JPH1147183A - 涙点プラグ装置 - Google Patents

涙点プラグ装置

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JPH1147183A
JPH1147183A JP9210403A JP21040397A JPH1147183A JP H1147183 A JPH1147183 A JP H1147183A JP 9210403 A JP9210403 A JP 9210403A JP 21040397 A JP21040397 A JP 21040397A JP H1147183 A JPH1147183 A JP H1147183A
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Japan
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plug
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diameter
string
punctal
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JP9210403A
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Kiyoshi Fujii
清 藤井
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KANEKA MEDICS KK
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KANEKA MEDICS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 涙点に装着されて確実な塞栓効果が得られる
と共に、涙小管内へ陥落没入することが確実に防止さ
れ、しかもその抜去をきわめて簡単に行うことのできる
涙点プラグ装置の提供。 【解決手段】 本発明の涙点プラグ装置は、円柱状の外
周面を有する胴部分35、この胴部分の一端に連続して
設けられた、先端に向かうに従って小径となる先端部分
36、および前記胴部分の他端に設けられた鍔状部分3
7を有してなるプラグ本体1と、このプラグ本体の鍔状
部分にその一端が連結された紐状体33とを具えてな
る。紐状体の先端には、大径のストッパ61または別の
プラグ本体を設けることができる。プラグ本体には、鍔
状部分、胴部分および先端部分を軸方向に貫通して伸び
る、最小径の寸法が規定された貫通孔71を形成するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼の涙点に挿入装
着されて涙道閉塞症や欠涙症などの疾患の治療などに用
いられる涙点プラグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】涙道は、図8に示すように、眼10の内
眼角において上下の位置に開口する上涙点11および下
涙点12、これらの涙点にそれぞれ通ずる上涙小管13
および下涙小管14、これらの涙小管が一緒になる総涙
小管15、並びにこの総涙小管15から鼻腔に至る涙嚢
16および鼻涙管17により形成されている。18は涙
液を分泌する涙腺である。そして、涙道のいずれかの個
所に閉塞または狭窄が生ずると涙液が円滑に流出されな
いために流涙症(いわゆる涙眼)となり、また、涙腺の
異常による涙液分泌減少症の場合や涙点などの異常拡張
によって涙液の流出が過剰となると、涙液の必要量が眼
に滞留されない欠涙症(いわゆるドライアイ)となる。
涙点プラグは、主としてこれらの疾患の治療に使用され
るものである。
【0003】従来知られている涙点プラグの装着状態を
図9に模式的に示す。この涙点プラグ20は、中央ロッ
ド部分21と、この中央ロッド部分21の先端に設けら
れた円錐台形の先端塞栓部分22と、中央ロッド部分2
1の他端に設けられた傾斜鍔状部分23とにより構成さ
れている。この涙点プラグ20は、先端塞栓部分22と
これに続く中央ロッド部分21が涙点25から涙小管2
6内に挿入された状態に装着される。すなわち、涙点閉
塞症や涙小管閉塞症の治療には、涙点に装着された状態
で相当の期間留置され、涙点あるいは涙小管が十分に拡
大された状態に自然整形された後に抜去される。また、
涙点プラグの装着によって涙点が閉塞されて涙液の流出
が阻止されるので、涙液分泌減少症や欠涙症による苦痛
が緩和される。なお、傾斜鍔状部分23は、装着時に涙
点の外部周縁部上に位置されて陥落没入に対するストッ
