JPH1147219A - 肌貼付用浴用剤及び肌貼付用浴用剤キット - Google Patents
肌貼付用浴用剤及び肌貼付用浴用剤キットInfo
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- JPH1147219A JPH1147219A JP20460297A JP20460297A JPH1147219A JP H1147219 A JPH1147219 A JP H1147219A JP 20460297 A JP20460297 A JP 20460297A JP 20460297 A JP20460297 A JP 20460297A JP H1147219 A JPH1147219 A JP H1147219A
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Abstract
ガスを患部近傍で直接発生、溶解させることができる浴
用剤及び浴用剤キットの提供。 【解決手段】 炭酸ガス発生剤含有層及び肌接着層の2
層からなる肌貼付用浴用剤;及び炭酸ガス発生剤含有部
及び肌接着部からなる肌貼付用浴用剤キット。
Description
び肌貼付用浴用剤キットに関し、さらに詳しくは、痛み
や張り等を有する部位に直接貼付して、入浴やシャワー
等をすることによりにより、該貼付部位で直接炭酸ガス
を発生させ、炭酸ガス濃度を高くすることができる肌貼
付用浴用剤及び肌貼付用浴用剤キットに関する。
して末梢血管を広げ、血行を促進する結果、疲労の回復
や肩こり、神経痛、リウマチ等の治療に効果を発揮す
る。このため浴湯中で簡単に炭酸ガスを発生、溶解させ
ることができる浴用剤組成物が開発されており、例えば
以下の技術が知られている。
酸等の有機酸を含有した錠剤や粉末状の浴用剤であっ
て、浴湯に添加することにより炭酸ガスを発生、溶解さ
せるもの(特開昭59−70609号公報、59−70
610号公報)。浴湯中で発生した炭酸ガスが均一に分
散、溶解するように剤を特定の大きさや構造にした浴用
剤(特開平6−205822号公報)。
や腰痛の治療効果を向上させるためには、高濃度の炭酸
ガスを直接患部近傍で溶解させることが必要であるが、
浴用剤を単に浴湯に添加して炭酸ガスを発生、溶解させ
る上記方法では、高濃度の炭酸ガスを患部近傍で直接溶
解させることは困難であった。また浴用剤を手で患部に
押しあて、炭酸ガスが発生している間浴用剤を手で維持
する方法によれば、患部近傍で高濃度の炭酸ガスを溶解
させることは不可能ではないが、その労力は大きく、ま
た患部によっては手の届かない場所もあり、かかる方法
を採用することは問題があった。
な方法で、高濃度の炭酸ガスを患部近傍で直接発生、溶
解させることができる浴用剤及び浴用剤キットを提供す
ることを目的とする。
達成すべく鋭意研究した結果、炭酸ガス発生剤含有層及
び肌接着層の2層からなる肌貼付用浴用剤を用いれば、
肌接着層を単に肌に貼付するという簡単な手段で、労力
を要することなく高濃度の炭酸ガスを患部近傍で直接発
生、溶解させることができることを見出した。また炭酸
ガス発生剤含有部及び肌接着部からなる肌貼付用浴用剤
キットを用いれば、炭酸ガス発生剤含有部と肌接着部と
を接合するだけで上記肌貼付用浴用剤と同様の効果が得
られることを見出し、本発明を完成させた。
及び肌接着層の2層からなる肌貼付用浴用剤;及び炭酸
ガス発生剤含有部及び肌接着部からなる肌貼付用浴用剤
キットを提供するものある。
ガス発生剤含有層及び肌接着層の2層からなる。肌貼付
用浴用剤を構成する両層の相対的配置には特に制限はな
く、例えば図1〜図4に示すような構造が挙げられる。
図1は、肌接着層(11)の一の面(111)と炭酸ガ
ス発生剤含有層(12)の一の面(121)とが略完全
に接合した状態にある肌貼付用浴用剤(1)の断面を表
す模式図である。肌接着層11及び炭酸ガス発生剤含有
層12は、円筒形、直方体、六角柱等その形状は問わな
い。図1において、肌接着層11が肌に接着する面11
2の面積及び肌接着層11の厚さlh には特に制限がな
いが、湯浴中で患部に密着して肌から容易に脱離しない
大きさであることが好ましい。また炭酸ガス発生剤含有
層12の厚さlcは、発生させる炭酸ガスの量に応じて
適宜選択することができる。
有層12が肌接着層11の側面を被覆している場合、図
3に示すように、肌接着層11が炭酸ガス発生剤含有層
12の側面を被覆している場合、図4に示すように、炭
酸ガス発生剤含有層12が略半球状をしている場合等で
