JPH11510071A - 弾性部材を有する使い捨て可能な吸収性物品 - Google Patents

弾性部材を有する使い捨て可能な吸収性物品

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Abstract

(57)【要約】 液体浸透性のトップシートと、このトップシートに接続する液体非浸透性のバックシートと、これらトップシートとバックシートとの間に配される吸収性コアとを具備する吸収性物品であって、この吸収性コアまたはそのコアの外側に取り付けられたソフトな弾性部材は、好ましくはそのパッドに水平方向の圧力が加わった際に予想できる状態に変形、屈曲又は隆起し、この弾性部材は少なくとも2つの別個なフォーム片から成ることを特徴とする吸収性物品である。

Description

【発明の詳細な説明】 弾性部材を有する使い捨て可能な吸収性物品 発明の背景 本発明は、その装着中におけるより良い形状維持性と体への良好な接触性を 許容する使い捨て可能な吸収性物品に関する。詳しくは本発明は、こぶ(隆起)、 過密化および、つぶれ(崩壊)を削減するためのソフトな接触性の形成部位を有す るカタメニアル(月経)パッドに関する。また本発明は、失禁カバー物品や衛生ナ プキン等にも関連するものであり、隆起発生の削減、及び/又は、体への接触性 の更なる快適性はこの種の物品としての性能にとっては重要である。 従来より周知のカタメニアルパッド又は衛生ナプキンは、液体浸透性のトッ プシート(表面紙)と、このトップシートに接続する液体非浸透性のバックシー ト(裏面紙)と、これらトップシートとバックシートとの間に配置される吸収性 コア(芯)とを具備していることが知られている。しかしながら、従来のパッド には使用上において幾つかの欠点があり、両脚からの横方向の力を通して隆起が 発生する。更に加えて従来のセルロース製のコア材は、血圧および体圧のために 押し潰されそして密度が高くなることがある。よってそのパッドは変形され、そ して信頼性のあるフィット感またはカバー性を提供してくれなくなる。 従来技術としてのパッドは、使用時にそのパッドの形状が維持されるような 様々な構造を包含し、ユーザに快適な使用感を継続して与えるように構成されて いる。その様な構造は、米国特許番号4,195,634(DiSalvo)、4,886 ,513(Mason)および5,197,959(Buell)に開示された構造を含んで いる。しかしこれらのデバイスは、ある種の変形を防ぐことが可能な構造を提供 したが、なおそれらの本来の形状が持続されるような改良された吸収性物品が捜 し求められている。 本発明の目的は、ソフトな使い捨て可能な吸収性物品を提供することに在り 、それは弾力性のある構造を有し、ウエット・コラプス(即ち湿り崩壊)を防ぎ 、また形状維持と隆起を減らすことによって、体圧による高密度化を防ぐもので ある。 さらに隆起の発生を減らして装着者の脚からの横方向の力が与えられた際に、そ のパッドの優先的な曲げ又は持上げを通じてそのパッドの体に対する接触を確実 にするように弾力性のある構造がデザインされている。 発明の概要 本発明によれば、液体浸透性のトップシートと、前記トップシートに接続す る液体非浸透性のバックシートと、前記トップシートとバックシートとの間に配 置される吸収性コアとを具備する吸収性物品であって、前記吸収性コアに取り付 けられたソフトな弾性部材は、好ましくはそのパッドに水平方向の圧力が与えら れた際に予想できる状態に変形、屈曲又は隆起するような吸収性物品である。 さらに本発明によれば、液体浸透性のトップシートと、前記トップシートに接 続する液体非浸透性のバックシートと、前記トップシートとバックシートとの間 に配置される吸収性コアとを具備する吸収性物品であり、これらトップシート、 バックシートおよび吸収性コアは1つの製品を形成し、1つのサブストレート( 基板)バックシートが少なくともその周縁の一部にこの製品を取り付けて成り、 ソフトな弾性部材がその製品とそのサブストレートバックシートとの間に配置さ れて、好ましくはこの物品に水平方向の圧力が与えられた際、予想できる状態に 変形、屈曲又は隆起するような吸収性物品である。 