JPH1147483A - 床面固定式洗濯機 - Google Patents
床面固定式洗濯機Info
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- JPH1147483A JPH1147483A JP22069297A JP22069297A JPH1147483A JP H1147483 A JPH1147483 A JP H1147483A JP 22069297 A JP22069297 A JP 22069297A JP 22069297 A JP22069297 A JP 22069297A JP H1147483 A JPH1147483 A JP H1147483A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外槽を筐体に直接的に固定する構造におい
て、低廉な構造で外槽の振動に抗する。 【解決手段】 外槽1の斜め下方にコ字型部材5を溶着
し、左右対称に設けた台座10に載せて外槽1を固定す
る。台座10の主支持板部材11と補強板部材12とは
垂直方向に接合面をもって側部枠体13に、水平方向の
接合面をもって前部枠体14又は後部枠体にリベットに
用いて固着される。外槽1が振動する際に台座10に伝
わる力は水平方向及び垂直方向に分解され、それぞれ引
張り方向に各リベットに作用する。つまり、高い強度を
有する方向に力が作用するので、リベットは破損せず、
頑強に振動を受け止めることができる。
て、低廉な構造で外槽の振動に抗する。 【解決手段】 外槽1の斜め下方にコ字型部材5を溶着
し、左右対称に設けた台座10に載せて外槽1を固定す
る。台座10の主支持板部材11と補強板部材12とは
垂直方向に接合面をもって側部枠体13に、水平方向の
接合面をもって前部枠体14又は後部枠体にリベットに
用いて固着される。外槽1が振動する際に台座10に伝
わる力は水平方向及び垂直方向に分解され、それぞれ引
張り方向に各リベットに作用する。つまり、高い強度を
有する方向に力が作用するので、リベットは破損せず、
頑強に振動を受け止めることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてコインラ
ンドリー店舗や各種社会福祉施設等に設置されるドラム
式の床面固定式洗濯機に関し、更に詳しくは、その床面
固定式洗濯機の構造に関する。
ンドリー店舗や各種社会福祉施設等に設置されるドラム
式の床面固定式洗濯機に関し、更に詳しくは、その床面
固定式洗濯機の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】コインランドリー店舗、或いは病院、老
人ホーム等の社会福祉施設などに設置される大型のドラ
ム式洗濯機における大きな問題点の一つは振動である。
洗いやすすぎ時の振動は勿論のこと、特にドラムが高速
で回転する脱水時にドラム内で洗濯物が不均一に分散し
ていると、非常に大きな振動が生じるのみならず、大き
な騒音も発生する。このため、従来のこの種の洗濯機で
は、構造上様々な振動対策が施されていた。
人ホーム等の社会福祉施設などに設置される大型のドラ
ム式洗濯機における大きな問題点の一つは振動である。
洗いやすすぎ時の振動は勿論のこと、特にドラムが高速
で回転する脱水時にドラム内で洗濯物が不均一に分散し
ていると、非常に大きな振動が生じるのみならず、大き
な騒音も発生する。このため、従来のこの種の洗濯機で
は、構造上様々な振動対策が施されていた。
【0003】まず、ドラムを内装する外槽の振動が筐体
にできる限り伝わらないようにするため、外槽はバネ等
の弾性部材により筐体上部から懸垂されると共に、外槽
の下方はダンパを介して筐体の下方に固定されている。
これにより、外槽の振動は減衰して筐体に伝わる。ま
た、外槽の振動自体を抑制するために、外槽の上部、両
側部又は下部に重錘を取り付け、外槽の重量を大きくし
ている。
にできる限り伝わらないようにするため、外槽はバネ等
の弾性部材により筐体上部から懸垂されると共に、外槽
の下方はダンパを介して筐体の下方に固定されている。
これにより、外槽の振動は減衰して筐体に伝わる。ま
た、外槽の振動自体を抑制するために、外槽の上部、両
側部又は下部に重錘を取り付け、外槽の重量を大きくし
ている。
【0004】更に、洗濯機を据え付ける際に、洗濯機の
筐体を構成する底面板をアンカーボルト等によりコンク
