JPH1150052A - 土壌膨軟化材 - Google Patents
土壌膨軟化材Info
- Publication number
- JPH1150052A JPH1150052A JP9259444A JP25944497A JPH1150052A JP H1150052 A JPH1150052 A JP H1150052A JP 9259444 A JP9259444 A JP 9259444A JP 25944497 A JP25944497 A JP 25944497A JP H1150052 A JPH1150052 A JP H1150052A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- component
- coconut
- comparative example
- softening material
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- Pending
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- Cultivation Of Plants (AREA)
- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 土壌の耐踏圧性を向上し、最適な植栽環境を
作る土壌膨軟化材を提供する。 【解決手段】 ヤシ殻ダスト、ヤシ殻チップ、ヤシ殻繊
維の利点を生かし、ヤシ殻ダストにヤシ殻チップ、ヤシ
殻繊維を組み合わせた土壌膨軟化材。
作る土壌膨軟化材を提供する。 【解決手段】 ヤシ殻ダスト、ヤシ殻チップ、ヤシ殻繊
維の利点を生かし、ヤシ殻ダストにヤシ殻チップ、ヤシ
殻繊維を組み合わせた土壌膨軟化材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農林業、園芸業、
造園業、土木分野において、固結した土壌を膨軟化し、
土壌物理性を改良するとともに、最適な植栽環境を作る
ものに関する。
造園業、土木分野において、固結した土壌を膨軟化し、
土壌物理性を改良するとともに、最適な植栽環境を作る
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】固結した土壌の改良方法は、一般的に重
機を用いて攪拌する方法および市販されている有機資材
や無機資材を用いて混入する方法である。
機を用いて攪拌する方法および市販されている有機資材
や無機資材を用いて混入する方法である。
【0003】市販されている有機資材としては、ピート
モスが一般的であり、無機資材としては、パーライトや
珪藻土焼成粒(イソライト)が普通である。
モスが一般的であり、無機資材としては、パーライトや
珪藻土焼成粒(イソライト)が普通である。
【0004】しかし、重機による攪拌方法および有機、
無機資材による混入方法では、改良した時点では膨軟化
するが、繰り返し加えられる踏圧によって土壌が固結化
し、膨軟化した状態を長期間にわたって維持することが
困難であり、土壌物理性が徐々に悪化し、植物生育が悪
くなる。したがって、繰り返し踏圧が加えられても長期
にわたって、土壌の膨軟状態を保つ技術の開発が求めら
れている。
無機資材による混入方法では、改良した時点では膨軟化
するが、繰り返し加えられる踏圧によって土壌が固結化
し、膨軟化した状態を長期間にわたって維持することが
困難であり、土壌物理性が徐々に悪化し、植物生育が悪
くなる。したがって、繰り返し踏圧が加えられても長期
にわたって、土壌の膨軟状態を保つ技術の開発が求めら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】土壌の耐踏圧性を向上
し、最適な植栽環境を作る土壌膨軟化材を提供する。
し、最適な植栽環境を作る土壌膨軟化材を提供する。
【課題を解決するための手段】ヤシ殻ダスト、ヤシ殻チ
ップ、ヤシ殻繊維の利点を生かし、それらを配合するこ
とにより固結土壌を改良する。ヤシ殻ダストは土壌と混
合することにより団粒構造の形成を促進し、また、ヤシ
