JPH1151180A - 流体圧アクチュエータ - Google Patents
流体圧アクチュエータInfo
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- JPH1151180A JPH1151180A JP9213208A JP21320897A JPH1151180A JP H1151180 A JPH1151180 A JP H1151180A JP 9213208 A JP9213208 A JP 9213208A JP 21320897 A JP21320897 A JP 21320897A JP H1151180 A JPH1151180 A JP H1151180A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- cylinder
- side wall
- oil
- actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Actuator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造が簡単で、位置精度が良く、打音の小さ
い流体圧アクチュエータを提供すること。 【解決手段】 シリンダ100の内部にピストン101
が配設され、作動油給排切り換え弁120により第1油
孔108、第2油孔109を介して、第1ピストン油室
111、第2ピストン油室112に作動油を供給した
り、あるいは、それらから作動油を抜く。ピストン10
1の右端の外側の縁に切り欠き113が形成されてい
る。切り欠き113の軸方向の深さAは、第2油孔10
9の径Dよりも充分小さいが、第2油孔109の右端部
とシリンダ100の側壁面114の間の距離Bより僅か
に大きい。ピストン101がシリンダ100の側壁に当
接する直前では第2油孔109の開口面積は急激に減少
し、排出抵抗が増大する。
い流体圧アクチュエータを提供すること。 【解決手段】 シリンダ100の内部にピストン101
が配設され、作動油給排切り換え弁120により第1油
孔108、第2油孔109を介して、第1ピストン油室
111、第2ピストン油室112に作動油を供給した
り、あるいは、それらから作動油を抜く。ピストン10
1の右端の外側の縁に切り欠き113が形成されてい
る。切り欠き113の軸方向の深さAは、第2油孔10
9の径Dよりも充分小さいが、第2油孔109の右端部
とシリンダ100の側壁面114の間の距離Bより僅か
に大きい。ピストン101がシリンダ100の側壁に当
接する直前では第2油孔109の開口面積は急激に減少
し、排出抵抗が増大する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流体圧で作動するア
クチュエータに関する。
クチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】流体圧によって、被作動体を所定の位置
に動かす流体圧アクチュエータは様々な分野で利用され
ている。例えば、同期装置を用いた自動変速機において
同期装置のスリーブの位置を切り換えるために流体圧ア
クチュエータが使用される(特開平9−42387号公
報参照)。この様な装置に使用されるアクチュエータ
は、被作動体である同期装置のスリーブを所定の位置へ
確実にと移動させることが重要であって、被作動体を動
かす作動棒が取り付けられたピストンをピストンを収容
しているシリンダの側壁に当接させることによってその
位置精度を確保している。
に動かす流体圧アクチュエータは様々な分野で利用され
ている。例えば、同期装置を用いた自動変速機において
同期装置のスリーブの位置を切り換えるために流体圧ア
クチュエータが使用される(特開平9−42387号公
報参照)。この様な装置に使用されるアクチュエータ
は、被作動体である同期装置のスリーブを所定の位置へ
確実にと移動させることが重要であって、被作動体を動
かす作動棒が取り付けられたピストンをピストンを収容
しているシリンダの側壁に当接させることによってその
位置精度を確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ピストンを
移動させるためには、ピストンにより区画されるシリン
ダ内の2つの流体室の一方に作動流体を送り込み、他方
から作動流体を抜くことによりおこなわれる。上記公報
