【発明の詳細な説明】
印刷インク用の樹脂/顔料組成物の調製法交差関連出願
本出願は、1995年3月2日にファイルされた米国特許第08/396,824号の一部継
続出願である。発明の分野
本発明は印刷インキに関するものであり、特に、フレキソグラフィックやグラ
ビア印刷のインクに用いられる樹脂と顔料の組成物の製造に関するものである。発明の背景
フレキソインキやグラビアインキは、溶剤を基にしたインキであり、ローラー
またはパッドを用いて柔軟性のあるシーツ,プラスティックフォイル及び紙のロ
ールに塗られるインキである。この樹脂インキ及びそれから誘導して得られるイ
ンキが実用的に使用できるものであるためには、ポリアミド樹脂がアルコール系
の溶媒に可溶であり、しかも粘り強さ,粘着力及び光沢等を犠牲にせずに可溶化
されることが必要である。
ポリアミドやアクリルエステルポリマー等の種々のポリマーを印刷インキのビ
ークルとして使用することは、「印刷インキのビークル」と題してEncyclopedi
a of Polymer Science and Engineering,第13巻、368−398頁(John Wiley
&Sons,Inc.N.Y.,N.Y.,1988年)に記述されている。例えば、その389頁に
は、アクリルエマルジョンがインキ系に使用されることが述べられている。水を
基とするインキとして同じ目次に分類された他のインクは、エチルアルコールを
優れた要素として、少量の水及びアンモニアと共に用いられている。
大気中に存在する揮発性有機溶剤量に関する環境上の関心から、揮発性の有機
溶媒含量の低い水溶液への指向が高まった。揮発性有機溶媒含量を下げるかわり
に、脂肪酸ポリマーの性質のようなポリアミド樹脂の別の望ましい性質を維持し
たまま、バインダーとして用いるポリアミド樹脂の水に対する溶解性を向上させ
なければならない。
米国特許第3,253,940号及び3,224,893号には、脂肪酸ポリマーのポリアミド樹
脂が、アルコール系の溶媒、特に、エタノールを用いる組成物に使用されたこと
が記載されている。そこでは、アルコール溶媒中のポリアミドのワニスは約35重
量%非揮発性の固形分であった。
前記の特許では、通常のアルコール溶媒を用いる樹脂が提供されている。しか
し、環境問題への関心が高まるにつれて揮発性アルコール溶媒等からの大気中へ
の放出を抑制する努力がなされている。このような放出を抑制する方法として、
米国特許第3,776,865号に記述されている、水−還元性(water-reducible)脂肪
酸ポリマーのポリアミドを使用する方法が挙げられる。
そこに開示されているように、この方法は、酸成分として脂肪酸や他のジカル
ボン酸のポリマーを用い、アミン成分としてイソフォロンジアミンのみ又はアル
キレンジアミン、即ちエチレンジアミンのような通常のジアミンとの混合物を用
いた、脂肪酸ポリマーのポリアミドの酸性停止による方法である。
酸停止は、100当量のカルボン酸に対し約50〜75当量のアミンを用いて
行われる。n−プロピルアルコールのようなアルコール溶媒中の樹脂ワニスは、
約40重量%非揮発性の固形分であることが記載されている。
酢酸やプロピオン酸のような低級の脂肪族1塩基酸と、あるアミンとの組み合
わせを用いた脂肪酸ポリマーのポリアミドについての記載が、他の米国特許第R
e.28,533号に見られる。この樹脂はエタノールへの溶解性が悪く60%であり、
多くの場合50%以下である。
環境基準が益々厳しくなって来ており、この基準に応じた樹脂を提供する努力
が続けられている。顔料インキに調合される55〜60%の、好ましくは60%
以上の高い固形性のワニスは、溶媒の放射を抑制するための溶媒放射基準に合格
する。米国特許第4,508,868号には、脂肪酸のポリマーとジアミンとから調製し
たポリアミドが開示されている。このポリアミドは、酸成分として不飽和脂肪酸
モノマーを含み、8〜20の酸価(acid value)好ましくは10〜15の酸価を
持つ酸停止生産物を与えるようなカルボン酸と、アミンとを必要とする。この様
な樹脂は固形性60%以上のアルコール系インキワニスに使用される。
しかし、脂肪酸ポリマーから調製したポリアミド樹脂は、大抵の場合満足する
性質を持っているが、インキやワニスに使用すると望ましい水への可溶性及び分
散性を示さない。従って、揮発性有機溶媒含量の低い樹脂の硬さと水への溶解性
とを改良すべく努力がなされてきた。米国特許第4,683,262号には、脂肪酸ポリ
マーのポリアミド樹脂のそのような欠点を克服する試みが記載されている。該特
許には、脂肪酸のポリマーを本質的に含まず、フレキソグラフィックやグラビア
インキのバインダーとともに使用する際の水への溶解性が改良されたポリアミド
が開示されている。このような樹脂は一般的には受け入れられるものではあるが
、樹脂の硬さや非粘着性の点でさらに改善する余地があった。
米国特許第4,722,963号及び第4,820,765号には、酸成分に芳香族ジカルボン酸
を用いることによって、本質的に脂肪酸のポリマーがなく、フレキソグラフィッ
ク/グラビアインキのバインダーとして有用な、さらに改良されたポリアミド樹
脂が開示されている。芳香族ジカルボン酸を使用すると、上記の米国特許第4,50
8,868号または第4,683,262号に記載されているように、初期の樹脂の長所を維持
したまま、硬さまたは非粘着性の点で改良された樹脂が得られる。このように、
米国特許第4,722,963号及び第4,820,765号には、X当量パーセントの酸成分とZ
当量パーセントのアミン成分から生成された樹脂組成物が記載されている。ここ
で酸成分は芳香族ジカルボン酸のみ、または2〜25の炭素数の脂肪族ジカルボ
ン酸との混合物からなる。そしてアミン成分は、ジアミンのみ,モノアルカノー
ルアミンのみ,もしくはジアミンとモノアルカノールアミンとの混合物から成り
、Z:Xの比は1以下であって酸価が約35以上のポリアミドが得られるように
なっている。前記ジアミンは、アルキレンジアミンまたは約250以上の平均分
子量を有するポリエーテルジアミンであるとき、前記酸又はアミン成分中に共重
合する酸またはアミンを含み、前記ポリエーテルジアミンは前記アミン成分中に
25当量パーセントの共重合するアミンを過剰に含む。好ましいポリアミドはZ
:Xの比が約0.9以下であり、更に好ましくは約0.5〜0.85であり、最
も好ましくは約0.65〜0.85である。発明の要約
本発明は、印刷インキの調製に有用な分散顔料を調製する方法に関するもので
あり、前記方法は分散性バインダー樹脂組成物からなる水系の溶媒に顔料を分散
することからなる。前記水系溶媒は、本質的に揮発性有機溶媒を含まず、前記分
散性バインダー樹脂は、本質的に、X当量パーセントの酸成分とZ当量パーセン
トのアミン成分の混合物の反応生成物とからなる。ここで酸成分は、芳香族ジカ
ルボン酸のみ、または炭素数2〜25の脂肪族ジカルボン酸との混合物からなり
、前記アミン成分は、ジアミンとモノアルカノールアミン(monoalkanol amine)
との混合物からなり、Z:Xの比は1以下であって酸価が約35以上のポリアミ
ドが得られるようになっている。
本発明は、本発明の顔料分散組成物からなる印刷インキとその調製方法に関す
るものである。印刷インキの調製方法は、バインダー樹脂からなり本質的に揮発
性有機溶媒を含まない水系の組成物に本発明の分散顔料を分散させることからな
