JPH11510351A - オブジェクト追跡の装置および方法 - Google Patents
オブジェクト追跡の装置および方法Info
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- JPH11510351A JPH11510351A JP9508279A JP50827997A JPH11510351A JP H11510351 A JPH11510351 A JP H11510351A JP 9508279 A JP9508279 A JP 9508279A JP 50827997 A JP50827997 A JP 50827997A JP H11510351 A JPH11510351 A JP H11510351A
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Abstract
(57)【要約】
境界(70)を持ちかつ事象の少なくとも一部の間において存在しない少なくとも1つのエッジ部を持つ少なくとも1つの動オブジェクト(10)を含む事象の表示を受取ること、および事象の間においてオブジェクトの境界(70)の場所の継続中の表示を提供すること、を含む追跡方法。
Description
【発明の詳細な説明】
オブジェクト追跡の装置および方法
発明の分野
本発明は、イメージ処理システムに関し、特にオブジェクトの識別および追跡
システムに関する。
発明の背景
Koyama等の米国特許第5,333,213号は、動くオブジェクトのイ
メージを動的イメージで抽出するイメージ領域抽出のための方法および装置を記
載している。
Bergen等の米国特許第5,067,014号は、順次のイメージ・フレ
ームにおける2つの運動を分析するための技法を記載している。
Abeの米国特許第5,134,472号は、動くオブジェクトの検出のため
の方法および装置を記載している。
公告済みヨーロッパ特許出願第EP 0 532 823 A2号は、イメー
ジを分割する方法を記載している。
Maedaの米国特許第5,274,453号は、複数のイメージを組合わせ
るためマスク情報を用いるイメージ処理システムを記載している。
Blankの米国特許第5,345,313号は、バックグラウンドを取込み
、イメージの一部をバックグラウンドに挿入するイメージ編集システムを記載し
ている。
Alves等の米国特許第5,093,869号は、高レベルの図形突合わせ
を含むパターン認識装置を記載している。
イメージ処理に役立つ数学的方法については、下記の文献に記載されている。
即ち、
D.K.BallardおよびC.M.Brownの「コンピュータの展望(
C
omputcr Vision)」(Prentice−Hall、1982年
)、
CRT.de Boorの「スプライン曲線に対する実用ガイド(A Pra
ctical Guide to Splines)」(New York,S
pringer−Verlag、1978年)、
P.J.Schneiderの「ディジタル化された曲線を自動的に適合させ
るためのアルゴリズム(An algorithm for automati
cally fitting digitized curves)」(Gra
phic GEMs I,Academic Press,Inc.)、
S.T.BarnardおよびW.B.Thompsonの「イメージのディ
スパリティ分析(Disparity analysis of images
)」(IEEE transactions on pattern anal
ysis and machine intelligence)PAMI−2
、第4号、1980年7月)、
Yu−Ichi Ohta、Takeo KandaおよびT.Sakaiの
「領域分割のためのカラー情報(Color Information for
Region Segmentation)」(Computer Grap
hics and Image Processing、13, 222 24
1、1980年)、
Yija Lin、Jiqing DouおよびEryi Zhangの「木
構造に基くエッジ表現(Edge expression based on
tree structure)」(Pattern Recognition
、第25巻、第5部、507〜517ページ、1992年)、
G.G.PieroniおよびM.F.Costabileの「一連の修飾形
状における対応を検出する方法(A method for detectin
g correspondences in a sequence of m
odifying shapes)」(Pattern Recognitio
n Letters 3、1985年)、および
R.N.StricklandおよびZuhua Maoの「一連の非構造的
形状における対応の計算(Computing Correspondence
s in a sequence of non−rigid shapes)
」(Pattern Recognition、第25巻、第9部、901〜9
12ページ、1992年)。
全ての上記文献およびその中の全ての引用の開示内容は、参考のため本文に援
用される。本明細書で述べた全ての公刊およびその中の全ての引用の開示内容も
また、参考のため本文に援用される。
発明の概要
本発明は、改善されたオブジェクト識別および追跡システムの提供を目的とす
る。
このため、本発明の望ましい実施の形態によれば、境界を持ちかつ事象の少な
くとも一部において存在しない少なくとも1つのエッジ部分を持つ少なくとも1
つの動オブジェクトを含む事象の表示を受取り、事象の期間中オブジェクトの境
界の場所の継続中の表示を提供することを含む追跡方法が提供される。
更に本発明の望ましい実施の形態によれば、前記表示はビデオ表示を含む。
本発明の更に他の望ましい実施の形態によれば、エッジ部分は境界の一部を含
む。
更にまた本発明の望ましい実施の形態によれば、当該方法は、少なくとも1つ
の欠落するエッジ部分を再構成することをも含む。
また、本発明の別の望ましい実施の形態によれば、境界を持つ少なくとも1つ
の動オブジェクトを含む事象の表示を受取り、事象の期間中オブジェクトの境界
の場所の継続中の表示を提供することを含む追跡方法が提供される。
更に、本発明の別の望ましい実施の形態によれば、一連のフレームに現れる少
なくとも1つの動オブジェクトを追跡するエッジ追跡方法が提供され、当該方法
は、前記一連のフレーム内の少なくとも1つの主(キー)フレームについては、
少なくとも部分的に外部入力に基く少なくとも1つの動オブジェクトの少なくと
も1つのエッジをマークし、少なくとも1つの主フレーム以外の一連のフレーム
内の全てのフレームについては、第1のマーキング・ステップからの出力に基く
少なくとも1つの動オブジェクトの少なくとも1つのエッジを自動的にマークす
ることを含む。
更に、本発明の望ましい実施の形態によれば、当該方法は、外部入力に基いて
前記の自動的にマークされた少なくとも1つのエッジを少なくとも一度再マーク
することも含む。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、外部入力は人間のオペレー
タ入力を含む。
更に、本発明の望ましい実施の形態によれば、少なくとも1つのエッジはエッ
ジを検出することなくマークされる。
更に、本発明の望ましい実施の形態によれば、前記の少なくとも1つの主フレ
ームは、一連のフレーム内の全ての他のフレームに先行する一連のフレームを含
む。
更に、本発明の望ましい実施の形態によれば、前記の少なくとも1つの主フレ
ームは、一連のフレーム内の全ての他のフレームに続く一連のフレームを含む。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、前記の少なくとも1つの主
フレームは、前記一連のフレーム内の少なくとも1つの他のフレームに先行しか
つ当該一連のフレーム内の少なくとも1つの他のフレームに続く一連のフレーム
を含む。
また、本発明の他の望ましい実施の形態によれば、複数の接続したエッジを1
つの図形に構成するためのエッジ構成方法が提供され、当該方法は、複数の接続
されたエッジを提供し、この複数の接続されたエッジを選択される方向に移行さ
せ、前記複数の接続されたエッジを分岐リストとノード・リストとを含む図形へ
構成することを含み、前記ノード・リストは選択される方向とは独立的である。
更に本発明の望ましい実施の形態によれば、ノード・リストはエッジ接合リス
トを含む。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、ノード・リストはエッジ終
端点リストを含む。
更に、本発明の望ましい実施の形態によれば、ノード・リストはエッジ・コー
ナー・リストを含む。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、ノード・リストは曲率リス
トを含む。
更に、本発明の望ましい実施の形態によれば、前記複数の接続されたエッジは
複数のピクセルを含み、前記移行ステップは、その時のピクセルを指定し、その
時のピクセルと関連する少なくとも1つの可視ピクセルを識別し、少なくとも部
分的に識別された可視部分の数に基くその時の部分を分類することを含む。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、前記識別ステップは、ブラ
インド・ストリップ(blind strip)を定義し、このブラインド・ス
トリップと関連する少なくとも1つのピクセルを可視ピクセルとして除外するこ
とを含む。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、前記の除外ステップは、少
なくとも1つの可視ピクセルがブラインド・ストリップと関連しない時は常に、
ブラインド・ストリップと関連する全てのピクセルを可視ピクセルとして除外す
ることを含む。
また、本発明の別の望ましい実施の形態によれば、動オブジェクトの境界を追
跡する方法が提供され、当該方法は、第1のイメージにおいて追跡されるべき複
数の境界の場所を選択し、前記複数の境界場所の少なくとも一部を第1のイメー
ジから第2のイメージへ追跡し、追跡ステップの出力に基きかつ第1のイメージ
における境界を特徴とする情報に基き第2のイメージにおける境界を計算するこ
とを含む。
更に、本発明の望ましい実施の形態によれば、前記複数の境界場所の少なくと
も1つは、少なくとも1つの境界の特性が変化する場所を含む。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、前記境界特性は境界に隣接
する少なくとも1つのカラーを含む。
更に、本発明の望ましい実施の形態によれば、前記追跡は、第1のイメージか
ら第2のイメージへ追跡される時、他の隣接境界場所とは異なって運動すること
が見出される境界場所を無視することを含む。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、前記計算ステップは、第1
のイメージにおける複数の境界場所の各々が第2のイメージにおける複数の境界
場所の対応する1つへ変換されるように、第1のイメージにおける境界を変換す
ることを含む。
更に本発明の望ましい実施の形態によれば、当該方法はまた、第2のイメージ
において計算される如き境界に隣接して探索することにより、第2のイメージに
おける実際の境界を識別することを含む。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、実際の境界が、実際の境界
の隣接カラーが第1のイメージにおける境界の隣接カラーに類似するか否かに従
って識別される。
更に本発明の望ましい実施の形態によれば、出力境界は、識別されたならば実
際の境界として、また実際の境界が識別されなければ、第2のイメージにおいて
計算される如き境界として定義される。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、一方で実際の境界が識別さ
れた場合、実際の境界と一部で一致する第1の出力境界が定義され、他方で実際
の境界が識別されなかった場合は、第2のイメージにおいて計算された如き境界
と一部で一致する第1の出力境界が定義される。
更に、本発明の望ましい実施の形態によれば、当該方法はまた、第1の出力境
界に隣接して探索することにより、第2のイメージにおける新たな実際の境界を
識別し、新たな実際の境界が識別された場合、一方でこの新たな実際の境界と一
部で一致する新たな出力境界を定義し、新たな実際の境界が識別されなかった場
合は、他方で第1の出力境界と一部で一致する新たな出力境界を定義することを
含む。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、前記変換ステップは、第1
のイメージにおける複数の境界場所の各々が第2のイメージにおける複数の境界
場所の対応する1つへ変換されるように、第1のイメージにおける境界のスプラ
イン表示を変換することを含む。
更に本発明の望ましい実施の形態によれば、当該方法はまた、第1の視野から
見える第1のイメージを提供し、異なる視野から見える第2のイメージを提供す
ることを含む。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、当該方法はまた、各々が運
動する動オブジェクトと動的なバックグラウンドとの少なくとも一方を含む第1
