JPH1147005A - 真空二重構造体の封止方法 - Google Patents
真空二重構造体の封止方法Info
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- JPH1147005A JPH1147005A JP21502097A JP21502097A JPH1147005A JP H1147005 A JPH1147005 A JP H1147005A JP 21502097 A JP21502097 A JP 21502097A JP 21502097 A JP21502097 A JP 21502097A JP H1147005 A JPH1147005 A JP H1147005A
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Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業性が良好で、排気孔を確実に封止して安
定した品質を確保する。 【解決手段】 構成部材により形成された空間Sを、前
記構成部材に形成した排気孔より排気した後、前記排気
孔を封止部材によって封止する真空二重構造体の封止方
法であって、前記排気孔5を形成した第1構成部材(外
瓶2の底板3)の空間側における排気孔の周囲にろう材
7を固着して配設するとともに、前記第1構成部材と対
向する第2構成部材(内瓶4)の前記空間側に前記排気
孔と対向するように封止部材6を位置決め保持し、前記
排気孔が下方に位置するように配置して前記空間を排気
し、所定の真空度に達すると前記封止部材を前記ろう材
の融点以上に加熱して落下させることにより前記ろう材
を溶融させて排気孔をろう材を介して封止部材によって
封止する。
定した品質を確保する。 【解決手段】 構成部材により形成された空間Sを、前
記構成部材に形成した排気孔より排気した後、前記排気
孔を封止部材によって封止する真空二重構造体の封止方
法であって、前記排気孔5を形成した第1構成部材(外
瓶2の底板3)の空間側における排気孔の周囲にろう材
7を固着して配設するとともに、前記第1構成部材と対
向する第2構成部材(内瓶4)の前記空間側に前記排気
孔と対向するように封止部材6を位置決め保持し、前記
排気孔が下方に位置するように配置して前記空間を排気
し、所定の真空度に達すると前記封止部材を前記ろう材
の融点以上に加熱して落下させることにより前記ろう材
を溶融させて排気孔をろう材を介して封止部材によって
封止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魔法瓶や真空二重
管等の真空二重構造体の封止方法に関するものである。
管等の真空二重構造体の封止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、真空二重構造体、例えば、金属製
の内瓶と外瓶とからなる魔法瓶の封止方法として、特公
昭61−1136号では、封止部材を用いて排気孔を封
止する方法が提供されている。この方法では、外瓶の底
板に排気孔を設けるとともに、前記内瓶と外瓶との間の
空間側における前記底板の排気孔の周囲にろう材を配設
し、該ろう材の上に封止部材を支持しておき、前記内瓶
と外瓶を組み立てて二重容器を形成した後、該二重容器
を真空炉内に配置することにより、前記内瓶と外瓶との
空間を前記排気孔から排気する。その後に、真空炉内を
昇温させて前記ろう材を溶融させることにより、前記封
止部材を排気孔上に落下させ、該排気孔を封止してい
る。
の内瓶と外瓶とからなる魔法瓶の封止方法として、特公
昭61−1136号では、封止部材を用いて排気孔を封
止する方法が提供されている。この方法では、外瓶の底
板に排気孔を設けるとともに、前記内瓶と外瓶との間の
空間側における前記底板の排気孔の周囲にろう材を配設
し、該ろう材の上に封止部材を支持しておき、前記内瓶
と外瓶を組み立てて二重容器を形成した後、該二重容器
を真空炉内に配置することにより、前記内瓶と外瓶との
空間を前記排気孔から排気する。その後に、真空炉内を
昇温させて前記ろう材を溶融させることにより、前記封
止部材を排気孔上に落下させ、該排気孔を封止してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記封
止方法では、前記ろう材や封止部材の位置決め保持する
手段がないうえ、ろう材および封止部材は内瓶と外瓶と
の間の空間側に配設されるため、一旦二重容器として組
み立てると、これらの配置状態を視覚的に確認すること
ができず、この二重容器を形成した状態で、前記ろう材
や封止部材が外瓶の底板より外れたり、位置ズレが生じ
た場合に封止不良が発生する恐れがあり、確実性に欠け
ていた。そのため、前記二重容器を組み立てた状態で、
前記ろう材や封止部材が取付位置から離脱しないよう
に、慎重に取り扱わなければならないため、作業性も好
ましくなかった。
止方法では、前記ろう材や封止部材の位置決め保持する
手段がないうえ、ろう材および封止部材は内瓶と外瓶と
の間の空間側に配設されるため、一旦二重容器として組
み立てると、これらの配置状態を視覚的に確認すること
ができず、この二重容器を形成した状態で、前記ろう材
や封止部材が外瓶の底板より外れたり、位置ズレが生じ
た場合に封止不良が発生する恐れがあり、確実性に欠け
ていた。そのため、前記二重容器を組み立てた状態で、
前記ろう材や封止部材が取付位置から離脱しないよう
に、慎重に取り扱わなければならないため、作業性も好
ましくなかった。
【0004】そこで、本発明は、作業性が良好で、排気
孔を確実に封止して安定した品質を確保することができ
る真空二重構造体の封止方法を提供することを課題とす
る。
孔を確実に封止して安定した品質を確保することができ
る真空二重構造体の封止方法を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の真空二重構造体の封止方法は、構成部材に
より形成された空間を、前記構成部材に形成した排気孔
より排気した後、前記排気孔を封止部材によって封止す
る真空二重構造体の封止方法であって、前記排気孔を形
成した第1構成部材の前記空間側における排気孔の周囲
にろう材を固着して配設するとともに、前記第1構成部
材と対向する第2構成部材の前記空間側に前記排気孔と
対向するように前記封止部材を位置決め保持し、前記排
気孔が下方に位置するように配置して前記空間を排気
し、所定の真空度に達すると前記封止部材を前記ろう材
の融点以上に加熱して落下させることにより前記ろう材
を溶融させて排気孔をろう材を介して封止部材によって
封止するものである。
め、本発明の真空二重構造体の封止方法は、構成部材に
より形成された空間を、前記構成部材に形成した排気孔
より排気した後、前記排気孔を封止部材によって封止す
る真空二重構造体の封止方法であって、前記排気孔を形
成した第1構成部材の前記空間側における排気孔の周囲
にろう材を固着して配設するとともに、前記第1構成部
材と対向する第2構成部材の前記空間側に前記排気孔と
対向するように前記封止部材を位置決め保持し、前記排
気孔が下方に位置するように配置して前記空間を排気
し、所定の真空度に達すると前記封止部材を前記ろう材
の融点以上に加熱して落下させることにより前記ろう材
を溶融させて排気孔をろう材を介して封止部材によって
封止するものである。
【0006】前記真空二重構造体の封止方法によれば、
前記ろう材と封止部材とを構成部材により形成された空
間側に配設するようにしているが、前記ろう材を第1構
成部材に固着して配設するとともに、前記封止部材を第
2構成部材に対して位置決め保持するようにしているた
め、真空排気前の二重構造体として組み立てた状態で、
外部から衝撃等が加わっても前記ろう材や封止部材が構
成部材から離脱するのを防止できる。また、前記排気孔
は、前記空間が所定の真空度に達すると、前記封止部材
を前記ろう材の融点以上に加熱して該封止部材を落下さ
せるので、前記ろう材が溶融した状態の上に封止部材が
載置されることになり、その結果、排気孔がろう材を介
して封止部材により確実に封止されるため、製品不良の
発生を抑制することができる。
前記ろう材と封止部材とを構成部材により形成された空
間側に配設するようにしているが、前記ろう材を第1構
成部材に固着して配設するとともに、前記封止部材を第
2構成部材に対して位置決め保持するようにしているた
め、真空排気前の二重構造体として組み立てた状態で、
外部から衝撃等が加わっても前記ろう材や封止部材が構
成部材から離脱するのを防止できる。また、前記排気孔
は、前記空間が所定の真空度に達すると、前記封止部材
を前記ろう材の融点以上に加熱して該封止部材を落下さ
せるので、前記ろう材が溶融した状態の上に封止部材が
載置されることになり、その結果、排気孔がろう材を介
して封止部材により確実に封止されるため、製品不良の
発生を抑制することができる。
【0007】前記真空二重構造体の封止方法では、前記
封止部材を、約200℃から500℃の温度で溶融する
接合材によって前記第2構成部材に位置決め保持するこ
とが好ましい。
封止部材を、約200℃から500℃の温度で溶融する
接合材によって前記第2構成部材に位置決め保持するこ
とが好ましい。
【0008】この場合、前記接合材としてろう材を使用
することが好ましい。また、前記接合材をリベット状に
形成し、前記第2構成部材に取付部材を設け、該取付部
材と前記封止部材とを前記リベット状の接合材で貫通さ
せて固定してもよい。
することが好ましい。また、前記接合材をリベット状に
形成し、前記第2構成部材に取付部材を設け、該取付部
材と前記封止部材とを前記リベット状の接合材で貫通さ
せて固定してもよい。
【0009】また、前記封止部材を磁性材によって形成
するとともに、前記第2構成部材の前記空間側に約20
0℃から500℃のキュリー温度を有する磁気材を固着
することにより、該磁気材を介して封止部材を第2構成
部材に位置決め保持してもよい。
するとともに、前記第2構成部材の前記空間側に約20
0℃から500℃のキュリー温度を有する磁気材を固着
することにより、該磁気材を介して封止部材を第2構成
