JPH1147547A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH1147547A JPH1147547A JP9210293A JP21029397A JPH1147547A JP H1147547 A JPH1147547 A JP H1147547A JP 9210293 A JP9210293 A JP 9210293A JP 21029397 A JP21029397 A JP 21029397A JP H1147547 A JPH1147547 A JP H1147547A
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Abstract
臭殺菌機能を、通風抵抗を増やすことなく、安価で、容
易に付与し、常温にて室内空気の浄化を行うエアコンを
提供することにある。 【解決手段】 樹脂に練り込み可能な、脱臭殺菌機能を
持った、シリカ、アルミナ、酸化チタンを主成分とする
物質を、エアコンの空気通路に面する構成部品に練り込
む等により含ませることにより、通風抵抗を増やすこと
なく、安価に室内空気の浄化を行うことが出来る。
Description
空気吸込口を設けた空気調和機に係り、特に室内空気の
浄化を行う空気清浄機能付き空気調和機に関する。
型の空気調和機においては、内部にフィルターと熱交換
器と送風ファンを備えた通風路を有する箱体の前面に吸
込グリルで形成された吸込口を設け、該吸込口および上
面の吸込口から吸い込んだ室内空気を底面に設けた吹出
口から吹き出す構造が一般的である。
については、常温で脱臭を行える吸着能力に優れた安価
な脱臭フィルター等が用いられていた。また、殺菌につ
いては、特開昭62−255740号公報、特開昭63
−6330号公報に見られるように、抗菌剤を含んだ樹
脂フィルターなどが用いられていた。また、特開平9−
77620号公報、特開平9−136973号公報、特
開平9−142921号公報に見られるような抗菌剤も
ある。しかし、これらは脱臭、殺菌がそれぞれ別体のも
ので形成されていた。また特開平9−136973号公
報に開示された技術は、特に食品類の包装に関するもの
であり、ほとんど静止状態の空気に対する包装フィルム
材に関するものでエアコンのような流動状態にある空気
の殺菌及び脱臭については全く開示も示唆もされていな
い。
脱臭抗菌フィルターは、酸化マンガンを主成分とした触
媒に銀を混入することにより脱臭、抗菌を一体とした脱
臭抗菌フィルターである。一般に触媒反応には加熱を必
要とするが、これは、冷蔵庫臭気の主成分であるメチル
メルカプタンにのみ低温で脱臭反応するものである。
以下のような問題点があった。常温で臭気成分に対して
比較的方向性を持たない活性炭フィルター等は、飽和し
てしまうため頻繁な交換を必要とした。また、脱臭、殺
菌(抗菌)フィルターは別体であるため、脱臭、殺菌フ
ィルターを気流方向に重ねて用いた場合は、通風抵抗が
高くなり、空気調和機の負荷上昇になった。脱臭フィル
ターと殺菌フィルターを並列に配置した場合は、室内空
気の通過効率が下がり、脱臭及び殺菌の効率も低下し
た。
冷蔵庫用脱臭殺菌フィルターは、触媒であるため、触媒
自身に接触しないと効果を発揮せず、更に脱臭反応は固
有物質(1種類にだけ効く)であり、空気調和機のよう
に臭いが特定できないものについては応用が困難であっ
た。
も、殺菌剤自身に接触しないと効果を発揮しないため、
練り混み方法により溶出面が異なることにより性能が異
なり、また、使用経過とともに外表面に酸化膜等が生成
されて不動態化するため、長期にわたる殺菌性が期待で
きない等の問題を抱えていた。
タニア、マグネシア、ムライト、ジルコン、コージライ
ト及び窒化ケイ素や炭化ケイ素との複合体等を主成分と
するセラミックスは、遠赤外線領域、即ち波長6乃至1
4μm程度の電磁波放射特性に優れており、並びに該遠
赤外線領域の電磁波は物体の内部にまで透過されやす
く、且つ水分子を共振励起させて発熱作用を生じる。そ
こで、原料となるセラミックスを10乃至30μm以上
の粒状にしたものが使用されていた。更に、1μm以下
の粒径のものが開示された。セラミックスの粉体は耐薬
品性や耐熱性に優れ、而も合成樹脂素材とも十分に混合
分散しえる。
セラミックスはその組成成分如何で近赤外線領域から遠
赤外線領域の広範囲の電磁波を放射しえ、且つ細菌類や
カビ類の菌体を形成する水分及び繁殖に係る環境水分の
水分子は波長6乃至11μmの遠赤外線領域の電磁波よ
りも1乃至3μmの近赤外線領域の電磁波で激しく共振
励起され、菌体の生理機能の阻害と繁殖の抑制がなされ
ること、並びに近赤外線領域の電磁波の放射によって無
機化合物も共振励起され酸化還元作用が促進されるこ
と、及び、近赤外線や遠赤外線領域の電磁波の放射もし
くは紫外線領域の吸収を効率よくなさしめるためには、
可能な限り微粒状のセラミックス粉体を用いることが有
効で有ることを究明した。
ス粉体を用いて頻繁な交換を必要としない脱臭及び殺菌
機能を、空気調和機の負荷を上げないように付与し、室
内空気の浄化を行える空気調和機を提供することであ
る。
決するため、空気調和機の箱体前部を構成するフロント
パネルの高さ方向の一部分に設けられた吸込口と、吸込
口を開閉する遮蔽手段と、遮蔽手段とエアフィルターと
の間に設けられ開口部を多数密に備えた通風部を有する
樹脂製のカバーと、吹出口に設けられた樹脂製の風向板
とを備え、前記カバーと風向板の少なくとも一方は焼結
粒径が1μm以下で且つ孔径が1〜100nmの多孔質
の超微粒状セラミックス粉体0.3重量%以上を樹脂中
にその表面に通じた状態で含むと共に、該超微粒状セラ
ミックス粉体は殺菌性及び脱臭性を有するものであるこ
