JPH1146579A - 茸類栽培容器の蓋体におけるフィルターの取り付け構造 - Google Patents
茸類栽培容器の蓋体におけるフィルターの取り付け構造Info
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- JPH1146579A JPH1146579A JP9213684A JP21368497A JPH1146579A JP H1146579 A JPH1146579 A JP H1146579A JP 9213684 A JP9213684 A JP 9213684A JP 21368497 A JP21368497 A JP 21368497A JP H1146579 A JPH1146579 A JP H1146579A
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Landscapes
- Mushroom Cultivation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】茸栽培容器の蓋体に設けられたフィルターが破
損したり、汚染したりしたとき、蓋体ごと取り替えなく
ても、フィルターだけを容易に取り替えることができ、
しかもフィルターを取り替えても、隙間が生じて雑菌が
容器内に進入することがない茸類栽培容器の蓋体におけ
るフィルターの取り付け構造の提供を目的とする。 【解決手段】茸類栽培容器の蓋体2に、蓋体2の側壁外
面側を開口させた嵌合凹部4が形成されており、この嵌
合凹部4の底壁には蓋体側壁の内面側から外面側へ貫通
した空気通過孔40が設けられているとともに、この空
気通過孔40が全てフィルター5で覆われるようにフィ
ルター5が前記嵌合凹部4内に挿入され、前記フィルタ
ー5が挿入されている嵌合凹部4の開口部分には、空気
通過孔40を有するフィルター押さえ板6が嵌脱自在に
取り付けられている構成とした。
損したり、汚染したりしたとき、蓋体ごと取り替えなく
ても、フィルターだけを容易に取り替えることができ、
しかもフィルターを取り替えても、隙間が生じて雑菌が
容器内に進入することがない茸類栽培容器の蓋体におけ
るフィルターの取り付け構造の提供を目的とする。 【解決手段】茸類栽培容器の蓋体2に、蓋体2の側壁外
面側を開口させた嵌合凹部4が形成されており、この嵌
合凹部4の底壁には蓋体側壁の内面側から外面側へ貫通
した空気通過孔40が設けられているとともに、この空
気通過孔40が全てフィルター5で覆われるようにフィ
ルター5が前記嵌合凹部4内に挿入され、前記フィルタ
ー5が挿入されている嵌合凹部4の開口部分には、空気
通過孔40を有するフィルター押さえ板6が嵌脱自在に
取り付けられている構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、茸類栽培容器の蓋
体におけるフィルターの取り付け構造に関するものであ
る。
体におけるフィルターの取り付け構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、食用茸類の容器栽培を行う際
に、容器の外部から内部に新鮮な空気を供給するととも
に、容器の外部の微生物が容器内に侵入しないようにす
るために、茸栽培容器にフィルター付きの空気通過孔
(以下、「通気フィルター」と記す。)が設けられてい
る。
に、容器の外部から内部に新鮮な空気を供給するととも
に、容器の外部の微生物が容器内に侵入しないようにす
るために、茸栽培容器にフィルター付きの空気通過孔
(以下、「通気フィルター」と記す。)が設けられてい
る。
【0003】この茸栽培容器において、通気フィルター
は、取扱性等を考慮した結果、蓋体に設けられているの
がほとんどである。
は、取扱性等を考慮した結果、蓋体に設けられているの
がほとんどである。
【0004】容器栽培で使用される通気フィルター付き
の蓋体は、フィルターの取り付けられている位置が蓋体
の上面であると、容器を積み重ねることができなくな
り、また、容器を反転させて培養基を均一に分解させる
茸栽培方法を行った時に、培養基からの多量の代謝水が
蓋体に溜まってたときに対応できないため、特願平6−
188551号において、蓋体の側面であって且つ底面
