
(a)は基板ホルダの上面図を、図3(b),図5
(b)は基板ホルダの側面図、図3(c),3(d)は
基板ホルダによるガラス基板の保持原理を説明するため
の図である。また、図4(a)は基板ホルダで保持した
ガラス基板を水平姿勢(横姿勢)で搬送する場合の最小
搬送量を説明するための図であり、図4(b)は保持し
たガラス基板を垂直姿勢で搬送する場合の最小搬送量を
説明するための図であり、図4(c)は保持したガラス
基板を水平姿勢で一時保管もしくは収納する場合の保持
形態を説明するための図であり、図4(d)は保持した
ガラス基板を垂直姿勢で一時保管もしくは収納する場合
の保持形態を説明するための図である。さらには、図6
(a)は本実施の形態の基板ホルダの支持具の詳細な構
造を説明するための図であり、図6(b)は保持駒部分
の詳細な構造を説明するための図である。
【0072】図3(a)、(b)に示すように、本実施
の形態の基板ホルダ107は、扁平額縁形状の4角形の
ホルダ枠301と、各辺の内側すなわちガラス基板側1
06に各辺当たり1〜2個を設けた保持駒302(保持
部材)と、ホルダ枠301上に設けた基板ホルダの平面
方向と垂直をなす方向に設けた支持具303とからな
る。
【0073】本実施の形態1の基板ホルダにおいては、
図3(b)〜(d)に示すように、保持駒302は、ガ
ラス基板106を支持する側がコの字型をしており、こ
の保持駒302が移載装置あるいは基板脱着装置105
によってホルダ枠301内に引き込まれることによっ
て、ガラス基板106の保持と解除とを行う。すなわ
ち、ガラス基板106の保持時には、この保持駒302
は、図3(d)に示すように、ガラス基板106側すな
わち基板ホルダの内側に迫り出すことによってコの字の
部分でガラス基板106を保持する。一方、ガラス基板
106をこの基板ホルダ107から外すあるいはガラス
基板106をこの基板ホルダ107に保持させる場合に
は、図3(c)に示すように、保持駒302をホルダ枠
301内に引き込ませた状態でガラス基板をホルダ枠3
01内に位置合わせした後、この保持駒302を保持位
置に戻すことによって、ガラス基板106の保持を行
う。
【0074】また、ガラス基板106の基本的な搬送形
態は、図4(a),(b)に示すように、枚葉すなわち
1枚ずつであり、第1あるいは第2のレール110a,
bから一時的にガラス基板106を退避させて一時的な
保管および収納を行う場合には、図4(c),(d)に
示すように、ホルダ枠301に設けた支持具303が保
持するガラス基板106同士が接触することを防止する
ことができるので、基板ホルダ107を横姿勢および縦
姿勢で積み重ねておくことができる。
【0075】次に、図5および図6に基づいて、本実施
の形態の基板ホルダの詳細な構造について説明する。
【0076】図5(a),(b)に示すように、本実施
の形態1の基板ホルダは、ホルダ枠301内部に各保持
駒302を引き込ませるすなわち保持駒302の内側方
向への凸量を操作するための開閉孔501を有してい
る。したがって、移載装置および基板脱着装置は、この
開閉孔501位置と同じ位置に、たとえば、棒状の突起
を有する機構を用いることによって、ガラス基板106
の脱着を容易に行うことができる。また、図5(b)に
示すように、保持具303の先端形状を凸形状とすると
共に、該保持具303の反対側の形状を先端の形状にし
たがった形状として、たとえば、凹形状とすることによ
って、特に、保持したガラス基板106を横姿勢で積み
重ねた場合の安定性を向上できる。すなわち、支持具3
03は、図6(a)に示すように、額縁状の2個のホル
ダ枠301を固定するための凸形状の支持ピン601と
凹形状のテーパナット602とから構成されており、2
個のホルダ枠301に支持ピン601の形状に従う孔と
テーパナット602の形状に従う孔とを設け、重ね合わ
せたホルダ枠301を勘合させた支持ピン601とテー
パナット602とで固定することによって、本実施の形
態1の基板ホルダ107を構成する。また、図6(a)
に示すように、テーパナット602の形状は、支持ピン
601の先端部分の形状と同じ傾斜を有する凹形状とな
っているので、この基板ホルダ107を重ね合わせたと
きにその安定性が向上する。
【0077】一方、保持駒302の詳細構造は、たとえ
ば、図6(b)に示すように、コの字型の保持駒302
の一部分に開閉孔501から差し入れた開閉ピン605
が貫通する孔を設けておくと共に、保持駒302をホル
ダ枠301の内側の方向に押し出すためのバネ603を
コの字部分と反対の側に設けることによって、図6
(b)に示すように、通常時は、常に保持駒302がホ
ルダ枠302の内側方向に押し出されるようにしてお
く。このとき、開閉孔501の中心軸に対して保持駒3
02に設けた孔(貫通孔)604の中心軸がホルダ枠3
01の内側方向にずれるように保持駒302を配置する
ことによって、開閉ピン605の挿入によって保持駒3
02をバネ603を圧縮させる方向(図中のc方向)す
なわちホルダ枠301の内部に引き込ますことができる
ので、ガラス基板106の脱着が可能となる。また、ガ
ラス基板106をセットした状態すなわち開閉ピン60
5を引き抜いた場合の保持駒302は、ガラス基板10
6に接触するまでバネ603によって図中のd方向に押
し出され、バネ603による押し出し力とガラス基板を
押す力とがバランスした状態でガラス基板106を保持
する。
【0078】図7は本実施の形態1のトロールの概略構
成を説明するための図であり、以下、図7に基づいてト
ロールの構造について説明する。ただし、図7(a)は
トロールの上面図であり、図7(b)はトロールの側面