リート等の堅牢で且つ水平な床面に直接固定している。
これにより、外槽の振動が筐体に伝わっても、洗濯機の
筐体が床面上でがたついたり移動したりすることを防止
している。
筐体を構成する底面板をアンカーボルト等によりコンク
リート等の堅牢で且つ水平な床面に直接固定している。
これにより、外槽の振動が筐体に伝わっても、洗濯機の
筐体が床面上でがたついたり移動したりすることを防止
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のこ
の種の洗濯機では、防振のための様々な付加的な部材を
要するためコストが高くなると共に、製造工程も手間が
かかるものとなっていた。また、洗濯機自体の重量が非
常に大きくなり、運搬や据付作業も非常に重労働であっ
た。このため、防振構造の簡素化は従来より強く要望さ
れるものであった。
の種の洗濯機では、防振のための様々な付加的な部材を
要するためコストが高くなると共に、製造工程も手間が
かかるものとなっていた。また、洗濯機自体の重量が非
常に大きくなり、運搬や据付作業も非常に重労働であっ
た。このため、防振構造の簡素化は従来より強く要望さ
れるものであった。
【0006】このような問題に対し、本願出願人は、特
に大きな振動を生じさせる遠心脱水時のドラムの振動の
抑制方法について様々な提案を行なってきた(例えば特
願平8−334999号等)。すなわち、この新規な遠
心脱水装置では、例えば、ドラム内の洗濯物に作用する
遠心力が重力よりも若干大きくなるような回転速度でド
ラムを回転させることにより、洗濯物がドラム内周壁面
に張り付いて回転するようにする。そして、このときに
洗濯物の偏在に起因する偏荷重を検出し、その偏荷重が
所定の許容値よりも大きい場合には、偏荷重がドラム上
部に達したときにドラムの回転速度を短時間だけ落と
し、洗濯物に作用する遠心力を弱めて洗濯物を落下させ
る。このようにしてドラム内の洗濯物をバランスよく分
散配置させた後に、ドラムを高速回転させて脱水を実行
する。
に大きな振動を生じさせる遠心脱水時のドラムの振動の
抑制方法について様々な提案を行なってきた(例えば特
願平8−334999号等)。すなわち、この新規な遠
心脱水装置では、例えば、ドラム内の洗濯物に作用する
遠心力が重力よりも若干大きくなるような回転速度でド
ラムを回転させることにより、洗濯物がドラム内周壁面
に張り付いて回転するようにする。そして、このときに
洗濯物の偏在に起因する偏荷重を検出し、その偏荷重が
所定の許容値よりも大きい場合には、偏荷重がドラム上
部に達したときにドラムの回転速度を短時間だけ落と
し、洗濯物に作用する遠心力を弱めて洗濯物を落下させ
る。このようにしてドラム内の洗濯物をバランスよく分
散配置させた後に、ドラムを高速回転させて脱水を実行
する。
【0007】本願発明者らの実験によれば、このような
振動抑制の種々の試みによりドラムの振動を従来より格
段に小さくできることが確認されている。本発明はこの
ような状況に鑑みて成されたものであり、上記のような
従来の防振構造に拘泥されず、解消しきれない振動に対
しては充分な防振性を有し堅牢性を保ちつつ、コストが
低く洗濯機の軽量化も図ることができる新規な構造を有
する床面固定式洗濯機を提供することを目的としてい
る。
振動抑制の種々の試みによりドラムの振動を従来より格
段に小さくできることが確認されている。本発明はこの
ような状況に鑑みて成されたものであり、上記のような
従来の防振構造に拘泥されず、解消しきれない振動に対
しては充分な防振性を有し堅牢性を保ちつつ、コストが
低く洗濯機の軽量化も図ることができる新規な構造を有
する床面固定式洗濯機を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発
明の効果】上記課題を解決するためになされた第1の発
明は、洗濯物を内部に収容し水平軸を中心に回転される
ドラムと、該ドラムを内装する略円筒形状の外槽と、該
外槽を収納する筐体とを具備し、該筐体を構成する底面
部を水平床面に固定して据え付ける床面固定式洗濯機に
おいて、外槽の側周面を円周の左右斜め下方でそれぞれ
受けて保持する台座を設け、該台座を、水平方向の接合
面をもって筐体の底面側に、垂直方向の接合面をもって
筐体の両側面側に、それぞれ接合面を貫通する固着部材
を用いて固着することを特徴としている。
明の効果】上記課題を解決するためになされた第1の発
