JPH11514363A - 受容体選択的ソマトスタチン同族体 - Google Patents

受容体選択的ソマトスタチン同族体

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JPH11514363A JP9515851A JP51585197A JPH11514363A JP H11514363 A JPH11514363 A JP H11514363A JP 9515851 A JP9515851 A JP 9515851A JP 51585197 A JP51585197 A JP 51585197A JP H11514363 A JPH11514363 A JP H11514363A
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ホウガー,カール,エイ.
リヴィエ,ジーン,イー.,エフ.
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ザ ソーク インスティテュート フォー バイオロジカル スタディーズ
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Abstract

(57)【要約】 他のクローン化SRIF受容体に比べてSSTR1に選択的であるSRIF同族体。これらの同族体は受容体SSTR1の組織および細胞内発現および内分泌、外分泌および神経系におけるその生物学的役割の決定に、並びに腫瘍増殖の調節に有用である。SRIF同族体ペプチド、例えばdes−AA1,2,5[D−Trp8、IAmp9]−SRIF、は[125I−Tyr11]SRIFのクローン化ヒト受容体SSTR1への結合を阻止するが、マウスSSTR2およびSSTR3、ヒトSSTR4またはラットSSTR5には結合しない。これらの選択的SRIF同族体の2−位にヨウ素化チロシンを挿入することによって、薬剤スクリーニング法に有用な標識化合物が作られる。

Description

【発明の詳細な説明】 受容体選択的ソマトスタチン同族体 本発明はソマトスタチン関連ペプチド並びにこのようなペプチドを使用する哺 乳動物の薬物治療に向けられている。より詳細に述べるならば、本発明は短かく したソマトスタチン同族体、このようなペプチドを含む薬物学的組成物、このよ うなペプチドを使用する哺乳動物の診断および治療法、およびこのようなペプチ ドを使用する薬剤スクリーニング法に関するものである。 発明の背景 環状テトラデカペプチド ソマトスタチン−14(SRIF)は最初は視床下 部から分離され、脳下垂体前部からの成長ホルモン放出を生理的に抑制する物質 であると記述されている。それはギルミン(Guillemin)らによって同定され、米 国特許第3,904,594号(1975年9月9日)に記載されている。この テトラデカペプチドは3−および14−位の2つのシステインアミノ酸残基のス ルフヒドリル基の間に架橋−または環状化結合を有する。SRIFは膵臓からの インスリン、グルカゴンおよびアミラーゼ分泌、および胃の胃酸放出も調節する ことが判明した。SRIFは脳の視床下部内領域にも発現し、運動活性および認 識機能の調節に一定の役割を有する。SRIFは中枢神経系全体に分布し、神経 伝達物質として作用する。中枢神経系においてSRIFは神経細胞の興奮を促進 および抑制の両方に調節し、その他の神経伝達物質の放出に影響を及ぼし、運動 活性および認識プロセスを調節することが示された。 ソマトスタチンおよび多くのソマトスタチン同族体はin vitroにおいて培養し たばらばらになったラット前部脳下垂体細胞からの成長 ホルモン(GH)の抑制に関して活性をあらわす;それらはin vivoにおいてラ ットおよびその他の哺乳動物のGH、インスリンおよびグルカゴンの分泌も抑制 する。そのような同族体の1つは[D−Trp8]−SRIFである。それはア ミノ酸配列:(cyclo 3−14)H−Ala−Gly−Cys−Lys− Asn−Phe−Phe−D−Trp−Lys−Thr−Phe−Thr−Se r−Cys−OH、を有し、米国特許第4,372,884号(2/8/83) に開示されている。ソマトスタチンは胃および膵臓の分泌要素に直接作用してそ れぞれガストリンおよびセクレチンの分泌を阻止することも判明した、そしてソ マトスタチンはヨーロッパでは潰瘍患者の治療用に市販されている。GHのみな らずインスリンおよびグルカゴンの分泌にもソマトスタチンが強力な阻止作用を 与えることから、若年性糖尿病の抑制および治療にソマトスタチンが果たすかも 知れない役割の研究が行われるようになり、ソマトスタチンがヒト代謝における これらホルモン類の生理学的および病理学的効果の研究に役立つことがわかった 。 プラデイロール(L.Pradayrol)らはFEBS Letters 109、55−58ペー ジ、1980年1月、において、ブタの上部小腸からソマトスタチン−28(S RIF−28)を分離し、同定したことを報告した。SRIF−28はSRIF のN末端が延長した変形体であり、付加的14アミノ酸残基をもち、in vivoで 投与したときに若干高い効力を示す。 SRIFは複数の細胞プロセスに影響を与える。諸研究は、SRIFが種々の 組織のアデニリルシクラーゼの阻止的調節物質であることを示した。SRIFは K+およびCa2+チャンネルを含めるイオンチャンネルのコンダクタンスも調節 する。SRIFのこれらの作用は百日咳毒素感受性−グアニンヌクレオチド結合 蛋白質によって仲介される。SRIFはまた、百日咳毒素不感受性メカニズムに よってチロシンホスファターゼ、Na+/H+アンチポート、および細胞増殖の活 性も調節する。 SRIFは構造的に類似の膜結合性受容体の或る群と相互作用することによっ てその生物学的効果を誘起する。5種類のSRIF受容体がかなり最近クローン 化され、SSTR1−5と名付けられた。ヒトSSTR1、マウスSSTR2お よびマウスSSTR3はレイノー(Raynor)らのMolecular Pharmacology、43 巻、838−844ページ(1993)に記載されている。ヒトSSTR1、2 および3は米国特許第5,436,155号(7/25/95)に開示されてい る。ヒトSSTR4およびラットSSTR5を含む5受容体はすべてSRIFお よびSRIF−28に高い親和性をもって結合する。SSTR2およびSSTR 5の選択的アゴニスト(作動薬)が確認され、これらの受容体の明白な機能を明 らかにするために使用されている。SSTR2は成長ホルモン、グルカゴンおよ び胃酸分泌の抑制を仲介すると考えられている。対照的にSSTR5は主として インスリンおよびアミラーゼ放出の抑制に関係するようにみえる。SSTR3は SRIFによる胃平滑筋収縮抑制を仲介すると考えられている。これらの研究結 果は、種々の受容体サブタイプが体内におけるSRIFの異なる機能を仲介する ようにみえることを示唆している。 SRIFは今や腫瘍細胞増殖を抑制することも見いだされ、SMS−201− 995と命名された環状SRIF同族体、すなわちD−Phe−Cys−Phe −D−Trp−Lys−Thr−Cys−Thr−olは腫瘍増殖抑制のために臨 床的に用いられ、また癌において発現するSRIF受容体を検出するための診断 薬として用いられている。SMS−201−995およびその他の臨床的に用い られるSRIF同族体は3種類の受容体サブタイプ、すなわちSSTR2、SS TR3およびSSTR5と顕著に相互作用する。SSTR2およびSSTR5は 、腫瘍細胞増殖に対するSRIFの抗増殖効果を仲介することが最近報告された ;そのため、それらはヒトにおけるSMS−201−955の臨床的効果を仲介 するらしい。 SSTR1はクローン化された最初のSRIF受容体である。それ はSRIFおよびSRIF−28に高親和性を示すが、大部分の合成SRIF同 族体には非常に低い親和性しかもたない。SSTR1 mRNAは中枢神経系並 びに多数の内分泌および外分泌器官にも発現する、そしてSSTR1 mRNA は多くの腫瘍で特に多い。クローン化SSTR1はSRIFの抗増殖効果を、多 分Na+/H+イオン交換活性の調節によってまたはチロシンホスファターゼの刺 激によって仲介することが報告された。そのためSSTR1は、SRIFの生理 的作用のためにも、SRIF同族体の腫瘍細胞増殖阻止という治療的効果のため にも、重要な標的であると考えられる。 ソマトスタチンより強力であり、および/または別個のものと考えられる阻止 機能を示すソマトスタチン同族体、特にSSTR1に選択的である同族体の探査 が続けられている。しかし、SSTR1に選択的に結合するリガンドは手に入ら ず、体内のSSTR1の正確な場所を決定し、その生物学的作用を確認するため の努力は、選択的SSTR1リガンドの欠如によって実らなかった。 発明の概要 その他のクローン化SRIF受容体とは対照的に、SSTR1に選択的なSR IF同族体を創出するのに効果的な或る変法が今や発見された。クローン化SS TR1に特異的に結合するSRIFアゴニストペプチドが作成された。これらペ プチドの同族体はヨウ素化することができ、他方それらの所望の生物学的特性は 保存される。これらの新規のペプチドは、受容体SSTR1の組織および細胞内 発現や内分泌、外分泌および神経系におけるその役割を確認するために、並びに これまでSRIFを用いて行われてきた腫瘍増殖調節およびその他の幾つかの薬 物学的機能を、これまではSRIF投与の特徴であった付随する副作用もおこさ ずに調節するために有用である。 