図である。
【0079】図7(a),(b)から明らかなように、
トロール111は第1および第2のレール110a,b
を両側から挟み込む4個の車輪201と、該車輪201
をトロール本体701に固定する第1の軸ピン702
と、隣接するトロールを接続するリンク棒703と、該
リンク棒703をトロール本体に固定する第2の軸ピン
704と、アーム202とから構成される。特に、リン
ク棒703は、図7(b)から明らかなように、トロー
ル本体701に対して可動するように第2の軸ピン70
4で固定されているので、第1および第2のレール11
0a,bにねじれ等があった場合でも当該レールに沿っ
て移動することが可能である。
【0080】次に、図8に本実施の形態のアームの概略
構成を説明するための図を示し、以下、図8に基づいて
アームの構造について説明する。ただし、図8(a)は
アームの正面図であり、図8(b)はアームの側面図で
ある。
【0081】図8から明らかなように、アーム202
は、アーム本体801、開閉軸802、補助アーム80
3、フックアーム804および引っ張りスプリング80
5から構成される。基板ホルダ107に設けた4個の支
持ピン601の内、隣接する支持ピン601を両側から
挟み込んで基板ホルダ107を保持するフックアーム8
04は、アーム軸ピン806によりアーム本体801に
固定されている。このフックアーム804の一端側は、
補助アーム803の一端側と周知の軸ピンによって固定
されると共に、他端側は支持ピン601を保持するため
のフックが設けられている。また、補助アーム803の
他端側は、開閉軸802の一端側に周知の軸ピンによっ
て固定されると共に、引っ張りスプリング805が設け
られている。したがって、フックアーム804の開閉状
態は、この引っ張りスプリング805によって保持され
る。ただし、アーム本体801は、前述するようにトロ
ール本体701に固定されている。したがって、アーム
202のフックアーム804で保持されたガラス基板1
06は、トロール111の角度すなわち第1および第2
のレール110a,bのねじれ量に応じた角度に設定で
きる。
【0082】次に、図8に基づいて、本実施の形態1の
アームの動作について説明すると、まず、所定の移載位
置に設けた図示しない開閉動作具が開閉軸802の他端
側をa方向に動作(移動)させると、該開閉軸802の
一端側に接続される補助アーム803の一端側が図中の
b方向に引かれるので、この補助アーム803の動作に
連動してフックアーム804の一端側も図中のb方向に
引かれる。したがって、フックアーム804はアーム軸
ピン806を回転中心として回転して、その他端側のフ
ック部分が図中のc方向に移動し、2個の支持ピン60
1をそれぞれフッキングすなわち固定する。一方、ガラ
ス基板106の解放時の動作においては、前述する動作
と逆の動作となるので、説明は省略する。
【0083】次に、図9に本実施の形態の基板脱着装置
の概略構成を説明するためのブロック図を示し、以下、
図9に基づいて基板脱着装置の構造を説明する。ただ
し、図9(a)は基板脱着装置の上面図であり、図9
(b)は基板脱着装置の側面図である。
【0084】図9(a)に示すように、基板脱着装置1
05は、当該装置全体を固定する枠台901、基台ベー
ス902,903、固定具905およびシリンダ907
で構成される。基台ベース902の上面側には基板ホル
ダ107の位置決めを行うと同時に、脱着時の基板ホル
ダ107を支持する支持ピン904が設けられている。
この支持ピン904の配置位置は、基板ホルダ107に
設けられた支持具303の位置に相当し、その取り付け
個所は枠台901である。また、基台ベース903の上
面側には、基板ホルダ107の保持駒302の開閉を行
うための開閉ピン906が、基板ホルダ107の開閉孔
501に相当する位置に設けられている。一方、シリン
ダ907は一端側がこの基台ベース903に固定されて
いると共に、他端側が枠台901に固定されているの
で、たとえば、図示しない制御装置がこのシリンダ90
7を伸収縮させることによって、基板ホルダ107から
のガラス基板106の脱着を行うことができる。また、
シリンダ907の伸収縮によってこの基板脱着装置10
5から基板ホルダ107が外れないように、基板ホルダ
107を当該基板脱着装置105に固定するための固定
具905が、枠台901の上部すなわち上面部分に設け
られている。
【0085】次に、図9に基づいて、本実施の形態の基
板脱着装置の動作を説明すると、まず、ガラス基板10
6を保持する基板ホルダ107を図示しない他の移載装
置が当該基板脱着装置105の所定の位置に載せる(図
中の矢印a)。次に、支持ピン904と基板ホルダ10
7のテーパナット602とが嵌合する位置にこの基板ホ
ルダ107が位置決めされた後、固定具905によって
基板ホルダ107が固定される(図中の矢印b)。この
後、図示しない制御装置の指示に基づいて、シリンダ9
07が伸張すなわち上昇することによって(図中の矢印
c)、基台ベース902面上に設けた開閉ピン906が
基板ホルダ107の開閉孔501に貫通されるので、保
持駒302が開き、ガラス基板106が取り出し可能と
なる。ここで、たとえば図示しない従来の吸着手段を用
いた移載装置がこのガラス基板106を吸着して移載す
る。ただし、基板ホルダ107へのガラス基板の装着
は、前述する動作の逆の手順となるので、説明は省略す
る。
【0086】以上説明したように、本実施の形態の液晶
基板製造装置では、製造工程間にガラス基板106を巡
回させる第2のレール110bと、各工程間においてそ
れぞれの製造装置間にガラス基板を巡回させる第1のレ
