JPH1151609A - 距離測定装置、距離測定方法、および、伝送媒体 - Google Patents

距離測定装置、距離測定方法、および、伝送媒体

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JPH1151609A
JPH1151609A JP9207950A JP20795097A JPH1151609A JP H1151609 A JPH1151609 A JP H1151609A JP 9207950 A JP9207950 A JP 9207950A JP 20795097 A JP20795097 A JP 20795097A JP H1151609 A JPH1151609 A JP H1151609A
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distance
scanning
distance information
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Shinichi Yoshimura
真一 吉村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 距離測定装置においてデータを高速に処理す
る。 【解決手段】 距離計測装置100により、測定対象に
レーザビームを走査して得られた時間情報は、インタフ
ェース部200に供給される。インタフェース部200
のルックアップテーブル参照部201は、入力された時
間情報に対応する距離情報をルックアップテーブルから
読み出し、距離情報記憶部202を介して距離情報処理
装置300に供給する。距離情報処理装置300は、出
力された距離情報を距離情報入力部301を介して読み
込み、距離情報処理部303に対して出力する。距離情
報処理部303は、供給された距離情報を距離情報表示
部305に表示出力する。新たなルックアップテーブル
が距離情報処理部303において生成された場合には、
ルックアップテーブル記憶部306に記憶されるととも
に、ルックアップテーブル処理部307において所定の
処理がなされた後、ルックアップテーブル参照部201
に供給されてテーブルが更新される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、距離測定装置、距
離測定方法、および、伝送媒体に関し、特に、スリット
状のビームにより測定対象物を走査することにより距離
を測定する距離測定装置、距離測定方法、および、伝送
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、三次元物体の距離測定方法として
は、走査ミラーを回転させることによりスリット光を測
定対象物体の表面に沿って走査し、測定対象物体からの
反射スリット光が、撮像部の撮像面を構成するセルを通
過する時点を検出して測定対象物体の表面の位置を測定
する距離測定方法が知られている。
【0003】このような方法において、撮像部から出力
される信号から測定対象の位置を得るためには、計算式
を記述したソフトウエアを用いて計算機により計算を行
うか、あるいは、予め算出したルックアップテーブルを
計算機内部のメモリに格納しておき、入力データに対応
するデータを読み出して出力するようになされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらの方
法では、撮像部に具備されているセルの個数が増加する
に従って計算量や占有されるメモリ空間が増大し、計算
機に大きな負担がかかるとともに、演算処理に多大な時
間を要するという課題があった。
【0005】特に、計算機内部のメモリをルックアップ
テーブルとして使用する場合であって、セルの個数が多
い場合には、ルックアップテーブルによるメモリ消費は
膨大となり、その結果、ソフトウエアの実行中にメモリ
のスワップ等が生じるなどして処理全体に大きな影響を
及ぼすという課題があった。
【0006】また、従来の測定装置においては、前述の
ルックアップテーブルは固定とされていたので、幾何学
的条件を変えずに、例えば、撮像部から出力される信号
を測定対象の位置に応じた表示色に変換する新たなルッ
クアップテーブルを生成しようとした場合には、キャリ
ブレーション処理を再度実行して新たなルックアップテ
ーブルを作成しなければならず、手間がかかるという課
題もあった。
【0007】そこで、以上のような手間を省略するため
に、位置を表示色に変換する第2のルックアップテーブ
ルを生成し、前述のテーブルと第2のテーブルの2つを
用いてデータ変換を行う方法が考えられる。しかしなが
ら、そのような方法では、第2のテーブルを格納するた
めの新たなメモリ空間が必要になるという課題があっ
た。
