JPH11500291A - 可聴周波信号を符号化する方法および装置 - Google Patents

可聴周波信号を符号化する方法および装置

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JPH11500291A JP9512983A JP51298397A JPH11500291A JP H11500291 A JPH11500291 A JP H11500291A JP 9512983 A JP9512983 A JP 9512983A JP 51298397 A JP51298397 A JP 51298397A JP H11500291 A JPH11500291 A JP H11500291A
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Abstract

(57)【要約】 可聴周波信号の符号化において、低い品質およびビットレートで符号化された一方の信号と、高い品質およびビットレートで符号化された他方の信号とが復号器に伝送される。最初に、可聴周波信号は、低いビットレートで符号化され、付加符号化信号が復号器に伝送される前に、復号器に伝送される。付加符号化信号は、単独あるいは復号されるべき第1の符号化信号と共に復号器内に高品質の復号信号を供給するものである。この方法では、低品質の復号信号を、高品質の信号が復号されるより前に、復号器内に最初に発生させることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 可聴周波信号を符号化する方法および装置 本発明は、可聴周波信号又は複数の可聴周波信号を符号化するための方法及び 装置に関連し、特にたとえば、可聴周波信号又は複数の可聴周波信号を基礎とし て作られた符号化された信号が、それぞれ、低い品質で低いビットレートと、も しくはそのうえ高い品質で高いビットレートでの符号化により、任意に低い品質 又は高い品質で復号されるために復号器に伝送される、方法および装置に関する 。 将来基準MPEG−4の意味での測定可能可聴周波符号化システムは今日まだ 利用できないが、測定可能性が将来のISO MPEG−4基準の機能を補助す ることにとっての必須要件である。 一般に、測定可能性は、使用に適した信号を構成するために、符号化された可 聴周波信号を表すビットストリームの部分集合を復号することの可能性として理 解されている。この特性は、例えば、データ伝送周波数帯が、完全なビットスト リームを伝送するために必要な周波帯の幅全体を利用しない時に特に望まれる。 もう一つの例は、複雑性の低い復号器による不完全な復号である。連続的で完全 な測定可能性が望ましいが、実際の使用においては様々な不連続の測定可能性層 が定められている。 このような様々な測定可能性の型は、将来の新MPEG−4可聴周波基準のた めの要件リストの構成部分である。 ビットレート測定可能システムに関する最初の提案は、1994年のブランデ ンブルク,H.とグリル,B.の「測定可能可聴周波符号化についての最初の考 え」第9回AES会議、サンフランシスコ 1995年、プレプリントNo.3 924に説明されている。 この技術的出版物で説明されている方法において、まず、可聴周波信号は、低 いサンプリングレートで操作された可聴周波コーデックにより構成される、最も 内側のいわゆる「層」によって周波帯幅全部で符号化される。それから、最も内 側の層の復号された信号を最初の信号又は元の信号から取り去ることにより構成 された異なる信号は、付加された可聴周波符号器において、又は同じ原理で動く 二つの継続接続された可聴周波コーデックによって符号化される。個別の符号化 信号は、共通のビットストリームの中で復号器に伝送される。 これに示唆されるが解決されていない10kbps以下の信号についての主な 問題点は、適度な結果を得るために8kHsのサンプリングレートが第1段階で 必要とされることである。従って、システム全体の遅延は一秒かそれ以上の規模 のオーダーにおけるものである。 この先行技術を基礎として、符号化により引き起こされる遅延の低減が得られ るようなやり方で、最初に説明されたタイプの符号化の方法を改良発展させるこ とが本発明の目的である。 この目的は、請求項1又は請求項2による方法により満たされる。 第1の観点によれば、少なくとも一つの可聴周波信号を符号化する方法を提供 する。この方法は、高い品質での可聴周波信号の符号化で生じる遅延と比べて、 低ビットレートと少ない遅延で可聴周波信号を符号化することにより第1の符号 化信号を発生させるステップと、少なくとも一つの付加的な符号化信号を単独で 、又は復号するとすぐに高い品質で復号された信号を供給する第1の符号化信号 とともに、復号器へ伝送するよりも前に、第1の符号化信号を復号器へ伝送する ステップとを含む。 