JPH1152039A - 人工衛星捜索位置発信装置 - Google Patents

人工衛星捜索位置発信装置

Info

Publication number
JPH1152039A
JPH1152039A JP27551397A JP27551397A JPH1152039A JP H1152039 A JPH1152039 A JP H1152039A JP 27551397 A JP27551397 A JP 27551397A JP 27551397 A JP27551397 A JP 27551397A JP H1152039 A JPH1152039 A JP H1152039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
satellite
battery
beacon signal
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27551397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiko Yoshioka
由紀子 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP27551397A priority Critical patent/JPH1152039A/ja
Publication of JPH1152039A publication Critical patent/JPH1152039A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 宇宙から地球へ再突入し帰還した人工衛星の
捜索を長時間可能にする。 【解決手段】 人工衛星捜索位置発信装置は、GPS衛
星からのGPS信号4を受信し、GPS信号から自己の
位置を算出する算出部8と、帰還点近傍の地形情報をデ
ィジタル情報として記憶するディジタル記憶部9とを備
え、算出した自己の位置と前記ディジタル地図の情報か
ら人工衛星の帰還点がどの圏内にいるかを割り出し、さ
らに、ビーコン信号発信機11への電源電池13の残量
センサ14及び温度センサ15から得られた電源電池の
残量及び温度などに依存して供給電力モード決定部9で
供給電力モードを設定し、供給電力モードに対応してビ
ーコン信号発信機11からの電波送信の単位時間当たり
の期間と送信間隔および送信電力を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は宇宙から地球への
再突入機などの地球へ帰還する人工衛星の帰還した後の
現在位置を捜索基地等に通報電波として発信する電池で
動作する人工衛星捜索位置発信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】宇宙から地球へ再突入し帰還する人工衛
星の捜索は従来、軌道上を飛行中の人工衛星の軌道と目
標帰還点から再突入計画の手順を決め、その手順に従っ
て再突入し、目標帰還点近傍でパラシュートを開いて着
水する人工衛星を、目標帰還点近傍に船舶等を待機さ
せ、人による目視で捜索し、回収している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のもの
では正確な人工衛星の地球への帰還点の正確な位置を把
握することはできなかった。そこで、捜索救難システム
(藤井弥平、“電子航法のはなし”交通ブックス30
1、平成7年3月18日(財)交通研究協会発行、p1
77〜182)によるように、人工衛星は着水もしくは
着地後に、内蔵するビーコン信号発信機により識別符号
を発信するとともに捜索基地から送信されるレーダ捜索
電波に自動的にレーダ応答電波を送信し、また、特開平
5−203720号公報の遭難救助システムによるよう
に、内蔵するGPS受信機から得た帰還点の位置と識別
符号を内蔵するビーコン信号発信機により送信し、これ
らの信号を捜索基地で受信し、これを手がかりに捜索す
ることが考えられた。しかし、ビーコン信号発信機用の
電源電池には容量に限りがあるため、電池が消耗するま
での短時間のうちに捜索を行わなければならなかった。
【0004】この発明は、宇宙から地球へ再突入し帰還
した人工衛星の捜索を長時間可能にすることで、そのた
めに、人工衛星自らが位置を検出し、その位置、電源電
池の残量、電源電池の温度などに依存して電波の到達可
能性を判断し、ビーコン信号発信機の電波送信の単位時
間当たりの期間と送信間隔および送信電力を制御するこ
とによって電源電池からビーコン信号発信機への供給電
力を最適に制御し、送信可能時間をできるだけ長くする