あってもよい。図2〜図4は肌貼付用浴用剤の断面を表
す模式図である。また例えば図5に示すように、円筒形
の炭酸ガス発生剤含有層12及び肌接着層11の略中央
部に空隙122及び113を有する構造であってもよ
い。図5は、肌貼付用浴用剤を炭酸ガス発生剤含有層側
から見た平面の透視模式図である。
を含有するものである。炭酸ガス発生剤には特に制限は
ないが、炭酸塩と有機酸との混合物であることが好まし
い。炭酸塩としては例えば、炭酸ナトリウム、炭酸水素
ナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸
カリウム、炭酸水素カリウム、セスキ炭酸ナトリウム等
が挙げられる。また有機酸としては例えば、コハク酸、
フマル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸等が
挙げられる。本発明においては、これら炭酸塩、有機酸
を1種または2種以上用いることができる。
有層中の配合量には特に制限はないが、その0.01重
量%水溶液のpHが5〜7となるようにすることが好まし
い。pHが5〜7となるように配合量を調節することによ
り、患部あるいは患部近傍で炭酸ガスを高濃度で溶解さ
せることができる。
子で被覆等の表面処理をすることにより、湯浴中で比較
的長時間、継続的に炭酸ガスを発生させることができ
る。水溶性高分子としては例えば、ポリエチレングリコ
ール、デキストリン、キサンタンガム、デンプン、グァ
ーガム、カラギーナン、寒天、マンナン、ゼラチン、コ
ラーゲン、メチルセルロース、エチルセルロース、カル
ボキシセルロース、カゼイン、アルギン酸、ポリビニル
アルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、可溶性デンプ
ン、アルブミン、アルギン酸塩等を挙げることができ
る。
させるため、また継続的に炭酸ガスを発生させるため、
錠剤型とすることが好ましい。かかる錠剤の成型は常法
にしたがって行うことができる。すなわち例えば、有機
酸、炭酸塩に、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤等を適
宜加え、直接粉末圧縮法等により錠剤化する。このと
き、炭酸ガスの発生速度を調節するために、打錠圧を適
宜調節することができる。
効果を害しない範囲で、酸化マグネシウム等の安定化
剤、ショ糖エステル等の界面活性剤、ブドウ糖等の糖
類、l−メントール等の感触剤、香料、色素、薬効成分
等を配合することができる。
層と接合し、他側面で肌に密着するものである。かかる
機能を発揮するために肌接着層は、接着性高分子を含有
する。接着性高分子は、例えば酢酸ビニル樹脂や合成ゴ
ム等の非水溶性高分子でもよいが、水溶性高分子である
ことが好ましい。水溶性高分子としては例えば、(メ
タ)アクリル酸系ポリマー、スチレンスルホン酸系ポリ
マー、ビニルアルコール系ポリマー、アクリルアミド系
ポリマー、ビニルピロリドン系ポリマー、またはこれら
のコポリマー等の水溶性または水膨潤性ポリマー、アル
ギン酸塩、グァーガム、ペクチン、デンプン、カラギー
ナン等の植物系高分子、コラーゲン、カゼイン、ゼラチ
ン等の動物系高分子、メチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセ
ルロース系高分子、その他カルボキシビニルポリマー、
マルトトリオース等の水溶性高分子が挙げられる。これ
らのうち、ポリN,N−ジメチルアミノエチルメタクリ
ル酸ジエチル硫酸塩、p−スチレンスルホン酸ナトリウ
ム・メタクリル酸ランダム共重合体、ポリ(アクリルア
ミドメチルプロパンスルホン酸ナトリウム)が好まし
い。これら水溶性高分子は、化粧料等に一般に用いられ
るものであり、優れた安全性を有する。本発明において
は上記水溶性高分子を1種または2種以上用いることが
できる。
付与するためには、所定量の水を添加することが好まし
いが、炭酸ガス発生剤含有層が炭酸塩及び有機酸を含有
する場合、肌接着層の含水率が高いと、肌貼付用浴用剤
を製剤後、上記したように比較的短期間で炭酸塩と有機
酸とが反応して発泡してしまい、保存安定性が必ずしも
十分ではない。このため肌接着層の含水率を10重量%
以下とすることが好ましく、9重量%以下とすることが
特に好ましく、8重量%以下とすることが最も好まし
い。
または界面活性剤を配合して、肌接着層の含水率が10
重量%以下となるように調整することが好ましい。多価
アルコールとしては例えば、グリセリン、1,3−ブタ
ンジオール、プロピレングリコール等が挙げられる。ま