る。ある実施例では、水系の組成物中のバインダー樹脂は、分散バインダー樹脂
と同一または類似したポリアミド樹脂である。別の実施例では、水系の組成物は
、アクリル性のエマルジョン、例えば、担体樹脂の存在下で、アクリルアクリレ
ート,アルキルメタクリレート,アクリルアクリレートまたはアルキルメタクリ
レートと重量的に少量の1またはそれ以上の共重合用のコモノマーとの混合物か
らなるグループから選んだ1以上のモノマーのサスペンジョン重合によって得ら
れる水分散性のアクリル樹脂である。
本発明は、また、生地の表面を上述の印刷インキからなる組成物に接触させ、
さらに前記表面を乾燥して、前記表面に接触した前記インキの固形状のフイルム
を形成することからなる生地の印刷方法に関するものである。発明の詳細な説明
ある一面から見ると、本発明は印刷インキの調製に有用な分散顔料の調製方法
に関するものである。最も広い概念から、本方法は、分散性バインダー樹脂組成
物からなり、本質的に揮発性有機溶媒を含まない水系の溶媒に顔料を分散させる
ことからなる。
分散性のバインダー樹脂は、本質的にX当量パーセントの酸成分とZ当量パー
セントのアミン成分との混合物の反応生成物からなる。ここで酸成分は、芳香族
ジカルボン酸のみ、または炭素数2〜25の脂肪族ジカルボン酸との混合物から
なり、前記アミン成分は、ジアミンとモノアルカノールアミン(monoalkanol am
ine)との混合物からなる。そして、Z:Xの比は1以下であって、酸価が約3
5以上のポリアミドが得られるようになっている。分散性のバインダー樹脂はこ
のようにポリアミド樹脂である。
本発明の有用なポリアミド樹脂は、アミン成分と酸成分の混合物を重合するこ
とによって得られる。樹脂は、アミン成分と比較して過剰のジカルボン酸が用い
られるという点で酸停止樹脂である。もし1塩基酸を重合停止剤として使用した
い時は、限られた非常に少量のみ使用すべきである(10以下、好ましくは5当
量パーセント以下)。なぜならば、この1塩基酸があるとポリアミド樹脂の性質
に悪い影響が見られるからである。アミン成分の当量と酸成分の当量の比は1以
下であり、好ましくは約0.9以下、さらに好ましくは約0.50〜0.85、
最も好ましくは約0.65〜0.85である。アミン成分の当量を考慮するとき
、アルカノールアミンの水酸基も考慮しなければならない。なぜならば、この水
酸基も酸成分のカルボキシル基と反応してエステル基を持つポリエステルアミド
、即ち、ポリアミドを生成するからである。従って、アミン成分の当量に関して
言及する場合は、水酸基とアミンの両者の当量がアミン成分の当量として考えら
れることになる。
本発明のポリアミド樹脂に関して前述したように、芳香族ジカルボン酸は単独
または共重合する脂肪族ジカルボン酸と混合して用いられる。一般的には、使用
される芳香族ジカルボン酸は8〜16の炭素を含む。このような酸としては、フ
タル酸,イソフタル酸,テレフタル酸,ジフェン酸,ナフタレンジカルボン酸が
ある。好ましくは、イソフタル酸とテレフタル酸とが挙げられる。
芳香族ジカルボン酸と共に用いてもよい脂肪族ジカルボン酸としては、長鎖の
酸を持つ炭素数2〜25の脂肪族ジカルボン酸が挙げられる。例示すれば、炭素
数13以上、最も好ましくは炭素数16〜21の酸が挙げられる。このジカルボ
ン酸としては直鎖脂肪族の酸のみならず、分枝アルキル鎖と脂環式構造を分子内
に持つ酸も含まれる。従って、エタン二酸から始まる通常の短鎖の酸,アゼライ
ン酸,アジピン酸,セバシン酸のような通常の脂肪族ジカルボン酸が含まれる。
また、ヘプタデカンジカルボン酸(C19の酸)のようなより長鎖のジカルボン酸
や、アクリル酸と共役エチレン不飽和結合をもつ脂肪酸とのDiels-Alder反応
生成物、例えばWestvaco(Charleston Heights、SC)からWestvaco diaci
dとして入手できる2−n−ヘキシル−5−(7−カルボキシル−n−ヘプチル
)−シクロヘキシ−3−エン(C21二酸)カルボン酸等も含まれる。ヘプタデカ
ンジカルボン酸はよく知られている化合物であり、オレイン酸の既知のカルボキ
シル化反応により得られる。これらの酸に関しては米国特許第3,781,234号に言
及されている。一方、この米国特許は1,8−または1,9−ヘプタデカンジカル
ボン酸の調製に関しドイツ特許第1,006,849号に言及している。
以上のように、芳香族ジカルボン酸は単独もしくは脂肪族ジカルボン酸との混
合物として用いられる。脂肪族カルボン酸が用いられるときは、酸成分の最高約
50当量パーセントの量、または芳香族と脂肪族のジカルボン酸の当量比が1対
1になるように用いられる。換言すれば、酸成分は(a)50〜100当量パー
セントの芳香族ジカルボン酸と(b)0〜50当量パーセントの脂肪族ジカルボ
ン酸からなる。
前述したように、本発明のポリアミドは、本質的に脂肪酸ポリマーのない混合
物から調製される。長鎖多塩基酸の性質を持つこの脂肪酸のポリマーについては
、米国特許第3,776,865号及び第3,157,681号に記述されている。この脂肪酸のポ
リマーは不飽和脂肪酸の重合により得られる。本発明の樹脂を修飾する必要があ
る場合は、この脂肪酸のポリマーを最高約5当量パーセントの少量用いてもよい
。しかし、好ましくは脂肪酸のポリマーを用いるべきではない。
本発明のポリアミド樹脂を生成するために用いられるジアミンは、芳香族また
は脂肪族,環式や複素環式のものであってもよい。好ましくは、アミン成分は、
2〜25の脂肪族炭素を有する脂肪族のジアミンを少なくともひとつ含むか、ま
たは下記に述べるようなアルカノールアミンを含む。好ましいジアミンは種々の
グループに分けることができ、その混合物を用いてもよい。芳香族または複素環
式グループのアミンとしてピペラジンやキシレンジアミンを使用してもよい。脂
環式グループのアミンとしては、8〜12の脂肪族炭素を有する環状の脂肪族ア
ミン、例えば、イソフォロンジアミンを用いてもよい。一般式:H2N−R−
NH2で表される短鎖のアルキレンジアミンからなる別の好ましいグループがあ
る。ここでRは炭素数2〜8のアルキレン基である。Rは枝別れのものでも直鎖
のものでもよいが、直鎖の基のほうが好ましい。短鎖アルキレンジアミンの具体
的な例としては、エチレンジアミン,ジアミノプロパン,ジアミノブタン,ヘキ
サメチレンジアミン等がある。別のグループとして市販されている短鎖ポリエー
テルジアミンがある。これは一般式:
H2N−R'−(O−R')x−O−R'−NH2
で表される。ここでR'は2〜6の炭素を含むアルキレン基であり、好ましくは
エチレン或いはイソプロピレン基である。xは、平均分子量が約400以下、好
ましくは約250以下になるように0〜5の整数であり、好ましくは1または2
である。市販されているポリエーテルジアミンとしては、ポリオキシプロピレン
ジアミンとして発売されているJeffamineD-230及び400がある。
本発明で単独もしくは芳香族,脂肪族または複素環式ジアミンとの混合物とし
て用いられるモノアルカノールアミンとしては、2〜6の炭素を含み枝別れもし
くは直鎖であり一般式:OH−R"−NH2で表されるものがある。ここでR"は
2〜6の炭素を有するアルキレン基である。短鎖モノアルカノールアミンの具体
例としては、エタノールアミン,プロパノールアミン,ブタノールアミン等が挙
げられるが、エタノールとプロパノールアミンとの生成物が好ましい。樹脂は、