本発明のSRIF同族体ペプチドは、[125I−Tyr11]SRIF とクローン化ヒト受容体SSTR1との結合を阻止するが、マウスSSTR2お よびSSTR3、ヒトSSTR4またはラットSSTR5には結合しない。2の 位置にヨウ素化チロシンを組み込んだこれらSRIF同族体のその他のものも、 SSTR2−5には結合しないが、SSTR1にはまだ強力に、飽和的に結合す る。これらのSRIF同族体の、COS−7細胞に発現するSSTR1への結合 はGTPgSおよび百日咳毒素処理によって減少し、一方、[125I−Tyr11 ]SRIFとSSTR1(これにもそれは強く結合する)との結合はこれらの処 理によって影響を受けない。これは、これらのSRIF同族体が天然ペプチドS RIFとは異なる仕方でSSTR1に結合することを示している。 これらSRIF同族体の多くは、SSTR1に選択的に結合するのみならず、 それらは高親和性をもってこれに結合する。“選択的に結合する”とは、それら のSSTR1に関するKdまたはIC50が、その他の少なくとも3種類のSRI F受容体に関するそれらの約10分の1またはそれ以下であることを示す。それ ら(SRIF同族体)は体内のそのような受容体の定位およびSSTR1受容体 を発現する腫瘍の診断に有用である。その上、それらはSSTR1受容体によっ て仲介される腫瘍増殖を抑制するために特に有用であるのが、これはそれらが複 数のSRIF受容体と作用し合う現在使用できるSRIF同族体の投与でおきる 副作用をおこさずに使用できるからである。これらのSRIF同族体の幾つかは 、容易に標識化することができ、効果的薬剤スクリーニング法に利用することが できる。それらはSSTR1受容体の選択的精製にも用いられ、その後薬剤スク リーニング試験に用いることができる。 好適実施態様の詳細な説明 特に定義されていない場合、すべての技術的および科学的用語は、 本発明が属する分野の熟練せる当業者によって一般的に理解される同一の意味を もつ。ペプチドを定義するために用いた命名法は、シャロダー(Scharoder)お よびルブケ(Lubke)著“ペプチド”(Academic Press)(1965)に説明さ れているものである。そこには一般的表現法にしたがい、アミノ基は左に、カル ボキシル基は右にあらわされている。アルファ−アミノ酸残基を同定するための 標準的3文字の略語があり、アミノ酸残基が異性体型をもつ場合には、特に記載 がなければ、それはアミノ酸のL−型をあらわす;例えばSer=L−セリンで ある。D、Lによって、特定のα−アミノ酸のD−およびL−異性体の混合物が 表される。 SRIF受容体SSTR1に選択的親和性を有するSRIF同族体ペプチドが 提供される;好適な同族体はSSTR1に対して高い親和性も有する。すなわち 約10ナノモル以下のKdと同等のKdを有する。これらのペプチドは公知のSR IF同族体またはその明白な変形物を広く包含する;それらは天然ペプチドの8 −位に相当する位置にD−異性体、好適には芳香族D−異性体、より好適にはD −TrpまたはD−Nalを有し、そして天然ペプチドの9−位に相当するその 隣接位置にアミノメチルPhe残基(それはアルキル化されているかも知れない )を有する。塩基性分子がSRIF受容体に結合することによってSRIF特性 をあらわす場合、それぞれ8−および9−位へのこの残基の組み合わせの挿入は 、SSTR1受容体に高度に親和性をもつ分子を作り出す。SSTR1に対する 結合親和性を高めるためには5−位残基がないことも好ましい。SRIFが同定 されて以来、幾つかの点で高められた効力を有するSRIF同族体が多数合成さ れた。その効力は本発明の改良を取り入れることによってSSTR1に選択的に することができる。下記の米国特許はそのようなSRIF同族体を例として挙げ ている: Re.30,548;4,133,782;4,211,693;4 ,316,891;4,372,884;4,393,050;4,061,6 08;4,081,433;4,182,707; 4,190,575;5,185,010;4,215,039;4,230, 617;4,238,481;4,233,998;4,282,143;4, 328,214;4,358,439;4,209,441;4,210,63 6;4,316,890;および5,073,541。 本発明の所望の特徴をあらわす幾つかの代表的ペプチドの例は、天然哺乳動物 SRIFの14残基配列と一致するナンバリング系に基づく下記のアミノ酸配列 を有するものを含める: (シクロ 3−14)Xaa1−Xaa2−Cys−Lys−Xaa5−Phe− Phe−D−Xaa8−Xaa9−Thr−Phe−Thr−Xaa13−Cys、 ここでXaa1はdes−XaaまたはAla;Xaa2はTyr、D−Tyrま たはdes−XaaまたはGly;Xaa5はdes−XaaまたはAsn;D −Xaa8はD−アミノ酸;Xaa9はアミノメチルPhe;Xaa13はSerま たはD−Serである。Xaa5はdes−Xaaであるのが好ましい。D−X aa8は芳香族でなければならず、D−Trpまたは置換D−Trp、または同 等の残基、例えばD−Nalなどである。Xaa9はフェニル環に好適には環の 3−または4−位にアミノメチル置換を有するPhe残基、すなわちAmpを含 む;最も好適にはXaa9は(C)4Ampを含み、ここでCは水素または低級 アルキル(C1−C5)基である。より好適にはCはメチル、エチル、イソプロピ ルまたはイソブチルであり、Cがイソプロピルであるのが最も好ましい。 SRIFアゴニストの好適な亜属は下記のアミノ酸配列を有する: (シクロ 3−14)Xaa1−Xaa2−Cys−Lys−Xaa5−Phe− Phe−D−Xaa8−Xaa9−Thr−Phe−Thr−Xaa13−Cys、 ここでXaa1はdes−Xaa;Xaa2はTyr、D−Tyrまたはdes− Xaa;Xaa5はdes−Xaa;D−Xaa8はD−Trpか置換D−Ala のどちらかであり、この際β−炭素上の1つの水素は下記によって置換される: (a)3つ以上の直鎖低級アルキル基で置換されたフェニル、ナフチ ル、ピリジル、アントリル、フルオレニル、フェナントリル、ビフェニリルおよ びベンズヒドリルからなる群から選択される炭素環式アリール含有基;または (b)3つ以上の直鎖低級アルキル基で置換したシクロアルキル、ペルヒドロナ フチル、ペルヒドロビフェニリル、ペルヒドロ−2,2−ジフェニルメチル、お よびアダマンチルからなる群から選択される飽和炭素環式基; Xaa9は任意的にアルキル化(C1−C5)されたアミノメチルPheであり; Xaa13はSerまたはD−Serである。 SRIFアゴニストペプチドのその他の好適亜属は次のアミノ酸配列を有する :(シクロ 3−14)Xaa1−Xaa2−Cys−Lys−Xaa5−Phe −Phe−D−Xaa8−Xaa9−Thr−Phe−Thr−Xaa13−Cys 、ここでXaa1はdes−Xaa;Xaa2はTyr、D−Tyrまたはdes −Xaa;Xaa5はdes−Xaa;D−Xaa8はD−TrpまたはD−Al aのどちらかであり、ここでβ−炭素上の1つの水素は下記によって置換されて おり: (a)3つ以上の直鎖低級アルキル基で置換されたフェニル、ナフチル、ピリジ ル、アントリル、フルオレニル、フェナントリル、ビフェニリルおよびベンズヒ ドリルからなる群から選択される炭素環式アリール含有基;または (b)3つ以上の直鎖低級アルキル基で置換されたシクロアルキル、ペルヒドロ ナフチル、ペルヒドロビフェニリル、ペルヒドロ−2,2−ジフェニルメチル、 およびアダマンチルからなる群から選択される飽和炭素環式基; Xaa9は任意的に(C3またはC4)アルキル化アミノメチルPheであり;X aa13はSerまたはD−Serである。 SRIFアゴニストペプチドのその他の好適亜属は次のアミノ酸配列を有する :(シクロ 3−14)Xaa1−Xaa2−Cys−Lys −Xaa5−Phe−Phe−D−Xaa8−Xaa9−Thr−Phe−Thr −Xaa13−Cys、ここでXaa1はdes−Xaa;Xaa2はTyr、D− Tyrまたはdes−Xaa;Xaa5はdes−Xaa;D−Xaa8は(A) D−Trp、ここでAはH、F、Cl、またはBr、または(B)D,L−Al a、ここでBはナフチル、ピリジル、フルオレニル、アダマンチル、アントリル 、ビフェニル、トリ(低級アルキル)フェニル、ペンタメチルフェニル、フェナ ントリル、トリアルキルシクロヘキシル、ペルヒドロナフチルまたはペルヒドロ ビフェニルであり;Xaa9は(C3またはC4)アルキル化アミノメチルPhe であり;Xaa13はSerまたはD−Serである。 SRIFアゴニストペプチドのまた別の好適亜属は次のアミノ酸配列を有する :(シクロ 3−14)Xaa1−Xaa2−Cys−Lys−Xaa5−Phe −Phe−D−Xaa8−Xaa9−Thr−Phe−Thr−Xaa13−Cys 、ここでXaa1はdes−Xaa;Xaa2はTyr、D−Tyrまたはdes −Xaa;Xaa5はdes−Xaa;D−Xaa8はD−Trp、D−1Nal 、D−Me5−Phe、D−TMP、D−BIA、D−TBA、−D−アントリ ル−Ala、D−フルオレニル−AlaまたはD−アダマンチル−Ala;Xa a9はイソプロピル−4−アミノメチルPhe;そしてXaa13はSerまたは D−Serである。 β−D−Nalとは、アラニンのD−異性体で、β−炭素原子にナフチル置換 があるものを意味する;それは3−D−Nalとも呼ばれる。ナフタレン付加が 環構造の2の位置である3−D−2Nalを用いるのが好ましい;しかし3−D −1Nalも用いることができる。