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明による人工衛
星捜索位置発信装置は、人工衛星の帰還点の位置を測定
するために地球を周回する複数の測位人工衛星であるG
PS(GlobalPositioning Syst
em)衛星からのGPS信号から自己の位置を算出する
位置算出部と、帰還点近傍の地形情報がディジタル情報
として記憶されているディジタル地図記憶部と、上記位
置算出部で算出した自己の位置と前記ディジタル地図の
情報から人工衛星の帰還点がどの圏内にいるかを割り出
し、その範囲情報に対応した供給電力モードを計算する
供給電力モード決定部と、ビーコン信号発信機の電波送
信の単位時間当たりの期間と送信間隔および送信電力な
どを制御する電源管理用制御回路とを有することによ
り、電源電池の消費電力を節約し、送信可能時間をでき
るだけ長くするものである。
【0006】また、第2の発明による人工衛星捜索位置
発信装置は、電源電池の残量センサと電源電池の温度セ
ンサを有し、前記供給電力モード決定部は、電源電池の
残量センサからの電池の残量、電源電池の温度センサか
らの電池温度から電源電池の残存電池容量を判断して、
上記供給電力モードの電源電池の消費電力をさらに節約
するビーコン発信機への電源電池の供給電力モードを決
定することにより、電源電池の容量をさらに節約し、送
信可能時間を長くする。
【0007】第3の発明による人工衛星捜索位置発信装
置は、前記電源電池の残量センサからの電池の残量、電
源電池の温度センサからの電池温度を人工衛星の位置情
報と共に前記ビーコン信号発信機から通報電波としてビ
ーコン信号を発信することにより捜索基地では、受信し
たビーコン信号の中に示される人工衛星の現在の電池の
残量と電池温度から、残存電池容量を算出し、どのくら
いの時間以内に人工衛星を探し出さなければならないか
を知ることができるようにしたものである。
【0008】また、第4の発明による人工衛星捜索位置
発信装置は、前記供給電力モード決定部において、前記
位置算出部で算出した人工衛星の位置の時間的変化を検
知し、その変動が基準値以下(微小)であることを判定
した場合は、捜索基地に送信する時間間隔を長くして供
給電力モードを設定することによりさらに電池が節約さ
れるようにしたものである。この場合、人工衛星の着水
または着地地点の位置の変動は微小であるため、通報電
波の間隔を長くしても、捜索基地では一旦受信した通報
電波による位置を手がかりにして捜索を行うことが可能
である。
【0009】第5の発明による人工衛星捜索位置発信装
置は、人工衛星の帰還点の位置を測定するために地球を
周回する複数の測位人工衛星であるGPS衛星から発信
されるGPS信号を受信するアンテナと、受信したGP
S信号から自己の位置を算出する位置算出部と、算出し
た人工衛星の位置を通報電波として人工衛星捜索局へ発
信するビーコン信号発信機と、人工衛星捜索位置発信装
置の構成電子機器へ電力を供給する電源電池と、太陽光
を受けて電流を発生する太陽電池と電源電池の残量セン
サと太陽電池発生電流を電源電池へ充電し充電に余剰の
電流をシャント回路へ分流する充電制御回路と、余剰の
電流を消費するシャント回路を有することにより、電源
電池の容量を保持することによって、ビーコン信号の送
信可能時間を長くするものである。
【0010】また、第6の発明による人工衛星捜索位置
発信装置は、ビーコン信号発信制御部を有し、電源電池
への充電が十分でない時、ビーコン信号発信機の送信電
波の強度を小さく、送信の時間を短く、送信時間間隔を
長くするビーコン信号発信モードでビーコン信号発信機
の発信を制御することにより、電源電池の消費電力を節
約し、ビーコン信号の送信可能時間をできるだけ長くす
るものである。
【0011】また、第7の発明による人工衛星捜索位置
発信装置は、前記ビーコン信号発信制御部において、前
記位置算出部で算出した人工衛星の位置の時間的変化を
検知し、その変動が微小であることを判定した場合は、
捜索基地に送信する時間間隔を更に長くするビーコン信
号発信モードでビーコン信号発信機の発信を制御するこ
とにより、電源電池の消費電力を節約し、ビーコン信号
の送信可能時間をできるだけ長くするものである。この
場合、人工衛星の着水または着地地点の位置の変動は微
小であるため、通報電波の間隔を長くしても、捜索基地
では一旦受信した通報電波による位置を手がかりにして
捜索を行うことが可能である。
【0012】また、第8の発明による人工衛星捜索位置
発信装置は、前記電源電池の残量センサからの電池の残
量を人工衛星の位置情報と共に前記ビーコン信号発信機
から通報電波としてビーコン信号を発信する。捜索基地