の様に、同期装置のスリーブを動かすには、大きな力が
必要であり、送り込まれる作動流体の圧力が高く、その
結果、ピストンが大きな速度でシリンダの側壁に衝突
し、打音が発生するという問題があった。この問題を解
決するために、ピストンとシリンダの側壁の間にゴム等
の緩衝材を介装することや、あるいは、作動流体の供給
機構にアキュムレータを設けてピストンがシリンダの側
壁に当接する時の圧力を弱めることも考えられるが、前
者の場合はピストンの停止位置の精度が低下するという
問題があり、また、後者の場合は構造が複雑になり、コ
ストもかかるという問題がある。本発明は上記問題に鑑
み、位置精度が良く、構造が簡単な、打音が小さい流体
圧アクチュエータを提供することを目的とする。
移動させるためには、ピストンにより区画されるシリン
ダ内の2つの流体室の一方に作動流体を送り込み、他方
から作動流体を抜くことによりおこなわれる。上記公報
の様に、同期装置のスリーブを動かすには、大きな力が
必要であり、送り込まれる作動流体の圧力が高く、その
結果、ピストンが大きな速度でシリンダの側壁に衝突
し、打音が発生するという問題があった。この問題を解
決するために、ピストンとシリンダの側壁の間にゴム等
の緩衝材を介装することや、あるいは、作動流体の供給
機構にアキュムレータを設けてピストンがシリンダの側
壁に当接する時の圧力を弱めることも考えられるが、前
者の場合はピストンの停止位置の精度が低下するという
問題があり、また、後者の場合は構造が複雑になり、コ
ストもかかるという問題がある。本発明は上記問題に鑑
み、位置精度が良く、構造が簡単な、打音が小さい流体
圧アクチュエータを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、軸方向の端部に側壁を有するシリンダと、シリンダ
内に摺動自在に配置されたピストンと、ピストンに結合
された作動棒とを具備し、ピストンにより区画されたシ
リンダ内の2つの流体室の一方に作動流体を供給し、他
方から作動流体を排出してピストンをシリンダの軸方向
の端部側壁に当接するまで移動し、作動棒に結合された
被作動体を動かすアクチュエータであって、作動流体を
排出する排出口がピストンがシリンダの端部側壁に近づ
くにつれて開口面積が小さくなる可変排出口とされてい
るアクチュエータが提供される。この様に構成されたア
クチュエータでは、ピストンが側壁に近づくにつれて排
出口の開口面積が減少せしめられ抵抗が増大し、ピスト
ンが側壁に当接するときの速度がおそくなる。
ば、軸方向の端部に側壁を有するシリンダと、シリンダ
内に摺動自在に配置されたピストンと、ピストンに結合
された作動棒とを具備し、ピストンにより区画されたシ
リンダ内の2つの流体室の一方に作動流体を供給し、他
方から作動流体を排出してピストンをシリンダの軸方向
の端部側壁に当接するまで移動し、作動棒に結合された
被作動体を動かすアクチュエータであって、作動流体を
排出する排出口がピストンがシリンダの端部側壁に近づ
くにつれて開口面積が小さくなる可変排出口とされてい
るアクチュエータが提供される。この様に構成されたア
クチュエータでは、ピストンが側壁に近づくにつれて排
出口の開口面積が減少せしめられ抵抗が増大し、ピスト
ンが側壁に当接するときの速度がおそくなる。
【0005】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、可変排出口が端部側壁に近接したシリンダの
周壁に形成された断面円形の孔の上を、シリンダ側壁側
の端部の外周の縁に切り欠きが設けられたピストンが通
過することにより形成される可変排出口であって、孔の
直径をD、シリンダの側壁から孔のシリンダの側壁に最
も近いところまでの距離をB、ピストンの切り欠きのピ
ストンのシリンダ側壁側の端面から軸方向の深さをA、
としたときに、DがAよりも充分大きく、AはBよりも
僅かに大きくされているアクチュエータが提供される。
この様に構成されたアクチュエータでは、可変排出口が
軸方向側壁に近接したシリンダの周壁に形成された断面
円形の孔の上を、シリンダ側壁側の端部の外周の縁に切
り欠きが設けられたピストンが通過することにより形成
され、孔の直径をD、シリンダの側壁から孔のシリンダ
の側壁に最も近いところまでの距離をB、ピストンの切
り欠きのピストンの端面から軸方向の深さをA、とした
ときに、DがAよりも充分大きく、AはBよりも僅かに
大きくされている。
において、可変排出口が端部側壁に近接したシリンダの