殻チップ、ヤシ殻繊維は弾力性があり、土壌の耐踏圧性
を向上できる。本発明は、ヤシ殻ダストにヤシ殻チップ
およびヤシ殻繊維を単独もしくは両者混合したものを特
徴とする土壌膨軟化材により上記課題を解決するもので
ある。
ップ、ヤシ殻繊維の利点を生かし、それらを配合するこ
とにより固結土壌を改良する。ヤシ殻ダストは土壌と混
合することにより団粒構造の形成を促進し、また、ヤシ
殻チップ、ヤシ殻繊維は弾力性があり、土壌の耐踏圧性
を向上できる。本発明は、ヤシ殻ダストにヤシ殻チップ
およびヤシ殻繊維を単独もしくは両者混合したものを特
徴とする土壌膨軟化材により上記課題を解決するもので
ある。
【0006】以下において、土壌膨軟化材の配合方法を
説明する。本発明において原料とするヤシ殻ダストにヤ
シ殻チップ、ヤシ殻繊維を組み合わせたものである。
説明する。本発明において原料とするヤシ殻ダストにヤ
シ殻チップ、ヤシ殻繊維を組み合わせたものである。
【0007】まず、請求項の記載の発明について説明す
る。ヤシ殻ダストにヤシ殻チップおよびヤシ殻繊維を単
独混入する土壌膨軟化資材。混入率は1〜90%で、好
ましくは20〜50%である。
る。ヤシ殻ダストにヤシ殻チップおよびヤシ殻繊維を単
独混入する土壌膨軟化資材。混入率は1〜90%で、好
ましくは20〜50%である。
【0008】ヤシ殻ダストにヤシ殻チップおよびヤシ殻
繊維を両方混入する土壌膨軟化資材。混入率はヤシ殻チ
ップ1〜60%、ヤシ殻繊維1〜30%で、好ましくは
ヤシ殻チップ20〜50%、ヤシ殻繊維5〜20%であ
る。
繊維を両方混入する土壌膨軟化資材。混入率はヤシ殻チ
ップ1〜60%、ヤシ殻繊維1〜30%で、好ましくは
ヤシ殻チップ20〜50%、ヤシ殻繊維5〜20%であ
る。
【0009】本発明の配合方法により得られる土壌膨軟
化材は、農林業、園芸業、造園業、土木業において土壌
改良材として使用することができる。
化材は、農林業、園芸業、造園業、土木業において土壌
改良材として使用することができる。
【0010】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。
明するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。
【0011】本発明の土壌膨軟化材および市販されてい
る土壌改良材を用いて、土性が異なる(礫土、砂土、ロ
ーム、粘土)土壌に添加し、土壌耐踏圧性および膨軟化
効果を実証した。
る土壌改良材を用いて、土性が異なる(礫土、砂土、ロ
ーム、粘土)土壌に添加し、土壌耐踏圧性および膨軟化
効果を実証した。
【0012】また、土壌膨軟化材の効果を明かにするた
めに、ヤシ殻ダストのみ比較として使用した。ここで、
ヤシ殻ダストを比較例1とし、ピートモスを比較例2と
し、パーライトを比較例3とし、イソライトを比較例4
とし、各土性の土壌を比較例5とした。
めに、ヤシ殻ダストのみ比較として使用した。ここで、
ヤシ殻ダストを比較例1とし、ピートモスを比較例2と
し、パーライトを比較例3とし、イソライトを比較例4
とし、各土性の土壌を比較例5とした。
【0013】実施例1 関東に広く分布している赤土(ローム)土壌100容積
に土壌膨軟化材(ヤシ殻チップ20%混合したヤシ殻ダ
スト)およびヤシ殻ダスト、ピートモス、パーライト、
イソライト20容積をそれぞれ添加し、一定の水分含量
に調整し、突き固め実験を行った。突き固め回数は10
回、30回、60回、90回であった。その後、土壌固
結化にもっとも関与している土壌硬度、容積重、飽和透
水係数、有効水分を測定した。それらの結果を図1に示
す。
に土壌膨軟化材(ヤシ殻チップ20%混合したヤシ殻ダ
スト)およびヤシ殻ダスト、ピートモス、パーライト、
イソライト20容積をそれぞれ添加し、一定の水分含量
に調整し、突き固め実験を行った。突き固め回数は10
回、30回、60回、90回であった。その後、土壌固
結化にもっとも関与している土壌硬度、容積重、飽和透
水係数、有効水分を測定した。それらの結果を図1に示
す。
【0014】突き固め実験はJISA1210に準じ
