JPH11509967A - ガス放電ランプに電力を供給し点灯するための電源装置 - Google Patents
ガス放電ランプに電力を供給し点灯するための電源装置Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明によるガス放電ランプに電力を供給し点灯するための電源装置は、放電ランプの放電電極の間に柱状放電を主電源周波数よりかなり高い周波数にて一方の極性と他方の極性の間で交互に維持するためにAC電圧を供給するための安定器手段(K、L、M、N)を含む。この電源装置は、さらに、一方の極性における柱状放電に対するランプ電流が他方の極性における柱状放電に対するランプ電流と異なる非対称動作状態を検出し、前記非対称動作状態が検出された場合は、ランプをスイッチングオフするための寿命検出手段(P)を含む。この寿命検出手段は、前記非対称動作状態に起因するDC電圧の公称値からの偏差を検出するためのDC電圧検出手段(VD)を含む。この寿命検出手段(P)は、さらに前記電圧の偏差が閾値時間値より長い時間期間検出された場合にランプをスイッチオフするタイマ手段(Ti)を含む。
Description
【発明の詳細な説明】
ガス放電ランプに電力を供給し点灯するための電源装置
本発明は、ガス放電ランプ(gas discharge lamp)に電力を供給し点灯するため
の電源装置であって:
a)主電源周波数を有するAC主電源への接続のための入力端子と、
b)ランプ動作の際に柱状放電(column discharge)を維持する一対の放電電極
を有するガス放電ランプへの接続のための出力端子と、
c)前記入力端子と前記出力端子との間に接続された安定器手段であって、前
記放電ランプの放電電極の間の柱状放電を前記主電源周波数よりかなり高い周波
数にて一方の極性と他方の極性との間で交互に維持するためにAC電圧を前記出
力端子に供給する安定器手段と、さらに
d)一方の極性における柱状放電のためのランプ電流が他方の極性における柱
状放電のためのランプ電流と異なる非対称動作状態を検出し、前記非対称動作状
態が検出された場合に、ランプをスイッチングオフする寿命検出手段であって、
前記非対称動作状態に起因するDC電圧の公称値からの偏差を検出するためのD
C電圧検出手段を含む、寿命検出手段と、
を備えた電源装置に関する。
このような安定器は、米国特許第5、475,284号において開示されてい
る。ランプ動作の際に、ガス放電ランプのための安定器は、通常、ランプ間にA
C電圧を、このAC出力電圧の正と負の半サイクルの間でランプ電流が交互し、
この両方のサイクルにおいてランプ電極の間に柱状放電が維持されるような方法
にて供給する。この正の半サイクルにおいては、一方の電極は陰極として働き、
他方の電極は陽極として働く。これら電極は、負の半サイクルにおいてはこの反
対に機能する。電極が陰極として働く場合は、電極は、対応する半サイクルにお
いて電子を放出することで、柱状放電を点灯および維持する。これら電極は、典
型的には、電子放出材料を含み、これがその電極が陰極として働くときの豊富な
電子の供給源となる。ランプの寿命を通じて、これら放電電極は老化し、周知の
プロセスによって放出材料を、典型的には、若干異なる速度にて、失って行く。
この結果、通常、ランプは、寿命の終端状態に達する。そして、この状態におい
ては、電極の一つが陰極として機能するとき、柱状放電を点灯および維持するの
に十分な電子を供給することができなくなり、このために、AC出力電圧の負あ
るいは正のいずれかの半サイクルにおいてのみ柱状放電が維持される状態となる
。この半波放電状態においては、ランプは、本質的に、整流器として機能する。
上述のJP1−251591においては、ランプの非放電電圧は、放電電圧よ
り高く、このために、半波放電状態においては、ランプの両端間のAC電圧の振
幅が正常な動作のときより高くなることに着目する。JP1−251591は、
ランプ間のAC電圧を測定し、ランプが半波放電状態にあってより高いAC電圧
が発生しているのを検出するための検出回路を含む。
電子放出材料がこれら電極の片方から枯渇してゆくと、ランプの陰極降下電圧
(cathode fall voltage)が増加し、このために電極領域の温度が上昇し、電極
近傍において、ランプを封印するための外皮ガラスが加熱されることとなる。こ
の部分的な整流状態においては、この温度の上昇のためにランプの容器が、完全
な半波状態に達する前に、場合によっては、チカチカ(明滅)に気付く前であっ
ても、突然に破裂することがある。これは、細い直径のランプでは、特に起こり
易い。ランプ間のこのAC電圧の変化は非常に小さく、この部分的な整流状態を
確実に検出することは不可能に近い。この検出は、同一タイプのランプであって
も製造業者が異なればランプによってACランプ電圧に差があり、さらに、AC
ランプ電圧は周囲の温度によっても変動し、これのら変動の方が、しばしば、あ
る特定のランプの正常な状態と完全な半波放電状態との間のACランプ電圧の差
より大きいという事実からさらに困難となる。ただし、ランプ間のDC電圧の変
化は、より大きく、これならばより確実に検出できる可能性がある。
米国特許第5,475,284号は、蛍光ランプを含む負荷回路に電力を供給
するインバータと、ランプ間のDC電圧の公称値(0V)からのずれ(偏差)が
ある閾値を超えた場合、インバータをスイッチオフするための手段を含む、安定
