JPH114832A - 消化管自動吻合装置の補助具 - Google Patents
消化管自動吻合装置の補助具Info
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- JPH114832A JPH114832A JP9161335A JP16133597A JPH114832A JP H114832 A JPH114832 A JP H114832A JP 9161335 A JP9161335 A JP 9161335A JP 16133597 A JP16133597 A JP 16133597A JP H114832 A JPH114832 A JP H114832A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 消化管の側−端吻合により、吻合径をより大
きくすることができる消化管自動吻合装置の補助具を提
供する。 【解決手段】 切断された消化管の端部断面と消化管の
側壁とを吻合するための本体と該本体に着脱自在に取り
付けられる補助具とからなる消化管自動吻合装置の補助
具であって、該補助具が、扁平な円盤状のアンビル1
と、該アンビル1が中央部に着脱自在な軸体2を装着す
るための連結部3を有している。
きくすることができる消化管自動吻合装置の補助具を提
供する。 【解決手段】 切断された消化管の端部断面と消化管の
側壁とを吻合するための本体と該本体に着脱自在に取り
付けられる補助具とからなる消化管自動吻合装置の補助
具であって、該補助具が、扁平な円盤状のアンビル1
と、該アンビル1が中央部に着脱自在な軸体2を装着す
るための連結部3を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は消化管自動吻合装置
の補助具に関する。さらに詳しくは、外科手術により切
断された腸管などの消化管の断端を吻合させるときに用
いられる消化管自動吻合装置の補助具に関する。
の補助具に関する。さらに詳しくは、外科手術により切
断された腸管などの消化管の断端を吻合させるときに用
いられる消化管自動吻合装置の補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、消化管の断端と断端を消化管
の軸方向に内側に絞り、吻合するいわゆる内翻吻合する
ために用いられる消化管自動吻合装置として、たとえば
図12に示すように、操作部50および該操作部50に
外筒51を介して連結された圧迫受け部52を有する本
体53と、該本体53に着脱自在に取り付けられる補助
具54とからなるものがある。また前記操作部50は、
前記外筒51と圧迫受け部52内に挿入されるシャフト
55を伸縮させる送りナット56と、前記圧迫受け部5
2の内周に配されたステープルおよびカッターを突出さ
せるハンドル57とから構成されている。一方、補助具
54は、三角錐の形状をしたアンビル58と、該アンビ
ル58に圧着されたロッド59とから構成されている。
そしてかかる補助具54は、圧入またはねじ構造などに
よりシャフト55に取り付けられ、たとえば圧入のばあ
い、ロッド59の端部に形成される円錐状の係合ノッチ
を前記シャフト55の端部内に形成される、前記円錐状
とは逆の円錐状であって、拡径可能な係合ノッチに取り
付けるようにしている。
の軸方向に内側に絞り、吻合するいわゆる内翻吻合する
ために用いられる消化管自動吻合装置として、たとえば
図12に示すように、操作部50および該操作部50に
外筒51を介して連結された圧迫受け部52を有する本
体53と、該本体53に着脱自在に取り付けられる補助
具54とからなるものがある。また前記操作部50は、
前記外筒51と圧迫受け部52内に挿入されるシャフト
55を伸縮させる送りナット56と、前記圧迫受け部5
2の内周に配されたステープルおよびカッターを突出さ
せるハンドル57とから構成されている。一方、補助具
54は、三角錐の形状をしたアンビル58と、該アンビ
ル58に圧着されたロッド59とから構成されている。
そしてかかる補助具54は、圧入またはねじ構造などに
よりシャフト55に取り付けられ、たとえば圧入のばあ
い、ロッド59の端部に形成される円錐状の係合ノッチ
を前記シャフト55の端部内に形成される、前記円錐状