では、受信したビーコン信号の中に示される人工衛星の
現在の電池の残量から、どのくらいの時間以内に人工衛
星を探し出さなければならないかを知ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係わる
人工衛星捜索位置発信装置を搭載した人工衛星が宇宙か
ら再突入して地球に帰還し捜索される様子を説明するた
めの図である。図中、1は宇宙から再突入して地球に帰
還した人工衛星、2はこの発明に関わる人工衛星捜索位
置発信装置、3はGPS信号を発信するGPS衛星、4
はGPS信号、5は通報電波、6は捜索用船舶や捜索用
航空機等の人工衛星捜索基地である。宇宙から再突入し
て地球に帰還した人工衛星1は、自動で人工衛星捜索位
置発信装置2の電源をオンにする。人工衛星捜索位置発
信装置2はGPS衛星3からのGPS信号4を受信し、
算出した自らの位置、電源電池の残量、温度を、人工衛
星捜索用の通報電波5として捜索用船舶や捜索用航空機
等の人工衛星捜索基地6に送信する。人工衛星捜索基地
6では、通報電波5を受信し、通報電波5の情報を手掛
かりに人工衛星1を捜索し、回収する。
【0014】図2は図1の人工衛星1に搭載された人工
衛星捜索位置発信装置2の構成ブロック図である。図
中、7はGPS信号受信用アンテナ、8は位置算出部、
9は供給電力モード決定部、10はディジタル地図記憶
部、11はビーコン信号発信機、12はビーコン信号送
信用アンテナ、13はビーコン発信機用電源電池、14
は電源電池の残量センサ、15は電源電池の温度セン
サ、16はビーコン信号発信機への供給電力、17は電
源管理用制御回路である。
【0015】GPS信号4をGPS信号受信用アンテナ
7で受信し、位置算出部8では受信したGPS信号4か
らGPS信号受信用アンテナ7の位置を算出する。GP
S信号受信用アンテナ7の位置を人工衛星1の代表点と
し、人工衛星1の位置とする。供給電力モード決定部9
は位置算出部8から入力された人工衛星1の位置がディ
ジタル地図記憶部10から読み出したディジタル地図の
どの圏内かを判別して電源電池13からビーコン信号発
信機11へ供給する電力16の供給電力モードを決定す
る。電源管理用制御回路17は供給電力モード決定部9
が設定した供給電力モードに対応してビーコン信号発信
機11から発信する電波の強度、送信時間、送信間隔を
制御することによってビーコン信号発信機11への供給
電力を制御する。ビーコン信号発信機11は制御された
電力で位置算出部8から入力された人工衛星1の位置を
通報電波5として発信する。
【0016】図3はディジタル地図に格納されている情
報とGPS信号から算出した人工衛星の現在位置が、人
工衛星の予定帰還点近傍のどの圏内にいるかを割り出
し、供給電力モードを決定することを説明するための図
である。図中、18は人工衛星の予定帰還点、19は供
給電力モードを示すエリア、20は人工衛星の帰還点で
ある。図4は、供給電力モードを説明するための図であ
る。図中、21はビーコン信号発信機11から送信され
る電波の強度、22は送信時間、23は送信間隔であ
る。
【0017】図3及び図4を用いて、人工衛星の帰還点
位置とディジタル地図に格納されている情報を元に供給
電力モード決定部9が設定する供給電力モードを説明す
る。ディジタル地図記憶部10に記憶されているディジ
タル地図は、例えば図3に示すもので、宇宙から地球へ
帰還する人工衛星1の予定帰還点18の近傍に例えば3
つのエリアで示した供給電力モードエリア19を規定し
ておく、供給電力モード決定部9は、位置算出部8から
入力された人工衛星位置をディジタル地図の中のどのモ
ードエリア19に帰還したかを判別する。例えば、図3
では内側から2番目として判別し、それに対応した供給
電力モードを設定する。供給電力モードは、例えば図4
に示すもので、ビーコン信号発信機11から発信する電
波の強度20、送信時間21、送信間隔22で表わさ
れ、図3の予定帰還点に近い一番内側のエリアでは電波
の強度20を弱く、送信時間21を短く、送信間隔22
を長くし、予定帰還点から遠い外側のエリアでは電波の
強度20を強く、送信時間21を長く、送信間隔22を
短くして、捜索基地への捜索電波を調整する。
【0018】図2において、電源電池13に取り付けた
電源電池の残量センサ14及び電源電池の温度センサ1
5の情報である電源電池の残量及び電源電池の温度から
供給電力モード決定部9は電源電池の残存電池容量を判
断し、残存電池容量が少ない場合は、上記ディジタル地
図から決定した供給電力モードに対して、さらに電力が
節約されるように、図3の送信間隔22を長くすること
により、送信可能時間を延長することが可能となる。