器を開示する。以降、DC電圧の公称値からの偏差は、電圧偏差とも呼ぶ。ただ
し、ランプの点灯の際は、ランプが寿命の終端に近づいていない場合でも、電圧
偏差がランプ間に発生することがある。このために、この閾値は、新たなランプ
の場合でも点灯の際にスイッチオフされるのを回避するためにある程度高くする
ことが必要とされる。ただし、閾値をあまり高く設定すると、検出手段のランプ
の寿命の終端状態を検出するための感度が制限される。
本発明の一つの目的は、検出手段の感度がより高い安定器を提供することにあ
る。
本発明によると、冒頭に説明されたタイプの安定器の前記寿命検出手段は、さ
らに、前記DC電圧検出手段がDC電圧の公称値からの偏差(ずれ)をある閾値
時間値(threshold time value)より長期間に渡って検出した場合に、前記非対称
動作状態を検出するタイマ手段を含む。ランプの点灯は、短期間しか継続しない
が、寿命の終端状態は徐々に進行する。閾値時間値は、“良好”なランプの点灯
の際に発生する電圧偏差に対して予測される継続期間より長く選択される。本発
明の安定器においては、電圧偏差が第1の時間閾値より長期に渡って継続するか
否か検出され、インバータは、電圧偏差が発生した場合でも、電圧偏差が第1の
時間閾値より短い場合はスイッチオフされない。このため、比較的敏感なDC電
圧検出手段を使用することが可能となる。この高感度のために、第1の時間閾値
を比較的長く選択し、ランプが危険な状態になるのを回避することができる。
本発明の電源装置の一つの好ましい実施例においては、前記タイマ手段は、D
C電圧がそれ以上検出されなくなった時点で時間値を格納し、その後DC電圧が
検出されたとき前記時間値を増分するための手段を含む。これは、寿命検出手段
の感度をさらに向上させる。
本発明による電源装置の一つの好ましい実施例においては、電源装置は、ラン
プを、前記閾値時間が過ぎた後の所定の時間内に再点灯するための再起動手段を
含む。一方において、ランプが例えば主電源の過渡現象に起因するノイズによっ
て誤ってスイッチオフされた場合は、ランプは再点灯の後正常な動作を続ける。
他方において、ランプが寿命の終端に近づいたときは、検出手段は前記時間閾値
に対応する期間の後にランプを再びスイッチオフする。この結果として、放電ラ
ンプは、例えば数秒間の所定の滞留時間にて反復的に点滅することとなる。この
“しゃっくり(hiccup)”動作から、ユーザはランプの交換が必要なことを知る。
ランプが動作する期間と動作しない期間の時間間隔は、温度が上昇して危険な状
況となるのを回避できるような間隔に選択される。
DC電圧検出手段は、ランプ自身の間の電圧偏差を検出することもでき、この
場合は、公称値は0Vである。ただし、別の方法として、この電圧偏差を間接的
に検出することも可能である。例えば、一つの実施例においては、ランプに、こ
のためのデバイスが結合され、柱状放電に対するランプ電流が一方の極性と他方
の極性で異なるときの電圧偏差がこのデバイスの間に反映される。このデバイス
としては容量性デバイスを用いることができる。特に安価な実現に対しては、こ
のデバイスとして、通常は動作の際にランプからの低レベルのDC成分を阻止す
るために用いられる安定器内のDC阻止コンデンサが用いられる。別の方法とし
て、安定器が電流制限安定器コンデンサを含む場合は、この安定器コンデンサの
間に反映される電圧偏差を検出することもできる。さらに別の実施例においては
、ランプの非対称動作によって生成される電圧偏差が、放電ランプを含む負荷ブ
ラ
ンチの端の所のブリッジ回路にて検出される。
本発明による電源装置の一つの好ましい実施例においては、前記安定器手段は
、DC電位を持つDC源、前記DC源の間に直列に接続されたペアのスイッチを
含むブリッジインバータ、および前記放電ランプのための出力端子を含む負荷回
路を含む。前記負荷回路は、前記スイッチ間の節点に結合された第1の端と、第
2の端を持つ。前記安定器手段は、さらに、前記DC源と前記負荷回路の前記第
2の端とに結合された半ブリッジコンデンサ、および前記スイッチをスイッチン
グすることで前記放電ランプ間にAC信号(電圧)を生成するための手段を含む
。前記スイッチのスイッチングは、前記負荷回路の前記第2の端の所のDC電圧
が前記ランプの非対称でない動作状態(正常な動作状態)においては前記DC電
位の二分の一に等しい公称値を持つように決められ、前記検出手段は、ランプの
前記非対称動作状態によって生成されるDC電圧の前記公称値からの偏差を検出
する。
上述の実施例の一つの実現においては、前記検出手段は、前記公称値にあるD
C閾値の値を加えた値に等しい高閾値電圧と、前記公称値から前記DC閾値の値
を引いた値に等しい低閾値電圧を設定するための手段、前記負荷回路の前記第2
の端の所のDC電圧を前記高閾値電圧および前記低閾値電圧と比較するための手
段、および前記負荷回路の前記第2の端の所のDC電圧が前記高閾値電圧より高
いあるいは前記低閾値電圧より低い場合に制御信号を出力するための手段を含む
。
本発明の電源装置のもう一つの好ましい実施例においては、前記DC電圧検出
手段は、前記DC電圧の前記公称値からの偏差の大きさを決定するための手段、
および前記偏差の大きさをある閾値電圧と比較し、前記偏差の大きさが前記閾値
電圧より高い場合に制御信号を出力するための手段を含む。この実施例において
は、DC電圧は単一の閾値と比較される。
本発明のこれらおよびその他の目的、特徴、長所は、付録の図面、以下の詳細
