JPH1148518A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1148518A
JPH1148518A JP20558697A JP20558697A JPH1148518A JP H1148518 A JPH1148518 A JP H1148518A JP 20558697 A JP20558697 A JP 20558697A JP 20558697 A JP20558697 A JP 20558697A JP H1148518 A JPH1148518 A JP H1148518A
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JP
Japan
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carrier
image forming
toner
forming apparatus
electrode
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JP20558697A
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English (en)
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Masaharu Kimura
正治 木村
Shiro Wakahara
史郎 若原
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凹凸部を形成した担持体表面からの顕像剤の
飛翔量を一定とすることにより、画像濃度ムラの発生を
防止し、良好な画像形成を可能とする画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 トナー供給部1の担持体2は、スリーブ
形状をしており、その周表面に飛翔領域を規程する複数
の凸部2aと凹部2bを形成したものである。制御電極
部4は、従来技術で説明した構成と同一であり、電極基
板6に制御電極7a,7bが担持体2の軸方向に一定間
隔で設けた平行な線上にそれぞれ一定のピッチで配列さ
れ、且つ制御電極7aと制御電極7bは互い違いになる
ように配置されている。制御電極7a,7bの中心に
は、トナーを通過させるゲート8a,8bが設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル複写機
およびファクシミリ装置の印字部や、ディジタルプリン
タ、プロッタ等に適用され、顕像剤を飛翔させることに
より記録媒体上に画像を形成する画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像信号を紙等の記録媒体上に可
視像として出力する画像形成装置として、例えば特開平
8−137217号公報、特開平8−99433号公報
に記載されているように、トナーに電界を付与して電気
力によって飛翔させ、飛翔路に配置した複数の通過孔
(ゲート)を含む制御電極に印加する電位を変化させて
記録媒体にトナーを付着させることにより、画像を該記
録媒体上に直接形成する画像形成装置が種々提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の制御電極、制御方法では、実際に記録する場合
にはつぎに説明するような問題点があった。上述した従
来技術に代表される形態の画像形成装置のトナー飛翔部
は、図29に示すように、トナー供給部101と、トナ
ーの飛翔を制御する制御電極部105からなる構成であ
る。トナー供給部101は、トナーを収容するトナー収
容槽103と顕像剤を担持する円筒状の担持体102と
からなる。制御電極部105は、担持体102に対向し
て設けられ、複数の列状の制御電極107a,107b
と、その上に形成した電極基板3とからなる。制御電極
107a,107bに印加する電位を制御してゲート1
08a,108bを通過するトナー量を調整して、記録
媒体(図示せず)上に所定の記録密度に応じた記録を行
なう。
【0004】図30(a)は制御電極107aの列によ
る記録状態であり、同図(b)は制御電極107bの列
による記録状態を示している。さて、記録に際しては、
図30(a)に示すように、記録密度に対応したドット
ピッチ寸法cより大きな範囲dのトナー109を、担持
体102より矢印方向に飛翔させ、背面電極(図示せ
ず)上に搬送された記録媒体上に飛翔させる。この時、
担持体102の移動に伴い、隣接する制御電極107
a,107b間で、記録時に担持体102上の使用する
トナー領域に干渉が生じる。即ち、図30(b)に示す
ように、担持体102の搬送方向の下流位置に属する制
御電極107bにおいて、上流位置の制御電極107a
で範囲dのトナー層が既に用いられており、この範囲d
を含んだ範囲のトナー領域eが記録に用いられる。その
ため、下流位置ではトナー供給量が減少し、従ってトナ
ー飛翔量が減少することによって、記録濃度が低下する
現象が生じる。
【0005】従って、列毎の記録濃度が異なることとな
り、記録結果として記録媒体の移動方向に対して縦筋状
の白抜けが生じ、記録品位を損ねることになっていた。
この問題は制御電極の配置上生じるもので、高解像度化
に伴うドットピッチの狭寸法化、もしくは列分割配置数
の増加等に伴い顕著に現れることとなる。
【0006】特開平8−137217号公報には、上述
した問題を回避する方法として、トナー搬送ローラー表
面に、トナーを収容する凹部を配置する内容が開示され
ている。しかしながら、該凹部に1ドットを形成するの
に十分なトナー量を収容するためには、極めて大きな凹
部を必要とする上に、該凹部に大量のトナーを収容しよ
うとすると、トナーがブリッジを形成しやすく、十分な
トナーを収容することが困難となる。また、凹部が大き
くなると、該凹部に収容されたトナーが飛翔しにくくな