から離間した位置に通気フィルターを設けた茸栽培容器
の蓋体が提案されている。
の蓋体は、フィルターの取り付けられている位置が蓋体
の上面であると、容器を積み重ねることができなくな
り、また、容器を反転させて培養基を均一に分解させる
茸栽培方法を行った時に、培養基からの多量の代謝水が
蓋体に溜まってたときに対応できないため、特願平6−
188551号において、蓋体の側面であって且つ底面
から離間した位置に通気フィルターを設けた茸栽培容器
の蓋体が提案されている。
【0005】上記栽培容器の蓋体は、フィルターが設置
されている位置が蓋体の側面にあるため、容器を反転さ
せたとき、培養基から多量の代謝水が出て、蓋体に溜ま
っても、フィルター部分が代謝水に浸ることはない。
されている位置が蓋体の側面にあるため、容器を反転さ
せたとき、培養基から多量の代謝水が出て、蓋体に溜ま
っても、フィルター部分が代謝水に浸ることはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特願平6−1
88551号において提案した茸栽培容器の蓋体は、フ
ィルターが蓋体に固定されているため、何らかの原因で
フィルターが破損したり、汚染したりしたとき、蓋体ご
と取り替える必要があった。また、フィルターの目の粗
さを調節するときも、蓋体ごと取り替えなければならな
く、取扱いやコスト的見地からも不便であるという問題
があった。
88551号において提案した茸栽培容器の蓋体は、フ
ィルターが蓋体に固定されているため、何らかの原因で
フィルターが破損したり、汚染したりしたとき、蓋体ご
と取り替える必要があった。また、フィルターの目の粗
さを調節するときも、蓋体ごと取り替えなければならな
く、取扱いやコスト的見地からも不便であるという問題
があった。
【0007】また、蓋体においてフィルターを取り替え
る考えも従来から存在していたが、フィルターを蓋体に
取り付けるのに、隙間が生じやすく、雑菌が容器内に入
ってきたり、取り付け自身に手間がかかったりという問
題があった。
る考えも従来から存在していたが、フィルターを蓋体に
取り付けるのに、隙間が生じやすく、雑菌が容器内に入
ってきたり、取り付け自身に手間がかかったりという問
題があった。
【0008】そこで、本発明は、上記問題を鑑みて、茸
栽培容器の蓋体に設けられたフィルターが破損したり、
汚染したりしたとき、蓋体ごと取り替えなくても、フィ
ルターだけを容易に取り替えることができ、しかもフィ
ルターを取り替えても、隙間が生じて雑菌が容器内に侵
入することがない茸類栽培容器の蓋体におけるフィルタ
ーの取り付け構造の提供を目的としてなされたものであ
る。
栽培容器の蓋体に設けられたフィルターが破損したり、
汚染したりしたとき、蓋体ごと取り替えなくても、フィ
ルターだけを容易に取り替えることができ、しかもフィ
ルターを取り替えても、隙間が生じて雑菌が容器内に侵
入することがない茸類栽培容器の蓋体におけるフィルタ
ーの取り付け構造の提供を目的としてなされたものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における茸類栽培容器の蓋体におけるフィル
ターの取り付け構造は、茸類栽培容器の蓋体にフィルタ
ーが配設されているフィルター配設部のフィルターの取
り付け構造において、茸類栽培容器の蓋体には、蓋体の
側壁外面側を開口させた嵌合凹部が形成されており、こ
の嵌合凹部の底壁には蓋体側壁の内面側から外面側へ貫
通した空気通過孔が設けられているとともに、この空気
通過孔が全てフィルターで覆われるようにフィルターが
前記嵌合凹部内に挿入され、前記フィルターが挿入され
ている嵌合凹部の開口部分には、空気通過孔を有するフ
ィルター押さえ板が嵌脱自在に取り付けられていること
を特徴としている。
に、本発明における茸類栽培容器の蓋体におけるフィル
ターの取り付け構造は、茸類栽培容器の蓋体にフィルタ
ーが配設されているフィルター配設部のフィルターの取
り付け構造において、茸類栽培容器の蓋体には、蓋体の
側壁外面側を開口させた嵌合凹部が形成されており、こ
の嵌合凹部の底壁には蓋体側壁の内面側から外面側へ貫
通した空気通過孔が設けられているとともに、この空気
通過孔が全てフィルターで覆われるようにフィルターが
