JPH1151221A - 逆止弁装置 - Google Patents
逆止弁装置Info
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- JPH1151221A JPH1151221A JP21199097A JP21199097A JPH1151221A JP H1151221 A JPH1151221 A JP H1151221A JP 21199097 A JP21199097 A JP 21199097A JP 21199097 A JP21199097 A JP 21199097A JP H1151221 A JPH1151221 A JP H1151221A
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- Japan
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- chamber
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Abstract
(57)【要約】
【課題】中間室4内の水を排出する放圧弁機構22を有
する二重形の逆止弁装置において、一次側の逆止弁機構
10および二次側の逆止弁機構11の両方の漏洩をそれ
ぞれ確実かつ容易に試験する。 【解決手段】一次室2内の水を排出する第1試験弁50
と、二次室3と中間室4とを連通させる第2試験弁40
と、放圧弁機構22を閉弁状態に維持する閉弁維持機構
32を設ける。放圧弁機構を閉弁状態に維持するととも
に第2試験弁を開弁して二次室側の圧を中間室4に導入
し、第1試験弁50を開弁して一次側の逆止弁機構10
の漏洩を検査する。また放圧弁機構22を開弁して二次
側の逆止弁機構11の漏洩を検査する。
する二重形の逆止弁装置において、一次側の逆止弁機構
10および二次側の逆止弁機構11の両方の漏洩をそれ
ぞれ確実かつ容易に試験する。 【解決手段】一次室2内の水を排出する第1試験弁50
と、二次室3と中間室4とを連通させる第2試験弁40
と、放圧弁機構22を閉弁状態に維持する閉弁維持機構
32を設ける。放圧弁機構を閉弁状態に維持するととも
に第2試験弁を開弁して二次室側の圧を中間室4に導入
し、第1試験弁50を開弁して一次側の逆止弁機構10
の漏洩を検査する。また放圧弁機構22を開弁して二次
側の逆止弁機構11の漏洩を検査する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一次側の逆止弁機
構と二次側の逆止弁機構との間の中間室内の水を排出す
る放圧弁機構を備えた二重の逆止弁装置において、これ
らの逆止弁機構の漏洩を確実かつ容易に試験することが
できる逆止弁装置に関する。
構と二次側の逆止弁機構との間の中間室内の水を排出す
る放圧弁機構を備えた二重の逆止弁装置において、これ
らの逆止弁機構の漏洩を確実かつ容易に試験することが
できる逆止弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、水道配管には適宜の箇所に逆止
弁装置が設けられており、断水等の際に配管の高低差等
によるサイホン現象が生じた場合でも、この配管内を水
が逆流するのを防止するように構成されている。
弁装置が設けられており、断水等の際に配管の高低差等
によるサイホン現象が生じた場合でも、この配管内を水
が逆流するのを防止するように構成されている。
【0003】ところで、従来は高層建築の水道設備には
貯水槽が設けられ、水道配管から給水された水はこの貯
水槽に貯水され、この貯水槽から末端の水栓まで給水さ
れるように構成されている。しかし、このような貯水槽
は、その内部に貯水されている水道水の水質の管理が面
倒であり、衛生の面からは水道本管と末端の水栓とを配
管により直接接続したいわゆる直結式の水道配管設備が
好ましい。
貯水槽が設けられ、水道配管から給水された水はこの貯
水槽に貯水され、この貯水槽から末端の水栓まで給水さ
れるように構成されている。しかし、このような貯水槽
は、その内部に貯水されている水道水の水質の管理が面
倒であり、衛生の面からは水道本管と末端の水栓とを配
管により直接接続したいわゆる直結式の水道配管設備が
好ましい。
【0004】このような直結式の水道配管は、上記のよ
うにサイホン現象が生じた場合に、末端の水栓から水道
本管まで水が逆流し、水道本管内の汚染の可能性が考え
られる。このような可能性を排除するには、上記の逆止
弁装置の信頼性をより高める必要がある。
うにサイホン現象が生じた場合に、末端の水栓から水道
本管まで水が逆流し、水道本管内の汚染の可能性が考え
られる。このような可能性を排除するには、上記の逆止
弁装置の信頼性をより高める必要がある。
【0005】このように信頼性を高くした逆止弁装置と
して、ダブルチャッキと称される二重形の逆止弁装置が
ある。このものは、1個の弁箱内に2個または複数個の
逆止弁機構を直列に配置し、一個の逆止弁機構のパッキ
ン等に漏洩が生じたとしても逆流が生じないように構成
されており、その信頼性を高めてある。
して、ダブルチャッキと称される二重形の逆止弁装置が
ある。このものは、1個の弁箱内に2個または複数個の
逆止弁機構を直列に配置し、一個の逆止弁機構のパッキ
ン等に漏洩が生じたとしても逆流が生じないように構成
されており、その信頼性を高めてある。
【0006】しかしながら、このような二重形の逆止弁
装置においても、2つの逆止弁機構に同時に漏洩が生じ
た場合には逆流を生じる可能性がある。このような可能
性を排除するために、上記の2つの逆止弁機構の間に形
成される中間室に放圧弁機構を設けたものがある。