Palは、β炭素原子がピリジルによって置 換されているアラニンをあらわす;結合がピリジン環の3の位置に起きるのが好 ましい。置換されたD−Trpを用いるとき、単一の水素の置換が5または6の どちらかの位置に行われるのが好ましい、それらの置換基はクロロ、フルオロ、 ブロモおよびニトロから選択され、クロロ、フルオロおよび ニトロが好ましい。或いは、インドール窒素をホルミルでアシル化してもよい( NinFor−または1For−)。Ampとは、(アミノメチル)フェニルアラ ニンを意味する;特に記載しない限り、アミノ置換基を含むメチル基は、フェニ ル環の4−位またはパラ位にあると理解すべきである。IAmpとは(N−イソ プロピル−アミノメチル)フェニルアラニンを意味する;ここでアミノ基はイソ プロピル基でアルキル化されている。D−Me5Pheとは、3−(2,3,4 ,5,6−ペンタメチルフェニル)−D−Alaを意味する。D−TMPとは3 −(2,4,6−トリメチルフェニル)−D−Alaを意味する。D−BIAと は3−(ベンズイミダゾール−2−イル)−D−Alaを意味する。D−TBA とは3−(4,5,6,7−テトラヒドロベンズイミダゾール−2−イル)−D −Alaを意味する。 ここに用いられる用語“低級アルキル”は、炭素原子1ないし5個を有する直 鎖または枝分かれ鎖、飽和炭化水素基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、 イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、 イソペンチルおよびn−ペンチルなどである;用語“環状アルキル基”は炭素原 子4ないし6個を有する環状飽和炭化水素基、例えばシクロブチル、シクロペン チルおよびシクロヘキシルである。ここに用いる“ナフチル”は1−および2− ナフチルを含み、“アントリル”は1−、2−および9−アントリルを含み;“ フルオレニル”は2−、3−、4−および9−フルオレニルを含み;“フェナン トリル”は2−、3−および9−フェナントリルを含み;“アダマンチル”は1 −および2−アダマンチルを含む。 SSTR1はクローン化された最初のソマトスタチン受容体であるとはいえ、 その生物学的および薬物学的特性の同定はその他のSRIF受容体より遅れた。 それはSSTR1にとって顕著に選択的なリガンドがなかったためである。本発 明のペプチド類は最初の真のSSTR1選択的リガンドであると考えられ、よっ てそれはこの受容体の機能的役割を決定するために、そして他の受容体を活性化 せずこのSR IF受容体のみを選択的に活性化するために非常に有用である。 本発明のペプチド類とSSTR1との結合の選択性は、それらと5種類のクロ ーン化SRIF受容体との相互作用を試験することによって証明された。受容体 を発現する組換え細胞を洗い、均質化して、当業者には公知の適切な緩衝液で粗 蛋白質ホモジネートを作る。典型的分析試験では、その細胞ホモジネートから或 る量の蛋白質を取り、それを適切なpHをもつ適した分析試験緩衝液の少量に入 れる。候補となる物質、例えば潜在的アゴニストおよびアンタゴニスト(拮抗物 質)をその混合物に適切な濃度で加え、候補物質と受容体ポリペプチドとの相互 作用をモニターする。本発明のペプチドは実質上SSTR1のみに結合し、それ らの結合は高親和性ものであった。 受容体結合アッセイを概ねレイノーらが示した方法(上記)でクローン化SR IF受容体で行い、選択した量の受容体(など)の結合部位の半分(50%)を 占めるのに必要なリガンドの濃度を示すKd値を出した。別法として、結合部位 の50%から測定される標的リガンドの飽和濃度を置換するために必要な競合的 リガンドの濃度を示すIC50も、このような競合試験で計算することができる。 ペプチドdes−AA1,2,5−[D−Trp8、IAmp9]SRIFは[125I− Tyr11]SRIFとクローン化ヒトSSTR1との結合をIC501.8±0. 7nMで阻止する。このSRIF同族体ペプチドは100nM以下の濃度ではマ ウスSSTR2、マウスSSTR3、ヒトSSTR4またはラットSSTR5に は結合しない。 2-位にチロシン残基を有するdes−AA1,2,5−[D−Trp8、IAmp9 ]SRIFの同族体をヨウ素化し、クローン化SRIF受容体に対する結合を試 験した。125I−Tyr2−des−AA1,5−[D−Trp8、IAmp9]SR IFも同様にSSTR2−5に結合しなかったが、それはSSTR1には強力に 、飽和的に結合し、Kdは0.5±0.1nM、Bmaxは226±56fmol/ mg蛋白質であった。Bmax値は与えられた時間に占領される特定部位の最高数 、すなわち飽和点 をあらわす。125I−Tyr2−des−AA1,5−[D−Trp8、IAmp9] SRIFのSSTR1への結合は、SRIF、[D−Trp8]SRIFおよび SRIF−28によって強力に阻止され、そのときのIC50値はそれぞれ0.8 ±0.4、0.2±0.1および0.7±0.2nMであった。さらにSRIF 同族体、des−AA1,2,5−[D−Trp8、IAmp9、D−Ser13]SR IFはSSTR1に強力に結合し、そのときのIC50値は5.3±0.8nMで あり、125I−Tyr2−des−AA1,5−[D−Trp8、IAmp9]SRI Fに比較される。これに対して、SSTR2およびSSTR5に選択的に結合す るSRIF同族体は125I−Tyr2−des−AA1,5−[D−Trp8、IAm p9]SRIFをSSTR1から追い出すことができない。COS−7細胞で発 現させたSSTR1と125I−Tyr2−des−AA1,5−[D−Trp8、IA mp9]SRIFとの結合はGTPgSおよび百日咳毒素処理によって減少した ;それに対して、[125I−Tyr11]SRIFとSSTR1との結合はこれら の処理によって影響されなかった。これらの研究結果は、des−AA1,2,5− [D−Trp8、IAmp9]SRIFおよび125I−Tyr2−des−AA1,5 −[D−Trp8、IAmp9]SRIFが、天然ペプチドSRIFとは異なる仕 方でSSTR1に結合することを示唆する。SSTR1に高親和性で結合するd es−AA1,2,5−[D−Trp8、IAmp9]SRIFおよびその他のSRI F同族体はSSTRI受容体を活性化することが見いだされている。よって、こ れらのSRIF同族体は、この受容体によって仲介される腫瘍増殖をその他のS RIF受容体を活性化せずに抑制するのに有用であると考えられる。 本発明のSRIF同族体とSSTRIとの結合が天然SRIFおよびSRIF −28によつて強力に阻止されるとはいえ、それは多くの他の合成SRIF同族 体によっては阻止されない。その上、本発明のペプチドがSSTR4とは結合し ないということは特に興味深い、なぜならばSSTR1およびSSTR4は約6 8%のアミノ酸配列同 一性を有するからである。これは他のいかなる2つのSRIF受容体よりも高い 配列類似性である。さらに、SSTR1とSSTR4とは両方共、SSTR2、 SSTR3およびSSTR5に強力に結合するその他の多くの合成SRIF同族 体に対して非常に低い親和性を示す。高いアミノ酸配列類似性および同様なリガ ンド結合特性は普通、これら2つのSRIF受容体がリガンド結合ドメインに何 らかの共通の構造的類似性を有することを予言するものである;しかし本発明の ペプチド類がSSTR1にのみ結合するという事実は、これら2つの、構造的に 類似する受容体の間にリガンド結合特性に関してはかなりの差があることを示唆 する。 SSTR1はチロシンホスファターゼに結合することが報告された、そしてこ の酵素の刺激は、この受容体の活性化によってSRIFの抗増殖効果を高めると 考えられる。SSTR1 mRNAは多数の腫瘍に見いだされている。SSTR 1がSRIFの抗増殖効果を仲介することができるため、悪性組織がこの受容体 を発現する癌を治療するために、SSTR1選択的SRIFアゴニストが治療薬 として有効となる。 SSTR1選択的アゴニストが抗癌剤としてもつ特に重要な利点は、それらが 長期使用後も連続的に有効であることである。腫瘍治療におけるSMS−201 −995の連続使用は、このペプチドが相互作用し得る受容体であるSSTR2 、SSTR3およびSSTR5の急速な感受性低下によって阻止されると考えら れる;事実、これら3つの受容体はすべて、急速に感受性が低下すると報告され た。これとは対照的に、諸研究はSSTR1がアゴニスト誘起性調節に他の受容 体よりも強く抵抗することを示唆している。その結果として、本発明のSSTR 1選択的ペプチドアゴニストは長期の抗増殖作用をもつと考えられ、そのため現 在抗癌剤として使用されている市販のSRIF同族体に比較して改善された癌治 療効果をあらわすはずである。 さらに最近、SMS−201−995の同族体を用いて、ポジトロン放出断層 撮影法(ECT)の使用により、SRIF受容体の高発現 を示すヒト腫瘍の検出が行われている。このSRIF同族体はSSTR2、SS TR3またはSSTR5を区別せず、SSTR1発現を検出できそうにない。 本発明の標識化SRIF同族体は同様な目的に用いることができ、SSTR1 を発現する腫瘍を確認するために特に有用であると考えられる。そのような腫瘍 はその後SSTR1選択的リガンドで治療する治療的標的となる。 SSTR1はその他のG−蛋白質結合受容体の典型的構造を有するが、この受 容体が実際にG蛋白質と結合し、アデニリルシクラーゼに効果的に結合するかど うかについては議論がある。