ール110aとを設けると共に、基板ホルダ107で保
持して縦姿勢でガラス基板106を搬送することによっ
て、搬送時におけるガラス基板107の占める床面積を
減少することができるので、製造装置全体に占める搬送
装置の床面積を減少することができる。また、従来の搬
送装置のようにガラス基板106の大きさに搬送装置の
大きさを適合させる必要がないので、容易に大きめのガ
ラス基板106の搬送を想定した搬送装置を予め設置し
ておくことができる。したがって、ガラス基板106の
大きさを変更した場合であっても変更に伴う搬送装置の
変更をなくすことができる。さらには、ガラス基板10
6の移載等を基板ホルダ107に保持して行うことによ
り、カセットホルダ等のガラス基板の大きさに依存する
付帯設備等を減少させることができるので、ガラス基板
106の大きさの変更に伴う搬送装置以外の他の付帯設
備等の変更を最小限に押さえることができる。
【0087】また、各ラインごとにそれぞれ加工途中の
ガラス基板106を一時保管もしくは収納するための収
納部を容易に設けることができるので、この収納部を設
けることによって、各製造装置の変更に伴う製造ライン
の停止を各ラインごとにできるようになり、製造装置の
変更に伴うラインの停止時間を短縮することができる。
さらには、搬送装置の保守点検等にかかる時間を短縮す
ることができる。また、1台の製造装置の故障した場合
等には、この故障した製造装置に関係する処理の直前の
処理までは行うことができるので、製造装置の故障に伴
う生産効率の低下を小さくすることができる。
【0088】さらには、搬送時には基板ホルダ107に
保持してガラス基板を搬送するので、ガラス基板106
の搬送中における撓み量をさらに低減することができ
る。したがって、配線等のパターンにかかる不要な力を
減少することができるので、液晶表示基板の信頼性を向
上できる。
【0089】また、図1に示すように、ガラス基板の搬
送装置を製造工場の建屋内で立体的に構成することがで
きるので、製造装置の効率的な配置を行うことができ
る。したがって、ガラス基板106の搬送効率を向上す
ることができる。
【0090】本実施の形態においては、納入されたケー
スからガラス基板を取り出す時にのみ基板IDを読み取
る構成としたが、これに限定されることはなく、たとえ
ば、各レール間および製造装置とレール間とにガラス基
板106を移載する移載装置に基板IDを読み取るため
の装置を設け、各移載点ごとに基板IDの確認をしても
よいことはいうまでもない。
【0091】また、レールの形状は、平板状に限定され
ることはなく、たとえば、以下に説明するようなC字型
等でもよいことはいうまでもない。
【0092】さらには、前述したトロール111で搬送
されるあるいは各加工装置に投入されるガラス基板10
6の管理法としては、周知のレーザーマーカによってガ
ラス基板にそれぞれ固有番号(記号)を入れ、各工程の
一番最初の加工装置あるいは主要加工装置にこの固有番
号を読み取る読み取り装置を設け、この番号に基づい
て、ガラス基板106を管理してもよいことはいうまで
もない。他の方法として、図23に示すように、基板ホ
ルダ107のホルダ枠301に磁気メモリ板2301を
設け、この磁気メモリ板2301に管理No.等を書き
込んでおき、各工程内の所定の加工装置あるいは主要加
工装置ごとにこの磁気メモリ板2301の情報を読み出
す読み取り装置を設けて管理してもよい。この場合に
は、特に、磁気メモリ板2301に書き込んだ情報の書
き換えが容易であるので、作業者あるいは加工装置等の
情報等が必要に応じて容易に追加もしくは書き換えでき
るという効果がある。その他の方法としては、図24
(a)の側断面図および図24(b)の上面図に示すよ
うに、基板ホルダ107のホルダ枠301の一部分に1
個以上の通過孔2401と該通過孔2401の開閉(矢
印のab方向にフラグ2402を移動させることによっ
て行う)を行うフラグ2402とを設け、たとえば、図
24(c)に示すように、通過孔2401の一方の側か
らダイオード2403等で光を照射し、他方の側の検出
器で各通過孔2401を光が通過したか否かを検出する
ことによって、この通過孔2401の光の通過パターン
によって基板ホルダ107および該ホルダ107のガラ
ス基板106を識別することができる。したがって、た
とえば、各工程の一番最初の加工装置あるいは主要加工
装置に図24(c)に示す通過光の読み取り装置を設置
しておくことによって、基板ホルダ107およびこのホ
ルダに格納されるガラス基板106の管理を行うことが
できる。この場合、基板ホルダ107の耐熱性を向上す
ることができるので、たとえば、配向膜等の加工を行う
加熱炉(約200℃)にガラス基板106と共に基板ホ
ルダ107を投入することができ、基板ホルダ107か
らガラス基板106を外す必要が無くなる。したがっ
て、製造効率を向上することができる。また、基板ホル
ダ107からガラス基板を外すための装置が不要となる
ので、製造ラインを安価に製造でき、液晶表示基板の製
造コストを低減できる。
【0093】(実施の形態2)図10は本発明の実施の
形態2の液晶表示基板製造装置における搬送装置の概略
構成を説明するための図であり、1001,1002は
搬送レール、1003はトロール、1004はリンク
棒、1005はアーム、1006は変角装置(変角手
段)、1007は支柱、1008は第1の支持サポー
ト、1009は第2の支持サポート、1010は第3の
支持サポート、1011は駆動部、1012は変角レー
ル、1013は車輪を示す。ただし、図10において、
図10(a)は実施の形態2の搬送装置の側面図であ