とを特徴とする空気調和機である。
部を構成するフロントパネルの高さ方向の一部分に設け
られた吸込口と、吸込口を開閉する遮蔽手段と、遮蔽手
段とエアフィルターとの間に設けられ該エアフィルター
より通風抵抗の小さい開口部を多数密に備えた通風部を
有する樹脂製のカバーと、吹出口に設けられた樹脂製の
風向板とを備え、前記カバーと風向板の少なくとも一方
は焼結粒径が1μm以下で且つ孔径が1〜100nmの
多孔質の超微粒状セラミックス粉体0.3重量%以上を
樹脂中に練り込むことにより含んでいると共に、該超微
粒状セラミックス粉体は殺菌性及び脱臭性を有するもの
であることを特徴とする空気調和機である。
部を構成するフロントパネルの高さ方向の一部分に設け
た吸込口と、吸込口奥のエアフィルターの手前に設けら
れ且つエアフィルターより通風抵抗の小さいハニカム構
造の通風部を有する樹脂製のカバーと、吹出口に設けら
れた樹脂製の風向板とを備え、前記カバーと風向板の少
なくとも一方は焼結粒径が1μm以下で且つ孔径が1〜
100nmの多孔質の超微粒状セラミックス粉体0.3
重量%以上を樹脂中にその表面に通じた状態で含むと共
に、該超微粒状セラミックス粉体は殺菌性及び脱臭性を
有するものであることを特徴とする空気調和機である。
部を構成するフロントパネルの高さ方向の一部分に設け
た吸込口と、吸込口奥のエアフィルターの手前に設けら
れ且つエアフィルターより通風抵抗の小さいハニカム構
造の通風部を有する樹脂製のカバーと、吹出口に設けら
れた樹脂製の風向板とを備え、前記カバーと風向板の少
なくとも一方は焼結粒径が1μm以下で且つ孔径が1〜
100nmの多孔質の超微粒状セラミックス粉体0.3
重量%以上を樹脂中に練り込むことにより含んでいると
共に、該超微粒状セラミックス粉体は殺菌性及び脱臭性
を有するものであることを特徴とする空気調和機であ
る。
い室内空気の脱臭及び殺菌が可能となり、且つ空気調和
機の構成部品の成形時に、その材料に脱臭及び殺菌作用
を持った物質である多孔質の超微粒状セラミックス粉体
を混入するだけで上記効果が期待できるので、通風抵抗
をあげることなく、安価で、処理しやすい脱臭及び殺菌
機能付き空気調和機を提供することができる。すなわ
ち、多孔質の超微粒状セラミックス粉体が樹脂中に埋め
込まれずに表面に通じた状態で含まれているので、その
セラミックス粉体の電磁波が外部に到達できる。更には
その粉体の多孔質構造により菌や臭い成分が表面に吸着
あるいは付着されやすくなり、その結果、流動状態にあ
る空気中に含まれる菌や臭い成分をセラミックス粉体表
面に留めて電磁波を長時間照射して分解することが可能
となる。ここで、超微粒状セラミックス粉体の粒径を1
μm以下にしたので、該セラミックスから放射される電
磁波の放射効率が高くなり、もって殺菌性及び脱臭性を
高くすることができる。また、多孔質の超微粒状セラミ
ックス粉体の孔径を1〜100nmとしたので、臭気成
分や菌が表面に吸着あるいは付着されやすい。臭気成分
の大きさは、約1nm以下であるので前記孔に吸着され
る。菌体は約1〜10μm(1000〜10000n
m)であり、前記孔より大きいが、該菌体は生体であり
蛋白質等の高分子有機物で形成されているので、前記セ
ラミックス粉体の多孔質の表面に付着し、表面に露出し
たセラグレーズと接触する。このような吸着又は付着に
より空気調和機内を流動する空気中に含まれる臭気成分
と菌体は、カバー及び/又は風向板に含まれる多孔質セ
ラミックス粉体の表面に保持され、その状態で該セラミ
ックス粉体からの電磁波を一瞬ではなく充分な時間照射
することができ、これにより確実に殺菌及び脱臭するこ
とができる。多孔質の超微粒状セラミックス粉体の孔径
は約直径10nm程度(4〜20nm)にするのが表面
積を大きくできるので好ましい。また超微粒状セラミッ
クス粉体の含有量を0.3重量%としたのは、少なくと
もその程度は含まれていないと殺菌及び脱臭の性能が足
りなくなる恐れがあるからである。尚、超微粒状セラミ
ックス粉体の含有量の上限は、これらの性能との関係で
は特に限定されない。その母材である樹脂の強度低下や
色彩の変化などの問題点を考慮して適宜設定されればよ
い。通常は5.0重量%、好ましくは3.0重量%程度
を上限としておけば、上記問題点はほとんど生じない。
への含ませ方は、特に限定されないが、特に上記多孔質
の超微粒状セラミックス粉体を樹脂中に練り込むことに
より、その多孔質構造に対する樹脂の非密着性によって
該セラミックス粉体が樹脂中に埋め込まれずに表面に通
じた状態となる。前記非密着性は、多孔質の超微粒状セ
ラミックス粉体の孔径が1〜100nmであるのに対
し、母材を成す樹脂の大きさは、約0.1μm(100
nm)以上であり、両者大きさが大きくかけ離れている
ことに基づくものである。このような状態でセラミック
ス粉体が樹脂中に含まれるので、そのセラミックス粉体
の電磁波が外部に到達できる。更にはその粉体の多孔質
構造により菌や臭い成分が表面に吸着あるいは付着され
やすくなり、その結果、流動状態にある空気中に含まれ
る菌や臭い成分をセラミックス粉体表面に留めて電磁波
を長時間照射して分解することが可能となる。このよう
に本発明によれば、脱臭及び殺菌機能を簡単に具備させ
ることができる。
ずれかの発明において、前記超微粒状セラミックス粉体
は、組成成分の粒径が0.007〜0.07μmでそれ
ぞれその粒径が異なり、且つ酸化珪素もしくは炭化珪素
が45〜65重量%、アルミナ20〜30重量%及び酸
化チタン15〜25重量%の組成割合で焼結されてなる
ことを特徴とするものである。
ずれかの発明において、超微粒状セラミックス粉体の組
成成分が炭化珪素又は酸化珪素30〜50重量%、アル