成る研究者は、この受容体へのSRIF結合はGT P同族体または百日咳毒素によって影響を受けず、アデニリルシクラーゼに効果 的に結合しないと報告したが、或る研究者はアゴニストとその受容体との結合の GTP同族体による調節を示すことができず、受容体がSRIFによるcAMP 形成阻止を仲介することを見いだした;しかしこれは使用した特定の細胞系の機 能かも知れない。 これまでの研究は、[125I−Tyr11]SRIFとSSTR1との結合はG TP同族体によっても百日咳毒素処理によっても顕著な影響を受けないことを確 認した。対照的に、本発明の放射性標識SRIF同族体の結合はGTPgSによ って減少し、GTPgS効果は百日咳毒素処理によって減少する。百日咳毒素処 理は結合のGTPgS調節を消失させたから、SSTR1はGiaおよび/または Goaと結合できるようにみえる、そのため本発明のSRIF同族体はこの受容体 ではアゴニストである。本発明の同族体とSSTR1との結合がGTPgSおよ び百日咳毒素効果により調節されることは、SRIFとこの受容体との結合には これらの作用物質の効果がないことと比べてみるとき、SRIFと本発明の同族 体とは異なるSSTR1コンフォーメーション変化を誘起することを示唆する。 例えば本発明のSRIF同族体は受容体のG蛋白質との効果的結合を誘起すると 考えられ、他方SRI Fはこのような結合を引き起こす効果がより少ないのかも知れない。これらの結 果は、SRIFが本発明のSRIF同族体のそれとは基本的に異なる仕方でSS TR1と相互作用することを暗示する。若干の結果は、本発明のSRIF同族体 が、SSTR1を発現する細胞において、SRIFでさえ生成することができな かった反応を引き起こし得ることも示唆している。 本発明のSRIF同族体はSSTR1における第1の選択的アゴニストであり 、SSTR1を発現する癌との戦いにおいて有効である。それらは脳において、 そして内分泌および外分泌系においてこの受容体を発現する細胞および組織を定 位し、体内におけるこの受容体の選択的機能を確認するためにも非常に有用であ ると考えられる。それらは過去2年間にわたってSRIFが有用であることが判 明しているSSTR1によって仲介される薬物学的効果の幾つかを選択的に行う 上でも有用である。 本発明の標識化SRIF同族体は、薬物スクリーニング試験に用いて、非常に 有効なアゴニストまたはアンタゴニストである、SSTR1に高親和性をもって 結合する新しい効果的ペプチド−および非ペプチド作用物質をスクリーニングす るためにも有用である。受容体SSTR1のための公知のリガンドがあれば、組 換え法によって生成した受容体のベースライン活性を得ることができる。そこで インヒビターまたは改質剤、すなわち受容体機能のアンタゴニストで試験するた めに、試験混合物に、受容体に対する効果を試験すべき候補物質を挿入すること ができる。候補物質の存在または不在下で行われる反応を比較することによって 、その候補物質の受容体の正常機能に与える効果に関して情報を得ることができ る。 本発明のペプチド類は典型的溶液合成法によっても合成できるが、それらは固 相法によって合成するのが好ましい。クロロメチル化樹脂またはヒドロキシメチ ル化樹脂が好適に用いられる。例えば、遊離カルボキシルC−末端を有するこれ らのペプチドは、1989年3月2 8日に出願された米国特許第4,816,438号に教示されるように好適に合 成される。固相合成は上記米国特許に示される方法で、C−末端から始め、アミ ノ酸を鎖に段階的に付加する方法で行われる。好適には、当業者には公知の側鎖 保護基が、特に反応性に富む側鎖を有するアミノ酸の一部として含まれる。その ような側鎖保護基は、その他のもの例えばTrpなどの場合、樹脂上に構築され る鎖にそのようなアミノ酸を結合させるときに任意的に用いることができる。こ のような合成は完全に保護された中間体ペプチド樹脂を提供する。 或る種の好適SRIF同族体を一般的に本発明にしたがって合成するために用 いる化学的中間体は下記の式によってあらわされる: X1−Xaa2(X2)−Cys(X3)−Lys(X4)−Phe−Phe−D− Xaa8(X5)−Xaa9(X3)−Thr(X6)−Phe−Thr(X6)−X aa13(X6)−Cys(X3)−X7 上記式中、X1は、ポリペプチドの段階的合成において有用であることが当業者 には公知である種類のα−アミノ保護基である。所望ペプチド組成中のGが特定 のアシル基である場合、保護基のような基を用いることが適切であるかも知れな い。X1によって網羅されるα−アミノ保護基の種類のなかには(1)アシル型 保護基、例えばホルミル(For)、トリフルオロアセチル、フタリル、p−ト ルエンスルホニル(Tos)、ベンゾイル(Bz)、ベンゼンスルホニル、ジチ アスクシノイル(Dts)、o−ニトロフェニルスルフェニル(Nps)、トリ チルスルフェニル、o−ニトロフェノキシアセチル、アクリリル(Acr)、ク ロロアセチル、アセチル(Ac)およびγ−クロロブチリル;(2)芳香族ウレ タン型保護基、例えばベンジルオキシカルボニル(Z)、フルオレニルメチロキ シカルボニル(Fmoc)および置換ベンジルオキシカルボニル、例えばp−ク ロロベンジルオキシカルボニル(ClZ)、p−ニトロベンジルオキシカルボニ ル、p−ブロモベンジルオキシカルボニルおよびp−メトキシベンジルオキシカ ルボニル;(3)脂肪族ウレタン保護基、例えばtert−ブチル オキシカルボニル(Boc)、ジイソプロピルメトキシカルボニル、イソプロピ ルオキシカルボニル、エトキシカルボニルおよびアリルオキシカルボニル;(4 )シクロアルキルウレタン型保護基、例えばシクロペンチルオキシカルボニル、 アダマンチルオキシカルボニルおよびシクロヘキシルオキシカルボニル;(5) チオウレタン型保護基、例えばフェニルチオカルボニル;(6)アルキル型保護 基、例えばアリル(Aly)、トリフェニルメチル(トリチル)およびベンジル (Bzl);(7)トリアルキルシラン基、例えばトリメチルシラン。好適α− アミノ保護基はBocである。 X2は水素か、またはテトラヒドロピラニル、tert−ブチル、トリチル、 ベンジル、Z、2−ブロモベンジルオキシカルボニル(2BrZ)および2,6 −ジクロロベンジル(DCB)からなる群から選択される、Tyrのフェノール 性ヒドロキシル基の保護基である。2BrZが好ましい。 X3は、Cysの保護基であり、好適にはp−メトキシベンジル(Mob)、 p−メチルベンジル、アセタミドメチル、トリチルおよびBzlからなる群から 選択される。最も好ましい保護基はp−メトキシベンジルである。X3は水素で もよく、硫黄上に保護基がないことを意味する。 X4はアミノ側鎖基、第一または第二アミノ、例えばLysのそれの保護基で ある。適した側鎖アミノ保護基の例はZ、2−クロロベンジルオキシカルボニル (2−Cl−Z)、Tos、t−アミロキシカルボニルおよびBocである。側 鎖アミノ保護基の選択は、それが合成中のα−アミノ基の脱保護中に除去されな いものでなければならないことを除いて、重要ではない。そのためα−アミノ保 護基および側鎖アミノ保護基は同じあってはいけない。 X5は水素か、またはTrpのインドール窒素の保護基、例えばBz、Acま たはForなどである。多くの合成では、Tryは保護する必要がない。 X6は水素、またはThrまたはSerのヒドロキシル側鎖の保護基、例えば Ac、Bz、トリチル、DCBまたはベンジルエーテル(Bzl)などであり、 Bzlが好ましい。 X7はOH、OCH3および、エステルからなる群から選択される;エステル類 は、下記の式によってあらわされる固体樹脂支持体に結合させるために固相合成 において用いられるベンジルエステル−またはヒドロキシルエステルアンカー結 合を含める: −O−CH2−ポリスチレン樹脂支持体 および O−CH2−ベンジル−ポリスチレン樹脂支持体。 このようなポリスチレンポリマーは好適にはスチレンと、架橋剤としての約0. 5ないし2%ジビニルベンゼンとのコポリマーである。この架橋剤は或る種の有 機溶媒においてポリスチレンポリマーを完全に不溶性にする。 X2−X6のための幾つかの側鎖保護基を選択する規準は、その保護基が合成の 各段階においてα−アミノ保護基(好適にはBoc)を除去するために選択され た反応条件においてその試薬に対して安定でなければならないということである 。これらの保護基は概して結合条件下では分離してはならないが、所望アミノ酸 配列の合成完了時にはそのペプチド鎖を変えない反応条件下で除去可能でなけれ ばならない。或る8−位残基のために最初に用いられる保護基は、以下で説明す るように、その位置で反応が行われるために樹脂から切り離す前に除去されても よい。アミノメチルPhe(Amp)の形の9位残基はその最終的所望型に導入 されるか、またはそれは保護基除去され、所望ならば、樹脂ペプチドの一部と同 時にアルキル化される。 こうして、下記の式を有するSRIF同族体ペプチドの製法が広く提供される : (シクロ3−14)H−Xaa2−Cys−Lys−Phe−Phe−D−Xa a8−Xaa9−Thr−Phe−Thr−Xaa13−Cys −OH 上記式中、Xaa2、D−Xaa8、Xaa9およびXaa13は前に示されたもの であり、この方法は(a)式:X1−Xaa2(X2)−Cys(X3)−Lys( X4)−Phe−Phe−D−Xaa8(X5)−Xaa9(X3)−Thr(X6) −Phe−Thr(X6)−Xaa13(X3)−Cysであらわされ、式中、X1 は水素またはα−アミノ保護基;X5は水素またはインドール窒素のための保護 基;X6はTheまたはSerのヒドロキシル基の保護基;X2は水素または、T yrのフェノール性ヒドロキシル基のための保護基;X3は水素かまたはスルフ ヒドリル側鎖の保護基かのどちらかであり;X4はアミノ側鎖の保護基であり、 X7は−O−CH2−[樹脂支持体]、または保護基またはOHである中間体ペプ チドを形成し、(b)X1ないしX6の残りの基を分離し、および/またはX7に 含まれる樹脂支持体から切り離す;(c)酸化してCys側鎖間にジスルフィッ ド結合を作る;そして(d)所望ならば無毒性塩に変換することを含んでなる。 