ジカルボン酸成分とアミン成分との混合物を用い既知の方法により二酸とジアミ
ンとを重合してポリアミドを生成することにより得られる。一般的には、二酸成
分とアミン成分の混合物が、アミド生成反応副生成物の水を除去する装置のつい
た容器中で100〜250℃の温度に加熱される。このような容器の例としては
、反応液から水を除去するための蒸留塔と冷却器のついた反応容器がある。
典型的には、反応混合物は、用いられる反応物が揮発して損失しないように最
初は低温度で加熱され、その後高い温度に上げられる。このように、約140℃
で約1時間加熱し、その後約210〜250℃の温度に上げて1.0〜3.0時
間反応させる。好ましくは、最後の1時間は真空下で反応させる。
混合物の重合度は、高い酸値のポリアミドが得られるようにアミン対酸の比の
選択とともにコントロールされる。ポリアミドの酸値は約35以上、さらに好ま
しくは50以上、即ち、特別な酸とアミンの組成に依存して約50〜250の間
の値になるべきである。
分散顔料中の分散樹脂バインダーの量は、分散顔料とそれから調製されるイン
キに望まれる正確な性質に依存して、大きく変わってもよい。典型的には、分散
顔料中の分散樹脂バインダーの量は、重量で約5%〜約50%、さらに典型的に
は分散顔料の全重量の約10%〜約25%となる。
本発明のポリアミド樹脂は、アンモニアまたは有機アミンを含む水系の溶媒に
溶かされて、本発明のバインダー組成物を生成する。この樹脂は、溶媒の重量に
基づいて約30〜40%の量の固形樹脂として溶媒に加えられる。典型的には、
水系の溶媒はアンモニアのみを含むが、アンモニアの代わりに、またはアンモニ
アと共に、酸停止ポリアミドとの塩を形成する作用をもつ1級,2級,3級アミ
ン等の適当な有機アミンを用いることができる。有機アミンの具体例としては、
2−(N,N−ジメチルアミノ)エタノールや2−(N,N−ジエチルアミノ)
エタノールのようなジアルキルアミノアルカノールが挙げられる。
水溶液中には、選択したポリアミド樹脂を可溶化するのに充分な量のアンモニ
アまたは有機アミンが存在する。一般的には、アンモニアまたは有機アミンはポ
リアミドの酸基を理論的に中和するのに充分な量水溶液中に存在する。即ち、ア
ンモニアまたは有機アミンの量は化学量論的にポリアミドの酸価と等しいかまた
は大きい。例えば、ジメチルアミノエタノールの77.4%溶液は化学量論的に
、約70の酸価を持ち約40%の固形樹脂として用いられるポリアミド樹脂と等
価である。大過剰の有機アミンの使用は、有機アミンが保存処理したバインダー
に残留してバインダーの水抵抗性に悪影響を与えるので避けるべきである。
分散液は、典型的には本質的に、例えば、2〜4の炭素数の短鎖脂肪族アルコ
ール、例えば、エタノール,n−プロパノール,イソプロパノール,n−ブタノ
ールのような低級アルカノールのような有機溶媒を含まない。これらの溶媒は、
分散液やそれから調製されるインキの揮発性有機溶媒内容物(a.k.a.VOC)と
なり、環境上よくない。
上記のバインダーは、フレキソグラフィック/グラビア用のインキ組成物とし
て特に有用である。この樹脂は、硬く非粘着性の製品が望まれる場合にコーティ
ング組成物として有用である。また、柔らかくいくらか粘着性の製品の場合、互
いへの粘着が望まれる2個の柔軟な基質を接着するのに有用である。インキ組成
物として用いられるときは、本発明のバインダー組成物にフレキソグラフィック
/グラビア用のインキ顔料を分散させてインキが調製される。
このように、本発明の印刷インキの別の内容物として顔料(pigment)あるい
は着色剤(colorant)がある。本明細書では「着色剤顔料(colorant pigment)」
という一般名が特に用いられる。なぜならば、これが異なる色(即ち、白(無色
)または黒及び/または灰色のような反対色)を組成物に与える顔料と染料の両
者を指すように考えられたからである。着色剤を使用する目的は、生地に目で見
て同定できる印が現れるように、生地の色とインキの色の間にコントラストを与
えることである。
分散液の顔料は典型的には着色剤の顔料となる。即ち、この顔料は、顔料分散
液,この顔料分散液から調製した印刷インキ,及びそのような印刷インキで印刷
した生地の表面等に色を与える。本発明に用いられる着色剤顔料としては、典型
的には、紫,オレンジ,緑,茶,及び有機黄や赤以外の色等と同様に、黒,有機
赤(organic red),有機黄,無機赤(inorganic red),無機黄,及び有機青等
が含まれる。有用な顔料としては、例えば、フェライトイエローオキシド,レッ
ドアイロンオキシド,フェリックアイロンオキシドブラウン(これはレッド,イ
エロー,ブラックアイロンオキシドの混合物である),タンオキシド(これは同様
の混合物である。),生シェンナ(row sienna)及び焼シェンナ,生及び焼きアン
バー,コパーフタロシアニングリーン及びブルー(copper phthalo cyanine gre
en and blue)、DNAオレンジ(ジニトロアニリンオレンジ#5),カーボンブラ
ック,ランプブラック,トルイジンレッド,パラコールレッド(バーントレッド
とマルーンレッド),メタパラニトロトルイジエンやキナクリドンのアゾカップ
リング生成物のハンザイエロー,マジェンタ,及びバイオレット等が挙げられる
。顔料としてはフレキソグラフィックで典型的に用いられる以下のものであって
もよい。即ち、モノアゾイエロー(例えば、Clピグメントイエロー3,5,98番
),ジアリリドイエロー(例えば、Clピグメントイエロー12,13,14番),ピラゾ
ロンオレンジ,パーマネントレッド2G,リトールルビン4B,ルビン2B,レ
ッドレイクC,
リトールレッド,パーマネントレッドR,フタロシアニングリーン,フタロシア
ニンブルー,パーマネントヴァイオレット,チタニウムジオキシド,カーボンブ
ラック等が挙げられる。
乳白化顔料を本発明の分散着色剤顔料に加えることができる。本発明の目的と
しては、白色の乳白化顔料は着色剤顔料であるとはみなされない。乳白化顔料は
、一般的に少なくとも約1.8の屈折率を有する顔料である。典型的な白色の乳
白化顔料としては、ルチル(rutile)やアナタース型酸化チタンがある。
分散物は、さらに、しばしば不活性物とみなされている非乳白化充填剤、また
は増量剤の顔料を含むことができ、カオリナイトクレー,シリカ,タルク,雲母
,バライト,炭酸カルシウム,他の通常使われる充填顔料のようなクレーを含む
ことができる。全ての充填または増量用の顔料は、かなり低い屈折率を持ち、一
般的には乳白化顔料以外の顔料として考えられる。
本発明の分散顔料は、望ましい全PVC(顔料容積含有量)を持つ水系の分散液
が得られるように、着色剤顔料とともに充填/増量用の顔料を含んでもよい。P
VC値は、典型的には約5%〜60%の間である。
本発明の分散顔料は以下のように調製される。顔料が、バインダー樹脂の溶液
と混合され、適当に調整された粘度で、ボールミル,サンドミル,高せん断,流
体流ミル,Cowles Dissolver,Katy Mill等のようなものを用いて分散される
。分散化の工程は顔料の粒子を非凝集化することであり、分散バインダー樹脂は
非凝集化した顔料の粒子を水溶液で湿らす。このように湿らすと顔料の粒子は再
凝集し難くなる。
本発明はまた、本発明の分散顔料組成物からなる印刷インキと、その調製方法
に関するものである。印刷インキの調製方法は、バインダー樹脂からなり本質的
