JPH115211A - Alcスラリーの鋳込装置および鋳込方法 - Google Patents

Alcスラリーの鋳込装置および鋳込方法

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JPH115211A
JPH115211A JP17520197A JP17520197A JPH115211A JP H115211 A JPH115211 A JP H115211A JP 17520197 A JP17520197 A JP 17520197A JP 17520197 A JP17520197 A JP 17520197A JP H115211 A JPH115211 A JP H115211A
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JP
Japan
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casting
slurry
alc
mold
alc slurry
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JP17520197A
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English (en)
Inventor
Yoshishige Hosaka
義重 保坂
Nobutada Yoshizaki
展正 吉崎
Naoki Kitahara
直紀 北原
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モールドの底部に塗布したALC潤滑用のオ
イルの剥離を防止するのみならず、製品歩留りを向上せ
しめ、しかも空気を巻き込む乱流を起こさずにALCス
ラリーを注入できるALCスラリーの鋳込装置および鋳
込方法を提供する。 【解決手段】 ALCスラリーをモールドに鋳込むため
の偏平で有底中空体からなる鋳込ノズルは、前記中空部
の正面形状がほぼ台形で、該中空部の底面形状が対向す
る長手方向の両側面の中央部で括れたほぼ小鼓状を呈
し、前記両側面で水平方向に開口する鋳込口が前記ノズ
ルの底面から30〜100mmに位置して設けられてい
るALCスラリーの鋳込装置を特徴とし、さらに前記鋳
込口には整流用の金網が取付けられていることを特徴と
し、また上記した構成を有するALCスラリーの鋳込装
置の鋳込ノズルを全体としてモールド内へ挿入し、AL
Cスラリーを前記モールドの底部へ注入しながら鋳込む
ALCスラリーの鋳込方法を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量気泡コンクリ
ート(以下ALCという)の製造に際して、モールドに
ALCスラリーを鋳込むための鋳込装置および鋳込方法
に関するもので、さらに詳細には鋳込装置に用いる鋳込
ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築材料として知られているALCの製
造方法は、一般に珪石、セメント、石灰などの粉末を水
に分散してスラリーとし、これに発泡用のアルミニウム
粉末を加えてから速やかにモールド内に注入して、該ア
ルミニウム粉末がスラリー中の水分と反応して発生する
ガスによりALCスラリーを膨張させて固化させる。
【0003】従来、このようなALCスラリーをモール
ドに鋳込む方法は、図6に示す通りミキサー1により撹
拌、混合されたスラリーを注入管5をモールド2の側壁
に沿って弯曲させモールド2の底部2−1に近傍して下
に向けて開口する注入管5の注入口5−1より流出せし
め、また異物除去用の金網7をモールド2内において鉄
筋マット6の端部と注入管5の間でモールド2の側壁と
平行に垂直方向に配置させるものである。
【0004】しかしこの方法によると、モールド2の底
部2−1に向かって注入管5の注入口5−1よりALC
スラリーを注入するので、モールド2の底部2−1の表
面に予め塗布しておいたALC湿潤用のオイルがスラリ
ーの流出の勢いによって剥離してしまう不都合が発生し
ていた。また、注入管5がモールド2内に挿入されるの
で、少なくとも注入管5の直径に相当する部分には鉄筋
6を配備できず、したがってALCの製造後にこの部分
を切除して廃棄するために製品歩留まりを悪化させると
いう不経済も発生していた。
【0005】
【発明か解決しようとする課題】このような問題点を考
慮して提案された特開平8−300339号公報では、
箱形の内部を垂直方向の隔壁で仕切って2つの室が形成
されたALCスラリーの鋳込装置が開示されている。す
なわちこの公報ではALCスラリー供給側の第1室と、
下方側部にモールド内への注入口を有し、前記隔壁の下
方位置に第1室と連絡するための連絡口を有する第2室
とを形成し、該第2室内の注入口と連絡口との間には垂
直に異物除去用の金網を配設したスラリーの鋳込み装置
が開示されている。しかしながらこの公報で提案された
装置は大型の鋳込装置をモールド内に挿入してALCス
ラリーを鋳込むため、鉄筋をモールドのほぼ全体に亘っ
て配備することができず、モールドの容積に比べて製造
されるALCが小型となるので、製品歩留まりを改良す
るという要求は未だ満たすことができなかった。