り、図10(b)は図10(a)におけるA−A’線に
よる実施の形態2の搬送装置の断面図である。
【0094】ただし、本実施の形態2における液晶表示
基板製造装置は、実施の形態1の液晶表示基板製造装置
の搬送装置における変角部分すなわち第1および第2の
レール110a,bのねじり部分に相当する部分が異な
るのみで、他の構造は実施の形態1と同様となるので、
以下の説明においては、その構造が異なる変角部分につ
いて説明する。また、本実施の形態2においても、変角
を必要とする個所の全ての個所に以下に説明する変角装
置を用いる必要はなく、実施の形態1に示すように、レ
ールのねじり量によって変角を行う個所を設けてもよい
ことはいうまでもない。
【0095】図10(a)から明らかなように、本実施
の形態2の搬送装置では、C字型の形状をしたレール1
001、該レール1001の開口部分を移動するトロー
ル1003、隣接するトロール1003を接続するリン
ク棒1004、基板ホルダ107に保持されたガラス基
板106をトロール1003に保持するアーム100
5、変角部分のレール1002の変角量を変化させる変
角装置1006、および、該変角装置1006全体を支
持する支柱1007とからなる。特に、本実施の形態2
の搬送装置では、図10(a)に示すように、搬送レー
ル1001,1002は変角装置1006以外の部分の
搬送レール1001と、変角装置1006を構成する搬
送レール1002とからなり、この搬送レール1002
は変角装置1006に支持されている。このとき、この
搬送レール1002は、他の部分の搬送レール1001
に対して、相対位置寸法を保つように配置されている。
【0096】次に、図10(b)に基づいて、変角装置
1006の構成を説明する。本実施の形態の変角装置
は、図10(b)から明らかなように、支柱1007に
設けられた第1の支持サポート1008と第2の支持サ
ポート1009との間に設けた変角レール1012上を
移動する駆動部1011に変角装置1006部分の搬送
レール1002が支持されている。一方、トロール10
03は、周知の軸ピンでトロール本体に固定された車輪
1013の凹部に搬送レール1001,1002の開口
部分が嵌合されている。また、本実施の形態のトロール
1003は、変角装置1003による移動量を最小限に
押さえるために、変角時の略回転中心とするリンク棒1
004が搬送レール1001,1002の内部に収まる
ように、車輪1013を中心として、リンク棒1004
を接続するための図示しない接続部とアーム1005と
が対象となるように配置される。したがって、変角レー
ル1012の形状を円弧とし、その中心がリンク棒10
04の位置となるように設定し、この変角レール101
2に沿って周知の方法で移動する駆動部1011と搬送
レール1002とを第3の支持サポート1010で接続
することによって、駆動部1011による搬送レール1
002すなわちトロール1003に保持されるガラス基
板106の変角が可能となる。
【0097】次に、図10(a),(b)に基づいて、
本実施の形態2の搬送装置における変角装置の動作を説
明する。ただし、以下の説明においては、基板ホルダで
保持したガラス基板106を床面に対して水平姿勢にし
て、移載する場合について説明する。
【0098】搬送レール1001にしたがって移動する
トロール1003が区間Bで示す位置に到達したことを
図示しない制御部が検知したならば、該制御部は図示し
ないトロール駆動装置を停止することによりトロール1
003の移動を停止させる。次に、この制御部は駆動部
1011に移動指示を出し、駆動部1011を図中に示
すa方向に移動させる。このとき、この駆動部1011
と搬送レール1002と第3の支持サポート1010で
接続されているので、駆動部1011の移動に伴って搬
送レール1002、トロール1003およびアーム10
05が図中に示すb方向に移動して、点線で示すよう
に、90°回転する。したがって、アーム1005に保
持される図示しないガラス基板106も90°回転し
て、床面と水平の状態となる。ここで、図示しない制御
手段の回転完了出力に基づいて、図示しない移載装置が
このガラス基板106を移載することによって、たとえ
ば、移載装置にとって最も適切な移載角度である水平状
態でのガラス基板106の移載を行うことが可能とな
る。
【0099】以上説明したように、本実施の形態2の液
晶表示基板製造装置では、通常の搬送姿勢である縦姿勢
以外の姿勢で移載を行う必要がある個所では、搬送レー
ル1001の一部分を他のレール部分と切り放してお
き、この切り放した搬送レール1002の部分は支柱1
007で保持した円弧状の変角レール1012に沿って
移動する駆動部1011に接続しておき、所望のトロー
ル1003がこの部分(B区間)に到達したならば、制
御手段が一端トロール1003の移動を停止させた後、
駆動部1011を動作させることによって、トロール1
003すなわちガラス基板106を所定の角度に変角す
ることができるので、変角に使用できる搬送レール10
01の区間が短い場合であっても、所望の角度でガラス
基板の移載を行うことができる。したがって、製造装置
等の配置を変更したことによって、移載位置が接近して
しまった場合等でも、各製造装置の移載装置が欲する角
度でガラス基板106の移載を行うことができる。
【0100】(実施の形態3)図11は本発明の実施の
形態3の液晶表示基板製造装置における搬送装置で用い
る基板ホルダの概略構成を説明するための図であり、1
101はホルダ枠、1102は支持桟、1103はスプ
リング、1104は保護板を示す。ただし、図11にお