明は、洗濯物を内部に収容し水平軸を中心に回転される
ドラムと、該ドラムを内装する略円筒形状の外槽と、該
外槽を収納する筐体とを具備し、該筐体を構成する底面
部を水平床面に固定して据え付ける床面固定式洗濯機に
おいて、外槽の側周面を円周の左右斜め下方でそれぞれ
受けて保持する台座を設け、該台座を、水平方向の接合
面をもって筐体の底面側に、垂直方向の接合面をもって
筐体の両側面側に、それぞれ接合面を貫通する固着部材
を用いて固着することを特徴としている。
【0009】第1の発明に係る床面固定式洗濯機の構造
では、従来の洗濯機のように外槽は筐体内の中空に懸垂
されるのではなく、筐体に固定された台座の上に載置し
た状態で固定される。外槽が振動する際に台座は斜め下
方に押し下げられるから、この力は水平方向(揺動方
向)と垂直方向(重力方向)とに分離して考えることが
できる。その水平方向の力は垂直方向の接合面に対して
略直角に作用し、一方垂直方向の力は水平方向の接合面
に対して略直角に作用する。このため、各接合面を固着
している固着部材には引張り方向の力が加わる。一般的
に、リベット、ネジ等の固着部材は剪断力よりも引張り
力に対して高い強度を有しているので、比較的大きな力
が加わっても固着部材は破損することなく、筐体は堅牢
に維持される。
では、従来の洗濯機のように外槽は筐体内の中空に懸垂
されるのではなく、筐体に固定された台座の上に載置し
た状態で固定される。外槽が振動する際に台座は斜め下
方に押し下げられるから、この力は水平方向(揺動方
向)と垂直方向(重力方向)とに分離して考えることが
できる。その水平方向の力は垂直方向の接合面に対して
略直角に作用し、一方垂直方向の力は水平方向の接合面
に対して略直角に作用する。このため、各接合面を固着
している固着部材には引張り方向の力が加わる。一般的
に、リベット、ネジ等の固着部材は剪断力よりも引張り
力に対して高い強度を有しているので、比較的大きな力
が加わっても固着部材は破損することなく、筐体は堅牢
に維持される。
【0010】従って、第1の発明に係る床面固定式洗濯
機の構造によれば、外槽を振動吸収部材を用いずに直接
的に筐体に取り付ける構造において、台座と筐体とを溶
接にを用いず、リベット、ネジ等の固着部材を利用して
固着することができる。このため、作業の熟練を要する
と共に作業時間も長い溶接作業をなくす若しくは削減す
ることができる。
機の構造によれば、外槽を振動吸収部材を用いずに直接
的に筐体に取り付ける構造において、台座と筐体とを溶
接にを用いず、リベット、ネジ等の固着部材を利用して
固着することができる。このため、作業の熟練を要する
と共に作業時間も長い溶接作業をなくす若しくは削減す
ることができる。
【0011】特に、前記固着部材としてリベットを用い
ることにより、部品点数も少なくなく、固着作業も容易
になる。
ることにより、部品点数も少なくなく、固着作業も容易
になる。
【0012】また、第1の発明に係る床面固定式洗濯機
では、前記台座は外槽の側周面の左右に分離した右台座
と左台座とから成り、各左右台座がそれぞれ筐体に固着
される構成とすることが好ましい。この構成によれば、
台座が小さくて済むので部材自体のコストが安価になる
と共に軽量化にも有利である。また、外槽の中央下方が
空間となるので、後述のようにモータを配置するのも容
易になる。
では、前記台座は外槽の側周面の左右に分離した右台座
と左台座とから成り、各左右台座がそれぞれ筐体に固着
される構成とすることが好ましい。この構成によれば、
台座が小さくて済むので部材自体のコストが安価になる
と共に軽量化にも有利である。また、外槽の中央下方が
空間となるので、後述のようにモータを配置するのも容
易になる。
【0013】また、台座を左右に分離したものとする
と、外槽が振動するときに各左右台座には外側に逃げよ
うとする力が加わる。そこで、この力をできる限り小さ
くするためには、外槽の側周面の左右下方と該位置より
遠い側の左又は右台座とを、それぞれに互いに引張り力
を加えつつ連結する連結部材を備える構成とするとよ
い。この構成によれば、例えば、外槽が左方向に振動す
るとき右台座から離れようとする力が作用するが、連結
部材によって両者の間には引張り力が働いているので、
結果として外槽の振動は抑制される。
と、外槽が振動するときに各左右台座には外側に逃げよ
うとする力が加わる。そこで、この力をできる限り小さ