および第2のイメージを提供することを含む。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、前記自動的なマーキング・
ステップは、第1のマーキング・ステップからの出力に基いて少なくとも1つの
動オブジェクトの全てのエッジを自動的にマーキングすることを含む。
また、本発明の別の望ましい実施の形態によれば、境界を持ち事象の少なくと
も一部において存在しない少なくとも1つのエッジ部分を持つ少なくとも1つの
動オブジェクトを含む事象の表示を受取るように動作する事象入力装置と、事象
の期間中オブジェクトの境界の場所の継続中の表示を提供するよう動作する境界
ロケータとを含む追跡装置が提供される。
また、本発明の望ましい実施の形態によれば、一連のフレームに現れる少なく
とも1つの動オブジェクトを追跡するためのエッジ追跡装置が提供され、当該装
置は、前記一連のフレーム内の少なくとも1つの主フレームについては、少なく
とも部分的に外部入力に基く少なくとも1つの動オブジェクトの少なくとも1つ
のエッジをマークするように動作するエッジ・マーカと、前記少なくとも1つの
主フレーム以外の前記一連のフレーム内の全てのフレームについては、第1のマ
ーキング・ステップからの出力に基く少なくとも1つの動オブジェクトの少なく
とも1つのエッジを自動的にマークするよう動作する自動エッジ・マーカとを含
む。
また、本発明の望ましい実施の形態によれば、複数の接続されたエッジを図形
に構成するエッジ構成装置が提供され、当該装置は、選択された方向に複数の接
続されたエッジを移行するように動作するエッジ・トラバーサと、複数の接続さ
れたエッジを分岐リストとノード・リストとを含む図形へ構成するよう動作する
図形ストラクチャラとを含み、ここでノード・リストは選択された方向とは独立
的である。
また、本発明の別の望ましい実施の形態によれば、動オブジェクトの境界を追
跡する装置が提供され、当該装置は、第1のイメージにおいて追跡されるべき複
数の境界場所を選択するよう動作する境界セレクタと、第1のイメージから第2
のイメージへ複数の境界場所の少なくとも一部を追跡するよう動作する境界トラ
ッカと、前記境界トラッカの出力に基き、かつ第1のイメージにおける境界を特
徴付ける情報に基き第2のイメージにおける境界を計算するよう動作する境界計
算装置とを含む。
また、本発明の別の望ましい実施の形態によれば、境界を持つ少なくとも1つ
の動オブジェクトを含む事象の表示を受取るよう動作する事象入力装置と、事象
の期間中オブジェクトの境界の場所の継続中の表示を提供するよう動作する境界
ロケータとを含む追跡装置が提供される。
更に、本発明の望ましい実施の形態によれば、方法が、境界の異なる側に異な
って印加される効果を生成することをも含む。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、方法が、少なくとも1つの
エッジの異なる側に異なって印加される効果を生成することをも含む。
更に、本発明の望ましい実施の形態によれば、前記効果は、動オブジェクトの
一部により決定される場所で行われる効果を含む。
また、本発明の別の望ましい実施の形態によれば、境界を持つ少なくとも1つ
の動オブジェクトを含む事象の複数のフレームを含む表示を受取り、事象の期間
中動オブジェクトの境界の場所を計算し、境界の異なる側に異なって印加される
効果を生成し、境界の個々の表示を以前に表示することなく前記効果を印加する
結果を表示することを含むイメージ修正方法もまた提供される。
更に本発明の望ましい実施の形態によれば、効果を生じるステップは、自動マ
ーキング・ステップが逐次のフレームに対して行われた後に、複数のフレームを
含む一連のフレーム内の逐次フレームにおいて行われる。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、効果を生じるステップは、
自動マーキング・ステップが個々のフレームに対して行われた後に、一連のフレ
ームからの個々のフレームにおいて行われる。
更に本発明の望ましい実施の形態によれば、前記効果は、逐次フレームに対し
て効果が生成される前に、個々のフレームに対して生成され表示される。
更に本発明の望ましい実施の形態によれば、前記効果は、フレーム間にユーザ
入力を期待することなく、複数の個々のフレームの全てに対して表示される。
更に本発明の望ましい実施の形態によれば、境界を持つ少なくとも1つの動オ
ブジェクトを含む事象の複数のフレームを含む表示を受取り、事象の期間中に動
オブジェクトの境界の場所を計算し、境界の個々の表示を以前に表示することな
く、事象の期間中に動オブジェクトの場所のユーザが検知し得る表示を提供する
ことを含むイメージ・マーキング方法が提供される。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、前記効果は、下記の効果の
グループ、即ち、複合化、レタッチ、平滑化、圧縮、複合化、ペインティング、
ぼかし(blurring)、鮮鋭化、フィルタ操作、およびエッジの異なる側
において時間的に異なる速度で変化する効果、の1つを含む。
更に本発明の望ましい実施の形態によれば、前記事象は、複数の動的ホットス
ポット・オブジェクトを含み、前記提供ステップは、事象の期間中に前記複数の
動的ホットスポット・オブジェクトの各々の境界の場所の継続中の表示を提供す
ることを含む。
更に本発明の望ましい実施の形態によれば、当該方法はまた、前記複数の動的
ホットスポット・オブジェクトの各個のユーザの選択を解釈するためホットスポ
ット・オブジェクトの各々の境界の場所の継続中の表示を用いるステップと、ユ
ーザにより選択された個々の動的ホットスポット・オブジェクトに関する情報を
表示するステップとを含む。
更にまた、本発明の望ましい実施の形態によれば、前記動オブジェクトは、比
較的大きなオブジェクトの一部である。
図面の簡単な説明
本発明については、図面に関して以降の詳細な記述を参照すれば理解されるで
あろう。
図1は、本発明の望ましい実施の形態に従って構成され動作する動オブジェク
ト処理システムの簡単な全体ブロック図、
図2Aは、一連のフレームからの少なくとも1つの主(キー)フレームにおけ
る関心オブジェクトの境界を識別し、一連のフレームからの残りのフレームにお
ける境界をマーキングする対話的プロセスの簡単なフローチャート、
図2Bないし図2Fは、図2Aのステップ115、130、140、150の
方法に従っておおまかなマーキング例の簡単な描写図、
図2Gは、少なくとも1つの主フレームが一連のフレームにおける第1のフレ
ームのみを含む図1のプロセスの簡単なフローチャート、
図3Aは、図2Aの方法を実施するため、図1の動オブジェクトの境界トラッ
カ70の如き装置の簡単なブロック図、
図3Bないし図3Dは、内側接合、外側接合および閉塞を示す簡単な描写図、
図3Eおよび図3Fは、図3Aのステップ370の動作の一部を示す簡単な描
写図、
図4は、少なくとも1つの主フレームが一連のフレームにおける第1のフレー
ムを含む図2Gのプロセスを実施するための図1の動オブジェクトの境界トラッ
カ70の如き装置の簡単なブロック図、
図5は、境界が正確に識別される図3Aの装置の修正の簡単なブロック図、
図6は、境界が正確に識別される図4の装置の修正の簡単なブロック図、
図7は、主でないフレームにおける境界の場所を予期するよう動作する図5の
装置の修正の簡単なブロック図、
図8は、主でないフレームにおける境界の場所を予期するように動作する図6
の装置の修正の簡単なブロック図、
図9は、図3Aおよび図4ないし図8の事前処理動作を行う第1の代替的サブ
システムの簡単なブロック図、
図10は、図3Aおよび図4ないし図8の構成要素マッピング・ユニットの簡
単なブロック図、
図11Aは、図10のユニット1550および1560の望ましい動作方法の
簡単なブロック図、
図11Bおよび図11Cは、図11Aの方法の理解に役立つ視覚領域の簡単な
描写図、
図11Dないし図11Hは、図11Aの方法の理解に役立つ複数のピクセルの
簡単な描写図、
図11Iは、図11Aの方法により木が構成されるエッジの図の簡単な描写図
、
図12は、図3Aおよび図4ないし図8の特別点対応発見ブロックの簡単なブ
ロック図、
図13は、図12の特別点重み計算ユニット1700に対する望ましい動作方
法の簡単フローチャート、
図14は、図3Aおよび図4の境界評価ブロックに対する望ましい動作方法の
簡単フローチャート、
図15は、図3Aおよび図4の境界評価ブロックに対する代替的な望ましい動
作方法の簡単フローチャート、
図16は、図3Aおよび図4ないし図8の境界およびマスク生成ユニットに対
する望ましい動作方法の簡単フローチャート、
図17は、図3A、図4、図5、図6、図7および図8の正確なオブジェクト
境界記述ブロックに対する望ましい動作方法の簡単フローチャート、
図18は、図5のステップ570、572および574と図6のステップ67
0、672および674の望ましい動作方法の簡単フローチャート、
図19は、図18のステップ2340の代替的な動作方法の簡単フローチャー
ト、
図20は、図7および図8の方法において有効な予測方法の簡単フローチャー
ト、
図21は、第1順位の予測の場合において図20のステップを実施するための
望ましい方法の簡単フローチャート、
図22は、第2順位の予測の場合において図20のステップを実施するための
望ましい方法の簡単フローチャート、
図23は、第3順位以上の予測の場合において図20のステップを実施するた
めの望ましい方法の簡単フローチャート、
図24は、図4の装置の修正の簡単なブロック図、
図25は、図8の装置の修正の簡単なブロック図、
図26は、図3Aの装置の修正の簡単なブロック図、および
図27は、図7の装置の修正の簡単なブロック図である。
望ましい実施の形態の詳細な記述
まず、本発明の望ましい実施の形態により構成され動作する動オブジェクト処
理システムの簡単な全体ブロック図である図1を参照する。用語「動オブジェク
ト」とは、本文では、ある時は静的でありまた他の時は動きのあるオブジェクト
と共に、常に動きのあるオブジェクトを含むことを意図する。
図1のシステムは、アニメーション、撮影イメージその他のビデオ・イメージ
の如き時間的に変動する一連のイメージを、適切なソースから、入力がアナログ
であるならばA/D装置を含む適切なビデオ・インターフェース10を介して受
取る。適切なビデオ・ソースは、例えば、ビデオ・カメラ20、ネットワーク、
ビデオ記憶装置30(ビデオ・メモリ、ビデオ・ディスク、テープ、CD−RO
M、またはハード・ディスク)、あるいはフィルム・スキャナ40を含む。
当該システムは、ビデオ・メモリ54と関連する処理装置50を含む。この処
理装置50は、例えば、ビデオ機能を装備し適切なソフトウエアでプログラムさ
れる任意の適切なコンピュータでよい。例えば、当技術において周知のように、
ビデオI/Oカードを備えたIBM互換のペンティアムPCを使用することがで
きる。あるいはまた、処理装置50は、部分的あるいは完全に特注ハードウエア
その他で実現することができる。
処理装置50は、グラフィックス描画装置60(例えば、タブレットとスタイ
ラス、あるいはマウス)の如き適切なユーザ入力装置から、初期フレームにおけ
る少なくとも1つの動オブジェクトの少なくとも1つの初期境界の表示を受取る
。あるいはまた、この表示は、初期フレーム以外に現れる時、動オブジェクトの
境界となる。
本文および請求の範囲において用いられる如き用語「フレーム」は、当技術で
一般に理解される如きフレームを指し、あるいは当技術において一般に理解され
る如き1つのフレームが1つ以上のフィールドを含むインターレースされたビデ
オの場合には、当技術において一般に理解される如きフレームを含む任意のフィ
ールドを指す。
ユーザが境界表示(ここでは、「基準境界」と呼ぶ)を行う単数または複数の
フレームは、本文では「主(キー)フレーム」と呼ばれる。主フレームは、例え
ば、オブジェクトの動きにおける変化により、あるいは別のオブジェクトによる
閉鎖(occlusion)により、あるいは光条件の変化によって、動オブジ
ェクトの外観の特性が変化するフレームとして選択される。
主フレームまたは主でないフレームのいずれでも1つ以上の視野、例えば2つ
の異なる視野、あるいは1つの動く視野から見える複数のフレームを含むことが
判る。
フレームが、動オブジェクト、動バックグラウンド、あるいはその両方を示す
フレームを含むことが判る。
処理装置50は、主フレームにおける境界の場所に基く主でないフレームを介
して動オブジェクトの境界を追跡するよう動作する動オブジェクト境界トラッカ
70を含む。動オブジェクト境界トラッカ70が、主でないフレームを通る任意
の方向に、即ち、前方向、後方向、両端からの集束するよう、などで境界を追跡
するよう動作することが望ましいことが判る。
動オブジェクト境界トラッカ70は、トラッカ70が発見できなかった境界セ
グメントを加えることにより境界を完成するよう動作することが望ましい。これ
ら境界セグメントは、ここでは「見えない境界セグメント」と呼ばれる。
ユーザは、描画装置60により主フレームまたは主でないフレームのいずれか
を介して境界の追跡を対話的に補正する。
動オブジェクト境界トラッカ70の出力は、典型的に、イメージ・シーケンス
のフレームのそれぞれに対する境界の場所の表示を含む。この境界場所の表示は