いて、図11(a)は本実施の形態の基板ホルダの上面
図であり、図11(b)は本実施の形態の基板ホルダを
B−B’線で切断した場合の断面図であり、図11
(c)は本実施の形態の基板ホルダをA−A’線で切断
した場合の断面図である。ただし、本実施の形態3にお
ける液晶表示基板製造装置は、実施の形態1の液晶表示
基板製造装置の搬送装置における基板ホルダの構造が異
なるのみで、他の構造は実施の形態1と同様となるの
で、以下の説明においては、その構造が異なる基板ホル
ダについて説明する。
【0101】図11において、ホルダ枠1101は、図
11(b)、(c)から明らかなように、各辺部分が凹
溝形状に加工された略対象の2つの額縁状の枠を合わせ
た構造であり、この2つの枠は各頂点部分の支持具30
3によって固定される。
【0102】支持桟1102は、図11(a),(c)
から明らかなように、断面形状が凸形状であると共にそ
の先端部分の形状がコの字型であり、2つの枠を合わせ
ることによって形成されるC字形状の部分に嵌合されて
いる。実施の形態1に示す基板ホルダと最も異なる点
は、この支持桟1102がホルダ枠1101の内側方向
に延在していることである。また、この支持桟1102
には、ホルダ枠1101に設けた開閉孔501の位置に
該開閉孔と一致する貫通孔1104が設けられている。
さらには、この貫通孔1104の位置は、図11(c)
に示すように、支持桟1102がホルダ枠1101内に
入った状態の場合に開閉孔501と貫通孔1104との
中心が一致する位置である。
【0103】バネ1103は周知のバネであり、支持桟
1102をホルダ枠1101の内側方向に押し出すよう
に配置されており、ガラス基板106を保持していると
きには、このバネ力によって、支持桟1102のコの字
部分に嵌合するガラス基板106を保持する。
【0104】保護板1104は、図11(b)における
紙面右方向からの他の物体の接触およびゴミ等の付着を
防止するための周知の板であり、たとえば、ホルダ枠1
101の外径と同じ大きさであり、支持具303が突出
している側と反対の側に配置される。
【0105】したがって、本実施の形態の基板ホルダで
は、保持するガラス基板106とほぼ同等の長さの支持
桟1102でガラス基板106を保持し、このガラス基
板の脱着においても、前述した実施の形態1に示す基板
ホルダ107と同様の手順によって実現することができ
る。
【0106】以上説明したように、本実施の形態の基板
ホルダにおいては、ガラス基板106を保持する支持桟
1102の長さが長いので、ガラス基板106に印加す
る保持力をガラス基板全体に分散できるので、保持する
ことによるガラス基板の撓み量および変形量等を減少す
ることができる。したがって、基板ホルダでガラス基板
を保持したままで加工(加工処理)を行う時の加工誤差
を小さくできるという効果がある。
【0107】(実施の形態4)図12は本発明の実施の
形態4の液晶表示基板製造装置の搬送装置の概略構成を
説明するための図であり、1201は一時保管用のレー
ル、1202は移載装置、L1は第1のレールに設置さ
れるトロール111の間隔、L2は一時保管用のレール
1201に設置されるトロール111の間隔を示す。た
だし、図12において、図12(a)は本実施の形態の
搬送装置の上面図であり、図12(b)は本実施の形態
の搬送装置の側面図である。また、図12に示す各レー
ル110a,1201は建屋の天井部分に設置された支
柱112の支柱サポート113によって支持される。
【0108】図12において、一時保管用のレール12
01は所定の長さを有する平板状のレールであり、他の
レールすなわち第1および第2のレール110a,bと
同じ形状である。ただし、このレール1201に設置さ
れているトロール111の間隔L2は、第1および第2
のレールに設置されるトロール111の間隔L1と比較
して小さい間隔に設定されている。ただし、一時保管用
のレール1201に配置されたトロール111は、図1
2から明らかなように、ガラス基板106をトロール1
11の進行方向に対して垂直に保持するように設置され
ている。したがって、狭い範囲に設置した場合であって
も、より多くのガラス基板106を収容することが可能
である。
【0109】移載装置1202は、第1のレール110
aに配置されるトロール111に搬送される基板ホルダ
に保持されたガラス基板106を、一時保管用のレール
1201に配置されるトロール111に移載する周知の
移載手段であり、第1のレール110aのトロール11
1から取り外したガラス基板106を90°回転した
後、一時保管用のレール1201のトロール111に取
り付ける。
【0110】次に、図12に基づいて、本実施の形態4
の搬送装置の動作を説明すると、所定の工程内を巡回す
る第1のレール110aに設けたトロール111に搬送
されるガラス基板106が当該第1のレール110aに
したがって、図中のa1で示す位置にまで搬送されてき
たことを図示しない移載制御装置が検知すると、該移載
制御装置は、移載ロボット1202に対してガラス基板
106の移載を指示する。移載を指示された移載ロボッ
ト1202は、第1のレール110aを移動するトロー
ル111の移動速度に同期して、図中(1)に示すよう
に、移載アームを伸ばし、基板ホルダに保持されたガラ
ス基板106を保持した後、該移載アームを縮めること
によって、ガラス基板106をトロール111から取り
外す。次に、移載ロボット1201は、図中(2)に示
すように、基板ホルダに保持されるガラス基板106を
保持する移載アームを一時保管用のレール1201の側
に反転させる。次に、移載ロボット1202は、図中