【0019】図2において、電源電池13に取り付けた
電源電池の残量センサ14及び電源電池の温度センサ1
5の情報である電源電池13の残量及び電源電池の温度
はビーコン信号発信機11へ入力され、ビーコン信号発
信機11は位置算出部8から入力された人工衛星位置と
共に通報電報5として発信する。図1において、人工衛
星捜索基地6では、受信した通報電波5の中に示される
電源電池13の現在の残量及び温度から、残存電池容量
を算出することができるので、どのくらいの時間以内に
人工衛星を探し出さなければならないかを知ることがで
きる。
【0020】図5は図1における位置算出部7から供給
電力モード決定部8へ入力される人工衛星位置の時間的
変化から人工衛星の移動量が基準値以下(微小)な場合
を説明するグラフである。図中、*はある時間における
位置を示し、24はこれを時間軸にプロットして示した
人工衛星位置の時間的変化で、25は人工衛星位置変動
微小範囲である。図2における供給電力モード決定部9
は位置算出部8から入力される人工衛星位置の時間的変
化24を検知し、その変動が人工衛星位置変動微小範囲
25内にあることを判定した場合は、さらに電力が節約
されるように、図3における送信間隔22を長くするこ
とにより、送信可能時間をさらに延長することが可能と
なる。
【0021】実施の形態2.図6は図1の人工衛星1に
搭載された人工衛星捜索位置発信装置2の実施の形態2
を示す構成ブロック図である。図中、7はGPS信号受
信用アンテナ、8は位置算出部、11はビーコン信号発
信機、12はビーコン信号送信用アンテナ、13は電源
電池、14は電源電池の残量センサ、26は太陽電池、
27は充電制御回路、28はシャント回路、29はビー
コン信号発信制御部である。図中、人工衛星捜索位置発
信装置2の内部の実線は電力ラインを、点線は信号ライ
ンを示している。また、電子機器への電源電池13から
の電力供給ラインは省略している。
【0022】GPS信号4をGPS信号受信用アンテナ
7で受信し、位置算出部8では受信したGPS信号4か
らGPS信号受信用アンテナ7の位置を算出する。GP
S信号受信用アンテナ7の位置を人工衛星1の代表点と
し、人工衛星1の位置とし、ビーコン信号発信機11は
位置算出部8から入力された人工衛星1の位置をビーコ
ン信号送信用アンテナ12から通報電波5として発信す
る。
【0023】一方、充電制御回路27は、電源電池の残
量センサ14の出力から電源電池13の容量を判断し、
電源電池13が充電可能な場合には、太陽電池26の発
生電流を電源電池13に供給し充電し、電源電池の残量
センサ14の出力から電源電池13がフル充電されてい
ると判断される場合には、発生電流をシャント回路28
へ流してシャント回路28で余剰な電流を消費すること
によって、電源電池の容量を保持し、ビーコン信号の送
信可能時間を長くする。
【0024】また、ビーコン信号発信制御部29は、電
源電池の残量センサ14の出力があらかじめ設定した残
量警告値以下の時、電源電池13への充電が十分でない
と判断し、ビーコン信号発信機11の電波の強度を小さ
くし送信の期間を短くし送信間隔を長くするビーコン信
号発信モードでビーコン信号発信機11の発信を制御す
ることにより、電源電池13の消費電力を節約し、ビー
コン信号の送信可能時間をできるだけ長くする。
【0025】さらに、ビーコン信号発信制御部29は、
位置算出部8で算出した人工衛星1の位置の時間的変化
を検知し、その変動が微小であると判断した場合は、図
1の人工衛星捜索基地6に送信する時間間隔を長くする
ビーコン信号発信モードでビーコン信号発信機11の発
信を制御することにより、電源電池13の消費電力を節
約し、ビーコン信号の送信可能時間をできるだけ長くす
る。
【0026】一方、ビーコン信号発信機11は電源電池
の残量センサ14の出力を位置算出部8から入力された
人工衛星1の位置と共にビーコン信号送信用アンテナ1
2から通報電波5として発信する。図1の人工衛星捜索
基地6では、受信したビーコン信号の中に示される人工
衛星1の現在の電池の残量から、どのくらいの時間以内
に人工衛星1を探し出さなければならないかを知ること
ができる。
【0027】図7は電源電池の残量センサ14の出力の
変化によって電源電池13の充電の動作を説明する図
で、図中、21はフル充電値、18はフル充電到達点
m、Yは残量警告値、tは残量警告値到達点を示す。
【0028】充電制御回路27は太陽電池26の発生電
流を電源電池13へフル充電値21に達するフル充電到
達点mまで充電する。充電が完了すると、充電制御回路
27は余剰の電流をシャント回路28へ流し、フル充電