る等の不具合が発生する。さらに、該凹部内部の不要ト
ナーの清掃がより困難となって現像メモリーを容易に引
き起こすことになる。これらを回避しようとするとさら
に複雑な制御や構成を必要とすることになる。
【0007】また、特開平8−99433号公報には、
上述した問題を回避する方法として制御電極の位置関係
(各列)によりトナー通過ゲートの径、電極幅を変える
技術が開示されている。しかしながら、電極径、ゲート
径を変えることにより、記録ドットの均一化を図るに
は、トナー層の飛翔領域が異なるため、物理的形状に応
じた複雑な制御を必要とすることになる。
【0008】本発明は、上記課題を鑑みてなされたもの
であり、凹凸部を形成した担持体表面からの顕像剤の飛
翔量を一定とすることにより、画像濃度ムラの発生を防
止し、良好な画像形成を可能とする画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも1
色の顕像剤を担持する担持体を有する顕像剤供給手段
と、前記担持体と該担持体に対向配置された対向電極と
の間に設けられた絶縁性基板と、該絶縁性基板に設けら
れた顕像剤の通過部を形成する複数のゲートと、該複数
のゲートの周囲に設けられた電極とからなる制御電極
と、前記制御電極の各々の電極に少なくとも画像データ
に対応した電位の印加を可能とする制御回路とからなる
制御手段とを有し、前記制御手段によって前記電極に所
定の電位を印加することにより顕像剤の前記ゲートの通
過を制御して、前記制御電極と前記対向電極との間に搬
送された記録媒体表面に画像を形成する画像形成装置で
ある。
【0010】請求項1の発明は、前記担持体の表面に顕
像剤の飛翔領域を規定する凹凸部を形成すると共に、該
凹凸部の凹部の大きさは、該凹部に担持される顕像剤の
量が任意の独立した1画素を形成する顕像剤量よりは少
なく、且つ隣接した画素を形成するために必要な最低限
以上の量が保持される大きさであることを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置であって、前記担持体の表面に設けた凸部の形
成ピッチが、解像度に対応したゲートピッチと同一ピッ
チであることを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置であって、前記担持体の表面に設けた凸部の形
成ピッチが、解像度に対応したゲートピッチより狭いピ
ッチであることを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置であって、前記担持体の表面に設けた凹凸部
は、メッキ加工で形成されることを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置であって、前記担持体の表面に設けた凹凸部に
対応した凹凸形状を有する帯電ブレードを具備すること
を特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置であって、前記担持体の表面に残留した未使用
のトナーを除去するために、該担持体表面の凹凸形状に
対応できるかきとり部材を具備することを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置前記担持体の表面に設けた凹部に供給するトナ
ーを予め帯電させる帯電機構を具備することを特徴とす
る。
【0017】請求項8の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置であって、前記担持体の表面に設けた凸部の少
なくとも壁部を圧電素子で形成することを特徴とする。
【0018】請求項9の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置であって、前記担持体の表面に設けた凹部の少
なくとも底面を圧電素子で形成することを特徴とする。
【0019】請求項10の発明は、請求項8に記載の画
像形成装置であって、前記顕像剤供給手段には前記担持
体に担持される顕像剤層厚を規制する層厚規制ブレード
が備えられており、前記圧電素子で形成された凹凸部の
うち、凸部上端面部に形成された圧電素子駆動用の電極
の電気的接続を前記層厚規制ブレードで行なうことを特
徴とする。
【0020】請求項11の発明は、請求項1に記載の画
像形成装置であって、前記担持体の表面に設けた凹凸部
の凹部底面に、記録媒体の移動方向に対して垂直な方向
に延伸した複数の電極を設け、記録媒体の移動方向に飛
翔領域を規定する電位を与える電源手段を設けることを
特徴とする。
【0021】請求項12の発明は、請求項1に記載の画
像形成装置であって、前記担持体の表面に設けた凹凸部
の凹部底面に、記録媒体の移動方向に対して垂直な方向
に延伸した複数の担持体電極を設け、記録媒体の移動方
向における前記担持体と前記制御電極の距離に応じて、
前記担持体電極毎に飛翔電界を一定にする電位を与える
電源手段を設けることを特徴とする。
【0022】請求項13の発明は、請求項1に記載の画
像形成装置であって、前記担持体の表面に設けた凹凸部
の凹部底面に、記録媒体の移動方向に垂直な方向に延伸
した複数の担持体電極を設け、該担持体電極が延伸した
方向における前記担持体と前記制御電極の距離に応じ
て、前記担持体電極に飛翔電界を一定にする電位を、前
記担持体電極が延伸した方向に与える電源手段を設ける
ことを特徴とする。
【0023】請求項1の発明においては、記録時に用い
られる顕像剤の飛翔領域が規定され、飛翔量が一定とな
り、従って各記録ドットの顕像剤量が一定となるため良
好な画像形成が可能である。さらに、凹部に多量のトナ
ーを配置しないので該凹部からのトナーの飛翔が容易に
得られる上に不要なトナーの除去が容易であり、現像メ
モリーは発生しない。
【0024】請求項2の発明においては、顕像剤の飛翔
領域を規定する、解像度に対応したゲートピッチの凹凸
部を担持体表面に設けることによって、記録時に隣接す
るチャンネル間で顕像剤の飛翔領域が干渉することがな