ミナ15〜25重量%、酸化マンガン並びに酸化亜鉛各
々7〜15重量%、酸化チタン2〜5重量%の組成割合
で焼結されてなることを特徴とするものである。
明において、超微粒状セラミックス粉体に銀又は銅が
0.1〜1重量%の割合で加えられて焼成されてなるこ
とを特徴とするものである。
いて、超微粒状セラミックス粉体として、銀又は銅を炭
化珪素又は酸化珪素、アルミナ、酸化マンガン、酸化亜
鉛及び酸化チタンを予め焼成させた焼結体の外表面に付
着させてなることを特徴とするものである。
一実施の形態を図1から図12を参照して詳細に説明す
る。尚、同一または同様な部位、矢印等は同一符号をも
って示し、重複した説明を省略する。
調和機の外観の概略構造を説明する。図1において、符
号1で総括的に示すのは空気調和機の室内ユニットであ
り、図示しない冷媒配管、電源接続線、信号接続線等を
介して図示しない室外ユニットと接続され、室内の壁面
に設置されて、室内の冷暖房を主体に行うものである。
室内ユニット1の外観は、樹脂成型のバックキャビネッ
ト2と、該バックキャビネット2の前面に設けられる樹
脂成型の化粧カバー3と、該化粧カバー3の前面に設け
られた樹脂成型のフロントパネル4とから構成されてい
る。5は化粧カバー3の底面前方に傾斜して配置される
吹出口であり、2枚の樹脂成型の風向板6a、6bを備
えている。7はフロントパネル4の正面下方に配置され
る第1の吸込口であり、該第1の吸込口7には、上下方
向に移動してカバー8を隠蔽/露出する樹脂成型の遮蔽
板9が設けられている。カバー8は複数の小さい孔をパ
ンチング状に形成したネットであり、図1には示されて
いない内部の熱交換機10をカバーするフィルター11
の前面に取付けられる(図13参照)。また、化粧カバ
ー3とバックキャビネット2の上面には第2の吸込口1
2と第3の吸込口13が形成されている。
付与することを目的に、該空気調和機の空気通路に在る
カバー8及び風向板6a、6bの少なくとも一方は、そ
の母材の樹脂中に脱臭及び殺菌性を有する超微粒状セラ
ミックス粉体を表面に通じた状態で含むものである。そ
の含ませ方としては練り込みによるのが好ましい。
としては、(1)処理表面に脱臭殺菌作用を有するこ
と、(2)広範囲の臭気成分および菌種に対して脱臭殺
菌性を有すること、(3)人体に対して安全性が高いこ
と、(4)樹脂の強度に悪影響を及ぼさないこと、
(5)使いやすく安価であること、等を満たす必要があ
る。
た殺菌剤が、樹脂を浸透し、殺菌材の浸透した処理表面
に直接菌が接触しないと作用せず、また、作用に時間が
かかったため、エアフィルターに付着した菌の繁殖の抑
制にとどまり、室内空気の浄化まで至らなかったためで
ある。
能な限り微粒状のセラミックス粉体を用いることにより
発生する近赤外線や遠赤外線領域の電磁波の放射によ
り、空気中の水や酸素に下記の反応式(1)、(2)、
(3)に示すように作用し、イオン化した状態のものを
生成するものと考える。
化された状態のH、OH、O2、Oが、カバー8及び風
向板6a、6bを通過する空気中の臭気成分及び菌に作
用し、脱臭殺菌するものである。
の材質が多孔質のセラミックス焼結体であるため、その
まま樹脂と接触させても接着せず、樹脂に付与する場
合、練り込む、若しくは接着剤を用いる等が必要であ
る。
に添加した例を図2、図3に示す。多孔質の超微粒状セ
ラミックス粉体21を樹脂23に練り込んだ場合、樹脂
23とセラミックス粉体21は、前記多孔質により前記
した如く、そのままでは接着しないため、隙間22を生
じやすい。従って、図2の如く、超微粒状セラミックス
粉体21の一部は樹脂23表面より露出し、一部は樹脂
23に挟まれている状態になる。また、超微粒状セラミ
ックス粉体21と樹脂23との間には隙間22を持って
いるため、超微粒状セラミックス粉体21の表面の多孔
質の孔(図示せず)も臭気成分や菌体の吸着、付着のた
めに有効に活用できる。また、樹脂23内部にあり、表
面にでなかった超微粒状セラミックス粉体21も、一部
超微粒状セラミックス粉体21同士が重なることによ
り、図2に示した如く樹脂23に覆われることによる密
閉構造になることを回避でき、超微粒状セラミックス粉
体21の孔も塞がれることなく、樹脂表面にでない内部
の超微粒状セラミックス粉体21も有効に活用できる。
め超微粒状セラミックス粉体と接着剤を混合した後処理
表面に塗布するため、図3の如く、超微粒状セラミック
ス粉体21の周囲を接着剤24で覆われ、密閉した状態
となる。
脱臭及び殺菌作用は、超微粒状セラミックス粉体から発
生する近赤外線や遠赤外線領域の電磁波の放射により、
空気中の水や酸素に作用し、イオン化した状態のものを
生成し、この生成した+イオン化若しくは−イオン化さ
れた状態のH、OH、O2、Oが、空気中の臭気成分及
び菌に作用し、脱臭殺菌するものであるから、図3の如
く、超微粒状セラミックス粉体の周囲が接着剤で覆わ
れ、密閉した状態では、近赤外線や遠赤外線領域の電磁
波が、空気中の水や酸素に作用せず、脱臭殺菌効果を発
揮しないため、超微粒状セラミックス粉体は樹脂に練り
混む等の方法により、表面外部に通じた状態とすること
で、脱臭及び殺菌機能を効果的に付与することができる
ものである。
発明の超微粒状セラミックス粉体を含ませたことによ
り、従来のように脱臭、殺菌フィルターを重ねて用いた
場合や、脱臭、殺菌フィルターを並列に配置した場合に
比べ、脱臭及び殺菌処理表面と室内空気の接触効率が良
く、通風抵抗を増大させず、安価に脱臭及び殺菌機能を
付与できる。
繁殖しやすいが、特に、熱交換器10は、室内空気を熱
交換した際に発生する水分で菌が繁殖しやすく、その繁
殖した菌が原因で、運転開始時には異臭が発生してい
た。
り付けたカバー8、及び熱交換器10の下流側に取り付