な説明、および請求の範囲から明らかになるものである。
各図面に関しては:
図1(FIG.1)は、電源装置と蛍光ランプを含むランプシステムを簡略的に示す
略図であり;
図2(FIG.2)は、ランプ封印ガラスの損傷を起こすことがあるランプの部分的
な整流状態における正と負の半サイクルの間のランプ電流の波形の差を示し;
図3(FIG.3)は、本発明による電源装置のブロック図であり;
図4(FIG.4)は、図3の実施例の一部分をより詳細に示し;
図5A(FIG.5A)は、本発明による電源装置の第2の実施例のブロック図であり
;
図5B(FIG.5B)は、図5Aの実施例の一部分をより詳細に示し;そして
図6(FIG.6)は、本発明による電源装置の第三の実施例を示す。
図1は、ランプシステムを簡略的に示す。このシステムは、通常蛍光ランプと
呼ばれる低圧水銀蒸気ガス放電ランプ400と、ランプを点灯および動作するた
めの電源装置300を含む。電源装置300は、低周波あるいは高周波の電流を
制限されたAC電圧源を含む。また、これは、ランプ400と直列に接続された
コンデンサ320を含む。ランプは、ペアのタングステンフィラメント電極41
4を含む。各電極は、タングステンより低い仕事関数を持つ電子放出材料と、水
銀と希土類ガスから成る放電維持充填物を含む。動作の際、AC電圧源の正と負
の半サイクルの両方において、電極414の間に柱状放電が維持される。電極4
14が陰極として働く場合は、これは、正と負の半サイクルの際に、電子を放出
することで、柱状放電を点灯し、これを維持する。ランプの寿命を通じて、電子
放出材料が電極から次第に枯渇されて行くが、典型的には、枯渇の速度は、各電
極で異なる。この枯渇は、ランプの封印ガラス(lamp envelope )が電極の近傍
で黒くなることによって現われる。放出材料がほぼ完全に枯渇すると、タングス
テン材料が、放電を支えるためにより多くの電子を放出するようになる。タン
グステン材料は、より高い仕事関数を持つために、陰極降下電圧が増加する。こ
のために、電極領域の温度が増加し、この結果として、封印領域412の温度が
増加する。陰極降下電圧が増加すると、ランプは、より多くの電力を消費し、ラ
ンプの一端の所で、追加の電力が熱の形式で放散する。もしランプの動作をこの
状態で継続させると、ランプの封印ガラスが損傷し、場合によっては、激しく破
損することもある。
電極間の不均衡は、ランプ電流の波形の形状に影響を与える。
ランプの封印ガラスを損傷させるような過剰な加熱は、完全な整流状態に達す
る前の、正の半サイクルと負の半サイクルとの間のランプ電流の波形の差が、完
全な整流状態の場合よりかなり低い状態においても発生する恐れがある。図2は
、ランプ封印ガラスの損傷を起こす危険のある部分的な整流状態における典型的
なランプ電流の波形を示す。正の半サイクルと負の半サイクルの振幅は、ほとん
ど同一である。唯一の差は、負の半サイクルにおける山頂(矢印Aを参照)付近
の形状と、正の半サイクルにおけるこの部分の形状が異なることである。この波
形の差は、このように僅かであるために、部分的な整流状態を検出するために、
ACランプ電流あるいは結果としてのAC電圧を使用することは困難である。
ただし、ランプ電流の差は、ランプの間のDC電圧に差を引き起こす。このD
C電圧は、絶対値あるいは公称ランプ電圧のパーセントとしてより簡単に検出す
ることができる振幅を持つ。図1において、矢印はランプ電流を表し、メータ5
00、510はDCランプ電圧を表す。両方の半サイクルにおけるランプ電流が
点線の矢印によって表されるように少なくとも実質的に等しい場合、例えば、ラ
ンプが比較的新しい場合は、ランプ間にDC電圧は全くあるいは殆ど存在しない
。ただし、ランプが古くなり(点線の矢印によって表されるような)部分的な整
流状態となると、ランプインピーダンスとランプ電流の波形の小さな差との積に
よってランプ間に(メータ500の点線の針によって示されるような)DC電
圧が生成され、これは、簡単に検出することが可能である。例えば、26Wのラ
ンプの場合、このDC電圧は、新品のランプでは0Vであるが、寿命の終端に近
いランプのでは約30Vとなる。一方、ランプの公称電圧は約80VACである
。
このDC電圧は、さまざまな方法を用いて測定することができる。一つの非常
に便利な回路においては、ランプ電圧が他の回路要素に反映される。つまり、図
1に示すように、ランプ間のDC電圧に等しいDC電圧が、メータ510によっ
て示されるように、ランプと直列に接続されたコンデンサ320の間に反映され
る。安定器の設計次第で、このコンデンサは、電流制限安定器コンデンサとする
ことも、あるいはDC阻止コンデンサとすることも可能である。
図3は、本発明の電源装置の第1の実施例のブロック図である。電源装置は、
図3に示すように、主電源周波数を持つAC主電源装置への接続用の入力端子K
1、K2を持つ。この電源装置は、さらに、ガス放電ランプに接続するめたの出
力端子T1、T2を持つ。ここで、ガス放電ランプはペアの放電電極を持ち、こ
の間にランプ動作の際に柱状放電が維持される。電源装置は、さらに、他の放電
ランプへの出力端子を持つことも可能である。安定器手段は、これら入力端子と
出力端子の間に接続される。安定器手段は、出力端子の所に、放電ランプの放電
電極の間に柱状放電を、主電源周波数よりかなり高い周波数にて一方の極性と他
方の極性との間で交替して、維持するためにAC電圧を供給する。ここに示す実