装置においても、2つの逆止弁機構に同時に漏洩が生じ
た場合には逆流を生じる可能性がある。このような可能
性を排除するために、上記の2つの逆止弁機構の間に形
成される中間室に放圧弁機構を設けたものがある。
【0007】この放圧弁機構は、通常の使用時には閉弁
しており、万一水圧が低下し、一次室内の水圧が上記の
中間室内の水圧より低下した場合に開弁し、この中間室
内を外部に開放し、この中間室内の水を排水してこの中
間室内を空にするように構成されている。
しており、万一水圧が低下し、一次室内の水圧が上記の
中間室内の水圧より低下した場合に開弁し、この中間室
内を外部に開放し、この中間室内の水を排水してこの中
間室内を空にするように構成されている。
【0008】このようなものは、水圧が低下した場合
に、上記のように中間室が自動的に外気に開放されて内
部の水が排水されるので、仮に二次側の逆止弁機構が漏
洩しても、この中間室に漏洩した水は外部に排水される
ので、逆流を生じる可能性がない。また、仮に一次側の
逆止弁機構に漏洩が生じても、この中間室内は空の状態
であるから、水の逆流を生じることがない。したがっ
て、このような逆止弁装置は、たとえ一次側の逆止弁機
構と二次側の逆止弁機構の両方に漏洩が発生しても逆流
を生じることがなく、逆流を完全に防止することができ
る。
に、上記のように中間室が自動的に外気に開放されて内
部の水が排水されるので、仮に二次側の逆止弁機構が漏
洩しても、この中間室に漏洩した水は外部に排水される
ので、逆流を生じる可能性がない。また、仮に一次側の
逆止弁機構に漏洩が生じても、この中間室内は空の状態
であるから、水の逆流を生じることがない。したがっ
て、このような逆止弁装置は、たとえ一次側の逆止弁機
構と二次側の逆止弁機構の両方に漏洩が発生しても逆流
を生じることがなく、逆流を完全に防止することができ
る。
【0009】しかしながら、このような逆止弁装置にお
いても、法令その他で内部の漏洩を定期的に試験するこ
とが義務付けられている。このような漏洩試験を行うに
は、上流側の開閉弁を閉弁する等の操作により、一次側
の水圧を低下させる。このように一次側の水圧を低下さ
せるとこの放圧弁機構が自動的に開弁して中間室が空に
なる。したがって、この中間室から連続して水が排水さ
れるか否かを観察することにより、二次側の逆止弁機構
に漏洩が発生しているか否かを検査することができる。
いても、法令その他で内部の漏洩を定期的に試験するこ
とが義務付けられている。このような漏洩試験を行うに
は、上流側の開閉弁を閉弁する等の操作により、一次側
の水圧を低下させる。このように一次側の水圧を低下さ
せるとこの放圧弁機構が自動的に開弁して中間室が空に
なる。したがって、この中間室から連続して水が排水さ
れるか否かを観察することにより、二次側の逆止弁機構
に漏洩が発生しているか否かを検査することができる。
【0010】一方、一次側の逆止弁機構の漏洩を検査す
るためには、一次室に設けられたドレン弁を開弁する
か、または一次側の配管を外し、一次室から水が排水さ
れ続けるか否かを観察して検査する。しかし、このよう
な放圧弁機構付きの逆止弁装置では、上記のように中間
室が自動的に空の状態となってしまうため、この一次側
の逆止弁機構に漏洩があるか否かにかかわらず、この一
次室からは水が排水されなくなり、この一次側の逆止弁
機構の漏洩検査ができなくなる。
るためには、一次室に設けられたドレン弁を開弁する
か、または一次側の配管を外し、一次室から水が排水さ
れ続けるか否かを観察して検査する。しかし、このよう
な放圧弁機構付きの逆止弁装置では、上記のように中間
室が自動的に空の状態となってしまうため、この一次側
の逆止弁機構に漏洩があるか否かにかかわらず、この一
次室からは水が排水されなくなり、この一次側の逆止弁
機構の漏洩検査ができなくなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の事情に
基づいてなされたもので、放圧弁機構を備えた二重形の
逆止弁装置において、その逆止弁機構、特に一次側の逆
止弁機構の漏洩を確実かつ容易に検査することができる
逆止弁装置を提供するものである。
基づいてなされたもので、放圧弁機構を備えた二重形の
逆止弁装置において、その逆止弁機構、特に一次側の逆
止弁機構の漏洩を確実かつ容易に検査することができる
逆止弁装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、弁箱と、この弁箱内に形成された流入側の一次室
と流出側の二次室と、これらの一次室と二次室との間に
形成された中間室と、上記の一次室と上記の中間室との
間およびこの中間室と二次室との間を連通するとともに
これらの間の逆流を防止する第1および第2の逆止弁機
構とを備え、上記の中間室の底部と大気とを連通する放
圧口を形成し、上記の一次室内の圧力が上記の中間室内
の圧力以下になった場合にこの放圧口を開放する放圧弁
機構を備えた二重形の逆止弁装置であって、上記の一次
室内と外部とを連通させる第1試験弁を設け、また上記
の二次室と中間室とを連通する第2試験弁を設けるとと
もに上記の放圧弁機構を強制的に閉弁状態に維持する閉
弁維持機構とを設けたものである。
明は、弁箱と、この弁箱内に形成された流入側の一次室
と流出側の二次室と、これらの一次室と二次室との間に
形成された中間室と、上記の一次室と上記の中間室との
間およびこの中間室と二次室との間を連通するとともに
これらの間の逆流を防止する第1および第2の逆止弁機
構とを備え、上記の中間室の底部と大気とを連通する放
圧口を形成し、上記の一次室内の圧力が上記の中間室内
の圧力以下になった場合にこの放圧口を開放する放圧弁
