JPH11505331A - 有害廃棄物を沖合で貯蔵するための設備 - Google Patents

有害廃棄物を沖合で貯蔵するための設備

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JPH11505331A JP8534746A JP53474696A JPH11505331A JP H11505331 A JPH11505331 A JP H11505331A JP 8534746 A JP8534746 A JP 8534746A JP 53474696 A JP53474696 A JP 53474696A JP H11505331 A JPH11505331 A JP H11505331A
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Abstract

(57)【要約】 有害廃棄物、特に放射性廃棄物を沖合で貯蔵するための設備は、(i)浮遊体として水上で輸送可能であり、貯蔵場所の海底上に載るように適合されたコンクリート製ベース本体(11)を含み、前記ベース本体には、廃棄物のための内部貯蔵空間(S、K)が設けられ、貯蔵空間の少なくともいくつかが水面下にあるように配列され、さらに、(ii)浮遊体として水上で輸送可能であり、貯蔵場所の海底上に載るように適合され、ベース本体(11)の側部によってそれに隣接して位置決めされ、ベース本体に接続されるコンクリート製ターミナル本体(10)を含む。ベース本体(11)およびターミナル本体(10)は、互いに、かつベース本体の貯蔵空間(S、K)に接続されるように適合された連絡通路(14)を含み、ターミナル本体(10)は、水または空気で運ばれる輸送手段から廃棄物を受取るために水面より上にある設備(15、16)を有するように適合される。

Description

【発明の詳細な説明】 有害廃棄物を沖合で貯蔵するための設備 この発明は、有害廃棄物、特に低レベル放射性廃棄物を沖合で貯蔵するための 設備に関する。 世界中の多くの場所で、多量の有害廃棄物を貯蔵するのに適した方法および設 備が大いにかつ緊急に必要とされている。この文脈で用いられるように、「有害 廃棄物」とは、危険なまでに汚染されるかまたは他の点で危険な物質であり、す なわち、確実に隔離されるように、取り扱われかつ貯蔵されなければならない物 質である。たとえば、腐食されており、現在のところ漏れていないにしても今後 数年のうちに漏れ始めることが予期され得る樽または他の容器に、多量の廃棄物 が多少なりとも臨時に貯蔵され続けている。 放射性廃棄物は有害廃棄物の重大な例であり、おそらくは、少なくともさしあ たって、十分な安全性を与え、かつ十分な容量を与えられ得る貯蔵システムの開 発を最も緊急に求める有害廃棄物の種類である。 この発明は、有害廃棄物、特に放射性有害廃棄物、より特定的に、危険性が低 いか並みである有害廃棄物として特徴づけられ得る低レベル放射性廃棄物を一時 的または一定期間貯蔵するためのシステムを提供することを目的とする。 このような有害廃棄物は多くの形態で存在し、たとえば次のものが挙げられる 。 −土、砂、水(原子炉の水) −原子力発電所の原子炉または他の部分 −完全であるかまたは部分に分解された原子力潜水艦(たとえば、原子炉部分 ) −放射性物質を含んだ樽または他の容器 これらの例から明らかであるように、ここで考えられる有害廃棄物の形態は、 一定期間の貯蔵時間よりも短い、少なくとも限られた時間の間低放射性または中 放射性有害廃棄物として扱うことができるように保護キャニスターまたは他のエ ンクロージャに囲まれた、核燃料棒のような放射性の高い、熱い放射性物質をも 含み得る。 有害廃棄物の沖合貯蔵についての最新技術はWO91/05351によって示 される。この公報は、水没した状態で海底に載るように適合され、上方に開いた 多数の貯蔵空間を設けられた環状コンクリート構造の形状の貯蔵本体であって、 貯蔵空間の各々が有害廃棄物を閉じ込めるコンクリート製貯蔵容器を収容するよ うに適合された貯蔵本体を含む先行技術の貯蔵設備を開示する。 先行技術の貯蔵設備では、個々の貯蔵容器は、アクセスに対する保護、放射能 に対する保護のような、閉じ込められた物質に対する必要な構造上の保護をそれ 自体で与える、それだけで完備したユニットを構成するように作られる。 