JPH11512175A - 液体または気体の揮発性成分または溶解成分の取出し及び定量のための装置及び方法 - Google Patents

液体または気体の揮発性成分または溶解成分の取出し及び定量のための装置及び方法

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JPH11512175A JP9509720A JP50972097A JPH11512175A JP H11512175 A JPH11512175 A JP H11512175A JP 9509720 A JP9509720 A JP 9509720A JP 50972097 A JP50972097 A JP 50972097A JP H11512175 A JPH11512175 A JP H11512175A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、液体または気体混合物中の溶解気体または揮発性成分を取出し及び定量して、その濃度を決定する装置及び方法に関する。この装置は、キャリヤ流体のために外面に透過チャンネルを備えた円筒形の主体と、透過チャンネル上に配設した透過隔膜と、キャリヤ流体供給及び戻りチャンネルと、センサとから成り、透過チャンネルは主体(5)の表面上の1個または2個以上のセクター(3)内に配設され、各セクター(30)は供給溝(2)と、戻り溝(4)と、供給溝(2)から戻り溝(4)に至る、平行な接続チャンネル(3)とを有し、各セクター(30)が供給溝(2)及び各別の供給チャンネル(9、9’;等)を介してキャリヤ流体入口(8)に接続されており、各セクター(30、30’)が戻り溝(4)及び1個または2個以上の戻りチャンネル(10、10’;等)を介してキャリヤ流体出口(12)へ接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】 液体または気体の揮発性成分または溶解成分の取出し 及び定量のための装置及び方法 技術分野 本発明は、液体または気体混合物中の溶解気体または揮発性成分を取出し(En tnahme)及び定量して、その濃度を決定する装置及び方法に関する。この装置は 、有機溶媒、揮発性炭化水素、CO2、O2及び同様な気体を定量するのに特に好 適であり、従って広範囲に適用することができる。これは、揮発性物質及び/ま たは溶解物質の濃度を定量するため、このような物質の連続的な取出しを保証す る。この連続的な取出しは、例えば製造プロセスの観察、操作及び制御、または 環境汚染の監視及び迅速な検出のような多くの適用分野にとって極めて重要であ る。 背景技術 主として円筒形のプローブが、液体からキャリヤガスへと溶解 このような円筒形本体を備えたプローブは、可変の充填レベルを有する密封容器 の中に装着され得る。プローブは、この物質交換(Stoffaustausch)のために管 状の円筒面または円筒端面を利用する。例えばドイツ特許第3,611,596A1号明細 書に記載されて he)を有するもので、従って低濃度を検出するのには好都合のものではない。例 えば、ドイツ特許第(OS)2,310,264号明細書、欧州特許第54,537A1号明細書ま たは欧州特許第174,417A1号明細書に記載されているような管状交換面を備えた プローブでは、キャリヤガスのチャンネルは、プローブフィンガー内にらせん形 れる。プローブの内部への横孔穴及びプローブ内のめくら穴は、富化されたキャ リヤガスをアナライザへ供給することを確実なものとしている。欧州特許第54,5 37A1号明細書または欧州特許第174,417A1号明細書に記載されているプローブの 欠点は、その複雑な構造デザイン及びこれに関連してプローブ内でのセンサの配 置の問題や単一の透過チャンネル中のキャリヤガスの移送路が長くなるという問 題といった諸問題が発生し易いことにある。後者の問題は、キャリヤガスの量が 比較的多くなることや、キャリヤガスのプローブ内滞留時間が比較的長くなるこ とに関連する。 らせん状とした外部配設隔膜ホースを用いた測定装置は、米国特許第5,317,93 2号明細書及び国際公開第93/16790A1号公報から公知である。 さらに、米国特許第4,240,912号明細書には、下の透過チャンネルが先端にら せん状に配設されている隔膜で覆われている測定装置が記載されている。 従来のプローブは、1つの濃度範囲について測定するように設計されている。 この他の濃度範囲を測定するためには、プローブ及びセンサの作動範囲を調節す るように再設計しなければならな が一定であり、設計により定められるからである。従来のプローブは、典型的に は可変濃度範囲用には用いられない。 キャリヤガス中の物質の濃度を調節する方法は、キャリヤガスバイパスを介し てセンサ内で濃度を測定する前に測定成分を希釈することからなる。これは、例 えばActa Chemica ScandinavicaB37(1983)No.8,pp.746-748記載のC.F.Mandenius ,O.Holst の「改良隔膜ガスセンサを用いるイースト生産時のエタノール監視法 」と題する論文に記載の従来技術から公知である。 