、典型的に、境界では値「1」を持ち境界以外では値「0」を持つマスクを含む
。境界場所の表示は、複数の用途装置の任意のものへ送られてこの装置により使
用され、これにより、オペレータが、動オブジェクトを「フレーム単位で」、即
ち各フレームごとに個々に処理しなければならないのではなく、全イメージ・シ
ーケンスにおいて動オブジェクトを処理するために1つのコマンドを発行するこ
とを可能にする。同様に、全イメージ・シーケンスにおけるバックグラウンドの
処理もまた、各フレームごとに個々に処理する必要なしに実施することができる
。
適切な用途装置の事例は、下記を含む。即ち、
a.複数の「レイヤ」を含むビデオ・イメージを生成するよう動作するビデオ複
合装置80。
b.イメージ・シーケンスにおける少なくとも1つの動オブジェクトについて、
動オブジェクトのフレーム単位のレタッチではなく、1ステップ・エンハンスメ
ント、セグメンテーション、または特殊効果を実施するよう動作するイメージ・
レタッチ装置90。レタッチ操作は、カラーの変更、例えばノイズ低減の如きフ
ィルタリング、鮮鋭化、あるいは他の種類のフィルタリング、および例えばタイ
リングの如き効果を含んでいる。
あるいはまた、境界の場所は、例えば、ネットワークあるいはビデオ記憶装置
30などの他の場所へ送られる。
ビデオ表示装置95は、対話セッションを容易にする表示を行うことが望まし
い。
境界場所の表示は、例えば下記を含む種々の他の用途に対しても用いられると
考えられる。即ち、
a.ビデオ・レートの変換、あるいはビデオ規格の変換。
b.イメージにおける少なくとも1つの動オブジェクトが異なる方法で、典型的
にはイメージの残りの部分より更に正確に圧縮されるイメージ圧縮。
c.通過する最適ルートを決定するために、遭遇したオブジェクトの境界が追跡
される自動ナビゲーション用途の如き情景分析。
次に、図1の動オブジェクト境界トラッカの対話的動作に対する簡単なフロー
チャートである図2Aを参照する。図2Aの方法においては、関心オブジェクト
の境界は、一連のフレームからの少なくとも1つの主フレームにおいて識別され
、フレームのシーケンスからの残りのフレームにおける境界をマークするために
用いられる。
ユーザは、下記の如き任意の適正な方法により境界を選択しあるいは局在化す
る。即ち、
a.図2A(ステップ115)に示されるように、例えば、グラフィックス描画
装置60と関連するスタイラスの如きタブレットのスタイラスにより操作される
ブラシによる、関心オブジェクトの境界場所のおおまかな手動マーキング。次い
で、当該システムは、おおまかなマーキング以内に複数の候補エッジを見出そう
と試みる。これらの候補エッジは、それらから適切なエッジを選択するユーザに
対して表示される。
あるいはまた、例えば、下記の如き境界選択または局在化の方法が用いられる
。即ち、
b.ユーザが、手動により正確な境界の場所をマークする。
c.境界の場所をマークするため、スプライン・ツールその他の曲線描画ツール
がユーザにより用いられる。
d.ユーザは、矩形、前に用いた境界輪郭、あるいは他の予め定めた境界輪郭の
如き境界輪郭のライブラリから1つの境界輪郭を選定する。
e.ユーザは、オブジェクトまたはバックグラウンドのいずれかを識別するため
、色度キーまたはカラー・キーの如き当技術において周知のカラー選択方法を選
定する如き別の境界の表示手段を用いる。次に、当該システムは、当技術におい
て周知の方法を用いて選択部分と非選択部分との間の遷移を識別し、選択部分と
非選択部分間の遷移を境界と見なす。
f.(a)ないし(e)の任意の組合わせ
(b)ないし(d)の場合は、システムは、望ましくはユーザの選択により、
ユーザが選択したマーキングの全てまたは一部を囲むおおまかなマーキングを追
加する。このプロセスの結果は、ケース(a)と類似のおおまかなマーキングで
あり、このおおまかなマーキングがケース(a)について先に述べたように用い
られる。
見えないエッジは、ユーザによって埋められることが望ましい。
境界は、先のようにいったんマークされると、ユーザによって手動で修正でき
ることが望ましい。
当該システムは、主フレームにおけるマークされた境界の場所を見出し(ステ
ップ130)、システムの応答に基いてユーザにマークされた境界の場所を修正
する選択を与える(ステップ140および150)。
次に、図2Aのステップ115、130、140および150の方法によるお
おまかなマーキングの事例の簡単な描写図である図2Bないし図2Fを参照する
。図2ないし図2Fは、オプション(a)、おおまかな手動のマーキングを示す
。図2Bないし図2Fは、典型的に図1のビデオ・ディスプレイ95におけるス
テップ115、130、140および150の操作中にユーザに提示されること
が望ましい表示を示している。
図2Bは、実際のフレームを示す。望ましくは、図2Cないし図2Fにおいて
は、ユーザのマーク付けおよび修正を助けるため、図2Bの実際のフレームがバ
ックグラウンドとして表示される。簡単にするため、前記バックグラウンドは図
2Dないし図2Fでは示されない。
図2Bは、複数のエッジ116を含む。エッジ116は、領域121、122
、123、124および125の限界を含む。図2Bにおいて、領域121、1
22、123、124および125は異なるカラーであると見なされるが、一般
に、異なる領域が異なるカラーである必要はないことが判る。関心領域121、
123、123が一緒に1つの所望のオブジェクト117をなすところから、領
域125はユーザにとって関心のあるものでないものとされ、領域121、12
2、
123が関心領域である。領域124もまた、ユーザにとって関心のあるもので
はないと見なされる。図2Bないし図2Fの事例においては、領域は、閉じられ
たエッジにより、あるいはビデオ・ディスプレイ95の終端により囲まれること
により画定される。
図2Cにおいて、ユーザがおおまかなマーキング領域126をマークし、その
限界がマーキング領域限界127により図2Cに示される。典型的には、ユーザ
がおおまかなマーキング領域126を例えばグラフィック描画装置60によりマ
ークする。あるいはまた、ユーザは、マーキング領域限界127をマークして、
マーキング領域限界127間における領域126がおおまかなマーキング領域で
あることを示す。
図2Dにおいて、おおまかなマーキング領域126内にない全てのエッジ11
6が図2Aのステップ130により除去されている。おおまかなマーキング領域
126が、関心のない領域124と共に、関心領域121、122、123とこ
れらを囲むエッジ116とを含むことが判る。
図2Eには、おおまかなマーキング領域126内の残りのエッジが示される。
エッジ128は所望のオブジェクト117に対して内側にあり、エッジ129お
よび130が関心のない領域124を画定する。閉じられたエッジに基いて関心
領域を画定するためには、領域124のエッジを開くことが望ましく、その結果
領域124は所望のオブジェクト117の外側となる。典型的に、ステップ14
0のユーザ決定は、図2Eの表示に基いている。
ステップ150の結果を示す図2Fにおいて、ユーザが、典型的にグラフィッ
ク描画装置60を用いてエッジ129の一部を消去し、その結果領域124はこ
の時所望のオブジェクト117の外側にある。一般に、ユーザがエッジあるいは
その部分の消去とエッジあるいはその部分の加筆を含む広範囲の修正を行えるこ
とが判る。
ステップ155において、当該システムは、主フレームの境界の特質(品質)
を学習する。境界の特質は、例えば、境界の長さ、平均的なカラーおよびカラー
の変化を含む。境界の特質はまた、例えば、境界の速度および境界の加速度の如
き境界の運動特質をも含み得る。ステップ155の方法については、図3Aの装
置に関して以下に更に詳細に説明する。
主でないフレームは、ステップ190において入力される。
システムは、次に、主でないフレームにおいて、主フレームにマークされた境
界を識別(ステップ160)するため進行する。このステップでは、システムは
、既に処理された他のフレームの処理から得た情報を任意に利用する。当該シス
テムが、典型的には既に処理された他のフレームからの情報に基いて、関心領域
(ROI)として前に処理されたフレームにおけるオブジェクトの境界周囲の領
域を識別することにより、境界が見出されると予期される領域と見なされる特定
のROIのみにおける境界を探すことが望ましい。ステップ160の方法につい
ては、図3Aの装置に関して以下に更に詳細に述べる。
ステップ160における境界出力がステップ155へ戻され、ここで境界が図
2Aの方法の更なる反復において主フレームの境界として処理されることが判る
。
ユーザがステップ160においてシステムにより見出された主でないフレーム
におけるオブジェクトの境界が充分に良好でないことを判定する(ステップ17
0)ならば、ユーザは、これらの境界を直接修正することができ(ステップ18
0)、あるいは更に多くのフレームあるいは異なるフレームを主フレームとして
定義して、新たな主フレームのセットの基準境界に基いてシステムを再実行する
ように決定することができる。典型的には、ステップ180において、ユーザは
図2Eおよび図2Fに関して先に述べたものと類似する表示および修正の選択が
与えられる。あるいはまた、ユーザは、図2Aのステップ115に関して述べた
如き任意の他の方法を用いることができる。
ユーザは、イメージ・シーケンス全体に対して1回だけ、あるいはこのイメー
ジ・シーケンスの境界マーキングのプロセス内でユーザおよび(または)システ
ムにより決定される1つ以上の中間点で、ステップ170の判定「充分に良好か
?」が提示される。
ユーザは、イメージ・シーケンスの各フレームに関して、あるいはイメージ・
シーケンスの一部のフレームのみに関して、判定「充分に良好か?」を行うこと
ができる。
図2Aの方法の操作全体にわたり、ステップ110、150、180を含むユ
ーザ入力を含む任意のステップにおいてシステムの動作を修正しあるいは訂正す
るため、ユーザが付加的な入力を行えることが判る。
図2Gは、1つのフレーム・シーケンスにおける最初のフレームが唯一の主フ
レームとして最初に選択され、処理が全てのフレームについて続行する図2Aの
フローチャートの特別な場合である。図2Gのステップは、下記のことを除いて
図2Aの先の説明に照らして自明である。
ステップ210において、システムは、唯一のフレームあるいは一連の逐次フ
レームを入力する。一連のフレームが入力される場合は、ステップ220、23
0、240および250がこの一連のフレームを一時に1つのフレームずつ処理
する。
ステップ255において、システムは、その時のフレームの境界特質を学習す
る。任意に、一連のフレームの境界特質は、例えば、境界長さ、平均カラー、お
よびカラー変化として学習される。このようなフレーム・シーケンスは、ステッ
プ210において入力され、あるいはステップ255において複数のフレームが
処理される時に組込まれる。一連のフレームが処理される場合は、境界の特質は
、例えば、境界の速度、境界の加速度の如き境界の運動の特質をも含む。ステッ
プ255の方法については、図4の装置に関して以下に更に詳細に説明する。
ステップ290において、次のフレームが入力される。システムは、ステップ
255において学習された境界の特質に関してステップ260において次のフレ
ームの境界を見出す。ステップ160に関して先に述べたように、ステップ26
0の動作は、前のフレームにおけるオブジェクトの動作に基いて画定されたRO
Iに限定されることが望ましい。ステップ260の動作は更に、図4の装置に関
して以下に更に詳細に述べる。
ステップ275後に最後のフレームに達すると、処理はステップ255に続く
。
次に、図2Aの方法の実施のため、図1の動オブジェクト境界トラッカ70の
如き装置の簡単なブロック図である図3Aを参照する。
図2Aのステップは、図3Aにおける下記ユニットにより行われる。即ち、
ステップ110 ユニット310
ステップ115 ユニット320
ステップ130 ユニット330および340
ステップ140 ユニット335
ステップ150 ユニット320
ステップ190 ユニット355
ステップ155 ユニット350および380
ステップ160 ユニット330、340、360および370
ステップ170 ユニット379
ステップ180 ユニット320
事前処理ユニット330において、図9に関して以下に更に詳細に述べるよう
に、主フレームおよび主でないフレームを含む各フレームにおけるエッジが検出
され、残りのステップを容易にするように修正されることが望ましい。
成分マッピング・ユニット340において、図10に関して以下に更に述べる
ように事前処理ユニット330により見出されたエッジがトレースされ、データ
構造がエッジを示すために生成される。この構造は、典型的に、各分岐がエッジ
を含み、各ノードが例えば接続点の如き「特別点」を含むエッジ木の森を含む。
特別点はまた、エッジが接続点およびエッジのコーナーに接続されるかどうかに
拘わらず、例えば、1つのエッジにおける終端点を含んでいる。
当該明細書および請求の範囲にわたり使用される如き用語「木」は、ループ即
ち既に達した接続点へ戻る経路を含む木を含む。当技術において周知のように、
この種類の木は図形としても示すことができることが判る。このため、1つの木
において実施されると本文に述べる全ての動作は、対応する図形において実施す
ることができる。当該明細書および請求の範囲にわたり用いられる如き用語「図