とは逆の円錐状であって、拡径可能な係合ノッチに取り
付けるようにしている。
【0003】かかる吻合装置による吻合は、端−端吻合
であって、まず腸管からがん部分などの患部を切除した
のち、患者の肛門外口に吻合装置のアンビル58を入れ
当該アンビル58を前記切除部まで挿入する。ついで、
図13に示すように、アンビル58を包むように腸管の
断端をロッド59に縛るとともに、他方の腸管の断端を
シャフト55に縛る。つぎに、図12〜図14に示すよ
うに、2つの腸管を送りナット56を回すことによっ
て、腸壁を圧縮し、接着させる。そしてハンドル57を
力一杯握り締め、圧迫受け部52内に輪状に並べられた
ステープラーで内側に翻転した腸壁を貫いて吻合する。
このとき、ステープラーによる吻合部分を残して、余分
な腸壁の内腔部がカッターによって切除される。
であって、まず腸管からがん部分などの患部を切除した
のち、患者の肛門外口に吻合装置のアンビル58を入れ
当該アンビル58を前記切除部まで挿入する。ついで、
図13に示すように、アンビル58を包むように腸管の
断端をロッド59に縛るとともに、他方の腸管の断端を
シャフト55に縛る。つぎに、図12〜図14に示すよ
うに、2つの腸管を送りナット56を回すことによっ
て、腸壁を圧縮し、接着させる。そしてハンドル57を
力一杯握り締め、圧迫受け部52内に輪状に並べられた
ステープラーで内側に翻転した腸壁を貫いて吻合する。
このとき、ステープラーによる吻合部分を残して、余分
な腸壁の内腔部がカッターによって切除される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
吻合装置による吻合では、吻合消化管径は元の消化管径
よりも狭く、さらにステープラーを並べた円径が圧迫受
け部の最外側にはなりえない。この点からも吻合腸管径
はさらに狭くなる。図15に示すように、かかる吻合装
置では、径の異なる消化管の吻合、たとえば径2rの結
腸S1と径2Rの直腸S2を吻合するばあい、適応する
圧迫受け部の外径も消化管径の小さい方に合わせざるを
えないため、吻合後の腸管径は径の小さい消化管よりも
さらに狭くなる。
吻合装置による吻合では、吻合消化管径は元の消化管径
よりも狭く、さらにステープラーを並べた円径が圧迫受
け部の最外側にはなりえない。この点からも吻合腸管径
はさらに狭くなる。図15に示すように、かかる吻合装
置では、径の異なる消化管の吻合、たとえば径2rの結
腸S1と径2Rの直腸S2を吻合するばあい、適応する
圧迫受け部の外径も消化管径の小さい方に合わせざるを
えないため、吻合後の腸管径は径の小さい消化管よりも
さらに狭くなる。
【0005】一方、吻合においては消化管の側−端吻合
は確立された技術であって、ステープラーに代えて針に
より吻合させる吻合装置の側−端吻合も行なわれてい
る。たとえば、まず補助具を外した吻合器本体を結腸の
断端から挿入し、ついで側壁にメスで開けた孔にシリン
ダを通したのち、該結腸側壁を縫合する。そしてシリン
ダに補助具を取り付ける。ついで該補助具のアンビルを
他方の回腸の断端に挿入し、縫合ののち、送りナットお
よびハンドルを操作し、吻合する両腸壁の外周部位を吻
合させる。
は確立された技術であって、ステープラーに代えて針に
より吻合させる吻合装置の側−端吻合も行なわれてい
る。たとえば、まず補助具を外した吻合器本体を結腸の
断端から挿入し、ついで側壁にメスで開けた孔にシリン
ダを通したのち、該結腸側壁を縫合する。そしてシリン
ダに補助具を取り付ける。ついで該補助具のアンビルを
他方の回腸の断端に挿入し、縫合ののち、送りナットお
よびハンドルを操作し、吻合する両腸壁の外周部位を吻
合させる。
【0006】しかしながら、現実の問題として、直腸に
おける吻合装置使用の吻合径は外径33mmのアンビル
を用いたばあいでも指が通過する程度の吻合径しかえら
れない。したがって、直腸吻合および食道、胃吻合にお
いて術後に挟窄や腸内容の通過障害になる惧れがあり、
より広い吻合ができることが切望されている。
おける吻合装置使用の吻合径は外径33mmのアンビル
を用いたばあいでも指が通過する程度の吻合径しかえら
れない。したがって、直腸吻合および食道、胃吻合にお
いて術後に挟窄や腸内容の通過障害になる惧れがあり、
より広い吻合ができることが切望されている。
