JPH11513784A - 効率を上げ、入力熱温度、負荷温度または冷凍温度に対する制限を広げるための付加的構成要素を有する熱吸収変換システム - Google Patents

効率を上げ、入力熱温度、負荷温度または冷凍温度に対する制限を広げるための付加的構成要素を有する熱吸収変換システム

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JPH11513784A
JPH11513784A JP9515414A JP51541497A JPH11513784A JP H11513784 A JPH11513784 A JP H11513784A JP 9515414 A JP9515414 A JP 9515414A JP 51541497 A JP51541497 A JP 51541497A JP H11513784 A JPH11513784 A JP H11513784A
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ガムス,マルティン
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Abstract

(57)【要約】 1. 熱および/または冷凍カバーを提供するための単段または多段システムとして少なくとも一つのアブソーバおよび/またはリソーバを有し、吸収熱交換器として構成された熱吸収変換システム。2.1 本発明の目的は、物質移動と熱交換の単位領域あたりの負荷と、その結果得られるアブソーバおよび/またはリソーバにおける熱伝達係数ができるだけ高い値に設定されており、従って、このタイプのシステムのコストがあまりかからない、性能特性が改善された熱吸収変換システムを開発することにある。2.2 前記目的は、熱吸収変換システムがアブソーバ3および/またはリソーバとして少なくとも一つの冷却(つまり、非断熱)吸収熱交換器3と、追加の構成要素として、少なくとも一つの溶液クーラ13および/または16とポンプ14とを有し、それらの構成要素が、吸収熱交換器3、ライン18、制御バルブ20とともに再循環回路を形成していることにより達成される。2.3 このタイプの熱吸収変換システムは、なかんずく、有利に、熱入力温度が低くても、または冷凍温度が下がっても、あるいは冷却媒体温度が上がっても運転することができ、これにより新しい適用領域が開かれる。

Description

【発明の詳細な説明】 効率を上げ、入力熱温度、負荷温度または冷凍温度に対する制限を広げるための 付加的構成要素を有する熱吸収変換システム 技術分野 本発明は、以下略して吸収システムと呼ぶが、冷気や熱気を生成するための冷 凍機、熱ポンプおよび熱交換器またはこれらの組み合わせ等の単段または多段設 計で使用される請求の範囲第1項の前文に対応する熱吸収変換システムに関する (G.アルフレッド、R.ラデルマッハ:熱変換システム、CRCプレス、ボカ ・レートン(1994))。また、熱吸収変換システムについては、ニーベルガ ル、W:冷凍技術マニュアル、第7巻、吸収冷凍機、スプリンガー・ベルリン・ ニューヨーク、再版(1981)、およびH.v.キューブ、F.シュタイムル :熱ポンプ、VDI−ベルラグ・デュッセルドルフ(1984)でも論じられて いる。吸収システムの性能データの重大な要素は、蒸発器、アブソーバ、コンデ ンサ、発電機、ディソーバ、リソーバなど、使用される主要な構成要素における 、すべての相互熱伝達係数の和である(P.リーシュ、G.アルフレッド、DK V−シンポジウムレポート第17巻、ハイデルベルグ、PP.569ff(19 90))。アブソーバとリソーバは、吸収作用における物質移動が乏しいため、 特に比較的大きな熱交換面を必要とする。この場合、蒸発器、発電機またはディ ソーバ内での沸騰の場合と同じように、溶液を完全に混合し、アブソーバとリソ ーバにおける物質移動と熱交換のためには、溶液の中の乱流が非常に重要である 。物質移動と熱交換における乱流は、熱交換器の単位領域あたりの熱交換を高く することによって、すなわち、単位領域あたりの負荷を高くすることによって、 引き起こすことができる。以後、吸収熱交換器という総括的な名称は、例えば、 管束または板型熱交換器を備えた流下液膜式アブソーバとも呼ばれる散水アブソ ーバや、例えば、パイプコイルまたは板型熱交換器を備えたバブルアブソーバと も呼ばれる液浸アブソーバなどのような、断熱、すなわち冷却アブソーバとリソ ーバを意味する(例えば、ニーベルガール、W:冷凍技術マニュアル、第7巻 、吸収冷凍機、スプリンガー・ベルリン・ニューヨーク、再版(1981)、p p.379ff)。 背景技術 吸収熱交換器における熱伝達は、例えば、構造化チューブ(N.イッシキ、K .オガワ、Proc.吸収熱伝達強化についてのミュンヘン会議(1994)) または、添加剤、例えば、オクタノール(Y.ナガオカ他、Proc.XVII冷凍 についての国際会議Vol.B、pp.636、ウィーン(1987))によっ て強化することができるということが知られている。アブソーバにおける熱伝達 工程について、役に立つ論述が、その後続いて出版されたF.ズーマラー(TU ミュンヘン、p.65、1996)による論文のなかで論じられている。溶液と 冷却媒体との間の熱伝達は、一般的に吸収工程を制限することはないが、これは 、物質移動によって制限される。表面領域を大きくすることによって物質移動を 改善するために、アブソーバ/リソーバにおける熱交換領域を広くすると、アブ ソーバのコストが高くなり、熱交換器に湿潤の問題が発生する(J.タング他、 第18回国際会議、モントリオール、P.519(1991);I.グライター 、論文TUミュンヘン(1995)、pp.36−37)。良好な熱伝達のため には、熱交換器は、完全に濡れていなければならない。さらに、例えば、熱交換 領域を大きくするか、または入力熱温度を低くし、従って、熱交換領域あたりの エネルギー交換(一言で言えば、単位領域あたりの負荷)が下がると、吸収熱交 換器の中の溶液の乱流と、熱伝達を促進する添加剤の効果は比較的急激に低下す る(K.J.キム、論文アリゾナ州立大学(1992)、pp.150)。また 、吸収熱交換器における単位領域あたりの負荷を下げると、他の主要構成要素に おける単位領域あたりの負荷に逆効果を及ぼし、また、システム全体の比熱交換 領域が大きくなり、したがって、システムのコストが高くなる。 さらに、前述のように、例えば、散水アブソーバのように構成されている吸収 熱交換器を有する吸収システムにおいては、入力熱温度が低く、広い交換領域が 必要なため、湿潤の問題が起きるということが知られている。これらの問題は、 アブソーバとそれに対応する発電機との間の溶液循環率を上げ、アブソーバで再 循環させることにより、避けることができる(H.v.キューブ、F.シュタイ ムル;熱ポンプ、VDI−ベルラグ・デュッセルドルフ(1984)、p.19 5)。アブソーバにおける再循環の場合、物質移動によって吸収が制限されるた め、吸収熱交換器のコレクタにおいて過冷却されて出てくる溶液は、吸収熱交換 器の分配装置へとポンプで戻される。特に、管束の高さが低い吸収熱交換器を装 備した、容量が中型または小型の吸収システムは、完全な湿潤を得るために再循 環率を高くする必要がある。吸収の熱を放出し、吸収熱交換器における熱伝達の ために温度レベルをできるだけ高くする場合は、熱伝達に利用できる駆動温度差 が、希薄な溶液と濃厚な溶液の間の温度差によって低下するため、再循環率を上 げると、逆効果になる(I.グライター、論文TUミュンヘン(1995)、p p.36−37)。 