JPH11500513A - 内燃機関用燃料噴射装置 - Google Patents

内燃機関用燃料噴射装置

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JPH11500513A JP8532166A JP53216696A JPH11500513A JP H11500513 A JPH11500513 A JP H11500513A JP 8532166 A JP8532166 A JP 8532166A JP 53216696 A JP53216696 A JP 53216696A JP H11500513 A JPH11500513 A JP H11500513A
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Abstract

(57)【要約】 固体にエネルギーを蓄積する原理に従って作動し、ほとんど抵抗を受けない加速段階でエネルギーを蓄積する送出ピストン(35、24)を備えた往復ポンプとして構成された燃料噴射装置に関する。この運動エネルギーは、圧力室(66)にある燃料に急激に伝達され、噴射ノズルを介して燃料を噴射するための圧力波を生成する。この抵抗を受けない加速段階を遮断する手段は、弁体(50)と送出ピストン(35、24)に形成された弁座(57)を備えるバルブとして構成されている。前記圧力を生成するために、このバルブは圧力室を閉鎖し、送出ピストン(35、24)の運動エネルギーをこの圧力室(66)内の燃料に伝達する。前記弁座(57)と弁体(50)とは、送出ピストン(35、24)の噴射方向の前方に位置しており、前記圧力室(66)を送出ピストン(35、24)から分離している。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 内燃機関用燃料噴射装置 本発明は、固体にエネルギーを蓄積する原理(solid-state energy storage pr inciple)に従って作動する燃料噴射装置に関し、さらに詳しくは特許請求の範囲 第1項の前提部分に記載された2ストロークエンジン用の燃料噴射装置に関する 。 このような燃料噴射装置は、ヨーロッパ特許第629,265号の図13から 図19に記載されている。これらの装置は、いわゆるポンプストロークと圧力の 急激な上昇を伴ったノズル原理に従って作動する。これらの装置では、送出プラ ンジャとして機能し、軸方向の一方の側に延び、かつ電磁的に作動する噴射ポン プを有するアマーチュアの初期の加速されたストロークの部分が提供される。こ のポンプシステムにおいて燃料を送出するアーマチュアは、流体燃料に圧力形成 をすることなく移動するようになっている。この初期ストロークの間、送出プラ ンジャ及び/またはアーマチュアは、運動エネルギーを吸収しかつそれを蓄積す る。このポンプシステムの燃料流路によって確保される所定の流体スペースは、 本プロセスにおける燃料の移動に利用される。送出プランジャの抵抗のない初期 移動中の 燃料流路における突然の所定の遮断の結果及び送出プランジャのその後の移動に よって、送出プランジャと例えばスプリングで付勢されて閉鎖状態にある噴出ノ ズルとの間及び/またはそれらの中のいわゆる圧力空間とされる回路の空間的な 領域に位置する所定量の燃料に、その蓄積された運動エネルギーを与えて圧力の 急激な上昇をもたらす。この突然の遮断は、前記アーマチュアに設けられ、前記 アーマチュアの動作によって作動するバルブ装置によって引き起こされる。この 空間的な領域は、前記回路を遮断することによって形成されるか、あるいは別々 に遮断される。例えば、60バールの燃料における急激な圧力形成は、例えば1 000分の1秒という非常に短い時間の間に噴射ノズルを開放せしめ、該噴射ノ ズルを介して燃料を内燃エンジンの燃焼空間に噴射せしめる。 これらのポンプ及びノズルを有するシステムは、例えばヨーロッパ特許第62 9,265号において公知である。この装置は、電磁的に駆動される往復プラン ジャポンプ1と噴射ノズル2(図1参照)とを備えている。これらのポンプ及び ノズルシステムは、特に2ストロークエンジンにおいて実用性があることが分か った。なぜなら、2ストロークエンジンではオーバーフロー流路及び排気流路3 が同時に開放することから、掃気(scavenging)ロスのために大量の汚染物質が排 出されることが以前より知られており、また排気流路3を通って多くの燃料が流 出するため大量の 燃料が消費されるためである。上述したポンプ・ノズルシステムでは、燃料の消 費を減少し、汚染物質の排出を大幅に減少することができた。しかも、低速にお ける不規則な点火によって引き起こされる従来のエンジンの不規則な動作は、ほ とんど完全に防ぐことができた。この従来の装置では、燃料は、非常に短時間で シリンダ5の燃焼空間4に直接噴射され、より詳しくは、排気流路3がほとんど 閉鎖した状態で噴射される。また、この装置では、ポンプ及びノズルシステムを 最適化するため制御システム6が設けられており、例えばマイクロプロセッサな どにより噴射時間及び燃料噴射量などを制御するようになっている。この燃料噴 射時間は、温度センサー7や、スロットルバルブ開閉メーター8や、クランク角 度センサー9の負荷の関数として決められる。上記マイクロプロセッサは、この ポンプ及びノズルシステムによって燃料の供給を受けるプランジャ−シリンダ装 置の点火システム10をも制御する。 これらのポンプ及びノズルシステムによれば、他の2ストロークエンジンに比 べ炭化水素の排出は飛躍的に減少する。特に、低速における走行特性も同時に改 善される。また、一酸化炭素(CO)及び潤滑油用オイルの排出も非常に少量と なる。そのため、この種の2ストロークエンジンは、排出値において4ストロー クエンジンと比較できるものとなり、その一方2ストロークエンジンに特有な低 重量であって高性能を有することが可能となる。 上述したようなポンプ及びノズルシステムにおいては、燃料回路用の空間は圧 力室と送出プランジャあるいはアーマチュアに形成された空間(アーマチュア空 間)により形成される。この圧力空間は、静的圧力バルブによる圧力空間から分 離された部分的な圧力領域である。そこにおいて、アーマチュアの運動エネルギ ーが燃料に伝達され。また、アーマチュア空間は、加速されたストロークの一部 の間に、抵抗なく移動する燃料が流れることができる部分的空間領域である。 既知のポンプ・ノズルシステムによれば、アーマチュア空間はハウジングに形 成された開孔を介して燃料オーバーフロー装置あるいは燃料掃気装置に接続する ことができ、その結果、燃料は、アーマチュアの噴射動作の間及び/またはポン プ及び/またはエンジンの始動段階の間、この部分的な空間領域を通って送るこ とができる。たとえば冷却された気泡のない燃料によるこのフロッディングまた は掃気は、アーマチュア空間における気泡を含む燃料を除去せしめ、アーマチュ ア空間及びその周囲を冷却し、発熱及びキャビテーションによる気泡の形成を著 しく抑制する。 特別な状況、例えば電気的なエネルギーやアーマチュアの摩擦などによって作 動中にポンプ・ノズルシステムに発生する熱によって燃料が影響を受けた場合、 気泡が圧力空間に侵入することがある。これは、ポンプ・ノズルシステムに悪影 響を与え、特に噴射工程に悪影響を与える。 本発明の目的は、主として、ガス気泡が圧力空間に侵入することを回避するこ とにあり、特に前述したポンプ・ノズルシステムの圧力空間におけるガス気泡の 生成を回避することにある。 