機構を備えた二重形の逆止弁装置であって、上記の一次
室内と外部とを連通させる第1試験弁を設け、また上記
の二次室と中間室とを連通する第2試験弁を設けるとと
もに上記の放圧弁機構を強制的に閉弁状態に維持する閉
弁維持機構とを設けたものである。
【0013】したがって、内部の漏洩の試験を行うため
に一次側の水圧を低下させると、放圧弁が自動的に開弁
して中間室内の水が排水されるので、この中間室から連
続して水が排水され続けるか否かを観察することによ
り、二次側の逆止弁機構の漏洩を検査することができ
る。また、一次側の逆止弁機構の漏洩を検査するには、
上記の閉弁維持機構により放圧弁機構を強制的に閉弁状
態に維持し、また上記の第2試験弁を開弁して二次室と
中間室とを連通させる。これにより、この中間室内は水
が充満した状態に維持されるとともに、二次室側の圧が
作用する。そして、この状態で第1試験弁を開弁し、一
次室内から水が排出を続けるか否かを観察することによ
り、この一次側の逆止弁機構の漏洩を検査することがで
きる。
に一次側の水圧を低下させると、放圧弁が自動的に開弁
して中間室内の水が排水されるので、この中間室から連
続して水が排水され続けるか否かを観察することによ
り、二次側の逆止弁機構の漏洩を検査することができ
る。また、一次側の逆止弁機構の漏洩を検査するには、
上記の閉弁維持機構により放圧弁機構を強制的に閉弁状
態に維持し、また上記の第2試験弁を開弁して二次室と
中間室とを連通させる。これにより、この中間室内は水
が充満した状態に維持されるとともに、二次室側の圧が
作用する。そして、この状態で第1試験弁を開弁し、一
次室内から水が排出を続けるか否かを観察することによ
り、この一次側の逆止弁機構の漏洩を検査することがで
きる。
【0014】このような漏洩試験は、第1試験弁、第2
試験弁および閉弁維持機構等を外部から操作するだけで
よく、熟練を要することなく容易かつ確実におこなうこ
とができ、また試験を能率的におこなうことができる。
試験弁および閉弁維持機構等を外部から操作するだけで
よく、熟練を要することなく容易かつ確実におこなうこ
とができ、また試験を能率的におこなうことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
形態を説明する。この実施形態のものは、水道用の逆止
弁装置であるが、その他の用途の逆止弁装置としても適
用可能であることはもちろんである。
形態を説明する。この実施形態のものは、水道用の逆止
弁装置であるが、その他の用途の逆止弁装置としても適
用可能であることはもちろんである。
【0016】まず、この放圧弁機構付きの二重の逆止弁
装置の基本的な構成および作動を説明する。図中の1は
この逆止弁装置の弁箱である。そして、この弁箱1内に
は、流入側の一次室2、流出側の二次室3が形成され、
上記の一次室2には流入口5が形成され、また上記の二
次室3には流出口6が形成されている。これらの流入口
5および流出口6には水道の配管(図示せず)が接続さ
れる。
装置の基本的な構成および作動を説明する。図中の1は
この逆止弁装置の弁箱である。そして、この弁箱1内に
は、流入側の一次室2、流出側の二次室3が形成され、
上記の一次室2には流入口5が形成され、また上記の二
次室3には流出口6が形成されている。これらの流入口
5および流出口6には水道の配管(図示せず)が接続さ
れる。
【0017】また、上記の一次室2と二次室3との間に
は、中間室4が形成されている。そして、上記の一次室
2とこの中間室4とは弁口7を介して連通されており、
またこの中間室4と上記の二次室3とは弁口8を介して
連通している。
は、中間室4が形成されている。そして、上記の一次室
2とこの中間室4とは弁口7を介して連通されており、
またこの中間室4と上記の二次室3とは弁口8を介して
連通している。
【0018】そして、上記の一次室2と中間室4とを連
通する弁口7には、これを開閉する第1の逆止弁機構1
0が設けられ、また上記の中間室4と二次室3とを連通
する弁口8にはこれを開閉する第2の逆止弁機構11が
設けられている。これらの逆止弁機構10、11はユニ
ット化された構造をなし、それぞれ蓋体12,13によ
ってこの弁箱1内に固定されている。そして、これらの
逆止弁機構10,11は図示するように直列に配列さ
れ、一次室2側から二次室3側への流れのみを許容し、
逆方向の流れを阻止するように構成されている。また、
これらの逆止弁機構10,11は、その中心軸線がこの
弁箱1の中心軸線、すなわち上記の流入口5と流出口6
との中心を結ぶ軸線に対して傾斜して配置されており、
この逆止弁装置の全体の寸法を小形化し、またこの弁箱
1内に形成される流路の形状を単純化し、流動抵抗を軽
減するように構成されている。
通する弁口7には、これを開閉する第1の逆止弁機構1
0が設けられ、また上記の中間室4と二次室3とを連通
する弁口8にはこれを開閉する第2の逆止弁機構11が
設けられている。これらの逆止弁機構10、11はユニ
ット化された構造をなし、それぞれ蓋体12,13によ
ってこの弁箱1内に固定されている。そして、これらの
逆止弁機構10,11は図示するように直列に配列さ
れ、一次室2側から二次室3側への流れのみを許容し、
逆方向の流れを阻止するように構成されている。また、
これらの逆止弁機構10,11は、その中心軸線がこの
弁箱1の中心軸線、すなわち上記の流入口5と流出口6
との中心を結ぶ軸線に対して傾斜して配置されており、
この逆止弁装置の全体の寸法を小形化し、またこの弁箱
1内に形成される流路の形状を単純化し、流動抵抗を軽
減するように構成されている。
【0019】上記の第1および第2の逆止弁機構10,
11は、上述のように一体的なユニット化されたもの