さらに知られた手段は、断熱アブソーバを使うことによってアブソーバ/リソ ーバにおける物質移動と熱交換を切り離す方法である(W.A.リャン、Pro c.吸収熱ポンプの国際会議、ニュー・オルレアンズ、AES−Vol.31, p.155,1994))。結果として、広い熱交換領域を必要とせずに、物質 移動に必要な広い表面領域を得ることができる。熱交換は、再循環回路の中のク ーラ内で別々に行われる。断熱アブソーバの場合の欠点は、吸収の比熱が、溶液 の比熱容量に比較して非常に高いため、吸収の熱が物質移動を誘い、アブソーバ の中の溶液が比較的激しく加熱されるということである。これにより、溶液の高 再循環率または氷点下以下への激しい冷却、あるいはその両方が必要となり、そ れゆえ、断熱アブソーバの冷却水と吸収温度との間の駆動温度差が大きく、入力 熱温度が高いこと、温度の上昇の損失などのすべての欠点が伴う(F.ズーマラ ー、論文TUミュンヘン、p.83,1996)。 吸収を高めるための上記の手段は、通常、吸収を制限している物質移動に対し 、可能な最大限の表面領域が提供されているという事実に基づいている。これは 、例えば、管束のような、広い吸収熱交換領域、あるいは、例えばパッキングに よる断熱アブソーバによって、実現できる。 発明の開示 本発明の目的は、アブソーバまたはリソーバあるいはその両方における物質移 動と熱交換を高めることによって、コストのかからない手段によって、吸収シス テムの性能特性を改善することにある。 本発明によると、この目的は、請求の範囲第1項に従った特性によって達成す ることができる。これによると、吸収システムの場合、追加の構成要素として、 少なくとも一つの溶液クーラと、再循環回路の中にポンプが互いに連結されてい る、一つの非断熱性の、冷却吸収熱交換器を、アブソーバおよびリソーバあるい はその両方として使用する。吸収熱交換器から出る作業媒体の濃厚な、過冷却さ れた溶液は、少なくとも部分的に吸収熱交換器の入口へ、少なくとも一つのポン プと少なくとも一つの溶液クーラを介して再循環される。本発明による配置では 、溶液を激しく過冷却することによって、吸収熱交換器において良好に物質移動 を達成するという概念に基づいている。この手段により、例えば吸収熱交換器の 中の吸収散水フィルムの蒸気圧と、吸収熱交換器の蒸発器による蒸気圧との間の 温度の勾配を大きくすることにより、吸収時の溶液の乱流が促進される。乱流が 起きることにより、吸収熱交換器の中の溶液がよりよく混合され、温度勾配と濃 度勾配の両方が重なるように表れる。これは、吸収熱交換器における物質移動と 熱交換に有利な影響を及ぼし、これにより、吸収システムの性能特性にも有利な 影響を及ぼす。所定の冷却水の温度の溶液に対する急激な過冷却は、溶液クーラ 、例えば、際循環回路内の液/液熱交換器によって行なう。5000W/m2K までの溶液クーラのk値は、500から2000W/m2Kの間にk値を有する 吸収熱交換の値より明らかに大きい。上記の再循環とは逆に、ここにおける再循 環は、湿潤または部分的な負荷の制御を保証するのには、たいていは役立たない が、請求の範囲第1項に従って形成された溶液回路は、主として、溶液クーラを 通して溶液の再循環を行なうのに適しており、従って、溶液の過冷却と、吸収熱 交換器における、さらに乱流の物質移動と熱交換に適している。溶液クーラを配 置した吸収熱交換器は、その相互作用から、吸収熱交換器における吸収時の物質 移動と熱交換を強化することができる。達成できる効果と利点は、単に、個々の エレメント、溶液クーラおよび吸収熱交換器の動作を合わせたことによるもので はない。 吸収熱交換器と溶液クーラの相互作用が、なかんずく、次のような技術的可能 性と利点を導き、これは、溶液クーラなしでは達成できなかったであろう。 −費用のかかる広い伝熱表面を有するアブソーバ/リソーバ、例えば、管束熱 交換器は、この概念によると、有利により小型に作ることができ、液/液熱交換 器としての溶液クーラはコンパクトで、効率がよく、例えば、板型熱交換器のよ うに製造に費用がかからない。 −物質移動と熱交換を改善したため、その他の条件を変更しなくても、吸収時 の放熱が冷却水をより高い温度に加熱することができる。これにより、有利に冷 却媒体が吸収熱交換器と溶液クーラを通る流れを減らすことができ、そして/あ るいは、吸収熱交換器と溶液クーラからの廃熱を、例えば加熱の目的で、より高 い温度で放出させることができる。 −上記のように、所定の容量で、冷却水の温度を上げて、例えば、一定の条件 の下で、直接空気冷却または乾燥再冷却を経済的に利用してもよい。 −さらに、例えば、吸収熱交換器だけを使用している場合には、例えばその高 粘性などのために熱伝達が不十分である、数組の材料を使用してもよい。 −所定の冷却媒体温度で、アブソーバの蒸気圧を下げてもよく、その結果、冷 凍するための蒸発器の温度を有利に下げることができる。 −同じように、溶液クーラを使った吸収熱交換器では、物質移動と熱交換が大 きいため、単段および多段システムにおける入力加熱温度を下げてもよい。これ により、なかんずく、低温熱を区画加熱、エンジン、ソーラー・クレクタからの 廃熱や低温熱のような駆動熱として有効に利用することができるようになる。 効率の高い二段吸収冷凍機の場合は、入力熱温度は、約130℃まで下げるこ とができる。従来は、例えばこの温度では、単段の吸収冷凍機しか経済的には運 転することができなかった。二段の吸収冷凍システムでも、130℃で効率よく 運転することができるため、性能の係数が0.7から1.2まで上がり、その結 果、このシステムは、例えば、低圧スチームグリッドにおいてでさえも効率よく 、そして有利に使用することができるようになった。 本発明によると、三段吸収冷凍機では、高圧発電機における入力熱温度を高効 率で約150℃まで下げることができる。以前は、この温度では、二段の冷凍機 しか運転できなかった。高圧発電機の温度を160℃より上に上げるのは、腐植 防止剤と材料の選択に関する、ここでは説明していない問題のため、技術的に可 能ではない。三段吸収冷凍システムの場合の性能係数が1.6と高いため、オイ ルやガスによる直接点火の場合でさえも、これらは、コンプレッサ冷凍システム への初期のエネルギーにおいては等しい。 −溶液クーラを備えていない再循環回路を有する吸収熱交換器または断熱アブ ソーバの欠点も著しく減り、熱伝達における有利に低い駆動温度差が実現された 。特に、請求の範囲第1項に従って、溶液クーラと吸収熱交換器を合併させるこ とにより、吸収熱交換器の単位領域あたりの負荷を、有利に、システム内で高い 値に設定することができ、それは、特に、入力熱や冷凍温度が低い場合や、冷却 媒体温度が高い場合に有利である。 本発明の有利な実施形態が、請求の範囲第2項に明記されている。再循環ポン プを吸収熱交換器の下流と、溶液クーラの上流に直接配設することにより、溶液 クーラにおいて、比較的大きな圧力降下が可能となり、従って、溶液クーラにお いて溶液の乱流を引き起こすことができる。その結果、溶液クーラの熱伝達を有 利に強化することができ、溶液クーラのサイズをかなり小型にすることができる 。請求の範囲第3項による配置とは逆に、特にこの配置においては、溶液クーラ で溶液のキャビテーションが起きることなしに、溶液クーラにおける大きな圧力 降下により熱伝達がよくなるため、例えば水のような、蒸気圧が低い作業媒体の 場合、溶液クーラは、再循環ポンプの下流に配設するのが好ましい。 さらに、例えば、蒸気圧の高い作業媒体の場合の、本発明の有利な実施形態が 請求の範囲第3項に明記されている。