また本発明の要旨によれば、吸収性物品を製造する方法は、液体浸透性のト ップシートを用意するステップと、所定形状の吸収性コアを用意するステップと 、一片のティシューを用意するステップと、このティシューの一片よりも小さい 寸法を有すると共に、トップ、ボトム及びサイドエッジを有する弾性部材の第1 片を用意するステップと、この弾性部材のトップにそのティシューを付着させる ステップと、その弾性部材のサイドエッジに残りのティシューを折り込むステッ プと、その弾性部材の第1片よりも小さい弾性部材の少なくとも1つの第2片を カットするステップと、その弾性部材の第1片が第2片の少なくとも1つを覆う ように、少なくともその第2片の1つをこの弾性部材の第1片に当接させるステ ップと、液体非浸透性バックシートをその弾性部材の第1片に当接させるステッ プと、から構成された製造方法である。 図面の簡単な説明 本発明の好適な実施例については、次のような添付図面を参照することで説 明される。すなわち、 図1Aは、本発明に基づくカタメニアルパッドの平面を示す。 図1Bは、本発明に基づくカタメニアルパッドの端部を示す。 図2A〜2Cは、それぞれ対応する3つのパッドの端部を示す。 図3は、V形状のパンティ接着留めを示す。 図4A〜4Dは、本発明の1つの好適実施例において使用される弾力性を有す るポリマーフィルムを模擬的に示す。 好適実施例の詳細な記述 本発明の目的は、1つの弾性部材を加えれることにより優れたフィット性と 血液処理性をもつカタメニアルパッド又は使い捨て可能な吸収性物品を提供する ことにあり、この弾性部材は横方向の圧力が与えられた際には予想可能な形状に 変形、屈曲又は隆起を起こすものである。このパッドは、横方向の圧縮力で体に 接触するために上方に曲がる。そしてこの横方向の圧力が開放されると、そのパ ッドはほぼ元来の全幅にスプリングバックして戻る。 なお、ここで使用される用語「使い捨て可能な吸収性物品」は、体からのシ ン出液を吸収しそれを含む物品に対応し、詳しくは、それの装着者の体に接近し 又は対して配置され、その体からの各種のシン出液(例えば、血液、メンス、尿 )を吸収して含み、単一使用(即ち、洗濯、再格納保存または再使用をしようと しないで用いられる形態)の後には捨てられることを前提とする物品である。本 発明の使い捨て可能な吸収性物品の好適な実施例は、カタメニアルパッドまたは 衛生ナプキンにおいて利用され得る。またここで使用される用語「衛生ナプキン 」は、外陰部に隣接する女性器に対して装着される物品であり、メンス血液およ び他の女性特有の排出物を吸収して含む衛生物品である。 本発明のアプリケーションにおいて、カタメニアルパッドの如き吸収性物品 は、1つの液体浸透性のトップシートと、1つの液体非浸透性のバックシートと 、1つの吸収性コアとを有している。そしてこのトップシートとバックシートは 好ましくはその吸収性コアに比べてその長さ及び幅が通常大きな寸法を有してい る。さらにそれらトップシートとバックシートとは、中間の素材を直接または間 接的に介して互いに接続されている。 そのトップシートはしなやかでソフト感覚を有し、装着者の肌に対して炎症を 起こさないものである。さらにこのトップシートは、その厚さを通過して液体が 浸透することを許容する浸透性を有している。このトップシートとして適する素 材は広く存在し、例えば、フォーム(泡)状に加工されたサーモプラスチックフ ィルム、穴が開けられたプラスチックフィルム、多孔性フォーム、網状フォーム 、天然繊維(例えば、木または綿繊維)、シンセティックファイバ(例えば、ポ リエステルまたはポリプロピレン等の合成繊維)または、天然繊維及びシンセテ ィックファイバを好適にフォーム状フィルムと組み合せたものである。 適切なる非織物のトップシートは、北米のFiberweb,Simpsonville,SCから の”CELESTRA”として知られる、18g/yd2(21.5g/m2)の スパンボンデッド(化学繊維の不織布)・ポリプロピレン非織物素材でもよく、こ れは次には、米国特許番号4,781,710(Megison et al.1988 11月1日) に開示されたパターンにエンボス加工される。これはまた、Dri Weaveで知られ る弾性プラスチック織物、三次元的にマクロ的に拡張する孔の開いたプラスチッ クフィルムあるいは、米国特許番号4,342,314および4,463,045に 基づき作られた繊維のような印象と触感を奏する弾性プラスチック織物でもある 。 フォーム状フィルムは、好ましくはトップシート用の素材であり、この理由 は、それら素材が液体に対して透過性ではあるが吸収性ではない故にある。 このように、そのフォーム状フィルムは、体に接触しドライの状態を維持し、 それによって体への害の温床を防ぎ、そしてその装着者に更に良い快適な装着感 を創り出す。