この目的は、請求の範囲第1項の特徴部分によって達成される。そして、本発 明の利点のある展開は、従属項に記載されている。 従って、本発明は、アーマチュア及び/または送出プランジャ部材に蓄積され たエネルギを燃料に伝達するための圧力室を備えている。この圧力室は、アーマ チュア空間またはアーマチュア領域から分離して形成されており、抵抗のない移 動を遮断するバルブがアーマチュア空間の外部に配設されている。その結果、ア ーマチュア空間で発生した熱は、直接圧力室には伝達されず、噴射プロセスの間 に圧縮される燃料の発熱及び気泡の発生のリスクを大幅に減少させる。また、圧 力室は自由にアクセス可能になており、そのためより冷却するために例えば冷却 リブ及び/または直接的な燃料送出ラインを備えることができるようになってい る。その結果、新しいかつ冷却された燃料だけが圧力室に存在するようになって いる。さらに、圧力室は、該圧力室に必ず少量の燃料だけが存在するように小容 積の設計となっており、それにより気泡の発生に関する主なリスクは既に減少し ている。 また、燃料が直接供給される小さなフラッディング空間 のために、少量の燃料だけを掃気することも必要である。 アーマチュアの二重または両側における軸方向案内は、従来のように例えばア ーマチュアが傾いて移動することにより生じる摩擦の減少をもたらし、それによ る熱の発生を減少させる。 ガス気泡による機能的な損失及び/または燃料の発熱は、ほとんど除去される 。 アーマチュアの両側を用いた軸方向の案内は、前述した問題を改善するだけで はない。ポンプ・ノズルシステムの他の従来例では、アーマチュアの両サイドの 軸方向の案内は、空間的形状の簡略化と、物理的な形状の簡略化とそれによる同 質化と、アーマチュア及び/またはポンプの組立の簡略化をもたらす。それだけ ではなく、さらに、アーマチュアの径方向振動の減少をももたらす。この径方向 振動は、従来のポンプ・ノズルシステムでは、単に片側で軸方向案内をしており また不可避かつ不必要なあそびがあったことから生じていた。また、この両側に おいて軸方向の案内を行うことは、アーマチュアの外側表面とポンプのシリンダ 内面との間において過度に高い摩擦が生じるのを減少させる。この振動は、噴射 プロセスの再現性には逆効果である。 以下、図面を参照して、本発明の好適実施例について詳細に説明する。 図面の簡単な説明 図1は、単気筒2サイクルエンジン用の燃料噴射装置の構成を示す概略図であ る。 図2は、本発明の燃料噴射装置の第1実施例の縦断面図である。 図3は、図2の噴射ポンプのアーマチュアの断面図である。 図4は、図2における噴射ポンプの弁体の断面図である。 図5は、本発明の燃料噴射装置の第2実施例の縦断面図である。 図6は、静的圧力バルブの縦断面図である。 好適実施例の説明 本発明の内燃機関用の燃料噴射装置は、電磁駆動の往復プランジャポンプ1と して構成されている。このポンプは、エネルギー蓄積原理に従って作動し、簡単 な急激な圧力上昇によって燃料が内燃機関用エンジンに噴射されるようになって いる。 本発明の往復プランジャポンプ1の第1実施例は、図2ないし図4に示されて いる。 この往復プランジャポンプ1は、円筒状のポンプケーシング15を有している 。このポンプケーシングは、本質的に細長い形状を有し、かつアーマチュア用の 開孔(内孔)16、バルブ用開孔(内孔)17及び圧力室用開孔(内孔) 18を有している。これらの孔は、ポンプケーシング15の中でそれぞれの後方 に設けられており、ポンプケーシング全体を通って伸びる通路を形成している。 すなわち、アーマチュア用内孔16は、バルブ用開孔17の噴射方向後方に設け られており、圧力室用開孔18はバルブ用開孔17の噴射方向前方に設けられて いる。これらの開孔16、17、18は、ポンプケーシング15の長手軸19に 対して同軸上に設けられている。アーマチュア用内孔16及び圧力室用開孔18 は、それぞれバルブ用開孔17よりも大きな内径を有している。そのため、アー マチュア用開孔16とバルブ用開孔17とは、第1のリング状段部21を介して 相互に分離されている。また、バルブ用開孔17と圧力室用開孔18とは、第2 のリング状段部22によって相互に分離されている。 アーマチュア用開孔16は、径方向においてアーマチュア用空間23を区画し ている。このアーマチュア用空間23には、ほぼ円筒状のアーマチュア24が配 設されており、長手軸方向において前後に移動可能となっている。このアーマチ ュア空間は、第1のリング状段部21によって軸方向前方側が区画されており、 また円筒状の閉止プラグ26の前方端面25によって後方側が区画されている。 この閉止プラグ26は、噴射方向後方において開口しているアーマチュア用開孔 16の端部にねじ込まれている。 アーマチュア24は、実質的に円筒状の部材から形成さ れており、噴射方向に位置する前方端面29と後方端面28と外周面30を有し ている。このアーマチュア24の後方端面28からほぼアーマチュア24の長手 方向の中心部にかけて、アーマチュア24の外側が後方から前方に向かって円錐 状の面を有するように、外周面30の構成材料が除去されている。アーマチュア 24は、その外周面30とアーマチュア用開孔16の内周面との間に遊びを介し て挿入されており、アーマチュア24がアーマチュア用開孔16内で前後に移動 したときに、アーマチュア24が傾いて動く間だけアーマチュア用開孔16の内 周面に接触し、その結果アーマチュア24とアーマチュア用開孔16の間の摩擦 は低く維持される。アーマチュア24に円錐面31を形成したことから、接触面 とそれによる摩擦領域はさらに減少し、その結果アーマチュア24とアーマチュ ア用開孔16の内面との間の摩擦とそれによる発熱はさらに減少する。アーマチ ュア24には、その外周面30の領域に、少なくとも1つの、好ましくは2以上 の長手軸方向に伸びる溝32が形成されている。このアーマチュア24は、図3 に示すような断面形状を有しており、横方向に配設された2つの半円状部材24 aと、これらの半円状部材24aの間の領域における2つの幅広の平坦な溝32 とを有している。連続した開孔33がアーマチュア24の長手軸方向に同心状に 設けられている。 流路空間36をなす送出プランジャパイプ35がアーマ チュア24の開孔33に挿入されている。送出プランジャパイプ35が係合する プラスチックリング37がアーマチュア24の前方端面29に接触している。こ のプラスチックリング37には、対応するベアリングリング39まで伸びる螺旋 スプリング38が前方に向けて支持されている。このベアリングリング39は、 アーマチュア用開孔16の第1のリング状段部21に支持されている。 送出プランジャパイプ35は、摩擦力によりロックされる方法でアーマチュア 24に連結されている。送出プランジャパイプ35とアーマチュア24を含むこ のユニットは、以下「送出プランジャ部材44」として説明される。この送出プ ランジャ部材44は、単一の部品から形成してもよく、また単一部材に設計して もよい。 バルブ用開孔17には、ガイドパイプ40が確実にロックした状態で設けられ ている。このガイドパイプ40は、螺旋スプリング38の内側領域においてアー マチュア用空間23の中に後方に向かって伸びている。このガイドパイプ40の 噴出方向前方端部には、外側に突出したリング状ウェブ41が設けられている。 このウェブ41は、第2のリング状段部22に後方に向かって支持されている。 