JPH11507459A - 硬貨計数選別機 - Google Patents
硬貨計数選別機Info
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- JPH11507459A JPH11507459A JP9509217A JP50921797A JPH11507459A JP H11507459 A JPH11507459 A JP H11507459A JP 9509217 A JP9509217 A JP 9509217A JP 50921797 A JP50921797 A JP 50921797A JP H11507459 A JPH11507459 A JP H11507459A
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Abstract
(57)【要約】
硬貨計数選別機は、多数の未選別の硬貨を受け取って転送するための開口したボールを備えた硬貨揚送装置(3)と、そこへ供給される硬貨を選別するための選別装置(8)と、選別と計数に適した硬貨の列を確立しながら硬貨を硬貨揚送装置(3)から選別装置(8)へ移送するための硬貨移送装置(7)とを有する。硬貨移送装置(7)が第一要素(14)及び第二要素(18)を具備され、第一要素と第二要素の間に硬貨用輸送用溝が形成され、硬貨用輸送用溝では第一要素(14)は硬貨の輸送を果たすべく第二要素(18)に対して可動であり、可動な第一要素(14)に硬貨を押しつけるために弾性手段(16、17)が輸送用溝内に配置され、結果として局所的に硬貨移送速度が増加させられる。
Description
【発明の詳細な説明】
硬貨計数選別機
技術分野
本発明は硬貨計数選別機に関し、該硬貨選別機は、多数の未選別硬貨を受け取
って転送する硬貨揚送装置と、そこへ供給された硬貨を選別する選別装置と、選
別及び計数処理に適した硬貨の列を確立しつつ硬貨揚送装置から選別装置へ硬貨
を移送する硬貨移送装置とからなる。
従来技術の説明
硬貨を選別及び(又は)計数する種々の装置が既に知られている。かかる硬貨
処理機の一つの一般的なタイプの主要部分は、多数の典型的には未選別である硬
貨を受け取る硬貨揚送装置と、選別装置と、転送される硬貨を硬貨揚送装置から
選別装置へ輸送するある種の移送装置と、各種の硬貨の数を計数するセンサ手段
とである。
SE−C−375 173は硬貨ボールと傾斜して配置された弾性材からなる
回転可能な円盤とを備える硬貨揚送装置を開示しており、この回転可能な円盤は
、回転可能な円盤に回転経路の下側部分よりその上側部分でより急な傾斜をもつ
ように配置された凹面状支持手段と、硬貨揚送装置によって揚送される硬貨の転
がり通路となる、上側部分で回転可能な円盤表面と接触して配置された分離刃と
接触している。この回転可能な円盤はこの円盤の表面から突き出ている複数の放
射状に向けられたキャリアレールを具備される。
US−A−5 163 868は硬貨揚送装置を有する硬貨選別機を開示して
おり、この装置では硬貨揚送装置は平坦で回転可能な
円盤を備えており、この円盤が硬貨ボールにある程度後方に傾斜して配置されて
おり円盤円周に沿って複数のキャリアを具備されている。この円盤が回転させら
れると、硬貨ボールにあるいずれかの硬貨がキャリアによって受け取られて実質
的に垂直な円形経路に沿って運搬される。硬貨が経路の上側部分に到達すると、
重力によって硬貨がキャリアから滑り外れて傾斜している転がり経路へ落ち、そ
の後硬貨が硬貨処理工程の次のステップへ回転運動しながら輸送される。
例えば、まだ公開されていないが、スウェーデン特許出願第9501357−
9号から、転がり経路、すなわち傾斜した経路を使用することが既知となってお
り、この傾斜した経路が上側端部で例えば硬貨用移送装置としての上記による硬
貨揚送装置から硬貨を供給される。この傾斜した経路の傾斜のおかげで、硬貨が
傾斜した経路を転がる力を加えられ、それによってこの経路の終端に位置する選
別装置へ輸送され得る。経路が交差方向に僅かに後方に傾斜を与えられているこ
とによって、輸送の間に硬貨が経路から落ちる危険性が削減されるが、完全に無
くなるわけではない。硬貨移送装置の重要な機能は後続の選別及び(又は)計数
処理に適した硬貨の列を確立することである。例えば、硬貨が互いに十分である
が過度ではなく広い間隔で分離されて互いの上に重なって位置している場合は、
適した序列が行われている。硬貨が転がり経路の下方への受動的な輸送の間に適
した列に配列されるためには、この経路がむしろ相当な長さをもつことを所望さ
れるが、このことは明らかに小型の機械を実施する可能性を制限することになる
。かかる受動的な硬貨移送装置の別な欠点は、多角形状のような非円形形状の硬
貨を輸送する際の困難性である。能動的要素の欠如はさらに硬貨の密集を自動的
に分散させる可能性を縮小させており、この硬貨の密集はさもなく
ば望まない硬貨の流れの妨害につながる。そこのかかる硬貨の密集を直すことは
結果的に、例えば密集している場所の覆いを取ってから適した道具によってその
場所を直すといった、手動操作を必要とする。
上述のスウェーデン特許出願(第9501357−9号)では、硬貨処理機に
備えられた選別装置がさらに示されており、この選別装置は徐々に大きさを増す
硬貨落下開口と回転可能なキャリアとを具備された円形経路を備え、このキャリ
アが入ってくる硬貨を円形に配置された硬貨落下開口を横切って運搬するように
適合されている。結果的に、選別が受動的方法で行われ、硬貨落下開口を横切っ
て運搬される硬貨は十分に大きい第一開口を通って落下する。かかる受動的選別
装置の無視できない欠点は硬貨落下開口の大きさがある特定の硬貨システムにお