【0007】このように、従来の吻合装置の補助具で
は、口径の小さな消化管に入るアンビルの径が使用でき
る最大径となり、より広い消化管側は吻合の際に余って
しまう。また長い消化管の途中で側−端吻合をするばあ
いに、従来の吻合装置の補助具は使えないという問題が
ある。
は、口径の小さな消化管に入るアンビルの径が使用でき
る最大径となり、より広い消化管側は吻合の際に余って
しまう。また長い消化管の途中で側−端吻合をするばあ
いに、従来の吻合装置の補助具は使えないという問題が
ある。
【0008】本発明は、叙上の事情に鑑み、消化管の側
−端吻合により、吻合径をより大きくすることができる
消化管自動吻合装置の補助具を提供することを目的とす
る。
−端吻合により、吻合径をより大きくすることができる
消化管自動吻合装置の補助具を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の消化管自動吻合
装置は、切断された消化管の端部断面と消化管の側壁を
吻合するための本体と該本体に着脱自在に取り付けられ
る補助具とからなる消化管自動吻合装置の補助具であっ
て、該補助具が、扁平な円盤状のアンビルと、該アンビ
ルが中央部に着脱自在な軸体を装着するための連結部を
有する。さらに前記軸体の装着側内面の周辺部位にステ
ープラー圧迫用痕が刻設されてなることを特徴としてい
る。
装置は、切断された消化管の端部断面と消化管の側壁を
吻合するための本体と該本体に着脱自在に取り付けられ
る補助具とからなる消化管自動吻合装置の補助具であっ
て、該補助具が、扁平な円盤状のアンビルと、該アンビ
ルが中央部に着脱自在な軸体を装着するための連結部を
有する。さらに前記軸体の装着側内面の周辺部位にステ
ープラー圧迫用痕が刻設されてなることを特徴としてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の消化管自動吻合装置の補助具を説明する。
の消化管自動吻合装置の補助具を説明する。
【0011】図1は本発明の消化管自動吻合装置の補助
具の一実施の形態を示す斜視図、図2は図1におけるア
ンビルの正面図、図3は図1におけるアンビルの底面
図、図4は図1におけるアンビルの連結部を示す拡大断
面図、図5は補助具の使用例を示す説明図、図6は消化
管の断面図、図7は図6における消化管の対壁を合わせ
て平坦にした状態を示す説明図、図8は吻合状態を示す
説明図、図9〜11は補助具の他の使用例を示す説明図
である。
具の一実施の形態を示す斜視図、図2は図1におけるア
ンビルの正面図、図3は図1におけるアンビルの底面
図、図4は図1におけるアンビルの連結部を示す拡大断
面図、図5は補助具の使用例を示す説明図、図6は消化
管の断面図、図7は図6における消化管の対壁を合わせ
て平坦にした状態を示す説明図、図8は吻合状態を示す
説明図、図9〜11は補助具の他の使用例を示す説明図
である。
【0012】図1〜4に示すように、補助具は、消化管
自動吻合装置における本体に着脱自在に取り付けられる
ものであって、アンビル1と該アンビル1に着脱自在な
棒状の軸体2とから構成されている。消化管自動吻合装
置の本体は、例えば図12に示すように、先端にシャフ
ト55、ステープルおよびカッターを内在させた圧迫受
け部52と、基端にシャフト55を伸縮させる送りナッ
ト56、前記ステープルおよびカッターを突出させるハ
ンドル57とを設けてなる操作部50と、圧迫受け部5
2と操作部50とを連結する外筒51とから構成されて
いる。
自動吻合装置における本体に着脱自在に取り付けられる
ものであって、アンビル1と該アンビル1に着脱自在な
棒状の軸体2とから構成されている。消化管自動吻合装
置の本体は、例えば図12に示すように、先端にシャフ
ト55、ステープルおよびカッターを内在させた圧迫受
け部52と、基端にシャフト55を伸縮させる送りナッ
ト56、前記ステープルおよびカッターを突出させるハ
ンドル57とを設けてなる操作部50と、圧迫受け部5
2と操作部50とを連結する外筒51とから構成されて
いる。
【0013】また補助具の前記アンビル1は、扁平な円
盤状を呈しており、中央部に前記軸体2を装着するため
の連結部3と、前記軸体2の装着側の平担な内面4の周
辺部位(外縁内側)に、たとえば千鳥状態の2列に並ぶ