けた風向板6a、6bに脱臭殺菌処理を施すことによ
り、熱交換器10の菌の繁殖を防止するとともに、菌の
繁殖に伴って発生する臭気の抑制もでき、空気調和機の
運転時に発生する異臭のない清潔な空気調和機を提供で
きる。
前記カバー8及び風向板6a、6bに、例えば、組成成
分の粒径が0.007〜0.07μmでそれぞれその粒
径が異なり、且つ酸化珪素もしくは炭化珪素が45〜6
5重量%、アルミナ20〜30重量%及び酸化チタン1
5〜25重量%の組成割合で焼結されてなる構成とする
超微粒状セラミックス粉体を0.3〜3.0重量%の割
合で練り混み、停止時には設置状態で見える吹出口5と
第1の吸込口7を風向板6a、6bと遮蔽板9で隠蔽し
て室内インテリアに調和させ、運転時には風向板6a、
6bを冷暖房に対応して解放するとともに、遮蔽板9を
開いて第1の吸込口7及び第2、第3の吸込口12、1
3から室内空気を吸い込み、カバー8に練り込まれた超
微粒状セラミックス粉体の脱臭及び殺菌作用により吸い
込まれた室内空気中の臭気や浮遊菌は低減され、内部の
熱交換器10で冷風または温風にされ、前記超微粒状セ
ラミックス粉体が練り込まれた風向板6a、6bにより
更に吸い込んだ空気中の臭気や浮遊菌を低減するととも
に、熱交換器10に付着した菌や吹き出しはじめの嫌な
臭いを低減し、前記吹出口5から清浄な空気を吹き出す
ことができる。
け、超微粒状セラミックス粉体を練り込んでいないカバ
ー8を比較例として行った、脱臭殺菌試験結果を図4、
図5、図6、図7及び図8に示す。図4〜図7におい
て、実線Aは本実施例、破線Bは比較例を示す。
約3/5の時間でエチルメルカプタンを除去することが
出来る。また、図5に示した如く、本実施例では比較例
の約1/4の時間でトリメチルアミンを除去することが
出来る。また、図6に示した如く、本実施例では比較例
の約1/2の時間でアセトアルデヒドを除去することが
出来る。
硫黄系ガスの一種であるエチルメルカプタン、アミン系
ガスの一種であるトリメチルアミン、炭化水素系ガスの
一種であるアセトアルデヒドに効果のあることがわか
る。このことから、超微粒状セラミックス粉体の脱臭反
応は、臭気成分に方向性のないことがわかる。従って、
臭いが特定できない室内臭気の脱臭に適している。
000個/m3の菌を約30時間で除去することが出来
る。ここで、比較例の菌数はまず減少し、その後増加す
るのは、空気中の浮遊菌がまず、熱交換器等の空気調和
機の内部に付着し、見かけ上減少するが、その後、増殖
して菌数が増加するためである。これに対して、本実施
例は時間とともに減少している。これは明らかに前記超
微粒状セラミックス粉体の殺菌作用により菌の増殖を抑
制し、且つ、前記超微粒状セラミックス粉体の殺菌作用
により菌を死滅させているためである。
の試験結果を示す。試験条件は、1m3のボックスで、
初期濃度約50ppmで測定した。図中、自然放置は空
気調和機に前記超微粒状セラミックス粉体を練り込んで
いないカバーを取り付け、殺菌・脱臭ハニカムネット
は、超微粒状セラミックス粉体を練り込んだカバー8を
取り付けて測定したものである。
及び図11により説明する。本実施例において、図9に
示すフィルター11は、内部の熱交換機10をカバー
し、第1の吸込口7と第2の吸込口12と、第3の吸込
口13を隠蔽するように配置され、左右に2分割される
PP樹脂で成形される密なネット11aと、枠体11b
を熱溶着したものを採用している。勿論ネット11aと
枠体11bを一体成形したものを使用しても良く、ま
た、他の柔軟な樹脂材料を使用しても良い。
に、フィルタ11より粗い多数の開口部77を型抜きも
しくは打ち抜いてパンチング状に形成し、内側周囲(フ
ィルター11側)に補強リブ78を形成し、補強リブ7
8に形成される取付リブ(図示せず)を前記枠体11b
に形成される図示しない取付孔に勘合して着脱可能に取
付けられる。図10(a)は3mm角の正方形の開口部
77を4mmピッチで形成したものであり、図10
(b)は、平行線の幅が3mmの正六角形の開口部77
を4mmピッチ、即ち開口部77と開口部77との間の
寸法を1mm設けるように開口して、ハニカム状に形成
したものである。図11は図10(b)の部分拡大図で
ある。この実施例のカバー8は、PP樹脂製であり、板
厚寸法1.0mmである。なお、カバー8の材質は、P
P樹脂の他には前記超微粒子セラミックス粉体が練り混
み可能なPS、PET、ABS等の合成樹脂が挙げられ
る。
口率が得られる。この開口率での実質的な吸込口の面積
は、第1の吸込口7の横幅738mm×高さ85mm=
627.3cm2の54%で、約305cm2である。こ
れは、従来の室内ユニットの前面吸込口が730mm×
高さ130mm=949cm2と本願実施例よりも大き
なスペースに設けられていても、格子の分を差し引くと
294cm2(開口率31%)しか開口されていなかっ
たのと較べると、非常に大きな実質吸込面積を得ること
ができる。
口率が得られる。この開口率での実質的な吸込口の面積
は、上記第1の吸込口7の面積627.3cm2の64
%の約361cm2となる。但し、十分な強度を確保す
るために周囲に未開口部を設けたので、実際には350
cm2となった。この図10(b)の実施例のカバー8
によれば、吸込口を設けたスペースが従来よりも小さい
にも関わらず、従来の前面の実質吸込面積の1.2倍に
できた。しかも、開口部77がハニカム状であるので、
開口部77と開口部77との間の寸法が1mmでも強度
が大きく且つ、強度が大きいことから板厚寸法を小さく
することができる。この場合の板厚寸法は、材質及び上
記補強リブ78の大きさ及び形状によって変わるが、こ
の実施例によれば、軟質樹脂の場合1.0mmから2.