それに加えて、このトップシートに親水性を創出するために界面活 性剤が散布されており、液体がそのトップシートをより早く通過する助けとなっ ている。 一方、バックシートは、好ましくは薄いプラスチックフィルムであるが、他 の柔軟で液体非浸透性の素材も採用され得る。このバックシートは、コア内に吸 収され含まれていたシン出液が、そのパッドと接している物品、例えばパンツ、 パジャ マあるいは肌着などを濡らすことを防ぐ。従ってこのバックシートは、織物又は 非織物、例えばポリエチレン又はポリプロピレンのサーモプラスチックフィルム 等のポリメリックフィルム、またはフィルムコートされた非織物などのコンポジ ット材から構成されていてもよい。一例としてのバックシート材は、1ミル(mil )厚(1インチの千分の1、又は、0.025mm)である。 吸収性コアは如何なる手段で形成されてもよく、通常は圧縮可能で装着者の 肌に対しては適用可能でチクチクしない感触であり、しかも体からの排出物や各 種液体を吸収して格納することができるものである。この吸収性コアは様々なサ イズおよび形状(例えば、矩形、くびれ形、その他従来から知られる様な形状) でもよく、また、広範な種類の液体吸収性素材から形成され、利用される使い捨 て可能な衛生ナプキン、ダイヤパー(月経帯)および、例えば粉砕されたウッドパ ルプなどの吸収性物品に通常使用される材料から形成される。この種のウッドパ ルプは通常「エアフェルト」として参照され、そしてこれは本発明の好適実施例 にも利用されている。この他にも吸収性コアに適する素材としては、例えば、化 学的に変えたセルロース誘導体、熱により接着したセルロース誘導体、あるいは 濡れたとき膨張するポリマー材を平らにした超吸収体(スーパーアブソベント) ハイドロゲルのような材料もある。(従って、ここではそれらを「吸収性ゲル化 素材」または″AGM″と称する)−ラミネート物品、シンセティックス(合成 物品)、またはその組合せ物品である。他の例としては、クレープ状に覆われた セルロースの塊または束、ハイドロゲル素材、ポリメリック繊維又はそれらと等 価の素材ないしその素材の組合せをも含む。 超吸収体は、それ自体の重さの数倍〜60倍に対応する量の体液や血液を吸 収することが可能な素材である。ただしこの吸収性コアの総吸収容量は、その吸 収性物品を利用しようとする際のシン出液に匹敵する量であるべきである。例え ば昼間専用の衛生ナプキンと夜間専用の衛生ナプキンとはその容量において比較 され得るように容量が異なるし、また同様に、10代女子専用の衛生ナプキンと 成熟した女性により使用されるものとは自ずと比較され得るように容量が異なる 。 本発明の吸収性物品は、形状の良好な維持および体への良好な接触性を得る た めに弾力性のある部材を適用している。本発明の第1実施例の吸収性物品は、薄 さ(10mm以下のキャリパー(膜厚)でしかも好適には4mm厚)で、最初に所定の 曲がりと隆起を有して成るソフトな弾性部材を用いることによって、1つのカタ メニアルパッドを提供でき、このような吸収性物品はその形状を維持し続け、こ ぶを削減して使用期間中にわたって良好な領域カバーと体への接触の継続を提供 してくれる。本発明の第1実施例の使い捨て可能な吸収性物品は、血液浸透性を もつトップシートと血液非浸透性をもつバックシートとの間に配置された薄い吸 収性コアを具備している。このコアの元来の形状およびそのコアのキャリパー( 厚さ)は、ソフトで弾力性のあるフォーム部材である結果、使用中においては維 持される。この弾性部材は天然ゴム、好適にはクロスリンクされた天然ゴムフォ ーム(泡)または合成材料、例えば合成ゴムフォーム(泡)であり得る。またその部 材は所定の粘着物でそのコアと付着していてもよい。 そのコアが薄いことは、曲げてその弾性部材を動かすためにはそのコアにと って極めて重要なことであるのみならず、その弾性部材の加えられたバルクを補 償するためにも重要である。そのコアの両サイドはその中央よりも薄く、その部 材の周縁部の先には僅かな量のコア材が延長しており、そのパッドのほんの小さ な領域だけが使用中に体圧で圧縮される。これは、そのコア全体が「でこぼこ」 して保護する機能を失うことを防止している。また、クロスリンクされた天然ゴ ムフォーム(XNRF)弾性部材の採用は極めてフレキシブルでソフトであるが 、高い弾力性に富むユニークな特性のセットを提供してくれる。 オプション的には、そのコアおよび部位は、ティシュー・コアを有していて もよい。ラテックス接着のエアレイド・ティシューは、そのコアがフォームバッ クボーンにしっかりと取り付けられて、摩擦および密着に対し良くするため、好 適にはそのフォームバックボーンに接着されている。