くするためには、外槽の側周面の左右下方と該位置より
遠い側の左又は右台座とを、それぞれに互いに引張り力
を加えつつ連結する連結部材を備える構成とするとよ
い。この構成によれば、例えば、外槽が左方向に振動す
るとき右台座から離れようとする力が作用するが、連結
部材によって両者の間には引張り力が働いているので、
結果として外槽の振動は抑制される。
【0014】更に、第1の発明に係る床面固定式洗濯機
では、外槽は大きく振動しないので従来のように外槽自
体にモータを固定しておく必要はなく、筐体の底面部上
に高さを調整自在に据え付けたモータ台の上にモータを
配置し、該モータの回転軸とドラムの回転軸とを回転駆
動力伝達部材を介して連結する構成とすることができ
る。ここで、回転駆動力伝達部材とは、プーリやVベル
ト又はそれに相当する部材である。この構成では、例え
ば、外槽を取り付けた後に、モータの回転軸に装着した
プーリとドラムの回転軸に装着したプーリとの間にVベ
ルトを巻き掛け、モータ台の高さを調整することにより
Vベルトの張力を適当に調節することができる。
では、外槽は大きく振動しないので従来のように外槽自
体にモータを固定しておく必要はなく、筐体の底面部上
に高さを調整自在に据え付けたモータ台の上にモータを
配置し、該モータの回転軸とドラムの回転軸とを回転駆
動力伝達部材を介して連結する構成とすることができ
る。ここで、回転駆動力伝達部材とは、プーリやVベル
ト又はそれに相当する部材である。この構成では、例え
ば、外槽を取り付けた後に、モータの回転軸に装着した
プーリとドラムの回転軸に装着したプーリとの間にVベ
ルトを巻き掛け、モータ台の高さを調整することにより
Vベルトの張力を適当に調節することができる。
【0015】また、このような高さ調整は比較的狭い調
整範囲で充分であるので、前記モータ台は、モータの回
転軸とほぼ平行な回動軸を中心に回動する板部材の他端
を片持支持して固定する構成とすることができる。この
構成によれば、部品点数も少なくて済み、高さの調整も
容易である。
整範囲で充分であるので、前記モータ台は、モータの回
転軸とほぼ平行な回動軸を中心に回動する板部材の他端
を片持支持して固定する構成とすることができる。この
構成によれば、部品点数も少なくて済み、高さの調整も
容易である。
【0016】また、第2の発明は、洗濯物を内部に収容
し水平軸を中心に回転されるドラムと、該ドラムを内装
する略円筒形状の外槽と、該外槽を収納する筐体とを具
備し、該筐体を構成する底面部を水平床面に固定して据
え付ける床面固定式洗濯機において、床面に対向する底
面部の据付面と該床面との間に所定厚さの板部材を、両
側又は周囲が該板部材によって支持されて中央に空隙が
存在する状態で挟持し、該空隙が存在する部位において
固着部材を据付面を貫通して床面に打ち込むことを特徴
としている。
し水平軸を中心に回転されるドラムと、該ドラムを内装
する略円筒形状の外槽と、該外槽を収納する筐体とを具
備し、該筐体を構成する底面部を水平床面に固定して据
え付ける床面固定式洗濯機において、床面に対向する底
面部の据付面と該床面との間に所定厚さの板部材を、両
側又は周囲が該板部材によって支持されて中央に空隙が
存在する状態で挟持し、該空隙が存在する部位において
固着部材を据付面を貫通して床面に打ち込むことを特徴
としている。
【0017】上記第2の発明に係る床面固定式洗濯機で
は、固着部材を床面に打ち込むと据付面が下に撓んで板
部材の空隙がなくなる。すると、その撓みによって据付
面はその両側又は周囲の板部材を一層強く押し付けるの
で、据付面と板部材、及び、板部材と床面との密着性が
良くなる。これにより、筐体は床面に対し一層強固に固
定されるので、外槽が振動した場合でも洗濯機のがたつ
きは抑制される。
は、固着部材を床面に打ち込むと据付面が下に撓んで板
部材の空隙がなくなる。すると、その撓みによって据付
面はその両側又は周囲の板部材を一層強く押し付けるの
で、据付面と板部材、及び、板部材と床面との密着性が
良くなる。これにより、筐体は床面に対し一層強固に固
定されるので、外槽が振動した場合でも洗濯機のがたつ
きは抑制される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例である洗濯機を図面
を参照して説明する。図1は本実施例の洗濯機の内部構
造を示す正面図、図2は本実施例の洗濯機の内部構造を