0mmの間が良い。
いが、厚さ寸法が大きくなればなるほど従来の吸込グリ
ルの通風方向寸法の約7mm(厚さ寸法は約5mm)に
近づくとともに通風抵抗も比例して近づくことと、資源
の無駄につながることから好ましくない。
のハニカム形状を採用し、また、カバー8を樹脂成型品
(PP樹脂製で、1mmの板厚)としている。また、開
口部77の風上側の縁をテーパー若しくは丸みを付け、
これによって、吸込空気の流通抵抗を軽減して風の流れ
を良好にして、風量を増すとともに、開口部77の風上
側の縁に角部を有しないことから、開口部77の縁に空
気中の埃やゴミが引っかかって、目詰まりするのを抑制
できる。
だ樹脂表面と空気中の臭気や浮遊菌との接触が埃やゴミ
により妨げられることなく、前記超微粒子セラミックス
粉体が持つ脱臭及び殺菌作用で多量の空気を効果的に清
浄化できる。
形や正六角形以外に円形や楕円、菱形、長方形等でも良
いが、楕円の場合は、開口の大きさ及び開口率を円形よ
り大きくし、菱形及び長方形の場合は、正方形及び正六
角形よりも開口面積の大きさ及び開口率を大きくした方
が通風抵抗を考慮すると好ましい。例えば、長方形の短
辺が図10(a)に図示の正方形の一辺の大きさ3mm
の2/3以上から同一の大きさの範囲で、長辺が1.5
から3倍の範囲である。この範囲であるならば、通風抵
抗を正方形と同様約1/2にできる。好ましくは、短辺
が2/3で、長辺が2倍とするのが通風抵抗を約3/5
にでき、多量の空気を効果的に脱臭、殺菌できる。
小さくするばかりか、密に開口部を形成した平面的なパ
ンチング状とすることにより、空気調和機の使用状態で
の吸込口が、その後方に配置された外観の平面的(板
状)なカバー8によって、大きな開口部として見えなく
なって開口部としての印象をなくし、第1の吸込口7を
フロントパネル4に馴染んだ(一体的に融合した)平面
的な形態に見せるようにして、意匠効果を向上させるこ
とができる。
たハニカム状をしているとともに、このハニカム状とし
たものは、強度が大きいため図12(b)に示すように
板厚寸法を0.5mm〜3.0mmのように小さくする
ことができるとともに、板厚寸法が小さいことから開口
部を貫流ファンの方向、即ち通風方向に傾けて開口しな
くても通風抵抗にならない。従って、実施例の通風方向
の寸法は、板厚寸法と同一にすることができるので、従
来の図12(a)に示すように吸込グリルの通風方向寸
法の大きな寸法、例えば約7mm(板厚寸法は約5m
m)と較べて小さな寸法にできる。これに加えて、開口
面積が同一である場合はハニカム形状の開口は丸孔や、
四角形状の開口に較べて開口率を大きくできる。これら
によって、通風抵抗を大幅に小さくできる。また、カバ
ー8を通してフィルター11が見えにくくなるから、意
匠性を向上させることができる。更に、カバー8はフィ
ルタ11と共に室内ユニット1から取外して、単独で清
掃することができ、空気の浄化とともに、清潔な空気調
和機を提供できる。
を備えた第1の吸込口7を配置し、停止状態では遮蔽板
9と風向板6a、6bを一体的且つ外表面が連続する平
面的な外観印象になるように閉鎖することで、設置状態
で壁面に馴染んだ(融合しやすい)インテリアに調和す
る面を主体としたコンパクトな形態とし、運転状態で
は、遮蔽板9を室内ユニット1内に収納して最も効率の
良い位置で全開される第1の吸込口7と、上面の第2、
第3の吸込口12、13とで効率よく室内空気を吸い込
んで、運転モードに対応して角度を制御する風向板6
a、6bを備えた吹出口5から吹き出すことができる。
ラミックス粉体の前記脱臭抗菌作用により、吸い込んだ
空気中の臭気や浮遊菌を低減する。臭気や浮遊菌を低減
された空気は内部の熱交換器10で冷風または温風にさ
れ、超微粒状セラミックス粉体が練り混まれた風向板6
a、6bにより更に吸い込んだ空気中の臭気や浮遊菌を
低減するとともに、熱交換器10に付着した菌や吹き出
しはじめに嫌な臭いを低減し、吹出口5から清浄な空気
を吹き出すことができる。
転停止状態では遮蔽板9により閉鎖されるので、従来の
ように前面吸込口の水平若しくは傾斜するグリルに埃が
溜まるようなことはなく、清掃性を向上することがで
き、カバー8に練り混まれた超微粒状セラミックス粉体
の脱臭抗菌作用を効果的に発揮できる。
ネル4と分離されたカバー8及びフィルター11が位置
されている。カバ8ーは、多数の孔が密にパンチング状
に開口されている。このカバー8に重なるように、フィ
ルター11が近接若しくは密着して設けられている。こ
れによって、フロントパネル4は、大きな開口率を第1
の吸込口7で得ているにもかかわらず、通常の生活環境
での距離、例えば1.5mから2.0mの距離をおいて
設置された室内ユニット1を見た場合にカバー8の多数
の孔は細かな点が密に描かれた平面板のように見える。
しかもカバー8は第1吸込口7の後方に位置されている
ので、第1の吸込口7は外観上は開口として見えずカバ
ー8があるように見え、フロントパネル4と外観上融合
して明度の異なるひとつの画的に見える。従って、第1
の吸込口7の開口を目立たなくすることができるととも
に、グリルを有するものに較べて、清掃性が向上でき
る。また、遮蔽板9の移動に伴う振動や騒音、更に障害
を軽減することができる。
面積を、従来技術に較べて拡大でき、しかもフロントパ
ネル4の平板部の拡大による強度向上及び化粧カバー3
の板厚を大きくすることなく、上面の第2、第3の吸込
口12、13の開口面積を拡大できた。これによって、
吸込面積が全体で約30%アップし、大量の空気が吸い
込めるので風量も30%アップし、前記超微粒子セラミ
ックス粉体が持つ脱臭抗菌作用で多量の空気中の臭気や
浮遊菌を低減できる。また、パワーと効率が大幅に向上
できるとともに、静かさはそのままで、暖める力、冷や
す力、除湿する力、そして、省エネ性能を大幅に向上で
きた。
量が多く得られる貫流ファンが採用可能となり、静かさ
や第1の吸込口7の大きさをそのままにして、風量を約