このリング状ウェブ41は、完全ではないが圧力室用開孔18の内面まで径方向 に延出しており、それにより狭い円筒状のギャップ42がリング状ウェブ41と 圧力室用開孔18との間に形成されている。ガイドパイプ40は、このリン グ状ウェブ41によって後方へ向かって軸方向に移動しないように固定されてい る。 アーマチュア24に摩擦力によりロックする方法で連結されている送出プラン ジャパイプ35の前方は、ガイドパイプ40の中に向かって伸びており、またそ の後方は閉止プラグ26の軸方向めくら孔43の中に伸びている。そのため、こ の送出プランジャパイプ35は、その前方端部45及び後方端部46の両方の位 置で、噴出方向に案内されている。この細長い送出プランジャパイプ35がその 端部45及び46の両端部において案内される構成は、送出プランジャ部材44 を傾くことなく案内することができ、その結果アーマチュア24とアーマチュア 用開孔16の内面との間の好ましくない摩擦を確実に回避できる。 弁体50は、本質的に円筒状でかつ細長いピン形状の剛体から成り、前方端面 51及び後方端面52と外周面53とを有している。この弁体50は、ガイドパ イプ40の前方領域内において軸方向に変位可能に取り付けられている。弁体5 0の外径は、ガイドパイプ40の通路のクリアランス幅に対応している。この弁 体50の前方側のほぼ端部付近において、リング状ウェブ54が該弁体50の外 面53に設けられている。ガイドパイプ40のリング状ウェブ41は、弁体50 の休止位置において弁体50のリング状ウェブ54に対して当接しており、後者 がそれ以上後方に移動できないようになっている。図4に示すように、この弁 体50の外周面には、長手軸方向に伸びる3本の溝55が設けられている。そし て、リング状ウェブ54はこれらの溝55の領域を遮断している。 この弁体50の後方端面52の縁部領域は円錐形状に形成されており、送出プ ランジャパイプ35の前方端部45の端面と協働するようになっている。この送 出プランジャパイプ35の前方端部45の空間的な形状は、弁体50の後方端面 52と対応するように送出プランジャパイプ35の内縁が面取りされたものであ り、また送出プランジャパイプ35の内壁部は内側方向に幾分切り欠かれている 。この送出プランジャパイプ35は、それ故、その前方端部45によって弁体5 0に対する弁座57を形成することになる。この弁体50の後方端面52が弁座 57に着座すると、弁体50の外周領域に設けられた溝55を通る経路が遮断さ れる。 この弁体50のガイドパイプ40の外へ向かって圧力室用開孔18に突出した 領域は、圧力室部材60によって取り囲まれている。この圧力室部材60は、円 筒状壁部61と前方端壁部62とを備えており、穴又は開孔63が前記前方端壁 部62の中央に形成されている。この圧力室部材60の円筒状壁部61は、確実 にロックする態様で圧力室用開孔18に圧入されている。この場合、この圧力室 部材60は、その円筒状壁部61の自由端にある端面64がガイドパイプ40の 外側に突出するリング状ウェブ41に対 して当接するように配設されている。また、前記圧力室部材60には、圧力室6 6と燃料供給開口76との間の連通を提供する複数の径方向の開口65が形成さ れている。 この圧力室部材60は、その内部に圧力室66を区画形成している。この圧力 室66に弁体50が入り込み、圧力室66内の燃料を圧縮する。この圧力室66 は、その噴出方向後方領域を有しており、この領域は圧力室部材60の長さの約 半分以上にわたって伸びており、前方領域より大きなクリアランス幅が形成され ている。この後方領域における大きなクリアランス幅は、弁体50のリング状ウ ェブ54が小さな遊びを介して圧力室66に入り込むことができる程度の寸法と なっている。ここで、前方領域のクリアランス幅は、リング状ウェブ54から前 方に向かって伸びる弁体50の領域と該領域を取り囲む螺旋スプリング67に対 してだけ十分なスペースがある程度の寸法となっている。その結果、圧力室66 は、噴射過程の間に行われる弁体50の急激な運動の間に要求される空間よりも ほんの僅かだけ大きくなるように設計されている。 前記螺旋スプリング67の一端は、圧力室部材60の前方端壁部62の内側に 着座しており、また該スプリングの他端は、弁体50に、特にそのリング状ウェ ブ54に対して押し付けられており、その結果、このスプリングは弁体50及び 圧力室部材60を別々に押圧している。 圧力室部材60は、連結部材70によって、噴射方向前 方に向かって軸方向に固定されている。この連結部材70は、前方側が開放した 圧力室用開孔18の端部にねじ込まれている。連結部材70は、弁体50が螺旋 スプリング67によって後方に向かって常時付勢されるように、軸方向前方にお いての圧力室部材60の位置を規定している。この連結部材70の外側は、燃料 送出ライン72を接続するための開口71を有するように設計されている(図1 参照)。この連結部材70は、長手軸方向に連続した開孔73を有しており、該 開孔73内には静圧バルブ74が収容されている。この静圧バルブ74は、好ま しくは、前記圧力室部材60と隣接して設けられる。 この圧力室部材60は、その外周にリング状溝68を備えており、該溝68に はプラスチック製のシールリング69が取り付けられている。このシールリング 69は、圧力室部材60を圧力室用開孔18の内面に対してシールするものであ る。 燃料の供給のために、圧力室用開孔18の領域においてポンプケーシング15 に燃料供給開口76が設けられている。この燃料供給開口76は、圧力室部材6 0における開口65に連通することができるようになっている。ポンプケーシン グ15の外側において、前記燃料供給開口76は、燃料供給バルブ78用のソケ ット77によって取り囲まれている。この燃料供給バルブ78はソケット77の 中にねじ込まれている。この燃料供給バルブ78は、バルブケー シング79を備えた逆止弁として設計されている。このバルブケーシング79は 、2個の軸方向に並んだ開孔80、81を有している。ポンプケーシング側の開 孔80は、開孔81より大きな内径を有しており、そのためこれらの2個の開孔 の間には、球体83用の弁座82をなすリング状の段部が形成されている。この 球体83は、スプリング84によって弁座82に付勢されている。このスプリン グ84は、開孔80内で燃料供給開口76の周囲の領域においてポンプケーシン グ15に支持されている。そのため、外部から加圧状態で送られてきた燃料が弁 座82から球体83を引き離し、燃料が開孔80及び燃料供給開口76を介して 圧力室用開孔18に送り込まれる。 圧力室66から、弁体50の溝55と、送出プランジャパイプ35と弁体50 の後方端面52との間の距離と、送出プランジャパイプ35の流路空間36とを 介して、閉止プラグ26のめくら穴43まで通路が伸びている。このめくら穴( めくら開口)43は、長手軸方向に設けられており、アーマチュア用空間23の 中に開口している。このめくら穴43は、閉止プラグ26の全長の約2/3から 3/4にわたって伸びている。このめくら穴43の後方領域からは、1又は好ま しくは2以上の長い開孔が閉止プラグ26の前方端面25の外周領域89まで伸 びており、アーマチュア用空間23とめくら穴43との間で連通を提供している 。 前記第1のリング状段部21の外周領域には、燃料排出用開口として外側に伸 びる開孔90が設けられている。この開孔90は、燃料戻りライン92への接続 のための連結部材91を介して外部に伸びている(図1参照)。 