示す右側面図、図3は図1のA部分の拡大図である。な
お、この洗濯機では、側面板及び上面板から成る板金部
材が上方から覆いかぶさるように取り付けられ、更に前
面板及び後面板が取り付けられることにより外箱が形成
される。
を参照して説明する。図1は本実施例の洗濯機の内部構
造を示す正面図、図2は本実施例の洗濯機の内部構造を
示す右側面図、図3は図1のA部分の拡大図である。な
お、この洗濯機では、側面板及び上面板から成る板金部
材が上方から覆いかぶさるように取り付けられ、更に前
面板及び後面板が取り付けられることにより外箱が形成
される。
【0019】円筒形状の外槽1の内部には図示しないド
ラムが配設されており、そのドラムの回転中心に取り付
けられた図示しない主軸は外槽1の後端面に装着された
軸受2にて支持されて後方に突出し、その先端には大径
の主プーリ3が取着されている。外槽1の前端面には円
形の衣類投入口4が開口しており、その衣類投入口4に
はドラムの前面開口が覗いている。なお、衣類投入口4
にはドアが取り付けられ、外槽1を略密閉するようにな
っている。
ラムが配設されており、そのドラムの回転中心に取り付
けられた図示しない主軸は外槽1の後端面に装着された
軸受2にて支持されて後方に突出し、その先端には大径
の主プーリ3が取着されている。外槽1の前端面には円
形の衣類投入口4が開口しており、その衣類投入口4に
はドラムの前面開口が覗いている。なお、衣類投入口4
にはドアが取り付けられ、外槽1を略密閉するようにな
っている。
【0020】外槽1の側周面の斜め右下方及び左下方に
は、奥行方向に長いコ字型部材5がそれぞれ溶接により
固着されている。これにより、外槽1とコ字型部材5と
は一体化されている。外槽1は、前方及び後方の2箇所
で且つ左右対称(つまり4箇所)に設けた台座10上に
載った状態で保持されている。台座10は、五角形状の
中央面11aを中心としてコ字型部材5の中央面と密着
するように折り曲げられた上面11bと外箱側面に平行
に折り曲げられた側面11cと床面に平行に折り曲げら
れた底面11dとを有する板金から成る主支持板部材1
1と、その主支持板部材11の中央面11aと密着する
板面12aと外箱側面に平行に折り曲げられた側面12
bとを有する板金から成る補強板部材12とから構成さ
れている。
は、奥行方向に長いコ字型部材5がそれぞれ溶接により
固着されている。これにより、外槽1とコ字型部材5と
は一体化されている。外槽1は、前方及び後方の2箇所
で且つ左右対称(つまり4箇所)に設けた台座10上に
載った状態で保持されている。台座10は、五角形状の
中央面11aを中心としてコ字型部材5の中央面と密着
するように折り曲げられた上面11bと外箱側面に平行
に折り曲げられた側面11cと床面に平行に折り曲げら
れた底面11dとを有する板金から成る主支持板部材1
1と、その主支持板部材11の中央面11aと密着する
板面12aと外箱側面に平行に折り曲げられた側面12
bとを有する板金から成る補強板部材12とから構成さ
れている。
【0021】主支持板部材11の上面11bとコ字型部
材5とはボルト及びナットの螺合により固着され、一方
主支持板部材11の中央面11aと補強板部材12の板
面12aとは後述のようなリベットにより固着されてい
る。また、主支持板部材11の側面11c及び補強板部
材12の側面12bは、その側方に設けられるコ字型の
側部枠体13に対し水平方向にそれぞれリベットにより
固着されている。更に、主支持板部材11の底面11d
は、横臥して配置されている中空の前部枠体14及び後
部枠体15の上に載っており、垂直方向にリベットによ
り固着されている。なお、水平及び垂直方向のリベット
での固着の状態は、図3(a)により明確に示されてい
る。
材5とはボルト及びナットの螺合により固着され、一方
主支持板部材11の中央面11aと補強板部材12の板
面12aとは後述のようなリベットにより固着されてい
る。また、主支持板部材11の側面11c及び補強板部
材12の側面12bは、その側方に設けられるコ字型の
側部枠体13に対し水平方向にそれぞれリベットにより
固着されている。更に、主支持板部材11の底面11d
は、横臥して配置されている中空の前部枠体14及び後
部枠体15の上に載っており、垂直方向にリベットによ
り固着されている。なお、水平及び垂直方向のリベット
での固着の状態は、図3(a)により明確に示されてい
る。
