JPH11513227A - 同平面ミキサ組立体 - Google Patents

同平面ミキサ組立体

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JPH11513227A JP10506149A JP50614998A JPH11513227A JP H11513227 A JPH11513227 A JP H11513227A JP 10506149 A JP10506149 A JP 10506149A JP 50614998 A JP50614998 A JP 50614998A JP H11513227 A JPH11513227 A JP H11513227A
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Abstract

(57)【要約】 ミキサ素子(110,110′)と、バルン(112)と、直角位相ミキサと、映像リジェクトミキサなどを含むミキサ組立体(100)。ミキサ素子は、導波路ストリップRF入力と、スロット線ストリップLO入力とを有する。LO信号復帰をミキサ接触領域(140,140′)に組み立てられるフリップ・チップ(160,160′)を通して与え、かつ、導波路RF入力を、好ましく、分配型またはフリップ・チップ組み立てコンデンサ(136,136′)を通して接触領域(140,140′)へ結合する。直角位相と映像リジェクトミキサの新しい態様において2個のミキサ素子(110,110′)の使用を開示する。このようなミキサの内部で、かつそれなしでの使用のためにパワー分割バルンをスロット状につける導波路も開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 同平面ミキサ組立体 発明の分野 本発明は、ミキサ素子、バルン、直角位相ミキサ、映像リジェクトミキサなど のようなミキサ組立体に関する。本発明は、このような組立体の寸法と製造コス トを減少させつつ、これらに対する性能と製造手順を改善することを狙いとする 。 発明の背景 先行技術のミキサは、一般に、望ましくないほどに広いレイアウトを有し、寄 生振動を誘導する材料を使用し、かつその他の不利な局面の間で、煩雑でかつ不 要なほどに複雑な技術で製造されているとみられる。 たとえば、単一の平衡型平面ミキサに対しナイチンゲールに発行された米国特 許第4607394が開示するミキサでは、局部発振器(LO)、中間周波数( IF)およびローパスフィルタ要素をマイクロストリップ内に形成し、かつダイ ポール・アンテナと無線周波数(RF)伝送線が露出された基板上でそこから外 へ延びる。この設計は、基板の両側面上に金属被覆と、それに続く相互連結バイ アスの形成とが必要なマイクロストリップ内で製造される点で不利である。その レイアウトは、フィルタ配列が消滅し、かつ望ましくないほど大量の基板面を消 費するので不利でもある。さらに、アンテナとRF導体の延長は空間的包装を必 要とし、かつ、より大きい、潜在的により脆弱な装置を生じる。 RF平衡型ミキサに対しベイト等に発行された米国特許第4542535およ び同平面マイクロ波バルン、多重通信装置およびミキサ組立体に対しフィンドレ ーに発行された米国特許第4739519も、マイクロストリップ内で製造され 、かつ不都合に広いレイアウトのミキサを開示する。ベイトの装置は基板の上下 に必然的に空気空間を伴う。これらの二つの特許は基板の縁に延びるアース平面 も描写する。このようなアース平面は、アース平面長さの四分の一波長倍に相当 する周波数の利得をかなり減らすモード形態をつくり出す。 先行技術のミキサで、LO信号(またはミキサ配列に依存するその他の信号) に対して復帰経路を形成するダイオード装置を与えることは公知である。このよ うなダイオード装置を組み立てるための慣例的技術は、チップダイオードとビー ムリード(電波信号導線)の組み立てなどを含む。しかし、これらの技術は、そ れぞれ、回路特性に悪影響する寄生的な導線インダクタンスを誘導することが知 られている。 ミキサ素子を含む直角位相および映像リジェクトミキサは拡大的で、かつ潜在 的に最良レイアウトより小さくなりがちでもある。たとえば、必要な、90°の 位相遅れは、普通、望ましくないほど高価で、広く、かつ損失の多いランゲまた は直角位相の支線カプラを用いて実施される。 発明の要約 したがって、本発明の目的は、必要な基板表面積を減らす、効率的に設計され たレイアウトのミキサ素子を与えることである。 