く、記録ドット間で飛翔量を一定にすることが可能とな
る。
【0025】請求項3の発明においては、凹凸部のピッ
チをゲートピッチより狭くすることで制御電極と凹凸部
の位置合わせを不要とすることが可能となる。
【0026】請求項4の発明においては、担持体の表面
に設けた凹凸部が、メッキ加工で形成されるので、高精
度且つ高密度の加工が可能でとなる。しかも、金属で形
成できるため、耐摩耗性を向上できる。
【0027】請求項5の発明においては、担持体表面の
凹凸形状に対応した形状の凹凸を持つ帯電ブレードを備
えることにより、安定した帯電量を凹部に充填される顕
像剤に付与することが可能であり、従って安定したトナ
ー飛翔量を得ることが可能となる。
【0028】請求項6の発明においては、担持体表面の
凹凸形状に対応できるかきとり部材を備えることによ
り、記録に用いられなかった顕像剤を凹部から確実に除
去することが可能となるため、常に顕像剤層がリフレッ
シュされて安定した特性を有する顕像剤層の形成が可能
となり、従って安定したトナー飛翔量を得ることが可能
となる。
【0029】請求項7の発明においては、顕像剤を予め
帯電させる機構を備え、その後凹凸を有する担持体凹部
に顕像剤を供給することにより、より安定した帯電量を
付与された顕像剤が得られ、従ってより安定したトナー
飛翔量を得ることが可能となる。
【0030】請求項8または9の発明においては、担持
体表面に圧電素子で凸部を形成するため、または、担持
体表面に設けた凹部底面を圧電素子で形成するため、顕
像剤に振動を付与することが可能となり、凹部に充填さ
れた顕像剤層の表面状態を平滑化することが可能とな
る。これによって、制御電極と顕像剤層間の距離が一定
に保たれ、顕像剤層に対する飛翔電界が一定するため、
安定したトナー飛翔量を得ることが可能となる。
【0031】請求項10の発明においては、圧電素子の
上電極の電気的接続を層規程ブレードで兼用したことに
より、これにともなうコストアップを回避することが可
能となる。
【0032】請求項11の発明においては、担持体表面
の凹部底面に、記録媒体の移動方向に対して垂直な方向
に延伸した複数の電極を設け、記録媒体の移動方向に飛
翔領域を規定する電位を与えるので、担持体周方向の飛
翔領域を規程することが可能となる。
【0033】請求項12または13の発明においては、
担持体電極に、機構、生産上生じた制御電極と担持体間
の寸法のバラツキによる飛翔電界のバラツキを補正する
電位をそれに応じて与えることにより、各制御電極部分
に形成される飛翔電界を一定にすることが可能となる。
従って飛翔領域がより安定し、一定したトナー飛翔量を
得ることが可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら、説明する。
【0035】<第1実施形態>図1ないし図3を参照し
て第1実施形態について説明する。図1は、本発明に係
る画像形成装置の第1実施形態であるトナー飛翔部を示
す斜視図である。トナー飛翔部は、従来技術で説明した
トナー飛翔部と同様に、トナーを供給するトナー供給部
1とトナーの飛翔を制御する制御電極部5からなる構成
である。トナー供給部1の担持体2は、スリーブ形状を
しており、その周表面に飛翔領域を規程する複数の凸部
2aと凹部2bを形成したものである。制御電極部5
は、従来技術で説明した構成と同一であり、電極基板6
に制御電極7a,7bが担持体2の軸方向に一定間隔で
設けた平行な線上にそれぞれ一定のピッチで配列され、
且つ制御電極7aと制御電極7bは互い違いになるよう
に配置されている。制御電極7a,7bの中心には、ト
ナーを通過させるゲート8a,8bが設けられている。
【0036】図2は、担持体2の表面の拡大図であっ
て、担持体2の凸部2aの形状をよく示している。尚、
凸部2aは直線状に表されているが、拡大されて図示さ
れているためであり、実際には凸部2aは、担持体2の
周方向に湾曲していることは当然である。
【0037】つぎに図3は参照しながら第1実施形態の
動作について説明する。図3は、トナーの飛翔状態を示
す説明図であり、(a)は制御電極7aにおけるトナー
飛翔を示し、(b)は制御電極7bにおけるトナー飛翔
を示す。凸部2aは、担持体2の表面であって周方向に
ドットピッチcと同一のピッチで、即ち、制御電極7
a,7b(ゲート8a,8b)のそれぞれを含めたピッ
チで、ゲート8a,8bが凸部2a間の中央に位置する
ように形成されている。トナー9は凸部2aの間の凹部
2bに配置され、さらにその上に全表面にわたってトナ
ー9aが所定の厚さで積層される。
【0038】まず、制御電極7aでの記録中は図3
(a)に示すように、範囲f(凹部の範囲)にあるトナ
ー9と、その周辺のトナー9aとが、制御電極7aのゲ
ート8aを透過して記録媒体(図示せず)に向かって飛
翔する。このとき、凸部2aのため隣接する凹部のトナ
ー9はそのまま残留する。制御電極7aでの記録後、担
持体2の移動方向の下流に位置する制御電極7bでの記
録では、図3(b)に示すように、範囲g(凹部の範
囲)にあるトナー9と、その上のトナー9aとが、制御
電極7bのゲート8bを透過して記録媒体に向かって飛
翔する。このとき前述したように凸部2aがあるため、
制御電極7aの記録時には、範囲gのトナー6が所定量
以上に使われることはない。従って、制御電極7bでの
記録に十分なトナー量が確保でき、列毎のトナー飛翔量
が一定する。
【0039】<第2実施形態>つぎに図4を参照して、
第2実施形態について説明する。図4は、本発明に係る
画像形成装置の第2実施形態のトナー飛翔状態を示す説
明図である。本実施形態は担持体2に形成する凸部2a
を、図3の記号fで示すピッチよりも狭いピッチで設け
たものであり、トナー6の制御電極7a,7bに対する
飛翔領域は、さらに精密に限定されると共に、飛翔領域
中に複数の凸部2aがあるため、この飛翔領域を規定す
る凸部2aと制御電極7a,7bとの位置合わせが不要
となる。
【0040】<第3実施形態>つぎに図5を参照して、