ペプチドの精製のために、CMCカラム上でのイオン交換クロマトグラフィー が行われ、その後溶出系:n−ブタノール;0.1N酢酸(1:1容量比)を用 いる分配クロマトグラフィーがセファデックスG−25充填カラムで行われる、 或いはHPLCを用いて行われる。これらの精製法は当業者には公知で、リビア ー(J.Rivier)らのJ.Chromatography、288巻、303−328ページ(19 84)に詳細に説明されている。 本発明のSRIF同族体は体重1kgあたり100マイクログラム以下の水準 で有効である。SSTR1受容体を有する癌性腫瘍を長期抑制するためには、約 0.1ないし約2.5ミリグラム/kg体重の範囲の投与量水準が必要であるら しい。これらの同族体は生理的pHでは特に溶解性であり、相対的に濃い溶液と して作り、投与することができる。 下記の実施例は、本発明の種々の特徴をあらわす多数のSRIF同 族体ペプチドの合成、およびそのようなペプチド合成に使用するための保護され たアミノ酸の合成を説明する。これらのペプチドのすべては、最低1つのD−異 性体アミノ酸残基を含み、好適SRIF同族体には天然SRIF配列との比較が 容易になるような14個のアミノ酸残基が含まれないとはいえ、それらのペプチ ド同族体は1から14までの位置を有し、3および14−位のCys残基は環状 化ジスルフィッド結合によって連結している天然SRIF配列に匹敵する位置を 参照することによって説明される。 実施例1 L−Nα−Boc−N4−Cbz−(4−イソプロピルアミノメチル)フェニ ルアラニン(この化合物は略語命名法によるとBoc−IAmp(Z)と命名さ れる)の合成は次のように行われる: L−Nα−Boc−(4−アミノメチル)フェニルアラニン(Boc−Amp )(15.3g、52mmol)をアセトン(200ml)に溶解し、500m lパール水素化容器中で分子篩(6.0g、4Å)をその溶液に加える。その混 合物をN2で10分間パージし、、それからPd/C 10%(600mg)を 加える。還元的アルキル化反応がおこり、HPLCによってそれをモニターする ;それは約26時間行われる。濾過して触媒および分子篩を除去し、溶媒を蒸発 すると、所望中間体L−Nα−Boc−(4−イソプロピルアミノメチル)フェ ニルアラニンが粘稠液として得られる。 生成物をその後THF/H2O混合物(1:1、200ml)中でpH=9. 5で、ベンジルクロロホルメート(Z−Cl、8.6ml、60mmol)を用 いてCbz−保護する。好収量のL−Nα−Boc−N4−Cbz−(4−イソ プロピルアミノメチル)フェニルアラニンがフォームとして得られる:17.5 g(37mmol、71.4%);m.p.39−42℃;[α]D=+5.2 °(c=1、MeOH、t=20℃)。 実施例2 下記構造: を有するソマトスタチンアゴニストdes−AA1,2,5−[D−Trp8、IAm p9]SRIFを、下記の固相法によってクロロメチル化樹脂上で段階的に合成 する。樹脂はスチレンと1ないし2パーセントのジビニルベンゼンとの共重合に よって作られた合成樹脂の微細ビーズ(直径20−70ミクロン)からなる。樹 脂中のベンゼン環をフリーデル−クラフツ反応でクロロメチルメチルエーテルお よび塩化錫でクロロメチル化する。こうして導入された塩素は反応性塩化ベンジ ル型のリンカー(linker)を作り出す。フリーデル−クラフツ反応は、樹脂が樹 脂1gあたり0.5ないし2ミリモルの塩素を含むまで続けられる。 Cysのtert−ブチルオキシカルボニル−S−パラメトキシベンジル誘導 体、すなわちBoc−Cys(Mob)、を次のような公知の方法によって樹脂 に結合する;(1)トリエチルアミンの存在下でエタノール中で還流する、(2 )Boc−保護アミノ酸のセシウム塩を50℃のジメチルホルムアミド(DMF )中に一晩保持する、または(3)Boc−保護アミノ酸をKF中、80℃のN −メチルピロリドン(NMP)中に24時間保持する。樹脂上のClの1ミリ等 量あたり保護Cysを1ミリ等量用いる。脱保護、中和および各アミノ酸の添加 は下記のスケジュールにしたがって行う: 各アミノ酸のBoc−誘導体を用いる。上記のスケジュールにより最初の残基 、すなわちBoc−Cys(Mob)のα−アミノ酸脱保護後、SerのNαB oc誘導体を結合剤(coupling agent)、ジシクロヘキシルカルボジイミド(D CC)と共に加える;Serの側鎖はベンジルエーテル(Bzl)で保護する。 Thr(Bzl)のNαBoc誘導体を次にDCCと共に加える。NαBoc− Pheおよびその後NαBoc−Thr(Bzl)の結合後、NαBoc−4− イソプロピルアミノメチルPhe(Z)を同様に結合する。 NαBoc−Lys(2−ClZ)を次に加え、その後残りの保護されたCy sを結合してペプチド鎖をN−末端に延ばす。これは中間体:Boc−Cys( Mob)−Lys(2−ClZ)−Phe−Phe−D−Trp−IAmp(Z )−Thr(Bzl)−Phe−Thr(Bzl)−Ser(Bzl)−Cys (Mob)−O−CH2−樹脂支持体を作り出す。 樹脂からペプチドを分離し、側鎖保護基を除去するために、フッ化水素(HF )(25ml)中で、2mlアニソールおよび2mlジメチルスルフィッドの存 在下で室温で20分間処理後、0℃で1.5時間処理する。高真空でフッ化水素 を除去した後、樹脂−ペプチドを無水ジエチルエーテルで洗う。 直ちにその樹脂を75%酢酸(200ml)で抽出する。抽出物を濾過して5 00ml丸底フラスコに入れ、その後酸化し、強く撹拌することによってジスル フィッド環化結合を生成せしめる。その間メタノール中10重量%ヨウ素溶液を 速やかに加え、生成した溶液がオレンジ色を保つまでにする。その後さらに10 −20分間撹拌し、10%アスコルビン酸水溶液を黄色が消失するまで加える。 真空下で濃縮を行い、容量を約50mlにまで減らし、その後水で約300ml に希釈する。その溶液を粗いフリット(coarse-fritted)の漏斗中の4cm×7 cmのC18シリカ パッド上に置いた。このパッドはあらかじめ0.1%トリフ ルオロ酢酸(TFA)中5%CH3CNで平衡化させ てある。真空濾過後、溶出液を500mlに希釈し、再びそのパッドに置いた。 溶出液を集め、約800mlに希釈し、濾過を繰り返す。その後、パッドを0. 1%TFA中5%アセトニトリル約300mlで洗い、60%CH3CN水溶液 約250mlを用いてペプチドを溶出する。生成した溶液を蒸留水で約500m lに希釈し、冷凍し、凍結乾燥する。 凍結乾燥した物質をC18カラムで分析HPLCにかけることによって精製する 。その後、ヘーガー(Hoeger)ら、Biochromatography 2巻、134−142 ページ(1987)に開示されている緩衝系を用いて個々に精製したピークの位 置を測定する。最後の分析的HPLCは緩衝液B30%から60%までの勾配を 用いて30分間行う;緩衝液Aは0.1%TFA水溶液であり、緩衝液Bは緩衝 液A中60%CH が所望の環状ペプチドとして得られる。それは毛細管ゾーン電気泳動法で純度9 7%以上であることがわかる。 MS分析は、期待分子量1435.7Daを示す。比旋光度: [α]22 D=−10.3°±1°(c=50%酢酸中0.5) このペプチドを以後ペプチドNo.2と呼ぶことにする。 実施例2A 実施例2に記載した合成を1箇所だけ変えて反復する。NαBoc−N4−C BZ−(4−アミノメチル)フェニルアラニン、すなわちBoc−Amp、を用 いて9−位の残基を作る。その後実施例2におけるように鎖をさらに延長し、切 断、保護基除去、環化および精製を実施例2のように行う。精製した環状ペプチ ドは:(シクロ 1−11) の式を有するこれをペプチドNo.2Aと呼ぶことにする。 実施例2B 実施例2Aに記載されている最初の合成を1箇所だけ変えて反復する;NαB oc−N4−Fmoc−(4−アミノメチル)フェニルアラニン、すなわちBo c−Amp(Fmoc)を用いて9-位の残基を作る。その後実施例2Aのよう に鎖をさらに延長し、Boc−Cys(Mob)による最後の結合を行う。 まだN−末端にあるNαBoc基でAmpの側鎖をアルキル化する。NMPま たはDMF(10ml)中20%ピペリジンで約15分間処理することによって Fmoc保護基を選択的に除去する;その中間体をNMPで洗い、その後さらに ピペリジン/NMPで15分間洗うのが好ましい。ペプチド樹脂をNMPで好適 に洗浄した後、新たに遊離したアミノメチル基をNMP+ジイソプロピルエチル アミン中(MeO−フェニル)2−CHCl(Dod−Clと呼ばれる)で1− 2時間処理する。洗浄後、ペプチド樹脂(約1−2g)を36%ホルムアルデヒ ド6mlおよびNMP中1%酢酸10ml+シアノボロヒドリッド(NaBH3 CN)0.35gで20分間処理する;20分間の終わりに、この処理をもう一 度繰り返す。この反応はアミノメチルPhe側鎖に1個のメチル基を付加する。 