30%アップすることが可能となり、しかも、暖房時
は、熱交換器で暖めた温風を足元まで確実に到達するよ
うに吹き出し、24℃以上の快適ゾーンが従来とくらべ
て倍に向上できた。これは、暖房運転開始の後、床の温
度がある程度暖まった状態での快適ゾーンであり、暖房
運転開始後2時間前後経過した時点での測定結果であ
る。
遮蔽板9を閉じたままにできるので、熱交換器の暖まる
時間が短時間にでき、部屋を暖める時間も従来の約半分
に短縮できた。これにより、足元が暖まる速さが、約2
倍(半分の時間)になった。これは、室温2℃で、暖房
を開始して、部屋の半分が約18℃以上になるまでの所
要時間であり、従来技術が36分であるのに対して20
分間に短縮できた。
し、部屋全体を素早く快適に、また、部屋の一部だけが
冷えすぎるといった冷気分布のムラや、天井と床面での
温度差も少なく、快適な環境にできる。
抵抗が大幅に低減して、静音性が向上できた。また、長
さ方向の幅寸法が異なるテーパー状をしていることによ
り、ブレードの風を切るタイミングを微妙にずらし、騒
音を低減、風量をアップしても、従来と変わらない運転
音にできる。これに室外側に直流電源を設けた場合は、
お休み運転時には、運転音を夜の公園並の23dBの静
音化ができ、通常運転時でも会話、読書の邪魔にならな
いように静かにできた。
のを抑えるようにするため、熱交換器が十分冷えるまで
遮蔽板9を閉じておき、十分冷えて嫌な臭いが発生しな
いようになってから開けるようにした。格子がないの
で、簡単に埃や汚れを拭くことができ、若しくは取り外
して簡単に洗うことができる。
ないので、単位面積当たりの吸込面積を大きくできるの
で、吸込空気抵抗が小さくなる、若しくは、格子を有す
るものと、吸込面積を同じにした場合は、格子表面近く
の空気の境界層により空気の流量の減少の問題がない。
これらのことから、格子を有するものと較べて、空気の
流量が多くなるので熱交換性能が向上するとともに、格
子でも風切り音による騒音を防止できる。第1の吸込口
7に小さな間隔の格子を設けないので、汚れを簡単に拭
き取ることができるようになり、清掃性が向上する。
できるので、清掃性がよく、超微粒子セラミックス粉体
を錬り混んだ樹脂表面と空気中の臭気や浮遊菌の接触が
埃やゴミにより妨げられることを回避でき、空気の浄化
効率の向上と、清潔な空気調和機を提供できる。
るまでの予熱がすむまで遮蔽板9を閉じた状態にしたの
で、室内ユニット1の熱交換器の温度上昇する時間の短
縮ができ、これによって、温風の吹き出しが、運転開始
時から短時間になって快適な暖房が実現できる。
は、遮蔽板9の開動作と室内ファンの運転を圧縮機の運
転開始よりも遅らせたので、熱交換器が冷却されてから
空気を吹き出すことにより、熱交換器が冷却される前の
特有の臭いが室内に放出されるのを防止でき、快適な空
気調和を行える。
他の実施例を示したものであり、図13は中央縦断面
図、図14は箱体前面に設けた第1の吸込口7の部分中
央縦断面図、図15は図14の実施例を内側から見た外
観図、図16、図17は箱体前面に設けた第1の吸込口
7の部分中央縦断面図である。なお、ここで、記載する
実施例は第1の吸込口7に関連する構造以外は、前記実
施例と同様な構造につき説明を省略する。
が室内ユニット1の前面に設けた第1の吸込口7から常
時露出するように設けたものである。図において、フロ
ントパネル4の前面に第1の吸込部7を構成する開口部
58が形成され、該開口部58の内側後方にカバー8が
常時露出するように配置され、その後方にフィルター1
1、熱交換器10が配置されている。カバー8はフィル
ター11よりより粗い複数の開口部77を格子状に配列
したパンチング状に形成され、内側周囲に突状の補強リ
ブ78が形成されるとともに、フィルタ11に前記補強
リブ78を介して脱着可能に取り付けられている。この
実施例によれば、開口部58をカバー8によりカバーし
ているので、塵埃が付着するフィルター11を隠蔽する
ことができる。しかも、カバー8は細かな開口部77を
パンチング状に配列するとともに、フィルター11との
間の補強リブ78により空間79が形成されるから、外
側からフィルタ11を見づらくすることができる。
4と分離されているので、フロントパネル4と一体成形
される従来の吸込グリルのように強度をもたせる必要が
ないので、薄肉成形できるから、開口部77を通過する
空気の空気抵抗を軽減できる。このため、吸込開口率を
向上させて通風性能を向上させることができ、少量の超
微粒子セラミックス粉体が持つ脱臭抗菌作用で多量の空
気中の臭気や浮遊菌を効果的に低減できる。
うことなく、第1の吸込部7をカバー8により平面的に
処理することができるので意匠効率を向上させることが
できる。更に、二重フィルター効果が得られるととも
に、清掃性や通風性能を向上させることができる。
た、カバー8a室内ユニット1の前面に設けた第1の吸
込部7から常時露出するように設けたものであり、フロ
ントパネル4に形成された開口部58の内側にパンチン
グ状のカバー8aを取り付けたものである。このカバー
8aは、薄板状に形成され、周囲に取り付けスペースを
とって、その中央にフィルター11より粗い複数の開口
部77をハニカム状に形成している。
口部58の内側の上下に取り付けられる保持レール45
0により上下方向を支持され、更に左右方向は開口部5
8の内側の左右に取り付けられる止め板451で支持さ
れる。ここで、保持レール450と止め板451はフロ
ントパネル4と同種の樹脂材料で形成され、接着して取
り付けられる。
の開口部77は強度が得やすいハニカム状に形成され、
しかも、細長形状であって、周囲を保持レール450と
止め板451で支持されるので強度の心配がいらない。
このため、カバー8aを薄い板状にできるから、成形が
簡単であり、また、薄くできるから通風抵抗を小さくで
き、少量の超微粒子セラミックス粉体が持つ脱臭抗菌作
用で多量の空気中の臭気や浮遊菌を効果的に低減でき