前記嵌合凹部内に挿入され、前記フィルターが挿入され
ている嵌合凹部の開口部分には、空気通過孔を有するフ
ィルター押さえ板が嵌脱自在に取り付けられていること
を特徴としている。
【0010】なお、上記構成において、フィルターが配
設されているフィルター配設部の蓋体における位置は、
特に限定されないが、茸類栽培容器を反転させたとき、
蓋体の底壁に培養基から排出した代謝水が溜まっても、
フィルターがこの代謝水に汚染されない位置に配設され
ていると、代謝水によって空気流通用のフィルターが塞
がれることがなくなるため好ましい。
設されているフィルター配設部の蓋体における位置は、
特に限定されないが、茸類栽培容器を反転させたとき、
蓋体の底壁に培養基から排出した代謝水が溜まっても、
フィルターがこの代謝水に汚染されない位置に配設され
ていると、代謝水によって空気流通用のフィルターが塞
がれることがなくなるため好ましい。
【0011】上記したような蓋体におけるフィルター配
設部の位置は、容器や培養基の大きさあるいは種類によ
って変化して具体的に限定することは難しいが、たとえ
ば、径が18cmの円形の蓋体に約3000cm3 の培
養基を反転させて載せた場合、蓋体の底壁からフィルタ
ーが離間する距離は、1cm以上あればまず問題なく、
2cm以上あれば完全に問題がない。
設部の位置は、容器や培養基の大きさあるいは種類によ
って変化して具体的に限定することは難しいが、たとえ
ば、径が18cmの円形の蓋体に約3000cm3 の培
養基を反転させて載せた場合、蓋体の底壁からフィルタ
ーが離間する距離は、1cm以上あればまず問題なく、
2cm以上あれば完全に問題がない。
【0012】また、フィルター配設部は、蓋体にどれだ
け設けても構わなく、また、蓋体の側壁全体に渡って設
けても構わない。一方、フィルターの種類としては、特
に限定されないが、たとえば、不織布でできたフィルタ
ー等が最も一般的に用いられている。嵌合凹部の形状
は、円形でも方形でもよく特に限定されない。
け設けても構わなく、また、蓋体の側壁全体に渡って設
けても構わない。一方、フィルターの種類としては、特
に限定されないが、たとえば、不織布でできたフィルタ
ー等が最も一般的に用いられている。嵌合凹部の形状
は、円形でも方形でもよく特に限定されない。
【0013】また、空気通気孔は、蓋体の外部と蓋体の
内部との間を空気が通過できれば、形状や大きさ等につ
いて特に限定されない。
内部との間を空気が通過できれば、形状や大きさ等につ
いて特に限定されない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる茸類栽培
容器の蓋体におけるフィルターの取り付け構造の実施の
形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明
にかかる茸類栽培容器の蓋体におけるフィルターの取り
付け構造の一実施の形態を有した蓋体が茸類栽培容器に
取り付けられている様子を示した側面断面図である。
容器の蓋体におけるフィルターの取り付け構造の実施の
形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明
にかかる茸類栽培容器の蓋体におけるフィルターの取り
付け構造の一実施の形態を有した蓋体が茸類栽培容器に
取り付けられている様子を示した側面断面図である。
【0015】図2は、蓋体におけるフィルターの取り付
け部の分解斜視図である。図3は、図2に示したフィル
ターの取り付け部の側面断面図である。
け部の分解斜視図である。図3は、図2に示したフィル
ターの取り付け部の側面断面図である。
【0016】図1に示したように、茸類栽培容器1は、
上部の径より下部の径が小さい逆錘台状の側面を備えた
有底筒状体を、培養基Aを収納する収納部3とした蓋付
きの容器であり、蓋体2が取り付けられている。蓋体2
は、図1、図2に示したように、側壁26上であって、
且つ底壁24から離間した位置に、複数のフィルター配
設部21が3ヵ所に分けて配設され、蓋体2の内部に
は、当該容器の天地を反転させたときに培養基を支持す
る支持部材22が3個以上設けられている。また、蓋体
2の底壁24の中心部には、種菌を接種するための種菌
接種孔23が設けられている。
上部の径より下部の径が小さい逆錘台状の側面を備えた