形」と「木」は、それぞれ、図形と木の両方の表示を含むことが意図される。
用語「森」は、明細書および請求の範囲にわたり木の集まりを指すべく用いら
れる。1つの図形が木の集まりを表わし得、このため、森が1つの図形または1
つ以上の図形を含み得ることが判る。
オブジェクトを追跡する時、特別点が内側の接続点である、即ち、オブジェク
トに対して内側であるか境界の内側にある接続点であると見なされる。1つのオ
ブジェクトが別のオブジェクトを閉鎖する場合、追跡する外側の接続点が望まし
く、あるいはまた、複数の部分的に閉鎖するオブジェクトの正確な位置に応じて
、内側と外側の接続点あるいは他の特別点の組合わせが追跡される。
次に、内側の接続点、外側の接続点および閉鎖を示す簡単な描写図である図3
Bないし図3Dを更に参照する。図3Bは、追跡されるオブジェクト341と第
2のオブジェクト342とを含んでいる。追跡されるオブジェクト341は、内
側接続点343、344と外側接続点345とを有する。第2のオブジェクト3
42は、内側の接続点346を有する。図3Bに示される接続点に加えて他の接
続点があることが判る。先に述べたように、特別点が内側の接続点であると見な
されることが望ましい。
図3Cにおいて、追跡されるオブジェクト341と第2のオブジェクト342
とが、相互に近づくよう移動して、その結果第2のオブジェクト342が追跡さ
れるオブジェクト341を部分的に閉鎖する。図3Cから、図3Bでは見える内
側の接続点344が追跡されるオブジェクト341の部分的な閉鎖のため図3C
においては見えないことが判る。更に、新たな外側の接続点347と348とが
この部分的な閉鎖によって生成される。更にまた、図3Cにおいて、接続点34
6がこの時部分的な閉鎖により追跡されるオブジェクト341の外側の接続点で
あることが判る。従って、部分的な閉鎖の場合、外側の接続点をも特別点として
見なすことが望ましいことが判る。
図3Dにおいて、追跡されるオブジェクト341および第2のオブジェクト3
42は、相互に更に近づくように移動し、その結果閉鎖の程度がより大きくなる
。図3Dにおいて、新たな外側接続点347、348と外側接続点346が依然
として存在し、その結果接続点346、347、348を特別点として示すこと
が
追跡されるオブジェクト341の追跡において好ましいことが判る。
ユニット340については、図10および図11に関して以下に更に詳細に述
べる。
ユニット350は、ステップ340の出力を受取り、各主フレームに対して「
連鎖コード」なる用語で表わされることが望ましい正確なオブジェクト境界の記
述を生じる。連鎖コードは、エッジと特別点に関する境界の表示であり、典型的
には、適正なシーケンスで境界を形成するエッジと特別点に対するポインタを含
む。
別の曲線、典型的には点を接続するスプラインが計算される。これらの曲線は
、本文では「初期境界推定セグメント」とも呼ばれる。スプラインの計算につい
ては、先に触れたC.de BoorおよびP.J.Schneiderにより
記述されている。このスプラインは、典型的には境界の推定の目的のための更に
別のステップにおいて用いられる。
連鎖コードおよび、典型的にはスプラインの制御ポリゴンの制御点の表示であ
るスプラインの表示は、データベース380に格納される。
ユニット350の動作については、図17に関して以下に更に詳細に述べる。
典型的に主フレームが全て処理された後、ユニット330および340が主で
ないフレームについて演算する。
ユニット360は、主フレーム(単数または複数)における特別点と主でない
フレームにおける特別点、即ち、1つが主フレームにあり1つが主でないフレー
ムにありオブジェクトにおける同じ場所を表わす対をなす特別点の間の対応を見
出す。他のフレームの処理に関しては、対応する特別点が推定された特別点とし
て取扱われる。
この対応は、データベース380に見出される格納点データに関して見出され
る。この格納された点のデータは、典型的には、共にユニット350および37
0により生成される、境界の特別点とエッジ・セグメントを表わす連鎖コードと
境界のエッジ・セグメントのスプライン表示とを含んでいる。任意に、対応が主
フレームにおける特別点と主でないフレームにおける特別点との間にいったん見
出されると、これらの対応は主フレームにおける特別点と他の主でないフレーム
における特別点との間の対応を見出すために用いられる。ユニット360につい
ては、図12および図13に関して以下に更に詳細に述べる。
例えば2つの特別点に関して対応が見出されると、これら特別点はここでは「
対応点」と呼ばれる。同様に、対応が2つの境界セグメント間に見出されると、
この2つの境界セグメントは、ここでは「対応セグメント」と呼ばれる。対応点
と対応セグメントとは、動オブジェクトにおける同じ点と境界セグメントとをそ
れぞれ表わすものとされる。対応セグメントを見出すプロセスについては、ユニ
ット370に関して以下に述べる。
ユニット360の動作は、図2Aに関して先に述べたように、ROIに限定さ
れる。ステップ360において、ROIは、典型的に、例えば周囲が5つのピク
セルの如きオブジェクトの境界および特別点の周囲の予め定めたサイズの領域で
あるとされる。
ユニット360により識別される特別点はユニット370により受取られ、デ
ータベース380に格納された連鎖コードおよびスプライン表示が検索される。
ある特別点がユニット360により見出されなかったゆえにギャップが存在する
時、ギャップは、境界の推定を表わすスプライン表示の通過使用(via us
e)において埋められる。
前記点は、典型的に、各点間の初期境界推定セグメントのスプライン曲線をデ
ータベース380から突出させることにより一緒に接続される。典型的には、各
点が移動し各点間とそれら点の他の点に対する位置との距離がスプライン曲線が
データベース380に格納されてから変化するため、この突出がアフィン変換の
使用を含むことが望ましい。このアフィン変換は、回転、スケーリングおよび変
位を含む。アフィン変換は、当技術において周知であり、先に触れたBalla
rdとBrownの文献477ページに記載されている。
アフィン変換がスプライン曲線の制御点にのみ適用され、その後スプライン曲
線が再計算されることが望ましい。
新しい突出された曲線は、他のフレームに用いられると、ここでは「推定され
た境界セグメント」と呼ばれる。
次に、図3Aのステップ370の動作の一部を示す簡単な描写図である図3E
および図3Fが更に参照される。
図3Eは、特別点371、372、373および374を含む第1のフレーム
を示す。図3Fは、特別点375、376および377を含む別のフレームを示
す。ユニット360に関して先に述べたように、特別点の対、371と375、
372と376、および373と377間で、対応が既に見出された。点374
に対しては、対応は見出されなかった。
先に述べたように突出された推定境界セグメント378が、点375と377
を含む隣接する点の各対間に加えられた。点373、374、371間の前のセ
グメントに基いて点374に対して対応点が見出されなかったとしても、推定境
界セグメント378が点375と377間に突出されることが判る。
更新された連鎖コードが、推定された境界セグメントと対応する特別点とから
計算される。特別点と推定境界セグメントと共に更新された連鎖コードの記述は
、データベース380に格納される。推定される境界セグメントは、後の反復に
おいて、初期の境界推定セグメントとして用いられる。連鎖コードの計算につい
ては、図17に関して以下に更に詳細に述べる。
例えば境界の場所を定義する座標リストとしてオブジェクトの境界の外部で使
用し得る表示を含むオブジェクト境界の記述と、更なる処理に適するオブジェク
トのマスクとは、ユニット390において生成される。あるいはまた、オブジェ
クト・マスクのみが生成され、オブジェクト境界の記述は、オブジェクト境界の
記述が使用されるべき後のステップにおいて、オブジェクト・マスクから生成さ
れる。ユニット390については、図16に関して以下に更に詳細に述べる。
ユニット379は、図2Aないし図2Fに関して先に述べたように、新たな主
フレームを選定することを含んで、ユーザが図3Aの方法の結果を調べてその結
果を然るべく修正することを許容する。図3Aの方法の結果は、オブジェクトの
連鎖コードをその時のフレーム上に描くことによりユーザに提示される。ユニッ
ト379がユニット370から入力を受取るように示されるが、ユニット379
が例えばデータベース380に格納された情報として利用可能な他の任意のオブ
ジェクト境界の情報を利用できることが判る。
ユニット335は、このユニット335が処理と関連し、このため、連鎖コー
ドの描写を用いるのではなくユニット30により見出されたエッジを直接描写す
ることを除いて、ユニット379と同様に動作する。
次に、少なくとも1つの主フレームがフレームのシーケンスにおける最初のフ
レームを含む図2Gのプロセスを実施するためのユニットの簡単なブロック図で
ある図4を参照する。
図2Gのステップは、図4の下記のユニットにより実施される。即ち、
ステップ210 ユニット410
ステップ220 ユニット420
ステップ230 ユニット430および440
ステップ240 ユニット435
ステップ250 ユニット420
ステップ290 ユニット455
ステップ255 ユニット450、480、465
ステップ260 ユニット430、440、460および470
ステップ270 ユニット478
ステップ280 ユニット420
図4の諸ユニットは、図3Aの諸ユニットと類似しており、以下に述べること
を除いて、図3Aの先の論述に関して自明である。図3Aの諸ユニットと図4の
諸ユニットとの間の対応は、下記のとおりである。即ち、
ユニット310 ユニット410
ユニット320 ユニット420
ユニット330 ユニット430
ユニット340 ユニット440
ユニット335 ユニット435
ユニット350 ユニット450
ユニット355 ユニット455
ユニット360 ユニット460
ユニット370 ユニット470およびユニット465の組合わせ
ユニット379 ユニット478
ユニット380 ユニット480
ユニット390 ユニット490
図4において、下記のユニットが連続する最初のフレームについて演算し、一
般に図3の410、435、450の対応ユニットにおける如き主フレームでは
なく、最初のフレームを主フレームとして取扱う。
図4において、複数の最初のフレームが一緒に処理される。
ユニット455は、次のフレームを連続的に、望ましくは一時に1つのフレー
ムずつユニット430に与える。
ユニット460の動作は、図2Gに関して先に述べたように、ROIに限定さ
れることが望ましい。ユニット460においては、ROIは、典型的に、例えば
周囲の5つのピクセルの如きオブジェクトの境界および特別点の周囲に予め定め
たサイズの領域であると見なされる。ユニット460は、一時に1つのフレーム
ずつ連続的なフレームについて演算することが望ましい。
ユニット460は、連続的なフレームにおける特別点の間、即ち、1つが最初
のフレームと1つが次のフレームにありオブジェクトにおける同じ場所を表わす
特別点の対の間の対応を見出す。更に他のフレームの処理に関しては、対応する
特別点が推定される特別点として取扱われる。
データベース480に見出される格納点データに関して、対応が見出される。
格納された点データは、典型的に、共に以下に述べるユニット450および46
5により生成される、境界の特別点とエッジ・セグメントを表わす連鎖コードと
、境界のエッジ・セグメントのスプライン表示とを含んでいる。2つの連続する
フレームにおける特別点間に対応がいったん見出されると、任意に、これらの対
応が2つのフレームにおける特別点と他のフレームにおける特別点との間の対応
を
見出すために用いられる。ユニット460については、図12および図13に関
して以下に更に詳細に述べる。
ユニット470は、ユニット465により正確なオブジェクトの境界記述が生
成されることを除いて、ユニット370と同様に動作する。その時のフレームの
正確な境界記述を表わすその時のフレームの連鎖コードは、ユニット460によ
り見出され対応する特別点とユニット470により推定される境界とに基いて計
算される。図3Aにおいて、ユニット465の機能がユニット370に含まれる
ことが判る。ユニット465については、図17に関して以下に更に詳細に述べ
る。
ユニット478は、ユニット478がユニット465の出力について動作する
ことを除いて、図3Aのユニット379と同様に動作する。
次に、境界が正確に識別される図3Aの装置の修正の簡単なブロック図である
図5を参照する。図5の諸ユニットは、下記のことを除いて、図3Aの先の論議
に関して自明である。
図5において、境界の推定の完了後に、更なる処理が行われる。ここでは「中
間連鎖コード」と呼ばれる連鎖コードにより表わす推定される境界は、ユニット
570によって生成される。ユニット570により生成される推定境界と、デー
タベース580から得られる格納されたフレーム境界を記述する連鎖コードとス
プライン・データとに基いて、更に正確な境界がユニット572により識別され
る。ユニット572は、推定される境界の付近のエッジを識別して、境界セグメ
ントに対する最良の候補を選定することにより動作することが望ましい。ユニッ
ト572により提供される推定境界セグメントは、更に正確な境界がユニット5
72により成功裏に識別されなかった場合、ユニット574によって埋めること