(3)に示すように、ガラス基板106を一時保管用の
レール1201のトロール111の高さにまで持ち上げ
た後、図中(4)に示すように、ガラス基板を90°反
転させ、図中(5)に示すように、移載アームを伸ばし
て一時保管用のレール1201のトロール111に基板
ホルダに保持されるガラス基板106を取り付けること
によって、第1のレール110aから一時保管用のレー
ル1201へのガラス基板106の移載が終了となる。
以上に示す動作を順番に行うことによって、順次、第1
のレールで搬送されている製造中のガラス基板106
を、一時保管用のレール1201に移載することによっ
て、ガラス基板106の一時保管が可能となる。
【0111】以上説明したように、本実施の形態4の搬
送装置では、各工程間にガラス基板106を巡回させる
第2のレール110bと、各工程内において各製造装置
間にガラス基板106を巡回させる第1のレール110
aとの他に、基板ホルダに保持したままのガラス基板1
06を一時的に巡回させておくための一時保管用のレー
ル1201を設け、この一時保管用のレール1201に
基板ホルダで保持したガラス基板106を一時的に格納
しておくことにより、各工程あるいは各製造装置毎に製
造途中のガラス基板106を一時的退避できるので、製
造装置等が故障した場合であっても、該当しない他の工
程および他の製造装置による製造を続けることができ
る。したがって、製造装置故障に伴う製造効率の低下を
最小限に押さえることができ、全体として、製造効率を
向上できる。
【0112】また、本実施の形態においては、一時保管
用のレール1201の設置位置を高い場所に設けること
ができるので、一時保管用のレール1201の下側を他
の目的に使用できる。したがって、限られた製造工場の
床面積を有効に使用できるという効果がある。
【0113】なお、本実施の形態の一時保管用のレール
1201を巡回するトロール111は、常時、巡回する
構成としたがこれに限定されることはなく、たとえば、
移載時にのみ移動させる構成としてもよいことはいうま
でもない。
【0114】(実施の形態5)図13は本発明の実施の
形態5の液晶表示基板製造装置における搬送装置の概略
構成を説明するための図であり、1301は移載装置、
1302はパレット、1303は移動レール、1304
はリンク棒を示す。
【0115】図13において、移載装置1302は第1
のレール110aを巡回するトロール111が保持する
ガラス基板106を、パレット1302に移載する周知
の移載装置であり、本実施の形態においては、横姿勢の
ガラス基板106をそのままの姿勢で移載する。したが
って、本実施の形態においては、当該移載装置1302
は、第1のレール110aのねじり量が90°の位置に
設置されている。
【0116】パレット1302は、第1のライン110
aから移載した基板ホルダに保持されるガラス基板10
6を横姿勢で積み重ねるための周知のパレットであり、
隣接するパレットとリンク棒1304で接続される。ま
た、このパレット1302は、レール1303に嵌合す
る車輪を有しており、該レールに沿って移動することが
できる。
【0117】次に、図13に基づいて、本実施の形態の
搬送装置による搬送動作を説明すると、第1のレール1
10aのトロール111に搬送されたガラス基板106
が図中a1で示す位置に達したことを図示しない移載制
御装置が検知すると、該移載制御装置が移載装置130
1にガラス基板106の移載を指示する。移載を指示さ
れた移載装置1301は、移載アームを図中(1)に示
すように下降させて基板ホルダごとガラス基板106を
保持した後、移載アームを図中(2)に示すように上昇
させて、ガラス基板106を第1のレール110aのト
ロール111から持ち上げる。次に、移載装置1301
は、図中(3)に示すように、パレット1302の位置
にまで移動する。移動が完了したならば、移載装置13
01は図中(4)に示すように移載アームを下降させた
後、ガラス基板106の保持を解除することによって、
パレット1302にガラス基板106の移載を完了す
る。ただし、このパレット1302に収納したガラス基
板106を再び第1のレール110aのトロール111
に戻す手順は、前述する手順と逆の手順となるので、そ
の説明は省略する。
【0118】以上説明したように、本実施の形態5の搬
送装置は、各工程間にガラス基板106を巡回させる第
2のレール110bと、各工程内において各製造装置間
にガラス基板106を巡回させる第1のレール110a
との他に、基板ホルダに保持したままのガラス基板10
6を一時的に横姿勢で収納しておくためのパレット13
02を設け、このパレット1302の上に基板ホルダで
保持したガラス基板106を横姿勢で収納しておくこと
により、各工程あるいは各製造装置毎に製造途中のガラ
ス基板106を一時的あるいは所定の期間にわたって大
量に退避できるので、製造装置等が故障した場合であっ
て、該当しない他の工程および他の製造装置による製造
を続けることができる。したがって、製造装置故障に伴
う製造効率の低下を最小限に押さえることができ、全体
として、製造効率を向上できる。
【0119】なお、本実施の形態においては、工程間を
巡回する第2のレール110bは1つの場合について説
明したが、これに限定されることはなく、2つ以上のル
ープしたレールで構成してもよいことはいうまでもな
い。
【0120】また、以上の説明においては、平面表示基
板として液晶表示基板を用いた場合について説明した
が、これに限定されることはなく、プラズマディスプレ
イ等の製造装置にも適用可能なことはいうまでもない。
