JPH1148254A - 発泡成形用金型の開放規制装置 - Google Patents
発泡成形用金型の開放規制装置Info
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- JPH1148254A JPH1148254A JP21922097A JP21922097A JPH1148254A JP H1148254 A JPH1148254 A JP H1148254A JP 21922097 A JP21922097 A JP 21922097A JP 21922097 A JP21922097 A JP 21922097A JP H1148254 A JPH1148254 A JP H1148254A
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Abstract
たガス抜きをなすと共に、該間隔の大きさを適宜調整し
て最適なガス抜きを行ない得るようにする。 【解決手段】 開放規制装置32は、上型12に配設さ
れて作動手段36により揺動変位させられる揺動レバー
34と、揺動レバー34の揺動先端部に突出した状態で
進退調整自在に配設される調整部材40と、下型14の
開放端側部に配設された規制部材38とからなる。キャ
ビティ18からガスを放出させる際は、クランプレバー
22と係着部材26との係着を解除した下で、調整部材
40の開放端部40aが規制部材38に当接する位置ま
で上型12を開放させると共にそれ以上の開放を規制し
て、上型12と下型14との隙間Sの大きさを、規制部
材38と調整部材40との間隔の調整下に常に一定に規
制する。
Description
の開放規制装置に関し、更に詳細には、キャビティに注
入した発泡材料の反応が進行する過程で発生するガス
を、型締め状態の上型と下型とを僅かに開放して形成さ
れる隙間から放出させる際に、該下型に対する上型の開
放量を規制する開放規制装置に関するものである。
は、発泡成形用金型の内部に形成したキャビティへ所定
量の発泡成形用の材料(以下「発泡材料」という)を注入
し、このキャビティ内で発泡・固化させることにより所
定形状に成形するようになっている。この発泡成形用金
型としては、例えば図10に示す如く、一側端に位置す
る枢支軸16を中心として上下に開閉可能に分割される
上型12および下型14から基本的に構成されており、
これら上型12および下型14を型締めすることにより
内部に所定形状の前記キャビティ18が形成され、また
下型14から上型12を開放することにより該キャビテ
ィ18を露出するように構成されている。そして、キャ
ビティ18内に注入された発泡材料は、化学反応により
白濁してクリーム状となった後に細かい気泡が発生して
発泡を開始し、所定時間(ライジングタイム)後に該キャ
ビティ18内全体に充満して固化することで発泡が完了
する。なお発泡成形用金型は、上型12を開放して下型
14のキャビティ18内に発泡材料を注入し、次いで上
型12と下型14とを型締めして該キャビティ18内で
発泡反応を進行させるオープン注入タイプと、上型12
と下型14とを予め型締めした状態において該金型の所
要位置に形成した注入口(図示せず)に注入装置の注出口
を当接させてキャビティ18へ発泡材料を注入し、該キ
ャビティ18内で発泡反応を進行させるクローズト注入
タイプとがある。
の開放端側の上面に配設したクランプ装置20により、
該上型12を下型14に対して開放不能にクランプする
ことより、キャビティ18内全体に充満する発泡材料の
膨張圧力に対応するようになっている。このクランプ装
置20は、上型12の開放端側部に固定した支持片28
に支軸30を介して揺動可能に配設したクランプレバー
22と、該上型12の上面に固定されてクランプレバー
22の上端にクレビス接合された流体圧シリンダ24
と、下型14の開放端側部に固定されてクランプレバー
22下端のクランプ片23が係着する縦断面L形の係着
部材26とからなる揺動レバータイプとして構成されて
いる。すなわち、下型14に上型12を覆蓋した状態に
おいて、前記流体圧シリンダ24をロッド24aが前進
するように制御するとクランプレバー22が支軸30を
中心に図の時計方向へ揺動し、図11(a)に示す如く、
クランプ片23が係着部材26に係着して上型12と下
