JPH11500021A - 胃腸管全体に沿って物質を投与または吸引する方法及び装置 - Google Patents

胃腸管全体に沿って物質を投与または吸引する方法及び装置

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JPH11500021A
JPH11500021A JP8524877A JP52487796A JPH11500021A JP H11500021 A JPH11500021 A JP H11500021A JP 8524877 A JP8524877 A JP 8524877A JP 52487796 A JP52487796 A JP 52487796A JP H11500021 A JPH11500021 A JP H11500021A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ヒト患者または動物に、管が固定されている固い本体である「頭部」を飲み込ませ、蠕動により前記頭部(1)を所望の位置に移動させることにより胃腸管の所定の位置に(から)物質を配達または取り除くために管(3)を導入する方法に関する。本発明によると、前記頭部(それを貫ぬく穴(2)または空洞を備えており、管(3)と流動体接続をしている)を体への入口でまたは体の外側に管を固定することによって胃腸管の任意の場所で、選択された位置にとめる。前記管(3)は前記選択された場所の発見を案内するために管の飲み込んだ部分の長さを示すようにマークされている。液体または気体は前記管及び前記頭部(1)を貫ぬいている前記穴(2)または空洞を通って配達または吸引される。

Description

【発明の詳細な説明】 胃腸管全体に沿って物質を投与または吸引する方法及び装置 発明の技術分野 本発明は、胃腸管の中の所定位置に(から)物質を配達または除去するための 管を、前記管が取り付けられている固い本体(以下「頭部」という)をヒト患者 または動物に飲み込ませ、その後その頭部を蠕動により所望の位置に移動させる ことにより導入する方法に関する。 発明の背景 すべて胃腸管に沿った予め決められた位置に物質を投与することができるとい うことはしばしば少なからぬ重要性と価値がある。同じことは試料を吸引する実 現性または種々のセンサーからの測定シグナルを収集するのに当てはまる。医薬 製剤を開発するための新規な可能性を研究するためまたは特定の薬の動態につい てより良く理解するために胃腸管のすべてに沿った局所透過性を試験するのにも 重要である。胃液または腸液の組成における起こり得る偏差の分析のために管を 通して試料を抽出することも可能である。さらにいくつかのパラメーター、たと えばpH、圧力、電解物、化学物質または酵素を胃腸管に沿った特定の場所で測定 するのに重要となることがある。 現在、自由に(ワイヤや管なしで)飲み込むことができ、胃腸管を通っている 間に遠隔測定で、またはX線、アイソトープまたは超音波により追跡できる多数 のカプセルが記載されているか、または入手できる。この種のカプセルを用いる ことにより、ある薬の隔離 された投与量を配達し(Hugemann、ドイツ特許出願公告第 2928477号明細書;米 国特許公報:Casper他、5170801号及び Kambara他、 4507115号;Hemmati 1969 年、ニューヨーク州立大学 1992年)、pH(Wolff及びRuss 1960年)または圧力( Connell及び Rowlands 19 )の測定のためのシグナルを記録し、送信することが可能である。少量の液体を 吸引することも可能である(Uchiyama他、1980年)。基本的なカプセルの上に取 り付けるように設計された、適切な基本単位の選択により、特殊な形状の遠隔測 定のカプセルは、選択された薬の1回分を配達し、少量を吸引し、または腸粘膜 から小さなバイオプシーの標本をとることができる(Lambert他 1991年)。しか しながら、これらのカプセルのすべては、胃腸管に沿って可動性であり、繰り返 しまたは連続的に投与量を配達または吸引することができないという制限を受け る。カプセルを飲み込んだ患者は、遠隔測定の記録のための必要性のため、制限 された可動性も体験するだろう。 決められた位置に「係留させる」ためのワイヤを備えた固体の本体が、(a) 胃腸管中のワイヤの末端もしくはワイヤに沿って固定された1または複数の丸薬 からの(米国特許公報;Millard,2483098号;Kaslow及び Saputo,2773502号) または圧力を記録するためのカプセル(Browning他、1981年)の形の薬、または 生理的に活性 他、国際特許出願公開92/05759 号)からの薬の配達のために記載された。