JPH11509385A - マイクロボロメーター配列用ディジタル・オフセット補正器 - Google Patents

マイクロボロメーター配列用ディジタル・オフセット補正器

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Abstract

(57)【要約】 焦点面配列用オフセット補正器である。ロウおよびカラム読み出し形式で構成されるボロメーター配列は、カラム内の各ボロメーターの抵抗を測定するための専用のカラム回路を有する。高速オンチップ・アナログ/ディジタル・コンバータは、アナログ・センサ信号をディジタル表記に変換する。各ボロメーターの応答はさまざまであるため、アナログ/ディジタル・コンバータの出力に接続されるオフセット・コントローラが、個々のボロメーター応答での変動のディジタル表記を補正する。各ピクセルは、オフセット・メモリに記憶される、対応する動的に計算されたオフセットを有する。オフセットは、チョッパーまたはシャッターが焦点面配列からの放射を阻止する時点で計算される。焦点面配列は、ボロメーター応答をあらかじめ定められた帯域幅内に抑えるために、あらかじめ定められた温度に温度安定化される。

Description

【発明の詳細な説明】 マイクロボロメーター配列用ディジタル・オフセット補正器 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、焦点面配列の信号処理に関し、さらに詳細にはマイクロボロメータ ー焦点面配列用ディジタル・オフセット補正信号プロセッサに関する。 2.関連する技術の検討 放射センサの配列を使用する焦点面配列は、通常、センサ間のセンサ素子出力 における変動を受ける。この変動は、2つの基本構成要素である、オフセット均 一性誤差および利得均一性誤差を含むものである。オフセット均一性誤差は、配 列の放射感知素子からの外部放射を阻止し、各センサ素子からの出力における変 動を測定することにより測定できる。利得均一性誤差は、均一な放射場を焦点面 配列に与え、センサ素子出力における変動を観察することにより測定できる。 本発明まで、焦点面配列オフセット補正は、検出された信号からのリアルタイ ムのまたは記憶されたアナログ信号の減算を試みるアナログ回路に限られていた 。このようなアプローチは、オフセット補正を提供する本発明による装置および 方法の精度に劣ったオフセット補償を提供するものである。 このような種類の放射センサの1つがボロメーターである。ボロメーターは、 赤外線放射を吸収する。ボロメーターは大きな温度抵抗係数を持ち、その結果、 吸収された放射はボロメーターの温度を変化させ、ひいてはボロメーターの抵抗 を変化させる。ボロメーターのイメージング・システムは、通常は8〜12マイ クロメートルの波長範囲の長波赤外線に敏感である。このような赤外線システム は、視界内の物体から発せられる放射量の変動から画像を形成する。 発明の概要 ボロメーター検出器素子の出力の変動は、センサ素子間の線形傾斜応答におけ る不均一性に変換できる。したがって、線形傾斜応答から各素子に関して利得係 数が算出できる。最初に、各素子の出力が相殺されてから、利得が補正され、均 一応答を生じさせる。 本発明は、ボロメーターの配列のために出力信号のオフセットを設定する方法 および装置を提供する。本発明のピクセル単位のオフセット補償器が、複数の検 出器素子を具備するマイクロボロメーター焦点面配列に関して開示される。複数 の検出器素子のそれぞれは検出器出力を有する。本発明の装置は、別個のオフセ ットが外部ソースからの情報より導き出される配列において検出器ごとに別個の オフセットを供給するための装置を含む。本装置は、さらに、時分割用の手段が 供給手段と協同し、配列中のさまざまな素子に異なったオフセットを供給する供 給手段に接続される時分割用の手段も含むものである。本発明の別の態様では、 別個のオフセットを供給する手段は、さらに、検出器への電流を調整するための 手段も含む。 本発明のさらに別の態様では、別個のオフセットを供給する手段は、さらに、 検出器における電圧を調整するための手段を含む。 本発明のさらに別の態様では、別個のオフセットを供給する手段が、さらに、 抵抗を検出器に接続するための手段を含む。 本発明のさらに別の態様では、マイクロボロメーター焦点面配列用のピクセル 単位のオフセット補償器は、検出器素子の配列を含む。検出器素子の配列のそれ ぞれは検出器出力を有する。配列内の各検出器に時変補償バイアスを供給する手 段は、バイアス制御信号間の検出器抵抗変化の影響を補償するように、素子の配 列に接続されている。 本発明の別の態様では、時変補償バイアスを供給する手段が、さらに、配列中 の各素子のオフセット電流を変更する補償のための手段を含む。 本発明の別の態様では、補償手段は、さらに、バイアス制御信号の間、平均電 流を強制的に一定にするために時変補償波形を生成するための手段を含む。 本発明の別の態様では、時変補償バイアスを供給する手段は、配列中の各素子 の検出器バイアス電圧を変化させることによって補償する手段も含む。 本発明の別の態様では、補償手段は、さらに、バイアス制御信号の間、平均電 流を強制的に一定にするために時変補償波形を生成するための手段を含む。 本発明の別の態様では、マイクロボロメーター焦点面配列用のピクセル単位の オフセット補償器は、信号を搬送する少なくとも1つの出力を含む、複数の検出 器素子を含む。あるオフセットに対し少なくとも1つの出力を動的に相殺するこ とによって動的剰余を生成するための手段が、出力で接続される。回路は、動的 剰余がオフセットを差し引いた少なくとも1つの出力での信号を含んでなる、各 検出器の動的剰余を測定するための出力に結合される。 本発明の別の態様では、動的剰余を測定するための回路は、さらに、少なくと も1つの出力に結合されている電流をコンデンサ上に積分する手段、コンデンサ がしきい値に達する時点を決定する手段、コンデンサがしきい値に達するとコン デンサをリセットする手段、およびコンデンサに接続され、オフセットを測定す るためにコンデンサ電圧がしきい値に達する回数を測定する手段を含んでいる。 本発明の別の態様では、複数の検出器のそれぞれに別個の事前設定を供給する ための手段がコンデンサに接続され、その場合、別個の事前設定は外部ソースか ら供給される。 本発明の別の態様では、オフセット補正装置および複数の検出器素子は、集積 回路上に構築される。 本発明のこれ以外の目的、特徴、および優位点は、類似した数字が類似した要 素を参照する本明細書中の好ましい実施態様、請求の範囲、および図面の記述を 通して当業者にとって明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 本発明を説明するために、好ましい実施態様が、添付図面を参照して本明細書 中で記述される。 図1は、本発明の1つの実施態様で利用されるディジタル・オフセット補正装 置の概略ブロック図である。 図2は、本発明の検出器配列の概略図である。 図3は、4つの例示的な検出器および検出器電子回路を示す、本発明のマイク ロボロメーター配列の一部の回路概略図である。 図4は、本発明のマイクロボロメーター配列補償回路の回路概略図である。 図4A、図4B、および図4Cは、ボロメーター・オフセット補償器を利用す る本発明の、例えば集積回路内で実現されるマイクロボロメーター配列補償回路 の変形例を示す。 図5は、本発明のカラム回路の回路概略図である。 図6は、本発明の1つの実施態様で利用されるディジタル/アナログ・コンバ ータを概略的に示す。 図7は、本発明の1つの実施態様で利用されるオフセット・コントローラの回 路概略図である。 図8は、本発明の1つの実施態様で利用される密なオフセット・コントローラ の回路概略図である。 図9は、本発明の1つの実施態様で利用される粗いオフセット・コントローラ を概略的に示す。 図10は、本発明の1つの実施態様で利用されるオーバフロー・コントローラ を概略的に示す。 図11は、本発明の1つの実施態様で利用される利得補正画像補正コントロー ラを概略的に示す。 図12は、本発明のビデオ・プロセッサを示す。 図13は、本発明の1つの実施態様で利用されるコマンド・プロセッサのイン タフェース・ルーチンおよびインタフェース構造の概略図である。 図14は、本発明によって実現されるマイクロボロメーター焦点面用温度安定 器の一例のブロック図を概略的に示す。 図15は、本発明の変形実施態様によって意図されるボロメーター・オフセッ ト補償器回路の変形実施態様を示す。 図15Aは、本発明の変形実施態様によって意図される非線形補償電圧源の1 例を概略的に示す。 図16は、本発明の変形実施態様で利用される6ビット・データ・ラッチで使 用される1ビット・ラッチの例を示す。 図17は、本発明によるアナログ/ディジタル・コンバータの概略ブロック図 である。 図18は、図17に図解される準安定性分解回路の概略ブロック図である。 図18Aは、図17に図解されるアナログ波形生成器の概略ブロック図である 。 図19は、本発明によるアナログ/ディジタル・コンバータの配列の概略ブロ ック図である。 図20は、図19に図解されるクロック逓倍位相固定ループの概略ブロック図 である。 図21は、図19に図解される90°位相器の概略ブロック図である。 図22は、図19に図解される回路の変形実施態様の概略ブロック図である。 図23は、図22の回路で使用される二相電圧制御発振器および二乗回路の概 略ブロック図である。 図24は、図23に図解される電圧制御発振器の詳細な概略回路図である。 図25は、図23に図解される二乗回路の詳細な概略回路図である。 図26は、グレー・コード信号の最下位ビットの間の時相関係性を図解するタ イミング図である。 詳細な説明 図1は、本発明の1つの実施態様で利用されるディジタル・オフセット補正装 置の概略ブロック図を示す。ディジタル・オフセット補正装置は、シャッター3 30を制御するために結合されるシャッター/チョッパー・コントローラ328 を含む。特定のアプリケーションに応じて、ゲルマニウム・チョッパーまたは不 透明チョッパーあるいはそれ以外の同等な光学素子が、シャッター330の代わ りに使用される可能性があることが理解されるだろう。シャッター330は、シ ステムに進入する放射エネルギーを制御する。シャッターが開いているとき、放 射エネルギーは焦点面配列(FPA)100に衝突する。チョッパー330は、 FPAフレーム速度に同期させることができる。FPA100は、連携する制御 電子回路を有する統合マイクロボロメーター焦点面配列から構成されていること が有利である。統合マイクロボロメーター焦点面配列は、さらに、ピクセル素子 から構成され、その場合、各ピクセル素子が、ピクセル素子により吸収される放 射エネルギーの量を表す信号を供給する。FPA100は、FPA100が障害 物によって妨害されないビジコン・モードで操作される。ビジコン・モードでは 、画像は連続的に得られる。 信号回線353上でのオフセット信号は、オフセット・コントローラ302に より供給される。オフセット・コントローラ302は、17ビットアドレス線、 2ビット制御線、および32ビットデータ線とオフセット・メモリ336を結び 付ける。本発明の1つの実施態様では、オフセット・メモリは、128K×32 のRAMである。タイミング生成器310は、2つのタイミング信号348を供 給し、焦点面配列100から2つのクロック信号350を受信する。また、タイ ミング発生器310は、ビデオ・タイミング不良ピクセル置換コントローラ31 2にもタイミング信号を供給する。利得コントローラ304は、利得調整信号3 33を供給する。グローバル画像補正コントローラ306は、ビデオ・インタフ ェース308に8ビット信号を供給する。 