パとしての作用を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
涙点プラグ20は、その閉塞作用を発揮すべき先端塞栓
部分22の形状が円錐台形であるため、必ずしも良好な
閉塞作用を得ることができず、また過度の刺激を与える
ことがある。また、上記の涙点プラグ20は、手掛かり
となる部分が存在しないために、一旦装着された涙点プ
ラグをを抜去する作業が相当に困難であり、しかも傾斜
鍔状部分23が存在するにもかかわらず、その装着時ま
たは留置期間中に、当該涙点プラグ20の全体が涙小管
内へ陥落没入することがあり、その場合にはその取り出
しが非常に困難となる、という問題点がある。
【0005】本発明は以上のような事情に基いてなされ
たものであって、本発明の目的は、涙点に装着されて確
実な塞栓効果が得られると共に、涙小管内へ陥落没入す
ることが確実に防止され、しかもその抜去をきわめて簡
単に行うことのできる涙点プラグ装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の涙点プラグ装置
は、円柱状の外周面を有する胴部分、この胴部分の一端
に連続して設けられた、先端に向かうに従って小径とな
る先端部分、および前記胴部分の他端に設けられた鍔状
部分を有してなる、生体適合材料により形成されたプラ
グ本体と、このプラグ本体の鍔状部分にその一端が連結
された紐状体とを具えてなることを特徴とする。
【0007】以上において、プラグ本体の先端部分は円
錐状であり、その頂端部は球面状であることが好まし
い。また、プラグ本体の鍔状部分と胴部分との間に、胴
部分より小径の小径部分が形成されていることが好まし
い。更に、本発明の涙点プラグ装置においては、紐状体
の先端に、当該紐状体より大径のストッパが設けられて
いることが好ましい。
【0008】本発明のプラグ本体には、鍔状部分、胴部
分および先端部分を当該胴部分の軸方向に貫通して伸び
るよう、最小径の寸法が規定された貫通孔を形成するこ
とができる。本発明の涙点プラグ装置は、上記のような
プラグ本体の2つと、この2つのプラグ本体の各鍔状部
分にその両端が連結された紐状体とを具えてなることを
特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の涙点プラグ装置に
ついて具体的に説明する。図1は、本発明の好ましい実
施例に係る涙点プラグ装置30の構成を示す説明用斜視
図である。この涙点プラグ装置30は、2つのプラグ本
体31,31と、これら2つのプラグ本体31,31を
互いに連結する1本の紐状体33とにより構成されてい
る。この涙点プラグ装置30において、2つのプラグ本
体31は互いに同一の構成を有しており、その各々は、
図2に示すように、中央に位置する円柱状の外周面を有
する胴部分35と、この胴部分35の一端側(図の下
側)に連続して設けられた円錐状の先端部分36と、胴
部分35の他端側(図の上側)に連続して設けられた鍔
状部分37とが一体的に形成された構成とされている。
【0010】鍔状部分37は、胴部分35の外周縁より
半径方向外方に突出する大径の円板状部分であり、その
外周面37Aは外端面側(上方)に向かうに従って小径
となるテーパ状とされている。また、この例において
は、鍔状部分37の外端面(上面)に開口し、当該鍔状
部分37から胴部分35にわたって軸方向に伸びる、有
底の保持用孔38が形成されている。そして、紐状体3
3の両端が、それぞれ、2つのプラグ本体31の各々の
鍔状部分37に、その外端面の適宜の個所において一体
に連結されている。また、先端部分36は、胴部分35
と同等の外径を有する基部を有する円錐状であって、そ
の頂端部36Aは球面状とされている。
【0011】以上の涙点プラグ装置30におけるプラグ
本体31および紐状体33の材質としては、生体に適合
する柔軟な材料であれば特に限定されるものではない
が、例えばシリコーンゴムを好ましく用いることができ
る。
【0012】以上のプラグ本体31において、全体の軸
方向長さLは例えば1.5〜10.0mm、好ましくは
2.0〜5.0mmであり、このうち、鍔状部分37の
厚みは0.1〜0.5mmである。胴部分35の長さH
1は1.0〜8.0mm、外径Dは0.8〜1.5m
m、好ましくは1.0〜1.3mmであり、鍔状部分3
7の外径は1.2〜2.0mm、好ましくは1.3〜
1.7mmである。また、保持用孔38の径は、当該プ
ラグ本体31を保持して涙点に挿入するための消息子
(ブジー)に適した寸法、例えば0.2〜0.6mmの
大きさとされる。
【0013】また、紐状体33は、2つのプラグ本体3