値を保持するように充電とシャント回路28への分流を
繰り返すことによって、電源電池13の容量を保持し、
ビーコン信号の送信可能時間を長くする。
【0029】電源電池13の残量が図7で示したフル充
電値21を保持している間は、ビーコン信号発信制御部
29はビーコン信号発信モードとして図4に示すように
定常のビーコン信号発信モードの電波の強度21、送信
時間22、送信間隔23を設定し、ビーコン信号発信機
11はこれにしたがってビーコン信号を発信する。とこ
ろが、宇宙から地球へ再突入し帰還した人工衛星の着水
もしくは着地の状態によって太陽に対する太陽電池26
の方向が充電に十分な電流が発生されない場合や、ま
た、夜間や悪天候などで太陽電池26から電流が発生さ
れない場合、電源電池13の容量が小さくなる。そのた
めに、図7で示した残量警告値Tを設定し、電源電池1
3の残量がそれ以下になる場合は、ビーコン信号発信制
御部29はビーコン信号発信モードとして電波の強度2
1を小さく、送信時間22を短く、送信間隔23を長く
設定するビーコン信号発信モードを設定し、ビーコン信
号発信機11はこれにしたがってビーコン信号を発信し
電力を節約することによって電源電池13の消費を減少
させ、送信可能時間を延長することが可能となる。
【0030】図5は図6における位置算出部7からビー
コン信号発信制御部29へ入力される人工衛星位置の時
間的変化から人工衛星の移動量が微小な場合を説明する
グラフである。図中、*印はある時間における位置を示
し、24はこれを時間軸にプロットして示した人工衛星
位置の時間的変化で、25は人工衛星位置変動微小範囲
である。図6におけるビーコン信号発信制御部29は位
置算出部8から入力される人工衛星位置の時間的変化2
4を検知し、その変動が人工衛星位置変動微小範囲25
内にあることを判定した場合は、電力が節約されるよう
に、図4における送信間隔23を長く設定するビーコン
信号発信モードによりビーコン信号を発信し電力を節約
することによって電源電池13の消費を減少させ、送信
可能時間を延長することが可能となる。
【0031】図6において、電源電池13に取り付けた
電源電池の残量センサ14はビーコン信号発信機11へ
入力され、ビーコン信号発信機11は位置算出部8から
入力された人工衛星位置と共に通報電波5として発信す
る。図1の人工衛星捜索基地6では、受信した通報電波
5の中に示される電源電池13の現在の残存電池容量を
知ることができるので、どのくらいの時間以内に人工衛
星を探し出さなければならないかを知ることができる。
【0032】
【発明の効果】第1の発明によれば、宇宙から地球へ帰
還した人工衛星は自らの位置をGPS衛星から送られて
くるGPS信号を利用して算出し、予定帰還点近傍のデ
ィジタル地図を予め記憶しておき、算出した人工衛星の
帰還位置がディジタル地図におけるどの範囲かを判別
し、ビーコン信号発信機の送信電波の強度、送信時間、
送信間隔を制御することにより電源電池からビーコン発
信機へ無駄なく電力を供給できるので長時間の電波送信
が可能となり、従って捜索基地から人工衛星を捜索する
限度時間に従来よりも大幅に余裕を持たせることができ
るという効果がある。
【0033】第2の発明によれば、宇宙から地球へ帰還
した人工衛星は電源電池の残量及び温度から現在の残存
電池容量を算出し、残存電池容量を考慮してさらにビー
コン信号発信機の送信電波の強度、送信時間、送信間隔
の制御を行うことによって電力をさらに有効に供給でき
るので、さらに長時間の電波送信が可能となるという効
果がある。
【0034】第3の発明によれば、電源電池の残量及び
温度を通報電波で捜索基地に通報することにより、捜索
基地では、宇宙から地球へ帰還した人工衛星の現在の電
源電池の残存電池容量を算出し、人工衛星からの通報電
波の送信可能な時間を知ることができ、したがってどの
くらいの時間以内に人工衛星を探し出さなければならな
いかを知ることができるという効果がある。
【0035】第4の発明によれば、宇宙から地球へ帰還
した人工衛星は、算出した自己の帰還位置の時間的変化
を検知し、その変動が基準値以下(微小)であることを
判定した場合は、ビーコン信号発信機からの送信間隔を
長くする制御を行うことによって電力をさらに有効に供
給できるので、さらに長時間の電波送信が可能となると
いう効果がある。
【0036】第5の発明によれば、宇宙から地球へ帰還
した人工衛星は取り付けた太陽電池の発生電流により電
源電池を充電することによって電源電池の容量を保持す
ることができ、捜索基地へのビーコン信号の送信時間を
長くすることができるので、捜索基地から人工衛星を捜
索する時間に従来よりも大幅に余裕を持たせることがで