で、互いに同一の構造のものである。これらの逆止弁機
構10,11は、たとえば合成樹脂製の略円筒状の本体
部12を備え、この本体部12内には逆止弁体13が摺
動自在に設けられており、これらの逆止弁体13が着座
することにより、上記の二次室3側から一次室2側への
逆流を防止するように構成されている。また、これらの
本体部12には案内部14が一体的に形成され、上記の
逆止弁体13の弁軸15はこれらの案内部14に摺動自
在に案内されている。また、この弁軸15の周囲には圧
縮コイルばね16が設けられ、これらの逆止弁体13を
閉弁方向に付勢している。
11は、上述のように一体的なユニット化されたもの
で、互いに同一の構造のものである。これらの逆止弁機
構10,11は、たとえば合成樹脂製の略円筒状の本体
部12を備え、この本体部12内には逆止弁体13が摺
動自在に設けられており、これらの逆止弁体13が着座
することにより、上記の二次室3側から一次室2側への
逆流を防止するように構成されている。また、これらの
本体部12には案内部14が一体的に形成され、上記の
逆止弁体13の弁軸15はこれらの案内部14に摺動自
在に案内されている。また、この弁軸15の周囲には圧
縮コイルばね16が設けられ、これらの逆止弁体13を
閉弁方向に付勢している。
【0020】また、上記の弁箱1の底部には、放圧室2
1が形成されている。この放圧室21は、略円筒状をな
し、その一端部は連通部30を介して上記の一次室2に
連通され、また他端部は連通部31を介して上記の中間
室4内に連通しており、この放圧室21は実質的に上記
の中間室4の一部を構成している。そして、この放圧室
21の底部、すなわち実質的に上記の中間室4の底部に
は、放圧口20が形成され、この放圧室21は大気に連
通している。
1が形成されている。この放圧室21は、略円筒状をな
し、その一端部は連通部30を介して上記の一次室2に
連通され、また他端部は連通部31を介して上記の中間
室4内に連通しており、この放圧室21は実質的に上記
の中間室4の一部を構成している。そして、この放圧室
21の底部、すなわち実質的に上記の中間室4の底部に
は、放圧口20が形成され、この放圧室21は大気に連
通している。
【0021】また、この放圧室21内には、上記の放圧
口20を開閉する放圧弁機構22が収容されている。こ
の放圧弁機構22は、金属または合成樹脂材料からなる
円筒状の本体部27を備えており、上記の逆止弁機構と
同様にユニット化された一体的な構造のものである。こ
の本体部27の一端部は開放されて上記の連通路30を
介して上記の一次室2に連通されている。また、この本
体部27の他端部には弁口29が形成され、この弁口2
9は上記の連通路31を介して上記の中間室4内に連通
している。また、この本体部27の他端部の周壁部には
開口が形成され、この開口は前記の放圧口20に連通し
ており、この本体部27の他端部内はこの放圧口20に
連通している。
口20を開閉する放圧弁機構22が収容されている。こ
の放圧弁機構22は、金属または合成樹脂材料からなる
円筒状の本体部27を備えており、上記の逆止弁機構と
同様にユニット化された一体的な構造のものである。こ
の本体部27の一端部は開放されて上記の連通路30を
介して上記の一次室2に連通されている。また、この本
体部27の他端部には弁口29が形成され、この弁口2
9は上記の連通路31を介して上記の中間室4内に連通
している。また、この本体部27の他端部の周壁部には
開口が形成され、この開口は前記の放圧口20に連通し
ており、この本体部27の他端部内はこの放圧口20に
連通している。
【0022】そして、この本体部27内には、弁体24
が摺動自在に設けられ、この弁体24は上記の弁口29
に一端部側すなわち一次室2側から着座している。ま
た、この弁体24の弁軸25の先端部には受圧体たとえ
ばピストン26が取り付けられ、このピストン26はこ
の本体27内に液密をもって摺動自在に嵌合している。
そして、この弁体24および上記のピストン26は、ス
プリング28によって弁口29から離座する方向、すな
わち開弁方向に付勢されている。
が摺動自在に設けられ、この弁体24は上記の弁口29
に一端部側すなわち一次室2側から着座している。ま
た、この弁体24の弁軸25の先端部には受圧体たとえ
ばピストン26が取り付けられ、このピストン26はこ
の本体27内に液密をもって摺動自在に嵌合している。
そして、この弁体24および上記のピストン26は、ス
プリング28によって弁口29から離座する方向、すな
わち開弁方向に付勢されている。
【0023】なお、上記のようにユニット化された放圧
弁機構22は、上記の弁箱1の底部側面に形成された孔
からこの筒状の放圧室21内に横方向から密嵌され、こ
の孔は蓋体23によって閉塞されている。したがって、
この蓋体23を取り外し、この放圧弁機構22のユニッ
トを簡単に交換することができる。
弁機構22は、上記の弁箱1の底部側面に形成された孔
からこの筒状の放圧室21内に横方向から密嵌され、こ
の孔は蓋体23によって閉塞されている。したがって、
この蓋体23を取り外し、この放圧弁機構22のユニッ
トを簡単に交換することができる。
【0024】そして、上記の弁体24には上記の中間室
4の圧力が作用し、また上記のピストン26には上記の
一次室2の圧力が作用し、またこれら弁体24とピスト
ン26とは上記のスプリング28によって開弁方向に付
勢されている。そして、このピストン26の径は上記の
弁体24の径より大きく形成されており、このピストン
26と弁体24に作用する圧力が等しくかつ所定の設定
圧力より高い場合、すなわち上記の一次室2と中間室4
の圧が互いに等しくかつ所定の設定圧より高い場合に、