周壁に形成された断面円形の孔の上を、シリンダ側壁側
の端部の外周の縁に切り欠きが設けられたピストンが通
過することにより形成される可変排出口であって、孔の
直径をD、シリンダの側壁から孔のシリンダの側壁に最
も近いところまでの距離をB、ピストンの切り欠きのピ
ストンのシリンダ側壁側の端面から軸方向の深さをA、
としたときに、DがAよりも充分大きく、AはBよりも
僅かに大きくされているアクチュエータが提供される。
この様に構成されたアクチュエータでは、可変排出口が
軸方向側壁に近接したシリンダの周壁に形成された断面
円形の孔の上を、シリンダ側壁側の端部の外周の縁に切
り欠きが設けられたピストンが通過することにより形成
され、孔の直径をD、シリンダの側壁から孔のシリンダ
の側壁に最も近いところまでの距離をB、ピストンの切
り欠きのピストンの端面から軸方向の深さをA、とした
ときに、DがAよりも充分大きく、AはBよりも僅かに
大きくされている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明が適用されたアク
チュエータを備えたツインクラッチ式変速機の全体の構
成を示す図である。エンジン(図示されない)の出力軸
10がトルクコンバータ2のフロントカバー21に連結
され、フロントカバー21は流体流を介して連結される
ポンプインペラ22とタービン23を介して、あるい
は、ロックアップクラッチ24を介してトルクコンバー
タ出力軸20に連結され、ツインクラッチ式自動変速機
1の入力軸30はトルクコンバータ2の出力軸20と一
体回転可能に連結されている。
実施の形態を説明する。図1は本発明が適用されたアク
チュエータを備えたツインクラッチ式変速機の全体の構
成を示す図である。エンジン(図示されない)の出力軸
10がトルクコンバータ2のフロントカバー21に連結
され、フロントカバー21は流体流を介して連結される
ポンプインペラ22とタービン23を介して、あるい
は、ロックアップクラッチ24を介してトルクコンバー
タ出力軸20に連結され、ツインクラッチ式自動変速機
1の入力軸30はトルクコンバータ2の出力軸20と一
体回転可能に連結されている。
【0007】入力軸30には、クラッチCを構成する第
1クラッチC1の第1クラッチ入力ディスクC1i 、第
2クラッチC2の第2クラッチ入力ディスクC2i が連
結されている。そして、第1クラッチC1の第1クラッ
チ出力ディスクC1o 、第2クラッチC2の第2クラッ
チ出力ディスクC2o に、それぞれ、第1クラッチ出力
軸40、第2クラッチ出力軸50が、入力軸30の外側
に同軸的に連結されている。そして、副軸60と出力軸
70がこれらの軸に平行に配設されている。また差動装
置FGの駆動出力軸80も入力軸30に平行に配置され
ている。
1クラッチC1の第1クラッチ入力ディスクC1i 、第
2クラッチC2の第2クラッチ入力ディスクC2i が連
結されている。そして、第1クラッチC1の第1クラッ
チ出力ディスクC1o 、第2クラッチC2の第2クラッ
チ出力ディスクC2o に、それぞれ、第1クラッチ出力
軸40、第2クラッチ出力軸50が、入力軸30の外側
に同軸的に連結されている。そして、副軸60と出力軸
70がこれらの軸に平行に配設されている。また差動装
置FGの駆動出力軸80も入力軸30に平行に配置され
ている。
【0008】第1クラッチ出力軸40には、トルコン2
の側から、第1速ドライブギヤI1、第3速ドライブギ
ヤI3 が固定的に結合されている。また、第2クラッチ
出力軸50には、トルコン2の側から、第4速ドライブ
ギヤI4 、副軸ドライブギヤIs 、第2速ドライブギヤ
I2 が固定的に結合されている。副軸60には、クラッ
チCの側からトルコン2の側に向かって、副軸ドリブン
ギヤOS 、後進同期装置DR、後進ドライブギヤIR が
配設されている。
の側から、第1速ドライブギヤI1、第3速ドライブギ
ヤI3 が固定的に結合されている。また、第2クラッチ
出力軸50には、トルコン2の側から、第4速ドライブ
ギヤI4 、副軸ドライブギヤIs 、第2速ドライブギヤ
I2 が固定的に結合されている。副軸60には、クラッ
チCの側からトルコン2の側に向かって、副軸ドリブン
ギヤOS 、後進同期装置DR、後進ドライブギヤIR が
配設されている。
【0009】出力軸70には、トルコン2の側からクラ
ッチCの側に向かって、ファイナルドライブギヤIF 、