に揮発性有機溶媒を含まない水系の組成物に、本発明の分散顔料を分散させるこ
とからなる。このインキは、典型的には、おおよそ等しい、即ち、約2:1から
約1:2の重量比の分散顔料と分散させる組成物からなる。さらに分散させる組
成物は、典型的には主成分(少なくとも50重量%)の水とマイナー成分の固形樹
脂(少なくとも約5重量%、より典型的には約10〜約40%、さらにより典型
的には約20〜約35%)からなる。分散させる組成物も、また典型的には、本
質的
に揮発性有機溶媒を含まない。このように本発明によって提供される印刷インキ
は、本質的に水系の溶媒と、バインダー樹脂と、前もって決められた色を印刷イ
ンキ組成物に付与するのに充分な量の着色剤顔料とからなる。この組成物には本
質的に揮発性有機溶媒を含まない。
ある実施例においては、水系組成物のバインダー樹脂は分散バインダー樹脂と
同一または類似のポリアミド樹脂である。別の実施例では、水系組成物は、アク
リルエマルジョンである。その例としては、アルキルアクリレート,アルキルメ
タクリレート,主成分としてアルキルアクリレートまたはアルキルメタクリレー
トとマイナー成分として1種以上のコモノマーとの混合物からなるグループから
選択された一種以上のモノマーを、担体樹脂の存在下でサスペンジョン重合して
得られる水に分散可能のアクリル樹脂などがある。
このように、本発明の印刷インキはバインダー樹脂としてアクリレートポリマ
ーを含んでもよい。このポリマーは、アクリル酸とmクリル酸のエステルとに由
来する繰り返し単位を持つ。このようなエステルは、「アクリル酸及びメタクリ
ル酸のエステルポリマー」と題して、Encyclopedia of Polymer Science and
Engineering,第1巻、234−299頁(John Wiley&Sons、Inc.,N.Y.,N.Y
.,1985年)に記載され、その開示がここに参考文献として取り込まれる。また、
このポリマーは、エチレン性の不飽和カルボン酸やビニル芳香族性のモノマーを
無制限に含む他のモノマーに由来する繰り返し単位を有していてもよい。ビニル
芳香族性の化合物は「スチレンポリマー」と題して、Encyclopedia of Polyme
r Science and Engineering,第16巻、1−21頁(John Wiley&Sons、Inc.,
N.Y.,N.Y.,1989年)に記載され、そのような酸の例は「アクリル酸及びメタ
クリル酸のエステルポリマー」と題して、Encyclopedia of Polymer Science
and Engineering,第1巻、211−234頁(John Wiley&Sons、Inc.,N.Y.,
N.Y.,1985年)に記載され、その開示がここに参考文献として取り込まれる。
有用なアクリレート,メタクリレートの例としては、メチル,エチル,n−プ
ロピル,イソプロピル,n−ブチル,イソブチル,sec−ブチル,n−アミル,
イソアミル,t−アミル,n−ヘキシル,2−エチルブチル,シクロヘキシル,
2−ヘプチル,n−オクチル,2−エチルヘキシル,n−デシル,n−ウンデシ
ル
等が含まれる。そのようなモノマーの潜在的有用性は、この開示に用いられる従
来の技術を用いて、ポリマーの柔らかさを最適化するためにそのようなモノマー
を使用できることである。このように、これらポリマーの有用性のひとつの尺度
はどの程度の柔らかさのポリマーが欲しいのかということに依存しているが、こ
のことは、同時に、少なくともある部分は他のモノマー単位が何であるかという
こと及びその量に依存している。モノマーの柔軟化または可塑化の尺度は、その
モノマーのホモポリマーのガラス転移点(Tg)を調べることにより知ることがで
きる。一般的には、可塑化モノマーは、モノマーのホモポリマーが約−30℃以
下のガラス転移点(Tg)を示すようなものである。このように、3〜11の炭素
の直鎖アルキルまたは5〜11の炭素の枝別れ鎖のアルキルのアクリレートが、
一般的にはポリマーの可塑化に有用である。t−ブチルアクリレートのポリマー
は、比較的に高いTgを示すので、t−ブチルアクリレートモノマーの使用は有
利になりそうもない。
ビニル芳香族化合物としては、8〜12の炭素のモノビニル芳香族炭化水素や
ハロゲン置換芳香族基を有するそのハロゲン化誘導体が挙げられる。その例とし
ては、スチレン,α−メチルスチレン,ビニルトルエン(例えば、m−メチルス
チレンとp−メチルスチレンとの重量比60:40の混合物),m−メチルスチ
レン,p−メチルスチレン,p−エチルスチレン,p−n−プロピルスチレン,
p−イソプロピルスチレン,p−ter−ブチルスチレン,o−クロロスチレン,
p−クロロスチレン,α−メチル−m−メチルスチレン,α−メチル−p−メチ
ルスチレン,ter−ブチルスチレン,α−メチル−o−クロロスチレン,α−メ
チル−p−クロロスチレン等が挙げられる。
上述の好ましいアルキルアクリレートやメタクリレートが、本発明のインキビ
ークルを調製する際、別にコモノマーを加えないで好んで用いられる。一方、ア
クリルモノマーとのコモノマーとして少ない割合で(例えば、全モノマーの10
重量%以下で)使用される他のモノエチレン性不飽和重合モノマーが、本発明の
ポリマーを調製する際、特に、インキビークル以外の用途に有用であろう。この
モノマーの例としては、ビニリデンハライド,ビニルハライド,アクリロニトリ
ル,m−アクリロニトリル,及びビニルフォルメート,ビニルアセテート,ビニ
ルプ
ロピオネートのようなビニルエステル、さらにエチレンとこのようなビニルエス
テルとの混合物、ジエチレングリコールモノエチル、またはモノブチルエーテル
メタクリレートのようなアクリル酸やメタクリル酸とアルコールエーテルとのエ
ステル、β−アクリロキシプロピオン酸やアクリル酸のオリゴマーのC1〜C10
アルキルエステル、スチレンやアルキル置換スチレン,α−メチルスチレンなど
のビニル芳香族化合物、エチレンとプロピレン,ブチレン,ペンテン等のような
他のアルキルオレフィンとの混合物、メチルビニルエーテル,エチルビニルエー
テル,ビニル−2−メトキシエチルエーテル,ビニル−2−クロロエチルエーテ
ル等のようなビニルエーテル等が挙げられる。
このほかのモノエチレン不飽和重合コモノマーで本発明のポリマーを調製する
のに有用と思われるものとしては、2−ヒドロキシメチルメタクリレート,2−
ヒドロキシエチルアクリレート,3−ヒドロキシプロピルメタクリレート,ブタ
ンジオールアクリレート,3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルアクリレート,
2−ヒドロキシプロピルアクリレート,2−ヒドロキシプロピルメタクリレート
等が挙げられる。有用なモノマーのさらにこの他の例としては、不飽和脂肪族ジ
カルボン酸の部分エステルや、特にそのような酸のアルキルハーフエステル等が
ある。このような部分エステルの例としては、イタコン酸,フマル酸,マレイン
酸等のアルキルハーフエステルがある。ここでアルキル基の炭素数は1〜6であ
る。このグループの化合物の代表的なものとしては、イタコン酸メチル,イタコ
ン酸ブチル,フマル酸エチル,フマル酸ブチル,マレイン酸メチルがある。粘着
性を増すコモノマーのような他のコモノマーもまた少量用いてもよい。このモノ
マーはアクリル酸モノマーと共重合してポリマーを形成する。