ができ、正確なオブジェクトの境界記述が生成される。
ユニット572の動作は、図2Aに関して先に述べたようにROIに限定され
ることが望ましい。ユニット572において、ROIは典型的に、例えば周囲の
5つのピクセルの如きオブジェクトの境界と特別点の周囲の予め定めたサイズの
領域であると見なされる。
ユニット570、572、574については、図18および図24に関して以
下に更に詳細に述べる。
連鎖コードは、新たな更に正確な境界に基いてユニット576により計算され
る。図5の場合、連鎖コードは、典型的に、ユニット570ではなくユニット5
76によって計算される。この連鎖コードは、データベース580に格納され、
またユニット578に沿って送られ、これがユーザが新たな境界を調べることを
許容する。ユニット576の動作については、図17に関して以下に更に詳細に
述べる。
次に、境界が正確に識別される図4の装置の修正の簡単なブロック図である図
6を参照する。図6の諸ユニットは、下記を除いて、図4の先の論議に関して自
明である。
中間の連鎖コードにより表わされる推定された境界は、ユニット670によっ
て識別される。更に正確な境界が、ユニット670からの推定された境界と、デ
ータベース680から得られる連鎖コードとスプラインとを含むことが望ましい
前のフレームについてのデータとに基いて、ユニット672によって識別される
。ユニット672は、推定された境界の付近のエッジの識別と、境界セグメント
に対する最良の候補の選定とによって動作することが望ましい。ユニット672
の動作については、図18および図24に関して以下に詳細に述べる。
ユニット672の動作は、図2Aに関して先に述べたようにROIに限定され
ることが望ましい。ユニット672において、ROIは典型的に、例えば周囲が
5つのピクセルの如きオブジェクトの境界と特別点の周囲の予め定めたサイズの
領域であると見なされる。
ユニット674において、推定された境界セグメントが、更に正確な境界がユ
ニット672により成功裏に識別されなかった場合に埋められ、正確なオブジェ
クトの境界記述がユニット665によって生成される。ユニット674の動作に
ついては、図18および図24に関して以下に詳細に述べる。
次に、主でないフレームにおける境界の場所を予期するよう動作する図5の装
置の修正の簡単なブロック図である図7を参照する。図7の諸ユニットは、下記
を除いて、図5の先の論議に関して自明である。
ユニット774のオブジェクトの境界記述は、図5のユニット574の動作と
、図5のユニット576の動作の両方を行う。
ユニット777は、位置に関する運動式を、位置の変化と、位置の変化率と、
特別点と境界の次のフレームにおける場所を予期するために、データベース78
0に格納された特別点と境界の位置とに適用する。フレーム間の時間が運動式の
適用において重要な変数であるので、運動式の適用において、処理される主フレ
ーム間のフレームにおける時間に関する距離と方向を勘案することが必要である
ことが判る。運動式については、図21ないし図23に関して以下に更に詳細に
述べる。
ユニット752はユニット777と同様に動作するが、ユニット752の場合
のように他のフレームを用いるのではなく、主フレームに従って特別点と境界を
予期するため運動式を用いる。
同様に、ユニット771は、図5のユニット570とは対照的に、データベー
ス780から受取る格納されたスプライン・データにも運動式を適用し、その結
果格納されたスプライン・データが更新されて境界位置を更に正確に予期する。
次に、主でないフレームにおける境界の場所を予期するよう動作する図6の装
置の修正の簡単なブロック図である図8を参照する。
図8のユニットは、下記を除いて、図6および図7の先の論議に関して自明で
ある。
ユニット866により特別点と境界について予測が行われる。特別点と境界の
以後のフレームにおける場所を予測するために、データベース880に格納され
た前のフレームに対する特別点と境界の位置に運動式が適用される。図8の方法
において有効な運動式については、図20ないし図23に関して以下に論議され
る。
ユニット852は、ユニット866と同様に、運動式を用いて主フレームに従
って特別点と境界を予測する。
同様に、ユニット871は、図7のユニット771のように、データベース8
80から受取る格納されたスプライン・データに運動式を適用し、その結果格納
されたスプライン・データが更新されて境界の位置を更に正確に予測する。
ユニット874は、図7のユニット774と類似している。
次に、図3Aおよび図4ないし図8のブロック330、430、530、63
0、730および830の事前処理動作を実施するための代替的なサブシステム
の簡単なブロック図である図9を参照する。
一般に用いられるRGB色空間は、3成分R−G−Bが全て強さの変化と共に
同様に変化しようとするのでエッジの検出には最適ではなく、従ってこのような
色空間の諸成分から識別されるエッジが類似する傾向を有する。従って、上記の
挙動が典型的に生じない、即ち、諸成分が異なって挙動する傾向を呈し、その結
果かかる色空間の成分から識別されるエッジが異なる傾向を呈する色空間を選択
することが望ましい。RGB色空間のR、G、B成分から計算される下記の成分
を持つ色空間が用いられる。即ち、
I1=(R+G+B)/3
I2=(R−B)
I3=(2*G−R−B)/2
上記色空間は、先に触れたYu−Ichi Ohta、Takeo Kana
daおよびT.Sakaiの論文において論述されている。
図9において、入力色成分が選択された色空間へ変換される(ユニット110
0)。先に述べた色空間の場合は、前記変換を計算するため、提示された数式が
用いられる。RGB空間または任意の他の適切な色空間が用いられる。
次に、各色成分に対するエッジ検出が行われる(ユニット1110)。誤って
検出されたエッジを除去するために、最小閾値が各色成分の色強さに適用され、
色成分の強さが閾値より小さい全てのエッジが無視される(1120)。
個々の色成分で検出されるエッジは、1つに併合される(ユニット1130)
。典型的にエッジが検出されたときは常に値「1」を含み、さもなければ、値「
0」を含むエッジの画像が生成される。
次に、図3Aおよび図4ないし図8の成分(構成要素)マッピング・ユニット
の簡単なブロック図である図10を参照する。ユニット1500が、図3Aおよ
び図4ないし図8の事前処理ユニットにより生成されるエッジ画像の作業コピー
を作る。この作業コピーは、画像の終端に達するまで(ユニット1520)、エ
ッジのピクセルについて走査される(ユニット1510)。その時のピクセルが
エッジのピクセルでなければ(ユニット1540)、走査が継続する。
その時のピクセルがエッジのピクセルであれば、接続点ピクセル、終端ピクセ
ル、あるいは別の特別点が図11Aに関して以下に述べるように識別されるまで
、かつ接続点ピクセル、終端ピクセルあるいは他の特別点がルート・ピクセルと
して識別されるまで、エッジに沿うピクセルが辿られる。ルート・ピクセルと接
続した全てのピクセルがトレースされて、エッジの木を形成する(ユニット15
50)。非接続点ピクセル、終端ピクセルあるいは他の特別点が見出されなけれ
ば、初期のエッジ・ピクセルがルート・ピクセルと見なされる。
ユニット1550は、候補の特別点を例えばエッジ接続点における点として識
別する。候補の特別点はまた、例えば、接続点やエッジのコーナーと接続しない
エッジにおける終端点を含む。
エッジの木は、見出された全てのエッジ木からなるエッジの森に加えられ(ス
テップ1570)、エッジの木のピクセルはエッジ画像の作業コピーから消去さ
れる(ステップ1560)。
エッジの森は、図11Aに関して先に述べたように、特別点の候補とエッジの
候補とそれらの関係とを含む成分マップを提供する。
エッジの木を形成する方法は、当技術において周知であり、先に述べたYij
a Lin、Jiqing DouおよびEryi Zhangの「木構造に基
くエッジ表現(Edge pression based on tree s
tructure)」(Pattern Recognition第25巻、第
5部、507〜517ページ、1992年)に記載された方法を含む。
当技術において周知のエッジの木を形成する方法は、生成されるエッジのリス
トとノードのリストがエッジの追跡方向とルート・ノードの選択と必ずしも独立
的でないという短所を有する。従来技術において公知の方法の短所を克服する、
エッジの木を形成するための望ましい方法については、次のように図11Aに関
して記述する。図11Aの方法は、全ての特別点が接続点である場合に特有であ
る。
エッジの木を形成するための推定ルールは、下記の如くである。
見える領域のルール:ピクセルへの進入方向から他の方向へ向かって見える如
きその時のエッジ・ピクセル周囲の領域は、ここでは、「見える領域」と呼ばれ
る。その時のエッジ・ピクセルのこの見える領域は、その時のエッジがその時の
エッジ・ピクセルから進む方向に従って、斜方あるいは直方として分類される。
「直方」とは、水平方向あるいは垂直方向に、即ち斜方ではなく進行することを
意味する。次に、図11Aの方法の理解に役立つ見える領域の簡単な描写図であ
る図11Bおよび図11Cを更に参照する。図11Bでは、矢印が直方である方
向を示し、図11Cでは、矢印が斜方である方向を示す。
全ての方向が、下記を除いて、見える領域の一部として見える。
a.見える領域が直方であるならば、直方に後方向と斜方に後方向の両方であ
る全ての後方向は見えない。
b.見える領域が斜方であるならば、ピクセルが入力された斜方である直接後
方向のみが見えない。
次に、図11Aの方法の理解に役立つ複数のピクセルの簡単な描写図である図
11Dないし図11Eを参照する。図11Dおよび図11Eにおいては、矢印が
見える領域への入力の方向を示す。図11Dは、直方視可能な領域を含む。図1
1Eは、斜方視可能な領域を含む。
ブラインド・ストリップ(blind strip)のルール:その時のエッ
ジ・ピクセルの見える領域において、直方方向に1つ以上のピクセルが存在する
ならば、更に接続されるエッジ・ピクセルが直方方向に探されることが望ましく
、斜方方向は見える領域の一部としては見えないという意味でブロックされる。
次に、図11Aの方法の理解に役立つ複数のピクセルの簡単な描写図である図
11Fないし図11Hを参照する。図11Fないし図11Hは、複数のエッジ・
ピクセルを含み、ブラインド・ストリップのルールの適用を示している。図11
Fないし図11Hでは、矢印が、付加的なピクセルがブラインド・ストリップ・
ルールに従って探される方向を示す。図11Fないし図11Hの各々は、異なる
ピクセルにおける進入を示す。各場合において、進入点の如何に拘わらず、同じ
接続点が見出されることが判る。
見えるピクセルのルール:明細書および請求の範囲にわたり使用される如き用
語「見えるピクセル」とは、ブラインド・ストリップ・ルールの下で無視される
任意のピクセルは含まない、見える領域におけるその時のピクセルに隣接するエ
ッジ・ピクセルを指す。一般に、エッジ・ピクセルを識別する方法のゆえに、4
つのエッジの接続点にあり、この場合4つの見えるピクセルが見られるルート・
ピクセルの場合を除いて、3つより多い見えるピクセルが見られないことに注目
されたい。
その時のエッジ・ピクセルは、下記のピクセル分類ルールに基いて分類される
。即ち、
1.その時のピクセルが2つ以上の見えるピクセルを持つならば、その時のピ
クセルは接続点ピクセルとして識別される。しかし、正確に2つの見えるピクセ
ルが見られ、その時のピクセルがルート・ピクセルであるならば、その時のピク
セルは接続点ピクセルとして識別されず、その代わり、以降のピクセルが処理さ
れる。
2.その時のピクセルが見えるピクセルを持たなければ、その時のピクセルは
終端ピクセルとして識別される。
3.その時のピクセルが1つの見えるピクセルを持つならば、その時のピクセ
ルは、「通常の分岐ピクセル」として識別される。しかし、その時のピクセルが
ルート・ピクセルならば、その時のピクセルは終端ピクセルとして分類される。
木構造の記述は下記のとおりである。即ち、
木の各要素は、分岐か、あるいは接続点である。分岐は、ここでは逐次の接続
されたセットの通常の分岐ピクセルとして定義され、典型的には、ピクセルの座
標および特性の動的アレイとして表わされる。カラーは、典型的に、ピクセルが
ギャップを埋めるため加えられたピクセルであるという表示のように、ピクセル
のカラーその他の特性を表わす。
木の各要素は、望ましくは下記を含む属性のリストにより定義されることが望
ましい。即ち、
タイプを分岐または接続点として定義するフラグ;
前の要素または親を指す親のポインタ;および
移行方向における近傍要素、即ち子供を指す近傍ポインタ。
この木は、下記の木構成法に従って構成される。即ち、
第一に、最初のピクセルは、先のルールに従って分類される(ステップ163
0)。
1.親ピクセルの削除(ステップ1650):即ち、既に処理されたイメージ
からピクセルを削除。このステップは、親を持たない最初のピクセルの場合には
省かれる。
2.ルール1の例外:その時のピクセルが接続点であるならば(ステップ16
40)奥行を先に探す探索を行い、その子供の全てが評価された後にのみ接続点
を削除(ステップ1660および1670)。
3.少なくとも1つの見えるエッジ・ピクセルが存在するならば(ステップ1
610)、次のエッジ・ピクセルへ順方向に移動(1620)。