【0008】本発明は、以上のような状況に鑑みてなさ
れたものであり、距離測定装置の演算速度を向上させる
とともに、占有されるメモリの領域を削減することを目
的とする。
【0009】また、本発明は、新たなルックアップテー
ブルを簡便に生成するとともに、計算機にかかる負担を
減少させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の距離測
定装置は、対象物に対して光を走査する走査手段と、走
査手段によって走査され、対象物の表面において反射さ
れた反射光を、複数のセルにより構成される撮像面によ
り電気信号に変換する第1の変換手段と、第1の変換手
段より出力された電気信号を、走査手段の走査方向に関
する情報に変換する第2の変換手段と、走査方向に関す
る情報と、セルの位置とにより特定される所定の情報を
記憶する記憶手段と、走査方向に関する情報と、セルの
位置とにより特定される所定の情報を、記憶手段から読
み出す読み出し手段と、読み出し手段から読み出された
所定の情報を、外部装置に対して出力する出力手段とを
備えることを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の距離測定方法は、対象物
に対して光を走査する走査ステップと、走査ステップに
よって走査され、対象物の表面において反射された反射
光を、複数のセルにより構成される撮像面により電気信
号に変換する第1の変換ステップと、第1の変換ステッ
プより出力された電気信号を、走査ステップの走査方向
に関する情報に変換する第2の変換ステップと、走査方
向に関する情報と、セルの位置とにより特定される所定
の情報を記憶する記憶ステップと、走査方向に関する情
報と、セルの位置とにより特定される所定の情報を、記
憶ステップから読み出す読み出しステップと、読み出し
ステップから読み出された所定の情報を、外部装置に対
して出力する出力ステップとを備えることを特徴とす
る。
【0012】請求項6に記載の伝送媒体は、対象物に対
して光を走査する走査ステップと、走査ステップによっ
て走査され、対象物の表面において反射された反射光
を、複数のセルにより構成される撮像面により電気信号
に変換する第1の変換ステップと、第1の変換ステップ
より出力された電気信号を、走査ステップの走査方向に
関する情報に変換する第2の変換ステップと、走査方向
に関する情報と、セルの位置とにより特定される所定の
情報を記憶する記憶ステップと、走査方向に関する情報
と、セルの位置とにより特定される所定の情報を、記憶
ステップから読み出す読み出しステップと、読み出しス
テップから読み出された所定の情報を、外部装置に対し
て出力する出力ステップとを備えるプログラムを伝送す
る。
【0013】請求項1に記載の測定装置、請求項5に記
載の測定方法、および、請求項6に記載の伝送媒体にお
いては、対象物に対して光を走査し、走査されて対象物
の表面において反射された反射光を、複数のセルにより
構成される撮像面により電気信号に変換し、変換により
生成された電気信号を、走査方向に関する情報に変換
し、走査方向に関する情報と、セルの位置とにより特定
される所定の情報を記憶し、走査方向に関する情報と、
セルの位置とにより特定される所定の情報を読み出し、
読み出された所定の情報を、外部装置に対して出力す
る。対象物に対してスリット状の光を走査し、走査され
て対象物の表面において反射された反射光を、複数のセ
ルにより構成される撮像面により電気信号に変換し、変
換により生成された電気信号を、走査が開始されてから
の時間情報に変換し、時間情報とセルの位置とにより特
定される対象物までの距離の情報をメモリにルックアッ
プテーブルとして記憶し、走査方向に関する情報と、セ
ルの位置とにより特定される所定の情報を読み出し、読
み出された所定の情報を外部装置であるパーソナルコン
ピュータに対して出力する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の距離測定方法お
よび装置に使用される原理を説明するための図であり、
図2は、図1の一部の幾何学的関係を詳細に示す図であ
る。ここでは、第1平面位置S0から測定対象物体の面
までの距離を測定する場合について考える。
【0015】まず、基準平面を第1平面位置S0に配置
したときに基準平面から反射したスリット光が撮像部1
01−2(第1の変換手段)の各セルに入射(すなわち
そのセルを通過)するタイミングを求め、次に、基準平
面を第1平面位置から所定距離dだけ平行移動した第2
平面位置S1に配置したときに基準平面から反射したス
リット光が撮像部101−2の各セルに入射するタイミ
ングを求め、基準平面を第2平面位置から所定距離と同
一距離dだけ離隔した第3平面位置S2に配置したとき
に基準平面から反射したスリット光が撮像部101−2