る。
が室内ユニット1の前面に設けた第1の吸込部7から常
時露出するように設けたものである。図において、フロ
ントパネル4の前面に第1の吸込部7を構成する開口部
58が形成され、該開口部58の内側に着脱自在にパン
チング状のカバー8が取り付けられる。同カバー8は、
内側周囲に補強リブ78が形成され、該補強リブ78の
端部周囲に外方に張り出した固定リブ78aが形成され
るトレー形状としている。また、カバー8の正面は、フ
ロントパネル4と連続する図示しない大きな曲面で形成
され、大きな曲面がフロントパネル4の正面と面一で連
続するように前記補強リブ78の大きさ(厚さ)を規定
している。
六角形の開口部77をハニカム状に配列することで、大
きな開口面積を得られるようにしている。このカバー8
は、フロントパネル4の肉厚(2.5mm〜3mm)よ
り薄い肉厚(1.5mm)で樹脂成形し、同成型品の正
面を打ち抜き加工で前記開口部77を形成するようにし
ている。そして、カバー8は、フロントパネル4の内側
から開口部58に挿入されて、前記固定リブ78aを、
フロントパネル4の内側に形成した図示しない取付リブ
や取付ネジ等で着脱自在に固定する。
くして通風抵抗を軽減することができ、少量の超微粒子
セラミックス粉体が持つ脱臭抗菌作用で多量の空気中の
臭気や浮遊菌を効果的に低減できる。一般に、横桟で構
成された吸込口を備えた従来例は、樹脂形成のフロント
パネル4の肉厚が2.5mm〜3mm程度とし、強度面
を考慮して横桟の肉厚をフロントパネル4の前記肉厚よ
り厚く成形しているため、室内空気は、前記厚みのある
吸込口(横桟)を通過することで通風抵抗が増し、冷暖
房能力向上に支障を来していた。また、化粧カバー3、
フロントパネル4と一体成形であることから、カバー8
に超微粒子セラミックス粉体を練り込み等により含ませ
ることにより、空気の通風路のみに効果的に脱臭殺菌処
理を施すことができ、容易に脱臭殺菌作用を付与できる
とともに、少量の超微粒子セラミックス粉体で効果的に
脱臭殺菌機能を付与できる。
いカバー8で第1の吸込口7を構成したので、空気が開
口部77を通過する長さを短くすることができるので通
風抵抗を軽減することができる。
とによる強度の課題を、カバー8の周囲に補強リブ78
を設けることで解決し、更にカバー8の前面を大きな曲
面で形成することで強度を増している。なお、この実施
例よりカバー8を大きくする場合は、カバー8の内側に
適宜補強リブを設ければよい。
抜き加工での加工性を考慮して、肉厚を1.5mmに設
定しているが、同加工では1mm〜2mmの肉厚の範囲
であれば同様な効果を得ることができる。
置した第1の吸込口7にパンチング状のカバー8(ネッ
ト)を設けることで、同第1の吸込口7の意匠性を損ね
ることなく、同第1の吸込口7の開口率を向上するとと
もに通風抵抗を軽減して運転能力を向上することができ
る。更に、この実施例では、カバー8をフロントパネル
4から着脱可能にしているので、清掃時に汚れの目立つ
カバー8をフロントパネル4から分離して小さな部品と
することができるから、場所をとらずに清掃することが
でき、少量の超微粒子セラミックス粉体で効果的に脱臭
殺菌機能を付与できる。
ング状の前記カバー8とフロントパネル4を一体成形し
たものである。この実施例では、前記開口部77は肉厚
を第1の吸込口7以外の肉厚(2.5mm〜3mm)よ
り薄い1.5mmの肉厚で形成することで、成形時の樹
脂の流れの課題を解決しながら、空気抵抗を軽減してい
る。また、開口部77をハニカム状に配列することで、
開口率を向上しながら、強度を増している。なお、強度
がより必要な場合は、例えば、開口部77を避けてジグ
ザグの図示しない補強リブを内側に適宜設けることによ
り、設置状態(正面)で前記補強リブが見えて意匠性が
損なわないようにすればよい。
ロントパネル4に溶け込むように形成されるから、第1
の吸込口7の開口部77の印象を軽減して外観デザイン
を良好にすることができる。
チで配列できる大きさとすることで、開口率を得なが
ら、内部を見えにくくして意匠性を良好にすることがで
きる。更に、これらの開口部77は、縦横方向にほぼ均
一に配列させることで、開口面積の片寄りもなく、強度
的にも良好にすることができるが、規則性をもって配列
しても良い。例えば、中央部分を大きな開口部77とし
て、1方向(両側)に、あるいは4方(周囲)に行くに
したがって徐々に小さな開口部77としたり、複数の開
口部77を一つの群として、この群を規則性をもって配
列することで、模様としての装飾性を高めながら、開口
率を大きくして、全体の強度をもたせることができる。
であれば、内部を見えにくくして意匠性を良好にするこ
とができる。更に、開口率の上限を80%にすれば、開
口部77の装飾性を維持しつつフィルター11の保護を
図ることができるが、この場合は、開口部77を内側よ
り支持する補強リブを設けて全体の剛性を高めるように
すると良い。
ず、臭気成分に対して方向性のない(特定の臭気成分だ
けに限定されない)、脱臭及び殺菌機能を、通風抵抗を
増やすことなく、安価で、容易に付与し、常温にて室内
空気の浄化を行う、清潔なエアコンを提供することが出
来る。
斜視図である。
ルタ断面拡大図である。
ルタ断面拡大図である。
した脱臭性能測定試験で、エチルメルカプタンの濃度減
少の推移を表す図(グラフ)である。
す図(グラフ)である。
す図(グラフ)である。
め実施した菌抵抗性試験で、菌の生菌数の推移を表す図
(グラフ)である。
ルタ構成図である。
ィルターカバー要部外観図である。
カバーの比較図である。
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 空気調和機の箱体前部を構成するフロン
トパネルの高さ方向の一部分に設けられた吸込口と、吸
込口を開閉する遮蔽手段と、遮蔽手段とエアフィルター
との間に設けられ開口部を多数密に備えた通風部を有す