て、土壌の硬度、容積重、三相分布、飽和透水係数、有
効水分の測定方法は、土壌標準分析・測定法(土壌標準
分析・測定法委員会編、博友社)に準じて行った。
て、土壌の硬度、容積重、三相分布、飽和透水係数、有
効水分の測定方法は、土壌標準分析・測定法(土壌標準
分析・測定法委員会編、博友社)に準じて行った。
【0015】図1に示したように突き固めの回数の増加
にしたがって、各種改良材混合土とも土壌硬度が増加し
た。比較例3、比較例4の土壌硬度は未混入土(比較例
5)よりも固くなり、実施例(土壌膨軟化材)および比
較例1、比較例2の土壌硬度は赤土単独の場合(比較例
5)よりも柔らかくなった。突き固め回数が増加しても
実施例の土壌硬度が最も小さい結果が得られた。実施例
の耐踏圧性および膨軟化効果がほかの改良材に比べ一番
優れていることが認められた。土壌容積重は、各種改良
材とも突き固めの回数の増加にともない増加した。実施
例および各比較例の土壌容積重は赤土単独の場合よりも
小さくなり、実施例の土壌容積重がもっとも小さい結果
が得られた。また、飽和透水係数は、各種改良材とも突
き固めの回数の増加にともない減少した。実施例および
比較例の土壌飽和透水係数が赤土単独の場合よりも大き
くなり、実施例の土壌飽和透水係数がほかの改良材に比
べ一番大きい結果が得られた。有効水分は、各種改良材
とも突き固めの回数の増加にともない減少した。実施例
および比較例の土壌有効水分が赤土単独の場合よりも大
きくなり、実施例の土壌有効水分が一番大きい結果が得
られた。
にしたがって、各種改良材混合土とも土壌硬度が増加し
た。比較例3、比較例4の土壌硬度は未混入土(比較例
5)よりも固くなり、実施例(土壌膨軟化材)および比
較例1、比較例2の土壌硬度は赤土単独の場合(比較例
5)よりも柔らかくなった。突き固め回数が増加しても
実施例の土壌硬度が最も小さい結果が得られた。実施例
の耐踏圧性および膨軟化効果がほかの改良材に比べ一番
優れていることが認められた。土壌容積重は、各種改良
材とも突き固めの回数の増加にともない増加した。実施
例および各比較例の土壌容積重は赤土単独の場合よりも
小さくなり、実施例の土壌容積重がもっとも小さい結果
が得られた。また、飽和透水係数は、各種改良材とも突
き固めの回数の増加にともない減少した。実施例および
比較例の土壌飽和透水係数が赤土単独の場合よりも大き
くなり、実施例の土壌飽和透水係数がほかの改良材に比
べ一番大きい結果が得られた。有効水分は、各種改良材
とも突き固めの回数の増加にともない減少した。実施例
および比較例の土壌有効水分が赤土単独の場合よりも大
きくなり、実施例の土壌有効水分が一番大きい結果が得
られた。
【0016】これらのことから、ヤシ殻ダストにヤシ殻
チップを混合した土壌膨軟化材は、ヤシ殻ダスト単用の
場合と比較すると、ヤシ殻チップ併用により耐踏圧性を
高める効果があることが明白である。
チップを混合した土壌膨軟化材は、ヤシ殻ダスト単用の
場合と比較すると、ヤシ殻チップ併用により耐踏圧性を
高める効果があることが明白である。
【0017】実施例2 関西に広く分布しているマサ土100容積に土壌膨軟化
材(ヤシ殻チップ20%混合したヤシ殻ダスト)および
ヤシ殻ダスト、ピートモス、パーライト、イソライト2
0容積をそれぞれ添加し、一定の水分含量を調整し、突
き固め実験を行った。突き固め回数は10回、30回、
60回、90回であった。その後、土壌硬度、容積重、
飽和透水係数、有効水分を測定した。それらの結果を図
2に示す。
材(ヤシ殻チップ20%混合したヤシ殻ダスト)および
ヤシ殻ダスト、ピートモス、パーライト、イソライト2
0容積をそれぞれ添加し、一定の水分含量を調整し、突
き固め実験を行った。突き固め回数は10回、30回、
60回、90回であった。その後、土壌硬度、容積重、
飽和透水係数、有効水分を測定した。それらの結果を図
2に示す。
【0018】図2に示したように突き固めの回数の増加
にしたがって、各種改良材とも土壌硬度が増加した。比
較例2、比較例3、比較例4の土壌硬度はマサ土単独の
場合よりも固く、実施例および比較例1の土壌硬度はマ