の各のセルに入射するタイミングを求める。
【0016】走査ミラー106−2(走査手段:以下、
ミラーと略記する)は、点M0を中心に定速で回転し、
回転中のミラー106−2の原点位置からの角度θε
は、上記原点位置でリセットされるカウンタの値Cεを
使用して、次の式(1)で与えられる。
【0017】
【数1】
【0018】撮像部101−2中の受光セルすなわち撮
像セルPijは、二次元的に配列され、各セルは、レンズ
等の光学系6に依存する固有の視線方向を有する。ここ
では、第1平面位置S0の基準平面から、各セルの視線
方向と交わる測定対象物体の表面の一点までの距離を測
定する。
【0019】撮像部101−2中の任意の撮像セルPij
の視線方向と、第1、第2および第3平面位置S0、S
1およびS2に位置する基準平面とのそれぞれの交点P
0、P1およびP2とし、これらの点にスリット光が入射
するときのミラー106−2の原点位置からの角度をそ
れぞれθS0、θS1およびθS2とすると、交点P0および
交点P1との距離aおよび交点P1と交点P2との距離a
の関係は、次の式(2)で示され、
【0020】
【数2】
【0021】線分P00と線分M01との角度θ1、お
よび線分P10と線分M02との角度θ2は、次の式
(3)および式(4)で示すことができる。
【0022】
【数3】
【0023】
【数4】
【0024】また、ミラー106−2の回転中心M0
ら視線方向に下ろした垂線と、線分P02の延長線との
交点をPfとし、角度θBが次の式(5)で示される角度
とし、
【0025】
【数5】
【0026】直線P02上の、点P0から距離mにある
測定対象物体の測定点をPxとし、角度θxが次の式
(6)で示される角度とすると、
【0027】
【数6】
【0028】第1平面位置S0に位置する基準平面から
点Pxまでの距離xは、式(2)から、次の式(7)で
示すことができる。
【0029】
【数7】
【0030】線分P2fの長さをB、線分M0fの長さ
をCとすると、次の式(8)、式(9)および式(1
0)の関係が成立する。
【0031】
【数8】
【0032】
【数9】
【0033】
【数10】
【0034】式(8)、式(9)および式(10)から
次の式(11)が得られる。
【0035】
【数11】
【0036】式(10)および式(11)から、tan
θBは、次の式(12)で示すことができる。
【0037】
【数12】
【0038】点Pxから点P2までの長さn、および点P
xから点P1までの長さmは、式(11)および式(1
2)から、次の式(13)および式(14)で示され
る。
【0039】
【数13】
【0040】
【数14】
【0041】従って、第1平面位置S0に位置する基準
平面から測定対象物体の測定点Pxまでの距離xは、式
(1)、式(2)、式(7)および式(14)から、次
の式(15)で示すことができる。
【0042】
【数15】
【0043】式(15)において、カウント値C1は、
基準平面を第1平面位置S0に配置したときに基準平面
から反射したスリット光が撮像部101−2のセルPij
に入射するためのミラー106−2の角度θS0と、基準
平面を第1平面位置から距離dだけ離隔した第2平面位
置S1に配置したときに基準平面から反射したスリット
光が撮像部101−2のセルPijに入射するためのミラ
ー106−2の角度θS1との差である角度差θ1を示
し、カウント値C2は、基準平面を第2平面位置S1に
配置したときに基準平面から反射したスリット光が撮像
部101−2のセルPijに入射するためのミラー106
−2の角度θS1と、基準平面を第2平面位置から距離d
と同一距離dだけ離隔した第3平面位置S2に配置した
ときに基準平面から反射したスリット光が撮像部101
−2のセルPijに入射するためのミラー106−2の角
度θS2との差である角度θ2を示し、カウント値Cxは、
基準平面を第3平面位置S2に配置したときに基準平面
から反射したスリット光が撮像部101−2のセルPij
に入射するためのミラー106−2の角度θS2と、測定
対象物体を配置したときに測定対象物体の面から反射し
たスリット光が撮像部101−2のセルPijに入射する
ためのミラー106−2の角度θsxとの差である角度θ
xを示す。
【0044】ミラー106−2の回転角度とカウント値
との関係を示すパラメータkは、基準平面を、第1乃至
第3平面位置であるS0乃至S2以外の予め知られた平
面位置に配置し、式(15)を用いて求めることができ
る。
【0045】図2は、本発明の実施の形態の構成例を示
すブロック図である。
【0046】この図において、距離計測装置100は、
センサ部101、時間情報付加部102(第2の変換手
段)、時間情報一時記憶部103、時間情報制御部10
4、レーザ走査制御部105、および、レーザ投光部1
06により構成されている。