この反応の詳細はカルジャスト(Kaljuste)およびウンデン(Unden)、Int.J.P eputide Protein Res 42巻、118−124ページ(1993)に記載され ている。一般的洗浄を行い、その後DCM中60%TFAで20分間処理するこ とによってDod−Cl保護基およびN−末端のBoc基を除去する。その後分 離、保護基除去、環化および精製を実施例2のように行う。精製した環状ペプチ ドは下記の式であらわされる: これをペプチドNo.2Bと呼ぶことにする。 実施例2C 実施例2Bに記載した合成を1箇所だけ変えて反復する。保護されたアミノメ チル部分を36%ホルムアルデヒドと反応させる代わりに、この反応を1%酢酸 −NMP溶液中40%アセトアルデヒドの溶液15ml+0.35gmシアノボ ロヒドリッドで行い、1回繰り返す。この結果、(MeO−フェニル)2−CH Cl(4−エチルアミノメチル)フェニルアラニンが9−位の残基として生成す る。BocおよびDod−Cl基の除去、分離、保護基除去、環化および精製を 実施例2Bのように行う。精製環状ペプチドは下記の式であらわされる:(シ これをペプチドNo.2Cと呼ぶことにする。 実施例2D 実施例2Bに記載した合成を1箇所だけ変えて反復する。保護されたアミノメ チル部分を36%ホルムアルデヒドと反応させる代わりに、反応を1%酢酸−N MP溶液中40%イソブチルアルデヒドの溶液15ml+シアノボロヒドリッド 0.35gmと共に20分間行い、1回繰り返す。この結果、(MeO−フェニ ル)2−CHCl(4−イソブチル アミノメチル)フェニルアラニンが9−位 の残基として生成する。BocおよびDod−Cl基の除去、分離、保護基除去 、環化および精製は実施例2Bのように行われる。精製した環状ペプチドは下記 の式であらわされる: これをペプチドNo.2Dと呼ぶことにする。 ペプチドNo.2A、2B、2Cおよび2DはSSTR1に選択的に結合する 。 実施例3 実施例2に記載の合成を1箇所だけ変えて反復する。Boc−D−Trpを8 −位の残基と呼ばれるものとして連結する代わりに、NαBoc−D−2Nal を用いる。その後実施例2に記載のようにして鎖をさらに延長する。 分離、保護基除去、環化および精製は実施例2のように行われる。アミノ酸分 析から、異なるアミノ酸の推定比率が判明する。精製した環状ペプチドは下記の 式であらわされる: これをペプチドNo.3Aと呼ぶことにする。 この合成を反復し、NαBoc−D−2NalをNαBoc−D−1Nalに 置き換えると下記の式であらわされる、ペプチドNo.3Bと呼ばれる精製環状 ペプチドが得られる: 両ペプチドNo.3Aおよび3BはヒトSSTR1に選択的に結合する。 実施例4 実施例2に記載した合成を1箇所だけ変えて繰り返す。13-位残基と呼ばれ るものとしてBoc−Ser(Bzl)を連結する代わりに、NαBoc−D− Ser(Bzl)を用いる。その後鎖の延長を実施例2のように行う。 分離、保護基除去、環化および精製を実施例2のように行う。HPLCおよび CZEの結果から、そのペプチドが純度97%以上であることがわかる。比旋光 度は、[α]22 D=+20.0°±1°(c=50%酢酸中0.5)である。 アミノ酸分析は、異なるアミノ酸の推定比率を示す。MS分析は、 推定分子量1485.7Daを示す。精製した環状ペプチドは下記の式であらわ される: OH これをペプチドNo.4と呼ぶことにする。 実施例5 実施例2に記載された合成を1箇所だけ変えて繰り返す。1つの残基による鎖 延長は、N−末端にNαBoc−Tyr(2BrZ)を結合することによって行 われる。 分離、保護基除去、環化および精製を実施例2のように行う。比旋光度は [α]22 D=−9.6°±1°(c=50%酢酸中0.5) である。アミノ酸分析の結果から異なるアミノ酸の推定比率がわかる。MS分析 は推定分子量1648.7Daを示す。精製した環状ペプチドは下記の式であら わされる: これをペプチドNo.5と呼ぶことにする。 実施例6 実施例2に記載した合成を1箇所だけ変えて繰り返す。8-位残基と呼ばれる ものとしてBoc−D−Trpを結合する代わりに、NαBoc−D−3−Pa lを用いる。その後、鎖の延長を実施例2に記載のように行う。 分離、保護基除去、環化および精製を実施例2のように行う。精製した環状ペ プチドは下記の式であらわされる: これをペプチドNo.6Aと呼ぶことにする。 上の合成をその後22回繰り返す、各回に8-位の異なるアミノ酸を次のよう に置換する: NαBoc−D−5ClTrp NαBoc−D−6FTrp NαBoc−D−5NO2Trp NαBoc−D−6BrTrp NαBoc−D−NinForTrp NαBoc−3−(9−フルオレニル)−D,L−Ala; NαBoc−3−(1−アダマンチル)−D,L−Ala; NαBoc−3−(4−ビフェニリル)−D,L−Ala; NαBoc−3−(2−アントリル)−D,L−Ala; NαBoc−3−(2,4,6−トリエチルフェニル)−D,L−Ala; NαBoc−3−(9−アントリル)−D,L−Ala; NαBoc−3−(2−フルオレニル)−D,L−Ala; NαBoc−3−(1−アントリル)−D,L−Ala; NαBoc−D,L−Me5−Phe; NαBoc−D,L−TMP; NαBoc−D,L−BIA; NαBoc−D,L−TBA; NαBoc−3−(3−フェナントリル)−D,L−Ala; NαBoc−3−(2,4,6−トリメチルシクロヘキシル)−D,L−Al a; NαBoc−3−(ペルヒドロ−4−ビフェニリル)−D,L−Ala; NαBoc−3−(1−ペルヒドロナフチル)−D,L−Ala; および NαBoc−3−(2、2−ジフェニルメチル)−D,L−Ala; 生成したSRIF同族体はペプチド6B〜6Wと呼ぶ。 ペプチド6A−6WはSSTR1に選択的に結合する。 実施例7 下記構造: (シクロ)H−Cys−Lys−Phe−Phe−Agl(インドールカルボキシルル)−IA mp−Thr−Phe−Thr−Ser−Cys−OHを有するベタイド(be tide)ソマトスタチン同族体des−AA1,2,5[Agl(インドールカル ボキシル)8、IAmp9]−SRIFを実施例2に記載した次のような固相法に よってクロロメチル化樹脂を用いて合成する。 各アミノ酸のBoc誘導体を用いる。第1の残基、すなわちBoc−Cys( Mob)の保護基を除去した後、実施例2に示すスケジュールによって、Ser のNαBoc誘導体を結合剤、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)と共 に加える;Serの側鎖はO−ベンジルエーテル(Bzl)で保護されている。 次にThr(Bzl)のNαBoc誘導体をDCCと共に加える。NαBoc− Pheを、次にNαBoc−Thr(Bzl)を結合させた後、NαBoc−4 −イソプロピルアミノPhe(Z)を同様に結合する。 その後Boc−D/L−Agl(Fmoc)を8−位に結合し、その後NαB oc−Pheの2残基を結合する。ベンジルオキシカルボニル−2Cl、すなわ ち2ClZ、をSRIFの4−位のLys側鎖の保護基として用いる。最後の保 護されたCysを結合してペプチド鎖をN−末端まで延ばす。まだN−末端にあ るNαBoc基でAglの側鎖を変形する。Fmoc保護基は20%ピペリジン −NMPまたはDMF溶液(10ml)で約15分間処理することによって選択 的に除 去される;中間体は好適にはDMFで洗い、その後ピペリジン/DMFでさらに 15分間処理する。ペプチド樹脂をDMFで好適に洗った後、新たに遊離したア ミノ基を、適した結合剤、例えばTBTUまたはHBTUまたはBOPなどを用 いてインドール−3−カルボン酸と約10時間反応させる。 樹脂からのベタイド(betide)の分離およびベタイド(betide) の側鎖保護基の除去はフッ化水素酸(HF)(25ml)中で、アニソール2m lおよびジメチルスルフィッド2mlの存在下で0℃で1.5時間、周囲温度で 20分間行われる。高真空下でHFを除去した後、樹脂−ベタイド(betid e)を無水ジエチルエーテルで洗う。 その後、実施例2に一般的に記載したように、樹脂を抽出し、環化し、凍結乾 燥する。凍結乾燥した材料をその後C18カラム上で分析HPLCにかけて精製す る。ピークの位置を決め、その後同じ緩衝系を用いてそれらを個々に精製する。 最終的分析HPLCは緩衝液B30%から60%の勾配を用いて30分間にわた って行う。緩衝液Aは0.1%TFA水溶液で、緩衝液Bは緩衝液A中60%C H3CNである。所望の環状ベタイド(betide)である、(シクロ 1− 1 OHが2つの分離したジアステレオマーの形で得られる。これらは毛細管ゾーン 電気泳動法で純度97%以上であることがわかる。これら環状ベタイド(bet ide)は両方共SSTRIに結合する。 実施例8 概して実施例に記載したように合成を行い、下記構造: (シクロ)H−Cys−Phe−Phe−D−Trp−IAmp−Thr−Ph e−Cys−OH を有する[IAmp5]−ODT8を合成する。 分離、保護基除去、環化および精製を実施例2に記載のように行う。HPLC およびCZEはこのペプチドを純度97%以上であることを示す。比旋光度は [α]22 D=−35°± 1°(c=50%酢酸中0.5)である。アミノ酸分 析は、異なるアミノ酸の推定比率を示す。 実施例9 実施例2に記載した合成を、1箇所だけ変えて反復する。鎖にBoc−Lys (2ClZ)を連結する前に、BocAsn(Xan)を5-位残基として連結 する。実施例2に記載のようにさらに鎖を延長する。 分離、保護基除去、環化および精製を実施例2に記載のように行う。