ように、刻設されたステープラー圧迫用痕5とを有して
いる。アンビル1は、中央部が軸体2との結合強度が充
分な高さ(肉厚)Hにされ、周縁部が消化管を傷つけな
いようにアール部(丸味をつけた部分)にされている。
たとえばアンビル1の直径Dに対するHの比で表わした
扁平率%が2〜50%にされているのが好ましい。
盤状を呈しており、中央部に前記軸体2を装着するため
の連結部3と、前記軸体2の装着側の平担な内面4の周
辺部位(外縁内側)に、たとえば千鳥状態の2列に並ぶ
ように、刻設されたステープラー圧迫用痕5とを有して
いる。アンビル1は、中央部が軸体2との結合強度が充
分な高さ(肉厚)Hにされ、周縁部が消化管を傷つけな
いようにアール部(丸味をつけた部分)にされている。
たとえばアンビル1の直径Dに対するHの比で表わした
扁平率%が2〜50%にされているのが好ましい。
【0014】アンビル1の材質としては、ポリエチレン
テレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポ
リプロピレンなどの合成樹脂、ステンレス、チタンなど
の金属、または前記合成樹脂と金属の複合材を用いるこ
とができる。かかる複合材は、たとえば合成樹脂に金属
粉または金属片などを混入して成形するか、または金属
の表面に合成樹脂を被膜したものなどがある。
テレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポ
リプロピレンなどの合成樹脂、ステンレス、チタンなど
の金属、または前記合成樹脂と金属の複合材を用いるこ
とができる。かかる複合材は、たとえば合成樹脂に金属
粉または金属片などを混入して成形するか、または金属
の表面に合成樹脂を被膜したものなどがある。
【0015】前記連結部3は、前記内面4に開口する円
筒形の開口部からなっている。この開口部の内壁には、
前記軸体2を装着するための結合手段である雌ネジ6が
形成され、さらに内壁の奥側には、円錐形状の軸受部7
が形成されている。
筒形の開口部からなっている。この開口部の内壁には、
前記軸体2を装着するための結合手段である雌ネジ6が
形成され、さらに内壁の奥側には、円錐形状の軸受部7
が形成されている。
【0016】一方、軸体2の一端には、前記軸受部7の
円錐形状に相当する先端部8と前記ネジ6に螺合により
装着するための第1の結合部である雄ネジ9が形成され
ている。また他端には、従来の本体のシャフトに取り付
けるための第2の結合部であるノッチ部10またはネジ
部などが形成されている。この軸体2は、短く、たとえ
ば3〜4cmの長さであり、本体のシャフトとの着脱が
可能なものであるため、円盤状のアンビル1と軸体2と
の取り付けおよび取り外しの作業が容易となり、腹腔内
のどの部位においても容易に装着できる。
円錐形状に相当する先端部8と前記ネジ6に螺合により
装着するための第1の結合部である雄ネジ9が形成され
ている。また他端には、従来の本体のシャフトに取り付
けるための第2の結合部であるノッチ部10またはネジ
部などが形成されている。この軸体2は、短く、たとえ
ば3〜4cmの長さであり、本体のシャフトとの着脱が
可能なものであるため、円盤状のアンビル1と軸体2と
の取り付けおよび取り外しの作業が容易となり、腹腔内
のどの部位においても容易に装着できる。
【0017】本実施の形態では、前記開口部の上端部に
薄肉の閉塞片11を形成するのが好ましい。かかる閉塞
片11を形成することにより、前記軸体2をアンビル1
の開口部にねじ込むと、先端部8が最終的に薄い閉塞片
11を突き抜くため、このとき発せられる音により、軸
体2がアンビル1に確実に固定されたことを確認するこ
とができる。
薄肉の閉塞片11を形成するのが好ましい。かかる閉塞
片11を形成することにより、前記軸体2をアンビル1
の開口部にねじ込むと、先端部8が最終的に薄い閉塞片
11を突き抜くため、このとき発せられる音により、軸
体2がアンビル1に確実に固定されたことを確認するこ
とができる。
【0018】なお、本実施の形態では、アンビルと軸体
の結合はネジ構造による固定にされているが、本発明に
おいては、とくにこれに限定されるものではなく、吻合
時の圧迫に耐える充分な強度と、ステープラー用圧迫痕
と一致する位置で軸体が固定できる構造であればよい。