さらに、先行技術の設備では、個々の貯蔵容器は、有害廃棄物を装填され密封 された後、たとえば浮遊体として貯蔵本体に輸送されるように適合されており、 そこでこれらは貯蔵本体へと沈み込む。これが沈むのは、水面上の輸送の間空で あるバラストタンクへと水を制御した態様で供給することによってもたらされる 。 その特徴が請求の範囲に記載されるこの発明に従った設備は先行技術の設備と 共通の特徴をいくつか有するが、本質的な点では先行技術とは異なる。 したがって、先行技術の設備では、貯蔵本体は主として、それ自体構造上の保 護を本質的に与える貯蔵容器のための完全に水没した沖合貯蔵場所である。した がって、貯蔵本体によって与えられる付加的な保護は主に貯蔵本体の場所にある 。 他方、この発明に従うと、有害廃棄物に対する全面的な保護、または少なくと も保護の実質的な部分はそれを沖合の場所で貯蔵本体内に配置することによって のみ与えられる。 さらに、この発明に従う貯蔵設備は、たとえば水または空気によって運ばれる 輸送手段、主として船から有害廃棄物をその上に受取り、そこから有害廃棄物が 、コンベアまたは乗物のような、設備に属する輸送手段を用いてベース本体に移 されるターミナル本体を含む。 この発明は、この発明に従って構成された貯蔵設備の例の以下の説明によって さらに説明される。設備は添付の概略的な図面において示される。 図1は、設備の平面図である。 図2は、図1の線II−IIに沿った垂直断面図である。 図3は、図1の矢印IIIによって示される方向から見た、2つの隣接するベ ース本体の側面図である。 図3Aは、ベース本体の一部の、図3における線IIIA−IIIAに沿った 拡大断面図である。 図4は、図1の線IV−IVに沿った垂直断面図である。 図に示されるように、設備はターミナル本体10と、以降ベース本体と称され 、11と指定される多数の貯蔵本体とを含み、貯蔵本体はターミナル本体の側部 によって位置決めされ、互いに対して並行している。ターミナル本体10および ベース本体11の両方は、予め海底上に準備された土台または他の適切な基礎の 上に載る。隣接する本体は、設備全体が一貫した全体をなすように連絡ケーブル などによって相互接続される。 ターミナル本体10の上部側かまたは少なくとも上部側の一部が海面よりも高 くなる。これはベース本体11にも当てはまり得るが、これらの本体または少な くともそのいくつかの上部側は水面よりも下にあってもよい。 ベース本体11または少なくともそれらのいくつかの上に、少なくともその上 部部分が海面よりも十分に上にあるサイロ状の貯蔵タンクが設けられる。 ターミナル本体10と、設けられる場合は貯蔵タンク12を含むベース本体1 1とは設備の主要コンポーネントである。 ターミナル本体10は、貯蔵のために配置されるべき入来物の受取り、設備か ら運び去られるべき貯蔵物の発送、消費物品の貯蔵、作業場、ハウジングおよび 管理機能、監視等のさまざまな補助的機能のためのユニットであり、一方、ベー ス本体は、用語「貯蔵物」が以下で頻繁に用いられる有害物の実際の貯蔵のため のユニットである。 貯蔵は、低レベル放射線廃棄物の一定期間の貯蔵(たとえば50年の期間)か 、または、一定期間の貯蔵場所へと貯蔵物を除去するまでの一時的な貯蔵であっ てもよい。この文脈で用いられるような用語「一時的な」は、貯蔵が数年または 数十年のような短い期間および長い期間の両方であり得ることを意味する。 貯蔵物はターミナル本体10からベース本体11における貯蔵空間へ輸送され る。この輸送が可能であり得るために、ターミナル本体とベース本体における貯 蔵空間とを相互接続する連絡通路が設けられる。これらの連絡通路は、隣接する ベース本体11の間に挿入され、自動車による交通を流すための輸送通路、レー ルに乗せられた車、列車等を運ぶための軌道、さまざまなタイプのコンベア、パ イプライン、シュートなどを規定する細長い部分14によって形成することがで きる。異なったタイプの連絡通路および輸送手段が結合され得る。 図1および図2では、主要連絡通路を規定する部分14は、それらがあらゆる ベース本体11をターミナル本体10に接続するように配列される。これらの主 要連絡通路部分14から、ベース本体11における個々の貯蔵空間Sが横方向の 通路を介してアクセス可能である。図2の矢印Lは貯蔵空間Sへのこのようなア クセスを示す。 