JPH1150350A - 耐久除電性を有するワイピングクロス - Google Patents

耐久除電性を有するワイピングクロス

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JPH1150350A
JPH1150350A JP9206620A JP20662097A JPH1150350A JP H1150350 A JPH1150350 A JP H1150350A JP 9206620 A JP9206620 A JP 9206620A JP 20662097 A JP20662097 A JP 20662097A JP H1150350 A JPH1150350 A JP H1150350A
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fibers
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三剛 有賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塵や埃が付着していないことが高度に要求さ
れる分野に使用可能であって、しかも除塵性の持続効果
が非常に高いワイピングクロスを提供する。 【解決手段】 特定の角度を有する断面形状の極細繊維
を主体として構成され、導電性繊維が混入された布帛で
あって、250回洗濯後の帯電電荷密度が7.0μC/
2 以下であることを特徴とするワイピングクロス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は除塵性に優れたワイ
ピングクロスに関し、塵や埃が付着していないことが高
度に要求される分野で使用可能なワイピングクロスに関
し、また除塵性が250回洗濯した後でも低下しない、
いわゆる除塵性の持続効果が非常に高いワイピングクロ
スに関する。
【0002】
【従来の技術】ワイピングクロスとしてはセルロ−ス繊
維等からなるものが多いが、かかるものは強度、耐久性
の点で劣っており、かかる欠点を改良し、さらに清掃力
を向上させるために繊維表面積を大きくとり、これによ
り吸着表面を増大させて優れた清掃力を得る目的として
極細繊維を使用したワイピングクロスが提案されている
(特公昭59−30419号公報、特公昭61−585
73号公報等)。特公昭59−30419号公報には親
油性ポリマ−と親水性ポリマ−との組み合わせによって
親水性の汚れと親油性の汚れの両方を除去することが記
載されている。しかしながらこのようなポリマ−の組み
合わせは相溶性が悪く、このようなポリマ−を複合紡糸
して織編物を作成すると紡糸、延伸から製織までの工程
でフィブリル化が生じ易く、安定な加工が困難であると
いう問題があった。
【0003】また、特公昭61−58573号公報には
耳ほつれや目乱れの少ない、高密度の織編物を得る方法
として極細繊維からなる織編物に高圧水流を噴射し、該
織編物の糸−糸間および糸内の両方で極細繊維を交絡さ
せれば耳ほつれや目乱れの少ない織編物が得られること
が記載されている。しかしながら、これらいずれも合成
繊維の極細繊維を使用しているため、被清掃物との間に
摩擦による静電気帯電が高いという欠点があった。
【0004】一般に合成繊維は天然繊維に比較し、かか
る静電気帯電が大きいということはよく知られているこ
とであるが、この傾向は繊維の繊度が小さい程、極細繊
維を使用する程被清掃物との間の接触面積が大きくなる
ためより顕著となる問題があった。すなわち、極細繊維
により被清掃物表面の汚れを清拭しても、その際の摩擦
により被清掃物の表面に静電気が発生し、被清掃物の表
面に空気中の微小な塵埃が静電気により付着する現象が
生じるのである。近年、発塵や静電気帯電等を嫌う医薬
品工業、電子精密工業等の分野で使用する場合には、従
来のワイピングクロスでは静電気帯電による塵の付着、
放電による素子破壊といった問題が発生しており、不都
合をきたす場合が多かった。一方、合成繊維は静電気を
生じ易く、衣料として使用した時に衣服が体にまとわり
ついて不快な放電音が発生したり、埃が付着し易い等の
問題を引き起こしやすいため、静電気を防止し、制電性
あるいは導電性とすることは従来から研究が進められて
おり、数々の方法が提案されている。
【0005】具体的には、帯電防止剤を後処理により繊
維に付与させる方法、帯電防止性の樹脂を繊維表面にコ
−ティングさせる方法、制電剤を繊維中に混在させて筋
状に分散させる方法、芯鞘複合繊維の芯部に制電性、導
電性物質を含有させる方法等が提案されている。かかる