この円筒状の閉止プラグ26は、その外面に、円周方向外側に突出するリング 状ウェブ93を有している。このリング状ウェブ93は、ロックリング94を軸 方向に固定するための機能をも有している。このロックリング94は、ポンプケ ーシング15あるいはロックリング94に直接隣接して設けられているコイルケ ース用円筒状部材95の外側の周りに係合している。このロックリング94は、 その断面において2個のリブ96、97を有しており、これらのリブはお互いに 直角をなすように配置されている。一方のリブ96は、ポンプケーシング15の 外側に対して押し付けられ、他方のリブ97は、外側に突出しコイルケース用円 筒状部材95に対して押し付けられている。コイルケース用円筒状部材95は、 円筒状壁部98と、該円筒状壁部98に対して横方向に連結され内向きに突出し た円筒状ベース99とから構成され、開口を有している。それにより、このコイ ルケーシング用円筒状部材95は、円筒状ベース99が後方に向けられた状態で 、円筒状壁部98がケーシング壁100に当たるまで、後方からポンプケーシン グ15の周囲に嵌合させられる。このケーシング壁100は、ポンプケーシング 15から直角方向外側に突出してお り、コイル102を保持するためのほぼ長方形の断面を有するリング状室101 を規定している。 このコイルケース用円筒状部材95及びロックリング94は、そのようにして ケーシング壁100と閉止プラグ26のリング状ウェブ93との間にクランプさ れており、それらの軸方向位置が固定されている。このロックリング94のリブ 96は、その端面の内縁が面取りされており、例えばO−リングのようなシール リング103が前記端面に形成された面取り部とリング状ウェブ93との間でク ランプされている。 コイル102は、断面がほぼ長方形をなしており、エポキシ樹脂によって形成 されほぼ断面がU字状を有する支持部材シリンダ104内に設けられている。そ のため、コイル102及び支持部材シリンダ104は、単一部品のコイルモジュ ールをなしている。この支持部材シリンダ104は、シリンダ壁105と2個の 側壁106、107を有しており、それらはシリンダ壁105から半径方向に突 出し、コイル102用の空間を規定している。このシリンダ壁105は、後部側 壁106を越えて軸方向に突出しており、その結果、該突出部の端面108と、 側壁106及び107の端面109と、円筒状の側壁106及び側壁107の内 面は、確実にロックした態様でリング状室101内に押し付けられている。 コイル102とアーマチュア用空間23の間に設けられ たポンプケーシング15の領域では、コイル102とアーマチュア24との間の 磁気的な短絡を避けるために、例えば銅、アルミニウム、ステンレススチールの ような低い磁気透過性材料110が設けられている。 図5には、本発明の噴射ポンプに係る第2の実施例が示されている。 この第2実施例に係る往復プランジャポンプ1は、長手方向の長さが第1実施 例よりも短い設計となっている。この短い設計は、実質的に、弁体として球体5 0aを使用することによって達成される。ガイドパイプ40のリング状ウェブ4 1は、休止位置において、球体50aと接触しており、球体50aはそれ以上後 方には移動できないようになっている。このリング状ウエブ41は、前記球体5 0aの形状に合うリング状の球状シート41aを有するように設計されており、 所定の状態において球体50aはロック状態でリング状ウエブ41に対して押し 付けられるようになっている。 球体50aは、滑らかな面を有しており、そのために球状シート41aには溝 41bが形成されている。これらの溝41bは、球体41aが弁座57から所定 距離に位置している場合に、圧力室66を送出プランジャパイプ35の弁座57 と球体50aの表面との間の間隙に接続する。これらの溝41bを設置すること により圧力室の掃気(scavenging)を可能とする。 この第2実施例の閉止プラグ26aは、中央部の第1開孔120を有している 。この第1開孔120は、前方端面25から伸びている。この第1開孔120の 中で送出プランジャパイプ35が案内されており、これは第1実施例の閉止プラ グ26のめくら穴43に対応する。この第1の開孔120は、閉止プラグ26a の第2の開孔121の中に開口している。これらの開孔120、121は、ポン プケーシング15及び/または閉止プラグ26aの長手軸19に対して同軸上に 配設されている。第2の開孔121は、閉止プラグ26aの後方端面122まで 伸びており、燃料戻りライン92を接続するために、連結部材91aを受け入れ るための雌ネジを有している。復帰位置においては、送出プランジャパイプ35 を掃気するための流路が、燃料供給バルブ78から圧力室66に伸びており、さ らに溝41bを介して弁座57と球体50aとの間のスペース、及び送出プラン ジャパイプ35の流路空間36を介して開孔121及び/または連結部材91a を介して燃料戻りライン92に伸びている。この流路は、従って、アーマチュア 用空間23には流れないようになっている。 アーマチュア用空間23を掃気するために、横方向の流路が設けられている。 この横方向の流路は、バルブケース79の開孔81とアーマチュア用空間23と の間に設けられ、それらを相互に連通する横方向開孔125を有している。この バルブケース79の開孔81は、燃料供給バルブ 78の外側に位置しており、供給された燃料は圧縮点を通ることなく、直接アー マチュア空間23に流入する。従って、燃料は開孔88を介してアーマチュア用 空間23から連結部材91aが取り付けられている第2の開孔121において閉 止プラグ26aの中に流入し、さらに連結部材91aを介して燃料戻りライン9 2に流入する。従って、この横方向の流路は、送出プランジャパイプ35の流路 空間36を通る流路のバイパスを形成する。 アーマチュア用空間23における発熱が大きい場合には、アーマチュア用空間 23は冷えた燃料で掃気されるので、以上の横方向流路が効果的である。このよ うな横方向流路は、例えば流れを悪くするようなバルブ内の通路や溝状の通路な どの狭窄個所を有していないので、アーマチュア用空間23の掃気を高い完全な 容積でもって行うことが可能となる。 この横方向流路を設けることにより、供給された燃料に流入圧力を与える別の 燃料ポンプを設けることなくアーマチュア用空間23を掃気することが可能とな る。これは、往復プランジャポンプ1の吸引効果により、燃料もまた横方向流路 に送られるからである。 具体的な適用例では、特に発熱が低い場合は、アーマチュア24ができるだけ 自由に移動できることを維持すべく、アーマチュア用空間23を乾燥させておく ことが好都合である。このためには、アーマチュア用空間23が燃料経路 から分離されるように、閉止プラグ26aには横方向流路開孔125及び開孔8 8のいずれも設けないようにすることができる。 以下、本発明に係る噴射装置の作用について、第1実施例に基づいて説明する 。 コイル102への通電が停止されると、アーマチュア24が螺旋スプリング3 8によって閉止プラグ26の方向に後方に押圧され、アーマチュア24の後方端 面28が閉止プラグ26に対して押し付けられる。この状態がアーマチュア24 の復帰位置(ホームポジション)であり、その位置では送出プランジャパイプ3 5に形成された弁座57が弁体50の後方端面52から所定間隔Svだけ離れた 状態にある。 この復帰位置では、流入圧力下にある燃料は、燃料タンク111から燃料ポン プ112及び燃料供給ライン113を通って燃料供給バルブ78により圧力室6 6に送られる。