図1から明らかであるように、この発明に従う貯蔵設備はより多くのベース本 体11を付加することによって貯蔵容量を高めるよう容易に拡大できる。必要と されるならば、1つ以上の付加的なターミナル本体10もまた付加され得る。 好ましくは、ベース本体11はたとえば200×200メートルの水平寸法( 長さ、幅)を有するモノリシックコンクリートブロックとして作られる。これは 、米国特許第,3,249,664号、第3,686,886号および第4,5 56,002号に記載された原理に従って構成され得る沖合設備に適するように 、スリップフォームコンクリート建造技術を用いて製造され得る。 個々のベース本体11は方形のコンクリートスラブとして簡単に特徴づけられ 得る。示される実施例では、このスラブは、1つの側から反対の側までベース本 体中に延びる3階層の円筒形で平行な貯蔵コンパートメントSを含んだ中間部分 11Aと、同様であるがより小さなコンパートメントKを有する上部部分11B および底部部分11Cとを有する。 このコンクリートスラブの厚さまたは高さは、貯蔵コンパートメントSの階層 の数とこのような各々の階層の高さとによって決定され、上部部分および底部部 分の高さによって決定され、上述の幅および長さの寸法に対しては100mのオ ーダーであり得る。 貯蔵コンパートメントが垂直方向に延びる直立した位置でコンクリートスラブ が製造され、バラストタンクとして用いられる空間にバラスト(水)を再配列す ることによって水上の水平浮遊位置にもたらされた後、これにはその上部側に上 述のタンク12が設けられ得る。これもまたスリップフォームコンクリート建造 技術を用いて行なわれ得る。図1および図2において右側に示される実施例では 、タンク12は内部タンク12Aとそれと同心円をなす外部タンク12Bとを含 む。これらのタンク12Aおよび12Bは、放射性の水のような大量のものを内 部タンクに、そして放射性物質で汚染された土を外部タンクに貯蔵するためもの である。 タンク12は、漏れるいかなる物質をもとらえ、それをタンクに戻すか、また は、このような物質を収容するために設けられたベース本体11内の空間に渡す ための手段と関連付けられるべきである。たとえば、これらの空間はコンパート メントKのいくつかか、もしくは、これらのコンパートメントの間かまたはベー ス本体の中間部分11AにおけるコンパートメントSの間の他の開いた空間であ ってもよい。 コンパートメントSおよびKを密封するため手段(図示されないこれらの手段 は部分的に永続的に密封され、部分的に開放可能であってもよい)を設けられた 、タンク12を有するかまたは有さない仕上げられたベース本体11は海底に準 備された基礎または土台まで水上輸送され、そこで、その意図される場所に沈め られ、ターミナル本体または他のベース本体に接続される。 適切なことに、モノリシックベース本体11はシェル構造として作られ、この ような構造の一例が拡大して描かれた図3Aに示され、ここで中間部分11Aに おけるコンパートメントSは二重壁の円筒シェル構造の内壁によって規定され、 その外壁はウェブを介して内壁に接続される。シェル壁の間の空間はタンク12 またはコンパートメントSから漏れる物質を集めるために用いることができ、検 査、修理等のために内壁の外側にアクセスできる可能性を与える。 当然ながら、タンク12はこの発明に従うベース本体の不可欠な部分ではない 。タンク12が収容するためのものである種類の貯蔵物はもちろんベース本体1 1のコンパートメントSまたはKにも貯蔵され得る。 ターミナル本体10はまた、関連の埠頭と、貯蔵物が船またはバージのような 水上輸送手段からそれによって荷下ろしされ得る荷積および荷下ろし手段(図示 せず)とを有するドック15を含む。荷下ろしの後、貯蔵物は輸送部分14への 他の接続のランプによってベース本体11の1つにおける割当てられた貯蔵コン パートメントSに輸送され得る。輸送は貨車またはトラックを用いて行なうこと もできる。 さらに、ターミナル本体10は放射性土または放射性水のような大量の貯蔵物 を受取るための荷下ろし設備16を含む。この設備はボトム−ダンプバージまた は船Pのためのドックを含み、ダンプ開口部は、バージまたは船から荷下ろしさ れた貯蔵物が乗物および/またはコンベアなどによって適切な態様でタンク12 へとそれによって運び出される重力シャフト17に接続され得る。 