施例においては、安定器手段は、EMI/トライアック減衰フィルタ“A”、全
ブリッジ入力整流器“B”、プレコンディショナ回路“C”、DC−ACコンバ
ータあるいはインバータ“E”を含む安定器回路“D”、共振タンク出力回路“
F”、および、インバータ“E”を制御するコントローラ“G”を含む。
全ブリッジ入力整流器“B”と、これに接続されたEMI/トライアック減衰
フィルタ“A”は、一緒になって、AC電力線電圧を、整流およびフィルタリン
グして、こうして得られたDC電圧を、プレコンディショナ回路“C”に供給す
る。プレコンディショナ回路は、有効力率修正回路と、整流器回路BからのDC
電圧を増加および制御するための回路を含む。こうして得られたDC電圧は、ペ
アのDCレールRL1、RL2に供給される。安定器回路“D”は、ランプの動
作を制御する。インバータEは、一例においては、半ブリッジ構成とされ、半ブ
リッジコントローラ、あるいはドライバの制御下で動作する。インバータEは、
高周波の実質的に方形な出力電圧を、共振タンク出力回路Fに供給する。共振タ
ンク出力回路Fは、半ブリッジインバータからの実質的に方形な出力を、正弦な
ランプ電流に変換する。
安全回路“H”は、電源装置に接続された一つあるいは複数の蛍光ランプが故
障したとき、あるいはソケットから外されたとき、出力電圧がランプ端子の所に
供給されるのを阻止するためのスイッチオフ手段(図示せず)を含む。この安全
回路は、また、ランプの両方のフィラメント電極が正常であると検出された場合
、コントローラGを再開する。安全回路は、さらに、寿命検出手段を含む。これ
は、ランプが、一方の極性における柱状放電に対するランプ電流が他方の極性に
おける柱状放電に対するランプ電流と異なる非対称動作状態にあるか否かを検出
する。寿命検出手段は、非対称動作状態が検出された場合、ランプをスイッチオ
フする働きを持つ。寿命検出手段は、ランプの非対称動作状態に起因するDC電
圧の公称値からの偏差を検出するためのDC電圧検出手段を含む。寿命検出手段
は、さらに、電圧の偏差が閾値時間値より長期に渡り検出された場合に非対称動
作状態の発生を検出するためのタイマ手段を含む。
調光インタフェース回路“I”は、プレコンディショナ“C”の出力と、コン
トローラGの所に存在する安定器回路の制御入力との間に接続され、ランプの照
度を制御する。調光インタフェース回路は、コントローラGに、位相角度調光器
の設定に比例する調光電圧信号を供給する。このような安定器は、1995年3
月31日付けで出願された“Electronic Ballast With Interface Circuitry
for Phase Angle Dimming Control”という名称の米国特許出願第80/414
,859号(現在は米国特許第5,559,395号)において詳細に説明され
ているのでこれを参照されたい。
図4は、図3の実施例のDC電圧検出手段をより詳細に示す。DC阻止コンデ
ンサC25、変圧器T4、電源変圧器T2、インバータスイッチQ2、Q3、お
よび集積回路ICU4は米国特許第5,559,395号の図2に示されるもの
と同一である。寿命検出手段“J”は、電圧検出手段“VD”を含む。これは、
オプト結合器O1によって形成される制御回路を起動し、この制御回路は、タイ
マ手段“Ti”を起動する。タイマ手段は、ランプの非対称動作状態を検出し、
DC電圧の公称値(0V)からの偏差が阻止コンデンサC25を通じて閾値時間
値を超える時間期間だけ検出された場合、寿命検出手段にランプをスイッチオフ
することを指令する。
DC電圧検出手段は、降伏デバイスを、ペアのツェナーダイオードD25、D
26と、オプト結合器の入力端子に直列な抵抗R40の形式にて含むが、これら
の全てが、DC阻止コンデンサC25の間に直列に接続される。ランプによって
生成さるDC成分は両方向とも全てDC阻止コンデンサC25によって阻止され
、ここに反映される。DC阻止コンデンサC25は、通常は、出力変圧器T4の
動作に悪影響を及ぼす“良好な”ランプによって生成される低レベルのDC成分
を阻止するために使用される。図4に示すツェナーダイオードD25、D26は
、おのおの25Vの定格を持つ。抵抗R40は、ツェナーダイオードがDC阻止
コンデンサC25の間に出現する結合された降伏電圧に応答して降伏した場合に
、オプト結合器の入力端子に流れる電流を、オプト結合器(optocoupler)に対し
て適当な量に制限する働きを持つ。
正常な動作においては、AC出力電圧の正の半サイクルの際のランプ電流と、
負の半サイクルの際のランプ電流とは実質的に同一である。こうして、ランプ電
流に関して本質的に均衡した状態が存在する。この結果として、ランプ間の電圧
のDC成分は、非常に小さくなる。このために、DC阻止コンデンサC25の間
のDC電圧の公称値からの偏差は、ツェナーダイオードD25、D26を降伏さ
せるのには不十分である。反対に、ランプの一つのランプ電流が図2に示すよう
に非対称となると、ランプ電圧のDC成分が大きくなり、ツェナーダイオードD
25、D26の降伏が起こる。この結果、オプト結合器の発光ダイオードが発光
し、オプト結合器O1のスイッチが閉じる。オプト結合器O1の一方のスイッチ
端子はアースに接続され、他方のスイッチ端子はタイマ手段“Ti”に接続され
る。タイマ手段“Ti”は、電圧の偏差が閾値時間値よりも長期間に渡って検出