型14とが密着的に型締めされる。
成形工程では、発泡材料の適切な発泡および固化を促進
するため、注入時から発泡完了(固化)までの工程で該金
型60の型締めおよび開放とを適時に行なう必要があ
る。すなわち、ライジングタイムを前後する所要時間に
おいては、発泡体のセル構造の適性化を計るために上型
12と下型14とを前記クランプ装置20で型締めして
キャビティ18内を所定圧力に保持し、セル構造の適性
化を計った後には、図11(b)に示す如くクランプ装置
20を半作動状態として上型12と下型14との間に形
成された隙間Sを介してキャビティ18内に発生したガ
スを放出させ、更にガス放出後には膨張した発泡体を元
の状態で完全に固化させるために再び該クランプ装置2
0で型締めする等の操作をするようになっている。すな
わちガス抜きを行なう際には、前記型締め状態(図11
(a)参照)から流体圧シリンダ24をロッド24aが適
宜後退(ストロークの中間位置)するように制御してクラ
ンプレバー22を図の反時計方向へ揺動させれば(図1
1(b)参照)、クランプ片23が相対的に下降した分だ
け上型12が開放して該上型12と下型14との間に前
記隙間Sが形成可能となり、発泡体の膨張圧力により上
型12が上昇することで形成されたこの隙間Sからキャ
ビティ18内のガスを外部へ放出するようになってい
る。
用金型60では、前述した如く、上型12と下型14と
の型締めに使用するクランプ装置20を半作動状態に制
御し、これにより該上型12と下型14との間に隙間S
が形成されることを利用して、ガス抜きを行なうよう構
成されている。しかるに、このクランプ装置20の作動
源である前記流体圧シリンダ24は、ロッド24aの最
前進位置および最後退位置への位置決めは容易に制御し
得るが、該ロッド24aをストロークの中間の所定位置
に正確に停止制御することが非常に難しいものとなって
いる。すなわち、ロッド24aをストローク中間で停止
させる度毎に該ロッド24aの停止位置に多少の誤差が
生じ、これに連動したクランプレバー22の揺動量も不
安定となって前記隙間Sの大きさにばらつきが生ずるこ
とから、一定条件でのガス抜きを好適になし得ない欠点
を内在していた。すなわち、前記隙間Sの間隔が小さい
場合には、スムーズなガスの放出がなされないから発泡
不良等が発生する不都合が生じ、該隙間Sの間隔が大き
い場合には、適量以上のガスが放出されるから膨張し過
ぎて寸法不具合等が発生する問題が起きていた。また前
記クランプ装置20の構成では、クランプレバー22の
揺動により前記隙間Sを形成し得るとしても、該隙間S
の大きさを適宜調整することが殆ど不可能である。殊に
最適とされるガス抜き量は、前記キャビティ18の形状
(発泡体の製品形状)や大きさおよび発泡材料の種類等に
より異なるが、前記隙間Sの調整をなし得ないからガス
抜き量の調整が不可能となり、これが好適な発泡成形を
行なうための障害となっていた。
新規に提案されたものであって、クランプ装置による上
型と下型との型締めを解除した下で、該上型の開放量を
規制する開放規制装置を別途設けたことにより、ガスを
放出させる際には該開放規制装置により上型と下型との
間隔を常に一定として安定したガス抜きを行ない得るよ
うにすると共に、該間隔の大きさを適宜調整してキャビ
ティの形状や発泡材料の材質に基づいた最適なガス抜き
をなして好適な発泡成形を行ない得るようにした発泡成
形用金型の開放規制装置を提供することを目的とする。
所期の目的を達成するため本発明に係る発泡成形用金型
は、上型と下型とを一側端部で開放自在に枢着し、該上
型または下型の開放端側部に揺動可能に設けたクランプ
レバーを、対応の下型または上型の開放端側部に設けた
係着部材に係着させることにより該上型と下型の型締め
を行ない、この型締め状態で内部のキャビティに注入し
た発泡材料を発泡させ、また前記クランプレバーを揺動
変位させることにより前記下型から上型を僅かに開放さ
せて、両型の間に形成された隙間を介して前記キャビテ
ィ内に発生したガスを放出させるようにした発泡成形用
金型において、前記クランプレバーに並列して配設さ
れ、適宜の作動手段により揺動変位させられる揺動レバ
ーと、前記揺動レバーの揺動先端部から内側に延出する
突片に配設され、該レバーの揺動中心側に指向して進退