たとえば、軸体をくさびなどの差し込みにより、開口部
内に挿入固定(圧入嵌合)したり、または前記ノッチ部
などと同様にストッパーにより固定することもできる。
の結合はネジ構造による固定にされているが、本発明に
おいては、とくにこれに限定されるものではなく、吻合
時の圧迫に耐える充分な強度と、ステープラー用圧迫痕
と一致する位置で軸体が固定できる構造であればよい。
たとえば、軸体をくさびなどの差し込みにより、開口部
内に挿入固定(圧入嵌合)したり、または前記ノッチ部
などと同様にストッパーにより固定することもできる。
【0019】つぎに本実施の形態における補助具の使用
例を説明する。一般的に腸の吻合は、口径の小さな腸と
口径の大きな腸であることが多く、図5に示すように、
小口径の腸内腔に大口径の腸径に合わせた平坦なアンビ
ル1を入れる。ついで吻合部の腸壁に孔12を開けたの
ち、消化管壁の外側から軸体2をアンビル1に固定す
る。
例を説明する。一般的に腸の吻合は、口径の小さな腸と
口径の大きな腸であることが多く、図5に示すように、
小口径の腸内腔に大口径の腸径に合わせた平坦なアンビ
ル1を入れる。ついで吻合部の腸壁に孔12を開けたの
ち、消化管壁の外側から軸体2をアンビル1に固定す
る。
【0020】一方、大口径の腸には、該腸の口径にほぼ
相当する径にされた本体の圧迫受け部13を挿入したの
ち、従来の方法によって消化管の断端をシャフト14周
りに縫合する。ついでアンビル1側の軸体2をシャフト
14に取り付けて、従来どおりの吻合を行なう。図8に
示すように、開放端Aとなった小口径腸管は自動縫合器
により断端を閉鎖し、大径口吻合が完了する。
相当する径にされた本体の圧迫受け部13を挿入したの
ち、従来の方法によって消化管の断端をシャフト14周
りに縫合する。ついでアンビル1側の軸体2をシャフト
14に取り付けて、従来どおりの吻合を行なう。図8に
示すように、開放端Aとなった小口径腸管は自動縫合器
により断端を閉鎖し、大径口吻合が完了する。
【0021】小腸のような上部消化管において側−端吻
合を使用するばあいにおいて、図5に示すように、アン
ビル1を単独で長い消化管内へ移動させ、そして吻合部
位に導いたのち、その部位において軸体2を消化管の腸
壁から挿入し、ついでアンビル1に装着固定したのち、
通常どおりの吻合操作を行なうことができる。
合を使用するばあいにおいて、図5に示すように、アン
ビル1を単独で長い消化管内へ移動させ、そして吻合部
位に導いたのち、その部位において軸体2を消化管の腸
壁から挿入し、ついでアンビル1に装着固定したのち、
通常どおりの吻合操作を行なうことができる。
【0022】従来の吻合装置では、半径rの消化管の断
端と断端を吻合するばあい、吻合径はrより小さくな
る。これに対し、図6〜7のように円形の消化管Sの対
壁を合わせると、その幅は約πrとなるため、この状態
の消化管に薄い円盤状のアンビルを入れることにより、
理論的に直径πrの円盤が入ることになることから、本
実施の形態では図5のように消化管に挿入された半径1
/2πrのアンビル1に腸管壁外から取り付けた軸体と
本体により吻合したばあい、従来の方法では半径r以下
の吻合径しか得られなかった吻合径が本発明では1/2
πrの半径となり、理論上最大で約1.57倍の吻合径
をうることができる。
端と断端を吻合するばあい、吻合径はrより小さくな
る。これに対し、図6〜7のように円形の消化管Sの対
壁を合わせると、その幅は約πrとなるため、この状態
の消化管に薄い円盤状のアンビルを入れることにより、
理論的に直径πrの円盤が入ることになることから、本
実施の形態では図5のように消化管に挿入された半径1
/2πrのアンビル1に腸管壁外から取り付けた軸体と
本体により吻合したばあい、従来の方法では半径r以下
の吻合径しか得られなかった吻合径が本発明では1/2
πrの半径となり、理論上最大で約1.57倍の吻合径
をうることができる。
【0023】したがって、口径が約1.57倍以内で異
なる消化管の吻合のばあい、本実施の形態のように、側
−端吻合を用いれば、従来狭い方の腸管径に合わせざる
をえなかった吻合径は太い腸管の吻合径にて吻合でき
る。
なる消化管の吻合のばあい、本実施の形態のように、側
−端吻合を用いれば、従来狭い方の腸管径に合わせざる