【0047】インターフェース部200は、ルックアッ
プテーブル201(記憶手段、読み出し手段)、距離情
報記憶部202、および、ルックアップテーブル入力部
203(更新手段)により構成されている。
【0048】距離情報処理装置300は、例えば、パー
ソナルコンピュータやワークステーションなどにより構
成されており、距離情報入力部301、セレクタ30
2、距離情報処理部303、距離情報入力部304、距
離情報表示部305、ルックアップテーブル記憶部30
6、ルックアップテーブル処理部307、および、ルッ
クアップテーブル出力部308により構成されている。
【0049】距離計測装置100のセンサ部101は、
図1に示すレンズ101−1および撮像部101−2な
どにより構成されている。撮像部101−2は、例え
ば、フォトダイオードと簡単な信号処理回路の組み合わ
せによる最小単位(セル)が規則正しくマトリクス状に
配置された光学素子であり、レーザ投光部106より投
光されたスリット状のレーザ光の通過を検出して、各セ
ルがその通過時に例えばトリガ信号などを出力するよう
になされている。
【0050】時間情報付加部102は、センサ部101
の各セルから前述のトリガ信号が出力されるタイミング
において、例えば、レーザ光の走査を開始してからの経
過時間をカウンタのカウント値として、時間情報制御部
104から取得し、センサ部101から出力されたデー
タに付加して出力するようになされている。
【0051】時間情報一時記憶部103は、例えば、S
RAM(Static Random Access Memory)により構成さ
れており、時間情報付加部102から出力される各セル
毎の時間情報を入力して一時的に格納するようになされ
ている。即ち、時間情報一時記憶部103は、バッファ
の役割を果たしている。
【0052】時間情報制御部104は、レーザ投光部1
06がレーザを走査するタイミングを制御するようにな
されているとともに、走査を開始してからの経過時間を
時間情報付加部102に逐次出力するようになされてい
る。なお、レーザ投光部106の走査開始を制御する場
合には、走査開始を示す、例えば、トリガ信号が出力さ
れる。
【0053】レーザ走査制御部105は、時間情報制御
部104から出力されるトリガ信号に応じてレーザ投光
部106を制御し、レーザビームを走査させるようにな
されている。
【0054】レーザ投光部106は、図1に示すレーザ
ダイオード106−1およびミラー106−2などによ
り構成されている。レーザ投光部106は、レーザ走査
制御部105からの信号に応じてミラー106−2を駆
動し、一定の角速度でミラー106−2を回転させると
ともに、レーザダイオード106−1のONまたはOF
Fの制御を行うようになされている。
【0055】インターフェース部200は、例えば、パ
ーソナルコンピュータまたはワークステーションの拡張
基板として実装されている。
【0056】インタフェース部200のルックアップテ
ーブル参照部201は、例えば、DRAM(Dynamic RA
M)などにより構成されており、距離計測装置100か
ら出力された各セル毎の時間情報を対応する距離情報に
変換するためのテーブルを格納している。距離計測装置
100から時間情報が入力された場合には、ルックアッ
プテーブル参照部201は、各セル毎に対応する距離デ
ータを読み出して出力する。
【0057】距離情報記憶部202は、例えば、SRA
Mなどにより構成されており、ルックアップテーブル参
照部201から出力されたデータを一時的に格納すると
ともに、距離情報処理装置300の処理速度に対応して
格納したデータを出力するようになされている。なお、
この距離情報記憶部202を、例えば、大容量のDRA
Mなどにより構成すれば、ルックアップテーブル参照部
201から出力されたデータを大量に格納しておくこと
も可能となる。
【0058】ルックアップテーブル入力部203は、距
離情報処理装置300によって新たに生成されたルック
アップテーブルを入力するとともに、ルックアップテー
ブル201に格納されているルックアップテーブルを、
新たに生成されたルックアップテーブルにより更新する
ようになされている。
【0059】距離情報処理部300の距離情報入力部3
01は、インタフェース部200から出力された距離情
報を入力するようになされている。
【0060】セレクタ302は、通常の処理(距離測定
処理)においては、距離情報入力部301側を選択して
おり、距離情報を入力して距離情報処理部303に供給
する。また、キャリブレーション処理を実行する際に
は、セレクタ302は、距離計測装置100の時間情報
一時記憶部103側を選択して時間情報を入力し、距離
情報処理部303に対して出力するようになされてい
る。
【0061】距離情報処理部303は、前述の通常処理