従来のプローブについての1つの問題は、液体の温度に変化があったときの測 定値の誤表示である。この大きな温度依存は、隔膜を介する物質移動及びセンサ の特性曲線に関係している。例えば水中の1容積%エタノールの液体濃度におけ る、25℃から35℃への温度変化は、シリコン隔膜の物質移動において大略75%の 変化を引き起こす。第2の効果―センサの大きな温度依存―は、広く用いられて いる酸化第二スズ(SnO2)半導体ガスセンサの特性曲線の例である第2図に 示されている。このセンサの特性曲線は、温度の増加によって、より低い抵抗( より小さい測定範囲)へとシフトされる。もしこのセンサが欧州特許第54,537A1 号明細書または欧州特許第174,417A1号明細書に記載されているようなプローブ の内部に配置されている場合には、上述の2つの効果が重ね合わされることとな る。液体内の温度増加は、まず隔膜を介する物質移動の増加(キャリヤガス中の 濃度の増加)を引き起こす。センサの特性曲線はまた、プローブの温度が熱吸収 により増加される方へとシフトされる。この結果、物質移動及びセンサ上の時間 オフセット効果によって、液体内の温度変化と測定結果との間には複雑な動的関 係が存在することとなる。瞬間的な液体温度を測定結果の温度補償に外的にのみ 考慮に入れ、直接隔膜温度及びセンサ温度を考慮に入れないので、従来のプロー ブは、隔膜及びセンサ上の液体の温度変化の時間オフセット部分効果を考慮に入 れていない。この結果、従来のプローブは、定常状態の温度レベルにおいてのみ 使用することができるのである。液体中の温度の揺動があると、かなりの測定誤 差が同位相で発生する。ドイツ特許第3,611,596A1号明細書では、2個の温度セ ンサが、プローブ温度(ここではパーミスタ(Permistor))を調節し、加熱可 能な隔膜の温度を調節するのに用いられている。これは比較的コスト高であり、 複雑な構造であって、経済的ではない。 発明の開示 本発明の目的は、短いレスポンス時間で広い範囲に用いることができ、各種の 分野に適用でき、各種の濃度測定範囲で1個または2個以上の成分の検出に好適 な、液体または気体中の揮発性成分及び/または溶解成分を取出し、定量する装 置及び方法を創出することにある。 外面にキャリヤ媒体受入れ用の透過チャンネルを備えた円筒形の基体と、前記 透過チャンネルの上方に配設した透過隔膜と、キャリヤ媒体のための供給チャン ネル及び戻りチャンネルと、測定機器とから成る、液体または気体中の揮発性成 分または溶解成分を 定量する本発明による装置は、前記透過チャンネルが、前記基体5の表面上の1 個または2個以上のセグメント30、30’内に配設されており、ここで各セグ メント30、30’は、供給溝2、2’と、戻り溝4、4’と、前記供給溝2、 2’から前記戻り溝4、4’に至る、互いに平行な接続チャンネル3、3’とを 有し、各セグメント30、30’が前記供給溝2、2’及び各別の供給チャンネ ル9、9’を介してキャリヤ媒体入口8、8’に接続されており、各セグメント 30、30’が前記戻り溝4、4’及び1個または2個以上の戻りチャンネル1 0、10’を介してキャリヤ媒体出口12、12’に接続されていることを特徴 としている。 符号の繰り返し、例えば30、30’は、これらの装置の少なくとも1個が存 在するが、これら装置のいくつかが存在してもよいことを意味する。 好適には多数のセグメント30、30’が設けられている場合 を形成するように、スイッチ切替えされ得るようにする。 定量されるべき成分で富化したキャリヤ媒体を希釈するために、制御装置23 、24により調節され得るキャリヤ媒体バイパスと共に、温度等化チャンネル2 2が基体内に配設され得る。 本発明による装置は、透過隔膜11の直下に、センサ7からは空間的に分離さ れている第1の温度センサ15を包含する。この温度センサは透過隔膜の温度を 測定する。 定量されるべき成分の濃度の定量的測定のため、センサ7が戻 りチャンネル10、10’に接続して配設されている。 第2の温度センサ20が、センサ7の周囲の温度を検出するために設けられて いる。 加熱装置18が、センサ7の周囲の温度を調節するために設けられている。 この装置の好適な実施例は、接続溝3の断面積の和が、供給溝2または戻り溝 4の断面積に対応するという事実から成る。 本発明による測定及びサンプリング装置のデザインは、当業界の現状のものよ りも複雑でない。それ故、このサンプリング装置は、従来のプローブに比べて、 諸問題の影響をより受けにくく、コスト高ではない。比較できる隔膜面について のキャリヤ媒体の消費が減少するので経済性に優れ、プローブ内のキャリヤ媒体 の滞留時間が短いために動的レスポンス特性が改善され、しかも測定媒体内に温 度揺動がある条件下でも正確な測定値が得られる。 本発明による装置では、プローブ本体は、基体とフランジ付きの円筒部分とか ら成る。さらに基体は、キャリヤ媒体受入れ用に、 の供給溝と1個または2個以上の戻り溝とを備えた透過チャンネルを有する。 リヤ媒体を、櫛のように、供給溝の(von)一方の側または両側で分岐している 互いに平行な透過チャンネルへと分配し、この透過チャンネルがそれぞれの戻り 溝中に通じていることを意味する。 これは、櫛のように両側で分岐している透過チャンネルの所では、1個または2 個の溝であってよい。