4.次のピクセルの分類(ステップ1630)。
接続点に加えて、他のタイプの特別点が例えばコーナーとして識別されること
が判る。
次に、木が図11Aの方法に従って構成されるべきエッジの画像の簡単な描写
図である図11Iを参照する。
図11Iは、エッジ1690を含む。図11Iはまた、エッジ1690の終端
にエッジ接続点1691を含む。図11Iはまた、エッジ接続点1691とエッ
ジ接続点1693の間にあるエッジ1692をも含む。図11Iは更に、一端部
にエッジ接続点1693が存在するエッジ1694をも含む。図11Iはまた、
エッジ接続点1691とエッジ接続点1693の間にあるエッジ1695をも含
む。
木の構成のため図11Aの方法による図11Iの処理は、下記のように進行す
る。即ち、
1.エッジ接続点1691から遠いエッジ1690の終端における(図11I
には示されない)ルート・ピクセルで開始する。
2.ピクセル分類ルール3によれば、ルート・ピクセルが終端ピクセルとして
分類される(ステップ1630)。
3.エッジ1690のピクセルの全てが、エッジ接続点1691に達するまで
ステップ1610、1620、1630、1640および1650に従って処理
される。
4.エッジ接続点1691において1つのエッジ・ピクセル(図11Iには示
されない)が見出され、処理がステップ1660および1670により継続する
。奥行を最初に探す探索の処理と接続点の削除とを含むステップ1660および
1670の効果は、エッジ接続点1691を削除する前に図11Iの残りを処理
することである。
次に、図3Aおよび図4ないし図8の特別点の対応発見ブロックの簡単なブロ
ック図である図12を参照する。重み計算ユニット1700が、入力として特別
点の候補リストを典型的にROIおよび推定されあるいは予測される特別点から
受取り、各特別点の候補と推定または予測される各特別点との間の相関重みを計
算する。この相関重みは、相関誤差に基く。推定された点は、前のフレームから
の既知の点を含む。重み計算ユニット1700の動作については、図13に関し
て以下に更に詳細に述べる。
閾値フィルタ1710が、最小閾値を重み計算ユニット1700から受取った
重みに適用して、閾値の重みを出力する。閾値フィルタ1710は、重み計算ユ
ニット1700から相関誤差を受取り、これに基いて適切な閾値を計算すること
が望ましい。典型的な閾値は、相関誤差が0:1の範囲ないで正規化される時、
例えば、0.125の如き相関誤差に直接基く。
特別点の候補は必ずしもROIのみからではなく、推定される点からの距離に
基いて選定される領域から、あるいは他の基準に基いて選定される領域からのも
のでもあり得ることが判る。このような場合、重みの計算は距離を勘案する。
閾値の重みに基いて、各候補に対して最初の確率が計算され(ユニット172
0)、1つ以上の特別点の各々であるその確率を示す。典型的に、各点に対する
最初の確率は、下記のように計算される。即ち、
1.適切な候補が存在しないという確率が存在する。従って、望ましくは特定
の場所に拘わらず、最初の割当てられた確率Pr*=(1−Wmax)で仮想候補
が加えられる。但し、Wmaxは、全ての候補の最大相関重みである。
2.仮想候補を含まない各候補については、下記のように確率が計算される。
即ち、
Pr(j)=Wmax*(Wj)/SUM(Wj)
但し、Wjは候補jの重みであり、SUMは仮想候補を含まない全ての候補に
わたって行われる。
候補は、次に候補フィルタ1730において選別され、このフィルタがフィル
タ基準に基く各特別点に対する最良候補を取上げる。このフィルタ法は、例えば
、最も高い確率を持つ候補を選定できる。望ましくは、この方法は、特別点のあ
り得る移動および移動の不規則性、およびその間の関係を勘案して、更に複雑な
選別基準を用いることもできる。
次に、図12の特別点重み計算ユニット1700に対する望ましい演算方法の
簡単なフローチャートである図13を参照する。推定されあるいは予期される特
別点と特別点の候補とが入力される(ステップ1810および1820)。相関
重みは、推定されあるいは予期される特別点および特別点候補のカラーに基いて
計算される(ステップ1830)。
相関重みを計算する望ましい式は、下記のとうりである。即ち、
相関重み=(1/(1+C*ER))
但し、Cは望ましくは値10を持つ係数であり、かつERは、特別点候補と推
定/予測特別点との間の正規化された相関誤差である。
ERを計算するための望ましい数式は下記のとおりである。即ち、
ER=SQRT((SI1+SI2+SI3)/27)
但し、SQRTは平方根であり、
SIn=SUM((In K−In OK)*(In K−In OK))
但し、SUMは、k=1ないしk=9の和であり、
Iは、範囲0:1で正規化されたピクセルの強さである。
KおよびOKは、特別点の候補と推定/予測特別点の周囲のピクセルのマスク
をそれぞれ表わす指数であり、
nは、先に定義した如きカラーの指数である。
上式は、3×3のマスクに対するものである。他のサイズのマスクもまた使用
できることが判る。例えば、5×5のマスクが使用されるならば、和は1ないし
25となり、ERに対する数式における分母は27ではなく75に等しい。
推定/予測特別点の全ての候補点との各組合わせに対して相関計算が反復され
る(ステップ1850および1860)。
次に、図3Aおよび図4の境界推定ブロックに対して望ましい演算法の簡単な
フローチャートである図14を参照する。2つの連続する対応特別点が入力され
る(ステップ1910)。最初の推定境界セグメントが入力される(1920)
。最初の推定境界セグメントが、最後の2つの連続的な対応特別点をつなぐ。
推定セグメントは、連続する対応特別点間に突出され、推定境界セグメントが
生成される(ステップ1940)。
次に、最後の特別点に達するまで、残りの特別点が処理される(ステップ19
60および1980)。推定された境界セグメントは、正確な境界の記述を生成
するために用いられる(ステップ1950)。
次に、図3Aおよび図4の境界推定ブロックに対する代替的な望ましい演算方
法の簡単なフローチャートである図15を参照する。図15の方法では、境界に
対するROI(関心領域)の幅もまた計算される。図15の方法は図14の方法
の終了時に行われることが望ましいことが判る。図15の方法では、対応する境
界セグメントが入力される(ステップ2010)。ROIのサイズは、2つの連
続する対応特別点の大きい方の直径のサイズとして選択される(ステップ202
0)。
次に、図3Aおよび図4ないし図8の境界に対する望ましい演算方法とマスク
生成ユニットの簡単なフローチャートである図16を参照する。図16の方法で
は、オブジェクトの特別点および境界セグメントとが、連鎖コードの記述に従っ
て描画される(ステップ2100)。ステップ2100において用いられる如き
用語「描画」は、目に見える形態での描画を必ずしも示すものではなく、むしろ
描画表示に類似する内部表示を生成することを指す。
各画像のフレームから始める種の育成が生成される(ステップ2110)。こ
の種の育成は、オブジェクトの特別点または境界セグメントを満たすことにより
制限され、境界セグメントを越えることはない。この種の育成は、更なる育成が
不可能になるまで継続する。種の育成は、オブジェクトの一部ではない画像フレ
ームの部分から始まることが望ましい。種の育成がオブジェクトの一部ではない
画像フレームの部分で始まることを保証するために、空のピクセルの余分な行が
画像フレームの全周に追加され、種の育成がこの余分なピクセルの1つで開始す
ることが望ましい。
種の育成のための諸方法は、当技術において周知であり、先に述べたD.K.
BallardおよびC.M.Brownの「コンピュータの展望(Comlp
uter Vision)」の149ページに記載されている。
次いで、画像のピクセルは、次のように値が割当てられる(ステップ2130
)。即ち、種の育成により包含される領域0;他の領域1;任意に、遷移ピクセ
ル、0と1との中間値。遷移ピクセルに対する中間値の割当ては、例えば、生成
されるマスクがアンチ・アライアジング(anti−aliasing)を含む
場合に、選好される。任意に、遷移ピクセルのみを出力することにより、境界の
記述がオブジェクトのマスクから生成される。
図16の方法がマスクを構成する特定の出力フォーマットを生成すること、お
よび他の多くの出力フォーマットおよびデータ表示を例えば直接的な連鎖コード
出力として使用できることが判る。
次に、図3A、図4、図5、図6、図7および図8の正確なオブジェクト境界
の記述ブロックに対する望ましい動作方法の簡単なフローチャートである図17
を参照する。図17は、ブロック350、450、465、550、576、6
50、665、750および850の動作方法を含んでいる。図17の方法はま
た、ブロック370、470、570、670、771、774、871および
874の境界記述部分に対する望ましい動作方法をも含む。
図17の方法は、下記のステップを含むことが望ましい。
ブロック350、450、550、650、750および850の場合は、図
17のあるステップが省かれ、例えばステップ2220、2230の如き図17
の一部のステップのみが行われることが判る。この場合、対応する特別点と対応
する境界セグメントの代わりに、追跡されるべきオブジェクトのユーザの最初の
表示から獲られる特別点と境界セグメントとが入力される。
境界セグメントについてエッジの細線化が行われて、特別点を保存する(ステ
ップ2202)。エッジの方向に沿って、このエッジが幅において1つのピクセ
ルより大きければ、この幅は1ピクセルまで減じられる。1ピクセルまでの低減
は、エッジが幅において奇数個のピクセルである中心のピクセルか、あるいはエ
ッジが幅において偶数個のピクセルであるならば2つの中心ピクセルの一方の、
唯一つのピクセルを保持することによって行われる。しかし、特別点を構成する
各ピクセルが保持され、特別点が中心ピクセルでなければ、特別点が保持され他
のピクセルは保持されない。
ステップ2202から細線化された境界セグメントが境界のROIのエッジ画
像と併合される(ステップ2204)。
ステップ2204の併合出力は、先に述べたステップ2202の細線化と同様
に、ステップ2206において再び細線化される。
特別点と境界セグメントのみを含むことが望ましいステップ2206の出力か
ら、新たな成分マップが生成される(ステップ2210)。ステップ2210を
実施するための望ましい方法は、図10および図11に関して先に述べたものと
類似している。
図16のステップ2110に関して先に述べた種の育成と類似する種の育成が
行われる(ステップ2220)。ステップ2220の種の育成に対するの育成の
制限は、任意の境界セグメントである。
ステップ2230において、連鎖コードが新たな成分マップから下記のように
計算される。種の育成領域により囲まれる要素が、外部要素としてマークされる
。「囲まれる」とは、ステップ2230において、おそらくは接続点を除いて包
囲されることを意味することと理解される。全く触れない、即ち、種の育成領域
に全く触れない要素は、内部要素としてマークされる。種の育成領域と触れるが
囲まれない他の要素は、境界要素としてマークされる。
次いで、連鎖コードが計算され、順次境界要素の全てをつなぐ。更なる処理の
ため、連鎖コードが正確な境界記述を含むと見なされ、ここで記述される接続点
が推定される特別点と見なされる。
次に、下記の要素、即ち、組合わされた図5の570、572、574;組合
わされた図6の670、672、674;組合わされた図7の771、772、
774;および組合わされた図8の871、872、874の望ましい動作方法
の簡単なフローチャートである図18を参照する。要素774および874の場
合に、図18がその動作の一部のみを記述し、図17に関して先に述べた他の部
分は含まないことが判る。
図18の方法のステップは、図14のステップと類似しており、以下に述べる
ことを除いて、図14の先の記述に関して自明である。
ステップ2340において、境界の対応が見出され、推定された境界セグメン
トを用いることでは見出されない境界セグメントの補償を含む。
ステップ2370において、正確な境界の記述が全ての対応するセグメントか
ら生成される。
次に、図18のステップ2340の代替的な動作方法の簡単なフローチャート
である図19を参照する。
ステップ2410では、距離マップが構成される。距離マップは、個々の推定
された境界セグメントからの各ピクセルの距離を示すマップである。距離マップ
がROI内の各推定境界セグメントに対して構成されることが望ましい。2つの
終端の対応点が異なるROIサイズを持つ場合は、比較的大きなROIサイズが
用いられることが望ましい。
距離マップは、下記のように生成されることが望ましい。即ち、
a.各境界セグメントのピクセルは、距離0が割当てられ、
b.既に距離nが割当てられたピクセルに隣接する各々の未割当てピクセルは
、距離を割当てられない割当てピクセルの領域の終端の最後のピクセルに対角的
に隣接するピクセルを除いて、距離(n+1)が割当てられ、
c.ROI内の各ピクセルが距離を割当てられるまで、ステップbが反復され
る。
ステップ2420においては、境界候補の色パラメータが計算される。境界候
補は、典型的に、ROIに見出されるエッジである。色パラメータは、平均値と
公差を含むことが望ましい。平均値と公差はそれぞれ、典型的に幅1のピクセル