燃料は、この圧力室66から弁体50の外周に形成された溝55 を通り、ガイドパイプ40を介して、送出プランジャパイプ35の弁座57と弁 体50の後方端面52との間の間隙に流入し、そして送出プランジャパイプ35 の流路空間36を通って閉止プラグ26のめくら穴43に流入する。この加圧さ れた燃料は、閉止プラグ26の開孔88を通ってめくら穴43の後方端部領域か ら外部に流出する。アーマチュア24の前方及び後方のアーマチュア用空間2 3は、アーマチュア24に形成された溝32を介してお互いに連通するように接 続されている。その結果、アーマチュア用空間23全体が燃料で満たされること になる。この燃料は、開孔90と連結部材91を介して、さらに燃料戻りライン 92を介して、燃料タンク111に戻される。 従って、送出プランジャ部材44の復帰位置では、燃料供給バルブ78から、 圧力室66、送出プランジャパイプ35の流路空間36、閉止プラグ26のめく ら穴43及び開孔88、アーマチュア用空間23及び開孔90を通って連結部材 91まで伸びる燃料が流れる経路が形成される。その結果、燃料は連続的に供給 され、前記経路を介して掃気され、また圧力室には、燃料タンク11から直接新 しい冷やされた燃料が常に供給されかつ充満している。 燃料ポンプ112によって生じる流入圧力は、前記燃料経路において生じる圧 力低下よりも大きいので、往復プランジャポンプ1の連続的な掃気が確保される 。また、この流入圧力は、静圧バルブ74のゲート圧力より低く、そのため送出 プランジャ部材44の復帰位置では燃焼用空間4に燃料が送り込まれない。 電流が印加されてコイル102が励磁されると、それにより形成された磁場に より、アーマチュア24が圧力上昇あるいは噴射方向に向かって前方に移動する 。送出プランジャパイプ35の弁座57と復帰位置における弁体50の後方端面 57との間の距離に相当する長さSvにわたる初 期移動の間、スプリング38のバネ力だけがアーマチュア24及びそれに摩擦力 によるロック方法で連結された送出プランジャパイプ35に逆向きに作用する。 このスプリング38のスプリング力38は、アーマチュア24がほとんど抵抗な く動くことができるとともにアーマチュア24をその復帰位置に復帰させること ができる程度の弱さに設定されている。アーマチュア24は、燃料で満たされた 圧力空間23の中で浮かんだ状態にあるので、燃料は該アーマチュア空間23内 においてアーマチュア24の前方及び後方の任意の方向に前後に流れることがで きる。その結果、アーマチュア24に逆向きに作用する圧力は生成されない。こ の送出プランジャ部材44は、アーマチュア24と送出プランジャパイプ35を 有しており、そのため送出プランジャ部材35は連続的に加速され、運動エネル ギーを蓄積する。 初期移動の最後の部分において、送出プランジャ部材44は、その弁座57を 介して弁体50の後方端面52に衝突し、それにより弁体50は突然前方に押圧 される。送出プランジャパイプ35は、その際、弁座57を弁体50の後方端面 52に対して押し付けるので、圧力室から送出プランジャパイプ35の流路空間 36までの流路が遮断され、燃料は圧力室66から後方に逃げることができない 。そして、燃料は、圧力室66内で弁体50の初期移動によって移動させられて 圧縮される。圧力室66及び燃料供給バル ブ78の開孔80内で形成される圧力は、燃料ポンプによって送られる燃料の圧 力よりも大きいので、燃料供給バルブ78はその時点では閉鎖されている。所定 圧力から出発して、静圧バルブ74がその後で開放し、噴射ノズル2と往復プラ ンジャポンプ1との間の供給ラインにある燃料は、噴射ノズル2のゲート圧力に よって決定される所定圧力(例えば60バール)まで圧縮される。送出プランジ ャ部材44が衝突すると、送出プランジャ部材44の移動によって貯えられたエ ネルギーが圧力室66にある燃料に急激に伝達される。 噴射ノズル2は、内燃エンジンのシリンダ5の中に直接燃料を噴射する。この 燃料は、本発明の噴射装置によって達成される高い圧力によって、ノズル2によ って微細に霧化される。 静圧バルブ74は、復帰しないタイプのバルブであり、そのような復帰しない タイプのバルブは、従来より弁座に開口を有している。この弁座には、スプリン グによって剛体の弁体が押圧されるようになっている。この従来の静圧バルブ7 4は、燃料送出ライン72への流入ラインをすばやくかつ確実に閉鎖する。その ような場合、燃料送出ライン72には静圧がそのまま残り、その静圧は噴射ノズ ル2を開放する圧力よりほんのわずかだけ低くなっている。 温度変動によって、燃料送出ライン72の圧力が変動し、噴射ノズルが開放し 、燃料が所定時間噴射に内燃空間に入 り、その結果排気側のバルブの汚染がかなり増大する。 一方、燃料送出ライン72における静圧バルブ74は、気化した気泡の生成を 防ぐために、約5から10バールの特定な恒常的な圧力レベルを維持するように なっている。 このために、本発明の別の目的は、燃料が意に反して内燃空間に入り込む可能 性を排除し、特に気化した気泡の生成を防ぐ静圧バルブを提供することにある。 この目的は、請求の範囲第17項に記載された特徴を有する静圧バルブによっ て達成される。このバルブでは、燃料送出ラインへの流入ラインは、すばやくか つ確実に閉鎖され、また燃料送出ライン内では、噴射ノズルのゲート圧力より大 幅に低くかつ気化による気泡の発生を避けるのに必要なレベルよりも高いレベル の静圧が生じる。 本発明に係る静圧バルブ74は、弁体として、平坦な弾性ダイアフラムを有し ており、図6のスプリング202によって弁座装置201に対して押圧されてい る。 この静圧バルブ74の開放位置では、燃料は、静圧バルブあるいは圧力室の外 部から噴射ノズル2の方向に高圧で送られ、ダイアフラム200は弁座201か ら離れるように引き離される。このプロセスにおいて、ダイアフラム200の両 側が同じ圧力となり、ダイアフラムの両側の平坦な部分にかかる圧力がバランス のとれた状態となる。この状態では、ダイアフラムは平坦な形状となる。 静圧バルブ74の外部からの圧力が減少すると、スプリ ング202がダイアフラム200を弁座201に対して押圧し、静圧バルブ74 は所定の閉鎖圧力で閉鎖される。静圧バルブ74の外部の圧力がさらに減少した 場合、ダイアフラム200は、スプリング202の付勢力を上回る圧力によって 圧力室66の方へ向かって凸状に湾曲する。その結果、燃料送出ライン72内の 燃料は、膨張しあるいはいくらか分散し、その結果圧力レベルが減少する。従っ て、この弾性ダイアフラム200を設けることによって、静圧バルブ74が閉鎖 した後に、静圧バルブ74の閉止圧力以下にさらに圧力低下することを可能とす る。さらに、燃料送出ライン72におこる圧力変動は、ダイアフラム200の弾 性によって補償され、燃料送出ライン72における圧力の意図しない増加と、そ れによる噴射ノズルの意図しない開放を回避することができる。 好ましくは、この静圧バルブ74は、スプリング202がダイアフラム200 を弁座201の中ヘダイアフラムを支持できる範囲内で軸方向の領域に移動させ るように構成されており、そのためダイアフラム200は、スプリング202の バネ力によって常時弁座201上で湾曲した状態となっている。 