これ らの装置は決められた位置に固定できるが、溶液を配達することも、時間制御投 与量配達/吸引をすることも、特定の時間の間にまたは種々の位置に繰り返しま たは連続的にこれらの作業を実施することもできない。 の案内の下に腸に導入されるやや太い管(直径5.3mm)を用いて適用される。この 管は、一方は腸の一つの環節に固着させた二つの風船の膨張を可能とし、他方は 腸の閉じ込められた部分の灌流を可能とするチャンネルを含有する。このように して、溶液中の物質を運搬し、また、残存しているが吸収されていない物質また は内因性の化合物を引き取ることが可能である。この方法は咽頭領域の局所麻酔 を必要とし、胃腸管における蠕動及び生理機能を強く阻害する。さらにこの実験 は数時間以上続けることはできず、小腸の上部にのみ接近可能である(太い管が さらに腸の下方に運ばれるなら狭窄の危険)。 管に適用されるいくつかの形のカプセルを用いる方法が記載されている。いわ ゆるワトソン−カプセル(Ferraris Medical Ltd.ロンドン、英国)は、空気を 満たした管を引っぱり、上方小腸中で引き下げられる固体のカプセルである。こ の用途は非常に限定されている(上方小腸におけるバイオプシー)。他の用途は 、先頭にループをつけた管であって、ループは腸をしっかりつかんで管を引き下 げることを可能にするだろう。そんな風にして、手術後に小腸上部道へ栄養物の 適用のための通路を確保するだろう(Banymark他、1989年)。同様な用途は膨張 可能な風船により取り囲まれた、安定化されている内側の糸を備えた管から成る 装置である(Lauterjung.スエーデン特許出願公告第448671号明細書)。それは 収縮した形で導入され、次いで液体を充填され、上方小腸に運ばれる。液体の圧 力を増加させることにより、風船は破れ、次いで管を栄養物のために用いること ができる。これらの装置は深い位置で有用である。さらなる用途はいわゆる腸鏡 検査であり、そこでは水銀または空気で満たした風船が管(Deyhle他、1972年) または可撓性の腸鏡(Seen salu,1993年)を引き下げるのに用いられる。最初の場合、管はファイバースコ ープを小腸の下方部に案内するのに用いられ、後者では腸鏡は直接に下方部小腸 に達するのに用いられる。これらの方法は結腸への投与/吸引またはそこに入る ために構築されたものではなく、そして動き回る患者または正常な活動状態の患 者には、または患者自身が制御する投与には非常に不便であろう。 進歩性に関する簡単な説明 本発明は添付した主請求項の序説の節に記載したように胃腸管全体に沿って選 択されたレベルに物質を配達または選択されたレベルから物質を除去する方法及 びこの目的を達成するために必要な備品を創造することを目的とする。本発明の 大きな利点は腸の種々のレベルで行うことができる繰り返しまたは連続的な手順 を可能にすることである。これは、本体を通る穴または空洞を備え、可撓性管と 流動体接続されている固い本体(「頭部」)を飲み込むことによって得られる。 管を体の入口または体の外に固定することにより、頭部を胃腸管の任意の部分の 選択された位置に停止させる。前記選択された位置の発見の手引きのために、管 の飲み込まれた部分の長さを示すマークを管につける。前記管及び前記穴もしく は空洞を通して液体または気体を配達または吸引する。必要なら、管及びその周 囲の腸を管及び頭部を通して、(コントラスト)媒体を注入することにより、X 線または他の放射線により可視化する。所望により、頭部は新しく選択させた位 置に移動され、前記の出来事が繰り返えされる。頭部及び管は肛門を通って腸か ら出ることも可能である。 好ましい態様では、頭部はX線に対し不透明で、管はポリエチレン製である。 管の外側表面は、唇または鼻の穴から、前記頭部の位 置への距離を示す目盛マークをつけることができる。体の外側の管は、たとえば 、患者の胸のポケットの中に入れた小さなリールに保管される。管の外部の部分 は液体を腸に配達するためまたはそこから液体を吸引するために用いられる、た とえば注入シリンジに連結する接点を有する。 本発明のいくらかの部分が、いくつかの先行する方法において見い出されると すれば、そのいずれもが、胃腸管への頭部及び管を導入する容易さ、頭部を固定 することまたは患者を自由に動かすことができることの組み合せに関して、我々 の発明が備えている簡単さと容易さとを備えていない。繰り返しまたは連続して 、そして繰り返した位置に(から)、配達または吸引する、この方法には似たも のがない。