JPH1145945A - 半導体集積回路とその製造方法 - Google Patents
半導体集積回路とその製造方法Info
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Abstract
ース・ドレイン領域を、意図的に後退させてON抵抗を
増大することにより、反転電圧Vt*の低電圧化に対応
する。 【解決手段】 基板12上および第1のN型ウェル領域
14に高耐圧部10のN−MOS22及びP−MOS1
5を形成する。第2のN型ウェル領域16およびP型ウ
ェル領域17に低耐圧部11のPーMOS18とN−M
OS25を形成する。高耐圧部10のN−MOS22の
ソース・ドレイン領域21を(CAD設計上で)選択酸
化膜26形成用のマスク端より後退させ、拡散領域の端
が第2の選択酸化膜26に接するようにする。これによ
り、実効的なゲート長を増大すると共に、膜厚の厚い第
2の選択酸化膜26の一部がゲート酸化膜の一部として
機能するような構成とする。
Description
高電圧系の信号に変換する為のレベルシフタ回路を内蔵
した、半導体集積回路とその製造方法に関する。
ビデオ信号処理回路で処理した低電圧系(例えば5V)
の信号を入力し、その信号をレベルシフト回路によって
高電圧系(例えば40V)の信号に変換し、該変換した
高電圧系の信号によってLCDパネルを駆動する為の出
力信号を出力している。LCDパネルのドットライン毎
に1個のレベルシフタ回路が必要となり、その大画面化
が進めばおのずと多くのレベルシフト回路を1個のIC
内に収納することが必要となる。
を示す図である。同図において、MOSトランジスタQ
1、Q2、Q3、Q4は高耐圧系のトランジスタであ
り、Q5、Q6は低耐圧系のトランジスタである。トラ
ンジスタQ5、Q6は反転信号*φを形成する為のイン
バータ2を構成する。VDDは電源電圧(+5V)、V
SSは低耐圧系のソース電位(0V)であり、VSSL
は高耐圧系のソース電位(−40V)である。
今、入力信号φがLレベル(0V)の時、トランジスタ
Q1はONし、反転信号*φが印可されるトランジスタ
Q2はOFFし、トランジスタQ3はOFFし、トラン
ジスタQ4はONとなる。トランジスタQ1がONして
いるので、出力端子aの電位はVDD(5V)となる。
一方、入力信号φがHレベル(+5V)の時、トランジ
スタQ1はOFFし、反転信号*φが印可されるトラン
ジスタQ2はONし、トランジスタQ3はONし、トラ
ンジスタQ4はOFFとなる。トランジスタQ3がON
しているので、出力端子OUTの電位はVSSL(−4
0V)となる。
路はVDD/VSS系(+5V/0V)の入力信号φ。
*φの信号波形3を、VDD/VSSL系(+5V/−
40V)の出力信号4に変換するという動作を行う。と
ころで、インバータ2の反転動作に追随してレベルシフ
ト回路1が反転動作を行うためには、インバータ2の出
力振幅の範囲内、例えば出力振幅の約半分の値(1/2
・VDD)でレベルシフト回路1が反転動作する必要が
ある。例えばレベルシフト回路が−20Vで反転動作す
るならば、振幅が0〜+5Vの入力信号φ、*φではこ
のレベルシフト回路を反転動作させることができなくな
るためである。
路1が反転動作する時の反転電圧Vt*は、回路の入出
力特性(Vin−Vout)を描いたときに、出力電圧
が(VDDL−VSS)の半分の値になる時の入力電圧
を示す。今、トランジスタQ1、Q3を図10(B)に
示したような単純な抵抗に置き換えて考えてみる。尚、
r1はトランジスタQ1のON抵抗、r3はトランジス
タQ3のON抵抗である。この回路の出力端OUTの電
圧Voutは、 Vout=(VDD−VSSL)・r3/(r1+r3) ・・・・(1) で表すことができる。
を図8(A)のVt*1と仮定する。入出力特性を図面
左側の方向(Vt*2)に移動させる為には、入力電圧
Vinの上昇に対して出力電圧Voutが即低下するよ
うに構成すればよいのであるから、ON抵抗r1、r3
を(2)式の関係に設計すればよいことがわかる。 r1>>r3 ・・・・・・・(2) 反対に、反転電圧を図面右側の方向(Vt*3)に移動
させる為には、入力電圧Vinの変動に対して出力電圧
Voutが殆ど低下しないように構成すればよいのであ
るから、ON抵抗r1、r3を(3)式の関係に設計す
ればよいことがわかる。
ることで初めて反転動作する、ということを意味する。
詳細な算出は割愛するが、図9(A)のレベルシフト回