部材に位置決め保持してもよい。
【0010】または、前記封止部材を約200℃から5
00℃のキュリー温度を有する磁気材に固着するととも
に、前記第2構成部材を磁性材によって形成することに
より、前記磁気材を介して封止部材を第2構成部材に位
置決め保持してもよい。
00℃のキュリー温度を有する磁気材に固着するととも
に、前記第2構成部材を磁性材によって形成することに
より、前記磁気材を介して封止部材を第2構成部材に位
置決め保持してもよい。
【0011】または、前記封止部材を磁性材によって形
成するとともに、前記第2構成部材の外面側に約200
℃から500℃のキュリー温度を有する磁気材を配設す
ることにより、該磁気材の磁力によって封止部材を第2
構成部材に位置決め保持してもよい。
成するとともに、前記第2構成部材の外面側に約200
℃から500℃のキュリー温度を有する磁気材を配設す
ることにより、該磁気材の磁力によって封止部材を第2
構成部材に位置決め保持してもよい。
【0012】または、前記封止部材を磁気材によって形
成するとともに、前記第2構成部材を磁性材によって形
成することにより、封止部材を第2構成部材に位置決め
保持してもよい。
成するとともに、前記第2構成部材を磁性材によって形
成することにより、封止部材を第2構成部材に位置決め
保持してもよい。
【0013】または、前記封止部材を、前記第1構成部
材の排気孔から前記空間内に移動可能に挿入する保持部
材と、該保持部材を昇降させる昇降手段とによって前記
第2構成部材に位置決め保持してもよい。
材の排気孔から前記空間内に移動可能に挿入する保持部
材と、該保持部材を昇降させる昇降手段とによって前記
第2構成部材に位置決め保持してもよい。
【0014】この場合、前記封止部材と保持部材とを着
脱可能に取り付け、前記排気孔を封止した後、封止部材
と保持部材とを離脱させることが好ましい。あるいは、
前記封止部材と保持部材とを一体に形成してもよい。こ
の場合、必要に応じて前記排気孔より突出する部分を切
断することが好ましい。
脱可能に取り付け、前記排気孔を封止した後、封止部材
と保持部材とを離脱させることが好ましい。あるいは、
前記封止部材と保持部材とを一体に形成してもよい。こ
の場合、必要に応じて前記排気孔より突出する部分を切
断することが好ましい。
【0015】また、前記昇降手段は、磁性を有し前記保
持部材を着脱可能に取り付ける昇降部材と、電流を通電
することにより磁界を形成して前記昇降部材を昇降させ
る電磁石とからなることが好ましい。あるいは、前記昇
降手段は、排気装置と、該排気装置内に気密状態で収容
されるとともに該排気装置より真空二重構造体側に突出
した上端に前記保持部材を着脱可能に取り付ける昇降部
材と、前記排気装置に回転可能に螺合するとともに前記
昇降部材の下端に連結する回転体とからなり、前記回転
体を回転させることにより前記昇降部材を昇降させても
よい。
持部材を着脱可能に取り付ける昇降部材と、電流を通電
することにより磁界を形成して前記昇降部材を昇降させ
る電磁石とからなることが好ましい。あるいは、前記昇
降手段は、排気装置と、該排気装置内に気密状態で収容
されるとともに該排気装置より真空二重構造体側に突出
した上端に前記保持部材を着脱可能に取り付ける昇降部
材と、前記排気装置に回転可能に螺合するとともに前記
昇降部材の下端に連結する回転体とからなり、前記回転
体を回転させることにより前記昇降部材を昇降させても
よい。
【0016】または、前記封止部材をろう材によって構
成し、該ろう材を前記第2構成部材に接合することによ
って位置決め保持することもできる。
成し、該ろう材を前記第2構成部材に接合することによ
って位置決め保持することもできる。
【0017】前記封止部材をろう材によって構成しない
場合には、前記封止部材の表面にヌレ性を向上させるた
めの金属メッキを施すことが好ましい。また、前記各方
法では、前記第1構成部材を冷却することによって前記
排気孔の周囲に配設したろう材が封止部材による封止前
に溶融するのを防止することが好ましい。
場合には、前記封止部材の表面にヌレ性を向上させるた
めの金属メッキを施すことが好ましい。また、前記各方
法では、前記第1構成部材を冷却することによって前記
排気孔の周囲に配設したろう材が封止部材による封止前
に溶融するのを防止することが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態の封止方
法によって製造した真空二重構造体である魔法瓶1を示
す。該魔法瓶1は、ステンレス等からなる金属製の外瓶
2と内瓶4とからなる真空二重容器である。前記外瓶2
と内瓶4とは、互いに口部で溶接等をして接合されてお
り、これらの間には空間Sが形成されている。
を参照して説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態の封止方
法によって製造した真空二重構造体である魔法瓶1を示
す。該魔法瓶1は、ステンレス等からなる金属製の外瓶
2と内瓶4とからなる真空二重容器である。前記外瓶2
と内瓶4とは、互いに口部で溶接等をして接合されてお
り、これらの間には空間Sが形成されている。
【0019】前記外瓶2には、第1構成部材である底板
3の中央に排気孔5が形成されている。該排気孔5は、
前記底板3に溶融固着したろう材7上に封止部材6を固
着することにより封止されている。前記排気孔5は、そ
の直径が約3.5mm以上で、溶融したろう材7が流れ
落ちるような径を有している。ここで、ろう材のみで排
気孔を封止するようにした従来の魔法瓶は、その排気孔
の直径は最大で約3mmであるものが知られており、本
実施形態では、それ以上に設定されている。前記封止部
材6は、表面のヌレ性を向上させるために、例えばS
n、Pb、Zn、Ni、Cu等の金属メッキが施されて
いる。前記ろう材7は、約200℃〜450℃で溶融す
るSn、PbまたはSn−Pb系の合金、あるいは、こ
れらにAg、Bi、SbまたはInを加えた合金、ある
いはガラス等が挙げられる。
3の中央に排気孔5が形成されている。該排気孔5は、
前記底板3に溶融固着したろう材7上に封止部材6を固
着することにより封止されている。前記排気孔5は、そ
の直径が約3.5mm以上で、溶融したろう材7が流れ
落ちるような径を有している。ここで、ろう材のみで排
気孔を封止するようにした従来の魔法瓶は、その排気孔
の直径は最大で約3mmであるものが知られており、本
実施形態では、それ以上に設定されている。前記封止部
材6は、表面のヌレ性を向上させるために、例えばS
n、Pb、Zn、Ni、Cu等の金属メッキが施されて
いる。前記ろう材7は、約200℃〜450℃で溶融す
るSn、PbまたはSn−Pb系の合金、あるいは、こ
れらにAg、Bi、SbまたはInを加えた合金、ある
いはガラス等が挙げられる。
【0020】次に、前記魔法瓶1の封止方法について説
明する。まず、二重容器1’を組み立てる前に、図2
(B)に示すように、前記外瓶2の底板3の前記空間S
側における排気孔5の周囲に、フラックス等を塗布する
ことによって付着させ、そのフラックスの上からろう材
7を溶融固着した後、該ろう材7の表面に露出する余分
なフラックスを洗浄等をして除去する。このように、ろ
う材7を溶融固着することにより、該ろう材7に含有す
る吸蔵ガスの大部分を除去することができる。なお、前
記底板3には排気孔5を形成しておかず、前述のように
ろう材7を配設した後に、ドリル等を用いて前記ろう材
7および底板3を貫通させて排気孔5を形成してもよ
い。また、前記フラックスの代わりに、ヌレ性のよいS
n、Pb、Sn・Pb合金、ZnまたはNi等の金属メ
ッキを施してもよい。
明する。まず、二重容器1’を組み立てる前に、図2
(B)に示すように、前記外瓶2の底板3の前記空間S
側における排気孔5の周囲に、フラックス等を塗布する
ことによって付着させ、そのフラックスの上からろう材
7を溶融固着した後、該ろう材7の表面に露出する余分
なフラックスを洗浄等をして除去する。このように、ろ
う材7を溶融固着することにより、該ろう材7に含有す
る吸蔵ガスの大部分を除去することができる。なお、前
記底板3には排気孔5を形成しておかず、前述のように
ろう材7を配設した後に、ドリル等を用いて前記ろう材
7および底板3を貫通させて排気孔5を形成してもよ
い。また、前記フラックスの代わりに、ヌレ性のよいS
n、Pb、Sn・Pb合金、ZnまたはNi等の金属メ
ッキを施してもよい。
【0021】ついで、約200℃〜500℃、好ましく
は約400℃の温度で溶融する位置決め用金属ろう材8
を接合材として使用し、組立状態で前記底板3と対向す
る第2構成部材である内瓶4の底部4aに、前記排気孔
5と対向するように前記封止部材6をろう付けして位置
決め保持する。なお、前記接合材は、金属ろう材8の代
わりにガラスろう材等を使用してもよく、前述のように
約200℃〜500℃で溶融する材料であればよい。ま
た、前記内瓶4の底部4aに対する封止部材6の位置決
めと、前記外瓶2の底板3に対するろう材7の配設と
は、いずれを先に行ってもよい。
は約400℃の温度で溶融する位置決め用金属ろう材8
を接合材として使用し、組立状態で前記底板3と対向す
る第2構成部材である内瓶4の底部4aに、前記排気孔
5と対向するように前記封止部材6をろう付けして位置
決め保持する。なお、前記接合材は、金属ろう材8の代
わりにガラスろう材等を使用してもよく、前述のように
約200℃〜500℃で溶融する材料であればよい。ま
た、前記内瓶4の底部4aに対する封止部材6の位置決
めと、前記外瓶2の底板3に対するろう材7の配設と
は、いずれを先に行ってもよい。
【0022】次に、前記各構成部材2,3,4を組み立
てて二重容器1’を形成する。即ち、前記外瓶2の開口
した底部から前記内瓶4を挿入し、これら外瓶2と内瓶
4の口部を互いに溶接等することにより固着した後、前
記外瓶2の底部開口に前記底板3を配置し、同様に溶接
等して固着する。なお、前記外瓶2と内瓶4とを接合し
た状態で、前記封止部材6を内瓶4の底部4aに位置決
めした後、外瓶2に底板3を接合するようにしてもよ
い。
てて二重容器1’を形成する。即ち、前記外瓶2の開口
した底部から前記内瓶4を挿入し、これら外瓶2と内瓶