をえなかった吻合径は太い腸管の吻合径にて吻合でき
る。
【0024】また、長い消化管にアンビル1を単独に入
れ、吻合を目的とする部位に移動させ、その部位にて側
−端吻合を行なうことができる。
れ、吻合を目的とする部位に移動させ、その部位にて側
−端吻合を行なうことができる。
【0025】つぎに本実施の形態における補助具の他の
使用例を説明する。
使用例を説明する。
【0026】腹腔内視鏡下による腸切除術において、腸
吻合に吻合装置を使ったばあい、操作は腹腔内でなされ
る。この際開放された腸管からの腹腔内汚染が重大な問
題になる。しかし、本実施の形態による平坦なアンビル
を用いたばあい、肛門からの吻合を例にとると、図9に
示すように、前もって肛門側から患部Bを越え切除部B
1より口側にアンビル1を留置しておき、口側の切除部
B1は自動縫合器で仮縫い状態で閉鎖したのち、切断す
れば腸断端が腹腔内において開放されることがない。そ
ののち、患部Bよりも肛門側の切除部B2で腸を切断す
る。このばあいも自動縫合器にて閉鎖して切除すれば、
切除腸管は口側および肛門側ともに閉鎖した状態で切除
できる。これにより、前記切除腸管の口側腸管断端と肛
門側腸管断端が閉鎖状態となる。つぎに図10に示すよ
うに、口側の平坦なアンビル1に腸管壁を通して軸体2
を装着する。一方、肛門側は、図10〜11に示すよう
に、閉鎖された腸管の縫合部の近くの腸壁から本体のシ
ャフト14を出し、口側腸管の軸体2と接合させ、そし
て本体の操作により側−端吻合を完了する。ついでアン
ビル1から軸体2を外したのち、前記仮縫い状態の切除
部B1をほどいて、アンビル1を取り出し、再度切除部
B1を本縫い状態にする。一連の行為において、腸管を
軸体に縫編固定する操作がなくなり、腹腔内で消化管が
開放状態に放置されることがないため、腹腔内汚染の危
険がない。
吻合に吻合装置を使ったばあい、操作は腹腔内でなされ
る。この際開放された腸管からの腹腔内汚染が重大な問
題になる。しかし、本実施の形態による平坦なアンビル
を用いたばあい、肛門からの吻合を例にとると、図9に
示すように、前もって肛門側から患部Bを越え切除部B
1より口側にアンビル1を留置しておき、口側の切除部
B1は自動縫合器で仮縫い状態で閉鎖したのち、切断す
れば腸断端が腹腔内において開放されることがない。そ
ののち、患部Bよりも肛門側の切除部B2で腸を切断す
る。このばあいも自動縫合器にて閉鎖して切除すれば、
切除腸管は口側および肛門側ともに閉鎖した状態で切除
できる。これにより、前記切除腸管の口側腸管断端と肛
門側腸管断端が閉鎖状態となる。つぎに図10に示すよ
うに、口側の平坦なアンビル1に腸管壁を通して軸体2
を装着する。一方、肛門側は、図10〜11に示すよう
に、閉鎖された腸管の縫合部の近くの腸壁から本体のシ
ャフト14を出し、口側腸管の軸体2と接合させ、そし
て本体の操作により側−端吻合を完了する。ついでアン
ビル1から軸体2を外したのち、前記仮縫い状態の切除
部B1をほどいて、アンビル1を取り出し、再度切除部
B1を本縫い状態にする。一連の行為において、腸管を
軸体に縫編固定する操作がなくなり、腹腔内で消化管が
開放状態に放置されることがないため、腹腔内汚染の危
険がない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
消化管吻合時に扁平なアンビルを使うため、口径の異な
る消化管吻合において側−端吻合により大きい口径腸管
と同じ吻合径をもつ消化管吻合ができる。また消化管口
径が同じ部位においても消化管を側−端吻合ができる。
さらに腹腔内視鏡下における手術においては、腹腔内に
おいて切除腸管を開放放置することなく、自動吻合する
ことができる。
消化管吻合時に扁平なアンビルを使うため、口径の異な
る消化管吻合において側−端吻合により大きい口径腸管
と同じ吻合径をもつ消化管吻合ができる。また消化管口
径が同じ部位においても消化管を側−端吻合ができる。
さらに腹腔内視鏡下における手術においては、腹腔内に
おいて切除腸管を開放放置することなく、自動吻合する
ことができる。
【図1】本発明の消化管自動吻合装置の補助具の一実施
の形態を示す斜視図である。
の形態を示す斜視図である。
【図2】図1におけるアンビルの正面図である。
【図3】図1におけるアンビルの底面図である。