路1の反転電圧Vt*を(VDD−VSS)の半分、す
なわち2.5V程度に設計することは、+5V〜−40
Vもの大電位差にあっては反転電圧Vt*をVDD(+
5V)側に極めて接近させた設計を行うことを意味す
る。従って、これらの考察からレベルシフト回路1が安
定動作するためには、式(3)に準じて、 トランジスタQ1のON抵抗<<トランジスタQ3のON抵抗 ・・(4) トランジスタQ2のON抵抗<<トランジスタQ4のON抵抗 ・・(5) の両方を満足している必要が生じる。そのため従来は、
トランジスタのゲート幅/ゲート長(W/L)比を調整
することにより、上記(4)(5)式を満足させてい
た。
る高速化と低消費電力化の要求を満足するため、集積回
路には最小設計ルールの縮小と動作電圧の低電圧化(5
V→3V)が押し進められている。従ってレベルシフト
回路の入力信号φも最大振幅が小さくなり、例えば電源
電圧VDD=3V系の機器に対応するためには、レベル
シフト回路1の反転電圧Vt*を従来の約2.5Vから
1.5V程度にまで更に減じなければならない。これは
反転電圧Vt*と電源電位VDDとの電位差を更に縮め
る(電源電位VDD側にシフトさせる)ことを意味する
ので、上記の考察に従えば、(4)(5)式を満足させ
る為に、トランジスタQ3、Q4のON抵抗を更に増大
させ且つトランジスタQ1、Q2のON抵抗を更に低減
しなければならない。
L)の比を変更する手法では、更に比を大きくするため
にはトランジスタサイズが大きくなるので、ICのチッ
プサイズが大きくなるという欠点がある。特にLCDド
ライバー用途などでは、レベルシフト回路を多数個(1
00個以上)集積化するので、トランジスタ1個のサイ
ズ増大は即大幅なチップサイズ増大となってしまう。
課題に鑑み成されたもので、トランジスタQ3、Q4の
ソース・ドレイン領域の端(正確にはCADデータ上で
のマスク端)を、第2の選択酸化膜の端(同じくCAD
データ上でのマスク端)よりも後退させることにより、
トランジスタQ3、Q4の実質的なゲート長を増大し、
且つゲート長を増大した以上にしきい値Vthを増大さ
せたことを特徴とする。
流Idを示す。 Id=μ・Vds・ε・W・(VgsーVth)/(L・tox)・・・(6 ) 但し、μは電子の移動度、Vdsはソース・ドレイン間
電圧、Vgsはゲートソース間電圧、εは誘電率、Wは
ゲート幅、Lはゲート長、toxはゲート酸化膜厚であ
る。
ドレイン間電圧Vdsで表すことができるので、結局
(6)式より r=Vds/Id ∝ L ・・・・・・・・・・・・・・・・(7) r=Vds/Id ∝ tox ・・・・・・・・・・・・・・・・(8) となる。すなわち、ゲート長を大きくすることによって
ON抵抗を大きくでき、更にはゲート酸化膜厚を厚くす
ることでON抵抗を大きくできるのである。
を後退させることにより実質的なゲート長を増大でき、
しかも第2の選択酸化膜の一部がゲート酸化膜として機
能するので、実質的にゲート酸化膜を厚くしたのに等し
くなる。よって、ゲート幅/ゲート長(W/L)の比を
極端に大きくすることなく、(4)(5)式の条件を満
足することができる。
を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明
により、高耐圧部10と低耐圧部11とを集積化した半
導体集積回路を示す断面図である。同図において、12
はP型のシリコン単結晶基板、13は各素子を分離する
ための第1の選択酸化膜、14は高耐圧部10のPチャ
ンネル型MOSFET(以下P−MOS15と称す)を
構成するために形成した、N型の第1のウェル領域、1
6は低耐圧部11のMOSFET素子を構成するために
形成した、N型の第2のウェル領域、17は低耐圧部1
1のNチャンネル型MOSFET(以下N−MOS18
と称す)を構成するために、第2のウェル領域16表面
に形成したP型のウェル領域、19はポリシリコンゲー
ト電極、20は高耐圧部10のP−MOS15のP+ソ
ース・ドレイン領域、21は高耐圧部22のNチャンネ
ル型MOSFET(以下N−MOS22と称す)のN+
ソース・ドレイン領域、23はN−MOS18のN+ソ
ース・ドレイン領域、24は低耐圧部11のPチャンネ
ル型MOSFET25(以下P−MOS25と称す)の
P+ソース・ドレイン領域である。
・ドレイン領域20、21がゲートによるセルフアライ
ン方式ではなく、低不純物濃度の拡散領域を用いた、い
わゆるオフセットドレイン構造を採用している。また、