ラバーフォームはそれだけ が極めて滑らかでスムーズである。この結果そのコアは分離されるとついにはこ ぶとなる。 本発明の好適な実施例において、このコアは、吸水性ゲル状素材と、PET (ポリエチレン・テレフェサラート(テレフタル酸塩(エステル))ステープルフ ァイバ(弾力性のため)、およびセルロース又はセルロース誘導体ファイバから 構成 されている。またこのコアは、4mm以下で、好適には3mmのキャリパー(厚)であ る。ティシューは、Ft.Howard of Green Bay,Wisconsin or Merfin of Vancouv er B.Cからのエアレイド(airlaid)・ティシューである。 このシステムは関連する図面と共に以下に詳しく記述されている。先に述べ た概要記載および次の詳細記載はほんの一例であると共に説明上のものであって 、本発明の制限事項ではないことは理解できる。また、本発明の一部を成す添付 された図面は本発明の複数の実施例を表わし、その記述と共に平易な用語で本発 明の要旨を説明するために与えられたものである。付記された符号は開示内容を 通じて対応するパーツを参照するものである。 図1A及び図1Bに基づく製品10はくびれた形状のものである。コア12 は、横方向14および長手方向16の方向を指向している。本発明によれば2つ の片の弾性部材18が設けられている。第1片20はコア12に最も近くあり、 中央領域の全体をカバーしている。この通常の寸法は、幅60mm×長さ70mm× 厚さ2.5mmである。この層のキャリパーはパック22を覆うに充分にフレキシ ブルであり、好ましい変形をすると共に、脚により水平方向の力が加わった際に 好ましく隆起するためには重要な寸法である。第2片22は1つの狭いパックで ある。体に対する接触を維持する良好な楕円形を成す形状を提供するためには、 充分なキャリパーでなければならない。通常のパッドのキャリパーは、弾性フォ ームを具備し、崩壊しないしかも100%のセルロース又はセルロース誘導体か ら作られたコア構造に類する密度を有している。そのパックの幅は、最良の唇状 のフィット性を与えるが侵入性はもっていない。またこのパックは臀部とのフィ ット性(つまり、装着者の尻の間の割れ目へのフィット性)を阻害しないような 長さに設定されている。そしてこのパックの通常寸法は、幅12mm×長さ70mm ×厚さ7.5mmである。パッド10のコア12は弾性部材で周囲を覆われており 、図1(b)に示される如くの長手方向および横手方向に形成された枕の様な形 状を成している。特にこの製品が長手方向の断面で見られると、厚い中央部およ び薄い両端部を有している。またこの製品の横手方向の断面を見ると、厚い中央 部および薄い両側部を有している。断面がこの様なタイプのものは、その吸収性 を向上させると共にその製品のフィット感を 改善させている。上述の如くパッド10は、通常そのコアが分離することを防止 するように、バックボーン18に接着されたティシューを含んで形成されている 。 コア12は好適には、セルロース誘導体ファイバーと、吸収性のゲル状素材 と、PETで作られている。ただしAGMの量は、PETの量ほどには重要では ない。好ましくはこのコア12は、60〜70%のセルロース又はセルロース誘 導体ファイバーでできており、約20%のAGM(吸収性ゲル状素材)および1 0〜20%のPETで作られている。しかし、PETの範囲が20%に近くなる とそのコアは更に親水性を増してくる。 本発明に基づきこの実施例は、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば幾つ かの変形を施してもよい。例えば合成ゴムフォームが、XNRFの代わりに用い られてもよい。そのインサート(挿入)の寸法は、改善されたフィット感のために は狭くてよいし、またはその装着者の形状に順応するように変えてもよい。勿論 、厚さをもたせるために例えば3、4個のフォームが用いられてもよい。 図3に図示の如く、V字形状のパンティ留め粘着物品42は、膣口にフィッ トするためのパッド10に組み合わされて使用されてもよい。本実施例では、こ れらのV字形状の物品42はそのパッド10の両方の端部において、内側を指示 するV44の部分を有している。これは所謂「吸収性物品のファスナーパターン 」と称され、2/4/93年に発行されたWO 93/01783(Olsen et al .)に開示されている。 