サ土単独の場合よりも柔らかく、実施例の土壌硬度が一
番低い結果が得られた。土壌容積重は、各種改良材とも
突き固めの回数の増加にともない増加した。実施例およ
び各比較例の土壌容積重がマサ土単独の場合よりも小さ
くなり、実施例土壌容積重が一番小さい結果を得た。ま
た、飽和透水係数は、各種改良材とも突き固めの回数の
増加にともない減少した。実施例および各比較例の土壌
飽和透水係数がマサ土単独の場合よりも大きく、実施例
の土壌飽和透水係数が比較例2よりも大きい結果が得ら
れた。実施例および比較例の土壌有効水分がマサ土単独
の場合よりも大きくなり、実施例の土壌有効水分が一番
大きいことを得た。
にしたがって、各種改良材とも土壌硬度が増加した。比
較例2、比較例3、比較例4の土壌硬度はマサ土単独の
場合よりも固く、実施例および比較例1の土壌硬度はマ
サ土単独の場合よりも柔らかく、実施例の土壌硬度が一
番低い結果が得られた。土壌容積重は、各種改良材とも
突き固めの回数の増加にともない増加した。実施例およ
び各比較例の土壌容積重がマサ土単独の場合よりも小さ
くなり、実施例土壌容積重が一番小さい結果を得た。ま
た、飽和透水係数は、各種改良材とも突き固めの回数の
増加にともない減少した。実施例および各比較例の土壌
飽和透水係数がマサ土単独の場合よりも大きく、実施例
の土壌飽和透水係数が比較例2よりも大きい結果が得ら
れた。実施例および比較例の土壌有効水分がマサ土単独
の場合よりも大きくなり、実施例の土壌有効水分が一番
大きいことを得た。
【0019】このことから、礫質土の場合でも土壌膨軟
化材の膨軟化効果が優れていることが認められた。
化材の膨軟化効果が優れていることが認められた。
【0020】実施例3 沖縄に広く分布している赤色土(粘土)100容積に土
壌膨軟化材(ヤシ殻チップ20%混合したヤシ殻ダス
ト)およびヤシ殻ダスト、ピートモス、パーライト、イ
ソライト20容積をそれぞれ添加し、一定の水分含量を
調整し、突き固め実験を行った。突き固め回数は10
回、30回、60回、90回であった。その後、土壌硬
度、容積重、飽和透水係数、有効水分を測定した。それ
らの結果を図3に示す。
壌膨軟化材(ヤシ殻チップ20%混合したヤシ殻ダス
ト)およびヤシ殻ダスト、ピートモス、パーライト、イ
ソライト20容積をそれぞれ添加し、一定の水分含量を
調整し、突き固め実験を行った。突き固め回数は10
回、30回、60回、90回であった。その後、土壌硬
度、容積重、飽和透水係数、有効水分を測定した。それ
らの結果を図3に示す。
【0020】図3に示したように突き固めの回数の増加
にしたがって、各種改良材とも土壌硬度が増加した。比
較例3、比較例4の土壌硬度は赤色土単独の場合よりも
固く、実施例および比較例1、比較例2の土壌硬度は赤
色土単独の場合よりも柔らかく、実施例の土壌硬度が一
番低い結果が得られた。土壌容積重は、各種改良材とも
突き固めの回数の増加にともない増加した。実施例およ
び各比較例の土壌容積重が赤色土単独の場合よりも小さ
くなり、実施例の土壌容積重が一番小さい結果を得た。
また、飽和透水係数は、各種改良材とも突き固めの回数
の増加にともない減少した。実施例および各比較例の土
壌飽和透水係数が赤色土単独の場合よりも大きく、実施
例の土壌飽和透水係数が一番大きい結果が得られた。実
施例および各比較例の土壌有効水分が赤色土単独の場合
よりも大きくなり、実施例の土壌有効水分が一番大きい
結果が得られた。
にしたがって、各種改良材とも土壌硬度が増加した。比
較例3、比較例4の土壌硬度は赤色土単独の場合よりも
固く、実施例および比較例1、比較例2の土壌硬度は赤
色土単独の場合よりも柔らかく、実施例の土壌硬度が一
番低い結果が得られた。土壌容積重は、各種改良材とも
突き固めの回数の増加にともない増加した。実施例およ
び各比較例の土壌容積重が赤色土単独の場合よりも小さ
くなり、実施例の土壌容積重が一番小さい結果を得た。
また、飽和透水係数は、各種改良材とも突き固めの回数
の増加にともない減少した。実施例および各比較例の土
壌飽和透水係数が赤色土単独の場合よりも大きく、実施
例の土壌飽和透水係数が一番大きい結果が得られた。実