キャリヤ媒体の戻り輸送はそこから行なわれる。この透過 チャンネルは一方の側または両側から戻り溝中に通じ得る。 本明細書において、”透過チャンネル”及び”接続チャンネル”という用語は 、同意義のものとして用いられる。 本装置はまた、隔膜物質交換の数学的温度補償のための温度センサを備えてい る。このために多数個の温度センサが設けてある。透過チャンネル及び温度セン サは、選択的透過隔膜によって覆われている。透過チャンネルは、供給チャンネ ルを介してキャリヤ媒体を供給される。キャリヤ媒体は、透過チャンネルから戻 りチャンネルを介してキャリヤ媒体出口へと取出される。富化されたキャリヤ媒 体は、調節され得るキャリヤ媒体バイパスと共にプローブ本体内に設けられた温 度等化チャンネルを通って希釈される。測定成分で富化されたキャリヤ媒体は、 プローブ頭部に設置された熱的に安定化されたセンサを備えたセンサマウントへ 送られる。この熱的に安定化されたセンサは、濃度の定量的測定の目的で基体に 対して熱的に絶縁されている。 富化された物質の濃度が低い場合には、温度等化チャンネルと共にキャリヤ媒 体バイパスを省略するか、及び/または供給溝1個だけ、戻り溝1個だけを用い るのが便宜である。 好適には基体は、その脚端にねじ孔またはねじ付きピンを有するものとし、こ れにより、プラグを基体に取付けることができるようにする。このプラグは、連 結片に対して引き留められている。 これは、例えば連結片及びプラグを貫いて延びるピンによる。このピンは、基体 にねじ込んだりねじ戻したりしてプラグを取り付け、このようにして捻れから保 護している。容器内にプローブが取り付けられたとき液体が逃げるのを防止する ために、容器連結片にシール、例えばOリングを設けるか、あるいはプラグ及び 基体にシール、例えばOリングを設ける。 ることが好適である。この保護シースは、透過隔膜の上方及び必要により設けら れる保護隔膜の上方で開口している。保護シースは、例えば基体上のねじにより 、測定媒体の循環のために保護シースの下に充分な間隙が残るように距離を置い て装架される。このようにして、外側の保護シースと基体とプラグとの間には平 らな面が形成される。 本発明による透過チャンネルの山形で本質的に平行な配列は、キャリヤ媒体の 量を減じ、滞留時間を短くするが、同時に物質移 とは対照的に、キャリヤ媒体を山形に導くことは、キャリヤ媒体の流れをいくつ かの平行な透過チャンネルに分割することとなる。キャリヤ媒体の量及び滞留時 間は、透過チャンネルの数及び断面積を、比較しようとする隔膜面に応じて選定 することにより減少させることができ、これにより、全体として好都合な動的特 性が達成される。 本装置の好適な実施例では、隔膜の温度依存性とセンサの温度 依存性との重なりは、プローブの頭部端におけるセンサの配列により除外される 。ここでは、プローブから熱的に絶縁されており、その周囲温度は温度調節によ り安定化される。これに加えて、温度は、透過隔膜の直下の集積温度センサによ り測定される。この温度センサの透過隔膜直下の配設は、直接に隔膜上での測定 を可能としている。温度センサは、交換のために近づき易い場所にあり、透過隔 膜を単に取り外し、再び元に戻すだけでよい。隔膜物質交換の温度依存性は、例 えばコンピュータにより数学的に外部から補償するか、電子補償回路によりセン サに直接に補償することができる。隔膜物質交換の温度―時間特性を知ることは 、センサの影響が重なることによる干渉なしの動的(時間依存)補償を許容して いる。 センサが多数あると、温度センサも多数となろう。 液体温度が一定であると、透過隔膜上の温度センサ及び数学的温度補償及び/ または電子補償回路を省略することができる。 センサの周囲温度に加えて、キャリヤガスの温度もまたセンサの作動に影響を 及ぼす。入ってくるキャリヤガスの流れは、センサ表面よりも基本的に冷たく、 これを冷却することとなる。センサはキャリヤガス温度の僅かな変動を補償する ことができる。しかしながら、キャリヤガス温度がある一定のレベルを越えると 、作業温度へのキャリヤガス温度の等化が、センサの作動点におけるシフトを妨 げるために必要となる。 従って、キャリヤ媒体の作業温度を調節するために、プローブとセンサとの間 に温度等化ステージを設けることが好適である。 変化する液体温度の場合には、温度等化ステージに、キャリヤ媒体の作業温度の 調節のために、制御回路用の検出器として温度センサを設けてもよい。透過隔膜 上の温度センサはまた、このような検出器自体を用いることができよう。キャリ ヤ媒体が温度等化ステージで大きく冷却されるならば、温度等化ステージの出口 においてキャリヤ媒体を乾燥することにより差し迫った凝縮を妨げることができ る。 測定しようとする媒体の温度がキャリヤ媒体の作業温度の範囲内で一定である ならば、温度等化ステージを省略することができる。これら2個の温度間の差が 一定であるならば、制御回路及び温度センサを省略することができる。キャリヤ 媒体が温度等化ステージで冷却されないならば、乾燥ステージを省略することが できる。これは凝縮の危険がないからである。 