JPH1147714A - 廃棄物処理方法 - Google Patents
廃棄物処理方法Info
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- JPH1147714A JPH1147714A JP21981797A JP21981797A JPH1147714A JP H1147714 A JPH1147714 A JP H1147714A JP 21981797 A JP21981797 A JP 21981797A JP 21981797 A JP21981797 A JP 21981797A JP H1147714 A JPH1147714 A JP H1147714A
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- waste
- heavy metals
- specific gravity
- centrifugal force
- separating
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 重金属類等の有害物の溶出を招くことなく、
反応添加物の添加等が不要な簡易な方法で廃棄物を処理
できる、都市ゴミ焼却灰等廃棄物の処理方法を提供す
る。 【解決手段】 重金属類を含有する廃棄物を溶融し、溶
融状態にある該廃棄物に遠心力を作用させることによ
り、比重差による重金属分離を効率的に行う。また、重
金属類を分離した後の廃棄物をセメント原料等として利
用することも可能である。
反応添加物の添加等が不要な簡易な方法で廃棄物を処理
できる、都市ゴミ焼却灰等廃棄物の処理方法を提供す
る。 【解決手段】 重金属類を含有する廃棄物を溶融し、溶
融状態にある該廃棄物に遠心力を作用させることによ
り、比重差による重金属分離を効率的に行う。また、重
金属類を分離した後の廃棄物をセメント原料等として利
用することも可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物の処理方法
に関し、特に、廃棄物中の重金属類を遠心力を利用して
分離する廃棄物の処理方法に関する。
に関し、特に、廃棄物中の重金属類を遠心力を利用して
分離する廃棄物の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】焼却後飛散して集塵機によって捕集され
る飛灰を含む都市ゴミ焼却灰(以下単に「都市ゴミ焼却
灰」と記す)は、日本全国で年間約600万トン発生す
るとともに、この都市ゴミ焼却灰を処理する過程で重金
属類等の有害物が溶出する。そのため、都市ゴミ焼却灰
を処理するにあたって、セメントによって固化したり、
溶融スラグ化したり、酸により処理した後に埋立て処理
する等の方法が採られている。
る飛灰を含む都市ゴミ焼却灰(以下単に「都市ゴミ焼却
灰」と記す)は、日本全国で年間約600万トン発生す
るとともに、この都市ゴミ焼却灰を処理する過程で重金
属類等の有害物が溶出する。そのため、都市ゴミ焼却灰
を処理するにあたって、セメントによって固化したり、
溶融スラグ化したり、酸により処理した後に埋立て処理
する等の方法が採られている。
【0003】また、この飛灰に含有している金属の分離
回収方法の一つに、特開平8−89923号公報に記載
されている方法があり、この方法では、飛灰に含まれる
金属を高濃度で分離し、再利用可能な形で取り出すた
め、飛灰を溶解炉で溶融処理する際に、飛灰に揮発性重
金属類に親和性の高い金属を添加し、溶融炉内に形成さ
れるスラグ層から添加金属とともに揮発性金属を分離し
ている。
回収方法の一つに、特開平8−89923号公報に記載
されている方法があり、この方法では、飛灰に含まれる
金属を高濃度で分離し、再利用可能な形で取り出すた
め、飛灰を溶解炉で溶融処理する際に、飛灰に揮発性重
金属類に親和性の高い金属を添加し、溶融炉内に形成さ
れるスラグ層から添加金属とともに揮発性金属を分離し
ている。
【0004】
【表1】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、都市ゴミ焼却
灰をセメントによって固化した後処理する方法では、管
理型の最終処分用地としての埋立て用地の確保が難しく
なってきている。
灰をセメントによって固化した後処理する方法では、管
理型の最終処分用地としての埋立て用地の確保が難しく
なってきている。
【0006】また、溶融スラグ化する方法及び酸により
処理する方法では、埋立て用地確保の問題のみならず、