4の口部を互いに溶接等することにより固着した後、前
記外瓶2の底部開口に前記底板3を配置し、同様に溶接
等して固着する。なお、前記外瓶2と内瓶4とを接合し
た状態で、前記封止部材6を内瓶4の底部4aに位置決
めした後、外瓶2に底板3を接合するようにしてもよ
い。
【0023】このように、前記二重容器1’は、前記底
板3にろう材7が溶融固着により配設されているととも
に、前記内瓶4に封止部材6が位置決め用金属ろう材8
によって接合されているため、この状態で外部から衝撃
等が加わっても、前記ろう材7や封止部材6が簡単に離
脱することはない。
板3にろう材7が溶融固着により配設されているととも
に、前記内瓶4に封止部材6が位置決め用金属ろう材8
によって接合されているため、この状態で外部から衝撃
等が加わっても、前記ろう材7や封止部材6が簡単に離
脱することはない。
【0024】ついで、前記二重容器1’を、例えば図2
(A)に示す局部排気型の排気装置10に配置し、二重
容器1’の表面に付着した油や水分等、および、前記外
瓶2内瓶4の形成金属に吸蔵したガスを除去しながら、
外瓶2と内瓶4との間の空間Sを真空排気する。なお、
周知の真空加熱炉によって排気してもよいことは言うま
でもない。
(A)に示す局部排気型の排気装置10に配置し、二重
容器1’の表面に付着した油や水分等、および、前記外
瓶2内瓶4の形成金属に吸蔵したガスを除去しながら、
外瓶2と内瓶4との間の空間Sを真空排気する。なお、
周知の真空加熱炉によって排気してもよいことは言うま
でもない。
【0025】ここで、前記排気装置10は、炉本体11
と、二重容器1’の配置パレット12とを備えている。
前記炉本体11は、温風ヒータ等の加熱手段13を備
え、その噴出ノズル14は炉本体11の上壁を貫通して
二重容器1’の内瓶4内に挿入されるように配置されて
いる。前記配置パレット12は、図3(A),(B)に
示すように、内部に排気パイプ15と冷却パイプ16と
が配管されている。前記排気パイプ15は排気手段であ
り、前記配置パレット12に形成した二重容器1’の配
置部12aに向けて分岐し、その先端に局部排気用の筒
体17が設けられている。該筒体17の上端開口部に
は、前記外瓶2の底板3との間を気密にシールするシー
ル部材18が配設され、ポンプ19による吸引で外瓶2
と内瓶4との間の空間を排気するようにされている。前
記冷却パイプ16は冷却手段であり、前記配置部12a
で二重容器1’の外瓶2の底板3と略接するように略環
状に旋回するように順次配管され、給水ポンプ20によ
って内部に冷却用水を通水させることにより、外瓶2の
底板3を冷却できるようにされている。なお、前記冷却
パイプ16に空気を供給し、また、外瓶2の底板3に空
気を直接噴射して空冷方式によって冷却するようにして
もよい。
と、二重容器1’の配置パレット12とを備えている。
前記炉本体11は、温風ヒータ等の加熱手段13を備
え、その噴出ノズル14は炉本体11の上壁を貫通して
二重容器1’の内瓶4内に挿入されるように配置されて
いる。前記配置パレット12は、図3(A),(B)に
示すように、内部に排気パイプ15と冷却パイプ16と
が配管されている。前記排気パイプ15は排気手段であ
り、前記配置パレット12に形成した二重容器1’の配
置部12aに向けて分岐し、その先端に局部排気用の筒
体17が設けられている。該筒体17の上端開口部に
は、前記外瓶2の底板3との間を気密にシールするシー
ル部材18が配設され、ポンプ19による吸引で外瓶2
と内瓶4との間の空間を排気するようにされている。前
記冷却パイプ16は冷却手段であり、前記配置部12a
で二重容器1’の外瓶2の底板3と略接するように略環
状に旋回するように順次配管され、給水ポンプ20によ
って内部に冷却用水を通水させることにより、外瓶2の
底板3を冷却できるようにされている。なお、前記冷却
パイプ16に空気を供給し、また、外瓶2の底板3に空
気を直接噴射して空冷方式によって冷却するようにして
もよい。
【0026】前記排気装置10を用いて二重容器1’を
排気する場合には、まず、二重容器1’を、その口部が
上向きになるように前記配置パレット12の配置部12
aに配置し、外瓶2の底板3をシール部材18によって
気密に保持させる。
排気する場合には、まず、二重容器1’を、その口部が
上向きになるように前記配置パレット12の配置部12
aに配置し、外瓶2の底板3をシール部材18によって
気密に保持させる。
【0027】ついで、前記加熱手段13、排気手段のポ
ンプ19および冷却手段の給水ポンプ20を動作させ
る。これにより、加熱手段13から噴出ノズル14を介
して高融点の位置決め用金属ろう材8が溶融しない程度
の温風が二重容器1’の内瓶4内に噴き込まれ、前記位
置決め用金属ろう材8および封止部材6を含み、前記内
瓶4を加熱するとともに、該内瓶4の口部より外部に漏
出する熱気により外瓶2を加熱する。
ンプ19および冷却手段の給水ポンプ20を動作させ
る。これにより、加熱手段13から噴出ノズル14を介
して高融点の位置決め用金属ろう材8が溶融しない程度
の温風が二重容器1’の内瓶4内に噴き込まれ、前記位
置決め用金属ろう材8および封止部材6を含み、前記内
瓶4を加熱するとともに、該内瓶4の口部より外部に漏
出する熱気により外瓶2を加熱する。
【0028】そして、前記加熱手段13による加熱で、
各構成部材2,3,4を加熱し、二重容器1’を組み立
てる際に表面に付着した油、水分等および吸蔵ガスを排
出する。また、前記排気手段による排気動作により、外
瓶2と内瓶4との間の空間Sの空気のみならず、この空
間S内で発生した油、水分等および吸蔵ガスを排気孔5
より外部に強制的に排気する。
各構成部材2,3,4を加熱し、二重容器1’を組み立
てる際に表面に付着した油、水分等および吸蔵ガスを排
出する。また、前記排気手段による排気動作により、外
瓶2と内瓶4との間の空間Sの空気のみならず、この空
間S内で発生した油、水分等および吸蔵ガスを排気孔5
より外部に強制的に排気する。
【0029】この時、前記外瓶2の底板3は、前記加熱
手段13による加熱で伝熱によって昇温されるが、本実
施形態では、前記冷却手段の動作で、底板3に伝わる熱
が奪われることによって低融点のろう材7が溶融しない
温度に保持される。そのため、ろう材7が溶融して排気
孔5より流れ落ちることを防止できる。また、この冷却
手段の動作によって前記排気手段のシール部材18を熱
から保護することもできる。また、前記排気手段による
排気動作は、前記底板3に大きい径の排気孔5を形成し
ているため、効率的に行うことができる。
手段13による加熱で伝熱によって昇温されるが、本実
施形態では、前記冷却手段の動作で、底板3に伝わる熱
が奪われることによって低融点のろう材7が溶融しない
温度に保持される。そのため、ろう材7が溶融して排気
孔5より流れ落ちることを防止できる。また、この冷却
手段の動作によって前記排気手段のシール部材18を熱
から保護することもできる。また、前記排気手段による
排気動作は、前記底板3に大きい径の排気孔5を形成し
ているため、効率的に行うことができる。
【0030】次に、二重容器1’の空間Sが所定の真空
度に達すると、前記加熱手段13による加熱温度を、前
記封止部材6を位置決めした位置決め用金属ろう材8が
溶融する約200℃から500℃(例えば、約400
℃)に昇温させるとともに、封止部材6を前記排気孔5
上に設けたろう材7の融点以上の温度を確保した上で、
該ろう材8を溶融させることにより、内瓶4に位置決め
した封止部材6を排気孔5の周囲に配設したろう材7上
に落下させる。これにより、前記ろう材7が封止部材6
の熱によって溶融し、該封止部材6と底板3との間を気
密に固着することにより、前記排気孔5が封止部材6に
よって封止される。
度に達すると、前記加熱手段13による加熱温度を、前
記封止部材6を位置決めした位置決め用金属ろう材8が
溶融する約200℃から500℃(例えば、約400
℃)に昇温させるとともに、封止部材6を前記排気孔5
上に設けたろう材7の融点以上の温度を確保した上で、
該ろう材8を溶融させることにより、内瓶4に位置決め
した封止部材6を排気孔5の周囲に配設したろう材7上
に落下させる。これにより、前記ろう材7が封止部材6
の熱によって溶融し、該封止部材6と底板3との間を気
密に固着することにより、前記排気孔5が封止部材6に
よって封止される。
【0031】このように、本発明の封止方法では、排気
孔5を封止するための封止部材6および該封止部材6を
気密に固着するためのろう材7を、外瓶2と内瓶4との
間の空間S側に配設する構成としているが、前述のよう
に前記封止部材6およびろう材7を確実に位置決めする
ことができるとともに、封止時には封止部材6を排気孔
5上に確実に落下させることができるため、該排気孔5
を確実に封止することができる。また、前記排気孔5
は、ろう材7によって封止するのではなく、封止部材6
によって封止するため、ろう材7の使用量はごく少量で
よい。そのため、該ろう材7に吸蔵するガスによって、
外瓶2ト内瓶4との間の空間Sの真空度が低下すること
を抑制することができる。
孔5を封止するための封止部材6および該封止部材6を
気密に固着するためのろう材7を、外瓶2と内瓶4との
間の空間S側に配設する構成としているが、前述のよう
に前記封止部材6およびろう材7を確実に位置決めする
ことができるとともに、封止時には封止部材6を排気孔
5上に確実に落下させることができるため、該排気孔5
を確実に封止することができる。また、前記排気孔5
は、ろう材7によって封止するのではなく、封止部材6
によって封止するため、ろう材7の使用量はごく少量で
よい。そのため、該ろう材7に吸蔵するガスによって、
外瓶2ト内瓶4との間の空間Sの真空度が低下すること
を抑制することができる。
【0032】(第2実施形態)図4(A)は第2実施形
態の封止方法によって製造した魔法瓶1を示す。この魔
法瓶1の封止方法は、封止部材6を内瓶4に位置決め保
持する手段である第1実施形態の前記位置決め用金属ろ
う材8の代わりに、図4(B),(C)に示すように、
約200℃から500℃の温度で溶融するリベット状の
接合材23を使用している点で第1実施形態と相違して