施例および各比較例の土壌有効水分が赤色土単独の場合
よりも大きくなり、実施例の土壌有効水分が一番大きい
結果が得られた。
【0021】このことから、粘土の場合でも土壌膨軟化
材の膨軟化効果が優れていることが認められた。
材の膨軟化効果が優れていることが認められた。
【0022】実施例4 砂土100容積に土壌膨軟化材(ヤシ殻チップ20%混
合したヤシ殻ダスト)およびヤシ殻ダスト、ピートモ
ス、パーライト、イソライト20容積をそれぞれ添加
し、一定の水分含量を調整し、突き固め実験を行った。
突き固め回数は10回、30回、60回、90回であっ
た。その後、土壌硬度、容積重、飽和透水係数、有効水
分を測定した。それらの結果を図4に示す。
合したヤシ殻ダスト)およびヤシ殻ダスト、ピートモ
ス、パーライト、イソライト20容積をそれぞれ添加
し、一定の水分含量を調整し、突き固め実験を行った。
突き固め回数は10回、30回、60回、90回であっ
た。その後、土壌硬度、容積重、飽和透水係数、有効水
分を測定した。それらの結果を図4に示す。
【0023】図4に示したように突き固めの回数の増加
にしたがって、各種改良材とも土壌硬度が増加した。比
較例2、比較例3の土壌硬度は砂土単独の場合よりも固
く、実施例および比較例1、比較例4の土壌硬度は砂土
単独の場合よりも柔らかくなり、実施例の土壌硬度が一
番小さい結果が得られた。土壌容積重は、各種改良材と
も突き固めの回数の増加にともない増加した。実施例お
よび各比較例の土壌容積重が砂土単独の場合よりも小さ
くなり、実施例の土壌容積重が一番小さい結果が得られ
た。また、飽和透水係数は、各種改良材とも突き固めの
回数の増加にともない減少した。突き固め回数が30の
場合に、比較例2を除いて、実施例および各比較例の土
壌飽和透水係数が砂土単独の場合よりも大きく、突き固
め回数が30回以上では、各比較例の土壌飽和透水係数
が砂土単独の場合よりも小さくなった。実施例の土壌飽
和透水係数が一番大きい結果が得られた。比較例3を除
いて実施例および各比較例の土壌有効水分が砂土単独の
場合よりも大きくなり、とくに実施例の場合土壌有効水
分が大きく増加する結果が得られた。
にしたがって、各種改良材とも土壌硬度が増加した。比
較例2、比較例3の土壌硬度は砂土単独の場合よりも固
く、実施例および比較例1、比較例4の土壌硬度は砂土
単独の場合よりも柔らかくなり、実施例の土壌硬度が一
番小さい結果が得られた。土壌容積重は、各種改良材と
も突き固めの回数の増加にともない増加した。実施例お
よび各比較例の土壌容積重が砂土単独の場合よりも小さ
くなり、実施例の土壌容積重が一番小さい結果が得られ
た。また、飽和透水係数は、各種改良材とも突き固めの
回数の増加にともない減少した。突き固め回数が30の
場合に、比較例2を除いて、実施例および各比較例の土
壌飽和透水係数が砂土単独の場合よりも大きく、突き固
め回数が30回以上では、各比較例の土壌飽和透水係数
が砂土単独の場合よりも小さくなった。実施例の土壌飽
和透水係数が一番大きい結果が得られた。比較例3を除
いて実施例および各比較例の土壌有効水分が砂土単独の
場合よりも大きくなり、とくに実施例の場合土壌有効水
分が大きく増加する結果が得られた。
【0024】以上のことから、ヤシ殻ダストとヤシ殻チ
ップを混合した土壌膨軟化材は、繰り返しの踏圧を加え
られても、各土性(礫土、砂土、ローム、粘土)の土壌
に対し土壌固結化を抑制する効果が各種土壌改良材に比
較して一番優れていることが実証された。
ップを混合した土壌膨軟化材は、繰り返しの踏圧を加え
られても、各土性(礫土、砂土、ローム、粘土)の土壌
に対し土壌固結化を抑制する効果が各種土壌改良材に比
較して一番優れていることが実証された。
【0025】
【発明の効果】本発明による土壌膨軟化材は、改良時点
での土壌膨軟化効果が高いとともに、突き固めによる土
壌硬度および容積重の増加が少なく、飽和透水係数と有
効水分の減少が少なく、耐踏圧性が極めて高い。また、
本発明の使用する原料のヤシ殻は産業廃棄物であり、廃
棄物量を低減し、有効利用ができるとともに、土壌改良