α,β−エチレン不飽和カルボン酸で、本発明のポリマーを調製するのにコモ
ノマーとして有用なものの例としては、アクリル酸,β−アクリロキシプロピオ
ン酸,アクリル酸の高級オリゴマー,それらの混合物,メタクリル酸,イタコン
酸,アコニット酸,クロトン酸,シトラコン酸,マレイン酸,フマル酸,α−ク
ロロアクリル酸,けい皮酸,メサコン酸及びそれらの混合物等が挙げられる。
コーティングに使用するための、エマルジョン重合による水系の分散ポリマー
の調製は、よく知られている技術である。エマルジョン重合の実施方法は、G.
Poehleinにより「エマルジョン重合」と題してEncyclopedia of Polymer Sc
ience and Technology,第6巻、1−51頁(John Wiley&Sons、Inc.,N.Y.,
N.Y.,1986年)に記載され、その開示がここに参考文献として取り込まれる。従
来のエマルジョン重合技術を、本初明の水系分散ポリマーの調製に使用してもよ
い。
このように、モノマーは、アニオン系,カチオン系,または非イオン系の分散
試薬、例えば、全モノマーの重量に対し約0.05〜10重量%の分散試薬を用
いて、エマルジョンにされる。アニオン系と非イオン系のエマルジョン化試薬の
コンビネーションを用いてもよい。ヒドロキシエチルセルロース,メチルセルロ
ース,ポリビニルアルコールのような高分子量のポリマーを、ポリアクリル酸ポ
リマーのようなポリエレクトロライトと同様に、エマルジョン安定化剤や保護コ
ロイドとして用いてもよい。カチオン系の分散試薬としては、ラウリル−ピリジ
ニウムクロライド,セチルジメチルアミンアセテート,アルキルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロライド(ここでアルキル基は8〜18の炭素鎖のもの)等が挙
げられる。アニオン系の分散試薬としては、例えば、ソディウムラウリルサルフ
ェート等のような高級脂肪アルコールのサルフェート,イソプロピルベンゼンス
ルフォネート,イソプロピルナフタレンスルフォネートのナトリウム塩,カリウ
ム塩のようなアルキルアリルスルフォネート,ソディウムオクチルスルフォサク
シネートのようなアルカリ金属高級アルキルスルフォサクシネート,ソディウム
N−メチルN−パルミトイルタウレート,ソディウムオレイルイソチオネート,
1〜5のオキシエチレン単位を持つソディウムter−オクチルフェノキシポリエ
トキシエチルサルフェートのようなアルキルアリルポリエトキシエタノールのサ
ルフェート,或いはスルフォネートのアルカリ金属塩等が挙げられる。
適当な非イオン系の分散試薬としては、ヘプチルフェノキシポリエトキシエタ
ノール,メチルオクチルフェノキシポリエトキシエタノール等のような約7〜1
8の炭素のアルキル基と約6〜60のオキシエチレン単位を持つアルキルフェノ
キシポリエトキシエタノール,メチレン結合アルキルフェノールのポリエトキシ
エタノール誘導体,約6〜60モルのエチレンオキサイドとノニルメルカプタン
,ドデシルメルカプタン,6〜16の炭素のアルキル基を有するアルキルチオフ
ェノールとの縮合により得られるような硫黄含有試薬,ラウリン酸,ミリスチン
酸,
パルミチン酸,オレイン酸,分子あたり6〜60のオキシエチレン単位を持つト
ール油にあるような酸の混合物等のような長鎖カルボン酸のエチレンオキサイド
誘導体,オクチル,デシル,ラウリルまたはセチルアルコールのような長鎖アル
コールのエチレンオキサイド縮合物、6〜60のオキシエチレン単位を持つソル
ビタンモノステアレートのような疎水性炭化水素鎖を有するエーテル化或いはエ
ステル化ポリヒドロキシ化合物のエチレンオキサイド誘導体,6〜60のオキシ
エチレン単位を持ちドデシルアミン,ヘキサデシルアミン,オクタデシルアミン
のような長鎖または枝別れ鎖アミンのエチレンオキシド縮合物,1以上の疎水性
プロピレンオキサイド断片とエチレンオキシド断片の組み合わせのブロック共重
合体等が挙げられる。アルキルベンゼンスルフォネートとエトキシ化アルキルフ
ェノールとの混合物を用いてもよい。
上記のエマルジョン化剤に加えて、1種以上のサスペンジョン化補助剤をエマ
ルジョンに加えてもよろしい。好ましい組成物には、サスペンジョン化補助剤と
してかなりの酸数を持つアクリル樹脂が含まれる。このような樹脂は、エマルジ
ョンから調製されるポリマーフィルムとなるが、それ自身満足な性質を持ってい
ない。
好ましいカルボキシレートポリマーとしては、かなりの酸価数(典型的には1
50〜250、好ましくは180〜220)と適度の分子量(例えば、6,000
〜10,000)を持つビニル芳香族/アクリルコポリマー(例えば、スチレン
/アクリルコポリマー)がある。ビニル芳香族化合物は「スチレンポリマー」と
題して、Encyclopedia of Polymer Science and Technology,第16巻、1−21
頁(John Wiley&Sons、Inc.,N.Y.,N.Y.,1989年)に記載され、その開示
がここに参考文献として取り込まれる。ビニル芳香族化合物は、8〜12の炭素
のモノビニル芳香族炭化水素やハロゲン置換芳香族基を持つそのハロゲン化誘導
体等からなる。その例としては、スチレン,α−メチルスチレン,ビニルトルエ
ン(例えば、重量比で60/40のm−メチルスチレンとp−メチルスチレン),
m−メチルスチレン,p−メチルスチレン,p−エチルスチレン,p−n−プロ
ピルスチレン,p−イソプロピルスチレン,p−ter−ブチルスチレン,o−ク
ロロスチレン,p−クロロスチレン,α−メチル−m−メチルスチレン,α−メ
チル−p−メチルスチレン,
ter−ブチルスチレン、αメチル−o−クロロスチレン、αメチル−p−クロロ
スチレン等が挙げられる。ポリマーのアクリル単位の少なくとも一部分は、フリ
ーカルボキシル基またはカルボキシレート基(カルボキシルであるかカルボキシ
レートであるかは水系エマルジョンのpH次第である。)を持つ。このカルボキ
シレートの官能性は、水系の重合溶媒によって溶媒和され、ポリマーサスペンジ
ョンの安定性に貢献する。水系の組成物は、このカルボキシレートの官能基と反
応したりコンプレックスを作るものを本質的に含んではいけない。このようにカ
ルボキシレートがフリーであることは、カルボキシレートの官能性が水系の重合
溶媒によって溶媒和されていること、及び/またはカルボキシレートポリマーが
水系の重合溶媒中または調製されるフィルム中でほとんどクロスリンキングを起
こさないことなどを保証している。さらに、エマルジョン安定化剤、即ち、水溶
性のポリアルキレンオキサイドのような水溶性のポリマーを用いてもよろしい。
好ましいエマルジョン安定化剤としては、1,000〜1,500の分子量を持
つポリプロピレングリコールがある。
アンモニウム或いはポタシウムパーサルフェートのようなフリーラジカル型の
重合開始剤は、単独で用いられてもよく、また、ポタシウムメタバイサルファイ
ト,ソディウムチオサルフェート,ソディウムフォルムアルデヒドサルフォキシ
レートのような還元成分を含む酸化還元系の酸化成分として用いられてもよい。
還元成分は、しばしば加速剤として引き合いにだされる。共に触媒,触媒系また
は酸化還元系として引き合いにだされる開始剤と加速剤とは、共重合されるモノ
マーの重量に基づいて、それぞれ約0.01%またはそれ以下から3%の割合で
用いてもよい。酸化還元触媒系の例としては、t−ブチルハイドロパーオキサイ