方法を、優れた清掃力を得ることができる極細繊維を主
体とする布帛に適用しようとした場合、摩擦や洗浄等に
より帯電防止剤、コ−ティング樹脂が脱落したり、繊維
がフィブリル化したりと、耐久性のある帯電防止効果を
望むことはできなかった。また、芯鞘複合繊維では繊維
径が大きすぎて十分な清掃力を得ることができず、ワイ
ピングクロスとしての使用は不適であった。
【0006】従来の制電性繊維、導電性繊維は埃や塵を
寄せ付けない防塵性を有しており、逆にゴミの吸着は繊
維表面への静電気吸着が主体と考えられることから、こ
れらの制電性、導電性繊維をワイピングクロスに使用す
ることが提案されてはいるが、初期の帯電電荷量、所謂
制電性、導電性が低く、その上制電性、導電性の持続性
が短いのでワイピング耐久性が非常に悪い問題点を有し
ていた。
【0007】初期の導電性を高くする意味では導電性物
質としてカ−ボンブラックを使用することが提案され、
実施されているが、黒であることから、意匠性が求めら
れる分野には敬遠されがちである。ワイピングクロス分
野においても、近年は清掃力のみならず、意匠性をも求
められるようになってきており、優れた清掃力、防塵
性、洗濯耐久性、意匠性等を有するワイピングクロスが
要求されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れた清掃
力、防塵性、洗濯耐久性、意匠性等を有するワイピング
クロスであって、かかる諸性能が多数回の洗濯によりほ
とんど低下しない、耐久性のあるワイピングクロスを提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、単繊維繊度が
0.01〜0.8デニ−ルであって、かつ20度以上1
20度以下の角度を少なくとも2つ有する断面からなる
極細繊維を主体として構成された布帛に、1KV印加時
の電気抵抗値が9×108 Ω/cm・f以下の導電性繊
維を3重量%以下混入してなり、250回洗濯後の帯電
電荷密度が7.0μC/m2 以下であることを特徴とす
るワイピングクロスである。
【0010】
【発明の実施形態】本発明のワイピングクロスの構成要
素である極細繊維は従来一般的に用いられている円形断
面あるいは近似の断面に比較して、20度以上120度
以下の角度を少なくとも2つ有する断面であることが重
要である。かかる角度を有する断面にすることにより従
来の円形断面の繊維(糸条)では拭き取りにくかった微
小な汚れを簡単に拭き取ることができる。拭き取り面に
対する該クロスを構成する糸条の角度により拭き取り性
は大きく相違するのである。前記角度外の角度を少なく
とも2つ有する断面形状の繊維は、たとえ偏平断面形状
であっても微小な汚れを拭き取る効果が低下する。好ま
しい角度は30度以上、110度以下である。
【0011】とくに上記の角度を有し、断面形状が偏平
断面形状であることが微小な汚れの拭き取り性の点で好
ましい。この偏平断面とは3つまたは4つの角を有し、
偏平率(最長辺/最短辺)が1以上、とくに1.5以上
であることを示す。本発明のワイピングクロスは上述の
角度を有する極細繊維(糸条)で構成されているので糸
条間に適当な空隙が生じ、拭き取られた微小な汚れ成分
が順次該空隙内に押し込められ、極限に至るまで拭き取
られた汚れ部分は再付着することがない。また角度を有
することから腰があり、ワイピング作業耐久性をも有す
るのである。
【0012】また本発明の極細繊維は単繊維繊度が0.
01〜0.8デニ−ル、好ましくは0.05〜0.5で
ある。極細繊維の単繊維繊度が0.01デニ−ル未満の
場合には繊維強度が弱くなり過ぎて清掃中に繊維が切断
されて発塵する問題が生じやすくなる。一方、単繊維繊
度が0.8デニ−ルを越えると十分な清掃力が得られに
くい。かかる極細繊維を構成するポリマ−としては、ポ
リエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、エチレン−
ビニルアルコ−ル系共重合体、これらの共重合体、多成
分の混合体等が好ましい。
【0013】本発明においては、後述するように、水性
汚れおよび油性汚れ両方に対する拭き取り性が良好であ
ることも目的の1つであることから、極細繊維は疎水性
繊維と親水性繊維との混合であることが好ましい。そし
て親水性繊維の布帛(ワイピングクロス)中に占める割
合は10〜60重量%、とくに10〜50重量%である
ことが拭き取り性の点で好ましい。
【0014】そして、かかる単繊維繊度を有する極細繊
維は直接紡糸法により製造することも可能ではあるが、
以下に述べる方法により製造することが好ましい。具体