【0006】したがって本発明の目的は、モールドの底
部に塗布したALC潤滑用のオイルの剥離を防止するの
みならず、製品歩留りを向上せしめ、しかも空気を巻込
む乱流を起こさずにモールド内にALCスラリーを注入
できるALCスラリーの鋳込装置および鋳込方法を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の第1の実施態様は、ALCスラリーをモールド
に鋳込むための偏平で有底中空体からなる鋳込ノズル
は、前記中空部の正面形状がほぼ台形で、該中空部の底
面形状が対向する長手方向の両側面の中央部で括れたほ
ぼ小鼓状を呈し、前記両側面で水平方向に開口する鋳込
口が前記ノズルの底面から30〜100mmに位置して
設けられているALCスラリーの鋳込装置を特徴とする
ものであり、さらに前記鋳込口には整流用の金網が取付
けられていることを特徴とするものである。
【0008】また本発明の第2の実施態様は、上記した
構成を有するALCスラリーの鋳込装置の鋳込ノズルを
全体としてモールド内へ挿入し、ALCスラリーを前記
モールドの底部へ注入しながら鋳込むALCスラリーの
鋳込方法を特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を図面に従って説明する。
図1は本発明に係るALCスラリーの鋳込装置を備えた
ALCの製造設備の全体概略図、図2は図1の要部を示
す概略側面図、図3は本発明に係る鋳込装置の斜視図、
図4はモールド内に挿入された鋳込装置の概略正面図、
図5は図4のA−A線上の断面図で、1はミキサー、2
はミキサー1により撹拌、混合されたスラリーのための
モールド、3はスラリーをモールド2へ鋳込むための鋳
込装置、5は流路開閉用のダンパー4が介在された注入
管、6はモールド2内に配備される鉄筋である。
【0010】本発明に係る鋳込装置3は、スラリーヘッ
ダー3−1と、その下部に延長する鋳込ノズル3−3と
を主たる構成要件とするものである。そしてALCスラ
リーヘッダー3−1にはミキサー1により撹拌、混合さ
れたALCスラリーが流路を開閉するダンパー4を介し
て注入管5より内部に送り込まれ、一旦貯留されるよう
になっている。またALCスラリーヘッダー3−1の内
壁全周に亘って金網3−2が設けられており、該金網に
より流入するALCスラリー中の異物が除去されるよう
になっている。また前記ALCスラリーヘッダー3−1
の下方に延長する鋳込ノズル3−3は、その上端におい
て前記金網3−2の内部に開口し、かつ全高がモールド
2の高さよりも長く形成されており、このことによって
鋳込ノズル3−3はALCスラリーをモールド2への注
入が完了した後、鋳込まれたスラリーが逆流してALC
スラリーヘッダー3−1へ到達することがないようにな
っている。
【0011】前記鋳込装置3の鋳込ノズル3−3は扁平
な有底中空体に構成されており、前記中空部の正面形状
は上方から下方に向かって拡大するほぼ台形で、また該
中空部の底面形状は図5に示すように対向する長手方向
の両側面の中央部で括れたほぼ小鼓状を呈している。
【0012】また鋳込ノズル3−3の長手方向の両側
面、すなわち正面側と裏面側には水平方向に開口する長
孔状の鋳込口3−4が設けられ、該鋳込口3−4は鋳込
ノズル3−3の底面から30〜100mmの高さに位置
する。さらに前記鋳込口3−4は、鋳込ノズル3−3の
長手方向の両側面のほぼ全長に亘って水平方向に延長し
て設けられていることが望ましい。なお鋳込口3−4と
鋳込ノズル3−3の底面との距離を前記したように30
〜100mmとした理由は、この距離が30mm未満で
あると鋳込口3−4から注入されるALCスラリーの勢
いが強いのでモールド2に塗布されているオイルを剥離
してしまう。一方この距離が100mmを超えると鋳込
ノズル3−3の底面にALCスラリーが滞留し無駄とな
るスラリーが多量となるため不経済であるからである。
【0013】また、長孔状の鋳込口3−4の幅は50〜
100mmとすることが望ましく、その幅が50mm未
満であるとALCスラリーが短時間でモールド2に注入
されることを阻害し、また100mmを超えるとスラリ
ーが注入される際に乱流状態となり空気が巻き込まれ易
くなる。したがって鋳込口3−4の幅を50〜100m
mとすると、ALCスラリーを短時間でかつ空気が巻き
込まれることなくモールド2に注入できる。
【0014】前記した通り鋳込装置3の鋳込ノズル3−
3の中空部の底面形状は対向する長手方向の両側面の中
央部で括れたほぼ小鼓状、すなわち中空部の底面形状は
中央部よりその両端部に向けて除々に開口面積が大きく
なるよう形成されている。そして前記中空部の中央部の
幅に対して両端部の幅は1.5〜2.0倍とすることが
好ましい。その理由は両端部の幅が1.5倍未満である
と鋳込口3−4から流出するALCスラリーの流れが中
央部ほど大となりモールド2に鋳込まれるALCスラリ
ー量がモールドの幅方向で不均一となり、また2.0倍
を超えると逆にモールド2の両端部に近い領域でALC
スラリーの流れが大になってALCスラリー量がやはり
不均一となるからである。
【0015】また鋳込口3−4の開口部には全面に亘っ
て金網3−5を張設しておくことが好ましい。この金網
3−5を張設することによりALCスラリー鋳込時の流