調整自在に突出する調整部材と、前記揺動レバーと対応
するよう前記下型または上型の開放端側部に配設され、
該上型の開放途次に前記調整部材の開放端部に当接して
該上型の更なる開放を規制する規制部材とからなり、前
記発泡材料の発泡時には、前記上型と下型の型締め状態
の下で、前記作動手段により揺動レバーを揺動させて前
記調整部材を係合部材に近接させ、該調整部材の開放端
部を前記規制部材の当接予定部位に対して所要の間隔を
保持して位置決めし、前記キャビティからガスを放出さ
せる際は、前記クランプレバーの前記係着部材に対する
係着を解除した下で、前記調整部材の開放端部が前記規
制部材に当接する位置まで前記上型を開放させると共に
それ以上の開放を規制して、前記隙間の大きさを前記所
要の間隔により一定に規制するよう構成したことを特徴
とする。
型の開放規制装置につき、好適な実施例を挙げて、添付
図面を参照しながら以下説明する。なお、従来技術で説
明した部材と同一の部材については、同一符号を付して
説明することとする。
成形用金型10を概略で示す斜視図であり、本実施例の
発泡成形用金型10は、前に説明した従来の発泡成形用
金型60と同様に、互いに密着的に型締めが可能な上型
12と下型14からなる上下分割タイプの分割型であっ
て、枢支軸16を中心として上型12を下型14から開
放することにより、内部に形成された所定形状のキャビ
ティ18(図8参照)を露出させ得るようになっている。
なお実施例の発泡成形用金型10は、オープン注入タイ
プを例示しており、上型12を開放して下型14のキャ
ビティ18内に発泡材料を注入し、次いで上型12と下
型14とを型締めして該キャビティ18内で発泡反応を
進行させるようになっている。
に示す如く上型12の上面両側に、該上型12と下型1
4との型締めを行なう2基の揺動レバータイプのクラン
プ装置20が配設されている。これら左右のクランプ装
置20,20は、前述した従来の発泡成形型60で配設
されたものと基本的に同一であり、図8に示す如く、上
型12の開放端側部に固定した支持片28に支軸30を
介して揺動可能に配設したクランプレバー22と、該上
型12の上面に固定されてクランプレバー22の上端に
クレビス接合された第1流体圧シリンダ24と、下型1
4の開放端側部に固定されてクランプレバー22下端の
クランプ片23が係着する縦断面L形の係着部材26と
から構成されている。両クランプ装置20,20は、図
示しない制御装置により同期的に制御され、下型14に
上型12を覆蓋した状態において、図4(b)または図6
(b)に示す如く、第1流体圧シリンダ24をロッド24
aが前進するように制御するとクランプレバー22が支
軸30を中心に図の時計方向へ揺動し、該クランプレバ
ー22のクランプ片23が係着部材26に係着して上型
12と下型14とが密着的に型締めされる。また、図5
(b)および図7(b)に示す如く、第1流体圧シリンダ2
4をロッド24aが後退するように制御するとクランプ
レバー22が支軸30を中心に図の反時計方向へ揺動
し、該クランプレバー22のクランプ片23と係着部材
26との係着が解除されて上型12と下型14とが開放
可能となる。なお、実施例の発泡成形用金型10に配設
される各クランプ装置20,20は、下型14と上型1
2との型締めを目的とした使用のみに供されるようにな
っている。
は、図1に示す如く上型12の上面中央に、下型14に
対して該上型12を所定量だけ開放し得るように規制す
る揺動レバータイプの開放規制装置32が配設されてい
る。この開放規制装置32は、図2に示す如く、上型1
2の開放端側部に固定した支持片42に支軸44を介し
て揺動可能に配設した揺動レバー34と、該上型12の
上面中央に固定されて揺動レバー34の上端側にクレビ
ス接合された第2流体圧シリンダ(作動手段)36と、下
型14の開放端側部に固定された規制部材38と、前記
揺動レバー34の下端部に配設される調整部材40とか
ら構成されている。なお実施例の開放規制装置32で
は、所定間隔をおいて2本の揺動レバー34,34を配
設すると共に各揺動レバー34,34の上端部間に連結
板46を固定し、該連結板46に前記第2流体圧シリン
ダ36をクレビス接合して構成され、1基の第2流体圧
シリンダ36の作動下に2本の揺動レバー34,34を