ける硬貨の大きさに対して固定されてしまうことである。もしなんらかのタイプ
の硬貨を加える又は取り除く場合、又は他の硬貨システムと機械を共用する要求
がある場合には、結果的に本質的な修正が機械に対してなされなければならない
。
発明の開示
本発明により硬貨計数選別機が開発され、この硬貨計数選別機は硬貨の能動的
選別並びに能動的な硬貨移送を用いている。こうすることで、硬貨計数選別機を
より小型の形状とすることができ、同時に異なるタイプの硬貨を処理することに
なったときにこの硬貨計数選別機は非常に融通がきくようになる。本発明による
硬貨計数選別機が非常に高精度、すなわち低い間違い率での硬貨処理を提供する
ことにより、高自動処理水準並びに高選別速度が達成され得る。
本発明の目的は添付の請求項1に記載の特徴をもつ硬貨計数選別
機によって達成される。
図面の簡単な説明
本発明による硬貨計数選別機が、同伴の図面を参照して詳細に説明される。図
面において、
図1は本発明の硬貨計数選別機の好適実施例の部分的な斜視図であり、
図2は本発明の硬貨計数選別機に備えられた硬貨移送装置の部分的な斜視図で
、この硬貨移送装置は本質的に既知である硬貨揚送装置に接続されており、
図3は硬貨移送装置に備えられたある部分の分解組み立て斜視図であり、
図4は前記好適実施例による選別装置の一部分の部分的な詳細図であり、
図5は選別装置のある要素の詳細斜視図であり、
図6は商業上利用可能な硬貨計数選別機の略斜視図であり、この硬貨計数選別
機においては本発明による特徴が結合して本発明の代替実施例を構成するように
適用され、
図7は本発明のさらに別な実施例を説明する簡単化した斜視図である。
実施例の詳細な説明
本発明による硬貨計数選別機の好適実施例による設計が図1から明らかになっ
ており、この図1は硬貨計数選別機の主要部分の構成を示している。図1に示さ
れる部分に加えて、この硬貨計数選別機はさらに、カバー及び保護用途の板、設
置又はぶら下げ手段などの種々の附帯的機器を備える。かかる附帯的機器は当技
術野では既知
であり、よってここではさらに詳細には説明されない。
硬貨計数選別機の主要要素が機械本体部分1の前面部分2に配置されており、
機械本体部分1は既知の方法で金属又はプラスチックのような既知の材料から製
造され得る。
硬貨揚送装置3が垂直面から僅かに逸れた平面にある前面部分2に配置されて
いる。硬貨揚送装置3は選別されるべき大量の硬貨を置くための硬貨ボール4を
備え、この硬貨ボール4は上側部分で開口している。さらには、硬貨揚送装置3
は、硬貨ボール4の内側に配置された回転可能な可撓性揚送手段5と、揚送手段
5と接触して配置されている分離刃6とを備える。実質的には、硬貨揚送装置3
が”従来技術の説明”の項及びSE−C−375 173の記載に従って設計さ
れるので、硬貨揚送装置3は既知の技術に基づいており、ここではより詳細には
説明されない。
分離刃6は、刃の一端が上述に従って分離刃6に対して僅かに後方に傾斜して
硬貨揚送装置3と接続して配置されており、硬貨移送装置7に刃の第二端部で接
続されている。硬貨移送装置7はさらに以下で説明され、入ってくる硬貨を選別
装置8へ移送するべくコンベアベルトの能動的で且つ制御された駆動を提供する
ように配置され、選別装置8もまた以下で詳細に説明される。
図2においては、上述の硬貨揚送装置3が、機械前面部分2に取り付けるため
の前部板9に配置されて示されている。分離刃6が二つのピン11a、11bに
より分離刃6の軸部分10で前部板9に取り付けられており、上述に従って分離
刃6が硬貨揚送装置3によって転送される硬貨を分離するように配置される。後
続の選別処理で問題を引き起こす、複数の硬貨が互いに同時に”並行して”分離
されることを最大限度まで避けるために、分離刃6が鋭利な刃先12を備える。
二つまたはそれ以上の硬貨が分離刃6に一緒に到達す
ると、最も外側の硬貨が”引き剥がされ”て硬貨ボール3に落とし戻されてそこ
で転がる旅を続ける。しかしながら、一枚より多い硬貨が一緒に分離されること
を完全に避けることは実際には不可能であろう。しかしながら、以下で説明され
る硬貨移送装置の実施例によって、かかる状況が容易に改善されるであろう。
分離刃6の傾斜によって、分離された硬貨が短い刀身部分13に沿って下方へ
の回転運動を起こされ、短い刀身部分13の上側部分は一度分離された硬貨が分
離刃6から落ちるのを避けるように平坦にされている。この短い転がり部分の端
部が硬貨移送装置7に接続される。この硬貨移送装置7が前部板9に取り付けら
れており且つコンベアベルト14と駆動手段15と弾性手段16、17と支持手
段18とを備える。駆動手段15とコンベアベルト14の第一軸棒20の間の駆
動ベルト19により、コンベアベルト14を分離刃6から図1に示される選別装
置8の方向へ駆動するように、すなわちコンベアベルト14が図面の右から左へ
回転させられるように、駆動手段15が配置される。コンベアベルト14の通常
の回転方向が図2に矢印で示されている。コンベアベルト14は、摩擦特性が以
下で説明されることに従った硬貨を前方へ進めるに十分強い、ゴムまたは他の類
似な材料のような適した材料から作られる。好適には、駆動手段15は直流モー
タのような従来の電気モータである。
図3においては、支持手段18が板バネ16及び弾性発泡ゴム要素17の形の
弾性手段16、17と一緒に示されている。支持手段18は好適には金属又はプ
ラスチックからなり、上部垂直部分21と下部水平部分22を備え、後者の下部
水平部分22が上部垂直部分21とある角度をもって配置されており図3では上
部垂直部分21の後ろに見える。図3の視点から、上部垂直部分21は左先端部