ダイアフラム200は、ゴムあるいは金属から形成することができ、ゴムのダ イアフラムの場合には、ダイアフラムの強度を高める金属フレームによって便宜 的に取り囲まれる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年3月24日 【補正内容】 (差し替え頁 第1頁の訳文) 発明の名称 内燃機関用燃料噴射装置 本発明は、固体にエネルギーを蓄積する原理に従って作動する燃料噴射装置に 関し、さらに詳しくは特許請求の範囲第1項の前提部分に記載された2ストロー クエンジン用の燃料噴射装置に関する。 固体にエネルギーを蓄積する原理に従って作動する燃料噴射装置は、ヨーロッ パ特許第629,265号の図13から図19に記載されている。これらの装置 は、いわゆるポンプストロークと圧力の急激な上昇を伴ったノズル原理に従って 作動する。これらの装置では、送出プランジャとして機能し、軸方向の一方の側 に延び、かつ電磁的に作動する噴射ポンプを有するアマーチュアの初期の加速さ れたストロークの部分が提供される。このポンプシステムにおいて燃料を送出す るアーマチュアは、流体燃料に圧力形成をすることなく移動するようになってい る。この初期ストロークの間、送出プランジャ及び/またはアーマチュアは、運 動エネルギーを吸収しかつそれを蓄積する。このポンプシステムの燃料流路によ って確保される所定の流体スペースは、本プロセスにおける燃料の移動に利用さ れる。送出プランジャの抵抗のな い初期移動中の燃料流路における突然の所定の遮断の結果及び送出プランジャの その後の移動によって、送出プランジャと例えばスプリングで付勢されて閉鎖状 態にある噴出ノズルとの間及び/またはそれらの中のいわゆる圧力空間とされる 回路の空間的な領域に位置する所定量の燃料に、その蓄積された運動エネルギー を与えて圧力の急激な上昇をもたらす。この突然の遮断は、前記アーマチュアに 設けられ、前記アーマチュアの動作によって作動するバルブ装置によって引き起 こされる。この空間的な領域は、前記回路を遮断することによって形成されるか 、あるいは別々に遮断される。例えば、60バールの燃料における急激な圧力形 成は、例えば1000分の1秒という非常に短い時間の間に噴射ノズルを開放せ しめ、該噴射ノズルを介して燃料を内燃エンジンの燃焼空間に噴射せしめる。 (差し替え頁 第3頁、第3a頁、第4頁及び第4頁aの訳文) (原文第3頁第3行目以下 「Bci den oben ......」) 特別な状況、例えば電気的なエネルギーやアーマチュアの摩擦などによって作 動中にポンプ・ノズルシステムに発生する熱によって燃料が影響を受けた場合、 気泡が圧力空間に侵入することがある。これは、ポンプ・ノズルシステムに悪影 響を与え、特に噴射工程に悪影響を与える。 米国特許第5,351,893号は、電磁リニアモータによってポンププランジャを往 復駆動させる燃料噴射装置を開示している。このプランジャは、ポンプ室に移動 可能に設けられたチューブ状部材である。供給方向におけるポンププランジャの 前方端部には、ポンププランジャの送出ストロークの最後において該ポンププラ ンジャが衝突するプラグが設けられている。このポンププランジャのプラグに対 する衝突により、プランジャの送出方向前方に配置されたポンプ流路が遮断され て、該ポンプ流路にある燃料に送出圧力が作用する。この装置においては、燃料 供給流路が噴射装置の電磁駆動ユニットを通って伸びているので、新しい燃料が チューブ状ポンププランジャを介して圧縮流路(ポンプ流路)に送られる。 ドイツ特許公報第213472号、特にその出願の図3には、エネルギーを蓄積する 原理に従って作動する燃料噴射装置が開示されている。この燃料噴射装置は、圧 縮流路内に位置する燃料を圧縮しかつ噴射ノズルの外部へ該燃料を噴霧させる電 磁駆動往復プランジャ部材を有している。この往復するプランジャは、小径流路 を介して圧力室に接続されている低圧力室を貫通している。この小径流路には逆 止弁が設けられている。前記低圧力室は噴射装置の駆動ユニットに隣接して設け られている。さらにこの低圧力室は、往復プランジャ部材によって作動しかつ低 圧力室から圧縮流路に燃料を供給するように機能するダイヤフラムを有し、低圧 力室には新しい燃料が直接供給される。どちらの場合においても、燃料の一部の ほんの僅かな量が低圧力室から圧縮流路に移動するだけなので、低圧力室に位置 する燃料の大部分が低圧力室内にかなりの時間とどまり、熱せられることになる 本発明の目的は、主として、ガス気泡が圧力空間に侵入することを回避するこ とにあり、特に前述したポンプ・ノズルシステムの圧力空間におけるガス気泡の 生成を回避することにある。 この目的は、請求の範囲第1項の特徴部分によって達成される。そして、本発 明の利点のある展開は、従属項に記載されている。 従って、本発明は、アーマチュア及び/または送出プ ランジャ部材に蓄積されたエネルギを燃料に伝達するための圧力室を備えている 。この圧力室は、アーマチュア空間またはアーマチュア領域から分離して形成さ れており、抵抗のない移動を遮断するバルブがアーマチュア空間の外部に配設さ れている。その結果、アーマチュア空間で発生した熱は、直接圧力室には伝達さ れず、噴射プロセスの間に圧縮される燃料の発熱及び気泡の発生のリスクを大幅 に減少させる。また、圧力室は自由にアクセス可能になっており、さらに直接燃 料供給ラインに接続されているので、その結果新しくかつ冷却された燃料だけが 圧力室に存在するようになっている。また、さらに冷却するために、圧力室は例 えば冷却リブを備えることができるようになっている。 さらに、圧力室は、該圧 力室に必ず少量の燃料だけが存在するように小容積の設計となっており、それに より気泡の発生に関する主なリスクは既に減少している。 また、燃料が直接供給される小さなフラッディング空間のために、少量の燃料 だけを掃気することも必要である。 アーマチュアの二重または両側における軸方向案内は、従来のように例えばア ーマチュアが傾いて移動することにより生じる摩擦の減少をもたらし、それによ る熱の発生を減少させる。 ガス気泡による機能的な損失及び/または燃料の発熱 は、ほとんど除去される。 アーマチュアの両側を用いた軸方向の案内は、前述した問題を改善するだけで はない。ポンプ・ノズルシステムの他の従来例では、アーマチュアの両サイドの 軸方向の案内は、空間的形状の簡略化と、物理的な形状の簡略化とそれによる同 質化と、アーマチュア及び/またはポンプの組立の簡略化をもたらす。それだけ ではなく、さらに、アーマチュアの径方向振動の減少をももたらす。 (原文第4頁最終行) (原文第20頁のクレーム1及び2の差し替え頁の訳文) 請求の範囲 1.固体にエネルギーを蓄積する原理に従って作動し、往復プランジャポンプと して設計された燃料噴射装置であって、該燃料噴射装置は、ほとんど抵抗を受け ない加速段階の間に運動エネルギーを蓄積し、該運動エネルギーを圧力室66内 にある燃料に急激に伝達し、噴射ノズル装置を介して燃料を噴射するための圧力 の急激な上昇を作り出す送出プランジャ部材44と、前記抵抗を受けない加速段 階を遮断する手段とを備え、この手段は、弁体50と前記送出プランジャ部材4 4に形成された弁座57とを有し、急激な圧力上昇を作り出すために前記圧力室 66を閉鎖するバルブを含み、それにより前記送出プランジャ部材44の運動エ ネルギーが前記圧力室66内の燃料に伝達されるようになっており、また前記弁 座57及び弁体50は、噴射方向の前方に位置する前記送出プランジャ部材44 の端部45に配置されており、それにより前記圧力室66は、前記送出プランジ ャ部材44から空間的に分離するように設計されている燃料噴射装置において、 前記圧力室66には、燃料を供給するための燃料供給開口76が設けられており 、この燃料供給 開口76は、燃料供給ライン113に連結されており、それにより新しいかつ加 圧された燃料が前記圧力室66に送り込まれるようになっていることを特徴とす る請求の範囲第1項に記載の燃料噴射装置。 