目盛のついた管を用いることは、患者の腸の「地図」が一旦分かった なら、いかなる医療の影像化様式をも用いずに、胃腸管に沿う位置確認における 高度な正確性を可能にする。従来記載された方法または備品には、たとえばその 物質の溶解度が低い時に、固体の物質の配達を可能にするものはない。これは非 常に重要な面である。 添付図面の簡単な説明 この出願には7つの図面が添付されている。図1は好ましい態様を示す。図2 a〜2dは、前記好ましい態様を用いて胃腸管の種々のレベルに溶解された薬物 質を投与した後の4患者における血漿濃度を図示する。図3は粉末物質を投与す るのに用いられる頭部の縦断面図である。図4は粉末物質の投与に用いられる他 の頭部の縦断面図である。 好ましい態様の詳細な説明 好ましい態様は図1に示されている。この装置は3つの別個の部分から成る。 すなわち、A)胃腸管を通って管3を引っぱるために用いられる、頭部を貫通す る穴2を備えた、運動性駆動(motility-driven)頭部1、B)液体及び/または 気体の運搬に用いられる、前記穴と流動体接続した、前記頭部1に固定された、 可撓性の管3、C)ポンプ及び吸引装置5、最も簡単な形は注入シリンジ、に管 を接続するために用いられる、外部接点4、たとえばLuer Lok(商標)。 A)頭部1は、比較的に硬いプラスチック材料及びまたは金属製である。頭部 における材料は好ましくは少なくともある程度、X線に対して不透明であり、こ の手段によって、頭部の胃腸管を通る道程及び頭部の存在位置を隨意に立証する ことができる。頭部は典型的な楕円形の医薬のゼラチンカプセルの形であること ができる。その長さは1〜4cmで巾は1〜2cmであるべきである。実際的な実験 は、長さ2〜3cmで直径1cm位(相当する容量2ml位)の頭部が飲み込むのに適 当で、腸がしっかりとつかむことを可能にするのに十分な大きさのサイズである ことを示した。 管3は、たとえば適当な接着剤によって頭部1に連結されている。他の製造方 法は適当な寸法のモールドを用いて管の周囲に直接プラスチックを注型すること である。 B)管3は、吐き気やのどの刺激を起こさずに、飲み込めるように十分に細く 、可撓性で滑めらかでなくてはならない。その可撓性は頭部に管3を胃腸管のす べてに沿って引っぱることを可能にする。ポリマー、たとえばポリエチレンは適 切な材料である。特に腸により形成されたループは、そうでなければ、非常に強 い抵抗を引き起こし、管を胃腸管のすべてに沿って運搬することを不可能にする 。 管の長さは適用する分野に依存して変化し得る。頭部が胃腸管全体を通り過ぎ るとすれば、5〜6mの管の長さが必要であろう。管は直径1mmを超えるべきで はないし、有用性のためには 0.4mmより小さい直径をもつべきではない。内径は 少くとも 0.2mmであるべきであって、そうでなければ流動抵抗が高くなりすぎる だろう。圧力に耐えるために、壁厚は少くとも 0.1mmであるべきである。十分に 証明された管は外径0.61mmで内径0.28mmのポリエチレン管(RORTEXLtd.Hythe、 英国、参照コード800/110/100)である。この管は胃腸管に位置したとき、可撓性 であると同時に液体及び/または気体の流通を許容するという要求を満たす。こ の種の管は接着剤に対する良好な接着性を付与するためにその表面に特殊な予備 処理を必要とするかもしれない。管の外表面には、目盛マーク、たとえば10cmご とに、を与えて、患者により飲み込まれた管の長さを示すことができる。管に液 体コントラスト媒体、たとえばOmnipak(商標)300、を投与することにより、管を 透視検査で見ることができ、コントラストが十分であるなら、腸の周囲の部分も 見ることができる。 使用に際しては、頭部1を頭部が胃に到達することを可能にする長さの管3と 共に飲み込む。その実験を長期間にわたって、連続するように計画をたてるなら 、まず、管を鼻を通して口腔に導びき、その後頭部をはめて飲み込む。特定の時 間の後、頭部は胃の蠕動運動により幽門を通って、十二指腸に達する。幽門の通 過が遅れるなら(>1時間)、運動性促進薬、たとえばメタクロプラミド、を注 入してもよい。次いで腸の正常な蠕動運動が、頭部を管といっしょに腸管に沿っ て移動させる。体の外側の管は、たとえばシャツまたは上衣の胸ポケットに入れ た小さなリールの中に保持される。所望の位置に達した時に、管をたとえば患者 の歯の一部または衣服の一片に固定し、そうすることによって、頭部は前記位置 に固定される 。