いる。
態の封止方法によって製造した魔法瓶1を示す。この魔
法瓶1の封止方法は、封止部材6を内瓶4に位置決め保
持する手段である第1実施形態の前記位置決め用金属ろ
う材8の代わりに、図4(B),(C)に示すように、
約200℃から500℃の温度で溶融するリベット状の
接合材23を使用している点で第1実施形態と相違して
いる。
【0033】具体的には、前記第2構成部材である内瓶
4の底部4aに、L字形状の取付部材22を溶接等によ
って接合する。その後、前記取付部材22の下端取付片
22aの下部に前記封止部材6を配置し、図4(C)に
示すように、これらを前記接合材23によって貫通させ
ることにより固定する。
4の底部4aに、L字形状の取付部材22を溶接等によ
って接合する。その後、前記取付部材22の下端取付片
22aの下部に前記封止部材6を配置し、図4(C)に
示すように、これらを前記接合材23によって貫通させ
ることにより固定する。
【0034】その後、図4(B)に示すように、前記第
1実施形態と同様に、二重容器1’を組み立てて空間S
を排気し、所定の真空度になった後にリベット状接合材
23の溶融温度以上で内瓶4を加熱して、封止部材6を
前記排気孔5上のろう材7の融点以上の温度を確保する
とともに、前記接合材23を溶融させ、封止部材6を排
気孔5上に落下させる。これにより、該排気孔5がろう
材7を介して封止部材6で封止され、図4(A)に示す
魔法瓶1が形成される。
1実施形態と同様に、二重容器1’を組み立てて空間S
を排気し、所定の真空度になった後にリベット状接合材
23の溶融温度以上で内瓶4を加熱して、封止部材6を
前記排気孔5上のろう材7の融点以上の温度を確保する
とともに、前記接合材23を溶融させ、封止部材6を排
気孔5上に落下させる。これにより、該排気孔5がろう
材7を介して封止部材6で封止され、図4(A)に示す
魔法瓶1が形成される。
【0035】(第3実施形態)図5(A)は第3実施形
態の封止方法によって製造した魔法瓶1を示す。この魔
法瓶1の封止方法は、前記第1および第2実施形態に示
す封止部材6の位置決め手段である位置決め用金属ろう
材8や接合材23の代わりに、図5(B)に示すよう
に、磁気材25使用している点で相違している。
態の封止方法によって製造した魔法瓶1を示す。この魔
法瓶1の封止方法は、前記第1および第2実施形態に示
す封止部材6の位置決め手段である位置決め用金属ろう
材8や接合材23の代わりに、図5(B)に示すよう
に、磁気材25使用している点で相違している。
【0036】前記磁気材25は、約200℃から500
℃のキュリー温度を有するものである。ここで、前記キ
ュリー温度とは、磁性が変態する温度のことを言い、本
実施形態では約200℃から500℃に加熱されるとそ
の磁力が失われ、200℃より低い温度に低下すると磁
力が戻るものである。本実施形態では、約400℃のキ
ュリー温度を有する磁気材25を使用している。また、
本実施形態で使用する封止部材6は磁性材からなり、そ
の表面には第1実施形態と同様にヌレ性のよい金属メッ
キが施されている。
℃のキュリー温度を有するものである。ここで、前記キ
ュリー温度とは、磁性が変態する温度のことを言い、本
実施形態では約200℃から500℃に加熱されるとそ
の磁力が失われ、200℃より低い温度に低下すると磁
力が戻るものである。本実施形態では、約400℃のキ
ュリー温度を有する磁気材25を使用している。また、
本実施形態で使用する封止部材6は磁性材からなり、そ
の表面には第1実施形態と同様にヌレ性のよい金属メッ
キが施されている。
【0037】この第3実施形態では、封止部材6を第2
構成部材である内瓶4に位置決めする時に、まず、内瓶
4の底部4aに前記磁気材25を接着剤等によって接合
する。その後、前記磁気材25に前記封止部材6を配置
することにより、前記磁気材25の磁力によって前記封
止部材6を吸着させる。
構成部材である内瓶4に位置決めする時に、まず、内瓶
4の底部4aに前記磁気材25を接着剤等によって接合
する。その後、前記磁気材25に前記封止部材6を配置
することにより、前記磁気材25の磁力によって前記封
止部材6を吸着させる。
【0038】その後、図5(B)に示すように、二重容
器1’を組み立てて空間Sを排気し、所定の真空度にな
った後に約400℃の温度で内瓶4を加熱して前記磁気
材25の磁力を失わせ、封止部材6を排気孔5上のろう
材7の融点以上の温度を確保した状態で排気孔5上に落
下させる。これにより、該排気孔5がろう材7を介して
封止部材6で封止され、図5(A)に示す魔法瓶1が形
成される。
器1’を組み立てて空間Sを排気し、所定の真空度にな
った後に約400℃の温度で内瓶4を加熱して前記磁気
材25の磁力を失わせ、封止部材6を排気孔5上のろう
材7の融点以上の温度を確保した状態で排気孔5上に落
下させる。これにより、該排気孔5がろう材7を介して
封止部材6で封止され、図5(A)に示す魔法瓶1が形
成される。
【0039】(第4実施形態)図6(A)は第4実施形
態の封止方法によって製造した魔法瓶1を示す。この魔
法瓶1の封止方法は、前記第3実施形態では、内瓶4の
底部4aに固着した磁気材25に封止部材6を吸着させ
たのに対し、図6(B)に示すように、磁気材25を固
着した封止部材6を内瓶4の底部4aに吸着させた点で
のみ第3実施形態と相違している。即ち、第4実施形態
では、前記内瓶4は磁性材によって形成され、封止部材
6は所定の金属材によって形成されている。
態の封止方法によって製造した魔法瓶1を示す。この魔
法瓶1の封止方法は、前記第3実施形態では、内瓶4の
底部4aに固着した磁気材25に封止部材6を吸着させ
たのに対し、図6(B)に示すように、磁気材25を固
着した封止部材6を内瓶4の底部4aに吸着させた点で
のみ第3実施形態と相違している。即ち、第4実施形態
では、前記内瓶4は磁性材によって形成され、封止部材
6は所定の金属材によって形成されている。
【0040】この第4実施形態では、封止部材6を第2
構成部材である内瓶4に位置決めする時に、まず、前記
磁気材25を前記封止部材6に接着剤等によって接合し
ておく。その後、前記磁気材25を接合した封止部材6
を、前記内瓶4の底部4aにおける底板3の排気孔5と
対向する位置に配置することにより、磁気材25の磁力
によって封止部材6を内瓶4に吸着させる。
構成部材である内瓶4に位置決めする時に、まず、前記
磁気材25を前記封止部材6に接着剤等によって接合し
ておく。その後、前記磁気材25を接合した封止部材6
を、前記内瓶4の底部4aにおける底板3の排気孔5と
対向する位置に配置することにより、磁気材25の磁力
によって封止部材6を内瓶4に吸着させる。
【0041】その後、図6(B)に示すように、二重容
器1’を組み立てて空間Sを排気し、所定の真空度にな
った後に約400℃の温度で内瓶4を加熱して前記磁気
材25の磁力を失わせ、該磁気材25とともに封止部材
6を排気孔5上に落下させる。これにより、図6(A)
に示すように、封止部材6の上部に磁気材25が固着さ
れた状態で、該封止部材6によって前記排気孔5がろう
材7を介して封止され、魔法瓶1が形成される。
器1’を組み立てて空間Sを排気し、所定の真空度にな
った後に約400℃の温度で内瓶4を加熱して前記磁気
材25の磁力を失わせ、該磁気材25とともに封止部材
6を排気孔5上に落下させる。これにより、図6(A)
に示すように、封止部材6の上部に磁気材25が固着さ
れた状態で、該封止部材6によって前記排気孔5がろう
材7を介して封止され、魔法瓶1が形成される。
【0042】(第5実施形態)図7(A)は第5実施形
態の封止方法によって製造した魔法瓶1を示す。この魔
法瓶1の封止方法は、前記第3実施形態では、磁気材2
5を空間S側に配設したのに対し、図7(B)に示すよ
うに、第2構成部材の外面側である前記内瓶4の底部4
aの内面に磁気材25を配設している点で第3実施形態
と相違している。即ち、前記封止部材6は磁性材によっ
て形成され、内瓶4は前記磁気材25の磁力を封止部材
6に伝えることを妨げないような金属によって形成され
ている。
態の封止方法によって製造した魔法瓶1を示す。この魔
法瓶1の封止方法は、前記第3実施形態では、磁気材2
5を空間S側に配設したのに対し、図7(B)に示すよ
うに、第2構成部材の外面側である前記内瓶4の底部4
aの内面に磁気材25を配設している点で第3実施形態
と相違している。即ち、前記封止部材6は磁性材によっ
て形成され、内瓶4は前記磁気材25の磁力を封止部材
6に伝えることを妨げないような金属によって形成され
ている。
【0043】この第5実施形態では、封止部材6を第2
構成部材である内瓶4に位置決めする時に、まず、前記
磁気材25を内瓶4の底部4aの内面側における底板3
の排気孔5と対向する位置に接着剤等で接合する。その
後、前記封止部材6を、底板3の排気孔5と対向する位
置に配置することにより、内瓶4の底部4aを介して磁
気材25の磁力によって封止部材6を内瓶4に吸着させ
る。なお、前記内瓶4も磁性材によって形成しておき、
該内瓶4の底部4aに対して磁気材25をその磁力によ
って配設してもよい。
構成部材である内瓶4に位置決めする時に、まず、前記
磁気材25を内瓶4の底部4aの内面側における底板3
の排気孔5と対向する位置に接着剤等で接合する。その
後、前記封止部材6を、底板3の排気孔5と対向する位
置に配置することにより、内瓶4の底部4aを介して磁
気材25の磁力によって封止部材6を内瓶4に吸着させ
る。なお、前記内瓶4も磁性材によって形成しておき、
該内瓶4の底部4aに対して磁気材25をその磁力によ
って配設してもよい。
【0044】その後、図7(B)に示すように、二重容
器1’を組み立てて空間Sを排気し、所定の真空度にな
った後に約400℃の温度で内瓶4を加熱することによ
り前記磁気材25の磁力を失わせ、前記封止部材6を排
気孔5上に落下させる。これにより、該排気孔5がろう
材7を介して封止部材6で封止され、図7(A)に示す
魔法瓶1が形成される。そして、この第5実施形態で
は、前記内瓶4内に配設した磁気材25を回収し、別の
魔法瓶1を封止する時に使用する。このように、磁気材
25を再利用できるため、コストダウンを図ることがで