有底筒状体を、培養基Aを収納する収納部3とした蓋付
きの容器であり、蓋体2が取り付けられている。蓋体2
は、図1、図2に示したように、側壁26上であって、
且つ底壁24から離間した位置に、複数のフィルター配
設部21が3ヵ所に分けて配設され、蓋体2の内部に
は、当該容器の天地を反転させたときに培養基を支持す
る支持部材22が3個以上設けられている。また、蓋体
2の底壁24の中心部には、種菌を接種するための種菌
接種孔23が設けられている。
【0017】フィルター配設部21は、図2、図3に示
したように、蓋体2の側壁外面側を開口させて形成した
嵌合凹部4と、フィルター5と、フィルター押さえ板
(以下、「押さえ板」とのみ記す。)6とを備えてい
る。また、嵌合凹部4は、底壁41に蓋体側壁26の内
面側27から外面側28に貫通する空気通過孔40が設
けられており、一方、押さえ板6にも空気通過孔60が
設けられている。
したように、蓋体2の側壁外面側を開口させて形成した
嵌合凹部4と、フィルター5と、フィルター押さえ板
(以下、「押さえ板」とのみ記す。)6とを備えてい
る。また、嵌合凹部4は、底壁41に蓋体側壁26の内
面側27から外面側28に貫通する空気通過孔40が設
けられており、一方、押さえ板6にも空気通過孔60が
設けられている。
【0018】嵌合凹部4の開口部分42は、押さえ板6
が嵌脱自在に取り付けられるように、押さえ板6が嵌着
する溝43と、留め爪44とが設けられている。
が嵌脱自在に取り付けられるように、押さえ板6が嵌着
する溝43と、留め爪44とが設けられている。
【0019】以上のように構成されているフィルター配
設部21は、図1〜図3に示したように、フィルター5
が、嵌合凹部4の底壁41と押さえ板6とによって、挟
持されることによって配設されている。また、蓋体2を
茸類栽培容器1に取り付けた状態にあるとき、容器内外
を空気が移動するのは、フィルター配設部21のみであ
り、他の部分においては、空気が自由に移動出来ないよ
うに密閉された状態となっている。
設部21は、図1〜図3に示したように、フィルター5
が、嵌合凹部4の底壁41と押さえ板6とによって、挟
持されることによって配設されている。また、蓋体2を
茸類栽培容器1に取り付けた状態にあるとき、容器内外
を空気が移動するのは、フィルター配設部21のみであ
り、他の部分においては、空気が自由に移動出来ないよ
うに密閉された状態となっている。
【0020】一方、フィルター配設部21においては、
フィルター5が、嵌合凹部4に設けられている空気通過
孔40及び、押さえ板6に設けられている空気通過孔6
0を全て塞いでいるため、空気は通しても雑菌等が茸類
栽培容器1内に侵入するのを防ぐとともに茸類栽培容器
1内の湿度を保っている。
フィルター5が、嵌合凹部4に設けられている空気通過
孔40及び、押さえ板6に設けられている空気通過孔6
0を全て塞いでいるため、空気は通しても雑菌等が茸類
栽培容器1内に侵入するのを防ぐとともに茸類栽培容器
1内の湿度を保っている。
【0021】次に、上記蓋体を用いた茸類の栽培方法を
説明する。まず、茸類栽培容器(以下、「容器」とのみ
記す。)1の蓋体2の底壁24の中心部に設けられてい
る種菌接種孔23を無菌室の下で開放し、この種菌接種
孔23から容器1の収納部3に充填した培養基Aに種菌
を接種する。次に、種菌接種孔23に蓋2をして密閉し
た容器1を、適温・適湿の培養室の棚等に平面状に多数
並べて培養基Aに接種した種菌を培養する。このとき、
容器1は、上下方向に重ねても構わない。
説明する。まず、茸類栽培容器(以下、「容器」とのみ
記す。)1の蓋体2の底壁24の中心部に設けられてい
る種菌接種孔23を無菌室の下で開放し、この種菌接種
孔23から容器1の収納部3に充填した培養基Aに種菌
を接種する。次に、種菌接種孔23に蓋2をして密閉し
た容器1を、適温・適湿の培養室の棚等に平面状に多数
並べて培養基Aに接種した種菌を培養する。このとき、
容器1は、上下方向に重ねても構わない。
【0022】上記培養をして約30日経過すると、培養
基Aの全面に菌糸が充分な密度で蔓延する。しかる後、
図4に示したように容器1の天地を反転させる。する
と、いままで図1に示したように、収納部3の側面30