に凹部分23を備え、この凹部分23は図1によると、硬貨移送装
置7の選別装置8への接続を容易にするために、選別装置8の円周の部分と整列
している。さらには、二個のピン24a、24b及び支持エッジ25が上部垂直
部分21の右先端部に配置されている。板バネ16の右先端部分27にある二つ
の穴26a、26bは前記ピン24a、24bに対応しており、図3によれば右
先端部分27は先ず直角に一度曲げられ次にもう一度直角に曲げられる。穴26
a、26b、ピン24a、24b、支持エッジ25並びにこれらの曲げられた部
分により、板バネ16が支持手段18の上部垂直部分21の右先端部の周りに取
り付けられ得る。板バネ16の左先端部28、すなわち板バネ16の自由端は選
別装置8の円周と合致するように狭くなっていく形状を有し、さらにはこの自由
端は以下で説明されるようにコンベアベルト14に向かう力を通過する硬貨に加
えるように特殊な曲げられた形状を備えている。発泡ゴム要素17はバネ力を高
めるように板バネ16と支持手段18の上部垂直部分21の後側との間に位置す
る。下部水平部分22は少なくとも一部が以下で説明れるように反跳ね返り材料
の層29で覆われている。
駆動手段15はコンベアベルト14の回転速度、よってさらに硬貨が硬貨揚送
装置3から選別装置8へ輸送される速度を制御するためのコントローラに作動的
に接続されている。さらには、駆動手段15はコンベアベルト14を後側に駆動
することができ、これは硬貨の流れを妨げる又は低下させる硬貨の密集を解消す
るときに特に適している。
硬貨移送装置7の作動が説明される。上述の硬貨揚送装置3は多数の硬貨の中
の硬貨を受け取って転送し、次に硬貨が分離刃6の刃先12によって分離される
。普通は硬貨は所望されるように一つ一つに分離されるが、上述したように二つ
の硬貨が時として”並行”
して同時に分離されることがある。分離された硬貨は硬貨移送装置7の始点まで
傾斜した分離刃6上を回転して、走行するコンベアベルト14と板バネ16の間
の空間へ落ちていく。硬貨が支持手段18の下部水平部分22に落ちると、跳ね
返り作用の危険性があるので反跳ね返り材料の層29がかかる作用をなくす又は
少なくとも縮小するように適合されている。
図3による板バネ16の設計のため、板バネ16によって硬貨に及びコンベア
ベルト14の方へ加えられる力は輸送経路の始めでは小さい又は存在してさえい
ない。硬貨移送装置7全体は硬貨揚送装置3と対応して僅かに後方へ傾斜して配
置されており、よって、入ってくる硬貨はコンベアベルト14に当接し、さらに
コンベアベルト14の輸送方向に輸送され得る。かかる硬貨の輸送はコンベアベ
ルト14の速度よりも低い速度で行われるが、これは硬貨がコンベアベルト14
に対してある程度まで滑る又は回転するからである。一度硬貨が左先端の板バネ
16の曲げられた部分28へ到達すると、コンベアベルト14に対する圧力は急
速に大きくなり、そこで硬貨の滑りは終わって硬貨はコンベアベルト14の速度
まで加速される。この理由で、発泡ゴム要素17並びに板バネ16の曲げられた
部分28の設計は最も重要であり、これは圧力が大き過ぎず(さもなくば硬貨は
希望に反して減速される)、しかしさらに圧力は上述された硬貨の加速を達成す
るのに十分大きくなくてはならないからである。
上述のバネの非線形付勢効果、すなわち弾性手段の独特の設計が、コンベアベ
ルト14の速度までの硬貨の加速に通じ、”従来技術の説明”の節で上述された
ような既知の受動的硬貨移送装置における問題を解決する。例えば、二つの硬貨
が分離刃から互いに接近して到達すると、これは後続の選別処理における問題を
引き起こすが
、先行硬貨は加速して後続硬貨から離れて次の硬貨まで十分大きな間隔をとって
選別装置に到達する。類似の状況は、二つの隣接する硬貨が基部を形成し第三の
硬貨がこの上に位置する状態の三角形態形でコンベアベルトに到達するときであ
る。今ならこの状況は上述の加速の特徴によって改善される。互いの上に載った
硬貨や実質的に異なる厚さの隣接する硬貨のような、他の一般的な問題がさらに
本発明の硬貨移送装置によって解決される。さらには、本発明の硬貨移送装置は
非円形硬貨、例えば六角又は八角の硬貨を処理することさえできる。
かくして、上述の問題は本発明の硬貨移送装置によって解決され、さらには、
この硬貨移送装置を短く且つ小型にすることができる。
上述の本発明の範囲内の非線形弾性効果は、本発明の適用例に従った上述され
た以外の手段によっても明らかに達成される。
本発明の好適実施例による硬貨計数選別機によって行われる硬貨処理工程の最
後のステップは選別装置8による硬貨選別であり、この選別装置8は図1に概略
的に示され図4及び図5により詳細に示されている。図1によれば、選別装置8
は、硬貨揚送装置3及び硬貨移送装置7が配置される平面から僅かにずれた面に
ある機械前面部分2に配置される。この平面の間のずれは、その重要性は以下で
説明されるが、数度の程度であるべきであり、好適実施例によれば、そのずれは
約4度である。
選別装置8はベース板30を備え、このベース板30は機械前面部分2に確実
に取り付けられており円形境界31及び円形に配置された開口によって形成され
た硬貨落下開口32を備える。硬貨落下開口32は本質的には台形形状を有し、
その平行な側は円形境界31と整列して曲げられており、平行でない側は円形境
界31に対し
て半径方向に向けられている。各開口の平行な側の最も外側は円形境界31の内
側の近傍に位置する。好適実施例においては、十個の硬貨落下開口32があり、
その先頭(選別方向に対して)は他の異質な物並びに拒否された硬貨(すなわち
機械に受理されなかった硬貨)用の硬貨落下開口としての特別な機能を有する。