第1速ドリブンギヤO1 、第1同期装置D1、第3速ド
リブンギヤO3 、第4速ドリブンギヤO4 、第2同期装
置D2、第2速ドリブンギヤO2 が配設されている。フ
ァイナルドライブギヤIF は出力軸70に固定されてい
て差動装置FGの入力ギヤとして作用し、差動装置FG
の駆動出力軸80の周りを回転するファイナルドリブン
ギヤOF に常時噛合している。
ッチCの側に向かって、ファイナルドライブギヤIF 、
第1速ドリブンギヤO1 、第1同期装置D1、第3速ド
リブンギヤO3 、第4速ドリブンギヤO4 、第2同期装
置D2、第2速ドリブンギヤO2 が配設されている。フ
ァイナルドライブギヤIF は出力軸70に固定されてい
て差動装置FGの入力ギヤとして作用し、差動装置FG
の駆動出力軸80の周りを回転するファイナルドリブン
ギヤOF に常時噛合している。
【0010】第1速ドリブンギヤO1 は第1速ドリブン
ギヤO1 と、第3速ドリブンギヤO 3 は第3速ドライブ
ギヤI3 と常時噛合し、第1同期装置D1により出力軸
70に選択的に結合される。第2速ドリブンギヤO2 は
第2速ドライブギヤI2 と、第4速ドリブンギヤO 4 は
第4速ドライブギヤI4 と常時噛合し、第2同期装置D
2により出力軸70に選択的に結合される。副軸ドリブ
ンギヤOS は副軸60に固定されていて副軸ドライブギ
ヤIS と常時噛合している。そして後進ドライブギヤI
R は第1速ドリブンギヤO1 に常時噛合し、後進同期装
置D3により副軸60と選択的に結合される。
ギヤO1 と、第3速ドリブンギヤO 3 は第3速ドライブ
ギヤI3 と常時噛合し、第1同期装置D1により出力軸
70に選択的に結合される。第2速ドリブンギヤO2 は
第2速ドライブギヤI2 と、第4速ドリブンギヤO 4 は
第4速ドライブギヤI4 と常時噛合し、第2同期装置D
2により出力軸70に選択的に結合される。副軸ドリブ
ンギヤOS は副軸60に固定されていて副軸ドライブギ
ヤIS と常時噛合している。そして後進ドライブギヤI
R は第1速ドリブンギヤO1 に常時噛合し、後進同期装
置D3により副軸60と選択的に結合される。
【0011】第1同期装置D1は出力軸70に固定的に
連結された第1ハブH1と、その外周端部上に軸方向摺
動自在に取り付けられた第1スリーブS1と、シンクロ
ナイザリングRから成り、第1スリーブS1を選択的に
移動して、第1速ドリブンギヤO1 に固定結合されてい
る第1速クラッチギヤG1 、または、第3速ドリブンギ
ヤO3 に固定結合されている第3速クラッチギヤG
3 に、シンクロナイザリングRを介して出力軸70に係
合させることによって第1速ドリブンギヤO1 または第
3速ドリブンギヤO3 を第1出力軸70に連結せしめ
る。
連結された第1ハブH1と、その外周端部上に軸方向摺
動自在に取り付けられた第1スリーブS1と、シンクロ
ナイザリングRから成り、第1スリーブS1を選択的に
移動して、第1速ドリブンギヤO1 に固定結合されてい
る第1速クラッチギヤG1 、または、第3速ドリブンギ
ヤO3 に固定結合されている第3速クラッチギヤG
3 に、シンクロナイザリングRを介して出力軸70に係
合させることによって第1速ドリブンギヤO1 または第
3速ドリブンギヤO3 を第1出力軸70に連結せしめ
る。
【0012】同様に、第2同期装置D2は出力軸70に
固定的に連結された第2ハブH2と、その外周端部上に
軸方向摺動自在に取り付けられた第2スリーブS2と、
シンクロナイザリングRとから成り、第2スリーブS2
を、選択的に移動して、第2速ドリブンギヤO2 に固定
結合されている第2速クラッチギヤG2 、または、第4
速ドリブンギヤO4 に固定結合されている第4速クラッ
チギヤG4 に係合させることによって第2速ドリブンギ
ヤO2 または第4速ドリブンギヤO4 を出力軸70に連
結せしめる。また、第3同期装置D3は副軸60に固定
的に連結された第3ハブH3と、その外周端部上に軸方
向摺動自在に取り付けられた第3スリーブS3と、シン
クロナイザリングRとから成り、第3スリーブS3を選
択的に移動して、後進ドライブギヤIR に固定結合され
ている後進クラッチギヤGR に係合させることによって
後進ドライブギヤIR を副軸60に連結せしめる。
固定的に連結された第2ハブH2と、その外周端部上に
軸方向摺動自在に取り付けられた第2スリーブS2と、
シンクロナイザリングRとから成り、第2スリーブS2
を、選択的に移動して、第2速ドリブンギヤO2 に固定