的には、2種類以上の繊維形成性ポリマ−からなる海島
型複合繊維や分割型複合繊維等から形成される脱海繊
維、分割繊維が好ましい。たとえば、ポリエステルとポ
リアミドとからなる多層貼合わせ型複合繊維を、ポリア
ミドに対し、膨潤性能を有するベンジルアルコ−ルまた
は安息香酸で処理、あるいは熱水で撹拌処理することに
より得られるフィブリル化繊維、該複合繊維をポリエス
テルの加水分解剤であるアルカリ水溶液で処理すること
により得られるフィブリル化繊維、該複合繊維を仮撚捲
縮加工とアルカリ減量加工との併用系で処理することに
より得られるフィブリル化繊維等を挙げることができ
る。また、ポリエステルを島成分に、ポリスチレンまた
はスルホイソフタル酸を共重合した共重合ポリエステル
を海成分にした海島型複合繊維の海成分を溶解除去して
得られる極細繊維を挙げることができる。複合繊維を構
成するポリマ−の組み合わせは目的に応じて設定し得る
が、水性汚れおよび油性汚れ両方に対する拭き取り性を
付与するには、親水性ポリマ−と親油性ポリマ−との組
み合わせ、たとえばポリエステルとポリアミド等の組み
合わせが好ましい。
【0015】上述の単繊維繊度および断面形状を有する
極細繊維を主体構成要件とするワイピングクロスとして
は不織布や織編物が包含される。不織布は通常の長繊維
または短繊維からなるウエッブをニ−ドルパンチまたは
ウオ−タ−パンチによる処理を施したもの、メルトブロ
−法により形成されたもの等を挙げることができ、不織
布の製造法はとくに限定されるものではない。また織物
としては通常は平織物が適用されるが、朱子織、綾織、
梨地織、緯サテン二重織等、いかなる織組織でも適用で
きる。編み物としては経編、丸編いずれの編組織も適用
できる。このようなクロスは本発明の目的を阻害しない
範囲でバインダ−繊維や樹脂を含有していてもよい。さ
らには表面をカレンダ−加工したり、ニ−ドルやウオ−
タ−ジェトによるパンチング処理や起毛処理を施しても
さしつかえない。上述の極細化はクロスを形成した後に
脱海処理や剥離・分割処理が施されて極細繊維化されて
もよい。
【0016】そして、該クロスは上述の極細繊維100
%で形成されていてもよいが、本発明の効果を満足する
には該クロスを構成する繊維の20重量%以上が上述の
極細繊維であることが好ましい。
【0017】該クロスに3重量%以下の割合で混入させ
る導電性繊維は、1KV印加時の電気抵抗値が9×10
8 Ω/cm・f以下であり、白色または無色の導電性繊
維であることが好ましい。かかる白色または無色の導電
性繊維を使用することにより、クロスの意匠性、審美性
に幅広い応用が可能である。本発明において、白色また
は無色の導電性繊維とは白度指数が25以上の繊維であ
ることを示す。該白度指数はJIS L 1013B法
に準拠して測定される値であり、後述の方法により測定
算出することができるものである。このような白度指数
を有する導電性繊維は、クロスに混入されても審美性が
劣ることはないのである。
【0018】本発明に係わる導電性繊維としては、1K
V印加時の電気抵抗値が9×108Ω/cm・f以下で
あり、白色または無色の導電性繊維であれば、その種類
にとくに制限はないが、意匠性、審美性を考慮すると特
開平5−263318号公報に記載の導電性繊維を使用
することが好ましい。すなわち、繊維形成性のポリマ−
からなる最外層(A)、無機微粒子を含有するポリマ−
層からなる中間層(B)および導電カ−ボンブラックを
含有するポリアミド層からなる最内層(C)の三層から
なる複合繊維である。
【0019】かかる複合繊維について若干説明する。最
内層(C)に含有される導電性カ−ボンブラックは10
-3〜10-2Ω・cmの固有抵抗を有するものが好まし
く、種類は限定されるものではない。ポリマ−中でカ−
ボンブラックが完全に粒子状分散をしている場合には一
般に導電性は不良であって、ストラクチャ−と呼ばれる
連鎖構造をとると導電性が向上して導電性カ−ボンブラ
ックとなることはよく知られていることである。したが
って導電性カ−ボンブラックによってポリマ−を導電化
するにあたっては、カ−ボンブラックのストラクチャ−
構造を破壊しないようにポリマ−中に分散させることが
肝要となる。導電性カ−ボンブラックのポリマ−中への
混合分散は公知の任意の方法によって行うことができる
が、導電性カ−ボンブラックに過大な剪断応力が作用す
るとストラクチャ−構造が破壊され導電性が著しく低下
することがあるので、混合はこのような点に注意して行
われる必要がある。
【0020】導電性カ−ボンブラックを含有するポリマ
−層の電気伝導メカニズムとしてはカ−ボンブラック連