第2の観点によれば、本発明は、少なくとも一つの可聴周波信号を基礎にして 作られた符号化信号、すなわち、低い品質とビットレートで符号化された信号お よび、付加的かつ任意に、高い品質とビットレートで符号化された信号が、同じ 方法によって復号されるために復号器に伝送される、少なくとも一つの可聴周波 信号を符号化する方法を提供する。この方法は、高い品質での可聴周波信号の符 号化で生じる遅延と比べて、低ビットと少ない遅延で可聴周波信号を符号化する ことにより第1の符号化信号を発生させるステップと、高ビットレートで、第2 の符号化信号だけで、又は復号するとすぐに前記高い品質で復号された信号を供 給する第1の符号化信号とともに、可聴周波信号から得られた前記可聴周波信号 又は少なくとも一つの付加的な信号の符号化により第2の符号化信号を発生させ るステップと、第1の符号化信号を復号器へ伝送させるステップと、高い品質で の復号が要求された場合、第1の符号化信号を復号器へ伝送した後に第2の符号 化信号を復号器へ伝送するステップとを含む。 本発明に係る方法によれば、低い品質であるにもかかわらず最初の符号化作業 の遅延と本質的に同じ可聴周波データの少ない遅延での伝送という効果、および 、システム全体の遅延よりもかなり少ない遅延でのデータ接続という効果が得ら れる。 受信機側の復号器は、装置によって必要とされる全ての遅延でもって高品質の 復号信号をも作ることができる。もし、低品質、低遅延の復号信号で十分であれ ば、それは、第1の符号化信号を受信装置に伝送するだけで満足する。 従来技術に言及された基礎に基づき、本願発明によって満たされる別の目的は 、符号化によって引き起こされる遅延の低減を得る方法のような最初に示したタ イプの符号化装置の改良発展を目的とする。 この目的はクレーム9またはクレーム10による装置によって満たされる。 第3の観点によれば、本発明は、低い品質とビットレートで、また必要ならば 、それに加えて、高い品質とビットレートで符号化信号を発生させるために少な くとも一つの可聴周波信号を符号化するための符号化装置を供給する。前記装置 は、高品質で可聴周波信号を符号化することにおいて生じる遅延との比較におい て低いビットレートおよび遅延で可聴周波信号を符号化することによって第1の 符号化信号を生じさせるための第1の符号化手段と、第1の符号化信号が供給さ れる第1の復号器と、第1の符号化手段と第1の復号器とに対応した遅延を有す る第1の遅延回路と、第1の復号器の出力信号と第1の遅延回路との出力信号と の間の時間差を固定させる加算回路と、第2の符号化信号単独で、あるいは復号 することにより前記高品質で復号された信号を供給する第1の符号化信号ととも に、可聴周波信号または可聴周波信号から引き出された少なくとも一つの付加信 号を符号化することによって第2の符号化信号を生成させるための第2の符号化 手段と、第1の遅延回路によって遅延された可聴周波信号、または加算回路によ って形成された時差信号を、第2の符号化手段へ伝送する決定ステージと、第1 の符号化信号および第2の符号化信号を伝送するビットストリームマルチプレク サとを含む。 第4の観点によれば、本発明は、低い品質とビットレートをもつ符号化信号を 生成するために、少なくとも1つの可聴周波信号を符号化するための符号化装置 を提供し、任意に高い品質とビットレートをもつ符号化信号を生成するために、 次のものを有する前記装置を提供する。前記装置は、可聴周波信号をスペクトル 範囲に変換するための手段と、比較的低いビットレートをもつ第1の量子化信号 を生成するための、第1の量子化符号化ステージと、第1の量子化符号化ステー ジの下流に結合された反量子化ステージと、反量子化ステージの出力信号間のス ペクトル差を形成し、かつ可聴周波信号をスペクトル範囲に変換するためのスペ クトル加算手段と、スペクトル加算手段の出力信号に基づいて、第1の信号に比 べてより微細に量子化され、かつ第1の信号のビットレートに比べて高いビット レートをもつ第2の信号を生成するための第2の量子化符号化ステージと、第2 の量子化符号化ステージの下流に結合された遅延ステージと、第1の量子化符号 化ステージのビットストリームを、第2の量子化符号化ステージのビットストリ ーム以前に時間スタガー方式で、出力側の全ビットストリームにおいて伝送する ための、第1の量子化符号化ステージおよび遅延ステージの下流に結合されたビ ットストリームフォーマッタとを含む。 