本発明の1つの実施態様では、加算ノード332が、オフセット・コントロー ラ302からのオフセット信号を焦点面配列100の出力343に加算する。ビ デオ生成器316には、コントローラ318のビデオ・タイミングおよび出力が 供給される。ビデオ生成器316は、公知のディジタル/アナログ・コンバータ を含んでいることが有利である。コントローラ318は、市販されている80C 186EC型マイクロプロセッサまたは同等なもののようなマイクロプロセッサ を含んでいることが有利である。バックグランド・プロセッサ・インタフェース 324は、プログラム・メモリ322およびデータ・メモリ320を備えている 。本発明の1つの実施態様では、プログラム・メモリ322は256K×16の フラッシュ・メモリから構成され、データ・メモリ320は128K×16のR AMから構成されていてもよい。コントローラ318は、利得メモリ338、オ フセット・メモリ336、およびビデオ・メモリ314を含む各メモリからデー タを読書きするために、バックグランド・プロセッサ・インタフェース324を 通して接続されていることが有利である。シリアル通信回線340は、コントロ ーラ318に外部インタフェースを供給するために結合できる。ビデオ出力デー タはビデオDAC316から得られ、回線342上の外部フレーム・グラッバ( g rabber)はフレーム・データを利用できる。FPA100の温度安定化は 、温度安定器326により得られる。 コントローラ318は、ホスト・マイクロコンピュータを介してイメージング ・システムを外部システムに結び付ける。コントローラ318もヒストグラムを 生成し、輝度曲線および等価曲線を生成し、チョッパーまたはシャッターを制御 し、基準画像フレーム・タイミングを生成し、メモリ診断およびシステム診断を 実行し、手動制御およびスイッチをモニタし、TE安定器326を制御する。タ イミング生成器310は、FPA100クロック、システム・クロック、および 必要とされるタイミング信号を生成する。 図2は、本発明の配列センサの概略図である。マイクロボロメーター配列10 2は、焦点面配列100の放射感知部分を構成する。1つの実施態様では、配列 102は80,000を超える個別マイクロボロメーターを構成することがある 。各マイクロボロメーターに結び付けられる電子回路は、図3に詳細に図示され る。検出器グランド126は、配列102上で均一に分散される。配列は、動的 ロウ選択レジスタ104およびカラム回路110を使用して個々にアドレス指定 されるカラムライン114によってマイクロボロメーターの規則的なグリッド内 に配置される。配列102および配列の電子回路は、配列生産中に試験できる。 テスト・クロック122、テスト・データ124、テスト・モード・イネーブル 116、グローバル・テスト・イネーブル128および検出器テスト・フォース 118の信号は、配列を試験するために使用される制御信号を供給する。カラム 処理回路200は、配列中の各カラムライン114に供給される。カラム処理回 路110は、図5に詳細に図示される。 配列102は、分散グラウンド126および分散グローバル試験イネーブル1 28を有する。配列102は、動的ロウ選択レジスタ104および試験モードで は動的カラム選択試験レジスタ108を使用して、アドレス指定される。操作中 、カラム回路200は、任意の特定のカラムをアドレス指定する。制御112は カラム回路の操作を制御する。カラム回路は、ディセーブル線119によってデ ィセーブルできる。 図3は、4つの検出器および連携する検出器電子回路の例を示す本発明のマイ クロボロメーター配列のある部分の回路概略図である。マイクロボロメーター配 列は、マルチプレクサ試験トランジスタを含む複数の基本ユニット・セルから構 成される。1つの実施態様では、マイクロボロメーター焦点面配列は、328の カラム回路を備えるユニット・セルの328×246のマトリックスから構成さ れる。検出器共通グラウンド126は、ボロメーター218A、218B、21 8C、および218D、ならびにユニット・セル212A、212B、212C および212Dのそれぞれの一方の側に接続される。ボロメーターは、試験トラ ンジスタ220A、220B、220C、および220Dに並列で接続される。 トランジスタ220A、220B、220C、および220Dの「オン」抵抗は 、ボロメーター218A、218B、218C、および218Dのオン抵抗に近 似する。このようにして、試験トランジスタは、ボロメーター信号をエミュレー トする信号を供給するために使用することができる。エミュレートされた信号は 、ボロメーターが作成される前に、マルチプレクサ回路を試験するために使用で きる。不良チップをこのようにして最終的な製作の前に特定できるため、このよ うな試験の結果、製造がさらに安価になる可能性がある。スイッチ222A、2 22B、222Cおよび222Dは、ロウ選択線216Aおよび216Bに応答 してボロメーターまたは試験トランジスタ信号を切り替える。試験モードでは、 試験トランジスタは、グローバル試験イネーブル128により起動され、それぞ れ個々のロウが、ロウ選択線の内の1つを使用して選択されていてもよい。出力 は、各カラム回路200Aと200Bで使用できる。試験モードでは、カラム回 路200Aおよび200Bはバイパスされ、カラム・マルチプレクサによりアド レス指定される。 今度は、本発明のマイクロボロメーター配列補償回路の一例を示す図4を参照 する。双方向垂直シフトレジスタ104が、配列のロウ選択として機能する。ロ ウ選択線216は、ボロメーター218または試験トランジスタ220から信号 を選択するために、スイッチ222を起動する。グローバル試験イネーブル12 8は、すべての試験トランジスタを起動する。カラムライン114は、電源11 7によりバイアスをかけられる。カラムライン114は、プリアンプ・ステージ および出力トランジスタ・ステージのあるバッファ直接注入(BDI)回路13 2により感知される。積分コンデンサ180は、カラム感知線181上の信号を 積分する。本発明の1つの実施態様では、積分コンデンサは、約29マイクロ秒 の積分時間を有することがある。オフセット・コンデンサ16は、積分コンデン サ180が、ボロメーター218信号のより正確なサンプルを供給できるように 、初期オフセットを供給する。1つの実施態様では、オフセット・コンデンサ1 6は約5pFであり、積分コンデンサは約10pFでもよい。コンパレータ20 が、アナログ・ランプ18をカラム感知線181上の積分信号に比較する。 以下に詳細に説明するランプ生成器134は、コンパレータにアナログ・ラン プ信号18を供給する。1つの例でのランプ信号は、名目上約5ボルトから10 ボルトの間の範囲内となる34μsとなる場合がある。コンパレータ20は、3 つの素子、オフセット・コンデンサ16、アナログ/ディジタルラッチ150、 およびオーバフロー・カウンタ138にバイナリ信号を供給する。この実施態様 では、本発明のディジタル・オフセット補正器は、2つのアナログ/ディジタル 変換位相を有する。第1の位相は「粗い」変換位相であり、第2の位相は、正確 な変換位相、つまり「密な」変換位相である。2つの位相は、カラム回路のアー キテクチャを利用して積分アナログ/ディジタル変換を供給する。粗い変換位相 の間、ランプ信号は、一例では約4ボルトであるその低い値に保持される。回路 は、積分コンデンサ180を積分し、何度もダンプする。回路が積分コンデンサ 180からの信号をダンプする回数は、積分コンデンサおよびバックグランド検 出器バイアスのサイズに依存する。検出器バイアス電荷は、通常、積分コンデン サの能力よりはるかに大きい。その結果、積分コンデンサは、バイアス信号によ って溢れさせられる。これを回避するために、コンデンサは回数を積分し、リセ ットする。コンデンサ180は、ボロメーター信号を「密」モードで積分できる ようにリセットされる。コンデンサ上に残る信号は、ボロメーターからの電圧を 表すであろう。オーバフロー・カウンタ138は、コンデンサがダンプされる回 数をカウントする。「密」モードでは、ディジタル・ランプ信号151は、13 ビット・グレー・コード・カウンタ・エンコーダ146から供給される。13ビ ット・グレー・コード・クロックは、13ビット分解能の12×_クロックの4 つの位相を使用する、ピクセル・クロックの12倍に等しい周波数を使用して動 作できる。ディジタル・ランプ信号およびアナログ・ランプ信号は、それらが同 時に開始、終了するように調整される。水平シフトレジスタ106は、オフセッ ト・サンプル/保持142に、オフセット・コンデンサ16を設定するための適 切なカラム・オフセットを供給する。ディジタル・オフセット145は、4ビッ ト・ディジタル/アナログ・コンバータ144に供給され、オフセット入力・サ ンプル/保持142は、4ビット・ディジタル/アナログ・コンバータ144の アナログ出力を受け取る。ディジタル・オフセットは、ピクセル・クロックでラ ッチされることが有利である。カラムライン114は、オフセット・サンプル/ 保持142、出力ラッチおよびドライバ140にアドレス指定を供給する。選択 されるカラムに応じて、出力ラッチおよびドライバは、オーバフロー・カウンタ 138のカウント、およびコンパレータ20によりイネーブルされるアナログ/ ディジタル・コンバータ・ラッチ150のカウントを供給する。出力ドライバ1 48は、ディジタル・データ495をオフ焦点面回路に供給する。ディジタル・ データ495は、オーバフロー・カウンタとアナログ/ディジタル・コンバータ ・ラッチの連鎖であり、ピクセル・クロックで駆動できる。アナログ・ランプお よびディジタル・ランプは、「密」モード位相の開始時に開始される。 ここでは、検出器素子と並列で接続されるボロメーター・オフセット補償器7 01を利用する、本発明のマイクロボロメーター配列補償回路の変形例を示す図 4Aを参照する。補償回路は、例えばMOS技術を使用する焦点面配列により単 一の集積回路上に集積されることが有利である。ボロメーター・オフセット補償 器およびその制御回路が、配列中の検出器のカラムごとに複製されることが理解 されるだろう。図4Aに図示される変形実施態様は、負荷抵抗器115に結合さ れる非線形補償電圧源703を任意で含むものである。負荷抵抗器115は、ボ ロメーター・オフセット補償器701に接続される。ボロメーター・オフセット 補償器701の1つの実施態様は、図15に関連して以下にさらに詳細に記述さ れる。ボロメーター・オフセット補償器701は、第1端子で負荷抵抗器115 に、制御入力でデータ・ラッチ744に結合される。データ・ラッチ744は、 図21に関連して以下にさらに詳細に記述される。ディジタル・オフセット・デ ータ745は、データ・ラッチ744に供給される。ディジタル・オフセット・ データは、カラムライン114上の各ロウおよびカラム・ボロメーター信号に適 用されるオフセットを表す。BDIプリアンプ1704は、さらなる処理のため にオフセット・ボロメーター信号を増幅する。 ここでは、負荷抵抗器115に直列で接続されるボロメーター・オフセット補 償器701、および検出器素子を利用する、本発明のマイクロボロメーター配列 補償回路の別の変形例を示す図4Bを参照する。低ノイズバイアス電源117が 、電圧バイアスをボロメーター・オフセット補償器701に供給する。ボロメー ター・オフセット補償器およびその制御回路が、配列中の検出器のカラムごとに 複製されることが理解されるだろう。図4Bに図示される変形実施態様では、B DIプリアンプ1704の1つの入力に結合される非線形補償電圧源703が任 意で含まれていてもよい。他の素子は、前記に類似した方法で接続される。 