鎖の接触によるものと、トンネル効果によるものとが考
えられるが、一般には前者のほうが主であると考えられ
ている。したがって、カ−ボンブラックの連鎖は長い方
が、また高密度でポリマ−中に存在する方が接触確率が
大となり高い導電性が付与される。カ−ボンブラックに
よる導電性の発現効果を考慮すると、最内層(C)中の
導電カ−ボンブラックの含有量は、15〜50重量%、
とくに20〜40重量%が好ましい。該含有量が50重
量%を越えても導電性能の向上効果は認められず、かえ
って最内層(C)の流動性が悪くなり、導電性繊維の紡
糸性が悪くなる。
【0021】上述のように、該カ−ボンブラックはポリ
マ−中でそのストラクチャ−構造を破壊しないように分
散されている必要がある。そのためにはカ−ボンブラッ
クを含有させるポリマ−としてポリアミド系樹脂が最適
であり、具体的にはナイロン6、ナイロン66、ナイロ
ン12、メタキシレンジアミンナイロンまたはこれらを
主成分とする樹脂を挙げることができる。最内層(C)
を形成するポリマ−としてポリアミド系樹脂を使用する
ことにより、カ−ボンブラックの分散性が良好で、紡糸
時の異常なフィルタ−詰まりが生じず、最内層(C)の
機械物性が良好となるのである。
【0022】中間層(B)は最内層(C)の着色性の改
良に寄与され、かかる中間層(B)には二酸化チタン、
酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、二酸
化ケイ素、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリ
ウム、タルク、カオリン等の白色系顔料、白色系充填剤
が含有されている。最内層(C)の着色性の改良、すな
わち隠蔽性を考慮すると中間層(B)に含有される物は
二酸化チタン、酸化亜鉛が好ましく、平均粒径が5μm
以下、とくに1μm以下のものが好ましい。さらにこれ
らの無機微粒子の含有量は10〜80重量%、とくに2
0〜70重量%であることが隠蔽性の点で好ましい。
【0023】中間層(B)を構成するポリマ−としては
繊維形成性のポリマ−であればとくに制限されるもので
はない。具体的にはナイロン6、ナイロン66、ナイロ
ン12、メタキシレンジアミンナイロン等のポリアミド
系樹脂、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリブチレンテ
レフタレ−ト、ポリヘキサメチレンテレフタレ−ト等の
ポリエステル系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等
のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリウ
レタン系熱可塑性エラストマ−、ポリエステル系熱可塑
性エラストマ−等を挙げることができる。中でも多量の
無機微粒子を含有した際の流動性、耐熱性、無機微粒子
との接着性等の点でポリアミド系樹脂、熱可塑性エラス
トマ−等が好ましい。
【0024】最外層(A)を構成するポリマ−としては
融点が150℃以上の熱可塑性ポリマ−樹脂が好適であ
り、曵糸性に優れていることがより好ましい。具体的に
はポリエチレンテレフタレ−ト、ポリブチレンテレフタ
レ−ト等のポリエステル系樹脂、ナイロン6、ナイロン
66、メタキシレンジアミンナイロン等のポリアミド系
樹脂を挙げることができ、中でもポリエチレンテレフタ
レ−ト、ポリブチレンテレフタレ−ト等のポリエステル
系樹脂が加工性の点で好ましい。
【0025】上述の層(A)、層(B)および層(C)
の複合比率は1KV印加時の繊維の電気抵抗値が9×1
8 Ω/cm・f以下を満足するような複合比率であれ
ばとくに制限はなく、層(B)の隠蔽効果が十分に発揮
できて白色または無色に近い繊維となるような複合比率
であることがより好ましい。具体的には、繊維断面の最
内層(C)の最長径をx、中間層(B)の最小厚をy、
最外層(A)の最小厚をzとしたときに、下記式(1)
(2)を満足する複合形態であることが好ましい。 0.11≦y/x≦1.82 ・・・・(1) 0.35≦z/(x+y) ・・・・(2)
【0026】ここでxは最内層(C)の最長径を示す
が、該層(C)の形状は円、楕円、多角形と多々考えら
れ、該層(C)が円、楕円の場合には直径、長軸を示
し、多角形の場合には辺、対角線を含め、その中で最も
長いものを示す。また、yは中間層(B)の最小厚を示
すが、これは最内層(C)の外周と中間層(B)の外周
とで形成される中間層(B)の最小厚を示す。さらにz
は最外層(A)の最小厚を示すが、これは中間層(B)