再循環ポンプが溶液クーラの下流に配設さ れている場合は、第1に、吸収熱交換器において物質移動と熱交換が行われやす いように、溶液を過冷却することができ、第2に、これにより、溶液は、ポンプ の吸い込みによるキャビテーションが起きない。ここで言及できる利点は、必要 な吸い込み圧力ヘッドを減らすことができる点、あるいは、いわゆるインデュー サ装置を有する、比較的複雑な特殊ポンプを使用しなくてもよい点である。 請求の範囲第2項と第3項との組み合わせもまた、有利である。例えば、第1 の溶液クーラが、再循環ポンプの吸い込み側を吸収熱交換器の出口に接続し、比 較的大きな圧力降下を有する第2の溶液クーラがポンプの加圧側を吸収熱交換器 の取入れ口に接続する。この配置は、再循環ポンプの必要性が少ないという利点 と、第2の溶液クーラにおける熱伝達が大きいという利点の両方を持っている。 適当な数の溶液クーラの通路を有する一つの熱交換器によって、両方の溶液クー ラとも技術的に単純に設置することができることは明らかである。 本発明のさらに有利な実施形態が、請求の範囲第4項に明記されている。溶液 回路ポンプにより、吸収熱交換器から僅かに過冷却された溶液を取り込む場合は 、慣例上、適当な吸い込み圧力ヘッドと、キャビテーションを感知しない複雑な ポンプを必要とする。溶液回路ポンプに送るために、沸騰圧力よりかなり高い取 り込み圧力を有する部分的な流れを、請求の範囲第1項乃至第3項で使用してい る再循環ポンプから有利に分岐して、この溶液回路ポンプの設計によって課され うる特別な要求事項を排除できるようにしてもよい。その結果、特に取入れ口の 断面積が小さい、単純で標準的なポンプを、対応する発電機ユニット用に溶液回 路ポンプとして使用することができる。一方、フィードポンプとして作用する再 循環ポンプは、また、ポンプハウジングの中の溶液回路ポンプの次の段階と有利 に合併させることもできる。 本発明のさらに有利な実施形態が、請求の範囲第5項に明記されている。溶液 回路ポンプによってかかる蒸気圧の差が、再循環ポンプの圧力上昇を超えない場 合、別の溶液回路ポンプは、溶液を発電機ユニットに移送する必要はない。これ は、特に、水やアルコールのような、蒸気圧が低い作業媒体を採用している場合 に有利に使用することができる。 本発明のさらに有利な実施形態が、請求の範囲第6項に明記されている。付随 する溶液回路からくる熱いまたは冷たい溶液は、吸収工程を維持するためにアブ ソーバユニットまたはリソーバユニットに送られなければならない。熱い溶液に 耐えているパイプは、有利に溶液クーラの取入れ口に連結されている。つまり、 熱伝達係数が良いため、溶液は、吸収熱交換器に送られる前に、効率よく溶液ク ーラの中で冷却される。塩分を含む液体吸収媒体の場合は、発電機ユニットから の濃縮された熱い溶液は、通常は減圧または冷却により結晶化してしまうが、吸 収熱交換器の出口からの溶液と、溶液クーラの取入れ口で有利に混合することに より、減圧または冷却することができる。溶液回路の発電機ユニットの出口と溶 液クーラの取入れ口との間にある減圧用の制御弁は、省略することもできる。水 のような蒸気熱の低い作業媒体を使用している場合は、溶液熱交換器からの溶液 を、溶液熱交換器の取入れ口で、再循環ポンプからの溶液の圧力レベルに上げ、 それをそこで例えば、発電機と溶液熱交換器との間にある追加の溶液ポンプを介 して混合するのが有利である。あるいは、溶液熱交換器を通じて発電機から流れ る希薄な溶液が、再循環ポンプの上流にある吸収熱交換器からの溶液と混合され る場合には、追加の溶液ポンプも省略することができる。 例えば、デソーバや、溶液回路からの冷たい溶液がリソーバの圧力レベルに関 して十分に過冷却されている場合は、冷たい溶液に耐えているパイプを、リソー バとしての役割を果たす、吸収熱交換器の取入れ口に有利に連結できる。 本発明のさらに有利な実施形態が、請求の範囲第7項に明記されている。再循 環回路は、例えば、再循環ポンプを使って適当に設定されている溶液クーラを通 る溶液の流量によって、吸収熱交換器における熱伝達係数の制御設備として使用 してもよい。つまり、吸収熱交換器の物質移動と熱交換は、広い範囲にわたって 制御可能であるということである。これを有利に使って、このシステムを、例え ば、季節によって変化する冷却水の温度に適合させてもよい。従って、戻り流を 混合させることによる、比較的複雑な冷却水流の温度制御は、省略することがで きる。 本発明のさらに有利な実施形態が、請求の範囲第8項に明記されている。通常 、吸収システムの容量は、入力熱の温度を介して制限される。すなわち、部分負 荷に対して、入力熱の温度を下げる。部分負荷の効率を高めるには、この場合、 溶液循環量を、容量に合わせてできるだけ下げなければならない。本発明による と、溶液クーラを含む再循環回路は、吸収熱交換器において、物質移動と熱交換 を制御できるため、有利にシステムの容量に対する制御設備であり、制御は、例 えば、溶液クーラを通る冷却媒体の流量または溶液の流量の設定を介して行なわ れる。つまり、有利に、第1に、システムのエネルギー交換を制御することがで き、第2に、溶液循環量が実質上ゼロの場合でも、吸収熱交換器の完全な湿潤が 保証される。 本発明のさらに有利な実施形態が、請求の範囲第9項に明記されている。溶液 クーラと吸収熱交換器による効率の良い熱伝達のため、アブソーバでは、比較的 小さい駆動温度差のみが必要となり、従って、他の構成要素における熱伝達に対 する駆動温度が小さくても、発電機、蒸発機およびデソーバの浸水運転に対する 、十分な駆動温度差を得ることができる。浸水熱交換器は、その技術的構造にお いて非常に単純で、便利であり、従って、請求の範囲第1項に記載の吸収システ ムに対しては特に有利な技術的解決法である。 本発明のさらに有利な実施形態が、請求の範囲第10項に明記されている。流 下液膜式吸収熱交換器に対する熱伝達係数を上げるため、多くの吸収システムに おいて、2−エチルヘキサノールのような添加剤が添加され、それにより、吸収 熱交換器の単位領域あたりの負荷が高い場合(=容量/熱交換領域)には、熱伝 達係数が数倍にも上昇する。しかし、単位領域あたりの負荷が低い場合は、添加 剤による改善は急降下し、添加剤を加えていない値にまで下がる。例えば、本発 明により、入力熱温度が降下したにも関わらず、吸収熱交換器における単位領域 あたりの負荷が比較的高い値に維持され、熱伝達を強化する添加剤の作用が非常 に大きいまま保持される。これにより、以前は、相応じて大型および/または耐 腐食性の熱交換器を使用しない限りは不可能であった、入力熱、有効熱、冷却媒 体または有効冷凍に対する温度範囲において吸収システムの運転が可能となる。 本発明の、さらに有利な実施形態が請求の範囲第11項に明記されている。塩 を含んだ液体吸収剤は、結晶化の限度のため、あるいは、結晶化の限度に近い溶 液の粘性が高いため、作用媒体が希薄である溶液の蒸発温度と吸収温度の間の最 大温度差が限られているという欠点を持つことがしばしばである。本発明による と、請求の範囲第1項に記載のシステムでは、溶液クーラを介した再循環率が高 いため、吸収熱交換器において、塩の含有量における変化が有利に最低限の、濃 度の高い作用媒体のみが生じる。この結果、利点として、結晶化の限度に近い運 転点における、吸収熱交換器内での結晶化に対する安全範囲が広くなる。再循環 の流量は、付随している溶液回路またはシステム全体の、残りのプロセスパラメ ータには関係なく設定することができる。また、結晶化の限度に近い、粘性の高 い溶液に関しては、吸収熱交換器または溶液クーラにおいて比較的良好な物質移 動と熱交換が達成できるということも、決定的な要素である。