この圧力によるピストン26の閉弁方向の押圧力と弁体
24の開弁方向の押圧力との差が、上記のスプリング2
8の付勢力と等しいか、または大きくなるように設定さ
れている。なお、上記の所定の設定圧力は、この逆止弁
装置が設置される水道設備の圧力等に対応して適宜設定
され、たとえばこの逆止弁装置が設置される水道配管設
備の通常の場合に予想される最低水圧よりやや低い圧力
に設定される。
4の圧力が作用し、また上記のピストン26には上記の
一次室2の圧力が作用し、またこれら弁体24とピスト
ン26とは上記のスプリング28によって開弁方向に付
勢されている。そして、このピストン26の径は上記の
弁体24の径より大きく形成されており、このピストン
26と弁体24に作用する圧力が等しくかつ所定の設定
圧力より高い場合、すなわち上記の一次室2と中間室4
の圧が互いに等しくかつ所定の設定圧より高い場合に、
この圧力によるピストン26の閉弁方向の押圧力と弁体
24の開弁方向の押圧力との差が、上記のスプリング2
8の付勢力と等しいか、または大きくなるように設定さ
れている。なお、上記の所定の設定圧力は、この逆止弁
装置が設置される水道設備の圧力等に対応して適宜設定
され、たとえばこの逆止弁装置が設置される水道配管設
備の通常の場合に予想される最低水圧よりやや低い圧力
に設定される。
【0025】以上の如く構成された逆止弁装置は、流入
口5を上流側の水道配管に、流出口6を下流側の水道配
管に接続される。そして、通常の際には、水圧により上
記の第1および第2の逆止弁機構10,11が開弁し、
一次室2、中間室4、二次室3を通って水が流通する。
また、上記の一次室2内の圧力は上記のピストン26に
作用して弁体24を閉弁方向に押圧し、また中間室4内
の圧力はこの弁体24に作用してこの弁体24を開弁方
向に押圧する。しかし、この通常の場合には、上記の一
次室2の圧力と中間室4の圧力とは等しく、かつ上述し
た所定の設定圧力より大きい。よって、これらの押圧力
の差、つまり弁体24を閉弁方向に押圧する押圧力は上
記のスプリング28の開弁方向の付勢力より大きく、こ
の弁体24は閉弁状態を維持する。よって、この通常の
場合には、中間室4内の水がこの放圧弁機構22の弁口
29および放圧口20を介して外部に流出してしまうこ
とはない。
口5を上流側の水道配管に、流出口6を下流側の水道配
管に接続される。そして、通常の際には、水圧により上
記の第1および第2の逆止弁機構10,11が開弁し、
一次室2、中間室4、二次室3を通って水が流通する。
また、上記の一次室2内の圧力は上記のピストン26に
作用して弁体24を閉弁方向に押圧し、また中間室4内
の圧力はこの弁体24に作用してこの弁体24を開弁方
向に押圧する。しかし、この通常の場合には、上記の一
次室2の圧力と中間室4の圧力とは等しく、かつ上述し
た所定の設定圧力より大きい。よって、これらの押圧力
の差、つまり弁体24を閉弁方向に押圧する押圧力は上
記のスプリング28の開弁方向の付勢力より大きく、こ
の弁体24は閉弁状態を維持する。よって、この通常の
場合には、中間室4内の水がこの放圧弁機構22の弁口
29および放圧口20を介して外部に流出してしまうこ
とはない。
【0026】そして、たとえば断水の際のサイホン現象
等が発生すると、一次室2側が大気圧または負圧にな
る。したがって、ピストン26の閉弁方向の押圧力が小
さくなり、上記の弁体24はこれに作用する中間室4内
の圧力およびスプリング28の付勢力によって開弁し、
弁口29および放圧口20を介して中間室4内の水が外
部に排出され、この中間室4内が空になる。なお、この
場合には中間室4内が大気圧となるが、この場合でも上
記の一次室2内の圧力はこの中間室4内の圧力と等しい
かまたは低圧すなわち負圧になり、かつこれらの圧力は
いずれも前記の所定の設定圧力より低い。よって、この
弁体24は開弁状態を維持する。
等が発生すると、一次室2側が大気圧または負圧にな
る。したがって、ピストン26の閉弁方向の押圧力が小
さくなり、上記の弁体24はこれに作用する中間室4内
の圧力およびスプリング28の付勢力によって開弁し、
弁口29および放圧口20を介して中間室4内の水が外
部に排出され、この中間室4内が空になる。なお、この
場合には中間室4内が大気圧となるが、この場合でも上
記の一次室2内の圧力はこの中間室4内の圧力と等しい
かまたは低圧すなわち負圧になり、かつこれらの圧力は
いずれも前記の所定の設定圧力より低い。よって、この
弁体24は開弁状態を維持する。
【0027】このような作動により、上記の放圧弁機構
22は、一次室2内の圧力が中間室4内の圧力と等しい
かまたは高く、かつこれらの圧力がいずれも所定の設定
圧力より高い場合、すなわち通常の場合にのみ閉弁状態
となる。一方、この通常の場合以外、すなわち一次室2
内の圧力が中間室4内の圧力より低下したり、またはこ
れらの圧力がいずれも所定の設定圧力より低下した場
合、つまりサイホン現象が生じたり、または水圧が異常
に低下したような場合には、この放圧弁機構22は確実
に開弁し、中間室4内の水は放圧口20から排出されて
この中間室4内は空になる。よって、たとえ第1および
第2の逆止弁機構10,11の両方に漏洩が生じている
場合でも、第2の逆止弁機構11からこの中間室4内に
漏洩した水は上記の放圧口20から排出され、またこの
中間室4は空であるから、上記の第1の逆止弁機構10
を介してこの中間室4内の空気が一次室2側に吸引され
るだけであるので、水道配管内での逆流が防止される。
したがって、この逆止弁装置によれば、水道配管内の逆
流の可能性を実質的に零にすることができる。
22は、一次室2内の圧力が中間室4内の圧力と等しい