胃腸管中での正確な位置の確認の必要性が非常に大でなければ、頭部の位置は 患者が飲み込んだ管の長さによって推定できる。高度な正確さが必要なら、胃腸 管における頭部の正確な位置のために透視検査を用いることができる。次いで、 所望により、コントラスト媒体を注入して、管及びさらに注入するなら、周囲の 腸をX線に対して可視とすることができる。一旦、胃腸管における選択された位 置に達するのに必要な管の正確な長さが決まったなら、後の場合に、透視検査の 必要なしに他の管を飲み込むことができ、それは患者へのX線投与量を最小にし 、そして自分自身による投与を可能にする。 この装置を用いることにより、投与は所望する限り長く続けることができる。 なぜなら、原理的には頭部は選択された位置に任意の長さの時間とどまることが できるからである。単位時間当りに与えられる物質の量は広い範囲内で変化し得 る。薬物質が局所的な病気の治療のために与えられるなら、局所化投与のため投 与量を低く維持することができる。管及び頭部の使えない容量は小さく、投与の 後にすすぐこともできるので、非常に正確な投与量を与えることができる。使え ない容量が小さいので、吸引される液体の量も十分に明確にすることができる。 普通の食物摂取が起こり、患者は普通の活動を行なうことができる。 頭部が選択された位置に所望の時間保持された時、管は切断され、それにより 頭部を連結された管と共に、胃腸管の残りの部分を通り、肛門を通って体外に運 搬させる。我々の実験では、頭部及び管を腸内に長時間(>24時間)とどめさせ ることが可能であることが分かった。我々は管を切らずに、S字結腸の深さまで 到達させた。頭部を結腸に入れる時、「軽い」頭部、すなわち、水に浮くもの、 を用いるのが好ましいようである。 C)管の外側の接点4には、最も簡単な場合には、液体及び/または気体を押 し出すか、または腸からの液体を吸入する、普通の注射シリンジを連結すること ができる。このシステムのより進歩した用途として、たとえば種々センサーの使 用または、自動制御のために、連結された装置はもちろん種々のソフトウェアア ルゴリズムを用いて制御することができる。 図2a〜2dは、前記装置により薬物質を水溶液で4人の患者に腸の2つのレ ベル、すなわち、最初は小腸の上部に、次に回盲の領域に供給した実験を示す。 a)レベル 125cmに3mg及びレベル 234cmに12mgの投与後の患者WMにおいて。 b)172cmに3mg及び 283cmに12mgの投与後の患者NBG において。 c)114cmに3mg及び 223cmに12mgの投与後の患者JRO において。 d)108cmに3mg及び 210cmに12mgの投与後の患者GAT において。 図2a〜2dは腸の種々のレベルに薬物質を配達する装置の有用性を説明する 。 発明の変更 本発明は添付された請求の範囲内で多くの方法で変更することができる。この 装置の通常の使用は、前記頭部を用いて、胃腸管内の選択された位置において、 選択された液体を任意の時間与えるか、または腸から液体を吸い出すことができ ることを包含する。これらの機能を複数回混合することも可能である。そのよう にする場合、管3を吸引と注入の間の変化、その代りに異なった物質の注入の間 の変化(たとえば物質の間の相互作用の研究のために)時に、適当な溶液ですす ぐことが重要である。 物質の投与後の体液の濃度の測定により、この装置は、腸の異な ったレベルにおける種々の物質の摂取速度及び吸収剤の測定の可能性を与える。 このようにして、用いることができる種々の薬についての個々の「腸プロフィ ル」を、たとえば医薬製剤の後の開発のために創ることができる。種々の相互作 用する可能性のある物質を加えることによる、このようなプロフィルを記録する ことも可能である。診断物質を加えた時、腸プロフィルを逸脱することは、たと えば炎症性腸病または腸の正常な機能の障害の診断に用いることができる。同様 に、吸引物を種々の化合物の含有量について分析することができる。吸引物が異 なったレベルで採取されるなら、腸液における成分についての「プロフィル」を 構築できる。 頭部1は、センサー、化学物質及び/または薬の形での積み荷についての空間 で構成することができる。利用し得る空間は、たとえば単純な物理的パラメータ ーの測定、たとえば温度及び圧力のみならず、pH、塩、酵素活性、ヘモグロビン 、血球、細菌、ウイルス、がんマーカーなどの測定のためのセンサーを含有する のに十分であるよりも大である。このようなセンサーを備えた頭部はもちろん、 投与とは別個の全く新しい物理化学の「腸プロフィル」を測定するのに用いるこ とができるだけでなく、頭部から物質の放出を外部信号で制御させることによる 自動センサー制御配達にも用いることができる。 