本発明の別の目的は、制御されない寄生インダクタンスなどを減らしたり除く ように、ダイオードまたはその他の電子装置が組み立てられるミキサ素子を与え ることである。 本発明の別の目的は、スロット線と導波路ストリップの配列を使用して、平 面のミキサ素子を与えることである。 本発明の別の目的は、このようなミキサ素子を含む直角位相ミキサを与えるこ とである。 本発明の別の目的は、直角位相ミキサを与えて、設計波長の四分の一の長さの 、導波路ストリップ内に配置される遅延線によって90°の位相遅れを得ること である。 本発明の別の目的は、必要な基板面積を減らすようにIF帯域通過ろ過要素を 得る直角位相ミキサを与えることである。 そして、さらに、本発明の別の目的は、このような直角位相ミキサ内部での、 またはそれなしの使用のために、スロット線バルンパワー分割器へ導波路を与え ることである。 本発明の、これらの、および関連する目的は、ここに開示する同平面ミキサ組 立体の使用によって達成される。本発明の第一の態様で開示されるミキサ素子は 、ダイオードスイッチング装置の制御されない寄生的導線インダクタンスを減ら したり除くべく、フリップチップ組み立てダイオードを利用する。 本発明の第二の態様で開示されるミキサ素子は、共通のミキサ接触領域に導波 路線の容量結合を与える。本発明の第三の態様で開示されるミキサ素子は、LO 信号をスロット線ストリップ上に与え、かつRF信号を導波路ストリップ上に与 える。 本発明の別の態様で開示される直角位相ミキサ内で、RF入力回路は90°の 位相変化を得るために設計波長の四分の一の長さの遅延線を含む。90°の位相 変化を得るための他の手段も開示され、これはより広い周波数範囲での作動を支 援するものである。 本発明の別の態様で開示される直角位相ミキサは、バルンパワー分割器を含む 。バルンパワー分割器は、2本のスロット線に分かれる導波路配列、または スロット線内で終わる導波路に分かれる導波路配列などを含む。スロット線の同 位相部分は、好ましく、末端抵抗によって結合される。さらに、導波路とスロッ ト線をストリップ内に構成する。 本発明の別の態様で開示される直角位相カプラでは、第一と第二のミキサ素子 内で信号復帰のためにフリップ組み立て型装置を利用する。所望の容量を与える ためのチップ組み立て型装置も開示され、かつ、これらは平行板内にコンデンサ として、または逆バイアス設定ダイオードとして構成する。 本発明のさらに別の態様において、RF信号をろ過するための帯域通過要素は 、必要な基板面積を減らすように構成される。帯域通過要素は、その他の要素間 に、結合線、相互噛み合い型、相互コイル型、またはその他のパターンおよび、 またはチップ組み立て型のコンデンサで構成される分配型コンデンサを含む。 前述の、および関連する本発明の利益と特徴の達成は、図面と一緒に考慮され る、以下の、本発明のさらに詳しい説明の概観後、より容易に当業者に明らかで ある。 図面の簡単な説明 図1は本発明のミキサ素子の略図である。 図2は図1のミキサ素子を含む、本発明の直角位相ミキサの組立体を示す。 図3は本発明の直角位相ミキサで使用される分配型コンデンサの代替的態様へ の組立体を示す。 図4は本発明の異なるバルン配列を有する、図2の直角位相ミキサの組立体を 示す。 図5は本発明の別の異なるバルン配列を有する、別の直角位相ミキサの組立体 を示す。 図6は本発明のランゲ・カプラを含む直角位相ミキサの組立体を示す。 図7は相互噛み合い型コンデンサ帯域通過要素と位相変更インダクタンスコイ ルとを有する直角位相ミキサの組立体を示す。 図8は本発明の結合型の遅延線帯域通過要素を有する直角位相ミキサ組立体を 示す。 図9は本発明の直角位相ミキサの、別の態様の組立体を示す。 詳細な説明 本発明は、とくに、マイクロ波とミリメートル波周波数での作動に対して好適 であり、かつ以下の説明はこの応用に対して向けられる。しかし、本発明はその 他の周波数で作動するミキサにも使用可能である点と、このようなミキサでのそ れの使用および何か必要な修正とそれの制限は当業者に明らかである点に注意す べきである。RFとLOの特定の名称がここで以下に述べるミキサ組立体に与え られていることにも注意すべきである。この名称はフィルタとその他の要素の公 知の調節によって置き換えられる。本発明の意図としては両方の名称が含まれる から、特許請求の範囲での文言は両名称を含むように解釈される。さらに、ここ で教唆されるミキサ組立体は受信と伝送の両作動で使用される点を認識すべきで ある。主として受信チャンネル内での使用を以下に開示するが、伝送チャンネル への拡張は技術的に公知である。 