かまたは高く、かつこれらの圧力がいずれも所定の設定
圧力より高い場合、すなわち通常の場合にのみ閉弁状態
となる。一方、この通常の場合以外、すなわち一次室2
内の圧力が中間室4内の圧力より低下したり、またはこ
れらの圧力がいずれも所定の設定圧力より低下した場
合、つまりサイホン現象が生じたり、または水圧が異常
に低下したような場合には、この放圧弁機構22は確実
に開弁し、中間室4内の水は放圧口20から排出されて
この中間室4内は空になる。よって、たとえ第1および
第2の逆止弁機構10,11の両方に漏洩が生じている
場合でも、第2の逆止弁機構11からこの中間室4内に
漏洩した水は上記の放圧口20から排出され、またこの
中間室4は空であるから、上記の第1の逆止弁機構10
を介してこの中間室4内の空気が一次室2側に吸引され
るだけであるので、水道配管内での逆流が防止される。
したがって、この逆止弁装置によれば、水道配管内の逆
流の可能性を実質的に零にすることができる。
【0028】次に、このような二重の逆止弁装置に設け
られた漏洩試験のための機構を説明する。まず、上記の
放圧弁機構22を閉弁状態に維持する閉弁維持機構につ
いて説明する。この実施形態の場合には、この閉弁維持
機構は前記の蓋体23に螺装されたストッパ軸32から
構成されている。このストッパ軸32は、この蓋体23
を水密をもって螺進自在に貫通しており、その先端部は
上記の放圧弁機構22の弁軸25の先端部に対向してい
る。
られた漏洩試験のための機構を説明する。まず、上記の
放圧弁機構22を閉弁状態に維持する閉弁維持機構につ
いて説明する。この実施形態の場合には、この閉弁維持
機構は前記の蓋体23に螺装されたストッパ軸32から
構成されている。このストッパ軸32は、この蓋体23
を水密をもって螺進自在に貫通しており、その先端部は
上記の放圧弁機構22の弁軸25の先端部に対向してい
る。
【0029】そして、このストッパ軸32は、この放圧
弁機構22が開弁する際に、上記の弁軸25の先端部に
当接して弁体24の開弁ストロークを規制するストッパ
として作用し、またこのストッパ軸32を螺進させるこ
とにより、この開弁ストロークを調整することができ
る。そして、この逆止弁装置の漏洩試験を行う場合に
は、このストッパ軸32を弁軸25に当接するまで一杯
に螺進させ、この弁軸25の先端部を押圧し、この放圧
弁機構22を強制的に閉弁状態に維持する。
弁機構22が開弁する際に、上記の弁軸25の先端部に
当接して弁体24の開弁ストロークを規制するストッパ
として作用し、またこのストッパ軸32を螺進させるこ
とにより、この開弁ストロークを調整することができ
る。そして、この逆止弁装置の漏洩試験を行う場合に
は、このストッパ軸32を弁軸25に当接するまで一杯
に螺進させ、この弁軸25の先端部を押圧し、この放圧
弁機構22を強制的に閉弁状態に維持する。
【0030】また、上記の弁箱1の一次室2の側壁部を
貫通して第1試験弁50が設けられている。この第1試
験弁50は、小形のコック弁等が用いられ、この一次室
2と外部とを連通し、通常は閉弁されている。
貫通して第1試験弁50が設けられている。この第1試
験弁50は、小形のコック弁等が用いられ、この一次室
2と外部とを連通し、通常は閉弁されている。
【0031】また、上記の中間室4と二次室3との間に
は、第2試験弁40が設けられている。この第2試験弁
40は、弁箱1と一体に形成されたハウジングを備え、
内部は仕切壁43により区画されている。そして、この
仕切壁43の一方側は連通路41として形成され、上記
の二次室3に連通している。また、この仕切壁43の他
方側は、連通孔42を介して中間室4に連通している。
は、第2試験弁40が設けられている。この第2試験弁
40は、弁箱1と一体に形成されたハウジングを備え、
内部は仕切壁43により区画されている。そして、この
仕切壁43の一方側は連通路41として形成され、上記
の二次室3に連通している。また、この仕切壁43の他
方側は、連通孔42を介して中間室4に連通している。
【0032】そして、この仕切壁43には弁口44が形
成され、この弁口44を介して二次室3と中間室4とが
連通されている。そして、この弁口44はニードル弁4
5により開閉される。このニードル弁45の頭部46
は、ハウジングの螺装部47に螺装され、この頭部46
を螺進させることにより、上記のニードル弁45が弁口
44を開閉する。なお、このニードル弁45にはOリン
グ48が設けられ、外部との水密を維持している。
成され、この弁口44を介して二次室3と中間室4とが
連通されている。そして、この弁口44はニードル弁4
5により開閉される。このニードル弁45の頭部46
は、ハウジングの螺装部47に螺装され、この頭部46
を螺進させることにより、上記のニードル弁45が弁口
44を開閉する。なお、このニードル弁45にはOリン
グ48が設けられ、外部との水密を維持している。
【0033】次に、このような逆止弁装置の漏洩試験に
ついて説明する。まず、この逆止弁装置の漏洩試験を行
うには、上流側の水道配管の開閉弁等を閉弁し、一次側
の水圧を低下させる。
ついて説明する。まず、この逆止弁装置の漏洩試験を行
うには、上流側の水道配管の開閉弁等を閉弁し、一次側
の水圧を低下させる。
【0034】そして、閉弁維持機構のストッパ軸32を
図中の右方に一杯に螺進させて放圧弁機構22の弁軸2
5の先端部を押圧し、この放圧弁機構22を強制的に閉
弁状態に維持させる。
図中の右方に一杯に螺進させて放圧弁機構22の弁軸2
5の先端部を押圧し、この放圧弁機構22を強制的に閉
弁状態に維持させる。
【0035】次に、前記の第2試験弁40のニードル弁
45を螺進させて開弁し、弁口44を介して二次室3と