本発明に係る発明の実施の形態を添付図面を参照しつつ以下に詳細に説明する 。 図1は、本発明に係る方法を実行するための回路のブロック図を示し、ここで は時間範囲における差が確立される。 図2は、本発明に係る方法を実行するための回路のブロック図を示し、ここで は、スペクトル範囲における差が確立される。 図1に示す符号10で全体が指定された回路は、比較的低い品質と低いビット レートをもつ入力側可聴周波信号を符号化する第1の符号器11を有する。 この符号化によって生じる遅延は、後で詳しく説明するように、高い品質とビ ットレートをもつ入力側可聴周波信号の符号化操作全体のシステム全体の遅延よ りはかなり小さい。これによって生成された第1の符号化信号は、一方でビット ストリームマルチプレクサ12の入力へと直接供給され、もう一方で、前記第1 の符号器11と共にコーデックステージを構成する第1の復号器13に供給され る。 さらに、可聴周波信号は、コーデックステージ11、13の遅延に対応した遅 延で第1の遅延回路14へ伝送される。加算ポイント15において、コーデック ステージ11、13の出力信号と第1の遅延回路14の出力信号との間の時間差 が確立される。 決定ステージ16は、さらなる信号処理、例えば、高い品質とビットレートを もつ時間差信号または遅延可聴周波信号を符号化する第2の符号器18によって 符号化するなどの信号処理を行うために、スイッチ17によって、第1の遅延回 路14によって遅延された可聴周波信号か、加算ポイント15で形成された時間 差信号のどちらか一方を選択する。この符号化の間、マスキングパターンを考慮 した心理音響学的計算が、少なくとも可聴周波信号に基づいて、あるいは出来れ ば時間差信号にも基づいて行われる。第2の符号器18は、その後端に心理音響 学的モジュール19を有する。第2の符号器18の出力信号は、第2の遅延回路 20を経由して、さらにビットストリームマルチプレクサ12の入力へと伝送さ れる。 第1の符号器11のビットストリームは、第2の符号器18のビットストリー ム以前に時間スタガ方式で出力側の全ビットストリームにおいてビットストリー ムマルチプレクサ12によって伝送される。第1の符号器11によって生成され た第1の符号化信号のビットが伝送されている間、第2の符号器18による符号 化が必要な遅延を考慮して行われ、第1の符号化信号の伝送終了後に前記第2の 符号器のビットストリームが復号器に伝送される。 このように、本発明に係る方法は、第1の符号器11の遅延での低品質だが同 時に低遅延の可聴周波データの伝送を行うことができ、また、全システムの遅延 よりかなり低い遅延でのデータ結合を行うことができる。さらに、システムに必 要とされる全遅延でもって、受信側の復号器は、高品質の復号化信号を生成する こともできる。 低品質で低遅延の復号化信号で十分である場合、第1の符号器から生成された データを受信装置へ伝送するだけで十分である。 決定ステージ16は、時間差信号または遅延可聴周波信号を第2の符号器18 によってさらに処理するか否かを決定するビットを、ビットストリームマルチプ レクサ12に供給する。この付加情報の伝送によって、受信側の復号器は、信号 を正しい状態に組み立てることができる。予め決められた数のサンプリング値を もつ各タイムセクションに対して、望ましくは1ビットが伝送され、差が時間範 囲で決定されたか否かを示す。 図2は、本発明に係る方法を実行するために、図1と同様に役立つ回路のブロ ック図を符号40に示すが、ここでは、スペクトル範囲における差が確立される 。可聴周波信号は、フィルタバンク41によってスペクトル範囲に変換され、一 方では、第1の量子化符号化ステージ42に伝送され、もう一方で、スペクトル 加算ポイント43に伝送される。第1の量子化符号化ステージ42の出力信号は 、一方で、ビットストリームフォーマッタ44に供給され、もう一方で、反量子 化ステージ45に伝送される。反量子化ステージの出力信号は、スペクトル差を 形成するために、負号と共にスペクトル加算ポイント43に伝送される。 差信号は、第2の量子化符号化ステージ46へ伝送され、その出力信号は、遅 延ステージ47を経由してビットストリームフォーマッタ44へ伝送される。第 1の量子化符号化ステージ42のビットストリームは、第2の量子化符号化ステ ージ46以前に時間スタガ方式で、出力側の全ビットストリームにおいて、ビッ トストリームフォーマッタ44によって伝送される。 可聴周波信号は、マスキングパターンを考慮するため第1および第2の量子化 および符号化ステージ42,46の両方において、心理音響モデル48を介して 、考慮に入れられる。 