図1を参照して、本発明によるミキサ素子10の略図を示す。ミキサ素子10 は、局部発振(LO)信号の入力用のスロット線20と、無線周波数(RF)信 号の入力用の同じ平面の導波路(CPW)30とを含む。スロット線20と導波 路30は、好ましく、ストリップ配列内に形成され、かつ伝導ストリップ21, 22,31,32は、好ましく、素子の設計周波数のそれのかなり上で周波数の 四分の一波長に相当する。たとえば、ミキサ素子10を50GHzで 作動するように設計するとき、ストリップ21,22,31,32は、好ましく 、150GHz以上の四分の一波長の幅を持つように設計する。 慣例的アース平面に対してスロット線と導波路ストリップの使用はいくつかの 利点をもたらす。これらは、慣例的アース平面の四分の一波長の整数倍に相当す る周波数での利得を大きく減らすモード形態の除去、より大きいレイアウト柔軟 性、DC(パワー)とRF(信号)線に対するより高い密度、非常に低い寄生振 動、および低コストの片側面製造をもたらす。 ストリップ21,22,31,32は図示されるように一体的に形成され、か つ、中間周波数(IF)信号に対して信号復帰を与えるべく、インダクタンスコ イル29を通して誘導的にアースへ結合される。 導波路30の中心または中心導体は、好ましく、コンデンサ36内で終わり、 該コンデンサを通してそれは伝導材料のパッドである接触領域40へ結合される 。コンデンサ36は、好ましく、帯域通過フィルタとして効果的に機能する分配 型コンデンサで、RF周波数を通過させる一方、IF周波数の通過を阻止する。 好適な分配型コンデンサの配列は、図2に示す分配型コンデンサ136のそれで ある。導波路30の末端でのコンデンサ36の配列は必要な基板面積を最小にす るコンパクトな設計を達成する。 接触領域40は、LO信号に対して信号復帰を与えるべく、(好ましく、ショ ットキーダイオードである)一対のダイオード61,62を通してスロット線2 0へ結合される。ダイオード61はアノードからカソードへ、スロット線ストリ ップ21から接触領域40へ結合され、かつダイオード62はアノードからカソ ードへ、接触領域40からスロット線ストリップ22へ結合される。 ダイオード61,62は、好ましく、フリップ・チップ60で製造する。フリ ップ組立用の好適な装置は、Alpha Industries of Wob urn(マサチューセッツ)によるDMK 2790チップである。DM K 2790はショットキーダイオー ドを1個与えるだけから、2個のDMK 2790チップ(ダイオード61,62に対してそれぞれ1個)を使用する。 DMK 2790チップは、好ましくスロット線ストリップ21,22と接触領 域40を横切って伝導性エポキシによって組み立てる。半導体材料で製造される 所望の電子装置を有する代替的なフリップ・チップ配置は、たとえば、Siまた はGaAsにおいてダイオード61,62の配置の製造、フリップ・チップの整 列、およびボール・ボンディングまたはその他の公知の技術によるそれの組立を 含む。フリップ・チップの製造は技術的に公知である。図1にはダイオードを示 すが、その他の相当する電子装置、たとえばトランジスタを含む装置の使用可能 なことが認識されるべきである。 フリップ・チップの使用はビームリード(電波信号導線)を除くことによって 寄生的な導線インダクタンスを最小にする。フリップ・チップ60はまた、その 他の利点の間で、付着作業を1段階とし、かつボール・ボンディングなどを利用 するとき、エポキシの硬化時間を遅延させない。 受信チャンネル内で使用するとき、出力回路である中間周波数(IF)回路7 0は印刷されるインダクタンスコイル72および分路コンデンサ73と直列結合 される接合ワイヤ71を含む。接合ワイヤとインダクタンスコイル分路容量回路 は、IF出力信号からRFとLO信号を絶縁するローパスフィルタを形成する。 必要なインダクタンスは、コイル、四分の一波長伝送線、接合ワイヤ、または平 面らせん状装備、またはそれの組み合わせによって実現される。必要な容量は、 チップ、ビームリード、またはそれの組み合わせ用の相互デジタル(interdigita l)装備によって実現される。所望のローパスフィルタをつくりだすための適当な 誘導および容量要素の選択は技術的に公知である。 ミキサ素子10は、好ましく、セラミック基板上に高分解能薄膜技術を使用し て形成する。スロット線20、導波路30、接触領域40、および接合ワイ ヤ71は、好ましく、金から形成する。インダクタンスコイル72とコンデンサ 73も、好ましく、それぞれ、平面らせん状および相互デジタル装備においてパ ターン化した金から形成する。 