【0121】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本
発明は、前記発明の実施の形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
【0122】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。 (1)ガラス基板の搬送時における撓み量を低減するこ
とができる。 (2)各製造装置の変更に伴う製造ラインの停止時間を
短縮することができる。 (3)ガラス基板の搬送効率を向上することができる。 (4)製造装置の効率的な配置を行うことができる。 (5)搬送装置の保守点検等にかかる時間を短縮するこ
とができる。 (6)1台の製造装置の故障に伴う生産効率の低下を小
さくすることができる。 (7)ガラス基板の変更に伴う付帯設備の変更を最小限
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の平面基板製造装置であ
る液晶表示基板製造装置の概略構成を説明するための図
である。
【図2】本発明の実施の形態1の搬送装置の概略構成を
説明するための図である。
【図3】本実施の形態1の基板ホルダの概略構成を説明
するための図である。
【図4】本実施の形態1の基板ホルダの概略構成を説明
するための図である。
【図5】本実施の形態1の基板ホルダの詳細な構成を説
明するための図である。
【図6】本実施の形態1の基板ホルダの詳細な構成を説
明するための図である。
【図7】本実施の形態1のトロールの概略構成を説明す
るための図である。
【図8】本実施の形態のアームの概略構成を説明するた
めの図である。
【図9】本実施の形態の基板脱着装置の概略構成を説明
するためのブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態2の液晶表示基板製造装
置における搬送装置の概略構成を説明するための図であ
る。
【図11】本発明の実施の形態3の液晶表示基板製造装
置における搬送装置で用いる基板ホルダの概略構成を説
明するための図である。
【図12】本発明の実施の形態4の液晶表示基板製造装
置の搬送装置の概略構成を説明するための図である。
【図13】本発明の実施の形態5の液晶表示基板製造装
置における搬送装置の概略構成を説明するための図であ
る。
【図14】従来の平面表示基板製造装置である液晶表示
基板製造装置による製造手順を説明するための図であ
る。
【図15】従来の物理的製造装置と化学的製造装置との
配置場所の一例を説明するための図である。
【図16】従来の液晶表示基板製造装置における主要搬
送装置を用いた基板搬送システムの全体概要を説明する
ための図である。
【図17】C・C搬送システムにおけるカセットホルダ
の概略構成を説明するための図である。
【図18】C・C搬送システムにおけるガラス基板の移
動形態を説明するための図である。
【図19】C・C搬送システムにおける成膜後のガラス
基板の構造を説明するための図である。
【図20】C・C搬送システムにおける移載ロボットの
概略構成をを説明するための図である。
【図21】C・C搬送システムにおけるローラー搬送装
置の概略構成を説明するための図である。
【図22】C・C搬送システムにおけるシャトル搬送装
置の概略構成を説明するための図である。
【図23】本発明の実施の形態1の搬送装置における他
のガラス基板の管理方式を説明するための図である。
【図24】本発明の実施の形態1の搬送装置におけるそ
の他のガラス基板の管理方式を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
100…第1の搬送装置、101…第2の搬送装置、1
02…第1の製造装置、103…第2の搬送装置、10
4…第3の搬送装置、105…基板着脱装置、106…
基板ホルダに保持されたガラス基板、107…基板ホル
ダ、110a…第1のレール、110b…第2のレー
ル、111…トロール、112…支柱、113…支柱サ
ポート、114…トロール駆動装置、201,1013
…車輪、202…アーム、301…ホルダ枠、302…
保持駒、303…支持具、501…開閉孔、601…支
持ピン、602…テーパナット、603…バネ、604
…貫通孔、605,906…開閉ピン、701…トロー
ル本体、702…第1の軸ピン、703…リンク棒、7
04…第2の軸ピン、801…アーム本体、802…ア
ーム、803…補助アーム、804…フックアーム、8
05…スプリング、806…アーム軸ピン、901…枠
台、902,903…基台ベース、904…支持ピン、
905…固定具、907…シリンダ、1001,100
2…搬送レール、1003…トロール、1004…リン
ク棒、1005…アーム、1006…変角装置、100
7…支柱、1008…第1の支持サポート、1009…
第2の支持サポート、1010…第3の支持サポート、
1011…駆動部、1012…変角レール、1101…
ホルダ枠、1102…支持桟、1103…スプリング、
1104…保護板、1201…一時保管用のレール、1
202…移載装置、1301…移載装置、1302…パ
レット、1303…移動レール、1304…リンク棒。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志賀 俊夫 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 川島 康弘 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面表示基板の加工処理を行う複数台の
    加工手段を有し、前記平面表示基板を1枚ずつ各加工手