アミノ酸 分析は、異なるアミノ酸の推定比率を示す。精製した環状ペプチドは下記の式を 有する: −OH これをペプチドNo.9と呼ぶことにする。 N−末端ではNαBoc−GlyおよびNαBoc−Alaを加えて合成を反 復すると下記の精製環状ペプチドが得られ、これをペプチド9Aとする:(シク ロ 3−14)H−Ala−Gly− 8、IAmp9]SRIFである。 No.9および9Aは両方共ヒトSSTR1に選択的に結合する。 In vitroバイオアッセイ(生物学的検定):種々のソマトスタチン同族体の効 果について、COSおよびCHO細胞に発現した単離クローン化受容体にそれら が結合する能力をin vitroで試験した。 複数のソマトスタチン受容体サブタイプをコードしている遺伝子の 分子クローニングは、哺乳動物細胞におけるこれら受容体の発現およびそれらそ れぞれの薬物学的プロフィールの特徴づけを可能にする。そのような5種類の受 容体サブタイプ、SSTR1からSSTR5まで、がこれまでにクローン化され た。そしてレイノーら、Molecular Pharmacology 43巻、838−844ペー ジ(1993)およびレイノーら、Molecular Pharmacology 44巻、385− 392ページ(1993)に報告され、説明されている。これらの文献は、特定 のSRIF同族体が5種類の受容体型の1つ以上に選択的に結合するかどうか、 そしてそれらがそのような受容体に高親和性または低親和性で結合するかどうか を決定するために用いることができる結合−アッセイを記載している。これらの 受容体型は今ではそれらの薬物学的プロフィールに関して特徴づけられているか ら、このような結合研究の結果の知識並びにこれらの受容体の体内における特殊 な分布状態の知識は、各受容体サブタイプがSRIFの異なる、だが重複する生 理的効果を仲介することを示唆する;そのため、例えば受容体SSTR1に選択 的に結合する化合物を用いて、SRIFの特定の生理的機能を、多分SRIFの その他の生理的機能(この機能は他のSRIF受容体によって仲介される)に起 因する不都合な効果をあらわすことなく、調節することができる。 ペプチドNo.2のSRIF受容体に結合する選択性を試験するために、この ペプチドの、[125I−Tyr11]SRIFと5種類のクローン化SRIF受容 体との結合を阻止する能力を最初に試験した。これまでの研究は、[125I−T yr11]SRIFが5種類すべてのクローン化SRIF受容体に同様な親和性で 結合することを示した。1μMの濃度で、ペプチドNo.2は、[125I−Ty r11]SRIFとマウスSSTR2およびSSTR3との結合、ヒトSSTR4 との結合、およびラットおよびヒトSSTR5との結合には最小の影響を示した 。対照的に、それは[125I−Tyr11]SRIFのヒトSSTR1との結合を 置換し、そのIC50値は1.8±0.7nMであった。同様に、 D−Ser13変形を含むペプチドNo.4はSSTR1に選択的に結合し、ペプ チドNo.5、チロシン同族体もSSTR1と選択的に作用し合う。 ペプチドNo.5のヨウ素化同族体が選択的SSTR1放射性リガンドとして 役立つかどうかを研究するために、そのペプチドをヨウ素化し、5種類のクロー ン化SRIF受容体との結合を試験した。ペプチドNo.5とSSTR2−5の 特異的結合は認められなかった。それに対してペプチドNo.5はSSTR1に は効果的に結合し、その程度は[125I−Tyr11]SRIFと大体同じであっ た。 ペプチドNo.5とSSTR1との結合は30分までに平衡に達した。その結 合はKd0.5±0.1、およびBmax226±56fmol/mg蛋白質で、飽 和可能であった。SRIF、[D−Trp8]SRIFおよびSRIF−28は すべてペプチドNo.5とSSTR1との結合を、それぞれ0.8±0.4、0 .2±0.1nMおよび0.7±0.2nMのIC50で、強力に阻止した。SR IF同族体ペプチドNo.4もSSTR1に強力に結合する。そしてIC50値は 、ヨウ素化ペプチドNo.5の結合を阻止する能力に基づき、5.3±0.8n Mである。 COS−07細胞に発現するSSTR1に関するこれまでの研究は、[125I −Tyr11]SRIFとSSTR1との結合が、FTPgS前処理によっても百 日咳毒素前処理によっても顕著な影響を受けないことを示した。これはこの受容 体がG蛋白質には効果的に結合しないことを示唆する。同様に、GTPgSおよ び百日咳毒素処理は[125I−Tyr11]SRIFとクローン化SSTR1との 結合を減少させなかった。しかしGTPgSはペプチドNo.5とSSTR1と の結合を濃度依存的に顕著に減少させた。一晩の百日咳毒素処理はGTPgSの 効果を減少させた。すなわち、GTPgSはもはや百日咳毒素前処理SSTR1 への結合に著しい影響を与えることはできなかった。これらの研究結果は、SS TR1が百日咳毒素感受性G蛋白質に結合で きること、そしてSRIFと受容体との結合対本発明の1ペプチドの結合では、 SRIF受容体とG蛋白質との結合に差があることを示唆している。 ペプチドNo.5の結合はGTPによって調節されるので、そのペプチドの、 SSTR1を発現するCOS−7細胞におけるcAMP蓄積を調節する能力を試 験した。1μMのペプチドNo.2もSRIFそれ自体もSSTR1を発現する COS−7細胞におけるフォルスコリン刺激cAMP生成を阻止しない。そのた め、ペプチドNo.2はSSTR1と百日咳毒素G蛋白質との見かけ上の結合を 生成することはできるが、COS−7細胞におけるアデニリルシクラーゼ活性を 調節するようには見えない。 組換え宿主から直接得た受容体ポリペプチドを用いる当業者には公知のスクリ ーニング試験を用いて、ソマトスタチンの好都合な幾つかの面はそっくり模し、 一方その他の受容体の活性化から生ずるこのホルモンの不都合な幾つかの面は排 除するために有用な作用物質を確認することができる。 先行技術の化合物ODT8、(シクロ 1−8)H−Cys− Phe−Ph e−D−Trp−Lys−Thr−Phe−Cys−OH、を含む幾つかのSR IF同族体の、[125I−Tyr11]SRIFと種々のクローン化マウスSRI F受容体との放射性リガンド結合を阻止する効力を、SRIFおよびSRIF− 28と比較して下表に示す;この表ではIC50値はナノメーター濃度で与えられ る。付加的測定は現在実施中である。 本発明のペプチド類はSSTR1により選択的に結合するリガンドを提供する のみならず、例えば125Iで標識した放射性ペプチドNo.5を使用すればより 効果的アゴニストのための薬剤スクリーニングが容易にもなる。候補化合物との 競合的結合試験を先ず最初にこの方法でSSTR1に対して行い、高結合親和性 を探査する;それから複数のSRIF受容体をスクリーニングすることによって 、所望のようにこの受容体にのみ選択的に結合するかどうかを確認することがで きる。 薬物学的または獣医学的に容認される担体と組み合わせて薬物学的組成物を形 成するこれらのSRIF同族体またはそれらの無毒性塩は、ヒトおよびその他の 哺乳動物を含める動物に静脈内、皮下、筋肉内、経皮的、例えば鼻内など、髄腔 内または経口的に投与することができる。そのペプチドは最低90%の純度でな ければならない、そして最低約98%の純度を有することが好ましい;しかしよ り低い純度でも有効で、ヒト以外の哺乳動物には使用してもよい。この純度は、 意図するペプチドに、すべての類似のペプチド類およびペプチド断片が上記重量 %だけ存在することを意味する。ヒトへの投与は、医師の指示のもとで、特殊の 腫瘍および癌を克服するように行われ、またはSSTR1受容体がコントロール 機能をあらわすような―例えばチロシンホスファターゼに結合してこの酵素の刺 激がSRIFの抗増殖効果を仲介する―その他の諸条件を仲介するように行われ る。必要な投与量は治療すべき特殊の状態、その状態の重症度および所望治療の 持続期間によって変り得る。 このようなペプチド類は薬物学的または獣医学的に容認される無毒性塩の形で 投与されることが多い:例えば酸付加塩類、または例えば亜鉛、鉄、カルシウム 、バリウム、マグネシウム、アルミニウムなどとの金属錯塩。このような無毒性 塩の例は、塩酸塩、臭酸塩、硫酸塩、燐酸塩、タンニン酸塩、蓚酸塩、フマール 酸塩、グルコン酸塩、アルギン酸塩、マレイン酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、安息 香酸塩、琥珀酸塩、リンゴ酸塩、アスコルビン酸塩、酒石酸塩などである。活性 成分が錠剤型で投与される場合は、その錠剤は結合剤、例えばトラガント、コー ンスターチまたはゼラチンなど;崩壊剤、例えばアルギン酸;滑剤、例えばステ アリン酸マグネシウムなどを含むことができる。液体型で投与したい場合には、 甘味料および/または芳香剤を使用してもよい。等張食塩液、燐酸緩衝溶液など に溶解して静脈内投与も行われる。 これらのSRIF同族体を1回の投与によって長期間、例えば1週間から1年 までの期間にわたって供給することも望まれる。当業者には公知のように徐放性 製剤、デポ型製剤またはインプラント投与型が用いられる。例えば、或る投与型 は体液への溶解度が低い化合物の薬物学的に容認される無毒性塩、例えば多塩基 性酸との酸付加塩;多価金属カチオンとの塩;または2つの塩の組み合わせなど 、を含む。比較的不溶性の塩はゲルとして処方することもできる:例えばステア リン酸アルミニウムゲルなど。