更なる変形例としては、水平方向の圧力が加わった際に予想できる範囲での その部材の優先的な変形、屈曲または隆起のためである限りは、本発明のデザイ ンにおいて多数個から成る構造の採用もまたよいであろうと思われる。 さらに加えて、クロスリンクされた天然ゴムフォームと合成ゴムフォーム、そ して多種多様な弾性素材が、このパッドを形成するものとして本発明に基づいて 採用されてもよいであろう。これらは、不織布(非織物)ハイロフツ、合成繊維の バッツ(butts)、(粗織の丈夫な綿布である)スクリム(優先的には柔軟性を変 え得るプラスチック製ネット)および、例えば米国特許番号5,260,345、 5,268,224および5,331,015に例示された如くのポリウレタン等の フォームを形 成する他素材から作られてもよい。 続いて、本発明の上述した実施例に基づく吸収性物品を製造するためのプロ セスについて述べる。その第1例は、クロスリンクされた天然ゴムフォームで成 る弾性部材を有する使い捨て可能な吸収性物品について記述される。またその第 2例は、合成ゴムフォームで成る弾性部材を有する使い捨て可能な吸収性物品に ついて記述される。 製造方法の第1例(XNRF) このトップシート用には、種類としては非織物で、7×12インチ(17. 8×30.5cm)の大きさの連続する1枚のトップシート素材が、スパンレース( Spunlace)に超音波接着される。約60×205mmのフルサイズ(全長)の形状 のコアは、80%エアフェルトおよび20%ポリエステルコアという構成の構造 であり、日本国の大阪に在る住友セルカ社から供給される20%ポリエステルの SANWET吸収性ゲル状材がブレンド(混合)されたものであって、ダイスカ ット(さいの目切り)されている。コア部分はそのフルサイズのコア(1平方イ ンチ当たり0.2グラムの比重)と同等な素材を有し、約60×110mmの寸法 を有し、同様にダイスカットされている。またこのコア部分は、エアフェルト・ コアが混合成形され、全コアの長手方向の形状を形作るフルラインのその底部に 採用されている。そしてそのコアのトップは、/吸収性パッド毎に約0.0gの トップシートに対して接着される。 次に、約60mm×70mmのティシュー片と、約52mm×70mmの0.1イン チ(2.5mm)XNRFフォーム・コアがカットされる。そしてこれら2つの片 は、螺旋状に互いに接着され、Ft.Howard製ティシューがこのXNRFフォーム の層の上面となる。またその他のティシュー素材はそのXNRFの両サイドに折 り畳まれる。0.2インチ(5.08mm)XNRFフォームの2つの小さな片は、 約1/2×3インチ(12.7×76.2mm)という寸法を有し、カットされた後 にはこれより大きなXNRFの層の下の中央に位置決めされる。それらは1イン チのテープによってその位置に保持され、これは好ましくは3Mタイプのテープ であり小さいXNRFの片の下に配される。0.25インチ(6.35mm)のテー プ片は大きなXN RFフォームのサイドの下に配され、そしてポリメリック・バックシートにテー ピングされる。トップシート/コアおよびフォーム・サブユニットは、シーリン グ(貼付け)される前に組み合わされる。最終的なパッドは動かないようにシール ドされる。続いてこのパッドは方向調整され、その周縁の周りに約5mm程離れて クリンプ(ひだや縮みを作る)形成が施される。そして、約2×7インチ(50. 8×177.8mm)のパンティ留め用の粘着材が付けられる。次には、そのパッ ドの裏にリリースペーパーが設けられる。最後に、界面活性剤がパッド毎に0. 01g、例えば、Greenwichi,CTのGlyco ミカル社によって販売されているPegos perseが、そのトップシートを親水性にするために散布される。 製造方法の第2の例(弾性ゴム形成品) Ft.Howard製ティシューの第1層は、約52mm×70mm(2 1/16”× 2 3/4”)という寸法にカットされる。そして、0.1インチ(2.54mm) 厚のゴムフォームが約52mm×70mm(2 1/16”×2 3/4”)という寸 法にカットされる。次に、0.1インチ(2.54mm)の3層のゴムフォームが底 層として約6.35mm×76mm(1/4”×3”)の寸法にカットされる。接着 剤は、例えば、Elmgrove,WIのFindley Adhesives社から供給されるものであり 、”Findley Adhesive”が、Ft.Howard製ティシューの一方のサイドに螺旋状に 設けられ、また0.1インチ(2.54mm)のゴムフォームの上面層が取り付けら れる。