された場合、非対称動作状態を検出し、この結果、集積回路ICU4を不能にす
る。集積回路ICU4は、半ブリッジインバータスイッチQ2、Q3のスイッチ
ングを制御する。ICU4がターンオフされた場合、インバータは発振を停止し
、ランプは、消される。こうして、ランプをターンオフすることにより、ランプ
が不平衡な状態で動作することによる安定器要素への損傷が回避される。より重
要なことに、枯渇した陰極と周囲のガラスの過剰な加熱によってランプの封印ガ
ラスが突然に破損するのが回避される。
ICU4は、調光信号を受信するための調光入力(ピン4、DIM)を含む。
ICU4は、スイッチQ2、Q3のスイッチングを制御することで、放電ランプ
の光のレベルを、調光信号に対応するレベルに制御する。上述の米国特許第5,
559,395号からここに参照の目的で編入される一つの実施例においては、
調光信号はトライアック調光器(triac dimmer)からの整流された出力を受信する
調光インタフェース回路から供給される電圧である。ただし、この調光信号は、
別の方法にて、例えば、第三のワイヤから直接に、供給することも可能である。
ランプの点灯の際は、“良好な”ランプであっても、非対称が短期間存在する
が、この場合は、インバータを停止すべきではない。これは、例えば、電極の予
熱のときに発生する。タイマ手段“Ti”は、この事象の際は安定器が停止する
のを阻止する。より詳細には、タイマ手段はDC電圧が選択された閾値電圧以上
となる時間期間を測定する。この時間期間が、“良好”なランプの場合の典型的
な点灯時間より長めに設定される閾値時間値を超える場合に、ランプはスイッチ
オフされる。
図5Aと図5Bは、本発明の電源装置の第2の実施例を示す。この実施例にお
いては、電源装置は、第1の閾値時間値を過ぎた後の所定の時間内にランプを点
灯するための再起動手段を含む。安定器は、前記の所定の時間だけオフに留まり
、この時間が過ぎた後に、点灯を試みる。“良好”なランプの場合は、ランプは
、始動し、正常に動作する。他方、整流を起こしているランプの場合は、ランプ
は点灯し、閾値時間値に対応する時間期間だけ点いた状態に留まり、次に、所定
の時間だけ消える。ランプは、このようなサイクルを継続し、すなわち“しゃっ
くり”し、こうして、ユーザにランプの交換の必要性を知らせる。
図5Aは、電源装置のブロック図である。ランプの非対称状態によって生成さ
れる電圧の偏差は、安定器コンデンサNの間で検出される。この電源装置は図示
するように、入力端子K1、K2と、出力端子T1、T1を持つ。図5Aの電源
装置の安定器手段は、全波ブリッジ整流器“K”、電力発振器“L”、変圧器“
M”、および安定器コンデンサ“N”を含む。全波ブリッジ整流器“K”は、入
力K1、K2の所のAC主電圧を、DC電圧に変換し、これを電力発振器“L”
に供給する。電力発振器はペアのスイッチを含み、高周波AC出力電圧を変圧器
“M”に供給する。放電ランプは出力端子T1、T2に直列に接続され、安定器
コンデンサ“N”は変圧器“M”の二次巻線に接続される。安定器変圧器“M”
は一定な電圧源を供給し、安定器コンデンサNはランプへの電流を制限する。
この電源装置は、寿命検出手段“P”を含むが、これを図5Bとの関連で詳細
に示す。
タイマ手段Tiの心臓部は、14段リプル二進カウンタCTRによって形成さ
れる。タイマ手段は、さらに、半導体スイッチQ20、Q21、ダイオードD3
6〜D39、コンデンサC54、C55、抵抗R54〜R59を含む。タイマ手
段は、DC電圧が閾値電圧以上である時間を測定し、この閾値が超えられた場合
は、しゃっくり動作を起こさせる。一方、良好なランプの点灯の場合は、ランプ
が停止するのを阻止する。カウンタCRTへの電力の供給は、入力P1(アース
)とP3の所の提供される低電圧源によって行なわれ、これは、例えば、変圧器
“M”のタップ巻線とされる。ツェナーダイオードD35が、これら入力P1、
P3の間にコンデンサC53と並列に接続される。ツェナーダイオードD53と
コンデンサC53は、一体となって電圧の調整およびフィルタリングを行なう。
カウンタCTRの電力入力VCCは入力P3に接続される。抵抗R58とコンデ
ンサC55はRC時定数を持ち、これによってカウンタCTR内の内部発振器の
発振周波数が制御される。抵抗R58とコンデンサC55は、それぞれ、入力R
TCと、入力CTCに接続される。抵抗R58とコンデンサC55は、プルダウ
ン抵抗R57、スイッチQ21を経てアースに結合される。内部発振器は、スイ
ッチQ21が導通してないとき、つまり、OFF状態にあるときにのみ発振する
。スイッチQ21が導通状態になると(ターン“オン”すると)、発振器はRS
入力をアースすることで発振を停止する。加えて、電力が入力P1、P3に供給
され、カウンタCRTがターン“ON”する度に、カウンタCTRの多重段は、
抵抗R56、コンデンサC54、マスタリセット入力MRの間の節点の所に生成
されるパルスによって論理0にリセットされる。
DC電圧検出手段“Vd”は、ダイオードD30〜D33、ツェナーダイオー
ドD34、抵抗R50〜R53、コンデンサC50〜C52を含む。DC電圧が
、おのおの安定器コンデンサ“N”の端に接続されたペアの検出抵抗R50、R
51によって検出される。安定器コンデンサはランプを流れる電流を制御するた
め
に用いられるが、これら検出抵抗は、電流を僅かに引いている際でも安定器コン
デンサの間の電圧の検出できるように選択される。抵抗R50、R51の他端は