ゲート電極19下部のチャンネル部と各ソース・ドレイ
ン領域20、21との境界部分に膜厚10000Å程度
の第2の選択酸化膜26を具備している。これは第2の
選択酸化膜26を用いることによってゲート電極19と
ドレイン領域との耐圧を高めるための構造で、低耐圧部
11とは構造を異にしている。ゲート電極19は、第2
の選択酸化膜26の上部にまで跨るように被覆してお
り、選択酸化膜26で囲まれた領域の、酸化膜厚が薄い
領域がチャンネル形成用の実質的なゲート酸化膜とな
る。
する最低電位のVSSL(例えば、−40V)を基板バ
イアスとして印加する。高耐圧部10のN型の第1のウ
ェル領域14にはP−MOS15のバックゲートバイア
スとして電源電位VDD(例えば、+3V)を印加す
る。低耐圧部11のN型の第2のウェル領域16は高耐
圧部10との電位分離の役割をも有しており、ここにも
P−MOS25のバイアスとして電源電位VDDを印加
する。そして低耐圧部11のP型ウェル領域17には、
N−MOS18のバイアスとして電源電位VSS(例え
ば、0V)を印加する。
が行われ、そのゲート酸化膜27の膜厚(tox3)は
400〜500Å程度である。これに対して、高耐圧部
10のゲート酸化膜28は80V程度のゲート耐圧(V
gs、Vgd)を維持するために膜厚(tox2)を2
000〜3000Åと極めて厚くしている。図2は、高
耐圧部1の拡大断面図である。P型のソース・ドレイン
領域20の表面にはP+型のコンタクト領域30を形成
し、N型のソース・ドレイン領域23の表面にはN+型
のコンタクト領域31を形成する。P−MOS15は、
CAD上における耐酸化膜の端32とCAD上における
ソース・ドレイン領域20の拡散窓の端33とを略一致
させて形成しており、ソース・ドレイン領域20の端が
ゲート酸化膜28にまで伸びている。これに対し、N−
MOS22は、CAD上における耐酸化膜の端32に対
してCAD上におけるソース・ドレイン領域20の拡散
窓の端33を後方に0,5μ〜2μ程度後退させてお
り、この結果、ソース・ドレイン領域23の端が図示A
の箇所で第2の選択酸化膜26に接触するような位置関
係に形成している。
長34はCAD上の設計よりも大きくなり、(7)式に
従ってN−MOS22のON抵抗を増大できる。更に、
ソース・ドレイン領域23の端が第2の選択酸化膜26
に接触するので、ゲート酸化膜28が一様の膜厚でな
く、第2の選択酸化膜23の一部がゲート酸化膜として
機能する。ゲート酸化膜の膜厚とON抵抗との関係が
(8)式で示したとおりであるので、N−MOS22の
ON抵抗を更に増大できる。この増大量は、単純にゲー
ト長を実質的なゲート長34で設計した素子よりも(ゲ
ート酸化膜厚が同じであれば)一層大きくできる。
的な構成は、従来例で説明したレベルシフト回路と同じ
である。以下、斯様に構成した各素子と、図7(A)の
レベルシフト回路1との対応を説明する。先ず、低耐圧
部11のN−MOS18とP−MOS25は、同IC内
部における主要な回路機能を構成する為の素子であり、
更にはレベルシフト回路1の入力部となるインバータ回
路2のトランジスタQ5、Q6を構成するための素子で
ある。高電圧が印加される箇所ではないので、設計耐圧
が低い。
シフト回路1のトランジスタQ1、Q2を構成する。同
じく高耐圧部1のN−MOS22は、レベルシフト回路
1のトランジスタQ3、Q4を構成する。ゲート・ドレ
イン間に40V程度の高電位が印加されるので、第2の
選択酸化膜26の配置やゲート酸化膜28を厚くするな
どの手法が採られている、尚、ゲート酸化膜28を厚く
することは、N−MOS22の反転電圧Vth(しきい
値)を増大して、ON抵抗を低耐圧部のものより増大す
るという役割も持っている。
として、ソース・ドレイン領域23をCAD上の設計で
後退させて実効的なゲート長34を増大し、またそれ以
上にON抵抗を増大したN−MOS22で構成したの
で、ゲート幅/ゲート長(W/L)の比を極端に大きく
しなくても(4)(5)式を満足しレベルシフト回路1
を安定動作させることができる。従って、トランジスタ
サイズを大幅に増大せずにレベルシフト回路1の反転電
圧Vt*を小さくすることが可能になった。
造方法を説明する。先ず図3(A)を参照して、P型の
シリコン半導体基板12を準備し、その表面を酸化し、
ホトレジスト工程とエッチング工程によって選択マスク
を形成し、選択マスクを用いてリン(P)をイオン注入
し、熱拡散を行うことにより高耐圧部10の、第1のN
型ウェル領域14と、低耐圧部11の第2のN型ウェル