と底面31に密着していた培養基Aの部分は、図4に示
したように、収納部3の底面31から離脱して落下し、
蓋体2の内面であって且つ底面から離間した位置に形成
された支持部材22によって、底面から離間した高さで
支持される。
基Aの全面に菌糸が充分な密度で蔓延する。しかる後、
図4に示したように容器1の天地を反転させる。する
と、いままで図1に示したように、収納部3の側面30
と底面31に密着していた培養基Aの部分は、図4に示
したように、収納部3の底面31から離脱して落下し、
蓋体2の内面であって且つ底面から離間した位置に形成
された支持部材22によって、底面から離間した高さで
支持される。
【0023】このとき、収納部3の径の小さい部分から
径の大きい部分に培養基Aが移るため、培養基Aの側面
A1と底面A2は、収納部3の側面30と底面31から
離間して隙間33を形成する。すると、前記フィルター
5から供給された空気は、前記隙間33を通って、培養
基Aの側面A1と底面A2にも流通し、培養基Aの分解
を進める。
径の大きい部分に培養基Aが移るため、培養基Aの側面
A1と底面A2は、収納部3の側面30と底面31から
離間して隙間33を形成する。すると、前記フィルター
5から供給された空気は、前記隙間33を通って、培養
基Aの側面A1と底面A2にも流通し、培養基Aの分解
を進める。
【0024】このとき、菌糸の伸長によって生じる代謝
水は、前記代謝水貯留空間25に溜まるので、培養基A
は代謝水に浸かることはなく、新鮮な空気の流通が保た
れる。
水は、前記代謝水貯留空間25に溜まるので、培養基A
は代謝水に浸かることはなく、新鮮な空気の流通が保た
れる。
【0025】このようにして、培養基Aの分解は均一に
進み、反転後、約50日の培養期間を経過させると培養
基Aは熟成した状態になる。培養基Aが熟成した状態に
なると容器1から取り出し、発生に適した環境下に置
き、子実体を発生させ、この子実体を育成させる。以上
のように、栽培した培養基Aは、菌糸の密度が充分であ
るので、培養基A全体が充分な強度を持ち、取扱いによ
って欠損することも防止できる。
進み、反転後、約50日の培養期間を経過させると培養
基Aは熟成した状態になる。培養基Aが熟成した状態に
なると容器1から取り出し、発生に適した環境下に置
き、子実体を発生させ、この子実体を育成させる。以上
のように、栽培した培養基Aは、菌糸の密度が充分であ
るので、培養基A全体が充分な強度を持ち、取扱いによ
って欠損することも防止できる。
【0026】また、菌糸の密度及び培養基の分解が均一
になるので、熟成期間が短縮できるという効果や、培養
基表面の水分が少なくなるため、子実体は水分が少なく
形の整った茸となり、市場性が向上する。また、子実体
の発生がスムースでその発生密度も高く、効率的な栽培
ができるという効果が得られる。
になるので、熟成期間が短縮できるという効果や、培養
基表面の水分が少なくなるため、子実体は水分が少なく
形の整った茸となり、市場性が向上する。また、子実体
の発生がスムースでその発生密度も高く、効率的な栽培
ができるという効果が得られる。
【0027】前記蓋体2は前記収納部3と略同一断面形
状(図1の場合は円形)に形成されているとともに、フ
ィルター5および支持部材22の位置は底面から離間し
た高さであるので、培養基Aの下部に形成される代謝水
貯留空間25は充分な容量となり、代謝水の量が多い場
合であっても、フィルター5を濡らすことや培養基Aを
濡らすことが防止される。
状(図1の場合は円形)に形成されているとともに、フ
ィルター5および支持部材22の位置は底面から離間し
た高さであるので、培養基Aの下部に形成される代謝水
貯留空間25は充分な容量となり、代謝水の量が多い場
合であっても、フィルター5を濡らすことや培養基Aを
濡らすことが防止される。
【0028】また、蓋体2は、複雑な空気流通経路等の
構造がないので、洗浄や殺菌を行うのが容易であり、一
度だけの使用でなく、洗浄や殺菌を行うことにより、何
度でも使用することができるようになっている。さら
に、何度も使用を繰り返すことで蓋体2のフィルター5
が培養基Aのカス等により目詰まりが起こったり、汚染
されたり、破損したりしたときは、蓋体2のフィルター
配設部21において、嵌合凹部4に嵌合している押さえ