同期的に揺動させるようになっている。
第2流体圧シリンダ36をロッド36aが後退するよう
に制御すれば、図7(a)に示す如く、各揺動レバー3
4,34は支軸44を中心として図における反時計方向
へ揺動し、また該第2流体圧シリンダ36をロッド36
aが前進するように制御すれば、図4(a)に示す如く、
各揺動レバー34,34は時計方向へ揺動するようにな
る。
該揺動レバー34の本体から略直角後方へ延出した突片
35が一体的に形成されており、図3に示す如くこの突
片35には、前記調整部材40としての六角ボルトが、
上面の規制端部40aを該揺動レバー34の揺動中心で
ある支軸44,44側へ指向させた状態で回転可能に螺
合している。そして、前記第2流体圧シリンダ36をロ
ッド36aが前進するように制御して、図4(a)に示す
如く揺動レバー34を時計方向へ揺動させた際には、前
記調整部材40が規制部材38における水平に延出した
当接受片(当接予定部位)38aの下方へ到来するように
構成されている。更に調整部材40は、径方向に回転さ
せることにより突片35上面からの延出長さを調整し得
るようになっており、これにより前記規制端部40aと
該規制部材38の当接受片38aとの間隔Tが変位する
ようになっている。すなわち、調整部材40と規制部材
38との間隔Tが、下型14に対して上型12が開放し
得る許容量となり、該調整部材40の規制端部40aが
該規制部材38の当接受片38aに当接した際には、図
5(a)に示す如く、該下型14と上型12との間に、該
間隔Tの大きさに対応した前記隙間Sが形成される。従
って、調整部材40の延出高さを調整することにより間
隔Tの大きさが変位し、これによりガス抜き時の隙間S
の大きさを調整し得る。
例に係る発泡成形用金型10の開放規制装置32の作用
につき説明する。なお発泡成形前においては、前記各第
1流体圧シリンダ24および第2流体圧シリンダ36
は、図示しない制御装置により、各ロッド24a,36
aを後退させた状態に制御されている。そして、発泡成
形に先立って前記調整部材40の延出長さの調整を行な
い、上型12と下型14との間に形成される隙間Sの大
きさを設定しておく。なおこの隙間Sの大きさは、キャ
ビティ18の形状や大きさおよび発泡材料の材質等の条
件に基づき、最適なガス抜きをなし得ることを前提に設
定される。
したら、発泡成形における注入工程として、下型14に
対して上型12を開放して該下型14のキャビティ18
内に所定量の発泡材料を注入し、注入完了後に再び上型
12を下型14に覆蓋する。そして、キャビティ18内
で発泡材料の発泡反応が進行して、ライジングタイムの
適宜前に、図4(b)に示す如く各クランプ装置20にお
いて、第1流体圧シリンダ24をロッド24aが前進す
るように制御してクランプレバー22を揺動させること
により、該クランプレバー22のクランプ片23を係着
部材26に係着させる。これにより、上型12と下型1
4とが密着的に型締めされ、キャビティ18内が所定圧
力に保持されて発泡体Uのセル構造の適性化が計られ
る。
(a)に示す如く、第2流体圧シリンダ36をロッド36
aが前進するように制御して揺動レバー34を揺動させ
ることにより、調整部材40を規制部材38の当接受片
38aの下方へ到来させる。なお、開放規制装置32に
対する当該の制御は、本実施例では前記クランプ装置2
0の制御と同時に行なう場合を図示しているが、この揺
動レバー34の揺動操作は後述するガス抜き工程を開始
するまでの適時に行なってもよい。
よる発泡体Uのセル構造の適性化が計られたら、発泡反
応によりキャビティ18内に発生したガス抜きを行な
う。すなわちガス抜き工程では、図5(b)に示す如く各
クランプ装置20において、第1流体圧シリンダ24を
ロッド24aが後退するように制御してクランプレバー
22を前と反対方向へ揺動させることにより、クランプ
片23と係着部材26との係着を完全に解除する。これ
により、発泡体Uの膨張圧力により上型12が上方へ押
し上げられ、図5(a)に示す如く、前記調整部材40の
規制端部40aが規制部材38の当接受片38aに当接
すると共に該上型12と下型14との間に所定の隙間S
が形成され、該隙間Sを介してキャビティ18内のガス
が発泡成形用金型10の外部へ放出される。なお、ガス