ミキサ素子10に対しては多数の応用がある。ひとつのこのような応用が、ア ンテナ、増幅器、ミキサ、およびフィルタなどを含む無線信号受信チャンネルで の使用である。映像ノイズは所望の受信信号に隣接するノイズを伴ってシステム の性能を悪化させることがある。この映像信号を除くための手段がないと、IF 出力信号は普通に所望されるLO−RF差のほかに映像信号−LO差を含む。映 像の拒絶(rejection)は(高価かつ基板表面積について消耗的な)好適な帯域通 過フィルタの使用によって、または直角位相映像拒絶の位相相殺によって得られ る。 慣例的な映像リジェクトミキサ(image reject mixer)は、入力RF信号をふた つの信号経路内で分離し、かつ信号経路のひとつにおいて90°の位相遅れをつ くり出す直角位相ミキサを含む。その後、分割されたパワーの直角位相RF信号 はLO信号と混合されて、第一と第二のIF信号を発生させる。公知の位相相殺 手順によって、RF映像−LO信号が終了する一方、LO−RF信号をさらなる 処理のため通過させるように、ふたつのIF出力信号を組み合わせる。このよう な直角位相ミキサにおいて図1のミキサ素子10の使用を、いま、論じる。 図2に、図1のミキサ素子10のふたつを含む直角位相ミキサ100の組立体 を示す。ミキサ素子10のふたつの出現は参照番号110,110′で説明する 。十と一の位での数値は、要素が類似的であることを示すように同じである。同 様に、図2にほぼ模写される図1のその他の要素は、これらの参照番号の百の位 において番号1によって先導される。たとえば、図1のスロット線20は、図2 ではスロット線120,120′として参照する。 直角位相ミキサ100は、バルン112を通して入力されるLO信号と、導波 路RF入力回路133を通して入力されるRF信号と、IF信号出力回路170 ,170′を通して出力されるIF信号とを含む。 RF入力回路133は、RF入力信号を第一の導波路130と第二の導波路1 30′とに分割する導波路パワー分割器135を含む。パワー分割器は、第一と 第二の導波路130,130′の絶縁のための、好ましく、100オームの末端 抵抗134と、アース設置増大のための複数の接合ワイヤ137とを含む。パワ ー分割器135と導波路130,130′はともに、好ましく、図示されるよう に、導波路ストリップ内に構成される。 90°の位相遅延線138は第二の導波路130′内に与えられる。遅延線1 38の長さは、好ましく、設計波長の四分の一である。このような寸法は、効果 的に90°の位相変化を含む。遅延線138は設計波長に近い周波数の信号に対 してのみ、適当な位相遅れを与えることを認識すべきである。カットオフの周波 数または範囲の確定は、特別な制限が与えられないように、特定の使用に依存す る。しかし、一般的な設計のガイドラインによると、たとえば、ほぼ5%の入力 周波数範囲に対しストリップ遅延線138とともにミキサ100は適当に機能す ると思われる半面、25%以上の入力周波数範囲に対して直角位相ミキサは遅延 線138とともに、おそらく適当に作動しない。もしも所望の周波数範囲が四分 の一波長遅延線に適応しないなら、以下に論じるランゲと直角位相支線カプラな どのような、代替的な遅延機構を使用する。 第一と第二の導波路130,130′は、それぞれ、ミキサ素子110,11 0′内で接触領域140,140′へ結合される分配型コンデンサ136,13 6′を含む。コンデンサ136,136′はそれぞれ、導波路130,130′ の復帰ストリップ131,132と131′,132′の間に形成される。導波 路130,130′と隣接する接触領域140,140′ の内部域に分配されるコンデンサ136,136′を形成することは、必要な基 板表面積の大きさをかなり減らす。 図3に示す分配型コンデンサ136の代替的態様では、コンデンサを結合線の 相互コイルのパターンで形成する。この圧縮されたパターンは基板面積を少しし か必要としない。その他の好適な圧縮パターンに、曲線状、相互デジタルおよび 角度状パターンがある。 再び図2を参照すると、LO信号が導波路フィーダ113に結合されるバルン 112を通して与えられる。バルンは、好ましく、それの一つだけの終了端で導 波路ストリップ、かつそれの平衡端でスロット線である。バルン112に含まれ るパワー分割器115は入力導波路線113を2本のスロット線120,120 ′に分割する。図2に示されているように、パワー分割器115は、最初に導波 路のスロットの位置を拡大し、次に最終分割前にこれらを圧縮する。