本発明による装置では、有効な透過面が可変であり、それ故センサ特性曲線の 感度の良い部分で作業をすることが常に可能であ にプルーブのフィンガー上に配設されている事実により達成される。このように して、1個の透過セグメントは、プローブ本体上の円筒側面の一部であり、これ は、1個の供給溝と、1個の戻り溝と、これら2個の溝の間に亘る透過チャンネ ルとを包含し、キャリヤ媒体を供給溝から供給し、戻り溝から排出する。透過セ グメントは透過隔膜により覆われ、このようにして検出媒体から分離される。 透過セグメントには各別にキャリヤガスが供給される。これらの戻りチャンネ ルは、一緒になってプローブの内部に設けられたセンサへと通じる。透過セグメ ントは、必要に応じてキャリヤガスを介して外部からスイッチ切替えされ得、こ のようにして、これから行おうとする作業において漸増的に調節可能な透過面を 形成することができる。 希釈比を巧みに選定することにより、低い濃度範囲におけるセンサの高感度が 、より広い測定範囲に亘り利用できる。この希釈比でプローブの較正を行う。そ れ故、バイパスキャリヤガスは、測定成分で富化されたキャリヤガスと常に同じ 温度であるようにし、これにより、異なった温度で混合することによる濃度の変 化を避けなければならない。このため、バイパス媒体は、温度等化チャンネルに よりプローブの内部の温度と同じ温度に保たれる。 温度等化チャンネルは、様々の形に設計することができよう。キャリヤガスの 温度と液体(測定成分を有する)の温度との間の差が小さい場合には、2個のめ くら穴をプローブの内部まで延ばして1個の横穴に接続する。温度差が大きい場 合には、熱交換面 広い熱交換面は、山形配列にしても、または従来のらせん形配列にしても、プロ ーブの表面の直下に温度等化チャンネルを設けることを必要とする。前述のよう に、山形配列の温度等化チャンネルは、同じ熱交換面で、体積がより小さくなる ので好適である。いずれの場合にも、測定ガスの流量とバイパスガスの流量との 間に安定的な平衡関係がなければならない。両方のチャンネルは、 例えば貫通孔のねじを調節するというようなキャリヤ媒体流量の調節のための制 御手段を有していてもよい。このガス流量は必要であれば完全に中断することも できる。またバイパスガスと外からのキャリヤガスの流量とを異ならせて各別に 供給することは、可能な解決手段である。このようにして、本装置の測定範囲は 、混合比の調節により調節される。 特別な用例としては、選択的な管状の保護隔膜により透過隔膜を腐食性の媒体 から保護し、保護隔膜が透過隔膜に施された結果として既にしっかりと着座して いない限り、プラグを締めることによりその端面でこれをシールすることが好適 である。酢酸製造時のエタノール濃度の測定を、ここで例として述べることがで きる。 本装置は、キャリヤガスに揮発性成分を富化させ、ガスの流れを調製後、これ を外部のアナライザに送るのに用いることができる。例の中には、火炎イオン化 検出器、質量分光計及びガスクロマトグラフが包含される。本装置は、このよう にサンプリング用にも用いられる。この場合はセンサは装備されていない。透過 隔膜及びセンサを巧みに選択することにより、本装置はガス混合物中の成分濃度 を定量するのにも用いることができる。 広い適用範囲の中では、1個の装置内のいくつかの溶解成分及び/または揮発 性成分を同時に定量すること、例えば発酵技術における溶解O2濃度及び溶解C O2濃度の定量に好適である。これを実行するためには、バイパス付きまたはバ イパスなしの1個または2個以上のセグメントの共通戻りチャンネル内に、多数 のセンサを列状に配設する。これらのセンサは、プローブの頭部に直接にまたは 、外部に配設してもよい。これは、ある特別な適 リヤガスの種類及びキャリヤガスの流れが、同時に多数のアナライザについて最 適化されなければならないことは、ここでは欠点である。 個々のセグメントの戻りチャンネルが、各別にプルーブの本体の外に導かれて いると、透過面及びキャリヤガスの流れは、個々のアナライザについて個々に最 適化され得る。各セグメントについて異なった型式の隔膜を用いることも可能で ある。これらのセグメントは、異なったキャリヤ媒体について働くことになる。 センサは、またプローブの頭部にまたは外部に取付けられる。センサをプローブ の頭部に配設した場合には、中心にリセス(Aussparung)を有する環状または矩 形のベース領域を有するセンサマウントを用いるのが好適である。例えば、多数 のセンサを環状のセンサマウント上のリセスの回りに配列することができる。中 心のリセスは、透過セグメントへの供給チャンネルのために、空きのまま残され ている。この同じリセスは、透過セグメントからセンサに至る戻りチャンネルに も利用される。供給チャンネル及び戻りチャンネルは、たわみ性のプラスチック 材料により作られ、透過プローブの扱いを楽にすることができる。 多数のセンサを備えた装置のもう1つの好適な実施例は、個々のセグメントに 異なった透過隔膜を用いるものであり、ここで透過隔膜は個々の溶解成分及び/ または揮発性成分またはガスにつ いての物質移動のパラメータに関し異なっている。これは、測定されるべき成分 の選択的サンプリングを可能とし、センサ特性に対する適合化に有利である(オ ーバレイ効果を除いて測定可能な濃度を増す)。 