領域16を形成する。
ト工程とエッチング工程によって拡散マスクを形成し、
拡散マスクを用いてボロン(B)をイオン注入し、熱拡
散を行うことにより低耐圧部11のP型ウェル領域17
を形成する。図4(A)を参照して、ホトレジスト工程
により基板12上にレジストマスクを形成し、リン
(P)をイオン注入し、続いてレジストマスクを変更後
ボロン(B)をイオン注入する。そして熱拡散すること
によって、高耐圧部10のソース・ドレイン領域20、
21を形成する。LDD構造とするため、高耐圧部10
のソース・ドレイン領域20、21の不純物濃度は低耐
圧部11のものより小さい。
化膜を除去した後熱酸化してパッド酸化膜を形成し、こ
の上にCVD法によりシリコン窒化膜を形成する。シリ
コン窒化膜をパターニングして、第1の選択酸化膜13
及び第2の選択酸化膜26の箇所を開口した耐酸化マス
ク34を形成する。N−MOS22においては、図4
(A)の工程で用いた、ソース・ドレイン領域21形成
用のマスク端33と、シリコン窒化膜をパターニングし
たときのマスク端32との距離を、CAD図面上の設計
により調整する。具体的には耐酸化膜34のマスク端3
2に対して、ソース・ドレイン領域21のマスク端33
を、0.5〜1.5μ程度後退させている。P−MOS
15等の通常の設計では、反転電圧を小さくしたい方向
であるので、CAD図面上でマスク端33とマスク端3
2とを一致させている。尚、耐酸化マスク34のパター
ン寸法が、設計上のゲート幅Wに等しくなる。
することにより、シリコン窒化膜34で被覆されていな
い基板12表面に第1の選択酸化膜13と第2の選択酸
化膜26とを形成し、耐酸化膜34を除去する。N−M
OS22のソース・ドレイン領域21は、マスク端33
を後退させたことにより、その拡散領域の端が第2の選
択酸化膜26に接触するような位置関係に形成される。
℃、10時間程度熱酸化することにより、活性部分に膜
厚が2000〜3000Åのゲート酸化膜28(第1の
ゲート酸化膜)を形成する。図6(A)を参照して、ホ
トレジスト膜により高耐圧部10を被覆し、酸化膜をフ
ッ酸で除去することにより、高耐圧部10の素子に第1
のゲート酸化膜28を残すようにして、低耐圧部11の
シリコン表面を露出する。
除去し、全体を1000℃、1〜2時間熱酸化すること
により、露出したシリコン表面に膜圧が400〜500
Å程度の、低耐圧部11のゲート酸化膜27(第2のゲ
ート酸化膜)を形成する。図7(A)を参照して、しき
い値調整用のイオン注入を施した後、CVD法によって
ゲートポリシリコンを堆積し、ホトレジストを用いてポ
リシリコン層をエッチングすることによりゲート電極1
9を形成する。
ストマスクを形成し、P+ソース・ドレイン領域24を
形成するためのボロン(B)をイオン注入する。高耐圧
部10のP型ソース・ドレイン領域20にも重畳してイ
オン注入する。更にレジストマスクを変更し、N+ソー
ス・ドレイン領域23を形成するためのヒ素(As)を
イオン注入する。高耐圧部10のN型ソース・ドレイン
領域21にも重畳してイオン注入する。そして、イオン
注入した不純物を活性化するアニール処理を加える。こ
の後は、図示せぬ電極配線の形成によって各素子間の回
路接続を行う。
MOS22のソース・ドレイン領域21のマスク端33
を後退させることで、図2に示したような、ソース・ド
レイン領域21の拡散領域の端が第2の選択酸化膜26
に接する構造を製造できる。尚、(8)式に従えばON
抵抗はゲート酸化膜厚toxにも依存し、(4)式、
(5)式を満足するためにはP−MOS15のON抵抗
を減じることも手段の一つである。よって、高耐圧部1
0のP−MOS15のゲート酸化膜厚toxを減じるこ
とにより、更に(4)式、(5)式を満足しやすくな
る。そこで、図3乃至図5の工程を経た後、図8(A)
を参照して、第1のゲート酸化膜28を選択的に除去す
る際に高耐圧部10のP−MOS15の該当個所をも除
去し、図8(B)を参照して、低耐圧部11の第2のゲ
ート酸化膜29を形成するときにP−MOS15の該当
個所にも第2のゲート酸化膜29を形成することによっ
て、P−MOS15に薄いゲート酸化膜を与えることが
できる。以降の工程は図7と同じである。レベルシフト
回路1の入力段であるトランジスタQ1、Q2であれ
ば、高電圧が印加される箇所ではないので、ゲート酸化
膜厚を薄くする事による耐圧的な問題が生じることもな
い。また、新たな工程を追加することなく薄いゲート酸