においては、入力された距離情報を目的に応じて処理
し、例えば、対象物の重心を求めたり、距離の最大点ま
たは最小点を求め、必要に応じて距離情報表示部305
に出力するようになされている。また、キャリブレーシ
ョン処理の場合には、各セル毎の時間情報と実距離(距
離情報入力部304から入力される情報)との関係に基
づいて、ルックアップテーブルを作成して、ルックアッ
プテーブル記憶部306に出力するようになされてい
る。
【0062】距離情報表示部305は、例えば、CRT
(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどにより構成され
ており、距離情報処理部303から出力された結果を表
示出力するようになされている。
【0063】ルックアップテーブル記憶部306は、例
えば、ハードディスクドライブなどにより構成され、距
離情報処理部303から出力されたルックアップテーブ
ルをファイルとして記録するとともに、必要に応じて所
望のファイルを読み出し、ルックアップテーブル処理部
307に供給するようになされている。
【0064】ルックアップテーブル処理部307は、ル
ックアップテーブル記憶部306から読み出されたルッ
クアップテーブルに対して後述する所定の処理を施す
か、または、読み出されたルックアップテーブルをその
ままルックアップテーブル出力部308に対して供給す
るようになされている。
【0065】ルックアップテーブル出力部308は、ル
ックアップテーブル処理部307から供給されたルック
アップテーブルを、インタフェース部200に対して出
力するようになされている。
【0066】次に、図4に示すフローチャートを参照し
て、図3に示す実施の形態のキャリブレーション時の動
作について説明する。
【0067】図4は、図3に示す実施の形態の距離情報
処理装置300において実行されるキャリブレーション
処理の一例を説明するフローチャートである。
【0068】この処理が開始されると、ステップS1に
おいて、距離情報処理装置300のセレクタ302は、
時間情報一時記憶部103側にその接続が変更される。
そして、ステップS2に進む。
【0069】ステップS2では、基準平面をS0に設置
した場合に、各セルPijに対して走査光が入射される際
のミラー106−2の角度θS0に対応するカウント値C
S0(時間情報付加部102から出力される時間情報)が
求められ。次に、基準平面をS1に配置した場合に、各
セルPijに対して走査光が入射される際のミラー106
−2の角度θS1に対応するカウント値CS1が求められ
る。そして、これらCS1とCS0の差分(CS1−CS0)を
各セル毎に求め、得られた値をC1とする。
【0070】ステップS3では、基準平面をS1に設置
した場合に、各セルPijに対して走査光が入射される際
のミラー106−2の角度θS1に対応するカウント値C
S1が求められ。次に、基準平面をS2に配置した場合
に、各セルPijに対して走査光が入射される際のミラー
106−2の角度θS2に対応するカウント値CS2が求め
られる。そして、これらCS2とCS1の差分(CS2
S1)を各セル毎に求め、得られた値をC2とする。
【0071】ステップS4では、基準平面をS2に設置
した場合に、各セルPijに対して走査光が入射される際
のミラー106−2の角度θS2に対応するカウント値C
S2が求められ。次に、基準平面を任意の距離xに配置し
た場合に、各セルPijに対して走査光が入射される際の
ミラー106−2の角度θSXに対応するカウント値CSX
が求められる。そして、これらCSXとCS2の差分(CSX
−CS2)を各セル毎に求め、得られた値をCXとする。
【0072】続くステップS5では、C1,C2,C
Xと、距離情報入力部304から入力された対象物まで
の距離xおよび距離dとが式(15)に代入され、各セ
ル毎の定数kの値が求められる。
【0073】ステップS6では、各セル毎に、カウント
値CXが取り得る範囲を算出する。即ち、第1乃至第3
の基準面を固定位置とすることにより、カウント値の範
囲を各セル毎に算出する。
【0074】ステップS7では、距離情報処理部303
は、各セル毎に、カウント値CXと対象物までの距離x
との関係を算出する。そして、ステップS8に進み、ス
テップS7において算出されたカウント値CXと距離x
との関係を、ルックアップテーブルとして、ルックアッ
プテーブル記憶部306に出力する。その結果、ルック
アップテーブル記憶部306は、供給されたルックアッ
プテーブルに所定のファイル名を付与して記憶すること
になる。
【0075】なお、以上のようにして作成されたルック
アップテーブルは、カウント値CX(時間情報)を距離
x(距離情報)に変換するものであるが、ルックアップ
テーブル処理部307により所定の処理を施すことによ
り、カウント値CXを距離xに応じた表示色(または、