本発明の目的はまた、下に透過チャンネルを備えた透過隔膜を外側に有する装 置に、気体または液体を接触させることにより、液体または気体中の揮発性成分 または溶解成分を定量する方法において、キャリヤ媒体1がキャリヤ媒体入口8 を介して、装置の基体5内の各別の供給ラインを通って1個または2個以上のセ グメント30に送られ、セグメント30内には、供給溝2、接続チャンネル3及 び戻り溝4が通っており、ここで接続チャンネル3は互いに平行で透過隔膜の下 方に配設されており、揮発性成分または溶解成分を含むキャリヤ媒体1が、戻り 溝4から基体5内に配設された戻りチャンネル10を介して、濃度の定量的検出 のために温度安定化センサに送られることを特徴とする方法にある。 キャリヤ媒体1が多数のセグメント30、30’に送られる場合には、キャリ ヤ媒体が、必要に応じて、各セグメントのための各別の供給チャンネル8、8’ 等を介して供給されることにより、透過面に供給される。 他の実施例は、キャリヤ媒体1が、各セグメントのための各別の供給チャンネ ル8、8’等を介して多数のセグメント30、30’等に送られ、各セグメント のための各別の戻りチャンネル10、10’等を介して導き出され、測定値が、 1個または2個以上のセンサ(7)において、または装置外の各別のアナライザ に おいて拾い上げられることから成る。 さらに他の実施例は、キャリヤ媒体(1)が、物質移動パラメータが異なる種 々の透過隔膜の下方にある多数のセグメントに送られるということから成る。 本装置を、添付図面を参照して実施例に基づき以下に詳述する。 図面の簡単な説明 第1図は、透過チャンネルを備えた本発明による装置の基体の表面を示す斜視 図である。 第2図は、従来技術によるSnO2センサの特性曲線の温度依存性を示すグラ フである。 第3図は、透過面の複数のセグメントを備えた本発明による装置の断面図であ る。 第4図は、透過面の1個のみのセグメントを備えた本発明による装置の断面図 である。 第5図は、多数のセグメントが多数のセンサに接続される本発明のフローチャ ートである。 発明を実施するための最良の形態 第1図は、プローブの本体の円筒面を平面的に展開して示す略図である。キャ リヤガス1は、供給溝2を通って多数の平行な透過チャンネル3に分流され、戻 り溝4を通ってアナライザへと送られる。供給溝2及び戻り溝4は、従来のプロ ーブのそれらと同様な断面積を有するものであるが、キャリヤガスを平行に導く こ 少させている。個々の透過チャンネル3の断面積の和が、例えば供給溝2または 戻り溝4の断面積に対応して、流れの速度を一定とすることを達成している。物 質移動のための有効透過面は同じである。その下のキャリヤガスの容量は遥かに 少ない。滞留時間は減少し、キャリヤガスの流れは任意に減少する。プローブ本 体は簡単な表面機械加工により仕上げることができ、所要交換面によって許容さ れるならば、より少ない寸法とすることができる。このプローブの単純なデザイ ンは、困難に巻き込まれるおそれを少なくすることになる。 表1は、2個の市販のらせん形プローブ(比較例1及び2)と本発明による2 個の山形プローブ(実施例1及び2)との比較を示すものである。プローブフィ ンガーの外形寸法は同じで、いずれも同じ正味の透過面を有する。山形プローブ と比較して、らせん形プローブは、供給溝と戻り溝を欠いている。これは、供給 チャンネルが直接に透過チャンネルに開いているか、戻りチャンネルが透過チャ ンネルから直接に分岐しているからである。らせん形型式のプローブは、全透過 面に拡がるたった1個の透過チャンネルを有する。山形プローブは、同じ長さの 多数の平行な透過チャンネルを有する。表1においては、摩擦のない理想的な流 れ条件であると仮定されている。山形型式のプローブでは、平行な透過チャンネ ルの断面積の和が供給溝の断面積に等しい。このようにして、例えばプローブ1 (実施例1)の100本の透過チャンネルのそれぞれが、チャンネル幅0.25 mm、チャンネル深さ0. 08mmで断面積0.01mm2を有する。 表1は、透過面が同じで、キャリヤガスの流れが同じであれば、透過チャンネ ルの山形配列は、この表に示されたプローブの寸法では、プローブのデザインに 依存して透過セグメント内のキャリヤガスの量を減少させ、滞留時間を5%ない し10%短縮させることが可能であることを示している。 キャリヤガスの量が少ないほど、同じ透過面の山形プローブ内での検出のため に成分の濃度のより急速な等化が生じ、これにより、透過面を減少させることを 可能とし、このようにしてプローブフィンガーの構造的な寸法を小さくすること ができる。これは、山形プローブの動的応答特性に有利である。従って、従来の プローブに比較して、たった1個のセグメントにのみ透過チャンネル g)を用いただけでも、著しい利益が達成され得る。 第3図は、行われる作業において漸増的に調節できる透過面を備えた装置の略 図である。この装置は、基本的には円筒形の基体5と、センサマウント6と、セ ンサ7とから成る。キャリヤガス1、1’はプローブの頭部に送られ、キャリヤ ガス入口8、8’、供給チャンネル9、9’及び供給溝2、2’を介して透過チ ャンネル3に達し、戻り溝4、4’及び戻りチャンネル10、10’に至る。