頭部のセンサーからのシグナルは外界に組み込みワイヤレス送信機によるか、 管に加えられていた電気的もしくは光学的伝導体を用いることにより、投与前、 投与中または投与後に送信することができる。前記伝導体は、現行の管の腔の中 または管の内の余分の伝導体の腔中に入れることができる(電気的または光学的 伝導体が組み込まれた細い管は市販されている)。 頭部1をいくらか異なって構築することにより、粉末形の物質も腸内の選択さ れた位置に投与できる。このような頭部は2つの異なった方法で構築できる。す なわち; a)図3:頭部1を中空に作り、管は空洞6に終る。次に、頭部に物質を充填 し、閉鎖膜7により覆う。頭部が腸内の選択された位置に到達した時、管3内の 圧力を、たとえば管の外側端部のシリンジにより、液体または気体を導入するこ とにより増加させ、次いで、頭部1内の増加した圧力が膜7を押し去り、物質が 腸に放出されることを含む。次いで、その装置を通常のように用いることができ 、これはたとえば物質溶液の連続注入のために用いることを意味する。 b)図4:頭部1を中空に作り、管3は空洞6に終る。頭部の内部は保護膜8 (頭部の前面開口部に固定されている)により覆われている。物質を保護膜によ り形成されたポケットに充填し、頭部を閉鎖膜7で閉じる。液体または気体を注 入することにより管3内の圧力が十分に増加すると、閉鎖膜7が除去され頭部が 開口する。更に圧力を増加させると膜ポケットは逆転し、物質は腸内に移される 。この方法の利点は、頭部からすべての粉末状物質を完全に急速に空にすること が保証されることであり、欠点はこの種の頭部は次の連続的な注入に用いること ができないことである。 管3における液体または気体流れの制御はもちろん、所望の連続した時間につ いてプログラムされたコンピューターにより制御することができる。コンピュー ター制御は腸プロフィルの実施された測定または頭部内のセンサーからのシグナ ルへの反応に関連して行うことができる。 いくつかの炎症性腸病で腸に狭窄が起こり、頭部がくっつくことがあり、胃腸 管を通って肛門に全く運搬されないか、困難を伴って のみ運搬されることがあるというリスクを負う。これらの場合について、中空の 壁であって、外側が可撓性の頭部を用いることにより、投与または吸引手順の後 でそれに穴をあけて、次に口を通って胃腸管の外に戻すことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM ),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR ,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE, ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN (72)発明者 マンソン,ビキン スウェーデン国,エス−237 31 ビェー レド,ステューデントベーゲン 11 (72)発明者 ニーベルィ,ラルス スウェーデン国,エス−226 52 ルンド, ジャクトツィゲン 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.管が固定されている固い本体(以下、「頭部」という)をヒト患者または 動物に飲み込ませ、前記頭部を所望の位置に蠕動によって移動させることにより 、胃腸管内の所定の位置に物質を配達または所定の位置から物質を除去するため に前記管を導入する方法であって、 −前記頭部は、頭部を貫ぬいている穴または空洞を備え、前記管と流動体接続さ れており、前記管を体の入口または体の外に固定することにより胃腸管の任意の 部分の選択された位置に停止されており、 −前記管は、前記選択された位置の発見を案内するために管の飲み込んだ部分の 長さを示すためにマークを付されており、 −前記管及び頭部を貫ぬいている前記穴もしくは空洞を通して液体または気体を 配達または吸引し、 −必要により、(コントラスト)媒体を前記管及び頭部を通して注入することに よって、前記管及びその周囲の腸をX線または他の放射線に可視化させ、 −所望により、前記頭部を新たな選択された位置に移動させ、前記出来事を繰り 返し、 −前記頭部及び管を肛門を通って排出させる ことを特徴とする方法。 2.前記管を最初に鼻を経由して口に入れ、その後、前記頭部をはめて、次い で飲み込ませることを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.