きるという効果がある。
【0037】第6の発明によれば、宇宙から地球へ帰還
した人工衛星は電源電池の残量を考慮してビーコン信号
発信機の送信電波の強度、送信時間、送信間隔の制御を
行うことによって電力を有効に供給できるので、長時間
の電波送信が可能となるという効果がある。
【0038】第7の発明によれば、宇宙から地球へ帰還
した人工衛星は、算出した自己の帰還位置の時間的変化
を検知し、その変動が微小であることを判定した場合
は、ビーコン信号発信機からの送信間隔を長くする制御
を行うことによって電力を有効に供給できるので、長時
間の電波送信が可能となるという効果がある。
【0039】第8の発明によれば、電源電池の残量を通
報電波で捜索基地に通報することにより、捜索基地で
は、宇宙から地球へ帰還した人工衛星の現在の電源電池
の残存電池から、人工衛星からの通報電波の送信可能な
時間を知ることができ、したがってどのくらいの時間以
内に人工衛星を探し出さなければならないかを知ること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の人工衛星捜索位置発信装置の実施
形態1による人工衛星の捜索を説明するための図であ
る。
【図2】 この発明の人工衛星捜索位置発信装置の実施
形態1を示すブロック図である。
【図3】 この発明によるディジタル地図の例である。
【図4】 この発明による電力供給モードを説明する図
である。
【図5】 この発明による人工衛星位置の時間的変化を
説明するための図である。
【図6】 この発明による人工衛星捜索位置発信装置の
実施形態2の構成ブロック図である。
【図7】 この発明による人工衛星捜索位置発信装置の
実施形態2に用いる電源電池の残量の変化の例である。
【符号の説明】
1 人工衛星、2 人工衛星捜索位置発信装置、3 G
PS衛星、4 GPS信号、5 通報電波、6 人工衛
星捜索基地、7 GPS信号受信用アンテナ、8 位置
算出部、9 供給電力モード決定部、10 ディジタル
地図記憶部、11 ビーコン信号発信機、12 ビーコ
ン信号送信用アンテナ、13 電源電池、14 電源電
池の残量センサ、15 電源電池の温度センサ、16
ビーコン信号発信機への供給電力、17 電源管理用制
御回路、18 人工衛星予定帰還点、19 供給電力モ
ードエリア、20 人工衛星帰還点、21 電波の強
度、22 送信時間、23 送信間隔、24 人工衛星
位置の時間的変化、25 人工衛星位置変動微小範囲、
26 太陽電池、27 充電制御回路、28 シャント
回路、29 ビーコン信号制御部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宇宙から地球へ再突入し帰還する人工衛
    星に搭載されたGPS(Global Positio
    ning System)アンテナと、このGPSアン
    テナから受信するGPS信号から人工衛星の位置を算出
    する位置算出部と、この位置算出部で算出した人工衛星
    の位置を船舶、航空機等の捜索基地に通報電波として発
    信するビーコン信号発信機と、前記通報電波を送信する
    ためのビーコン信号送信アンテナと、前記ビーコン信号
    発信機へ電力を供給する電源電池と、予定帰還点近傍の
    ディジタル地図を記憶しているディジタル地図記憶部
    と、前記位置算出部から入力された人工衛星の位置がデ
    ィジタル地図記憶部から読み出したディジタル地図のど
    の圏内かを判別して前記ビーコン発信機への電源電池の
    消費電力を節約する供給電力モードを決定する供給電力
    モード決定部と、前記供給電力モードに応じてビーコン
    信号発信機から発信する電波の強度、送信時間、送信間
    隔を制御することにより前記電源電池の電力を管理する
    電源管理用制御回路とを有する人工衛星捜索位置発信装
    置。
  2. 【請求項2】 電源電池の残量センサと電源電池の温度
    センサを有し、前記供給電力モード決定部は、電源電池
    の残量センサからの電池の残量と、電源電池の温度セン
    サからの電池温度とから電源電池の残存電池容量を判断
    して電源電池の消費電力をさらに節約するビーコン発信
    機への電源電池の供給電力モードを決定する請求項1記
    載の人工衛星捜索位置発信装置。
  3. 【請求項3】 前記ビーコン信号発信機は、前記電源電
    池の残量センサからの電池の残量および前記電源電池の
    温度センサからの電池の温度を人工衛星の位置と共に通
    報電波として発信する請求項1記載の人工衛星捜索位置
    発信装置。