第1の量子化ステージ42は、通常、たとえばHuffman符号を用いて、 比較的低いビットレートでより大雑把に量子化された信号を処理する。これは、 心理音響モデル48の第2の出力の制御下において行われる。この第2の出力は 、量子化誤りの可聴性を最も低い程度に維持する一方で、どの周波数でノイズレ ベルが増大できるかについての効果に対するヒントを供給する。 このステージ42の次に、より良い量子化信号が、計測要因とたとえばPCM 符号のような加算符号語とを導入することにより、ステージ46で生成される。 この着想は、なお一層高品質を持つ層のさらなる低価値ビットに拡張できる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年8月8日 【補正内容】 請求の範囲 9. 低い品質およびビットレートで、また必要ならばそれに加えて高い品質 およびビットレートで符号化された信号を発生させるために、少なくとも1つの 可聴周波信号を符号化するための符号化装置であって、 高品質で可聴周波信号を符号化する際に生じる遅れに比べて低いビットレート および少ない遅れで可聴周波信号を符号化することにより第1の符号化信号を発 生させるための第1の符号化手段(11,42)、 前記第1の符号化信号が供給される復号器(13)、 前記第1の符号化手段(11,42)と前記第1の復号器(13)の遅れに対 応した遅れを有する第1の遅延回路(14)、 前記第1の復号器(13)と前記第1の遅延回路(14)の出力信号の間の時 間的な差を確立するための加算回路(15)、 前記可聴周波信号または前記可聴周波信号から得られる少なくとも1つの付加 信号を高いビットレートで符号化し、単独でまたは前記第1の符号化信号ととも に高品質で復号された信号を供給する第2の符号化信号を発生させるための第2 の符号化手段(18,46)、および 前記第1の符号化信号と前記第2の符号化信号とが供給されるビットストリー ムマルチプレクサ(12)を含み、 前記第1の遅延回路(14)で遅れが生じる前記可聴周波信号か、前記加算回 路(15)で形成される時差信号のいずれかを前記第2の符号化手段(17)に 供給する決定ステージ(16)、 前記第2の符号化手段(18)の下流側に接続される第2の遅延回路(20) 、および 第1の符号化信号と第2の遅延回路によって遅延された第2の符号化信号が送 られるビットストリームマルチプレクサ(12)を含む、符号化装置。 10. 低い品質およびビットレートで、また必要ならばそれに加えて高い品 質およびビットレートで符号化された信号を発生させるために、少なくとも1つ の可聴周波信号を符号化するための符号化装置であって、 前記可聴周波信号をスペクトル範囲に変換するための手段(14)、 比較的低いビットレートで第1の量子化信号を発生させるための第1の量子化 ,符号化ステージ(42)、 前記第1の量子化,符号化ステージ(42)の下流側に接続される反量子化ス テージ(45)、 前記反量子化ステージ(45)および前記可聴周波信号をスペクトル範囲に変 換するための手段(41)の出力信号間のスペクトル差をつくるためのスペクト ル加算手段(43)、 前記スペクトル加算手段(43)の出力信号に基づいて、前記第1の信号と比 較してより細かく量子化され、前記第1の信号のビットレートと比較して高いビ ットレートを有する第2の信号を発生させるための第2の量子化,符号化ステー ジ(46)、 前記第2の量子化,符号化ステージ(46)の下流側に接続される遅延ステー ジ(47)、および 前記第1の量子化,符号化ステージ(42)および遅延ステージ(47)の下 流側に接続され、前記第2の量子化,符号化ステージ(46)のビットストリー ムに先立って、前記第1の量子化,符号化ステージ(42)のビットストリーム を出力側に時間的に交互となるように全てのビットストリームに送るためのビッ トストリームフォーマッタ(44)を含む、符号化装置。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年10月24日 【補正内容】 請求の範囲 1. 高品質で可聴周波信号を符号化する際に生じる遅れに比べて低いビット レートおよび少ない遅れで可聴周波信号を符号化することにより第1の符号化信 号を発生させるステップ、および 単独でまたは前記第1の符号化信号とともに、高品質の復号信号を供給する少 なくとも1つの付加符号化信号を復号器に送る前に前記第1の符号化信号を前記 復号器に送るステップを含む、少なくとも1つの可聴周波信号を符号化する方法 。 2. 