結果として、アブ ソーバの運転点を結晶化の限度近くに設定し、アブソーバの蒸気圧を、特に、溶 液のフィールドが狭い場合に、所定の冷却媒体温度における最低限に保つことが 可能である。 本発明のさらに有利な実施形態が、請求の範囲第12項に明記されている。水 蒸気で飽和されていない空気が、同じ外気の状態で、蒸発冷却水より高い温度で 、冷却媒体として存在するため、乾燥冷却の場合、吸収の熱は、蒸発冷却の場合 よりも高い温度で放出されなければならない。溶液クーラにより吸収熱交換器に おける物質移動と熱交換が増したため、所定の蒸発器または発電機の温度で、吸 収システムの廃熱を、より高い温度の冷却媒体によって、除去することができる 。これにより、コンデンサやリソーバ、アブソーバおよび溶液クーラを入力熱温 度、蒸発温度、および大気温度の乾燥空気によって直接冷却することが可能にな り、これは、本発明の吸収熱交換器と溶液クーラのと配置なしでは、効率よく行 なうことができない。さらに、溶液フィールドの狭い、塩を含む液体の吸収剤の 場合、吸収熱交換器は、実質的に凝固限度までの温度レベルまたは濃度で運転す ることができる。水/臭化リチウム吸収冷凍機の場合、蒸発温度が5℃で、利用 可能な濃い溶液の最高温度は、約50℃で、従って、廃熱は、特に効率よく、有 利に、溶液クーラまたは吸収熱交換器における十分な温度差で空気に伝達するこ とができる。従って、溶液クーラ、吸収熱交換器およびコンデンサは、乾燥空気 冷却による熱交換器として構成することができる。 有利に請求の範囲第13項によると、コンデンサや吸収熱交換器や溶液クーラ を冷却するためには、直接空気冷却に関して上ですでに説明したように、本発明 に従った、吸収熱交換器と溶液クーラとの配置なしには、経済的な利用ができな いような条件下で、乾燥冷却を効率よく使用することもできる。 請求の範囲第12項および第13項に従った、直接および間接空気冷却の組み 合わせも、特に有利である。例えば、溶液クーラとコンデンサは、空気で直接冷 却することができ、反対に、吸収熱交換器の場合は、標準散水アブソーバとして 設計されており、冷却は、乾燥再冷却器を介して、空気で冷却した冷却液を使っ て行われる。 例えば、本発明に従った配置のため、アブソーバの運転点を結晶化の限度近く に定めることができるため、前述のように、請求の範囲第14項によると、有利 に、例えば、LiBr/水吸収冷凍システムを、氷の製造とブライン冷却に効率 よく使用することができる。従って、蒸発器の、蒸発温度、−5℃では、アブソ ーバは温度35℃で運転でき、熱を冷却水に効率よく伝達することができる。 請求の範囲第15項によると、なかんずく、ジェットポンプは、実質的に電気 で駆動する液体ポンプよりも価格が安いため、再循環ポンプのような液体ジェッ トポンプの使用は、有利である。例えば、発電機または溶液熱交換器の出口とア ブソーバとの間の溶液の圧力差を動力エネルギとして利用し、発電機からの溶液 の流れを、ジェットポンプへの動力となる液体の流れとして利用することができ る。ジェットポンプに送られる吸上げ液は、吸収熱交換器の出口から出る溶液で 、オプションで溶液クーラを通って流れる。混合ノズルにおける、吸収熱交換器 の圧力と比べた超過圧力を使って、ジェットポンプの混合ノズルと吸収熱交換器 の取入れ口との間に位置する溶液クーラで、良好な熱伝導が有利に行なわれる。 水のように、蒸気圧の低い作用媒体の場合は、例えば、発電機と溶液熱交換器と の間に好ましく配置された溶液ポンプを使って、動力ジェット圧力を生成する必 要がある場合もある。 図面の簡単な説明 達成できる利点は、次に示すような、例証を参照しながら説明する。図には、 本発明が、例として示されており、さらに詳しくは、 −図1は、コンデンサ、蒸発器、アブソーバおよび発電機の、主要構成要素を 有する単段の吸収システムを線図で表したものである。 −図2aは、リソーバ、デソーバ、アブソーバおよび発電機の主要構成要素を 有する単段の吸収システムを表したものである。 −図2bは、リソーバ、デソーバ、アブソーバおよび発電機と、再循環ポンプ として二つの液体ジェットポンプを有する単段の吸収システムを線図で表したも のである。 −図3a〜図3cは、単段および多段システム用の圧力と温度の線図を表した ものである。 発明を実施するための最良の態様 ここで、本発明に従った吸収システムの構造について、図1を参照しながら説 明する。例に示すように、吸収システムは、唯一の溶液回路12と、主要構成要 素であるコンデンサ1、蒸発器2、冷却吸収熱交換器3として構成されたアブソ ーバ3、および発電機4を有している。コンデンサ1と発電機4は、蒸気ライン 11で連結されており、蒸発器2とアブソーバ3は、蒸気ライン10によって連 結されており、作用媒体は、ライン9の中に導かれ、溶液は、溶液回路12に導 かれる。5は作用媒体スロットルを表し、6と19は制御バルブを、7は回路ポ ンプを、8は溶液熱交換器を、そして、21はオプションで設置することのでき る溶液ポンプを表す。そして、本発明に従って吸収システムに示されている追加 の構成要素は、例えば、二つの溶液クーラ13/16と、さらにもう一つのポン プ14、さらにもう一つの制御バルブ20、そして、接続ライン18であり、こ れらは、吸収熱交換器3の周りで再循環回路を形成している。例えば、熱伝達係 数が高い液/液クーラとしての溶液クーラ13と16は、有利に、溶液を過冷却 することができ、従って、熱伝達のために必要な駆動温度差は、有利に小さくて 済むため、上で説明したように、吸収熱交換器3の中の、再循環する強く過冷却 した溶液の流れにより、溶液クーラ(13/16)がない配置に比較すると、単 位領域あたりの負荷、あるいは物質移動や熱交換を著しく上げることができる。 このように、溶液クーラ13/16と吸収熱交換器3との間の相互作用により、 アブソーバ3の中の物質移動と熱交換を高めることができる。この場合、再循環 は、本質的には、吸収熱交換器3の中の湿潤を保証したり、制御する役割は果た さないが、溶液クーラ13/16を通して溶液を再循環させ、それにより、溶液 を過冷却する役割を果たす。また、吸収熱交換器3の中の単位領域あたりの負荷 が高いと、間接的に発電機4と蒸発器2における単位領域あたりの負荷が高くな り、それにより、吸収システムの性能特性が改善される。本発明に従って、図1 に示す溶液クーラ13/16と吸収熱交換器3を配設することにより、すでにリ ストしたような技術的可能性がすべて有利に利用できるようになる。 図1に示すように、再循環ポンプ14を溶液クーラの上流に配設することによ り、溶液クーラ13において、大きい圧力降下を起こし、熱伝達に有利な溶液ク ーラにおける乱流を引き起こすために有利である。従って、溶液クーラ13は、 非常にコンパクトに、また安価で構成することができ、そして、溶液クーラ16 は、オプションで省略することもできる。水のように蒸気圧が低い作用媒体の場 合は、溶液クーラ16の相応じて大きい圧力降下で溶液クーラ16の中の溶液が キャビテーションを起こすため、この溶液クーラ13の配設が好ましい。 さらに有利な実施形態は、例えば、蒸気圧の高い作用媒体の場合、まず、溶液 を冷却し、次にその溶液が吸い込まれるときにキャビテーションが起こらないよ うにするため、溶液クーラ16を再循環ポンプ14の上流に配置することである 。結果として、ポンプ14の吸い込み圧力ヘッドまたはポンプ14の技術的に複 雑なインデューサ装置を有利に省略することができる。 また、ポンプ14の吸い込み側にある第1の溶液クーラ16と、ポンプ14の 圧力側にある、比較的圧力損失が高い第2の溶液クーラ13も、図1で説明して いるように、有利である。