化膜厚を与えることができる。
示す。図9のレベルシフト回路に対して、トランジスタ
Q7、Q8を追加した部分が異なる点であり、インバー
タ回路2他は同じである。トランジスタQ7、Q8は、
ソースが電源電位VSSL側に接続され、ドレインがト
ランジスタQ3、Q4のソースに接続され、ゲートには
トランジスタQ1、Q2に印加される入力信号φ、*φ
と同じ信号が印加される。また、図1の高耐圧部10の
N−MOS22によって構成されている。
Q1はONし、トランジスタQ3とQ7はOFFし、ト
ランジスタQ2はOFFし、トランジスタQ4とQ8は
ONする。従って出力端子OUTの電位はVDDとな
る。反対に入力信号φがHレベルの時、トランジスタQ
1はOFFし、トランジスタQ3とQ7はONし、トラ
ンジスタQ2はONし、トランジスタQ4とQ8はOF
Fする。従って出力端子OUTの電位はVSSLとな
る。
ンジスタQ3、Q4とON/OFF状態が同じになるの
で、トランジスタQ1〜Q3〜Q7またはトランジスタ
Q2〜Q4〜Q8に流れるドレイン電流を制限し、トラ
ンジスタQ3、Q4の導通/遮断状態を補助するような
働きを行う。従って、トランジスタQ3のON抵抗に対
してトランジスタQ7のON抵抗が直列接続され、トラ
ンジスタQ4のON抵抗に対してトランジスタQ8のO
N抵抗が直列接続されるので、結局上記(4)(5)式
における右辺の「トランジスタQ3のON抵抗」「トラ
ンジスタQ4のON抵抗」が、これらの直列抵抗とな
り、右辺と左辺の比を拡大できるので、レベルシフト動
作を一層安定化し、且つ反転電圧Vt*を小さくする設
計を容易にする。
/L比を120/6とし、トランジスタQ3、Q4のW
/L比を12/6、トランジスタQ7、Q8のW/L比
を16/50程度とすることにより、レベルシフト回路
1の反転電圧Vt*を1.2V程度まで減じることがで
き、入力信号φの振幅(0〜3V)に対して出力の振幅
をVSSL〜VDD(−40V〜3V)と、約13倍の
レベルシフトを実現できた。
ば、トランジスタQ3、Q4のソース・ドレイン領域2
1の端が第2の選択酸化膜26の単に接するような構成
とすることにより、実効的なゲート長Lを拡大し、N−
MOS22のON抵抗を選択的に増大できる利点を有す
る。また、実効的なゲート長Lと同じゲート長で設計し
たものに比較して、本願のものの方がON抵抗を増大で
きる。これは第2のゲート酸化膜26より膜厚が厚い第
2の選択酸化膜26がゲート酸化膜の一部として機能す
ることによるものである。
り、レベルシフト回路の反転電圧Vt*を小さくするこ
とが可能となるので、電子機器の動作電圧の低電圧化に
対応することが可能になる利点を有する。更に、トラン
ジスタQ3、Q4のON抵抗を増大することによってト
ランジスタQ1、Q2のON抵抗との相対比を得やすく
なるので、(4)(5)式を満足しつつ全体のON抵抗
を小さく設計することが可能となる。よってレベルシフ
ト回路の高速化が可能であり、電子機器の高速動作化に
も対応できる利点を有する。
きく採ることが不要となり、チップサイズを縮小するこ
とが可能である利点をも有する。また、ゲート酸化膜2
9を低耐圧部11のゲート酸化膜27と同時的に形成す
ることにより、新たな工程を追加することがないので、
製造工程の簡素化と合理化を図ることができる。
る。
(A)回路図、(B)特性図である。
回路図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ソースまたはドレインの一方を電源電位
VDD側に接続し、ゲートにそれぞれ入力信号φおよび
反転信号*φが印可される、一導電チャンネル型MOS
トランジスタQ1、Q2と、 ソースまたはドレインの一方を前記一導電チャンネル型
MOSトランジスタQ1、Q2のソースまたはドレイン
の他方に接続し、ソースまたはドレインの他方を電源電
位VSSL側に接続し、ゲートとソースまたはドレイン
の一方とを相互にクロス接続した、逆導電チャンネル型
MOSトランジスタQ3、Q4と、 前記反転信号*φを出力するインバータ回路を構成す
る、低耐圧系のMOSトランジスタとを有し、 電源電位VDDとVSSとの間の振幅を有する入力信号
φおよび反転信号*φを前記一導電チャンネル型MOS
トランジスタQ1、Q2のゲートに印加して、電源電位
VDDとVSSLとの間の振幅を有する出力信号を出力
するレベルシフト回路を構成する半導体集積回路におい
て、 前記逆導電型トランジスタMOSトランジスタQ3、Q
4として、一導電型半導体基板の表面に形成した逆導電