末端抵抗1 18は、好ましく、スロット線120,120′を絶縁すべく収縮位置に与える 。接合ワイヤ114は導波路ストリップ内でLO復帰線を結合し、かつ接合ワイ ヤ116はスロット線復帰ストリップ122,122′を結合する。パワー分割 器115、抵抗118、および接合ワイヤ114,116は、効果的にスロット 線ウイルキンソンパワー分割器への導波路を形成する。 LO供給信号はスロット線ストリップ121,121′上でミキサ素子110 ,110′へ与えられる。フリップ・チップ160,160′は、スロット線1 20,120′をそれぞれ、接触領域140,140′へ連結する。フリップ・ チップ160,160′内のダイオードの配置は図1のフリップ・チップ60に 対して示されるのと同様に、すなわちダイオードは直列に結合され、かつLO供 給信号に関して前方へバイアス設定される。図2の態様に対して、フリップ・チ ップ160,160′内のダイオードの配置は、対称か同 一であって、その差異は映像−LO とLO−映像信号への出力ポートを逆にす る。 IF出力回路170,170′は、誘導的な接合ワイヤ171,171′を通 して接触領域140,140′へ結合される。IF出力回路170,170′は 、図1のIF出力回路70に対して上述したように、インダクタンスコイル17 2,172′と分路コンデンサ173,173′をも含む。 二つのIF出力信号は、所望のLO−RF信号を再生すべく公知の方法で処理 する。 抵抗118,134とフリップ・チップ160,160′とを除いて、直角位 相ミキサ100の要素は、好ましく、誘電性基板上で金から形成する。抵抗は、 好ましく、金の沈着に先行して、公知の工程でタンタル窒化物から形成する。 図4に、本発明により異なるバルン配列を有する直角位相ミキサ200の組立 体を示す。ミキサ200は異なるバルン配列を有するミキサ100と本質的に同 じである。類似の要素は、RF入力、ミキサ素子、およびIF出力回路を含む。 したがって、図2の要素に類似の図4の要素は、一と十の位で同じ数値を共有す る一方、百の位で1に対して2を有する。 ミキサ200は、図1のバルン112と配列的に異なる四分の一波長のバルン 212を含む。LO信号は導波路フィーダ213を介して入力され、かつ第一と 第二のスロット線220,220′内へのバルン212の始まりをマークするパ ワー分割器215において分割される。スロット線220,220′は直角位相 波長の長さのすきま217を越えて与えられる末端抵抗218によって絶縁され る。 スロット線220,220′はフリップ・チップ260,260′を通して、 それぞれ、接触領域240,240′へ結合される。RF入力回路23 3とIF出力回路270,270′は図2の、これらの対応物と同じである。 図5に、本発明により、別の異なるバルン配列を有する直角位相ミキサ300 の組立体を示す。ミキサ300は図2のミキサ100に大部分は類似であり、か つ類似要素の参照番号は、百の位で1に代わって3とともに、同じ十と一の位の 数値を有する。 ミキサ300とミキサ100の間の差異は、ミキサ300が異なるバルン配列 を有し、かつフリップ・チップ組み立て型ダイオードの代わりにビームリード・ ダイオードを利用する点である。 バルン312は、導波路から導波路へのパワー分割器315を含む。第一と第 二導波路出力は、それぞれ、末端抵抗318および第一と第二のスロット線32 0,320′内への移行によって絶縁される。 ビームリード・ダイオード368は、図1のフリップ・チップ160のような フリップ・チップ組み立て型装置の代わりに使用する。ビームリード・ダイオー ドは、制御されない寄生インダクタンスレベルがフリップ・チップ組み立てで与 えられるのと同程度に低い必要がなく、かつビームリード組み立てに対して十分 なレイアウトが存在するとき、好適である。 RF入力回路333、分配型コンデンサ336,336′、接触領域340, 340′、およびIF出力回路370,370′などは上述と同様である。 図6に、本発明により、より広い帯域幅作動のための直角位相ミキサ400の 組立体のレイアウトを示す。ミキサ400の配列は、RF帯域通過要素がミキサ 上流で、すなわちミキサ400に隣接して先行する受信器チャンネル内でRF入 力経路内に設置されるから、部分的にミキサ100,200,300に相対的に 減少した寸法を有する。この”先行RF入力”RF帯域通過要素は、 好ましく、コンデンサ401として 備えられる。ミキサ400は(図2の遅延 線138によって与えられるような)所望の位相変化を引き起こすための、ラン ゲ・カプラ480の使用をも図解的に説明する。 