る樹脂製のカバーと、吹出口に設けられた樹脂製の風向
板とを備え、前記カバーと風向板の少なくとも一方は焼
結粒径が1μm以下で且つ孔径が1〜100nmの多孔
質の超微粒状セラミックス粉体0.3重量%以上を樹脂
中にその表面に通じた状態で含むと共に、該超微粒状セ
ラミックス粉体は殺菌性及び脱臭性を有するものである
ことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 空気調和機の箱体前部を構成するフロン
トパネルの高さ方向の一部分に設けられた吸込口と、吸
込口を開閉する遮蔽手段と、遮蔽手段とエアフィルター
との間に設けられ該エアフィルターより通風抵抗の小さ
い開口部を多数密に備えた通風部を有する樹脂製のカバ
ーと、吹出口に設けられた樹脂製の風向板とを備え、前
記カバーと風向板の少なくとも一方は焼結粒径が1μm
以下で且つ孔径が1〜100nmの多孔質の超微粒状セ
ラミックス粉体0.3重量%以上を樹脂中に練り込むこ
とにより含んでいると共に、該超微粒状セラミックス粉
体は殺菌性及び脱臭性を有するものであることを特徴と
する空気調和機。 - 【請求項3】 空気調和機の箱体前部を構成するフロン
トパネルの高さ方向の一部分に設けた吸込口と、吸込口
奥のエアフィルターの手前に設けられ且つエアフィルタ
ーより通風抵抗の小さいハニカム構造の通風部を有する
樹脂製のカバーと、吹出口に設けられた樹脂製の風向板
とを備え、前記カバーと風向板の少なくとも一方は焼結
粒径が1μm以下で且つ孔径が1〜100nmの多孔質
の超微粒状セラミックス粉体0.3重量%以上を樹脂中
にその表面に通じた状態で含むと共に、該超微粒状セラ
ミックス粉体は殺菌性及び脱臭性を有するものであるこ
とを特徴とする空気調和機。 - 【請求項4】 空気調和機の箱体前部を構成するフロン
トパネルの高さ方向の一部分に設けた吸込口と、吸込口
奥のエアフィルターの手前に設けられ且つエアフィルタ
ーより通風抵抗の小さいハニカム構造の通風部を有する
樹脂製のカバーと、吹出口に設けられた樹脂製の風向板
とを備え、前記カバーと風向板の少なくとも一方は焼結
粒径が1μm以下で且つ孔径が1〜100nmの多孔質
の超微粒状セラミックス粉体0.3重量%以上を樹脂中
に練り込むことにより含んでいると共に、該超微粒状セ
ラミックス粉体は殺菌性及び脱臭性を有するものである
ことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、超微
粒状セラミックス粉体の組成成分の粒径が0.007〜
0.07μmで且つそれぞれその粒径が異なると共に、
酸化珪素もしくは炭化珪素が45〜65重量%、アルミ
ナ20〜30重量%及び酸化チタン15〜25重量%の
組成割合で焼結されてなることを特徴とする空気調和
機。 - 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかにおいて、超微
粒状セラミックス粉体の組成成分が炭化珪素又は酸化珪
素30〜50重量%、アルミナ15〜25重量%、酸化
マンガン並びに酸化亜鉛各々7〜15重量%、酸化チタ
ン2〜5重量%の組成割合で焼結されてなることを特徴
とする空気調和機。 - 【請求項7】 請求項5又は6において、超微粒状セラ
ミックス粉体に銀又は銅が0.1〜1重量%の割合で加
えられて焼成されてなることを特徴とする空気調和機。 - 【請求項8】 請求項7において、超微粒状セラミック
ス粉体として、銀又は銅を炭化珪素又は酸化珪素、アル
ミナ、酸化マンガン、酸化亜鉛及び酸化チタンを予め焼
成させた焼結体の外表面に付着させてなることを特徴と
する空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9210293A JPH1147547A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9210293A JPH1147547A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1147547A true JPH1147547A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16587007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9210293A Pending JPH1147547A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1147547A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003065556A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-03-05 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和装置 |
| US6865896B2 (en) | 2000-12-27 | 2005-03-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Storage unit and refrigerator |
| JP2008111583A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Mitsubishi Electric Corp | フィルタ清掃装置及び空気調和機 |
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-
1997
- 1997-08-05 JP JP9210293A patent/JPH1147547A/ja active Pending
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