適した注射用徐放性デポ型製剤もSRIF同族体 またはそれらの塩を、徐々に分解する無毒性または非抗原性ポリマー、例えば米 国特許第3,773,919号に記載されているようなポリ乳酸/ポリグリコー ル酸ポリマーなどに分散またはカプセル化して含むことができる。 治療的有効量のペプチドを医師の指示のもとに投与する必要があるが、薬物学 的組成物は普通、そのペプチドを一般的な薬物学的または獣医学的に容認される 担体と共に含む。治療的有効量は、所望の効果を得るように計算したあらかじめ 定められた量であると考えられる。必要な投与量は特殊の治療並びに所望治療の 継続期間によって変化する;しかし、体重1kgあたり約10マイクログラムな いし約1マイクログラムの用量を治療に用いることが期待される。このような化 合物を前に述べたようにデポ型または長期持続性型で投与するのが特に好都合で ある。治療的有効量とは、生理的に容認される組成物として末梢、例えば静脈内 に投与したとき、SRIF同族体の血中濃度が約0.1μgないし約100μg /ml、好適には約1μgないし約50 μg/ml、より好適には最低約2μg、普通は5ないし10μgに達するのに 十分なSRIF同族体量である。 本発明を、発明者が現在知り得る最適方法である本発明の好適実施態様に関し て説明したが、本分野の熟練せる当業者には明白なように、ここに添付せる請求 の範囲に示される本発明の範囲から逸脱することなく種々の変化および変更が行 われ得ることは明らかである。クレイムは本発明をペプチド配列に関して種々に 定義しているとはいえ、そのようなものには、それらの等価物であることが公知 で、最もしばしば投与される、それらの無毒性塩を含めることは理解される。C −末端の簡単な遊離酸の代わりに、ペプチド技術では公知のように、低級アルキ ルエステルを挿入してもよい。ここに詳細に示されるSRIF同族体の配列にほ ぼ一致するアミノ酸残基配列を有する環状ペプチド(そのなかで1つ以上の残基 は機能的に類似のアミノ酸残基によって保存的に置換されている)は、それらが SSTR1に選択的に結合する限り、等価であると考えられる。 前に示したように、これらの詳細に述べられた変形をこれまでに開示されたS RIF同族体に挿入してSSTR1−選択性を作り出すことができる。5−位の 残基の挿入は任意的であるが、好ましくない、なぜならば選択性は残っていると はいえ概して結合親和性を減ずるからである。同様に、1−および2−位の残基 の挿入は任意的であるが、TyrまたはD−Tyrを除くと、それだけの価値が あるとは考えられない。広義には、当業者にはSRIF生物学的活性を有するこ とが公知の既存のSRIF同族体のアミノ酸配列を変えることによって、SRI F受容体SSTR1に特異的親和性を有する環状ソマトスタチン同族体ペプチド を作ることができると考えられる。変形ペプチドは少なくとも8残基の長さのア ミノ酸配列を有し、Cys−Cysジスルフィッド結合を含み、環としての上記 Cys残基間には少なくとも6残基の配列があり、少なくとも6残基配列からな るこのような配列の中心に、好適にはN末端にあるまたはN末端近くのCys残 基から 2または3残基だけ離れた、D−Trpまたはその同等物を含む;この同族体ペ プチドは、上記D−TrpにC末端側に直接結合する(C)Ampが存在するこ とによって特徴づけられ、CはHまたは低級アルキルである。開示された環状S RIF同族体は1つ(または2つ)の残基上のαアミノ基、好適にはSRIFの 7−10-位のアミノ基のN−メチル化によって改質することもできる;例えば des−AA1,2,5[NαCH3−Trp8、IAmp9]−SRIF。生成したS RIF同族体はSSTR1に対するそれらの特異性を保有し、場合によってはよ り大きい結合親和性を有する。このようなペプチド類およびそれらの塩類は請求 せる発明の範囲内であると考えられる。 ここまでに示されたすべての特許および出版物の開示はここに明らかに参照さ れている。ここで用いられるすべての温度は℃で、すべての比率は容量比である 。液体材料のパーセントも容量である。 本発明の種々の特徴が以下の請求の範囲において強調されている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年10月2日 【補正内容】 原文明細書第39頁の差し替え頁の翻訳文 18. アミノ酸配列: 特徴とする環状ソマトスタチン(SRIF)同族体ペプチド。 19. Tyrがヨウ素化されていることを特徴とする請求項18に記載のペプ チド。 20. 最低8残基の長さのアミノ酸配列を有する環状ソマトスタチン(SRI F)同族体ペプチドにおいて、Cys残基の間に位置する最低6残基の配列を環 として含むCys−Cysジスルフィッド結合を含み、前記最低6−残基配列の 中心にD−Trpまたはその同等物を含み、前記D−TrpにC−末端側に直に Lysまたはその他の不飽和α−アミノ酸を含むときには高い親和性をもってS RIF受容体SSTR1に結合する前記ペプチドにおいて、 前記D−TrpにC末端側に直接結合する(C)Ampの置換を含んでなり、 ここでCはHまたは低級アルキルであり、その置換の結果として前記ペプチドが SSTR2、SSTR3、SSTR4およびSSTR5に対するその親和性とは 異なり、SSTR1に対して特異的親和性をあらわすことを特徴とする改良され たペプチド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. アミノ酸配列(シクロ 3−14)Xaa1−Xaa2s−XaaまたはAla;Xaa2はThr、D−Thrまたはdes−Xaa またはGly;Xaa5はdes−XaaまたはAsn;D−Xaa8は芳香族D −アミノ酸;Xaa9は(C)アミノメチルPheで、CはHまたは低級アルキ ル;そしてXaa13はSerまたはD−Serである)を有することを特徴とす るSRIF受容体SSTR1に特異的親和性を有する環状ソマトスタチン(SR IF)同族体ペプチド。 2. Xaa8が(A)D−Trp、(B)D−Ala、または(B)D、L− Alaであって、AがH、Cl、F、Br、NO2またはホルミルであり、Bが ナフチル、フルオレニル、アダマンチル、アントリル、ビフェニル、トリ(低級 アルキル)フェニル、ペンタメチルフェニル、フェナントリル、トリアルキルシ クロヘキシル、ペルヒドロナフチルまたはペルヒドロビフェニルであることを特 徴とする請求項1に記載のペプチド。 3. Xaa1、Xaa2およびXaa5がdes−Xaaであり、Cがメチル、 エチル、イソプロピル、またはイソブチルであることを特徴とする請求項2に記 載のペプチド。 4. Xaa9が(イソプロピルアミノメチル)Phe、すなわちIAmpであ ることを特徴とする請求項2に記載のペプチド。 5. Xaa13がD−Serであることを特徴とする請求項4に記載のペプチド 。 6. Xaa2がTyrまたはD−Tyrであることを特徴とする請求項4に記 載のペプチド。 7. D−Xaa8が(A)Trpで、AがHまたはFであることを特徴とする 請求項4に記載のペプチド。 8. D−Xaa8が(B)D−Alaまたは(B)D、L−Alaであり、B が3−(1−ナフチル)であることを特徴とする請求項4に記載のペプチド。 9. D−Xaa8が(B)D−Alaまたは(B)D、L−Alaであり、B が3−(9−フルオレニル)であることを特徴とする請求項4に記載のペプチド 。 10. D−Xaa8が(B)D−Alaまたは(B)D、L−Alaであり、 Bが3−(1−アダマンチル)であることを特徴とする請求項4に記載のペプチ ド。 11. D−Xaa8が(B)D−Alaまたは(B)D、L−Alaであり、 Bが3−(4−ビフェニル)であることを特徴とする請求項4に記載のペプチド 。 12. D−Xaa8が(B)D−Alaまたは(B)D、L−Alaであり、 Bが3−(2−アントリル)であることを特徴とする請求項4に記載のペプチド 。 13. D−Xaa8が(B)D−Alaまたは(B)D、L−Alaで、Bが 3−(2、4、6−トリメチルフェニル)であることを特徴とする請求項4に記 載のペプチド。 を有し、ここでXaa13がSerまたはD−Serであることを特徴とする請求 項1に記載のペプチド。 15. 請求項1に記載のペプチドと最低1つの薬物学的に容認される担体との 混合物を含むことを特徴とする薬物学的組成物。 16. 請求項15に記載の組成物の有効量を投与することを含んでなり、前記 量はSSTR1受容体を有する腫瘍の増殖を少なくとも遅らせるのに有効な量で あることを特徴とする患者における腫瘍の成長を抑制する方法。 17. SSTR1、請求項1に記載の標識化ペプチドおよび候補リガンドとの 競合的結合試験を実施し、前記候補リガンドの前記標識ペプチドを置換する能力 を測定することを含むことを特徴とする高親和性でSSTR1に結合するリガン ドをスクリーニングする方法。 18. アミノ酸配列: 特徴とする環状ソマトスタチン(SRIF)同族体ペプチド。 19. Tyrがヨウ素化されていることを特徴とする請求項18に記載のペプ チド。 20. 最低8残基の長さのアミノ酸配列を有し、Cys−Cysジスルフィッ ド結合を含み、環状である前記Cys間には最低6残基が位置し、前記最低6残 基配列の中心にはD−Trpまたはその同等物を含み、この同族体ペプチドは前 記D−TrpにC末端側に直接結合した(C)Ampの存在によって特徴づけら れ、ここでCはHまたは低級アルキルであることを特徴とするSRIF受容体S STR1に特異的親和性を有する環状ソマトスタチン(SRIF)同族体ペプチ ド。
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