溶融スラグ化する方法の場合には処理費用が増大すると
いう問題があり、さらに、酸により処理する方法では重
金属類等の有害物の溶出の防止が必ずしも十分とはいえ
ないという問題がある。
処理する方法では、埋立て用地確保の問題のみならず、
溶融スラグ化する方法の場合には処理費用が増大すると
いう問題があり、さらに、酸により処理する方法では重
金属類等の有害物の溶出の防止が必ずしも十分とはいえ
ないという問題がある。
【0007】また、上記特開平8−89923号公報に
記載の方法では、飛灰の処理にあたって反応添加物を添
加しなければならないため、反応添加物の供給設備を必
要とするととともに、反応添加物の添加により処理費用
が増大する。
記載の方法では、飛灰の処理にあたって反応添加物を添
加しなければならないため、反応添加物の供給設備を必
要とするととともに、反応添加物の添加により処理費用
が増大する。
【0008】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、重金属類等の有害物の溶出を招くこ
となく、反応添加物の添加等が不要な簡易な方法で廃棄
物を処理できる廃棄物の処理方法を提供することを目的
とする。
れたものであって、重金属類等の有害物の溶出を招くこ
となく、反応添加物の添加等が不要な簡易な方法で廃棄
物を処理できる廃棄物の処理方法を提供することを目的
とする。
【0009】また、本発明は、廃棄物としての都市ゴミ
焼却灰等を埋立て処理することなく、また処理のための
費用の増大を招くことなく、簡易な方法で処理できる廃
棄物の処理方法を提供することを目的とする。
焼却灰等を埋立て処理することなく、また処理のための
費用の増大を招くことなく、簡易な方法で処理できる廃
棄物の処理方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
廃棄物の処理方法であって、重金属類を含有する廃棄物
を溶融させ、溶融状態にある該廃棄物に遠心力を作用さ
せることにより、比重差による重金属分離を効率的に行
うことを特徴とする。
廃棄物の処理方法であって、重金属類を含有する廃棄物
を溶融させ、溶融状態にある該廃棄物に遠心力を作用さ
せることにより、比重差による重金属分離を効率的に行
うことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、前記重金属類を分
離した後の廃棄物をセメント原料等として利用すること
を特徴とする。請求項3記載の発明は、前記廃棄物は、
飛灰を含む都市ゴミ焼却灰を含むことを特徴とする。
離した後の廃棄物をセメント原料等として利用すること
を特徴とする。請求項3記載の発明は、前記廃棄物は、
飛灰を含む都市ゴミ焼却灰を含むことを特徴とする。
【0012】請求項1記載の発明に記載の発明によれ
ば、重金属類を含有する廃棄物を溶融させ、溶融状態に
ある該廃棄物に遠心力を作用させ、比重差により該重金
属類を該廃棄物から分離するため、反応添加物等を添加
することなく、容易に重金属類を該廃棄物から分離する
ことができる。
ば、重金属類を含有する廃棄物を溶融させ、溶融状態に
ある該廃棄物に遠心力を作用させ、比重差により該重金
属類を該廃棄物から分離するため、反応添加物等を添加
することなく、容易に重金属類を該廃棄物から分離する
ことができる。
【0013】請求項2記載の発明に記載の発明によれ
ば、重金属類を分離した後の廃棄物をセメント原料等と
して利用するため、廃棄物を有効利用することができ
る。請求項3記載の発明に記載の発明によれば、飛灰を
含む都市ゴミ焼却灰を含む廃棄物中の重金属類を反応添
加物等を添加することなく、容易に廃棄物から分離する
ことができ、さらに、重金属類を分離した後の廃棄物を
有効利用することができる。
ば、重金属類を分離した後の廃棄物をセメント原料等と
して利用するため、廃棄物を有効利用することができ
る。請求項3記載の発明に記載の発明によれば、飛灰を
含む都市ゴミ焼却灰を含む廃棄物中の重金属類を反応添
加物等を添加することなく、容易に廃棄物から分離する
ことができ、さらに、重金属類を分離した後の廃棄物を
有効利用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる廃棄物処理
方法の実施の形態の具体例を図面を参照しながら説明す
る。図1は、本発明にかかる廃棄物処理方法を実施する
ための重金属類分離回収装置の第1実施例を示す概略図
である。この重金属類分離回収装置1は、重金属類を含