介在する輸送部分14によってドック15および荷下ろし設備16から分離さ れる、図1におけるターミナル本体10の部分は、ハウジング、作業場、管理お よび監視空間となる。ベース本体の製造の間、ターミナル本体はまたコンクリー トステーションとして、またベース本体の製造のために用いられるすべての入来 物のための受取り区域として用いられてもよい。 貯蔵物の受取または発送のすべてがターミナル本体で行なわれる必要はない。 この発明に従うベース本体11の設計によって、あるタイプの貯蔵物を水から直 接1つ以上の貯蔵コンパートメントSの一方の端部を介して受取ることが可能お よび好都合になり、この目的のために、これらのコンパートメントには開放可能 なハッチ(図示せず)が装備される。このように、所望であるならばタレットな しでの潜水艦全体かまたは少なくとも原子炉を含む潜水艦部分が水から直接受取 られ得る。ものを受取るこの方法は図2の矢印Uによって図を用いて示される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.有害廃棄物、特に放射性廃棄物を沖合で貯蔵するための設備であって、 浮遊体として水上で輸送可能であり、貯蔵場所の海底上に載るように適合され たコンクリート製ベース本体(11)を含み、前記ベース本体には、廃棄物のた めの内部貯蔵空間(S、K)が設けられ、少なくともいくつかの貯蔵空間は水面 下にあるように配列され、さらに、 浮遊体として水上で輸送可能であり、ベース本体(11)の側部によってそれ に隣接して貯蔵場所の海底上に載り、ベース本体に接続されるように適合された コンクリート製ターミナル本体(10)を含み、 ベース本体(11)およびターミナル本体(10)は互いとベース本体の貯蔵 空間(S、K)とに接続されるように適合された連絡通路(14)を含み、ター ミナル本体(10)は水または空気で運ばれる輸送手段から廃棄物を受取るため に水面より上に置かれた設備(15、16)を有するように適合される、設備。 2.ベース本体(11)の少なくとも1つの貯蔵空間(S、K)がベース本体の 横表面を通って延び、ハッチによって密封可能であるアクセス開口部(U)を有 することを特徴とする、請求項1に記載の設備。 3.ベース本体(11)の上部側には、水面より上に位置し、無孔壁によって取 り囲まれる廃棄物収容空間(12)が設けられることを特徴とする、請求項1ま たは2に記載の設備。 4.前記廃棄物収容空間が、内壁によって水平に外に対して範囲を定められる内 部部分(12A)と、内壁および外壁の間に規定された外部部分(12B)とを 含むことを特徴とする、請求項3に記載の設備。 5.ベース本体(11)が、ベース本体中をその両方の横表面間に延びる複数個 の水平で細長く、かつ平行な円筒空間を含み、前記円筒空間が前記内部貯蔵空間 (S、K)となることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1つに記載の設 備。 6.ベース本体(11)の側部とターミナル本体(10)とによって位置決めさ れ、その長い側でベース本体およびターミナル本体に接続され、その隣接する端 部で互いに接続されるように適合される細長いコンクリート製連絡本体(14) であって、互いと、かつベース本体における貯蔵空間(S、K)と連絡する長手 方向に延びる連絡通路を有する連絡本体によって特徴づけられる、請求項1から 5のいずれか1つに記載の設備。 7.ベース本体(11)が第2の類似したベース本体と接続可能であり、したが って、連絡通路(14)は第2のベース本体の貯蔵空間(S、K)とも連絡する ことを特徴とする、請求項1から6のいずれか1つに記載の設備。 8.ターミナル本体(10)が初めに述べられたものと類似した少なくとも1つ の付加的なベース本体(11)と接続可能であり、したがって、連絡通路(14 )が前記付加的なベース本体の貯蔵空間(S、K)とも連絡することを特徴とす る、請求項1から7のいずれか1つに記載の設備。 9.ベース本体(11)が、内部貯蔵空間(S)から分離され、内部貯蔵空間か ら逃れる廃棄物を受取るように適合された空間を有することを特徴とする、請求 項1から8のいずれか1つに記載の設備。 10.前記クレームの1つ以上で述べられた特徴を有する請求項1から9のいず れか1つに記載の設備のためのベース本体。
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