板6を溝43から取り外して、押さえ板6が押さえつけ
ていたフィルター5を新しいものと取り替えた後、再び
押さえ板6を溝43に嵌合させると、押さえ板6が留め
爪44によって係止するため、簡単な操作でフィルター
5を新しく配設することができるようになっている。
構造がないので、洗浄や殺菌を行うのが容易であり、一
度だけの使用でなく、洗浄や殺菌を行うことにより、何
度でも使用することができるようになっている。さら
に、何度も使用を繰り返すことで蓋体2のフィルター5
が培養基Aのカス等により目詰まりが起こったり、汚染
されたり、破損したりしたときは、蓋体2のフィルター
配設部21において、嵌合凹部4に嵌合している押さえ
板6を溝43から取り外して、押さえ板6が押さえつけ
ていたフィルター5を新しいものと取り替えた後、再び
押さえ板6を溝43に嵌合させると、押さえ板6が留め
爪44によって係止するため、簡単な操作でフィルター
5を新しく配設することができるようになっている。
【0029】また、上記方法によって、フィルター5を
配設すると、フィルター5に捩じれや皺が生じること無
く、しかも、簡単な操作で、嵌合凹部4に設けられてい
る空気通過孔40及び、押さえ板6に設けられている空
気通過孔60を完全に塞ぐことができるため、雑菌等が
容器内に侵入する心配がなくなる。
配設すると、フィルター5に捩じれや皺が生じること無
く、しかも、簡単な操作で、嵌合凹部4に設けられてい
る空気通過孔40及び、押さえ板6に設けられている空
気通過孔60を完全に塞ぐことができるため、雑菌等が
容器内に侵入する心配がなくなる。
【0030】上記過程において、培養基Aに菌糸が蔓延
するまでの間は、培養基Aが外部からの雑菌に汚染され
やすい状態にあり、また培養基Aの乾燥も起こりやすく
なっている。しかし、蓋体2に設けてあるフィルター5
は、空気や炭酸ガスは通すが、雑菌等の汚染物質や水分
は通過させないため、容器1内に雑菌等が侵入すること
を防ぐとともに、容器1内の保湿性を高める役割も有し
ている。
するまでの間は、培養基Aが外部からの雑菌に汚染され
やすい状態にあり、また培養基Aの乾燥も起こりやすく
なっている。しかし、蓋体2に設けてあるフィルター5
は、空気や炭酸ガスは通すが、雑菌等の汚染物質や水分
は通過させないため、容器1内に雑菌等が侵入すること
を防ぐとともに、容器1内の保湿性を高める役割も有し
ている。
【0031】また、容器1を反転させることで、培養基
A内で発生する代謝水が培養基Aから排出して代謝水貯
留空間25に溜まるため、培養基A本体が適度に乾燥し
た状態となり、蔓延した菌糸の成熟した部分から子実体
の原基が形成されるのに適した環境となる。さらに、蓋
体2に設けてあるフィルター配設部21の構造は、容易
な操作でフィルター5が着脱自在となっているため、フ
ィルターの汚染や目詰まり或いは破損等によりフィルタ
ー5を交換する必要に迫られたとき、蓋体2ごと取り替
えることなく、フィルター5だけを新しいものと交換す
ることが可能となる。
A内で発生する代謝水が培養基Aから排出して代謝水貯
留空間25に溜まるため、培養基A本体が適度に乾燥し
た状態となり、蔓延した菌糸の成熟した部分から子実体
の原基が形成されるのに適した環境となる。さらに、蓋
体2に設けてあるフィルター配設部21の構造は、容易
な操作でフィルター5が着脱自在となっているため、フ
ィルターの汚染や目詰まり或いは破損等によりフィルタ
ー5を交換する必要に迫られたとき、蓋体2ごと取り替
えることなく、フィルター5だけを新しいものと交換す
ることが可能となる。
【0032】しかも、溝43と留め爪44とによって、
確りと押さえ板6を係止しているため、フィルター5も
確実に配設されているため、フィルター5と空気通過孔
40及び/または空気通過孔60との間に隙間が生じて
雑菌が容器1内部に侵入することが起こりにくい構造と
なっている。
確りと押さえ板6を係止しているため、フィルター5も
確実に配設されているため、フィルター5と空気通過孔
40及び/または空気通過孔60との間に隙間が生じて
雑菌が容器1内部に侵入することが起こりにくい構造と
なっている。
【0033】
【発明の効果】以上のことより、本発明に示した茸類栽
培容器の蓋体におけるフィルターの取り付け構造は、茸
栽培容器の蓋体に設けられたフィルターが破損したり、