キ ャリヤガス1、1’は、基体5の上に設けられた透過隔膜11を介して、液体中 に溶解した成分で富化される。この実施態様では、4個の隔膜セグメント30、 30’が用いられている。これらの隔膜セグメントには、個々にキャリヤ媒体入 口8、8’を介してキャリヤ媒体が供給される。セグメントは、それぞれ透過面 の25%を包含している。測定物質で富化されたキャリヤガスは、戻りチャンネル 10、10’内に収集されて、センサ7で定量的に検出され、キャリヤ媒体出口 12へと送られる。 この装置は、シール13及びフランジ14の上で結合ナットにより、容器やそ の他の機器部分に取り付けることができる。透過隔膜11を保護するために、同 様に透過性の環状の保護隔膜(図示していない)及び通路を備えた保護スリーブ (図示していない)を、必要に応じて透過隔膜11の上に取り付けることができ る。温度センサ15は、隔膜の直下に設けられている。温度センサの測定線がチ ャンネル16を通って外部に導かれている。隔膜温度の測定は、温度依存の物質 移動の外的な修正に用いられる。センサマウント6及びセンサ7は、加熱装置1 8の下でねじジョイント19により基体5にねじ止めされており、熱絶縁層17 により 基体5から分離されている。温度センサ20はセンサ周囲温度を検出して、加熱 装置18によるセンサ周囲温度の制御のための検出器としての役目を果たしてい る。加熱装置18は、センサ周囲温度がセットポイント温度以下であるとき、こ の温度を上昇させるように作用する。ねじジョイント19の円筒形部分は、セン サ周囲温度がセットポイント温度よりも高いときに、熱を放出するのに役立って いる。この場合、セットポイント温度は、プローブの周囲温度以上であって冷却 効果を奏し得なければならない。測定及び加熱線は、測定線出口21でプローブ の外へ導かれる。 基体5は、脚端においてねじ孔またはねじ付きピン(図示していない)を有す る。シール付きのプラグを必要に応じて設けて、プローブが引き抜き位置にある とき容器を充填することを可能とすることができる。 第4図は、キャリヤガスバイパスとセンサとを備えた装置を示し、ここにはた った1個の透過面セグメント30が設けられている。キャリヤガス入口8を介し てキャリヤガス1が、供給チャンネル9、供給溝2、平行な透過チャンネル3、 戻り溝4、戻りチャンネル10及び調節ねじ24を通って混合室25に送られる 。次いで、キャリヤガス1は、隔膜11を通って検出する物質で富化される。供 給チャンネル9中のキャリヤガス1の一部分は、バイパス内の温度等化チャンネ ル22及び調節ねじ23を通って混合室25へと流れる。このバイパスは、検出 する物質で富化されない。このようにして、混合室25からセンサへと流れるキ ャリヤガスは、全体として、検出する物質のより低い濃度を有するもの となり、センサ特性曲線の、より感度の良い範囲でのセンサの作動を可能とする 。 フローチャートの例として、第5図に、本発明によって、いかに複数のセグメ ントが複数のセンサに接続されるかを示す。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年7月14日 【補正内容】 プローブ内でのセンサの配置の問題や単一の透過チャンネル中のキャリヤガスの 移送路が長くなるという問題といった諸問題が発生し易いことにある。後者の問 題は、キャリヤガスの量が比較的多くなることや、キャリヤガスのプローブ内滞 留時間が比較的長くなることに関連する。 らせん状とした外部配設隔膜ホースを用いた測定装置は、米国特許第5,317,93 2号明細書及び国際公開第93/16790A1号公報から公知である。さらに、米国特許 第4,240,912号明細書には、下の透過チャンネルが先端にらせん状に配設されて いる隔膜で覆われている測定装置が記載されており、また米国特許第4,265,249 号明細書から、先端に平行な溝を備えた体液用のカテーテルが公知である。 従来のプローブは、1つの濃度範囲について測定するように設計されている。 この他の濃度範囲を測定するためには、プローブ及びセンサの作動範囲を調節す るように再設計しなければならな が一定であり、設計により定められるからである。従来のプローブは、典型的に は可変濃度範囲用には用いられない。 キャリヤガス中の物質の濃度を調節する方法は、キャリヤガスバイパスを介し てセンサ内で濃度を測定する前に測定成分を希釈することからなる。これは、例 えばActa Chemica ScandinavicaB37(1983)No.8,pp.746-748記載のC.F.Mandenius ,O.Holst の「改良隔膜ガスセンサを用いるイースト生産時のエタノール監視法 」と題する論文に記載の従来技術から公知である。 従来のプローブについての1つの問題は、液体の温度に変化があったときの測 定値の誤表示である。この大きな温度依存は、隔膜を介する物質移動及びセンサ の特性曲線に関係している。例えば水中の1容積%エタノールの液体濃度におけ る、25℃から35℃への温度変化は、シリコン隔膜の物質移動において大略75%の 変化を引き起こす。第2の効果―センサの大きな温度依存―は、広く用いられて いる酸化第二スズ(SnO2)半導体ガスセンサの特性曲線の例である第2図に 示されている。