中間室4とを連通させる。したがって、この状態では二
次側の第2の逆止弁機構11の開閉にかかわりなく、二
次室3の圧力が中間室に作用し、またこの中間室4は水
で充満した状態に維持される。
45を螺進させて開弁し、弁口44を介して二次室3と
中間室4とを連通させる。したがって、この状態では二
次側の第2の逆止弁機構11の開閉にかかわりなく、二
次室3の圧力が中間室に作用し、またこの中間室4は水
で充満した状態に維持される。
【0036】そして、次に上記の第1試験弁50を開弁
する。これにより、この一次室2内の水がこの第1試験
弁50から排出される。この場合に、一次側の逆止弁機
構10に漏洩がなければ、この第1試験弁50からは二
次室2内の残圧により少量の水が排出されるが、この排
出は短時間で停止する。これによって、この一次側の第
1の逆止弁機構10に漏洩が生じていないことが確認さ
れる。また、この一次側の逆止弁機構10に漏洩が生じ
ている場合には、中間室4内の水がこの一次室2に流
れ、この第1試験弁50から連続して水が排出され続け
る。これによって、この一次側の逆止弁機構10に漏洩
が生じていることが判明する。
する。これにより、この一次室2内の水がこの第1試験
弁50から排出される。この場合に、一次側の逆止弁機
構10に漏洩がなければ、この第1試験弁50からは二
次室2内の残圧により少量の水が排出されるが、この排
出は短時間で停止する。これによって、この一次側の第
1の逆止弁機構10に漏洩が生じていないことが確認さ
れる。また、この一次側の逆止弁機構10に漏洩が生じ
ている場合には、中間室4内の水がこの一次室2に流
れ、この第1試験弁50から連続して水が排出され続け
る。これによって、この一次側の逆止弁機構10に漏洩
が生じていることが判明する。
【0037】このようにして一次側の逆止弁機構10の
漏洩を検査した後に、二次側の逆止弁機構11の漏洩を
検査する。この検査を行うには、まず上記の第1試験弁
50を閉弁するとともに第2試験弁40も閉弁して二次
室3と中間室4との連通を遮断し、次に閉弁維持機構の
ストッパ軸32を図中の左方に螺進して後退させ、放圧
弁機構22を開弁可能な状態とする。これにより、この
放圧弁機構22は開弁し、放圧口20から中間室4内の
水が排水される。
漏洩を検査した後に、二次側の逆止弁機構11の漏洩を
検査する。この検査を行うには、まず上記の第1試験弁
50を閉弁するとともに第2試験弁40も閉弁して二次
室3と中間室4との連通を遮断し、次に閉弁維持機構の
ストッパ軸32を図中の左方に螺進して後退させ、放圧
弁機構22を開弁可能な状態とする。これにより、この
放圧弁機構22は開弁し、放圧口20から中間室4内の
水が排水される。
【0038】この二次側の逆止弁機構11に漏洩が生じ
ていない場合には、中間室4内の水が放圧口20から排
出されると、この水の排出は停止する。これにより、こ
の二次側の逆止弁機構11に漏洩が生じていないことが
確認される。また、この二次側の逆止弁機構11に漏洩
が生じている場合には、上記の中間室4内の水が放圧口
20から排出された後も、二次室3から中間室4に漏洩
した水がこの放圧口20から連続して排水される続け
る。したがって、これを観察することにより、この二次
側の逆止弁機構11に漏洩が生じていることが判明す
る。
ていない場合には、中間室4内の水が放圧口20から排
出されると、この水の排出は停止する。これにより、こ
の二次側の逆止弁機構11に漏洩が生じていないことが
確認される。また、この二次側の逆止弁機構11に漏洩
が生じている場合には、上記の中間室4内の水が放圧口
20から排出された後も、二次室3から中間室4に漏洩
した水がこの放圧口20から連続して排水される続け
る。したがって、これを観察することにより、この二次
側の逆止弁機構11に漏洩が生じていることが判明す
る。
【0039】このようにして一次側および二次側の漏洩
試験を終了し、漏洩が生じている場合にはこれらを交換
し、また漏洩が生じていない場合には前述した上流側の
水道配管の開閉弁等を開弁してこの水道設備を復旧す
る。
試験を終了し、漏洩が生じている場合にはこれらを交換
し、また漏洩が生じていない場合には前述した上流側の
水道配管の開閉弁等を開弁してこの水道設備を復旧す
る。
【0040】この場合に、上記の漏洩試験が終了した状
態は、第1試験弁50および第2試験弁40がいずれも
閉弁状態で、また閉弁維持機構のストッパ軸32は後退
して放圧弁機構22が開閉可能な状態となっている。こ
の状態はこの逆止弁装置の通常の使用状態の場合と同じ
状態である。したがって、この漏洩試験の際に開閉また
は操作した第1試験弁50、第2試験弁40および閉弁
維持機構等を通常の使用状態とは異なる状態にしたまま
忘れてしまう可能性がない。よって、熟練していない作
業者であっても、この所定の手順通りに漏洩試験を行え
ば、試験終了後はこの逆止弁装置は通常の使用状態に自
動的に復旧された状態となるので、容易かつ高い信頼性
で漏洩試験を行うことができる。
態は、第1試験弁50および第2試験弁40がいずれも
閉弁状態で、また閉弁維持機構のストッパ軸32は後退
して放圧弁機構22が開閉可能な状態となっている。こ
の状態はこの逆止弁装置の通常の使用状態の場合と同じ
状態である。したがって、この漏洩試験の際に開閉また
は操作した第1試験弁50、第2試験弁40および閉弁
維持機構等を通常の使用状態とは異なる状態にしたまま
忘れてしまう可能性がない。よって、熟練していない作
業者であっても、この所定の手順通りに漏洩試験を行え
ば、試験終了後はこの逆止弁装置は通常の使用状態に自
動的に復旧された状態となるので、容易かつ高い信頼性
で漏洩試験を行うことができる。