そして、約70mm、1インチ(25.4mm)の両面テープが、フォームサ イド上に0.1インチ(2.54mm)のゴム製フォーム/ティシューの中央に敷置 される。またペーパーバッキングは、その1インチ(25.4mm)のテープ片か ら除去される。次に、0.1インチのゴム製フォーム(1/4”×3”(6.35 mm×76.2mm))がその1”テープの上の中央に配される。1/4”(6.35 mm)の一層のテープはそのフォーム上に置かれる。そして、そのペーパーバッキ ングはそのテープから除去され、他の0.1インチ(2.54mm)のフォーム片が 1/4”テープのトップに配置される。このプロセスは、(1/4”×3”(6 .35mm×76.2mm))のフォームの3層の全てが積層されるまで繰り返される 。 次に、1/4”(6.35mm)のテープ片が、最後の0.1インチのフォームの 中 央に置かれる。なお、接着されたトップシートは、約12”(304.8mm)の ロール片にカットされる。このトップシートは米国特許番号4,781,710に 開示のようにエンボス加工されたCELESTRAであり、米国特許番号4,9 19,738(Ball et al.の"DYNAMIC MECHANICAL BONDING METHOD AND APPARAT US")に開示の如くに、Dry Weave素材と積層される。 例えば Findley H2031- 0.005g/in2(0.323g/cm2)などのコ ア接着剤は、高温度溶解(ホットメルト)接着剤であり、CELESTRAのトッ プシートのサイドに供給され、そしてリリースペーパーが接着剤から除去される 。64%のエアフェルト、16%のPET(Hoescht CelaneseからのCELWET)、 20%のAGMのコアはその螺旋状の接着剤上に中央配置された。その合成ゴム フォームユニットは、Ft.Howard製ティシューの側を有するコアのバックサイド に配敷される。このユニットは長手方向および横手方向において中心に位置決め される。ペーパーバッキングは、フォームの最後の片における1/4”(6.3 5mm)のテープの3層から取り除かれる。またポリエチレン製のバックシートが 適用される。それらパッドは続いてダイ(さいの目に切ったもの)とシールドさ れる。寸法が約2”×3/4”(50.8mm×19.05mm)のパンティ留め接着 剤は、白色のリリースペーパー上において"V"字パターンに設けられる。パッド には次に、界面活性剤、例えばPegosperse(0.01g/パッド)が散布され、 最後にこの物品の検査が行われる。 この物品は最終的には次のような寸法を有する。 重量 12.5g 長さ 225mm 中央部幅 76mm 末端幅 93mm 中央キャリパー 20.2mm 末端キャリパー 8.4mm しかしながら、上記の弾性部材とパックの配置、挿入物の他の寸法は、フィ ットするための更なる特性を与えてもよい。例えば、弾性部材の層はバックシー トの 外側に配置されてもよいし、又は/及び、ポリメリック素材の一層によって包囲 されてもよい。またその弾性部材は更に確実な取付けのためにそのベースに接着 されてもよい。 さらに、米国特許番号4,425,130(Des Marais)に開示のようなコアチ ューブ又はバン(bun)のような製品は、この弾性部材挿入物と共に使用されても よい。またこのバンは、毛細管状のチャネル(溝)のあるファイバーのふさ状の繊 維のバンドル(束、塊)であり、通常は吸収性コアのトップに配される。また、非 常にフレキシブルな端部を有する製品は、臀部の割れ目におけるフィット感を増 大させるために用いられ得る。 例えば、本発明の対応する実施例によれば、吸収性コアは接着剤上に沿って 付随していてもよく、この接着剤はバックシートの内表面に配さられて吸収性コ ア上に設けられたバリアシートを保持するためのものである。この実施例におい ては、トップシートがこの吸収性コアのサイドエッジの周囲およびこのバリヤシ ートの上に延長してあり、そのナプキンの外被表面上にそのトップシート自体が オーバーラップしている。吸収性コアおよびバリアシートは、それら自体によっ て所謂「中空ナプキン」として通常知られるものを形成する。トップシート及び バックシートのオーバーラッピングする部位は互いに加熱シールドされ、そのナ プキンの終端部を形成する。3つのこれらアレンジメント(配置形態)は、以下に 記述されると共に、図2A〜図2Cに対応して示されている。 