2.燃料供給開口76は、前記圧力室66を取り囲むポンプケーシング15に設 けられるとともに、燃料供給ライン113に連結されており、それにより新しい 加圧された燃料が前記圧力室66に送り込まれるようになっていることを特徴と する請求の範囲第1項に記載の燃料噴射装置 。 (原文第24頁及び第25頁のクレーム14−21の差し替え頁の翻訳文) 15.固体にエネルギーを蓄積する原理に従って作動し、ほとんど抵抗を受けな い加速段階の間に運動エネルギーを蓄積し、該運動エネルギーを圧力室66内に ある燃料に急激に伝達し、噴射ノズル装置を介して燃料を噴射するための圧力の 急激な上昇を作り出す送出プランジャ部材44を備え、それにより噴射ノズル装 置を介して燃料を噴射するための急激な圧力上昇を作り出すようになっている燃 料噴射装置において、 前記燃料噴射装置は、電磁的に作動する往復プランジャポンプ1として構成さ れており、前記送出プランジャ部材44は、アーマチュア24と細長いほぼ円筒 状のポンププランジャ及び/または細長い送出プランジャパイプ35を有してお り、このポンププランジャは摩擦力を用いてロックされる方法で前記アーマチュ アに連結され、かつ該アーマチュア24を越えて長手軸方向に伸びており、前記 円筒状のポンププランジャ及び/または送出プランジャパイプ35の端部45、 46は、それぞれ溝にロックした状態で取り付けられていることを特徴とする請 求の範囲第1項ないし第14項のいずれかに記載の燃料噴射装置。 16.前記請求の範囲第1項ないし第15項のいずれかに記載の固体にエネルギ ーを蓄積する原理に従って作動する燃料噴射装置燃料噴射装置を2ストロークの 内燃機関エンジンに燃料を噴射するために使用することを特徴とする燃料噴射装 置の使用方法。 17.さらに弁体を有する静圧バルブを有しており、前記弁体は該静圧バルブの 閉鎖時にスプリング202によって弁座201に対して弾性的に移動させられる ようになっており、前記弁体は弾性を有するダイアフラム200から形成されて いることを特徴とする前記請求の範囲第1項ないし第15項のいずれかに記載の 燃料噴射装置 。 18.前記ダイアフラム200は、円盤状の形状をなしていることを特徴とする 請求の範囲第17項又は第18項に記載の燃料噴射装置。 19.前記ダイアフラム200は、金属製の板状部材から形成されていることを 特徴とする請求の範囲第17項又は第18項に記載の燃料噴射装置。 20.前記ダイアフラム200は、金属製の枠によって取り囲まれた円盤状のゴ ムから形成されていることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の燃料噴射装 。 21.前記スプリング202は、前記ダイアフラム200を前記弁座201ない で軸方向に位置する領域に移動させることを特徴とする請求の範囲第17項ない し第20項のいずれかに記載の燃料噴射装置。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年6月6日 【補正内容】 (第2回目の第34条補正 クレーム1及び14の補正クレームの訳文) 請求の範囲 1.固体にエネルギーを蓄積する原理に従って作動し、往復プランジャポンプと して設計された燃料噴射装置であって、該燃料噴射装置は、ポンプケーシング1 5と、前記ポンプケーシング15の中に設けられ、 ほとんど抵抗を受けない加速 段階の間に運動エネルギーを蓄積し、該運動エネルギーを圧力室66内にある燃 料に急激に伝達し、噴射ノズル装置を介して燃料を噴射するための圧力の急激な 上昇を作り出す送出プランジャ部材44と、前記抵抗を受けない加速段階を遮断 する手段とを備え、この手段は、弁体50と前記送出プランジャ部材44に形成 された弁座57とを有し、急激な圧力上昇を作り出すために前記圧力室66を閉 鎖するバルブを含み、それにより前記送出プランジャ部材44の運動エネルギー が前記圧力室66内の燃料に伝達されるようになっており、また前記弁座57及 び弁体50は、噴射方向の前方に位置する前記送出プランジャ部材44の端部4 5に配置されており、それにより前記圧力室66は、前記送出プランジャ部材4 4から空間的に分離するように設計されている燃料噴射装置において、前記圧力 室66には、燃料 を供給するためにポンプケーシング15から外部へ直接連なる燃料供給開口76 が設けられており、この燃料供給開口76は、燃料供給ライン113に連結され ており、それにより新しいかつ加圧された燃料が前記圧力室66に送り込まれる ようになっていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の燃料噴射装置。 14.前記圧力室66は、噴射過程で行われる前記弁体50の急激な移動によっ 使われる空間よりも少しだけ大きいことを特徴とする請求の範囲第1項ないし 第13項のいずれかに記載の燃料噴射装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.固体にエネルギーを蓄積する原理に従って作動し、往復プランジャポンプと して設計された燃料噴射装置であって、該燃料噴射装置は、ほとんど抵抗を受け ない加速段階の間に運動エネルギーを蓄積し、該運動エネルギーを圧力室66内 にある燃料に急激に伝達し、噴射ノズル装置を介して燃料を噴射するための圧力 の急激な上昇を作り出す送出プランジャ部材44と、前記抵抗を受けない加速段 階を遮断する手段とを備え、この手段は、弁体50と前記送出プランジャ部材4 4に形成された弁座57とを有し、急激な圧力上昇を作り出すために前記圧力室 66を閉鎖するバルブを含み、それにより前記送出プランジャ部材44の運動エ ネルギーが前記圧力室66内の燃料に伝達されるようになっており、前記弁座5 7及び弁体50は、噴射方向の前方に位置する前記送出プランジャ部材44の端 部45に配置されており、それにより前記圧力室66は、前記送出プランジャ部 材44から空間的に分離するように設計されていることを特徴とする燃料噴射装 置。 2.前記圧力室66は、燃料を送るための燃料供給開口76を備えており、この 燃料供給開口76は、前記圧力室66を取り囲むポンプケーシング15に設けら れるとともに、燃料供給ライン113に連結されており、それにより新し い加圧された燃料が前記圧力室66に送り込まれるようになっていることを特徴 とする請求の範囲第1項に記載の燃料噴射装置。 3.前記燃料噴射装置は、電磁コイル102を備えた電磁的に作動する往復プラ ンジャポンプ1として構成されており、前記送出プランジャ部材44は前記電磁 コイル102によって駆動されるようになっており、該送出プランジャ部材44 はほぼ円筒状のアーマチュア24と細長い送出プランジャパイプ35とを有して おり、この送出プランジャパイプ35の端部45、46は長手軸方向においてア ーマチュア24を越えて伸びており、かつそれぞれの端部は溝にロックした状態 で取り付けられており、前記長手軸方向に移動可能になっていることを特徴とす る請求の範囲第1項又は第2項に記載の燃料噴射装置。 4.