速を抑制して乱流を防止し空気が巻き込まれることがな
い。なおこの金網の目の粗さはALCスラリーの鋳込時
間および流れの状態によって適宜決めることができる。
【0016】
【実施例】次に本発明の一実施例を説明する。ミキサー
1で撹拌、混合されたALCスラリーは、ダンパー4の
開弁後、流量0.08m/秒で注入管5を経由してス
ラリーヘッダー3−1へ至り、スラリーヘッダー3−1
内がALCスラリーで満たされると異物除去用金網3−
2でALCスラリー中の異物を除去しながら上端部の開
口を通って高さ725mm、底辺の幅1400mm、長
辺の幅450mmで、両端部の内側の厚さ20mm,中
央の括れ部の内側の厚さ10mmの鋳込ノズル3−3の
中空部へ流入した。
【0017】この流入したALCスラリーは、前記した
通り中央部よりその両端部に向けて除々に開口面積が大
きくなるよう形成されている中空部を有する鋳込ノズル
3−3により流れが均一化され、鋳込ノズル3−3の底
面より60mmに位置して幅60mm、長さ655mm
の4つの鋳込口3−4に設けた整流用の金網3−5を通
って深さ640mm、幅1580mm、長さ6040m
mのモールド2内へ流入したが、この際に鋳込口3−5
に取付けられた整流用金網3−5によって抵抗を受けた
ALCスラリーは、流速を落として乱流のない水平方向
の流入を可能にした。またモールド2の底部2−1に塗
布されているALC潤滑用オイルの剥離も防止できた。
さらに上記した通りの偏平の鋳込ノズル3−3を使用す
ることによりモールド2内で鋳込ノズル3−1の占める
空間を減少して製品の歩留まりを向上することができ
た。
【0018】
【発明の効果】本発明は次のような効果を有する。 1.鋳込ノズルが偏平なのでモールド内で該鋳込ノズル
の占める空間を減少して製品の歩留まりを向上すること
ができる。 2.鋳込口がモールドの底部に近いので乱流を起こすこ
となく空気の巻き込みが極めて少ない。 3.ALCスラリーが鋳込ノズルの底面よりも少し高い
位置から水平方向に注入されるので、モールドの底部に
塗布されたALC潤滑用のオイルを剥離することがな
い。 4.異物除去用金網を内装するALCスラリーヘッダー
と広面積の鋳込口を有するので、モールドに短時間でA
LCスラリーを注入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るALCスラリーの鋳込装置を備え
たALCの製造設備の全体概略図である。
【図2】図1の要部を示す概略側面図である。
【図3】本発明に係る鋳込装置の斜視図である。
【図4】モールド内に挿入された鋳込装置の概略正面で
ある。
【図5】図4のA−A線上の断面図である。
【図6】従来技術のALCスラリーの鋳込装置を備えた
ALCの製造設備の全体概略図である。
【符号の説明】
1 ミキサー 2 モールド 2−1 底部 3 鋳込装置 3−1 ALCスラリーヘッダー 3−2 異物除去用金網 3−3 鋳込ノズル 3−4 鋳込口 3−5 整流用金網 4 ダンパー 5 注入管 6 鉄筋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ALCスラリーをモールドに鋳込むため
    の偏平で有底中空体からなる鋳込ノズルは、前記中空部
    の正面形状がほぼ台形で、該中空部の底面形状が対向す
    る長手方向の両側面の中央部で括れたほぼ小鼓状を呈
    し、前記両側面で水平方向に開口する鋳込口が前記ノズ
    ルの底面から30〜100mmに位置して設けられてい
    ることを特徴とするALCスラリーの鋳込装置。
  2. 【請求項2】 前記鋳込口には整流用の金網が取付けら
    れていることを特徴とする請求項1記載のALCスラリ
    ーの鋳込装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のALCスラリーの鋳込装
    置の鋳込ノズルを全体としてモールド内へ挿入し、AL
    Cスラリーを前記モールドの底部へ注入しながら鋳込む
    ことを特徴とするALCスラリーの鋳込方法。
JP17520197A 1997-06-16 1997-06-16 Alcスラリーの鋳込装置および鋳込方法 Pending JPH115211A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4666757A (en) * 1985-11-08 1987-05-19 Howtek, Inc. Color printed record
US4721635A (en) * 1985-11-08 1988-01-26 Howtek, Inc. Color printed record and method
WO2014106695A1 (fr) * 2013-01-03 2014-07-10 Philippe Caruso Dispositif de fabrication de panneau synthetique a godet de coulee large
CN115816631A (zh) * 2022-12-30 2023-03-21 重庆锦晖陶瓷有限公司 一种沉浸式注浆方法

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