各硬貨落下開口32は二つの舌状部34a、34bの付いた捕捉板の形状を有
する閉塞手段33を具備される。各捕捉板は通常は硬貨落下開口を閉塞させてそ
れによって硬貨落下開口を横切って通過する硬貨が同じ開口を通って落下するの
を防ぐ。閉塞手段33を有する硬貨落下開口32は図4及び図5を参照して以下
で説明される。
各硬貨落下開口32に関して、ベース板30の後ろ側に硬貨用溝が配置されて
おり、この硬貨溝は選別された硬貨を貯蔵するための硬貨収容器に接続している
。これらの設計は当業者によって扱われ得るので、この問題にここでは深く立ち
入らない。
選別装置8はさらにキャリア円盤36を備え、このキャリア円盤36が硬貨落
下開口32又は円形境界によって形成される円の中心を通る軸棒上でベース板3
0に取り付けられる。キャリア円盤36は円形境界31に関して同中心であり、
その軸線まわりに回転可能である。キャリア円盤36の下側、すなわちベース板
30の方へ向いた側は円形キャリアモールディング37を受けて係合するように
適合されている。係合は例えば円形キャリアモールディング37が嵌まる環状溝
、又は円形キャリアモールディング37が押しつけられるエッジによってなされ
てもよい。円形キャリアモールディング37は好適にはゴム又は類似の材料から
作られ、好適実施例においては、円形キャリアモールディング37は中空に作ら
れているが、代わりに塊状にであってもよい。円形キャリアモールディング37
は円形の落下開口の配置と整列させられており、回転すると、やって来た硬貨を
円形経路に沿って硬貨落下開口を横切らせる。円形キャリアモールディング37
の設計、特にこのモールディングによって硬貨に作用させられる力は重要である
が、これはモールディングが柔らかすぎる結果としての弱い力は硬貨を経路に沿
って運搬することができず、一方では過度に強い力は硬貨とベース板との間に過
大な摩擦を生じさせるからである。この理由で、中空キャリアモールディングが
適していると証明されている。図1及び図4においては、キャリア円盤36及び
円形キャリアモールディング37の好適実施例が部分的断面図から分かる。
さらには、選別装置8はベース板30の後ろ側に設置された駆動モータを備え
る。駆動モータは、直流モータのような従来の電気モータであり、軸棒を、よっ
てさらにキャリア円盤36を駆動し、それによって、やって来る硬貨を円形経路
に沿って硬貨落下開口32を横切って輸送させる。キャリア円盤36の通常の回
転方向は時計回りであり、この方向は図1に矢印で示されている。駆動モータは
作動的にコントローラに接続されており、したがって例えば硬貨移送装置に関す
る上述の説明に対応する硬貨密集を解消するために後ろ方向、すなわち反時計回
りにも回転可能である。
上述の硬貨移送装置7が図1によれば選別経路の下側部分にある場所で選別装
置8に接続されている。上述による選別装置8は硬貨移送装置7に対して僅かに
傾斜しているので、硬貨移送装置7から到達する硬貨は回転するキャリアモール
ディング37の下に滑り入ることができ、このキャリアモールディング37は摩
擦によって硬貨と係合し円形境界31と接触しながら円形回転経路に沿って硬貨
落下開口32を横切って硬貨を運搬する。
傾斜した帰還レール38は図1によれば、選別装置の通常の回転
方向、すなわち時計回りに対する、普通の落下開口の最後の一つの後ろに位置す
る。帰還レール38の一つの端部がベース板30の帰還選別用開口に接続されて
いるのに対し、その第二の自由端部は硬貨揚送装置3の上に位置している。何ら
かの理由で選別装置8で正しく選別されなかった硬貨が、この構成を通して硬貨
揚送装置3に戻されることができる。
さらには、選別装置8がいわゆる硬貨識別器又は硬貨検出器39を具備され、
図1によればこの硬貨識別器又は硬貨検出器39が、硬貨が硬貨移送装置7から
選別装置8へ供給される位置の直後にある選別経路の始めに配置されている。硬
貨検出器39はキャリアモールディング37の回転を抑止してはならないので、
硬貨検出器39は図1に示されるように上側部分と下側部分とを備える設計にさ
れており、この上側部分と下側部分との間をキャリアモールディング37が自由
に動くことができるようにされている。さらに、硬貨検出器39はベース板30
の後ろに配置された付加的な部分を備える。これら複数の部分があるけれども、
硬貨検出器39は一つの機能ユニットとして見なされるべきであり、硬貨が円形
経路上で硬貨検出器39を通過するときに硬貨のデータを測定するようにこの機
能ユニットが適合されている。好適には測定される硬貨パラメータは、直径と厚
さと導電率と透過度であるが、他のパラメータが重要であることもある。あらゆ
る異なる硬貨、すなわち機械によって処理される様々な硬貨の額が従来の設計の
電子メモリに蓄積されている。コントローラ、好適にはマイクロプロセッサが、
得た硬貨データを処理するために、作動的に電子メモリ及び硬貨検出器39に接
続されており、この硬貨検出器39が測定された硬貨データをマイクロプロセッ
サに供給し、マイクロプロセッサは電子メモリに蓄積されているパラメータの値
により通過する硬貨の額を決定する。
図4には、選別装置8の一部分の詳細図が示されている。上述によれば、閉塞
手段33が各硬貨落下開口32に設けられており、この閉塞手段33は、図5に
詳細に示されるように、二つの舌状部34a、34bをもつ捕捉板を構成してい
る。二つの舌状部34a、34bの間に空間が設けられ、その空間で回転するキ
ャリアモールディング37の一部分が自由に動くことができる。この舌状部の前
端は、飛び越えて進む硬貨が捕捉板を横切って滑らかに滑ることができるように
、湾曲させられている。加えて、捕捉板の後端部の舌状部の間の部分40が、回