【0022】また、コ字型部材5は台座10の近傍で下
方に突出片5aを有しており、両側のコ字型部材5の突
出片5aと離れた側の主支持板部材11の中央面11a
とは、X字型に交差してそれぞれ棒状部材16により連
結されている。この棒状部材16の両端の取着部16a
はボルト及びナットにより突出片5a及び支持板部材1
1に固着されており、取着部16aと中央の金属棒16
bとはネジにより螺合している。従って、この金属棒1
6bを回転させると取着部16aとの螺合長が変わり、
棒状部材16全体の長さが変化する。これにより、この
棒状部材16を所定箇所に取り付けた後に、金属棒16
bを回転させることにより、引張り強さを調整すること
ができる。
方に突出片5aを有しており、両側のコ字型部材5の突
出片5aと離れた側の主支持板部材11の中央面11a
とは、X字型に交差してそれぞれ棒状部材16により連
結されている。この棒状部材16の両端の取着部16a
はボルト及びナットにより突出片5a及び支持板部材1
1に固着されており、取着部16aと中央の金属棒16
bとはネジにより螺合している。従って、この金属棒1
6bを回転させると取着部16aとの螺合長が変わり、
棒状部材16全体の長さが変化する。これにより、この
棒状部材16を所定箇所に取り付けた後に、金属棒16
bを回転させることにより、引張り強さを調整すること
ができる。
【0023】外槽1下方の後部にはモータ支持台20上
にモータ6が据え付けられ、モータ6の回転軸7に取り
付けられた小径のモータプーリ8と主プーリ3との間に
は図示せぬVベルトが適度な張力をもって掛け渡され、
これによりモータ6の回転駆動力がドラムに伝達され
る。モータ支持台20は奥行方向に延びる回転軸21を
中心に回転自在になっており、その回転軸と反対側の支
持台20端部に設けたボルト22によりその端部の取付
高さが調整自在になっている。これにより、この洗濯機
の組立工程において外槽1を所定位置に取り付けた後
に、モータ6の取付高さを上下させてVベルトの張力を
適度に調整することができる。
にモータ6が据え付けられ、モータ6の回転軸7に取り
付けられた小径のモータプーリ8と主プーリ3との間に
は図示せぬVベルトが適度な張力をもって掛け渡され、
これによりモータ6の回転駆動力がドラムに伝達され
る。モータ支持台20は奥行方向に延びる回転軸21を
中心に回転自在になっており、その回転軸と反対側の支
持台20端部に設けたボルト22によりその端部の取付
高さが調整自在になっている。これにより、この洗濯機
の組立工程において外槽1を所定位置に取り付けた後
に、モータ6の取付高さを上下させてVベルトの張力を
適度に調整することができる。
【0024】図4は、本実施例にて2枚の板部材の固着
に利用されるリベットの一例を示す断面図である。この
リベット40は中心を貫通する比較的硬い金属から成る
芯棒部41と、その芯棒部41の周囲を被覆して板部材
43、44を両側から押圧する比較的柔らかい金属から
成る固着部42とから成る。このようなリベットでは、
リベットを締めるときに固着部42が外周側に膨らんで
貫通孔の内周に密着してがたつきが少なくなる。
に利用されるリベットの一例を示す断面図である。この
リベット40は中心を貫通する比較的硬い金属から成る
芯棒部41と、その芯棒部41の周囲を被覆して板部材
43、44を両側から押圧する比較的柔らかい金属から
成る固着部42とから成る。このようなリベットでは、
リベットを締めるときに固着部42が外周側に膨らんで
貫通孔の内周に密着してがたつきが少なくなる。
【0025】一般には、上記リベットやボルト等の固着
部材は、引張り力よりも剪断力に対し破壊され易いとい
う特性をもつ。そこで、本実施例の床面固定式洗濯機で
は、外槽1が振動したときにリベット40に加わる力が
剪断力ではなく引張り力となるような構造となってい
る。すなわち、例えばドラムに収容されている洗濯物が
回転軸回りにアンバランスに分散している状態で高速回
転したとき、ドラムの振動に伴い外槽1も振動するが、
外槽1は台座10により両側の斜め下方で支持されてい
るため、この力は台座10の主支持板部材11では水平
方向(揺動方向)と垂直方向(重力方向)の2つの成分
に分解することができる。前述のように、主支持板部材
11及び補強板部材12は水平方向及び垂直方向にリベ
ット40で固着されている。このため、水平方向の力は
主支持板部材11及び補強板部材12と側部枠体13と