前記送出プランジャパイプ35は、摩擦力によりロックする方法によってア ーマチュア24に連結されており、前記弁座57は前記送出プランジャパイプ3 5の前方端部45に設けられていることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の 燃料噴射装置。 5.前記弁体50は、細長い実質的な円筒状の個体に形成されており、ガイドパ イプ40内で軸方向に移動可能とな っており、該弁体50はその該周に溝55を備えており、それらの溝55は長手 方向に形成され、前記圧力室66から前記送出プランジャパイプ35内の流路空 間36への通路をなしており、この通路は、前記送出プランジャパイプ35の弁 座57が前記弁体50に対して押し付けられた際に閉鎖されるようになっており 、それにより前記圧力室66が閉じられるようになっていることを特徴とする請 求の範囲第4項に記載の燃料噴射装置。 6.前記弁体50は球体50aに構成され、前記球体50aと当接し該球体がそ れ以上後方へ移動できないようにすることができる球状シート41aが設けられ 、この球状シート41aは前記圧力室66の1つから前記送出プランジャパイプ 35内の流路空間36への通路をなす少なくとも1つの溝41bを有しており、 この通路は、前記弁座57が前記弁体50に対して押し付けられた際に閉鎖され るようになっており、それにより前記圧力室66が閉じられるようになっている ことを特徴とする請求の範囲第4項に記載の燃料噴射装置。 7.前記ほぼ円筒状のアーマチュア24は、その噴射方向における前方端面29 と、後方端面28と、外周面30と、円錐状面31とを有しており、前記円錐状 面31は、アーマチュアの外側に後方から前方に向かって前記後方端面2 8からアーマチュア24の長手方向のほぼ中央にかけて形成されていることを特 徴とする請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の燃料噴射装置。 8.前記往復プランジャポンプ1は、アーマチュア用開孔16を有したポンプケ ーシング15を備えており、前記アーマチュア用開孔16内には、該アーマチュ ア用開孔16の噴射方向後方を閉止プラグ26,26aによってまた噴射方向前 方を第1のリング状段部21によって規定することにより、アーマチュア空間2 3が区画形成されており、このアーマチュア空間23内において前記アーマチュ ア24が前記電磁コイル102と該アーマチュア24をその長手方向に付勢する スプリング38とによって前後に移動するようになっており、さらに前記アーマ チュア24の外周領域には少なくとも2つの溝32が形成されており、これらの 溝32は、長手軸方向に沿って外周上を伸びておりかつで対称となるように設け られていることを特徴とする請求の範囲第3項ないし第7項のいずれかに記載の 燃料噴射装置。 9.前記アーマチュア24は、前記コイル102が非励磁状態になったときに、 スプリング38のバネ力によって復帰位置となり、そしてこの復帰位置では、前 記圧力室66から、前記弁体50の溝55及び前記送出プランジャパイ プ35の流路空間36を通りさらに前記閉止プラグ26のめくら穴43及び/ま たは1または複数の開孔88を通る加圧された燃料を供給するための連続した流 路が形成されることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の燃料噴射装置。 10.前記アーマチュア空間23は、外部に連なる開孔90及び連結部材91を 介して、燃料戻りライン92に接続されていることを特徴とする請求の範囲第9 項に記載の燃料噴射装置。 11.前記閉止プラグ26aは、燃料を前記燃料噴射装置から前記燃料戻りライ ン92に導くための連続した開孔を有していることを特徴とする請求の範囲第8 項ないし第10項のいずれかに記載の燃料噴射装置。 12.さらに、前記アーマチュア用空間23に直接燃料を送るための横方向開孔 125を有しており、また前記閉止プラグ26aは前記アーマチュア用空間23 を該閉止プラグ26aの連続した開孔に連結するための開孔88を有しており、 それにより前記アーマチュア用空間23を掃気するために横方向流路が形成され 、この横方向流路は前記送出プランジャ部材44の流路空間36とは独立してい ることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の燃料噴射装置。 13.前記圧力室66は、所定の圧力により開放し、噴射ノズル2までの燃料送 出ライン72の中の通路をクリアにする静圧バルブ74によって規定されている ことを特徴とする請求の範囲第2項ないし第12項のいずれかに記載の燃料噴射 装置。 14.前記圧力室66は、噴射過程で行われる前記弁体50の急激な移動の間に 使われる空間よりも少しだけ大きいことを特徴とする請求の範囲第1項ないし第 13項のいずれかに記載の燃料噴射装置。 15.固体にエネルギーを蓄積する原理に従って作動し、ほとんど抵抗を受けな い加速段階の間に運動エネルギーを蓄積し、該運動エネルギーを圧力室66内に ある燃料に急激に伝達し、噴射ノズル装置を介して燃料を噴射するための圧力の 急激な上昇を作り出す送出プランジャ部材44を備え、それにより噴射ノズル装 置を介して燃料を噴射するための急激な圧力上昇を作り出すようになっている燃 料噴射装置において、 前記燃料噴射装置は、電磁的に作動する往復プランジャポンプ1として構成さ れており、前記送出プランジャ部材44は、アーマチュア24と細長いほぼ円筒 状のポンププランジャ及び/または細長い送出プランジャパイプ35を 有しており、このポンププランジャは摩擦力を用いてロックされる方法で前記ア ーマチュアに連結され、かつ該アーマチュア24を越えて長手軸方向に伸びてお り、前記円筒状のポンププランジャ及び/または送出プランジャパイプ35の端 部45、46は、それぞれ溝にロックした状態で取り付けられていることを特徴 とする請求の範囲第1項ないし第14項のいずれかに記載の燃料噴射装置。 16.前記請求の範囲第1項ないし第15項のいずれかに記載の固体にエネルギ ーを蓄積する原理に従って作動する燃料噴射装置燃料噴射装置を2ストロークの 内燃機関エンジンに燃料を噴射するために使用することを特徴とする燃料噴射装 置の使用方法。 17.前記請求の範囲第1項ないし第15項のいずれかに記載のエネルギー蓄積 原理に従って作動する燃料噴射装置用の静圧バルブであって、前記圧力バルブは 、該圧力バルブの閉鎖時にスプリング202によって弁座201に対して弾性的 に移動させられる弁体を有しており、該弁体は弾性を有するダイアフラム200 から形成されていることを特徴とする燃料噴射装置用の静圧バルブ。 18.前記ダイアフラム200は、円盤状の形状をなしていることを特徴とする 請求の範囲第17項に記載の静圧バ ルブ。 19.前記ダイアフラム200は、金属製の板状部材から形成されていることを 特徴とする請求の範囲第17項に記載の静圧バルブ。 20.前記ダイアフラム200は、金属製の枠によって取り囲まれた円盤状のゴ ムから形成されていることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の静圧バルブ 。 21.前記スプリング202は、前記ダイアフラム200を前記弁座201ない で軸方向に位置する領域に移動させることを特徴とする請求の範囲第17項ない し第20項のいずれかに記載の静圧バルブ。
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