  4. 【請求項4】 前記供給電力モード決定部は、位置算出
    部から入力される人工衛星の位置の時間的変化を検知
    し、その変動量が基準値以下かどうかを判定し、基準値
    以下の場合、電池が節約されるように電源電池の投入時
    間を制限する供給電力モードを設定する請求項1記載の
    人工衛星捜索位置発信装置。
  5. 【請求項5】 宇宙から地球へ再突入し帰還する人工衛
    星に搭載されたGPS(Global Positio
    ning System)アンテナと、GPSアンテナ
    から受信するGPS信号から人工衛星の位置を算出する
    位置算出部と、この位置算出部で算出した人工衛星の位
    置を船舶、航空機等の捜索基地に通報電波として発信す
    るビーコン信号発信機と、通報電波を送信するためのビ
    ーコン信号送信アンテナと、構成電子機器へ電力を供給
    する電源電池と、太陽光を受けて電流を発生する太陽電
    池と、余剰の電流を消費するシャント回路と、上記太陽
    電池発生電流の電源電池への充電と余剰の電流の上記シ
    ャント回路への分流を行う充電制御回路とを有する人工
    衛星捜索位置発信装置。
  6. 【請求項6】 電源電池の残量センサ出力が小さく、電
    源電池への充電が十分でないと判断した時、電源電池の
    消費電力を節約するビーコン信号発信モードを決定する
    ビーコン信号発信制御部を有する請求項5記載の人工衛
    星捜索位置発信装置。
  7. 【請求項7】 前記位置算出部から入力される人工衛星
    の位置の時間的変化を検知し、その変動量が微小である
    と判断した場合、消費電力を節約するビーコン信号発信
    モードを決定するビーコン信号発信制御部を有する請求
    項5記載の人工衛星捜索位置発信装置。
  8. 【請求項8】 前記ビーコン信号発信機は、前記電源電
    池の残量センサからの電池の残量を人工衛星の位置と共
    に通報電波として発信する請求項5記載の人工衛星捜索
    位置発信装置。
JP27551397A 1997-06-02 1997-10-08 人工衛星捜索位置発信装置 Pending JPH1152039A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27551397A JPH1152039A (ja) 1997-06-02 1997-10-08 人工衛星捜索位置発信装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14376097 1997-06-02
JP9-143760 1997-06-02
JP27551397A JPH1152039A (ja) 1997-06-02 1997-10-08 人工衛星捜索位置発信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1152039A true JPH1152039A (ja) 1999-02-26

Family

ID=26475409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27551397A Pending JPH1152039A (ja) 1997-06-02 1997-10-08 人工衛星捜索位置発信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1152039A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009036749A (ja) * 2007-07-09 2009-02-19 Seiko Epson Corp 衛星信号受信装置、衛星信号受信装置付き計時装置及び衛星信号受信方法
JP2012177704A (ja) * 1999-04-07 2012-09-13 Casio Comput Co Ltd 測位装置
KR101318781B1 (ko) * 2011-08-31 2013-10-17 아주대학교산학협력단 폭발 또는 급속 방전을 이용한 데이터 전송이 가능한 통신 장치
JP2014202556A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 株式会社Ihiエアロスペース 再突入位置特定装置と方法
JP2016088337A (ja) * 2014-11-06 2016-05-23 株式会社Ihiエアロスペース 宇宙機の探索回収システム