ここでは、負荷抵抗器115に結合される非線形補償電圧源703を利用する 本発明のマイクロボロメーター配列補償回路の別の変形例を示す図4Cを参照す る。他の素子は、図4Aに関して前述されたのと類似した方法で接続される。非 線形補償電圧源の動作を、以下に詳細に説明する。 ここでは、本発明のカラム回路の回路概略図の一例を示す図5を参照する。配 列中の各カラムは、連携するカラム回路に結合できる。カラム回路は、積分コン デンサ180の電圧を基準電圧18と比較するコンパレータ20の中心にある。 積分コンデンサ180は、トランジスタ176を介して供給されるオフセット電 圧で調整される。トランジスタは、第1バイアス信号および第2バイアス信号に よりチップ外の電子回路から制御されるバイアス信号を有する。回路は、電荷注 入コンデンサ177を備える。バイアス2信号は、積分コンデンサ上でバイアス 電圧を設定するために、トランジスタ174を介して供給される。粗いオフセッ トは、カラム選択162と調整されるサンプル/保持回路により供給される。ア ナログ信号は、オフセット・バス156上で供給される。スイッチ158は、オ フセット電圧を供給トランジスタ164に供給するために、カラム選択162に より選択されていてもよい。あるいは、オフセット電圧156が供給されない場 合には、基準電圧VCSが電源160を介してトランジスタ166に供給される。 オフセット信号171は、ライン変換の終端信号172により制御されるスイッ チ170を介して供給される。オフセット電圧が供給されるか、あるいは粗/密 制御電圧がNANDゲート154から供給されるかのどちらかである。粗/密制 御175がアクティブであり、コンパレータがアクティブである場合には、NA NDゲートの出力は、ライン変換の終端信号172を通してスイッチ170に応 えて、あらかじめ定義された一定のオフセット電圧を供給するために反転される 。コンデンサ180は、BDIアンプにより増幅されるボロメーターからの信号 を積分する。カラム・バス信号194は、ロウ選択信号により選択された選択済 みボロメーターにより供給される。信号は、例えば50Kの抵抗器を介して20 ボルトより低いグローバル・バイアス・オフセット電圧によってバイアスをかけ られる。入力信号は、回路の動作の一定の位相の間のボロメーター信号を排除す るために供給される入力ディセーブル信号192に応えて、トランジスタ190 によりディセーブルされていてもよい。トランジスタ186は、パス・トランジ スタ184へのボロメーター信号を増幅する。トランジスタ186は、トランジ スタ182から電圧を供給され、トランジスタ188によって制御される。パス ・トランジスタ184によって、ボロメーター信号は積分コンデンサ180上で 積分される。積分コンデンサ180は、リセット信号179に応えてスイッチ1 78によりリセットされてもよい。コンパレータ20の出力は、一例では、過去 のサンプルが動的ラッチ198から読み出されている間に、ある信号が動的ラッ チ196に伝送されるパイプライン様式でカラム信号の積分を可能にする動的ラ ッチの2つのセットに供給されていてもよい。グレー・コード・カウント信号6 2、転送リセット信号195、および動的水平シフトレジスタ108信号は、バ スが粗い変換および密な変換をなされるボロメーターのディジタル値を出力する バス・スイッチ202に供給される。 ここでは、粗いオフセット信号を積分コンデンサに供給するために本発明の1 つの実施態様で利用されるディジタル/アナログ・コンバータを示す図6を参照 する。粗いオフセット・コントローラ354(図7)からの信号回線353上の オフセット信号、B1、B2、B3およびB4は、それぞれデータ・フリップフ ロップ251、253、255および257に供給される。フリップフロップの 出力は、電圧出力を調整し、アナログ変換の準備を行うために、レベル・シフタ に送られる。レベル・シフタ271は、アンプ281に電圧を供給する。アンプ 281は、電圧を出力299に供給するためにトランジスタ・ペア291を制御 する。レベル・シフタ273は、トランジスタ・ペア293のゲートを制御する ために演算アンプ283を制御する。レベル・シフタ275は、トランジスタ・ ペア295のゲートを制御するアンプ285に電圧を供給する。レベル・シフタ 277は、トランジスタ・ペア297のゲートを制御するアンプ287を制御す る。トランジスタ・ペア291、293、295、297は、すべて、4ビット ・ディジタル数を表すアナログ信号301を供給する演算アンプ298に供給さ れる出力299に接続される。 図7は、本発明で利用できるオフセット・コントローラの1つの実施態様の回 路概略図を示す。焦点面配列100は、信号回線353上でオフセット信号を受 信し、焦点面データ351および焦点面オーバフロー・データ355を出力する 。焦点面データ351は、配列の各画像センサ素子、つまり各ボロメーター・ピ クセルに供給される。焦点面オーバフロー・データ355は、内蔵アナログ/デ ィジタル・コンバータ積分コンデンサ180がリセットされた回数のカウントか ら成る。粗いオフセット・コントローラ354は、焦点面配列100上のディジ タル/アナログ・コンバータ内の積分コンデンサ180をセットアップするディ ジタル/アナログ・コンバータに焦点面オフセット・データ343を供給する。 密なオフセット・コントローラ352は、焦点面配列データ351を受信し、新 しい密なオフセット出力341を粗いオフセット・コントローラ354に供給す る。粗いオフセット・コントローラ354は、オフセット調整出力359を密な オフセット・コントローラ352に供給する。密なオフセット・コントローラ3 52および粗いオフセット・コントローラ354は結合し、粗い変更信号319 をオーバフロー・コントローラ356に供給する。 密なオフセット・コントローラ352は、アドレス生成器364を使用する外 部コントローラによって書き込むこともできる密なオフセット・メモリ358に 結び付けられる。粗いオフセット・コントローラ354は、粗いオフセット・メ モリ360へのインタフェースを備える。密なオフセット・メモリ358および 粗いオフセット・メモリ360は、焦点面配列中の素子ごとにそれぞれ密なオフ セットおよび粗いオフセットを記憶するように構築されるデータベースを含んで いる。したがって、焦点面配列中の各素子には、密なオフセット・メモリ358 および粗いオフセットメモリ360の両方に対応する記憶場所がある。これに類 似するものとして、配列の素子ごとに必要とされる積分コンデンサのアナログ/ ディジタル変換サイクルの数のカウントを保持するオーバフロー・メモリ362 が挙げられる。積分コンデンサには前述のように信号全体を積分するのに十分な 容量がないため、これらのサイクルが必要となる。信号は、最終的な積分が最後 の積分サイクルのために焦点面配列上に残されるまで、サンプリングされ、ダン プされなければならない。 1つの実施態様では、密なオフセット・メモリ358および粗いオフセット・ メモリ360は、24ビットから成る単一のオフセット・メモリに結合されてい てもよい。24ビットは、密なオフセット値の14ビット、FPAの最上位ビッ トの5ビット、4つの粗いオフセット・ビット、およびオフセットが変化してい ることを示す1ビットのフラグを記憶することにより割り当てられていてもよい 。14の密なオフセット・ビットは、13の有効ビットと1つの端数ビットを供 することによりコード化されていてもよい。 また、密なオフセット・コントローラ352は、利得補正器370にも信号を 供給する。本発明の一実施態様では、13ビットの焦点面配列100からの焦点 面配列データ351と、5ビットのオーバフロー・データ355がある。粗いオ フセット・コントローラは、本発明の1つの実施態様では、信号回線353上で 4ビットのオフセット・データを供給する。 ここでは、本発明の1つの実施態様で利用される密なオフセット・コントロー ラ352のより詳細な回路概略図を示す図8を参照する。密なオフセット・コン トローラは、クリッピング・コントローラ373、スケーラ372、第1の密な オフセット・マルチプレクサ357、および第2の密なオフセット・マルチプレ クサ363から構成される。密なオフセット・メモリ358は、第1の密なオフ セット・マルチプレクサ357の出力305への16ビットインタフェースを有 していてもよい。1つの実施態様では、第1の密なオフセット・マルチプレクサ 357は、外部データ・ソースから、または新しい密な加算ノード361の出力 から、回線301上で書き込みデータを受け入れる。粗いオフセット調整信号3 59は、図7に示される粗いオフセット・コントローラ354により新しい密な 加算ノード361に供給される。加算ノード361の出力は、密なオフセット・ メモリ358にデータ305を供給するために、第1の密なオフセット・マルチ プレクサ357により、外部データ301と多重化される。密なオフセット・メ モリ358は、FPA100内の特定のピクセル素子に対する密なオフセット情 報を含んでいる。密なオフセット・メモリ358の出力は、オフセット・バイパ ス信号309に応えてオフセットをバイパスするための機構を提供するオフセッ ト・ベース307と多重化される。 第2の密なオフセット・マルチプレクサ363は、一例では、3ビットの小数 点のある13ビット数から構成されることがある密なオフセット出力345を供 給する。密なオフセット出力345は、密なオフセット加算ノード365および 減算ノード369に接続されていてもよい。減算ノード369は、クリッピング されたデータ311を密なオフセット出力345から減算し、オフセット・デー タ371を供給することにより、焦点面配列100の出力をクリッピングする。 クリッピング・コントローラ373は、クリップ信号303によって制御され、 標準クリッピング方法を使用してデータ351に作用する。焦点面データは13 ビットである。減算ノード369の出力は、スケーラ372を介して処理される 。スケーラ372は、密なオフセット加算ノード365での密なオフセットとの 加算のために、データをスケーリングする。 ここでは、本発明の1つの実施態様で利用される粗いオフセット・コントロー ラを示す図9を参照する。新しい密なオフセット信号341は、加算器383内 でオフセット・ベース信号307と加算され、コンバータ375によって加算器 の出力をオフセット誤差の大きさに変換するための信号を供給する。デッド・バ ンド・コントローラ378は、オフセット誤差の大きさを受け取り、マルチプレ クサ377を制御し、スケーラに0または粗いオフセット・スケール係数385 のどちらかを供給する。スケーラ374は、オーバフローとして使用されるか、 あるいはコンバータ376内でコードの大きさから2の補数に変換されるオフセ ット変更信号を供給する。スケーラ374は、密なオフセット・コントローラ3 52によって使用されるオフセット調整信号359を供給する。オフセット調整 信号359は、加算ノード381内で粗いオフセット・メモリ360からの粗い オフセットと加算され、マルチプレクサ379内の書き込みデータ399と多重 化される次のオフセット引数として使用される。外部コントローラは、書き込み データ399を介して粗いオフセット・メモリ360に書き込むことができる。 粗いオフセット・メモリ360は、信号回線353上の焦点面配列100にオフ セット・データを出力する。 操作中、オフセット・コントローラは、チョッパー・モード、シャッター・モ ード、ビジコン・モードおよび校正モードを含む複数のモードで操作されていて もよい。各モードでは、ピクセル・オフセットの不均一性を補償するために使用 されるさまざまな種類の基準画像が作り出される。 チョッパー・モードでは、一例では、ゲルマニウム・チョッパーまたは不透明 なチョッパーがFPAフレーム速度と同期され、ぼやけた画像および焦点の合っ た画像を作り出す。