この配置にすると、前述のように、循環ポンプ14の 必要性がほとんどなくなり、第2の溶液クーラ13における熱伝達を高めること ができる。有利に、溶液クーラ13と16の両方を、それに対応する数の通路を 有する一つの熱交換器シェルに合併することもできる。 有利に、ポンプ14は、同時に溶液回路ポンプ7に対するフィードポンプとし て働くこともできる。ポンプ14の下流の取入れ口の圧力は、溶液の沸騰圧力よ りもかなり高くなる可能性があるため、部分的な蒸気を、溶液回路ポンプ7に送 るために有利に使用することができ、従ってポンプの設計に関してどのような特 別な規制も受けず、特に、取入れ口の断面を小さくすることができる。有利に、 フィードポンプ14として作動する再循環ポンプ14と溶液回路ポンプ7は、一 つのハウジングのなかで連結させることもできる。 アブソーバ3と発電機4の圧力により、再循環ポンプ14と溶液回路ポンプ7 とを、18と溶液回路12とを通る溶液の流量を、制御バルブ19および20を 介してポンプの出口で設定して、一つのポンプに置き換えるのも有利な方法であ る。この解決法は、特に、水やアルコールのような、吸収システムにおける蒸気 圧が小さい作用媒体を使用する場合に起きる、アブソーバ3と発電機4との間の 蒸気圧の差が小さい場合に考えるとよい。 アブソーバにおける吸収工程を維持するため、発電機4から送られてくる高温 で希薄な溶液の作用媒体は、図1に示すように、有利に、溶液クーラ13の取入 れ口に送られる。この場合、高温の溶液は、例えば、溶液が吸収熱交換器3に送 られる前に、液/液クーラのような、高い熱伝達係数により効率よく溶液を冷却 する溶液クーラ13ですでに冷却されているのが都合がよい。発電機から送られ てくる高温で非常に希薄な溶液の作用媒体を、ライン18を介して吸収熱交換器 3からの溶液と混合すると、塩分を含む液体吸収媒体の場合に、減速時、および その後溶液クーラ13で溶液をさらに冷却する際に、溶液から塩を結晶化させて しまうのを防ぐ。そして、制御バルブ6は、有利に省略でき、あるいは、溶液ク ーラ13の下流に設置することもできる。発電機4とアブソーバ3との間の蒸気 圧の差が小さい作用媒体の場合は、発電機と溶液熱交換器8との間に追加の溶液 ポンプ21を設置する必要がある場合もある。結果として、発電機4からの溶液 は、溶液クーラ13の取入れ口で、循環ポンプ14から送られてくる溶液と同じ 圧力まで上げることができ、同時に、溶液熱交換器8で良好な熱伝達を達成する こともできる。あるいは、溶液熱交換器8からくる希薄な溶液の作用媒体が、再 循環ポンプ14の上流または溶液クーラ16の取入れ口で混合される場合は、溶 液ポンプ21を省略することもできる。 さらに、溶液クーラ13/16、ポンプ14および制御バルブ20からなる再循 環回路は、吸収熱交換器3における熱交換のための制御設備を形成する。例えば 、冷却媒体の流量や溶液クーラ13/16を通る溶液の流量を設定することによ って、アブソーバ3における単位領域あたりの負荷や、熱伝達を広い範囲内で変 化させることができる。これは、アブソーバ3と溶液クーラ13/16における 変動する冷却水の温度にシステムを対応させるのに有利に使用することができる 。従って、アブソーバ3の中で戻り流を混合することによる、冷却水の流れの温 度を制御するという比較的複雑な作業は省略することができる。 また、溶液クーラ13/16、再循環ポンプ14および制御バルブ19および 20からなる再循環回路も、システムの容量のための制御設備となりうる。前述 のように、溶液クーラ13/16を通る溶液や冷却媒体の流量を設定することに よって、一方では、有利に、システムのエネルギー交換を設定できるが、他方で は、溶液循環率が12のうち、実質的にゼロでも、吸収熱交換器3の完全な湿潤 は保証される。 図1に示した例に従った機械装置における溶液クーラ13/16と吸収熱交換 器3による効率のよい物質移動と熱交換のため、駆動温度差は比較的小さくても よい。従って、入力熱の温度が低くても、コンデンサ1、蒸発器2および発電機 4のような他の構成要素における熱伝達のため、浸水発電機熱交換器4または蒸 発器熱交換器2が利用できるのに十分な駆動温度差がある。従って、技術的な構 造が単純で好都合な浸水熱交換器2および4は、請求の範囲第1項に記載の吸収 システムにとって、特に有利な技術的解決策を形成する。 図示した例1に従ったシステムのもう一つの利点は、単位領域あたりの負荷が 高い場合に、熱伝達係数が数倍にまで上がり、単位領域あたりの負荷が低い場合 には、効果が非常に小さいか、あるいは全くない2−エチルヘキサノールのよう な、流下液膜式吸収熱交換器のようなアブソーバ3に対する熱伝達係数を上げる ための添加剤と組み合わせることによって実現することができる。本発明による と、図1に示した、請求の範囲第1項に記載した配置によって、例えば、発電機 4における入力熱温度が低下しているにもかかわらず、吸収熱交換器3における 単位領域あたりの負荷は、熱伝達を高める添加剤の効果が有利に、最適に保持さ れる、比較的高い値に維持される。これにより、従来、相応じて大型の、あるい は/または耐腐食性の熱交換器を使用した場合のみ達成できた、入力熱、有効熱 、冷却媒体または有効な冷凍の温度範囲内で吸収システムの運転が可能になる。 図1によるシステムの溶液回路12に、塩分を含む液体吸収媒体を使用してい る場合、希薄な溶液の作用媒体の、2における蒸発温度と3における吸収温度と の間の最大温度差が、結晶化の限度や高い粘性によって制限されるのを防ぐ。本 発明によると、このようなシステムでは、循環ポンプ14を介して溶液の流量が 調整可能なため、塩分の含有量の変化が最低限の濃度の濃い作用媒体のみが吸収 熱交換器3において発生する。このため、利点として、吸収熱交換器3における 結晶化に対する安全性の限界が広がる。溶液クーラ13/16を通る高再循環流 量は、溶液回路12またはシステム全体における残りのプロセスパラメータに関 係なく安定して制御することができる。特に、溶液の粘性が高くなる、結晶化の 限度に近く、従って、吸収熱交換器3における熱伝達が乏しい場合には、本発明 に従って、吸収熱交換器3と溶液クーラ13/16を配置することにより、良好 な物質移動と熱交換とを得ることができる。従って、例えば、LiBr/水吸収 冷凍システムをブライン冷却と氷の製造とに効率よく使うことができる。例えば 、蒸発器2における蒸発温度が−5℃の場合、濃厚な作用媒体に利用可能な最大 温度は35℃で、これは、前述の理由から、冷却水に効率よく伝達することがで きる。 また、本発明によると、前述のような冷却媒体、この場合、冷却媒体乾燥空気 を有する熱交換器として構成されているコンデンサ1、吸収熱交換器3、溶液ク ーラ13/16のいずれか、またはこれらすべてへの熱伝達強化のため、吸収シ ステムにおける乾燥空気による冷却の利用の幅を拡張することができる。上記の 理由により、吸収熱交換器3の運転点は、塩分を含む液体吸収媒体の場合は、有 利に、溶液の凝固限度に近くてもよく、これにより、前述のように、直接および 間接空気冷却を有する吸収冷凍システムの経済的な利用幅が拡張される。例えば 、蒸発器2における蒸発温度が5℃の材料の組み合わせLiBr/水を使用する 吸収冷凍機の場合、濃度の高い溶液の作用媒体で利用可能な最高温度は、アブソ ーバ3における50℃である。コンデンサやアブソーバから取り除く熱は、本発 明による溶液クーラ13/16と吸収熱交換器3の配設により、溶液の粘性が高 い塩の濃度でも、十分な温度差で効率よく、そして都合よく直接または間接的に 空気に伝達される。