で内側と外側のエッジに隣接するストリップに対して個々に計算されることが望
ましい。内側および外側は、境界の移動方向に基いて弁別される。
平均値は、それぞれ3つの色成分I1、I2およびI3の1つの平均値であると
見なされる各色成分に対する個々の平均値として計算される。同様に各色成分に
対して個々に計算される公差は、平均色の公差を記述し、典型的にはばらつきに
基いている。
ステップ2425は、ステップ2425に対する入力が見出された境界セグメ
ントであることを除いて、ステップ2420と類似している。
ステップ2430においては、各境界セグメントに対して重みが計算され、候
補の境界セグメントと見出された境界セグメントとの間の類似性を表わす。典型
的には、個々の重みは平均色、平均距離、平均色の公差、距離の公差に基いて計
算される。平均距離は、典型的に、ステップ2410において述べたように、前
に計算された距離マップにより候補境界セグメントにおけるピクセルに割当てら
れた距離の平均に基いて計算される。
ステップ2440においては、閾値フィルタが、最小閾値を重み計算ステップ
2430から受取る重みに与えて、組合わされた閾値の重みを出力する。
組合わされた閾値重みに基いて、各候補に対する初期の確率が計算されて、見
出された境界セグメントに対応する境界セグメントの一部であるその確率を表わ
す。候補は次に候補フィルタ2460において選別され、このフィルタが、フィ
ルタ基準に基いて見出される境界セグメントに対応する境界セグメントに対する
1つ以上の候補のあり得る最良グループを取上げる。この選別法は、各候補が境
界セグメントの一部である確率と共に、境界セグメントに関する候補間の関係、
即ち距離と角度を勘案することが望ましい。この選別法は、最大確率法あるいは
任意の適切な統計的反復法を用いることもできる。
ステップ2460において先に見出されなかった境界セグメントの部分は、推
定される境界セグメントまたはその部分を用いてステップ2470において埋め
られる。
次に、図7および図8の方法において有効な予測法の簡単なフローチャートで
ある図20を参照する。図20の方法は、ステップ752、777、852およ
び866に対して特に有効である。図20の方法は、下記ステップを含むことが
望ましい。
図20の方法は、フレーム単位処理が行われている場合に関する。連鎖コード
が4つ以上の連続フレームに対して得られるかどうかについて調べられる(ステ
ップ2810)。もし得られなければ、処理は以下に述べるステップ2820へ
続く。
境界および(または)特別点の第3次の予測が行われる(ステップ2815)
。ステップ2815については、特別点の場合に対して以下に図23に関して更
に詳細に述べる。典型的には、推定されるセグメントのスプラインの制御点にお
ける運動式を用いることにより、境界が同様に予測される。
同様に、ステップ2820および2830において、第2次の予測(ステップ
2825)または第1次の予測(2835)のいずれが行われるかについてどれ
だけ多くの連鎖コードが得られるかに基いて判定が行われる。ステップ2825
については、以下に図22において、かつ図21におけるステップ2835にお
いて更に詳細に述べる。
ステップ2840においては、予測のための充分な情報が得られない。この場
合、ユーザは、第2のフレームにおける(ステップ2845)、また必要に応じ
て第1のフレームにおける所望のオブジェクトを識別することを求められる(ス
テップ2850)。
次に、第1次の予測の場合において図20のステップを実施するための望まし
い方法の簡単なフローチャートである図21を参照する。図21の方法は、下記
のステップを含むことが望ましい。
第1のフレームと第2のフレームの対応する特別点が入力される。第2のフレ
ームのみで見出された点が第1のフレームに加えられ(ステップ2910)、そ
の結果同数の点が各フレームにおいて見出され、次のフレームに対する完全な予
測を可能にする。ステップ2910において、補間されるべき点を結付ける両方
のフレームにおいて見出される2つの連鎖コード点の場所に関する点の場所に従
って、連鎖コードのエッジについての幾何学的な逆補間により、点の場所が決定
されることが望ましい。
ステップ2920において、特別点の速度、次のフレームの第1次予測による
場所、および次のフレームの特別点のROIサイズが計算される。
次に、第2次の予測の場合において図20のステップを実施するための望まし
い方法の簡単なフローチャートである図22を参照する。図22の方法は、図2
1の先の記述に関して自明であり、ステップ3010がステップ2910と類似
し、ステップ3020はステップ2920に類似している。
ステップ3020においては、次のフレームの特別点ROIのサイズの計算が
任意であることが判る。あるいはまた、その時のフレームのROIサイズを用い
ることもできる。
次に、第3次以上の予測の場合において図20のステップを実施するための望
ましい方法の簡単なフローチャートである図23を参照する。図23の方法は、
図21と図22の先の記述に関して自明であり、ステップ3110がステップ2
910、3010と類似し、ステップ3120はステップ2920および302
0に類似している。
ステップ3105においては、どれだけ多くのフレームが以後のステップで用
いられるかについて、どれだけ多くのフレームが前処理されたかに基いて判定が
行われる。ステップ3120においては、次のフレームの特別点のROIサイズ
の計算が任意であることが判る。あるいはまた、その時のフレームのROIのサ
イズを用いることもできる。
再び図1において、適切な用途装置の別の例は、例えば下記の効果の1つ以上
を実施するための装置の如き効果装置92である。即ち、圧縮、ペインティング
、ぼかし、鮮鋭化、フィルタ操作、および境界の異なる側において異なるレート
における時間的に変化する効果である。
用途装置80、90または92は、任意に、個々のフレームについて演算して
、演算が進行して以降のフレームに対して生成する前に、この演算結果をユーザ
に対して表示させる。
典型的に、ビデオ・ディスプレイ95または個々のビデオ表示装置(図示せず
)を用いて、前記境界の個々の表示を前に表示することなく演算の実施結果を表
示する。
演算の実施結果は、境界の個々の表示を前に表示することなく、1つのフレー
ムに対してではなく、複数のフレームに対して表示することができる。
このような選択の利点は、境界の表示の視認に基くのではなく、特定の境界を
想定する用途装置により生成される効果または用途の視認に基いて、対話的な補
正が可能であることである。効果または用途の視認は、しばしば、追跡時に境界
自体の表示を見せることに比して、境界の追跡の品質を評価するために更に有効
な方法である。
効果または用途の如き動作を実施する結果が、追跡時に境界の表示と共に表示
されることが望ましい。動作の実施の結果がユーザにとって不満足と見なされる
ならば、ユーザは、境界を補正するため表示を用いる。新たな境界による動作の
実施結果における変化を反映するように、表示が自動的に変化する。
再び図2Aにおいて、ブロック135および165は、例えば、外部の用途装
置によって、効果または用途が任意に実施されることを示す。ユーザが、境界が
適切に追跡されているか否かを判定するようにプロンプトされる前に用途または
効果が実施されることが望ましい(ステップ140、170)。これにより、ユ
ーザは、追跡時に境界を評価するため用途または効果の結果を用いることができ
る。
再び図2Gにおいて、ブロック235および265は、例えば外部の用途装置
によって効果または用途が任意に実施されることを示す。ユーザが境界が適切に
追跡されているか否かを判定するようプロンプトされる前に、用途または効果が
実施されることが望ましい(ステップ240、270)。これにより、ユーザは
、追跡時に境界を評価するため用途または効果の結果を用いることができる。
次に、個々にあるいは組合わせにおいて存在し得る下記の相違を除いて、図4
に類似する図24を参照する。即ち、
a.その時のフレームにおいて、追跡時にユーザがいったん境界を満足できる
と見なすと、以降のフレームのみが用いられる(ステップ455)。
b.ユーザは、その時のフレームにおける境界の場所が追跡通りであるという
前提で生成される動作結果を調べることにより、境界が満足であるか否かを判定
する。
これらの差異により、図4のステップ490が図24のステップ492で置換
される。
上記の修正の一方または両方が図6の装置について実施可能であることが判る
。
次に、個々にあるいは組合わせで存在し得る下記の相違を除いて、図8に類似
する図25を参照する。即ち、
a.その時のフレームにおいてユーザが追跡時に境界を満足できると見なすと
、以降のフレームにおいて特別点のみが予測される(ステップ866)。
b.ユーザは、その時のフレームにおける境界の場所が追跡通りであることの
前提で生成される動作結果(効果および(または)用途)を調べることにより、
境界が満足できるか否か判定する。
これらの差異により、図8のステップ890が図25のステップ892で置換
される。
次に、個々にあるいは組合わせにおいて存在し得る下記の相違を除いて、図3
Aに類似する図26を参照する。即ち、
a.その時のフレームにおいて追跡時にユーザが境界を満足できると見なすと
、他のフレームのみが用いられる(ステップ355)。
b.ユーザは、その時のフレームにおける境界の場所が追跡通りであることの
前提で生成される動作結果(効果および(または)用途)を調べることにより、
境界が満足できるか否かを判定する。
これらの差異により、図3Aにおけるステップ390が図26におけるステッ
プ392で置換される。
上記修正の一方または両方が図5の装置においても可能であることが判る。
次に、個々にあるいは組合わせにおいて存在し得る下記の相違を除いて、図7
に類似する図27を参照する。
a.その時のフレームにおいて追跡時にユーザが境界を満足できると見なすと
、別のフレームにおいて特別点のみが予測される(ステップ777)。
b.ユーザは、その時のフレームにおける境界の場所が追跡通りであることの
前提で生成される動作結果(効果および(または)用途)を調べることにより、
境界が満足できるか否かを判定する。
これらの差異により、図7におけるステップ790が図27におけるステップ
792で置換される。
主フレーム検査ブロック(図3Aにおける335、図4における435、図5
における535、図6における635、図7における735、図8における83
5)および他の検査ブロック(図3Aにおける379、図4における478、図
5における578、図6における678、図7における778、図8における8
78、図24における435および478、図25における835および878
、図26における335および379、図27における735および778)が
、2つのあり得る結果を持ち、好ましいとして、ユーザが、境界および(または
)
その時のフレームにおける境界の両側で異なって動作する結果の検査を行いそれ
を不満足と見なすならば、その時のフレームにおける境界が、典型的に、望まし
くはユーザが提示した補正に応答して補正される。ユーザがその時のフレームを
満足できるものと見なすならば、当該方法は他のフレームへ進行する。
動オブジェクトの場所がユーザに対して提示されるホットスポットの用途また
は他の用途において、ユーザが例えばホットスポットである動オブジェクトを指
示しているか否か、あるいはユーザがホットスポットでないバックグラウンドの
場所を指示しているか否かを判定するため、図16のステップ2130で生成さ
れるマスクを用いることができる。
本発明の幾つかの構成要素についてカラー・イメージ・シーケンスの処理に関
して先に述べたが、本発明はカラー・イメージの処理に限定されるものではなく
、例えばモノクロームおよびグレースケール・イメージを処理もできることが判
る。
本発明のソフトウエア構成要素が、必要に応じて、ROM(読出し専用メモリ
)の形態で実現できることが判る。ソフトウエア構成要素は、一般に、必要に応
じて、従来の技法を用いてハードウエアで実現することもできる。
明瞭にするため個々の実施の形態に関して記述される本発明の種々の特徴も1
つの実施の形態において組合わせて提供できることが判る。反対に、明瞭にする
ため、1つの実施の形態に関して記述される本発明の種々の特徴もまた、個々に
、あるいは適切な一部の組合わせにおいて提供することもできる。
当業者には、本発明が先に特に示し記述されたことに限定されないことが理解
されよう。本発明の範囲は、むしろ、請求の範囲によってのみ規定される。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ
,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,
CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H
U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ
,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,
MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R
O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM
,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.境界を持ち且つ事象の少なくとも1つの部分の間において存在しない少なく とも1つのエッジ部を持つ少なくとも1つの動オブジェクトを含む事象の表示を 受取るステップと、 前記事象の間における前記オブジェクトの境界の場所の継続中の表示を提供す るステップと を含む追跡方法。 2.前記表示がビデオ表示を含む請求項1記載の方法。 3.前記エッジ部が前記境界の一部を含む請求項1または2のいずれかに記載の 方法。 4.少なくとも一部が存在しないエッジ部を再構成するステップをも含む請求項 1ないし3のいずれか一つに記載の方法。 5.境界を持つ少なくとも1つの動オブジェクトを含む事象の表示を受取るステ ップと、 前記事象の間における前記オブジェクトの境界の場所の継続中の表示を提供す るステップと を含む追跡方法。 6.一連のフレームに現れる少なくとも1つの動オブジェクトを追跡するエッジ 追跡方法であって、 前記一連のフレーム内の少なくとも1つの主フレームに対して、少なくとも部 分的に外部入力に基いて少なくとも1つの動オブジェクトの少なくとも1つのエ ッジをマークするマーキング・ステップと、 前記の少なくとも1つの主フレーム以外の前記一連のフレーム内の全てのフレ ームに対して、最初の前記マーキング・ステップからの出力に基いて少なくとも 1つの動オブジェクトの少なくとも1つのエッジを自動的にマークするマーキン グ・ステップと を含むエッジ追跡方法。 7.外部入力に基いて、前記少なくとも1つの自動的にマークされたエッジを少 なくとも1回再マーキングするステップをも含む請求項6記載の方法。 8.前記外部入力が人間のオペレータの入力を含む請求項6または7のいずれか に記載の方法。 9.少なくとも1つのエッジがエッジを検出することなくマークされる請求項6 ないし8のいずれか一つに記載の方法。 10.前記少なくとも1つの主フレームが、前記一連のフレーム内の他の全ての フレームに先行する部分連のフレームを含む請求項6ないし9のいずれか一つに 記載の方法。 11.前記少なくとも1つの主フレームが、前記一連のフレーム内の他の全ての フレームに後続する部分連のフレームを含む請求項6ないし9のいずれか一つに 記載の方法。 12.前記少なくとも1つの主フレームが、前記一連のフレーム内の少なくとも 1つの他のフレームに先行しかつ前記一連のフレーム内の少なくとも1つの他の フレームに後続する部分連のフレームを含む請求項6ないし9のいずれか一つに 記載の方法。 13.複数の接続されたエッジを図形に構成するエッジ構成方法であって、 複数の接続されたエッジを提供するステップと、 前記複数の接続されたエッジを選択される方向に移行させるステップと、 前記複数の接続されたエッジを分岐リストとノード・リストとを含む図形に構 成するステップと を含み、 前記ノード・リストが前記選択される方向とは独立的である エッジ構成方法。 14.前記ノード・リストが、エッジの接続点リストを含む請求項13記載の方 法。 15.前記ノード・リストが、エッジの終端点リストを含む請求項13または1 4のいずれかに記載の方法。 16.前記ノード・リストがエッジ・コーナー・リストを含む請求項13ないし 15のいずれか一つに記載の方法。 17.前記ノード・リストが曲率リストを含む請求項13ないし16のいずれか 一つに記載の方法。 18.前記複数の接続されたエッジが複数のピクセルを含み、前記移行ステップ が、 その時のピクセルを指定するステップと、 前記その時のピクセルと関連する少なくとも1つの見えるピクセルを識別する ステップと、 識別された見えるピクセル数に少なくとも部分的に基いて前記その時のピクセ ルを分類するステップと、を含む請求項13ないし17のいずれか一つに記載の 方法。 19.前記識別ステップが、 ブラインド・ストリップを画定するステップと、 前記ブラインド・ストリップと関連する少なくとも1つのピクセルを見えるピ クセルとして除外するステップと、を含む請求項18記載の方法。 20.前記ブラインド・ストリップと関連しない少なくとも1つの見えるピクセ ルが存在する時は常に、前記除外ステップが、該ブラインド・ストリップと関連 する全てのピクセルを見えるピクセルとして除外することを含む請求項19記載 の方法。 21.動くオブジェクトの境界を追跡する追跡方法であって、 第1のイメージにおいて追跡されるべき複数の境界の場所を選定するステップ と、 前記第1のイメージから第2のイメージまでの前記複数の境界の場所の少なく とも一部を追跡するステップと、 前記追跡ステップの出力に基き、かつ前記第1のイメージにおける前記境界を 特徴付ける情報に基いて、前記第2のイメージにおける前記境界を計算するステ ッ プと を含む追跡方法。 22.前記複数の境界の場所の少なくとも1つが、少なくとも1つの境界の特性 が変化する場所を含む請求項21記載の方法。 23.前記境界の特性が、前記境界に隣接する少なくとも1つのカラーを含む請 求項22記載の方法。 24.前記追跡ステップが、前記第1のイメージから前記第2のイメージへ追跡 される時、他の隣接する境界の場所から異なって動いたことが見出される境界の 場所を無視するステップを含む請求項21ないし23のいずれか一つに記載の方 法。 25.前記第1のイメージにおける前記複数の境界の場所の各々が前記第2のイ メージにおける前記複数の境界の場所の対応する1つへ変換されるように、前記 計算ステップが前記第1のイメージにおける境界を変換するステップを含む請求 項21ないし24のいずれか一つに記載の方法。 26.前記第2のイメージにおいて計算される如く前記境界に隣接して探索する ことにより、前記第2のイメージにおける実際の境界を識別するステップをも含 む請求項21ないし25のいずれか一つに記載の方法。 27.実際の境界の隣接するカラーが前記第1のイメージにおける境界の隣接す るカラーに類似するかどうかに応じて、前記実際の境界が識別される請求項26 記載の方法。 28.出力境界が、識別されるならば、前記実際の境界として定義され、実際の 境界が識別されなければ、前記第2のイメージにおいて計算される如き前記境界 として定義される請求項26または27のいずれかに記載の方法。 29.前記実際の境界が識別される場合に、前記実際の境界と部分的に一致し、 かつ前記実際の境界が識別されない場合に、前記第2のイメージにおいて計算さ れる如き前記境界と部分的に一致する第1の出力境界が定義される請求項26ま たは27のいずれかに記載の方法。 30.前記第1の出力境界に隣接して探索することにより、前記第2のイメージ における新たな実際の境界を識別するステップと、 前記新たな実際の境界が識別された場合に、前記新たな実際の境界と部分的に 一致し、かつ前記新たな実際の境界が識別されなかった場合に、前記第1の出力 境界と部分的に一致する新たな出力境界を定義するステップと をも含む請求項29記載の方法。 31.前記第1のイメージにおける前記複数の境界の場所の各々が前記第2のイ メージにおける複数の境界の場所の対応する場所へ変換されるように、前記変換 ステップが前記第1のイメージにおける境界のスプライン表示を変換するステッ プを含む請求項25記載の方法。 32.第1の視野から見える第1のイメージを提供するステップと、異なる視野 から見える第2のイメージを提供するステップとも含む請求項21記載の方法。 33.それぞれが動く動オブジェクトと動バックグラウンドの少なくとも一方を 含む第1および第2のイメージを提供するステップをも含む請求項21記載の方 法。 34.境界を持つ少なくとも1つの動オブジェクトを含む事象の複数のフレーム を含む表示を受取るステップと、 前記事象の間における前記動オブジェクトの境界の場所を計算するステップと 、 前記境界の個々の表示を前もって表示することなく、前記事象の間における前 記動オブジェクトの場所のユーザが感知可能な表示を提供するステップと を含むイメージ・マーキング方法。 35.前記自動的マーキング・ステップが、前記最初のマーキング・ステップか らの出力に基いて少なくとも1つの動オブジェクトの全てのエッジを自動的にマ ーキングするステップを含む請求項6ないし12のいずれか一つに記載の方法。 36.境界を持ちかつ事象の少なくとも部分の間において存在しない少なくとも 1つのエッジ部を持つ少なくとも1つの動オブジェクトを含む事象の表示を受取 るように動作する事象入力装置と、 前記事象の間における前記オブジェクトの境界の場所の継続中の表示を提供す るように動作する境界ロケータと を備える追跡装置。 37.一連のフレームに現れる少なくとも1つの動オブジェクトを追跡するエッ ジ追跡装置であって、 前記一連のフレーム内の少なくとも1つの主フレームに対して、外部入力に少 なくとも部分的に基いて少なくとも1つの動オブジェクトの少なくとも1つのエ ッジをマークするように動作するエッジ・マーカと、 前記少なくとも1つの主フレーム以外の前記一連のフレーム内の全てのフレー ムに対して、最初のマーキング・ステップからの出力に基いて少なくとも1つの 動オブジェクトの少なくとも1つのエッジを自動的にマークするように動作する 自動的エッジ・マーカと を備えるエッジ追跡装置。 38.複数の接続されたエッジを図形に構成するエッジ構成装置であって、 前記複数の接続されたエッジを選定された方向に移動するように動作するエッ ジ・トラバーサと、 前記複数の接続されたエッジを分岐リストとノード・リストとを含む図形へ構 成するように動作する図形ストラクチャラと を備え、 前記ノード・リストが前記選定された方向とは独立的である エッジ構成装置。 39.動くオブジェクトの境界を追跡する追跡装置であって、 第1のイメージにおいて追跡されるべき複数の境界の場所を選定するように動 作する境界セレクタと、 前記第1のイメージから第2のイメージまでの前記複数の境界の場所の少なく とも一部を追跡するように動作する境界トラッカと、 前記境界トラッカの出力に基き、かつ前記第1のイメージにおける前記境界を 特徴付ける情報に基いて、前記第2のイメージにおける前記境界を計算するよう に動作する境界計算装置と を備える追跡装置。 40.境界を持つ少なくとも1つの動オブジェクトを含む事象の表示を受取るよ うに動作する事象入力装置と、 前記事象の間におけるオブジェクトの境界の場所の継続中の表示を提供するよ うに動作する境界ロケータと を備える追跡装置。 41.前記境界の異なる側で異なって加えられる効果を生成するステップをも含 む請求項1ないし5、および請求項21ないし33のいずれか一つにのいずれか 一つに記載の方法。 42.前記少なくとも1つのエッジの異なる側で異なって加えられる効果を生成 するステップをも含む請求項6ないし12、および35のいずれか一つに記載の 方法。 43.前記効果が、前記動オブジェクトの一部により決定される場所において実 施される効果を含む請求項41または42のいずれかに記載の方法。 44.境界を持つ少なくとも1つの動オブジェクトを含む事象の、複数のフレー ムを含む表示を受取るステップと、 前記事象の間における前記動オブジェクトの境界の場所を計算するステップと 、 前記境界の異なる側で異なって加えられる効果を生成するステップと、 前記境界の個々の表示を前もって表示することなく、前記効果を加える結果を 表示するステップと を含むイメージ修正方法。 45.効果を生成する前記ステップが部分連のフレームにおいて実施され、自動 的マーキング・ステップが該部分連のフレームに対して実施された後に、前記一 連のフレーム内に複数のフレームを含む請求項41ないし44のいずれか一つに 記載の方法。 46.自動的マーキング・ステップが個々のフレームに対して実施された後に、 効果を生成する前記ステップが、前記一連のフレームから前記個々のフレームに おいて実施される請求項41ないし44のいずれか一つに記載の方法。 47.前記効果が部分連のフレームに対して生成される前に、前記効果が個々の フレームに対して生成されて表示される請求項41ないし44のいずれか一つに 記載の方法。 48.フレーム間にユーザ入力を予期することなく、前記効果が、前記複数の個 々のフレームの全てに対して表示される請求項41ないし44のいずれか一つに 記載の方法。 49.前記効果が、 複合化、 レタッチ、 平滑化、 圧縮、 複合化、 ペインティング、 ぼかし、 鮮鋭化、 フィルタ操作、および 前記境界または前記エッジの異なる側における時間的に異なるレートで変化す る効果 のグループの1つの効果を含む請求項41ないし48のいずれか一つに記載の方 法。 50.前記事象が複数のホットスポット動オブジェクトを含み、前記提供ステッ プが、前記事象の間における前記複数のホットスポット動オブジェクトの各々の 境界の場所の継続中の表示を提供するステップを含む請求項34記載の方法。 51.前記複数のホットスポット動オブジェクトの各個のユーザ選択を解釈する ため、該ホットスポット・オブジェクトの各々の境界の場所の前記継続中の表示 を用いるステップと、 ユーザにより選択された個々のホットスポット動オブジェクトに関する情報を 表示するステップと をも含む請求項50記載の方法。 52.前記動オブジェクトがより大きなオブジェクトの一部である請求項34、 50および51のいずれか1つに記載の方法。
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| A313 | Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060131 |