型のソース・ドレイン領域と、前記半導体基板の上方に
形成したゲート電極と、前記ゲート電極の端部付近に形
成した選択酸化膜と、前記ソース・ドレイン領域の拡散
領域の端を、前記選択酸化膜に接するように形成したト
ランジスタで構成したことを特徴とする半導体集積回
路。 - 【請求項2】 一導電型の半導体基板の表面に、第1と
第2の逆導電型ウェル領域を形成する工程と、 前記第2の逆導電型ウェル領域の表面に、一導電型のウ
ェル領域を形成する工程と、 前記半導体基板の表面には第1の逆導電型MOSトラン
ジスタを構成する逆導電型のソース・ドレイン領域を形
成し、前記第1の逆導電型ウェル領域の表面には第1の
一導電型MOSトランジスタを構成する一導電型のソー
ス・ドレイン領域を形成する工程と、 前記半導体基板の表面に素子間分離用の第1の選択酸化
膜と前記第1の逆導電型MOSトランジスタの第2の選
択酸化膜を形成する耐酸化膜を形成するに当たり、前記
第2の選択酸化膜用の耐酸化膜のマスク端に対して前記
ソース・ドレイン領域のマスク端を後退させるように、
前記耐酸化膜を形成する工程と、 前記半導体基板の表面を選択酸化して、前記第1と第2
の選択酸化膜を形成する工程と、 前記選択酸化膜に囲まれた半導体基板の表面にゲート酸
化膜を形成する工程と、 ゲート電極を形成する工程と、 前記第2の一導電及び逆導電型MOSトランジスタのソ
ース・ドレイン領域を形成する工程と、を具備すること
を特徴とする半導体集積回路の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20149897A JP3316425B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 半導体集積回路とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20149897A JP3316425B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 半導体集積回路とその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1145945A true JPH1145945A (ja) | 1999-02-16 |
| JP3316425B2 JP3316425B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=16442059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20149897A Expired - Fee Related JP3316425B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 半導体集積回路とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3316425B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006278633A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
| JP2010062182A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Renesas Technology Corp | 半導体集積回路装置 |
-
1997
- 1997-07-28 JP JP20149897A patent/JP3316425B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006278633A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
| JP2010062182A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Renesas Technology Corp | 半導体集積回路装置 |
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|---|---|
| JP3316425B2 (ja) | 2002-08-19 |
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