色の濃淡)のデータに更に変換するルックアップテーブ
ルを生成することも可能である。
【0076】以上の処理により生成されたルックアップ
テーブルは、ルックアップテーブル出力部308を介し
てルックアップテーブル入力部203に供給される。そ
の結果、ルックアップテーブル入力部203は、供給さ
れた新たなルックアップテーブルにより、ルックアップ
テーブル参照部201に格納されている、以前のルック
アップテーブルを更新することになる。
【0077】従って、ルックアップテーブル記憶部30
6に記憶されているファイルに対して、ルックアップテ
ーブル処理部307により所定の処理を施すことで、所
望の情報(例えば、表示色の濃淡など)への変換テーブ
ルを生成することが可能となる。その結果、同一のファ
イルを元にして、異なるテーブルを必要に応じて生成す
ることが可能となるので、テーブルを変更する度にキャ
リブレーションを実行する必要がなくなる。
【0078】なお、第1乃至第3平面の位置S0乃至S
2を、撮像部101−2と平行にすることにより、即
ち、基準平面を撮像部101−2の撮像面と平行に配置
することにより、撮像部101−2内において縦方向に
並ぶ複数のセルに対しては、共通のルックアップテーブ
ルを使用することができる。即ち、例えば、図5に示す
ように、撮像部101−2が横方向に8個のセルにより
構成される場合には、8つのルックアップテーブルT1
乃至T8を設けるだけでよい。
【0079】図6は、8×16(横方向8セル×縦方向
16セル)の撮像部101−2の横方向の8個のセルの
それぞれに対するカウント値から距離への変換のための
ルックアップテーブルの内容の一例を示している。この
例では、aを90mmとし、撮像部101−2から約3
3cmの位置を第1平面位置S0として、S0からの距
離を示している。
【0080】次に、図3に示す実施の形態の通常時の動
作について説明する。
【0081】前述のような処理により、ルックアップテ
ーブルが作成されて、ルックアップテーブル参照部20
1に格納された後、対象物が所定の位置に配置されると
測定処理が開始されることになる。
【0082】その場合、先ず、セレクタ302が距離情
報入力部301側に接続され、距離情報が距離情報処理
部303に対して供給可能な状態とされる。
【0083】そして、時間情報制御部104から、レー
ザ走査制御部105に対してトリガ信号の供給が開始さ
れると、レーザ走査制御部105はレーザ投光部106
を制御し、レーザダイオード106−1からレーザビー
ムの射出を開始させるとともに、ミラー106−2を一
定の角速度で回転させる。
【0084】その結果、レーザダイオード106−1か
らは、スリット状のレーザビームが射出され、ミラー1
06−2により所定の方向に反射されるので、対象物の
表面が走査されることになる。対象物の表面において反
射されたレーザビームは、レンズ101−1により撮像
部101−2の所定のセル上に収束される。
【0085】撮像部101−2は、図5に示すように、
横方向に8個のセルによって構成されており、対象物の
表面において反射されたレーザビームが入射されたセル
は、その時点においてトリガ信号を生成して出力する。
【0086】撮像部101−2から出力されたトリガ信
号は、時間情報付加部102に供給され、そこで時間情
報が付加される。即ち、時間情報付加部102は、各セ
ルからトリガ信号が出力された時点において、時間情報
制御部104から出力されている時間情報(カウンタの
カウント値)を、各セルの位置を表す情報(i,j)に
付加して出力する。例えば、(i,j)=(2,3)の
セルから、カウンタの値がCaの場合にトリガ信号が出
力された場合には、時間情報付加部102は、データ
{i,j,Ca}を出力する。ここで、{}は、{}内
の変数の値を1つのデータとして連接することを意味し
ている。
【0087】時間情報一時記憶部103は、時間情報付
加部102から出力されるデータを逐次格納していき、
全てのセルに対応するデータが格納された時点で、イン
ターフェース部200に対してデータを順次出力する。
なお、この出力の順序としては、例えば、(i,j)=
(1,1)のセル(図5の左上端のセル)に対応するデ
ータから縦方向に順次読み出し、第1番目の列のセルの
読み出しが完了すると、第2番目、第3番目、・・・、
第8番目の列を同様に読み出していけばよい。
【0088】ルックアップテーブル参照部201は、時
間情報一時記憶部103から出力されたデータ{i,
j,Ca}から、iとCaを抽出する。そして、iの値に
より、対応するルックアップテーブルをT1乃至T8の
中から選択し、続いて、Caに対応するデータを選択さ
れたルックアップテーブルから読み出す。更に、ルック
アップテーブルから読み出されたデータに、ヘッダとし
て{i,j}を付加して距離情報記憶部202に対して