1を連結するものであれば、特にその形状が限定される
ものではなく、円柱状、円筒状、リボン状などの適宜の
ものでよく、円柱状または円筒状の場合に、その外径は
例えば0.1〜1.0mm程度であり、長さは例えば
1.0〜10.0mm、好ましくは1.5〜5.0mm
程度とされる。
【0014】以上のような構成の本発明の涙点プラグ装
置30は、その全体を例えばシリコーンゴムの成形手段
によって一体的にかつ直接的に製造することができる
が、個々のプラグ本体31を単独で製造し、その2つを
適宜の紐状体材料によって連結する方法によっても製造
することができる。この場合に、プラグ本体31と紐状
体33とは異なる材質とすることもできる。
【0015】上記の涙点プラグ装置30は以上のような
構成を有し、一方のプラグ本体31の保持用孔38内に
インサータ(挿入用器具)のブジーが挿入されて当該プ
ラグ本体31が保持され、その先端部分36を先頭にし
て適用患者の例えば上涙点に挿入され、先端部分36お
よび胴部分35が上涙小管内に位置され、かつ鍔状部分
37が上涙点の外部周縁上に位置された状態に装着され
る。また、他方のプラグ本体31も、全く同様にして、
下涙点に装着される。そして、これにより、1つの眼の
両涙点に涙点プラグが装着された状態が得られ、必要に
応じて適宜の期間そのまま留置される。
【0016】このような構成の涙点プラグ装置30にお
いては、先端部分36が円錐状であるために挿入が容易
であり、しかもその頂端部36Aが球面状であるために
涙点および涙小管の周囲の組織を傷付けるおそれがな
い。また、各プラグ本体31には円柱状の外周面を有す
る胴部分35が形成されているため、当該胴部分35が
涙小管内に位置された状態において、涙小管の組織に過
度の刺激を与えることなしに、確実に目的とする塞栓効
果を発揮することができる。
【0017】更に、各プラグ本体31における鍔状部分
37から伸びるよう紐状体33が設けられており、この
紐状体33は、プラグ本体31が装着された状態におい
ても涙点の外部に位置される。従って、この紐状体33
を例えばピンセットなどによって掴んで引き出すことに
より、きわめて容易に装着されたプラグ本体31を抜去
することができる。そして、装着されたプラグ本体31
が仮に涙小管内に陥落没入した場合であっても、この紐
状体33は、その他端に他のプラグ本体31が連結され
ているためにそれがストッパとなって装置の全体が当該
涙点内に没入することが防止され、従って当該涙点プラ
グ装置30の少なくとも一部は必ず当該涙点の外部に存
在するので、この外部に存在する部分を利用して、陥落
没入したプラグ本体31を確実に涙小管または涙点から
引き出し、抜去することができる。
【0018】以上において、各プラグ本体31の保持用
孔38は必須のものではなく、紐状体33を例えばピン
セットなどによって掴んで操作することにより、目的と
する涙点に装着することができる。
【0019】また、上記の構成の涙点プラグ装置30に
おいては、2つのプラグ本体31が適宜の長さの紐状体
33によって連結されているため、それら2つのプラグ
本体31をそれぞれ上涙点および下涙点に装着すること
ができて両方の涙点を塞栓するのに便利であり、しかも
装着の操作がきわめて簡便となる。このような用法にお
いては、紐状体33の長さが両涙点の距離に適合してい
ることが好ましく、通常、1.5〜5.0mm程度とさ
れる。
【0020】更に、上記の構成の涙点プラグ装置30に
よれば、紐状体33を適宜の個所で切断すると、1つの
プラグ本体31の鍔状部分37に紐状体(断片部分)の
一端が連結されてなる状態の涙点プラグ装置が得られ
る。これは、後述する図6の例において、ストッパ61
が設けられていない状態に相当する。この涙点プラグ装
置は、その紐状体の先端がそのままの状態で終わる遊端
となってはいるが、当該プラグ本体31は上記と同様に
して涙点に装着して使用することができ、紐状体は、そ
の装着および抜去の操作に利用することができる。この
ような場合の紐状体33の長さは、特に制限されるもの
ではないが、少なくとも1.0mm以上であることが好
ましい。このような用法は、装着すべき涙点が上涙点お
よび下涙点の一方のみでよい場合に便利である。そし
て、残りのプラグ本体31にも紐状体(断片部分)が残
存しているので、これも全く同様にして有効に使用する
ことができる。
【0021】図3は、本発明におけるプラグ本体の変形
例を示す正面図であり、紐状体は省略されている。この
例のプラグ本体40においては、胴部分35と鍔状部分
37との間に、胴部分35より外径の小さい小径部分4
1が形成されている。この小径部分41の高さH2は例