ド/ソディウムフォルムアルデハイドサルフォキシレート/Fe(Π)やアンモニ
ウムパーサルフェート/ソディウムバイサルファイト/ソディウムハイドロサル
ファイト/Fe(II)等がある。重合温度は室温から90℃またはそれ以上であり
、従来のように、使用する触媒系に対して最適化してもよい。エマルジョン重合
では、シードしてもしなくてもよい。シードする重合が好まれ、シードしない重
合よりも均一な物理的性質を持つラテックスポリマーの水系分散が得られること
が多い。
メルカプタン,ポリメルカプタン,ポリハロゲン等の連鎖移動剤が、適度の分
子量のポリマーを得るために、ときには重合反応混合物中に含まれる。使用され
る連鎖移動剤の例としては、t−ドデシルメルカプタンのような長鎖アルキルメ
ルカプタン,イソプロパノール,イソブタノール,ラウリルアルコール(lauryl
alcohol)やt−オクチルアルコールのようなアルコール,カーボンテトラクロ
ライド,テトラクロロエチレン,トリクロロブロモエタン等が挙げられる。一般
的には、モノマー混合物の重量の約0〜3重量%の連鎖移動剤が用いられる。
重合反応は、温度または酸化還元タイプである。即ち、フリーラジカルが開始
剤の温度的解離によってのみ生成するか、または、酸化還元系が用いられるかで
ある。重合されるモノマーの全てまたは一部を含むモノマーエマルジョンが、モ
ノマー,水,及びエマルジョン化剤を用いて調製される。水中に触媒を含む触媒
溶液が別途調製される。モノマーエマルジョンと触媒溶液とが、エマルジョン重
合の途中で、重合反応容器に共に供給される。反応容器には最初に水が入ってい
る。反応容器にはそれに加えてシードエマルジョンが含まれ、さらに最初の重合
触媒が加えられる。エマルジョン重合中の反応容器の温度は、重合反応により生
じる熱を除くために冷却して、または再び加熱することにより制御される。幾つ
かのモノマーエマルジョンが、同時に反応容器に供給される。幾つかのモノマー
エマルジョンが供給される時は、それらは異なるモノマー組成を持っていてもよ
い。種々のモノマーエマルジョンが一緒に供給される際の順序と速度は、エマル
ジョン重合の過程中で異なっていてもよい。モノマーエマルジョンの供給が終了
した後、重合反応混合物は未反応モノマーや未反応重合触媒を最小限にするため
に追跡(例えば、t−ブチルハイドロパーオキサイド及び/またはアスコルビン
酸ナトリウムを用いて)される。反応容器内のpHはエマルジョン重合の途中で
変えてもよい。温度的重合反応と酸化還元的重合反応との両者が採用されてもよ
い。
広い意味での本発明のインキ組成物は、今後「着色剤(Colorant)」という
言葉に含められる染料(dye),顔料(pigment),充填剤(filler)等の特定の
タイプのものに限定されず、ポリマー混合物,水または水系のポリマー系のいず
れかに、いかなる方法によっても分散され,粉砕され,混合され,ブレンドされ
,または溶解されるいかなる着色剤も受け入れることができる。インキ組成物の
粘度
や印刷特性は、特別な印刷のニーズに応じて、水,溶媒,可塑剤,隔離ワックス
,界面活性剤等を加えて変更してもよい。
インキまたはワニスが最も有利に用いられる印刷工程はグラビア印刷工程であ
る。このような印刷工程のひとつの特徴は、水系の分散インキが印刷版の窪んだ
ところに満ち、生地の裏側に圧力を加え最初の生地の表面にインキを接触させて
窪み部のインキを取り込むことにより、印刷される生地の片側または表面にイン
キが塗られることである。印刷工程はT.Sulzbergらにより、「印刷インキビー
クル」と題して、Encyclopedia of Polymer Science and Technology,第13
巻、368−398頁(John Wiley&Sons、Inc.,N.Y.,N.Y.,1988年)に記載さ
れ、その開示がここに参考文献として取り込まれる。このように本発明は、本発
明の水系印刷インキを本質的に不浸透の最初の印刷表面(この表面には分解でき
る像を定め、該印刷インキを溜める窪みがある)にアプライし、印刷すべき最初
の生地の表面をこの裏側の面に圧力をかけることにより前記本質的に不浸透の最
初の印刷表面に接触させることより成る印刷方法に関するものである。典型的な
実施例では、連続的な生地のウェブ(典型的には非織物のセルロース)が、例えば
、450〜650m/分の速度で回転プレスに送り込まれる。印刷される生地は
広い種類の柔軟な物質から選ばれる。印刷インキは、特に紙及び板紙の印刷、例
えば、新聞印刷に適している。しかし、本発明は紙類の印刷に限定されるもので
はなく、以下のフィルムも適当な生地に含まれる。即ち、ポリエチレンやポリプ
ロピレン;ポリエチレンテレフタレートのようなポリエステル、改良された障壁
特性を持つためにPVDCでコートされた、またはコートされないセロファンや
ポリアミド;コロナ処理したポリプロピレンまたはポリエチレン、PVDCでコ
ートしたセロファンまたはPVDCでコートしたポリエステル;繊維が綿,ポリ
エステル,ポリオレフィン,ポリアミド,ポリイミドである織物性や非織物性の
布;アルミニウムフォイルのような金属フォイル;金属化フィルム;ポリエチレ
ンフォーム,ポリウレタンフォーム,スポンジ及びフォームラバーのような海綿
状の柔軟性シート物質のフィルムも含まれる。
本発明をさらに説明するために、以下の実施例が供されるが、添付の請求項に
特別に述べる以外は、本発明を限定するものではない。割合,パーセント,比等
は特に述べる以外は重量によるものである。
実施例樹脂の調製
ポリアミド樹脂は、酸成分及びアミン成分を、触媒として約1%の85%リン
酸溶液とともに真空反応容器(水銀柱約40mmの真空に適当なもの)に充填する
ことにより調製される。反応混合液は210〜250℃に徐々に加熱され、その
温度で1〜2.5時間加熱される。さらに以下の実施例で用いられる用語,略語
,記号は以下の意味を持つものである。D−230はTexaco Chemical Compa
nyから入手できる約230の分子量のジェファミンD−230−ポリプロピレン
ジアミンである。D−400は分子量約400のジェファミンD−400−ポリ
プロピレンジアミンであり、C21二酸はWestvaco C21二酸、即ち2−n−ヘキ
シル−5−(7−カルボキシル−n−ヘプチル)−シクロヘキソ−3−エン−カ
ルボキシリックアシドである。分散顔料と黒インキの調製
ポリアミド樹脂(198重量パーツ)を369.6重量パーツの水と32.4重
量パーツの28%アンモニア水の混合物に溶解する。次に、69重量パーツのこ
の得られた溶液を、37.5重量パーツのカーボンブラックと0.75重量パー
ツの消泡剤と21重量パーツの水に混ぜる。この混合物に200重量パーツのス
チールショットを加え、全混合物を安仝な容器に入れて密封し、2時間高速度で
攪拌(市販のペイントシェーカー)する。得られた分散顔料を、20重量パーツ
のアクリルエマルジョン(Henkel Corp.,LaGrange、IllhnoisからG−Cryl
2,000として入手可能)または上記のポリアミド樹脂溶液の20重量パーツ
と、5重量パーツの水と5重量パーツのワックスと共に混ぜて分散させる。分散顔料と青インキの調製
ポリアミド樹脂(198重量パーツ)を369.6重量パーツの水と32.4重
量パーツの28%アンモニア水の混合物に溶解する。次に、69重量パーツのこ