の外周と最外層(A)の外周とで形成される最外層
(A)の最小厚を示す。
【0027】上述の導電性繊維の複合形状は、最内層
(C)、中間層(B)が繊維の長さ方向に連続してお
り、かつ最内層(C)の周囲に中間層(B)、その外周
に最外層(A)が位置する繊維断面を有していればよ
く、他は限定されることはない。また上述のように最内
層(C)および中間層(B)の断面形状は種々あり、と
くに導電ポリマ−層である最内層(C)が鋭角や凹凸を
もつ形状であることは除電性能上好ましいものである。
導電性繊維の断面形状も円形であっても非円形であって
もよい。
【0028】上述の導電性繊維は最内層(C)が中間層
(B)に完全に被覆されていなくてもよく、また中間層
(B)が最外層(A)に完全に被覆されていなくてもよ
い。白色または無色であれば、最内層(C)や中間層
(B)が繊維表面に露出していてもよい。
【0029】該導電性繊維は従来公知の複合繊維の製造
方法で得ることができる。たとえば、500〜2500
m/分の速度で通常の紡糸を行い、その延伸、熱処理を
行う方法、1500〜5000m/分の速度で紡糸を行
い、つづいて延伸・仮撚加工を行う方法、5000m/
分以上の高速で紡糸し、延伸工程を省略する方法等、任
意の製造方法を採用することができる。
【0030】上述の導電性繊維の単繊維繊度はクロスを
主として構成する極細繊維の単繊維繊度と同じであるこ
とが好ましいが、該極細繊維より太繊度でもよい。ただ
し、クロスとしての拭き取り作業性等を考慮して15デ
ニ−ル以下であることが好ましい。
【0031】本発明においては、かかる導電性繊維をク
ロス中に3.0重量%以下、とくに0.2〜2.0重量
%の範囲で混入させることが防塵性、埃、塵の再付着防
止性、導電性の洗濯耐久性の点で好ましい。混入量が3
重量%を越えても、クロスとしての拭き取り性、塵・埃
の再付着防止性の向上効果は認められない。導電性繊維
のクロスへの混入の方法はとくに制限されるものではな
く、クロスを構成する繊維または糸条に導電性繊維を混
合してもよく、あるいは交編、交織してもよい。クロス
が織物の場合には適当な間隔で経糸、緯糸の少なくとも
一方に導電性繊維を挿入してもよい。導電性繊維はモノ
フィラメントの形態、マルチフィラメントの形態、カッ
トステ−プルの形態などの任意の形態で極細繊維または
極細繊維からなる布帛に混入される。
【0032】上述のように、特定の電気抵抗値を有する
導電性繊維を3.0重量%以下の割合で混入させてな
り、特定の断面形状を有する極細繊維を主体としてなる
クロスは、250回の洗濯後の帯電電荷密度が7μC/
2 以下という高い除電性を維持することができ、した
がって防塵性、防汚性はもとより、布帛の白度維持性、
すなわち優れた意匠性、ワイピング作業耐久性、塵・埃
の再付着性の防止に優れたクロスを得ることができる。
本発明で使用する導電性繊維は導電カ−ボンブラックを
使用しているにもかかわらず、染色が可能であり、極細
繊維と同じ色に染色が可能であるので、本発明のワイピ
ングクロスは、ワイピングクロスとしての使用域が拡大
されるものである。
【0033】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳述するが、本
発明はこれら実施例により何等限定されるものではな
い。なお、実施例中の各測定値は以下の方法により測定
・算出された値である。 (1)極細繊維の断面における角度の測定 電子顕微鏡により繊維断面の写真を撮り、任意の20本
の繊維の断面を紙に写しとり、3つまたは4つの角度を
測定し、20〜120度の範囲内の角度の数の平均値
と、その個々の角度の平均値を示した。 (2)導電性繊維の電気抵抗値 試料を10cm長に切断し、切断面に導電塗料(ド−タ
イト)を塗布して繊維端部を固定した後、該端部を電極
として印加電圧1KVにおける電気抵抗値を測定した。
【0034】(3)導電性繊維の白度指数 JIS L 1013B法に準拠して求めた。すなわち
試料の筒編地を作製し、それを8つ折にして分光光度計
(307型、日立製作所製)を用いて、標準白板に対す
る波長450nm、550nmの反射率を測定し、下記
式により白度指数を算出した。 白度指数=4R1 −3R21 :450nmにおける反射率 R2 :550nmにおける反射率 (4)クロスの拭き取り性能評価 汚染物質を付着させたスライドグラスを摩擦試験機(J
IS l 0823に準拠した試験機)の平面型試験台
に仮接着し、試験布を装着した摩擦子により拭き取りを
実施した。拭き取り荷重は200g、拭き取り幅は20