きる。なお、磁気材25は、図示しない挿入治具の先端
に設け、前記内瓶4の内部に着脱可能に装着できるよう
にしてもよい。
器1’を組み立てて空間Sを排気し、所定の真空度にな
った後に約400℃の温度で内瓶4を加熱することによ
り前記磁気材25の磁力を失わせ、前記封止部材6を排
気孔5上に落下させる。これにより、該排気孔5がろう
材7を介して封止部材6で封止され、図7(A)に示す
魔法瓶1が形成される。そして、この第5実施形態で
は、前記内瓶4内に配設した磁気材25を回収し、別の
魔法瓶1を封止する時に使用する。このように、磁気材
25を再利用できるため、コストダウンを図ることがで
きる。なお、磁気材25は、図示しない挿入治具の先端
に設け、前記内瓶4の内部に着脱可能に装着できるよう
にしてもよい。
【0045】(第6実施形態)図8(A)は第6実施形
態の封止方法によって製造した魔法瓶1を示す。この魔
法瓶1の封止方法は、前記第3実施形態から第5実施形
態では、封止部材6を別体の磁気材25によって内瓶4
の底部4aに位置決め保持したのに対し、図8(B)に
示すように、封止部材6を約200℃から500℃のキ
ュリー温度を有する磁気材によって形成している点で相
違している。前記封止部材6はその表面にヌレ性のよい
金属メッキが施され、第2構成部材である内瓶4は磁性
材によって形成されている。
態の封止方法によって製造した魔法瓶1を示す。この魔
法瓶1の封止方法は、前記第3実施形態から第5実施形
態では、封止部材6を別体の磁気材25によって内瓶4
の底部4aに位置決め保持したのに対し、図8(B)に
示すように、封止部材6を約200℃から500℃のキ
ュリー温度を有する磁気材によって形成している点で相
違している。前記封止部材6はその表面にヌレ性のよい
金属メッキが施され、第2構成部材である内瓶4は磁性
材によって形成されている。
【0046】この第6実施形態では、前記魔法瓶1は、
封止部材6を前記内瓶4に位置決めする時に、該封止部
材6を内瓶4の底部4aにおける底板3の排気孔5と対
向する位置に配置することにより、封止部材6自体の磁
力によって吸着させる。このように、封止部材6を所定
の取付位置に配置するだけでそれ自体の磁力によって吸
着できるため、作業性の向上を図ることができる。
封止部材6を前記内瓶4に位置決めする時に、該封止部
材6を内瓶4の底部4aにおける底板3の排気孔5と対
向する位置に配置することにより、封止部材6自体の磁
力によって吸着させる。このように、封止部材6を所定
の取付位置に配置するだけでそれ自体の磁力によって吸
着できるため、作業性の向上を図ることができる。
【0047】その後、図8(B)に示すように、二重容
器1’を組み立てて空間Sを排気し、所定の真空度にな
った後に約400℃の温度で内瓶4を加熱することによ
り前記封止部材6の磁力を失わせ、前記封止部材6を排
気孔5上に落下させる。これにより、該排気孔5がろう
材7を介して封止部材6で封止され、図8(A)に示す
魔法瓶1が形成される。
器1’を組み立てて空間Sを排気し、所定の真空度にな
った後に約400℃の温度で内瓶4を加熱することによ
り前記封止部材6の磁力を失わせ、前記封止部材6を排
気孔5上に落下させる。これにより、該排気孔5がろう
材7を介して封止部材6で封止され、図8(A)に示す
魔法瓶1が形成される。
【0048】(第7実施形態)図9(A)は第7実施形
態の封止方法によって製造した魔法瓶1を示す。この魔
法瓶1の封止方法は、前記第1から第6実施形態では、
封止部材6を内瓶4の底部4aに位置決め保持する手段
として、ろう材8、接合材23および磁気材25等の物
性を利用したのに対し、図9(B)に示すように、封止
部材6を機械的に昇降させて位置決め保持するようにし
た点で相違している。
態の封止方法によって製造した魔法瓶1を示す。この魔
法瓶1の封止方法は、前記第1から第6実施形態では、
封止部材6を内瓶4の底部4aに位置決め保持する手段
として、ろう材8、接合材23および磁気材25等の物
性を利用したのに対し、図9(B)に示すように、封止
部材6を機械的に昇降させて位置決め保持するようにし
た点で相違している。
【0049】具体的には、図10(A),(B),
(C)に示すように、図示しない吸引ポンプと接続した
排気治具31からなる排気装置30を備え、該排気治具
31の前記排気孔5と対向する位置に保持手段32が設
けられている。該保持手段32は、保持部材33と、該
保持部材33の昇降手段である昇降部材34および電磁
石35を備えた所謂マグネット方式からなる。この排気
装置30には、前記排気治具31の外周部に、冷却手段
である冷却パイプ16がを配設されている。
(C)に示すように、図示しない吸引ポンプと接続した
排気治具31からなる排気装置30を備え、該排気治具
31の前記排気孔5と対向する位置に保持手段32が設
けられている。該保持手段32は、保持部材33と、該
保持部材33の昇降手段である昇降部材34および電磁
石35を備えた所謂マグネット方式からなる。この排気
装置30には、前記排気治具31の外周部に、冷却手段
である冷却パイプ16がを配設されている。
【0050】前記排気治具31には、前記排気孔5と対
向する位置に、前記昇降部材34を昇降可能に装着する
凹部37が形成されている。また、排気治具31の開口
した上端縁にはシール部材38が配設されている。前記
保持部材33は、前記外瓶2の底板3に形成した排気孔
5の内径より小径の棒状部材である。前記昇降部材34
は永久磁石からなり、前記保持部材33の下端を着脱可
能に挿入するように断面凹字形状に形成され、その下端
部は、例えばN極に着磁されている。また、該昇降部材
34の内部にはスプリング39が配設されている。前記
電磁石35は前記凹部37の外周部に配設され、電流を
通電することにより、例えば上端がS極、下端がN極と
なるように磁界を発生させるものである。
向する位置に、前記昇降部材34を昇降可能に装着する
凹部37が形成されている。また、排気治具31の開口
した上端縁にはシール部材38が配設されている。前記
保持部材33は、前記外瓶2の底板3に形成した排気孔
5の内径より小径の棒状部材である。前記昇降部材34
は永久磁石からなり、前記保持部材33の下端を着脱可
能に挿入するように断面凹字形状に形成され、その下端
部は、例えばN極に着磁されている。また、該昇降部材
34の内部にはスプリング39が配設されている。前記
電磁石35は前記凹部37の外周部に配設され、電流を
通電することにより、例えば上端がS極、下端がN極と
なるように磁界を発生させるものである。
【0051】次に、前記魔法瓶1の封止方法について説
明する。まず、第1実施形態と同様に、前記外瓶2の底
板3の前記空間S側における排気孔5の周囲にろう材7
を配設する。また、前記保持部材33の一端に封止部材
6を取付手段としてろう材を使用して接合する。なお、
ろう材の代わりに接着剤によって接合してもよい。
明する。まず、第1実施形態と同様に、前記外瓶2の底
板3の前記空間S側における排気孔5の周囲にろう材7
を配設する。また、前記保持部材33の一端に封止部材
6を取付手段としてろう材を使用して接合する。なお、
ろう材の代わりに接着剤によって接合してもよい。
【0052】そして、各構成部材2,3,4を組み立て
る際に、まず、前記外瓶2の開口した底部から前記内瓶
4を挿入し、これら外瓶2と内瓶4の口部を互いに溶接
等することにより固着する。ついで、前記底板3の排気
孔5に配設したろう材7側に封止部材6が位置するよう
に、前記保持部材33を前記排気孔5内に挿通させ、こ
の状態で、前記外瓶2の底部開口に前記底板3を配置し
て同様に溶接等により固着し、図9(B)に示す二重容
器1’を形成する。
る際に、まず、前記外瓶2の開口した底部から前記内瓶
4を挿入し、これら外瓶2と内瓶4の口部を互いに溶接
等することにより固着する。ついで、前記底板3の排気
孔5に配設したろう材7側に封止部材6が位置するよう
に、前記保持部材33を前記排気孔5内に挿通させ、こ
の状態で、前記外瓶2の底部開口に前記底板3を配置し
て同様に溶接等により固着し、図9(B)に示す二重容
器1’を形成する。
【0053】前記二重容器1’は、ろう材7が前記外瓶
2の底板3に溶融させて固着されることによって接合さ
れているとともに、前記底板3の排気孔5からは保持部
材33が移動可能に突出している。よって、前記保持部
材33に接合された封止部材6は、完全に固定された状
態ではないが、所定の配設位置から位置ズレすることは
ない。
2の底板3に溶融させて固着されることによって接合さ
れているとともに、前記底板3の排気孔5からは保持部
材33が移動可能に突出している。よって、前記保持部
材33に接合された封止部材6は、完全に固定された状
態ではないが、所定の配設位置から位置ズレすることは
ない。
【0054】次に、前記二重容器1’を前記排気装置3
0に配置する。即ち、図10(A)に示すように、ま
ず、二重容器1’を、その口部が上向きになるように正
立させ、前記排気孔5から突出する保持部材33が前記
排気治具31の昇降部材34の内部に挿入されるように
二重容器1’を配置する。これにより、排気治具31の
排気口を構成するシール部材38によって底板3の排気
孔5が覆われ、外瓶2の底板3が気密に保持される。
0に配置する。即ち、図10(A)に示すように、ま
ず、二重容器1’を、その口部が上向きになるように正
立させ、前記排気孔5から突出する保持部材33が前記
排気治具31の昇降部材34の内部に挿入されるように
二重容器1’を配置する。これにより、排気治具31の
排気口を構成するシール部材38によって底板3の排気
孔5が覆われ、外瓶2の底板3が気密に保持される。
【0055】ついで、前記保持手段32を動作させ、前
記封止部材6を内瓶4の底部4a側に位置決め保持す
る。即ち、前記電磁石35に電流を通電させ、例えば、
電磁石35の上端がS極、下端がN極になるように磁界
を発生させることにより、図10(B)に示すように、
前記昇降部材34を磁力によって反発させて上昇させ
る。これにより、前記保持部材33とともに前記封止部
材6が上昇し、内瓶4の底部4aに当接して位置決めさ
れる。この時、本実施形態では、前記昇降部材34の内