図2Aに例示された第1のアレンジメントにおいては、チューブ32は、ト ップシート、バックシートおよび吸収性コアを含む全パッドを具備している。こ のチューブ32は、構造的にエラスティック(伸縮自在)なポリマーフィルム製バ ックシート34に両サイドテープ34で取り付けられている。このポリマーフィ ルム製バックシートはバックシートの全機能を提供する必要はなく、またそのパ ッドの全長に延長する必要もない。このシートの目的は、改善されたフィット感 のためのコア変形を提供することにある。 図4A〜図4Dに示された如く、エラスティック・ポリマーフィルムの1つの 構造が規定されている。また、ウエッブ素材60は、延びる部位の1つのネット ワ ーク60を有している如くに例示されており、その中では、更に加えられるエラ スティック素材を用いることなくその伸びる方向に伸長する状態が示されている 。2つの別個の部位が、1つの伸縮自在な第1部位64を伴なう比較的低い抵抗 力ステージのウエッブを提供し、同様にそれに対応して、もう1つの伸縮自在な 第2部位66を伴なう比較的高い抵抗力ステージのウエッブを提供している。こ の第2部位66は、連続して相互に接続して成る複数の変形(湾曲)部分74を含 み、これは第1部位64の平面を越えて延長されている。図4B〜図4Dには、 構造的に伸縮自在なポリマーの伸長可能なウエッブ素材60が少なくとも2つ別 個に表わされており、これらは与えられた伸びを受ける際に、その伸びに対抗す る制御された力のまったく異なるステージを呈する。 一方、対応する第2のアレンジメントにおいては、チューブ32が上記の如 くに取り付けられている。しかしこれに更に加えて、XNRF弾性部材ロール3 6が図2Bに見られる様なチューブに挿入される。このXNRFは、好ましくは 厚さが5mmでありその長さが65mmである。さらにこのロールは所望により接着 剤でそのポリマーフィルム製バックシートにしっかりと取り付けられていてもよ い。この弾性部材ロールは主要なバックシートの外側であり、よって、そのコア にゴムフォームを取り付けるためのティシューは必要とされない。 第3のアレンジメントにおいては、XNRF弾性部材ロール36が、前述と 同様にチューブ32の中に挿入されている。しかし、構造的に伸縮自在なバック シートとしてのポリマーフィルムの代わりに約2mm厚のXNRF38の層が用い られ、これは図2Cに示す断面の如く、好ましくは約70mm×50mmの寸法を有 している。 したがって前述した複数実施例からも解るように、付加された弾性部材がこ の使い捨て可能な吸収性物品としてのフィット感および血液処理能力を増大させ ることが明らかである。 なお、本発明の詳細なる記述とその好適実施例の参照により、添付する請求 の範囲に記述した本発明の要旨から逸脱しない範囲であれば、更なる変形および 応用は可能であることは明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM ,TR,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ハモンズ、ジョン・リー アメリカ合衆国、オハイオ州 45011、ハ ミルトン、ダスト・コマンダー・コート 7379 (72)発明者 ヒネス、レザ・マーギー アメリカ合衆国、オハイオ州 45215、シ ンシナチ、イースト・ミルズ・アベニュー 320 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 所定形状を有する吸収性物品であって、 液体浸透性のトップシートと、 前記トップシートに接続する液体非浸透性のバックシートと、 前記トップシートと前記バックシートとの間に配置される吸収性コアと、 水平方向の圧力が加わったときは予想できる状態に隆起変形し、前記水平方向 の圧力が解除されたときは前記所定形状に近似する形に戻る弾性部材と、 を具備し、 前記弾性部材は、少なくとも第1片および第2片から成ることを特徴とする 吸収性物品。 2. 前記コアは、曲げや移動のために4mm以下の厚さを有することを特徴と する、請求項1に記載の吸収性物品。 3. 前記コアの周縁部は、前記コアの中央よりも薄く、 コア素材の僅かに2〜3ミリメーターが前記弾性部材の周縁部を越えて延びて成 り、前記物品のパッドの一部分は、使用中に体圧で圧縮されることを特徴とする 、請求項1に記載の吸収性物品。 4. 前記弾性部材の第2片は、前記弾性部材の第1片よりも狭く、 前記弾性部材の第1片は、前記弾性部材の第2片を覆っていることを特徴とす る、請求項1に記載の吸収性物品。 5. 