有する廃棄物を溶融させ、溶融状態にある廃棄物に遠心
力を作用させることにより、比重差による分離を効率的
に行うために使用される。そして、この廃棄物には、飛
灰を含む都市ゴミ焼却灰が含まれる。
方法の実施の形態の具体例を図面を参照しながら説明す
る。図1は、本発明にかかる廃棄物処理方法を実施する
ための重金属類分離回収装置の第1実施例を示す概略図
である。この重金属類分離回収装置1は、重金属類を含
有する廃棄物を溶融させ、溶融状態にある廃棄物に遠心
力を作用させることにより、比重差による分離を効率的
に行うために使用される。そして、この廃棄物には、飛
灰を含む都市ゴミ焼却灰が含まれる。
【0015】この重金属類分離回収装置1は、バッチ式
溶融型回収装置であって、回転るつぼ2と、この回転る
つぼ2の上部を覆う蓋3と、炉体7に埋設された通電コ
イル4と、この通電コイル4に給電するための交流電源
5等により構成される。
溶融型回収装置であって、回転るつぼ2と、この回転る
つぼ2の上部を覆う蓋3と、炉体7に埋設された通電コ
イル4と、この通電コイル4に給電するための交流電源
5等により構成される。
【0016】炉体7の内部に位置する回転るつぼ2は、
内側に適当なライニング材が帳設されたるつぼであっ
て、その底面2aに一体的に固定された回転軸6を介し
て、モータ8によって図面の矢印Xで示す方向に回転
し、回転るつぼ2内の溶融した廃棄物中の比重の大きい
重金属類を遠心力により周面2b側に移動させるように
構成されている。
内側に適当なライニング材が帳設されたるつぼであっ
て、その底面2aに一体的に固定された回転軸6を介し
て、モータ8によって図面の矢印Xで示す方向に回転
し、回転るつぼ2内の溶融した廃棄物中の比重の大きい
重金属類を遠心力により周面2b側に移動させるように
構成されている。
【0017】回転るつぼ2の上部には、蓋3が載置さ
れ、この蓋3の内面3aと回転るつぼ2の上面2cの間
にはある程度の隙間が存在し、回転るつぼ2の周面2b
に沿って上昇した重金属類の中で比重の大きいものが両
者3a、2cの間から、矢印Yで示す方向に回転るつぼ
2の外側に流出し、比重の大きい重金属類のみが回収さ
れるように構成されている。
れ、この蓋3の内面3aと回転るつぼ2の上面2cの間
にはある程度の隙間が存在し、回転るつぼ2の周面2b
に沿って上昇した重金属類の中で比重の大きいものが両
者3a、2cの間から、矢印Yで示す方向に回転るつぼ
2の外側に流出し、比重の大きい重金属類のみが回収さ
れるように構成されている。
【0018】蓋3の中央部には、廃棄物を回転るつぼ2
内に供給するための供給口9と、排ガスを図示しない処
理設備に導くための排気口10が備えられる。炉体7の
周壁7aには通電コイル4が埋設され、交流電源5によ
り一次コイルとしての通電コイル4に通電され、2次導
体としての廃棄物中の溶融金属に誘導電流を生じさせそ
のジュール熱によってこれを溶解させる。尚、本実施例
では、電気誘導炉を使用しているが、廃棄物を溶融させ
ることができる溶融炉であれば、電気アーク式溶融炉等
の他の電気溶融炉、及び電気式以外の溶融炉も使用する
ことができる。
内に供給するための供給口9と、排ガスを図示しない処
理設備に導くための排気口10が備えられる。炉体7の
周壁7aには通電コイル4が埋設され、交流電源5によ
り一次コイルとしての通電コイル4に通電され、2次導
体としての廃棄物中の溶融金属に誘導電流を生じさせそ
のジュール熱によってこれを溶解させる。尚、本実施例
では、電気誘導炉を使用しているが、廃棄物を溶融させ
ることができる溶融炉であれば、電気アーク式溶融炉等
の他の電気溶融炉、及び電気式以外の溶融炉も使用する
ことができる。
【0019】炉体7の底部7bには、回転るつぼ2から
流出した比重の大きい重金属類を取り出すための排出口
11が穿設され、この排出口11から所望の重金属類が
回収されるように構成されている。
流出した比重の大きい重金属類を取り出すための排出口
11が穿設され、この排出口11から所望の重金属類が
回収されるように構成されている。
【0020】次に、上記重金属類分離回収装置1を使用
して、廃棄物中の重金属類を分離回収する工程について
説明する。まず、回転るつぼ2の回転を停止した状態で
供給口9を介して廃棄物を回転るつぼ2内に供給する。
そして、交流電源5より通電コイル4に交流電流を流し
て、上記のようにジュール熱により回転るつぼ2内の廃
棄物を溶融させる。廃棄物がある程度溶融した後、モー
タ8によって回転軸6を介して回転るつぼ2全体を回転
させると、遠心力により回転るつぼ2の中心部から周面