【0041】なお、本発明は上記の実施例には限定され
ない。たとえば、上記の放圧弁機構の構成は、必ずしも
上記のようなものには限定されず、その他の構造のもの
を採用できることはもちろんであり、またこの放圧弁機
構を強制的に閉弁状態に維持する閉弁維持機構も上記の
ような構造のものには限定されない。さらに、第1試験
弁および第2試験弁の構造も上記のようなものには限定
されず、各種の構造のものが採用可能である。
ない。たとえば、上記の放圧弁機構の構成は、必ずしも
上記のようなものには限定されず、その他の構造のもの
を採用できることはもちろんであり、またこの放圧弁機
構を強制的に閉弁状態に維持する閉弁維持機構も上記の
ような構造のものには限定されない。さらに、第1試験
弁および第2試験弁の構造も上記のようなものには限定
されず、各種の構造のものが採用可能である。
【0042】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、第1試験
弁、第2試験弁および閉弁維持機構等を定められた手順
で外部から操作するだけで、一次側の逆止弁機構および
二次側の逆止弁機構の両方の漏洩を検査でき、熟練を要
することなく容易かつ確実に漏洩試験をおこなうことが
でき、またこの漏洩試験を能率的におこなうことができ
る等、その効果は大である。
弁、第2試験弁および閉弁維持機構等を定められた手順
で外部から操作するだけで、一次側の逆止弁機構および
二次側の逆止弁機構の両方の漏洩を検査でき、熟練を要
することなく容易かつ確実に漏洩試験をおこなうことが
でき、またこの漏洩試験を能率的におこなうことができ
る等、その効果は大である。
【図1】本発明の実施形態の逆止弁装置の縦断面図。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図。
1 弁箱 2 一次室 3 二次室 4 中間室 10,11 逆止弁機構 20 放圧口 22 放圧弁機構 32 ストッパ軸 40 第2試験弁 45 ニードル弁 50 第1試験弁
Claims (1)
- 【請求項1】 弁箱と、この弁箱内に形成された流入側
の一次室と流出側の二次室と、これらの一次室と二次室
との間に形成された中間室と、上記の一次室と上記の中
間室との間およびこの中間室と二次室との間を連通する
とともにこれらの間の逆流を防止する第1および第2の
逆止弁機構とを備え、上記の中間室の底部と大気とを連
通する放圧口を形成し、上記の一次室内の圧力が上記の
中間室内の圧力以下になった場合にこの放圧口を開放す
る放圧弁機構を備えた二重形の逆止弁装置であって、上
記の一次室内と外部とを連通させる第1試験弁と、上記
の二次室と中間室とを連通する第2試験弁と、上記の放
圧弁機構を閉弁状態に維持する閉弁維持機構とを具備し
たことを特徴とする逆止弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21199097A JPH1151221A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 逆止弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21199097A JPH1151221A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 逆止弁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1151221A true JPH1151221A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16615077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21199097A Pending JPH1151221A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 逆止弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1151221A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009058055A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Maezawa Kyuso Industries Co Ltd | 逆止弁の設定方法と逆止弁ユニット |
| JP2009121501A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Takemura Seisakusho:Kk | 逆止弁 |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP21199097A patent/JPH1151221A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009058055A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Maezawa Kyuso Industries Co Ltd | 逆止弁の設定方法と逆止弁ユニット |
| JP2009121501A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Takemura Seisakusho:Kk | 逆止弁 |
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