の垂直方向の固着部(例えば図3(a)のB部分)で受
け止められ、一方、垂直方向の力は主支持板部材11と
前部枠体14との水平方向の固着部(例えば図3(a)
のC部分)で受け止められる。このため、相対的に大き
な引張り方向の強度をもって受け止められるので、外槽
1に振動があってもリベット40が破損する恐れは極め
て小さい。
部材は、引張り力よりも剪断力に対し破壊され易いとい
う特性をもつ。そこで、本実施例の床面固定式洗濯機で
は、外槽1が振動したときにリベット40に加わる力が
剪断力ではなく引張り力となるような構造となってい
る。すなわち、例えばドラムに収容されている洗濯物が
回転軸回りにアンバランスに分散している状態で高速回
転したとき、ドラムの振動に伴い外槽1も振動するが、
外槽1は台座10により両側の斜め下方で支持されてい
るため、この力は台座10の主支持板部材11では水平
方向(揺動方向)と垂直方向(重力方向)の2つの成分
に分解することができる。前述のように、主支持板部材
11及び補強板部材12は水平方向及び垂直方向にリベ
ット40で固着されている。このため、水平方向の力は
主支持板部材11及び補強板部材12と側部枠体13と
の垂直方向の固着部(例えば図3(a)のB部分)で受
け止められ、一方、垂直方向の力は主支持板部材11と
前部枠体14との水平方向の固着部(例えば図3(a)
のC部分)で受け止められる。このため、相対的に大き
な引張り方向の強度をもって受け止められるので、外槽
1に振動があってもリベット40が破損する恐れは極め
て小さい。
【0026】次に、この床面固定式洗濯機の床面固定の
ための構造を図3により説明する。水平な床面31に密
着する金属製の設置面板材30と筐体を構成する前部枠
体14の底面板14a及び側方の側部枠体13の底面部
13aとの間には金属製のシム33がサンドイッチ状に
挟み込まれている。このシム33はその中央が途切れて
いるため、アンカーボルト32を打ち込んでいないとき
には、図3(a)に示すように底面板14a及び底面部
13aと設置面板材30との間には僅かな空隙33aが
存在している。洗濯機を床面に固定するために底面板1
4aの上側からアンカーボルト32を打ち込んでゆく
と、図3(b)に示すようにアンカーボルト32頭部に
押圧されてその周辺の底面板14aは下方に撓む。する
と、底面板14aの弾性力によりシム33は上方より一
層強く押さえ付けられ、シム33は設置面板材30を、
更に設置面板材30は床面31を一層強く押圧する。こ
れにより、洗濯機は床面31に対し強固に固定される。
ための構造を図3により説明する。水平な床面31に密
着する金属製の設置面板材30と筐体を構成する前部枠
体14の底面板14a及び側方の側部枠体13の底面部
13aとの間には金属製のシム33がサンドイッチ状に
挟み込まれている。このシム33はその中央が途切れて
いるため、アンカーボルト32を打ち込んでいないとき
には、図3(a)に示すように底面板14a及び底面部
13aと設置面板材30との間には僅かな空隙33aが
存在している。洗濯機を床面に固定するために底面板1
4aの上側からアンカーボルト32を打ち込んでゆく
と、図3(b)に示すようにアンカーボルト32頭部に
押圧されてその周辺の底面板14aは下方に撓む。する
と、底面板14aの弾性力によりシム33は上方より一
層強く押さえ付けられ、シム33は設置面板材30を、
更に設置面板材30は床面31を一層強く押圧する。こ
れにより、洗濯機は床面31に対し強固に固定される。
【0027】なお、上記実施例は一例であって、本発明
の趣旨の範囲で適宜変形や修正を行なえることは明らか
である。
の趣旨の範囲で適宜変形や修正を行なえることは明らか
である。
【図1】 本発明の一実施例である床面固定式洗濯機の
内部構造を示す正面図。
内部構造を示す正面図。
【図2】 この床面固定式洗濯機の内部構造を示す右側
面図。
面図。
【図3】 図1のA部分の拡大図。
【図4】 本実施例の洗濯機で板部材の固着のために利
用されるリベットの一例を示す断面図。
用されるリベットの一例を示す断面図。
【符号の説明】 1…外槽 2…軸受 5…コ字型部材 6…モータ 10…台座 11…主支持板部材 12…補強板部材 13…側部枠体 14…前部枠体 15…後部枠体 16…棒状部材 20…モータ支持台 30…設置面板材 31…床面 32…アンカーボルト 33…シム 40…リベット 41…芯棒部 42…固着部