少なくとも1つの可聴周波信号に基づいて、低い品質およびビットレー トで、また必要ならばそれに加えて高い品質およびビットレートで符号化されて 得られる符号化信号が、同時に復号されるために復号器に送られる、少なくとも 1つの可聴周波信号を符号化する方法であって、 高品質で可聴周波信号を符号化する際に生じる遅れに比べて低いビットレート および少ない遅れで可聴周波信号を符号化することにより第1の符号化信号を発 生させるステップ、 前記可聴周波信号または前記可聴周波信号から得られる少なくとも1つの付加 信号を高いビットレートで符号化し、単独でまたは前記第1の符号化信号ととも に高品質の復号信号を供給する第2の符号化信号を発生させるステップ、 復号器に前記第1の符号化信号を送るステップ、および 高品質で復号することを望む場合には、復号器に前記第1の符号化信号を送っ たのちに、復号器に前記第2の符号化信号を送るステップを含む、少なくとも1 つの可聴周波信号を符号化する方法。 9. 低い品質およびビットレートで、また必要ならばそれに加えて高い品質 およびビットレートで符号化された信号を発生させるために、少なくとも1つの 可聴周波信号を符号化するための符号化装置であって、 高品質で可聴周波信号を符号化する際に生じる遅れに比べて低いビットレート および少ない遅れで可聴周波信号を符号化することにより第1の符号化信号を発 生させるための第1の符号化手段(11,42)、 前記第1の符号化信号が供給される復号器(13)、 前記第1の符号化手段(11,42)と前記第1の復号器(13)の遅れに対 応した遅れを有する第1の遅延回路(14)、 前記第1の復号器(13)と前記第1の遅延回路(14)の出力信号の間の時 間的な差を確立するための加算回路(15)、 前記可聴周波信号または前記可聴周波信号から得られる少なくとも1つの付加 信号を高いビットレートで符号化し、単独でまたは前記第1の符号化信号ととも に高品質で復号された信号を供給する第2の符号化信号を発生させるための第2 の符号化手段(18,46)、および 前記第1の符号化信号と前記第2の符号化信号とが供給されるビットストリー ムマルチプレクサ(12)を含み、 前記第1の遅延回路(14)で遅れが生じる前記可聴周波信号か、前記加算回 路(15)で形成される時差信号のいずれかを前記第2の符号化手段(18)に 供給する決定ステージ(16)、および 前記第2の符号化信号に遅れを生じさせ、前記第1の符号化信号の後に前記ビ ットストリームマルチプレクサ(12)に前記第2の符号化信号を供給するため に、前記第2の符号化手段(18)の下流側に接続される第2の遅延回路(20 )を含むことを特徴とする、符号化装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グリル ベルンハルト ドイツ連邦共和国 D−91207 ラウフ アム シュバーベンバイアー 24

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 高品質で可聴周波信号を符号化する際に生じる遅れに比べて低いビット レートおよび少ない遅れで可聴周波信号を符号化することにより第1の符号化信 号を発生させるステップ、および 単独でまたは前記第1の符号化信号とともに、高品質の復号信号を供給する少 なくとも1つの付加符号化信号を前記復号器に送る前に前記第1の符号化信号を 前記復号器に送るステップを含む、少なくとも1つの可聴周波信号を符号化する 方法。 2. 少なくとも1つの可聴周波信号に基づいて、低い品質およびビットレー トで、また必要ならばそれに加えて高い品質およびビットレートで符号化されて 得られる符号化信号が、同時に復号されるために復号器に送られる、少なくとも 1つの可聴周波信号を符号化する方法であって、 高品質で可聴周波信号を符号化する際に生じる遅れに比べて低いビットレート および少ない遅れで可聴周波信号を符号化することにより第1の符号化信号を発 生させるステップ、 前記可聴周波信号または前記可聴周波信号から得られる少なくとも1つの付加 信号を高いビットレートで符号化し、単独でまたは前記第1の符号化信号ととも に高品質の復号信号を供給する第2の符号化信号を発生させるステップ、 復号器に前記第1の符号化信号を送るステップ、および 高品質で復号することを望む場合には、復号器に前記第1の符号化信号を送っ たのちに、復号器に前記第2の符号化信号を送るステップを含む、少なくとも1 つの可聴周波信号を符号化する方法。 3. 前記第1の符号化信号を復号するステップ、 前記第1の符号化信号を符号化および復号することにより発生する遅れに対応 した遅れによって前記可聴周波信号を遅らせるステップ、 差分信号を形成するために前記復号された第1の信号および前記遅れた信号を 差し引くステップ、 前記差分信号を高品質および高いビットレートで符号化するステップ、および 前記第1の符号化信号を送ったのちに、復号器に前記符号化された差分信号を 送るステップを含む、請求項1または請求項2に記載の方法。 