出力する。即ち、ルックアップテーブルから読み出され
たデータをdとすると、ルックアップテーブル参照部2
01からは、データ{i,j,d}が出力されることに
なる。このような処理を全てのセルからのデータに対し
て実行することにより、時間情報を距離情報に変換す
る。
【0089】ルックアップテーブル参照部201から出
力されたデータは、距離情報記憶部202に一旦記憶さ
れた後、距離情報処理装置300に対して出力される。
【0090】距離情報処理装置300の距離情報入力部
301は、距離情報記憶部202から出力されたデータ
を入力し、セレクタ302を介して距離情報処理部30
3に供給する。
【0091】距離情報処理部303は、距離情報入力部
301から入力されたデータ{i,j,d}を逐次読み
込み、データdの値に対して所定の処理(例えば、dを
表示色の値に変換する処理)を施し、距離情報表示部3
05のi,jに応じた位置にドットなどを表示させる。
【0092】その結果、対象物の表面形状に応じた図形
が距離情報表示部305に表示されることになる。
【0093】以上の実施の形態によれば、従来、ソフト
ウエアにより処理していたルックアップテーブルをイン
ターフェース部200上においてハードウエア化するこ
とにより、処理時間の短縮を図ることができるのみなら
ず、ソフトウエア処理を実行しているパーソナルコンピ
ュータやワークステーションのメインメモリの消費を抑
制することが可能となる。
【0094】なお、キャリブレーション処理において、
距離情報処理部303によって生成されたルックアップ
テーブルは、ハードディスクドライブであるルックアッ
プテーブル記憶部307に記憶されることになるので、
距離情報処理装置300のメモリ(例えば、RAMな
ど)を占有することはない。
【0095】また、上記例では、カウント値C1、C2
よびCxから、図5のルックアップテーブルを参照して
距離xを求めているが、カウント値C1、C2およびCx
に対応するミラー106−2の回転角度θ1、θ2および
θxを使用し、回転角度θ1、θ2およびθxを入力とする
ルックップテーブルまたは、回転角度θxを入力とする
ルックップテーブルを使用して距離xを求めてもよい。
【0096】更に、カウント値C1、C2およびCx以外
の、ミラー106−2の回転角度θ1、θ2およびθx
示す値を使用して距離xを求めてもよい。
【0097】更にまた、上記実施例では、パラメータk
は、基準平面を、第1乃至第3平面位置S0乃至S2以
外の予め知られた平面位置に配置し、式(15)を使用
して求めることとしたが、探索手法を用いて得てもよ
い。
【0098】また、上記例では、互いに平行で等間隔な
第1乃至第3平面位置S0乃至S2に基準平面を順次配
置して、測定対象物体までの距離を測定したが、互いに
平行で等間隔な4つ以上の平面位置に基準面を順次配置
して、距離測定を行うこともできる。
【0099】更に、上記実施例は、第1平面位置S0を
基準にして測定対象物体の表面の三次元座標位置を求め
ているが、距離測定装置の位置を基準にして測定対象物
体の表面の三次元座標位置を求めるには、第1平面位置
と距離測定装置との位置関係を予め求めておけばよい。
【0100】最後に、明細書中において、伝送媒体は、
FD,CD−ROMなどの情報記録媒体の他、インター
ネット、ディジタル衛星などのネットワーク伝送媒体も
含まれる。
【0101】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の測定装
置、請求項5に記載の測定方法、および、請求項6に記
載の伝送媒体によれば、対象物に対して光を走査し、走
査されて対象物の表面において反射された反射光を、複
数のセルにより構成される撮像面により電気信号に変換
し、変換により生成された電気信号を、走査方向に関す
る情報に変換し、走査方向に関する情報と、セルの位置
とにより特定される所定の情報を記憶し、走査方向に関
する情報と、セルの位置とにより特定される所定の情報
を読み出し、読み出された所定の情報を外部装置に対し
て出力するようにしたので、処理を高速に実行するとと
もに、装置に対する負担を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測定原理を説明するための図である。
【図2】図1の幾何学的関係を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態の構成例を示すブロック図
である。
【図4】図3に示す実施の形態において実行される処理
の一例を説明するフローチャートである。
【図5】ルックアップテーブルの構成例を示す図であ
る。
【図6】図5に示すルックアップテーブルに格納されて
いるデータの一例を示す図である。
【符号の説明】