結合されている第2速クラッチギヤG2 、または、第4
速ドリブンギヤO4 に固定結合されている第4速クラッ
チギヤG4 に係合させることによって第2速ドリブンギ
ヤO2 または第4速ドリブンギヤO4 を出力軸70に連
結せしめる。また、第3同期装置D3は副軸60に固定
的に連結された第3ハブH3と、その外周端部上に軸方
向摺動自在に取り付けられた第3スリーブS3と、シン
クロナイザリングRとから成り、第3スリーブS3を選
択的に移動して、後進ドライブギヤIR に固定結合され
ている後進クラッチギヤGR に係合させることによって
後進ドライブギヤIR を副軸60に連結せしめる。
【0013】第1同期装置D1の第1スリーブS1、第
2同期装置D2の第2スリーブS2、第3同期装置D3
の第3スリーブS3は、それぞれ、第1シフトフォーク
Y1、第2シフトフォークY2、第3シフトフォークY
3を介して、第1アクチュエータACT1、第2アクチ
ュエータACT2、第3アクチュエータACT3により
移動せしめられ、本発明は、これらアクチュエータの内
部の構造に関するものである。
2同期装置D2の第2スリーブS2、第3同期装置D3
の第3スリーブS3は、それぞれ、第1シフトフォーク
Y1、第2シフトフォークY2、第3シフトフォークY
3を介して、第1アクチュエータACT1、第2アクチ
ュエータACT2、第3アクチュエータACT3により
移動せしめられ、本発明は、これらアクチュエータの内
部の構造に関するものである。
【0014】上記の様に構成されたツインクラッチ式変
速機では、同期装置を作動させて所望の速度段の歯車組
合せが完成せしめ、その歯車組合せに連なるクラッチを
係合して、入力軸の回転を、所望の速度段のギヤ比で変
速して出力軸に伝える。しかし、各速度段を得るための
クラッチおよび同期装置の組合せは本発明のポイントに
関係ないので省略する。
速機では、同期装置を作動させて所望の速度段の歯車組
合せが完成せしめ、その歯車組合せに連なるクラッチを
係合して、入力軸の回転を、所望の速度段のギヤ比で変
速して出力軸に伝える。しかし、各速度段を得るための
クラッチおよび同期装置の組合せは本発明のポイントに
関係ないので省略する。
【0015】図2は、図1における第1アクチュエータ
ACT1の内部の構造を示す断面図である。なお、第2
アクチュエータACT2、第3アクチュエータACT3
も同じ構造である。図2を参照すると、第1アクチュエ
ータACT1のシリンダ100の内部にピストン101
が配設されていて、ピストン101には作動棒102が
ボルト103により固定されていて、作動棒102には
ボルト104によりシフトフォークY1が固定されてい
る。105はスプリングであって、スプリング105の
図中左側の端部はスナップリング106で位置規制され
ているストッパ106に当接し、右側の端部はピストン
101に当接し、常時ピストン101を図中右方向に付
勢している。したがって、作動油が供給されない時、す
なわち、エンジンが停止している時に、ピストン101
は図中最右側に位置せしめられ、スリーブS1(図1参
照)を第1速ドリブンギヤO1 側に移動し、第1速度段
用のギヤの連結を完成するので、次回の発進に備えるこ
とができる。
ACT1の内部の構造を示す断面図である。なお、第2
アクチュエータACT2、第3アクチュエータACT3
も同じ構造である。図2を参照すると、第1アクチュエ
ータACT1のシリンダ100の内部にピストン101
が配設されていて、ピストン101には作動棒102が
ボルト103により固定されていて、作動棒102には
ボルト104によりシフトフォークY1が固定されてい
る。105はスプリングであって、スプリング105の
図中左側の端部はスナップリング106で位置規制され
ているストッパ106に当接し、右側の端部はピストン
101に当接し、常時ピストン101を図中右方向に付
勢している。したがって、作動油が供給されない時、す
なわち、エンジンが停止している時に、ピストン101
は図中最右側に位置せしめられ、スリーブS1(図1参
照)を第1速ドリブンギヤO1 側に移動し、第1速度段
用のギヤの連結を完成するので、次回の発進に備えるこ
とができる。
【0016】第1油孔108は第1ピストン油室111
に作動油を供給したり、あるいは、逆に第1ピストン油
室111から作動油を抜くために使用される。同様に、
第2油孔109は第2ピストン油室112に作動油を供