特徴的な50オームの伝送線との使用のための、カプラ480の入力インピー ダンスは50オームであり、かつ経路430,430′内の出力インピーダンス は約100オームである。この、50から100オームへの上昇変化は、カプラ 480の伝導トレースと周囲の金属化部分との間の間隔を増やすことによって得 られる。おおぎの状ロード(fantail load)481はランゲ・カプラ480へ結合 され、かつそれは、好ましく、カプラ480の金属化層の下に延びるタンタル窒 化物層として形成する。おおぎ状ロード481とランゲ・カプラ480の使用は 広い作動帯域幅を与える。50オーム抵抗に関して四分の一波長伝送線のオープ ンスタブ(open stub)のような、非おおぎ状ロードは、より広い帯域幅の作動を 希望しないときは利用できない点に注意せよ。代わりに、チップ内に実現される コンデンサ、付着ビームリード、または印刷される結合ストリップの形式が、お おぎ状のロード481に取って代わり得る。 ランゲ・カプラ480のほかに、RF入力回路内で使用できる他の形式の若干 の90°位相変化要素がある。これらは、シッフマン・バリエーションカプラ、 支線カプラ、側面結合カプラ、図7の半固定(semi-lamped)直角位相分割器53 8、図8の結合直角位相分割器638、図9の直角位相分割器738、およびそ の他なんらかの90°ハイブリッドの形式があるが、これらに限定されない。 ミキサ400は、接触領域440,440′、フリップ・チップ460,46 0′、およびここに述べられるこれらの対応物に類似のバルン412を含む。I F出力回路は図示しないが、接触領域440,440′に付着し、かつここのど こかに教唆するように構成する。 図7に、本発明により、半固定型の相互かみあい型コンデンサ帯域要素と位相 変化インダクタンスコイルとを有する直角位相ミキサ500の組立体を示す。 RF入力回路533は、RF帯域通過要素として構成される相互かみあい型コ ンデンサ536を含む。誘導性トレース538は、第一の接触領域540に伝わ る信号と第二の接触領域540′に伝わる信号との間にほぼ90°の位相変化を 得る。信号復帰要素は、ここに教唆されるように構成するダイオード561、ま たはその他の適当な復帰要素である。バルン512はコンパクトな設計を有し、 かつ図6のバルン412に類似する。バルン512は、バルン112,312な どのように、さらに他のバルン配列も使用できるが、寸法的に減少する。(図示 されない)IF出力回路は、ここのどこかに開示されるように装備される。 図8に、本発明により結合される遅延線帯域通過要素を有する直角位相ミキサ 600の組立体を示す。 RF入力回路633は、ほぼ90°の位相変化を有する遅延線638を含む。 遅延線638は、接触領域640の伝導性トレースから固定の間隔に位置決めさ れて、遅延線638の部分に沿って分配型のコンデンサ636を形成する。この 構成によって、ミキサ100,200,300に相対的なミキサの寸法は減少す る。 接触領域640,640′、復帰装置661、バルン612、および(図示さ れない)IF出力回路は、ここのどこかに論じるようなものである。バルン61 2は図7のバルン512と本質的に同じである。 図9に、本発明により直角位相ミキサ700の別の態様の組立体を示す。 ミキサ700のLO入力は平衡型ウイルキンソンパワー分割器を有するバル ン712を含んで、ひとつだけの末端入力ポート713を、二つの平衡型スロッ ト線出力ポート720(またはA,A′)と720′(またはB,B′)とに分 割する。点A−Bは末端抵抗717によって連結され、かつ点A′−B′は末端 抵抗718によって連結される。 AとBでの電圧はA′とB′での電圧に等しい。したがって、LOポートでの 信号入力に対してLO入力パワーはどちらの抵抗717,718を越えても消散 しない。たとえば、RF入力からの、A,A′またはB,B′での信号入力に対 して、この等電位の状態はもはや存在せず、抵抗717,718を越えてエネル ギの損失を生じる。 フリップ・チップ760は、LO、RF、およびIF信号の復帰のための必要 な伝導区分に沿ってRF帯域通過コンデンサ736と復帰要素761を含む。I F帯域通過コンデンサを組み立てるチップはミキサ寸法を減らして、分割型コン デンサなどを装備するのに必要な表面積を除く。コンデンサ736は平行板コン デンサまたは逆バイアス設定のダイオードとして装備する。 