第3実施形態について説明する。図5は、本発明に係る
画像形成装置の第3実施形態であるトナー飛翔部を示す
斜視図である。このトナー飛翔部は、無端ベルト形状か
らなる担持体10の表面に凹凸を形成したものである。
制御電極7a,7bと担持体7との間に形成される電界
によって飛翔するトナーの量を制御するが、表面に凹凸
を有する担持体10を無端ベルトで構成することによっ
て、トナーの飛翔領域を限定すると共に、制御電極7
a,7bと担持体10間の距離が一定となる。従って、
トナーの飛翔を制御する各制御電極での飛翔電界が一定
となり、トナーの飛翔量を一定にすることができる。
【0041】<第4実施形態>つぎに図6を参照して、
第4実施形態について説明する。図6は本発明に係る画
像形成装置の第4実施形態である担持体の表面の拡大図
である。この担持体11は、表面に担持体11の周方
向、および担持体11の軸方向に凸部11aを格子状に
形成したものである。したがって、担持体11の周方
向、即ち移動方向についてもトナーの飛翔領域を規定す
ることが可能となり、より安定したトナー飛翔量が得ら
れる。
【0042】上述した第1〜第4の実施形態では凸部の
間の凹部に配置されるトナー9に加えて、図3に示すよ
うに、凸部2aの上部に、所定の厚さでトナー9aが積
層されているため、1画素の印刷を形成するトナーは凹
部に配置されたトナー9と上記トナー9aから十分な量
が供給される。尚、該凹部とその上には1画素を形成す
るために必要最小限のトナーが供給されるようになって
いる。
【0043】上述した凹部が無い場合は印刷する画像に
白抜けが生じる。図7は白抜けの状態を説明するための
図であって、3画素幅のラインを印字した例を示してい
る。従来の構成においては、例えば図7中のL1 に対応
するゲートに対して、まず印字が行なわれるとすると、
電極が対応する範囲よりも広い範囲からトナーが印字の
ために飛翔され、つぎのL2 のラインの印字のときのは
トナー量が不足して十分な線幅と濃度が得られず、白抜
け部12が生じる。しかしながら、上述した各実施形態
のように担持体2の表面に凹部を設けた場合は、隣接し
た制御電極が動作しても下流側の制御電極の動作に対す
るトナー量が確保されるために白抜けの生じることはな
い。
【0044】また、凹部には白抜けが生じない程度のト
ナー量を配置し、更にその上部に共通したトナー層を設
けてトナーを供給する構成を採ることにより、残留トナ
ーの清掃がよく行なわれ、残留トナーが多い場合の現像
メモリーを引き起こすことはなく、画質の向上が得られ
る。
【0045】つぎに、上記実施形態の担持体の凸部に対
する高精度、且つ高密度な形成方法について図8を参照
して説明する。図8(a)に示すように、アルミ材から
なる担持体2の表面にフォトレジスト13を塗布し、所
定の工程を経た後、所定のパターンを有したフォトマス
ク14を介して露光を行なう。更に、同図(b)に示す
ように、所定の現像剤を用いて現像を行なうことによ
り、厚さ数十μmの所定のレジストパターン15を得
る。その後、同図(c)示すように、担持体2をサンド
ブラスト加工、もしくはウエットエッチング、或いはド
ライエッチングを行なうことによって凹部2bを形成す
る。つぎに、同図(d)に示すように、所定の溶剤を用
いてレジストパターン15を除去し、担持体2の表面に
凹凸を形成するものである。
【0046】こうして、担持体2に対して高精度、且つ
高密度な凹凸部を形成できるので、飛翔領域の寸法が安
定的に確保され、各記録ドット間で一定した飛翔量を得
ることができる。また、このような加工によって、金属
等の耐摩耗性の高い材料でも高精度の加工が可能とな
り、担持体の耐摩耗性を向上できる。さらに、サンドブ
ラスト加工により凹部表面を荒くして顕像剤の搬送性を
向上させることが可能である。
【0047】また、凸部の他の形成工程について図9を
参照して説明する。図9(a)に示すように、アルミ材
からなる担持体2の表面にフォトレジスト13を塗布
し、所定の工程を経た後、所定のパターンを有したフォ
トマスク14を介して露光を行なう。つぎに、同図
(b)に示すように、所定の現像剤を用いて現像を行な
うことにより、所定のレジストパターン16を得る。そ
の後、同図(c)に示すように、アルミの担持体2を電
極として電解メッキ法によりレジストパターン16間に
メッキパターン17を形成する。ここで電解メッキ法と
しては、例えばスルファミン酸ニッケル浴ニッケルメッ
キを用いることが可能である。つぎに、同図(d)に示
すように、所定の溶剤を用いてレジストパターン16を
除去し、担持体2の表面に耐磨耗性の優れた金属膜から
なる凸部が得られる。
【0048】<第5実施形態>つぎに図10ないし図1
2を参照して、第5実施形態について説明する。図10
は本発明に係る画像形成装置の第5実施形態であるトナ
ー飛翔部を示す断面図である。トナー飛翔部は、これを
構成する要部の担持体2と、制御電極およびゲートを有
する電極基板6と、トナー9と、トナー9を帯電させ、
担持体2に供給するブレード18と、トナー9をブレー
ド18の方向に供給する供給ローラー19と、トナー9
の厚みを規制する矩形のブレード20から構成されてい
る。ブレード18は、図11に示すように担持体2の表
面の担持体凹凸部2a,2bに対応して形成された凹凸
部18a,18bを有する。
【0049】トナー9は供給ローラー19によってブレ
ード18の方向に供給され、ここでトナー9は帯電さ
れ、且つ図12に示す凹部2bに供給される。ブレード
18に対し、担持体2の表面の担持体凹凸部2a,2b
に対応して凹凸形状18a,18bを設けることによ
り、担持体凹部2bに供給されるトナー9を安定して帯
電することが可能となる。つぎに矩形状のブレード20
によってトナー9の層の厚みが規定され、制御基板3に
対向する位置まで搬送された後、記録信号に応じて制御
電極により飛翔電界が形成され、トナー9が記録媒体
(図示せず)上に飛翔して印字される。
【0050】<第6実施形態>つぎに図13を参照し
て、第6実施形態について説明する。図13は本発明に
係る画像形成装置の第6実施形態であるトナー飛翔部を
示す断面図である。このトナー飛翔部は、担持体2と、
制御電極およびゲートを有する制御基板6と、トナー9
と、表面が平坦である担持体21と、トナー9を帯電さ
せ、且つ担持体21の表面に所定の厚みで付着させる矩
形状のブレード22と、トナー9をブレード22の方向
に供給する供給ローラー19から構成されている。
【0051】トナー9は供給ローラー19によって矩形
状のブレード21の方向に供給され、表面が平坦である
担持体19上にブレード21によって帯電、且つトナー
9の層の厚みが規定されて付着される。その後、例えば
アルミ円筒からなり、表面に凹凸形状を有する担持体2
と対向する位置に搬送される。担持体2に設けられた凹
凸形状の凹部底面に形成された電極と担持体19とで形
成される飛翔電界によって、トナー9が飛翔して担持体
2の凹部に供給される。その後、制御基板3に対向する
位置までトナー9が搬送された後、記録信号に応じて制
御電極により飛翔電界が形成され、トナー9が記録媒体
(図示せず)上に飛翔して印字される。
【0052】<第7実施形態>つぎに図14を参照し
て、第7実施形態について説明する。本実施形態は図1
0に示す第5実施形態に、更に図14に示すブレード1
8と同様の凹凸形状を有するかきとりブレード23を具
備したものである。このブレード23は担持体2の表面
に残留した、記録に供されなかったトナー24を除去す
ることを目的とするものであり、トナー層を常にリフレ
ッシュして安定した記録を保つものである。
【0053】<第8実施形態>つぎに図15を参照し
て、第8実施形態について説明する。本実施形態は図1
0に示す第5実施形態に、更に除去ブラシ23を具備し
たものである。この除去ブラシ25は担持体2の表面に
残留した、記録に供されなかったトナー24を除去する
ことを目的とするものであり、トナー層を常にリフレッ
シュして安定した記録を保つものである。
【0054】<第9実施形態>つぎに図16ないし図1
8を参照して、第9実施形態について説明する。本実施
形態は担持体2の表面に形成する凸部に関するものであ
る。図16は担持体2の表面に形成する凸部の構成を示
し、担持体2の表面に下電極26、その上にPZT膜2
7、さらにその上に上電極28からなる厚さ数十μmの
凸部が所定のピッチで設けられている。
【0055】通常、図17に示すように担持体2の表面
に厚みが規制されて付着されたトナー9は、担持体2の
走行ムラ、および規制ブレードの仕上がり状態によっ
て、担持体軸方向と周方向に微妙なムラが生じ、印字ム
ラを生じさせる。しかしながら本実施形態の図16の凸
部の上下電極に電圧を印加すると、図18に示すように
PZT膜25は圧電効果により矢印方向に変位し、これ
によって凸部が振動して、凸部間に供給されたトナー9
が振動し、平滑化される。従って、制御電極とトナー9
との距離が一定に保たれ、飛翔電界が一定となって、ト
ナー9の飛翔が一様に安定して行なわれる。
【0056】つぎに、図19を参照し、第9実施形態に
おけるPZT膜27の水熱合成法による形成方法につい
て説明する。まず、図19(a)に示すように、担持体
2がKOHにより腐食する材質(例えばAl)で構成さ
れている場合、担持体2の表面に耐腐食性の材質(例え
ばNi)からなる保護層29を形成した後、表面にスパ
ッタ等によりTi膜30を形成する。つぎに同図(b)
に示すように、フォトリソグラフィ、ドライエッチング
等公知の工程によりパターニングされた所定のTi形状
31を得る。つぎに、同図(c)に示すように、担持体
2をKOH溶液中に浸漬し、パターン化されたTiとK
OH溶液中のpb、Zr成分とを所定の条件にてオート
クレーブ中で反応させて厚さ1μmのPZT種結晶膜3
2を形成する。洗浄、乾燥等の工程を経た後、同図
(d)に示すように、KOH溶液中に浸漬し、PZT種
結晶膜32上にKOH溶液中のpb、Zr、Ti成分
を、所定の条件にてオートクレーブ中で反応させて、厚
さ数十μmのPZT種結晶膜33を成長させる。つぎ
に、洗浄、乾燥等の工程を経た後、上電極28を所定の
工程により形成する。水熱合成法を用いることにより三
次元形状の微細なパターンのPZT膜からなる凸部を形
成することが可能である。
【0057】<第10実施形態>つぎに図20ないし図
22を参照して、第10実施形態について説明する。本
実施形態は担持体2の表面に形成する凹凸部と電極に関
するものである。図20に示すように本実施形態は、担
持体2の表面に下電極34、その上にPZT膜35、さ
らにその上に上電極36を設け、さらに上電極36の上
に凸部2aを形成し、その凸部2a間と凸部2a上にト
ナー9を配置するものである。
【0058】通常、図21に示すように担持体2の表面
に厚みが規制されて設けられたトナー9は担持体2の走
行ムラ、および規制ブレードの仕上がり状態によって、
担持体軸方向と周方向に微妙なムラが生じ、印字ムラを
生じさせる。しかしながら本実施形態の図20に示す上
下電極に電圧を印加すると、図22に示すようにPZT
膜35は圧電効果により矢印方向に変位し、これによっ
て上電極36の表面が振動して、凸部2a間に供給され
たトナー9が振動し、平滑化される。従って、制御電極
とトナー9との距離が一定に保たれ、飛翔電界が一定と
なって、トナー9の飛翔が一様に安定して行なわれる。
PZT膜35への電圧印加は、下電極34は担持体2よ
り電気的接続を取り、上電極36は図10に示すトナー
の厚みを規制するブレード20により電気的接続を取っ
て行なう。
【0059】つぎに、図23を参照し、第10実施形態
におけるPZT膜25の水熱合成法による形成方法につ
いて説明する。図23(a)に示すように、担持体2が
KOHにより腐食する材質(例えばAl)で構成されて
いる場合、担持体2の表面に耐腐食性の材質(例えばN
i)からなる保護層29を形成した後、表面にスパッタ
等によりTi膜30を形成する。つぎに同図(b)に示
すように、担持体2をKOH溶液中に浸漬し、パターン
化されたTiとKOH溶液中のpb、Zr成分とを所定
の条件にてオートクレーブ中で反応させて厚さ1μmの
PZT種結晶膜37を形成する。洗浄、乾燥等の工程を
経た後、同図(c)に示すように、KOH溶液中に浸漬
し、PZT種結晶膜37上にKOH溶液中のpb、Z
r、Ti成分とを所定の条件にてオートクレーブ中で反
応させて厚さ数十μmのPZT種結晶膜38を成長させ
る。つぎに、同図(d)に示すように、洗浄、乾燥等の
工程を経た後、上電極28を所定の工程により形成す
る。つぎに、前述したフォトリソ工程によりレジストも
しくは金属膜からなる凸部39を形成する。
【0060】<第11実施形態>つぎに図24ないし図
27を参照して、第11実施形態について説明する。本
実施形態は図24に示すように、無端ベルト等で形成さ
れた担持体40の表面の凹部底面に絶縁層(図示せず)
を介して飛翔領域を規定する担持体電極41を設ける。
担持体電極41は、担持体40の軸方向(記録媒体の移
動方向に垂直な方向)に延伸して平行に周面全体に一定
間隔で複数形成されている。この担持体電極41は制御
電極7a,7bに対応して配置されており、外部に配置
された外部電極42を介して電圧を印加する。
【0061】これにより記録時に、記録に関与する制御
電極に対応する担持体電極41に電位を与えることで、
担持体40の周方向(記録媒体の移動方向)の飛翔領域
が電気的に規定されるため、安定したトナー飛翔量が得
られる。尚、図25は飛翔領域周辺の拡大図である。
【0062】本実施形態では制御電極7a,7bと担持
体40の間に形成される電界によって飛翔するトナー量
を制御するが、制御電極7a,7bと担持体40との距
離が異なると各制御電極と担持体5との間の電界強度に
差が生じ、トナー飛翔が均一にならない。従って、制御
電極7a,7bと担持体40の距離の変化によらず、こ
の電界強度を一定に保つことが必要となるが、担持体電
極41の電位を制御電極7a,7bと担持体40の距離
に対応して変えることにより、各制御電極と担持体40
との間の電界強度を一定に調整することが容易となっ
た。制御電極列がさらに多くても同様である。
【0063】例えば図26に示すように担持体40が曲
率を持つ場合、制御電極7aとこれに対応する電極41
a間の距離と、制御電極7bとこれに対応する電極41
b間の距離が異なり、それぞれの電界強度、即ち飛翔電
界が異なることになる。これに対し、例えば制御電極7
aと担持体電極41a間の距離が制御電極7bと担持体
電極41b間の距離が長いとすると、担持体電極41a
に印加する電位V1 を、担持体電極41bに印加する電
位V2 より低くして、飛翔電界が等しくなるようにそれ
ぞれの電圧を調整することにより均一なトナー飛翔を得
ることができる。尚、電位V1 と電位V2 はトナーの帯
電極性に応じて決定されることは当然である。
【0064】また、図27に示すように、各制御電極の
列に対応した担持体電極41の両端43,44に電位差
を設けることにより、担持体軸方向に生じる電極基板6
の傾きによる各制御電極と担持体40との距離の差異を
補正することが可能となり、各制御電極と担持体40と
の間の電界強度を一定にすることが容易となる。
【0065】例えば、電極基板6と担持体40との距離
が端43で大きく、端44で狭く設定された場合、抵抗
体で構成した担持体電極41に電源45で負電位を端4
3に印加し、担持体電極41の端44よりも端43での
電位を低下させる。これにより端43での担持体電極4
1とこれに対応する制御電極間の電位差は端44での電
位差よりも大きくなり、従って、担持体電極41と各制
御電極間の電界強度、即ち飛翔電界を一定にすることが
可能となる。担持体電極41の端44での終端は抵抗4
6を用いているが、別途電源を用いてもよいことは当然
である。また、電源45の電圧や抵抗46の値は電極基
板6と担持体40との不平行度合いやトナーの帯電極性
に応じて決定されることは当然である。
【0066】<第12実施形態>つぎに図28を参照し
て、第12実施形態について説明する。本実施形態は上
述した、例えば図10に示す第5実施形態の画像形成装
置を複数個用いてカラー画像形成装置を構成したもので
ある。図28に示すようにトナーとしてカラー画像形成
用に例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(B)の色調の顕像剤を供給した複数
の現像層にて記録を行なう場合、上述した実施形態の画
像形成装置を用いることにより、飛翔領域が効果的に規
定され、従って各色調のトナーの飛翔量が安定するた
め、適切な色再現が得られる良好なカラー画像が形成さ
れる。尚、本実施形態のカラー画像形成装置に用いられ
る現象装置は第5実施形態の現象装置に限ることはない
ことは当然である。
【0067】また、上述した各実施形態において顕像剤
がトナーである場合を例に挙げて説明したが、これに限
ることはなく、インク等であってもよい。また、本発明
の係わる画像形成装置は、例えばディジタル複写機およ
びファクシミリ装置の印字部や、ディジタルプリンタ、
プロッタ等に用いても好適である。
【0068】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の画
像形成装置によれば、次のような効果がある。
【0069】請求項1の発明によれば、担持体表面に形
成された凹凸部の凹部の大きさは、凹部に担持される顕
像剤の量が任意の独立した1画素を形成する顕像剤量よ
りは少なく、且つ隣接した画素を形成するために必要な
最低限以上の量が保持される大きさであるので、記録時
に用いられる顕像剤の飛翔領域が規定され、飛翔量が一
定となり、従って各記録ドットの顕像剤量が一定となる
ため良好な画像形成が可能である。さらに、凹部に多量
のトナーを配置しないので該凹部からのトナーの飛翔が
容易に得られる上に不要なトナーの除去が容易であり、
現像メモリーは発生しない。
【0070】請求項2の発明によれば、担持体の表面に
設けた凸部の形成ピッチが、解像度に対応したゲートピ
ッチと同一ピッチであるので、記録時に隣接するチャン
ネル間で顕像剤の飛翔領域が干渉することがなく、記録
ドット間で飛翔量を一定にすることが可能となる。
【0071】請求項3の発明によれば、凹凸部のピッチ
を記録ドットピッチより狭くすることで制御電極と凹凸
部の位置合わせを不要とすることができ、良好な画像を
形成することが可能となる。
【0072】請求項4の発明によれば、メッキ加工によ
って担持体の凹凸部を形成するので、担持体を金属等の
耐磨耗性の高い材質で形成でき、長時間の現像にも凹凸
形状の劣化の生じることのない、高精度、且つ高密度な
凹凸部を形成することが可能である。このため飛翔領域
がより安定し、各記録ドット間で一定したトナー飛翔量
を得ることができ、良好な画像を形成することが可能と
なる。
【0073】請求項5の発明によれば、担持体表面の凹
凸形状に対応した形状の凹凸を持つ帯電ブレードを備え
るので、安定した帯電量を凹部に充填される顕像剤に付
与することが可能であり、従って安定したトナー飛翔量
を得ることができ、良好な画像を形成することが可能と
なる。
【0074】請求項6の発明によれば、担持体の表面に
残留した未使用のトナーを除去するために、該担持体表
面の凹凸形状に対応できるかきとり部材を具備するの
で、記録に用いられなかった顕像剤を凹部から確実に除
去することが可能となるため、常に顕像剤層がリフレッ
シュされて安定した特性を有する顕像剤層の形成が可能
となり、従って安定したトナー飛翔量を得ることがで
き、良好な画像を形成することが可能となる。
【0075】請求項7の発明によれば、顕像剤を予め帯
電させる機構を備えるので、その後凹凸を有する担持体
凹部に顕像剤を供給することにより、より安定した帯電
量を付与された顕像剤が得られ、従ってより安定したト
ナー飛翔量を得ることができ、良好な画像を形成するこ
とが可能となる。
【0076】請求項8または9の発明によれば、担持体
表面に圧電素子で凸部を形成するので、または、担持体
表面に設けた凹部底面を圧電素子で形成するので、顕像
剤に振動を付与することが可能となり、凹部に充填され
た顕像剤層の表面状態を平滑化することが可能となる。
これによって、制御電極と顕像剤層間の距離が一定に保
たれ、顕像剤層に対する飛翔電界が一定となるため、安
定したトナー飛翔量を得ることができ、良好な画像を形
成することが可能となる。
【0077】請求項10の発明によれば、圧電素子の上
電極の電気的接続を層規程用のブレードで兼用したの
で、これにともなうコストアップを回避することが可能
となる。
【0078】請求項11の発明によれば、担持体の表面
に設けた凹凸部の凹部底面に、記録媒体の移動方向に対
して垂直な方向に延伸した複数の電極を設け、記録媒体
の移動方向に飛翔領域を規定する電位を与えるので、飛
翔領域がより安定し、一定した飛翔量を得ることがで
き、良好な画像形成が可能となる。
【0079】請求項12の発明によれば、記録媒体の移
動方向における担持体と制御電極の距離に応じて、担持
体電極毎に飛翔電界を一定にする電位を与えるので、担
持体と制御電極の距離がばらついても、飛翔領域がより
安定し、一定した飛翔量を得ることができ、良好な画像
形成が可能となる。
【0080】請求項13の発明によれば、担持体電極が
延伸した方向における担持体と制御電極の距離に応じ
て、担持体電極に飛翔電界を一定にする電位を、担持体
電極が延伸した方向に与えるので、担持体と制御電極の
距離がばらついても、飛翔領域がより安定し、一定した
飛翔量を得ることができ、良好な画像形成が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の第1実施形態であ
るトナー飛翔部を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態の担持体の表面の拡大図である。
【図3】(a)、(b)はトナーの飛翔状態を示す説明
図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の第2実施形態のト
ナー飛翔状態を示す説明図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置の第3実施形態であ
るトナー飛翔部を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る画像形成装置の第4実施形態であ
る担持体の表面の拡大図である。
【図7】は画像の白抜けを示す説明図である。
【図8】(a)〜(d)は本発明に係わる担持体の製造
工程の説明図である。
【図9】(a)〜(d)は本発明に係わる担持体の他の
製造工程の説明図である。
【図10】図9に続く担持体の製造工程図である。
【図11】本発明に係る画像形成装置の第5実施形態で
あるトナー飛翔部を示す断面図である。
【図12】第5実施形態のブレードの概略図である。
【図13】本発明に係る画像形成装置の第6実施形態で
あるトナー飛翔部を示す断面図である。
【図14】本発明に係る画像形成装置の第7実施形態で
あるトナー飛翔部を示す断面図である。
【図15】本発明に係る画像形成装置の第8実施形態で
あるトナー飛翔部を示す断面図である。
【図16】本発明に係る画像形成装置の第9実施形態で
ある担持体の表面に形成する凸部を示す斜視図である。
【図17】第9実施形態の担持体表面の部分断面図であ
る。
【図18】第9実施形態のPZT膜の振動を示す説明図
である。
【図19】(a)〜(e)は第9実施形態におけるPZ
T膜の水熱合成法による形成方法を示す説明図である。
【図20】本発明に係る画像形成装置の第10実施形態
である担持体の表面に形成する凸部を示す斜視図であ
る。
【図21】第10実施形態の担持体表面の部分断面図で
ある。
【図22】第10実施形態のPZT膜の振動を示す説明
図である。
【図23】(a)〜(d)は第10実施形態におけるP
ZT膜の水熱合成法による形成方法を示す説明図であ
る。
【図24】本発明に係る画像形成装置の第11実施形態
であるトナー飛翔部を示す斜視図である。
【図25】第11実施形態の担持体の表面の拡大図であ
る。
【図26】担持体周方向の飛翔領域周辺の拡大図であ
る。
【図27】担持体軸方向の飛翔領域周辺の拡大図であ
る。
【図28】本発明に係る画像形成装置の第12実施形態
を示す断面図である。
【図29】従来の画像形成装置のトナー飛翔部を示す構
成図である。
【図30】(a)、(b)は制御電極の列による記録状
態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 トナー供給部 2 担持体 2a 凸部 2b 凹部 5 制御電極部 6 電極基板 7a,7b 制御電極 8a,8b ゲート

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1色の顕像剤を担持する担持
    体を有する顕像剤供給手段と、 前記担持体と該担持体に対向配置された対向電極との間
    に設けられた絶縁性基板と、該絶縁性基板に設けられた
    顕像剤の通過部を形成する複数のゲートと、該複数のゲ
    ートの周囲に設けられた電極とからなる制御電極と、 前記制御電極の各々の電極に少なくとも画像データに対
    応した電位の印加を可能とする制御回路とからなる制御
    手段とを有し、 前記制御手段によって前記電極に所定の電位を印加する
    ことにより顕像剤の前記ゲートの通過を制御して、前記
    制御電極と前記対向電極との間に搬送された記録媒体表
    面に画像を形成する画像形成装置において、 前記担持体の表面に顕像剤の飛翔領域を規定する凹凸部
    を形成すると共に、該凹凸部の凹部の大きさは、該凹部
    に担持される顕像剤の量が任意の独立した1画素を形成
    する顕像剤量よりは少なく、且つ隣接した画素を形成す
    るために必要な最低限以上の量が保持される大きさであ
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記担持体の表面に設けた凸部の形成ピ
    ッチが、解像度に対応したゲートピッチと同一ピッチで
    あることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記担持体の表面に設けた凸部の形成ピ
    ッチが、解像度に対応したゲートピッチより狭いピッチ
    であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記担持体の表面に設けた凹凸部は、メ
    ッキ加工で形成されることを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記担持体の表面に設けた凹凸部に対応
    した凹凸形状を有する帯電ブレードを具備することを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記担持体の表面に残留した未使用のト
    ナーを除去するために、該担持体表面の凹凸形状に対応
    できるかきとり部材を具備することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記担持体の表面に設けた凹部に供給す
    るトナーを予め帯電させる帯電機構を具備することを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記担持体の表面に設けた凸部の少なく
    とも壁部を圧電素子で形成することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記担持体の表面に設けた凹部の少なく
    とも底面を圧電素子で形成することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記顕像剤供給手段には前記担持体に
    担持される顕像剤層厚を規制する層厚規制ブレードが備
    えられており、 前記圧電素子で形成された凹凸部のうち、凸部上端面部
    に形成された圧電素子駆動用の電極の電気的接続を前記
    層厚規制ブレードで行なうことを特徴とする請求項8に
    記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記担持体の表面に設けた凹凸部の凹
    部底面に、記録媒体の移動方向に対して垂直な方向に延
    伸した複数の電極を設け、記録媒体の移動方向に飛翔領
    域を規定する電位を与える電源手段を設けることを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記担持体の表面に設けた凹凸部の凹
    部底面に、記録媒体の移動方向に対して垂直な方向に延
    伸した複数の担持体電極を設け、記録媒体の移動方向に
    おける前記担持体と前記制御電極の距離に応じて、前記
    担持体電極毎に飛翔電界を一定にする電位を与える電源
    手段を設けることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  13. 【請求項13】 前記担持体の表面に設けた凹凸部の凹
    部底面に、記録媒体の移動方向に垂直な方向に延伸した
    複数の担持体電極を設け、該担持体電極が延伸した方向
    における前記担持体と前記制御電極の距離に応じて、前
    記担持体電極に飛翔電界を一定にする電位を、前記担持
    体電極が延伸した方向に与える電源手段を設けることを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010214723A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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