粗いオフセット係数および密なオフセット係数は、基準画像 としてぼやけた画像または妨げられた画像を使用し、計算される。チョッパーが 、このような画像を作成するために作動されるのに従って、係数が定期的におよ び動的に計算されることが有利である。ぼやけた画像または妨げられた画像は、 基準画像を作成するために一次低域再帰フィルターを通過する。このような一次 低域再帰フィルターは、技術において既知である。各ピクセルは、重要な画像信 号によって変調されるDCピクセル・オフセットから構成される信号を放射し、 この場合画像信号はDCオフセットに比較して相対的に小さい。アナログ/ディ ジタル・コンバータは、あらかじめ定められた値の範囲内で動作するため、ピク セルからの信号は、各ピクセルのオフセット特性を適用することによって、アナ ログ/ディジタル範囲の中心近くに配置されることが有利である。あるピクセル の粗いオフセット係数は、ピクセル値がアナログ/ディジタル・コンバータの上 方範囲内にある場合に4ビットオフセット値を減少させることによって、ぼやけ た画像または黒の画像を表示している間に計算される。ピクセル値がアナログ/ ディジタル・コンバータのより下方の範囲内にある場合には、オフセットは増分 される。1ビット・フラグは、オフセット値が計算できるまで、ビデオ・ディス プ レイを凍結するようにセットされている。したがって、オフセット・コントロー ラの出力は、基準画像を差し引いた焦点の合った画像の間の差異として示される 。密なオフセットは、1ビット・フラグが一度クリアされ、密なオフセット値が 計算された場合に、オプションで使用できる。 焦点の合った画像を表示する場合、過少範囲条件および過剰範囲条件下のアナ ログ/ディジタルは、ピクセル・データの5つの最上位ビットにより示される。 この値が変化する場合に、オーバフロー状態が存在する。値の減少は、その場合 オフセット・コントローラが出力を0に固定するアンダフローを示す。値の上昇 は、オーバフロー状態が発生し、オフセット・コントローラが出力をすべての1 にクリッピングすることを意味する。 シャッター・モードでは、オフセットは、シャッターが閉じられている時のみ 計算される。シャッターは、コンピュータ制御によるか手動で、定期的に閉じて いてもよい。シャッターが閉じられている間に得られた画像は、一次低域再帰フ ィルターを通過して、基準画像を作成する。粗いオフセットおよび密なオフセッ トは、チョッパー・モードに関連して前述されたように計算されていてもよい。 オフセット・コントローラの出力は、基準画像を差し引いた開かれたシャッター 画像の間の差異として示される。素子の操作は、チョッパー・モードにおけるオ フセット・コントローラに類似している。 シャッターを使用しないビジコン・モードでは、オフセット係数は、チョッパ ー・モードの場合のように連続して計算される。画像は一次低域再帰フィルター を介して通過し、連続的に変化する基準画像を作成する。使用される場合、粗い オフセットおよび密なオフセットは、チョッパー・モードに関連して前述される ような方法で連続的に計算されていてもよい。オフセット・コントローラ出力は 、表示されている現在の画像と過去に平均化された画像の間の差異である。 オフセット・コントローラは、インテル486あるいはペンティアムによるパ ーソナル・コンピュータのような外部コンピュータがオフセット係数メモリにア クセスする校正モードにおいて操作できる。外部コンピュータは、やはりコンピ ュータの命令の元で更新されるオフセット係数を読書きすることができる。 ここでは、本発明のオーバフロー・コントローラを示す図10を参照する。オ ーバフロー・メモリ382は、焦点面配列100上のボロメーターごとのオーバ フロー・カウントを記憶する。マルチプレクサ390は、コントローラ318か ら、またはマルチプレクサ397からのデータでオーバフロー・メモリ・バス3 67を駆動する。マルチプレクサ397は、保持開始信号344の状態に応じて 、マルチプレクサ390に保持カウント347またはオーバフロー・カウント3 49のどちらかを供給する。保持開始信号344は、粗いオフセット・コントロ ーラからの粗い変更信号319と保持イネーブル信号339の論理AND386 である。オーバフロー・カウント349は、減算の結果である。減算器395は 、オーバフロー信号317を保持データ信号315から減算する。マルチプレク サ394は、オーバフロー・メモリ・バス367または焦点面オーバフロー・カ ウント355のどちらかを選択する。保持ビット・メモリ380は、ORゲート 388からの保持ビット、またはコントローラ318からの保持ビットを記憶す る。保持ビット・バス288は、第1信号を3つの入力OR396に供給する。 オーバフロー・ゼロ信号289は第2信号を供給し、保持ディセーブル制御信号 286は第3信号を供給する。OR396は、制御マルチプレクサ394に保持 実施済み信号284を供給する。AND398は、信号をOR388に供給する 。OR388は、AND386の保持開始出力344にも接続される。 ここでは、本発明の一実施態様で利用される利得補正画像補正コントローラの 概略図を示す図11を参照する。利得コントローラ304は、焦点面配列100 からのオフセット補正済みデータのために利得係数を供給する。利得コントロー ラ304は、さらに、焦点面配列100により収集されるデータのヒストグラム をコンパイルする。 利得/ヒストグラム/補償メモリ610は、利得補償係数を含むデータを供給 する。データは、さらに、不良ピクセルのコードを含む。コードは、ピクセルが 不良かどうかについての情報を供給し、また隣接するピクセル・アドレス・デー タを含んでいてもよい。不良ピクセル・デコーダ624は、データを受け取り、 現在のピクセルが不良であるかどうかを判断する。現在のピクセルが不良である 場合、不良ピクセル・デコーダ624は、不良ピクセルを置換する隣接ピクセル を決定すべく、隣接するピクセルデータを使用してもよい。不良ピクセル・デコ ーダ624は、利得補償係数をマルチプレクサ622に渡し、利得係数によりオ フセット信号を乗算する。マルチプレクサ622は、均一性利得を含む利得補償 係数または不良ピクセル・デコーダ624により供給される利得補償係数を、加 算器626へ渡す。オフセット・コントローラ302は、焦点面配列100から のオフセット補正済みデータを加算器626に供給する。加算器626は、オフ セット補正済みデータを適切な利得補正係数で乗算する。クランプ620は、乗 算されたデータを受け取ることができる。クランプ620は、選択され、あらか じめ定められた範囲の値を渡すためのウィンドウとして機能してもよい。利得補 正済みデータは、表示のために表示装置に供給されていてもよい。 好ましい1つの実施態様では、利得補正係数は、小数点の左側にある1ビット 、および小数点の右側の15ビットから構成されていてもよい。オフセット補正 済みデータは、小数点の左側の13ビットおよび小数点の右側の1ビットから構 成されていてもよい。クランプは、30ビットの乗算済みデータ出力から小数点 の左側の13ビットおよび小数点の右側の1ビットを渡してもよい。 利得補正済みデータは、ヒストグラムの構築にも供給されていてもよい。クラ ンプ/スケール装置618は、利得補正済みデータを受け取り、データをあらか じめ定められたスケールに固定し、スケーリングする。最大/最小生成器616 は、スケーリングされたデータを受け取る。スケーリングされたデータは、高ビ ット生成器614にも供給される。高ビット生成器614は、高ビットをスケー リングされたデータに加算する。マルチプレクサ612は、高ビット生成器61 4からデータを受け取り、利得/ヒストグラム/補償メモリ610にアドレスと してデータを供給する。 利得コントローラ304は、利得/ヒストグラム/補償メモリ610にヒスト グラムを記憶する。加算器606は、ピクセル出力から生じるアドレス値を受け 取り、値が、例えば1つの実施態様では255であるあらかじめ定められた値を 下回る限り、その値を1で増分する。加算器は、増分された値をマルチプレクサ 608に供給する。マルチプレクサ608は、増分値を利得/ヒストグラム/補 償メモリ610の中に書き戻す。焦点面配列100上のすべてのピクセルが走査 される。 ここでは、本発明のビデオ・プロセッサを示す図12を参照する。ビデオ・プ ロセッサは、8ビット・ビデオ信号、4ビット・オーバレイ信号および明るいオ ーバレイ信号を供給する。8ビット・ビデオ信号は、マルチプレクサ421の出 力をマルチプレクサ417の出力と加算することによって供給される。マルチプ レクサ417マルチプレクサは、マルチプレクサ415を介するフィードバック 信号で、焦点面配列処理システムから8ビット・データを計算し、7ビットの最 下位ビット・バイパスを供給する。加算ノード437は、マルチプレクサ419 の入力および出力も監督するマルチプレクサ421を供給する。マルチプレクサ 419は、オーバレイ・メモリ403の出力を受け取る。不良ピクセル置換は、 マルチプレクサ425およびマルチプレクサ423により実現され、マルチプレ クサ423がデータの8ビットを、加算ノード427の出力を受け取るマルチプ レクサ425に入力する。加算ノード427は、マルチプレクサ425の出力を 、入力としてビデオ・メモリ405からのデータと加算する。不良ピクセル置換 プロセッサ401は、不良ピクセル・データが置換されるビデオ・メモリに17 ビット・アドレス346を供給する。8ビット・コンピュータ信号は、やはりマ ルチプレクサ409からフィードバック・データを受け取るマルチプレクサ41 1に供給される。マルチプレクサ411の出力は、マルチプレクサ409内で、 マルチプレクサ407を介して8つのもっともグローバルなビットと多重化され る8つの最上位ビットと多重化される。不良ピクセル置換プロセッサ401は、 17ビットのアドレスを、前述のマルチプレクサ419にデータを供給するオー バレイ・メモリ403に供給する。クリッピング・プロセッサ439は、オーバ レイ・プロセッサ431からオーバレイ信号を供給する加算ノード433の出力 およびマルチプレクサ425によって作り出される不良ピクセル置換回路の出力 をクリッピングする。焦点面配列からグローバルにスケーリングされたデータは 、マルチプレクサ407を介して供給され、利得補正済みデータはマルチプレク サ415に供給される。 ここでは、本発明のコマンド・プロセッサのインタフェース・ルーチンおよび インタフェース構造の概略図を示す図13を参照する。コントローラ318は、 シリアル入出力(I/O)ポートに結び付けられる第1シリアル・プロセッサ5 22および第2シリアル・プロセッサ554を有する。 高速リンク584は、外部プロセッサ582に結びつく。外部プロセッサ58 2は、シリアル・リンク1−576およびシリアル・リンク0−574を制御す る。高速リンク584は、メモリを介して、DMAチャネル578およびDMA チャネル580により結びつく。DMAチャネル578は、リンク・プロセッサ 556に結びつくリンク・コントローラ568に結びつく出力チャネルである。 高速リンクは、リンク・コマンド・インタプリタ570とも通信する。リンク・ プロセッサ556は、DMAチャネル580を通るリンク・コントローラ572 を介して高速リンク584からデータを受け入れる。リンク・プロセッサ556 は、コントローラ318に結びつく。 FPAタイミング・コントローラ510は、フレーム割込みルーチン514を タイミング・データに供給する。タイマ_2 588は、ディジタル/アナログ ・コンバータ・リクエスト594をスケジュールするインターバル・タイマ・ル ーチン512に信号を供給する。