の得られた溶液を、37.5重量パーツのカーボンブラックと0.75重量パー
ツの消泡剤と55重量パーツの水と1重量パーツのイソプロパノールに混ぜる。
この混合物に200重量パーツのスチールショットを加え、全混合物を安全な容
器に入れて密封し、2時間高速度で攪拌(市販のペイントシェーカー)する。得
られた分散顔料を、20重量パーツのアクリルエマルジョン(Henkel Corp.,L
aGrange,IllinoisからG−Cryl 2000として入手可能)または上記のポリ
アミド樹脂溶液の20重量パーツと、5重量パーツの水と5重量パーツのワック
スと共に混ぜて分散させる。実施例1
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸,41.
7当量のエチレンジアミン,41.6当量のモノエタノールアミンから調製され
る。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例2
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸,62.
5当量のエチレンジアミン,3.5当量のモノエタノールアミンから調製される
。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例3
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸,36.
5当量のエチレンジアミン,36.5当量のモノエタノールアミンから調製され
る。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例4
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸,76.
3当量のエチレンジアミン,12.5当量のモノエタノールアミンから調製され
る。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例5
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、75当量のイソフタール酸,25当量
のC21二酸、36.5当量のエチレンジアミン,36.5当量のモノエタノール
アミンから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例6
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、75当量のイソフタール酸,25当量
のC21二酸、16.2当量のエチレンジアミン,58.7当量のモノエタノール
アミンから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例7
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、75当量のイソフタール酸,25当量
のC21二酸,77当量のエチレンジアミンから調製される。黒インキと青インキ
が上述されたように調製される。実施例8
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、75当量のイソフタール酸,25当量
のC21二酸,34.7当量のエチレンジアミン,22.1当量のヘキサメチレン
ジアミンから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例9
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸と70.
7当量のD−230とから調製される。黒インキと青インキが上述されたように
調製される。実旅例10
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸と83.
3当量のモノエタノールアミンから調製される。黒インキと青インキが上述され
たように調製される。実施例11
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸と91.
6当量のモノエタノールアミンから調製される。黒インキと青インキが上述され
たように調製される。実施例12
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸と70.
7当量のD−400から調製される。黒インキと青インキが上述されたように調
製される。実施例13
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、67.5当量のイソフタール酸と32
.5当量のC21二酸と62.5当量のエチレンジアミンと7.1当量のヘキサメ
チレンジアミンとから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製
される。実施例14
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、65当量のイソフタール酸と35当量
のC21二酸と74.5当量のエチレンジアミンとから調製される。黒インキと青
インキが上述されたように調製される。実施例15
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、65当量のイソフタール酸と35当量
のC21二酸と58.2当量のモノエタノールアミンと5.3当量のヘキサメチレンジ
アミンから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例16
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、75当量のイソフタール酸と25当量
のC21二酸と77当量のモノエタノールアミンとから調製される。黒インキと青
インキが上述されたように調製される。実施例17
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、75当量のイソフタール酸と25当量
のC21二酸と51.5当量のエチレンジアミンと34.3当量のD−230から
調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例18
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、50当量のイソフタール酸と50当量
のC21二酸と91当量のエチレンジアミンとから調製される。黒インキと青イン
キが上述されたように調製される。実施例19
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、75当量のイソフタール酸と25当量
のC21二酸と4.3当量のエチレンジアミンと74.1当量のモノエタノールア
ミンとから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例20
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、50当量のイソフタール酸と50当量
のC21二酸と68当量のエチレンジアミンとから調製される。黒インキと青イン
キが上述されたように調製される。実施例21
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸と88.