RF入力回路733と遅延線738、接触領域740,740′および(図示 しない)IF出力回路を含めて、ミキサ700のその他の要素は上述と同様であ る。ミキサ700の要素の寸法、ならびに、ここでその他のミキサのそれらは図 解説明のものと完全に比例はしないことに注意すべきである。たとえば、四分の 一波長区分のすべてを、確実に同じ長さにするための修正は当業者には明らかで ある。 本発明をそれの特別な態様に関して述べたが、それはさらに修正可能なこと、 かつこれの応用は、一般に、発明の原理にしたがって、かつ現在の開示から公知 または慣例的業務の内部で発明の属する技術に登場して、以前に説明された本質 的な特徴に加えられ、かつ発明の目的と添付の特許請求の範囲の制限の内部で生 じるような逸脱を含んで、いかなる変化、使用、または発明の適応 をも網羅するように意図されること が理解されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フォークナー,マーク,ブイ. アメリカ合衆国,95006 カリフォルニア 州,ボウルダー クリーク,レベッカ ド ライブ 891

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.基板と、 局部発振器(LO)信号を伝導するための、上記基板上に配列されるスロッ ト線と、 無線周波数(RF)信号を伝導するための、上記基板上に配列される同平面 の導波路(CPW)と、 上記導波路へ結合され、かつ上記スロット線から間隔あけされる接触領域と 、 上記接触領域と上記スロット線上にフリップ組み立て端子を有するチップと からなり、上記チップは上記LO信号を復帰させるための、非線形電子装置を含 み、さらに、 上記接触領域に関連するIF信号を伝導するための、上記接触領域へ結合さ れる中間周波数(IF)信号導体と、からなるミキサ素子。 2.さらに、上記接触領域に隣接して上記導波路の末端内に形成されるRF帯域 通過要素からなる特許請求の範囲第1項記載のミキサ素子。 3.上記フリップ組み立てされるチップが、さらに、上記導波路と上記接触領域 とを結合するRF帯域通過要素からなる特許請求の範囲第1項記載のミキサ素子 。 4.上記スロット線と導波路をストリップ形式で構成する特許請求の範囲第1項 記載のミキサ素子。 5.基板と、 局部発振器(LO)信号を伝導するために上記基板上に配列されるスロット 線と、 無線周波数(RF)信号を伝導するための、上記基板上に配列される同平面 の導波路(CPW)と、 上記スロット線から前もって定める間隔だけ間隔あけされる接触領域と、 LOとRF信号を復帰させるために上記スロット線と上記接触領域との間に 結合される非線形電子装置と、 RF信号に対しろ過を行うような方法で、上記RF導波路を上記接触領域へ 結合するために上記接触領域に隣接して上記RF導波路の中心導体の末端に位置 決めされるRF帯域通過要素と、かつ 上記接触領域に関連するIF信号を伝導するための、上記接触領域へ結合さ れる中間周波数(IF)信号導体と、からなるミキサ素子。 6.上記RF帯域通過要素がRF帯域通過要素グループからの少なくともひとつ を含み、該グループは 平行板の配列内でチップ組み立てコンデンサと、 逆バイアス設定されるダイオードとして配列される、チップ組み立てコンデン サと、 結合線コンデンサと、 相互かみあい型コンデンサと、 遅延線結合線コンデンサと、 先行RF入力容量装置とを含む特許請求の範囲第5項記載のミキサ素子。 7.上記非線形電子装置がフリップ組み立てチップ内に与えられる特許請求の 範囲第6項記載のミキサ素子。 8.上記スロット線と導波路をストリップの形式で構成する特許請求の範囲第5 項記載のミキサ素子。 9.上記入力RF信号を第一と第二の経路へ分割するための手段と、上記第一経 路に相対的な上記第二通路内で90°の信号位相変化を導入するための、設計波 長のほぼ四分の一の長さの、上記第二の経路内の遅延線とを含めて、同平面の導 波路(CPW)ストリップ内に構成されるRF入力手段と、 上記RF入力手段へ結合されるRF帯域通過要素と、 上記RF入力手段へ結合される第一と第二の接触領域と、 上記第一と第二の接触領域に隣接して局部発振(LO)信号を与えるための 手段と、 LO信号を復帰させるために、上記LO信号準備手段と上記第一と第二の接 触領域との間に組み立てられる電子装置手段と、 上記第一と第二の接触領域にそれぞれ相対的な中間周波数(IF)信号を伝 導するための手段とからなる、マイクロ波またはミリメートル波周波数での使用 のための直角位相ミキサ。 10.