有利に、例えば、溶液クーラ13/16および吸収熱交換器 3の冷却の場合、溶液クーラ13/16なしでは効率のよい乾燥冷却が不可能な 条件下においては、乾燥再冷却機を使用することができる。 本発明による吸収システムのさらにもう一つの例証が、図2aに示した再吸収 冷凍機によって表されている。コンデンサ1と蒸発器2の代わりに、このシステ ムは、もう一つの溶液回路42、溶液熱交換器38、溶液回路ポンプ37および 制御バルブ36および49だけでなく、吸収熱交換器31のような構成のリソー バ31、およびデソーバ32を有している。有利に、このシステムは、図1の例 証で説明したように、アブソーバ3に本発明による吸収熱交換器3の設備と、溶 液クーラ13/16を有しているだけでなく、吸収熱交換器31のようなリソー バは、溶液クーラ43および46、ライン48、ポンプ44および制御バルブ5 0とともに再循環回路を形成している。本発明による、図1で示された第1の例 証で説明したアブソーバ3の再循環回路に関するものと同じ利点が生まれる。 単段システムでは、ポンプ44は、溶液回路ポンプ37に対するフィードポン プとして使用することはできず、また、ポンプ37と44は、ポンプ7と14で は有利に可能なように、一つのポンプとして設計することもできない。逆に、多 段機械設備では、有利に、ポンプ44をフィードポンプとして、あるいは溶液回 路ポンプとしてその上の下流ステージに使用することができる。図3aで示すよ うに、アブソーバ3とリソーバ31との両方に、溶液クーラ13/16と43/ 46の再循環回路をそれぞれと、ポンプ14および44をそれぞれ接続すると、 それぞれが両方とも付加的に発電機4の入力熱温度を下げるため、有利である。 再吸収熱交換器または多段再循環冷凍機の場合は、熱は溶液クーラ43で効率よ く除去されるので、溶液クーラ43の取入れ口におけるより高い圧力や温度レベ ルから流れる熱い溶液を送るのにさらに有利である。 図2bは、図2aに類似した吸収システムを示しており、本質的な相違点は、 機械的溶液ポンプ14と44がそれぞれ液体ジェットポンプ14と44に置き換 えられている点である。ジェットポンプ14と44への動力液は、溶液回路12 における発電機4からの溶液、あるいは、ポンプ37によって相応じた圧力にな る溶液回路43内の溶液である。従って、ジェットポンプ14の場合は、発電機 4とアブソーバ3との間の溶液の圧力の差が利用され、この圧力の差は、例えば 、アンモニア/水の吸収システムの場合は、十分な大きさである。例えば、Li Br/水のような、発電機4とアブソーバ3との間の圧力の差が小さい材料の組 み合わせでは、溶液熱交換器8における良好な熱伝達は、発電機4と溶液熱交換 器8との間に溶液ポンプ21を使うことによって達成できる。溶液ポンプ21は 、有利に、溶液熱交換器8における圧力の降下に加え、ジェットポンプ14の動 力液に対して十分な圧力を供給するように設計することができる。ジェットポン プ14と44の吸い込み側では、溶液は、吸収熱交換器3または溶液クーラ46 それぞれの出口から供給される。ジェットポンプ14と44の混合出口では、吸 収熱交換器3または31それぞれにおける圧力と比較した超過圧力を使って、溶 液クーラ13または43における良好な熱伝達を達成することができる。ジェッ トポンプ14または44に比較して高価な再循環回路における溶液ポンプは省略 することができる。 図3a〜図3cの圧力−温度のグラフに基づいて、本発明の利点が単段および 多段吸収冷凍機用に変換された熱量の温度レベルに関する例として示されている 。矢印は、温度レベルを表し、熱量が供給されたか、除去されたかを表している 。図3aの単段再吸収冷凍機に関しては、デソーバと発電機で供給される熱量は 、それぞれ60、および62および62'であり、アブソーバとリソーバで除去 される熱量の内部のプロセス温度は、それぞれ61、61'および63、63'で ある。溶液クーラを含む再循環回路がないと、熱量は、発電機で62'の温度で 供給され、アブソーバにおいては61'、リソーバにおいては63'の内部プロセ ス温度で除去される。本発明による、再循環回路における追加の溶液クーラによ り、除去された熱量の内部プロセス温度61と63は、有利に、低い方のプロセ ス温度にシフトし、それにより、リソーバとアブソーバにおける熱伝導係数が上 がったため、入力熱も発電機において62の温度にシフトする。62''で表され ている発電機における温度シフトは、付加的にアブソーバにおけるシフト61'' とリソーバにおける63''とから有利に構成される。逆に、入力熱温度が62' の元の値に残っている場合は、システム全体の容量が増加する。つまり、熱交換 領域の単位あたりに変換された容量も、それに従って蒸発器と発電機とでも増加 し、その結果、その熱伝達係数も同じように増加する。逆に、システムの容量が 一定に保たれている場合は、オプションとして、要求された入力熱62または6 2'、またはデソーバまたは蒸発器において利用可能な冷凍容量60の温度は下 げても良い。相応じて、単段熱交換器の場合、断熱アブソーバまたはリソーバに おける溶液クーラを有利に利用することにより、オプションで、必要な入力熱温 度や冷却水温度を下げたり、あるいは、利用可能な負荷温度を上げることができ る。溶液クーラを有する少なくとも一つの吸収熱交換器を使用した単段システム について説明した利点は、図3bおよび図3cを参照しながら次の例で説明する ように、多段システムにおいても相応じて達成することができる。 効率の高い二段吸収冷凍機における、本発明を有利に使用した例が、図3bの 圧力−温度のグラフで表されている。この吸収冷凍機では、入力熱が単段システ ムに比較するとより高い温度、62および62'で供給されており、溶液を絞り 出すために連続して二回システムの中で使用され、その結果、性能の係数が約1 .2に上がる。例えば、アブソーバの熱61'をアブソーバで放出するための内 部のプロセス温度は、本発明による追加の溶液クーラを有する唯一の吸収熱交換 器によってすでに61の内部プロセス温度まで61''下がっており、その後、こ の二段吸収および再吸収冷凍機に必要な入力熱の温度は、少なくとも61''の2 倍、つまり62'の温度から62の温度まで、約62''だけ下がる。本発明によ ると、これにより、例えば、有利に、効率の高い二段吸収冷凍機を約130℃で 低圧蒸気グリッドによって、駆動することができるようになる。オプションで、 入力熱と有効な冷凍温度が変わらない単段システムを使用した場合のように、コ ンデンサやアブソーバから熱を除去するための冷却媒体の温度を上げ、冷却水を 消費せずにシステムを乾燥空気で冷却することができるようにすることができる 。 図3cの圧力−温度のグラフでは、効率の高い三段吸収冷凍機が示されている 。さらに入力熱温度を上げることにより、吸収冷凍機の性能の係数が、二段のシ ステムと比較して、1.2から約1.5まで増えている。ここで、例えば、アブ ソーバに溶液クーラを有する吸収熱交換器によって、アブソーバの熱61を放出 するための内部プロセス温度は、61'の温度から61''だけ減って、その結果 として、これらのシステムの高温発電機において必要な発電機の温度62は、す でに61''の約2倍だけ減っている。さらに61''の約3倍に相当する合計で6 2''の温度の低下は、本発明により、もう一つの再循環回路を高温アブソーバに 追加することによって達成することができる。本発明によると、これは、三段吸 収または再吸収機においても、発電機の温度を約150℃から160℃という周 知の腐食限度の温度以下の62に維持することができ、従って、このタイプのシ ステムの連続的な運転を可能にする。 