5当量のD−230とから調製される。黒インキと青インキが上述されたように
調製される。実施例22
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、67.55当量のイソフタール酸と3
2.5当量のC21二酸と68当量のモノエタノールアミンとから調製される。
黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例23
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、65当量のイソフタール酸と35当量
のC21二酸と61.8当量のモノエタノールアミンと5.7当量のD−230と
から調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例24
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、87.5当量のイソフタール酸と12
.5当量のC21二酸と91当量のモノエタノールアミンとから調製される。黒イ
ンキと青インキが上述されたように調製される。実施例25
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、87.5当量のイソフタール酸と12
.5当量のC21二酸と52.1当量のエチレンジアミンと14.1当量のヘキサ
メチレンジアミンとから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調
製される。実施例26
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、87.5当量のイソフタール酸と12
.5当量のC21二酸と80.2当量のモノエタノールアミンから調製される。黒
インキと青インキが上述されたように調製される。実施例27
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、87.5当量のイソフタール酸と12
.5当量のC21二酸と80.2当量のエチレンジアミンとから調製される。黒イ
ンキと青インキが上述されたように調製される。実施例28
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、87.5当量のイソフタール酸と12
.5当量のC21二酸と70当量のモノエタノールアミンから調製される。黒イン
キと青インキが上述されたように調製される。実施例29
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、87.5当量のイソフタール酸と12
.5当量のC21二酸と91当量のヘキサメチレンジアミンとから調製される。黒
インキと青インキが上述されたように調製される。実施例30
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、87.5当量のイソフタール酸と12
.5当量のC21二酸と72当量のエチレンジアミンとから調製される。黒インキ
と青インキが上述されたように調製される。実施例31
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、50当量のイソフタール酸と50当量
のC21二酸と91当量のヘキサメチレンジアミンとから調製される。黒インキと
青インキが上述されたように調製される。実施例32
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、65当量のイソフタール酸と35当量
のC21二酸と65当量のヘキサメチレンジアミンとから調製される。黒インキと
青インキが上述されたように調製される。実施例33
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、87.5当量のイソフタール酸と12
.5当量のC21二酸と91当量のヘキサメチレンジアミンとから調製される。黒
イ
ンキと青インキが上述されたように調製される。実施例34
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、87.5当量のイソフタール酸と12
.5当量のC21二酸と65当量のエチレンジアミンと5当量のヘキサメチレンジ
アミンとから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例35
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、87.5当量のイソフタール酸と12
.5当量のC21二酸と55当量のエチレンジアミンと20当量のヘキサメチレン
ジアミンとから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される
。実施例36
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、50当量のイソフタール酸と50当量
のC21二酸と63当量のモノエタノールアミンと13当量のヘキサメチレンジア
ミンとから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例37
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、87.5当量のイソフタール酸と12
.5当量のC21二酸と59当量のエチレンジアミンと17当量のモノエタノール
アミンとから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例38
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、67.5当量のイソフタール酸と32
.5当量のC21二酸と66.5当量のモノエタノールアミンと3.5当量のヘキ
サメチレンジアミンとから調製される。黒インキと青インキが上述されたように
調製される。実施例39
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、50当量のイソフタール酸と50当量
のC21二酸と59当量のエチレンジアミンと17当量のモノエタノールアミンと
から調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例40
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、50当量のイソフタール酸と50当量
のC21二酸と70.7当量のエチレンジアミンとから調製される。黒インキと青
インキが上述されたように調製される。実施例41
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸と61.
8当量のモノエタノールアミンと20.6当量のヘキサメチレンジアミンとから
調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例42
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸と44.
2当量のエチレンジアミンと29.5当量のD−230とから調製される。黒イ
ンキと青インキが上述されたように調製される。実施例43
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸と23.
5当量のエチレンジアミンと23.5当量のモノエタノールアミンとから調製さ
れる。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例44
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸と74.
2当量のエチレンジアミンと1.5当量のモノエタノールアミンとから調製され
る。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例45
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸と45.
8当量のエチレンジアミンと45.8当量のモノエタノールアミンとから調製さ
れる。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例46
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、75当量のイソフタール酸と25当量
のC21二酸と52.1当量のエチレンジアミンと18.5当量のモノエタノール
アミンとから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例47
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、75当量のイソフタール酸と25当量
のC21二酸と23.5当量のエチレンジアミンと23.5当量のモノエタノール
アミンとから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例48
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸と88.
5当量のD−230とから調製される。黒インキと青インキが上述されたように
調製される。実施例49
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、75当量のイソフタール酸と25当量
のC21二酸と60当量のエチレンジアミンとから調製される。黒インキと青イン
キが上述されたように調製される。実施例50
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、75当量のイソフタール酸と25当量
のC21二酸と57.7当量のモノエタノールアミンと21.4当量のヘキサメチ
レンジアミンとから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製さ
れる。実施例51
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸と42.
3当量のエチレンジアミンと42.3当量のD−400とから調製される。黒イ
ンキと青インキが上述されたように調製される。実施例52
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸と2.6
当量のエタノールアミンと71.2当量のモノエタノールアミンとから調製され
る。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例53
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸と63.
3当量のモノエタノールアミンから調製される。黒インキと青インキが上述され
たように調製される。実施例54
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、65当量のイソフタール酸と35当量
のC21二酸と45当量のエチレンジアミンと20当量のヘキサメチレンジアミン
とから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例55
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸と16.
7当量のエチレンジアミンと50.1当量のD−400とから調製される。黒イ
ンキと青インキが上述されたように調製される。実施例56
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、65当量のイソフタール酸と35当量
のC21二酸と65当量のエチレンジアミンから調製される。黒インキと青インキ
が上述されたように調製される。実施例57
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、75当量のイソフタール酸と25当量
のC21二酸と57当量のモノエタノールアミンと12.3当量のヘキサメチレン
ジアミンとから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される
。実施例58
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、75当量のイソフタール酸と25当量
のC21二酸と87当量のエチレンジアミンとから調製される。黒インキと青イン
キが上述されたように調製される。実施例59
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、100当量のイソフタール酸と57.
8当量のエチレンジアミンと19.2当量のD−400とから調製される。黒イ
ンキと青インキが上述されたように調製される。実施例60
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、75当量のイソフタール酸と25当量
のC21二酸と62当量のエチレンジアミンとから調製される。黒インキと青イン
キが上述されたように調製される。実施例61
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、50当量のイソフタール酸と50当量
のC21二酸と66.1当量のエチレンジアミンと4.3当量のヘキサメチレンジ
アミンとから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例62
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、50当量のイソフタール酸と50当量
のC21二酸と82当量のエチレンジアミンとから調製される。黒インキと青イン
キが上述されたように調製される。実施例63
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、65当量のイソフタール酸と35当量
のC21二酸と68当量のモノエタノールアミンと1.7当量のD−230とから
調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例64
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、67.55当量のイソフタール酸と3
2.5当量のC21二酸と91当量のエチレンジアミンとから調製される。黒イン
キと青インキが上述されたように調製される。実施例65
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、87.5当量のイソフタール酸と12
.5当量のC21二酸と51当量のモノエタノールアミンと15.4当量のD−2
30とから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例66
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、87.5当量のイソフタール酸と12
.5当量のC21二酸と61.8当量のモノエタノールアミンとから調製される。
黒インキと青インキが上述されたように調製される。実施例67
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、87.5当量のイソフタール酸と12
.5当量のC21二酸と83.3当量のエチレンジアミンとから調製される。黒イ
ンキと青インキが上述されたように調製される。実施例68
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、87.5当量のイソフタール酸と12
.5当量のC21二酸と40.2当量のエチレンジアミンと26.8当量のヘキサ
メチレンジアミンとから調製される。黒インキと青インキが上述されたように調
製される。実施例69
ポリアミド樹脂が以下の混合物、即ち、67.5当量のイソフタール酸と32
.5当量のC21二酸と70当量のモノエタノールアミンとから調製される。黒イ
ンキと青インキが上述されたように調製される。
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