このセンサの特性曲線は、温度の増加によって、より低い抵抗( より小さい測定範囲)へとシフトされる。もしこのセンサが 請求の範囲 1. 外面にキャリヤ媒体(1)受入れ用の透過チャンネルを備えた円筒形の基 体(5)と、前記透過チャンネルの上方に配設した透過隔膜(11)と、キャリ ヤ媒体のための供給チャンネル及び戻りチャンネルと、例えば濃度測定機器のよ うな測定機器とから成る、液体または気体中の揮発性成分または溶解成分を定量 する装置において、前記透過チャンネルが、前記基体(5)の表面上の2個以上 のセグメント(30、30’)内に配設されており、ここで各セグメント(30 、30’)は、供給溝(2、2’)と、戻り溝(4、4’)と、前記供給溝(2 、2’)から前記戻り溝(4、4’)に至る、互いに平行な接続チャンネル(3 、3’)とを有し、各セグメント(30、30’)が前記供給溝(2、2’)及 び各別の供給チャンネル(9、9’)を介してキャリヤ媒体入口(8、8’)に 接続されており、各セグメント(30、30’)が前記戻り溝(4、4’)及び 1個または2個以上の戻りチャンネル(10、10’)を介してキャリヤ媒体出 口(12、12’)に接続されていることを特徴とする装置。 2. 請求項1記載の装置において、前記セグメント(30、30’)が漸増的 に調節可能な透過面を形成するように、スイッチ切替えされ得るようにした装置 。 3. 請求項1記載の装置において、定量されるべき成分で富化したキャリヤ媒 体(1)を希釈するために、制御装置(23、24)により調節され得るキャリ ヤ媒体バイパスと共に、温度等化 チャンネル(22)が前記基体(5)内に配設された装置。 4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の装置において、第1の温度センサ( 15)が、前記透過隔膜(11)の直下に配設されているが、1個または2個以 上のセンサ(7)のような濃度測定機器からは空間的に分離されているようにし た装置。 5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の装置において、定量されるべき成分 のための濃度測定機器のセンサ(7)が戻りチャンネル(10、10’)に接続 して配設された装置。 6. 請求項4または5記載の装置において、第2の温度センサ(20)を前記 センサ(7)の周囲の温度を検出するために設けた装置。 7. 請求項6記載の装置において、加熱装置(18)を前記センサ(7)の周 囲の温度を調節するために設けた装置。 8. 請求項1記載の装置において、前記接続溝(3)の断面積の和が、前記供 給溝(2)または前記戻り溝(4)の断面積に対応することを特徴とする装置。 9. 下に透過チャンネルを備えた透過隔膜(11)を外側に有する装置に、気 体または液体を接触させることにより、液体または気体中の揮発性成分または溶 解成分を定量する方法において、キャリヤ媒体(1)がキャリヤ媒体入口(8、 8’)を介して、装置の円筒形の基体(5)内の各別の供給ラインを通って2個 以上のセグメント(30、30’)に送られ、前記セグメント(30、30’) 内には、供給溝(2、2’)、接続チャンネル(3、3’)及び戻り溝(4、4 ’)が通っており、ここで接続チャン ネル(3、3’)は互いに平行で前記透過隔膜の下方に配設されており、揮発性 成分または溶解成分を含む前記キャリヤ媒体(1)が、前記戻り溝(4、4’) から前記基体(5)内に配設された戻りチャンネル(10、10’)を介して、 濃度の定量的検出のために温度安定化センサに送られることを特徴とする方法。 10. 請求項9記載の方法において、キャリヤ媒体(1)が多数のセグメント( 30、30’)に送られ、前記キャリヤ媒体が、必要に応じて各セグメントのた めの各別の供給チャンネル(8、8’)を介して透過面に供給される方法。 11. 請求項10記載の方法において、キャリヤ媒体(1)が、各セグメントた めの各別の供給チャンネル(8、8’)を介して多数のセグメント(30、30 ’)に送られ、各セグメントのための各別の戻りチャンネル(10、10’)を 介して導き出され、結果として得られる測定値が、1個または2個以上のセンサ (7)において、または装置外の各別のアナライザにおいて拾い上げられるよう にする方法。 12. 請求項9記載の方法において、キャリヤ媒体(1)が前記透過隔膜に接触 する前に、キャリヤ媒体(1)の一部分が、バイパスにより供給チャンネル(9 )から取り去られ、温度を、前記透過隔膜に接触した後のキャリヤ媒体の温度に 対応する温度に、温度等化チャンネルを介して等化し、次いで、これを混合空間 に送り、ここで、検出物質で富化されたキャリヤ媒体を、検出物質のないキャリ ヤ媒体と混合して、さらにこの混合物をセンサ(7)に送るようにする方法。 13. 