材のコストの低下に資することができる。このような土
壌膨軟化材は農林業、園芸業、造園業、土木業におい
て、固結土壌の改良および土壌耐踏圧性を向上し、最適
な植栽環境を作ることが期待される。
での土壌膨軟化効果が高いとともに、突き固めによる土
壌硬度および容積重の増加が少なく、飽和透水係数と有
効水分の減少が少なく、耐踏圧性が極めて高い。また、
本発明の使用する原料のヤシ殻は産業廃棄物であり、廃
棄物量を低減し、有効利用ができるとともに、土壌改良
材のコストの低下に資することができる。このような土
壌膨軟化材は農林業、園芸業、造園業、土木業におい
て、固結土壌の改良および土壌耐踏圧性を向上し、最適
な植栽環境を作ることが期待される。
【図1】赤土における突き固めによる土壌硬度、容積
重、飽和透水係数、有効水分の変化である。
重、飽和透水係数、有効水分の変化である。
【図2】マサ土における突き固めによる土壌硬度、容積
重、飽和透水係数、有効水分の変化である。
重、飽和透水係数、有効水分の変化である。
【図3】赤色土における突き固めによる土壌硬度、容積
重、飽和透水係数、有効水分の変化である。
重、飽和透水係数、有効水分の変化である。
【図4】砂土における突き固めによる土壌硬度、容積
重、飽和透水係数、有効水分の変化である。
重、飽和透水係数、有効水分の変化である。
Claims (1)
- ヤシ殻ダストにヤシ殻チップおよびヤシ殻繊維を単独も
しくは両者混合したものを特徴とする土壌膨軟化材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9259444A JPH1150052A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 土壌膨軟化材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9259444A JPH1150052A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 土壌膨軟化材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1150052A true JPH1150052A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=17334177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9259444A Pending JPH1150052A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 土壌膨軟化材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1150052A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005095542A1 (en) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Casetech Australia Pty Ltd | Growth medium |
| JP2006020590A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Asahi Kasei Homes Kk | 人工土壌及びその製造方法 |
| CN111278284A (zh) * | 2017-10-17 | 2020-06-12 | 花王株式会社 | 植物生长促进剂 |
| US12286384B2 (en) | 2017-10-17 | 2025-04-29 | Kao Corporation | Plant growth promoter |
-
1997
- 1997-08-05 JP JP9259444A patent/JPH1150052A/ja active Pending
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