転するキャリアモールディング37が前記の部分40に係合して不規則な回転速
度や過度の磨耗を引き起こさないように、湾曲させられている。さらに、最適な
キャリア機能のために、部分40が周囲の舌状部34a、34bより僅かに下方
の水準に、好適には十分の数ミリ下方の水準に位置する。
下にたたまれた位置では、好適な実施例によれば、捕捉板舌状部の前端部は約
0.1〜0.5mmの空気の段によって底板30の舌状部41から離されている
。他の実施例においては、捕捉板舌状部34a、34bが舌状部41と直接接し
ていることもある。舌状部41は僅かに下方向に曲げられており、捕捉板舌状部
34a、34bの前端部の湾曲した部分と一緒になって、舌状部41は飛び越え
て進む硬貨に滑らかな移動をさせ、中間にある空間の滑らかな湾曲形状により、
この飛び越えて進む硬貨の移動には特にはこの位置で嵌まり込んだり係合したり
する傾向はない。
捕捉板舌状部の後端部では、捕捉板が硬貨の進行方向に垂直に向けられた軸棒
42に取り付けられている。軸棒42は本体部分44の二つのクランプ43a、
43bの中に取り付けられている。本体部分44はベース板30の後側に取り付
けられているので、図4によれば、その小さな部分のみがそれぞれの硬貨落下開
口32を通し
て視認することができる。図5においては、本体部分全体が示されており、上述
の捕捉板軸棒の取り付け部が図から明らかとなる。加えて、追跡センサ45が各
本体部分44に配置される。追跡センサ45は保護プラスチック層で覆われてお
り、ある特定の凹部に開口して横たえられおりベース板30にある開口を貫通し
ている。追跡センサ45の目的は飛び越えて進む硬貨の存在を検出すること及び
検出された存在をこの追跡センサ45に作動的に接続されたコントローラへ報告
することである。好適な実施例によれば、検出が誘導性手段によって行われるが
、明らかに当業者に良く知られた他の手段によってもなされ得る。
機械前面部分2上、円形境界31の外側に、アクチュエータ46が各硬貨落下
開口32に配置される。アクチュエータ46、好適にはソレノイドがコントロー
ラに作動的に接続され、所定の瞬間にそれぞれの捕捉板を元の閉塞位置から持ち
上げるように配置されており、この位置では飛び越えて進む硬貨は選別装置のま
わりの経路に沿っては動き続けず舌状部41の補足板の下に滑り込んで上を覆わ
れていない硬貨落下開口32を通って下に落ち、かくして硬貨が分離される。こ
の理由で、アクチュエータ46の可動部品47、好適にはソレノイドの可動コア
が捕捉板軸棒42に接続されており、この軸棒42は図5によれば両端部の内の
一端の二つの位置で実質的に直角に曲げられている。ソレノイドは二つの作動モ
ード、すなわち、軸棒42に力が加えられていない、初期の位置に可動コア47
がある無通電モードと、コアが前面部分2の面に対して上方へ転置され軸棒42
に上向きの力Fsolenoidを加え、この軸棒42が僅かに反時計方向に回転されて
、硬貨が硬貨落下開口32を通って選別されるために捕捉板の下を通過すること
ができるに十分な大きさまで捕捉板33を持ち上げる通電モードとを有する。
加えて、パルス計数器が、キャリア用軸棒の角度位置をパルス計数器に作動的
に接続されたコントローラへ所定の瞬間に供給するべく、キャリア円盤36の中
央に配置されている。
上述に従って、追跡センサ45と硬貨検出器39とパルス計数器は全てコント
ローラに作動的に接続されている。好適な実施例においては、これらのコントロ
ーラが一つの単独のマイクロプロセッサとして実現され、前記マイクロプロセッ
サがさらにソレノイド46に作動的に接続される。他の実施例は複数のコントロ
ーラを備えることもあり、この複数のコントローラは、以下で説明される機能を
達成するために当業者に良く知られた方法で協動する。
硬貨が選別装置8へ供給されてキャリア円盤36により硬貨落下開口32を横
切って円形経路へ持って来られると、硬貨は硬貨検出器39を通過し、そこで上
述のように硬貨データが測定されマイクロプロセッサへ供給される。電子メモリ
に蓄積された測定値により、マイクロプロセッサは硬貨のタイプすなわち額を決
定し、その硬貨向けのいわゆるパルス遅れ時間を計算する。このパルス遅れ時間
は、当の硬貨が硬貨検出器39からそれぞれの硬貨落下開口32へ輸送されるま
でキャリア円盤36のパルス計数器が供給するパルスの数と一致する。従って、
マイクロプロセッサはキャリア円盤36の角度位置についての情報を利用するこ
とになり、この角度位置がパルス計数器によって所定の時間(普通は硬貨が硬貨
検出器39を通過する時点から始まる)から経過したパルス数として供給される
。
経路に沿った硬貨の輸送は理想的なものではなく、キャリアモールディングに
対する滑りといった妨害要因からの影響を受けて行われ、従ってマイクロプロセ
ッサはさらに、硬貨が通過するときに上述に従ってマイクロプロセッサに通報す
る追跡センサから受信した
情報を利用する。パルス遅れ時間が経過すると、マイクロプロセッサは結果とし
て、所定の追跡センサが通過する硬貨を実際に検出した一方で後続の追跡センサ
が特定の硬貨を検出しなかったことをチェックするが、このことはそれによって
硬貨が適切な硬貨落下開口32の直前の位置にあることを示す。もしこの条件が
満たされれば、マイクロプロセッサは適切なソレノイドを駆動して、そのソレノ
イドが電流を受けてソレノイドから突き出たソレノイドコアにより関連する捕捉
板を持ち上げ、それによって捕捉板の軸棒を回す。そうして、硬貨が分離され、
適切な硬貨落下開口を通って、硬貨溝を介して硬貨収集受容器まで落下し、そこ
に硬貨が蓄積される。
もしなんらかの理由で、例えば捕捉板の開く際の僅かな遅れによって、硬貨が