た界面活性剤としては例えば、ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等が挙げられ
る。
顆粒を配合すれば、そのマッサージ効果により、患部の
こりや痛み等をより効果的に緩和することができる。
ルコール等を混合して均一の膜になるように延展し、適
宜乾燥させることにより製造することができる。なお肌
接着層には本発明の効果を害さない範囲で、l−メント
ール、カンフル、トウガラシチンキ、バニリルアルコー
ルブチルエーテル等の感触剤、ビタミンA,B,C,
D,E,H等のビタミン類、副腎皮質ホルモン等のホル
モン類、抗ヒスタミン剤等の薬剤、または上記感触剤等
とともにもしくはこれらに代えて、天然動植物からの分
離物、保湿剤、オイル剤、香料等を配合することがで
き、これにより有効成分を肌に浸透させることができ
る。
剤含有層と肌接着層とを接合することにより製造するこ
とができるが、肌接着層は前記のように水溶性高分子等
を含有しているため粘着性を有しており、容易に炭酸ガ
ス発生剤含有層を接合することができる。かかる肌貼付
用浴用剤の肌接着層を患部に付着させ、入浴またはシャ
ワーを使うことにより、高濃度の炭酸ガスを直接患部近
傍で発生、溶解させることができる。
た肌接着層と炭酸ガス発生剤含有層とを接合せずに、別
々に個装したものである。別々に個装することにより、
肌接着部の含水率が高くても、炭酸ガス発生剤含有部の
含水率が低ければ、炭酸ガス発生剤含有部が不安定化す
ることがないという利点を有する。前記したように肌接
着部が粘着性を有するため、肌接着部と炭酸ガス発生剤
含有部とを容易に接合することができ、これを肌接着部
に付着させれば、前記した肌貼付用浴用剤と同様の効果
を得ることができる。肌接着部の含水率は20重量%以
下であることが好ましい。
明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない。
25gを、常法に従い直径40mm、錠高15mm( 錠剤
の中央部に直径13mmの円筒形の空隙を有する)の円筒
状の錠剤に成型した。
料を混合し、PETフィルム上で均一の膜になるように
延展し、含水率が、実施例1〜3では7重量%、実施例
4では6重量%となるまで乾燥させて肌接着層とした。
このとき層の高さは、実施例1〜3では0.5mm、実施
例4では1mmであった。
に、上記炭酸ガス発生剤含有層を重ね、手で押圧した。
次いで肌接着層を直径が40mmとなるように切り取り、
さらにPETフィルムを剥がして肌貼付用浴用剤とし
た。
け、肩こり症状の緩和効果を確認した。第1群の被験者
には実施例1の肌貼付用浴用剤2個を肩の患部に左右1
個ずつ付着させ、40℃の浴湯に10分間入浴させた。
第2群の被験者には実施例2の肌貼付用浴用剤を用い、
第1群の場合と同様にして入浴させた。第3群の被験者
には、実施例3の肌貼付用浴用剤を用い、第1群の場合
と同様に入浴させた。第4群の被験者には、実施例4の
肌貼付用浴用剤を用い、第1群の場合と同様に入浴させ
た。第5群の被験者には、実施例1で製造した炭酸ガス
発生剤含有層を2個浴湯に添加して、第1群の場合と同
様に入浴させた。次いで肩こり症状の緩和効果を以下の
評価基準で評価し、10人の合計点を求めた。結果を表
3に示す。 評価基準: 3点:肩が非常に軽くなった。 2点:肩が軽くなった。 1点:肩がやや軽くなった。 0点:肩こり症状が全く軽減されなかった。
を患部に付着して入浴することにより、肩こり症状が効
果的に改善されることが確認された。
5)、15%(実施例6)とした以外は実施例2と同様
にして肌貼付用浴用剤を製造した。
ピローに入れ、50℃で30日間保存したときの状態を
観察した。結果を表4に示す。
は保存安定性が優れているが、15%の場合はやや不安
定であることが確認された。
方法で、高濃度の炭酸ガスを患部近傍で直接発生、溶解
させることができる浴用剤及び浴用剤キットを得ること
ができる。さらに肌接着層の含水率を10%以下にする
ことにより、かかる浴用剤等の保存安定性を向上させる
ことができる。
面を示す模式図である。
面を示す模式図である。
面を示す模式図である。
面を示す模式図である。
面を示す透視模式図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 炭酸ガス発生剤含有層及び肌接着層の2
層からなる肌貼付用浴用剤。 - 【請求項2】 肌接着層の含水率が10重量%以下であ
る請求項1記載の肌貼付用浴用剤。 - 【請求項3】 肌接着層が、水溶性高分子と、多価アル