、ダイオードD30、D31、D32、D33から構成される全ブリッジ整流器
に接続される。このブリッジ整流器は、測定されたDC電圧の公称値からの偏差
の大きさを決定するための手段を形成する。コンデンサC50、C51は、抵抗
R50、R51によって検出されたDC電圧に存在する高周波リプルをフィルタ
する。ツェナーダイオードD34の陰極は、全ブリッジ整流器の出力に、D30
、D31の陰極の所で接続される。ツェナーダイオードD34は、DC電圧レベ
ルに対する所定の閾値の値として選択された降伏電圧を持ち、ノイズがDC電圧
検出手段の動作に影響を与えるのを防止する。ツェナーダイオードは、この閾値
電圧と上述の偏差の大きさとを比較するための手段を形成する。ダイオードD3
4が降伏すると、スイッチQ20は、この降伏電圧を論理レベルに変換する。ス
イッチQ20のベースは、ベースへの電流を制限する直列な抵抗R52を介して
ツェナーダイオードD34の陽極に接続される。スイッチQ20のエミッタは、
ダイオードD32、D33の陽極と、基準アースに接続される。コンデンサC5
2は、追加のフィルタリングを行なう。抵抗R53はプルダウン抵抗であり、検
出された電圧が閾値以下に落ちるとスイッチQ20をターンオフする。スイッチ
Q20のコレクタは、抵抗R54を介して入力P3に接続され、また、スイッチ
Q21のベースにも接続される。スイッチQ21は、スイッチQ20の論理出力
を反転させる機能を持つ。スイッチQ20、抵抗R52、R53、コンデンサC
52は、制御信号を出力するための手段を形成する。
カウンタCTRは、入力RSが高値になる度に内部発振器の発振をカウントす
る14段二進カウンタを含む。これら段の出力の結合によって、閾値時間値の長
さ、および再起動のための所定の時間の長さが決定される。この実施例において
は、段11〜13の出力Q11、Q12、Q13は、ダイオードD36、D37
、
D38を介して、論理“OR”演算を施される。ダイオードD36〜D37の陰
極は、抵抗R59を介してアースに接続され、さらに、スイッチオフ手段Swを
形成するMOSFETスイッチQ22の制御ゲートと、抵抗R55および直列に
接続されたダイオードD39を介してスイッチQ20のベースに接続される。M
OSFETスイッチQ22のソースは電力発振器“L”のスイッチQL2のベース
に接続され、スイッチQ22のドレインはアースに接続される。段Q11、Q1
2、Q13のいずれかの出力が高値となる度にカウンタCTRの出力は高値とな
る。
寿命検出手段の動作は、以下の通りである。電力が入力P1、P3に加えられ
ると、カウンタCRTの多重段は、論理0にリセットされる。スイッチQ20は
、通常は開いており、スイッチQ21は通常は閉じており、このために、カウン
タCTRの内部発振器は、オフの状態にある。閾値電圧以上のDC電圧が安定器
コンデンサ“N”の間に発生すると、ツェナーダイオードD34は降伏し、スイ
ッチQ20を閉じる。この結果、スイッチQ21が開く。このために、内部発振
器が発振し、14段から成るカウンタが、内部発振のカウントを開始する。コン
デンサ“N”の間に検出されるDC電圧が、閾値電圧以下に落ちると、スイッチ
Q20が開き、スイッチQ21が閉じ、この結果、カウンタCTRの内部発振が
停止する。カウンタCTRは、現存するカウントを格納する。ツェナーダイオー
ドD34が、その後、再び降伏すると、スイッチQ20が閉じ、スイッチQ21
が開き、内部発振器が再開され、カウンタCTRによるカウントが再開される。
こうして、カウンタは、安定器コンデンサ“N”の間のDC電圧が閾値電圧を超
えた時間を積分する。
11番目の段の論理出力Q11が高値となると、QR処理されたカウンタ出力
が高値となる。このために、MOSFETスイッチQ22は閉じ、発振器“L”
のスイッチQL2のベースがアースされ、この結果、発振器“L”の発振が停止す
る。この結果、ランプが消える。抵抗R55とダイオードD39を通じてスイッ
チQ20のベースに加えられる高値のQR処理された出力は、スイッチQ20を
閉じた状態に保ち、スイッチQL2を開いた状態に保つ。これによって、カウンタ
CTRがカウントを続けるのが保たれる。カウンタCTRは、段Q11〜Q13
のOR処理された出力が低値になるまでカウントを続ける。段Q11〜Q13の
OR処理された出力の低値への変化は、第2の時間期間の終端を示す。OR処理
された出力が低値に変化すると、MOSFETスイッチQ22と双極スイッチQ
22の両方が開く。この結果、スイッチQL2が閉じられ、カウンタCTRがカウ
ント0にリセットされる。こうしてスイッチQ22がいったん開くと、スイッチ
QL2のベースは、もはやアースされた状態ではなくなり、インバータは、ランプ
を点灯し、動作させる。一つの実施例においては、閾値時間値として、1.25
秒が選択され、再起動のための所定の時間として8.75秒が選択される。こう
して、ランプが、ランプ電流の整流を行なう状態に達し、この結果DCレベルが
閾値以上になると、ランプは、1.25秒間点灯し、8.75秒間消える。この
サイクルが反復され、こうして、ユーザにランプの交換の必要性を知らせる。
閾値時間値は、良好なランプの点灯の際に存在することが見込まれるランプ電
流の非対称期間より長く選択される。点灯の際にこのような非対称が発生した場
合もカウンタCTRはカウントを開始する。ただし、この場合は、安定器コンデ