2b側に比重の大きい重金属類が徐々に移動する。
して、廃棄物中の重金属類を分離回収する工程について
説明する。まず、回転るつぼ2の回転を停止した状態で
供給口9を介して廃棄物を回転るつぼ2内に供給する。
そして、交流電源5より通電コイル4に交流電流を流し
て、上記のようにジュール熱により回転るつぼ2内の廃
棄物を溶融させる。廃棄物がある程度溶融した後、モー
タ8によって回転軸6を介して回転るつぼ2全体を回転
させると、遠心力により回転るつぼ2の中心部から周面
2b側に比重の大きい重金属類が徐々に移動する。
【0021】さらに廃棄物が溶融するとともに、回転軸
6の回転数を上昇させると、廃棄物に加わる遠心力が大
きくなり、蓋3の底面3aと回転るつぼ2の上面2cの
隙間から比重の大きい重金属類の溶融物が回転るつぼ2
から溢れ、廃棄物から分離される。この重金属類の溶融
物は、炉体7の底部7aに穿設された排出口11から外
部に導かれ、回収される。
6の回転数を上昇させると、廃棄物に加わる遠心力が大
きくなり、蓋3の底面3aと回転るつぼ2の上面2cの
隙間から比重の大きい重金属類の溶融物が回転るつぼ2
から溢れ、廃棄物から分離される。この重金属類の溶融
物は、炉体7の底部7aに穿設された排出口11から外
部に導かれ、回収される。
【0022】次に、上記構成を有する重金属類分離回収
装置1を使用して行った重金属類の分離、回収試験結果
について説明する。重金属類分離回収装置1の回転るつ
ぼ2内の温度を1400℃に設定して廃棄物を溶融さ
せ、この回転るつぼ2の周面2bに加わる遠心力が10
0Gとなるように回転るつぼ2を回転し、溶融物を採取
した。溶融物の採取位置は、5カ所(A乃至E)であっ
て、図2に示すように、回転るつぼ2の上方から見て、
周面2b付近のA及びEと、回転るつぼ2の中心部C
と、この中心部Cと前記A及びEとの中間部B、Dが採
取位置である。そして、これらの採取位置において得ら
れた溶融物に含有されている重金属類の濃度を測定し
た。その結果を表2に示す。
装置1を使用して行った重金属類の分離、回収試験結果
について説明する。重金属類分離回収装置1の回転るつ
ぼ2内の温度を1400℃に設定して廃棄物を溶融さ
せ、この回転るつぼ2の周面2bに加わる遠心力が10
0Gとなるように回転るつぼ2を回転し、溶融物を採取
した。溶融物の採取位置は、5カ所(A乃至E)であっ
て、図2に示すように、回転るつぼ2の上方から見て、
周面2b付近のA及びEと、回転るつぼ2の中心部C
と、この中心部Cと前記A及びEとの中間部B、Dが採
取位置である。そして、これらの採取位置において得ら
れた溶融物に含有されている重金属類の濃度を測定し
た。その結果を表2に示す。
【0023】
【表2】
【0024】表2に示すように、各重金属とも回転るつ
ぼ2の中心から周面2bに向かって濃度が大きくなり、
中心の位置3におけるサンプルと、周面付近の位置1ま
たは位置5における濃度の比は、CrとZnでは約36
倍、Pbにおいては約128倍となっており、本発明に
かかる廃棄物処理方法の奏する効果が大きいことが解
る。
ぼ2の中心から周面2bに向かって濃度が大きくなり、
中心の位置3におけるサンプルと、周面付近の位置1ま
たは位置5における濃度の比は、CrとZnでは約36
倍、Pbにおいては約128倍となっており、本発明に
かかる廃棄物処理方法の奏する効果が大きいことが解
る。
【0025】以上のようにして廃棄物から分離回収され
た重金属類は、公知の処理手段によって処理される。一
方、回転るつぼ2内に存在する重金属類の分離された廃
棄物は、石灰石等とともにセメント原料として使用した
り、耐火物の原料等として使用することができる。
た重金属類は、公知の処理手段によって処理される。一
方、回転るつぼ2内に存在する重金属類の分離された廃
棄物は、石灰石等とともにセメント原料として使用した
り、耐火物の原料等として使用することができる。
【0026】次に、本発明にかかる廃棄物処理方法を実
施するための重金属類分離回収装置の第2実施例を図3
を参照しながら説明する。この重金属類分離回収装置2
1は、上記重金属類分離回収装置1と同様に、重金属類
を含有する廃棄物を溶融させ、溶融状態にある廃棄物に
遠心力を作用させ、比重差により重金属類を廃棄物から
分離するために使用される。
施するための重金属類分離回収装置の第2実施例を図3
を参照しながら説明する。この重金属類分離回収装置2
1は、上記重金属類分離回収装置1と同様に、重金属類
を含有する廃棄物を溶融させ、溶融状態にある廃棄物に