正確に既知の量の液体または気体を短時間または連続的に配達または吸引 することを特徴とする請求項1または2のいずれか1 項に記載の方法。 4.前記頭部に含有された正確な量の粉末状の物質を前記管及び頭部を通る加 圧された液体または気体により投与することを特徴とする請求項1または2のい ずれか1項に記載の方法。 5.シグナルは、液体、気体または粉末の投与または吸引の前、間または後に 、物理化学的パラメーターの測定のために腸から管を経由するか、ワイアレスシ グナル化を経由して送信され、腸に伴う測定されたパラメーターのための、また は液体、気体もしくは粉末の配達の開始もしくは停止のためのプロフィルの構築 を可能とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。 6.前記シグナル化及びプロフィルの構築を投与または吸引なしで行なうこと を特徴とする請求項5に記載の方法。 7.腸に沿っての吸収プロフィルを溶解されたまたは粉末化された形の物質の 繰り返し投与後の液体の濃度の測定により構築することを特徴とする請求項1〜 5のいずれか1項に記載の方法。 8.頭部及び管を長時間(>24時間)腸内に留めさせることを特徴とする請求 項1〜6のいずれか1項に記載の方法。 9.請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法の実施のための装置であって、 前記装置は、穴(2)または空洞(6)が貫ぬいており、穴(2)または空洞( 6)と流動体接続されている管(3)に固定されている、固い頭部(1)を含み 、前記頭部(1)の直径が前記管(3)の直径よりも大きいことを特徴とする装 置。 10.前記頭部(1)がX線不透過性であることを特徴とする請求項9に記載の 装置。 11.前記頭部(1)が水に浮いていることを特徴とする請求項9または10のい ずれか1項に記載の装置。 12.前記管(3)が可撓性ポリマー、たとえばポリエチレン製で あることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の装置。 13.前記管(3)が唇または鼻の穴から頭部(1)への距離を示す目盛マーク を有していることを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載の装置。 14.前記頭部(1)が長さ1〜4cmで、巾1〜2cmであることを特徴とする請 求項9〜13のいずれか1項に記載の装置。 15.前記頭部(1)が長さ2〜3cmで、巾約1cmであることを特徴とする請求 項14に記載の装置。 16.前記管(3)の外径が 0.4〜1mmで、内径が少なくとも 0.2mmで、壁厚が 少なくとも 0.1mmであることを特徴とする請求項9〜15のいずれか1項に記載の 装置。 17.前記管(3)の外径が 0.5〜0.7mm で、内径が0.25〜0.35mmで、壁の厚さ が約0.15mmであることを特徴とする請求項16に記載の装置。 18.前記管(3)の外側端部が、液体または気体を押し出しまたは吸引するた めの装置(5)に接点(4)によりしっかりと連結するように設計されているこ とを特徴とする請求項9〜17のいずれか1項に記載の装置。 19.前記管の外側端部が、Luer-Lok(商標)連結である接点(4)を有してい ることを特徴とする請求項18に記載の装置。 20.前記管(3)の他端は、体への入口または体の外側に管(3)を固定する ことにより前記頭部を所望の位置に係留するための構造を有していることを特徴 とする請求項9〜19のいずれか1項に記載の装置。 21.前記頭部(1)が刺し貫ぬける、可撓性の壁により外側の境界を定められ ていて、頭部の破壊をもたらすことを特徴とする請求項9〜20のいずれか1項に 記載の装置。 22.前記頭部(1)の空洞(6)が、管(3)を通って供給される液体または 気体からの圧力により取り去ることのできる膜(7)により環境から保護され、 また、それにより胃腸管へ粉末を放出することを特徴とする請求項9〜12のいず れか1項に記載の装置。 23.前記頭部(1)が物理化学的パラメーターの表示のためのセンサーを担持 することを特徴とする請求項9〜22のいずれか1項に記載の装置。 24.前記管(3)が適した電気的または光学的シグナル送信をさせる伝導体を 含有することを特徴とする請求項23に記載の装置。 25.前記頭部(1)が体の外側の受信機への遠隔測定の送信のための送信機を 担持することを特徴とする請求項23に記載の装置。
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