汚染したりしたとき、蓋体ごと取り替えなくても、容易
にフィルターだけを新しいものに取り替えることがで
き、しかも、フィルターと蓋体とが一体に形成されてい
るときと変わりなく、確りとフィルターが取り付けられ
ているため、茸類栽培容器内にある培養基が汚染される
心配なく、茸の容器栽培における容器にかける費用を安
く抑えることが可能となる。
培容器の蓋体におけるフィルターの取り付け構造は、茸
栽培容器の蓋体に設けられたフィルターが破損したり、
汚染したりしたとき、蓋体ごと取り替えなくても、容易
にフィルターだけを新しいものに取り替えることがで
き、しかも、フィルターと蓋体とが一体に形成されてい
るときと変わりなく、確りとフィルターが取り付けられ
ているため、茸類栽培容器内にある培養基が汚染される
心配なく、茸の容器栽培における容器にかける費用を安
く抑えることが可能となる。
【図1】本発明にかかる茸類栽培容器の蓋体におけるフ
ィルターの取り付け構造の一実施の形態を有した蓋体が
茸類栽培容器に取り付けられている様子を示した側面断
面図である。
ィルターの取り付け構造の一実施の形態を有した蓋体が
茸類栽培容器に取り付けられている様子を示した側面断
面図である。
【図2】蓋体におけるフィルターの取り付け部の分解斜
視図である。
視図である。
【図3】図2に示したフィルターの取り付け部の一部を
示した側面断面図である。
示した側面断面図である。
【図4】図1に示した茸類栽培容器を反転させたときの
側面断面図である。
側面断面図である。
1 茸類栽培容器 2 蓋体 21 フィルター配設部 24 底壁 26 側壁 27 内面側 28 外面側 4 嵌合凹部 40 空気通過孔 41 (嵌合凹部の)底壁 42 開口部分 5 フィルター 6 押さえ板(フィルター押さえ板) 60 空気通過孔
Claims (1)
- 【請求項1】茸類栽培容器の蓋体にフィルターが配設さ
れているフィルター配設部のフィルターの取り付け構造
において、 茸類栽培容器の蓋体には、蓋体の側壁外面側を開口させ
た嵌合凹部が形成されており、この嵌合凹部の底壁には
蓋体側壁の内面側から外面側へ貫通した空気通過孔が設
けられているとともに、この空気通過孔が全てフィルタ
ーで覆われるようにフィルターが前記嵌合凹部内に挿入
され、前記フィルターが挿入されている嵌合凹部の開口
部分には、空気通過孔を有するフィルター押さえ板が嵌
脱自在に取り付けられていることを特徴とする茸類栽培
容器の蓋体におけるフィルターの取り付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9213684A JPH1146579A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 茸類栽培容器の蓋体におけるフィルターの取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9213684A JPH1146579A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 茸類栽培容器の蓋体におけるフィルターの取り付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1146579A true JPH1146579A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16643279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9213684A Pending JPH1146579A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 茸類栽培容器の蓋体におけるフィルターの取り付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1146579A (ja) |
-
1997
- 1997-08-07 JP JP9213684A patent/JPH1146579A/ja active Pending
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