ディジタル/アナログ・コンバータ・リクエス ト・コマンド503は、アナログ/ディジタル・コンバータ・サービス・ルーチ ン586を演算するアナログ/ディジタル・コンバータ511に供給される。温 度示度507は、TE安定器制御546に供給される。TE安定器326は、T E安定器制御546により制御される。TE安定器326は、TE安定器ループ 調整548を備える。素子を制御するためのスイッチは、スイッチ・スキャナ5 36により走査されるインタフェース542を備える。タイマ・ルーチンは、フ レーム割込みルーチン514およびアナログ/ディジタル・リクエスト594だ けではなくスイッチ・スキャナにもポーリングを供給する。スイッチ・スキャナ は、スイッチ・コマンド・プロセッサ540にデータを供給するスイッチ変更リ スト538にデータを供給する。チョッパー割込みルーチン534は、チョッパ ー・シャッター・センサ527からデータを受け取る。チョッパー位相制御ルー プ532は、チョッパー・ルーチン530によって制御される。チョッパー・コ ンバータ526は、チョッパー位相制御ループ532によって制御される。チョ ッパー位相ループ調節は、534内で調整される。DMAメモリ・コントローラ 516は、DMAQ523にサービスを供給する。DMAチャネル521は、シ ステム・メモリ518にアクセスする。自動利得制御ルーチン528は、DMA コントローラ516によって制御されるDMAQ523を介してメモリに結びつ く。 図14を参照すると、本発明に従って実現されるマイクロボロメーター焦点面 配列用温度安定器の1つの特定な例のブロック図が示される。装置は、複数のマ イクロボロメーターのそれぞれから温度エータを供給するためのマイクロボロメ ーター焦点面配列100から構成される。前記のように、FPA100からのデ ータは、図11にもっともよく示されるように、利得/画像補正コントローラ3 04から利得補正済み信号621を作成するために処理されていてよい。TE安 定器ループ調整548は、利得/画像補正コントローラ304からの利得補正済 み信号に結合される平均信号912を決定するための手段を含んでいてもよい。 平均信号決定手段912は、フィードバック信号出力906から成る。マイクロ ボロメーターの配列の平均温度を示す平均信号は、フィードバック信号出力90 6上でフィードバック信号を生成するために、利得補正済み信号から求められる 。フィードバック信号は、平均信号に比例していることが有利である。TE安定 器制御546は、フィードバック信号出力906を受け入れるための入力を含む 、温度制御信号902を生成するための手段を含んでいてもよい。温度制御信号 手段902は、フィードバック信号に比例する温度制御信号を搬送するための、 温度制御出力904を含んでいる。温度安定器326は、マイクロボロメーター 焦点面配列と接触する。温度安定器326には、温度制御出力に結合された入力 があり、結合910で示されるようにマイクロボロメーター焦点面配列100の 平均温度を調整するために、温度制御信号に応答する。 本発明の装置の1つの実施態様では、熱電気安定器326は、熱電冷却器を含 んでいることが有利である。平均信号912を決定するための手段は、マイクロ プロセッサを含んでいるか、あるいはコントローラ318内で実施されるコンピ ュータ・プログラムとして実行しうることが有利である。温度制御信号生成手段 902は、従来の電力アンプを含んでいてもよい。 本発明の装置の有用な実施態様では、平均信号決定手段は、FPA内の各マイ クロボロメーターから、または配列中のマイクロボロメーターの選択された部分 からデータを受け取るために連結されていることが好ましい。このようにして、 発明の方法および装置は、初めに、FPAボロメーター素子の温度感度を利用し 、配列自体を配列中のボロメーター素子の平均温度において安定化する。 操作中、本発明の方法は、コンピュータ制御された方法をマイクロボロメータ ー焦点面配列の温度安定化に供給し、その場合、各プロセス・ステップは、コン ピュータ生成されたコマンドに応えて実現される。コンピュータ制御された方法 は、以下のステップを含む: A.マイクロボロメーター焦点面配列中の複数のマイクロボロメーター のそれぞれから温度データを読み出すステップ; B.温度データから平均信号を決定するステップ; C.フィードバック信号が平均信号に比例するフィードバック信号を生 成するステップ; D.フィードバック信号に比例する温度制御信号を生成するステップ; および E.マイクロボロメーター焦点面配列の平均温度を温度制御信号に応え て調整することにより、マイクロボロメーター焦点面配列の温度を安定化するス テップ。 1つの特定な有利な例では、温度を安定化するステップは、マイクロボロメー ター焦点面配列に結合される熱電気安定器の温度を調整するステップを含む。温 度調整は、希望されるように、およびアプリケーションと操作環境に応じて、連 続的にまたは定期的な間隔で実施されていてもよい。 別個の温度センサを配列基板上で使用する本発明の1つの変形実施態様では、 TE安定器は、FPA温度を以下のパラメータに関して100マイクロ度ケルビ ン内で安定した状態に保つことができるであろう: センサ抵抗:5KΩ≦R≦20KΩ 温度係数:−2%/度ケルビン センサを差動ブリッジの1つの脚部の中に配置することによって、別個の温度セ ンサ回路を実現してもよい。ブリッジまでの2本の電力リード線が、差動測定値 が採取できるように自動的に切り替えられ、ブリッジは、dc駆動電源内でのド リフトを相殺するために両方向で電力の供給を受ける。ブリッジ抵抗器には、セ ンサの抵抗に等しい値Rが設定される。1度ケルビン範囲内で正確な絶対温度を 得るために、−2%/度Kの温度係数の場合、Rの値は2%以内の精度でなけれ ばならない。センサ抵抗の指定される範囲の場合、ブリッジにはN個の合計差異 値が存在する場合がある。 1.02N=(20K/5K) N=log(4)/log(1.02) N=70 したがって、各センサは、組立てに適した抵抗器を選択するために測定されなけ ればならない。12ボルトという駆動電圧用のブリッジにわたる電圧差は、温度 における変化が100μ度に対し、約6μVとなる。それから、この電圧は、約 100,000で増幅され、バックグランド・プロセッサに対する入力のために アナログ/ディジタル・コンバータによってサンプリングされる。プロセッサは 、TE安定器用電力駆動回路を制御するために使用してもよい。 ここでは、本発明により意図されるボロメーター・オフセット補償器回路の変 形実施態様を示す図15を参照する。前記のように、焦点面配列の各カラムは、 ボロメーター・オフセット補償器701に結合される。したがって、ボロメータ ー・オフセット補償器701および矢印707で示される連携する回路は、Mコ ラムのそれぞれに、FPA集積回路チップ上で複製される。カラムライン114 上のボロメーター信号は、ロウ選択回線216で選択され、BDIプリアンプ1 704に接続する。カラムライン114上のボロメーターからの信号とは、ボロ メーター・オフセット補償器701により補償されているところの信号である。 説明される例では、ボロメーター・オフセット補償器701は、その内のいくつ かが補償抵抗器702、704、および708として図解のために示され、それ ぞれ個別に複数のスイッチ710A、710B、および710Dに結合される、 第1補償抵抗器から第6補償抵抗器を具備する。複数のスイッチは、例えば第6 ビット・データ・ラッチ744の出力により結合され、制御される。第6ビット ・データ・ラッチ744は、水平シフトレジスタ106によってイネーブルされ る。ディジタル・オフセット・データ745は、データ・ラッチ744を介して 特定の抵抗器の組み合わせを選択する。本発明の1つの実施態様では、第1補償 抵抗器から第6補償抵抗器に、1200オームから8200オームの名目範囲内 の値が設定され、例えば約145キロオームの負荷抵抗器115に結合される。 本明細書中に示される実施態様は、制限ではなく、図によって示され,その他の 同等な値、および補償抵抗または同等な回路の組み合わせは、本発明の精神およ び範囲を逸脱することなく使用してもよい。1つの実施態様では、非線形補償電 圧源703が電圧をボロメーター・オフセット補償器701に供給する。 ここでは、図15Aを参照し、図15Aは、本発明の変形実施態様により意図 される非線形補償電圧源703の一例を示す。非線形補償電圧源は、抵抗754 に並列接続されるコンデンサ752に接続されるスイッチ750を有する。閉じ られると、スイッチ750は、電圧VNCをアンプ756にかける。アンプ75 6は、出力抵抗760に直列接続される出力コンデンサ758を通る出力762 を備える均一性利得アンプを具備していることが好ましい。再び図4Aを参照す ると、出力762は、BDIプリアンプを制御するために、ノードV1に、ある いは変形実施態様においてはV3に接続されていてもよい。スイッチ750は、 検出器ロウ選択と同期して起動されることが有利である。この開示の利点を得る 当業者によって理解されるように、アンプ756は、任意の特定のアプリケーシ ョンの集積回路技術に応じて、均一性利得反転演算アンプまたは均一性利得非反 転演算アンプを含んでいてもよい。 ここでは、6ビット・データ・ラッチ744で使用される1ビット・ラッチ7 44Aの例を示す図16を参照する。ビット・ラッチ744Aは、入力から出力 へ電圧レベルを変更するために、レベル・シフタ回路725に結合されていても よい。レベル・シフタ725は、抵抗上のn−チャネルを減少するために構成さ れていることが有利である。図16の回路は、補償抵抗器ごとに複数回複製され ていることが有利である。ボロメーター・オフセット補償器701が6つの補償 抵抗器を利用する一例では、同一データ・ラッチ回路は、FPAチップ上のM個 のカラムのそれぞれに6回製作されていることが有利である。好ましい実施態様 では、データ・ラッチ744は、相補型金属酸化物半導体(CMOS)トランジ スタを具備する。 入力では、各ビット・ラッチ744Aは、N番目のオフセット・ビットを動的 にラッチし、選択するように構成されたロウ選択トランジスタ714、712を 具備する。トランジスタ714は、水平シフトレジスタ106からのロウ選択出 力によって制御される。トランジスタ712は、水平シフトレジスタ106から のNOTロウ選択出力によって制御される。トランジスタ716、722は、第 2動的ラッチとして動作する。トランジスタ718および720は、起動時にn オフセット・ビットの状態をトランジスタ726に転送する制御信号TおよびN OT Tに応答してトランジスタ726を駆動する。NOT HVリセット信号 は、転送信号TおよびNOT Tがアクティブでない間、トランジスタ724の 出力をリセットする。リセット後、アクティブな転送信号、およびトランジスタ 718と720がトランジスタ726を駆動する。トランジスタ728および7 30は、トランジスタ726の出力に応えてトランジスタ710を駆動するため に動作する。出力では、切替えトランジスタ710が、負荷タップNから負荷タ ップN+1を短絡させることによって、補償抵抗器の選択を制御する。複数のス イッチ710A−710Dは、前記例の切替えトランジスタ710を含む。第1 ラッチは、領域内のトランジスタを3×2ミクロンの範囲でトランジスタを操作 するための第1電圧Vddでバイアスを掛けられていてもよく、一方、Vddよ りかなり高い第2電圧Vdaは、トランジスタ710を操作するように選択され ていることが好ましい。トランジスタ710は、約40×2ミクロンの面積を持 つ半導体材料を含んでもよい。 ボロメーター・オフセット補償器回路の素子を記述したので、今度は、ボロメ ーター・オフセット補償器回路の動作を記述するのが本発明の理解に役立つであ ろう。