給したり、あるいは、逆に第2ピストン油室112から
作動油を抜くために使用される。上記作動油の給排の切
り換えは作動油給排切り換え弁120によりおこなう、
130はオイルポンプであり、140はドレインであ
る。図1では作動油給排切り換え弁120はオイルポン
プ130で圧送された作動油が第2ピストン油室112
に導入され、第1ピストン油室111にあった作動油が
ドレイン140に排出される様にされている。なお、1
10はピストン101の摺動面を潤滑する潤滑油を送る
ための油孔である。
に作動油を供給したり、あるいは、逆に第1ピストン油
室111から作動油を抜くために使用される。同様に、
第2油孔109は第2ピストン油室112に作動油を供
給したり、あるいは、逆に第2ピストン油室112から
作動油を抜くために使用される。上記作動油の給排の切
り換えは作動油給排切り換え弁120によりおこなう、
130はオイルポンプであり、140はドレインであ
る。図1では作動油給排切り換え弁120はオイルポン
プ130で圧送された作動油が第2ピストン油室112
に導入され、第1ピストン油室111にあった作動油が
ドレイン140に排出される様にされている。なお、1
10はピストン101の摺動面を潤滑する潤滑油を送る
ための油孔である。
【0017】そして、本発明の特徴として、ピストン1
01の右端の外側の縁に切り欠き113が形成されてい
る。切り欠き113の軸方向の深さAは、第2油孔10
9の径Dよりも充分小さくされているが、第2油孔10
9の右端部とシリンダ100の側壁面114の間の距離
Bより僅かに大きくされている。
01の右端の外側の縁に切り欠き113が形成されてい
る。切り欠き113の軸方向の深さAは、第2油孔10
9の径Dよりも充分小さくされているが、第2油孔10
9の右端部とシリンダ100の側壁面114の間の距離
Bより僅かに大きくされている。
【0018】さて、図2は第2ピストン油室112に作
動油が供給され、ピストン101が図中左端の位置、す
なわち、第3速度段用のギヤ連結を完成する位置にある
が、この状態から、作動油給排切り換え弁120を切り
換え、第1ピストン111に作動油を供給し、第2ピス
トン油室112の作動油を抜くと、ピストン101は図
中右側に移動せしめられ、図3に示すす状態を経て、図
4に示すようにシリンダ100の側壁面114に当接
し、第1速度段用のギヤ連結を完成する。
動油が供給され、ピストン101が図中左端の位置、す
なわち、第3速度段用のギヤ連結を完成する位置にある
が、この状態から、作動油給排切り換え弁120を切り
換え、第1ピストン111に作動油を供給し、第2ピス
トン油室112の作動油を抜くと、ピストン101は図
中右側に移動せしめられ、図3に示すす状態を経て、図
4に示すようにシリンダ100の側壁面114に当接
し、第1速度段用のギヤ連結を完成する。
【0019】図5はピストン101がシリンダ100の
側壁面114に接近して、ピストン101の切り欠き1
13の底部115が第2油穴109の左端に達してか
ら、ピストン101がシリンダ100の側壁面114に
当接するまでの変化を示したものである。断面で示して
いるのが第2油孔109の直径部の開口幅、一点鎖線で
示されているのが開口領域(面積)である。図6は開口
割合の変化をグラフで示したものであって、図6の横軸
の(A),(B),(C),(D),(E)は図5の
(A),(B),(C),(D),(E)の位置におけ
るピストンの端面位置を示している。
側壁面114に接近して、ピストン101の切り欠き1
13の底部115が第2油穴109の左端に達してか
ら、ピストン101がシリンダ100の側壁面114に
当接するまでの変化を示したものである。断面で示して
いるのが第2油孔109の直径部の開口幅、一点鎖線で
示されているのが開口領域(面積)である。図6は開口
割合の変化をグラフで示したものであって、図6の横軸
の(A),(B),(C),(D),(E)は図5の
(A),(B),(C),(D),(E)の位置におけ
るピストンの端面位置を示している。
【0020】この様に、本発明のアクチュエータでは、
ピストン101がシリンダ100の側壁面114に当接
する直前で、作動油を抜く第2油孔109の開口面積が
減少せしめられて排出抵抗が増大し、その結果、ピスト
ンの移動速度が低下し、ピストン101がシリンダ10
0の側壁面114に当接する時の打音が低下する。
ピストン101がシリンダ100の側壁面114に当接