硬貨落下開口32を通って落下しなければ、後続の追跡センサが硬貨の存在を検
出したときにこのことが指摘される。かかる場合には、硬貨は円形経路に沿って
残っている全ての硬貨落下開口を横切り続けて上述の帰還レール38を通って硬
貨揚送装置3へ送り戻され、それによって硬貨に分離選別される新たな機会を提
供する。
硬貨検出器によって得られた硬貨データと電子メモリに蓄積されたデータとの
間に一致が無かったような場合には、その硬貨は無効であると見なされ、その場
合にはマイクロプロセッサは選別方向に関する制御信号をソレノイドの第一のも
のへ送り、このソレノイドはそれに関連する捕捉板を開き、それによって、例え
ば機械の前面に配置された除去硬貨用受容器に集めるために無効な硬貨を分離す
る。
全ての通過した有効硬貨についての値がマイクロプロセッサによって登録され
、この登録された情報が、計数された総計及び各タイプの硬貨の全数量のような
計数データ統計を報告する後の段階で使
用される。
加えて、この機械はユーザ通信用の入力及び出力手段を具備されている。例え
ば、ディスプレイ及びキーパッドがマイクロプロセッサに作動的に接続されてお
り、このディスプレイは硬貨計数情報の表示に適しており、このキーパッドは機
械作動を制御するのに適している。ディスプレイ及びキーパッドがマイクロプロ
セッサと協動する方法並びにディスプレイ及びキーボードはコンピュータ工学の
技術分野の当業者にとっては明らか又は良く知られたものと見なされるので、こ
れらの要素はより詳細には説明されない。
上述の好適な実施例によれば、この機械の第一の部分は実質的に垂直な方向に
回転可能な円盤を備えた硬貨揚送装置によって構成されている。添付の独立した
特許請求の範囲で規定されるような本発明の範囲内で、他のタイプの硬貨揚送装
置、例えば上述されたような米国特許出願第5163868号に示されるような
装置を使用することが可能である。他の使用可能なタイプの硬貨揚送装置は当方
の既存のSC−4000モデルで既に使用されている装置であり、このSC−4
000モデルは暫くの間商業的に利用可能となっており図6に概略的に示されて
いる。
図6による硬貨計数選別機は振動トレイ50を具備されており、この振動トレ
イ50が多数の未選別硬貨を受けるように適合されている。振動トレイ50が振
動させられて、硬貨がトレイの端部の開口の方へと揺さぶられる。振動トレイ5
0の開口が傾斜路51に接続されており、この傾斜路51に沿って振動トレイ5
0からの硬貨は滑り下りて硬貨揚送ボール52に集められる。硬貨揚送ボール5
2は回転可能な円盤53を備えており、この円盤53は実質的には水平方向向き
であるが以下で述べる後続部分の方へ僅かに上方へ、すなわち図面に対して上方
へ傾斜している。円盤53が時計方向に
回転させられて、既に説明された硬貨揚送装置と同じように、硬貨の集まりの中
の硬貨を適切な割合で選別ステップへ転送するように配置される。硬貨揚送ボー
ル52の中の硬貨が回転による遠心力を作用させられて、硬貨が、円周に沿った
経路にある硬貨に摩擦で係合するように配置された円盤53の円周に向かって外
側方向に動かされる。円盤53の上にある底部層の硬貨がかくして維持されて、
硬貨移送装置へと転送させられ得る。この硬貨移送装置は転送された硬貨を選別
装置へ移送するための回転可能なコンベアベルトによって構成される。
本発明の好適な実施例に対する上での記述と同様に、硬貨移送装置54の通過
が、硬貨が実際の選別装置へ到達するより前に自己選別することができるように
するために、必要である。硬貨移送装置54に前出の図による板バネのような弾
性手段を具備することによって、上述の実施例と同様な利点が達成される、すな
わち、通過する硬貨がコンベアベルトに押しつけられて、結果としてより早い速
度まで加速され、それによって硬貨が互いの上に又は他の硬貨の直後に位置して
いるという状況を矯正する。
さらには、図6によれば、本硬貨計数選別機が前述の円形選別装置よりむしろ
線型選別構造56を具備されている。ここでは、線型選別装置56は第二のコン
ベアベルトを備え、この第二のコンベアベルトが図において左から右へ回転させ
られて、硬貨移送装置54から受け取った硬貨を同一方向に輸送する。硬貨はい
わゆる硬貨識別器又はセンサ55を通過し、それによって適したパラメータ(直
径、厚さ又は導電率といった)が通過する硬貨について測定され、そのパラメー
タに応じて硬貨の額などが決定される。各硬貨の額につき一つの、複数の除去手
段がコンベアベルトに沿って配置されて、決定された硬貨の額に従って生成され
る制御信号に反応する。か
かる制御信号が受信されると、問題の除去手段が駆動されて、それによって硬貨
が、機械的手段によって、コンベアベルトから取り除かれ、それぞれの各タイプ
の硬貨用の受容器に集められる。
最後に輸送用溝で動作する弾性手段を有するという原理がさらに別のタイプの
機械、すなわち、硬貨揚送装置が中央軸線まわりに回転可能であるボールによっ
て構成される機械に適用されてもよく、硬貨揚送装置の内側のこの回転ボールは
その底部からその上部部分まで螺旋状に延びるレールを具備されている。多数の
未選別硬貨が回転ボールの底部に置かれており、回転ボールの上端部に到達する
べく、回転ボールの回転により硬貨が螺旋状レールに沿って転送させられる。好
適には、このレールは所定の位置に一度に唯一枚の硬貨のみが許されるに十分に
薄いが、それでもなお回転ボールの上端部に一枚より多い硬貨が”殆ど一緒に”
到達することを完全に避けることが可能にはならないであろう。硬貨は一度上端
部に到達すると、ボールの回転により上端部のまわりを回転し続ける。
この状況が図7に概略的に示されており、ここでは時計回り方向に回転させら