mm、拭き取り応力は100g/mmの条件で拭き取り
を数回行い、拭き取り前後の透過光率を測定し、下記に
より算出した。 拭き取り率(%)=[(Wn−W0 )/(Wb−
0 )]×100 Wb:スライドグラスの380nmまたは580nmに
おける透過率 Wn:拭き取り後の透過率 W0 :拭き取り前の透過率 [汚染物質] a.ニコチンに対する清掃力 燻蒸箱中にスライドグラス(20枚)を水平に設置し、
タバコ(ピ−ス)約20本にて燻蒸し、ニコチンを主体
として汚染物質を付着させた。可視光線透過率は20%
以下になるように調整した。 b.潤滑油に対する清掃力 スライドグラスに枠を設置し、市販の潤滑油を30cm
の距離から3秒間スプレ−して試料とした。 c.糊に対する清掃力 スライドグラスにコ−ンスタ−チ10g/lよりなる糊
(0.5g/cm2 )を塗布した。
【0035】(5)クロスの帯電電荷密度 労働省安全研究所発行の静電気安全指針のRIISTR
78−1によって行った。(22℃、30%RHの部屋
に24時間放置後測定) 洗濯は、浴比1:30、合成洗剤(弱アルカリ性)を標
準使用量添加して、40℃で5分間洗濯し、ついで浴比
1:30の水で2回溜め濯ぎを行い5分間脱水を行う過
程を250回繰り返した。 (6)摩擦帯電圧 測定装置は図1に示すように、樹脂平板(アクリル板ま
たはポリエチレン板)が金属製の架台上に、また樹脂平
板の背後に表面電位計(スタチロンM:回転セクタ−型
/1〜100KV)が設置され、清拭後の樹脂平板の帯
電圧が測定できる。洗濯は上記(5)記載の方法によっ
て行った。
【0036】(7)放電現象 清拭過程における放電現象は、樹脂平板の背後に設置し
たル−プアンテナで放電ノイズを、アナライジングレコ
−ダ(横河電機3655E/DC RANGE2.0V) で放電現象を観測
することができる。評価は樹脂平板上を試料で拭く動作
を行った場合の樹脂平板の帯電圧と、拭き取り過程の放
電現象(パチパチ放電音)により行った。なお、条件は
22℃、30%RH、摩擦回数は10回であった。ま
た、拭き取り過程に発生する静電気を帯電圧のみにより
測定した場合、帯電圧はある値を越えると拭き取り過程
の放電現象(パチパチ放電音)を伴い、図2に示すよう
に、同じ帯電圧でも放電現象が異なる場合があり、帯電
圧単独で拭き取り過程に発生する静電気を評価すること
はできないことがわかる。放電現象の判定 ◎:放電音、放電パルス共に観測されない。 ○:放電音は観測されないが、放電パルスは観測され
る。 △:放電音、放電パルス共に観測される。 ×:放電音、放電パルス共に著しい。 なお、洗濯は上記(5)記載の方法によって行った。
【0037】(8)除電性能の評価 帯電球と放電球との距離を1cmに設定し、起電機を用
いて帯電球に帯電せしめ、放電を起こして置く。この帯
電球に試料を近接させたときの放電の有無を観測した。
放電が停止することは除電が行われていることを意味す
る。 ○:放電が停止 ×:放電が持続 なお、洗濯は上記(5)の方法によって行った。
【0038】実施例1 まず、特開平5−263318号公報に記載の方法にし
たがって下記に示す条件で電気抵抗値が3.0×107
Ω/cm・fの25デニ−ル/2フィラメントの導電性
繊維を得た。 最外層(A)・・・・平均粒径0.18μmの二酸化チタンを0.5重量%含有ポ リエチレンテレフタレ−ト[極限粘度:0.65(フェノ− ル/テトラクロロエタン等重量混合溶液を使用して30℃で 測定)] 中間層(B)・・・・平均粒径0.2μmの二酸化チタンを50重量%含有したナ イロン6[宇部興産社製、1013BK] 最内層(C)・・・・導電性カ−ボンブラックを35重量%含有したナイロン6 [宇部興産社製、1013BK] 複合比率(重量%)・・・・・・層(A)/層(B)/層(C)=70/25/5
【0039】次にナイロン6[宇部興産社製、1013
BK]と極限粘度0.70のポリエチレンテレフタレ−
トを用い、別々の押出機で溶融押出し、複合割合がナイ
ロン6:ポリエチレンテレフタレ−ト=33:67(重
量比)となるようにそれぞれギアポンプで計量した後、
紡糸パック内に供給し、口金温度290℃で吐出し、速
度1000m/分で巻き取った。ついで倍率2.9倍で
75℃のロ−ラヒ−タ−で延伸を施し、130℃のプレ
−トヒ−タ−で熱セットして75デニ−ル/24フィラ
メントの延伸糸を得た。糸条の断面は、縦割り分割型断
面(11層交互貼り合わせ型)構造とした。続いて、こ
の延伸糸に仮撚数3390T/M、温度170℃で仮撚
を施し、分割処理を行った。得られたポリエステルおよ
びポリアミドからなる捲縮加工糸の単繊維繊度は約0.