上記RF帯域通過要素がRF帯域通過要素グループからの少なくともひと つを含み、該グループは 平行板の配列内でチップ組み立てコンデンサと、 逆バイアス設定されるダイオードとして配列される、チップ組み立てコンデン サと、 結合線コンデンサと、 相互かみあい型コンデンサと、 遅延線結合線コンデンサと、 先行RF入力容量装置とを含む特許請求の範囲第9項記載のミキサ素子。 11.上記電子装置をフリップ組み立てチップ内に与える特許請求の範囲第9項 記載のミキサ素子。 12.上記LO信号準備手段が平衡端で第一と第二のスロット線配列に対して一 つだけの終了端で導波路配列を二つに分けるバルンを含み、上記第一と第二のス ロット線はそれぞれ上記第一と第二の接触領域に隣接して終了する特許請求の範 囲第9項記載のミキサ素子。 13.上記入力RF信号を第一と第二の経路へ分割するための手段と、上記第一 経路内の信号に相対的な上記第二通路内の信号に90°の位相変化を導入するた めの手段とを含めて、同平面の導波路(CPW)内に構成されるRF入力手段と 、 上記第一と第二の信号経路へそれぞれ結合される第一と第二の接触領域と 、 帯域通過要素のグループから上記RF入力手段へ結合されるRF帯域通過 要素と、からなり、該グループは 平行板の配列内でチップ組み立てコンデンサと、 逆バイアス設定されるダイオードとして配列されるチップ組み立てコンデンサ と、 上記RF入力手段と上記接触領域との間に結合される結合線コンデンサと、 上記RF入力手段と上記接触領域との間に結合される相互かみあい型コンデ ンサと、 上記RF入力手段と上記接触領域との間に結合される遅延線結合線コンデンサ と、 先行RF入力容量装置とを含み、さらに、 上記第一と第二の接触領域に隣接して局部発振(LO)信号を準備するた めの手段と、 LO信号を復帰させるために、上記LO信号準備手段と上記第一と第二の 接触領域との間に組み立てられる電子装置手段と、 上記第一と第二の接触領域のそれぞれに相対的な中間周波数(IF)信号 を伝導するための手段とからなる直角位相ミキサ。 14.上記電子装置手段をフリップ組み立てチップ内に与える特許請求の範囲第 13項記載のミキサ。 15.上記LO信号準備手段が、導波路から、上記第一と第二の接触領域にそれ ぞれ隣接して終了する、第一と第二のスロット線へ分かれるバルンを含み、かつ 上記RF入力手段と上記バルンがストリップ形式で構成される特許請求の範囲第 13項記載のミキサ。 16.上記90°位相変化導入手段がランゲ・カプラからなる特許請求の範囲第 13項記載のミキサ。 17.さらに、広い帯域幅作業を容易にするために、上記90°位相変化導入手 段へ結合されるおおぎ状ロードからなる特許請求の範囲第13項記載のミキサ。 18.上記入力RF信号を第一と第二の経路へ分割するための手段と、上記第一 経路内の信号に相対的な上記第二通路内の信号に90°の位相変化を導入するた めの手段とを含めて、同平面の導波路(CPW)内に構成されるRF入力手段と 、 上記第一と第二の経路へそれぞれ結合される第一と第二の接触領域と、 上記第一と第二の接触領域に隣接して局部発振(LO)信号の準備手段と 、 上記第一と第二の接触領域と上記LO準備手段との間のフリップ組み立て チップとからなり、上記フリップ組み立てチップは上記LO信号を復帰させるた めに非線形電子装置を含み、さらに、 上記第一と第二の接触領域のそれぞれに相対的な中間周波数(IF)信号 を伝導するための手段とからなる直角位相ミキサ。 19.上記LO準備手段が、導波路から、上記第一と第二の接触領域にそれぞれ 隣接して終了する第一と第二のスロット線へ分かれるバルンを含み、かつ 上記フリップ組み立てチップが上記第一と第二の接触領域と上記第一と第 二のスロット線との間に組み立てられる特許請求の範囲第18項記載のミキサ。 20.RF帯域通過要素のグループから上記RF入力手段へ結合される帯域通過 要素からなり、該グループは 平行板の配列内でチップ組み立てコンデンサと、 逆バイアス設定されるダイオードとして配列される、チップ組み立てコンデ ンサと、 上記RF入力手段と上記接触領域との間に結合される結合線コンデンサと、 上記RF入力手段と上記接触領域との間に結合される相互かみあい型コンデ ンサと、 上記RF入力手段と上記接触領域との間に結合される遅延線結合線コンデン サと、 先行RF入力容量装置とを含む特許請求の範囲第19項記載のミキサ。 21.上記RF入力と上記バルンがストリップ形式で構成される特許請求の範囲 第19項記載のミキサ。
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