遠心力を作用させ、比重差により重金属類を廃棄物から
分離するために使用される。
【0027】この重金属類分離回収装置21は、連続式
溶融型回収装置であって、回転分離器22と、この回転
分離器22の上方に位置し、廃棄物を溶融させるための
溶融炉23とに大きく分けることができる。
溶融型回収装置であって、回転分離器22と、この回転
分離器22の上方に位置し、廃棄物を溶融させるための
溶融炉23とに大きく分けることができる。
【0028】回転分離器22は、底部22cを有する中
空円筒状に形成された本体22aと、その上部に小径円
筒状に形成された上部22bと、底部22cに形成され
た排出部22dで構成される。
空円筒状に形成された本体22aと、その上部に小径円
筒状に形成された上部22bと、底部22cに形成され
た排出部22dで構成される。
【0029】本体22aの内側には適当なライニング材
が帳設され、上部22bに一体的に固定された回転手段
24を介して、モータ25によって、この回転分離器2
2は図面の矢印Zで示す方向に回転し、回転分離器22
内の溶融した廃棄物中の比重の大きい重金属類を遠心力
により周面22e側に移動させるように構成されてい
る。
が帳設され、上部22bに一体的に固定された回転手段
24を介して、モータ25によって、この回転分離器2
2は図面の矢印Zで示す方向に回転し、回転分離器22
内の溶融した廃棄物中の比重の大きい重金属類を遠心力
により周面22e側に移動させるように構成されてい
る。
【0030】回転分離器22の底部22cの周面22e
付近には、排出部22dが位置する。この排出部22d
は、底部22cに開閉可能に取り付けられ、溶融した廃
棄物の中で周面22e付近に存在する重金属類を回転分
離器22から矢印F方向に流出させ、比重の大きい重金
属類のみを回収できるように構成されている。
付近には、排出部22dが位置する。この排出部22d
は、底部22cに開閉可能に取り付けられ、溶融した廃
棄物の中で周面22e付近に存在する重金属類を回転分
離器22から矢印F方向に流出させ、比重の大きい重金
属類のみを回収できるように構成されている。
【0031】回転分離器22の上方には溶融炉23が位
置し、この溶融炉23において、廃棄物が加熱され、溶
融する。そして溶融炉23の底部23aに穿設された取
出口23bから溶融した廃棄物が回転分離器22へ導か
れる。
置し、この溶融炉23において、廃棄物が加熱され、溶
融する。そして溶融炉23の底部23aに穿設された取
出口23bから溶融した廃棄物が回転分離器22へ導か
れる。
【0032】次に、上記重金属類分離回収装置21を使
用して、廃棄物中の重金属類を分離回収する工程につい
て説明する。まず、溶融炉23において廃棄物を加熱
し、溶融させる。そして、溶融した廃棄物を取出口23
bから回転分離器22内へ導くとともに、モータ25に
よって回転手段24を介して回転分離器22全体を回転
させると、遠心力により回転分離器22の中心部から周
面22e側に比重の大きい重金属類が徐々に移動する。
用して、廃棄物中の重金属類を分離回収する工程につい
て説明する。まず、溶融炉23において廃棄物を加熱
し、溶融させる。そして、溶融した廃棄物を取出口23
bから回転分離器22内へ導くとともに、モータ25に
よって回転手段24を介して回転分離器22全体を回転
させると、遠心力により回転分離器22の中心部から周
面22e側に比重の大きい重金属類が徐々に移動する。
【0033】さらに回転軸6の回転数を上昇させ、回転
分離器22内の溶融した廃棄物の周面22e側の表面の
レベルが上昇したときに、排出部22dを開いて比重の
大きい重金属類を分離回収する。また、比重の大きい重
金属類を分離回収した後の廃棄物を別途回収するため適
宜回転分離器22の回転を停止させるか、回転数を下げ
た状態において排出部22dを開いて廃棄物を回収す
る。
分離器22内の溶融した廃棄物の周面22e側の表面の
レベルが上昇したときに、排出部22dを開いて比重の
大きい重金属類を分離回収する。また、比重の大きい重
金属類を分離回収した後の廃棄物を別途回収するため適
宜回転分離器22の回転を停止させるか、回転数を下げ
た状態において排出部22dを開いて廃棄物を回収す
る。
【0034】以上のようにして廃棄物から分離回収され
た重金属類は、公知の処理手段によって廃棄物処理さ
れ、回転分離器22内に存在する重金属類が分離された
後の廃棄物は上述のようにセメントプラント、耐火物製
造プラント等において利用することができる。
た重金属類は、公知の処理手段によって廃棄物処理さ