JP2017208939A (ja) * 2016-05-18 2017-11-24 大日本印刷株式会社 発信装置、発信方法、及びプログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012177704A (ja) * 1999-04-07 2012-09-13 Casio Comput Co Ltd 測位装置
JP2009036749A (ja) * 2007-07-09 2009-02-19 Seiko Epson Corp 衛星信号受信装置、衛星信号受信装置付き計時装置及び衛星信号受信方法
KR101318781B1 (ko) * 2011-08-31 2013-10-17 아주대학교산학협력단 폭발 또는 급속 방전을 이용한 데이터 전송이 가능한 통신 장치
JP2014202556A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 株式会社Ihiエアロスペース 再突入位置特定装置と方法
JP2016088337A (ja) * 2014-11-06 2016-05-23 株式会社Ihiエアロスペース 宇宙機の探索回収システム
JP2017208939A (ja) * 2016-05-18 2017-11-24 大日本印刷株式会社 発信装置、発信方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7072668B2 (en) Durable global asset-tracking device and a method of using the same
US5448773A (en) Long life portable global position system receiver
JP3410471B2 (ja) 電力消費量を低減する為に運動センサを用いた移動追跡装置
EP1907874B1 (en) Satellite positioning system receivers and methods
US8188916B2 (en) Position/time detecting apparatus and timepiece including the apparatus
EP2659467B1 (en) Power management in wireless tracking device operating with restricted power source
US8554173B2 (en) Position locating device and position determining system
US7567207B2 (en) Wireless mobile terminal using sensors for controlling autonomous and assisted GPS modes
US20150011249A1 (en) Mobile device location determination using wi-fi signals
US20080162968A1 (en) Wake interval adjustment based on charge level
EP2072950A2 (en) Navigation system comprising a low-power mode
EP3513226A1 (en) Distributed weather monitoring system
CN109729491A (zh) 一种车辆位置信息传输的方法及装置
JPH1038993A (ja) 測位装置
JP4572652B2 (ja) 車載無線装置
US20080012759A1 (en) Power control device for GPS receiver and method of controlling power thereof
JPH1152039A (ja) 人工衛星捜索位置発信装置
JP4082428B2 (ja) 緊急通報装置及びシステム
US20080068261A1 (en) Exchanging Condition Information Between A GPS Receiver And A Display Unit Device
CN111970660A (zh) 一种基于卫星物联网的船载卫星多模终端
JP3453924B2 (ja) Gps受信機及びその制御方法
CN223597902U (zh) 定位电路及电子设备
JP2004028840A (ja) 計測用浮体およびその作動管理システム
CN201069604Y (zh) 远程指令式导航系统
JP2008136259A (ja) ネットワークシステム、ネットワークシステムの電源システム制御方法及びその制御プログラム