101−2 撮像部(第1の変換手段), 102 時
間情報付加部(第2の変換手段), 106−2 ミラ
ー(走査手段), 201 ルックアップテーブル参照
部(記憶手段、読み出し手段), 203 ルックアッ
プテーブル入力部(更新手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物に光を走査し、その反射光により
    対象物までの距離を測定する距離測定装置において、 前記対象物に対して光を走査する走査手段と、 前記走査手段によって走査され、前記対象物の表面にお
    いて反射された反射光を、複数のセルにより構成される
    撮像面により電気信号に変換する第1の変換手段と、 前記第1の変換手段より出力された電気信号を、前記走
    査手段の走査方向に関する情報に変換する第2の変換手
    段と、 前記走査方向に関する情報と、前記セルの位置とにより
    特定される所定の情報を記憶する記憶手段と、 前記走査方向に関する情報と、前記セルの位置とにより
    特定される前記所定の情報を、前記記憶手段から読み出
    す読み出し手段と、 前記読み出し手段から読み出された前記所定の情報を、
    外部装置に対して出力する出力手段とを備えることを特
    徴とする距離測定装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の情報は、前記対象物までの距
    離情報であることを特徴とする請求項1に記載の距離測
    定装置。
  3. 【請求項3】 前記外部装置は、パーソナルコンピュー
    タまたはワークステーションであることを特徴とする請
    求項1に記載の距離測定装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に記憶されている前記所定
    の情報を更新する更新手段を更に備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の距離測定装置。
  5. 【請求項5】 対象物に光を走査し、その反射光により
    対象物までの距離を測定する距離測定方法において、 前記対象物に対して光を走査する走査ステップと、 前記走査ステップによって走査され、前記対象物の表面
    において反射された反射光を、複数のセルにより構成さ
    れる撮像面により電気信号に変換する第1の変換ステッ
    プと、 前記第1の変換ステップより出力された電気信号を、前
    記走査ステップの走査方向に関する情報に変換する第2
    の変換ステップと、 前記走査方向に関する情報と、前記セルの位置とにより
    特定される所定の情報を記憶する記憶ステップと、 前記走査方向に関する情報と、前記セルの位置とにより
    特定される前記所定の情報を、前記記憶ステップから読
    み出す読み出しステップと、 前記読み出しステップから読み出された前記所定の情報
    を、外部装置に対して出力する出力ステップとを備える
    ことを特徴とする距離測定方法。
  6. 【請求項6】 対象物に光を走査し、その反射光により
    対象物までの距離を測定する距離測定装置で使用される
    コンピュータプログラムを伝送する伝送媒体において、 前記対象物に対して光を走査する走査ステップと、 前記走査ステップによって走査され、前記対象物の表面
    において反射された反射光を、複数のセルにより構成さ
    れる撮像面により電気信号に変換する第1の変換ステッ
    プと、 前記第1の変換ステップより出力された電気信号を、前
    記走査ステップの走査方向に関する情報に変換する第2
    の変換ステップと、 前記走査方向に関する情報と、前記セルの位置とにより
    特定される所定の情報を記憶する記憶ステップと、 前記走査方向に関する情報と、前記セルの位置とにより
    特定される前記所定の情報を、前記記憶ステップから読
    み出す読み出しステップと、 前記読み出しステップから読み出された前記所定の情報
    を、外部装置に対して出力する出力ステップとを備える
    プログラムを伝送する伝送媒体。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の伝送媒体から伝送を受
    けたプログラムを記憶し、そのプログラムを用いて距離
    を測定する測定方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002202122A (ja) * 2001-01-05 2002-07-19 Olympus Optical Co Ltd 2次元距離画像センサのキャリブレーション方法

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