    段に搬送して所定の加工処理を順次行う平面表示基板の
    製造方法であって、 前記加工手段を所定のグループに分け、該各グループ間
    に前記平面表示基板を縦姿勢で巡回させるステップと、
    各グループ内で各加工手段間に前記平面表示基板を縦姿
    勢で巡回させるステップと、前記各加工手段間を巡回し
    ている平面表示基板から所定の平面表示基板を前記加工
    手段に搬送するステップとからなることを特徴とする平
    面表示基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の平面表示基板の製造方
    法において、 前記平面表示基板の周辺部を額縁状の保持部材で保持
    し、該保持した状態で前記平面表示基板を巡回させるこ
    とを特徴とする平面表示基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 平面表示基板の加工処理を行う複数台の
    加工手段を有し、前記平面表示基板を1枚ずつ各加工手
    段に搬送して各加工処理を順次行う平面表示基板製造装
    置において、 前記加工手段を所定のグループに分け、該各グループ間
    に前記平面表示基板を縦姿勢で巡回させる第1の巡回搬
    送手段と、各グループ内で各加工手段間に前記平面表示
    基板を縦姿勢で巡回させる第2の巡回搬送手段と、前記
    第1の巡回搬送手段と前記第2の巡回搬送手段との間で
    前記平面表示基板の移載を行う第1の移載手段と、前記
    第2の巡回搬送手段と前記加工手段との間で前記平面表
    示基板の移載を行う第2の移載手段とを具備することを
    特徴とする平面表示基板製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の平面表示基板製造装置
    において、 前記平面表示基板を周辺部分から保持する額縁状の基板
    保持手段を具備し、該基板保持手段で前記平面表示基板
    を保持したままで巡回させることを特徴とする平面表示
    基板製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の平面表示基板製造装置
    において、 前記第1および第2の巡回手段は、前記基板保持手段の
    移動経路を規制する移動経路規制手段を具備することを
    特徴とする平面表示基板製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の平面表示基板製造装置
    において、 前記移動経路規制手段は、前記平面表示基板を縦姿勢で
    搬送する第1の領域と、前記第1および第2の移載手段
    の近傍における姿勢が所定の角度となるようなねじり量
    を有する第2の領域とからなることを特徴とする平面表
    示基板製造装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の平面表示基板製造装置
    において、 前記移動経路規制手段は、前記第1および第2の移載手
    段の近傍における前記平面表示基板の姿勢を前記基板保
    持手段ごと変角させる変角手段を具備することを特徴と
    する平面表示基板製造装置。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし7の内のいずれか1項に
    記載の平面表示基板製造装置において、 前記基板保持手段は、扁平額縁形状の額縁枠と、該額縁
    枠の内側に設けた4以上の保持部材とからなることを特
    徴とする平面表示基板製造装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の平面表示基板製造装置
    において、 前記基板保持手段は、前記額縁枠の一方の側に開口部を
    覆う保護板を具備することを特徴とする平面基板製造装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項3ないし9の内のいずれか1項
    に記載の平面表示基板製造装置において、 前記第1および第2の移載手段は、前記平面表示基板の
    移動速度に同期して当該平面表示基板の移載を行う手段
    であることを特徴とする平面表示基板製造装置。
  11. 【請求項11】 請求項3ないし10の内のいずれか1
    項に記載の平面表示基板製造装置において、 前記第1および第2の巡回搬送手段は、前記平面表示基
    板を一時的に収納する収納手段を具備することを特徴と
    する平面表示基板製造装置。
JP9203417A 1997-07-29 1997-07-29 平面表示基板の製造方法および平面表示基板製造装置 Pending JPH1145661A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003208977A (ja) * 2002-01-11 2003-07-25 Seiko Epson Corp 有機el装置の製造方法及びその装置、電気光学装置、並びに電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003208977A (ja) * 2002-01-11 2003-07-25 Seiko Epson Corp 有機el装置の製造方法及びその装置、電気光学装置、並びに電子機器

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