れ、回転分離器22内に存在する重金属類が分離された
後の廃棄物は上述のようにセメントプラント、耐火物製
造プラント等において利用することができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明に記載の発明によれ
ば、反応添加物等を添加することなく、容易に重金属類
を該廃棄物から分離することのできる廃棄物処理方法を
提供することができる。
ば、反応添加物等を添加することなく、容易に重金属類
を該廃棄物から分離することのできる廃棄物処理方法を
提供することができる。
【0036】請求項2記載の発明に記載の発明によれ
ば、廃棄物を有効利用することのできる廃棄物処理方法
を提供することができる。
ば、廃棄物を有効利用することのできる廃棄物処理方法
を提供することができる。
【0037】請求項3記載の発明に記載の発明によれ
ば、飛灰を含む都市ゴミ焼却灰を含む廃棄物中の重金属
類を反応添加物等を添加することなく、容易に廃棄物か
ら分離することができ、さらに、重金属類を分離した後
の廃棄物を有効利用することのできる廃棄物処理方法を
提供することができる。
ば、飛灰を含む都市ゴミ焼却灰を含む廃棄物中の重金属
類を反応添加物等を添加することなく、容易に廃棄物か
ら分離することができ、さらに、重金属類を分離した後
の廃棄物を有効利用することのできる廃棄物処理方法を
提供することができる。
【図1】本発明にかかる廃棄物処理方法を実施するため
の重金属類分離回収装置の第1実施例を示す概略図であ
る。
の重金属類分離回収装置の第1実施例を示す概略図であ
る。
【図2】図1に示す重金属分離回収装置を使用して行っ
た重金属類の分離、回収試験における溶融物の採取位置
を示す図であって、回転るつぼを上方から見た状態を示
す。
た重金属類の分離、回収試験における溶融物の採取位置
を示す図であって、回転るつぼを上方から見た状態を示
す。
【図3】本発明にかかる廃棄物処理方法を実施するため
の重金属類分離回収装置の第2実施例を示す概略図であ
る。
の重金属類分離回収装置の第2実施例を示す概略図であ
る。
1 重金属類分離回収装置 2 回転るつぼ 3 蓋 4 通電コイル 5 交流電源 6 回転軸 8 モータ 9 供給口 10 排気口 11 排出口 21 重金属類分離回収装置 22 回転分離器 23 溶融炉 24 回転手段 25 モータ
Claims (3)
- 【請求項1】 重金属類を含有する廃棄物を溶融させ、
溶融状態にある該廃棄物に遠心力を作用させることによ
り、比重差による重金属分離を効率的に行うことを特徴
とする廃棄物の処理方法。 - 【請求項2】 前記重金属類を分離した後の廃棄物をセ
メント原料等として利用することを特徴とする請求項1
記載の廃棄物の処理方法。 - 【請求項3】 前記廃棄物は、飛灰を含む都市ゴミ焼却
灰を含むことを特徴とする請求項1または2記載の廃棄
物の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21981797A JPH1147714A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 廃棄物処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21981797A JPH1147714A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 廃棄物処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1147714A true JPH1147714A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16741510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21981797A Withdrawn JPH1147714A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 廃棄物処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1147714A (ja) |
-
1997
- 1997-08-01 JP JP21981797A patent/JPH1147714A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |