JPH1149130A - プラスチックボトルの底部構造 - Google Patents

プラスチックボトルの底部構造

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JPH1149130A
JPH1149130A JP20939497A JP20939497A JPH1149130A JP H1149130 A JPH1149130 A JP H1149130A JP 20939497 A JP20939497 A JP 20939497A JP 20939497 A JP20939497 A JP 20939497A JP H1149130 A JPH1149130 A JP H1149130A
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JP
Japan
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bottle
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valley
center
outer peripheral
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JP20939497A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Nakamura
村 吉 孝 中
Hiroko Kisen
船 宏 子 貴
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Mitsui Chemicals Inc
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Mitsui Chemicals Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Rigid or semi-rigid containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material or by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
    • B65D1/0223Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
    • B65D1/0261Bottom construction
    • B65D1/0284Bottom construction having a discontinuous contact surface, e.g. discrete feet

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボトルの自立性のためにボトル底部に凸縁部
と凹谷部を備え、この凹凸が存在することによって生じ
る応力集中を抑え、しかも一箇所に大きな応力集中が発
生しないようにして、より耐圧強度などの機械的強度に
優れたプラスチックボトルの底部構造を提供する。 【解決手段】 口部11と、口部から下方に延設された
略円錐形状のボトル肩部12と、ボトル肩部から下方に
延設された略円筒形状のボトル胴部13と、ボトル胴部
の下端周縁部から延設されたボトル底部14とから構成
されたプラスチックボトル10において、ボトル底部1
4が、ボトル底部中心15よりボトル底部中心を中心軸
として回転対称形に拡設された底部中央部18と、底部
中央部の外周縁部18aを囲撓するように、外周縁部よ
りボトル胴部13の下端周縁部に至る複数の凸縁部16
と凹谷部17とから構成されており、凹谷部の谷底線2
0の輪郭形状が、底部中央部の外周縁部からボトル胴部
の下端周縁部に至る楕円形状であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐圧強度などの機
械的強度に優れたプラスチックボトルの底部構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、飲料水、果汁飲料、炭酸飲料等の
飲料の容器として、軽量性、耐久性、商品外観などを考
慮して、透明または半透明なプラスチックボトル、特に
PET(ポリエチレンテレフタレート)製のプラスチッ
クボトルであるいわゆる「PETボトル」が主流となっ
ている。
【0003】このようなプラスチックボトルにおいて、
炭酸飲料などの内圧を受けるプラスチックボトルの構造
として、従来より、ボトル底部を球形状としたものがあ
り、最も耐圧性が高いが、その場合には、ボトルの自立
性に欠けるため、ボトル底部に有底円柱形状の底部材を
装着していた。しかしながら、このような構造のプラス
チックボトルでは、部品点数が多くなり、製造工程も複
雑となっていた。
【0004】そのため、前記形状のボトルに代わって、
図7に示したように、ボトル自体に自立性をもたせた構
造のプラスチックボトルが提供されている。すなわち、
このプラスチックボトル100は、口部101と、口部
101から下方に延設された略円錐形状のボトル肩部1
02と、ボトル肩部102から下方に延設された略円筒
形状のボトル胴部103と、ボトル胴部103の下端周
縁部103aから延設されたボトル底部104とから構
成されている。このボトル底部104は、図7に示した
ように、ボトル底部中心105よりボトル胴部103の
下端周縁部103aに至るそれぞれ5個の凸縁部106
と凹谷部107とから構成されており、この凸縁部10
6がボトル100を載置した際の載置面を形成して自立
できるようになっている。なお、この場合、図8に示し
たように、凹谷部107の谷底線Cの輪郭形状が、底部
中心105からボトル胴部103の下端周縁部103a
に至る略円形状を呈している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7および
図8に示したようなプラスチックボトルでは、凸縁部1
06と凹谷部107とから構成されているため、例え
ば、1.5リットルの容量のプラスチックボトルとし
て、炭酸飲料などの内圧を受ける飲料用の容器として使
用した場合に、前述した球形状の底部と比較して耐圧強
度が低下し、運搬中の振動、衝撃などによって容器底部
から容器が破損する虞れがあった。
【0006】本発明は、ボトルの自立性のためにボトル
底部に凸縁部と凹谷部を備え、この凹凸が存在すること
によって生じる応力集中を抑え、しかも一箇所に大きな
応力集中が発生しないようにして、より耐圧強度などの
機械的強度に優れたプラスチックボトルの底部構造を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述したよう
な従来技術における課題及び目的を達成するために発明
されたものであって、本発明のプラスチックボトルの底
部構造は、口部と、口部から下方に延設された略円錐形
状のボトル肩部と、ボトル肩部から下方に延設された略
円筒形状のボトル胴部と、ボトル胴部の下端周縁部から
延設されたボトル底部とから構成されたプラスチックボ
トルにおいて、前記ボトル底部が、ボトル底部中心より
ボトル底部中心軸を中心として回転対称形に拡設された
底部中央部と、前記底部中央部の外周縁部を囲撓するよ
うに、該外周縁部より前記ボトル胴部の下端周縁部に至
る複数の凸縁部と凹谷部とから構成されており、前記凹
谷部の谷底線の輪郭形状が、底部中央部の外周縁部から
ボトル胴部の下端周縁部に至る楕円形状であることを特
徴とする。
【0008】このように構成することによって、ボトル
底部中心よりボトル底部中心を中心軸として回転対称形
に拡設された底部中央部、すなわち、底部中央部の円周
方向に凹凸が存在しないので、内圧による曲げ応力が発
生しにくく、しかも、凹谷部の谷底線の輪郭形状が楕円
形状であって、底部中央部の外周縁部からボトル胴部の
下端周縁部に至るため、凸縁部の稜線と凹谷部の谷底線
との間の高低差が大きくとれるため、底部の強度、剛性
が向上する。
【0009】また、本発明のプラスチックボトルの底部
構造では、前記谷底線の輪郭形状が、ボトル胴部の下端
周縁部においてボトル胴部と交差する楕円形状であるの
が好ましい。これは、前記谷底線の輪郭形状が、ボトル
胴部に内接した楕円形状である場合には、凹谷部の谷溝
の溝深さが浅くなるので、その結果、剛性の低下を招く
ためであり、谷底線の輪郭形状が、ボトル胴部の下端周
縁部においてボトル胴部と交差する楕円形状であれば、
凹谷部の谷溝の溝深さが深くなるので剛性に優れるため
である。
【0010】さらに、本発明のプラスチックボトルの底
部構造では、前記谷底線の輪郭形状が、底部中央部の外
周縁部において、底部中央部に内接する楕円形状である
のが好ましい。このように構成することによって、谷底
線が底部中央部からその外側に延設した楕円部分へと滑
らかに移行するため、応力集中が発生しにくくなる。
【0011】また、本発明のプラスチックボトルの底部
構造では、前記底部中央部が、略平坦形状であるのが好
ましい。これは、ボトル底部の中央部に円周方向に凹凸
が存在する場合には、底部がいわゆる蛇腹形状となり、
内圧がかかることによってこの部分が平面になろうとし
て広げられ、大きな応力が発生することがあるため、底
部中央部が平坦である方が内圧による曲げ応力を抑制し
易いためである。
【0012】さらに、本発明のプラスチックボトルの底
部構造では、前記底部中央部の径が、ボトル胴部の径の
7〜32%、好ましくは9〜30%であるのが望まし
い。このような範囲であれば、30%以上の場合と比較
して凹谷部の谷底線と凸縁部稜線の分岐角度が小さくな
るため、底部中央部での発生応力が小さくなるからであ
る。
【0013】また、本発明のプラスチックボトルの底部
構造では、前記谷底線の底部中央部外周縁部からボトル
胴部の下端周縁部に至るボトル軸方向の距離が、ボトル
胴部の径の30〜54%、好ましくは33〜52%であ
るのが望ましい。このような範囲であれば、凹谷部の切
れ込み開始部分が底部からあまり離れていないので、こ
の切れ込み開始部分に発生する応力が小さくなるからで
ある。すなわち、この距離が小さくなると底形状全体と
しての剛性が不足して内圧による変形がおおきくなり、
逆にこの距離が大きくなれば、切れ込み開始部分がボト
ル胴部の寸胴な円筒形から始まるためその部分での応力
集中が起きやすいためである。
【0014】さらに、本発明のプラスチックボトルの底
部構造では、前記谷底線の輪郭形状が、ボトル軸方向の
長軸距離/ボトル半径方向の短軸距離の比すなわち楕円
比率が、1.0以上、好ましくは1.1以上、より好ま
しくは1.5以上の楕円形状であるのが好ましい。この
ように構成することによって、凹谷部の谷底線の輪郭形
状が楕円形状であって、底部中央部の外周縁部からボト
ル胴部の下端周縁部に至るため、凸縁部の稜線と凹谷部
の谷底線との間の高低差が大きくとれるため、谷溝の溝
深さが深くなり、底部の強度、剛性が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態(実施例)について説明する。図1は、本
発明のプラスチックボトルの底部構造を備えたプラスチ
ックボトル全体の正面図、図2は、本発明のプラスチッ
クボトルの底部構造を示す部分拡大斜視図、図3は、図
2のA−A線についての輪郭を示す図である。
【0016】図1において、10は全体で本発明のプラ
スチックボトルの底部構造を備えたプラスチックボトル
を示している。プラスチックボトル10は、口部11
と、口部11から下方に延設された略円錐形状のボトル
肩部12と、ボトル肩部12から下方に延設された円筒
形状のボトル胴部13と、ボトル胴部13の下端周縁部
13aから延設されたボトル底部14とから構成されて
いる。なお、この場合、プラスチックボトル10として
は、透明または半透明なプラスチック、例えば、PET
(ポリエチレンテレフタレート)などから構成すればよ
く、特に限定されるものではない。
【0017】また、このボトル底部14は、図2および
図3に示したように、ボトル底部中心15よりボトル底
部中心15を中心軸として回転対称形に拡設された底部
中央部18と、底部中央部18の外周縁部18aを囲撓
するように、この外周縁部18aよりボトル胴部13の
下端周縁部13aに至るそれぞれ5個の凸縁部16と凹
谷部17とから構成されている。また、この凸縁部16
がボトル10を載置した際の載置面を形成して自立でき
るようになっている。
【0018】この場合、底部中央部18は、ボトル底部
中心15を中心軸として回転対称形、すなわち、円周方
向に沿って凹凸が存在しない形状、例えば、円盤形状で
あっても、また、図4に示したように、同心円状に凹凸
部が形成された円盤形状などとすることができ、その中
でも、平坦形状であるのが特に好ましい。これは、ボト
ル底部の中央部に円周方向に凹凸が存在する場合には、
底部がいわゆる蛇腹形状となり、内圧がかかることによ
ってこの部分が平面になろうとして広げられるため、大
きな応力が発生するのに対して、底部中央部18の円周
方向に凹凸が存在しない場合には、内圧による曲げ応力
が発生しにくく、底部の強度、剛性が向上するからであ
る。
【0019】また、図3に示したように、凹谷部17の
谷底線20の輪郭形状は、底部中央部18の外周縁部1
8aからボトル胴部13の下端周縁部13aに至る楕円
形状を呈している。これは、凸縁部16の稜線22と凹
谷部17の谷底線20との間の高低差が大きくとれるた
め、底部の強度、剛性が向上するからである。
【0020】この場合、図3に示したように、谷底線2
0の輪郭形状が、ボトル胴部13の下端周縁部13aに
おいてボトル胴部13と交差する楕円形状であるのが好
ましい。これは、谷底線20の輪郭形状が、ボトル胴部
に内接した楕円形状である場合には、凹谷部17の谷溝
の溝深さが浅くなってしまい(図5の一点鎖線)、その
結果、剛性の低下を招くためであり、谷底線20の輪郭
形状が、ボトル胴部13の下端周縁部13aにおいてボ
トル胴部13と交差する楕円形状であれば、凹谷部17
の谷溝の溝深さが深くなるため(図5の実線)剛性に優
れるからである。
【0021】さらに、図3に示したように、谷底線20
の輪郭形状が、底部中央部18の外周縁部18aにおい
て、底部中央部18に内接する楕円形状であるのが好ま
しい。このように構成することによって、谷底線20が
底部中央部18からその外側に延設した楕円部分へと滑
らかに移行し、応力集中が発生しにくくなり、底部の強
度、剛性に優れるためである。
【0022】また、図3に示したように、底部中央部1
8の径rが、ボトル胴部13の径Rの7〜32%、好ま
しくは9〜30%であるのが望ましい。このような範囲
であれば、図6の実線で示したしたように、凹谷部17
の谷底線20と凸縁部稜線の分岐角度αが、図6の一点
鎖線で示したようにこの範囲より大きい場合の分岐角度
βに比較して小さくなるため、底部中央部での発生応力
が小さくなるからである。
【0023】さらに、図3に示したように、谷底線20
の底部中央部18の外周縁部18aからボトル胴部13
の下端周縁部13aに至るボトル軸方向の距離Hが、ボ
トル胴部の径Rの30〜54%、好ましくは33〜52
%であるのが望ましい。このような範囲であれば、凹谷
部17の切れ込み開始部分が底部からあまり離れていな
いことになるので、この切れ込み開始部分に発生する応
力が小さくなるからである。すなわち、この距離Hが小
さくなると底形状全体としての剛性が不足して内圧によ
る変形がおおきくなり、逆にこの距離Hが大きくなれ
ば、切れ込み開始部分がボトル胴部13の寸胴な円筒形
から始まるので、その部分での応力集中が起きやすいた
めである。
【0024】さらに、図3に示したように、前記谷底線
20の輪郭形状が、ボトル軸方向の長軸距離b/ボトル
半径方向の短軸距離aの比すなわち楕円比率b/aが、
1.0以上、好ましくは1.1以上、より好ましくは
1.5以上の楕円形状であるのが好ましい。このように
構成することによって、凹谷部17の谷底線20の輪郭
形状が楕円形状であって、底部中央部18の外周縁部1
8aからボトル胴部13の下端周縁部13aに至るた
め、凸縁部16の稜線22と凹谷部17の谷底線20と
の間の高低差が大きくとれ、谷溝の溝深さが深くなり、
底部の強度、剛性が向上することになる。
【0025】
【実施例】
(実施例1)図3に示したように、底部中央部18の径
rが、ボトル胴部13の径Rの13.8%、谷底線20
の底部中央部18の外周縁部18aからボトル胴部13
の下端周縁部13aに至るボトル軸方向の距離Hが、ボ
トル胴部の径Rの40.5%、谷底線20の輪郭形状が
ボトル軸方向の長軸距離b/ボトル半径方向の短軸距離
aの比、すなわち楕円比率b/aが1.93である楕円
形状を有するPETボトルについて、0.6MPaの内
圧に対する発生応力を、解析ソフト「MSC/NAST
RAN(Ver.68)」の形状非線型解析機能を用い
て計算した。
【0026】径r、距離H、および楕円比率b/aを種
々変更した比較例1〜4、実施例1〜14についても、
それぞれ同様にして内圧に対する発生応力を計算した。
さらに、楕円比率b/aが、1.14である従来のPE
Tボトル(従来品1)、その楕円比率b/aを1.0と
して円にしたPETボトル(従来品2)について比較と
して、それぞれ同様にして内圧に対する発生応力を計算
した。
【0027】その結果を下記の表1に示した。なお、表
中、評価の欄については、本実施品の最小応力値を1と
して、「◎」・・・・1.3未満、「○」・・・・1.3以上
1.35未満、「×」・・・・1.35以上を基準とした。
【0028】表1の結果から明らかなように、中央部径
rがボトル胴部の径の7〜32%、好ましくは9〜30
%で、谷底線の底部中央部外周縁部からボトル胴部の下
端周縁部に至るボトル軸方向の距離Hが、ボトル胴部の
径の30〜54%、好ましくは33〜52%で、谷底線
の輪郭形状が、ボトル軸方向の長軸距離b/ボトル半径
方向の短軸距離aの比すなわち楕円比率b/aが、1.
0以上、好ましくは1.1以上、より好ましくは1.5
以上の楕円形状であるのが好ましいことがわかる。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプラスチ
ックボトルの底部構造によれば、ボトル底部中心よりボ
トル底部中心を中心軸として回転対称形に拡設された底
部中央部、すなわち、底部中央部の円周方向に凹凸が存
在しないので、内圧による曲げ応力が発生しにくく、し
かも、凹谷部の谷底線の輪郭形状が楕円形状であって、
底部中央部の外周縁部からボトル胴部の下端周縁部に至
るため、凸縁部の稜線と凹谷部の谷底線との間の高低差
が大きくとれるため、底部の強度、剛性が向上する。
【0031】すなわち、本発明のプラスチックボトルの
底部構造によれば、ボトルに自立性を付与するためにボ
トル底部に凸縁部と凹谷部を備え、この凹凸が存在する
ことによって生じる応力集中を抑え、しかも一箇所に大
きな応力集中が発生しないようにして、より耐圧強度な
どの機械的強度に優れたプラスチックボトルの底部構造
を提供できる。
【0032】従って、例えば、1.5リットルの容量の
プラスチックボトルとして、炭酸飲料などの内圧を受け
る飲料用の容器として使用する場合にも、耐圧強度など
の機械的強度に優れたプラスチックボトルを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のプラスチックボトルの底部構
造を備えたプラスチックボトル全体の正面図である。
【図2】図2は、本発明のプラスチックボトルの底部構
造を示す部分拡大斜視図である。
【図3】図3は、図2のA−A線についての輪郭を示す
図である。
【図4】図4は、本発明のプラスチックボトルの底部中
央部の部分拡大断面図である。
【図5】図5は、プラスチックボトルの図2と同様な輪
郭を示す図である。
【図6】図6は、プラスチックボトルの図2と同様な輪
郭を示す図である。
【図7】図7は、従来のプラスチックボトルの底部構造
を備えたプラスチックボトル全体の正面図である。
【図8】図8は、図7のB−B線についての輪郭を示す
図である。
【符号の説明】
10・・・・プラスチックボトル 11・・・・口部 12・・・・ボトル肩部 13・・・・ボトル胴部 14・・・・ボトル底部 16・・・・凸縁部 17・・・・凹谷部 18・・・・底部中央部 20・・・・谷底線 22・・・・稜線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口部と、口部から下方に延設された略円
    錐形状のボトル肩部と、ボトル肩部から下方に延設され
    た略円筒形状のボトル胴部と、ボトル胴部の下端周縁部
    から延設されたボトル底部とから構成されたプラスチッ
    クボトルにおいて、 前記ボトル底部が、ボトル底部中心よりボトル底部中心
    を中心軸として回転対称形に拡設された底部中央部と、 前記底部中央部の外周縁部を囲撓するように、該外周縁
    部より前記ボトル胴部の下端周縁部に至る複数の凸縁部
    と凹谷部とから構成されており、 前記凹谷部の谷底線の輪郭形状が、底部中央部の外周縁
    部からボトル胴部の下端周縁部に至る楕円形状であるこ
    とを特徴とするプラスチックボトルの底部構造。
  2. 【請求項2】 前記谷底線の輪郭形状が、ボトル胴部の
    下端周縁部においてボトル胴部と交差する楕円形状であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のプラスチックボト
    ルの底部構造。
  3. 【請求項3】 前記谷底線の輪郭形状が、底部中央部の
    外周縁部において、底部中央部に内接する楕円形状であ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のプラスチ
    ックボトルの底部構造。
  4. 【請求項4】 前記底部中央部が、略平坦形状であるこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のプラ
    スチックボトルの底部構造。
  5. 【請求項5】 前記底部中央部の径が、ボトル胴部の径
    の7〜32%であることを特徴とする請求項1から4の
    いずれかに記載のプラスチックボトルの底部構造。
  6. 【請求項6】 前記底部中央部の径が、ボトル胴部の径
    の9〜30%であることを特徴とする請求項5に記載の
    プラスチックボトルの底部構造。
  7. 【請求項7】 前記谷底線の底部中央部外周縁部からボ
    トル胴部の下端周縁部に至るボトル軸方向の距離が、ボ
    トル胴部の径の30〜54%であることを特徴とする請
    求項1から6のいずれかに記載のプラスチックボトルの
    底部構造。
  8. 【請求項8】 前記谷底線の底部中央部外周縁部からボ
    トル胴部の下端周縁部に至るボトル軸方向の距離が、ボ
    トル胴部の径の33〜52%であることを特徴とする請
    求項7に記載のプラスチックボトルの底部構造。
  9. 【請求項9】 前記谷底線の輪郭形状が、ボトル軸方向
    の長軸距離/ボトル半径方向の短軸距離の比すなわち楕
    円比率が、1.0以上の楕円形状であることを特徴とす
    る請求項1から8のいずれかに記載のプラスチックボト
    ルの底部構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140125284A (ko) * 2011-04-28 2014-10-28 가부시키가이샤 요시노 고교쇼
JP2021020709A (ja) * 2019-07-29 2021-02-18 株式会社吉野工業所 耐圧ボトル

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