する直前で、作動油を抜く第2油孔109の開口面積が
減少せしめられて排出抵抗が増大し、その結果、ピスト
ンの移動速度が低下し、ピストン101がシリンダ10
0の側壁面114に当接する時の打音が低下する。
【0021】一方、図7は従来技術における切り欠きの
例を示していて、図示されるように、切り欠きの軸方向
の深さAは、第2油孔109の直径Dと同じ程度の大き
さとされており、第2油孔109の右端部とシリンダ1
00の側壁面114の間の距離Bよりも大分大きい。そ
の結果、ピストン101がシリンダ100の側壁面11
4に接近していき当接するまでの第2油孔109の開口
部の変化は図8に示される通りであり、開口割合の変化
は図9に示される通りである。
例を示していて、図示されるように、切り欠きの軸方向
の深さAは、第2油孔109の直径Dと同じ程度の大き
さとされており、第2油孔109の右端部とシリンダ1
00の側壁面114の間の距離Bよりも大分大きい。そ
の結果、ピストン101がシリンダ100の側壁面11
4に接近していき当接するまでの第2油孔109の開口
部の変化は図8に示される通りであり、開口割合の変化
は図9に示される通りである。
【0022】したがって、ピストン101がシリンダ1
00の側壁面114に当接するまで、作動油を抜く第2
油孔109の開口面積は殆ど変わらず排出抵抗は増大し
ない、その結果、ピストンの移動速度は低下せしめられ
ることもなく、ピストン101はシリンダ100の側壁
面114に高い速度で当接して打音が大きい。
00の側壁面114に当接するまで、作動油を抜く第2
油孔109の開口面積は殆ど変わらず排出抵抗は増大し
ない、その結果、ピストンの移動速度は低下せしめられ
ることもなく、ピストン101はシリンダ100の側壁
面114に高い速度で当接して打音が大きい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、ピストンがシリンダの
側壁に当接するときの打音の低減を、シリンダの側壁に
当接する側のピストンの端部の外縁の切り欠きを適切に
形成することのみで達成することができ打音の低減を低
コストで実現できる。また、位置精度を犠牲にすること
もない。
側壁に当接するときの打音の低減を、シリンダの側壁に
当接する側のピストンの端部の外縁の切り欠きを適切に
形成することのみで達成することができ打音の低減を低
コストで実現できる。また、位置精度を犠牲にすること
もない。
【図1】本発明によるアクチュエータを備えたツインク
ラッチ式変速機の全体の構成を示す図である。
ラッチ式変速機の全体の構成を示す図である。
【図2】ある作動位置における本発明によるアクチュエ
ータの断面図である。
ータの断面図である。
【図3】図2と異なる作動位置における本発明によるア
クチュエータの断面図である。
クチュエータの断面図である。
【図4】図2、3と異なる作動位置における本発明によ
るアクチュエータの断面図である。
るアクチュエータの断面図である。
【図5】ピストンがシリンダの側壁に接近していくとき
の作動油を排出する孔の開口面積の変化を示す図であ
る。
の作動油を排出する孔の開口面積の変化を示す図であ
る。
【図6】図5の変化をグラフで表したものである。
【図7】従来技術のアクチュエータの構造の例を示す図
である。
である。
【図8】図7の従来技術において、ピストンがシリンダ
の側壁に接近していくときの作動油を排出する孔の開口
面積の変化を示す図である。
の側壁に接近していくときの作動油を排出する孔の開口
面積の変化を示す図である。
【図9】図8の変化をグラフで表したものである。
1…ツインクラッチ式変速機 ACT1…第1アクチュエータ 100…シリンダ 101…ピストン 102…作動棒 104…シフトフォーク 105…スプリング 108…第1油孔 109…第2油孔 110…潤滑油孔 113…切り欠き 114…シリンダ側壁 120…作動油給排切り換え弁
Claims (2)
- 【請求項1】 軸方向の端部に側壁を有するシリンダ
と、シリンダ内に摺動自在に配置されたピストンと、ピ
ストンに結合された作動棒とを具備し、ピストンにより
区画されたシリンダ内の2つの流体室の一方に作動流体
を供給し、他方から作動流体を排出してピストンをシリ
ンダの軸方向の端部側壁に当接するまで移動し、作動棒
に結合された被作動体を動かすアクチュエータであっ
て、 作動流体を排出する排出口がピストンがシリンダの端部
側壁に近づくにつれて開口面積が小さくなる可変排出口