3デニ−ルであった。この極細繊維を用いて筒編地を作
成し、リラックス、水洗、乾燥、プレセット、アルカリ
減量、水洗処理を施して乾燥し、布帛を得た。この布帛
に上述の導電性繊維を0.9重量%混入させて、ワイピ
ングクロスとしての性能評価を行った。結果を表1およ
び表2に示す。
【0040】実施例2 実施例1において、分割処理後の捲縮加工糸の単繊維繊
度を0.50デニ−ルに代えた以外は同様にして、筒編
地を作成し、各種の処理を施して乾燥し、布帛を得た。
この布帛に上述の導電性繊維を0.9重量%混入させ
て、ワイピングクロスとしての性能評価を行った。結果
を表1および表2に示す。分割処理後の極細繊維の単繊
維繊度が大きくなったので拭き取り性能が実施例1で得
られたクロスに比較して若干低くなっている程度であっ
た。
【0041】実施例3 実施例1において、極細繊維中に占める親水性繊維の割
合を49重量%にした以外は同様にして、筒編地を作成
し、各種の処理を施して乾燥し、布帛を得た。この布帛
に上述の導電性繊維を0.9重量%混入させて、ワイピ
ングクロスとしての性能評価を行った。結果を表1およ
び表2に示す。
【0042】実施例4 実施例1において、導電性繊維の中間層に含有させる無
機微粒子の量を70重量%に変更した以外は同様にし
て、極細繊維からなる筒編地を作成し、各種処理を施し
て乾燥し布帛を得た。この布帛に、中間層に含有させる
無機微粒子の含有量を変更した導電性繊維を0.9重量
%混入させて、ワイピングクロスとしての性能評価を行
った。結果を表1および表2に示す。
【0043】実施例5 実施例4において、縦割り分割型断面形状の複合繊維を
構成するポリマ−として、ナイロン6の代わりにエチレ
ン−ビニルアルコ−ル系共重合体(エチレン含有量44
モル%、ケン化度99%、クラレ製E−105)を使用
して複合繊維を得、分割処理を施して極細繊維を得た以
外は同様にして布帛を作成した。この布帛に実施例4で
使用した導電性繊維を混入させてワイピングクロスとし
ての性能評価を行った。結果を表1および表2に示す。
【0044】実施例6 実施例5において、極細繊維の単繊維繊度を0.19デ
ニ−ルに変更した以外は同様にして布帛を作成した。こ
の布帛に実施例4で使用した導電性繊維を混入させてワ
イピングクロスとしての性能評価を行った。結果を表1
および表2に示す。
【0045】実施例7 5−ナトリウムスルホイソフタル酸2.5モル%、ポリ
エチレングリコ−ル8重量%共重合したポリエチレンテ
レフタレ−ト(極限粘度0.61)とポリエチレンテレ
フタレ−ト(極限粘度0.68)からなる縦割り分割型
断面構造の複合繊維を得、ついでアルカリ減量加工を施
して、前者の共重合ポリエチレンテレフタレ−トを溶解
除去して、ポリエチレンテレフタレ−トからなる極細繊
維を得た。この極細繊維を使用して、実施例1と同様に
布帛を作成し、この布帛に実施例1で使用した導電性繊
維を混入させて、ワイピングクロスとしての性能評価を
行った。結果を表1および表2に示す。親水性繊維を含
んでいないので、拭き取り性能は実施例1で得られたワ
イピングクロスに比較して若干劣っていた。
【0046】比較例1 実施例1において、導電性繊維として電気抵抗値が5×
1011Ω/cm・fの繊維を使用した以外は同様にし
て、極細繊維からなる筒網地を作成し、各種の処理を施
して乾燥し布帛を得た。この布帛に上記の導電性繊維を
混入させて、ワイピングクロスとしての性能評価を行っ
た。結果を表1および表2に示す。電気対抗値が小さい
導電性繊維が混入されているので、帯電電荷量が高く、
放電音が観測されるなど、除電性能はないに等しいもの
であった。
【0047】比較例2 実施例1において布帛に導電性繊維を混入させなかった
以外は同様にして極細繊維からなる筒網地を作成し、各
種の処理を施して乾燥し布帛を得た。このワイピングク
ロスとしての性能評価を行った。結果を表1および表2
に示す。拭き取り性能は高いものであったが、被清掃面
の表面を拭き取った後、しばらくして空気中の塵や埃が
被清掃面に再付着した。
【0048】比較例3 実施例1において、導電性繊維の最内層(C)を形成す
るポリマ−として高密度ポリエチレンを使用した以外は
同様にして、極細繊維からなる筒編地を作成し、各種の
処理を施して乾燥し布帛を得た。この布帛に上記の導電
性繊維を混入してワイピングクロスとしての性能評価を
行った。結果を表1および表2に示す。初期の拭き取り
性能は優れていたが、250回の洗濯後の除電性能には
著しい低下が見られ、耐久性はないといってよいもので
あった。
【0049】比較例4 実施例1において、極細繊維の単繊維繊度を0.90デ
ニ−ルにした以外は同様にして極細繊維からなる筒編地
を作成し、各種の処理を施して乾燥し布帛を得た。この
布帛に導電性繊維を混入し、ワイピングクロスとしての
性能評価を行った。結果を表1および表2に示す。極細
繊維の単繊維繊度が大きくなれば、拭き取り性能が著し
く低下することがわかる。
【0050】比較例5 実施例1において、導電性繊維として導電カ−ボンブラ
ックを35重量%含有するナイロン6を芯部、ポリエチ
レンテレフタレ−トを鞘部とし、芯:鞘=10:90
(重量比)の二層構造の導電性繊維を使用した以外は同
様にして、極細繊維からなる筒編地を作成し、各種の処
理を施して乾燥し布帛を得た。この布帛に上記の二層構
造の導電性繊維を混入し、ワイピングクロスとしての性
能評価を行った。結果を表1および表2に示す。除電性
能の耐久性は有するものの、導電性繊維のクロが目立
ち、意匠性が劣るものであった。
【0051】比較例6 海成分として5−ナトリウムスルホイソフタル酸2.5
モル%、ポリエチレングリコ−ル8重量%共重合したポ
リエチレンテレフタレ−ト(極限粘度0.61)を、島
成分としてポリエチレンテレフタレ−ト(極限粘度0.