請求項9記載の方法において、キャリヤ媒体(1)が、異なった物質移動 パラメータを有する異なった透過隔膜の下方にある多数のセグメントに送られる ようにする方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),UA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AU,BR ,CA,CZ,EE,HU,IL,JP,KR,LT, LV,NO,NZ,PL,SG,SI,SK,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 外面にキャリヤ媒体受入れ用の透過チャンネルを備えた円筒形の基体と、 前記透過チャンネルの上方に配設した透過隔膜と、キャリヤ媒体のための供給チ ャンネル及び戻りチャンネルと、測定機器とから成る、液体または気体中の揮発 性成分または溶解成分を定量する装置において、前記透過チャンネルが、前記基 体(5)の表面上の1個または2個以上のセグメント(30、30’)内に配設 されており、ここで各セグメント(30、30’)は、供給溝(2、2’)と、 戻り溝(4、4’)と、前記供給溝(2、2’)から前記戻り溝(4、4’)に 至る、互いに平行な接続チャンネル(3、3’)とを有し、各セグメント(30 、30’)が前記供給溝(2、2’)及び各別の供給チャンネル(9、9’)を 介してキャリヤ媒体入口(8、8’)に接続されており、各セグメント(30、 30’)が前記戻り溝(4、4’)及び1個または2個以上の戻りチャンネル( 10、10’)を介してキャリヤ媒体出口(12、12’)に接続されているこ とを特徴とする装置。 2. 請求項1記載の装置において、多数のセグメント(30、30’)が存在 し、これらが漸増的に調節可能な透過面を形成するように、スイッチ切替えされ 得るようにした装置。 3. 請求項1記載の装置において、定量されるべき成分で富化したキャリヤ媒 体(1)を希釈するために、制御装置(23、24)により調節され得るキャリ ヤ媒体バイパスと共に、温度等化 チャンネル(22)が前記基体(5)内に配設された装置。 4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の装置において、第1の温度センサ( 15)が、前記透過隔膜(11)の直下に配設されているが、1個または2個以 上のセンサ(7)のような濃度測定機器からは空間的に分離されているようにし た装置。 5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の装置において、定量されるべき成分 の濃度の定量的検出のため、センサ(7)が戻りチャンネル(10、10’)に 接続して配設された装置。 6. 請求項5記載の装置において、第2の温度センサ(20)を前記センサ( 7)の周囲の温度を検出するために設けた装置。 7. 請求項6記載の装置において、加熱装置(18)を前記センサ(7)の周 囲の温度を調節するために設けた装置。 8. 請求項1記載の装置において、前記接続溝(3)の断面積の和が、前記供 給溝(2)または前記戻り溝(4)の断面積に対応することを特徴とする装置。 9. 下に透過チャンネルを備えた透過隔膜を外側に有する装置に、気体または 液体を接触させることにより、液体または気体中の揮発性成分または溶解成分を 定量する方法において、キャリヤ媒体(1)がキャリヤ媒体入口(8、8’)を 介して、装置の基体(5)内の各別の供給ラインを通って1個または2個以上の セグメント(30、30’)に送られ、前記セグメント(30、30’)内には 、供給溝(2、2’)、接続チャンネル(3、3’)及び戻り溝(4、4’)が 通っており、ここで接続チャンネル(3、3’)は互いに平行で前記透過隔膜の 下方に配設されてお り、揮発性成分または溶解成分を含む前記キャリヤ媒体(1)が、前記戻り溝( 4、4’)から前記基体(5)内に配設された戻りチャンネル(10、10’) を介して、濃度の定量的検出のために温度安定化センサに送られることを特徴と する方法。 10. 請求項9記載の方法において、キャリヤ媒体(1)が多数のセグメント( 30、30’)に送られ、前記キャリヤ媒体が、必要に応じて各セグメントのた めの各別の供給チャンネル(8、8’)を介して透過面に供給される方法。 11. 請求項10記載の方法において、キャリヤ媒体(1)が、各セグメントた めの各別の供給チャンネル(8、8’)を介して多数のセグメント(30、30 ’)に送られ、各セグメントのための各別の戻りチャンネル(10、10’)を 介して導き出され、結果として得られる測定値が、1個または2個以上のセンサ (7)において、または装置外の各別のアナライザにおいて拾い上げられるよう にする方法。 12. 請求項9記載の方法において、キャリヤ媒体(1)が前記透過隔膜に接触 する前に、キャリヤ媒体(1)の一部分が、バイパスにより供給チャンネル(9 )から取り去られ、温度を、前記透過隔膜に接触した後のキャリヤ媒体の温度に 対応する温度に、温度等化チャンネルを介して等化し、次いで、これを混合空間 に送り、ここで、検出物質で富化されたキャリヤ媒体を、検出物質のないキャリ ヤ媒体と混合して、さらにこの混合物をセンサ(7)に送るようにする方法。 13. 請求項9記載の方法において、キャリヤ媒体(1)が、 異なった物質移動パラメータを有する異なった透過隔膜の下方にある多数のセグ メントに送られるようにする方法。
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