抜き工程における開放規制装置32は、図5(a)および
図6(a)に示す如く、第2流体圧シリンダ36をロッド
36aが前進した状態に制御されている。
に示す如く各クランプ装置20において、再び第1流体
圧シリンダ24をロッド24aが前進するように制御し
てクランプレバー22を揺動させることにより、該クラ
ンプレバー22のクランプ片23を係着部材26に係着
させる。これにより、上型12と下型14とが再び密着
的に型締めされ、キャビティ18内から膨張した発泡体
Uを押圧して適切な形状に押圧保持し、この状態で該発
泡体Uを完全に固化させる。
に示す如く下型14から上型12を開放して、キャビテ
ィ18内の該発泡体Uを取出す。すなわち各クランプ装
置20では、図7(b)に示す如く、第1流体圧シリンダ
24をロッド24aが後退するように制御してクランプ
レバー22を揺動させることにより、クランプ片23と
係着部材26との係着を完全に解除させる。また開放規
制装置32では、図7(a)に示す如く、第2流体圧シリ
ンダ36をロッド36aが後退するように制御して揺動
レバー34を揺動させることにより、調整部材40を規
制部材38の下方から退避させる。これにより、上型1
2の開放が可能となり、露出したキャビティ18から発
泡体Uを取出すことができる。
の開放規制装置では、上型12の開放量を前記調整部材
40と規制部材38とにより設定される間隔Tに基づい
て規制することができ、キャビティ18内での発泡材料
の発泡反応により発生するガスの放出に際しては、常に
一定に形成される隙間Sからガス抜きを行なうことがで
き、ガス抜き量のばらつきが生ずることがない。また、
前記調整部材40の延出長さの調整を行なうことで前記
隙間Sの大きさを変更調整することができ、キャビティ
18の形状や大きさおよび発泡材料の材質に基づいた最
適なガス抜きをなし得るよう設定し得る。
置では、該金型10の上型12が若干の変形(捩じれ)を
許容し得る構成を前提として、金型10の幅方向に複数
の開放規制装置32を適宜間隔毎に配設した場合におい
て、各開放規制装置32毎に前記間隔Tの大きさを非統
一的に設定すれば、上型12の開放量を幅方向の適宜部
位で変化させることが可能となる。例えば図9(a)に示
す如く、幅方向に合計3基の開放規制装置32(32A,
32B,32C)を所定間隔毎に配設した発泡成形用金型
10において(クランプ装置は省略してある)、同図に破
線で示すと共に図9(b)に示す如く、下型14に形成さ
れたキャビティ18が、右側部分のキャビティ18bの
容積に対して左側部分のキャビティ18aの容積が極端
に大きいような場合であっても、全体として平均的なガ
ス抜きを行なうことが可能となる。すなわち発泡成形時
に発生するガスの量は、左側部分のキャビティ18aの
方が必然的に多くなるから、図示左側に位置する開放規
制装置32Aにおける間隔Tを最も大きく調整し、中央
の開放規制装置32Bおよび右側の開放規制装置32C
における間隔Tを順次小さくなるよう調整すれば、図示
左側の隙間S1が最も大きくなると共に右側に向かって
中央の隙間S2および右側の隙間S3が順次小さくなるよ
うに設定されるから、隙間S1部分における単位時間の
ガス放出可能量を大きくすることが可能となる。従っ
て、キャビティ18の形状を前提として、各開放規制装
置32毎に個別に間隔Tを調整するようにすれば、キャ
ビティ18の形状が左右非対称形状であっても、全体と
して平均的かつ好適なガス抜きを行なうことができる。
形用金型の開放規制装置によれば、上型の開放量を調整
部材と規制部材とにより設定される間隔に基づいて規制
することができ、キャビティ内での発泡材料の発泡反応
により発生するガスの放出に際しては、上型と下型との
間に常に一定に形成される隙間からガス抜きを行なうこ
とができ、発泡工程毎にガス抜き量のばらつきが生ずる
ことがない。また、前記調整部材の延出長さの調整を行
なうことで前記間隔の大きさを変更すると共に、これに
基づいて前記隙間の大きさを調整し得るから、このキャ
ビティの形状や大きさおよび発泡材料の種類等に基づい
た最適なガス抜きをなすことによる好適な発泡成形を実
現することができる等の有益な効果を奏する。
視図である。
置を示す発泡成形用金型の縦断側面図である。
示す要部拡大図である。
よび開放規制装置の作動状態を示す発泡成形用金型の縦