部にスプリング39を配設しているため、該スプリング
39の付勢力によって安定した状態で位置決めされる。
なお、スプリング39を配設せずに、磁力による昇降部
材34の上昇力のみによって付勢するようにしてもよ
い。
記封止部材6を内瓶4の底部4a側に位置決め保持す
る。即ち、前記電磁石35に電流を通電させ、例えば、
電磁石35の上端がS極、下端がN極になるように磁界
を発生させることにより、図10(B)に示すように、
前記昇降部材34を磁力によって反発させて上昇させ
る。これにより、前記保持部材33とともに前記封止部
材6が上昇し、内瓶4の底部4aに当接して位置決めさ
れる。この時、本実施形態では、前記昇降部材34の内
部にスプリング39を配設しているため、該スプリング
39の付勢力によって安定した状態で位置決めされる。
なお、スプリング39を配設せずに、磁力による昇降部
材34の上昇力のみによって付勢するようにしてもよ
い。
【0056】その後、図示しない加熱手段、排気手段お
よび冷却手段を動作させることにより、前記封止部材6
と保持部材33とを接合したろう材が溶融しない程度の
温度に昇温させ、二重容器1’の表面の油や水分等の付
着物および吸蔵ガスを排出するとともに、これらを含む
前記空間S内の空気を強制的に排気する。また、前記冷
却手段によって冷却パイプ16の冷却水を通水させるこ
とにより、底板3に配設したろう材7が溶融するのを防
止する。
よび冷却手段を動作させることにより、前記封止部材6
と保持部材33とを接合したろう材が溶融しない程度の
温度に昇温させ、二重容器1’の表面の油や水分等の付
着物および吸蔵ガスを排出するとともに、これらを含む
前記空間S内の空気を強制的に排気する。また、前記冷
却手段によって冷却パイプ16の冷却水を通水させるこ
とにより、底板3に配設したろう材7が溶融するのを防
止する。
【0057】次に、前記排気手段によって、二重容器
1’の空間Sが所定の真空度に達すると、封止部材6と
保持部材33とを接合したろう材が溶融する温度に昇温
させ、これらを離脱可能な状態とする。なお、本実施形
態では、保持手段32の保持部材33によって封止部材
6を内瓶4の底部4aに当接させて位置決め保持できる
ため、加熱手段による昇温は1回のみとしてもよい。
1’の空間Sが所定の真空度に達すると、封止部材6と
保持部材33とを接合したろう材が溶融する温度に昇温
させ、これらを離脱可能な状態とする。なお、本実施形
態では、保持手段32の保持部材33によって封止部材
6を内瓶4の底部4aに当接させて位置決め保持できる
ため、加熱手段による昇温は1回のみとしてもよい。
【0058】ついで、前記保持手段32の電磁石35へ
の通電を停止する。これにより、前記昇降部材34の反
発が解除され、該昇降部材34が排気治具31の凹部3
7内に落下し、これに伴って該昇降部材34に保持され
た前記保持部材33および封止部材6も落下する。そし
て、前記封止部材6が底板3に配設したろう材7上に落
下すると、該封止部材6と前記保持部材33との接合は
解除された状態であるため、図10(C)に示すよう
に、保持部材33のみが前記昇降部材34とともに排気
治具31内に落下する。一方、前記封止部材6は、前記
各実施形態と同様に、吸収した熱によりろう材7を溶融
させる。これにより、前記ろう材7を介して封止部材6
によって排気孔5を封止し、図9(A)に示す魔法瓶1
が形成される。
の通電を停止する。これにより、前記昇降部材34の反
発が解除され、該昇降部材34が排気治具31の凹部3
7内に落下し、これに伴って該昇降部材34に保持され
た前記保持部材33および封止部材6も落下する。そし
て、前記封止部材6が底板3に配設したろう材7上に落
下すると、該封止部材6と前記保持部材33との接合は
解除された状態であるため、図10(C)に示すよう
に、保持部材33のみが前記昇降部材34とともに排気
治具31内に落下する。一方、前記封止部材6は、前記
各実施形態と同様に、吸収した熱によりろう材7を溶融
させる。これにより、前記ろう材7を介して封止部材6
によって排気孔5を封止し、図9(A)に示す魔法瓶1
が形成される。
【0059】(第8実施形態)図11は第8実施形態の
封止方法を実施する排気装置40を示す。この排気装置
40によって形成される魔法瓶1は、図9に示す第7実
施形態の魔法瓶1と同一である。前記排気装置40は、
第7実施形態のマグネット方式の保持手段32の代わり
に、ネジ方式の保持手段41を設けている点でのみ第7
実施形態と相違している。
封止方法を実施する排気装置40を示す。この排気装置
40によって形成される魔法瓶1は、図9に示す第7実
施形態の魔法瓶1と同一である。前記排気装置40は、
第7実施形態のマグネット方式の保持手段32の代わり
に、ネジ方式の保持手段41を設けている点でのみ第7
実施形態と相違している。
【0060】具体的には、前記保持手段41は、大略、
第7実施形態と同様の保持部材33と、外装体43と、
昇降部材44と、回転体45とからなる。前記外装体4
3は、その一端に前記排気治具31に固定するためのフ
ランジ部43aを備えるとともに、下端閉鎖面にネジ孔
43bを備えている。また、外装体43の内部には真空
側と大気側とを完全に遮断するためのベローズ46が内
装されている。前記昇降部材44は、前記排気治具31
に形成した挿入孔31aより小径の棒状をなし、その上
端部に前記保持部材33を着脱可能に取り付けるカップ
リング47が設けられるとともに、下端部に連結部48
が設けられている。前記回転体45は、前記外装体43
の下端部に外嵌する断面略凹字形状をなし、図示しない
駆動手段によって周方向に回転されるもので、その中央
部には前記外装体43のネジ孔43bに螺合するネジ軸
49が設けられるとともに、該ネジ軸49の上端は前記
昇降部材44の連結部48に連結されている。
第7実施形態と同様の保持部材33と、外装体43と、
昇降部材44と、回転体45とからなる。前記外装体4
3は、その一端に前記排気治具31に固定するためのフ
ランジ部43aを備えるとともに、下端閉鎖面にネジ孔
43bを備えている。また、外装体43の内部には真空
側と大気側とを完全に遮断するためのベローズ46が内
装されている。前記昇降部材44は、前記排気治具31
に形成した挿入孔31aより小径の棒状をなし、その上
端部に前記保持部材33を着脱可能に取り付けるカップ
リング47が設けられるとともに、下端部に連結部48
が設けられている。前記回転体45は、前記外装体43
の下端部に外嵌する断面略凹字形状をなし、図示しない
駆動手段によって周方向に回転されるもので、その中央
部には前記外装体43のネジ孔43bに螺合するネジ軸
49が設けられるとともに、該ネジ軸49の上端は前記
昇降部材44の連結部48に連結されている。
【0061】次に、前記排気装置40を利用した魔法瓶
1の封止方法について説明する。まず、前記第7実施形
態と同様に二重容器1’を形成した後、該二重容器1’
を前記排気装置40の排気治具31に配置する。即ち、
図11に示すように、まず、二重容器1’の排気孔5か
ら突出する保持部材33の下端部が前記昇降部材44の
カップリング47内に挿入されるように排気治具31に
二重容器1’を配置する。
1の封止方法について説明する。まず、前記第7実施形
態と同様に二重容器1’を形成した後、該二重容器1’
を前記排気装置40の排気治具31に配置する。即ち、
図11に示すように、まず、二重容器1’の排気孔5か
ら突出する保持部材33の下端部が前記昇降部材44の
カップリング47内に挿入されるように排気治具31に
二重容器1’を配置する。
【0062】ついで、駆動手段によって、前記ネジ軸4
9が外装体43内に進入する方向に回転体45を回転さ
せることにより、前記昇降部材44および封止部材6を
上昇させ、前記封止部材6を内瓶4の底部4aに当接さ
せて位置決め保持する。なお、第7実施形態と同様に、
前記カップリング47の内部にスプリングを配設してお
いてもよい。
9が外装体43内に進入する方向に回転体45を回転さ
せることにより、前記昇降部材44および封止部材6を
上昇させ、前記封止部材6を内瓶4の底部4aに当接さ
せて位置決め保持する。なお、第7実施形態と同様に、
前記カップリング47の内部にスプリングを配設してお
いてもよい。
【0063】その後、図示しない加熱手段および排気手
段を動作させることにより、封止部材6と保持部材33
とを接合したろう材が溶融しない温度で加熱し、二重容
器1’の表面の油や水分等の付着物および吸蔵ガスを排
出するとともに、これらを含む前記空間S内の空気を強
制的に排気する。
段を動作させることにより、封止部材6と保持部材33
とを接合したろう材が溶融しない温度で加熱し、二重容
器1’の表面の油や水分等の付着物および吸蔵ガスを排
出するとともに、これらを含む前記空間S内の空気を強
制的に排気する。
【0064】そして、前記空間Sが所定の真空度に達す
ると、前記封止部材6と保持部材33とを接合したろう
材が溶融する温度に昇温させてこれらを離脱可能な状態
とし、駆動手段によって前記回転体45を逆回転させる
ことにより、昇降部材44を下降させる。これにより、
前記第7実施形態と同様に、封止部材6が底板4に配設
したろう材7上に位置すると、封止部材6と保持部材3
3とが離れ、保持部材33は昇降部材44とともに下降
する一方、封止部材6は前記ろう材7を溶融させて固着
される。
ると、前記封止部材6と保持部材33とを接合したろう
材が溶融する温度に昇温させてこれらを離脱可能な状態
とし、駆動手段によって前記回転体45を逆回転させる
ことにより、昇降部材44を下降させる。これにより、
前記第7実施形態と同様に、封止部材6が底板4に配設
したろう材7上に位置すると、封止部材6と保持部材3
3とが離れ、保持部材33は昇降部材44とともに下降
する一方、封止部材6は前記ろう材7を溶融させて固着
される。
【0065】なお、前記第7実施形態および第8実施形
態に示す保持部材33と封止部材6との取付手段は前記
ろう材によるろう付けや接着材による固着に限られず、
図12(A)に示すように、前記封止部材6にネジ穴6
aを凹設するとともに、棒状の保持部材33の上端部に