前記コアは、約20%のAGM(吸収性ゲル状素材)と、10〜20% のステープルファイバーと、60〜70%のセルロース又はセルロース誘導体フ ァイバーとで構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の吸収性物品。 6. 前記弾性部材は、天然ゴムフォーム(泡)、合成ゴムフォーム(泡)、非織 物ハイロフツ、弾性ファイバー・バッツ、スクリム(粗織の丈夫な綿布)および 機能性吸収素材から成るグループから選択されることを特徴とする、請求項1に 記載の吸収性物品。 7. 前記弾性部材の第1片は、前記物品の中央部の実質的なすべてをカバー す ることを特徴とする、請求項4に記載の吸収性物品。 8. 前記弾性部材と前記吸収性コアとの間には、ティシューカバーを更に具 備することを特徴とする、請求項1に記載の吸収性物品。 9. 前記ティシュー・カバーは、エアレイド・ティシューであり、 前記コアを前記弾性部材に当接し続けることを特徴とする、請求項8に記載の吸 収性物品。 10. 所定形状を有する吸収性物品であって、 液体浸透性のトップシートと、 前記トップシートに接続する液体非浸透性のバックシートと、 前記トップシートと前記バックシートとの間に配置される吸収性コアと、 を具備し、 前記トップシート、前記バックシートおよび前記コアが1つの製品を形成して 成り、 少なくともその周縁の一部に前記製品を取り付けられたサブストレート(基板) バックシートと、 水平方向の圧力が加わったときは予想できる状態に隆起変形し、前記水平方向 の圧力が解除されたときは所定形状に近似する形に戻る弾性部材と、 を具備し、 前記弾性部材は、少なくとも第1片および第2片から成ることを特徴とする 吸収性物品。 11. 前記弾性部材は、ロール状に巻かれて、前記製品と前記サブストレー トバックシートとの間に配置されることを特徴とする、請求項10に記載の吸収 性物品。 12. 前記サブストレートバックシートは、構造体的に仲縮自在なエラステ ィック・ポリマーフィルムであることを特徴とする、請求項11に記載の吸収性 物品。 13. 前記サブストレート・バックシートは、前記弾性部材と同じ素材から 形成されていることを特徴とする、請求項11に記載の吸収性物品。 14. 前記弾性部材は、天然ゴムフォーム(泡)および合成ゴムフォーム(泡) から成るグループから選択されることを特徴とする、請求項13に記載の吸収性 物品。 15. 吸収性物品を製造する方法は、 液体浸透性のトップシートを用意するステップと、 所定形状の吸収性コアを用意するステップと、 一片のティシューを用意するステップと、 前記ティシューの一片よりも小さい寸法を有すると共に、トップ、ボトム及 びサイドエッジを有する弾性部材の前記第1片を用意するステップと、 前記弾性部材の前記トップに前記ティシューを付着させるステップと、 前記弾性部材の前記サイドエッジに残りのティシューを折り込むステップと 、 前記弾性部材の第1片よりも小さい弾性部材の少なくとも1つの第2片をカ ットするステップと、 前記弾性部材の第1片が第2片の少なくとも1つを覆うように、少なくとも 前記第2片の1つを前記弾性部材の第1片に当接させるステップと、 液体非浸透性バックシートを前記弾性部材の第1片に当接させるステップと 、 から構成されていることを特徴とする吸収性物品の製造方法。 16. 前記吸収性コアは、AGM(吸収性ゲル状素材)ステープルファイバ ーおよびセルロース又はセルロース誘導体ファイバーとから構成されていること を特徴とする、請求項15に記載の製造方法。 17. 前記弾性部材は、天然ゴムフォーム(泡)および合成ゴムフォーム(泡) から成るグループから選択されることを特徴とする、請求項15に記載の製造方 法。 18. 前記ティシューは、エアレイド・ティシューであり、 前記コアを前記弾性部材に当接し続けることを特徴とする、請求項15に記載の 製造方法。 19. 所定の形状の吸収性コアを提供する前記ステップは、 フルサイズのコアにカットするステップと、 部分的サイズのコアをカットするステップと、 前記部分的サイズのコアを前記フルサイズのコアの上に重ねて置くステップ と、 前記トップシートを前記フルサイズのコアに接着するステップと、 から構成されていることを特徴とする、請求項15に記載の製造方法。 20. 前記コアは、4mm以下の厚さを有することを特徴とする、請求項15 に記載の製造方法。
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