断側面図である。
置および開放規制装置の作動状態を示す発泡成形用金型
の縦断側面図である。
よび開放規制装置の作動状態を示す発泡成形用金型の縦
断側面図である。
装置および開放規制装置の作動状態を示す発泡成形用金
型の縦断側面図である。
発泡成形用金型の一部破断側面図である。
施例を示す金型の概略正面図および下型の平面図であ
る。
ある。
の作動制御によりガス抜きを行なう状態を示す要部縦断
側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 上型(12)と下型(14)とを一側端部で開放
自在に枢着し、該上型(12)または下型(14)の開放端側部
に揺動可能に設けたクランプレバー(22)を、対応の下型
(14)または上型(12)の開放端側部に設けた係着部材(26)
に係着させることにより該上型(12)と下型(14)の型締め
を行ない、この型締め状態で内部のキャビティ(18)に注
入した発泡材料を発泡させ、また前記クランプレバー(2
2)を揺動変位させることにより前記下型(14)から上型(1
2)を僅かに開放させて、両型(12,14)の間に形成された
隙間(S)を介して前記キャビティ(18)内に発生したガス
を放出させるようにした発泡成形用金型において、 前記クランプレバー(22)に並列して配設され、適宜の作
動手段(36)により揺動変位させられる揺動レバー(34)
と、 前記揺動レバー(34)の揺動先端部から内側に延出する突
片(35)に配設され、該レバー(34)の揺動中心側に指向し
て進退調整自在に突出する調整部材(40)と、 前記揺動レバー(34)と対応するよう前記下型(14)または
上型(12)の開放端側部に配設され、該上型(12)の開放途
次に前記調整部材(40)の開放端部(40a)に当接して該上
型(12)の更なる開放を規制する規制部材(38)とからな
り、 前記発泡材料の発泡時には、前記上型(12)と下型(14)の
型締め状態の下で、前記作動手段(36)により揺動レバー
(34)を揺動させて前記調整部材(40)を係合部材(38)に近
接させ、該調整部材(40)の開放端部(40a)を前記規制部
材(38)の当接予定部位(38a)に対して所要の間隔(T)を保
持して位置決めし、 前記キャビティ(18)からガスを放出させる際は、前記ク
ランプレバー(22)の前記係着部材(26)に対する係着を解
除した下で、前記調整部材(40)の開放端部(40a)が前記
規制部材(38)に当接する位置まで前記上型(12)を開放さ
せると共にそれ以上の開放を規制して、前記隙間(S)の
大きさを前記所要の間隔(T)により一定に規制するよう
構成したことを特徴とする発泡成形用金型の開放規制装
置。 - 【請求項2】 前記調整部材(40)は、前記揺動レバー(3
4)における突片(35)からの延出する長さを調整可能であ
って、該調整部材(40)の延出長さを調整することで前記
隙間(S)の大きさを変更可能である請求項1記載の発泡
成形用金型の開放規制装置。
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|---|---|---|---|
| JP21922097A JP3763033B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 発泡成形用金型の開放規制装置 |
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| JP21922097A JP3763033B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 発泡成形用金型の開放規制装置 |
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ID=16732093
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1997
- 1997-07-29 JP JP21922097A patent/JP3763033B2/ja not_active Expired - Fee Related
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