れるボールが参照番号60で分類される。多数の硬貨61が、ボール60の上端
部62までは図に開示されていない螺旋状レールを通って乱雑に転送させられて
いる。硬貨61は境界63と接触しており、この境界63は極端に高く示されて
いるが、実際には本の数mmの高さである。境界63は、例えばゴム材料で覆わ
れており、ボール60の回転を通して、硬貨61が境界63の内側をある程度滑
りつつ前方に動かされる。図には示されていない複数の除去手段が、上と同様に
制御信号が受信されると通過する硬貨に境界の半径方向の、すなわち硬貨に向か
って実質的に直角の機械的な衝撃力を受けさせるべく、境界63の部分に沿って
配置される。加えて、特に示されていない硬貨識別器が、硬貨の額を決定し且つ
その額に応じて適切な除去手段を駆動するべく、境界63に沿って適した位置に
配置される。
弾性手段64が境界63の内側に沿って配置される。弾性手段64はちょうど
除去手段のように、図には示されていない機械の内側要素に取り付けられ、この
内側要素が境界63の内側の円形形状と整列させられている。狭い隙間が固定の
内側部分と可動の境界63との間に形成され、かくして硬貨用輸送用溝が形成さ
れる。弾性手段64が境界63に通過する硬貨を押しつけるように配置され、境
界63では回転する境界63の硬貨との摩擦的係合が高められ、それによって滑
りの程度の減少とそれによる輸送速度の増加につながる。既に説明されたことと
同様に、硬貨は結果的に加速して隣接する硬貨から離れ、同時に二つの硬貨又は
三角形状配置にされた硬貨などの困難な状況を矯正する。したがって、硬貨が実
際の選別ステップに到達する前に、互いに対する硬貨の列が十分に適切となるこ
とが保証される。
前述の本発明による硬貨計数選別機の好適な代替実施例は単に実施例にすぎな
い。他の実施例は、添付される特許請求の範囲に規定される本発明の範囲内で、
上述された実施例から逸脱することもあり得る。さらには、”硬貨”という用語
は、代用硬貨や記念硬貨のような硬貨と類似点を有する物が包含されるように、
一般的な意味を与えられるべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年3月17日
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図4】
【図6】
【図7】
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年9月18日
【補正内容】
ば望まない硬貨の流れの妨害につながる。そこのかかる硬貨の密集を直すことは
結果的に、例えば密集している場所の覆いを取ってから適した道具によってその
場所を直すといった、手動操作を必要とする。
上述のスウェーデン特許出願(第9501357−9号)では、硬貨処理機に
備えられた選別装置がさらに示されており、この選別装置は徐々に大きさを増す
硬貨落下開口と回転可能なキャリアとを具備された円形経路を備え、このキャリ
アが入ってくる硬貨を円形に配置された硬貨落下開口を横切って運搬するように
適合されている。結果的に、選別が受動的方法で行われ、硬貨落下開口を横切っ
て運搬される硬貨は十分に大きい第一開口を通って落下する。かかる受動的選別
装置の無視できない欠点は硬貨落下開口の大きさがある特定の硬貨システムにお
ける硬貨の大きさに対して固定されてしまうことである。もしなんらかのタイプ
の硬貨を加える又は取り除く場合、又は他の硬貨システムと機械を共用する要求
がある場合には、結果的に本質的な修正が機械に対してなされなければならない
。
米国特許公報第5,114,381号は、ガイドリングにある開口の近傍に硬
貨流れ経路に沿って延びるガイドを含む、回転可能円盤の種の硬貨処理機用硬貨
送給装置を開示している。ガイドは、表面がガイドリングの内側周囲と滑らかに
整列させられている第一の位置と、表面が滑らかには整列していない第二の位置
の間で振動可能である。第二の位置に配置されると、ガイド手段は、硬貨が開口
を通って逆方向へ戻って回転可能な円盤へ動かされて硬貨の詰まりを防ぐように
作用する。
発明の開示
本発明により硬貨計数選別機が開発され、この硬貨計数選別機は硬貨の能動的
選別並びに能動的な硬貨移送を用いている。こうすることで、硬貨計数選別機を
より小型の形状とすることができ、同時に異なるタイプの硬貨を処理することに
なったときにこの硬貨計数選別機は非常に融通がきくようになる。本発明による
硬貨計数選別機が非常に高精度、すなわち低い間違い率での硬貨処理を提供する
ことにより、高自動処理水準並びに高選別速度が達成され得る。
本発明の目的は添付の請求項1に記載の特徴をもつ硬貨計数選別
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ
,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,
DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I
L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK
,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,
MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R
U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR
,TT,UA,UG,US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.多数の未選別硬貨を受け取り且つ転送するための硬貨揚送装置(3)と、 供給される硬貨を選別する選別装置(8)と、選別及び計数処理に適した硬貨の 列を確立しながら硬貨を硬貨揚送装置(3)から選別装置(8)へ移送する硬貨 移送装置(7)とからなる硬貨計数選別機において、硬貨移送装置(7)が、 間に硬貨用輸送チャンネルが形成された第一要素(14)と第二要素(18) と、硬貨の移送を果たすべく該第一要素(14)が該第二要素(18)に対して 可動であり、 硬貨を可動の第一要素(14)に押しつけ結果として局所的に増加させられた 硬貨移送速度をもたせるために輸送用溝内に配置された弾性手段(16、17) とを備えることを特徴とする硬貨計数選別機。 2.硬貨移送装置(7)の前記第一要素を構成し、駆動手段(15)に接続さ れたコンベアベルト(14)と、 硬貨移送装置(7)の前記第二要素を構成する硬貨用支持手段(18)と、 第一端部(27)で支持手段(18)に取り付けられ且つ第二端部である自由 端部(28)で曲げられており、第一端部(27)でよりも第二端部(28)で の方が強い力で硬貨をコンベアベルト(14)に押しつけるように配置された板 バネ(16)とを備えることを特徴とする請求項1に記載の硬貨計数選別機。 3.支持手段(18)と板バネ(16)の第二の自由端部(28)の間に配置 され、コンベアベルト(14)に対する板バネ(16)の硬貨への押圧力を高め る、発泡ゴム又はその類似のものからなる要素(17)を備えることを特徴とす る請求項2に記載の硬貨計 数選別機。 4.支持手段(18)が上部垂直部分(21)と下部水平部分(22)とから なり、上部垂直部分(21)が板バネ(16)の端部の一方(27)に板バネ( 16)を取り付けるための手段(24a、24b、25)を具備され、前記下部 水平部分(22)が少なくとも一部に反跳ね返り材料の層を具備されていること を特徴とする請求項2又は請求項3に記載の硬貨計数選別機。 5.選別装置(8)が硬貨落下開口(32)を有するベース板(30)と、ベ ース板(30)の上部側に沿って可動に配置された、硬貨を円形経路に沿って硬 貨落下開口(32)を横切って動かさせるためのキャリア(36)とを備え、硬 貨が硬貨落下開口(32)を通って落下するのを防ぐために硬貨落下開口(32 )の少なくとも幾つかに配置された閉塞手段(33)と、各閉塞手段(33)の ためのアクチュエータ手段(46)と、検出された硬貨の額に応じてアクチュエ ータ手段(46)を選択的に作動させるためにアクチュエータ手段(46)に作 動的に接続された、通過する硬貨の額を検出する硬貨検知手段(39)とを備え 、前記アクチュエータ手段(46)が硬貨検知手段(39)によって作動させら れたときにそれぞれの硬貨落下開口(32)の閉塞手段(33)の閉塞を一時的 に停止するために、各アクチュエータ手段(46)がそれぞれの閉塞手段(33 )に作動的に接続されていることを特徴とする前出の請求項のいずれかに記載の 硬貨計数選別機。 6.各閉塞手段(33)がベース板(30)の後側に取り付けられた捕捉板に よって構成され、前記捕捉板が、捕捉板を持ち上げる且つ捕捉板によってなされ た硬貨落下開口(32)の閉塞を停止するためのアクチュエータ手段(46)に 接続された軸棒(42)に、回転可能に取り付けられることを特徴とする請求項 5に記載の硬 貨計数選別機。 7.各アクチュエータ手段(46)がソレノイドによって構成され、前記回転 可能な軸棒(42)がソレノイドの可動コア(47)に接続されることを特徴と する請求項6に記載の硬貨計数選別機。 8.キャリアがゴム又はその類似のものからなるモールディング(37)をも つ回転可能な円形円盤(36)によって構成され、前記円形経路に沿って硬貨を 動かすべく、前記モールディング(37)が、円形円盤(36)の円周の近傍に 、円形円盤(36)のベース板(30)の方に向いた側に取り付けられることを 特徴とする請求項5から請求項7までのいずれかに記載の硬貨計数選別機。 9.モールディング(37)が空洞を具備されていることを特徴とする請求項 8に記載の硬貨計数選別機。 10.前記捕捉板(33)が二つの舌状部(34a、34b)を備え、前記舌 状部(34a、34b)が前記円形経路の長手方向に延び、前記舌状部(34a 、34b)の自由端部が湾曲されており、二つの舌状部の間の空間がモールディ ング(37)の幅よりも僅かに大きく且つモールディング(37)がその空間内 で自由に動けるように配置されていることを特徴とする請求項8又は請求項9に 記載の硬貨計数選別機。 11.通過する硬貨を検出するために各硬貨落下開口(32)に配置されたセ ンサ(45)と、前記キャリア(36)用の位置センサと、センサ(45)の全 てと位置センサと前記硬貨検知手段(39)と前記アクチュエータ手段(46) とに作動的に接続されたコントローラとを備え、関連する硬貨落下開口(32) に作用させられた対応する閉塞手段(33)の閉塞を一時的に停止するべく、前 記コントローラが前記センサ(45)と前記位置センサと前記硬貨 検知手段(39)からの入力データに応じて検出された硬貨の額に対応するアク チュエータ手段(46)を制御するように配置されることを特徴とする請求項5 から請求項10までのいずれかに記載の硬貨計数選別機。 12.第一端部で選別装置(8)に接続され、選別装置(8)によって未選別 の硬貨を硬貨揚送装置(3)へ戻すために第二端部で硬貨揚送装置(3)に接続 された帰還レール(38)を備えることを特徴とする請求項5から請求項11ま でのいずれかに記載の硬貨計数選別機。
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