さらなるバックグランドにより、マイクロボロメーター焦点面配列は、通 常、検出器不均一性と非常に低い信号レベルの両方を同時に処理するために、非 常に大きな動的範囲の電子回路を必要とする。1対100万を超える動的範囲が 典型的である。電子回路スイッチは、特に、大きな焦点面配列に適用可能な場合 に、この難しい要件を満たすことができ、マイクロボロメーター技術の重大な利 点および実践的なアプリケーションを提供する。図15に図示される実施態様で は、非線形補償電圧源は、利用される場合、ボロメーター検出器、負荷抵抗器、 プリアンプおよび補償抵抗器を具備する焦点面上回路に接続されるオフ焦点面非 線形補償電圧源であることが好ましい。電圧V1がかけられると、複数のスイッ チ710A−710Dの内の1つまたはそれ以上を開くことによって選択される ように、電流は検出器カラムライン114、負荷抵抗器115、および少なくと も1つの補償抵抗器を通って流れる。負荷抵抗器115が必要とされない実施態 様もある。電圧V1はBDIプリアンプ1704によって設定され、名目上M検 出器回路のそれぞれに対して同じ電圧である。プリアンプに流れ込む電流は、信 号電流を表す。検出器抵抗が検出器ごとに大きく変化する可能性のある検出器抵 抗の差異を補償するために、補償抵抗器が利用されることが好ましい。このよう な補償抵抗器が利用されない場合には、プリアンプ回路は、有効信号電流だけで はなく、検出器抵抗変動から生じる大きな付加電流も処理するためにかなり増大 した動的範囲を必要とする。 電流がボロメーター検出器にかけられるに従い、I2R加熱は各検出器の温度 を上昇させる。温度が上昇した結果、検出器抵抗が変化し、それによりBDIプ リアンプ1704の入力動的範囲要件が増加する。外部非線形補償電圧源117 はノードV1で電流の変化を感知し、I2R加熱が誘発するプリアンプ電流の変 化を正確に補償する非線形電圧を供給する。このようにして、非線形電圧は、プ リアンプ回路の動的範囲要件も、焦点面上に集積される電子回路内で容易に達成 できるレベルまで引き下げる。 ここでは、本発明のアナログ/ディジタル・コンバータの総合的な概略ブロッ ク図である図17を参照する。変換対象のアナログ信号であるアナログ入力信号 15は、クロックされないアナログ・コンパレータ20の1つの入力に接続され る。コンパレータ20のその他の入力は、アナログ・ランプ信号18に接続され る。アナログ波形生成器30は、アナログ・ランプ信号18を生成する。アナロ グ・ランプ信号18が、実質上、アナログ入力信号15に等しい場合、コンパレ ータは出力信号21を生成する。コンパレータ出力信号21は、準安定性分解回 路35の制御入力に接続される。アナログ波形生成器30に同期されるのは、デ ィジタル・グレー・コード・バス62上でディジタル・グレー・コードを生成す るグレー・コード生成器45である。ディジタル・グレー・コード・バス62は 、 準安定性分解回路35のデータ入力に接続される。準安定性分解回路35は、バ ス62上のディジタル・グレー・コードの状態をコンパレータ出力信号21のア クティブ状態に応えて記憶する。その結果、準安定性分解回路35のディジタル 出力信号47は、アナログ・ランプ信号18の大きさがアナログ入力信号15の 大きさと等しくなる場合のアナログ入力信号15の大きさのディジタル表記とな る。 ここでは、準安定性分解回路35をさらに詳細に説明する図18を参照する。 コンパレータ出力信号21は、Nビット・データ・ラッチ11の制御入力に接続 される。Nは、アナログ信号15がアナログ/ディジタル・コンバータによりデ ィジタル化(変換)される分解能のビット数である。Nは任意の数となり、通常 、大部分のアプリケーションでは8と16の間である。Nビット・データ・ラッ チ11データ入力は、グレー・コード生成器45からディジタル・グレー・コー ド・バス62に接続される。Nビット・データ・ラッチ11(グレー・コード生 成器45により生成されるコードである)によってラッチされるデータは、回線 17上でNビット・フリップフロップ19に供給される。Nビット・フリップフ ロップ19は、Nビット・データ・ラッチ11がグレー・コード・生成器45の 状態を記憶した後あらかじめ定められた時間期間、回線17上のデータを記憶す ることによって、システムの準安定性を分解する。ディジタル出力47は、前記 のように供給される。 ここでは、図17に図解されるアナログ波形生成器30の概略ブロック図を示 す図18Aを参照する。演算アンプ32は、出力信号を積分コンデンサ28に供 給することにより、アナログ・ランプ信号18を供給する。RESET信号34 は、タイミング回路33により生成され、新しい変換が開始されなければならな いときにコンデンサ28を放電するために、スイッチ28Aを起動する。演算ア ンプ32の1つの入力39は、RAMP_BIAS信号に接続され、第2入力2 3は、プログラマブル電流源31の出力に接続される。プログラマブル電流源3 1は、演算トランスコンダクタンス・アンプ27により制御される。アンプ27 には、アナログ・ランプ信号18に接続される第1入力がある。アンプ27の第 2入力はランプ基準電圧RAMP_REFに接続される。アンプ27の第3入力 は、ランプ調整回路29の出力に接続される。アナログ・ランプの開始電圧は、 RAMP_BIAS電圧を変更することにより調整可能である。アナログ・ラン プ信号18の傾斜は、アンプ27により制御される。プログラマブル電流源31 の出力をトランスコンダクタンス・アンプ27からの電流信号27Aに応えて変 更することにより、アナログ・ランプ信号18の傾斜は変更できる。ランプ信号 18が終了しなければならない直前に発行されるタイミング回路33からの制御 信号33Aに応えて、ランプ調整回路29は、制御信号29Aを介して、アンプ 27をオンにして、RAMP_REF電圧とアナログ・ランプ信号18の電圧の 間の差異をサンプリングする。トランスコンダクタンス・アンプ27は、この電 圧差異を、プログラマブル電流源31の制御に使用される電流27Aに変換する 。プログラマブル電流源31が調整された後で、タイミング回路33は、制御信 号33Aを介して、アンプ27をオフにして、フィードバック・ループを開き、 RESET信号19を発行し、スイッチ28Aを使用してコンデンサ28を放電 してから、スイッチ28Aを開き、別の積分サイクルを開始する。 ここでは、並列アナログ/ディジタル・コンバータ10Aおよび10Bの概略 ブロック図である図19を参照する。明確を期すために2つのコンバータだけが 図示されており、配列中にはm数のコンバータがある場合がある。1つの好まし い実施態様では、配列中に328のコンバータがある。各アナログ/ディジタル ・コンバータは、ディジタル・グレー・コード・バス62および出力バス57に 接続される。ディジタル・グレー・コード・バス62は、m個のデータ・ラッチ の各データ入力に接続される。明確を期すために、データ・ラッチ24Aおよび 24Bへの接続だけが図示される。各データ・ラッチのデータ入力は、グレー・ コード生成器45により駆動される。Nビット出力バス57は、各転送ラッチ( 図解されているラッチ26Aおよび26B)のデータ出力に接続され、マルチプ レクサ読み出し回路59によって読み取られる。 変換対象の信号である回線15A上のアナログ信号は、サンプリング・スイッ チ12Aが閉じられ、それにより電荷がコンデンサ16Aに転送されるまで、コ ンデンサ23Aによって記憶される。コンデンサ16Aは、スイッチ12Aが開 かれるまでアナログ信号15Aを積分する。あらかじめ定められた時間間隔が経 過するまで、スイッチ12Aは開かれ、スイッチ23Aは閉じられるため、コン デンサ23Aを各変換期間の始めにリセットする。当業者は、あらゆる電荷転送 素子または回路が、比較対象の信号の転送に使用できることを認識するであろう 。読み出し位相の間、サンプリングされた信号14Aは、コンパレータ20Aに よってアナログ・ランプ信号18に比較される。サンプリングされた信号14A がアナログ・ランプ信号18に等しいか、あるいはそれに関しある程度のあらか じめ定められた電位にある場合、コンパレータ20Aの出力22Aがラッチ24 Aを起動する。コンパレータ20Aの出力は、ラッチ24Aのイネーブル入力に 接続される。ディジタル・グレー・コード・バス62に接続されるラッチ24A は、アナログ・ランプ信号18がコンパレータ出力信号22Aに応えてサンプリ ングされた信号14Aに等しいときに、グレー・コード・カウントの状態を記憶 する。ラッチ24Aの出力は、転送ラッチ26Aに供給される。転送ラッチ26 Aおよび28Bに接続される出力制御シフトレジスタ54は、コンバータの配列 からある特定のアナログ/ディジタル・コンバータの出力を選択する。各転送ラ ッチの出力は、マルチプレクサ読み出し回路59の一部である、Nビット出力バ ス57を介して感知アンプ53に接続される。任意の一時点では、1つの転送ラ ッチのみがアクティブで、バス57に出力を供給している。出力制御レジスタ5 4は、入力クロック68と同期される。 ここでは、マルチプレクサ読み出し回路59を記述する。当業者は、マルチプ レクサ読み出し回路59内の回路ブロックのそれぞれが、各転送ラッチからのビ ットの数を処理するためにNビット幅であることを理解するであろう。感知アン プ53の出力は、入力クロック68により駆動される入力レジスタ55の入力に 接続される。入力レジスタ55は、転送ラッチがどちらかのNビットから出力制 御シフトレジスタ54によりイネーブルされた、Nビット出力・バス57上でデ ータをラッチする。レジスタ55の出力は、やはり入力クロック68により駆動 される準安定性分解レジスタ36の入力に接続される。準安定性分解レジスタ3 6は、Nビット出力バス57の状態が入力レジスタ55の中にラッチされる1つ の完全なクロック・サイクルである入力レジスタ55からのデータが準安定性分 解レジスタ36の入力に供給されるように、駆動される。レジスタ36は、バス 62上のディジタル信号がアナログ・コンパレータ20Aからの出力信号22A によってラッチされたときに発生した可能性のある変換の準安定性を分解する。 このラッチ列配列の回路分析は、システムの準安定性が、準安定性分解レジスタ 36を増設することにより、少なくとも230の係数で改善されることを示した。 準安定性分解レジスタ36の出力は、グレー・コード信号を標準バイナリ信号に 変換するグレー・コード・デコーダ38に接続される。グレー・コード・デコー ダ38は、準安定性分解レジスタ36内の各ラッチの出力が、もう一つ別のビッ トなどで順に排他ORされた隣接ビットで排他OR(XOR)される排他ORを 取る(XORを取る)プロセスを使用することがある。グレー・コード・デコー ダ38により出力される標準バイナリN−ビット・コードは、入力クロック68 に応答して出力値をラッチするNビット出力レジスタ71のデータ入力に供給さ れる。出力レジスタ71の出力は、Nビット変換バイナリ出力信号47を供給す るN出力ドライバ73に供給される。 入力クロック68は、高速クロック64を生成するクロック逓倍位相固定ルー プ回路50にも供給される。本発明の1つの実施態様では、クロック乗算器は、 12xクロック乗算器である。本発明の1つの実施態様では、例えば、入力クロ ック68は、7MHZの名目クロックで、クロック乗算器50は、これを12の 係数により84MHZに増加させる。 ここでは、グレー・コード生成器45を記述する。本発明の1つの実施態様で は、Nビット・バイナリ・グレー・コードである、バス62上のディジタル・グ レー・コードは、最下位ビット60、最下位の次のビット58、およびN−2ビ ット・グレー・コード・ワード56という3つのビット・ストリームの連鎖によ り生成される。