68)を用いて海島型複合繊維(島数17)を製糸し、
ついでアルカリ減量加工により海成分である共重合ポリ
エチレンテレフタレ−トを溶解除去して、単繊維繊度
0.29デニ−ルで丸断面のポリエチレンテレフタレ−
ト極細繊維を得た。この極細繊維を使用して筒編地を作
成し、各種の処理を施して乾燥し、布帛を作成した。こ
の布帛に、実施例1で使用した導電性繊維を混入し、ワ
イピングクロスとしての性能評価を行った。結果を表1
および表2に示す。極細繊維であっても断面形状が丸断
面であるために拭き取り性能が悪いものであった。
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】
【発明の効果】本発明のワイピングクロスは、除電効果
が高いので塵・埃を拭き取った後も、被清掃物の表面に
空気中の塵・埃が再付着することがなく、綺麗な面を保
持することができる。さらにこの性能は250回の洗濯
後にも保持されており、非常に耐久性のあるワイピング
クロスが得られるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】摩擦帯電圧および放電現象を測定する装置の該
略図である。
【図2】放電パルスの一状態を示す図である。
【図3】実施例1で得られたクリ−ニングクロスの放電
パルスを示す図である。
【図4】比較例2で得られたクリ−ニングクロスの放電
パルスを示す図である。
【符号の説明】 1:アナライジングレコ−ダ(放電ノイズ記録計) 2:帯電圧記録計 3:表面電位計 4:ル−プアンテナ 5:プロ−ブ 6:樹脂平板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河本 正夫 愛媛県西条市朔日市892番地 株式会社ク ラレ内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単繊維繊度が0.01〜0.8デニ−ルで
    あって、かつ20度以上120度以下の角度を少なくと
    も2つ有する断面からなる極細繊維を主体として構成さ
    れた布帛に、1KV印加時の電気抵抗値が9×108 Ω
    /cm・f以下の導電性繊維を3重量%以下混入してな
    り、250回洗濯後の帯電電荷密度が7.0μC/m2
    以下であることを特徴とするワイピングクロス。
  2. 【請求項2】導電性繊維が、導電性カ−ボンブラックを
    含有するポリアミド層を最内層、無機微粒子を10重量
    %以上含有するポリマ−層を中間層、繊維形成性のポリ
    マ−からなる最外層よりなる三層構造の導電性繊維であ
    ることを特徴とする請求項1記載のワイピングクロス。
  3. 【請求項3】単繊維繊度が0.01〜0.8デニ−ルの
    親水性繊維が布帛中に占める割合が10〜60重量%で
    あることを特徴とする請求項1記載のワイピングクロ
    ス。
  4. 【請求項4】親水性繊維がポリアミド繊維であることを
    特徴とする請求項3記載のワイピングクロス。
  5. 【請求項5】親水性繊維がエチレン−ビニルアルコ−ル
    系共重合体からなる繊維であることを特徴とする請求項
    3記載のワイピングクロス。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003105651A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Kanebo Ltd 制電性能を有する清掃用布帛
JP2008013902A (ja) * 2006-06-08 2008-01-24 Komatsu Seiren Co Ltd 高耐久性帯電防止ワイピングクロス
JP2008272183A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Unitika Ltd 制電性ワイパー
CN114248515A (zh) * 2020-09-24 2022-03-29 无锡市正龙无纺布有限公司 一种pet基一次性静电粘尘擦拭布

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