ンサの間のDC電圧はその後閾値以下に落ち、このために、カウンタCTRはO
R処理されたカウンタ出力が高値に変化しないうちに停止する。DC電圧が閾値
以下に落ちると、カウンタはカウントを停止し、カウントはランプ動作の最中同
一に留まる。良好なランプの場合は、DC電圧は閾値電圧以下に留まり、このた
めランプはターンオフされない。
図6は、本発明の電源装置の第三の実施例を示す。この回路においては、非絶
縁高周波(HF)安定器、つまり、上述の米国特許第5,559,395号に示
される出力絶縁変圧器を持たない高周波(HF)安定器内のブリッジインバータ
の中点の所に反映されるDCランプ電圧が利用される。このような電源装置は、
例えば、コンパクト蛍光ランプに使用するのに適する。図6は、このブリッジイ
ンバータの本発明と関係のある部分のみを示す。この実施例においては、このブ
リッジインバータは、半ブリッジインバータであり、アース電位の第1のDCバ
スRL3と、電圧HV+、例えば、320Vの第2のDCバスRL4を含む。こ
れらバスRL3、RL4と、低電圧バスVDDが、AC/DCコンバータ(図示
せず)に接続される。このAC/DCコンバータは、AC主電源に接続するため
の入力端子を持つ。このブリッジ回路は、バスRL3、RL4の間に直列に接続
された(簡略的に示す)ペアのスイッチS1、S2を含む第1のブランチと、第
1のブランチに並列で、これもバスRL3、RL4の間に直列に接続された半ブ
リッジ電源コンデンサC61、C62を含む第2のブランチを含む。共振負荷ブ
ランチが、それぞれ、コンデンサC61、C62と、スイッチS1、S2の間の
中点M1、M2の間に直列に接続される。この負荷ブランチは、コイルL10と
直列に接続された出力端子T1、T2の所に接続されたランプLを含む。負荷ブ
ランチは、さらに、ランプと並列で、フィラメント電極と直列なフィラメント加
熱コンデンサC63を含む。代替として、安定器コンデンサC61、C62は、
単一の安定器コンデンサC64と置換し(点線で示す)、コンデンサC61とC
62を結合した値を持つようにすることも可能である。このDC/ACコンバー
タと、これに接続されたブリッジ回路によって、安定器手段が形成される。
スイッチS1、S2を駆動するための制御回路は、当分野において周知であり
、寿命検出手段とは関係ない。このために、これらについては説明を省く。スイ
ッチS1とS2のおのおのの50%の負荷サイクルでの公称動作においては、中
点M1の所のDC電圧の公称値は1/2HV+となる。ランプが整流状態(寿命
の終端)に達したときにランプ間に現われる電圧の偏差は、中点M1の所に、こ
の
ポイントにおけるDC電圧の偏差として反映される。このDC電圧の偏差を検出
することでインバータの発振を停止し、ランプをターンオフすることが可能であ
る。
この寿命検出手段は、第2の実施例において使用されるのと同一の幾つかの要
素および論理を使用する。このため、図5Bの要素と同一の要素は、同一の参照
符号にて示す。低電圧バスVDDの電力が端子VCCの所でカウンタCTRに供
給される。抵抗R61、R62が中点M1とアースの間に直列に接続される。こ
れは中点M1の所に検出される電圧を低減することで検出回路の残りの要素を保
護する。コンデンサC65が抵抗R62と並列に接続される。これは抵抗R62
と一体となってローパスフィルタを形成する。これは、節点M1の所の、半ブリ
ッジスイッチS1、S2の高周波スイッチングに起因する、信号の高周波成分を
除去する。抵抗R63、R64、R65が、VDDバスとアースの間に直列に接
続され、分圧器が形成される。これは抵抗R64とR65の間の節点の所に低閾
値電圧を提供し、抵抗R63とR64の間の節点の所に高閾値電圧を提供する。
高閾値電圧は、公称値(HV+/2)に非対称検出のための所望の閾値を加えた
値に対応し、低閾値電圧は、公称値(HV+/2)からこの閾値を引いた値に対
応する。比較器COMP1の反転(−)入力端子は、抵抗R63とR64の間の
節点に接続され、比較器COMP2の非反転(+)入力端子は、抵抗R64とR
65の間の節点に接続される。比較器COMP1の非反転(+)入力端子と、比
較器COMP2の反転(−)入力端子は、抵抗R61と抵抗R62の間の節点に
接続される。比較器COMP1とCOMP2の出力は、NORゲートG1の入力
に接続される。NORゲートのもう一つの入力は、カウンタCTRの出力Q11
、Q12、Q13の“OR”処理出力に接続される。NORゲートG1の出力は
、双極スイッチQ21のベースに結合される。スイッチQ21のコレクタは、R
S端子に接続される。このコレクタは、また、抵抗R57とコンデンサC55を
介
してCT端子にも接続される。スイッチQ21のエミッタは、図5Bに示すのと
同一の方法にてアースに接続される。
この寿命検出手段は、以下のように動作する。節点M1の所のDC電圧が高閾
値電圧より高くなると、比較器COMP1の出力が高値となり、一方、節点M1
の所のDC電圧が低閾値電圧より落ちると、比較器COMP2の出力が高値とな
る。いずれの状況においても、非対称動作のためにランプ間のDC電圧が選択さ
れた閾値より大きくなる。COMP1あるいはCOMP2の出力のいずれかが高
値になると、NORゲートG1の出力が、低値となり、スイッチQ22が開き、
カウンタCRTがカウントを開始する。ある時間閾値の後に、カウンタCTRの
“OR”処理された出力が高値となり、MOSFETスイッチQ22が閉じられ