参照符号一覧 1 コンデンサ 2 蒸発器 3 アブソーバ(冷却吸収熱交換器として設計されたもの) 4 発電機 5 作用媒体スロットル 6 制御バルブ 7 溶液回路ポンプ 8 溶液熱交換器 9 ライン 10 蒸発器とデソーバとアブソーバとの間の蒸気ライン 11 発電機とコンデンサまたはリソーバとの間の蒸気ライン 12 溶液回路 13 溶液クーラ 14 再循環ポンプ(機械的液体ポンプとして、あるいは、図2bのように液体 ジェットポンプとして構成されたもの) 16 溶液クーラ 18 接続ライン 19 制御バルブ 20 制御バルブ 21 溶液ポンプ 31 リソーバ(冷却された吸収熱交換器として構成されたもの) 32 デソーバ 36 制御バルブ 37 溶液回路ポンプ 42 溶液回路 43 溶液クーラ 44 再循環ポンプ(機械的液体ポンプとして、あるいは図2bに示すように、 液体ジェットポンプとして構成されたもの) 46 溶液クーラ 48 ライン 49 制御バルブ 50 制御バルブ 60 デソーバまたは蒸発器において供給される熱量 61 溶液クーラを備えたアブソーバにおいて除去される熱量の内部プロセス温 度 61’溶液クーラなしでアブソーバにおいて除去された熱量の内部プロセス温度 61'' アブソーバにおける温度シフト 62 アブソーバとリソーバとに溶液クーラを備えている場合に、発電機で供給 される熱量 62’アブソーバとリソーバとに溶液クーラがない場合に、発電機で供給される 熱量 62'' 発電機における温度シフト 63 溶液クーラを備えたリソーバまたはコンデンサにおいて除去された熱量の 内部プロセス温度 63’溶液クーラを備えていないリソーバまたはコンデンサにおいて除去された 熱量の内部プロセス温度 63'' リソーバにおける温度シフト
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年9月26日 【補正内容】 、吸収冷凍機、スプリンガー・べルリン・ニューヨーク、再版(1981)、p p.379ff)。 背景技術 吸収熱交換器における熱伝達は、例えば、構造化チューブ(N.イッシキ、K .オガワ、Proc.吸収熱伝達強化についてのミュンヘン会議(1994)) または、添加剤、例えば、オクタノール(Y.ナガオカ他、Proc.XVII冷凍 についての国際会議Vol.B、pp.636、ウィーン(1987))によっ て強化することができるということが知られている。アブソーバにおける熱伝達 工程について、役に立つ論述が、その後続いて出版されたF.ズーマラー(TU ミュンヘン、p.65、1996)による論文のなかで論じられている。溶液と 冷却媒体との間の熱伝達は、一般的に吸収工程を制限することはないが、これは 、物質移動によって制限される。表面領域を大きくすることによって物質移動を 改善するために、アブソーバ/リソーバにおける熱交換領域を広くすると、アブ ソーバのコストが高くなり、熱交換器に湿潤の問題が発生する(J.タング他、 第18回国際会議、モントリオール、P.519(1991);I.グライター 、論文TUミュンヘン(1995)、pp.36−37)。良好な熱伝達のため には、熱交換器は、完全に濡れていなければならない。さらに、例えば、熱交換 領域を大きくするか、または入力熱温度を低くし、従って、熱交換領域あたりの エネルギー交換(一言で言えば、単位領域あたりの負荷)が下がると、吸収熱交 換器の中の溶液の乱流と、熱伝達を促進する添加剤の効果は比較的急激に低下す る(K.J.キム、論文アリゾナ州立大学(1992)、pp.150)。また 、吸収熱交換器における単位領域あたりの負荷を下げると、他の主要構成要素に おける単位領域あたりの負荷に逆効果を及ぼし、また、システム全体の比熱交換 領域が大きくなり、したがって、システムのコストが高くなる。 さらに、前述のように、例えば、散水アブソーバのように構成されている吸収 熱交換器を有する吸収システムにおいては、入力熱温度が低く、広い交換領域が 必要なため、湿潤の問題が起きるということが知られている。これらの問題は、 アブソーバとそれに対応する発電機との間の溶液循環率を上げ、アブソーバで再 循環させることにより、避けることができる(H.v.キューブ、F.シュタイ ムル;熱ポンプ、VDI−ベルラグ・デュッセルドルフ(1984)、p.19 5;US−A4,315,411)。アブソーバにおける再循環の場合、物質移 動によって吸収が制限されるため、吸収熱交換器のコレクタにおいて過冷却され て出てくる溶液は、吸収熱交換器の分配装置へとポンプで戻される。特に、管束 の高さが低い吸収熱交換器を装備した、容量が中型または小型の吸収システムは 、完全な湿潤を得るために再循環率を高くする必要がある。吸収の熱を放出し、 吸収熱交換器における熱伝達のために温度レベルをできるだけ高くする場合は、 熱伝達に利用できる駆動温度差が、希薄な溶液と濃厚な溶液の間の温度差によっ て低下するため、再循環率を上げると、逆効果になる(I.グライター、論文T Uミュンヘン(1995)、pp.36−37)。 DE 960 966 Cでは、三つの異なったアブソーバからなるアブソー バシステムまたはアブソーバカスケードで構成されている吸収冷凍システムを開 示している。この場合の第3のアブソーバは、溶剤容器として付加的に構成され たものである。第3のアブソーバから、または溶剤容器から取り出された溶剤は 、ポンプにより、再循環回路を介して第1のアブソーバへ送ることができる。こ の、溶剤容器としての第3のアブソーバと再循環回路との構造により、入力熱が 利用できない場合でも冷凍容量を提供できる。 さらに知られた手段は、断熱アブソーバを使うことによってアブソーバ/リソ ーバにおける物質移動と熱交換を切り離す方法である(W.A.リャン、Pro c.吸収熱ポンプの国際会議、ニュー・オルレアンズ、AES−Vol.31, p.155,1994);US−A4,475,352)。結果として、広い熱 交換領域を必要とせずに、物質移動に必要な広い表面領域を得ることができる。 熱交換は、再循環回路の中のクーラ内で別々に行われる。断熱アブソーバの場合 の欠点は、吸収の比熱が、溶液の比熱容量に比較して非常に高いため、吸収の熱 が物質移動を誘い、アブソーバの中の溶液が比較的激しく加熱されるということ である。これにより、溶液の高再循環率または氷点下以下への激しい冷却、ある いはその両方が必要となり、それゆえ、断熱アブソーバの冷却水と吸収温度との 間の駆動温度差が大きく、入力熱温度が高いこと、温度の上昇の損失などのすべ ての欠点が伴う(F.ズーマラー、論文TUミュンヘン、p.83,1996)。 吸収を高めるための上記の手段は、通常、吸収を制限している物質移動に対し 、可能な最大限の表面領域が提供されているという事実に基づいている。これは 、例えば、管束のような、広い吸収熱交換領域、あるいは、例えばパッキングに よる断熱アブソーバによって、実現できる。 発明の開示 本発明の目的は、アブソーバまたはリソーバあるいはその両方における物質移 動と熱交換を高めることによって、コストのかからない手段によって、吸収シス テムの性能特性を改善することにある。 本発明によると、この目的は、請求の範囲第1項に従った特性によって達成する ことができる。 これによると、吸収システムの場合、追加の構成要素として、少なくとも一つの 溶液クーラと、再循環回路の中にポンプが互いに連結されている、一つの非断熱 性の、冷却吸収熱交換器を、アブソーバおよびリソーバあるいはその両方として 使用する。