高速クロック64はN−2ビット同期バイナリ・カウンタ48を 駆動する。N−2ビット同期カウンタ48は、出力信号をN2ビット・グレー・ コード・エンコーダ46に供給する。グレー・コード・エンコーダは、バス62 上のディジタル・グレー・コードのN−2最上位ビット56を供給する。グレー ・コード・エンコーダ46は、カウンタ48により出力される各ビットと隣接出 力ビットのXORを取ることにより、グレー・コードを供給する。 高速クロック64およびN−2ビット同期カウンタの最下位ビット49は、負 エッジ・トリガ・フリップフロップ44に接続される。負エッジ・トリガ・フリ ップフロップ44は、最下位の次のビット信号、LSB+1 58を、バス62 上のディジタル・グレー・コードの一部として供給する。 高速クロック64は、90°アナログ位相器42にも接続される。90°位相 器42は、高速クロック64を90°シフトすることによって、最下位ビット信 号LSB60をバス62上のディジタル・グレー・コードの一部として生成する 。 1つの実施態様では、Nは13ビットに等しく、同期カウンタ48およびグレ ー・コード・エンコーダ46はグレー・コード・バス62上の11の最上位ビッ トを供給する。12番目のビット(LSB+1)は、75(約)MHZクロック を2で除算してから、それをフリップフロップ44の75MHZクロックの降下 エッジでラッチすることによって、供給される。13番目のビット(LSB)は 、閉ループ位相器42内の1つの完全なクロック・サイクルの4分の1である、 正確に90°で、75MHZクロックを遅延させることにより生成される。この 種の位相器は、遅延固定ループと呼ばれることがある。 ここでは、図19のクロック逓倍位相固定ループ50をさらに詳細に説明する 図20を参照する。クロック乗算器50は、入力クロック68と回線85上の高 速クロック64の周波数分割バージョンの間の位相における差異を検出する位相 検出器84を含むものである。位相検出器100の出力86は、周波数逓倍電圧 制御発振器(VCO)88を制御するために使用される。VCO88は、あらか じめ定められた係数で入力クロック68の周波数を増加させる。一例では、VC O88は、係数12で入力クロック68の周波数を増加させ、高速クロック64 を作り出す.VCO106の出力89は、「二乗」回路90に供給される。二乗 回路90の機能とは、高速クロック64が50パーセントのデューティサイクル 、つまり「二乗」出力を持つように、出力信号91を整形することである。また 、高速クロック64は、回線85上で送達されるクロック信号の周波数が入力ク ロック68の周波数に等しくなるように、係数nで周波数を除算するn回路92 により除算に供給される。前記のように、1つの実施態様では、VCO88が係 数12でクロック周波数を増加させる場合、nは、その信号を位相検出器84に 供給する前に、n回路92での除算により高速クロック64の周波数が係数12 で 削減されるように12となるだろう。1つの実施態様では、VCO88は、リン グ発振器を含んでいてもよい。 ここでは、図19に図解される90°アナログ位相器42の概略ブロック図で ある図21を参照する。高速クロック64およびクロック乗算器50からのその 補数は、4つの入力排他OR(XOR)ゲート80の第1駆動入力および第2駆 動入力に接続される。XORゲート80は、高利得積分アンプ82の反転入力に 結合される出力を含む。アンプ82は、電圧制御遅延回路78の制御入力に結合 される制御信号83を出力する。また、電圧制御遅延回路78は、高速クロック 64から駆動信号を受け取る。アンプ82の高利得は、構成要素値およびクロッ ク周波数に変動がある場合にも、遅延がつねに90°となることを保証する。電 圧制御遅延回路78は、制御信号83およびクロック64に応えて「二乗」回路 77に遅延信号を出力する。二乗回路77は、遅延信号が対称的であり、50パ ーセントのデューティサイクル(つまり、「二乗」出力)を持つように遅延信号 を整形し、ライン・ドライバ・インバータ75の入力に信号を出力する。二乗回 路77は、以前に記述された二乗回路90に類似している。ライン・ドライバ・ インバータ75は、第1ライン・ドライバ・インバータ信号75Aおよび第2ラ イン・ドライバ・インバータ信号75Bを4つの入力排他ORゲート80の3番 目の入力および4番目の入力に出力する。第1ライン・ドライバ・インバータ信 号および第2ライン・ドライバ・インバータ信号は、遅延整合回路81の第1入 力および第2入力にも結合される。信号75Aおよび信号75Bは、補足遅延ク ロックを含む。遅延整合回路81は、信号が互いに適切な位相関係にとどまるよ うに、各信号75Aおよび75Bにより経験される遅延が同じであることを保証 する。遅延整合回路81は、LSB60を出力する。 ここでは、図19の回路の変形実施態様の概略ブロック図である、図22を参 照する。図6の回路では、図3の90°位相器42が排除されている。さらに、 クロック乗算器50が、LSB60を直接供給するように修正されている。他の すべての点で、図6の動作は、図3に関連してすでに記述されたものと同じであ る。 ここでは、図6のクロック乗算器50の概略ブロック図である図23を参照す る。図23では、図20内のように、入力クロック68は、入力クロック68お よび信号85に応えて、電圧制御発振器94に制御信号86を供給する位相検出 器84に供給される。VCO94は、回線91上で高速クロック64を生成する ために、二乗回路90に回線89で供給される出力周波数も乗算する。回線91 上の二乗回路90の出力は、さらに、図4に関係して記述されるのと同様の方法 で制御信号85を伝達するn回路92による除算のために供給される。 VCO94は、出力89に関して90°位相転換され、それから、別の二乗回 路90に供給される第2出力95を供給する。二乗回路90は、図4に関係して 記述されるように動作し、「二乗」出力を回線93上のLSB60に供給する。 ここでは、VCO94の概略図である、図24を参照する。VCO94は、互 いに90°位相が外れている2つの出力89、95を供給する。VCO94は、 ループ内で接続されるインバータ・ステージの奇数から形成されるリング発振器 である。特に、VCO94は、インバータ96、97、98、99および101 を含む。インバータ101の出力は、リングを形成するために、回線136を介 してインバータ96の入力に接続される。tがインバータの内の1つの時間遅延 であり、pが発振器内のステージの数である場合、発振周波数fは以下の通りで ある。 (1)f=1/(2pt) 周波数の変更は、インバータ・チェーンの電源電圧を変更し、時間tを変更する ことによって達成される。CMOSインバータの場合、搬送遅延は、電源電圧が 減少するにつれて上昇する。 リング発振器内のステージあたりの位相転換は、以下の通りである。 位相/ステージ=180/p 例えば、図24に図解される5ステージ発振器では、ステージあたりの位相転換 は36°である。したがって、メイン出力から2ステージ離れたタップは、72 °の位相転換となるが、メイン出力から3ステージ離れたタップは108°の位 相転換となる。インバータのすべてが同一の場合、90°の位相転換は可能では ない。 しかし、リング発振器内のさまざまなインバータが同一に構築されていない場 合、リング発振器内のインバータ間の90°の位相転換が得られる。CMOSイ ンバータにおいては、インバータを介する遅延は、構成要素トランジスタのサイ ズおよび形状、ならびにその出力上での容量性負荷の量を含む、係数の数に依存 する。これらの係数のどれかを調整し、リング内の残りのインバータに関してイ ンバータの内の1つの搬送遅延を増加させることは、必要とされる90°位相転 換を供給するために使用できる。 図24に図解されるVCO94では、インバータ98の搬送遅延は、常にオン 状態になるようにバイアスをかけられる2つのトランジスタ103および105 を追加することにより調整される。これにより、インバータ101、96、およ び97を介しての合計遅延が修正されたインバータ98およびインバータ99介 しての遅延とほぼ同じになるように、インバータ98での搬送遅延が増加する。 インバータ101、96および97を介しての遅延が修正されたインバータ98 およびインバータ99を介しての遅延と同じ場合、出力89と95の間に正確に 90°の位相転換がある。 ここでは、図20および図23に図解される二乗回路90の概略回路図である 、図25を参照する。図5中の二乗回路77も、二乗回路90と同様の方法で動 作する。 図25に図解されるように、VCO94の出力は、二乗回路90に供給される 。明らかに、図23に図解される回路の場合、VCO94の出力ごとに1つ、2 つの二乗回路が供給される。 通常、VCO94は、回路の残りに比較され、削減された電圧で動作するため 、出力89および95は、回路の残りのさらに高い電圧レベルに変換される必要 がある。さらに、搬送遅延は、通常、出力信号の立ち上がりエッジおよび降下エ ッジに対して同じにならないため、レベル変換器回路の出力は対称とならず、す なわち、リング発振器内の信号が対称であっても、「二乗」出力、つまり50パ ー セントのデューティサイクルを有するものとなる。したがって、回路90は、出 力信号の対称性を維持するために必要とされる入力しきい値を調整する閉ループ ・フィードバック回路内に、レベル変換器を搭載する。 レベル・シフタは、トランジスタ153と155、およびインバータ157と 159を含む。2つの電流源トランジスタ161および163は、電源VMIN USおよびVPLUSによって制御される。電源VMINUSおよびVPLUS は、電流ミラー165によって供給され、トランジスタ161および163によ り送達される電流の量を制御する。信号91または93のフィードバック・ルー プは、トランジスタ161、163、トランジスタ167を介してレベル・シフ ト・トランジスタ153および155に供給される。出力信号91または93の 波形が非対称になる、つまり「二乗」ではなくなると、トランジスタ161、1 63は、出力の対称性を設定し直す方向で、入力ステージ電流源トランジスタ1 53上でのゲート電圧を変更することによって応答する。さらに、コンデンサと して使用されるトランジスタ167は、あらゆるリプル電圧を濾過して取り除き 、フィードバック・ループの応答時間を設定する。 ここでは、LSB60およびLSB+1 58のタイミング図である図26を 参照する。図26のタイミング図は、図19の回路または図22の回路のどちら かの動作を図解する。高速クロック64は、低から高へ時間3で遷移する。N− 2ビット・バイナリ・カウンタ48上の最下位ビット49は、高速クロック64 の低から高への遷移上で遷移する。高速クロック64から導き出されるLSB6 0は、時間5で高に遷移し、時間9で低に遷移する。カウンタ最下位ビット4か ら導き出されるLSB+1 58は、時間7で高に遷移し、時間2で低に遷移す る。グレーコード化済み信号のN−2最上位ビット56は、時間3においてのみ 遷移し、一方でLSB60およびLSB+1 58信号は時間3では変化しない 。時間2、5、7および9では、これらの信号の内の1つだけが一時に変化する ため、カウントに変化がある場合には単一ビット変化しか持たないというグレー ・コード要件を満たす。 当業者は、高速クロックを供給するために乗算される周波数を持つ入力信号を 使用するのではなく、外部高速クロックを使用して、カウンタ48、フリップフ ロップ44、および90°位相器42を制御できることを理解するだろう。 本発明の1つの優位点とは、グレー・コード最下位ビット周波数が、回路を制 御するために使用されるクロックの周波数に等しくなることが好ましいという点 である。