ネジ軸部33aを形成し、螺合等によって着脱可能に取
り付けてもよい。また、前記着脱可能とした取付手段の
代わりに、前記封止部材6と保持部材33とを一体に形
成し、前記排気孔5から突出する保持部材33の部分が
大きい場合にはカットするようにしてもよい。この場
合、図12(B)に示すように、丁度、排気孔5から突
出する部分に切込溝33bを形成しておき、除去作業の
作業性の向上を図ることが好ましい。
態に示す保持部材33と封止部材6との取付手段は前記
ろう材によるろう付けや接着材による固着に限られず、
図12(A)に示すように、前記封止部材6にネジ穴6
aを凹設するとともに、棒状の保持部材33の上端部に
ネジ軸部33aを形成し、螺合等によって着脱可能に取
り付けてもよい。また、前記着脱可能とした取付手段の
代わりに、前記封止部材6と保持部材33とを一体に形
成し、前記排気孔5から突出する保持部材33の部分が
大きい場合にはカットするようにしてもよい。この場
合、図12(B)に示すように、丁度、排気孔5から突
出する部分に切込溝33bを形成しておき、除去作業の
作業性の向上を図ることが好ましい。
【0066】(第9実施形態)図13(A)は第9実施
形態の封止方法によって製造した魔法瓶1を示す。該魔
法瓶1は、前記各実施形態に示す封止部材6の代わり
に、約200℃から500℃、好ましくは約400℃で
溶融するろう材50によって構成している点で相違して
いる。また、本実施形態では、前記底板3に形成する排
気孔5は、前記高融点ろう材50が流れ落ちないよう
に、前記各実施形態と比較してやや小さい径で形成して
いる。
形態の封止方法によって製造した魔法瓶1を示す。該魔
法瓶1は、前記各実施形態に示す封止部材6の代わり
に、約200℃から500℃、好ましくは約400℃で
溶融するろう材50によって構成している点で相違して
いる。また、本実施形態では、前記底板3に形成する排
気孔5は、前記高融点ろう材50が流れ落ちないよう
に、前記各実施形態と比較してやや小さい径で形成して
いる。
【0067】この第9実施形態では、まず、図13
(B)に示すように、前記第1実施形態と同様に、第1
構成部材である底板3にろう材7を配設する。また、前
記第2構成部材である内瓶4の底部4aの前記排気孔5
と対向する位置に、前記と同様のろう材50を、後述す
る溶融落下時に球状となる厚さに形成して溶融固着する
ことによって配設する。
(B)に示すように、前記第1実施形態と同様に、第1
構成部材である底板3にろう材7を配設する。また、前
記第2構成部材である内瓶4の底部4aの前記排気孔5
と対向する位置に、前記と同様のろう材50を、後述す
る溶融落下時に球状となる厚さに形成して溶融固着する
ことによって配設する。
【0068】その後、図13(B)に示すように、二重
容器1’を組み立てて空間Sを図2に示す排気装置10
によって排気し、所定の真空度になった後に約400℃
の温度で内瓶4を加熱することにより図13(B)中、
破線で示すように、前記高融点ろう材50を溶融させ、
自重により球状になって排気孔5上に落下させ、前記排
気孔5を封止する。この時、底板3には低融点のろう材
7が配設されているため、該ろう材7が高融点ろう材5
0と底板3とのヌレ性をよくする役割をなし、前記高融
点ろう材50によって排気孔5を確実に封止することが
できる。
容器1’を組み立てて空間Sを図2に示す排気装置10
によって排気し、所定の真空度になった後に約400℃
の温度で内瓶4を加熱することにより図13(B)中、
破線で示すように、前記高融点ろう材50を溶融させ、
自重により球状になって排気孔5上に落下させ、前記排
気孔5を封止する。この時、底板3には低融点のろう材
7が配設されているため、該ろう材7が高融点ろう材5
0と底板3とのヌレ性をよくする役割をなし、前記高融
点ろう材50によって排気孔5を確実に封止することが
できる。
【0069】(他の実施形態)なお、本発明の真空二重
構造体の封止方法は前記構成に限定されるものではな
い。例えば、前記各実施形態では、図14に示すよう
に、前記排気孔5を形成する部位にろう材7を配設する
ための凹部52を形成し、ろう材7を溶融固着する際の
作業性の向上を図るとともに、配設後のろう材7の離脱
を確実に防止できるようにすることが好ましい。また、
前記第1実施形態から第8実施形態に示す封止部材6は
板状に形成したが、図15(A),(B)に示すよう
に、球状に形成してもよい。この場合、球状の封止部材
6’は、前記第1実施形態から第2実施形態のうち、い
ずれの手段で内瓶4の底部4aに保持させてもよく、ま
た、図示のように、底板3には凹部52’を形成するの
が好ましい。
構造体の封止方法は前記構成に限定されるものではな
い。例えば、前記各実施形態では、図14に示すよう
に、前記排気孔5を形成する部位にろう材7を配設する
ための凹部52を形成し、ろう材7を溶融固着する際の
作業性の向上を図るとともに、配設後のろう材7の離脱
を確実に防止できるようにすることが好ましい。また、
前記第1実施形態から第8実施形態に示す封止部材6は
板状に形成したが、図15(A),(B)に示すよう
に、球状に形成してもよい。この場合、球状の封止部材
6’は、前記第1実施形態から第2実施形態のうち、い
ずれの手段で内瓶4の底部4aに保持させてもよく、ま
た、図示のように、底板3には凹部52’を形成するの
が好ましい。
【0070】さらに、前記排気孔5の形成箇所は外瓶2
の底板3に限られず、外瓶3の胴体等に形成してもよい
ことは言うまでもない。さらに、前記封止方法によって
製造する真空二重構造体は、真空二重管等に適用しても
同様の作用、効果を得ることができる。
の底板3に限られず、外瓶3の胴体等に形成してもよい
ことは言うまでもない。さらに、前記封止方法によって
製造する真空二重構造体は、真空二重管等に適用しても
同様の作用、効果を得ることができる。
【0071】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の真空二重構造体の封止方法では、第1構成部材の排気
孔の外周部にろう材を配設するとともに、前記第1構成
部材と対向する第2構成部材に封止部材を位置決め保持
させた状態で、各構成部材を組み立てるようにしている
ため、構成部材の組立状態で、前記ろう材や封止部材が
離脱するのを確実に防止することができ、よって、取り
扱い等の作業性の向上を図ることができる。また、前記
封止部材は、構成部材により形成された空間が所定の真
空度に達すると、前記排気孔上に落下して確実に封止す
ることができるため、封止不良の製品が発生するのを抑
制することができる。さらに、前記第1構成部材の排気
孔は、封止部材によって封止するようにしているため、
その直径を比較的大きな径で形成しても確実に封止する
ことができるため、前記空間を排気するのに要する時間
を短縮することができ、その結果、製造にかかる作業時
間の短縮を図ることができる。
の真空二重構造体の封止方法では、第1構成部材の排気
孔の外周部にろう材を配設するとともに、前記第1構成
部材と対向する第2構成部材に封止部材を位置決め保持
させた状態で、各構成部材を組み立てるようにしている
ため、構成部材の組立状態で、前記ろう材や封止部材が
離脱するのを確実に防止することができ、よって、取り
扱い等の作業性の向上を図ることができる。また、前記
封止部材は、構成部材により形成された空間が所定の真
空度に達すると、前記排気孔上に落下して確実に封止す
ることができるため、封止不良の製品が発生するのを抑
制することができる。さらに、前記第1構成部材の排気
孔は、封止部材によって封止するようにしているため、
その直径を比較的大きな径で形成しても確実に封止する
ことができるため、前記空間を排気するのに要する時間
を短縮することができ、その結果、製造にかかる作業時
間の短縮を図ることができる。
【図1】 (A)は本発明の第1実施形態の封止方法に
よって製造した真空二重構造体である魔法瓶を示す要部
断面図、(B)は(A)の一部拡大断面図である。
よって製造した真空二重構造体である魔法瓶を示す要部
断面図、(B)は(A)の一部拡大断面図である。
【図2】 (A)は図1の魔法瓶を製造するのに使用し
た排気装置を示す断面図、(B)は(A)の二重容器の
要部拡大断面図である。
た排気装置を示す断面図、(B)は(A)の二重容器の
要部拡大断面図である。
【図3】 図2(A)の排気装置の配置パレットを示
し、(A)は平面図、(B)は(A)のA−A線断面図
である。
し、(A)は平面図、(B)は(A)のA−A線断面図
である。
【図4】 (A)は第2実施形態の封止方法によって製
造した魔法瓶を示す要部断面図、(B)は封止前の二重
容器の要部断面図、(C)は(B)の一部拡大断面図で
ある。
造した魔法瓶を示す要部断面図、(B)は封止前の二重
容器の要部断面図、(C)は(B)の一部拡大断面図で
ある。
【図5】 (A)は第3実施形態の封止方法によって製
造した魔法瓶を示す要部断面図、(B)は封止前の二重
容器の要部断面図である。
造した魔法瓶を示す要部断面図、(B)は封止前の二重
容器の要部断面図である。
【図6】 (A)は第4実施形態の封止方法によって製
造した魔法瓶を示す要部断面図、(B)は封止前の二重
容器の要部断面図である。
造した魔法瓶を示す要部断面図、(B)は封止前の二重
容器の要部断面図である。
【図7】 (A)は第5実施形態の封止方法によって製
造した魔法瓶を示す要部断面図、(B)は封止前の二重
容器の要部断面図である。
造した魔法瓶を示す要部断面図、(B)は封止前の二重
容器の要部断面図である。
【図8】 (A)は第6実施形態の封止方法によって製
造した魔法瓶を示す要部断面図、(B)は封止前の二重
容器の要部断面図である。
造した魔法瓶を示す要部断面図、(B)は封止前の二重
容器の要部断面図である。
【図9】 (A)は第7実施形態の封止方法によって製
造した魔法瓶を示す要部断面図、(B)は封止前の二重
容器の要部断面図である。
造した魔法瓶を示す要部断面図、(B)は封止前の二重
容器の要部断面図である。
【図10】 (A),(B),(C)は第7実施形態の
封止方法を適用した排気装置による封止動作を示す断面
図である。
封止方法を適用した排気装置による封止動作を示す断面