コール及び/または界面活性剤とを含有する請求項1ま
たは2記載の肌貼付用浴用剤。 - 【請求項4】 肌接着層を肌に付着させて用いるもので
ある請求項1〜3のいずれか1項記載の肌貼付用浴用
剤。 - 【請求項5】 炭酸ガス発生剤含有部及び肌接着部から
なる肌貼付用浴用剤キット。 - 【請求項6】 肌接着部の含水率が20重量%以下であ
る請求項5記載の肌貼付用浴用剤キット。 - 【請求項7】 肌接着部が、水溶性高分子と、多価アル
コール及び/または界面活性剤とを含有する請求項5ま
たは6記載の肌貼付用浴用剤キット。 - 【請求項8】 肌接着部と炭酸ガス発生剤含有部とを接
合した後、肌接着部を肌に付着させて用いるものである
請求項5〜7のいずれか1項記載の肌貼付用浴用剤キッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20460297A JPH1147219A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 肌貼付用浴用剤及び肌貼付用浴用剤キット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20460297A JPH1147219A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 肌貼付用浴用剤及び肌貼付用浴用剤キット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1147219A true JPH1147219A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16493185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20460297A Pending JPH1147219A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 肌貼付用浴用剤及び肌貼付用浴用剤キット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1147219A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001005445A3 (en) * | 1999-07-19 | 2001-05-17 | Coloplast As | A carbon dioxide generating device for medical treatment |
| KR20140131169A (ko) * | 2013-05-03 | 2014-11-12 | 주식회사 제닉 | 탄산 함유 입자를 포함하는 필름 |
| JP2019011311A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 小林製薬株式会社 | 義歯洗浄剤 |
-
1997
- 1997-07-30 JP JP20460297A patent/JPH1147219A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001005445A3 (en) * | 1999-07-19 | 2001-05-17 | Coloplast As | A carbon dioxide generating device for medical treatment |
| KR20140131169A (ko) * | 2013-05-03 | 2014-11-12 | 주식회사 제닉 | 탄산 함유 입자를 포함하는 필름 |
| JP2019011311A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 小林製薬株式会社 | 義歯洗浄剤 |
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Legal Events
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Effective date: 20061003 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061204 |
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