【図4】図1におけるアンビルの連結部を示す拡大断面
図である。
図である。
【図5】補助具の使用例を示す説明図である。
【図6】消化管の断面図である。
【図7】図6における消化管の対壁を合わせて平坦にし
た状態を示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
【図8】吻合状態を示す説明図である。
【図9】補助具の他の使用例を示す説明図である。
【図10】補助具の他の使用例を示す説明図である。
【図11】補助具の他の使用例を示す説明図である。
【図12】従来の消化管自動吻合装置の一例を示す正面
図である。
図である。
【図13】図12における消化管自動吻合装置の使用法
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図14】図12における消化管自動吻合装置の使用法
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図15】図12における消化管自動吻合装置の他の使
用法を示す説明図である。
用法を示す説明図である。
1 アンビル 2 軸体 3 連結部 4 内面 5 ステープラー圧迫用痕 6 雌ネジ 7 軸受部 8 先端部 9 雄ネジ 10 ノッチ部 11 閉塞片 12 孔 13 圧迫受け部 14 シャフト
Claims (4)
- 【請求項1】 切断された消化管の端部断面と消化管の
側壁とを吻合するための本体と該本体に着脱自在に取り
付けられる補助具とからなる消化管自動吻合装置の補助
具であって、該補助具が、扁平な円盤状のアンビルと、
該アンビルが中央部に着脱自在な軸体を装着するための
連結部を有してなる消化管自動吻合装置の補助具。 - 【請求項2】 前記アンビルが、前記軸体の装着側内面
の周辺部位にステープラー圧迫用痕が刻設されてなる請
求項1記載の消化管自動吻合装置の補助具。 - 【請求項3】 前記連結部が前記軸体を装着するための
結合手段と円錐形状の軸受部とからなる請求項1または
2記載の消化管自動吻合装置の補助具。 - 【請求項4】 前記連結部の上端部に薄肉の閉塞片が形
成されてなる請求項1、2または3記載の消化管自動吻
合装置の補助具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161335A JPH114832A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 消化管自動吻合装置の補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161335A JPH114832A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 消化管自動吻合装置の補助具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH114832A true JPH114832A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15733135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9161335A Pending JPH114832A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 消化管自動吻合装置の補助具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH114832A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-06-18 JP JP9161335A patent/JPH114832A/ja active Pending
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050705 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050824 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051108 |