吸収熱交換器から出る作業媒体の濃厚な、過冷却された溶液は、少な くとも部分的に吸収熱交換器の入口へ、少なくとも一つのポンプと少なくとも一 つの溶液クーラを介して再循環される。本発明による配置では、溶液を激しく過 冷却することによって、吸収熱交換器において良好に物質移動を達成するという 概念に基づいている。この手段により、例えば吸収熱交換器の中の吸収散水フィ ルムの蒸気圧と、吸収熱交換器の蒸発器による蒸気圧との間の温度の勾配を大き くすることにより、吸収時の溶液の乱流が促進される。乱流が起きることにより 、吸収熱交換器の中の溶液がよりよく混合され、温度勾配と濃度勾配の両方が重 なるように表れる。これは、吸収熱交換器における物質移動と熱交換に有利な影 響を及ぼし、これにより、吸収システムの性能特性にも有利な影響を及ぼす。所 定の冷却水の温度の溶液に対する急激な過冷却は、溶液クーラ、例えば、際循環 回路内の液/液熱交換器によって行なう。5000W/m2Kまでの溶液クーラ のk値は、500から2000W/m2Kの間にk値を有する吸収熱交換の値よ り明らかに大きい。上記の再循環とは逆に、ここにおける再循環は、湿潤または 部分的な負荷の制御を保証するのには、たいていは役立たないが、請求の範囲第 1項に従って形成された溶液回路は、主として、溶液クーラを通して溶液の再循 環を行なうのに適しており、従って、溶液の過冷却と、吸収熱交換器における、 さらに乱流の物質移動と熱交換に適している。溶液クーラを配置した吸収熱交換 器は、その相互作用から、吸収熱交換器における吸収時の物質移動と熱交換を強 化することができる。達成できる効果と利点は、単に、個々のエレメント溶液ク ーラおよび吸収熱交換器の動作を合わせたことによるものではない。 請求の範囲 1.少なくとも一つのアブソーバ(3)および/またはリソーバ(31)を有し 、冷却吸収熱交換器として構成された、熱ポンプ、冷凍システムまたは熱トラン ス等の単段または多段熱吸収変換システムであって、 再循環回路において溶液を過冷却するための少なくとも一つの溶液クーラ(1 7.少なくとも一つの再循環ポンプ(14または44)および/または溶液クー ラ(13、16、または43、46)のうちの少なくとも一つが、前記再循環回 路を通る溶液の流量を設定し、それにより、前記吸収熱交換器(3または31) の熱伝達を設定するための制御設備を形成していることを特徴とする前記請求の 範囲のうちの一項に記載の熱吸収変換システム。 8.前記再循環回路(13、16、14、18、20または43、46、44、 48、50)のうちの少なくとも一つにおいて、前記溶液の流量を設定すること によって、前記システムの容量を調整可能であることを特徴とする前記請求の範 囲のうちの一項に記載の熱吸収変換システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN (72)発明者 ガムス,マルティン ドイツ連邦共和国 デー−83646 ワッカ ースヴェルク,ゲオルク−シュヴァイクホ ッファー−シュトラーセ 4 【要約の続き】 も運転することができ、これにより新しい適用領域が開 かれる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 少なくとも一つのアブソーバ(3)および/またはリソーバ(31)を有 し、冷却吸収熱交換器として構成された、熱ポンプ、冷凍システムまたは熱トラ ンス等の単段または多段熱変換システムであって、 少なくとも一つの溶液クーラ(13、16、または43、46)と少なくとも 一つのポンプ(14または44)とを有する再循環回路が、冷却吸収熱交換器( 3または31)のうちの少なくとも一つの周りに形成されていることを特徴とす る熱吸収変換システム。 2. 少なくとも一つの再循環ポンプ(14または44)が、吸収熱交換器(3 または31)の出口と溶液クーラ(13または43)の取入れ口との間に連結さ れていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の熱吸収変換システム。 3. 少なくとも一つの再循環ポンプ(14または44)が吸収熱交換器(3ま たは31)の取入れ口と溶液クーラ(16または46)の出口との間に連結され ていることを特徴とする前記請求の範囲のうちの一項に記載の熱吸収変換システ ム。 4. 少なくとも一つの再循環ポンプ(14)が、フィードポンプまたは下流溶 液回路ポンプ(7)用の第1段であることを特徴とする前記請求の範囲のうちの一 項に記載の熱吸収変換システム。 5. 少なくとも一つの再循環ポンプ(14)が同時に溶液回路ポンプ(7)で あることを特徴とする前記請求の範囲のうちの一項に記載の熱吸収変換システム 。 6. 溶液回路(12または42)からの高温または低温の溶液用のラインが、 前記溶液クーラ(13)または前記吸収熱変換機(31)の前記取入れ口に接続 されていることを特徴とする前記請求の範囲のうちの一項に記載の熱吸収変換シ ステム。 7. 少なくとも一つの再循環ポンプ(14または44)および/または少なく とも一つの溶液クーラ(13、16、または43、46)が、前記吸収熱交換器 (3または31)の熱伝達用の制御設備であることを特徴とする前記請求の範囲 のうちの一項に記載の熱吸収変換システム。 8. 再循環回路(13、16、14、18、20または43、46、44、4 8、50)が前記システムの容量に対する制御設備であることを特徴とする前記 請求の範囲のうちの一項に記載の熱吸収変換システム。 9. 少なくとも一つの蒸発器(2)および/または一つの発電機(4)および /または一つのデソーバ(32)が浸水熱交換器であることを特徴とする前記請 求の範囲のうちの一項に記載の熱吸収変換システム。 10. 少なくとも一つの吸収熱交換器(3または31)に熱伝達を増加する添 加剤が入っていることを特徴とする前記請求の範囲のうちの一項に記載の熱吸収 変換システム。 11. 塩分を含む液体吸収媒体が前記熱吸収変換システムに入っていることを 特徴とする前記請求の範囲のうちの一項に記載の熱吸収変換システム。 12. 少なくとも一つのコンデンサ(1)および/または少なくとも一つの吸 収熱交換器(3または31)および/または少なくとも一つの溶液クーラ(13 、16または43、46)の前記熱交換器が、技術的に空気で冷却するように構 成されていることを特徴とする前記請求の範囲のうちの一項に記載の熱吸収変換 システム。 13. 少なくとも一つのコンデンサ(1)および/または少なくとも一つの吸 収熱交換器(3または31)および/または少なくとも一つの溶液クーラ(13 、16または43、46)の前記冷却媒体の接続部が、少なくとも一つの乾燥再 冷却器の前記冷却媒体の接続部と連結されていることを特徴とする前記請求の範 囲のうちの一項に記載の熱吸収変換システム。 14. 前記システムが氷の製造および/またはブライン冷却のための吸収冷凍 システムであることを特徴とする前記請求の範囲のうちの一項に記載の熱吸収変 換システム。 15. 前記再循環ポンプ(14または44)が液体ジェットポンプ(14また は44)として構成されており、動力媒体の接続部が前記溶液回路(12または 42)への接続を有しており、吸い込みノズルがライン(18または48)を介 した前記再循環回路への接続を有しており、混合ノズルが前記溶液クーラ(13 または43)または前記吸収熱交換器(3または31)の前記取入れ口への接続 を有していることを特徴とする前記請求の範囲のうちの一項に記載の熱吸収変換 システム。
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