えば0.5〜4.0mmであり、外径は例えば0.5〜
1.2mmである。このような小径部分41が鍔状部分
37に続いて形成されていることにより、装着されたプ
ラグ本体31が涙点から不用意に抜け出ることが防止さ
れる。
【0022】図4は、本発明におけるプラグ本体の他の
変形例を示す正面図であって、紐状体は省略されてい
る。この例のプラグ本体50においては、図3の例と同
様に、鍔状部分37に続いて小径部分41が形成されて
いるが、この小径部分41と胴部分35との間にテーパ
斜面部51が形成されている。このような構成によれ
ば、当該テーパ斜面部51により、装着された当該プラ
グ本体31を抜去することが容易となり、しかもその際
に周囲の組織に過大な刺激を与えることを防止すること
ができる。
【0023】図5は、本発明におけるプラグ本体の更に
他の変形例を示す正面図であって、紐状体は省略されて
いる。この例のプラグ本体55においては、図4の例と
同様に、鍔状部分37に続いて小径部分41およびテー
パ斜面部51が形成されていると共に、先端部分が、先
端円錐状部分56と、これに続く小径円柱状部分57と
により構成され、この小径円柱状部分57は、テーパ斜
面部58を介して胴部分35に続く構成とされている。
このような構成によれば、先端部分が先端円錐状部分5
6と小径円柱状部分57とにより構成されていることに
よって涙点内への挿入が容易となり、しかもその際に周
囲の組織に過大な刺激を与えることを防止することがで
きる。
【0024】図6は、本発明の他の実施例に係る涙点プ
ラグ装置60の説明用斜視図であって、この涙点プラグ
装置60は、1つのプラグ本体31と、このプラグ本体
31の鍔状部分37にその一端が連結された紐状体33
と、この紐状体33の先端に設けられた、当該紐状体3
3の外径よりも大きい外径を有するストッパ61とによ
り構成されている。この構成の涙点プラグ装置60にお
いても、既述の例と同様の作用効果が得られる。すなわ
ち、プラグ本体31に紐状体33およびストッパ61が
設けられているため、これらを介して、装着された当該
プラグ本体31の抜去を容易に実行することができると
共に、全体が涙小管内に陥落没入することが確実に防止
される。
【0025】以上の構成の涙点プラグ装置60におい
て、ストッパ61の形状は特に限定されるものではな
く、球状、円板状、リング状など、適宜の形状のものと
することができる。このストッパ61の最大外径は紐状
体33の外径より大きいことが必要であり、例えば紐状
体33の外径の1.5倍以上とされることが好ましく、
具体的には0.3〜2.0mm程度とされる。
【0026】図7は、本発明の更に他の実施例に係る涙
点プラグ装置70の説明用断面図であって、紐状体33
はその一部のみが示されている。この涙点プラグ装置7
0のプラグ本体31には、保持用孔38に連通し、先端
部分36の頂端部にまで伸びる貫通孔71が形成されて
いる。この貫通孔71の内径Rは、保持用孔38の内径
よりも小さく、例えば0.1〜0.3mm程度の範囲内
であり、しかもその最小内径(図の例では貫通孔71の
内径と一致する。)は規定された寸法とされている。こ
のような構成の涙点プラグ装置70によれば、装着され
た状態で涙点の外部に位置する鍔状部分37から、涙小
管内に位置する先端部分36の頂端部に至る涙液の流路
が確保され、しかもその最小径が規定されているので、
涙液の涙小管内への流出量を制御することができる。従
って、基本的に胴部分によって発揮される塞栓効果を得
ながら、しかも必要量の涙液を涙小管を介して涙道に流
すことが可能となる。
【0027】以上、本発明のいくつかの実施例について
説明したが、本発明においては種々の変更を加えること
が可能である。例えば、プラグ本体としては、図示した
いずれの構成のもの、あるいはその変形したものを使用
することができる。従って、2つのプラグ本体が紐状体
によって連結された構成において、そのプラグ本体それ
自体の構成は特に限定されるものではなく、更に一方の
プラグ本体と他方のプラグ本体とが互いに構成の異なる
ものであってもよい。また、紐状体の一端は、プラグ本
体の鍔状部分の外端面個所であればいずれの個所に連結
されていてもよく、鍔状部分の外周面上の個所であって
もよい。更に、プラグ本体の鍔状部分は、胴部分の軸方
向に対して傾斜した状態とすることもできる。
【0028】
【発明の効果】本発明の請求項1の涙点プラグ装置によ
れば、涙点に装着されて確実な塞栓効果が得られると共
に、涙小管内へ陥落没入することが確実に防止され、し
かもその抜去をきわめて簡単に行うことができる。ま
た、請求項2に係る発明によれば、プラグ本体の先端部