図である。
【図11】 第8実施形態の封止方法を適用した排気装
置を示す断面図である。
置を示す断面図である。
【図12】 (A),(B)は第7実施形態および第8
実施形態の封止方法の変形例を示す断面図である。
実施形態の封止方法の変形例を示す断面図である。
【図13】 (A)は第9実施形態の封止方法によって
製造した魔法瓶を示す要部断面図、(B)は封止前の二
重容器の要部断面図である。
製造した魔法瓶を示す要部断面図、(B)は封止前の二
重容器の要部断面図である。
【図14】 各実施形態の封止方法の変形例によって製
造した魔法瓶を示す断面図である。
造した魔法瓶を示す断面図である。
【図15】 (A),(B)は第1から第8実施形態の
封止方法の変形例によって製造した魔法瓶を示す断面図
である。
封止方法の変形例によって製造した魔法瓶を示す断面図
である。
1…魔法瓶(真空二重構造体)、1’…二重容器、2…
外瓶、3…底板(第1構成部材)、4…内瓶(第2構成
部材)、4a…底部、5…排気孔、6…封止部材、7…
ろう材、8…位置決め用金属ろう材、10…排気装置、
11…炉本体、12…配置パレット、12a…配置部、
13…加熱手段、14…噴出ノズル、15…排気パイプ
(排気手段)、16…冷却パイプ(冷却手段)。
外瓶、3…底板(第1構成部材)、4…内瓶(第2構成
部材)、4a…底部、5…排気孔、6…封止部材、7…
ろう材、8…位置決め用金属ろう材、10…排気装置、
11…炉本体、12…配置パレット、12a…配置部、
13…加熱手段、14…噴出ノズル、15…排気パイプ
(排気手段)、16…冷却パイプ(冷却手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 真也 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内
Claims (16)
- 【請求項1】 構成部材により形成された空間を、前記
構成部材に形成した排気孔より排気した後、前記排気孔
を封止部材によって封止する真空二重構造体の封止方法
であって、前記排気孔を形成した第1構成部材の前記空
間側における排気孔の周囲にろう材を固着して配設する
とともに、前記第1構成部材と対向する第2構成部材の
前記空間側に前記排気孔と対向するように前記封止部材
を位置決め保持し、前記排気孔が下方に位置するように
配置して前記空間を排気し、所定の真空度に達すると前
記封止部材を前記ろう材の融点以上に加熱して落下させ
ることにより前記ろう材を溶融させて排気孔をろう材を
介して封止部材によって封止することを特徴とする真空
二重構造体の封止方法。 - 【請求項2】 前記封止部材を、約200℃から500
℃の温度で溶融する接合材によって前記第2構成部材に
位置決め保持することを特徴とする請求項1に記載の真
空二重構造体の封止方法。 - 【請求項3】 前記接合材としてろう材を使用すること
を特徴とする請求項2に記載の真空二重構造体の封止方
法。 - 【請求項4】 前記接合材をリベット状に形成し、前記
第2構成部材に取付部材を設け、該取付部材と前記封止
部材とを前記リベット状の接合材を貫通させて固定する
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の真空
二重構造体の封止方法。 - 【請求項5】 前記封止部材を磁性材によって形成する
とともに、前記第2構成部材の前記空間側に約200℃
から500℃のキュリー温度を有する磁気材を固着する
ことにより、該磁気材を介して封止部材を第2構成部材
に位置決め保持することを特徴とする請求項1に記載の
真空二重構造体の封止方法。 - 【請求項6】 前記封止部材を約200℃から500℃
のキュリー温度を有する磁気材に固着するとともに、前
記第2構成部材を磁性材によって形成することにより、
前記磁気材を介して封止部材を第2構成部材に位置決め
保持することを特徴とする請求項1に記載の真空二重構
造体の封止方法。 - 【請求項7】 前記封止部材を磁性材によって形成する
とともに、前記第2構成部材の外面側に約200℃から
500℃のキュリー温度を有する磁気材を配設すること
により、該磁気材の磁力によって封止部材を第2構成部
材に位置決め保持することを特徴とする請求項1に記載
の真空二重構造体の封止方法。 - 【請求項8】 前記封止部材を磁気材によって形成する
とともに、前記第2構成部材を磁性材によって形成する
ことにより、封止部材を第2構成部材に位置決め保持す
ることを特徴とする請求項1に記載の真空二重構造体の
封止方法。 - 【請求項9】 前記封止部材を、前記第1構成部材の排
気孔から前記空間内に移動可能に挿入する保持部材と、
該保持部材を昇降させる昇降手段とによって前記第2構
成部材に位置決め保持することを特徴とする請求項1に
記載の真空二重構造体の封止方法。 - 【請求項10】 前記封止部材と保持部材とを着脱可能
に取り付け、前記排気孔を封止した後、封止部材と保持
部材とを離脱させることを特徴とする請求項9に記載の
真空二重構造体の封止方法。 - 【請求項11】 前記封止部材と保持部材とを一体に形
成することを特徴とする請求項9に記載の真空二重構造
体の封止方法。 - 【請求項12】 前記昇降手段は、磁性を有し前記保持
部材を着脱可能に取り付ける昇降部材と、電流を通電す
ることにより磁界を形成して前記昇降部材を昇降させる
電磁石とからなることを特徴とする請求項9乃至請求項
11のいずれか1項に記載の真空二重構造体の封止方
法。 - 【請求項13】 前記昇降手段は、排気装置と、該排気
装置内に気密状態で収容されるとともに該排気装置より
真空二重構造体側に突出した上端に前記保持部材を着脱
可能に取り付ける昇降部材と、前記排気装置に回転可能
に螺合するとともに前記昇降部材の下端に連結する回転
体とからなり、前記回転体を回転させることにより前記
昇降部材を昇降させることを特徴とする請求項9乃至請
求項11のいずれか1項に記載の真空二重構造体の封止
方法。 - 【請求項14】 前記封止部材をろう材によって構成
し、該ろう材を前記第2構成部材に接合することによっ
て位置決め保持することを特徴とする請求項1に記載の
真空二重構造体の封止方法。 - 【請求項15】 前記封止部材の表面にヌレ性を向上さ
せるための金属メッキを施すことを特徴とする請求項1
乃至請求項13のいずれか1項に記載の真空二重構造体
の封止方法。 - 【請求項16】 前記第1構成部材を冷却することによ
って前記排気孔の周囲に配設したろう材が封止部材によ
る封止前に溶融するのを防止することを特徴とする請求
項1乃至請求項15のいずれか1項に記載の真空二重構
造体の封止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21502097A JP3509485B2 (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 真空二重構造体の封止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21502097A JP3509485B2 (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 真空二重構造体の封止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1147005A true JPH1147005A (ja) | 1999-02-23 |
| JP3509485B2 JP3509485B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=16665413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21502097A Expired - Fee Related JP3509485B2 (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 真空二重構造体の封止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3509485B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013090702A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-16 | Omichi Sangyo:Kk | 真空引き兼封止方法、ガス注入兼排気工具、ろう付け排気工具 |
| JP2015199130A (ja) * | 2015-06-16 | 2015-11-12 | 株式会社大道産業 | ろう付け排気工具 |
| CN112573015A (zh) * | 2020-12-08 | 2021-03-30 | 赣州中瓷科技有限公司 | 一种真空保温容器的无铅玻璃密封组件及其制作方法 |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP21502097A patent/JP3509485B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013090702A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-16 | Omichi Sangyo:Kk | 真空引き兼封止方法、ガス注入兼排気工具、ろう付け排気工具 |
| JP2015199130A (ja) * | 2015-06-16 | 2015-11-12 | 株式会社大道産業 | ろう付け排気工具 |
| CN112573015A (zh) * | 2020-12-08 | 2021-03-30 | 赣州中瓷科技有限公司 | 一种真空保温容器的无铅玻璃密封组件及其制作方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3509485B2 (ja) | 2004-03-22 |
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