とされていることを特徴とするアクチュエータ。 - 【請求項2】 可変排出口が端部側壁に近接したシリン
ダの周壁に形成された断面円形の孔の上を、シリンダ側
壁側の端部の外周の縁に切り欠きが設けられたピストン
が通過することにより形成される可変排出口であって、 孔の直径をD、シリンダの側壁から孔のシリンダの側壁
に最も近いところまでの距離をB、ピストンの切り欠き
のピストンのシリンダ側壁側の端面から軸方向の深さを
A、としたときに、 DがAよりも充分大きく、AはBよりも僅かに大きくさ
れていることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエ
ータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9213208A JPH1151180A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 流体圧アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9213208A JPH1151180A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 流体圧アクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1151180A true JPH1151180A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16635339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9213208A Pending JPH1151180A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 流体圧アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1151180A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007285512A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-11-01 | Aichi Mach Ind Co Ltd | 自動シフト式変速機 |
| JP2007292096A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Nissan Motor Co Ltd | シフトアクチュエータ |
| CN102913503A (zh) * | 2011-08-04 | 2013-02-06 | Smc株式会社 | 流体压力缸 |
| WO2023035703A1 (zh) * | 2021-09-07 | 2023-03-16 | 潍柴雷沃智慧农业科技股份有限公司 | 拖拉机同步器换挡油缸、换挡方法及拖拉机 |
-
1997
- 1997-08-07 JP JP9213208A patent/JPH1151180A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007285512A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-11-01 | Aichi Mach Ind Co Ltd | 自動シフト式変速機 |
| JP2007292096A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Nissan Motor Co Ltd | シフトアクチュエータ |
| CN102913503A (zh) * | 2011-08-04 | 2013-02-06 | Smc株式会社 | 流体压力缸 |
| JP2013036494A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-21 | Smc Corp | 流体圧シリンダ |
| WO2023035703A1 (zh) * | 2021-09-07 | 2023-03-16 | 潍柴雷沃智慧农业科技股份有限公司 | 拖拉机同步器换挡油缸、换挡方法及拖拉机 |
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