Claims (7)
- 【請求項1】 洗濯物を内部に収容し水平軸を中心に回
転されるドラムと、該ドラムを内装する略円筒形状の外
槽と、該外槽を収納する筐体とを具備し、該筐体を構成
する底面部を水平床面に固定して据え付ける床面固定式
洗濯機において、外槽の側周面を円周の左右斜め下方で
それぞれ受けて保持する台座を設け、該台座を、水平方
向の接合面をもって筐体の底面側に、垂直方向の接合面
をもって筐体の両側面側に、それぞれ接合面を貫通する
固着部材を用いて固着することを特徴とする床面固定式
洗濯機。 - 【請求項2】 前記固着部材はリベットであることを特
徴とする請求項1に記載の床面固定式洗濯機。 - 【請求項3】 前記台座は外槽の側周面の左右に分離し
た右台座と左台座とから成り、各左右台座がそれぞれ筐
体に固着されることを特徴とする請求項1又は2に記載
の床面固定式洗濯機。 - 【請求項4】 前記外槽の側周面の左右下方と該位置よ
り遠い側の左又は右台座とを、それぞれに互いに引張り
力を加えつつ連結する連結部材を備えることを特徴とす
る請求項3に記載の床固定式洗濯機。 - 【請求項5】 前記筐体の底面部上に高さを調整自在に
据え付けたモータ台の上にモータを配置し、該モータの
回転軸とドラムの回転軸とを回転駆動力伝達部材を介し
て連結することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
に記載の床面固定式洗濯機。 - 【請求項6】 前記モータ台はモータの回転軸とほぼ平
行な回動軸を中心に回動する板部材の他端を片持支持し
て固定されることを特徴とする請求項5に記載の床面固
定式洗濯機。 - 【請求項7】 洗濯物を内部に収容し水平軸を中心に回
転されるドラムと、該ドラムを内装する略円筒形状の外
槽と、該外槽を収納する筐体とを具備し、該筐体を構成
する底面部を水平床面に固定して据え付ける床面固定式
洗濯機において、床面に対向する底面部の据付面と該床
面との間に所定厚さの板部材を、両側又は周囲が該板部
材によって支持されて中央に空隙が存在する状態で挟持
し、該空隙が存在する部位において固着部材を据付面を
貫通して床面に打ち込むことを特徴とする床面固定式洗
濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22069297A JPH1147483A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 床面固定式洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22069297A JPH1147483A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 床面固定式洗濯機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1147483A true JPH1147483A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16755001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22069297A Pending JPH1147483A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 床面固定式洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1147483A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018079303A (ja) * | 2016-11-04 | 2018-05-24 | 株式会社テクノテック | 転倒防止器具 |
-
1997
- 1997-07-31 JP JP22069297A patent/JPH1147483A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018079303A (ja) * | 2016-11-04 | 2018-05-24 | 株式会社テクノテック | 転倒防止器具 |
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