分は円錐状であり、その頂端部は球面状であることによ
り、涙点への挿入・装着を容易に行うことができる。
【0029】請求項3に係る発明によれば、プラグ本体
の鍔状部分と胴部分との間に、胴部分より小径の小径部
分が形成されていることにより、装着されたプラグ本体
が抜け出ることが防止される。請求項4に係る発明によ
れば、紐状体の先端に、当該紐状体より大径のストッパ
が設けられていることにより、当該プラグ本体が陥落没
入した場合にも、全体が没入することが防止され、その
引出しを確実に容易に行うことができる。
【0030】請求項5に係る発明によれば、プラグ本体
に、鍔状部分、胴部分および先端部分を当該胴部分の軸
方向に貫通して伸びるよう、最小径の寸法が規定された
貫通孔が形成されていることにより、涙小管への涙液の
流路が確保され、しかもその流量を制御することができ
る。請求項6に係る本発明の涙点プラグ装置によれば、
プラグ本体の2つと、この2つのプラグ本体の各鍔状部
分にその両端が連結された紐状体とを具えてなるので、
上涙点および下涙点の両方を塞栓することができ、しか
もその抜去がきわめて容易であり、紐状体を切断するこ
とによって分離して個々に使用することもできるので、
非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例に係る涙点プラグ装置
の構成を示す説明用斜視図である。
【図2】図1の涙点プラグ装置のプラグ本体と紐状体を
示す説明用断面図である。
【図3】本発明におけるプラグ本体の変形例を示す正面
図である。
【図4】本発明におけるプラグ本体の他の変形例を示す
正面図である。
【図5】本発明におけるプラグ本体の更に他の変形例を
示す正面図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る涙点プラグ装置の説
明用斜視図である。
【図7】本発明の更に他の実施例に係る涙点プラグ装置
の説明用断面図である。
【図8】涙道の説明図である。
【図9】従来の涙点プラグの装着状態を模式的に示す説
明図である。
【符号の説明】
10 眼 11 上涙点 12 下涙点 13 上涙小管 14 下涙小管 15 総涙小管 16 涙嚢 17 鼻涙管 18 涙腺 20 涙点プラグ 21 中央ロッド部分 22 先端塞栓部分 23 傾斜鍔状部分 25 涙点 26 涙小管 30,60,70 涙点プラグ装置 31,31A,40,50,55 プラグ本体 33 紐状体 35 胴部分 36 先端部分 36A 頂端部 37 鍔状部分 37A 外周面 38 保持用孔38 41 小径部分 51 テーパ斜面部 56 先端円錐状部分 57 小径円柱状部分 58 テーパ斜面部 61 ストッパ 71 貫通孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状の外周面を有する胴部分、この胴
    部分の一端に連続して設けられた、先端に向かうに従っ
    て小径となる先端部分、および前記胴部分の他端に設け
    られた鍔状部分を有してなる、生体適合材料により形成
    されたプラグ本体と、このプラグ本体の鍔状部分にその
    一端が連結された紐状体とを具えてなることを特徴とす
    る涙点プラグ装置。
  2. 【請求項2】 プラグ本体の先端部分は円錐状であり、
    その頂端部が球面状であることを特徴とする請求項1に
    記載の涙点プラグ装置。
  3. 【請求項3】 プラグ本体の鍔状部分と胴部分との間
    に、胴部分より小径の小径部分が形成されていることを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の涙点プラグ
    装置。
  4. 【請求項4】 紐状体の先端に、当該紐状体より大径の
    ストッパが設けられていることを特徴とする請求項1〜
    請求項3のいずれか一に記載の涙点プラグ装置。
  5. 【請求項5】 プラグ本体には、鍔状部分、胴部分およ
    び先端部分を当該胴部分の軸方向に貫通して伸びるよ
    う、最小径の寸法が規定された貫通孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一に記
    載の涙点プラグ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載さ
    れたプラグ本体の2つと、この2つのプラグ本体の各鍔
    状部分にその両端が連結された紐状体とを具えてなるこ
    とを特徴とする涙点プラグ装置。
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