4. 前記可聴周波信号を高品質および高いビットレートで符号化するステッ プ、および 前記第1の符号化信号を送ったのちに、復号器に前記符号化された可聴周波信 号を送るステップを含む、請求項1または請求項2に記載の方法。 5. 前記符号化された差分信号が送られるビットストリームフレームの前に 置かれたビットストリームフレームの中のビットストリームに前記第1の符号化 信号が送られる、請求項3に記載の方法。 6. 高品質で符号化された前記付加信号が送られるビットストリームフレー ムの前に置かれたビットストリームフレームの中のビットストリームに前記第1 の符号化信号が送られる、請求項4に記載の方法。 7. サンプリング値の一定の数値をもつタイムセクションにおいて、少なく とも1つの可聴周波信号の符号化により、または復号された第1の信号と遅れた 信号との差を確立することにより、高い品質およびビットレートで送られる符号 化信号がつくられることを示す情報の特定の項目が送られる、請求項3ないし請 求項5のいずれかに記載の方法。 8. 復号された第1の信号および遅れた信号の差分信号の符号化は、マスキ ングパターンを考慮するための心理音響学的計算を含み、前記心理音響学的計算 は、少なくとも1つの可聴周波信号に基づいて、または少なくとも1つの可聴周 波信号に加えて前記差分信号に基づいて行われる、請求項3に直接または間接に 従属する請求項にいずれかに記載の方法。 9. 低い品質およびビットレートで、また必要ならばそれに加えて高い品質 およびビットレートで符号化された信号を発生させるために、少なくとも1つの 可聴周波信号を符号化するための符号化装置であって、 高品質で可聴周波信号を符号化する際に生じる遅れに比べて低いビットレート および少ない遅れで可聴周波信号を符号化することにより第1の符号化信号を発 生させるための第1の符号化手段(11,42)、 前記第1の符号化信号が供給される復号器(13)、 前記第1の符号化手段(11,42)と前記第1の復号器(13)の遅れに対 応した遅れを有する第1の遅延回路(14)、 前記第1の復号器(13)と前記第1の遅延回路(14)の出力信号の間の時 間的な差を確立するための加算回路(15)、 前記可聴周波信号または前記可聴周波信号から得られる少なくとも1つの付加 信号を高いビットレートで符号化し、単独でまたは前記第1の符号化信号ととも に高品質で復号された信号を供給する第2の符号化信号を発生させるための第2 の符号化手段(18,46)、 前記第1の遅延回路(14)で遅れが生じる前記可聴周波信号か、前記加算回 路(15)で形成される時差信号のいずれかを前記第2の符号化手段(17)に 供給する決定ステージ(16)、 前記第1の符号化信号と前記第2の符号化信号とが供給されるビットストリー ムマルチプレクサ(12)を含む、符号化装置。 10. 低い品質およびビットレートで、また必要ならばそれに加えて高い品 質およびビットレートで符号化された信号を発生させるために、少なくとも1つ の可聴周波信号を符号化するための符号化装置であって、 前記可聴周波信号をスペクトル範囲に変換するための手段(14)、 比較的低いビットレートで第1の量子化信号を発生させるための第1の量子化 ,符号化ステージ(42)、 前記第1の量子化,符号化ステージ(42)の下流側に接続される反量子化ス テージ(45)、 前記反量子化ステージ(45)および前記可聴周波信号をスペクトル範囲に変 換するための手段(41)の出力信号間のスペクトル差をつくるためのスペクト ル加算手段(43)、 前記スペクトル加算手段(43)の出力信号に基づいて、前記第1の信号と比 較してより細かく量子化され、前記第1の信号のビットレートと比較して高いビ ットレートを有する第2の信号を発生させるための第2の量子化,符号化ステー ジ(46)、 前記第2の量子化,符号化ステージ(46)の下流側に接続される遅延ステー ジ(47)、および 前記第1の量子化,符号化ステージ(42)および遅延ステージ(47)の下 流側に接続され、前記第2の量子化,符号化ステージ(46)のビットストリー ムに先立って、前記第1の量子化,符号化ステージ(42)のビットストリーム を出力側に時間的に交互となるように全てのビットストリームに送るためのビッ トストリームフォーマッタ(44)を含む、符号化装置。
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