つまり、最下位ビット周波数は、フリップフロップの最大トグル周波数 に等しくなることが好ましいのである。従来、典型的なグレー・コードでは、マ スター・クロック周波数は、グレー・コードの最下位ビットの4倍の周波数であ る。本発明では、対照的に、グレー・コードの最下位ビットの周波数は、クロッ ク周波数に等しくなることができる。したがって、クロック周波数は、クロック ・カウンタ回路自体の固有の周波数制限によってだけ制限される。これにより、 従来達成可能な変換速度よりさらに高速な変換速度が可能になる。 室温での通常2ミクロンのCMOSプロセスの場合、この周波数制限は約15 0MHZで、80度Kで約500MHZである。通常1ミクロンのCMOSプロ セスでは、この周波数制限は、室温で約500MHZであり、80°Kでは1G hzを超える場合がある。本発明の1つの実施態様では、72MHZマスター・ クロックは、30μsで13ビット変換を可能にする3.5ns分解能のグレー ・コードを生成する。500MHZマスター・クロックは、500ps分解能の グレー・コードを生成し、33μsで16ビット変換または2μsで12ビット 変換を可能にする。1つのチップ上にこれらのコンバータの内の数百個を使用す ると、総変換速度は、約100MHZであってもよい。概算される電力は、チャ ネルあたり50μwを下回る。その結果、このようなコンバータの配列が1つの 単独のチップ上で使用され、比較的に高速な変換速度を供給するが、電力の消費 量が少ない場合に、本発明によりアナログ/ディジタル変換の比較的に低速な単 独傾斜方法が可能になる。さらに、単独傾斜アナログ/ディジタル・コンバータ の単純な設計は、特に、CMOS技術を使用する場合、電力を節約し、1つの単 独の集積回路上でのこれらの大多数のコンバータの集積を可能とする。 グレー・コード・カウントは、定義ではコードの各増分には1つのビットしか 変化しないため、コンパレータ起動時に記憶されるディジタル信号として使用さ れる。グレー・コード化されたビットの内の1つしか、ラッチがイネーブルされ ているときに変化のプロセスにいることはできないため、サンプリングされるビ ットの内の1つしか準安定性を示すことができず、結果として生じるコードは、 1つの最下位ビット分だけ不安定となる。これは、標準バイナリ・コードが記憶 されるディジタル信号として使用されるケースと対照的である。複数のビットが コードの各増分に変化できるので、多くのサンプリングされたビットが準安定性 を示すことができる。 グレー・コード・カウントを使用すると、それを完成するためにさらに時間が ある場合に、回路内のある一点で準安定性分解を決定できるようになるため、回 路の電力および速度の要件が削減される。その結果、本発明では、データ転送速 度が、データが各アナログ/ディジタル・コンバータにより供給される速度より はるかに低い場合に、準安定性分解をデータの多重化の後まで延期することがで きる。特に、従来の回路では、準安定性分解は、通常、カウンタからのバイナリ ・コードがNビット・データ・ラッチに駆動されるときに供給される可能性があ った。これには、準安定性分解を比較的に高速なクロック速度で非常に短期間の 間隔で実行することが必要になる場合があった。注意されるように、対照的に、 本発明は、回路の電力および速度の要件を削減する極めて低速なクロック速度を 使用して、この機能を達成することができる。 例えば、75MHZ(約)のクロックが、グレー・コードの生成に使用されて いてもよい。この75MHZのクロックは、6MHZ(約)の入力クロックから 生成される。75MHZクロックは、アナログ/ディジタル変換だけに使用され る。6MHZクロックは、集積回路の他のすべての機能に使用される。 328のコンバータから成る配列を使用することにより、変換は13ビットの 分解能で約30マイクロ秒の間に完了する。従来のアプローチでは、例えば、従 来の2ミクロンのCMOSプロセスの能力より高い約300MHZのマスター・ クロック・周波数が必要になる。グレー・コードを使用することで、328のコ ンパレータ上での300MHZではなく、13ビット上での6MHZという速度 で準安定性分解を実行することができるようになる。 本発明は、また、高速有効クロック速度のアナログ/ディジタル・コンバータ の配列からのアナログ信号の変換の方法、および分解能の改善を提供する。コン バータごとに1つ、多数の入力信号がサンプリングされ、保持される。信号は、 アナログ・ソースからの電流を積分することにより形成される。この信号は、変 換プロセスの期間中、コンデンサ上で一定に保たれる。次に、アナログ・ランプ およびディジタル・カウンタが同時に始動される。コンパレータ回路は、ランプ の電圧を、サンプリングされ保持されている電圧と比較する。2つが等しい場合 、コンパレータの出力は状態を変化させ、ディジタル・カウンタの値をNビット ・ラッチ内に記憶させる。さまざまな入力電圧のディジタル表記であるラッチの 配列に記憶される値は、並列でラッチの別の配列に転送される。それから、変換 の新しいセットが実行される、一方で先の変換の結果は多重化され、ディジタル 出力信号を形成する。 コンバータの配列の場合、ディジタル・カウンタおよびランプ・ジェネレータ が、すべてのコンバータに共通である。各コンバータ自体が、サンプルと保持、 コンパレータ、およびディジタル・ラッチの配列だけを必要とする。 本発明の回路は、従来のCMOS技術を使用する半導体形式でモノリシック集 積されていてもよい。 このように本発明の少なくとも1つの実施態様を記述したが、当業者には、さ まざまな改変、修正、および改善に気が付くだろう。このような改変、修正およ び改善は、本発明の精神および範囲内で意図される。したがって、前記記述は例 としてのみであり、制限するものと意図されない。本発明は、以下の請求の範囲 およびそれに同等なもので定義されるように制限されるだけである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a.複数の検出器素子のそれぞれが検出器出力を有する複数の検出器素子と 、 b.複数の検出器素子に接続され、マイクロボロメーター焦点面配列内の各検 出器に別個のオフセットを提供するための手段であって、前記別個のオフセット が外部ソースからの情報から導き出される手段と、 を含んでなる、マイクロボロメーター焦点面配列用のピクセル単位のオフセッ ト補償器。 2.提供手段に接続される時分割用手段をさらに含んでなり、時分割用手段が提 供手段と協力し、マイクロボロメーター焦点面配列内のさまざまな素子に異なっ たオフセットを提供する、請求の範囲1に記載のピクセル単位のオフセット補償 器。 3.別個のオフセットを提供するための手段が、さらに複数の検出器素子の内の 1つに対する電流を調整するための手段を含んでなる、請求の範囲1に記載のピ クセル単位のオフセット補償器。 4.別個のオフセットを提供するための手段が、さらに複数の検出器素子の内の 1つにおける電圧を調整するための手段を含んでなる、請求の範囲1に記載のピ クセル単位のオフセット補償器。 5.別個のオフセットを提供するための手段が、さらに複数の検出器素子の内の 1つに抵抗を接続するための手段を含んでなる、請求の範囲1に記載のピクセル 単位のオフセット補償器。 6.複数の検出器素子および提供手段が集積回路上に構築される、請求の範囲1 に記載のピクセル単位のオフセット補償器。 7.a)検出器素子の配列内のそれぞれが検出器出力を備える、検出器素子の配 列と、 b)時変補償バイアス手段が、バイアス制御信号の間に検出器抵抗内での変化 の影響を補正できるように素子の配列に接続される、配列内の各検出器に時変補 償バイアスを供給する手段と、 を含んでなるマイクロボロメーター焦点面配列用のピクセル単位のオフセット 補償器。 8.時変補償バイアスを提供するための手段が、さらに配列内の各素子のオフセ ット電流を変更することによって補償を行うための手段を含んでなる、請求の範 囲7に記載のピクセル単位のオフセット補償器。 9.補償手段が、さらに、バイアス制御信号の間、平均電流を強制的に一定にす るように、時変補償波形を生成する手段を含んでなる、請求の範囲8に記載のピ クセル単位のオフセット補償器。 10.時変補償バイアスを提供するための手段が、さらに、配列内の各素子の検 出器バイアス電圧を変更することによって、補償を行う手段を含んでなる、請求 の範囲7に記載のピクセル単位のオフセット補償器。 11.補償手段が、さらにバイアス制御信号の間、平均電流を強制的に一定にす るように、時変補償波形を生成する手段を含んでなる、請求の範囲10に記載の ピクセル単位のオフセット補償器。 12.複数の検出器素子および提供手段が集積回路上に構築される、請求の範囲 7に記載のピクセル単位のオフセット補償器。 13.a)信号を搬送する少なくとも1つの出力を含む複数の検出器素子と、 b)少なくとも1つの出力をオフセットで動的に相殺することによって、動的剰 余を生成する手段と、 を含んでなる、マイクロボロメーター焦点面配列用のピクセル単位のオフセッ ト補償器。 14.各検出器の動的剰余を測定するための手段をさらに含み、動的剰余がオフ セットを差し引いた少なくとも1つの出力での信号を含んでなる、請求の範囲1 3に記載のピクセル単位のオフセット補償器。 15.動的剰余を測定するための手段が、さらに、 a)積分手段が少なくとも1つの出力に接続される、電流をコンデンサ上に積分 するための手段と、 b)コンデンサがしきい値に達する時点を決定する手段と、 c)コンデンサがしきい値に達すると、コンデンサをリセットする手段と、 を含んでなる、請求の範囲13に記載のピクセル単位のオフセット補償器。 16.コンデンサに接続され、オフセットを測定するためにコンデンサ電圧がし きい値に達する回数を測定する手段をさらに含んでなる、請求の範囲13に記載 のピクセル単位のオフセット補償器。 17.複数の検出器のそれぞれに別個の事前設定を供給するための手段をさらに 含み、別個の事前設定が、外部ソースから供給される、請求の範囲16に記載の ピクセル単位のオフセット補償器。 18.a)複数の検出器素子のそれぞれが検出器出力を有する、複数の検出器素 子と、 b)別個のオフセットが外部ソースからの情報から導き出される、マイクロボロ メーター焦点面配列内の各検出器に別個のオフセットを供給する手段と、 c)時分割用の手段が、供給手段と協力し、マイクロボロメーター焦点面配列内 の検出器素子に異なったオフセットを供給する、供給手段に接続される時分割用 手段と、 を含んでなる、マイクロボロメーター焦点面配列用のピクセル単位のオフセッ ト補償器。 19.時分割用手段がマルチプレクサを含んでなる、請求の範囲18に記載のピ クセル単位のオフセット補償器。 20.供給手段、時分割手段、および複数の検出器素子が集積回路上で構築され る、請求の範囲18に記載のピクセル単位のオフセット補償器。 21.a)各カラム回路内の各ボロメーターの抵抗を測定するために、専用のカ ラム回路を備えるロウとカラム読み出しフォーマットで構成され、各ボロメータ ーが選択時にアナログ・センサ信号を出力する、ボロメーター配列と、 b)出力におけるアナログ・センサ信号をディジタル表記に変換する手段を含む 、高速オンチップ・アナログ/ディジタル変換器と、 c)各ボロメーターが、オフセット・メモリに記憶される動的に計算された対応 するオフセットを有し、個々のボロメーター応答での変動のデジタル表記を補正 するための手段を有する、アナログ/ディジタル変換器の出力に接続されオフセ ット・コントローラと、 を含んでなる、焦点面配列用オフセット補正器。
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