る。MOSFETスイッチQ22のドレインQDはアースに接続され、スイッチ
Q22のソースQSはインバータスイッチS1、S2の一つのベースすなわち制
御ゲートに接続される。別の方法として、スイッチQ22のソースは、スイッチ
S1、S2に対する制御回路の制御入力すなわち電源入力に接続することも可能
である。いずれの場合も、スイッチQ22は、導通状態においては、インバータ
が発振するのを阻止し、ランプを消灯する。この回路は、図5Bに示すのと同一
のしゃっくり動作を発生させる。さらに、NORゲートG1の出力を、スイッチ
S1、S2に対する制御回路の制御入力すなわち電源入力に接続することも可能
である。
本発明の好ましいと考えられる実施例について説明したが、当業者においては
、請求の範囲によって定義される本発明の範囲から逸脱することなくさまざまな
修正を行なうことが可能であることは明白であり、上述の説明は、単に解説を目
的とし、制限を意図するものではない。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ツィーア,ヨン−ピン
オランダ国5656、エーエー、アインドーフ
ェン、プロフ.ホルストラーン、6
(72)発明者 フ,フェン−カン
オランダ国5656、エーエー、アインドーフ
ェン、プロフ.ホルストラーン、6
(72)発明者 シュレーイェン,ヤコブ
オランダ国5656、エーエー、アインドーフ
ェン、プロフ.ホルストラーン、6
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. ガス放電ランプに電力を供給し点灯するための電源装置であって: a)主電源周波数を有するAC主電源への接続のための入力端子(K1、K2 )と、 b)ランプ動作の際に柱状放電を維持する一対の放電電極を有するガス放電ラ ンプへの接続のための出力端子(T1、T2)と、 c)前記入力端子と前記出力端子との間に接続された安定器手段(K、L、M 、N)であって、前記放電ランプの放電電極の間の柱状放電を前記主電源周波数 よりかなり高い周波数にて一方の極性と他方の極性との間で交互に維持するため にAC電圧を前記出力端子に供給する安定器手段と、さらに d)一方の極性における柱状放電のためのランプ電流が他方の極性における柱 状放電のためのランプ電流と異なる非対称動作状態を検出し、前記非対称動作状 態が検出された場合に、ランプをスイッチングオフする寿命検出手段(P)であ って、前記非対称動作状態に起因するDC電圧の公称値からの偏差を検出するた めのDC電圧検出手段(VD)を含む、寿命検出手段(P)と、 を備え、 前記寿命検出手段(P)は、さらに、前記DC電圧検出手段が前記DC電圧の 公称値からの偏差を第1の閾値時間値より長い時間の間検出した場合に非対称動 作状態を検出するタイマ手段(Ti)を含むことを特徴とする電源装置。 2. 前記タイマ手段(Ti)は、前記DC電圧がもはや検出されなくなった 時点で時間値を格納し、その後DC電圧が検出されたとき前記時間値を増分する ための手段(CTR)を含むことを特徴とする請求の範囲1に記載の電源装置。 3. 前記電源装置は、前記第1の閾値時間値を超えた後の所定の時間内に前 記ランプを点灯するための再起動手段(Ti)を含むことを特徴とする請求の範 囲1あるいは2に記載の電源装置。 4. 前記安定器手段は、 DC電位を有するDC源(GND、HV+)と、 前記DC源の両端に直列に接続された一対のスイッチ(S1、S2)を含むブ リッジインバータと、 前記放電ランプのための出力端子(T1、T2)を含む負荷回路(L10、C 63、T1、T2)であって、前記スイッチ間の節点(M2)に結合された第1 の端と、第2の端とを有する負荷回路と、 前記DC源と前記負荷回路の前記第2の端とに結合された半ブリッジコンデン サ(C61)と、 前記スイッチをスイッチングすることで前記放電ランプの両端にAC信号を生 成するための手段と、 を含み、 前記スイッチは、前記負荷回路の前記第2の端におけるDC電圧が前記ランプ の非対称ではない動作状態においては前記DC電位の2分の1に等しい公称値を 持つようにスイッチングされ、 前記検出手段(VD)は、ランプの前記非対称動作状態によって生成される前 記公称値からのDC電圧の偏差を検出することを特徴とする請求の範囲1、2あ るいは3に記載の電源装置。 5. 前記検出手段は、 前記公称値に所定のDC閾値の値を加えた値に等しい高閾値電圧と、前記公称 値から前記所定のDC閾値の値を引いた値に等しい低閾値電圧とを設定するため の手段(R63〜R65)と、 前記負荷回路の前記第2の端におけるDC電圧と前記高閾値電圧および前記低 閾値電圧とを比較するための手段(COMP1、COMP2)と、 前記負荷回路の前記第2の端におけるDC電圧が前記高閾値電圧よりも高く若 しくは前記低閾値電圧よりも低い場合に制御信号を出力するための手段(G1) と、 を含むことを特徴とする請求の範囲4に記載の電源装置。 6. 前記DC電圧検出手段(VD)は、 前記DC電圧の前記公称値からの偏差の大きさを決定するための手段(D30 、D31)と、 前記偏差の大きさを所定の閾値電圧と比較し、前記偏差の大きさが前記所定の 閾値電圧よりも高い場合に制御信号を出力するための手段(D34)と、 を含むことを特徴とする請求の範囲1、2、3あるいは4に記載の電源装置。
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